JPH1061312A - 扉開閉補助装置 - Google Patents

扉開閉補助装置

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JPH1061312A
JPH1061312A JP8223374A JP22337496A JPH1061312A JP H1061312 A JPH1061312 A JP H1061312A JP 8223374 A JP8223374 A JP 8223374A JP 22337496 A JP22337496 A JP 22337496A JP H1061312 A JPH1061312 A JP H1061312A
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JP
Japan
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door
opening
closing
control valve
flow control
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JP8223374A
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English (en)
Inventor
Minaaki Nagaoka
南陽 永岡
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者にかかる負荷とこの負荷による疲労の
軽減とを図るとともに、油圧ポンプのさらなる有効利用
を図る。 【解決手段】 油圧ポンプ(13)を備えているNC工
作機械のスライドドア(1)に、ドアハンドル(40)
を、作業者の人力が加わる向きに動き得るよう可動式に
取り付ける。作業者による開閉動作を補助するための油
圧モータ(21)と、油圧ポンプから油圧モータに供給
される作動油の圧力をドアハンドルに加えられた操作力
に応じて変更調整する圧力制御弁(31a,31b)と
を備える。ドアハンドルに加えられた操作力に応じて、
この操作の向きにこの操作力に比例する補助駆動力が加
えられるように、油圧モータに供給される作動油の方向
及び圧力を圧力制御弁により変更調整する。油圧モータ
と油タンク(18)との間に流量制御弁(26)を介装
し、流量制御弁の開度をスライドドアの位置に対応付け
て減少させるようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人力による開閉扉
の開閉動作を補助する扉開閉補助装置に関し、さらに詳
しくは、NC工作機械(例えば、NC旋盤やマシニング
センタ)等の予め流体圧源を備えている機械装置に開閉
扉が取り付けられている場合に、作業者による開閉扉の
開閉動作を補助する扉開閉補助装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、NC旋盤やマシニングセンタ等の
工作機械においては、作動中の機械から作業者を保護す
る等の理由から装置全体を遮閉する一方、加工対象物の
交換及び作動状態の確認並びに装置の維持点検及び部品
の交換等のために開閉扉を備えており、これらの開閉扉
は、通常、作業者が人力で開閉する手動式になってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
手動式の開閉扉を開閉する場合には、その重量が重い場
合に作業者にかかる負担が大きく、上記開閉動作をスム
ーズに行えない場合がある。また、開閉扉の重量がそれ
ほど重くないとしても、開閉の回数が多くなれば作業者
の疲労は避けられない。これを解消するために、ドアの
開閉を自動化することが考えられるが、この場合には、
自動開閉のためだけに専用の制御手段や動力源が必要に
なるため、コストが高くならざるを得ないという不都合
がある。一方、NC旋盤やマシニングセンタ等には、機
械を作動させるための動力源として油圧ポンプ等が備え
られているが、開閉扉が開閉されるときには、通常、上
記機械の作動が停止されており、この間、油圧ポンプの
動力が利用されない状態になっている。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、作業者にかか
る負荷の軽減を図ることにより疲労の軽減を図るととも
に、例えば、NC旋盤やマシニングセンタ等の機械装置
に備えられた油圧ポンプのさらなる有効利用を図ること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、流体圧源(12)を駆動源
として備えた機械装置に開閉扉(10)が付設され、こ
の開閉扉(10)の開閉補助を行う扉開閉補助装置を前
提とする。このものにおいて、上記開閉扉(10)に対
して人力による開閉動作を補助するための補助駆動力を
加える流体圧アクチュエータ(20)と、上記流体圧源
(12)から上記流体圧アクチュエータ(20)に供給
される作動流体の流量、方向又は圧力を変更調整する調
整手段(30)と、上記開閉扉(10)に対して上記人
力が加わる向きに動き得るよう可動式に取り付けられた
ドアハンドル(40)とを備えるものとする。そして、
上記調整手段(30)を、上記ドアハンドル(40)の
操作と連動するようにこのドアハンドル(40)と結合
して、このドアハンドル(40)が開側に操作されたと
きに、上記流体圧アクチュエータ(20)に対し上記開
閉扉(10)を開側に作動させる向きに作動流体を供給
する一方、上記ドアハンドル(40)が閉側に操作され
たときに、上記流体圧アクチュエータ(20)に対し上
