JPH1061608A - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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JPH1061608A
JPH1061608A JP8224130A JP22413096A JPH1061608A JP H1061608 A JPH1061608 A JP H1061608A JP 8224130 A JP8224130 A JP 8224130A JP 22413096 A JP22413096 A JP 22413096A JP H1061608 A JPH1061608 A JP H1061608A
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JP
Japan
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pressure
hydraulic pump
hydraulic
discharge
flow rate
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Application number
JP8224130A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Kasuya
博嗣 糟谷
Masami Ochiai
正巳 落合
Yusaku Nozawa
勇作 野沢
Hideyo Kato
英世 加藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合流時に合流供給側の油圧ポンプからの吐出流
量を合流供給側の吐出回路と被合流側の吐出回路に適切
に分配し、合流供給側の油圧アクチュエータに圧油を適
切に供給すると共に、被合流側の吐出回路にも圧油を合
流して供給する。 【解決手段】 油圧ポンプ1の吐出回路11と油圧ポン
プ6の吐出回路12との間には合流回路100が設けら
れ、合流回路100は、両吐出回路11,12を接続す
る2つの合流ライン13a,13bと、この2つの合流
ライン13a,13b上にそれぞれ設置された2つの合
・分流切換弁14a,14bと、同じく2つの合流ライ
ン13a,13b上にそれぞれ設置された2つの圧力制
御弁47,48とで構成され、圧力制御弁47は合・分
流切換弁14aの出口側の圧力をセンシングライン28
の圧力と同じに制御し、圧力制御弁48は合・分流切換
弁14bの出口側の圧力をセンシングライン27の圧力
と同じに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧駆動装置に係
り、特に、2つの油圧ポンプの吐出回路を合流回路で連
結し、2ポンプ合流で複数の油圧アクチュエータに圧油
を供給可能な油圧駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧駆動装置における2つの油圧ポンプ
の合・分流方式の従来技術としては種々のものが提案さ
れており、その一例として特開平1−316502号公
報に記載のものがある。図10はその従来技術を示すも
ので、エンジン等の動力源によって駆動される可変容量
型の油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1が吐出する圧油
によって駆動される油圧アクチュエータ群2,3と油圧
ポンプ1との間に、油圧ポンプ1から油圧アクチュエー
タ群2,3に送られる圧油の送り方向を切り換える方向
切換部301a,301bと、油圧アクチュエータ群
2,3の速度及び駆動方向を設定する速度設定器307
a,307bと、速度設定器307a,307bの設定
量に応じて開口面積を変化させる可変絞り部303a,
303bと、油圧アクチュエータ群2,3の負荷圧力の
大きさに係わらず可変絞り部303a,303bの前後
差圧を所定値に制御する圧力制御弁43a,43bとが
設けられている。また、上記と同様に、油圧ポンプ6
と、この油圧ポンプ6が吐出する圧油によって駆動され
る油圧アクチュエータ群7,8と油圧ポンプ6との間
に、油圧ポンプ6から油圧アクチュエータ群7,8に送
られる圧油の送り方向を切り換える方向切換部302
a,302bと、油圧アクチュエータ群7,8の速度及
び駆動方向を設定する速度設定器308a,308b
と、速度設定器308a,308bの設定量に応じて開
口面積を変化させる可変絞り部304a,304bと、
油圧アクチュエータ群7,8の負荷圧力の大きさに係わ
らず可変絞り部304a,304bの前後差圧を所定値
に制御する圧力制御弁46a,46bとが設けられてい
る。更に、油圧アクチュエータ群2,3の最高負荷圧力
を検出するセンシングライン27と、油圧アクチュエー
タ群7,8の最高負荷圧力を検出するセンシングライン
28と、吐出回路11から分岐して絞り84を介しタン
クに接続するバイパスライン88と、バイパスライン8
8に設けられ、油圧ポンプ1の吐出圧力とセンシングラ
イン27で検出した圧力との差が所定値以上になると開
方向に切り換えるバイパス弁110と、バイパス弁11
0の出口側の圧力(以下、油圧ポンプ1側のネガコン圧
力という)を油圧ポンプ1に導くパイロットライン86
と、吐出回路12から分岐して絞り85を介しタンクに
接続するバイパスライン89と、バイパスライン89に
設けられ、油圧ポンプ6の吐出圧力とセンシングライン
28で検出した圧力との差が所定値以上になると開方向
に切り換えるバイパス弁111と、バイパス弁111の
出口側の圧力(以下、油圧ポンプ6側のネガコン圧力と
いう)を油圧ポンプ6に導くパイロットライン87とが
設けられている。
【0003】ここで、油圧ポンプ1の吐出圧力とセンシ
ングライン27で検出した圧力との差が所定値より低く
なるにしたがって、バイパス弁110は閉方向に作用す
るので、油圧ポンプ1側のネガコン圧力は低下し、同様
に油圧ポンプ6の吐出圧力とセンシングライン28で検
出した圧力との差が所定値より低くなるにしたがって、
バイパス弁111は閉方向に作用するので、油圧ポンプ
6側のネガコン圧力は低下する。
【0004】油圧ポンプ1は可変容量型であり、その吐
出流量を制御するサーボ機構29が設けられており、サ
ーボ機構29により、パイロットライン86により導か
れた油圧ポンプ1側のネガコン圧力が予め設定された値
以上になるとポンプ吐出流量を減少させ、その設定され
た値より低くなるとポンプ吐出流量を増大させるように
油圧ポンプ1の傾転を制御するネガティブ流量制御が行
われる。また、油圧ポンプ6についても同様に、その吐
出量制御手段としてサーボ機構42が設けられており、
サーボ機構42により、パイロットライン87により導
かれた油圧ポンプ6側のネガコン圧力が予め設定された
値以上になるとポンプ吐出流量を減少させ、その設定さ
れた値より低くなるとポンプ吐出流量を増大させるよう
に油圧ポンプ6の傾転を制御するネガティブ流量制御が
行われる。
【0005】油圧ポンプ1の吐出回路11と油圧ポンプ
6の吐出回路12との間は、合・分流切換弁140a,
140bを介して合流ライン13で接続され、合・分流
切換弁140aは吐出回路11と吐出回路12との間を
遮断する分流位置と、油圧ポンプ6側から油圧ポンプ1
側に向かう圧油の流れのみを許すチェック弁51と可変
絞り150aとを介して吐出回路11と吐出回路12と
の間を連通させ、かつ合・分流切換弁140aに対して
油圧ポンプ1側の合流ライン13とセンシングライン2
8とを接続する合流位置とに切り換え可能な4ポート2
位置切換弁であり、合・分流切換弁140bも吐出回路
11と吐出回路12との間を遮断する分流位置と、油圧
ポンプ1側から油圧ポンプ6側に向かう圧油の流れのみ
を許すチェック弁52と可変絞り150bとを介して吐
出回路11と吐出回路12との間を連通させ、かつ合・
分流切換弁140bに対して油圧ポンプ6側の合流ライ
ン13とセンシングライン27とを接続する合流位置と
に切り換え可能な4ポート2位置切換弁である。
【0006】合・分流切換弁140aは、油圧ポンプ1
側のネガコン圧力とバネ78とのバランスにより作動す
る弁であり、バネ78は、油圧ポンプ1に該当する油圧
アクチュエータ群2,3の要求流量に対し吐出流量が不
足し、要求流量を供給しきれない状態にあるとき、すな
わち油圧ポンプ1がサチュレーション状態にあるときに
合・分流切換弁140aを合流位置に切り換えるように
設定されている。また、合・分流切換弁140bも、油
圧ポンプ6側のネガコン圧力とバネ79とのバランスに
より作動する弁であり、バネ79は、油圧ポンプ6に該
当する油圧アクチュエータ群7,8の要求流量に対し吐
出流量が不足し、要求流量を供給しきれない状態にある
とき、すなわち油圧ポンプ6がサチュレーション状態に
あるときに合・分流切換弁140bを合流位置に切り換
えるように設定されている。
【0007】つまり、合・分流切換弁140aは油圧ポ
ンプ1側のネガコン圧力がバネ78の設定値よりも低く
なると合流位置に切り換え、合・分流切換弁140bは
油圧ポンプ6側のネガコン圧力がバネ79の設定値より
も低くなると合流位置に切り換える。
【0008】また、可変絞り150aは、油圧ポンプ1
に該当する油圧アクチュエータ群2,3の要求流量に対
する不足流量分が油圧ポンプ6から供給されるようにそ
の開口面積が調整される。すなわち油圧ポンプ1がサチ
ュレーション状態にあり、油圧アクチュエータ群2,3
の要求流量が多くなり油圧ポンプ1側のネガコン圧力が
低くなるほど、可変絞り150aの開口面積が大きくな
り、不足流量分を油圧ポンプ6から油圧ポンプ1側の吐
出回路11に供給する。
【0009】可変絞り150bも、油圧ポンプ6に該当
する油圧アクチュエータ群7,8の要求流量に対する不
足流量分が油圧ポンプ1から供給されるようにその開口
面積が調整される。すなわち油圧ポンプ6がサチュレー
ション状態にあり、油圧アクチュエータ群7,8の要求
流量が多くなり油圧ポンプ6側のネガコン圧力が低くな
るほど、可変絞り150bの開口面積が大きくなり、不
足流量分を油圧ポンプ1から油圧ポンプ6側の吐出回路
12に供給する。
【0010】ここで、例えば油圧ポンプ1に該当する油
圧アクチュエータ群2,3の要求流量に対して余裕があ
るときは、合・分流切換弁140aは分流位置にあり、
油圧ポンプ1側は油圧ポンプ6側から独立した回路とな
る。
【0011】一方、例えば油圧ポンプ1に該当する油圧
アクチュエータ群2,3の要求流量に対し吐出流量が不
足し、要求流量を供給しきれない状態にあるとき、すな
わち油圧ポンプ1がサチュレーション状態にあるとき
は、合・分流切換弁140aは合流位置に切り換えら
れ、可変絞り150aを介して、油圧ポンプ6の吐出回
路12から油圧ポンプ1の吐出回路11へ圧油が補給可
