JPH106135A - 歯の加工方法 - Google Patents
歯の加工方法Info
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- JPH106135A JPH106135A JP16145696A JP16145696A JPH106135A JP H106135 A JPH106135 A JP H106135A JP 16145696 A JP16145696 A JP 16145696A JP 16145696 A JP16145696 A JP 16145696A JP H106135 A JPH106135 A JP H106135A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 歯切工具に汎用性を備えさせ、歯切工具を交
換することなく諸元の異なる歯を形成する。 【解決手段】 被加工物Wに基準となる歯面GF1を形
成し、刃具と被加工物Wを歯厚方向に相対移動させて基
準歯面GF1に対向する歯面GF2を形成し、被加工物
Wに所定の間隔を有する歯溝aを切削加工する。歯切り
加工用切刃2のピッチにより形成された歯溝a,aの間
の所定の位置に歯溝bを形成するように、歯切り加工用
切刃2と被加工物Wを所定量だけ相対移動さ、さらに基
準歯切り工程およびシフト歯切り工程を再度行うことに
より、歯切り加工用切刃2のピッチP1と異なるピッチ
P2の歯を形成する。その後、形成された歯の歯面先端
に面取り加工を施す。
換することなく諸元の異なる歯を形成する。 【解決手段】 被加工物Wに基準となる歯面GF1を形
成し、刃具と被加工物Wを歯厚方向に相対移動させて基
準歯面GF1に対向する歯面GF2を形成し、被加工物
Wに所定の間隔を有する歯溝aを切削加工する。歯切り
加工用切刃2のピッチにより形成された歯溝a,aの間
の所定の位置に歯溝bを形成するように、歯切り加工用
切刃2と被加工物Wを所定量だけ相対移動さ、さらに基
準歯切り工程およびシフト歯切り工程を再度行うことに
より、歯切り加工用切刃2のピッチP1と異なるピッチ
P2の歯を形成する。その後、形成された歯の歯面先端
に面取り加工を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物に歯を形
成して歯車やラック(以下、歯車等という)を製作する
ための歯の加工方法に関し、さらには、形成された歯の
面取り加工を行う歯の加工方法に関するものである。
成して歯車やラック(以下、歯車等という)を製作する
ための歯の加工方法に関し、さらには、形成された歯の
面取り加工を行う歯の加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被加工物に歯を形成して歯車等を製作す
るための歯の加工には、一般に、ホブ、ピニオンラッ
ク、ラックカッタによる創成歯切り法あるいはミーリン
グカッタ等による成形歯切り法等がある。また、歯が形
成された歯車等は、その使用目的により歯の歯幅端面ま
たは歯先端面に面取り加工が施されている。従来の歯幅
または歯先の端面の面取り加工は、形成された歯を1歯
1歯エンドミルカッタ、ミーリングカッタ、研削砥石に
よって行われ、あるいは専用の面取りホブ等によって行
われている。
るための歯の加工には、一般に、ホブ、ピニオンラッ
ク、ラックカッタによる創成歯切り法あるいはミーリン
グカッタ等による成形歯切り法等がある。また、歯が形
成された歯車等は、その使用目的により歯の歯幅端面ま
たは歯先端面に面取り加工が施されている。従来の歯幅
または歯先の端面の面取り加工は、形成された歯を1歯
1歯エンドミルカッタ、ミーリングカッタ、研削砥石に
よって行われ、あるいは専用の面取りホブ等によって行
われている。
【0003】また、従来の歯切工具として、特開昭53
−122993号公報に開示されているように、通常の
歯車切削を行う歯切り用切刃部を有するホブと、歯幅端
面面取り用切刃部を有するホブとを併列に配置した歯車
用ホブが知られている。
−122993号公報に開示されているように、通常の
歯車切削を行う歯切り用切刃部を有するホブと、歯幅端
面面取り用切刃部を有するホブとを併列に配置した歯車
用ホブが知られている。
【0004】この歯車用ホブでは、歯切り用切刃部によ
って歯形を切削するサイクルが完了すると、ホブ軸が移
動サイクルに入り、次いで面取り用切刃部によって面取
り加工するサイクルに入る。これにより、1つの歯切り
サイクルの中で歯車の歯切り加工と端面部の面取り加工
を連続的に行うことができる。