記開閉扉(10)を閉側に作動させる向きに作動流体を
供給する構成とするものである。
【0006】上記の構成の場合、作業者が開閉扉(1
0)を開閉する際に、流体圧アクチュエータ(20)か
らの補助駆動力が得られるため、開閉扉(10)が非常
に重いものであっても、その開閉動作をスムーズに行う
ことが可能になるとともに、1回の開閉動作が容易に行
えるため、開閉回数が多くなったときにも作業者の疲労
を軽減することが可能になる。また、予め機械装置に備
えられている流体圧源(12)から作動流体を供給する
ことにより、装置全体の低コスト化と省スペース化を図
ることが可能になる。さらに、作業者が開閉扉(10)
を動かそうとするその向きに補助駆動力が加えられるた
め、開閉扉(10)の動作が自然なものに感られて操作
感が良好なものになる。加えて、例えば、開閉扉(1
0)と装置側との間に異物が挟まるなどの異常が発生し
たときに、作業者は、手応えの変化によって上記異常に
容易に気がつく上、手を放すだけでドアが停止するた
め、開閉扉(10)を開閉する際の安全性が向上する。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明における調整手段(30)として、流体圧アクチュエ
ータ(20)に供給される作動流体の流体圧を、ドアハ
ンドル(40)に加えられた操作力に応じて変更調整す
る圧力制御弁(31a,31b)を備える構成とするも
のである。
【0008】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、流体圧アクチュエータ(20)に供
給される作動流体の流体圧が、ドアハンドル(40)に
加えられた操作力に応じて圧力制御弁(31a,1b)
により変更調整され、これにより、上記流体圧アクチュ
エータ(20)が開閉扉(10)に加える補助駆動力の
大きさが増減変更される。このため、作業者が急いで開
閉扉(10)を開けようとしてドアハンドル(40)を
強い力で操作した場合には、この強い力に見合った大き
な補助駆動力が得られる一方、作業者がゆっくりと開閉
扉(10)を開けようとしてドアハンドル(40)をそ
っと操作した場合には補助駆動力も小さなものになり、
この結果、開閉扉(10)の操作感が作業者の意図に沿
った自然なものになる。また、作業者は、意識的にドア
ハンドル(40)に加える操作力を変えることにより所
望の補助駆動力を得ることも可能になる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明における調整手段(30)として、流体圧アクチュエ
ータ(20)に供給される作動流体の流量を、人力によ
るドアハンドル(40)の操作量に応じて変更調整する
流量制御弁(37a,37b)を備える構成とするもの
である。
【0010】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、流体圧アクチュエータ(20)に供
給される作動流体の流量が、人力によるドアハンドル
(40)の操作量に応じて流量制御弁(37a,7b)
により変更調整され、これにより、上記流体圧アクチュ
エータ(20)による開閉扉(10)の駆動速度が増減
変更される。このため、作業者が急いで扉を開けようと
してドアハンドル(40)を大きく操作した場合には、
この大きな操作量に見合った大きな駆動速度が得られる
一方、作業者がゆっくりと扉を開けようとしてドアハン
ドル(40)を小さく操作した場合には駆動速度も小さ
なものになる。この結果、開閉扉(10)の操作感が作
業者の意図に沿った自然なものになる。また、作業者
は、意識的にドアハンドル(40)の操作量を変えるこ
とにより開閉扉(10)の開閉速度を所望の速度とする
ことも可能になる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、開閉扉(10)が全開状態になる手前又は
全閉状態になる手前で、流体圧アクチュエータ(20)
に対する流体の供給量を絞るか、又は、この流体圧アク
チュエータ(20)からの流体の排出量を絞ることによ
り、上記流体圧アクチュエータ(20)の作動速度を減
少させる減速手段(5)を備える構成とするものであ
る。
【0012】上記の構成の場合、請求項1記載の発明に
よる作用に加えて、開閉扉(10)が全開状態になる手
前又は全閉状態になる手前で、減速手段(5)によって
流体圧アクチュエータ(20)の駆動速度が減少される
ことにより、上記開閉扉(10)の移動速度が低減され
る。このため、上記開閉扉(10)が全開状態又は全閉
状態になるときの停止の際の衝撃を低減することが可能
になり、これにより、衝撃音や振動の発生が防止され
る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明における減速手段(5)として、流体圧アクチュエー
タ(20)と流体タンク(18)との間に介設された流
量制御弁(26)と、この流量制御弁(26)のスプー
ル(26a)を変位させてこの流量制御弁(26)の開
度を開閉扉(10)の位置に対応付けて減少させるカム
機構(51及び52)とを備えるものとする。そして、
上記カム機構(51及び52)を、上記開閉扉(10)
が全開状態になる手前又は全閉状態になる手前で上記ス
プール(26a)の変位量を最大にして上記流量制御弁
(26)の開度を最小側に変化させる構成とするもので
ある。
【0014】上記の構成の場合、請求項4記載の発明に
おける減速手段(5)の構成が具体的に特定される。す
なわち、開閉扉(10)が全開状態になるか又は全閉状
態になる手前で、カム機構(51及び52)により、流
