JPH1061871A - 管路補強用筒状体および管路補強方法 - Google Patents

管路補強用筒状体および管路補強方法

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JPH1061871A
JPH1061871A JP8213449A JP21344996A JPH1061871A JP H1061871 A JPH1061871 A JP H1061871A JP 8213449 A JP8213449 A JP 8213449A JP 21344996 A JP21344996 A JP 21344996A JP H1061871 A JPH1061871 A JP H1061871A
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pipe
reinforcing
tubular body
reinforced
state
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JP8213449A
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Inventor
Shinichiro Okada
慎一郎 岡田
Shoji Doi
祥司 土肥
Keizo Iwao
敬三 巌
Fumio Tsukimoto
文雄 月本
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に管路の補強を実現しながら、補強対象
管路の形状によらず、補強対象管路を流体の漏洩防止を
確実に(シール性に優れ)し、耐震性にも優れた管路補
強技術を提供すること。 【解決手段】 拡径状態と縮径状態とに状態変化自在な
筒状体からなる繊維材料21の長手方向に、弾性を有す
る有機繊維22を混織して一体形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路を補強する技
術に関し、例えば、地中埋設管路の内面を補強する技術
に関する。尚、本発明にいう管路とは、例えば、ガス配
管において、ガス供給もとから各家庭へガス供給する地
中埋設管やその地中埋設管に連設される枝管等、あるい
は、それらを構成する一部を指すものとする。
【0002】
【従来の技術】管路に、腐食や、腐食に伴う管路の減肉
等が発生していると認められた場合、管路の強度低下
や、内部に流通する流体の漏洩の発生等への対策とし
て、管路を更生補強する必要が生じる場合がある。この
ような場合、例えば、〈1〉樹脂を補強すべき管路(以
下単に、補強対象管路と称する)に導入し、その補強対
象管路の内面に塗布した上で硬化させる方法や、〈2〉
特開昭64−83996号公報に示されるように、常温
で剛性を有する低融点の熱可塑性樹脂からなる樹脂管路
を補強対象管路内に挿入し、熱を加えて軟化させた後、
内面から圧力を加えて拡径し、冷却硬化させて補強対象
管路内に樹脂製のライニング層を形成して補強する方法
によって管路の補強構造を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の
〈1〉記載の方法によれば、管路の形状によらず、管路
をシールして流体の漏洩を防止することは出来たとして
も、管路の補強にはなりにくく、補強対象管路は強度低
下の残存する状態にならざるを得ない。そのため、管路
が強度低下したままで放置され、耐震性が不十分になる
場合が考えられる。また、〈2〉の場合は、前記樹脂管
路を強度の高い物としておくことで、十分な管路の補強
を期待出来るように思われるが、例えば前記補強対象管
路が、地中埋設管路等、エルボを介した屈曲部が多数存
在するような管路である場合には、前記樹脂管路が常温
で剛性を有するものであるために、前記屈曲部を通過さ
せて前記樹脂管路を補強対象管路内に挿通させることは
困難であり、管路の更生には多大な労力を要するものと
なっていた。そこで本発明の目的は、簡単に管路の補強
を実現しながら、補強対象管路の形状によらず、補強対
象管路を流体の漏洩防止を確実に(シール性に優れ)
し、耐震性にも優れた管路補強技術を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成1〕上記目的を達成するための本発明の管路補強
用筒状体の特徴構成は、各請求項記載の通りであり、具
体的には図1〜5に示すように、繊維材料を拡径状態と