能となり、油圧ポンプ6からの圧油は油圧ポンプ1側の
油圧アクチュエータ群2,3にも供給され、要求流量を
確保することができる。また、同時に油圧ポンプ1側の
合流ライン13とセンシングライン28とが接続するた
め、油圧ポンプ1の吐出圧力と油圧ポンプ6側の油圧ア
クチュエータ群7,8の最高負荷圧力のうち高いほうの
圧力がバイパス弁111に作用して油圧ポンプ6のポン
プ吐出流量が制御されることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の合・分流方式は、次に述べるような問題点を有して
いた。
【0013】例えば、油圧ポンプ1がサチュレーション
状態にあるときは、合・分流切換弁140aは合流位置
に切り換えられ、油圧ポンプ6側の吐出回路12から油
圧ポンプ1側の吐出回路11へ圧油の供給が可能とな
り、その供給流量は、油圧ポンプ1側のネガコン圧力に
応じて、つまり油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群
2,3の要求流量に応じて、油圧ポンプ1側の油圧アク
チュエータ群2,3の不足流量分を供給できるように可
変絞り150aの開口面積により調節される。
【0014】ところが、可変絞り150aの開口面積が
一定の状態であったとしても、油圧ポンプ6側の吐出回
路12の圧力より油圧ポンプ1側の吐出圧力11の圧力
が低くなればなるほど、油圧ポンプ6からより多くの流
量が油圧ポンプ1側の吐出回路11に供給されてしま
い、油圧ポンプ6から油圧アクチュエータ群7,8に供
給される圧油は、油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ
群2,3の要求流量を満たすまで可変絞り150aを通
過しきれない残り分の流量が供給されることになるた
め、被合流側である油圧ポンプ1側の吐出回路11主導
の回路構成となり、合流によって合流供給側である油圧
アクチュエータ群7,8に必要な圧油の流量が供給され
なくなってしまう。
【0015】また、上記のように可変絞り150aの開
口面積が一定の状態であったとしても、油圧ポンプ1側
の吐出回路11と油圧ポンプ6側の吐出圧力12との圧
力差の変化により、油圧ポンプ6から油圧ポンプ1側の
吐出回路11に供給される圧油の流量が変わってしまう
ので、被合流側である油圧ポンプ1側の油圧アクチュエ
ータ群2,3の速度制御や位置制御をする場合に油圧ア
クチュエータ群2,3への正確な供給流量を把握するこ
とができない。
【0016】本発明の目的は、2つの油圧ポンプの吐出
流量を合流して複数の油圧アクチュエータに供給できる
油圧駆動装置において、合流時に合流供給側の油圧ポン
プからの吐出流量を合流供給側の吐出回路と被合流側の
吐出回路に適切に分配し、合流供給側の油圧アクチュエ
ータに圧油を適切に供給し得ると共に、被合流側の吐出
回路にも圧油を合流して供給し得る油圧駆動装置を提供
することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、上記目的を達成するため、第1及び第
2の可変容量型油圧ポンプと、この第1及び第2の油圧
ポンプが吐出する圧油によってそれぞれ駆動される第1
及び第2の油圧アクチュエータ群と、前記第1及び第2
の油圧ポンプから前記第1及び第2の油圧アクチュエー
タ群に供給される圧油の流れを制御する第1及び第2の
方向切換弁群と、前記第1の油圧アクチュエータ群の最
高負荷圧力を検出する第1のセンシングラインと、前記
第2の油圧アクチュエータ群の最高負荷圧力を検出する
第2のセンシングラインと、前記第1の方向切換弁群の
出口側の圧力を前記第1のセンシングラインの圧力と同
じに制御する第1の圧力制御弁と、前記第2の方向切換
弁群の出口側の圧力を前記第2のセンシングラインの圧
力と同じに制御する第2の圧力制御弁とを備え、前記第
1及び第2の油圧アクチュエータ群の要求流量に応じて
前記第1及び第2の油圧ポンプの吐出流量を制御する油
圧駆動装置において、前記第1の油圧ポンプの吐出回路
と前記第2の油圧ポンプの吐出回路とを接続する合流ラ
インと、この合流ラインに配置され、両吐出回路を遮断
する分流位置と両吐出回路を絞りを介して連通する合流
位置とに切り換え可能な合・分流切換弁と、前記合流位
置に切り換えられたときに前記合・分流切換弁の出口側
の圧力を他方の油圧ポンプに該当するセンシングライン
の圧力と同じに制御する第3の圧力制御弁とを含む合流
回路と、前記第1及び第2の油圧ポンプのうち一方の油
圧ポンプがこの油圧ポンプ側の油圧アクチュエータ群の
要求流量を供給しきれない状態にあるときに、前記合・
分流切換弁を前記合流位置に切り換える合・分流切り換
え制御手段とを備えるものとする。
【0018】以上のように構成した本発明では、合・分
流切換弁の出口側の圧力を合流供給側のセンシングライ
ンの圧力と同じに制御する第3の圧力制御弁が合流ライ
ンに設けられているので、被合流側の吐出回路と合流供
給側の吐出回路との圧力差がが変化しても、合・分流切
換弁の出口側の圧力は合流供給側の方向切換弁群の出口
側の圧力と常に同じに制御され、合・分流切換弁の前後
差圧は合流供給側の方向切換弁群の前後差圧と常に同じ
になり、合流供給側の油圧ポンプからの吐出流量は、合
流供給側の方向切換弁群の開口面積と合・分流切換弁の
開口面積に応じて合流供給側の油圧アクチュエータ群と
被合流側の吐出回路とに適切に分配され、この結果、合
流供給側の油圧アクチュエータに圧油を適切に供給する
ことができると共に、被合流側の吐出回路にも圧油を合
流して供給することができる。
【0019】また、合・分流切換弁の合流位置では絞り
を介して油圧ポンプ1,6の吐出回路を連通させるの
で、第1及び第2の油圧ポンプの吐出流量制御の独立性
が保たれ、第1及び第2の油圧ポンプを馬力制御したと
きの余力のある側のポンプ吐出流量を最大限利用するこ
とができる。
【0020】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記合・分流切換弁は、前記油圧アクチュエータ群の要
求流量に応じてストローク位置を変化させる弁であり、
前記絞りは、そのストローク位置に応じて開口面積を増
大させる可変絞りであるものとする。
【0021】以上のような構成にすることによって、被
合流側の油圧ポンプのサチュレーションの程度に応じて
合流供給側の油圧ポンプから被合流側の吐出回路に供給
される圧油の流量が変わるので、被合流側の油圧アクチ
ュエータ群の不足流量分に応じた流量を供給することが
できる。
【0022】(3)上記(1)又は(2)において、好
ましくは、前記第1のセンシングラインの圧力よりもポ
ンプ吐出圧力が高くなるように前記第1の油圧ポンプの
吐出流量を制御する第1の吐出量制御手段と、前記第2
のセンシングラインの圧力よりもポンプ吐出圧力が高く
なるように前記第2の油圧ポンプの吐出流量を制御する
第2の吐出量制御手段とを更に備え、前記合・分流切り
換え制御手段は、前記一方の油圧ポンプの吐出圧力と前
記一方の油圧ポンプ側のセンシングラインの圧力との差
圧が所定値より小さくなると、前記合・分流切換弁を前
記合流位置に切り換えるものとする。
【0023】(4)また、上記(1)又は(2)におい
て、好ましくは、前記第1及び第2の油圧ポンプの吐出
回路からそれぞれ分岐してタンクに接続する第1及び第
2のバイパスラインと、前記第1のバイパスラインに設
けられ、前記第1の方向切換弁群の操作量が大きくなる
と開口面積を小さくする第1の可変絞りと、前記第2の
バイパスラインに設けられ、前記第2の方向切換弁群の
操作量が大きくなると開口面積を小さくする第2の可変
絞りと、前記第1及び第2の可変絞りの出口側にそれぞ
れ設けられ、それらの出口側にそれぞれ圧力を発生させ
る第1及び第2の絞りと、前記第1の可変絞りと前記第
1の絞りとの間に設けられ、前記第1の可変絞りの出口
側の圧力を前記第1のセンシングラインの圧力と同じに
制御する第4の圧力制御弁と、前記第2の可変絞りと前
記第2の絞りとの間に設けられ、前記第2の可変絞りの
出口側の圧力を前記第2のセンシングラインの圧力と同
じに制御する第5の圧力制御弁と、前記第1の絞りで発
生した圧力を検出し、その圧力に応じて前記第1の油圧
ポンプの吐出流量を制御する第1の吐出量制御手段と、
前記第2の絞りで発生した圧力を検出し、その圧力に応
じて前記第2の油圧ポンプの吐出流量を制御する第2の
吐出量制御手段とを更に備え、前記合・分流切り換え制
御手段は、前記一方の油圧ポンプ側のバイパスラインに
設けられた絞りで発生した圧力が所定値より低くなる
と、前記合・分流切換弁を前記合流位置に切り換えるも
のとする。
【0024】(5)上記(3)又は(4)において、好
ましくは、前記合・分流切換弁は、前記合流位置におい
て、前記合・分流切換弁に対して前記一方の油圧ポンプ
の吐出回路と前記他方の油圧ポンプ側のセンシングライ
ンとを接続するものとする。
【0025】以上のようにすることによって、合流供給
側の油圧ポンプの吐出圧力が被合流側の油圧ポンプの吐
出圧力より低い場合であっても、合流供給側のセンシン
グラインを昇圧して合流供給側の油圧ポンプの吐出圧力
を被合流側の油圧ポンプの吐出圧力より高くすることが
でき、合流供給側の油圧ポンプから被合流側の吐出回路
に圧油を供給することができる。
【0026】(6)上記(1)又は(2)において、好
ましくは、前記第1及び第2の方向切換弁群をそれぞれ
操作する第1及び第2の操作レバー群と、前記第1の操
作レバー群からの指令信号を検出し、その指令信号に応
じて前記第1の油圧ポンプの吐出流量を制御する第1の
吐出量制御手段と、前記第2の操作レバー群からの指令
信号を検出し、その指令信号に応じて前記第2の油圧ポ
ンプの吐出流量を制御する第2の吐出量制御手段とを更
に備え、前記合・分流切り換え制御手段は、前記一方の
油圧ポンプ側の操作レバー群の指令信号によりこの油圧
ポンプ側の油圧アクチュエータ群の要求流量を求め、こ
の求められた要求流量が前記一方の油圧ポンプの吐出流
量より多くなると、前記合・分流切換弁を前記合流位置
に切り換えるものとする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。まず、本発明の第1の実施形態を図1
により説明する。
【0028】図1において、本発明の第1の実施形態に
おける油圧駆動装置は、原動機38によって駆動される
油圧ポンプ1と、この油圧ポンプ1が吐出する圧油によ
って駆動される油圧アクチュエータ2,3を含む油圧ア
クチュエータ群(以下、油圧アクチュエータ群2,3と
いう)と、油圧ポンプ1と油圧アクチュエータ群2,3
の間に設けられ、油圧ポンプ1から油圧アクチュエータ
群2,3に送られる圧油の流量を制御しかつ圧油の送り
方向を切り換える方向切換弁4,5を含む方向切換弁群
(以下、方向切換弁群4,5という)と、油圧アクチュ