って歯形を切削するサイクルが完了すると、ホブ軸が移
動サイクルに入り、次いで面取り用切刃部によって面取
り加工するサイクルに入る。これにより、1つの歯切り
サイクルの中で歯車の歯切り加工と端面部の面取り加工
を連続的に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の歯の加工は、モジュールと圧力角が同じであって
も、歯厚や歯丈、歯先の面取り等が異なると、同一の歯
切工具で対応することができないため、形成するそれぞ
れの歯車等の諸元に応じた歯切工具が必要となる。すな
わち、従来の歯の加工方法に用いられる歯切工具は汎用
性がなく、形成する歯の諸元が変更されたり新たに設計
された場合には、歯切工具を取り替えたり、新たに歯切
工具を製作する必要がある。そのため、各種歯切工具の
製作による工具費の増大や、各種歯切工具の管理工数お
よび保管のスペースの増大、さらには、歯車等の諸元に
適合した歯切工具を新たに製作するために、歯車等を製
作するための時間が増大するという問題があった。
来の歯の加工は、モジュールと圧力角が同じであって
も、歯厚や歯丈、歯先の面取り等が異なると、同一の歯
切工具で対応することができないため、形成するそれぞ
れの歯車等の諸元に応じた歯切工具が必要となる。すな
わち、従来の歯の加工方法に用いられる歯切工具は汎用
性がなく、形成する歯の諸元が変更されたり新たに設計
された場合には、歯切工具を取り替えたり、新たに歯切
工具を製作する必要がある。そのため、各種歯切工具の
製作による工具費の増大や、各種歯切工具の管理工数お
よび保管のスペースの増大、さらには、歯車等の諸元に
適合した歯切工具を新たに製作するために、歯車等を製
作するための時間が増大するという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、歯切工具に汎用性を備えさせ、歯切工
具を交換することなく諸元の異なる歯を形成することが
できる歯の加工方法を提供することにある。
で、その目的は、歯切工具に汎用性を備えさせ、歯切工
具を交換することなく諸元の異なる歯を形成することが
できる歯の加工方法を提供することにある。
【0007】さらに、本発明は、上記目的に加えて、必
要に応じて形成された歯に所望する面取り加工を行うこ
とができる歯の加工方法を提供することを目的とするも
のである。
要に応じて形成された歯に所望する面取り加工を行うこ
とができる歯の加工方法を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
上記目的を達成するために、被加工物に基準となる歯面
を形成する基準歯切り工程と、刃具と被加工物を歯厚方
向に相対移動させて基準歯面に対向する歯面を形成する
シフト歯切り工程とにより、歯を被加工物に形成する歯
の加工方法において、刃具と被加工物を所定ピッチ相対
移動させる工程を含み、刃具のピッチと異なるピッチの
歯を被加工物に形成することを特徴とする歯の加工方
法。
上記目的を達成するために、被加工物に基準となる歯面
を形成する基準歯切り工程と、刃具と被加工物を歯厚方
向に相対移動させて基準歯面に対向する歯面を形成する
シフト歯切り工程とにより、歯を被加工物に形成する歯
の加工方法において、刃具と被加工物を所定ピッチ相対
移動させる工程を含み、刃具のピッチと異なるピッチの
歯を被加工物に形成することを特徴とする歯の加工方
法。
【0009】また、請求項2に係る発明は、上記目的を
達成するために、請求項1に記載の歯の加工方法におい
て、形成された歯に所定形状の面取りを行う面取り工程
を含むことを特徴とするものである。
達成するために、請求項1に記載の歯の加工方法におい
て、形成された歯に所定形状の面取りを行う面取り工程
を含むことを特徴とするものである。
【0010】請求項1に係る発明では、歯厚が被加工物
に形成する基準となる歯面とこの基準歯面に対向する歯
面との間隔よりも充分に狭く形成された刃具により、被
加工物に基準となる歯面を有する歯溝を形成し、刃具と
被加工物を歯厚方向に相対移動させ、基準歯面に対向す
る歯面を有する歯溝を先に形成した歯溝と連続するよう
に形成し、刃具のピッチと同じピッチで歯を形成する。
次に、刃具と被加工物を所定ピッチ相対移動させる工程
を行い、先に刃具のピッチで形成された歯溝と歯溝との
間の所定の位置に歯溝を形成するように、基準歯切り工
程およびシフト歯切り工程を再度行うことにより、刃具
のピッチと異なるピッチの歯溝を被加工物に形成し、所
望する諸元の歯を形成する。
に形成する基準となる歯面とこの基準歯面に対向する歯