量制御弁(26)の開度が最小側に変化させられるた
め、流体圧アクチュエータ(20)から流体タンク(1
8)に還流される作動流体の流量が確実に絞られ、これ
により、流体圧アクチュエータ(20)の排出側にその
作動の抵抗となる背圧が発生してこの流体圧アクチュエ
ータ(20)の作動速度が確実に減少する。この結果、
開閉扉(10)を確実に減速させることが可能になり、
これにより、上記請求項4記載の発明による作用を確実
に得ることが可能になる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明における減速手段(5´)として、流体圧アクチュエ
ータ(20)から排出される作動流体の流量を絞り得る
ようにこの流体圧アクチュエータ(20)に対して上記
作動流体の給排方向の両側に介設された一対の流量制御
弁(27,28)と、上記開閉扉(10)が全閉状態に
なる手前で上記の一方の流量制御弁(27)のスプール
(27a)の変位量を最大にしてこの流量制御弁(2
7)の開度を最小側に変化させるカム機構(51及び5
2)と、上記開閉扉(10)が全開状態になる手前で上
記の他方の流量制御弁(28)のスプール(28a)の
変位量を最大にしてこの流量制御弁(28)の開度を最
小側に変化させるカム機構(54及び55)とを備える
構成とするものである。
【0016】上記の構成の場合、請求項4記載の発明に
おける減速手段(5)の上記請求項5記載の発明とは異
なる構成が具体的に特定される。すなわち、開閉扉(1
0)が全閉状態になる手前で、カム機構(51及び5
2)により一方の流量制御弁(27)の開度が最小側に
変化させられるため、上記請求項5記載の発明と同様に
流体圧アクチュエータ(20)の作動速度が確実に減少
し、これにより、上記開閉扉(10)を確実に減速させ
て上記請求項4記載の発明による作用を確実に得ること
が可能になる。さらに、この状態から上記開閉扉(1
0)を反転させて開側に移動させる場合、上記流体圧ア
クチュエータ(20)から排出される作動流体は他方の
流量制御弁(28)により絞られることなく還流するた
め、この流体圧アクチュエータ(20)をスムーズに作
動させて開閉扉(10)をスムーズに移動させることが
可能になる。同様に、上記開閉扉(10)を、全開状態
になる手前で確実に減速させる一方、この状態から反転
させてスムーズに閉側に移動させることも可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0018】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る扉開閉補助装置を示し、1はNC工作機械
(例えば、NC旋盤やマシニングセンタ)の開閉扉(1
0)としてのスライドドア、2はこのスライドドア
(1)の開閉動作を補助するための流体圧アクチュエー
タ(20)としての油圧モータ(21:図2参照)を備
えたモータユニット、3は上記油圧モータ(21)に供
給される作動油の圧力を変更調整する調整手段(30)
としてのバルブユニットであり、4は上記スライドドア
に上記人力を加えるための可動式のドアハンドル(4
0)を備えたハンドルユニット、5は上記スライドドア
(1)が停止する際の衝撃を緩和するための減速手段で
ある。
【0019】なお、以下、図1、図2、図3及び図5に
おける上下を単に上下というものとし、これらの図にお
ける左右を単に左右というものとする。
【0020】上記スライドドア(1)は、上記NC工作
機械の本体側の上下両側にそれぞれ水平方向に延びるよ
うにに取り付けられたドアフレーム(11a,11b)
によりローラ(11c,11d)を介して支持され、こ
れらのドアフレーム(11a,11b)に沿って、図1
における右手前側に位置付けられて全閉状態になる全閉
位置と左奥側に位置付けられて全開状態になる全開位置
との間で、同図に示す開閉方向(H)に開閉動作される
ように構成されている。
【0021】上記モータユニット(2)は、正逆反転可
能な油圧モータ(21:図2参照)を備え、この油圧モ
ータ(21)の出力軸(22)に取り付けられたピニオ
ンギア(23)がドアフレーム(1b)の所定の高さに
水平に配設されたラックギア(24)に係合されてお
り、上記油圧モータ(21)が、流体圧源(12)とし
ての油圧ポンプ(13)から管路(14,15)を介し
て供給される作動油により回転されることにより、上記
スライドドア(1)を開閉方向(H)に駆動するように
構成されている。また、上記スライドドア(1)が、人
力により上記油圧モータ(21)の回転を上回る速度で
開閉される場合には、チェック弁(25,25)のうち
の何れか一方が開いて上記油圧モータ(21)が空回り
状態になり、上記の人力によるスライドドア(1)の開
閉を妨げないようになっている。さらに、上記モータユ
ニット(2)には、油圧ポンプ(21)から油タンク
(18)に対して還流される作動油の流量を調整する流
量制御弁(26)が一体に内蔵されている。
【0022】上記バルブユニット(3)は、上記油圧ポ
ンプ(13)から上記油圧モータ(21)に供給される
作動油の圧力をそれぞれ変更調整する2個の圧力制御弁
(31a,31b:図2参照)を備えており、上記ドア
ハンドル(40)の操作に応じて、この操作の向きに補
助駆動力を加えるために上記油圧モータ(21)に対し
て正逆2方向のうちの何れか一方から作動油を供給する
ように構成されている。すなわち、上記ドアハンドル
(40)が左側に回転された場合には、右側の圧力制御
弁(31b)が右位置に切換わり、油圧ポンプ(13)
から吐出される作動油をポート(B)から油圧モータ
(21)の右側ポート(21b)に供給してこの油圧モ
