JPH1060537A - 連続式加熱炉への鋼片装入順決定方法及びその装置 - Google Patents
連続式加熱炉への鋼片装入順決定方法及びその装置Info
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- JPH1060537A JPH1060537A JP23474096A JP23474096A JPH1060537A JP H1060537 A JPH1060537 A JP H1060537A JP 23474096 A JP23474096 A JP 23474096A JP 23474096 A JP23474096 A JP 23474096A JP H1060537 A JPH1060537 A JP H1060537A
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋼片の装入温度にかかわらず、目標抽出温度
からの偏差が小さく、燃料ロスの生じ難い連続式加熱炉
への鋼片装入順決定方法及び装置を提供する。 【解決手段】 複数の連続式加熱炉から鋼片(スラブ)
を順次抽出して圧延ラインに供給する際の連続式加熱炉
への鋼片装入順決定方法である。鋼片の装入温度から抽
出目標温度まで鋼片を加熱するのに要する必要熱量を算
出し(S2)、該必要熱量に基づいて鋼片を装入する連
続式加熱炉を仮決定し(S3,S4)、仮決定した各連
続式加熱炉において圧延スケジュールの制約条件から鋼
片の装入順を仮決定し(S5)、仮決定した装入順に従
って装入した鋼片を各連続式加熱炉から順次抽出する場
合、圧延スケジュールの制約条件を満足しない鋼片があ
るとき、制約条件を満足するように該鋼片を中心とする
複数の鋼片間で入れ替えて(S6,S7)、各連続式加
熱炉における鋼片の装入順を決定する。
からの偏差が小さく、燃料ロスの生じ難い連続式加熱炉
への鋼片装入順決定方法及び装置を提供する。 【解決手段】 複数の連続式加熱炉から鋼片(スラブ)
を順次抽出して圧延ラインに供給する際の連続式加熱炉
への鋼片装入順決定方法である。鋼片の装入温度から抽
出目標温度まで鋼片を加熱するのに要する必要熱量を算
出し(S2)、該必要熱量に基づいて鋼片を装入する連
続式加熱炉を仮決定し(S3,S4)、仮決定した各連
続式加熱炉において圧延スケジュールの制約条件から鋼
片の装入順を仮決定し(S5)、仮決定した装入順に従
って装入した鋼片を各連続式加熱炉から順次抽出する場
合、圧延スケジュールの制約条件を満足しない鋼片があ
るとき、制約条件を満足するように該鋼片を中心とする
複数の鋼片間で入れ替えて(S6,S7)、各連続式加
熱炉における鋼片の装入順を決定する。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、圧延スケジュール
に従って圧延される複数の鋼片を、複数の連続式加熱炉
へ装入する際の鋼片装入順決定方法およびその装置に関
する。
に従って圧延される複数の鋼片を、複数の連続式加熱炉
へ装入する際の鋼片装入順決定方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造機の鋳造能力と、圧延ラインに
おける圧延処理能力とは相違するのが通例であるため、
連続鋳造機により鋳造され、適宜の長さで切断された鋼
片は、一旦、スラブヤードで蓄えられた後、ロール組替
単位毎に設定される圧延スケジュール(圧延順)に従っ
て、必要とされる鋼片が選択抽出され、加熱炉に装入さ
れ、抽出目標温度に加熱後、加熱炉から抽出して、圧延
ラインに供給される。加熱炉としては、通常、鋼片を装
入端から装入し、抽出端から抽出する連続式加熱炉が使
用される。
おける圧延処理能力とは相違するのが通例であるため、
連続鋳造機により鋳造され、適宜の長さで切断された鋼
片は、一旦、スラブヤードで蓄えられた後、ロール組替
単位毎に設定される圧延スケジュール(圧延順)に従っ
て、必要とされる鋼片が選択抽出され、加熱炉に装入さ
れ、抽出目標温度に加熱後、加熱炉から抽出して、圧延
ラインに供給される。加熱炉としては、通常、鋼片を装
入端から装入し、抽出端から抽出する連続式加熱炉が使
用される。
【0003】なお、圧延スケジュールは、ある制約条件
の下で圧延順が設定されるものであり、例えばコフィン
形と称されるものでは、ワークロール表面の偏摩耗等を
考慮して、板幅の広いものから狭いものへと圧延順が設
定される。