面との間隔よりも充分に狭く形成された刃具により、被
加工物に基準となる歯面を有する歯溝を形成し、刃具と
被加工物を歯厚方向に相対移動させ、基準歯面に対向す
る歯面を有する歯溝を先に形成した歯溝と連続するよう
に形成し、刃具のピッチと同じピッチで歯を形成する。
次に、刃具と被加工物を所定ピッチ相対移動させる工程
を行い、先に刃具のピッチで形成された歯溝と歯溝との
間の所定の位置に歯溝を形成するように、基準歯切り工
程およびシフト歯切り工程を再度行うことにより、刃具
のピッチと異なるピッチの歯溝を被加工物に形成し、所
望する諸元の歯を形成する。
【0011】請求項2に係る発明では、形成された歯と
面取り用刃具を所定量相対移動させることにより、所望
する形状に歯先の面取りを行う。
面取り用刃具を所定量相対移動させることにより、所望
する形状に歯先の面取りを行う。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る歯の加工方法の実施
の一形態を、ホブにより歯を形成する場合によって、図
に基づいて詳細に説明する。なお、図において同一符号
は同一部分または相当部分とする。
の一形態を、ホブにより歯を形成する場合によって、図
に基づいて詳細に説明する。なお、図において同一符号
は同一部分または相当部分とする。
【0013】まず最初に、本発明に係る歯の加工方法に
用いるホブ1について、図1および図2に基づいて説明
する。ホブ1は、ホブ盤のホブ軸(図示を省略した)に
装着され、軸回りに回転駆動されると共に、被加工物W
に歯Gを形成するよう相対移動制御されるもので、図1
に示すように、被加工物Wを切削して歯G(図2参照)
を形成するための刃具としての歯切り加工用切刃2を有
する歯切ホブ1Aと、形成された歯Gの歯先の面取りを
行うための刃具としての面取り用切刃3を有する面取り
ホブ1Bとを備えている。歯切ホブ1Aと面取りホブ1
Bとは、被加工物に対して歯切り加工時に面取りホブ1
Bが干渉したり、面取り加工時に歯切ホブ1Aが干渉し
ないように、所定量L離間した状態でホブ軸に併列して
同軸上に配置されている。図2に示すように、歯切り加
工用切刃2の歯切りピッチ線上歯厚T1は、被加工物W
に形成する基準となる歯面とこれに対向する歯面との歯
切りピッチ線上または歯切りピッチ円上の間隔T2より
も充分に狭く形成されている。
用いるホブ1について、図1および図2に基づいて説明
する。ホブ1は、ホブ盤のホブ軸(図示を省略した)に
装着され、軸回りに回転駆動されると共に、被加工物W
に歯Gを形成するよう相対移動制御されるもので、図1
に示すように、被加工物Wを切削して歯G(図2参照)
を形成するための刃具としての歯切り加工用切刃2を有
する歯切ホブ1Aと、形成された歯Gの歯先の面取りを
行うための刃具としての面取り用切刃3を有する面取り
ホブ1Bとを備えている。歯切ホブ1Aと面取りホブ1
Bとは、被加工物に対して歯切り加工時に面取りホブ1
Bが干渉したり、面取り加工時に歯切ホブ1Aが干渉し
ないように、所定量L離間した状態でホブ軸に併列して
同軸上に配置されている。図2に示すように、歯切り加
工用切刃2の歯切りピッチ線上歯厚T1は、被加工物W
に形成する基準となる歯面とこれに対向する歯面との歯
切りピッチ線上または歯切りピッチ円上の間隔T2より
も充分に狭く形成されている。
【0014】歯切ホブ1Aの歯切り加工用切刃2は、所
定のピッチP1および進み角で配列されており、一方、
面取りホブ1Bの面取り用切刃3は、所望する歯先の面
取りに必要な角度βに形成され(図6参照)、歯切り加
工用切刃2と同一のピッチP1および進み角で配列され
ている。
定のピッチP1および進み角で配列されており、一方、
面取りホブ1Bの面取り用切刃3は、所望する歯先の面
取りに必要な角度βに形成され(図6参照)、歯切り加
工用切刃2と同一のピッチP1および進み角で配列され
ている。
【0015】次に、以上のように構成されたホブ1を用
いて本発明に係る歯の加工方法の一実施の形態を、図3
乃至図7に基づいて説明する。本発明に係る歯の加工方
法は、概略、被加工物Wに基準となる歯面GF1を形成
する基準歯切工程と、刃具(歯切り加工用切刃2)と被
加工物Wを歯厚方向に相対移動させて基準歯面GF1に
対向する歯面GF2を形成するシフト歯切工程と、刃具
(歯切り加工用切刃2)と被加工物Wを所定量だけ相対
移動させて工程と含み、刃具(歯切り加工用切刃2)の
ピッチP1と異なるピッチの歯Gを被加工物Wに形成す
るもので、さらに、形成された歯Gの面取り工程を含む
ものである。
いて本発明に係る歯の加工方法の一実施の形態を、図3