ータ(21)を正転させることにより、スライドドア
(1)に対して左向きの補助駆動力を加えるようになっ
ており、反対に、上記ドアハンドル(40)が右側に回
転された場合には、左側の圧力制御弁(31a)が右位
置に切換わって上記油圧モータ(21)を逆転させるこ
とにより、スライドドア(1)に対して右方向の補助駆
動力を加えるようになっている。また、上記各圧力制御
弁(31a又は31b)は、ドアハンドル(40)に加
えられる操作力の一部がスプリング(32a又は32
b:図5参照)を介して伝達される一方、ポート(A又
はB)側からのパイロット圧がフィードバック通路(3
3a又は33b)を介して反対側から伝達され、これら
の力が均衡した状態でスプール(34a又は34b)が
保持されるように構成されている。このため、上記ポー
ト(A又はB)側の油圧は、上記ドアハンドル(40)
に加えられる操作力に対して常に略一定の割合に保たれ
ることになり、これにより、油圧ポンプ(21)の出力
トルクが上記操作力に略比例するようになっている。
【0023】上記ハンドルユニット(4)は、平板上に
形成された外壁部材(4a)と、この外壁部材(4a)
を貫通して外方に突出するとともに回転自由に配設され
た回転軸(41:図3及び図4参照)と、この回転軸
(41)と一体に回転するドアハンドル(40)とによ
り構成され、上記スライドドア(1)に対してその外側
面(1a)に上記ドアハンドル(40)が配置されるよ
うに配設されている。上記ドアハンドル(40)は、円
柱状に形成され、その軸線が上記外壁部材(4a)に対
して所定のオフセット角度(α)を有するように配設さ
れ、基端(40a)が上記回転軸(41)の周面に一体
に固定される一方、軸線方向の中央部から先端側寄りに
外挿された把持部(42)を備えており、上記スライド
ドア(1)を開閉する作業者により上記回転軸(41)
と一体に回転されるように構成されている。上記回転軸
(41)は、上記スライドドア(1)に対して外側に配
置された大径の前端側(41a)の周面において上記ド
アハンドル(40)が一体に固定される一方、小径の後
端側(41b)に一体固定されたレバープレート(4
3:図5参照)を備えており、このレバープレート(4
3)が上記ドアハンドル(40)と一体に回転するよう
に構成されている。そして、上記外壁部材(4a)の内
側には、上記バルブユニット(3)が配設されており、
このバルブユニット(3)内に設けられた各圧力制御弁
(31a,31b)がそれぞれ上記レバープレート(4
3)の回転に応じて作動されるように構成されている。
【0024】以下に図5に基づいて、上記ドアハンドル
(40)の回転に応じて上記各圧力制御弁(31a,3
1b)がそれぞれ作動される構成について説明する。
【0025】上記ドアハンドル(40)が左側に回転さ
れた場合、回転軸(41)とレバープレート(43)と
が図5における時計回りに回転してこのレバープレート
(43)の右側が下方に変位する。そして、このレバー
プレート(43)により下方に押圧された右側のピン
(35b)が下方に変位して、スプリング(32b)を
介して圧力制御弁(31b)のスプール(34b)を下
方に変位させる。これにより、上記圧力制御弁(31
b)が右位置(図2参照)に切換わってポート(P)側
からポート(B)側に作動油が流れるとともに、この作
動油の一部がフィードバック通路(33b)を通って上
記スプール(34b)の下方に配設されたスプール受け
(36b)に導かれ、上記スプール(34b)がその下
端に上記ポート(B)側の油圧による押圧力を受けて上
方に押し上げられる。そして、上記スプール(34b)
は、上記ピン(35b)等を介して上方から伝達される
作業者の人力と上記油圧による押圧力とが均衡した状態
で保持されるようになっている。反対に、上記ドアハン
ドル(40)が右側に回転された場合、左側のピン(3
5a)がレバープレート(43)により下方に押圧さ
れ、スプリング(32a)を介して圧力制御弁(31
a)のスプール(34a)を下方に変位させる。そし
て、上記圧力制御弁(31a)が右位置(図2参照)に
切換わってポート(P)側からポート(A)側に作動油
が流れるとともに、上記スプール(34a)は、上記の
場合と同様に、上記ピン(35a)等を介して上方から
伝達される作業者の人力と上記スプール(31a)を下
方から押圧するポート(A)側の油圧力とにより保持さ
れるようになっている。
【0026】上記減速手段(5)は、上記モータユニッ
ト(2)に内蔵された流量制御弁(26:図2参照)
と、この流量制御弁(26)のスプール(26a)に連
結されたロッド(51)と、このロッド(51)をスラ
イドドアの位置に対応付けて押圧する一対のドグ(5
2、52)とにより構成されており、このうちのロッド
(51)とドグ(52,52)とによりカム機構が構成
されている。上記ロッド(51)は、柱状に形成されて
基端を上記スプール(26a)に連結される一方、先端
を上記モータユニット(2)内からドアフレーム(11
b)に向かって垂直に突出するよう配設されており、そ
の先端に配設されたローラ(53)を介して上記各ドグ
(52)により軸線方向に押圧されることによって、上
記スプール(26a)を対向スプリング(26b)に抗
して変位させるようになっている。上記一対のドグ(5
2,52)は、上記ドアフレーム(11b)に対して上
記ロッド(51)に対応する高さの左右両端側にそれぞ
れ水平方向に延びるように配設されており、上記ドアフ
レーム(11b)から上記スライドドア(1)側に突出
する突出量が、それぞれ、外側の端縁(52a)におい
て最大になるよう楔状に形成されている。そして、上記