の下で圧延順が設定されるものであり、例えばコフィン
形と称されるものでは、ワークロール表面の偏摩耗等を
考慮して、板幅の広いものから狭いものへと圧延順が設
定される。
【0004】鋼片の加熱炉への装入に際しては、加熱効
率を上げるために種々の方策が採られている。例えば、
特開昭63−53215号公報には、鋼片の抽出目標温
度が滑らかに揃うように装入順を決定することが記載さ
れている。また、特公平3−77851号公報には、鋼
片を熱片と冷片とに区分し、各鋼片を熱片加熱用加熱炉
と冷片加熱用加熱炉とで加熱する操炉方法が提案されて
いる。
率を上げるために種々の方策が採られている。例えば、
特開昭63−53215号公報には、鋼片の抽出目標温
度が滑らかに揃うように装入順を決定することが記載さ
れている。また、特公平3−77851号公報には、鋼
片を熱片と冷片とに区分し、各鋼片を熱片加熱用加熱炉
と冷片加熱用加熱炉とで加熱する操炉方法が提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
技術では、抽出目標温度のみに着目して鋼片の装入順を
決定するために、高温の鋼片を連続式加熱炉に装入する
場合に燃料投入量に無駄が生じる。図6は当該技術によ
る鋼片装入順と装入温度、抽出目標温度、該抽出目標温
度に加熱する際に要する燃料投入量との関係を示したも
ので、抽出目標温度がスムーズに変化するように装入順
が決定されているが、高温の鋼片を装入した場合、鋼片
が過剰に加熱され、抽出実績においては、目標抽出温度
よりも非常に高くなってしまうという問題がある。
技術では、抽出目標温度のみに着目して鋼片の装入順を
決定するために、高温の鋼片を連続式加熱炉に装入する
場合に燃料投入量に無駄が生じる。図6は当該技術によ
る鋼片装入順と装入温度、抽出目標温度、該抽出目標温
度に加熱する際に要する燃料投入量との関係を示したも
ので、抽出目標温度がスムーズに変化するように装入順
が決定されているが、高温の鋼片を装入した場合、鋼片
が過剰に加熱され、抽出実績においては、目標抽出温度
よりも非常に高くなってしまうという問題がある。
【0006】また、後者の技術では、鋼片温度に応じて
装入すべき加熱炉を決定しているが、加熱炉に装入する
際の鋼片温度(装入温度)のみに着目し、抽出目標温度
が考慮されていないために、温度領域によっては、燃料
ロスが生じ、生産性が低下するという問題がある。
装入すべき加熱炉を決定しているが、加熱炉に装入する
際の鋼片温度(装入温度)のみに着目し、抽出目標温度
が考慮されていないために、温度領域によっては、燃料
ロスが生じ、生産性が低下するという問題がある。
【0007】本発明はかかる問題に鑑みなされたもの
で、鋼片の装入温度にかかわらず、目標抽出温度からの
偏差が小さく、燃料ロスの生じ難い連続式加熱炉への鋼
片装入順決定方法及びその装置を提供する。
で、鋼片の装入温度にかかわらず、目標抽出温度からの
偏差が小さく、燃料ロスの生じ難い連続式加熱炉への鋼
片装入順決定方法及びその装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の連続式加熱炉へ
の鋼片装入順決定方法は、複数の鋼片を複数の連続式加
熱炉に装入して加熱後、各連続式加熱炉から鋼片を順次
抽出して圧延ラインに供給する際の連続式加熱炉への鋼
片装入順決定方法であって、連続式加熱炉へ装入する際
の鋼片の装入温度から抽出目標温度まで鋼片を加熱する
のに要する必要熱量を算出し、該必要熱量に基づいて鋼
片を装入する連続式加熱炉を仮決定し、仮決定した各連
続式加熱炉において圧延スケジュールの制約条件から鋼
片の装入順を仮決定し、仮決定した装入順に従って鋼片
を各連続式加熱炉に装入し、各連続式加熱炉から鋼片を
順次抽出することとした場合、順次抽出した鋼片のうち
圧延スケジュールの制約条件を満足しない鋼片があると
き、制約条件を満足するように該鋼片を中心とする複数
の鋼片を連続式加熱炉間で入れ替えて、各連続式加熱炉
における鋼片の装入順を決定する。
の鋼片装入順決定方法は、複数の鋼片を複数の連続式加
熱炉に装入して加熱後、各連続式加熱炉から鋼片を順次
抽出して圧延ラインに供給する際の連続式加熱炉への鋼
片装入順決定方法であって、連続式加熱炉へ装入する際
の鋼片の装入温度から抽出目標温度まで鋼片を加熱する
のに要する必要熱量を算出し、該必要熱量に基づいて鋼
片を装入する連続式加熱炉を仮決定し、仮決定した各連
