JPH1062479A - 基板検査装置 - Google Patents
基板検査装置Info
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- JPH1062479A JPH1062479A JP8221957A JP22195796A JPH1062479A JP H1062479 A JPH1062479 A JP H1062479A JP 8221957 A JP8221957 A JP 8221957A JP 22195796 A JP22195796 A JP 22195796A JP H1062479 A JPH1062479 A JP H1062479A
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Landscapes
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Linear Motors (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実装基板等の測定検査を、その基板に配され
た測定部位或いは測定対象物の配置状態に応じて安定し
て行うとともに、プロービングズレの許容値を大きくし
て確実に行うことができる基板検査装置を提供する。 【解決手段】 測定検査の際には、プローブ21,23
は、長手方向がX軸方向に形成されている矩形部32
a,33a上の測定部位P及びQで接触し、それらのX
−Y座標投影面に形成される、P及びQを起点とする投
影像の向きは、両者ともX軸に対し35度をなすので、
上記許容値は、およそ矩形部の幅m(又はn)/SIN
(35゜)となり、また、プローブ22,24は、長手
方向がY軸方向に形成されている矩形部32b,33b
上の測定部位P1,Q1で接触し、P1及びQ1を起点
とする投影像の向きは、両者ともX軸に対し55度をな
すので、上記許容値は、およそ矩形部の幅m1(又はn
1)/COS(55゜)となる。
た測定部位或いは測定対象物の配置状態に応じて安定し
て行うとともに、プロービングズレの許容値を大きくし
て確実に行うことができる基板検査装置を提供する。 【解決手段】 測定検査の際には、プローブ21,23
は、長手方向がX軸方向に形成されている矩形部32
a,33a上の測定部位P及びQで接触し、それらのX
−Y座標投影面に形成される、P及びQを起点とする投
影像の向きは、両者ともX軸に対し35度をなすので、
上記許容値は、およそ矩形部の幅m(又はn)/SIN
(35゜)となり、また、プローブ22,24は、長手
方向がY軸方向に形成されている矩形部32b,33b
上の測定部位P1,Q1で接触し、P1及びQ1を起点
とする投影像の向きは、両者ともX軸に対し55度をな
すので、上記許容値は、およそ矩形部の幅m1(又はn
1)/COS(55゜)となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装基板やベアボ
ード等の測定検査を、自動制御されたプローブを移動さ
せることによって行うことができる基板検査装置に関す
る。
ード等の測定検査を、自動制御されたプローブを移動さ
せることによって行うことができる基板検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】実装基板やベアボード等の各種基板の測
定検査を、予め入力されたその測定部位の座標データに
基づいてプローブを移動させ、プローブの先端をその測
定部位に接触させることにより行う検査装置は周知であ
る。この種の基板検査装置としては、具体的には、検査
対象の実装基板等に接触させるプローブを昇降可能に保
持するヘッドを4つ備え、この4つのヘッドを、例えば
モータ等の駆動手段により、装置本体上のX軸及びそれ
に直交するY軸で形成されるX−Y座標面上をそれぞれ
独立に、プローブが接触する基板上のX−Y座標データ
に基づいて移動させてなるものがある。このようなプロ
ーブを移動させて実装基板等を測定検査する際には、各
種基板の測定に迅速に対応することができ、しかも、プ
ローブがその測定部位に確実に安定して接触し、精確な
測定結果を得ることができることが要求される。
定検査を、予め入力されたその測定部位の座標データに
基づいてプローブを移動させ、プローブの先端をその測
定部位に接触させることにより行う検査装置は周知であ
る。この種の基板検査装置としては、具体的には、検査
対象の実装基板等に接触させるプローブを昇降可能に保
持するヘッドを4つ備え、この4つのヘッドを、例えば
モータ等の駆動手段により、装置本体上のX軸及びそれ
に直交するY軸で形成されるX−Y座標面上をそれぞれ
独立に、プローブが接触する基板上のX−Y座標データ
に基づいて移動させてなるものがある。このようなプロ
