JPH1061415A - エンジンの動弁装置 - Google Patents
エンジンの動弁装置Info
- Publication number
- JPH1061415A JPH1061415A JP22245596A JP22245596A JPH1061415A JP H1061415 A JPH1061415 A JP H1061415A JP 22245596 A JP22245596 A JP 22245596A JP 22245596 A JP22245596 A JP 22245596A JP H1061415 A JPH1061415 A JP H1061415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- engine
- pivot
- valve body
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁体3の軸方向に亙る高さ寸法を小さく抑
え、エンジンの小型・軽量化を可能にする。 【解決手段】 カム21により1対のローラ14、14
を押圧し、これらローラ14、14を支持した枢軸13
を介して、弁体3を押圧する。バルブステム4の端部と
ローラ14、14の一部とを、枢軸13の軸方向に関し
て重畳させている。従って、バルブステム4の上端面と
カム21の外周面との距離を縮める事ができる。
え、エンジンの小型・軽量化を可能にする。 【解決手段】 カム21により1対のローラ14、14
を押圧し、これらローラ14、14を支持した枢軸13
を介して、弁体3を押圧する。バルブステム4の端部と
ローラ14、14の一部とを、枢軸13の軸方向に関し
て重畳させている。従って、バルブステム4の上端面と
カム21の外周面との距離を縮める事ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係るエンジンの動
弁装置は、自動車の走行用等として使用されるエンジン
の吸気口又は排気口を開閉する為の弁を、クランクシャ
フトの回転に同期して往復移動させる。
弁装置は、自動車の走行用等として使用されるエンジン
の吸気口又は排気口を開閉する為の弁を、クランクシャ
フトの回転に同期して往復移動させる。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気弁及び排気弁は、クラン
クシャフトの回転と同期して往復移動し、吸気口又は排
気口を開閉しなければならない。この様な吸気弁及び排
気弁を往復移動させる為の動弁装置には、上記クランク
シャフトの回転と同期して回転するカムシャフトと、こ
のカムシャフトの中間部に支持されてこのカムシャフト
と共に回転するカムと、このカムの外周面の変位に基づ
いて上記吸気弁又は排気弁を往復移動させるバルブリフ
タとを備えたものがある。尚、これら吸気弁及び排気弁
は、シリンダヘッドとの間に設けたバルブスプリングに
より、上記吸気口又は排気口を閉じる方向に付勢してい
る。上記バルブリフタは、上記カムシャフトの回転に伴
って上記吸気弁及び排気弁を、上記バルブスプリングの
弾力に抗して変位させる。
クシャフトの回転と同期して往復移動し、吸気口又は排
気口を開閉しなければならない。この様な吸気弁及び排
気弁を往復移動させる為の動弁装置には、上記クランク
シャフトの回転と同期して回転するカムシャフトと、こ
のカムシャフトの中間部に支持されてこのカムシャフト
と共に回転するカムと、このカムの外周面の変位に基づ
いて上記吸気弁又は排気弁を往復移動させるバルブリフ
タとを備えたものがある。尚、これら吸気弁及び排気弁
は、シリンダヘッドとの間に設けたバルブスプリングに
より、上記吸気口又は排気口を閉じる方向に付勢してい
る。上記バルブリフタは、上記カムシャフトの回転に伴
って上記吸気弁及び排気弁を、上記バルブスプリングの
弾力に抗して変位させる。
【0003】又、近年のエンジンでは、このバルブリフ
タに枢軸を支持すると共に、この枢軸の周囲にローラを
回転自在に支持し、バルブリフタと上記カムとの係合部
を転がり接触させる事が行なわれている。この様に、バ
ルブリフタと上記カムの係合部を転がり接触させる事に
より、この係合部に作用する摩擦力を低減し、燃料消費
率を向上させる事ができる。尚、この様なローラを組み
込んだ動弁装置の基本構造に就いては、実開昭62−1
52002号公報、同63−22306号公報、実開平
4−44405号公報等に記載されている様に、従来か
ら広く知られている。
タに枢軸を支持すると共に、この枢軸の周囲にローラを
回転自在に支持し、バルブリフタと上記カムとの係合部
を転がり接触させる事が行なわれている。この様に、バ
ルブリフタと上記カムの係合部を転がり接触させる事に
より、この係合部に作用する摩擦力を低減し、燃料消費
率を向上させる事ができる。尚、この様なローラを組み
込んだ動弁装置の基本構造に就いては、実開昭62−1
52002号公報、同63−22306号公報、実開平
4−44405号公報等に記載されている様に、従来か
ら広く知られている。
【0004】上記各公報に記載された構造は何れも、エ
ンジンの燃焼室に通じる口を開閉する弁体と同期して往
復移動するバルブリフタと、上記エンジンのクランクシ
ャフトと同期して回転するカムシャフトに支持されてこ
のカムシャフトと共に回転するカムと、上記弁体に上記
燃焼室に通じる口を閉じる方向の弾力を付与するバルブ
スプリングとを備える。又、上記各公報に記載された構
造のうち、実開昭62−152002号公報及び同63
−22306号公報に記載されたエンジンの動弁装置
は、上記バルブリフタに支持した枢軸の周囲にローラを
回転自在に支持しており、上記カムの外周面と上記ロー
ラの外周面とを当接させる事により、上記弁体を上記ク
ランクシャフトの回転に同期させて往復移動自在として
いる。エンジンの運転時には上記ローラが、回転しつつ
上記カムの動きを上記弁体に伝達する。これらローラの
外周面とカムの外周面との接触状態は、ほぼ完全な転が
り接触となる。
ンジンの燃焼室に通じる口を開閉する弁体と同期して往
復移動するバルブリフタと、上記エンジンのクランクシ
ャフトと同期して回転するカムシャフトに支持されてこ
のカムシャフトと共に回転するカムと、上記弁体に上記
燃焼室に通じる口を閉じる方向の弾力を付与するバルブ
スプリングとを備える。又、上記各公報に記載された構
造のうち、実開昭62−152002号公報及び同63
−22306号公報に記載されたエンジンの動弁装置
は、上記バルブリフタに支持した枢軸の周囲にローラを
回転自在に支持しており、上記カムの外周面と上記ロー
ラの外周面とを当接させる事により、上記弁体を上記ク
ランクシャフトの回転に同期させて往復移動自在として
いる。エンジンの運転時には上記ローラが、回転しつつ
上記カムの動きを上記弁体に伝達する。これらローラの
外周面とカムの外周面との接触状態は、ほぼ完全な転が
り接触となる。
【0005】一方、上記実開平4−44405号公報等
に記載されたエンジンの動弁装置は、上記バルブリフタ
の頂面(軸方向一端面で弁体と反対側の面)にスラスト
転がり軸受を設け、上記カムの外周面を、このスラスト
転がり軸受の中心から外れた位置に当接させている。エ
ンジンの運転時には上記スラスト転がり軸受が、上記弁
体の中心軸を中心とする方向に回転しつつ、上記カムの
動きを上記弁体に伝達する。これらスラスト転がり軸受
の表面とカムの外周面との接触状態は、転がり接触と滑
り接触とが混在した状態となる。
に記載されたエンジンの動弁装置は、上記バルブリフタ
の頂面(軸方向一端面で弁体と反対側の面)にスラスト
転がり軸受を設け、上記カムの外周面を、このスラスト
転がり軸受の中心から外れた位置に当接させている。エ
ンジンの運転時には上記スラスト転がり軸受が、上記弁
体の中心軸を中心とする方向に回転しつつ、上記カムの
動きを上記弁体に伝達する。これらスラスト転がり軸受
の表面とカムの外周面との接触状態は、転がり接触と滑
り接触とが混在した状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】実開昭62−1520
02号公報及び同63−22306号公報に記載された
エンジンの動弁装置の場合には、カムとローラと弁体と
を、この弁体の軸方向に亙って互いに直列に配置してい
る。従って、これら弁体とカムとの間隔を、上記ローラ
の外径よりも大きくしなければならない。従って、この
構造をOHC、DOHC型のエンジンに適用した場合、
上記動弁装置の高さ寸法が大きくなる分、エンジンの高
さ寸法も大きくならざるを得ない。
02号公報及び同63−22306号公報に記載された
エンジンの動弁装置の場合には、カムとローラと弁体と
を、この弁体の軸方向に亙って互いに直列に配置してい
る。従って、これら弁体とカムとの間隔を、上記ローラ
の外径よりも大きくしなければならない。従って、この
構造をOHC、DOHC型のエンジンに適用した場合、
上記動弁装置の高さ寸法が大きくなる分、エンジンの高
さ寸法も大きくならざるを得ない。
【0007】一方、上記実開平4−44405号公報等
に記載されたエンジンの動弁装置の場合には、弁体とカ
ムとの間隔を縮め、エンジンの高さ寸法を小さくできる
反面、スラスト転がり軸受の表面とカムの外周面とが滑
り接触するので、これらスラスト転がり軸受の表面とカ
ムの外周面との接触部での摩擦損失が大きくなる。この
結果、エンジンの出力及び燃費性能が低下する為、好ま
しくない。本発明のエンジンの動弁機構は、この様な事
情に鑑みて、エンジンの出力及び燃費性能を十分に確保
しつつ、高さ寸法を小さくすべく発明したものである。
に記載されたエンジンの動弁装置の場合には、弁体とカ
ムとの間隔を縮め、エンジンの高さ寸法を小さくできる
反面、スラスト転がり軸受の表面とカムの外周面とが滑
り接触するので、これらスラスト転がり軸受の表面とカ
ムの外周面との接触部での摩擦損失が大きくなる。この
結果、エンジンの出力及び燃費性能が低下する為、好ま
しくない。本発明のエンジンの動弁機構は、この様な事
情に鑑みて、エンジンの出力及び燃費性能を十分に確保
しつつ、高さ寸法を小さくすべく発明したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエンジンの動弁
装置は、前述した実開昭62−152002号公報及び
同63−22306号公報等に記載されて従来から知ら
れているエンジンの動弁装置と同様に、エンジンの燃焼
室に通じる口を開閉する弁体と同期して往復移動するバ
ルブリフタと、このバルブリフタに支持した枢軸の周囲
に回転自在に支持されたローラと、上記エンジンのクラ
ンクシャフトと同期して回転するカムシャフトに支持さ
れてこのカムシャフトと共に回転するカムと、上記弁体
に上記燃焼室に通じる口を閉じる方向の弾力を付与する
バルブスプリングとを備える。そして、上記カムの外周
面と上記ローラの外周面とを当接させる事により、上記
弁体を上記クランクシャフトの回転に同期させて往復移
動させる。特に、本発明のエンジンの動弁装置に於いて
は、上記ローラを上記枢軸の軸方向に間隔をあけて1対
設けており、上記弁体は、上記枢軸の中間部で上記1対
のローラの間部分により押圧自在としている。
装置は、前述した実開昭62−152002号公報及び
同63−22306号公報等に記載されて従来から知ら
れているエンジンの動弁装置と同様に、エンジンの燃焼
室に通じる口を開閉する弁体と同期して往復移動するバ
ルブリフタと、このバルブリフタに支持した枢軸の周囲
に回転自在に支持されたローラと、上記エンジンのクラ
ンクシャフトと同期して回転するカムシャフトに支持さ
れてこのカムシャフトと共に回転するカムと、上記弁体
に上記燃焼室に通じる口を閉じる方向の弾力を付与する
バルブスプリングとを備える。そして、上記カムの外周
面と上記ローラの外周面とを当接させる事により、上記
弁体を上記クランクシャフトの回転に同期させて往復移
動させる。特に、本発明のエンジンの動弁装置に於いて
は、上記ローラを上記枢軸の軸方向に間隔をあけて1対
設けており、上記弁体は、上記枢軸の中間部で上記1対
のローラの間部分により押圧自在としている。
【0009】
【作用】上述の様に構成される本発明のエンジンの動弁
装置の場合には、1対のローラの一部と弁体の一部と
を、これら1対のローラを枢支している枢軸の軸方向に
亙って重畳させて配置する事により、弁体の軸方向に亙
る高さ寸法を小さくできる。この為、摩擦力低減を目的
としてローラを組み込んだ動弁装置、並びにこの動弁装
置を組み込んだエンジンの小型・軽量化を図れる。
装置の場合には、1対のローラの一部と弁体の一部と
を、これら1対のローラを枢支している枢軸の軸方向に
亙って重畳させて配置する事により、弁体の軸方向に亙
る高さ寸法を小さくできる。この為、摩擦力低減を目的
としてローラを組み込んだ動弁装置、並びにこの動弁装
置を組み込んだエンジンの小型・軽量化を図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。例えばアルミニウム合金により
造られたエンジンのシリンダヘッド1には、より硬質の
金属により円管状に造られたバルブガイド2をインサー
トし、このバルブガイド2の内側に弁体3を構成するバ
ルブステム4を、軸方向(図1の上下方向。尚、上下は
図面による。例えば、水平対向エンジン等に設置する動
弁機構の場合、設置状態と図面の状態との上下方向とは
一致しない。)に亙る摺動自在に挿通している。上記弁
体3は、所謂きのこ弁と呼ばれるもので、上記バルブス
テム4の摺動に基づき、このバルブステム4の下端部に
設けた弁部5により、吸気口(排気口)6を開閉する。
尚、上記バルブガイド2の上端部にはバルブガイドシー
ル7を設け、このバルブガイド2の内周面と上記バルブ
ステム4の外周面との間の隙間を通じて、上記吸気口
(排気口)6を流通する混合気(排気)が外部に漏洩す
る事を防止している。
の第1例を示している。例えばアルミニウム合金により
造られたエンジンのシリンダヘッド1には、より硬質の
金属により円管状に造られたバルブガイド2をインサー
トし、このバルブガイド2の内側に弁体3を構成するバ
ルブステム4を、軸方向(図1の上下方向。尚、上下は
図面による。例えば、水平対向エンジン等に設置する動
弁機構の場合、設置状態と図面の状態との上下方向とは
一致しない。)に亙る摺動自在に挿通している。上記弁
体3は、所謂きのこ弁と呼ばれるもので、上記バルブス
テム4の摺動に基づき、このバルブステム4の下端部に
設けた弁部5により、吸気口(排気口)6を開閉する。
尚、上記バルブガイド2の上端部にはバルブガイドシー
ル7を設け、このバルブガイド2の内周面と上記バルブ
ステム4の外周面との間の隙間を通じて、上記吸気口
(排気口)6を流通する混合気(排気)が外部に漏洩す
る事を防止している。
【0011】又、上記バルブステム4の基端部には、コ
ッタ8を介してスプリングシート9を支持し、このスプ
リングシート9と上記シリンダヘッド1との間に、圧縮
コイルばねであるバルブスプリング10を設けている。
従って上記弁体3の弁部5は、外力が作用しない限り、
上記吸気口(排気口)6を閉じたままとする。
ッタ8を介してスプリングシート9を支持し、このスプ
リングシート9と上記シリンダヘッド1との間に、圧縮
コイルばねであるバルブスプリング10を設けている。
従って上記弁体3の弁部5は、外力が作用しない限り、
上記吸気口(排気口)6を閉じたままとする。
【0012】更に、上記シリンダヘッド1の一部で上記
バルブガイド2に関して上記吸気口(排気口)6と反対
側部分には、案内孔11を形成している。この案内孔1
1は、上記バルブステム4とほぼ同心に形成されてい
る。そして、この案内孔11内にバルブリフタ12を、
軸方向に亙る変位自在に嵌装している。このバルブリフ
タ12は、アルミニウム合金等の軽金属により円筒状に
形成しており、上部に支持した枢軸13の中間部に1対
のローラ14、14を、回転自在に支持している。
バルブガイド2に関して上記吸気口(排気口)6と反対
側部分には、案内孔11を形成している。この案内孔1
1は、上記バルブステム4とほぼ同心に形成されてい
る。そして、この案内孔11内にバルブリフタ12を、
軸方向に亙る変位自在に嵌装している。このバルブリフ
タ12は、アルミニウム合金等の軽金属により円筒状に
形成しており、上部に支持した枢軸13の中間部に1対
のローラ14、14を、回転自在に支持している。
【0013】上記バルブリフタ12は、外周面形状を円
筒面としている。又、上半部内周面には互いに平行な1
対の平坦面15、15を形成する事により、この上半部
の内周面形状を略小判形としている。そして、上記バル
ブリフタ12の一部で上記各平坦面15、15の幅方向
中央部に相当する部分に、長U字形で上記バルブリフタ
12の上端縁に開口する切り欠き16、16を形成して
いる。そして、これら両切り欠き16、16に、上記枢
軸13の両端部を支持固定している。この枢軸13は、
軸受鋼等の硬質金属により造られており、その両端部を
上記各切り欠き16、16の奥端に嵌め込んだ状態で、
これら各切り欠き16、16の一部を上記両端部にかし
め付ける事により、上記バルブリフタ12の上部内側
で、このバルブリフタ12の直径方向に固定している。
筒面としている。又、上半部内周面には互いに平行な1
対の平坦面15、15を形成する事により、この上半部
の内周面形状を略小判形としている。そして、上記バル
ブリフタ12の一部で上記各平坦面15、15の幅方向
中央部に相当する部分に、長U字形で上記バルブリフタ
12の上端縁に開口する切り欠き16、16を形成して
いる。そして、これら両切り欠き16、16に、上記枢
軸13の両端部を支持固定している。この枢軸13は、
軸受鋼等の硬質金属により造られており、その両端部を
上記各切り欠き16、16の奥端に嵌め込んだ状態で、
これら各切り欠き16、16の一部を上記両端部にかし
め付ける事により、上記バルブリフタ12の上部内側
で、このバルブリフタ12の直径方向に固定している。
【0014】上記枢軸13は、中央部を除く部分を円筒
状の外周面を有する小径部17、17とし、中央部を、
欠円筒状の外周面を有する大径部18としている。この
大径部18の一部には平坦面19を形成しており、上記
枢軸13は、この平坦面19を上記バルブステム4の上
端面に対向させた状態で、上記バルブリフタ12に支持
固定している。又、上記枢軸13の中間部2個所位置で
それぞれ上記大径部18と上記バルブリフタ12の内周
面に形成した平坦面15、15との間部分には、それぞ
れ上記各ローラ14、14を、ラジアルニードル軸受2
0、20を介して、回転自在に支持している。
状の外周面を有する小径部17、17とし、中央部を、
欠円筒状の外周面を有する大径部18としている。この
大径部18の一部には平坦面19を形成しており、上記
枢軸13は、この平坦面19を上記バルブステム4の上
端面に対向させた状態で、上記バルブリフタ12に支持
固定している。又、上記枢軸13の中間部2個所位置で
それぞれ上記大径部18と上記バルブリフタ12の内周
面に形成した平坦面15、15との間部分には、それぞ
れ上記各ローラ14、14を、ラジアルニードル軸受2
0、20を介して、回転自在に支持している。
【0015】この様に、上記各ローラ14、14を中間
部2個所位置に支持した枢軸13の中央部で、上記大径
部18の下面を構成する平坦面19には、前記バルブス
テム4の上端面を当接させている。又、上記枢軸13に
支持された状態で上記各ローラ14、14の上端面は、
上記バルブリフタ12の上端開口縁よりも、少し下方に
存在する。従って、図示しないカムシャフトの外周面に
支持されてこのカムシャフトと共に回転するカム21の
外周面と上記各ローラ14、14の外周面とを当接させ
た状態で、上記カム21の軸方向両端面の一部と上記バ
ルブリフタ12の内周面に形成した平坦面15、15と
が係合する。そして、この係合に基づき、上記バルブリ
フタ12が前記案内溝11の内側で回転する事がなくな
る。又、この状態で、上記枢軸13とカムシャフトとが
平行になる。従って、上記カム21の外周面と上記各ロ
ーラ14、14の外周面とは線接触しつつ転がり接触す
る。従って、接触部に過大な面圧が作用する事も、接触
部に大きな摩擦抵抗が作用する事もない。
部2個所位置に支持した枢軸13の中央部で、上記大径
部18の下面を構成する平坦面19には、前記バルブス
テム4の上端面を当接させている。又、上記枢軸13に
支持された状態で上記各ローラ14、14の上端面は、
上記バルブリフタ12の上端開口縁よりも、少し下方に
存在する。従って、図示しないカムシャフトの外周面に
支持されてこのカムシャフトと共に回転するカム21の
外周面と上記各ローラ14、14の外周面とを当接させ
た状態で、上記カム21の軸方向両端面の一部と上記バ
ルブリフタ12の内周面に形成した平坦面15、15と
が係合する。そして、この係合に基づき、上記バルブリ
フタ12が前記案内溝11の内側で回転する事がなくな
る。又、この状態で、上記枢軸13とカムシャフトとが
平行になる。従って、上記カム21の外周面と上記各ロ
ーラ14、14の外周面とは線接触しつつ転がり接触す
る。従って、接触部に過大な面圧が作用する事も、接触
部に大きな摩擦抵抗が作用する事もない。
【0016】上述の様に構成される本発明のエンジンの
動弁装置により弁体3を軸方向に往復移動させ、この弁
体3の弁部5により、前記給気口(排気口)6を開閉す
る際の作用は、次の通りである。即ち、エンジンの運転
時には、図示しないカムシャフトと共に回転するカム2
1の外周面の偏心運動に基づき、このカム21による上
記1対のローラ14、14の押圧量が変化する。そし
て、これら各ローラ14、14の外周面が、上記カム2
1の大径部に対向した瞬間には、これら各ローラ14、
14及び枢軸13を介して上記弁体3を、前記バルブス
プリング10の弾力に抗して下降させ、上記給気口(排
気口)6を開放する。これに対して、これら各ローラ1
4、14の外周面が、上記カム21の小径部に対向した
瞬間には上記弁体3が、上記バルブスプリング10の弾
力により上昇し、上記給気口(排気口)6を閉鎖する。
尚、バルブクリアランスは、上記枢軸13の一部に形成
した前記平坦面19の位置(枢軸13の中心から平坦面
19までの距離)により調整する。
動弁装置により弁体3を軸方向に往復移動させ、この弁
体3の弁部5により、前記給気口(排気口)6を開閉す
る際の作用は、次の通りである。即ち、エンジンの運転
時には、図示しないカムシャフトと共に回転するカム2
1の外周面の偏心運動に基づき、このカム21による上
記1対のローラ14、14の押圧量が変化する。そし
て、これら各ローラ14、14の外周面が、上記カム2
1の大径部に対向した瞬間には、これら各ローラ14、
14及び枢軸13を介して上記弁体3を、前記バルブス
プリング10の弾力に抗して下降させ、上記給気口(排
気口)6を開放する。これに対して、これら各ローラ1
4、14の外周面が、上記カム21の小径部に対向した
瞬間には上記弁体3が、上記バルブスプリング10の弾
力により上昇し、上記給気口(排気口)6を閉鎖する。
尚、バルブクリアランスは、上記枢軸13の一部に形成
した前記平坦面19の位置(枢軸13の中心から平坦面
19までの距離)により調整する。
【0017】特に、本発明のエンジンの動弁装置の場合
には、上記1対のローラ14、14の一部、即ち上記枢
軸13よりも下方に突出した部分と、上記弁体3の一
部、即ち前記バルブステム4の上端部とを、これら1対
のローラ14、14を枢支している枢軸13の軸方向に
亙り重畳させて配置している。従って、前述の実開昭6
2−152002号公報及び同63−22306号公報
等に記載された構造の様に、上記カム21の外周面と上
記バルブステム4の上端面とを、上記ローラ14、14
の外径よりも離隔させる必要がない。この結果、上記弁
体3の軸方向に亙るエンジンの動弁装置の高さ寸法を小
さくできる。この為、摩擦力低減を目的としてローラ1
4、14を組み込んだ動弁装置、並びにこの動弁装置を
組み込んだエンジンの小型・軽量化を図れる。
には、上記1対のローラ14、14の一部、即ち上記枢
軸13よりも下方に突出した部分と、上記弁体3の一
部、即ち前記バルブステム4の上端部とを、これら1対
のローラ14、14を枢支している枢軸13の軸方向に
亙り重畳させて配置している。従って、前述の実開昭6
2−152002号公報及び同63−22306号公報
等に記載された構造の様に、上記カム21の外周面と上
記バルブステム4の上端面とを、上記ローラ14、14
の外径よりも離隔させる必要がない。この結果、上記弁
体3の軸方向に亙るエンジンの動弁装置の高さ寸法を小
さくできる。この為、摩擦力低減を目的としてローラ1
4、14を組み込んだ動弁装置、並びにこの動弁装置を
組み込んだエンジンの小型・軽量化を図れる。
【0018】次に、図3〜4は、本発明の実施の形態の
第2例を示している。本例の場合には、1対のローラ1
4、14を回転自在に支持する為の枢軸13aを、その
全長に亙って直径が変化しない、単なる直棒状に形成し
ている。そして、この枢軸13aの両端部を、バルブリ
フタ12aの上部直径方向反対位置に形成した円孔2
2、22の内側に、これら各円孔22、22の一部を上
記枢軸13aの外周面に向けかしめ付ける等により、支
持固定している。この様にしてバルブリフタ12aに支
持固定した、上記枢軸13aの中央部には、バルブステ
ム4の上端面を突き当てる為の突き当て部材23を、か
しめ付け等により外嵌固定している。この突き当て部材
23の外周面は、上述した第1例の枢軸13の中央部に
形成した大径部18の外周面と同様に、一部に平坦面1
9aを有する欠円筒状としている。そして、上記枢軸1
3aを上記バルブリフタ12aに、上記突き当て部材2
3を上記枢軸13aに、それぞれ固定した状態で、上記
平坦面19aを下方に向け、この平坦面19aと上記バ
ルブステム4の上端面とを当接させている。又、バルブ
クリアランスは、上記突き当て部材23の一部で上記平
坦面19aの位置(平坦面19a部分での突き当て部材
23の厚さ)により調整する。その他の構成及び作用
は、前述した第1例の場合と同様である。
第2例を示している。本例の場合には、1対のローラ1
4、14を回転自在に支持する為の枢軸13aを、その
全長に亙って直径が変化しない、単なる直棒状に形成し
ている。そして、この枢軸13aの両端部を、バルブリ
フタ12aの上部直径方向反対位置に形成した円孔2
2、22の内側に、これら各円孔22、22の一部を上
記枢軸13aの外周面に向けかしめ付ける等により、支
持固定している。この様にしてバルブリフタ12aに支
持固定した、上記枢軸13aの中央部には、バルブステ
ム4の上端面を突き当てる為の突き当て部材23を、か
しめ付け等により外嵌固定している。この突き当て部材
23の外周面は、上述した第1例の枢軸13の中央部に
形成した大径部18の外周面と同様に、一部に平坦面1
9aを有する欠円筒状としている。そして、上記枢軸1
3aを上記バルブリフタ12aに、上記突き当て部材2
3を上記枢軸13aに、それぞれ固定した状態で、上記
平坦面19aを下方に向け、この平坦面19aと上記バ
ルブステム4の上端面とを当接させている。又、バルブ
クリアランスは、上記突き当て部材23の一部で上記平
坦面19aの位置(平坦面19a部分での突き当て部材
23の厚さ)により調整する。その他の構成及び作用
は、前述した第1例の場合と同様である。
【0019】
【発明の効果】本発明のエンジンの動弁装置は、以上に
述べた通り構成され作用するので、弁体の軸方向に亙る
長さ寸法を小さくし、摩擦力低減を目的としてローラを
組み込んだ動弁装置、並びにこの動弁装置を組み込んだ
エンジンの小型・軽量化を図れる。
述べた通り構成され作用するので、弁体の軸方向に亙る
長さ寸法を小さくし、摩擦力低減を目的としてローラを
組み込んだ動弁装置、並びにこの動弁装置を組み込んだ
エンジンの小型・軽量化を図れる。
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す縦断面図。
【図2】一部を省略して図1の上方から見た図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す縦断面図。
【図4】一部を省略して図3の上方から見た図。
1 シリンダヘッド 2 バルブガイド 3 弁体 4 バルブステム 5 弁部 6 吸気口(排気口) 7 バルブガイドシール 8 コッタ 9 スプリングシート 10 バルブスプリング 11 案内孔 12、12a バルブリフタ 13、13a 枢軸 14 ローラ 15 平坦面 16 切り欠き 17 小径部 18 大径部 19、19a 平坦面 20 ラジアルニードル軸受 21 カム 22 円孔 23 突き当て部材
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンの燃焼室に通じる口を開閉する
弁体と同期して往復移動するバルブリフタと、このバル
ブリフタに支持した枢軸の周囲に回転自在に支持された
ローラと、上記エンジンのクランクシャフトと同期して
回転するカムシャフトに支持されてこのカムシャフトと
共に回転するカムと、上記弁体に上記燃焼室に通じる口
を閉じる方向の弾力を付与するバルブスプリングとを備
え、上記カムの外周面と上記ローラの外周面とを当接さ
せる事により、上記弁体を上記クランクシャフトの回転
に同期させて往復移動させるエンジンの動弁装置に於い
て、上記ローラを上記枢軸の軸方向に間隔をあけて1対
設けており、上記弁体は、上記枢軸の中間部で上記1対
のローラの間部分により押圧自在とした事を特徴とする
エンジンの動弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22245596A JPH1061415A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | エンジンの動弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22245596A JPH1061415A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | エンジンの動弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061415A true JPH1061415A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16782690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22245596A Pending JPH1061415A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | エンジンの動弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061415A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2850272A1 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-07-30 | Gattefosse Ets Sa | Extrait de bourgeons de cryptomeria japonica |
| WO2004075820A3 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-10-14 | Gattefosse Ets Sa | Extrait de bourgeons de cryptomeria japonica d. don |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP22245596A patent/JPH1061415A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2850272A1 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-07-30 | Gattefosse Ets Sa | Extrait de bourgeons de cryptomeria japonica |
| WO2004075820A3 (fr) * | 2003-01-27 | 2004-10-14 | Gattefosse Ets Sa | Extrait de bourgeons de cryptomeria japonica d. don |
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