縮径状態とに状態変化自在な筒状に形成し、弾性を有す
る有機繊維を長手方向に混織して一体形成してある、前
記有機繊維が、100%モジュラスが100kgf/c
2以下、弾性伸度50%以上の弾性体であることが望
ましく、筒状組紐からなればよく、前記有機繊維が伸長
状態で前記繊維材料に混織してあればなお良く、前記有
機繊維が、前記繊維材料とは異なる方向に混織してあっ
てもよい。
【0005】〔作用効果1〕つまり、拡径状態と縮径状
態とに状態変化自在な筒状体を縮径状態にしたときに、
前記筒状体は、筒状体を構成する各繊維材料には、前記
繊維同士の組目が変形するために長手方向に伸長され
る。前記筒状体は、長手方向に伸長させる伸長力を与え
ると、その筒状体を形成する繊維材料自体は伸縮しなく
ても、縮径させて補強対象管に対して挿通容易な形状に
変形させることが出来る。また、引っ張った状態で前記
筒状組紐を補強対象管に挿通させると、たとえ屈曲部を
有する補強対象管内であっても、容易に補強対象位置に
まで、その筒状組紐を挿入して、管の形状に沿わせるこ
とができる。
【0006】このとき、前記筒状体は構成する繊維材料
の長手方向に、弾性を有する有機繊維を混織して一体形
成してあるから、前記復元力は繊維材料の歪み変形に基
づく力のみならず、前記有機繊維の弾性復元力をも加え
た力に相当するものになる。そのため、前記筒状体を前
記管内に挿入したあと長手方向に伸長させる伸張力を解
除すると、前記筒状体をもとの形状に復元して管の内壁
に沿った状態に配設する事ができる。ここで前記筒状体
の復元力は、単に通常の弾性のない繊維材料だけから形
成されたものに比べて、高い復元力を発揮するため、前
記筒状組紐を補強対象管路の内壁全長にわたって、か
つ、屈曲部であっても密接させることができ、上述の状
態の前記筒状体に樹脂を含浸させ、その樹脂を硬化させ
ることによって繊維強化プラスチック体を形成すれば、
管路を内面から容易に強化することが出来るのである。
詳述すれば、前記筒状体に液状の樹脂を含浸させて、含
浸させた樹脂を、前記筒状体に形成される編み目状の孔
を閉塞するように硬化させれば、最終的に前記樹脂は前
記筒状体と一体に硬化して繊維強化プラスチック体を形
成し、前記内層が伸縮しにくい繊維から構成されている
場合は、特に、強固な補強構造になり、かつ、前記補強
対象管路の内面をシールするのである。
【0007】ところで、上述のように管内面側に繊維強
化プラスチック体を形成する際には、前記繊維強化プラ
スチック体を出来る限り管内面に沿わせた拡径状態に維
持させておくことが望ましい。なぜなら、このようにす
れば、管内流路が縮小されにくくなり、流体の流通に影
響を与えにくくする事ができ、合成梁の原理からも管路
の強度が更に向上するからである。そのため、前記有機
繊維を縮径させた状態から弛緩状態に復元するための復
元力は、大きいほど上述の要望には適するのであるが、
一方、大きな復元力を有する弾性を有する有機材料は、
変形させるのにも大きな力を要するので前記有機材料は
容易に伸縮するような弾性を有することが望まれる。そ
こで、前記有機材料を100%モジュラスが100kg
/cm2以下としてあれば、変形容易であり、また、弾
性伸度50%以上の弾性体としてあれば、管路に挿通す
る際の縮径変形状態から元の弛緩状態に復元しやすいの
で、管路への挿通を容易にしながらも、管路内面に密接
した状態が得られ易い。
【0008】尚、前記筒状体が、筒状組紐であると、前
記筒状組紐自体は伸縮しにくいもので構成でき、前記繊
維強化プラスチック体を形成したときに、強固なものと
なり、管路を強固に補強する物となる。つまり、たと
え、補強対象管路自体の強度が低下しているものであっ
ても、このような管路の補強構造を採用した管路は、前
記繊維強化プラスチック体が極めて強固なもの(補強対
象管が新品であった当初に有した強度を上回る場合もあ
る)であることに由来して、耐久性の高いものとなり、
信頼性高く利用できるものとなる。
【0009】ここで、弾性を有する前記有機繊維は、前
記筒状体を構成する繊維とは異なる方向に配設して混織
してあることが望ましく、詳述すれば、前記筒状体の軸
心方向に沿う方向に近いほど、前記筒状体を縮径変形さ
せるのに伴って前記有機繊維に引っ張り変形力が働き、
この力に基づき前記有機繊維に縮み変形力が生じるとき
に、その縮み変形力が前記筒状体の軸心方向に沿ったも
のになりやすいため、前記筒状体を長手方向に縮めて弛
緩状態に復元する力となりやすく、大きな復元力を得る
ために有効である。