続式加熱炉において圧延スケジュールの制約条件から鋼
片の装入順を仮決定し、仮決定した装入順に従って鋼片
を各連続式加熱炉に装入し、各連続式加熱炉から鋼片を
順次抽出することとした場合、順次抽出した鋼片のうち
圧延スケジュールの制約条件を満足しない鋼片があると
き、制約条件を満足するように該鋼片を中心とする複数
の鋼片を連続式加熱炉間で入れ替えて、各連続式加熱炉
における鋼片の装入順を決定する。
【0009】また、本発明の連続式加熱炉への鋼片装入
順決定装置は、複数の鋼片を複数の連続式加熱炉に装入
して加熱後、各連続式加熱炉から鋼片を順次抽出して圧
延ラインに供給する際の連続式加熱炉への鋼片装入順決
定装置であって、連続式加熱炉へ装入する際の鋼片の装
入温度から抽出目標温度まで鋼片を加熱するのに要する
必要熱量を算出する必要熱量演算手段と、該必要熱量に
基づいて鋼片を装入する連続式加熱炉を仮決定する加熱
炉仮決定演算手段と、仮決定した各連続式加熱炉におい
て圧延スケジュールの制約条件から鋼片の装入順を仮決
定する装入順仮決定演算手段と、仮決定した装入順に従
って鋼片を各連続式加熱炉に装入し、各連続式加熱炉か
ら鋼片を順次抽出することとした場合、順次抽出した鋼
片のうち圧延スケジュールの制約条件を満足しない鋼片
があるとき、制約条件を満足するように該鋼片を中心と
する複数の鋼片を連続式加熱炉間で入れ替えて、各連続
式加熱炉における鋼片の装入順を決定する装入順決定演
算手段とを備える。
順決定装置は、複数の鋼片を複数の連続式加熱炉に装入
して加熱後、各連続式加熱炉から鋼片を順次抽出して圧
延ラインに供給する際の連続式加熱炉への鋼片装入順決
定装置であって、連続式加熱炉へ装入する際の鋼片の装
入温度から抽出目標温度まで鋼片を加熱するのに要する
必要熱量を算出する必要熱量演算手段と、該必要熱量に
基づいて鋼片を装入する連続式加熱炉を仮決定する加熱
炉仮決定演算手段と、仮決定した各連続式加熱炉におい
て圧延スケジュールの制約条件から鋼片の装入順を仮決
定する装入順仮決定演算手段と、仮決定した装入順に従
って鋼片を各連続式加熱炉に装入し、各連続式加熱炉か
ら鋼片を順次抽出することとした場合、順次抽出した鋼
片のうち圧延スケジュールの制約条件を満足しない鋼片
があるとき、制約条件を満足するように該鋼片を中心と
する複数の鋼片を連続式加熱炉間で入れ替えて、各連続
式加熱炉における鋼片の装入順を決定する装入順決定演
算手段とを備える。
【0010】本発明によると、圧延対象となる鋼片の必
要熱量が算出され、この必要熱量が近似した鋼片毎に好
適な熱容量を有する連続式加熱炉が決定され、しかも各
連続式加熱炉から鋼片を順次抽出する際に圧延スケジュ
ールの制約条件も満足するように装入順が決定されるの
で、本発明により決定された装入順により各連続式加熱
炉に鋼片を装入すれば、無駄焼けがなく、また装入時の
鋼片の保有熱量の損失を抑制して、目標抽出温度に効率
よく加熱することができ、省エネルギーと生産性の最適
化を図ることができる。
要熱量が算出され、この必要熱量が近似した鋼片毎に好
適な熱容量を有する連続式加熱炉が決定され、しかも各
連続式加熱炉から鋼片を順次抽出する際に圧延スケジュ
ールの制約条件も満足するように装入順が決定されるの
で、本発明により決定された装入順により各連続式加熱
炉に鋼片を装入すれば、無駄焼けがなく、また装入時の
鋼片の保有熱量の損失を抑制して、目標抽出温度に効率
よく加熱することができ、省エネルギーと生産性の最適
化を図ることができる。
【0011】図5は、本発明により装入順を決定した場
合の一の連続式加熱炉における鋼片装入順と装入温度、
抽出目標温度、該抽出目標温度に加熱する際に要する燃
料投入量との関係を概念的に示したもので、抽出目標温
度に加熱するに必要な熱量のバラツキが少なく、このた
め目標投入量を越える無駄な燃料が少なくなり、引いて
は無駄焼けが防止され、加熱効率の最適化が図られてい
る。
合の一の連続式加熱炉における鋼片装入順と装入温度、
抽出目標温度、該抽出目標温度に加熱する際に要する燃
料投入量との関係を概念的に示したもので、抽出目標温
度に加熱するに必要な熱量のバラツキが少なく、このた
め目標投入量を越える無駄な燃料が少なくなり、引いて
は無駄焼けが防止され、加熱効率の最適化が図られてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、連続式加熱炉周辺の全体
配置図であり、第1連続式加熱炉1、第2連続式加熱炉