ロッド(51)が上記各ドグ(52)と摺動しつつこの
ドグ(52)により軸線方向に押圧されることにより、
上記流量制御弁(26)の開度が、全開状態になる手前
又は全閉状態になる手前で減少されるようになってい
る。なお、上記流量制御弁(26)は、油圧ポンプ(1
3)側から油圧モータ(21)側へ作動油を流通させる
ようチェック弁を有するバイパス通路を備えており、右
側位置において、上記油圧モータ(21)側から油タン
ク(18)側に対して還流される作動油の流量を絞る一
方で、上記油圧モータ(21)側への作動油の供給量を
確保するように構成されている。
【0027】つぎに、上記第1実施形態の作用・効果を
説明する。
【0028】まず、作業者がスライドドア(1)を開け
る場合、ドアハンドル(40)を把持して左側に操作す
ることにより、圧力制御弁(31b)が右位置に切換わ
り、油圧ポンプ(13)から吐出される作動油がポート
(B)から油圧モータ(21)の右側ポート(21b)
に供給される。そして、上記油圧モータ(21)が正転
することにより、上記スライドドア(1)を左側に駆動
する補助駆動力が得られるため、上記スライドドア
(1)を容易かつスムーズに開けることができ、これに
より、作業者にかかる負担を軽減して疲労を軽減させる
ことができる。
【0029】この際、作業者は、ドアハンドル(40)
を操作するだけで補助駆動力を得ることができ、モータ
の存在を意識することがない。その上、油圧モータ(2
1)に供給される作動油の圧力がドアハンドル(40)
に加えられる操作力に応じて変更調整され、かつ、上記
作動油の圧力と上記補助駆動力とが比例するため、上記
操作力と上記補助駆動力とが比例するようになってい
る。すなわち、作業者がスライドドア(1)を急いで開
けようとしてドアハンドル(40)を強い力で操作した
場合には、この強い力に見合った大きな補助駆動力が得
られる一方、作業者が静かにスライドドア(1)を開け
ようとしてドアハンドル(40)をそっと操作した場合
には補助駆動力も小さなものになる。これにより、スラ
イドドア(1)の操作感が作業者の意図に沿った自然な
ものになる。また、作業者は、意識的にドアハンドル
(40)の操作力を変えることにより好ましいと感じる
所望の補助駆動力を得ることもできる。
【0030】さらに、例えば、スライドドア(1)とN
C工作機械の本体側との間に異物が挟まるなどの異常が
発生したときには、上記スライドドア(1)の動作が重
くなるため、作業者は、ドアハンドル(40)を介して
手応えの変化を感じ取って異常の発生に容易に気がつく
ことができる上に、反射的に手を放すだけで上記スライ
ドドア(1)を停止させることができるため安全性が向
上する。
【0031】そして、スライドドア(1)が全開状態に
なる手前で、ドグ(52)に押圧されたロッド(51)
により流量制御弁(26)のスプール(26a)が変位
させられてこの流量制御弁(26)の開度が減少させら
れるため、油圧モータ(21)から油タンク(18)に
還流される作動油の流量が確実に絞られる。このため、
油圧モータ(21)の左側ポート(21a)の側に背圧
が発生してこの油圧モータ(21)の回転が妨げられ、
これにより、この油圧モータ(21)の回転速度が確実
に減少する。従って、上記スライドドア(1)は、全開
状態になる手前で確実に減速されるため、上記全開状態
になって停止する際の衝撃が低減され、これにより、衝
撃音や振動の発生が防止される。
【0032】つぎに、作業者がスライドドア(1)を閉
める場合にも、上記のスライドドア(1)を開ける場合
と同様に補助駆動力が得られ、これにより、上記スライ
ドドア(1)を容易かつスムーズに閉めることができる
上に、この開閉動作を自然な操作感とともに安全に行う
ことができる。また、油圧モータ(21)を予めNC工
作機械に備えられている油圧ポンプ(21)により作動
させているため、スライドドア(1)の開閉補助のため
だけに専用の動力源を設ける必要がなく、装置全体の低
コスト化と省スペース化とを図ることができる。
【0033】<第2実施形態>図6及び図7は、本発明
の第2実施形態を示し、3´は、油圧モータ(21)に
供給される作動油の流量を変更調整するバルブユニット
である。
【0034】上記バルブユニット(3´)は、油圧ポン
プ(13)から上記油圧モータ(21)に供給される作
動油の流量をそれぞれ変更調整する2個の流量制御弁
(37a,37b)を備えており、これらの各流量制御
弁(37a又は37b)は、上記第1実施形態の場合と
同様に、ドアハンドル(40)の操作に応じて作動する
ように構成されている。
【0035】すなわち、上記ドアハンドル(40)が左
側に回転された場合には、回転軸(41)とレバープレ
ート(43)とが図7における時計回りに回転してこの
レバープレート(43)により下方に押圧された右側の
ピン(35b)が下方に変位して、スプリング(32
b)を介して流量制御弁(37b)のスプール(38
b)を下方に押圧し、このスプール(38b)を、対向
スプリング(39b)のバネ力に抗して下方に変位させ
る。これにより、上記流量制御弁(37b)が右位置
(図2参照)に切換わり、油圧ポンプ(13)から吐出
される作動油がポート(P)側からポート(B)側に流
れて油圧モータ(21)の右側ポート(21b)に供給
される。この際、上記スプール(37b)は、ドアハン
ドル(40)の操作量に応じて発生するスプリング(3
2b)のばね力と、対向スプリング(39b)のばね力
とが均衡した状態で保持されるようになっており、この
ため、上記流量制御弁(37b)の開度が上記ドアハン
ドル(40)の操作量に応じて変更されるようになって
いる。反対に、上記ドアハンドル(40)が右側に回転