【0010】さらに、前記有機繊維が伸長状態で混織し
てあれば、前記筒状体は、常に縮み変形力が働いている
環境になって、少ない変形量でも大きな復元力が得られ
るので好ましい。
【0011】〔構成2〕また、本発明の補強対象管路補
強方法の特徴手段は、前記管路補強用筒状体を、伸長か
つ縮径状態になるように維持して補強対象管路に挿通す
る挿通工程、前記管路補強用筒状体に樹脂材料を含浸さ
せる含浸工程、前記補強対象管路に挿通した管路補強用
筒状体に含浸した樹脂を硬化させる硬化工程を含む事に
ある。
【0012】尚、本発明にいう筒状組紐とは、図6、図
8に示すように、繊維束を斜めに組み合わせて筒状に形
成した紐状の繊維組成物をさし、通常、繊維束には伸縮
性がないにも係わらず全体として伸縮性を有し、長手方
向に伸長させた場合に、縮径するものである。
【0013】尚、特徴構成を説明するのに図面を参照し
たが、本発明は図面に限定されるものではない。
【0014】〔作用効果2〕前記管路補強用筒状体は、
長手方向に伸長させる伸長力を与えると、その管路補強
用筒状体を形成する繊維束自体は伸縮しなくても、縮径
させて補強対象管路に対して挿通容易な形状に変形させ
ることが出来る。また、引っ張った状態で前記管路補強
用筒状体を補強対象管路に挿通させる挿入工程を行え
ば、たとえ屈曲部を有する補強対象管路内であっても、
容易に補強対象位置にまで、その管路補強用筒状体を挿
入して、管路の形状に沿わせることができる。さらに、
前記管路補強用筒状体は、前記容易に拡径するので、前
記管路補強用筒状体を補強対象管路の内壁全長にわたっ
て、かつ、屈曲部であっても密接させやすい。また、前
記含浸工程によれば、前記管路補強用筒状体に液状の樹
脂を含浸させることが出来る。そのため、前記管路補強
用筒状体に含浸させた樹脂は、管路補強用筒状体に形成
される編み目状の孔を閉塞するように硬化可能に保持さ
れる。つまり、挿通工程、含浸工程を行った、前記管路
補強用筒状体は、管路内壁に沿った姿勢に樹脂を保持で
きる。また、前記硬化工程により、上述の状態で、前記
樹脂が硬化すると、最終的に前記樹脂は前記管路補強用
筒状体と一体に硬化して繊維強化プラスチック体を形成
し、前記管路補強用筒状体が伸縮しにくい繊維から構成
されている場合は、特に、強固な補強構造になり、か
つ、前記補強対象管路の内壁をシールする。
【0015】前記繊維強化プラスチック体は、繊維材料
と樹脂とを一体化させたものとなるので、(筒状組紐を
採用した場合には特に)前記繊維材料自体は伸縮しにく
いもので構成出来、前記繊維強化プラスチック体を強固
に補強する物とすることができる。つまり、たとえ、補
強対象管路自体の強度が低下しているものであっても、
このような管路の補強構造を採用した管路は、前記繊維
強化プラスチック体が極めて強固なものであることに由
来して、耐久性の高いものとなり、信頼性高く利用でき
るものとなる。
【0016】尚、管路内に流体圧がかかると、繊維強化
プラスチック体には拡径方向の力が働き、前記繊維強化
プラスチック体は管路内に密接しやすいため、前記拡径
工程の際に前記管路補強用筒状体を管路内壁に密接させ
る必要は必ずしもないが、前記拡径工程によって前記管
路補強用筒状体を補強対象管路内壁に沿って配設すると
きには、管路内に流路を確保する点では前記管路補強用
筒状体を管路内壁に密接させることが望ましく、このよ
うにすれば、管路の補強によっても管路内流路が縮小さ
れにくく流体の流通に影響を与えにくくする事ができて
好ましい。また、前記管路補強用筒状体は内側から拡径
させる(拡径工程)ことによってより確実に補強対象管
路の内壁に沿わせて配設することが可能であり、長手方
向に伸長させる伸長力をあたえることなく管路内に挿通
後、拡径工程により前記管路補強用筒状体を管路内壁に
沿わせることができるため、前記挿通工程において挿通
した管路補強用筒状体は、前記外層の弛緩に伴う拡径作
用が不十分であっても十分前記繊維強化プラスチック体
は管路内に密接させることが出来るので有利である。さ
らに、上述の各工程は操作完了時に各工程の奏する作用
を補完しあうものであるから、たとえば、 <1>挿通工程、含浸工程、拡径工程、硬化工程 <2>含浸工程、挿通工程、拡径工程、硬化工程 <3>挿通工程、拡径工程、含浸工程、硬化工程 の順に行うように種々の形態で行うことができる。その
結果、いずれの工程順を追ったとしても、前記補強対象
管路の内部には、前記管路補強用筒状体を埋設した繊維
強化プラスチック体が形成できるとともに、前記繊維強