エータ群2,3の最も高い負荷圧力(以下、最高負荷圧
力という)を検出するチェック弁27a,27bを含む
センシングライン27と、このセンシングライン27の
圧力が作用し、方向切換弁群2,3のそれぞれに内蔵さ
れるメータインの可変絞りの出口圧力をセンシングライ
ン27の圧力と同じに制御する圧力制御弁43,44を
含む圧力制御弁群(以下、圧力制御弁群43,44とい
う)とを備えている。また、これと同様に、原動機38
によって駆動される油圧ポンプ6と、この油圧ポンプ6
が吐出する圧油によって駆動される油圧アクチュエータ
7,8を含む油圧アクチュエータ群(以下、油圧アクチ
ュエータ群7,8という)と、油圧ポンプ6と油圧アク
チュエータ群7,8の間に設けられ、油圧ポンプ6から
油圧アクチュエータ群7,8に送られる圧油の流量を制
御しかつ圧油の送り方向を切り換える方向切換弁9,1
0を含む方向切換弁群(以下、方向切換弁群9,10と
いう)と、油圧アクチュエータ群7,8の最も高い負荷
圧力(以下、最高負荷圧力という)を検出するチェック
弁28a,28bを含むセンシングライン28と、この
センシングライン28の圧力が作用し、方向切換弁群
9,10のそれぞれに内蔵されるメータインの可変絞り
の出口圧力をセンシングライン28の圧力と同じに制御
する圧力制御弁45,46を含む圧力制御弁群(以下、
圧力制御弁群45,46という)とを備えている。
【0029】油圧ポンプ1は可変容量型であり、その吐
出量制御手段としてLS制御弁20とサーボ機構29が
設けられている。LS制御弁20は油圧ポンプ1の吐出
回路11から分岐するパイロットライン18とセンシン
グライン27に接続され、油圧ポンプ1の吐出圧力が最
高負荷圧力よりも所定値だけ高くなるようサーボ機構2
9により油圧ポンプ1の傾転を制御する。
【0030】油圧ポンプ6も可変容量型であり、その吐
出量制御手段としてLS制御弁24とサーボ機構42が
設けられている。LS制御弁24は油圧ポンプ6の吐出
回路12から分岐するパイロットライン23とセンシン
グライン28に接続され、油圧ポンプ6の吐出圧力が最
高負荷圧力よりも所定値だけ高くなるようサーボ機構4
2により油圧ポンプ6の傾転を制御する。
【0031】つまり、油圧ポンプ1,6はロードセンシ
ング制御により吐出流量の制御が行われる。
【0032】油圧ポンプ1の吐出回路11と油圧ポンプ
6の吐出回路12との間には合流回路100が設けられ
ている。合流回路100は両吐出回路11,12を接続
する2つの合流ライン13a,13bと、この2つの合
流ライン13a,13b上にそれぞれ配置された2つの
合・分流切換弁14a,14bと、同じく2つの合流ラ
イン13a,13b上にそれぞれ配置された2つの圧力
制御弁47,48とで構成される。合・分流切換弁14
aは合流ライン13aを遮断する分流位置と、絞り50
aを介して合流ライン13aを連通させる合流位置とに
切り換え可能な2ポート2位置切換弁であり、合・分流
切換弁14bも合流ライン13bを遮断する分流位置
と、絞り50bを介して合流ライン13bを連通させる
合流位置とに切り換え可能な2ポート2位置切換弁であ
る。また、圧力制御弁47は、合・分流切換弁14aに
対して油圧ポンプ1側の合流ライン13a(以下、単
に、油圧ポンプ1側の合流ライン13aという)に設け
られ、センシングライン28の圧力が作用し、油圧ポン
プ1側の合流ライン13aの圧力をセンシングライン2
8の圧力と同じに制御し、圧力制御弁48は、合・分流
切換弁14bに対して油圧ポンプ6側の合流ライン13
b(以下、単に、油圧ポンプ6側の合流ライン13bと
いう)に設けられ、センシングライン27の圧力が作用
し、油圧ポンプ6側の合流ライン13bの圧力をセンシ
ングライン27の圧力と同じに制御する。なお、圧力制
御弁47は油圧ポンプ6から油圧ポンプ1に向かう圧油
の流れのみを許すチェック機構を備え、圧力制御弁48
は油圧ポンプ1から油圧ポンプ6に向かう圧油の流れの
みを許すチェック機構を備えている。
【0033】合・分流切換弁14aは油圧パイロット切
り換え方式であり、油圧ポンプ1の吐出圧力とセンシン
グライン27で検出された最高負荷圧力との差圧とバネ
76とのバランスにより作動し、当該ポンプ吐出圧力と
当該最高負荷圧力との差圧がバネ76の設定値(ロード
センシング設定差圧)に保たれているときは分流位置に
あり、前記差圧がバネ76の設定値よりも小さくなると
合流位置に切り換わる。また、合・分流切換弁14bも
油圧パイロット切り換え方式であり、油圧ポンプ6の吐
出圧力とセンシングライン28で検出された最高負荷圧
力との差圧とバネ77とのバランスにより作動し、当該
ポンプ吐出圧力と当該最高負荷圧力との差圧がバネ77
の設定値(ロードセンシング設定差圧)に保たれている
ときは分流位置にあり、前記差圧がバネ77の設定値よ
りも小さくなると合流位置に切り換わる。すなわち、合
・分流切換弁14a,14bの両端駆動部を関連する吐
出回路11又は12及びセンシングライン27及び28
に繋げるパイロットラインがそれらの切り換え手段とし
ての合・分流切り換え制御手段を構成している。
【0034】以下、合・分流切換弁14a,14bの切
り換え制御について説明する。
【0035】油圧ポンプ1の吐出圧力と油圧ポンプ1側
の油圧アクチュエータ群2,3の最高負荷圧力との差圧
がロードセンシング設定差圧より低くなると、油圧ポン
プ1側の油圧アクチュエータ群2,3の要求流量に対し
て吐出流量が不足し要求流量を供給しきれない状態、す
なわち油圧ポンプ1はサチュレーション状態と判断さ
れ、合・分流切換弁14aを合流位置に切り換えて、油
圧ポンプ6の吐出圧力が油圧ポンプ1の吐出圧力より高
いときは、油圧ポンプ6からの圧油を油圧ポンプ1側の
吐出回路11に供給する。このとき、油圧ポンプ1,6
の吐出回路11,12は絞り50aを介して連通するの
で、油圧ポンプ1,6のLS制御弁20,24によるロ
ードセンシング制御の独立性が保たれる。また、圧力制
御弁47により、合・分流切換弁14aの出口側の圧力
がセンシングライン28の圧力と同じに制御され、また
圧力制御弁45,46により方向切換弁群9,10の出
口側の圧力もセンシングライン28の圧力と同じに制御
されるので、合・分流切換弁14aの前後差圧は方向切
換弁群9,10の前後差圧と常に同じになり、油圧ポン
プ6からの吐出流量は、油圧ポンプ6の吐出回路12と
油圧ポンプ1側の吐出回路11との圧力差が変化して
も、方向切換弁群9,10の開口面積と合・分流切換弁
14aの絞り50aの開口面積に応じて合流供給側であ
る油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8と被合
流側である油圧ポンプ1側の吐出回路11とに分配され
るため、油圧アクチュエータ群7,8に圧油が適切に供
給され、また油圧ポンプ1側の吐出回路11にも圧油を
合流して供給される。
【0036】また、油圧ポンプ6の吐出圧力が油圧ポン
プ1の吐出圧力より低いときは、油圧ポンプ6からの圧
油は油圧ポンプ1側の吐出回路11に供給されず、また
圧力制御弁47のチェック機構により油圧ポンプ6側の
吐出回路12に油圧ポンプ1からの圧油は逆流しない。
【0037】油圧ポンプ1の吐出圧力と油圧ポンプ1側
の油圧アクチュエータ群2,3の最高負荷圧力との差圧
がロードセンシング設定差圧に保たれているときは、合
・分流切換弁14aを分流位置に保つ。
【0038】同じように、油圧ポンプ6の吐出圧力と油
圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の最高負荷
圧力との差圧がロードセンシング設定差圧より低くなる
と、油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の要
求流量に対して吐出流量が不足し要求流量を供給しきれ
ない状態、すなわち油圧ポンプ6はサチュレーション状
態と判断され、合・分流切換弁14bを合流位置に切り
換えて、油圧ポンプ1の吐出圧力が油圧ポンプ6の吐出
圧力より高いときは、油圧ポンプ1からの圧油を油圧ポ
ンプ6側の吐出回路12に供給する。このとき、油圧ポ
ンプ1,6の吐出回路11,12は絞り50bを介して
連通するので、油圧ポンプ1,6のLS制御弁20,2
4によるロードセンシング制御の独立性が保たれる。ま
た、圧力制御弁48により、合・分流切換弁14bの出
口側の圧力がセンシングライン27の圧力と同じに制御
され、また圧力制御弁43,44により方向切換弁群
4,5の出口側の圧力もセンシングライン27の圧力と
同じに制御されるので、合・分流切換弁14bの前後差
圧は方向切換弁群4,5の前後差圧と常に同じになり、
油圧ポンプ1からの吐出流量は、油圧ポンプ1の吐出回
路11と油圧ポンプ6側の吐出回路12との圧力差が変
化しても、方向切換弁群4,5の開口面積と合・分流切
換弁14bの絞り50bの開口面積に応じて合流供給側
である油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3と
被合流側である油圧ポンプ6側の吐出回路12とに分配
されるため、油圧アクチュエータ群2,3に圧油が適切
に供給され、また油圧ポンプ6側の吐出回路12にも圧
油が合流して供給される。
【0039】また、油圧ポンプ1の吐出圧力が油圧ポン
プ6の吐出圧力より低いときは、油圧ポンプ1からの圧
油は油圧ポンプ6側の吐出回路12に供給されず、また
圧力制御弁48のチェック機構により油圧ポンプ1側の
吐出回路11に油圧ポンプ6からの圧油は逆流しない。
【0040】油圧ポンプ6の吐出圧力と該当する油圧ア
クチュエータ群7,8の最高負荷圧力との差圧がロード
センシング設定差圧に保たれているときは、合・分流切
換弁14bを分流位置に保つ。
【0041】以上のように本実施形態によれば、合流ラ
イン13a,13bに圧力制御弁47,48がそれぞれ
設けられているので、被合流側の油圧ポンプの吐出回路
と合流供給側の油圧ポンプの吐出回路との圧力差が変化
しても、合・分流切換弁の出口側の圧力は合流供給側の
方向切換弁群の出口側の圧力と常に同じに制御され、合
・分流切換弁の前後差圧は合流供給側の方向切換弁群の
前後差圧と常に同じになり、合流供給側の油圧ポンプか
らの吐出流量は、合流供給側の方向切換弁群の開口面積
と合・分流切換弁の開口面積に応じて合流供給側の油圧
アクチュエータ群と被合流側の吐出回路とに適切に分配
され、この結果、合流供給側の油圧アクチュエータ群に
圧油を適切に供給できると共に、被合流側の吐出回路に
も圧油を合流して供給することができる。
【0042】また、合・分流切換弁14a,14bの合
流位置ではそれぞれ絞り50a,50bを介して油圧ポ
ンプ1,6の吐出回路11,12を連通させるので、油
圧ポンプ1,6のLS制御弁20,24によるロードセ
ンシング制御の独立性が保たれ、油圧ポンプ1,6を馬
