JPH1060816A - ケーブル用制振装置 - Google Patents
ケーブル用制振装置Info
- Publication number
- JPH1060816A JPH1060816A JP8224211A JP22421196A JPH1060816A JP H1060816 A JPH1060816 A JP H1060816A JP 8224211 A JP8224211 A JP 8224211A JP 22421196 A JP22421196 A JP 22421196A JP H1060816 A JPH1060816 A JP H1060816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- vibration
- cables
- connecting wire
- damping device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケーブルを相互に連結するワイヤの負担を軽
減すると共に、ケーブルの振動を抑制させるケーブル用
制振装置を得る。 【解決手段】 連結プレート22でケーブル18を把持
し、ホルダー38で連結ワイヤ42を把持して、ケーブ
ル18を所定長さの連結ワイヤ42で相互に連結する。
ケーブル18を連結ワイヤ42で相互に連結すること
で、風による振動が発生しても、ケーブル18の振動を
制振することができる。また、ケーブル18の捩れ振動
及びたわみ振動によって、ケーブル18と連結ワイヤ4
2との相対変位によって高減衰ゴムダンパー34がせん
断変形してケーブルの捩れ振動及びたわみ振動を抑制す
る。これによって、連結ワイヤ42の負担が軽減される
ので、連結ワイヤ42の疲労破壊が防止される。
減すると共に、ケーブルの振動を抑制させるケーブル用
制振装置を得る。 【解決手段】 連結プレート22でケーブル18を把持
し、ホルダー38で連結ワイヤ42を把持して、ケーブ
ル18を所定長さの連結ワイヤ42で相互に連結する。
ケーブル18を連結ワイヤ42で相互に連結すること
で、風による振動が発生しても、ケーブル18の振動を
制振することができる。また、ケーブル18の捩れ振動
及びたわみ振動によって、ケーブル18と連結ワイヤ4
2との相対変位によって高減衰ゴムダンパー34がせん
断変形してケーブルの捩れ振動及びたわみ振動を抑制す
る。これによって、連結ワイヤ42の負担が軽減される
ので、連結ワイヤ42の疲労破壊が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜張橋のケーブル
や送電線等のような空中に並列架張されたケーブルの振
動を減衰させる又は抑制するケーブル用制振装置に関す
る。
や送電線等のような空中に並列架張されたケーブルの振
動を減衰させる又は抑制するケーブル用制振装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、斜張橋12では、主
塔16から斜め下方へ所定の間隔で張られた斜材(以下
「ケーブル18」という)で主桁20を吊り下げるよう
になっている。
塔16から斜め下方へ所定の間隔で張られた斜材(以下
「ケーブル18」という)で主桁20を吊り下げるよう
になっている。
【0003】ところが、このようにケーブル18を並列
に架張すると、風によって渦励振、レインバイブレーシ
ョン或いはウェイクギャロッピング等の振動が発生す
る。ウェイクギャロッピングは、風上側のケーブル18
の影響で、風向きに対して交差する方向へ風下側のケー
ブル18が揺れる現象で、比較的低い振動数で低風速か
ら高風速に亘って発現し、その振幅も風速とともに大き
くなる。
に架張すると、風によって渦励振、レインバイブレーシ
ョン或いはウェイクギャロッピング等の振動が発生す
る。ウェイクギャロッピングは、風上側のケーブル18
の影響で、風向きに対して交差する方向へ風下側のケー
ブル18が揺れる現象で、比較的低い振動数で低風速か
ら高風速に亘って発現し、その振幅も風速とともに大き
くなる。
【0004】これに対処すべく、ケーブル18の外周面
から突起を突設させ渦を消去して、空力的にケーブル1
8の振動を減衰する対策も採られているが十分でない。
から突起を突設させ渦を消去して、空力的にケーブル1
8の振動を減衰する対策も採られているが十分でない。
【0005】一方、質量付加、剛性付加、及び構造減衰
の付加を目的として、ワイヤ44でケーブル18を相互
に連結する方法が実用化されており、ケーブル18の振
動対策としての有効性が確認されつつある。
の付加を目的として、ワイヤ44でケーブル18を相互
に連結する方法が実用化されており、ケーブル18の振
動対策としての有効性が確認されつつある。
【0006】しかし、ケーブル18の捩れ振動及びたわ
み振動によって、ワイヤ44に負担が掛かり過ぎて、疲
労破壊する恐れがある。
み振動によって、ワイヤ44に負担が掛かり過ぎて、疲
労破壊する恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、ケーブルを相互に連結するワイヤ及び連結部の負
担を軽減すると共に、ケーブルの振動を減衰させる又は
抑制するケーブル用制振装置を提供することを課題とす
る。
慮し、ケーブルを相互に連結するワイヤ及び連結部の負
担を軽減すると共に、ケーブルの振動を減衰させる又は
抑制するケーブル用制振装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、空中に並列架張されたケーブルが把持手段で把持さ
れている。この把持手段がダンパーを介して連結材を固
定する固定手段と連結されており、この連結材によっ
て、ケーブルが相互に連結される。
は、空中に並列架張されたケーブルが把持手段で把持さ
れている。この把持手段がダンパーを介して連結材を固
定する固定手段と連結されており、この連結材によっ
て、ケーブルが相互に連結される。