化プラスチック体が前記補強対象管路の内壁をシールす
るので、補強対象管路を充分に補強しつつシールする構
造が簡単に形成できる。
【0017】なかでも、上述の<1>の工程で行えば、
前記管路補強用筒状体に充分量の樹脂を確実に含浸させ
ることができるという点で補強構造の強さの面及びシー
ル性の面ともに優れた補強が可能になるので好ましい。
また<2>の工程で行えば、管路補強用筒状体への樹脂
を含侵は、補強対象管路に挿入する前にあらかじめ行う
ことになり、現場施工の手間を軽減することができ、施
工が容易に出来る利点がある。
【0018】また、前記拡径工程は、前記管路補強用筒
状体にピグを挿通させることによっても確実に出来、ま
た、さらに、ピグを用いて拡径工程を行う場合には、例
えば前記管路補強用筒状体の内部に一対のピグを導入す
るとともに、その一対のピグ間に樹脂を充填した状態
で、その一対のピグを前記管路補強用筒状体の内部に導
通させることで、前記含浸工程、及び、拡径工程を同時
に(一工程で)行えるので特に好ましい。
【0019】その結果簡便かつ確実に補強対象管路の補
強ができるようになって、管路の補強にかかる費用及び
労力を大幅に削減することができた。また、挿入工程
は、管路補強用筒状体を押し込むことによっても出来、
この場合、前記管路補強用筒状体として、比較的保形性
の高い物を採用し、管路の一端側から捩りながら押し込
むことにより挿入することが有効である。
【0020】前記筒状組紐としては、筒状とするため
に、打ち数が8以上であることが好ましく、シール性を
高めるには16以上とすることで、細かな組目のものを
使用することがさらに好ましい。また、筒状組紐を構成
する繊維束のそれぞれが、筒状組紐の周に沿って螺旋を
形成しつつ一周する長さ方向の「ピッチ」は、組紐の直
径の3〜10倍、好ましくは3.5〜6倍程度が好まし
い。ピッチが直径の3倍より小さいと、長さ方向に手で
引っぱってもほとんど伸縮せず、管路内径と同程度の径
を有する組紐を管路内に挿通する場合に、前記組紐に張
力を加えても縮径しにくいために、管路内壁との摩擦抵
抗が大きくなるため、ピッチは、組紐の直径の3倍以上
であることが望ましく、逆に、ピッチが直径の10倍よ
り大きいと目が粗くなりシール性、補強性が小さくなる
ため、前記ピッチは、組紐の直径の10倍以下であるこ
とが望ましい。
【0021】また、前記筒状組紐は、構成する繊維束の
断面形状が楕円形もしくは長方形のように偏平形状にし
てあれば、曲がり管路に挿通する場合の捩じれなどの変
形に対する抵抗を大きくすることができ、前記筒状組紐
を拡径させて管路内壁に沿わせたときに、前記捩じれ等
に基づく繊維の配設ムラを抑えることができ均一な補強
構造、および、シール構造を形成させやすい。また、、
本発明において、筒状組紐は、アラミド繊維、炭素繊
維、高強度ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ビ
ニロン繊維、ガラス繊維、ステンレス繊維、高強度ナイ
ロン繊維等の高強度繊維を編成することにより形成でき
る。これらのうちアラミド繊維がせん断強度、耐擦過性
が大きいので望ましい。また、例えば、筒状組紐に含浸
させる樹脂としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、エポ
キシ樹脂、ビニルエステル樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、ウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイミ
ド樹脂などが挙げられ、一種単独又は二種以上の混合状
態で使用することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の管路補強方法の実施の形
態を図面に基づいて説明する。図6、図8に示すよう
に、本発明の管路補強用筒状体2は、筒状組紐21に、
材質NBR(直径1μm)の有機繊維22を12本混織
し、一体形成して構成してある。尚、前記有機繊維22
は、100%モジュラスが20kgf/cm2 、弾性伸
度600%のものを用いた。
【0023】図1に示すように、補強対象管路Pが配設
されている場合に、あらかじめ前記補強対象管路Pには
通線具等を用いて牽引ワイヤー1を導通しておく。前記
管路補強用筒状体2に対して、チューブ状あるいは可撓
性のある芯線3に管路Pの径よりも小さな球体4を数珠