2、第3連続式加熱炉3が並設され、その上流側に装入
側テーブル4が付設され、下流側には抽出側テーブル5
が付設され、装入側テーブル4上のスラブ(鋼片)10
は、図示省略したクレーンにより連続式加熱炉1,2,
3に装入され、加熱後のスラブは連続式加熱炉1,2,
3に付設された搬出装置により抽出側コンベア5に搬出
される。前記装入側テーブル4はスラブヤードに通じて
おり、スラブヤードからスラブ10が搬送される。
配置図であり、第1連続式加熱炉1、第2連続式加熱炉
2、第3連続式加熱炉3が並設され、その上流側に装入
側テーブル4が付設され、下流側には抽出側テーブル5
が付設され、装入側テーブル4上のスラブ(鋼片)10
は、図示省略したクレーンにより連続式加熱炉1,2,
3に装入され、加熱後のスラブは連続式加熱炉1,2,
3に付設された搬出装置により抽出側コンベア5に搬出
される。前記装入側テーブル4はスラブヤードに通じて
おり、スラブヤードからスラブ10が搬送される。
【0013】また、製造対象となるスラブを指定する圧
延指令計画作成計算機6が設けられ、該圧延指令計画作
成計算機6には圧延スケジュールやスラブの装入順を決
定するスケジューリング計算機7、クレーン制御装置8
が付設されている。前記スケジューリング計算機7には
圧延スケジュール設定プログラムおよびスラブ装入順決
定プログラムが格納され、スラブ装入順決定プログラム
は製造対象として指定されたスラブの内から組み替え後
のロールにより圧延すべき対象、すなわちスケジューリ
ング対象となる複数のスラブを選定し、該スラブを装入
すべき連続式加熱炉1,2,3および各加熱炉における
装入順を決定するものである。
延指令計画作成計算機6が設けられ、該圧延指令計画作
成計算機6には圧延スケジュールやスラブの装入順を決
定するスケジューリング計算機7、クレーン制御装置8
が付設されている。前記スケジューリング計算機7には
圧延スケジュール設定プログラムおよびスラブ装入順決
定プログラムが格納され、スラブ装入順決定プログラム
は製造対象として指定されたスラブの内から組み替え後
のロールにより圧延すべき対象、すなわちスケジューリ
ング対象となる複数のスラブを選定し、該スラブを装入
すべき連続式加熱炉1,2,3および各加熱炉における
装入順を決定するものである。
【0014】図2はスラブ装入順決定プログラムの内容
を示す主フローチャートであり、まず圧延指令計画作成
計算機6により指定されたスラブからスケジューリング
対象となるスラブを抽出する(S1)。このスラブとし
ては、連続鋳造機で鋳造された直後のもの、スラブヤー
ドで常温まで冷却されたもの、圧延予定時刻に丁度鋳造
される予定のものが含まれる。
を示す主フローチャートであり、まず圧延指令計画作成
計算機6により指定されたスラブからスケジューリング
対象となるスラブを抽出する(S1)。このスラブとし
ては、連続鋳造機で鋳造された直後のもの、スラブヤー
ドで常温まで冷却されたもの、圧延予定時刻に丁度鋳造
される予定のものが含まれる。
【0015】次に、各スラブの必要熱量を算出する(S
2)。スラブi番の必要熱量Qi は、スラブのサイズ
(厚さti 、幅wi )、鋼種に基づく比熱ci 、装入予
測温度Si 、抽出目標温度θi を用いて、下記(1) 式か
ら算出する。(1) 式中、Ti はスラブi番の鋳造終了時
刻から装入予定時刻までの時間であり、α,L0,a0 ,
b0 , c0 は定数である。これらのデータは、圧延指令
計画作成計算機6から供給される。なお、圧延指令計画
作成計算機6は鋳造管理計算機から鋳造中ないしスラブ
ヤード上のスラブに関するデータが入力される。
2)。スラブi番の必要熱量Qi は、スラブのサイズ
(厚さti 、幅wi )、鋼種に基づく比熱ci 、装入予
測温度Si 、抽出目標温度θi を用いて、下記(1) 式か
ら算出する。(1) 式中、Ti はスラブi番の鋳造終了時
刻から装入予定時刻までの時間であり、α,L0,a0 ,
b0 , c0 は定数である。これらのデータは、圧延指令
計画作成計算機6から供給される。なお、圧延指令計画
作成計算機6は鋳造管理計算機から鋳造中ないしスラブ
ヤード上のスラブに関するデータが入力される。
【0016】
【数1】 Qi =ti ・wi ・L0・ci ・( θi −α・Si )……(1) Si =a0 ・Ti2+b0 ・Ti +c0
【0017】次に、対象スラブを連続式加熱炉の炉数に