された場合には、上記の場合と同様に、左側のピン(3
5a)とスプリング(32a)により、左側の流量制御
弁(37a)のスプール(38a)が下方に変位させら
れ、油圧ポンプ(13)から吐出される作動油がポート
(P)側からポート(A)側に流れて油圧モータ(2
1)の左側ポート(21b)に供給される。この際、上
記の場合と同様に、上記流量制御弁(37a)の開度が
上記ドアハンドル(40)の操作量に応じて変更される
ようになっている。
【0036】なお、上記第2実施形態のその他の構成は
第1実施形態のものと同様であるために、同一部材には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0037】そして、上記第2実施形態の場合、上記第
1実施形態と同様、スライドドア(1)の開閉を、容易
かつスムーズに、しかも、自然な操作感とともに行うこ
とができる上に、油圧モータ(21)に供給される作動
油の流量がドアハンドル(40)の操作量に応じて変更
調整されるため、上記作動油の流量に比例する上記油圧
モータ(21)の回転速度が、上記ドアハンドル(4
0)の操作量に応じて増減変更されることになる。すな
わち、作業者がスライドドア(1)を急いで開けようと
してドアハンドル(40)を大きく操作した場合には、
この大きな操作量に見合った大きな駆動速度が得られる
一方、作業者がゆっくりと扉を開けようとして上記ドア
ハンドル(40)を小さく操作した場合には駆動速度も
小さなものになる。これにより、スライドドア(1)の
操作感を作業者の意図に沿った自然なものにすることが
でき、また、作業者は、意識的にドアハンドル(40)
の操作量を変えることによりスライドドア(1)の開閉
速度を所望のものとすることもできる。
【0038】<第3実施形態>図8は、本発明の第3実
施形態に係る減速手段(5´)を示す。この減速手段
(5´)は、モータユニット(2´)に内蔵された第1
及び第2の一対の流量制御弁(27,28:図9参照)
と、これらの流量制御弁(27,28)の各スプール
(27a又は28a)に連結された第1のロッド(5
1)及び第2のロッド(55)と、これらの各ロッド
(51又は55)をスライドドア(1)の位置に対応付
けてそれぞれ押圧する第1のドグ(52)及び第2のド
グ(54)とにより構成されている。そして、上記第1
のロッド(51)と第1のドグ(52)とにより第1の
カム機構が構成されており、第2のロッド(55)と第
2のドグ(54)とにより第2のカム機構が構成されて
いる。
【0039】上記各ロッド(51又は55)は、上記第
1実施形態の場合と同様に、上記モータユニット(2
´)内からドアフレーム(11b)に向かって垂直に突
出した状態で、上記第1のロッド(51)が下側に、上
記第2のロッド(55)が上側に、互いに平行に上下に
所定の間隔をあけて配設されており、先端に配設された
ローラ(53又は56)を介して上記各ドグ(52又は
54)により押圧されて上記各流量制御弁(27又は2
8)のスプール(27a又は28a)を変位させるよう
になっている。上記第1のドグ(52)は、上記第1実
施形態の場合と同様に、上記ドアフレーム(11b)の
右端側において上記第1のロッド(51)に対応する高
さに配設されており、一方、上記第2のドグ(54)
は、上記ドアフレーム(11b)の左端側において上記
第1のドグ(52)よりも上方であって上記第2のロッ
ド(55)に対応する高さに配設されている。そして、
これらのドグ(52,54)は、上記ドアフレーム(1
1b)に対してそれぞれ水平方向に延びるように配設さ
れ、このドアフレーム(11b)から上記スライドドア
(1)側に突出する突出量が、それぞれ、外側の端縁
(52a又は54a)において最大になるよう楔状に形
成されている。
【0040】そして、上記スライドドア(1)が左側に
移動されて全開状態になる手前にあるとき、上記第2の
ロッド(55)が上記第2のドグ(54)と摺動しつつ
このドグ(54)により押圧されて上記第2の流量制御
弁(28)の開度を減少させるようになっており、か
つ、上記第1の流量制御弁(27)は、対向スプリング
(27b)によって弁の開度が最大に保たれるようにな
っている。反対に、上記スライドドア(1)が右側に移
動されて全閉状態になる手前にあるとき、上記第1のロ
ッド(51)が上記第1のドグ(52)により押圧され
て上記第1の流量制御弁(27)の開度を減少させるよ
うになっており、かつ、上記第2の流量制御弁(28)
は、対向スプリング(28b)によって弁の開度が最大
に保たれるようになっている。また、上記一対の流量制
御弁(27,28)は、上記第1実施形態と同様に、チ
ェック弁を有するバイパス通路を備えており、油圧ポン
プ(13)側から油圧モータ(21)側への作動油の供
給量を確保するように構成されている。
【0041】なお、上記第3実施形態のその他の構成は
第1実施形態のものと同様であるために、同一部材には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0042】そして、上記第3実施形態の場合、上記第
1実施形態と同様、スライドドア(1)が全開状態にな
る手前で、第2のドグ(54)によって押圧された第2
のロッド(55)により第2の流量制御弁(28)の開
度が減少させられるため、油圧モータ(21)の左側ポ
ート(21a)の側に背圧が発生してこの油圧モータ
(21)の回転速度が確実に減少し、これにより、上記
スライドドア(1)が全開状態になって停止する際の衝
撃が低減される。さらに、この状態から上記スライドド
ア(1)を反転させて右側に移動させる場合には、第1