ーブを移動させて実装基板等を測定検査する際には、各
種基板の測定に迅速に対応することができ、しかも、プ
ローブがその測定部位に確実に安定して接触し、精確な
測定結果を得ることができることが要求される。
【0003】図11は、従来から周知な基板検査装置で
の各ヘッド及び各ヘッドに取り付けられたプローブ相互
の配置関係を概略的に示した模式図で、4つのヘッド1
01〜104は、上述のようにX−Y座標面上をそれぞ
れ独立に移動することができ、各ヘッド101〜104
には、X−Y座標面に垂直な軸に対しある角度をなして
プローブa〜dがそれぞれ取り付けられている。そし
て、これらのプローブa〜dのX−Y座標投影面に形成
される投影像の向きとこれらに隣接するプローブa〜d
の上記投影面に形成される投影像の向きとが互いに直交
するように、例えば、プローブaについて見るとプロー
ブaとプローブb及びdとが互いに直交するように配さ
れ、且つ、プローブa〜dのX−Y座標投影面に形成さ
れる投影像の向きがX軸又はY軸に対しそれぞれ45度
をなすように配されている。このように配されたプロー
ブa〜dは、図12及び13に示すように、上記X−Y
座標面上の基板に表面実装された、例えばIC105や
角型チップ抵抗器106を測定検査することができる。
の各ヘッド及び各ヘッドに取り付けられたプローブ相互
の配置関係を概略的に示した模式図で、4つのヘッド1
01〜104は、上述のようにX−Y座標面上をそれぞ
れ独立に移動することができ、各ヘッド101〜104
には、X−Y座標面に垂直な軸に対しある角度をなして
プローブa〜dがそれぞれ取り付けられている。そし
て、これらのプローブa〜dのX−Y座標投影面に形成
される投影像の向きとこれらに隣接するプローブa〜d
の上記投影面に形成される投影像の向きとが互いに直交
するように、例えば、プローブaについて見るとプロー
ブaとプローブb及びdとが互いに直交するように配さ
れ、且つ、プローブa〜dのX−Y座標投影面に形成さ
れる投影像の向きがX軸又はY軸に対しそれぞれ45度
をなすように配されている。このように配されたプロー
ブa〜dは、図12及び13に示すように、上記X−Y
座標面上の基板に表面実装された、例えばIC105や
角型チップ抵抗器106を測定検査することができる。
【0004】ところで、IC105や角型チップ抵抗器
106を基板に表面実装する場合には、プリント配線さ
れた基板上の所定位置に、例えばIC105を配し、そ
のIC105の各ピン105a,105b等を、これら
が接触する基板上のプリント配線の導体部(以下、パッ
ドと称す。)107,108等にハンダ付けすることに
よって実装される。そして、このようにハンダ付けされ
た、例えばIC105の実際の測定検査に当たっては、
プローブa〜dのうちプログラムで予め指定された一対
のプローブ、例えばプローブaとcとを、パッド10
7,108上でハンダ109が肉盛られていない矩形部
107a,108aにそれぞれ接触させることによって
なされる(図12)。しかるに、角型チップ抵抗器10
6の場合には、例えばプローブaとcとを、抵抗器10
6のパッド110,111に接触させるのでなく、それ
らの上に肉盛られたハンダ112に直接接触させること
によってなされることが多い(図13)。ところで、プ
ローブa〜dが接触する矩形部107a,108aやハ
ンダ112の形状を調べて見ると、矩形部107a,1
08aは、まれに正方形状をなす場合もあるが、ほとん
とが、図12に示すようなX軸方向に長方形状をなす
か、或いはY軸方向に長方形状をなしており、また、肉
盛られたハンダ112は、三次元的に見れば、抵抗器1
06の短辺106a上の点とそのパッド110,111
上に形成される曲線112a上の点を結ぶ略直線で囲ま
れる、円錐を一部切り欠いてできたような形状(以下、
切欠円錐形状という。)をなしている。
106を基板に表面実装する場合には、プリント配線さ
れた基板上の所定位置に、例えばIC105を配し、そ
のIC105の各ピン105a,105b等を、これら
が接触する基板上のプリント配線の導体部(以下、パッ
ドと称す。)107,108等にハンダ付けすることに
よって実装される。そして、このようにハンダ付けされ
た、例えばIC105の実際の測定検査に当たっては、
プローブa〜dのうちプログラムで予め指定された一対
のプローブ、例えばプローブaとcとを、パッド10
7,108上でハンダ109が肉盛られていない矩形部
107a,108aにそれぞれ接触させることによって
なされる(図12)。しかるに、角型チップ抵抗器10
6の場合には、例えばプローブaとcとを、抵抗器10
6のパッド110,111に接触させるのでなく、それ
らの上に肉盛られたハンダ112に直接接触させること
によってなされることが多い(図13)。ところで、プ
ローブa〜dが接触する矩形部107a,108aやハ