応じて、必要熱量を基にしてグループ分けを行い(S
3)、各スラブに対し、装入すべき連続式加熱炉を仮決
定する(S4)。本実施形態では、炉数が3であり、第
1連続式加熱炉1を大熱量炉、第2連続式加熱炉2を中
熱量炉、第3連続式加熱炉3を小熱量炉とし、対象スラ
ブを必要熱量の大きい順から大、中、小と3区分に分
け、各区分のスラブに対し、第1〜第3連続式加熱炉
1,2,3を割り振り、装入すべき連続式加熱炉を仮決
定する。
応じて、必要熱量を基にしてグループ分けを行い(S
3)、各スラブに対し、装入すべき連続式加熱炉を仮決
定する(S4)。本実施形態では、炉数が3であり、第
1連続式加熱炉1を大熱量炉、第2連続式加熱炉2を中
熱量炉、第3連続式加熱炉3を小熱量炉とし、対象スラ
ブを必要熱量の大きい順から大、中、小と3区分に分
け、各区分のスラブに対し、第1〜第3連続式加熱炉
1,2,3を割り振り、装入すべき連続式加熱炉を仮決
定する。
【0018】次に、各連続式加熱炉1,2,3毎にスラ
ブを圧延スケジュールの制約条件に従って圧延順に並
べ、装入順を仮決定する(S5)。
ブを圧延スケジュールの制約条件に従って圧延順に並
べ、装入順を仮決定する(S5)。
【0019】次に、仮決定したスラブの装入順で各連続
式加熱炉1,2,3に装入し、各連続式加熱炉1,2,
3から順次抽出するものとした場合、順次抽出したスラ
ブに対し、圧延スケジュールの制約条件を許容範囲内で
満足しているか否かを判定し(S6)、制約条件を満足
しないスラブについては、制約条件を満足するように、
該スラブを中心として抽出順の前後に位置する適宜数の
スラブ間すなわち連続式加熱炉間でスラブを入れ替える
(S7)。これにより、各連続式加熱炉1,2,3に装
入される全スラブに対し、各連続式加熱炉から順次抽出
した場合においても、圧延スケジュールの制約条件が満
足されるようになり、最終の装入順が決定される。
式加熱炉1,2,3に装入し、各連続式加熱炉1,2,
3から順次抽出するものとした場合、順次抽出したスラ
ブに対し、圧延スケジュールの制約条件を許容範囲内で
満足しているか否かを判定し(S6)、制約条件を満足
しないスラブについては、制約条件を満足するように、
該スラブを中心として抽出順の前後に位置する適宜数の
スラブ間すなわち連続式加熱炉間でスラブを入れ替える
(S7)。これにより、各連続式加熱炉1,2,3に装
入される全スラブに対し、各連続式加熱炉から順次抽出
した場合においても、圧延スケジュールの制約条件が満
足されるようになり、最終の装入順が決定される。
【0020】前記ステップS6、S7の計算機内の処理
フローの具体例としては、制約条件違反の当該スラブを
直前のスラブと入れ替えて、制約条件の許容範囲を満足
するかを確認し、満足しない場合には、当該スラブを直
前スラブのさらに前のスラブと入れ替えることを順に繰
り返していく。また、1本単位のスラブの入れ替えで条
件を満足できない場合、直前の2本のスラブと当該スラ
ブを含めた3本のスラブで順送りの入れ替えを行い、制
約条件の許容範囲を満足するかを確認し、満足しない場
合には、さらに当該スラブの直前のスラブと該直前スラ
ブの前々のスラブと当該スラブの3本のスラブで入れ替
えを行うようにするとよい。
フローの具体例としては、制約条件違反の当該スラブを
直前のスラブと入れ替えて、制約条件の許容範囲を満足
するかを確認し、満足しない場合には、当該スラブを直
前スラブのさらに前のスラブと入れ替えることを順に繰
り返していく。また、1本単位のスラブの入れ替えで条
件を満足できない場合、直前の2本のスラブと当該スラ
ブを含めた3本のスラブで順送りの入れ替えを行い、制
約条件の許容範囲を満足するかを確認し、満足しない場
合には、さらに当該スラブの直前のスラブと該直前スラ
ブの前々のスラブと当該スラブの3本のスラブで入れ替
えを行うようにするとよい。
【0021】尚、図2において、ステップS2は必要熱
量演算手段を、ステップS3、S4は加熱炉仮決定演算
手段を、ステップS5は装入順仮決定演算手段を、ステ
ップS6,S7は装入順決定手段を構成している。
量演算手段を、ステップS3、S4は加熱炉仮決定演算
手段を、ステップS5は装入順仮決定演算手段を、ステ
ップS6,S7は装入順決定手段を構成している。
【0022】以上の装入決定手順を図3、図4を用いて
具体的に説明する。本例においては、圧延スケジュール
の制約条件として、許容範囲(300mm)を越えないよ
うに、板幅の広いものから狭いものへと圧延順を設定す