乃至図7に基づいて説明する。本発明に係る歯の加工方
法は、概略、被加工物Wに基準となる歯面GF1を形成
する基準歯切工程と、刃具(歯切り加工用切刃2)と被
加工物Wを歯厚方向に相対移動させて基準歯面GF1に
対向する歯面GF2を形成するシフト歯切工程と、刃具
(歯切り加工用切刃2)と被加工物Wを所定量だけ相対
移動させて工程と含み、刃具(歯切り加工用切刃2)の
ピッチP1と異なるピッチの歯Gを被加工物Wに形成す
るもので、さらに、形成された歯Gの面取り工程を含む
ものである。
【0016】図3の(a)(b)(c)は、所定の歯G
を形成するための基準歯切り工程およびシフト歯切り工
程を示した模式図であって、基準歯切り工程では、図3
(a)に示すように、歯厚T1が被加工物Wに形成する
基準となる歯面GF1とこの基準歯面GF1に対向する
歯面GF2との歯切りピッチ線上または歯切りピッチ円
上の間隔T2よりも充分に狭く形成された歯切り加工用
切刃2(図2参照)により、被加工物Wに基準となる歯
面GF1が形成された歯溝a1 を切削加工する。
を形成するための基準歯切り工程およびシフト歯切り工
程を示した模式図であって、基準歯切り工程では、図3
(a)に示すように、歯厚T1が被加工物Wに形成する
基準となる歯面GF1とこの基準歯面GF1に対向する
歯面GF2との歯切りピッチ線上または歯切りピッチ円
上の間隔T2よりも充分に狭く形成された歯切り加工用
切刃2(図2参照)により、被加工物Wに基準となる歯
面GF1が形成された歯溝a1 を切削加工する。
【0017】次に、シフト歯切り工程では、図3(b)
に示すように、歯切り加工用切刃2と被加工物Wを歯厚
方向に相対移動させ、基準歯切り工程で切削加工された
歯溝a1 に連続する歯溝a2 を切削加工する。そして、
この実施の形態においては、図3(c)に示すように、
さらに歯切り加工用切刃2と被加工物Wを歯厚方向に相
対移動させ、歯切り加工用切刃2により、基準となる歯
面GF1とこの基準歯面GF1に対向する歯面GF2と
が所定の間隔となるように、基準歯切り工程で切削加工
された歯溝a1 およびこれに連続する歯溝a2 、歯溝a
3 を切削加工する。
に示すように、歯切り加工用切刃2と被加工物Wを歯厚
方向に相対移動させ、基準歯切り工程で切削加工された
歯溝a1 に連続する歯溝a2 を切削加工する。そして、
この実施の形態においては、図3(c)に示すように、
さらに歯切り加工用切刃2と被加工物Wを歯厚方向に相
対移動させ、歯切り加工用切刃2により、基準となる歯
面GF1とこの基準歯面GF1に対向する歯面GF2と
が所定の間隔となるように、基準歯切り工程で切削加工
された歯溝a1 およびこれに連続する歯溝a2 、歯溝a
3 を切削加工する。
【0018】図4(a)(b)は、歯切り加工用切刃2
と被加工物Wを所定量だけ相対移動させて歯切ホブ1A
の歯切り加工用切刃2のピッチP1と異なるピッチの歯
Gを被加工物Wに形成する工程を示す説明図であって、
図4(a)に示すように、基準歯切り工程およびシフト
歯切り工程を完了し歯切り加工用切刃2と同じピッチの
歯溝aが形成されたら、次いで図4(b)に示すよう
に、先に歯切り加工用切刃2のピッチにより形成された
歯溝a,aの間の、例えば、1/2や1/3等(図4
(b)に示した例では1/2の位置)所定の位置に歯溝
bを形成するように、歯切り加工用切刃2と被加工物W
を所定量だけ相対移動させる工程を行い、さらに基準歯
切り工程およびシフト歯切り工程を再度行うことによ
り、歯切り加工用切刃2のピッチP1と異なるピッチP
2の歯を形成する。このようにして、歯切り加工用切刃
2と被加工物Wを所定量だけ相対移動させて基準歯切り
工程と、シフト歯切り工程とを繰り返し行うことによ
り、所望するピッチおよび歯厚等の諸元の歯Gが形成さ
れる。
と被加工物Wを所定量だけ相対移動させて歯切ホブ1A
の歯切り加工用切刃2のピッチP1と異なるピッチの歯
Gを被加工物Wに形成する工程を示す説明図であって、
図4(a)に示すように、基準歯切り工程およびシフト
歯切り工程を完了し歯切り加工用切刃2と同じピッチの
歯溝aが形成されたら、次いで図4(b)に示すよう
に、先に歯切り加工用切刃2のピッチにより形成された
歯溝a,aの間の、例えば、1/2や1/3等(図4
(b)に示した例では1/2の位置)所定の位置に歯溝
bを形成するように、歯切り加工用切刃2と被加工物W
を所定量だけ相対移動させる工程を行い、さらに基準歯
切り工程およびシフト歯切り工程を再度行うことによ
り、歯切り加工用切刃2のピッチP1と異なるピッチP