【0009】このように、本装置は、ケーブル間の位相
差によってダンパーが作動し、振動エネルギーを吸収す
る。
差によってダンパーが作動し、振動エネルギーを吸収す
る。
【0010】さらに、ダンパーがケーブルのたわみ振動
及び捩れ振動を抑制することで、連結材の負担が軽減さ
れ、連結材の疲労破壊等が防止される。
及び捩れ振動を抑制することで、連結材の負担が軽減さ
れ、連結材の疲労破壊等が防止される。
【0011】請求項2に記載の発明では、ダンパーが高
減衰ゴムダンパーとされている。このため、制振効果が
さらに向上する。
減衰ゴムダンパーとされている。このため、制振効果が
さらに向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】図4には、本形態に係るケーブル
用制振装置10が設けられた斜張橋12が示されてい
る。橋脚14の上に立設された主塔16からは、上下に
所定の間隔でケーブル18が斜め下方へ並列に張られて
いる。このケーブル18は、主塔16の立面から、それ
ぞれ2本を1組として張られており(図5参照)、主桁
20の幅方向の両端部近傍を吊り下げている。
用制振装置10が設けられた斜張橋12が示されてい
る。橋脚14の上に立設された主塔16からは、上下に
所定の間隔でケーブル18が斜め下方へ並列に張られて
いる。このケーブル18は、主塔16の立面から、それ
ぞれ2本を1組として張られており(図5参照)、主桁
20の幅方向の両端部近傍を吊り下げている。
【0013】一方、図1〜図3に示すように、ケーブル
用制振装置10は、ケーブル18を把持する連結プレー
ト22を備えている。この連結プレート22には、円弧
状のスペーサ24を挟んで、2本のケーブル18を両側
から把持する、波状に湾曲した湾曲部22Aが形成され
ている。この湾曲部22Aの終端からはフランジ部22
Bが張り出しており、両側に配置されたアングル状の連
結板26にボルト28で固定される。この連結プレート
22によって、把持された2本のケーブル18が連結板
26と連結され、一体となって振動するようになってい
る。
用制振装置10は、ケーブル18を把持する連結プレー
ト22を備えている。この連結プレート22には、円弧
状のスペーサ24を挟んで、2本のケーブル18を両側
から把持する、波状に湾曲した湾曲部22Aが形成され
ている。この湾曲部22Aの終端からはフランジ部22
Bが張り出しており、両側に配置されたアングル状の連
結板26にボルト28で固定される。この連結プレート
22によって、把持された2本のケーブル18が連結板
26と連結され、一体となって振動するようになってい
る。
【0014】この連結板26に、ボルト30でチャンネ
ル状の取付金具32のフランジ部32Aに固定される。
取付金具32の対向する内壁には、高減衰ゴムダンパー
34の固定板34Aがビス止めされ、取付板34Bが連
結ケーブル18を固定するホルダー38に取付けられて
いる。この高減衰ゴムダンパー34を構成する円板状の
高減衰ゴム36は、ここでは損失係数tanδ=0.6
のゴムで成形されており、せん断変形して力学的エネル
ギーの一部を熱エネルギーに変化させ振動エネルギーを
吸収するようになっている。
ル状の取付金具32のフランジ部32Aに固定される。
取付金具32の対向する内壁には、高減衰ゴムダンパー
34の固定板34Aがビス止めされ、取付板34Bが連
結ケーブル18を固定するホルダー38に取付けられて
いる。この高減衰ゴムダンパー34を構成する円板状の
高減衰ゴム36は、ここでは損失係数tanδ=0.6
のゴムで成形されており、せん断変形して力学的エネル
ギーの一部を熱エネルギーに変化させ振動エネルギーを
吸収するようになっている。
【0015】また、ホルダー38の対向面には、ケーブ
ル18と直交する方向に半円状の長溝38Aが延設され
ており、このホルダー38をボルト40で締結すること
によって、両側から連結ワイヤ42を把持できるように
なっている。
ル18と直交する方向に半円状の長溝38Aが延設され
ており、このホルダー38をボルト40で締結すること
によって、両側から連結ワイヤ42を把持できるように
なっている。
【0016】次に、本形態に係るケーブル用制振装置の
作用を説明する。先ず、連結プレート22でケーブル1
8を把持し、ホルダー38で連結ワイヤ42を把持し
て、図4に示すように、並列配置されたケーブル18を
所定長さの連結ワイヤ42で相互に連結する。
作用を説明する。先ず、連結プレート22でケーブル1
8を把持し、ホルダー38で連結ワイヤ42を把持し
て、図4に示すように、並列配置されたケーブル18を
所定長さの連結ワイヤ42で相互に連結する。
【0017】このように、ケーブル18を連結ワイヤ4
2で相互に連結することで、風による振動が発生して
も、ケーブルの振動を制振することができる。
2で相互に連結することで、風による振動が発生して
も、ケーブルの振動を制振することができる。
【0018】また、図5に示すように、ケーブル18の
捩れ振動及びたわみ振動によって、ケーブル18と連結
ワイヤ42との相対変位によって高減衰ゴムダンパー3
4がせん断変形し、ケーブル18の捩れ振動及びたわみ
振動を抑制する。これによって、連結ワイヤ42の負担
が軽減されるので、連結ワイヤ42の疲労破壊が防止さ
れる。
捩れ振動及びたわみ振動によって、ケーブル18と連結
ワイヤ42との相対変位によって高減衰ゴムダンパー3
4がせん断変形し、ケーブル18の捩れ振動及びたわみ
振動を抑制する。これによって、連結ワイヤ42の負担
が軽減されるので、連結ワイヤ42の疲労破壊が防止さ
れる。
【0019】なお、本形態では、斜張橋の並列ケーブル
を例に採って説明したが、風の影響を受ける単一ケーブ
ル、送電線や吊り屋根構造にも適用できる。
を例に採って説明したが、風の影響を受ける単一ケーブ
ル、送電線や吊り屋根構造にも適用できる。
【0020】また、ダンパーとして、オイルダンパー、
粘性剪断型ダンパー等を使用することもできる。