力制御したときの余力のある側のポンプ吐出流量を最大
限利用することができる。
【0043】本発明の第2の実施形態を図2により説明
する。図中、図1に示すものと同等の部材には同じ符号
を付し、説明を省略する。
【0044】図2において、油圧ポンプ1の吐出回路1
1と油圧ポンプ6の吐出回路12との間及びセンシング
ライン27とセンシングライン28との間には合流回路
100Aが設けられている。合流回路100Aは、図1
に示す第1の実施形態の合流回路100における合・分
流切換弁14a,14bに代えて合・分流切換弁14
A,14Bをそれぞれ設け、センシングライン28から
分岐し、合流ライン13aと圧力制御弁47の出口側で
接続する合流ライン74aと、センシングライン27か
ら分岐し、合流ライン13aと圧力制御弁48の出口側
で接続する合流ライン74bと、合流ライン74a上に
設けられ、合流ライン13aからセンシングライン28
への圧油の流れのみを許すチェック弁53と、合流ライ
ン74b上に設けられ、合流ライン13bからセンシン
グライン27への圧油の流れのみを許すチェック弁54
とを更に備えた構成となっている。
【0045】合・分流切換弁14Aは、合流ライン13
a,74aを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
aを介して合流ライン13aを連通させかつ合流ライン
74aを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0046】合・分流切換弁14Bも、合流ライン13
b,74bを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
bを介して合流ライン13bを連通させかつ合流ライン
74bを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0047】また、合・分流切換弁14Aは、油圧パイ
ロット切り換え方式であり、その片側に対して油圧ポン
プ1の吐出圧力PS1と油圧ポンプ1側のアクチュエータ
群の最高負荷圧力PLm1とのロードセンシング差圧ΔP1
をそれぞれ吐出回路11及びセンシングライン27を介
して導き、反対側に対して油圧ポンプ6の吐出圧力PS2
と油圧ポンプ6側のアクチュエータ群の最高負荷圧力P
Lm2とのロードセンシング差圧ΔP2をそれぞれ吐出回路
12及びセンシングライン28を介して導いており、ロ
ードセンシング差圧ΔP1がロードセンシング差圧ΔP2
以上のときは分流位置にあり、ロードセンシング差圧Δ
P1がロードセンシング差圧ΔP2より小さくなると合流
位置に切り換わる。合・分流切換弁14Bも、油圧パイ
ロット切り換え方式であり、その片側に対して油圧ポン
プ1の吐出圧力PS1と油圧ポンプ1側のアクチュエータ
群の最高負荷圧力PLm1とのロードセンシング差圧ΔP1
をそれぞれ吐出回路11及びセンシングライン27を介
して導き、反対側に対して油圧ポンプ6の吐出圧力PS2
と油圧ポンプ6側のアクチュエータ群の最高負荷圧力P
Lm2とのロードセンシング差圧ΔP2をそれぞれ吐出回路
12及びセンシングライン28を介して導いており、ロ
ードセンシング差圧ΔP2がロードセンシング差圧ΔP1
以上のときは分流位置にあり、ロードセンシング差圧Δ
P2がロードセンシング差圧ΔP1より小さくなると合流
位置に切り換わる。つまり、ΔP1<ΔP2のときは、合
・分流切換弁14Aは合流位置に切り換わり合・分流切
換弁14Bは分流位置に保たれ、ΔP1>ΔP2のとき
は、合・分流切換弁14Aは分流位置に保たれ合・分流
切換弁14Bは合流位置に切り換わり、ΔP1=ΔP2の
ときは、合・分流切換弁14A,14B共に分流位置に
保たれる。
【0048】したがって、本実施形態においても第1の
実施形態と同様に、合・分流切換弁14A,14Bの両
端駆動部を関連する吐出回路11又は12及びセンシン
グライン27及び28に繋げるパイロットラインがそれ
らの切り換え手段としての合・分流切り換え制御手段を
構成している。
【0049】また、可変絞り150aは、ロードセンシ
ング差圧ΔP1がロードセンシング差圧ΔP2より小さく
なるほど、つまり油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ
群2,3の要求流量が多くなるほど、その開口面積を大
きくし、油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3
の要求流量に対する不足流量分が通過するように設定さ
れており、可変絞り150bは、ロードセンシング差圧
ΔP2がロードセンシング差圧ΔP1より小さくなるほ
ど、つまり油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,
8の要求流量が多くなるほど、その開口面積を大きく
し、油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の要
求流量に対する不足流量分が通過するように設定されて
いる。したがって、合・分流切換弁14Aは、油圧アク
チュエータ群2,3の要求流量に応じてストローク位置
を変化させ、このストローク位置に応じて内蔵される可
変絞り150aの開口面積を増大し、合・分流切換弁1
4Bも、油圧アクチュエータ群7,8の要求流量に応じ
てストローク位置を変化させ、、このストローク位置に
応じて内蔵される可変絞り150bの開口面積を増大す
る。
【0050】以上のように構成した本実施形態において
は、油圧ポンプ1がサチュレーション状態になり、油圧
ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の要求流量を
供給しきれない状態になると、ロードセンシング差圧Δ
P1が低下し、合・分流切換弁14Aは可変絞り150
aを介して合流ライン13aを連通させかつ合流ライン
74aを連通させる合流位置に切り換わり、可変絞り1
50aは、ロードセンシング差圧ΔP1の低下の度合に
応じて、油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3
の要求流量に対する不足流量分が通過するようにその開
口面積が設定される。
【0051】ここで、油圧ポンプ6の吐出圧力が油圧ポ
ンプ1の吐出圧力より高いときは、チェック弁53によ
り合流ライン13aとセンシングライン28は遮断さ
れ、センシングライン28の圧力は油圧アクチュエータ
群7,8の最高負荷圧力と同じになり、油圧ポンプ6の
吐出圧力は合・分流切換弁14Aが合流位置に切り換わ
る前と変わらない。そして、圧力制御弁47により合・
分流切換弁14Aの出口側の圧力がセンシングライン2
8の圧力と同じに制御され、また圧力制御弁45,46
により方向切換弁群9,10の出口側の圧力もセンシン
グライン28の圧力と同じに制御されるので、合・分流
切換弁14Aの前後差圧は方向切換弁群9,10の前後
差圧と常に同じとなり、油圧ポンプ6からの吐出流量
は、油圧ポンプ6側の吐出回路12と油圧ポンプ1側の
吐出回路11との圧力差が変化しても、方向切換弁群
9,10の開口面積と可変絞り150aの開口面積に応
じて合流供給側である油圧ポンプ6側の油圧アクチュエ
ータ群7,8と被合流側である油圧ポンプ1側の吐出回
路11とに分配されるため、油圧アクチュエータ群7,
8に圧油が適切に供給され、また油圧ポンプ1側の吐出
回路11に不足流量分に応じた圧油の流量が供給され
る。
【0052】一方、油圧ポンプ6の吐出圧力が油圧ポン
プ1の吐出圧力より低いときは、チェック弁53により
合流ライン13aとセンシングライン28が連通して、
センシングライン28の圧力は油圧ポンプ1の吐出圧力
まで昇圧し、油圧ポンプ6の吐出圧力はロードセンシン
グ制御により油圧ポンプ1の吐出圧力より高くなり、油
圧ポンプ6からの圧油の供給が可能となる。そして、圧
力制御弁47により合・分流切換弁14Aの出口側の圧
力がセンシングライン28の圧力と同じに制御され、ま
た圧力制御弁45,46により方向切換弁群9,10の
出口側の圧力もセンシングライン28の圧力と同じに制
御されるので、合・分流切換弁14Aの前後差圧は方向
切換弁群9,10の前後差圧と常に同じとなり、油圧ポ
ンプ6からの吐出流量は、油圧ポンプ6側の吐出回路1
2と油圧ポンプ1側の吐出回路11の圧力差が変化して
も、方向切換弁群9,10の開口面積と可変絞り150
aの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポンプ6側
の油圧アクチュエータ群7,8と被合流側である油圧ポ
ンプ1側の吐出回路11とに分配されるため、油圧アク
チュエータ群7,8に圧油が適切に供給され、また油圧
ポンプ1側の吐出回路11に不足流量分に応じた圧油の
流量が供給される。
【0053】同じように、油圧ポンプ6がサチュレーシ
ョン状態になり、油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ
群7,8の要求流量を供給しきれない状態になると、ロ
ードセンシング差圧ΔP2が低下し、合・分流切換弁1
4Bは可変絞り150bを介して合流ライン13bを連
通させかつ合流ライン74bを連通させる合流位置に切
り換わり、可変絞り150bは、ロードセンシング差圧
ΔP2の低下の度合に応じて、油圧ポンプ6側の油圧ア
クチュエータ群7,8の要求流量に対する不足流量分が
通過するようにその開口面積が設定される。
【0054】ここで、油圧ポンプ1の吐出圧力が油圧ポ
ンプ6の吐出圧力より高いときは、チェック弁54によ
り合流ライン13bとセンシングライン27は遮断さ
れ、センシングライン27の圧力は油圧アクチュエータ
群2,3の最高負荷圧力と同じになり、油圧ポンプ1の
吐出圧力は合・分流切換弁14Bが合流位置に切り換わ
る前と変わらない。そして、圧力制御弁48により合・
分流切換弁14Bの出口側の圧力がセンシングライン2
7の圧力と同じに制御され、また圧力制御弁43,44
により方向切換弁群4,5の出口側の圧力もセンシング
ライン27の圧力と同じに制御されるので、合・分流切
換弁14Bの前後差圧は方向切換弁群2,3の前後差圧
と常に同じとなり、油圧ポンプ1からの吐出流量は、油
圧ポンプ1側の吐出回路11と油圧ポンプ6側の吐出回
路12の圧力差が変化しても、方向切換弁群4,5の開
口面積と可変絞り150bの開口面積に応じて合流供給
側である油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3
と被合流側である油圧ポンプ6側の吐出回路12とに分
配されるため、油圧アクチュエータ群2,3に圧油が適
切に供給され、また油圧ポンプ6側の吐出回路12に不
足流量分に応じた圧油の流量が供給される。
【0055】一方、油圧ポンプ1の吐出圧力が油圧ポン
プ6の吐出圧力より低いときは、チェック弁54により