るものとする。
具体的に説明する。本例においては、圧延スケジュール
の制約条件として、許容範囲(300mm)を越えないよ
うに、板幅の広いものから狭いものへと圧延順を設定す
るものとする。
【0023】スケジューリング対象スラブをステップS
2により算出された必要熱量に基づいて必要熱量の大き
いものから3つのグループA,B,Cに分け(S3)、
各グループA,B,Cに対し、装入する連続式加熱炉を
第1、第2、第3連続式加熱炉1,2,3と仮決定し
(S4)、各連続式加熱炉1,2,3において制約条件
(但し、ここでは理想的な装入順とするため許容範囲を
0mmとする。)に基づいてスラブを幅の広いものから狭
いもの順とした装入順を仮決定する(S5)。
2により算出された必要熱量に基づいて必要熱量の大き
いものから3つのグループA,B,Cに分け(S3)、
各グループA,B,Cに対し、装入する連続式加熱炉を
第1、第2、第3連続式加熱炉1,2,3と仮決定し
(S4)、各連続式加熱炉1,2,3において制約条件
(但し、ここでは理想的な装入順とするため許容範囲を
0mmとする。)に基づいてスラブを幅の広いものから狭
いもの順とした装入順を仮決定する(S5)。
【0024】このようにして仮決定された装入順に従っ
て各連続式加熱炉にスラブを装入した場合の各炉内のス
ラブ配置を図3に示す。炉内の符号はスラブの属性を示
しており、例えば[A12]は、「A」が必要熱量が大
のグループ(Bは中、Cは小)で、「12」が板幅12
00mm(同様に数値×100が板幅寸法(mm))を示し
ている。
て各連続式加熱炉にスラブを装入した場合の各炉内のス
ラブ配置を図3に示す。炉内の符号はスラブの属性を示
しており、例えば[A12]は、「A」が必要熱量が大
のグループ(Bは中、Cは小)で、「12」が板幅12
00mm(同様に数値×100が板幅寸法(mm))を示し
ている。
【0025】次に、各加熱炉からのスラブの抽出順を図
3に示すように、連続式加熱炉1→連続式加熱炉2→連
続式加熱炉3→連続式加熱炉1……とし、各加熱炉から
スラブを順次抽出するものとする。すなわち、スラブは
[A12]→[B10]→[C10]→[A12]→…
…と連続式加熱炉1,2,3から順次抽出されていく。
この際、順次抽出されたスラブが許容範囲(300mm)
内で制約条件を満足しているか否かを判定する(S
6)。図例では、第6〜7段目の×記号を付した[C0
6]から次の[A10]を抽出する場合、板幅差が40
0mmとなり、許容範囲を越え、制約条件違反となる。
3に示すように、連続式加熱炉1→連続式加熱炉2→連
続式加熱炉3→連続式加熱炉1……とし、各加熱炉から
スラブを順次抽出するものとする。すなわち、スラブは
[A12]→[B10]→[C10]→[A12]→…
…と連続式加熱炉1,2,3から順次抽出されていく。
この際、順次抽出されたスラブが許容範囲(300mm)
内で制約条件を満足しているか否かを判定する(S
6)。図例では、第6〜7段目の×記号を付した[C0
6]から次の[A10]を抽出する場合、板幅差が40
0mmとなり、許容範囲を越え、制約条件違反となる。
【0026】そこで、制約条件違反が生じたスラブ[A
10]および抽出順の前に位置する2本のスラブを含む
3本のスラブ間で入れ替えを行い、制約条件の判定を繰
り返すことにより、図4に示すように、各連続式加熱炉
内の全スラブが制約条件を満足するようになる。尚、図
4において、入れ替えたスラブに○の記号を付してい
る。
10]および抽出順の前に位置する2本のスラブを含む
3本のスラブ間で入れ替えを行い、制約条件の判定を繰
り返すことにより、図4に示すように、各連続式加熱炉
内の全スラブが制約条件を満足するようになる。尚、図
4において、入れ替えたスラブに○の記号を付してい
る。
【0027】図例では、制約条件違反が1か所の場合を
示したが、複数箇所ある場合でも制約条件違反が生じる
毎にスラブの入れ替え操作を繰り返すことにより、各連
続式加熱炉内の全スラブに対し、制約条件が満足するよ
うになり、各連続式加熱炉における装入順が決定され
る。
示したが、複数箇所ある場合でも制約条件違反が生じる
毎にスラブの入れ替え操作を繰り返すことにより、各連
続式加熱炉内の全スラブに対し、制約条件が満足するよ
うになり、各連続式加熱炉における装入順が決定され
る。
【0028】
【発明の効果】本発明により決定された装入順により各
連続式加熱炉に鋼片を装入すれば、無駄焼けがなく、ま