の流量制御弁(27)の開度が最大になっているため、
油圧モータ(21)から油タンク(18)に還流される
作動油の流れが妨げられることがなく、このため、上記
スライドドア(1)をスムーズに動作させることができ
る。同様に、上記スライドドア(1)を全閉状態にする
手前では、第1のドグ(52)により第1のロッド(5
1)が第1の流量制御弁(27)の開度を減少させるた
め、上記スライドドア(1)が全閉状態になって停止す
る際の衝撃が低減される一方、この状態から上記スライ
ドドア(1)を反転させて左側に移動させる場合には、
第2の流量制御弁(28)の開度が最大になっているた
め、上記スライドドア(1)をスムーズに動作させるこ
とができる。
【0043】<他の実施形態>なお、本発明は上記第
1,第2及び第3実施形態に限定されるものではなく、
その他種々の実施形態を包含するものである。すなわ
ち、上記第1,第2及び第3実施形態では、作動流体と
して圧油を用いているが、これに限らず、例えば、空気
等の気体を用いてもよい。
【0044】上記第1,第2及び第3実施形態では、流
体圧アクチュエータ(20)として油圧モータ(2)を
用いているが、これに限らず、例えば、油圧シリンダ等
を用いるようにしてもよい。
【0045】上記第1,第2及び第3実施形態では、油
圧モータ(2)による補助駆動力を、ラックアンドッピ
ニオン機構(23及び24)によりスライドドア(1)
に伝達するように構成しているが、これに限らず、油圧
モータ(2)にゴム糸のローラを付けて直接スライドド
ア(1)を駆動するようにしてもよい。
【0046】上記第1,第2及び第3実施形態では、開
閉扉(10)として左右に開閉されるスライドドア
(1)の開閉を補助するようにしているが、これに限ら
ず、前後に開閉されるドアの開閉を補助するようにして
もよい。
【0047】上記第1,第2及び第3実施形態では、ド
アハンドル(40)を、回転軸(41)の周りに鉛直方
向に回転するように構成しているが、これに限らず、例
えば、水平方向に回転するように構成してもよい。
【0048】上記第1及び第3実施形態では、減速手段
(5,5´)として、流量制御弁(26,27,28)
により油圧モータ(21)から油タンク(18)に還流
される作動油の流量を絞るように構成しているが、これ
に限らず、例えば、流量制御弁により油圧モータ(2
1)に供給する作動油の流量を絞るようにしてもよい。
【0049】上記第1,第2及び第3実施形態では、機
械装置としてのNC工作機械(例えば、NC旋盤やマシ
ニングセンタ)に適用しているが、これに限らず、例え
ば、プレス加工機や射出成型機等の他の工作機械にも適
用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における扉開閉補助装置によれば、流体圧アクチュエ
ータ(20)によって開閉扉(10)の開閉を補助する
ことにより、その開閉動作をスムーズに行わせて作業者
の疲労を軽減することができる。この際、作業者による
ドアハンドル(40)の操作の向きに補助駆動力を加え
ることにより、開閉扉(10)の操作感を自然で良好な
ものにすることができる上に、異常が発生した場合に
は、作業者は、手応えの変化によって異常に容易に気づ
くことができ、かつ、手を放すだけでドアを停止させる
ことができるため、安全性を向上させることができる。
加えて、予め機械装置に備えられている流体圧源(1
2)から作動流体を供給することにより、装置全体の低
コスト化と省スペース化を図ることができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、流体圧アクチュエー
タ(20)に供給される作動流体の流体圧を、ドアハン
ドル(40)に加えられた操作力に応じて変更調整する
ことにより、開閉扉(10)の操作感を作業者の意図に
沿った自然なものにすることができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、流体圧アクチュエー
タ(20)に供給される作動流体の流量を、ドアハンド
ル(40)の操作量に応じて変更調整することにより、
開閉扉(10)の操作感を作業者の意図に沿った自然な
ものにすることができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明による効果に加えて、減速手段(5)によ
り、開閉扉(10)が全開状態になる手前又は全閉状態
になる手前で流体圧アクチュエータ(20)の駆動速度
を減少させることにより、上記開閉扉(10)が全開状
態又は全閉状態になるときの停止の際の衝撃を低減する
ことができ、これにより、衝撃音や振動の発生を防止す
ることができる。
【0054】請求項5記載の発明によれば、流体圧アク
チュエータ(20)から排出される作動流体の流量を流
量制御弁(26)によって絞ることにより、開閉扉(1
0)を確実に減速させることができ、これにより、上記
請求項4記載の発明による作用を確実に得ることができ
る。
【0055】請求項6記載の発明によれば、流体圧アク
チュエータ(20)から排出される作動流体の流量を流
量制御弁(27又は28)によって絞ることにより、開
閉扉(10)を確実に減速させることができ、これによ
り、上記請求項4記載の発明による作用を確実に得るこ
とができる上に、上記開閉扉(10)を、全開状態又は
全閉状態の手前からスムーズに反転移動させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】上記第1実施形態に係る油圧回路の構成を示す
構成図である。
【図3】ハンドルユニットの正面図である。
【図4】上記ハンドルユニットの側面図である。