つなぎ状に配置した中子5を予め挿通配設しておく。前
記中子を挿通配設してある管路補強用筒状体2の一端部
を前記牽引ワイヤー1に前記中子5ともに連結し、前記
牽引ワイヤー1を牽引することで前記補強対象管路Pの
一端側P1から他端側P2にむけて前記管路補強用筒状
体2を前記補強対象管路P内に挿入する(挿入工程)。
このとき、前記管路補強用筒状体2は前記牽引力により
伸長されるとともに縮径し、前記中子5と一体になっ
て、筒形状を維持したまま前記補強対象管路Pの形状に
そった姿勢に引き込むことが出来るとともに、前記管路
補強用筒状体2を曲がり部を通過して挿入するときに前
記筒状組紐21に無理な力がかかって、その筒状組紐2
1を構成する繊維の配設状況にムラが生じるような不都
合を発生させにくくできる。
【0024】次に、前記挿入した管路補強用筒状体2に
かかる牽引力を解除するとともに、前記中子5を前記管
路補強用筒状体2内から引き抜く。このとき、前記管路
補強用筒状体2は、牽引力から開放されて前記外層22
が伸長縮径状態から弛緩状態に復元するのに伴って、拡
径され、元の自然状態にもどり、比較的管路の内壁に沿
った形状に復元する(拡径工程、図2参照)。
【0025】前記補強対象管路Pに管路補強用筒状体2
を配設した状態が実現されると、前記補強対象管路Pの
一端側P1に前記管路補強用筒状体2の端部を固定する
とともに、一対のピグ6A,6B及び、熱硬化性樹脂か
らなるライニング剤sを、図3のように前記一対のピグ
6A,6B及びライニング剤sが、ピグ6A、ライニン
グ剤s、ピグ6Bの順に並ぶように配置して前記一対の
ピグ6A,6B及びライニング剤sを一体にして前記管
路補強用筒状体2内部に導通させる(このばあい、ライ
ニングの都合上、通常、前記補強対象管路Pの端部のう
ち下方側からライニング剤sを供給する)。図3には、
前記補強対象管路Pの一端側P1にピグ挿通用治具7を
取り付けるとともにそのピグ挿通用治具7に前記一対の
ピグ6A,6Bを配設し、そのピグ6A,6B間に、前
記ライニング剤sを注入し、前記一対のピグ6A,6B
及びライニング剤sを一体にして一端側P1から他端側
P2に向けて空気搬送する構成を示してある(図4参
照)。
【0026】前記一対のピグ6A,6B及びライニング
剤sを前記管路補強用筒状体2内に導通搬送すると、前
記ライニング剤sは、前記管路補強用筒状体2の内層2
1に含浸する(含浸工程)とともに、前記管路補強用筒
状体2は拡径されて(拡径工程)前記ライニング剤sと
ともに、前記補強対象管路P内壁に沿った状態に維持さ
れる(図5参照)。
【0027】前記内層21を構成する筒状組紐に含浸し
た前記ライニング剤sは、その後硬化するので(硬化工
程)、前記補強対象管路P内には、筒状組紐を埋設して
なる繊維強化プラスチック体8が形成される。
【0028】〔別実施形態〕上述の硬化工程は、前記ラ
イニング剤sとして熱硬化性樹脂を用いた場合に、樹脂
が化学反応により硬化する例と前記ライニング剤sとし
て熱可塑性樹脂を用いた場合に、樹脂が冷却硬化される
例とが考えられるが、いずれであってもよい。また、上
述の各工程は各工程は操作完了時に各工程の奏する作用
を補完しあうものであるから、種々の順序でおこなうこ
とができ、必ずしも上述の順に行う必要はない。勿論、
前記拡径工程を行うことなく挿通、含浸、硬化の各工程
を行うこともできる。尚、先の実施の形態では、中子5
を用いたが、前記筒状組紐に十分な保形性があれば、特
に中子5を用いることなく挿通工程を行ってもよい。ま
た、前記挿通工程は、引き込みによっても押し込みによ
っても行うことが出来る。
【0029】
【実施例】
実施例1 アラミド繊維(ケブラー49、デュポン製)の1200
0デニールのものを用いて打ち数48打、ピッチ10
0、かつ、直径1mmのゴム紐12本を長手方向と平行
になるように混織し、組紐加工して管路補強用筒状体2
を得た。この組紐は、縮径時の直径17mm拡径時の直
径30mmであった。この管路補強用筒状体2を25A
の配管(長さ3m、90°の曲がり2箇所)に牽引ワイ
ヤーを用いて引き込み牽引抵抗を調べたところ、8kg
fであり、簡単に配管内に引き込むことができた。ま
た、直管部及び曲がり部でどの程度配管の内面に密接し
ているかを調べたところ、管の曲がりに良く追従し、か
つ、管内に良く密接していた。
【0030】比較例 ポリエチレンでできたスリーブ(厚さ2mm、外径27
mm)を実施例1の管路に挿入しようと試みたが、牽引
抵抗が200kgf以上になって挿通困難であることが