2の歯を形成する。このようにして、歯切り加工用切刃
2と被加工物Wを所定量だけ相対移動させて基準歯切り
工程と、シフト歯切り工程とを繰り返し行うことによ
り、所望するピッチおよび歯厚等の諸元の歯Gが形成さ
れる。
【0019】面取り工程では、歯切り加工用切刃2と同
一のピッチP1および進み角で面取り用切刃3が配列さ
れた面取りホブ1Bを軸回りに回転駆動しながら、図5
に示すように、被加工物Wに所定量K1だけ近接させ、
所望する形状に歯面の先端の面取りを行う。図7は、歯
車の歯Gの歯面先端Hに面取り加工を施した状態を示す
部分斜視図である。また、形成した歯Gの歯丈あるいは
歯面先端Hに施す面取り加工の形状によっては、図6に
示すように、面取りホブ1Bを軸方向にK2だけ移動さ
せることにより、所望する歯面先端の面取り加工を行う
こともできる。
一のピッチP1および進み角で面取り用切刃3が配列さ
れた面取りホブ1Bを軸回りに回転駆動しながら、図5
に示すように、被加工物Wに所定量K1だけ近接させ、
所望する形状に歯面の先端の面取りを行う。図7は、歯
車の歯Gの歯面先端Hに面取り加工を施した状態を示す
部分斜視図である。また、形成した歯Gの歯丈あるいは
歯面先端Hに施す面取り加工の形状によっては、図6に
示すように、面取りホブ1Bを軸方向にK2だけ移動さ
せることにより、所望する歯面先端の面取り加工を行う
こともできる。
【0020】なお、この実施の形態においては、本発明
に係る歯の加工方法を、ホブ1を用いて被加工物Wから
歯車を形成する場合によって説明したが、これに限定さ
れることはない。すなわち、本発明に係る歯の加工方法
は、歯車のみならずラックの歯を形成する場合にも用い
ることができる。また、本発明に係る歯の加工方法に
は、ホブ1に代る工具として、歯厚が被加工物Wに形成
する基準となる歯面GF1とこの基準歯面GF1に対向
する歯面GF2との間隔よりも充分に狭く形成された歯
切り加工用切刃2が、形成しようとする歯GのピッチP
2の整数倍のピッチP1で配列されたものであれば、歯
Gを形成する被加工物Wに応じてラックカッタやピニオ
ンカッタ等を用いることもできる。
に係る歯の加工方法を、ホブ1を用いて被加工物Wから
歯車を形成する場合によって説明したが、これに限定さ
れることはない。すなわち、本発明に係る歯の加工方法
は、歯車のみならずラックの歯を形成する場合にも用い
ることができる。また、本発明に係る歯の加工方法に
は、ホブ1に代る工具として、歯厚が被加工物Wに形成
する基準となる歯面GF1とこの基準歯面GF1に対向
する歯面GF2との間隔よりも充分に狭く形成された歯
切り加工用切刃2が、形成しようとする歯GのピッチP
2の整数倍のピッチP1で配列されたものであれば、歯
Gを形成する被加工物Wに応じてラックカッタやピニオ
ンカッタ等を用いることもできる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、歯厚が被
加工物に形成する基準となる歯面とこの基準歯面に対向
する歯面との間隔よりも充分に狭く形成された刃具によ
り、被加工物に基準となる歯面を形成し、刃具と被加工
物を歯厚方向に相対移動させて基準歯面に対向する歯面
を形成することにより歯溝を形成し、刃具と被加工物を
所定ピッチ相対移動させて、先に形成した歯溝とは別の
場所に歯溝を形成することにより、刃具のピッチと異な
るピッチの歯を被加工物に形成することができ、したが
って、歯切工具を交換することなく一つの刃具で複数の
種類の歯を形成することができる。
加工物に形成する基準となる歯面とこの基準歯面に対向
する歯面との間隔よりも充分に狭く形成された刃具によ
り、被加工物に基準となる歯面を形成し、刃具と被加工
物を歯厚方向に相対移動させて基準歯面に対向する歯面
を形成することにより歯溝を形成し、刃具と被加工物を
所定ピッチ相対移動させて、先に形成した歯溝とは別の
場所に歯溝を形成することにより、刃具のピッチと異な
るピッチの歯を被加工物に形成することができ、したが
って、歯切工具を交換することなく一つの刃具で複数の
種類の歯を形成することができる。
【0022】また、請求項2に係る発明によれば、形成
した歯あるいは所望する面取り形状に応じて歯先の面取
りを行うこともできる。
した歯あるいは所望する面取り形状に応じて歯先の面取
りを行うこともできる。
【図1】本発明に係る歯の加工方法に用いられるホブを
示した図である。
示した図である。
【図2】歯切ホブの歯切り加工用切刃の歯厚と、被加工
物に形成する基準となる歯面とこの基準歯面に対向する
歯面との間隔との関係を示す説明図である。