粘性剪断型ダンパー等を使用することもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、ケーブル
を相互に連結するワイヤや連結部の負担を軽減すること
ができると共に、ケーブルの振動を抑制することができ
る。
を相互に連結するワイヤや連結部の負担を軽減すること
ができると共に、ケーブルの振動を抑制することができ
る。
【図1】本形態に係るケーブル用制振装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】本形態に係るケーブル用制振装置の平面図であ
る。
る。
【図3】本形態に係るケーブル用制振装置の側面図であ
る。
る。
【図4】本形態に係るケーブル用制振装置が取付けられ
た斜張橋を示す側面図である。
た斜張橋を示す側面図である。
【図5】ケーブルの振動形態を示した斜視図である。
【図6】連結ワイヤで連結した従来の斜張橋を示す側面
図である。
図である。
22 連結プレート(把持手段) 34 高減衰ゴムダンパー(ダンパー) 38 ホルダー(固定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清田 錬次 千葉県船橋市山野町27番地横河テクノビル 株式会社横河ブリッジ技術本部内 (72)発明者 今田 安男 千葉県千葉市美浜区新港88番 株式会社横 河ブリッジ研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 空中に並列架張されたケーブルの振動を
減衰させる又は抑制するケーブル用制振装置において、 ケーブルを把持する把持手段と、前記ケーブルを相互に
連結する連結材を固定する固定手段と、前記把持手段と
前記固定手段との連結部に配置されたダンパーと、を有
することを特徴とするケーブル用制振装置。 - 【請求項2】 前記ダンパーが高減衰ゴムダンパーであ
ることを特徴とする請求項1に記載のケーブル用制振装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224211A JPH1060816A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ケーブル用制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8224211A JPH1060816A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ケーブル用制振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1060816A true JPH1060816A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16810268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8224211A Pending JPH1060816A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | ケーブル用制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1060816A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2832479A1 (fr) * | 2001-11-19 | 2003-05-23 | Maurer Friedrich Soehne | Dispositif d'amortissement pour cable |
| WO2005049923A1 (fr) * | 2003-11-12 | 2005-06-02 | Freyssinet | Dispositif pour amortir les vibrations d’une nappe de haubans d’un ouvrage de construction et procede d’amortissement associe |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP8224211A patent/JPH1060816A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2832479A1 (fr) * | 2001-11-19 | 2003-05-23 | Maurer Friedrich Soehne | Dispositif d'amortissement pour cable |
| WO2005049923A1 (fr) * | 2003-11-12 | 2005-06-02 | Freyssinet | Dispositif pour amortir les vibrations d’une nappe de haubans d’un ouvrage de construction et procede d’amortissement associe |
| JP2005146837A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Freyssinet Internatl Stup | 建造物の複数の控えのシートの振動を減衰させる装置および、それに対応する減衰方法 |
| US7631384B2 (en) | 2003-11-12 | 2009-12-15 | Freyssinet | Device for damping vibrations of a guy-cable array for an engineering construction and corresponding damping method |
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