合流ライン13bとセンシングライン27が連通して、
センシングライン27の圧力は油圧ポンプ6の吐出圧力
まで昇圧し、油圧ポンプ1の吐出圧力はロードセンシン
グ制御により油圧ポンプ6の吐出圧力より高くなり、油
圧ポンプ1からの圧油の供給が可能となる。そして、圧
力制御弁48により合・分流切換弁14Bの出口側の圧
力がセンシングライン27の圧力と同じに制御され、ま
た圧力制御弁43,44により方向切換弁群4,5の出
口側の圧力もセンシングライン27の圧力と同じに制御
されるので、合・分流切換弁14Bの前後差圧は方向切
換弁群2,3の前後差圧と常に同じとなり、油圧ポンプ
1からの吐出流量は、油圧ポンプ1側の吐出回路11と
油圧ポンプ6側の吐出回路12の圧力差が変化しても、
方向切換弁群4,5の開口面積と可変絞り150bの開
口面積に応じて合流供給側である油圧ポンプ1側の油圧
アクチュエータ群2,3と被合流側である油圧ポンプ6
側の吐出回路12とに分配されるため、油圧アクチュエ
ータ群2,3に圧油が適切に供給され、また油圧ポンプ
6側の吐出回路12に不足流量分に応じた圧油の流量が
供給される。
【0056】また、油圧ポンプ1も油圧ポンプ6も共に
サチュレーション状態にないときは、ロードセンシング
差圧ΔP1とロードセンシング差圧ΔP2は等しくなるた
め、合・分流切換弁14A,14Bは共に分流位置に保
たれ、合流ライン13a,13bを共に遮断する。
【0057】したがって、本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様な効果が得られる。また、合・分流切換
弁14A,14Bに可変絞り150a,150bを設け
て、被合流側の油圧ポンプのサチュレーションの程度に
応じて合流供給側の油圧ポンプから被合流側の吐出回路
に供給される圧油の流量を変えるようにしたので、被合
流側の油圧アクチュエータ群の不足流量分に応じた流量
を供給することができる。
【0058】更に、合流供給側のセンシングラインから
分岐して被合流側の吐出回路に接続する合流ライン74
a,74bを設け、合・分流切換弁14A,14Bが合
流位置に切り換えられたときに、合流ライン74a,7
4bも連通するので、合流供給側の油圧ポンプの吐出圧
力が被合流側の油圧ポンプの吐出圧力より低い場合であ
っても、合流供給側のセンシングラインを昇圧して合流
供給側の油圧ポンプの吐出圧力を被合流側の油圧ポンプ
の吐出圧力より高くすることができ、合流供給側の油圧
ポンプから被合流側の吐出回路に圧油を供給することが
できる。
【0059】また、合・分流切換弁14A,14Bは、
ロードセンシング差圧ΔP1とロードセンシング差圧Δ
P2とのバランスにより作動するため、油圧ポンプ1と
油圧ポンプ6が共に同程度のサチュレーション状態のと
きは、合・分流切換弁14A,14Bを共に分流位置に
保つことができ、余裕がないにも係わらず合流すること
で合流供給側の油圧アクチュエータ群が供給流量不足に
なることがなく、より適切な合流を行うことができる。
【0060】本発明の第3の実施形態を図3により説明
する。図中、図2に示すものと同等の部材には同じ符号
を付し、説明を省略する。
【0061】図3において、本実施形態は図2に示す第
2の実施形態に対して、方向切換弁群4,5を操作する
操作レバー26a,26bを含む操作レバー群(以下、
操作レバー群26a,26bという)と、方向切換弁群
9,10を操作する操作レバー26c,26dを含む操
作レバー群(以下、操作レバー群26c,26dとい
う)と、操作レバー群26a,26bの操作量に応じて
それぞれ発生するパイロット圧のうち最も高いパイロッ
ト圧を検出するパイロットライン98と、操作レバー群
26c,26dの操作量に応じてそれぞれ発生するパイ
ロット圧のうち最も高いパイロット圧を検出するパイロ
ットライン99と、油圧ポンプ1の吐出回路11から分
岐してタンク180に接続するバイパスライン88と、
油圧ポンプ6の吐出回路12から分岐してタンク181
に接続するバイパスライン89とを更に備え、LS制御
弁20,24の代わりに圧力制御弁55,56を設けた
構成となっている。
【0062】バイパスライン88は、パイロットライン
98のパイロット圧が作用しそのパイロット圧が高いほ
ど開口面積を小さくする可変絞り80と、可変絞り80
の出口側に位置し、可変絞り80の出口側に圧力を発生
させる絞り84と、可変絞り80と絞り84との間に位
置し、センシングライン27の圧力が作用して可変絞り
80の出口側の圧力をセンシングライン27の圧力と同
じに制御する圧力制御弁82とを有する。
【0063】また、これと同様に、バイパスライン89
も、パイロットライン99のパイロット圧が作用しその
パイロット圧が高いほど開口面積を小さくする可変絞り
81と、可変絞り81の出口側に位置し、可変絞り81
の出口側に圧力を発生させる絞り85と、可変絞り81
と絞り85との間に位置し、センシングライン28の圧
力が作用して可変絞り81の出口側の圧力をセンシング
ライン28の圧力と同じに制御する圧力制御弁83とを
有する。
【0064】本実施形態における油圧ポンプ1の吐出量
制御手段は、圧力検出弁55とサーボ機構29Aであ
り、圧力検出弁55は、絞り84の入口側から分岐する
パイロットライン86に接続し、絞り84で発生した圧
力(以下、油圧ポンプ1側のネガコン圧力という)を検
出し、サーボ機構29Aは、圧力検出弁55で検出され
たネガコン圧力に応じて油圧ポンプ1の傾転を制御す
る。
【0065】また、本実施形態における油圧ポンプ6の
吐出量制御手段は、圧力検出弁56とサーボ機構42A
であり、圧力検出弁56は、絞り85の入口側から分岐
するパイロットライン87に接続され、絞り85で発生
した圧力(以下、油圧ポンプ6側のネガコン圧力とい
う)を検出し、サーボ機構42Aは、圧力検出弁55で
検出されたネガコン圧力に応じて油圧ポンプ6の傾転を
制御する。
【0066】つまり、本実施形態においては、ネガティ
ブ流量制御により油圧ポンプ1,6の吐出流量の制御が
行われる。
【0067】また、油圧ポンプ1の吐出回路11と油圧
ポンプ6の吐出回路12との間及びセンシングライン2
7とセンシングライン28との間には合流回路100B
が設けられている。合流回路100Bは、第2の実施形
態の合流回路100Aにおける合・分流切換弁14A,
14Bに代えて合・分流切換弁14C,14Dをそれぞ
れ設けた構成となっており、その他の構成は合流回路1
00Aと同じである。
【0068】合・分流切換弁14Cは、合流ライン13
a,74aを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
aを介して合流ライン13aを連通させかつ合流ライン
74aを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0069】合・分流切換弁14Dも、合流ライン13
b,74bを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
bを介して合流ライン13bを連通させかつ合流ライン
74bを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0070】また、合・分流切換弁14Cは、油圧パイ
ロット切り換え方式であり、その片側に対して油圧ポン
プ1側のネガコン圧力を導き、反対側に対してバネ65
が付与されており、油圧ポンプ1側のネガコン圧力がバ
ネ65で設定される所定値(設定ポンプ制御圧力)に保
たれているときは分流位置にあり、油圧ポンプ1側のネ
ガコン圧力がバネ65で設定される所定値(設定ポンプ
制御圧力)より低くなると合流位置に切り換わる。合・
分流切換弁14Dも、油圧パイロット切り換え方式であ
り、その片側に対して油圧ポンプ6側のネガコン圧力を
導き、反対側に対してバネ66が付与されており、油圧
ポンプ6側のネガコン圧力がバネ66で設定される所定
値(設定ポンプ制御圧力)に保たれているときは分流位
置にあり、油圧ポンプ6側のネガコン圧力がバネ66で
設定される所定値(設定ポンプ制御圧力)より低くなる
と合流位置に切り換わる。すなわち、合・分流切換弁1
4C,14Dの両端駆動部を関連するパイロットライン
86,87がそれらの切り換え手段としての合・分流切
り換え制御手段を構成している。
【0071】また、可変絞り150aは、油圧ポンプ1
側のネガコン圧力が設定ポンプ制御圧力より低くなるほ
どその開口面積を大きくし、油圧ポンプ1側の油圧アク
チュエータ群2,3の要求流量に対する不足流量分が通
過するように設定されており、可変絞り150bは、油
圧ポンプ6側のネガコン圧力が設定ポンプ制御圧力より
低くなるほどその開口面積を大きくし、油圧ポンプ6側
の油圧アクチュエータ群7,8の要求流量に対する不足
流量分が通過するように設定されている。したがって、
合・分流切換弁14Cは、油圧アクチュエータ群2,3
の要求流量に応じてストローク位置を変化させ、このス
トローク位置に応じて内蔵される可変絞り150aの開
口面積を増大し、合・分流切換弁14Dも、油圧アクチ
ュエータ群7,8の要求流量に応じてストローク位置を
変化させ、、このストローク位置に応じて内蔵される可
変絞り150bの開口面積を増大する。
【0072】以上のように構成した本実施形態において
は、油圧ポンプ1がサチュレーション状態になり、油圧
ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の要求流量を
供給しきれない状態になると、油圧ポンプ1側のネガコ
ン圧力が設定ポンプ制御圧力より低くなり、合・分流切
換弁14Cは可変絞り150aを介して合流ライン13
aを連通させかつ合流ライン74aを連通させる合流位
置に切り換わり、可変絞り150aは、油圧ポンプ1側
のネガコン圧力の低下の度合に応じて、油圧ポンプ1側
の油圧アクチュエータ群2,3の要求流量に対する不足
流量分が通過するようにその開口面積が設定される。
【0073】そして、第2の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ6からの吐出流量は、油圧ポンプ6側の吐出回
路12と油圧ポンプ1側の吐出回路11との圧力差が変
化しても、方向切換弁群9,10の開口面積と可変絞り
150aの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポン
プ6側の油圧アクチュエータ群7,8と被合流側である
油圧ポンプ1側の吐出回路11に分配されるため、油圧
アクチュエータ群7,8に圧油が適切に供給され、また
油圧ポンプ1側の吐出回路11に不足流量分に応じた圧
油の流量が供給される。
【0074】同じように、油圧ポンプ6がサチュレーシ
ョン状態になり、油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ
群7,8の要求流量を供給しきれない状態になると、油
圧ポンプ6側のネガコン圧力が設定ポンプ制御圧力より
低くなり、合・分流切換弁14Dは可変絞り150bを
介して合流ライン13bを連通させかつ合流ライン74
bを連通させる合流位置に切り換わり、可変絞り150
bは、油圧ポンプ6側のネガコン圧力の低下の度合に応
じて、油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の
要求流量に対する不足流量分が通過するようにその開口
面積が設定される。
【0075】そして、第2の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ1からの吐出流量は、油圧ポンプ1側の吐出回
路11と油圧ポンプ6側の吐出回路12の圧力差が変化
しても、方向切換弁群4,5の開口面積と可変絞り15
0bの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポンプ1
側の油圧アクチュエータ群2,3と被合流側である油圧
ポンプ6側の吐出回路12に分配されるため、油圧アク
チュエータ群2,3に圧油が適切に供給され、また油圧
ポンプ6側の吐出回路12に不足流量分に応じた圧油の
流量が供給される。
【0076】また、油圧ポンプ1も油圧ポンプ6も共に
サチュレーション状態にないときは、油圧ポンプ1側の
ネガコン圧力と油圧ポンプ6側のネガコン圧力は共に設
定ポンプ制御圧力に保たれているため、合・分流切換弁
14A,14Bは共に分流位置に保たれ、合流ライン1
3a,13bを共に遮断する。
【0077】したがって、本実施形態によっても第2の
実施形態と同様な効果が得られる。
【0078】本発明の第4の実施形態を図4及び図5に
より説明する。図中、図2に示すものと同等の部材には
同じ符号を付し、説明を省略する。
【0079】図4において、本実施形態は図2に示す第
2の実施形態に対して、油圧ポンプ1,6の吐出圧力を
それぞれ検出する圧力センサ34,35と、センシング
ライン27,28の圧力をそれぞれ検出する圧力センサ
36,37と、後述する合流回路100Cの合・分流切
換弁14E,14Fの切り換え手段として、電磁切換弁
15a,15b及びコントローラ17を含む合・分流切
り換え制御回路200とを更に備え、LS制御弁20,
24をとった構成となっており、圧力センサ34〜37
からの信号は、コントローラ17に入力される。
【0080】本実施形態における油圧ポンプ1,6の吐
出流量の制御は、第2の実施形態と同様にロードセンシ
ング制御であるが、その制御を電気制御としたものであ
り、油圧ポンプ1の吐出量制御手段は、圧力センサ3
4,36とコントローラ17とサーボ機構29Bであ
り、油圧ポンプ6の吐出量制御手段は、圧力センサ3
5,37とコントローラ17とサーボ機構42Bであ
る。
【0081】また、油圧ポンプ1の吐出回路11と油圧
ポンプ6の吐出回路12との間及びセンシングライン2
7とセンシングライン28との間には合流回路100C
が設けられており、合流回路100Cは第2の実施形態
における合・分流切換弁14A,14Bに代えて合・分
流切換弁14E,14Fを設けたものであり、その他の
構成は第2の実施形態における合流回路100Aと同じ
である。
【0082】合・分流切換弁14Eは、合流ライン13
a,74aを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
aを介して合流ライン13aを連通させかつ合流ライン
74aを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0083】合・分流切換弁14Fも、合流ライン13
b,74bを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
bを介して合流ライン13bを連通させかつ合流ライン
74bを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0084】合・分流切換弁14E,14Fは電磁切換
弁15a,15bを介して油圧パイロットポンプ16か
ら送られるパイロット圧によって分流位置から合流位置
に切り換えられ、電磁切換弁15a,15bのソレノイ
ドはコントローラ17からの出力電流によって励磁され
る。
【0085】以下、図5を用いて合・分流切り換え制御
回路200による合・分流切換弁14E,14Fの切り
換え制御について説明する。ここで、図5はコントロー
ラ17での処理内容を示す図である。
【0086】図5に示すようにコントローラ17におい
て、圧力センサ34,36からの信号により油圧ポンプ
1の吐出圧力と油圧ポンプ1側のセンシングライン27
の圧力との差圧ΔPLSが所定値(ロードセンシング設定
差圧)より小さくなると、油圧ポンプ1がサチュレーシ
ョン状態と判断され、ロードセンシング設定差圧と差圧
ΔPLSとの差ΔΔPLSが計算され、その差ΔΔPLSから
油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の要求流
量に対する不足流量分が通過するように可変絞り150
aの開口面積Aが計算され、その計算された開口面積A
になるように電磁切換弁15aに出力する電流の電流値
Iが計算されて、その電流値Iの電流を電磁切換弁15
aに出力する。
【0087】これにより、合・分流切換弁14Eは合流
位置に切り換えられ、その開口面積は可変絞り150a
により油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の
要求流量に対する不足流量分が通過するように設定され
る。
【0088】そして、第2の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ6からの吐出流量は、油圧ポンプ6側の吐出回
路12と油圧ポンプ1側の吐出回路11との圧力差が変
化しても、方向切換弁群9,10の開口面積と可変絞り
150aの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポン
プ6側の油圧アクチュエータ群7,8と被合流側である
油圧ポンプ1側の吐出回路11に分配されるため、油圧
アクチュエータ群7,8に圧油が適切に供給され、また
油圧ポンプ1側の吐出回路11に不足流量分に応じた圧
油の流量が供給される。
【0089】同じように、コントローラ17において、
圧力センサ35,37からの信号により油圧ポンプ6の
吐出圧力と油圧ポンプ6側のセンシングライン28の圧
力との差圧ΔPLSが所定値(ロードセンシング設定差
圧)より小さくなると、油圧ポンプ6がサチュレーショ
ン状態と判断され、ロードセンシング設定差圧と差圧Δ
PLSとの差ΔΔPLSが計算され、その差ΔΔPLSに応じ
て、油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の要
求流量に対する不足流量分が通過するように可変絞り1
50bの開口面積Aが計算され、その計算された開口面
積Aになるように電磁切換弁15bに出力する電流の電
流値Iが計算されて、その電流値Iの電流を電磁切換弁
15bに出力する。
【0090】これにより、合・分流切換弁14Fは合流
位置に切り換えられ、その開口面積は可変絞り150b
により油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の
要求流量に対する不足流量分が通過するように設定され
る。
【0091】そして、第2の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ1からの吐出流量は、油圧ポンプ1側の吐出回
路11と油圧ポンプ6側の吐出回路12の圧力差が変化
しても、方向切換弁群4,5の開口面積と可変絞り15
0bの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポンプ1
側の油圧アクチュエータ群2,3と被合流側である油圧
ポンプ6側の吐出回路12に分配されるため、油圧アク
チュエータ群2,3に圧油が適切に供給され、また油圧
ポンプ6側の吐出回路12に不足流量分に応じた圧油の
流量が供給される。
【0092】また、油圧ポンプ1の吐出圧力とセンシン
グライン27の圧力との差圧がロードセンシング差圧に
保たれ、かつ油圧ポンプ6の吐出圧力とセンシングライ
ン28との圧力との差圧もロードセンシング設定差圧に
保たれているときは、コントローラ17で油圧ポンプ1
も油圧ポンプ6も共にサチュレーション状態にないと判
断され、電磁切換弁15a、15bのソレノイドを励磁
せずに合・分流切換弁14E,14Fを共に分流位置に
保ち、合流ライン13a,13bを共に遮断する。
【0093】したがって、本実施形態によっても第2の
実施形態と同様な効果が得られると共に、本実施形態で
は、ロードセンシング制御及び合・分流切換弁の切り換
え制御を電気制御としたので、各油圧ポンプのサチュレ
ーション状態の検出及び合・分流切換弁の可変絞りの開
口面積の設定を容易に行うことができる。
【0094】また、ロードセンシング制御、合・分流切
換弁の切り換え制御が共に油圧のみ又は電気のみに限る
ものでなく、油圧、電気を組み合わせたものでも可能で
ある。
【0095】本発明の第5の実施形態を図6及び図7に
より説明する。図中、図3に示すものと同等の部材には
同じ符号を付し、説明を省略する。
【0096】図6において、本実施形態は図3に示す第
3の実施形態に対して、油圧ポンプ1,6側のネガコン
圧力をそれぞれ検出する圧力センサ39,40と、後述
する合流回路100Dの合・分流切換弁14G,14H
の切り換え手段として電磁切換弁15a,15b及びコ
ントローラ17Aを含む合・分流切り換え制御回路20
0Aと、可変絞り80,81をそれぞれ作動させる電磁
切換弁15c,15dとを更に備え、圧力検出弁55,
56をとった構成となっており、圧力センサ39,40
からの信号はコントローラ17に入力され、操作レバー
群26a,26b,26c,26dで操作量に応じてそ
れぞれ発生した信号もコントローラ17に入力される。
【0097】可変絞り80,81はそれぞれ電磁切換弁
15c,15dを介して油圧パイロットポンプ16から
送られるパイロット圧の大きさによってそれらの開口面
積の大きさを変え、電磁切換弁15c,15dはコント
ローラの17Aからの出力電流の大きさに応じて可変絞
り80,81に送るパイロット圧を変え、コントローラ
17Aから電磁切換弁15cへの出力電流は操作レバー
群26a,26bからの信号に応じてコントローラ17
Aにより計算され、コントローラ17Aから電磁切換弁
15dへの出力電流も操作レバー群26c,26dから
の信号に応じてコントローラ17Aにより計算される。
つまり、可変絞り80,81は該当する操作レバー群の