【図5】図4のX−X線による断面図である
【図6】本発明の第2実施形態に係る図2相当図であ
る。
【図7】上記第2実施形態に係る図5相当図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る減速手段の構成を
示す構成図である。
【図9】上記第3実施形態に係る図2相当図である。
【符号の説明】
1,10 スライドドア(開閉扉) 3,30 バルブユニット(調整手段) 4 ハンドルユニット 5,5´ 減速手段 12,13 油圧ポンプ(流体圧源) 18 油タンク(流体タンク) 20,21 流体圧アクチュエータ(油圧モ
ータ) 26,27,28 流量制御弁 26a,27a,28a 流量制御弁のス
プール 31a,31b 圧力制御弁 37a,37b 流量制御弁 40 ドアハンドル 51,55 ロッド(カム機構) 52,54 ドグ(カム機構)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧源(12)を駆動源として備えた
    機械装置に開閉扉(10)が付設され、この開閉扉(1
    0)の開閉補助を行う扉開閉補助装置において、 上記開閉扉(10)に対して人力による開閉動作を補助
    するための補助駆動力を加える流体圧アクチュエータ
    (20)と、 上記流体圧源(12)から上記流体圧アクチュエータ
    (20)に供給される作動流体の流量、方向又は圧力を
    変更調整する調整手段(30)と、 上記開閉扉(10)に対して上記人力が加わる向きに動
    き得るよう可動式に取り付けられたドアハンドル(4
    0)とを備えており、 上記調整手段(30)は、上記ドアハンドル(40)の
    操作と連動するようにこのドアハンドル(40)と結合
    されて、このドアハンドル(40)が開側に操作された
    ときに、上記流体圧アクチュエータ(20)に対し上記
    開閉扉(10)を開側に作動させる向きに作動流体を供
    給する一方、上記ドアハンドル(40)が閉側に操作さ
    れたときに、上記流体圧アクチュエータ(20)に対し
    上記開閉扉(10)を閉側に作動させる向きに作動流体
    を供給するように構成されていることを特徴とする扉開
    閉補助装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 調整手段(30)は、流体圧アクチュエータ(20)に
    供給される作動流体の流体圧を、ドアハンドル(40)
    に加えられた操作力に応じて変更調整する圧力制御弁
    (31a,31b)を備えていることを特徴とする扉開
    閉補助装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 調整手段(30)は、流体圧アクチュエータ(20)に
    供給される作動流体の流量を、ドアハンドル(40)の
    操作量に応じて変更調整する流量制御弁(37a,37
    b)を備えていることを特徴とする扉開閉補助装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 開閉扉(10)が全開状態になる手前又は全閉状態にな
    る手前で、流体圧アクチュエータ(20)に対する流体
    の供給量を絞るか、又は、この流体圧アクチュエータ
    (20)からの流体の排出量を絞ることにより、上記流
    体圧アクチュエータ(20)の作動速度を減少させる減
    速手段(5,5´)を備えることを特徴とする扉開閉補
    助装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 減速手段(5)は、流体圧アクチュエータ(20)と流
    体タンク(18)との間に介設された流量制御弁(2
    6)と、この流量制御弁(26)のスプール(26a)
    を変位させることによりこの流量制御弁(26)の開度
    を開閉扉(10)の位置に対応付けて変化させるカム機
    構(51及び52)とを備えており、 上記カム機構(51及び52)は、上記開閉扉(10)
    が全開状態になる手前又は全閉状態になる手前で上記ス
    プール(26a)の変位量を最大にして上記流量制御弁
    (26)の開度を最小側に変化させるように構成されれ
    ていることを特徴とする扉開閉補助装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 減速手段(5´)は、流体圧アクチュエータ(20)か
    ら排出される作動流体の流量を絞り得るようこの流体圧
    アクチュエータ(20)に対して上記作動流体の給排方
    向の両側に介設された一対の流量制御弁(27,28)
    と、上記開閉扉(10)が全閉状態になる手前で上記の
    一方の流量制御弁(27)のスプール(27a)の変位
    量を最大にしてこの流量制御弁(27)の開度を最小側
    に変化させるカム機構(51及び52)と、上記開閉扉
    (10)が全開状態になる手前で上記の他方の流量制御
    弁(28)のスプール(28a)の変位量を最大にして
    この流量制御弁(28)の開度を最小側に変化させるカ
    ム機構(54及び55)とを備えていることを特徴とす
    る扉開閉補助装置。
JP8223374A 1996-08-26 1996-08-26 扉開閉補助装置 Withdrawn JPH1061312A (ja)

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