物に形成する基準となる歯面とこの基準歯面に対向する
歯面との間隔との関係を示す説明図である。
【図3】所定の歯を形成するための基準歯切り工程およ
びシフト歯切り工程を示した模式図である。
びシフト歯切り工程を示した模式図である。
【図4】刃具と被加工物Wを所定量だけ相対移動させて
歯切ホブの歯切り加工用切刃のピッチと異なるピッチの
歯を被加工物Wに形成する工程を示す説明図である。
歯切ホブの歯切り加工用切刃のピッチと異なるピッチの
歯を被加工物Wに形成する工程を示す説明図である。
【図5】面取りホブを軸回りに回転駆動しながら被加工
物に所定量だけ近接させることにより、面取り工程を行
う。
物に所定量だけ近接させることにより、面取り工程を行
う。
【図6】面取りホブを軸方向に移動させることにより、
面取りを行う場合の説明図である。
面取りを行う場合の説明図である。
【図7】形成された歯の歯先面に面取り加工を施した歯
車部分斜視図である。
車部分斜視図である。
1 ホブ 2 歯切り加工用切刃(刃具) 3 面取り用切刃 G 歯 a,b 歯溝 GF1 基準となる歯面 GF2 基準となる歯面に対向する歯面 T1 歯切り加工用切刃の歯切りピッチ線上の歯厚 T2 基準となる歯面とこれに対向する歯面との歯切り
ピッチ線上または歯切りピッチ円上の間隔 P1 歯切り加工用切刃のピッチ P2 形成された歯のピッチ
ピッチ線上または歯切りピッチ円上の間隔 P1 歯切り加工用切刃のピッチ P2 形成された歯のピッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 被加工物に基準となる歯面を形成する基
準歯切り工程と、刃具と被加工物を歯厚方向に相対移動
させて基準歯面に対向する歯面を形成するシフト歯切り
工程とにより、歯を被加工物に形成する歯の加工方法に
おいて、 刃具と被加工物を所定ピッチ相対移動させる工程を含
み、刃具のピッチと異なるピッチの歯を被加工物に形成
することを特徴とする歯の加工方法。 - 【請求項2】 形成された歯に所定形状の面取りを行う
面取り工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の歯
の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16145696A JPH106135A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 歯の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16145696A JPH106135A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 歯の加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106135A true JPH106135A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15735459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16145696A Pending JPH106135A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 歯の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH106135A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023535707A (ja) * | 2020-07-20 | 2023-08-21 | グリーソン - プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー | 歯付けシステムを機械加工するための方法 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16145696A patent/JPH106135A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023535707A (ja) * | 2020-07-20 | 2023-08-21 | グリーソン - プァウター マシネンファブリク ゲーエムベーハー | 歯付けシステムを機械加工するための方法 |
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