た装入時の鋼片の保有熱量の損失を抑制して、目標抽出
温度に効率よく加熱することができ、省エネルギーと生
産性の最適化を図ることができる。
連続式加熱炉に鋼片を装入すれば、無駄焼けがなく、ま
た装入時の鋼片の保有熱量の損失を抑制して、目標抽出
温度に効率よく加熱することができ、省エネルギーと生
産性の最適化を図ることができる。
【図1】実施形態にかかる連続式加熱炉周りの装置構成
全体配置図である。
全体配置図である。
【図2】スラブ装入順決定プログラムの主フローチャー
トである。
トである。
【図3】仮決定された装入順に従って各連続式加熱炉に
装入されたスラブの炉内配置図である。
装入されたスラブの炉内配置図である。
【図4】図3において各連続式焼鈍炉から順次抽出した
スラブが圧延スケジュールの制約条件を満足するように
連続式加熱炉間でスラブを入れ替えた場合のスラブの炉
内配置図である。
スラブが圧延スケジュールの制約条件を満足するように
連続式加熱炉間でスラブを入れ替えた場合のスラブの炉
内配置図である。
【図5】本発明による鋼片装入順と装入温度、抽出目標
温度および燃料投入量との関係を示すグラフである。
温度および燃料投入量との関係を示すグラフである。
【図6】従来方法による鋼片装入順と装入温度、抽出目
標温度および燃料投入量との関係を示すグラフである。
標温度および燃料投入量との関係を示すグラフである。
1 第1連続式加熱炉 2 第2連続式加熱炉 3 第3連続式加熱炉 7 スケジューリング計算機 10 スラブ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の鋼片を複数の連続式加熱炉に装入
して加熱後、各連続式加熱炉から鋼片を順次抽出して圧
延ラインに供給する際の連続式加熱炉への鋼片装入順決
定方法であって、 連続式加熱炉へ装入する際の鋼片の装入温度から抽出目
標温度まで鋼片を加熱するのに要する必要熱量を算出
し、 該必要熱量に基づいて鋼片を装入する連続式加熱炉を仮
決定し、 仮決定した各連続式加熱炉において圧延スケジュールの
制約条件から鋼片の装入順を仮決定し、 仮決定した装入順に従って鋼片を各連続式加熱炉に装入
し、各連続式加熱炉から鋼片を順次抽出することとした
場合、順次抽出した鋼片のうち圧延スケジュールの制約
条件を満足しない鋼片があるとき、制約条件を満足する
ように該鋼片を中心とする複数の鋼片を連続式加熱炉間
で入れ替えて、各連続式加熱炉における鋼片の装入順を
決定することを特徴とする連続式加熱炉への鋼片装入順
決定方法。 - 【請求項2】 複数の鋼片を複数の連続式加熱炉に装入
して加熱後、各連続式加熱炉から鋼片を順次抽出して圧
延ラインに供給する際の連続式加熱炉への鋼片装入順決
定装置であって、 連続式加熱炉へ装入する際の鋼片の装入温度から抽出目
標温度まで鋼片を加熱するのに要する必要熱量を算出す
る必要熱量演算手段と、 該必要熱量に基づいて鋼片を装入する連続式加熱炉を仮
決定する加熱炉仮決定演算手段と、 仮決定した各連続式加熱炉において圧延スケジュールの
制約条件から鋼片の装入順を仮決定する装入順仮決定演
算手段と、 仮決定した装入順に従って鋼片を各連続式加熱炉に装入
し、各連続式加熱炉から鋼片を順次抽出することとした
場合、順次抽出した鋼片のうち圧延スケジュールの制約
条件を満足しない鋼片があるとき、制約条件を満足する
ように該鋼片を中心とする複数の鋼片を連続式加熱炉間
で入れ替えて、各連続式加熱炉における鋼片の装入順を
決定する装入順決定演算手段とを備えることを特徴とす
る連続式加熱炉への鋼片装入順決定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23474096A JPH1060537A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 連続式加熱炉への鋼片装入順決定方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23474096A JPH1060537A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 連続式加熱炉への鋼片装入順決定方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060537A true