JPH1062390A - 画像形成装置のトナー濃度検出装置 - Google Patents

画像形成装置のトナー濃度検出装置

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JPH1062390A
JPH1062390A JP22259196A JP22259196A JPH1062390A JP H1062390 A JPH1062390 A JP H1062390A JP 22259196 A JP22259196 A JP 22259196A JP 22259196 A JP22259196 A JP 22259196A JP H1062390 A JPH1062390 A JP H1062390A
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JP
Japan
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resonance circuit
planar coil
developing container
toner concentration
detecting device
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Application number
JP22259196A
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English (en)
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Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Kazunori Yamamoto
和典 山本
Sanji Nemoto
三次 根本
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】平面コイルを用いたトナー濃度検出装置の性能
を向上させる。 【解決手段】インダクタンスLを有する平面コイル21と
コンデンサC1 ,C 2 とに、逆の温度特性を有するもの
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機など
の画像形成装置であって、平面コイルを有するLC共振
回路を用いたトナー濃度検出装置に関し、特に性能を向
上させるための改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、露光光学系によって感光体ド
ラム上に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置によ
ってトナーで現像した後、前記トナー像を記録紙で転写
して定着させる画像形成装置が知られている(特開昭5
7−38482号公報、特開昭62−157070号公
報等参照)。
【0003】上記現像装置で現像に使用される現像剤に
は、1成分現像剤と2成分現像剤とがある。前記2成分
現像剤は磁性のキャリア粒子と非磁性の合成樹脂性のト
ナー粒子とが適度な混合比で混合して形成されるもので
あり、キャリア粒子に混じった適正混合比のトナー粒子
が現像装置の現像スリーブによって運ばれ、感光体ドラ
ム上の潜像部に摺接あるいはジャンピングして付着し、
トナー像を形成させる。
【0004】そして、2成分現像剤を使う場合には、ト
ナーのみが消費され、キャリアは現像装置内で循環して
繰り返し使用されるので、現像装置内のトナー濃度を検
出する検出装置を設け、該検出装置による検出結果に基
づいてトナーをトナー補給装置から随時補給して、現像
装置内で適度に帯電させ均一な混合比になるように攪拌
するようにしてある。
【0005】このトナー濃度を検出する方法はいくつか
提案されているが、その1つにLC共振回路の共振周波
数変化を用いる方法がある。キャリアである鉄粉とトナ
ーとの混合物である現像剤の見掛けの透磁率はトナー濃
度により変化する。コイルを現像剤中に埋め込む等の方
法で近づけるとコイルのインダクタンスは雰囲気の透磁
率により変化する。LC発振回路の発振周波数は f=1/2π(LC)1/2 ・・・・・・・・・・・・(1) で与えられるから、周波数fを測定すればトナー濃度を
検出することができる。
【0006】ところで、インダクタンスとして、鉄やフ
ェライト等の強透磁率の棒状のコアに細線を巻いた巻線
コイルを用いた場合、巻線コイル部の先端だけしか現像
剤に接触させることができず、感度が鈍くなるという問
題点がある。そこで、検知コイルを平面コイルにしたト
ナー濃度検出装置が本出願人により提案されている(実
開平6−76961号公報参照)。
【0007】このように平面コイルを用いることにより
感度が向上するだけでなく、小型化も可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
平面コイルを用いた画像形成装置のトナー濃度検出装置
でも、検出感度等の性能を向上させるためには、さらに
改良すべき点がある。即ち、装置内の温度が変化すると
LC発振回路の発振周波数も変わってくるので、その温
度補償をしなければならない。また、検知レベルをさら
に向上させる必要もある。さらに、装置を簡単に取り付
けることができる構造にすることも必要であり、平面コ
イルとコンデンサとの検知部の小型化もしなければなら
ない。
【0009】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、性能を向上させるために、さらに改良さ
れた画像形成装置のトナー濃度検出装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかる装置は、平面基板上に渦巻き状に配置した平
面コイルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタン
スとによる共振回路を備え、現像容器内に収納された現
像剤中のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化とし
て検出する画像形成装置のトナー濃度検出装置におい
て、前記平面コイルとコンデンサとに、逆の温度特性を
有するものを用いるようにした。
【0011】かかる構成によれば、装置の温度依存性を
装置内で補正される。請求項2の発明にかかる装置は、
平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイルのインダク
タンスとコンデンサのキャパシタンスとによる共振回路
を備え、現像容器内に収納された現像剤中のトナー濃度
を該共振回路の共振周波数変化として検出する画像形成
装置のトナー濃度検出装置において、前記現像容器は、
現像剤の搬送方向と平行な略円筒形であって、該現像容
器の外壁に平面コイルの面が密着するように、共振回路
の基板を現像容器の外壁に突き当てるようにした。
【0012】かかる構成によれば、平面コイル面が現像
容器に対して平行となるように、簡単に取り付けられ
る。請求項3の発明にかかる装置は、平面基板上に渦巻
き状に配置した平面コイルのインダクタンスとコンデン
サのキャパシタンスとによる共振回路を備え、現像容器
内に収納された現像剤中のトナー濃度を該共振回路の共
振周波数変化として検出する画像形成装置のトナー濃度
検出装置において、前記現像容器に開口部を設ける一
方、平面コイルの表面に保護層を形成し、該平面コイル
の面を現像容器内に向けて共振回路の平面基板を現像容
器の開口部に取り付けている。
【0013】かかる構成によれば、平面コイルが保護層
を介して現像剤に接触するようになり、感度良くトナー
濃度が検出されると共に、保護層により、現像剤等の摺
接から平面コイルが保護される。請求項4の発明にかか
る装置では、前記保護層は、コーティング材を塗布して
形成されるようにした。
【0014】かかる構成によれば、保護層は塗布された
コーティング材によって形成される。請求項5の発明に
かかる装置では、前記コーティング材は、ポリイミドで
ある。かかる構成によれば、ポリイミドを塗布して保護
層が形成される。
【0015】請求項6の発明にかかる装置では、前記コ
ーティング材は、ポリカーボネートである。かかる構成
によれば、ポリカーボネートを塗布して保護層が形成さ
れる。請求項7の発明にかかる装置では、前記コーティ
ング材は、アラミドである。かかる構成によれば、アラ
ミドを塗布して保護層が形成される。
【0016】請求項8の発明にかかる装置では、前記保
護層は、保護シートを接着材で貼り付けて形成されてい
る。かかる構成によれば、接着材で貼り付けられた保護
シートにより保護層が形成される。請求項9の発明にか
かる装置では、前記保護シートは、カプトンである。
【0017】かかる構成によれば、カプトンの保護シー
トが接着材で貼り付けられて保護層が形成される。請求
項10の発明にかかる装置では、前記保護シートは、マイ
ラである。かかる構成によれば、マイラの保護シートが
接着材で貼り付けられて保護層が形成される。
【0018】請求項11の発明にかかる装置では、前記保
護シートは、ポリエチレンテレフタレートである。かか
る構成によれば、ポリエチレンテレフタレートの保護シ
ートが接着材で貼り付けられて保護層が形成される。請
求項12の発明にかかる装置では、平面基板上に渦巻き状
に配置した平面コイルのインダクタンスとコンデンサの
キャパシタンスとによる共振回路を備え、現像容器内に
収納された現像剤中のトナー濃度を該共振回路の共振周
波数変化として検出する画像形成装置のトナー濃度検出
装置において、前記共振回路は、他の回路から分離して
平面コイルとコンデンサとを近接配置して構成されてい
る。
【0019】かかる構成によれば、平面コイルとコンデ
ンサとが近接配置され、他の回路から分離するので、共
振回路が小型化される。請求項13の発明にかかる装置で
は、平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイルのイン
ダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとによる共振
回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中のトナー
濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出する画像
形成装置のトナー濃度検出装置において、前記共振回路
は、平面基板の平面コイル配置面の裏面の該平面コイル
と略対応する領域にアース板を形成して構成されてい
る。
【0020】かかる構成によれば、アース板によって電
波ノイズが吸収され、検知用の平面コイルの裏面への影
響が低減する。請求項14の発明にかかる装置では、平面
基板上に渦巻き状に配置した平面コイルのインダクタン
スとコンデンサのキャパシタンスとによる共振回路を備
え、現像容器内に収納された現像剤中のトナー濃度を該
共振回路の共振周波数変化として検出する画像形成装置
のトナー濃度検出装置において、前記現像容器は、現像
剤を収容した長手の攪拌室と、該攪拌室内に配設されて
現像剤を攪拌しつつ搬送する長手の攪拌部材と、を備え
たものであって、前記平面コイルは、複数の平面コイル
を該長手の攪拌部材に沿って、並べて接続されている。
【0021】かかる構成によれば、共振回路の複数の平
面コイルが、現像容器の攪拌部材の回転軸に沿って並べ
て接続されるので、インダクタンスは確保され、平面コ
イルの検知レベルが高くなる。請求項15の発明にかかる
装置では、前記攪拌部材は、搬送スクリューである。か
かる構成によれば、搬送スクリューに沿って複数の平面
コイルが並べられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図19に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態に
ついて説明する。このものは、画像形成装置の現像装置
のトナー濃度検出装置において、共振回路の平面コイル
とコンデンサとに、逆の温度特性を有するものを用い、
装置内で温度補償を行うようにしたものである。
【0023】まず、画像形成装置の現像装置の構成につ
いて説明する。図3,4,5は、夫々、かかる現像装置
の斜視図、断面図、平面図である。この現像装置1は、
例えば複写機等の画像形成装置に内蔵され、露光光学系
によって感光体ドラム(図示せず)上に形成された静電
潜像をトナーで現像するものであり、かかる感光体ドラ
ムに現像容器2内の現像スリーブ3が近接するように配
設される。
【0024】現像装置1の現像容器2内には、2つの攪
拌室4a,4bが備えられ、各攪拌室4a,4bには、
攪拌部材としての搬送スクリュー5a,5bが配設され
ている。この搬送スクリュー5a,5bは、回転軸が現
像スリーブ3の回転軸と略平行となるように配設され
る。そして、磁性のキャリア粒子と非磁性の合成樹脂性
のトナー粒子とを含む2成分現像剤は、夫々、この攪拌
室4a,4bに収容され、搬送スクリュー5a,5bの
回転により攪拌されつつ搬送される。
【0025】攪拌ローラ6は、矢印方向(但し、反対方
向でもよい)に回転して現像剤を攪拌室4aから現像ス
リーブ3へ補給する。現像スリーブ3は、感光体ドラム
に近接し、矢印方向に回転して現像剤を感光体ドラムに
飛翔付着させる。現像剤規制板7は、現像スリーブ3に
付着した余分な現像剤を掻き取るものであり、掻き取ら
れた現像剤は、攪拌ローラ6によって、攪拌室4aに戻
される。
【0026】トナー濃度検出装置11は、攪拌室4a又は
4bに取り付けられ、該検出装置11による検出結果に基
づいてトナーが補給される。図1は、トナー濃度検出装
置11の共振回路12の一例を示す。この図において、共振
回路12は、インダクタンスコイルL、コンデンサC1 、
C2 、トランジスタQ、抵抗Rで構成された典型的なコ
ルピッツ発振回路であり、このインダクタンスコイルL
が平面コイルで構成されている。この回路に電圧Vが印
加された時、発振信号がトランジスタQのソースから出
力される。尚、共振回路12はコルピッツ発振回路に限ら
れるものではない。
【0027】図2(A),(B)は、夫々、本実施の形
態のトナー濃度検出装置11の平面図、側面図である。図
2(A)に示すように、平面コイル21は、例えばガラス
エポキシからなるプリント基板22の表面上に、コイル電
極23からコイル電極24まで渦巻き状に配置されている。
この平面コイル21は、銅箔又はアルミニウム等で形成さ
れ、その幅を50〜100 μm、ピッチを 100〜200 μm程
度とする。この面が検知コイル面28となる。尚、銅線を
渦巻き状に巻いてプリント基板22上に配置し、これを平
面コイル21としてもよい。
【0028】図2(B)に示すように、平面コイル21の
上部は、例えば絶縁性樹脂等のレジスト25で覆われてい
る。プリント基板22の裏面には、発振回路のコンデンサ
C1 、C2 、トランジスタQ、抵抗R等の構成部品26
a、26b、26cが搭載されている。前記コイル電極23,
24は、ともにスルーホールになっており、平面コイル21
は、コイル電極23、24を介して構成部品26a〜26cに接
続されている。またプリント基板22の裏面には、電圧V
の電源と接続され、外部に検知信号を出力するための電
極27a、27bが配設されている。
【0029】ここで、共振回路12の発振周波数は、基本
的には、式(1)に基づいて算出されるが、温度特性を
考慮すると該発振周波数は、次式(2)によって算出さ
れる。 f=1/(2π((L(1+αt))(C(1+βt)))1/2(1+γt)) ・・・・・・・・・・・・・・・・(2) 但し、L:平面コイル21のインダクタンス C:コンデンサC1 ,C2 の容量 α:平面コイル21の温度係数 β:コンデンサC1 ,C2 の温度係数 γ:共振回路12を構成する部品の温度係数のトータル値 t:温度 尚、上記温度係数γは、詳しくは、例えば集積回路(I
C)のディレイタイム、バイパスコンデンサ、フィード
バック抵抗等による温度係数のトータル値となる。
【0030】温度係数α、β、γの理想的な関係は、次
式(3)によって表される。 (α+αβ+β)1/2+γ=0 ・・・・・・・・・・・・・(3) 但し、理想的なLC発振回路では、γ=0となる。平面
コイル21において温度変化により変化するのは、その面
積のみと考えられる。また、この面積の変化は、基本的
にはプリント基板22の熱膨張係数だけで決まる。
【0031】標準的な基板では、温度係数が50ppm/℃程
度であるので、平面コイル21の面積が変化する割合は、
100ppm/ ℃程度となる。また、インダクタンスLは平面
コイル21の面積に略比例するので、インダクタンスLの
温度係数は、100ppm/ ℃程度となる。即ち、プリント基
板22に標準的な基板を使用した場合、α=100ppm/ ℃程
度となる。
【0032】従って、コンデンサC1 ,C2 には、この
インダクタンスLと逆の温度特性を有する温度補償用の
コンデンサを用いる。ここで、逆の温度特性とは、互い
に温度係数の絶対値が等しく、正負が逆であることをい
う。本実施の形態では、前記インダクタンスLの温度特
性がα=100ppm/ ℃であり、コンデンサを2つ使用して
いるので、コンデンサC1 ,C2 には、夫々、α=-150
〜220ppm/ ℃程度の温度補償用のコンデンサを用いる。
このようなコンデンサとしては、例えば、積層セラミッ
クコンデンサ等が考えられる。
【0033】尚、コンデンサC1 ,C2 で温度補償する
のではなく、コンデンサC1 ,C2とは別に温度補償用
コンデンサを設けるようにしてもよい。かかる構成によ
れば、温度が変化してインダクタンスLが変化しても、
コンデンサC1 ,C2 により、トナー濃度検出装置11の
温度依存性を装置内で補償することができる。
【0034】尚、後述する第2〜6の実施の形態におい
ても、この第1の実施の形態を適用することができる。
次に第2の実施の形態について説明する。このものは、
共振回路の検知用の平面コイル以外の回路部品を検知用
コイル面の反対側の面(裏面)に設け、共振回路を、平
面コイルが現像容器に密着するように突き当てるように
したものである。
【0035】図6,図7は、夫々、第2の実施の形態を
示す断面図、図6のX−X’断面図である。これらの図
に示すように、検知用コイル面が略平面であるため、検
知用コイル面を現像容器2に突き当てることができる。
これにより検知コイル面が現像容器2に密着する。攪拌
室4a内の現像剤のトナー濃度は、現像容器2の外側か
ら検出される。
【0036】この場合、現像容器2の厚さが厚いと感度
が低下するので、その厚さを0.3 〜1.0mm 程度にするこ
とが望ましい。また、現像容器の外壁は、現像剤の搬送
方向である搬送スクリュー5aの軸と平行な略円筒形状
をしているため、検知コイル面を現像容器2に突き当て
ることにより、検知コイル面が搬送スクリュー5aに対
して平行となる。
【0037】かかる構成によれば、簡単に検知コイル面
を搬送スクリュー5aに対して平行に取り付けることが
できる。また、現像容器には手を加えないので、現像容
器のもれ対策等を考慮しなくてもよく、構成も簡単とな
る。次に第3の実施の形態について説明する。このもの
は、平面コイルの表面に保護層を設け、検知用コイル面
を現像剤中に臨ませてさらに感度を向上させるようにし
たものである。
【0038】従来は、図2(B)に示すように、平面コ
イル21の表面にレジスト25がパターンの絶縁用としてコ
ーティングされているだけであって保護が不十分であ
る。即ち、現像剤の摺接により、レジスト25が剥がれて
平面コイル21に損傷を与えるおそれがある。このため、
本実施の形態では、図8に示すように検知コイル面の表
面に保護層31を形成する。
【0039】保護層31は、図9に示すようにレジスト25
上にコーティング材を塗布することにより、あるいは、
図10に示すように、保護シート32を接着剤33でレジスト
25上に接着することにより形成される。前者の場合、こ
のコーティング材には、例えば、ポリイミド,ポリカー
ボネート(PC),アラミド等、さらにアラミドの一種
であるケブラーのような高分子材料が用いられる。
【0040】また、後者の場合、保護シート32には、カ
プトン、マイラ、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)等が用いられる。保護層31の厚さが薄ければ検出レ
ベルは高くなるものの平面コイル21に損傷を与えるおそ
れがあり、逆に厚いと検出レベルが低下するので、厚さ
を、0.05〜1mm程度にすれば検出レベルは良好となる。
さらには0.05〜0.1mm 程度にすることが望ましい。ま
た、平面コイル21と保護層31との間に、空壁が発生する
と透磁率が低下して出力が上昇し、感度は低下するの
で、できるだけ空壁の発生を防止する。
【0041】図11は、このプリント基板22を攪拌室4a
に取り付けたときの断面図であり、図12は、図11のY−
Y’断面図である。これらの図に示すように、プリント
基板22を取り付けるには、攪拌室4aに開口部を設け、
検知コイル面28が現像剤中に臨むように、この開口部に
プリント基板22を配置し、蓋を被せてネジ止めする。
尚、搬送スクリュー5aと保護層31との間隔Sについて
は、 0.1〜1.4mm 程度にすると検知レベルは良好とな
り、さらには 0.1〜0.7mm 程度にすることがトナー濃度
の制御の安定化には望ましい。
【0042】一方、この間隔Sが狭いため、検知コイル
面28と搬送スクリュー5aとが近接し、検知コイル面28
と搬送スクリュー5aとが接触するおそれもあり、さら
には現像剤とも摺接しているが、かかる場合でも、検知
コイル面28は保護層31により保護される。このように、
検知コイル面28が保護層31により保護されるので、平面
コイル21を現像剤に近接させることができ、トナー濃度
の検知レベルが向上する。
【0043】尚、本実施の形態では、レジスト25上に保
護層31を形成したが、保護層31を形成するときは、図8
に示すようにレジスト25を省くこともできる。次に第4
の実施の形態について説明する。このものは、平面コイ
ルとコンデンサとからなる検知回路を他の回路から分離
したものである。
【0044】図1に示すインダクタンスLを有する平面
コイル21とコンデンサC1 ,C2 とを、トランジスタQ
等、他の回路部品と分離し、かかる平面コイル21とコン
デンサC1 ,C2 とを、図13に示すように、検知回路41
に備え、検知回路41を現像装置1側に配置する。また、
他の構成部品を制御回路42に備え、検知回路41と制御回
路42との間を配線して電気的に接続する。
【0045】かかる構成によれば、検知回路41が小型化
され、小型の画像形成装置、あるいは部品点数が多いカ
ラー用の画像形成装置には、スペース面等で有利とな
る。また、検知回路41を他の回路と一体に構成すると、
出力は矩形波となり、配線の引回し等により放射ノイズ
が大きくなるおそれがある。しかし、このように検知回
路41と制御回路42とを分離することにより、共振回路の
出力及び配線部の出力は三角波となり、放射ノイズが低
減される。
【0046】次に第5の実施の形態について説明する。
このものは、平面コイルが配置された面の裏面にアース
板を備えるようにしたものである。図14(A),(B)
に示すように、平面コイル21が配置された検知コイル面
28の裏面であって、構成部品26への配線用パターンを除
き、平面コイル21と対応する領域にアース板51を形成す
る。
【0047】このアース板51には、例えば金属等の電導
性部材が用いられる。このアース板51は、アースパター
ン52を介してアースされている。このようにアース板51
を検知コイル面28の裏面に形成することにより、平面コ
イル21はアース板51により磁気的にシールドされ、平面
コイル21が電波ノイズを発生したとしても、アース板51
によってその電波ノイズは吸収されてしまう。また、検
知コイル面28の裏面から磁性体を近づけた場合であって
も、磁性体の検知コイル面28への影響は非常に小さくな
る。
【0048】例えば、図15は、磁性体として金属板を検
知コイル面28の裏面から近づけた場合に、アース板51が
あるとき、ないときの共振回路の周波数変化率を示し、
横軸は平面コイル21から検知コイル面28の裏面までの距
離を示し、縦軸は、その距離における周波数変化率を示
すが、金属板と平面コイル21との距離に関わらず、アー
ス板51があるときの共振回路の周波数変化率は、ないと
きと比較して1/100 以下に抑えられている。
【0049】次に第6の実施の形態について説明する。
従来技術として、高精度の検知能力を十分に発揮させる
ために、図16に示すように、平面コイル21を例えば2個
の平面コイル21a,21bで構成し、各平面コイル21a,
21bを電気的に直列に接続し、且つ隣り合った平面コイ
ル21a,21bを、形成される磁束の方向が互いに反対方
向となるように巻回したものが開示されている(特開平
7−248676号公報参照)。
【0050】本実施の形態では、図17に示すように、例
えば3つの平面コイル61a〜61cを、攪拌部材である搬
送スクリュー5aの軸方向に沿って並べて接続する。
尚、従来のように、隣り合う平面コイル61a〜61cを、
形成される磁束の方向が互いに反対方向となるように巻
回してもよい。図19に示すように、3つの平面コイル61
a〜61cの並べ方向を搬送スクリュー5aの回転軸と直
角方向とすると、平面コイル61a〜61cのトータルのイ
ンダクタンスは大きくなっても、夫々、平面コイル61
a,61cと搬送スクリュー5aとの距離が大きくなり、
各平面コイル61a〜61cの検知レベルが異なってくるの
で、結果として検知レベルを十分に高くすることができ
ない。
【0051】これに対して、図17のZ−Z’の断面図で
ある図18に示すように、搬送スクリュー5aに沿って平
面コイル61a〜61cを並べると、平面コイル61a〜61c
の幅Wが小さくなり、各平面コイル61a〜61cに対向す
る現像剤の透磁率を一定としてトナー濃度を検知するこ
とができる。また、平面コイル21のインダクタンスLを
確保しつつ、他の磁性体等からの影響も極力抑えること
ができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる装置によれば、装置の温度依存性を装置内で補償
することができる。請求項2の発明にかかる装置によれ
ば、平面コイル面を現像容器に対して平行にして簡単に
取り付けることができる。
【0053】請求項3〜請求項11の発明にかかる装置に
よれば、平面コイルが保護層を介して現像剤に接触する
ようになり、感度良くトナー濃度を検出することができ
ると共に、現像剤等の摺接から平面コイルを保護するこ
とができる。請求項12の発明にかかる装置によれば、共
振回路を小型化することができる。請求項13の発明にか
かる装置によれば、電波ノイズの発生を防止し、検知用
の平面コイルの裏面への影響を防止することができる。
【0054】請求項14、15の発明にかかる装置によれ
ば、平面コイルの検知レベルを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図。
【図2】図1のトナー濃度検出装置の形状を示す図。
【図3】現像装置の斜視図。
【図4】現像装置の断面図。
【図5】現像装置の内部を示す平面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す構造図。
【図7】図6のX−X’断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す構造図。
【図9】図8の保護層にコーティング材を用いたときの
断面図。
【図10】図8の保護層に保護シートを用いたときの断面
図。
【図11】図8の構造のものを攪拌室に取り付けたときの
断面図。
【図12】図11のY−Y’断面図。
【図13】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図。
【図14】本発明の第5の実施の形態を示す平面図。
【図15】図14の特性説明図。
【図16】本発明の第6の実施の形態を説明するための平
面図。
【図17】第6の実施の形態の断面図。
【図18】図17のZ−Z’断面図。
【図19】図17の説明図。
【符号の説明】
1 現像装置 4a,4b 攪拌室 5a,5b 搬送スクリュー 21 平面コイル 31 保護層 41 検知回路 51 アース板 C1 ,C2 コンデンサ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイ
    ルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとに
    よる共振回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中
    のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出
    する画像形成装置のトナー濃度検出装置において、 前記平面コイルとコンデンサとに、逆の温度特性を有す
    るものを用いたことを特徴とする画像形成装置のトナー
    濃度検出装置。
  2. 【請求項2】平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイ
    ルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとに
    よる共振回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中
    のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出
    する画像形成装置のトナー濃度検出装置において、 前記現像容器は、現像剤の搬送方向と平行な略円筒形で
    あって、 該現像容器の外壁に平面コイルの面が密着するように、
    共振回路の基板を現像容器の外壁に突き当てたことを特
    徴とする画像形成装置のトナー濃度検出装置。
  3. 【請求項3】平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイ
    ルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとに
    よる共振回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中
    のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出
    する画像形成装置のトナー濃度検出装置において、 前記現像容器に開口部を設ける一方、平面コイルの表面
    に保護層を形成し、該平面コイルの面を現像容器内に向
    けて共振回路の平面基板を現像容器の開口部に取り付け
    たことを特徴とする画像形成装置のトナー濃度検出装
    置。
  4. 【請求項4】前記保護層は、コーティング材を塗布して
    形成されたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    装置のトナー濃度検出装置。
  5. 【請求項5】前記コーティング材は、ポリイミドである
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置のトナ
    ー濃度検出装置。
  6. 【請求項6】前記コーティング材は、ポリカーボネート
    であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置
    のトナー濃度検出装置。
  7. 【請求項7】前記コーティング材は、アラミドであるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置のトナー
    濃度検出装置。
  8. 【請求項8】前記保護層は、保護シートを接着材で貼り
    付けて形成されたことを特徴とする請求項3に記載の画
    像形成装置のトナー濃度検出装置。
  9. 【請求項9】前記保護シートは、カプトンであることを
    特徴とする請求項8に記載の画像形成装置のトナー濃度
    検出装置。
  10. 【請求項10】前記保護シートは、マイラであることを特
    徴とする請求項8に記載の画像形成装置のトナー濃度検
    出装置。
  11. 【請求項11】前記保護シートは、ポリエチレンテレフタ
    レートであることを特徴とする請求項8に記載の画像形
    成装置のトナー濃度検出装置。
  12. 【請求項12】平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイ
    ルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとに
    よる共振回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中
    のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出
    する画像形成装置のトナー濃度検出装置において、 前記共振回路は、他の回路から分離して平面コイルとコ
    ンデンサとを近接配置して構成されたことを特徴とする
    画像形成装置のトナー濃度検出装置。
  13. 【請求項13】平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイ
    ルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとに
    よる共振回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中
    のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出
    する画像形成装置のトナー濃度検出装置において、 前記共振回路は、平面基板の平面コイル配置面の裏面の
    該平面コイルと略対応する領域にアース板を形成して構
    成されたことを特徴とする画像形成装置のトナー濃度検
    出装置。
  14. 【請求項14】平面基板上に渦巻き状に配置した平面コイ
    ルのインダクタンスとコンデンサのキャパシタンスとに
    よる共振回路を備え、現像容器内に収納された現像剤中
    のトナー濃度を該共振回路の共振周波数変化として検出
    する画像形成装置のトナー濃度検出装置において、 前記現像容器は、現像剤を収容した長手の攪拌室と、該
    攪拌室内に配設されて現像剤を攪拌しつつ搬送する長手
    の攪拌部材と、を備えたものであって、 前記平面コイルは、複数の平面コイルを該長手の攪拌部
    材に沿って、並べて接続されたことを特徴とする画像形
    成装置のトナー濃度検出装置。
  15. 【請求項15】前記攪拌部材は、搬送スクリューであるこ
    とを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置のトナー
    濃度検出装置。
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