操作量が大きくなるとその開口面積が小さくなるように
コントローラ17及び電磁切換弁15c,15dにより
制御される。
【0098】本実施形態における油圧ポンプ1,6の吐
出流量の制御は、第3の実施形態と同様にネガティブ流
量制御であるが、その制御を電気制御としたものであ
り、油圧ポンプ1の吐出量制御手段は、圧力センサ39
とコントローラ17Aとサーボ機構29Cであり、油圧
ポンプ6の吐出量制御手段は、圧力センサ40とコント
ローラ17Aとサーボ機構42Cである。
【0099】また、油圧ポンプ1の吐出回路11と油圧
ポンプ6の吐出回路12との間及びセンシングライン2
7とセンシングライン28との間には合流回路100D
が設けられており、合流回路100Dは第3の実施形態
における合・分流切換弁14C,14Dに代えて合・分
流切換弁14G,14Hを設けたものであり、その他の
構成は第3の実施形態における合流回路100Bと同じ
である。
【0100】合・分流切換弁14Gは、合流ライン13
a,74aを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
aを介して合流ライン13aを連通させかつ合流ライン
74aを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0101】合・分流切換弁14Hも、合流ライン13
b,74bを共に遮断する分流位置と、可変絞り150
bを介して合流ライン13bを連通させかつ合流ライン
74bを連通させる合流位置とに切り換え可能な4ポー
ト2位置切換弁である。
【0102】合・分流切換弁14G,14Hはそれぞれ
電磁切換弁15a,15bを介して油圧パイロットポン
プ16から送られるパイロット圧によって分流位置から
合流位置に切り換えられ、電磁切換弁15a,15bの
ソレノイドはコントローラの17Aからの出力電流によ
って励磁される。
【0103】以下、図7を用いて合・分流切り換え制御
回路200Aによる合・分流切換弁14G,14Hの切
り換え制御について説明する。ここで、図7はコントロ
ーラ17Aでの処理内容を示す図である。
【0104】図7に示すようにコントローラ17Aにお
いて、圧力センサ39からの信号により油圧ポンプ1側
のネガコン圧力が所定値(設定ポンプ制御圧力)より低
くなると、油圧ポンプ1がサチュレーション状態と判断
され、設定ポンプ制御圧力と当該ネガコン圧力との差Δ
PNが計算され、その差ΔPNに応じて、油圧ポンプ1側
の油圧アクチュエータ群2,3の要求流量に対する不足
流量分が通過するように可変絞り150aの開口面積A
が計算され、その計算された開口面積Aになるように電
磁切換弁15aに出力する電流の電流値Iが計算され
て、その電流値Iの電流を電磁切換弁15aに出力す
る。
【0105】これにより、合・分流切換弁14Gは合流
位置に切り換えられ、その開口面積は可変絞り150a
により油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の
要求流量に対する不足流量分が通過するように設定され
る。
【0106】そして、第3の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ6からの吐出流量は、油圧ポンプ6側の吐出回
路12と油圧ポンプ1側の吐出回路11との圧力差が変
化しても、方向切換弁群9,10の開口面積と可変絞り
150aの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポン
プ6側の油圧アクチュエータ群7,8と被合流側である
油圧ポンプ1側の吐出回路11に分配されるため、油圧
アクチュエータ群7,8に圧油が適切に供給され、また
油圧ポンプ1側の吐出回路11に不足流量分に応じた圧
油の流量が供給される。
【0107】同じように、コントローラ17Aにおい
て、圧力センサ40からの信号により油圧ポンプ6側の
ネガコン圧力が所定値(設定ポンプ制御圧力)より低く
なると、油圧ポンプ6がサチュレーション状態と判断さ
れ、設定ポンプ制御圧力と当該ネガコン圧力との差ΔP
Nが計算され、その差ΔPNに応じて、油圧ポンプ6側の
油圧アクチュエータ群7,8の要求流量に対する不足流
量分が通過するように可変絞り150bの開口面積Aが
計算され、その計算された開口面積Aになるように電磁
切換弁15bに出力する電流の電流値Iが計算されて、
その電流値Iの電流を電磁切換弁15bに出力する。
【0108】これにより、合・分流切換弁14Hは合流
位置に切り換えられ、その開口面積は可変絞り150b
により油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の
要求流量に対する不足流量分が通過するように設定され
る。
【0109】そして、第3の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ1からの吐出流量は、油圧ポンプ1側の吐出回
路11と油圧ポンプ6側の吐出回路12の圧力差が変化
しても、方向切換弁群4,5の開口面積と可変絞り15
0bの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポンプ1
側の油圧アクチュエータ群2,3と被合流側である油圧
ポンプ6側の吐出回路12に分配されるため、油圧アク
チュエータ群2,3に圧油が適切に供給され、また油圧
ポンプ6側の吐出回路12に不足流量分に応じた圧油の
流量が供給される。
【0110】また、油圧ポンプ1,6のネガコン圧力が
共に設定ポンプ制御圧力に保たれているときは、コント
ローラ17Aで油圧ポンプ1も油圧ポンプ6も共にサチ
ュレーション状態にないと判断され、電磁切換弁15
a、15bのソレノイドを励磁せずに合・分流切換弁1
4G,14Hを共に分流位置に保ち、合流ライン13
a,13bを共に遮断する。
【0111】したがって、本実施形態によっても第2の
実施形態と同様な効果が得られると共に、本実施形態で
は、ネガティブ流量制御及び合・分流切換弁の切り換え
制御を電気制御としたので、各油圧ポンプのサチュレー
ション状態の検出及び合・分流切換弁の可変絞りの開口
面積の設定を容易に行うことができる。
【0112】また、ネガティブ流量制御、合・分流切換
弁の切り換え制御が共に油圧のみ又は電気のみに限るも
のでなく、油圧、電気を組み合わせたものでも可能であ
る。
【0113】本発明の第6の実施形態を図8及び図9に
より説明する。図中、図6に示すものと同等の部材には
同じ符号を付し、説明を省略する。
【0114】図8において、本実施形態は、図6に示す
第5の実施形態に対してバイパスライン86,87と圧
力センサ39,40をとった構成となっている。
【0115】本実施形態における油圧ポンプ1,6の吐
出流量の制御は、第5の実施形態と異なり、コントロー
ラ17Bに入力された操作レバー群26a,26b,2
6c,26dの操作量に応じて油圧ポンプ1,6の吐出
流量を決定するポジティブ流量制御である。本実施形態
において、油圧ポンプ1の吐出量制御手段はコントロー
ラ17Bとサーボ機構29Dであり、油圧ポンプ6の吐
出量制御手段はコントローラ17Bとサーボ機構42D
である。
【0116】以下、図9を用いて合・分流切り換え制御
回路200Bによる合・分流切換弁14G,14Hの切
り換え制御について説明する。ここで、図9はコントロ
ーラ17Bでの処理内容を示す図である。
【0117】図9に示すようにコントローラ17Bにお
いて、操作レバー26aからの信号により油圧アクチュ
エータ2の要求流量Qaが計算され、操作レバー26b
からの信号により油圧アクチュエータ3の要求流量Qb
が計算され、要求流量Qaと要求流量Qbとが加えられて
油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の要求流
量Q1が求められ、油圧ポンプ1の傾転位置と原動機3
8の回転数から油圧ポンプ1の吐出流量Q1′が求めら
れ、要求流量Q1と吐出流量Q1′とを比較して、吐出流
量Q1′より要求流量Q1が大きくなると、油圧ポンプ1
はサチュレーション状態と判断され、要求流量Q1と吐
出流量Q1′の差ΔQPに応じて、油圧ポンプ1側の油圧
アクチュエータ群2,3の要求流量に対する不足流量分
が通過するように可変絞り150aの開口面積Aが計算
され、その計算された開口面積Aになるように電磁切換
弁15aに出力する電流の電流値Iを計算し、その電流
値Iの電流を電磁切換弁15aに出力する。
【0118】これにより、合・分流切換弁14Gは合流
位置に切り換えられ、その開口面積は可変絞り150a
により油圧ポンプ1側の油圧アクチュエータ群2,3の
要求流量に対する不足流量分が通過するように設定され
る。
【0119】そして、第5の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ6からの吐出流量は、油圧ポンプ6側の吐出回
路12と油圧ポンプ1側の吐出回路11との圧力差が変
化しても、方向切換弁群9,10の開口面積と可変絞り
150aの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポン
プ6側の油圧アクチュエータ群7,8と被合流側である
油圧ポンプ1側の吐出回路11に分配されるため、油圧
アクチュエータ群7,8に圧油が適切に供給され、また
油圧ポンプ1側の吐出回路11に不足流量分に応じた圧
油の流量が供給される。
【0120】同じように、コントローラ17Bにおい
て、操作レバー26cからの信号により油圧アクチュエ
ータ7の要求流量Qcが計算され、操作レバー26dか
らの信号により油圧アクチュエータ8の要求流量Qdが
計算され、要求流量Qcと要求流量Qdとが加えられて油
圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の要求流量
Q2が求められ、油圧ポンプ6の傾転位置と原動機38
の回転数から油圧ポンプ6の吐出流量Q2′が求めら
れ、要求流量Q2と吐出流量Q2′とを比較して、吐出流
量Q2′より要求流量Q2が大きくなると、油圧ポンプ6
はサチュレーション状態と判断され、要求流量Q2と吐
出流量Q2′の差ΔQPに応じて、油圧ポンプ6側の油圧
アクチュエータ群7,8の要求流量に対する不足流量分
が通過するように可変絞り150bの開口面積Aが計算
され、その計算された開口面積Aになるように電磁切換
弁15bに出力する電流の電流値Iを計算し、その電流
値Iの電流を電磁切換弁15bに出力する。
【0121】これにより、合・分流切換弁14Hは合流
位置に切り換えられ、その開口面積は可変絞り150b
により油圧ポンプ6側の油圧アクチュエータ群7,8の
要求流量に対する不足流量分が通過するように設定され
る。
【0122】そして、第5の実施形態と同様にして、油
圧ポンプ1からの吐出流量は、油圧ポンプ1側の吐出回