JPH1060537A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16975624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23474096A Pending JPH1060537A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 連続式加熱炉への鋼片装入順決定方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060537A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284709A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 複数の連続式加熱炉を用いた金属材料の製造方法 |
| JP2009082985A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-23 | Jfe Steel Kk | 加熱炉装入順・圧延順決定方法、その決定装置および鋼板製造方法、加熱炉装入順・圧延順決定プログラム |
| JP2018034196A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社神戸製鋼所 | 加熱炉装入素材情報提示システム |
| CN114507776A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-05-17 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种多炉出钢的控制方法、装置、介质及计算机设备 |
| CN114854979A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-08-05 | 广西广盛新材料科技有限公司 | 一种钢坯运输控制方法、装置、终端设备和存储介质 |
| CN116651952A (zh) * | 2023-05-29 | 2023-08-29 | 本钢板材股份有限公司 | 一种控制精轧钢坯加热头部温度低尾部温度高的方法 |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP23474096A patent/JPH1060537A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284709A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 複数の連続式加熱炉を用いた金属材料の製造方法 |
| JP2009082985A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-23 | Jfe Steel Kk | 加熱炉装入順・圧延順決定方法、その決定装置および鋼板製造方法、加熱炉装入順・圧延順決定プログラム |
| JP2018034196A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 株式会社神戸製鋼所 | 加熱炉装入素材情報提示システム |
| CN114507776A (zh) * | 2022-01-11 | 2022-05-17 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种多炉出钢的控制方法、装置、介质及计算机设备 |
| CN114507776B (zh) * | 2022-01-11 | 2024-05-10 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种多炉出钢的控制方法、装置、介质及计算机设备 |
| CN114854979A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-08-05 | 广西广盛新材料科技有限公司 | 一种钢坯运输控制方法、装置、终端设备和存储介质 |
| CN116651952A (zh) * | 2023-05-29 | 2023-08-29 | 本钢板材股份有限公司 | 一种控制精轧钢坯加热头部温度低尾部温度高的方法 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |