JPH1061572A - 横置スクロール圧縮機 - Google Patents
横置スクロール圧縮機Info
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- JPH1061572A JPH1061572A JP21747996A JP21747996A JPH1061572A JP H1061572 A JPH1061572 A JP H1061572A JP 21747996 A JP21747996 A JP 21747996A JP 21747996 A JP21747996 A JP 21747996A JP H1061572 A JPH1061572 A JP H1061572A
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- oil
- scroll
- thrust bearing
- end plate
- oil supply
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/025—Lubrication; Lubricant separation using a lubricant pump
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0007—Injection of a fluid in the working chamber for sealing, cooling and lubricating
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定及び可動スクロール10,11の鏡板1
0a,11a外周部の相対向する両方の面に、その可動
スクロール11のスラスト方向の移動を規制するための
スラスト軸受面10e,11eがそれぞれ設けられ、油
溜り1aの潤滑油を、クランク軸8ないし上記鏡板10
a,11a外周部を通る給油路を介して圧縮室16に供
給するようにした横置スクロール圧縮機Aに対して、コ
ストアップを抑えつつ、上記スラスト軸受面10e,1
1eが焼き付くのを防止する。 【解決手段】 給油路の油の一部を両スクロール10,
11のスラスト軸受面10e,11e上部に供給するた
めの給油手段42を設け、その給油手段42は、固定ス
クロール10のスラスト軸受面10eに設けられた油イ
ンジェクション溝40とする。
0a,11a外周部の相対向する両方の面に、その可動
スクロール11のスラスト方向の移動を規制するための
スラスト軸受面10e,11eがそれぞれ設けられ、油
溜り1aの潤滑油を、クランク軸8ないし上記鏡板10
a,11a外周部を通る給油路を介して圧縮室16に供
給するようにした横置スクロール圧縮機Aに対して、コ
ストアップを抑えつつ、上記スラスト軸受面10e,1
1eが焼き付くのを防止する。 【解決手段】 給油路の油の一部を両スクロール10,
11のスラスト軸受面10e,11e上部に供給するた
めの給油手段42を設け、その給油手段42は、固定ス
クロール10のスラスト軸受面10eに設けられた油イ
ンジェクション溝40とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横置スクロール圧
縮機に関し、特に可動スクロールのスラスト軸受面に給
油するようにしたものの技術分野に属する。
縮機に関し、特に可動スクロールのスラスト軸受面に給
油するようにしたものの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この横置スクロール圧縮機は、
例えば密閉ケーシング内に、モータ等の駆動手段により
略水平方向に延びるクランク軸を介して公転駆動される
可動スクロールと、ケーシングに固定された固定スクロ
ールとからなるスクロール圧縮機構を有している。上記
固定スクロールは鏡板中心部に渦巻体が略水平方向に突
設されてなるものであり、一方、可動スクロールは、こ
の固定スクロールの鏡板と対向して配設される鏡板を有
し、その鏡板中心部には固定スクロールの渦巻体と噛合
して圧縮室を区画するように渦巻体が略水平方向に突設
されている。そして、固定スクロールの鏡板外周部と可
動スクロールの鏡板外周部との相対向する両方の面に、
該可動スクロールのスラスト方向の移動を規制するため
のスラスト軸受面がそれぞれ設けられている。
例えば密閉ケーシング内に、モータ等の駆動手段により
略水平方向に延びるクランク軸を介して公転駆動される
可動スクロールと、ケーシングに固定された固定スクロ
ールとからなるスクロール圧縮機構を有している。上記
固定スクロールは鏡板中心部に渦巻体が略水平方向に突
設されてなるものであり、一方、可動スクロールは、こ
の固定スクロールの鏡板と対向して配設される鏡板を有
し、その鏡板中心部には固定スクロールの渦巻体と噛合
して圧縮室を区画するように渦巻体が略水平方向に突設
されている。そして、固定スクロールの鏡板外周部と可
動スクロールの鏡板外周部との相対向する両方の面に、
該可動スクロールのスラスト方向の移動を規制するため
のスラスト軸受面がそれぞれ設けられている。
【0003】上記スクロール圧縮機では、性能上、その
圧縮室の気密性を保持する必要があり、そのためには、
上記各スクロールの渦巻体先端面と相手側スクロールの
鏡板との間の隙間及び両スクロールの渦巻体の側壁面同
士の接触箇所間の隙間をなくすことが要求される。そこ
で、ケーシング内下部の油溜りの油を上記クランク軸な
いし両スクロールの鏡板外周部を通る給油路を介して上
記圧縮室に供給するようにして、その油によって各渦巻
体の先端面と相手側の鏡板との間に発生する隙間及び両
渦巻体の側壁面同士の接触箇所における隙間を塞ぐよう
にすることが知られている。
圧縮室の気密性を保持する必要があり、そのためには、
上記各スクロールの渦巻体先端面と相手側スクロールの
鏡板との間の隙間及び両スクロールの渦巻体の側壁面同
士の接触箇所間の隙間をなくすことが要求される。そこ
で、ケーシング内下部の油溜りの油を上記クランク軸な
いし両スクロールの鏡板外周部を通る給油路を介して上
記圧縮室に供給するようにして、その油によって各渦巻
体の先端面と相手側の鏡板との間に発生する隙間及び両
渦巻体の側壁面同士の接触箇所における隙間を塞ぐよう
にすることが知られている。
【0004】また、上記給油路の油の一部をクランク軸
のラジアル軸受等に供給し、その軸受の潤滑を行うよう
にすることも知られている。
のラジアル軸受等に供給し、その軸受の潤滑を行うよう
にすることも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記給油路
の油の一部を、両スクロールのスラスト軸受面にも供給
してそのスラスト軸受面の潤滑を行うようにすることが
考えられる。この場合、両スクロールのスラスト軸受面
全体に給油手段によって油を供給しようとすると、給油
手段の構成が複雑となり、コストアップを招いてしま
う。一方、スラスト軸受面の一部にのみに給油したので
は、潤滑が十分になされずにスラスト軸受面の焼付きが
発生する虞れがある。
の油の一部を、両スクロールのスラスト軸受面にも供給
してそのスラスト軸受面の潤滑を行うようにすることが
考えられる。この場合、両スクロールのスラスト軸受面
全体に給油手段によって油を供給しようとすると、給油
手段の構成が複雑となり、コストアップを招いてしま
う。一方、スラスト軸受面の一部にのみに給油したので
は、潤滑が十分になされずにスラスト軸受面の焼付きが
発生する虞れがある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、圧縮室に供給する油の
一部を固定及び可動スクロールの両スラスト軸受面に供
給する場合、その両スラスト軸受面への給油箇所を考慮
することによって、コストアップを抑えつつ、スラスト
軸受面が焼き付くのを防止することにある。
あり、その目的とするところは、圧縮室に供給する油の
一部を固定及び可動スクロールの両スラスト軸受面に供
給する場合、その両スラスト軸受面への給油箇所を考慮
することによって、コストアップを抑えつつ、スラスト
軸受面が焼き付くのを防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、圧縮室に供給する油の一部を固定
及び可動スクロールのスラスト軸受面上部に供給するた
めの給油手段を設けるようにした。
めに、この発明では、圧縮室に供給する油の一部を固定
及び可動スクロールのスラスト軸受面上部に供給するた
めの給油手段を設けるようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、図1及
び図3に示すように、密閉ケーシング(1)内に配設さ
れ、鏡板(10a)中心部に渦巻体(10b)が略水平
方向に突設された固定スクロール(10)と、鏡板(1
1a)中心部に渦巻体(11b)が上記固定スクロール
(10)の渦巻体(10b)に対し噛合して圧縮室(1
6)を区画するように略水平方向に突設された可動スク
ロール(11)とからなり、固定スクロール(10)の
鏡板(10a)外周部と可動スクロール(11)の鏡板
(11a)外周部との相対向する両方の面に、該可動ス
クロール(11)のスラスト方向の移動を規制するため
のスラスト軸受面(10e),(11e)がそれぞれ設
けられたスクロール圧縮機構(3)と、略水平方向に延
びるクランク軸(8)を介して上記可動スクロール(1
1)を公転駆動させる駆動手段(7)とを備え、ケーシ
ング(1)内下部の油溜り(1a)の油を、上記クラン
ク軸(8)ないし両スクロール(10),(11)の鏡
板(10a),(11a)外周部を通る給油路を介して
上記圧縮室(16)に供給するようにした横置スクロー
ル圧縮機を前提とする。
び図3に示すように、密閉ケーシング(1)内に配設さ
れ、鏡板(10a)中心部に渦巻体(10b)が略水平
方向に突設された固定スクロール(10)と、鏡板(1
1a)中心部に渦巻体(11b)が上記固定スクロール
(10)の渦巻体(10b)に対し噛合して圧縮室(1
6)を区画するように略水平方向に突設された可動スク
ロール(11)とからなり、固定スクロール(10)の
鏡板(10a)外周部と可動スクロール(11)の鏡板
(11a)外周部との相対向する両方の面に、該可動ス
クロール(11)のスラスト方向の移動を規制するため
のスラスト軸受面(10e),(11e)がそれぞれ設
けられたスクロール圧縮機構(3)と、略水平方向に延
びるクランク軸(8)を介して上記可動スクロール(1
1)を公転駆動させる駆動手段(7)とを備え、ケーシ
ング(1)内下部の油溜り(1a)の油を、上記クラン
ク軸(8)ないし両スクロール(10),(11)の鏡
板(10a),(11a)外周部を通る給油路を介して
上記圧縮室(16)に供給するようにした横置スクロー
ル圧縮機を前提とする。
【0009】そして、上記給油路の油の一部を上記両ス
クロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)上部に供給するための給油手段(4
2)を設ける。
クロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)上部に供給するための給油手段(4
2)を設ける。
【0010】このことにより、給油路の油の一部は給油
手段(42)によって両スクロール(10),(11)
のスラスト軸受面(10e),(11e)上部に直接供
給されるので、スラスト軸受面(10e),(11e)
上部の潤滑は十分になされる。一方、スラスト軸受面
(10e),(11e)の下部は、その上部に供給され
た油が可動スクロール(11)の公転に伴って重力によ
って流れ落ちるので、上部と同様に十分に潤滑がなされ
る。このことで、油をスラスト軸受面(10e),(1
1e)全体に供給する必要がなく、給油手段(42)を
簡単なものとすることができる。よって、コストアップ
を抑えつつ、スラスト軸受面(10e),(11e)が
焼き付くのを防止することができる。
手段(42)によって両スクロール(10),(11)
のスラスト軸受面(10e),(11e)上部に直接供
給されるので、スラスト軸受面(10e),(11e)
上部の潤滑は十分になされる。一方、スラスト軸受面
(10e),(11e)の下部は、その上部に供給され
た油が可動スクロール(11)の公転に伴って重力によ
って流れ落ちるので、上部と同様に十分に潤滑がなされ
る。このことで、油をスラスト軸受面(10e),(1
1e)全体に供給する必要がなく、給油手段(42)を
簡単なものとすることができる。よって、コストアップ
を抑えつつ、スラスト軸受面(10e),(11e)が
焼き付くのを防止することができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、図1〜図3に示すように、給油手段(42)は、
給油路の一部を構成し、かつ両スクロール(10),
(11)のスラスト軸受面(10e),(11e)の少
なくとも一方の上部に設けられた油インジェクション溝
(40)であるものとする。
いて、図1〜図3に示すように、給油手段(42)は、
給油路の一部を構成し、かつ両スクロール(10),
(11)のスラスト軸受面(10e),(11e)の少
なくとも一方の上部に設けられた油インジェクション溝
(40)であるものとする。
【0012】この発明により、油インジェクション溝
(40)を通って両スクロール(10),(11)の鏡
板(10a),(11a)外周部から圧縮室(16)に
供給される油の一部が、その途中で油インジェクション
溝(40)両側における両スクロール(10),(1
1)のスラスト軸受面(10e),(11e)間に漏れ
て浸透し、スラスト軸受面(10e),(11e)上部
への給油がなされる。このことで、圧縮室(16)に油
を供給するための給油路の一部をそのまま給油手段(4
2)とすることができる。よって、簡単な給油手段(4
2)の具体的構成が容易に得られ、コストアップをより
一層抑えることができる。
(40)を通って両スクロール(10),(11)の鏡
板(10a),(11a)外周部から圧縮室(16)に
供給される油の一部が、その途中で油インジェクション
溝(40)両側における両スクロール(10),(1
1)のスラスト軸受面(10e),(11e)間に漏れ
て浸透し、スラスト軸受面(10e),(11e)上部
への給油がなされる。このことで、圧縮室(16)に油
を供給するための給油路の一部をそのまま給油手段(4
2)とすることができる。よって、簡単な給油手段(4
2)の具体的構成が容易に得られ、コストアップをより
一層抑えることができる。
【0013】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、図1及び図2に示すように、油インジェクション
溝(40)を、両スクロール(10),(11)の鏡板
(10a),(11a)外周部から圧縮室(16)まで
流れる油の方向が、可動スクロール(11)の公転によ
る該可動スクロール(11)の鏡板(11a)上部の移
動と略同じ方向になるように設ける。
いて、図1及び図2に示すように、油インジェクション
溝(40)を、両スクロール(10),(11)の鏡板
(10a),(11a)外周部から圧縮室(16)まで
流れる油の方向が、可動スクロール(11)の公転によ
る該可動スクロール(11)の鏡板(11a)上部の移
動と略同じ方向になるように設ける。
【0014】このようにすることで、可動スクロール
(11)の公転によって油が油インジェクション溝(4
0)をその上流端部から圧縮室(16)へより一層流れ
易くなる。よって、両スクロール(10),(11)の
スラスト軸受面(10e),(11e)上部及び圧縮室
(16)への油の供給をより一層有効に行うことができ
る。
(11)の公転によって油が油インジェクション溝(4
0)をその上流端部から圧縮室(16)へより一層流れ
易くなる。よって、両スクロール(10),(11)の
スラスト軸受面(10e),(11e)上部及び圧縮室
(16)への油の供給をより一層有効に行うことができ
る。
【0015】請求項4の発明では、請求項2又は3の発
明において、図1〜図3に示すように、油インジェクシ
ョン溝(40)を固定スクロール(10)に設ける。
明において、図1〜図3に示すように、油インジェクシ
ョン溝(40)を固定スクロール(10)に設ける。
【0016】このことで、固定スクロール(10)は、
通常、可動スクロール(11)よりも外径が大きいの
で、油インジェクション溝(40)の上流端部を可動ス
クロール(11)の外周面よりも外側の位置となるよう
に配置することができる。この結果、その油インジェク
ション溝(40)の上流端部から両スクロール(1
0),(11)のスラスト軸受面(10e),(11
e)間に油を容易に供給することができる。よって、両
スクロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)上部及び圧縮室(16)へ油をより効
果的に供給することができる。
通常、可動スクロール(11)よりも外径が大きいの
で、油インジェクション溝(40)の上流端部を可動ス
クロール(11)の外周面よりも外側の位置となるよう
に配置することができる。この結果、その油インジェク
ション溝(40)の上流端部から両スクロール(1
0),(11)のスラスト軸受面(10e),(11
e)間に油を容易に供給することができる。よって、両
スクロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)上部及び圧縮室(16)へ油をより効
果的に供給することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態に
係る高圧ドーム型横置スクロール圧縮機(A)を示す。
このスクロール圧縮機(A)は、密閉ケーシング(1)
を有し、その内部の左側部に冷媒ガスを吸入圧縮して吐
出するスクロール圧縮機構(3)が収容され、密閉ケー
シング(1)内の左右方向略中央部にこのスクロール圧
縮機構(3)を駆動するための駆動手段として電動モー
タ(7)が収容されている。ケーシング(1)の左側壁
には、該側壁を貫通する吸入管(5)が接続され、この
吸入管(5)により上記スクロール圧縮機構(3)内に
低圧の冷媒ガスが吸入されるようになっている。また、
ケーシング(1)の右側壁には、該側壁を貫通する吐出
管(6)が接続され、この吐出管(6)によりスクロー
ル圧縮機構(3)によって圧縮された高圧の冷媒ガスが
圧縮機(A)外部へ吐出される。
基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態に
係る高圧ドーム型横置スクロール圧縮機(A)を示す。
このスクロール圧縮機(A)は、密閉ケーシング(1)
を有し、その内部の左側部に冷媒ガスを吸入圧縮して吐
出するスクロール圧縮機構(3)が収容され、密閉ケー
シング(1)内の左右方向略中央部にこのスクロール圧
縮機構(3)を駆動するための駆動手段として電動モー
タ(7)が収容されている。ケーシング(1)の左側壁
には、該側壁を貫通する吸入管(5)が接続され、この
吸入管(5)により上記スクロール圧縮機構(3)内に
低圧の冷媒ガスが吸入されるようになっている。また、
ケーシング(1)の右側壁には、該側壁を貫通する吐出
管(6)が接続され、この吐出管(6)によりスクロー
ル圧縮機構(3)によって圧縮された高圧の冷媒ガスが
圧縮機(A)外部へ吐出される。
【0018】上記電動モータ(7)はステータ(7a)
と、該ステータ(7a)内に回転可能に配置されたロー
タ(7b)とを備えてなる。このロータ(7b)の中心
部にクランク軸(8)が圧入されて回転一体に固定され
ている。
と、該ステータ(7a)内に回転可能に配置されたロー
タ(7b)とを備えてなる。このロータ(7b)の中心
部にクランク軸(8)が圧入されて回転一体に固定され
ている。
【0019】上記クランク軸(8)は、その右端部近傍
にてベアリング(21)によって回転可能に支持されて
おり、このベアリング(21)は、ケーシング(1)の
内周面に取付部(20a)にて固定した軸受支持部材
(20)に取付固定されている。また、この軸受支持部
材(20)の右側面にはポンプ取付板(26)が取付固
定され、このポンプ取付板(26)には、クランク軸
(8)下部から下方に延びる給油ポンプ(23)が取付
固定されている。この給油ポンプ(23)の吸入部はケ
ーシング(1)下部の油溜り(1a)に貯留された潤滑
油に浸漬されている。上記クランク軸(8)の右端部
は、上記軸受支持部材(20)を貫通してその軸受支持
部材(20)の右側面から突出しており、その突出した
部分の周囲を覆うように、上記ポンプ取付板(26)の
右側面に、中央部が略半球状をなす油溜部材(24)が
ねじ(25)によって上記給油ポンプ(23)と共に共
締めされて取付固定されている。この油溜部材(24)
の中央部の内側つまりクランク軸(8)側の空間に、上
記給油ポンプ(23)を介して汲み上げられた油溜り
(1a)の潤滑油が一旦溜められるようになっている。
上記クランク軸(8)内には、その油溜部材(24)中
央部内側に溜められた潤滑油を上記スクロール圧縮機構
(3)方向に供給するための軸方向に延びる給油通路
(8b)が形成されている。
にてベアリング(21)によって回転可能に支持されて
おり、このベアリング(21)は、ケーシング(1)の
内周面に取付部(20a)にて固定した軸受支持部材
(20)に取付固定されている。また、この軸受支持部
材(20)の右側面にはポンプ取付板(26)が取付固
定され、このポンプ取付板(26)には、クランク軸
(8)下部から下方に延びる給油ポンプ(23)が取付
固定されている。この給油ポンプ(23)の吸入部はケ
ーシング(1)下部の油溜り(1a)に貯留された潤滑
油に浸漬されている。上記クランク軸(8)の右端部
は、上記軸受支持部材(20)を貫通してその軸受支持
部材(20)の右側面から突出しており、その突出した
部分の周囲を覆うように、上記ポンプ取付板(26)の
右側面に、中央部が略半球状をなす油溜部材(24)が
ねじ(25)によって上記給油ポンプ(23)と共に共
締めされて取付固定されている。この油溜部材(24)
の中央部の内側つまりクランク軸(8)側の空間に、上
記給油ポンプ(23)を介して汲み上げられた油溜り
(1a)の潤滑油が一旦溜められるようになっている。
上記クランク軸(8)内には、その油溜部材(24)中
央部内側に溜められた潤滑油を上記スクロール圧縮機構
(3)方向に供給するための軸方向に延びる給油通路
(8b)が形成されている。
【0020】上記スクロール圧縮機構(3)は、左側に
固定スクロール(10)と右側に可動スクロール(1
1)とを備えてなる。この固定スクロール(10)は、
図1に示すように、円板状の鏡板(10a)右側面の中
心部に渦巻状(インボリュート状)の渦巻体(10b)
が略水平方向に突設されたものであり、その鏡板(10
a)の外周部に設けた複数の取付孔(10f),(10
f),…にそれぞれボルト(18),(18),…が挿
通されて、ケーシング(1)の内周面に固着した支持ハ
ウジング(12)の左側面に固定されている。上記渦巻
体(10b)の外周部には、この鏡板(10a)を左右
方向に貫通する吸入口(10c)が設けられ、この吸入
口(10c)にその左側から上記吸入管(5)が挿入さ
れている。一方、上記渦巻体(10b)の中心部には、
圧縮した冷媒ガスを鏡板(10a)の左側の空間へ吐出
するための吐出口(10d)が形成されている。
固定スクロール(10)と右側に可動スクロール(1
1)とを備えてなる。この固定スクロール(10)は、
図1に示すように、円板状の鏡板(10a)右側面の中
心部に渦巻状(インボリュート状)の渦巻体(10b)
が略水平方向に突設されたものであり、その鏡板(10
a)の外周部に設けた複数の取付孔(10f),(10
f),…にそれぞれボルト(18),(18),…が挿
通されて、ケーシング(1)の内周面に固着した支持ハ
ウジング(12)の左側面に固定されている。上記渦巻
体(10b)の外周部には、この鏡板(10a)を左右
方向に貫通する吸入口(10c)が設けられ、この吸入
口(10c)にその左側から上記吸入管(5)が挿入さ
れている。一方、上記渦巻体(10b)の中心部には、
圧縮した冷媒ガスを鏡板(10a)の左側の空間へ吐出
するための吐出口(10d)が形成されている。
【0021】この吐出口(10d)の左側には冷媒ガス
の圧力によって開くリード弁からなる逆止弁としての吐
出弁(31)が、またその吐出弁(31)の左側には該
吐出弁(31)の最大開度を規制する弁押え(32)が
それぞれ設けられ、この吐出弁(31)及び弁押え(3
2)は固定スクロール(10)の鏡板(10a)左側面
の上部に重ねられた状態で1つのボルト(33)で共締
めされている。
の圧力によって開くリード弁からなる逆止弁としての吐
出弁(31)が、またその吐出弁(31)の左側には該
吐出弁(31)の最大開度を規制する弁押え(32)が
それぞれ設けられ、この吐出弁(31)及び弁押え(3
2)は固定スクロール(10)の鏡板(10a)左側面
の上部に重ねられた状態で1つのボルト(33)で共締
めされている。
【0022】上記可動スクロール(11)は、上記固定
スクロール(10)の鏡板(10a)よりも径の小さい
円板状の鏡板(11a)左側面の中心部に渦巻状(イン
ボリュート状)の渦巻体(11b)が略水平方向に突設
されたものであり、この渦巻体(11b)が上記固定ス
クロール(10)の渦巻体(10b)と互いに噛合する
ように、上記支持ハウジング(12)にオルダムリング
(13)を介して支持され、この可動スクロール(1
1)と支持ハウジング(12)との間に介装されたオル
ダムリング(13)は可動スクロール(11)の自転を
防止するオルダム継手を構成している。
スクロール(10)の鏡板(10a)よりも径の小さい
円板状の鏡板(11a)左側面の中心部に渦巻状(イン
ボリュート状)の渦巻体(11b)が略水平方向に突設
されたものであり、この渦巻体(11b)が上記固定ス
クロール(10)の渦巻体(10b)と互いに噛合する
ように、上記支持ハウジング(12)にオルダムリング
(13)を介して支持され、この可動スクロール(1
1)と支持ハウジング(12)との間に介装されたオル
ダムリング(13)は可動スクロール(11)の自転を
防止するオルダム継手を構成している。
【0023】上記支持ハウジング(12)におけるオル
ダムリング(13)よりも中心側には突起部(12a)
がリング状に形成され、その突起部(12a)の内側に
はリング状のシール部材(35)が設けられている。こ
のシール部材(35)の左端面及び突起部(12a)の
先端面と可動スクロール(11)の鏡板(11a)右側
面との間には上記潤滑油が流れることができる程度の隙
間が形成されている。また、上記可動スクロール(1
1)の鏡板(11a)右側面の中心部にはピン軸(11
c)が突設されている。
ダムリング(13)よりも中心側には突起部(12a)
がリング状に形成され、その突起部(12a)の内側に
はリング状のシール部材(35)が設けられている。こ
のシール部材(35)の左端面及び突起部(12a)の
先端面と可動スクロール(11)の鏡板(11a)右側
面との間には上記潤滑油が流れることができる程度の隙
間が形成されている。また、上記可動スクロール(1
1)の鏡板(11a)右側面の中心部にはピン軸(11
c)が突設されている。
【0024】上記可動スクロール(11)の渦巻体(1
1b)の先端面は固定スクロール(10)の鏡板(10
a)右側面に、また固定スクロール(10)の渦巻体
(10b)の先端面は可動スクロール(11)の鏡板
(11a)左側面にそれぞれ接触するとともに、可動ス
クロール(11)の渦巻体(11b)の内周側及び外周
側の各壁面は、固定スクロール(10)の渦巻体(10
b)の外周側及び内周側の各壁面に複数箇所でそれぞれ
接触しており、これら各接触部間に冷媒ガスを圧縮する
ための圧縮室(16)が区画形成されている。
1b)の先端面は固定スクロール(10)の鏡板(10
a)右側面に、また固定スクロール(10)の渦巻体
(10b)の先端面は可動スクロール(11)の鏡板
(11a)左側面にそれぞれ接触するとともに、可動ス
クロール(11)の渦巻体(11b)の内周側及び外周
側の各壁面は、固定スクロール(10)の渦巻体(10
b)の外周側及び内周側の各壁面に複数箇所でそれぞれ
接触しており、これら各接触部間に冷媒ガスを圧縮する
ための圧縮室(16)が区画形成されている。
【0025】上記クランク軸(8)の左端部は、上記支
持ハウジング(12)の軸受孔(12b)内に設けた軸
受(37)に挿通されて回転支持されており、その左端
面には、該クランク軸(8)の軸心に対して偏心した偏
心穴(8a)が形成されている。この偏心穴(8a)に
上記可動スクロール(11)のピン軸(11c)が軸受
(38)を介して嵌合されている。したがって、上記オ
ルダム継手により、可動スクロール(11)はクランク
軸(8)の回転に伴って自転することなくクランク軸
(8)の軸心に対して公転して上記圧縮室(16)を収
縮するようになっている。
持ハウジング(12)の軸受孔(12b)内に設けた軸
受(37)に挿通されて回転支持されており、その左端
面には、該クランク軸(8)の軸心に対して偏心した偏
心穴(8a)が形成されている。この偏心穴(8a)に
上記可動スクロール(11)のピン軸(11c)が軸受
(38)を介して嵌合されている。したがって、上記オ
ルダム継手により、可動スクロール(11)はクランク
軸(8)の回転に伴って自転することなくクランク軸
(8)の軸心に対して公転して上記圧縮室(16)を収
縮するようになっている。
【0026】上記固定スクロール(10)の鏡板(10
a)右側面の外周部及び可動スクロール(11)の鏡板
(11a)左側面の外周部には、相対向してその可動ス
クロール(11)の左スラスト方向の移動を規制するた
めのスラスト軸受面(10e),(11e)がそれぞれ
設けられている。そして、図1及び図2に示すように、
固定スクロール(10)のスラスト軸受面(10e)の
上部には、両スクロール(10),(11)の鏡板(1
0a),(11a)外周部から圧縮室(16)方向に延
びて該圧縮室(16)に潤滑油を供給するための油イン
ジェクション溝(40)が設けられている。すなわち、
この油インジェクション溝(40)は、その上流端部が
固定スクロール(10)の鏡板(10a)外周部におけ
る可動スクロール(11)の鏡板(11a)外周面より
も外側の位置となるようにされ、その上流端部から、可
動スクロール(11)の公転による該可動スクロール
(11)の鏡板(11a)上部の移動と略同じ方向に延
びるようにされ、圧縮室(16)の入口となる上記固定
スクロール(10)の吸入口(10c)まで延びてい
る。尚、図2中、(11d)は上記オルダムリング(1
3)と係合するための係合孔である。
a)右側面の外周部及び可動スクロール(11)の鏡板
(11a)左側面の外周部には、相対向してその可動ス
クロール(11)の左スラスト方向の移動を規制するた
めのスラスト軸受面(10e),(11e)がそれぞれ
設けられている。そして、図1及び図2に示すように、
固定スクロール(10)のスラスト軸受面(10e)の
上部には、両スクロール(10),(11)の鏡板(1
0a),(11a)外周部から圧縮室(16)方向に延
びて該圧縮室(16)に潤滑油を供給するための油イン
ジェクション溝(40)が設けられている。すなわち、
この油インジェクション溝(40)は、その上流端部が
固定スクロール(10)の鏡板(10a)外周部におけ
る可動スクロール(11)の鏡板(11a)外周面より
も外側の位置となるようにされ、その上流端部から、可
動スクロール(11)の公転による該可動スクロール
(11)の鏡板(11a)上部の移動と略同じ方向に延
びるようにされ、圧縮室(16)の入口となる上記固定
スクロール(10)の吸入口(10c)まで延びてい
る。尚、図2中、(11d)は上記オルダムリング(1
3)と係合するための係合孔である。
【0027】上記クランク軸(8)内の給油通路(8
b)は偏心穴(8a)の底面まで延び、上記給油ポンプ
(23)によって供給された潤滑油は、クランク軸
(8)の偏心穴(8a)と可動スクロール(11)のピ
ン軸(11c)との間の軸受(38)の内外周面を潤滑
しながら可動スクロール(11)の鏡板(11a)右側
面とクランク軸(8)の左端面との間の空間に流れるよ
うになっている。そして、シール部材(35)左端面及
び支持ハウジング(12)の突起部(12a)先端面と
可動スクロール(11)の鏡板(11a)右側面との間
の隙間を通って両スクロール(10),(11)の鏡板
(10a),(11a)外周部すなわち上記油インジェ
クション溝(40)の上流端部へと流れた後、潤滑油は
油インジェクション溝(40)を圧縮室(16)方向へ
と流れるようになっている。上述の如く、上記油溜り
(1a)から圧縮室(16)に潤滑油を供給するための
給油路がクランク軸(8)ないし両スクロール(1
0),(11)の鏡板(10a),(11a)外周部に
形成されていることになり、油インジェクション溝(4
0)もその給油路の一部を構成している。
b)は偏心穴(8a)の底面まで延び、上記給油ポンプ
(23)によって供給された潤滑油は、クランク軸
(8)の偏心穴(8a)と可動スクロール(11)のピ
ン軸(11c)との間の軸受(38)の内外周面を潤滑
しながら可動スクロール(11)の鏡板(11a)右側
面とクランク軸(8)の左端面との間の空間に流れるよ
うになっている。そして、シール部材(35)左端面及
び支持ハウジング(12)の突起部(12a)先端面と
可動スクロール(11)の鏡板(11a)右側面との間
の隙間を通って両スクロール(10),(11)の鏡板
(10a),(11a)外周部すなわち上記油インジェ
クション溝(40)の上流端部へと流れた後、潤滑油は
油インジェクション溝(40)を圧縮室(16)方向へ
と流れるようになっている。上述の如く、上記油溜り
(1a)から圧縮室(16)に潤滑油を供給するための
給油路がクランク軸(8)ないし両スクロール(1
0),(11)の鏡板(10a),(11a)外周部に
形成されていることになり、油インジェクション溝(4
0)もその給油路の一部を構成している。
【0028】上記給油路を介して圧縮室(16)に供給
された潤滑油によって両スクロール(10),(11)
の渦巻体(10b),(11b)先端面と相手側スクロ
ール(11),(10)の鏡板(11a),(10a)
との間の隙間を塞ぐようになっている。また、この潤滑
油が、各スクロール(10),(11)の渦巻体(10
b),(11b)壁面の互いの接触箇所にも浸透してそ
の隙間を塞ぐことにより圧縮室(16)全体の気密性が
保持されるようになっている。
された潤滑油によって両スクロール(10),(11)
の渦巻体(10b),(11b)先端面と相手側スクロ
ール(11),(10)の鏡板(11a),(10a)
との間の隙間を塞ぐようになっている。また、この潤滑
油が、各スクロール(10),(11)の渦巻体(10
b),(11b)壁面の互いの接触箇所にも浸透してそ
の隙間を塞ぐことにより圧縮室(16)全体の気密性が
保持されるようになっている。
【0029】上記油インジェクション溝(40)は、両
スクロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)上部に上記給油路の潤滑油の一部を供
給するための給油手段(42)としての役目も果たす。
すなわち、油インジェクション溝(40)の上流端部か
ら圧縮室(16)へ潤滑油が流れる途中でその一部を溝
(40)両側の両スラスト軸受面(10e),(11
e)の隙間に浸透させることで、スラスト軸受面(10
e),(11e)上部に潤滑油が供給されるようになっ
ている。
スクロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)上部に上記給油路の潤滑油の一部を供
給するための給油手段(42)としての役目も果たす。
すなわち、油インジェクション溝(40)の上流端部か
ら圧縮室(16)へ潤滑油が流れる途中でその一部を溝
(40)両側の両スラスト軸受面(10e),(11
e)の隙間に浸透させることで、スラスト軸受面(10
e),(11e)上部に潤滑油が供給されるようになっ
ている。
【0030】上記固定スクロール(10)、支持ハウジ
ング(12)及び電動モータ(7)のステータ(7a)
の各上部とケーシング(1)内周面との間には、それぞ
れガス通路(44),(44),…が形成され、この各
ガス通路(44)を介して上記圧縮室(16)で圧縮し
た高圧の冷媒ガスがケーシング(1)内の上部を左側か
ら右側の吐出管(6)へと流れるようになっている。
ング(12)及び電動モータ(7)のステータ(7a)
の各上部とケーシング(1)内周面との間には、それぞ
れガス通路(44),(44),…が形成され、この各
ガス通路(44)を介して上記圧縮室(16)で圧縮し
た高圧の冷媒ガスがケーシング(1)内の上部を左側か
ら右側の吐出管(6)へと流れるようになっている。
【0031】尚、(53)は、電動モータ(7)に電源
を供給するためのターミナル部であり、(54)は、こ
のターミナル部(53)と電動モータ(7)とを接続す
るための接続コードである。
を供給するためのターミナル部であり、(54)は、こ
のターミナル部(53)と電動モータ(7)とを接続す
るための接続コードである。
【0032】以上の構成からなるスクロール圧縮機
(A)の動作について説明する。先ず、ターミナル部
(53)に電源が接続されると、電動モータ(7)が作
動してロータ(7b)及びクランク軸(8)がその軸心
回りに一体的に回転し、偏心穴(8a)が上記クランク
軸(8)の軸心に対して公転する。これに伴って可動ス
クロール(11)が固定スクロール(10)に対して公
転する。このとき、各スクロール(10),(11)の
渦巻体(10b),(11b)壁面の互いの接触箇所が
渦巻体(10b),(11b)中心部に向って移動する
ことで、圧縮室(16)は渦巻体(10b),(11
b)中心部に向って渦巻状に移動しながら収縮される。
これら一連の動作によって吸入管(5)及び固定スクロ
ール(10)の吸入口(10c)より圧縮室(16)に
低圧の冷媒ガスが吸入され、この圧縮室(16)で冷媒
ガスが圧縮され、高圧にされた冷媒ガスは固定スクロー
ル(10)の吐出口(10d)及び吐出弁(31)を介
して、固定スクロール(10)の左側の空間に吐出され
る。
(A)の動作について説明する。先ず、ターミナル部
(53)に電源が接続されると、電動モータ(7)が作
動してロータ(7b)及びクランク軸(8)がその軸心
回りに一体的に回転し、偏心穴(8a)が上記クランク
軸(8)の軸心に対して公転する。これに伴って可動ス
クロール(11)が固定スクロール(10)に対して公
転する。このとき、各スクロール(10),(11)の
渦巻体(10b),(11b)壁面の互いの接触箇所が
渦巻体(10b),(11b)中心部に向って移動する
ことで、圧縮室(16)は渦巻体(10b),(11
b)中心部に向って渦巻状に移動しながら収縮される。
これら一連の動作によって吸入管(5)及び固定スクロ
ール(10)の吸入口(10c)より圧縮室(16)に
低圧の冷媒ガスが吸入され、この圧縮室(16)で冷媒
ガスが圧縮され、高圧にされた冷媒ガスは固定スクロー
ル(10)の吐出口(10d)及び吐出弁(31)を介
して、固定スクロール(10)の左側の空間に吐出され
る。
【0033】このとき、油溜り(1a)の潤滑油は給油
ポンプ(23)によって油溜部材(24)の中央部内側
に溜められた後、クランク軸(8)の給油通路(8b)
を経て偏心穴(8a)の底部まで供給され、可動スクロ
ール(11)のピン軸(11c)とクランク軸(8)の
偏心穴(8a)との間の軸受(38)内外周面を潤滑し
ながらクランク軸(8)の左端面と可動スクロール(1
1)の鏡板(11a)右側面との間の空間まで流れる。
その後、その潤滑油は、シール部材(35)左端面及び
支持ハウジング(12)の突起部(12a)先端面と可
動スクロール(11)の鏡板(11a)右側面との間の
隙間を通って固定スクロール(10)の鏡板(10a)
外周部における油インジェクション溝(40)の上流端
部へと流れた後、潤滑油は油インジェクション溝(4
0)を圧縮室(16)方向に流れる。このことで、潤滑
油が圧縮室(16)に供給され、それぞれ相手側スクロ
ール(11),(10)の鏡板(11a),(10a)
との間の隙間がその潤滑油によって塞がれ、また、各ス
クロール(10),(11)の渦巻体(10b),(1
1b)壁面の互いの接触箇所における隙間がその潤滑油
によって塞がれて圧縮室(16)全体の気密性が保持さ
れる。
ポンプ(23)によって油溜部材(24)の中央部内側
に溜められた後、クランク軸(8)の給油通路(8b)
を経て偏心穴(8a)の底部まで供給され、可動スクロ
ール(11)のピン軸(11c)とクランク軸(8)の
偏心穴(8a)との間の軸受(38)内外周面を潤滑し
ながらクランク軸(8)の左端面と可動スクロール(1
1)の鏡板(11a)右側面との間の空間まで流れる。
その後、その潤滑油は、シール部材(35)左端面及び
支持ハウジング(12)の突起部(12a)先端面と可
動スクロール(11)の鏡板(11a)右側面との間の
隙間を通って固定スクロール(10)の鏡板(10a)
外周部における油インジェクション溝(40)の上流端
部へと流れた後、潤滑油は油インジェクション溝(4
0)を圧縮室(16)方向に流れる。このことで、潤滑
油が圧縮室(16)に供給され、それぞれ相手側スクロ
ール(11),(10)の鏡板(11a),(10a)
との間の隙間がその潤滑油によって塞がれ、また、各ス
クロール(10),(11)の渦巻体(10b),(1
1b)壁面の互いの接触箇所における隙間がその潤滑油
によって塞がれて圧縮室(16)全体の気密性が保持さ
れる。
【0034】そして、潤滑油が油インジェクション溝
(40)を流れるときに、その一部が溝(40)両側の
両スクロール(10),(11)のスラスト軸受面(1
0e),(11e)の隙間に浸透することで、スラスト
軸受面(10e),(11e)上部に潤滑油が供給され
る。そして、その上部に供給された潤滑油が可動スクロ
ール(11)の公転に伴って重力によって流れ落ちるの
で、スラスト軸受面(10e),(11e)下部も上部
と同様に十分に潤滑がなされ、スラスト軸受面(10
e),(11e)全体の潤滑がなされる。よって、スラ
スト軸受面(10e),(11e)が焼き付くのを防止
することができる。
(40)を流れるときに、その一部が溝(40)両側の
両スクロール(10),(11)のスラスト軸受面(1
0e),(11e)の隙間に浸透することで、スラスト
軸受面(10e),(11e)上部に潤滑油が供給され
る。そして、その上部に供給された潤滑油が可動スクロ
ール(11)の公転に伴って重力によって流れ落ちるの
で、スラスト軸受面(10e),(11e)下部も上部
と同様に十分に潤滑がなされ、スラスト軸受面(10
e),(11e)全体の潤滑がなされる。よって、スラ
スト軸受面(10e),(11e)が焼き付くのを防止
することができる。
【0035】また、上記油インジェクション溝(40)
は、その上流端部から圧縮室(16)の入口の吸入口
(10c)まで流れる潤滑油の方向が、可動スクロール
(11)の公転による該可動スクロール(11)の鏡板
(11a)上部の移動と略同じ方向となるように設けら
れているので、可動スクロール(11)の公転によって
潤滑油が油インジェクション溝(40)をその上流端部
から吸入口(10c)へより一層流れ易くなる。
は、その上流端部から圧縮室(16)の入口の吸入口
(10c)まで流れる潤滑油の方向が、可動スクロール
(11)の公転による該可動スクロール(11)の鏡板
(11a)上部の移動と略同じ方向となるように設けら
れているので、可動スクロール(11)の公転によって
潤滑油が油インジェクション溝(40)をその上流端部
から吸入口(10c)へより一層流れ易くなる。
【0036】さらに、油インジェクション溝(40)
が、可動スクロール(11)の鏡板(11a)よりも径
の大きい固定スクロール(10)の鏡板(10a)に、
その上流端部が固定スクロール(10)の鏡板(10
a)外周部における可動スクロール(11)の鏡板(1
1a)外周面よりも外側の位置となるように設けられて
いるので、その上流端部から両スクロール(10),
(11)のスラスト軸受面(10e),(11e)間に
油を容易に供給することができる。よって、両スクロー
ル(10),(11)のスラスト軸受面(10e),
(11e)上部及び圧縮室(16)へ潤滑油をより効果
的に供給することができる。
が、可動スクロール(11)の鏡板(11a)よりも径
の大きい固定スクロール(10)の鏡板(10a)に、
その上流端部が固定スクロール(10)の鏡板(10
a)外周部における可動スクロール(11)の鏡板(1
1a)外周面よりも外側の位置となるように設けられて
いるので、その上流端部から両スクロール(10),
(11)のスラスト軸受面(10e),(11e)間に
油を容易に供給することができる。よって、両スクロー
ル(10),(11)のスラスト軸受面(10e),
(11e)上部及び圧縮室(16)へ潤滑油をより効果
的に供給することができる。
【0037】上記固定スクロール(10)の吐出口(1
0d)から吐出された高圧の冷媒ガスは、固定スクロー
ル(10)、支持ハウジング(12)及び電動モータ
(7)のステータ(7a)の各上部とケーシング(1)
内周面との間の各ガス通路(44)を通ってケーシング
(1)内の上部を左側から右側の吐出管(6)へと流
れ、この吐出管(6)により圧縮機(A)外部へ吐出さ
れる。
0d)から吐出された高圧の冷媒ガスは、固定スクロー
ル(10)、支持ハウジング(12)及び電動モータ
(7)のステータ(7a)の各上部とケーシング(1)
内周面との間の各ガス通路(44)を通ってケーシング
(1)内の上部を左側から右側の吐出管(6)へと流
れ、この吐出管(6)により圧縮機(A)外部へ吐出さ
れる。
【0038】したがって、上記実施形態では、圧縮室
(16)に供給するための給油路における潤滑油の一部
を両スクロール(10),(11)のスラスト軸受面
(10e),(11e)上部に供給するための給油手段
(42)が設けられ、その給油手段(42)は、給油路
の一部を構成し、かつ固定スクロール(10)のスラス
ト軸受面(10e)の上部に設けられた油インジェクシ
ョン溝(40)とされているので、圧縮室(16)に潤
滑油を供給するための給油路の一部をそのまま給油手段
(42)とすることができ、容易にスラスト軸受面(1
0e),(11e)上部延いては全体に潤滑油を供給こ
とができる。よって、簡単な給油手段(42)でスラス
ト軸受面(10e),(11e)が焼き付くのを防止す
ることができると共に、コストがアップするのを抑える
ことができる。
(16)に供給するための給油路における潤滑油の一部
を両スクロール(10),(11)のスラスト軸受面
(10e),(11e)上部に供給するための給油手段
(42)が設けられ、その給油手段(42)は、給油路
の一部を構成し、かつ固定スクロール(10)のスラス
ト軸受面(10e)の上部に設けられた油インジェクシ
ョン溝(40)とされているので、圧縮室(16)に潤
滑油を供給するための給油路の一部をそのまま給油手段
(42)とすることができ、容易にスラスト軸受面(1
0e),(11e)上部延いては全体に潤滑油を供給こ
とができる。よって、簡単な給油手段(42)でスラス
ト軸受面(10e),(11e)が焼き付くのを防止す
ることができると共に、コストがアップするのを抑える
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、固定スクロールの鏡板外周部と可動スクロール
の鏡板外周部との相対向する両方の面に、該可動スクロ
ールのスラスト方向の移動を規制するためのスラスト軸
受面がそれぞれ設けられ、ケーシング内下部の油溜りの
油を、クランク軸ないし両スクロールの鏡板外周部を通
る給油路を介して圧縮室に供給するようにした横置スク
ロール圧縮機に対して、上記給油路の油の一部を上記両
スクロールのスラスト軸受面上部に供給するための給油
手段を設けたことにより、コストアップを抑えつつ、ス
ラスト軸受面の焼付きの防止を図ることができる。
よると、固定スクロールの鏡板外周部と可動スクロール
の鏡板外周部との相対向する両方の面に、該可動スクロ
ールのスラスト方向の移動を規制するためのスラスト軸
受面がそれぞれ設けられ、ケーシング内下部の油溜りの
油を、クランク軸ないし両スクロールの鏡板外周部を通
る給油路を介して圧縮室に供給するようにした横置スク
ロール圧縮機に対して、上記給油路の油の一部を上記両
スクロールのスラスト軸受面上部に供給するための給油
手段を設けたことにより、コストアップを抑えつつ、ス
ラスト軸受面の焼付きの防止を図ることができる。
【0040】請求項2の発明によると、給油手段を、給
油路の一部を構成し、かつ両スクロールのスラスト軸受
面の少なくとも一方の上部に設けられた油インジェクシ
ョン溝としたことにより、簡単な給油手段の具体的構成
が容易に得られ、コストアップのより一層の防止を図る
ことができる。
油路の一部を構成し、かつ両スクロールのスラスト軸受
面の少なくとも一方の上部に設けられた油インジェクシ
ョン溝としたことにより、簡単な給油手段の具体的構成
が容易に得られ、コストアップのより一層の防止を図る
ことができる。
【0041】請求項3の発明によると、油インジェクシ
ョン溝を、両スクロールの鏡板外周部から圧縮室まで流
れる油の方向が、可動スクロールの公転による該可動ス
クロールの鏡板上部の移動と略同じ方向になるように設
けたことにより、両スクロールのスラスト軸受面上部及
び圧縮室へ油をより一層有効に供給することができる。
ョン溝を、両スクロールの鏡板外周部から圧縮室まで流
れる油の方向が、可動スクロールの公転による該可動ス
クロールの鏡板上部の移動と略同じ方向になるように設
けたことにより、両スクロールのスラスト軸受面上部及
び圧縮室へ油をより一層有効に供給することができる。
【0042】請求項4の発明によると、油インジェクシ
ョン溝を固定スクロールに設けたことにより、両スクロ
ールのスラスト軸受面上部及び圧縮室へ油をさらに効果
的に供給することができる。
ョン溝を固定スクロールに設けたことにより、両スクロ
ールのスラスト軸受面上部及び圧縮室へ油をさらに効果
的に供給することができる。
【図1】油インジェクション溝を示す固定スクロールの
右側面図である。
右側面図である。
【図2】固定スクロールに可動スクロールを重ねた状態
を示す可動スクロールの右側面側から見た側面図であ
る。
を示す可動スクロールの右側面側から見た側面図であ
る。
【図3】本発明の実施形態に係る高圧ドーム型横置スク
ロール圧縮機を示す断面図である。
ロール圧縮機を示す断面図である。
(A) 高圧ドーム型横置スクロール圧縮機 (1) ケーシング (1a) 油溜り (3) スクロール圧縮機構 (7) 電動モータ(駆動手段) (8) クランク軸 (10) 固定スクロール (10a),(11a) 鏡板 (10b),(11b) 渦巻体 (10e),(11e) スラスト軸受面 (11) 可動スクロール (16) 圧縮室 (40) 油インジェクション溝 (42) 給油手段
Claims (4)
- 【請求項1】 密閉ケーシング(1)内に配設され、鏡
板(10a)中心部に渦巻体(10b)が略水平方向に
突設された固定スクロール(10)と、鏡板(11a)
中心部に渦巻体(11b)が上記固定スクロール(1
0)の渦巻体(10b)に対し噛合して圧縮室(16)
を区画するように略水平方向に突設された可動スクロー
ル(11)とからなり、固定スクロール(10)の鏡板
(10a)外周部と可動スクロール(11)の鏡板(1
1a)外周部との相対向する両方の面に、該可動スクロ
ール(11)のスラスト方向の移動を規制するためのス
ラスト軸受面(10e),(11e)がそれぞれ設けら
れたスクロール圧縮機構(3)と、 略水平方向に延びるクランク軸(8)を介して上記可動
スクロール(11)を公転駆動させる駆動手段(7)と
を備え、 ケーシング(1)内下部の油溜り(1a)の油を、上記
クランク軸(8)ないし両スクロール(10),(1
1)の鏡板(10a),(11a)外周部を通る給油路
を介して上記圧縮室(16)に供給するようにした横置
スクロール圧縮機において、 上記給油路の油の一部を上記両スクロール(10),
(11)のスラスト軸受面(10e),(11e)上部
に供給するための給油手段(42)を設けたことを特徴
とする横置スクロール圧縮機。 - 【請求項2】 請求項1記載の横置スクロール圧縮機に
おいて、 給油手段(42)は、給油路の一部を構成し、かつ両ス
クロール(10),(11)のスラスト軸受面(10
e),(11e)の少なくとも一方の上部に設けられた
油インジェクション溝(40)であることを特徴とする
横置スクロール圧縮機。 - 【請求項3】 請求項2記載の横置スクロール圧縮機に
おいて、 油インジェクション溝(40)を、両スクロール(1
0),(11)の鏡板(10a),(11a)外周部か
ら圧縮室(16)まで流れる油の方向が、可動スクロー
ル(11)の公転による該可動スクロール(11)の鏡
板(11a)上部の移動と略同じ方向になるように設け
たことを特徴とする横置スクロール圧縮機。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載の横置スクロール圧
縮機において、 油インジェクション溝(40)を固定スクロール(1
0)に設けたことを特徴とする横置スクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21747996A JPH1061572A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 横置スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21747996A JPH1061572A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 横置スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1061572A true JPH1061572A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16704884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21747996A Pending JPH1061572A (ja) | 1996-08-19 | 1996-08-19 | 横置スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1061572A (ja) |
-
1996
- 1996-08-19 JP JP21747996A patent/JPH1061572A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021022 |