路11と油圧ポンプ6側の吐出回路12の圧力差が変化
しても、方向切換弁群4,5の開口面積と可変絞り15
0bの開口面積に応じて合流供給側である油圧ポンプ1
側の油圧アクチュエータ群2,3と被合流側である油圧
ポンプ6側の吐出回路12に分配されるため、油圧アク
チュエータ群2,3に圧油が適切に供給され、また油圧
ポンプ6側の吐出回路12に不足流量分に応じた圧油の
流量が供給される。
【0123】また、油圧ポンプ1側の油圧アクチュエー
タ群2,3の要求流量Q1が油圧ポンプ1の吐出流量Q
1′より小さく、かつ油圧ポンプ6側の油圧アクチュエ
ータ群7,8の要求流量Q2が油圧ポンプ6の吐出流量
Q2′より小さいときは、コントローラ17Bで油圧ポ
ンプ1も油圧ポンプ6も共にサチュレーション状態にな
いと判断され、電磁切換弁15a、15bのソレノイド
を励磁せずに合・分流切換弁14G,14Hを共に分流
位置に保ち、合流ライン13a,13bを共に遮断す
る。
【0124】したがって、本実施形態によっても第5の
実施形態と同様な効果が得られる。
【0125】
【発明の効果】本発明によれば、2つの油圧ポンプの吐
出流量を合流して複数の油圧アクチュエータに供給でき
る油圧駆動装置において、合流時に合流供給側の油圧ポ
ンプからの吐出流量を合流供給側の吐出回路と被合流側
の吐出回路に適切に分配し、合流供給側の油圧アクチュ
エータに圧油を適切に供給することができると共に、被
合流側の吐出回路にも圧油を合流して供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における油圧駆動装置
の油圧制御回路を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施形態における油圧駆動装置
の油圧制御回路を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施形態における油圧駆動装置
の油圧制御回路を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施形態における油圧駆動装置
の油圧制御回路を示す図である。
【図5】図4に示すコントローラ17の制御内容を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の第5の実施形態における油圧駆動装置
の油圧制御回路を示す図である。
【図7】図6に示すコントローラ17Aの制御内容を示
すブロック図である。
【図8】本発明の第6の実施形態における油圧駆動装置
の油圧制御回路を示す図である。
【図9】図8に示すコントローラ17Bの制御内容を示
すブロック図である。
【図10】従来の油圧駆動装置における複数の油圧ポン
プの合・分流システムを示す図である。
【符号の説明】
1,6 油圧ポンプ 2,3,7,8 油圧アクチュエータ 4,5,9,10 方向切換弁 11,12 吐出回路 13,13a,13b 合流ライン 14a,14b,14A〜14H 合・分流切換弁 15a〜15d 電磁切換弁 16 油圧パイロットポンプ 17,17A,17B コントローラ 18,23 パイロットライン 26a〜26d 操作レバー 27,28 センシングライン 27a,27b,28a,28b チェック弁 20,24 LS制御弁 29,29A〜29D サーボ機構 34〜37 圧力センサ 38 原動機 39,40 圧力センサ 43〜48 圧力制御弁 50a,50b 絞り 51,52,53,54 チェック弁 55,56 圧力検出弁 65,66 バネ 70,70a,70b 合流ライン 71 合流ライン 74a,74b 合流ライン 76,77 バネ 80,81 可変絞り 82,83 圧力制御弁 84,85 絞り 86,87 パイロットライン 88,89 バイパスライン 98,99 パイロットライン 100,100A〜100D 合流回路 110,111 バイパス弁 150a,150b 可変絞り 180,181 タンク 200,200A,200B 合・分流切り換え制御回
路 301a,301b,302a,302b 方向切換部 303a,303b,304a,304b 可変絞り部 307a,307b,308a,308b 速度設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 英世 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の可変容量型油圧ポンプ
    と、この第1及び第2の油圧ポンプが吐出する圧油によ
    ってそれぞれ駆動される第1及び第2の油圧アクチュエ
    ータ群と、前記第1及び第2の油圧ポンプから前記第1
    及び第2の油圧アクチュエータ群に供給される圧油の流
    れを制御する第1及び第2の方向切換弁群と、前記第1
    の油圧アクチュエータ群の最高負荷圧力を検出する第1
    のセンシングラインと、前記第2の油圧アクチュエータ
    群の最高負荷圧力を検出する第2のセンシングライン
    と、前記第1の方向切換弁群の出口側の圧力を前記第1
    のセンシングラインの圧力と同じに制御する第1の圧力
    制御弁と、前記第2の方向切換弁群の出口側の圧力を前
    記第2のセンシングラインの圧力と同じに制御する第2
    の圧力制御弁とを備え、前記第1及び第2の油圧アクチ
    ュエータ群の要求流量に応じて前記第1及び第2の油圧
    ポンプの吐出流量を制御する油圧駆動装置において、 前記第1の油圧ポンプの吐出回路と前記第2の油圧ポン
    プの吐出回路とを接続する合流ラインと、この合流ライ
    ンに配置され、両吐出回路を遮断する分流位置と両吐出
    回路を絞りを介して連通する合流位置とに切り換え可能
    な合・分流切換弁と、前記合流位置に切り換えられたと
    きに前記合・分流切換弁の出口側の圧力を他方の油圧ポ
    ンプに該当するセンシングラインの圧力と同じに制御す
    る第3の圧力制御弁とを含む合流回路と、 前記第1及び第2の油圧ポンプのうち一方の油圧ポンプ
    がこの油圧ポンプ側の油圧アクチュエータ群の要求流量
    を供給しきれない状態にあるときに、前記合・分流切換
    弁を前記合流位置に切り換える合・分流切り換え制御手
    段とを備えることを特徴とする油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧駆動装置において、
    前記合・分流切換弁は、前記油圧アクチュエータ群の要
    求流量に応じてストローク位置を変化させる弁であり、
    前記絞りは、そのストローク位置に応じて開口面積を増
    大させる可変絞りであることを特徴とする油圧駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又2記載の油圧駆動装置におい
    て、前記第1のセンシングラインの圧力よりもポンプ吐
    出圧力が高くなるように前記第1の油圧ポンプの吐出流
    量を制御する第1の吐出量制御手段と、前記第2のセン
    シングラインの圧力よりもポンプ吐出圧力が高くなるよ
    うに前記第2の油圧ポンプの吐出流量を制御する第2の
    吐出量制御手段とを更に備え、 前記合・分流切り換え制御手段は、前記一方の油圧ポン
    プの吐出圧力と前記一方の油圧ポンプ側のセンシングラ
    インの圧力との差圧が所定値より小さくなると、前記合
    ・分流切換弁を前記合流位置に切り換えることを特徴と
    する油圧駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の油圧駆動装置にお
    いて、前記第1及び第2の油圧ポンプの吐出回路からそ
    れぞれ分岐してタンクに接続する第1及び第2のバイパ
    スラインと、前記第1のバイパスラインに設けられ、前
    記第1の方向切換弁群の操作量が大きくなると開口面積
    を小さくする第1の可変絞りと、前記第2のバイパスラ
    インに設けられ、前記第2の方向切換弁群の操作量が大
    きくなると開口面積を小さくする第2の可変絞りと、前
    記第1及び第2の可変絞りの出口側にそれぞれ設けら
    れ、それらの出口側にそれぞれ圧力を発生させる第1及
    び第2の絞りと、前記第1の可変絞りと前記第1の絞り
    との間に設けられ、前記第1の可変絞りの出口側の圧力
    を前記第1のセンシングラインの圧力と同じに制御する
    第4の圧力制御弁と、前記第2の可変絞りと前記第2の
    絞りとの間に設けられ、前記第2の可変絞りの出口側の
    圧力を前記第2のセンシングラインの圧力と同じに制御
    する第5の圧力制御弁と、前記第1の絞りで発生した圧
    力を検出し、その圧力に応じて前記第1の油圧ポンプの
    吐出流量を制御する第1の吐出量制御手段と、前記第2
    の絞りで発生した圧力を検出し、その圧力に応じて前記
    第2の油圧ポンプの吐出流量を制御する第2の吐出量制
    御手段とを更に備え、 前記合・分流切り換え制御手段は、前記一方の油圧ポン
    プ側のバイパスラインに設けられた絞りで発生した圧力
    が所定値より低くなると、前記合・分流切換弁を前記合
    流位置に切り換えることを特徴とする油圧駆動装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の油圧駆動装置にお
    いて、前記合・分流切換弁は、前記合流位置において、
    前記合・分流切換弁に対して前記一方の油圧ポンプの吐
    出回路と前記他方の油圧ポンプ側のセンシングラインと
    を接続することを特徴とする油圧駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の油圧駆動装置にお
    いて、前記第1及び第2の方向切換弁群をそれぞれ操作
    する第1及び第2の操作レバー群と、前記第1の操作レ
    バー群からの指令信号を検出し、その指令信号に応じて
    前記第1の油圧ポンプの吐出流量を制御する第1の吐出
    量制御手段と、前記第2の操作レバー群からの指令信号
    を検出し、その指令信号に応じて前記第2の油圧ポンプ
    の吐出流量を制御する第2の吐出量制御手段とを更に備
    え、 前記合・分流切り換え制御手段は、前記一方の油圧ポン
    プ側の操作レバー群の指令信号によりこの油圧ポンプ側
    の油圧アクチュエータ群の要求流量を求め、この求めら
    れた要求流量が前記一方の油圧ポンプの吐出流量より多
    くなると、前記合・分流切換弁を前記合流位置に切り換
    えることを特徴とする油圧駆動装置。
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