分かった。 実施例2 管径25Aの曲がり部を有する管路(図1)に実施例1
で用いた筒状組紐の中に径1mmのより線ワイヤーから
なる芯線3の30mmおきに径20mmのプラスチック
玉(球体)4をつけた中子5(図2)を通しておき、そ
の後に中子5の入った筒状組紐を管に挿通した。中子を
抜き取り、筒状体を所定の位置に納めた。ついで、ライ
ニング剤sとして、30000cpsのエポキシ樹脂
(液相ライニング材、サンユレジン(株)製)300c
cと硬化剤(変性脂肪族ポリアミン、サンユレジン
(株)製)180ccを混練し管路に入れ(図3)、直
径25mmのシリコン製ピグ2個(一対)を圧力0.7
kg/cm2の空気圧で押し込み前記管路補強用筒状体
2を拡径するとともに(図4)筒状組紐に樹脂含侵して
室温で硬化させて繊維強化プラスチック体を形成し、管
の補強構造を形成した。得られた管路の圧損は、2mm
2O/5m3hr以下と低くスパン2mでの3点中央載
荷曲げ荷重は172kgfであり、元の管路の強度の約
1.6倍であり、耐力の向上した管路を得ることができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路補強方法の挿通工程を示す図
【図2】本発明の管路補強方法の挿通工程の終了時にお
ける補強対象管路を示す図
【図3】本発明の管路補強方法の含浸工程及び拡径工程
を行う際の操作説明図
【図4】本発明の管路補強方法の含浸工程及び拡径工程
を示す図
【図5】本発明の管路補強方法の硬化工程の終了状態を
示す図
【図6】本発明の管路補強用筒状体の概略図
【図7】本発明の管路補強用筒状体の断面図
【図8】本発明の管路補強用筒状体の平面図
【符号の説明】
21 筒状組紐 22 有機繊維
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 月本 文雄 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維材料を拡径状態と縮径状態とに状態
    変化自在な筒状に形成し、弾性を有する有機繊維を長手
    方向に混織して一体形成してある管路補強用筒状体。
  2. 【請求項2】 前記有機繊維が、100%モジュラスが
    100kgf/cm 2以下、弾性伸度50%以上の弾性
    体である請求項1に記載の管路補強用筒状体。
  3. 【請求項3】 筒状組紐からなる請求項1〜2のいずれ
    かに記載の管路補強用筒状体。
  4. 【請求項4】 前記有機繊維が伸長状態で前記繊維材料
    に混織してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の管
    路補強用筒状体。
  5. 【請求項5】 前記有機繊維が、前記繊維材料とは異な
    る方向に混織してある請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の管路補強用筒状体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の管路補
    強用筒状体を、伸長させて縮径状態になるように維持し
    て補強対象管路に挿通する挿通工程、その管路補強用筒
    状体を、前記縮径状態よりも大径にする拡径工程、前記
    管路補強用筒状体に樹脂材料を含浸させる含浸工程、前
    記補強対象管路に挿通した管路補強用筒状体に含浸した
    樹脂を硬化させる硬化工程を含む管路補強方法。
JP8213449A 1996-08-13 1996-08-13 管路補強用筒状体および管路補強方法 Pending JPH1061871A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6907207B2 (en) 2001-08-22 2005-06-14 T & M Corporation Sealing material for rotary body, usage of the same, and developing apparatus
WO2014184907A1 (ja) * 2013-05-15 2014-11-20 株式会社ハイレックスコーポレーション プロテクター、複合筒状体、コントロールケーブル、車両用ホース、プロテクターの製造方法および複合筒状体の製造方法

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