ンダ112の形状を調べて見ると、矩形部107a,1
08aは、まれに正方形状をなす場合もあるが、ほとん
とが、図12に示すようなX軸方向に長方形状をなす
か、或いはY軸方向に長方形状をなしており、また、肉
盛られたハンダ112は、三次元的に見れば、抵抗器1
06の短辺106a上の点とそのパッド110,111
上に形成される曲線112a上の点を結ぶ略直線で囲ま
れる、円錐を一部切り欠いてできたような形状(以下、
切欠円錐形状という。)をなしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのために、従来の基
板検査装置では、プローブがパッドや肉盛られたハンダ
に接触する際に下記のような問題が生じ、測定検査を確
実に安定して行うことができない恐れがあった。即ち、
X−Y座標面上の基板に表面実装されたICについて測
定検査する場合に、プログラムで所定の測定部位、上記
のIC105で言えば、矩形部107a及び108aの
P2,Q2(図12)を指定しても、IC等が実装され
た基板は少なからずソリを有し、また、プローブの接触
による変形を伴っており、更にまた、ヘッド等における
位置決め誤差の影響を受けるので、プローブは、実際に
はその部位に接触せずにその部位から外れたところに接
触するようになる。したがって、この場合、所謂プロー
ビングズレの許容値は、プローブがこの矩形部107a
及び108aで接触するものとして、X軸及びY軸に対
し45度をなすプローブの向きに換算すると、およそ矩
形部の幅/SIN(45゜)、又は矩形部の幅/COS
(45゜)であり、具体的には、矩形部の幅が小さいも
ので0.3mm〜0.5mmであるから、およそ0.4
mm〜0.7mmぐらいと考えられる。ここで、矩形部
の幅とは、矩形部107a,108aの短辺m2,n2
である。しかるに、この0.4mmという許容値は、実
際の測定の際に発生する、X軸及びY軸方向のそれぞれ
の測定誤差0.1mm、並びに装置の摩耗、劣化を考慮
した場合には、測定検査を確実に安定して行うためには
十分であるとは言い難い問題があった。また、プローブ
が、X−Y座標面上の基板に表面実装された角型チップ
抵抗器について、上述のような切欠円錐形状をなすハン
ダに直接接触して測定検査を行う場合に、プログラムで
X−Y座標面上の所定の測定部位、上記の抵抗器106
で言えば、R2,S2を指定すると(図13)、プロー
ブは、R2,S2から上方に外れた上記形状の母線上の
部位に接触する。したがって、このような場合には、プ
ローブのX軸に対する傾き角をできるだけ小さくして、
かかる接触部位を含む微小面に対し斜め方向から接触さ
せるのでなく、プローブ同士の干渉等を生じない範囲で
なるべく垂直方向から接触させるようにする必要があ
る。しかるに、従来の45度をなすプローブで上記形状
をなすハンダに接触すると、その接触部位でスベリを生
ずる確率が高く安定して確実に測定することが困難にな
るという問題があった。
板検査装置では、プローブがパッドや肉盛られたハンダ
に接触する際に下記のような問題が生じ、測定検査を確
実に安定して行うことができない恐れがあった。即ち、
X−Y座標面上の基板に表面実装されたICについて測
定検査する場合に、プログラムで所定の測定部位、上記
のIC105で言えば、矩形部107a及び108aの
P2,Q2(図12)を指定しても、IC等が実装され
た基板は少なからずソリを有し、また、プローブの接触
による変形を伴っており、更にまた、ヘッド等における
位置決め誤差の影響を受けるので、プローブは、実際に
はその部位に接触せずにその部位から外れたところに接
触するようになる。したがって、この場合、所謂プロー
ビングズレの許容値は、プローブがこの矩形部107a
及び108aで接触するものとして、X軸及びY軸に対
し45度をなすプローブの向きに換算すると、およそ矩
形部の幅/SIN(45゜)、又は矩形部の幅/COS
(45゜)であり、具体的には、矩形部の幅が小さいも
ので0.3mm〜0.5mmであるから、およそ0.4
mm〜0.7mmぐらいと考えられる。ここで、矩形部
の幅とは、矩形部107a,108aの短辺m2,n2
である。しかるに、この0.4mmという許容値は、実
際の測定の際に発生する、X軸及びY軸方向のそれぞれ
の測定誤差0.1mm、並びに装置の摩耗、劣化を考慮
した場合には、測定検査を確実に安定して行うためには
十分であるとは言い難い問題があった。また、プローブ
が、X−Y座標面上の基板に表面実装された角型チップ
抵抗器について、上述のような切欠円錐形状をなすハン
ダに直接接触して測定検査を行う場合に、プログラムで
X−Y座標面上の所定の測定部位、上記の抵抗器106
で言えば、R2,S2を指定すると(図13)、プロー
ブは、R2,S2から上方に外れた上記形状の母線上の
部位に接触する。したがって、このような場合には、プ
ローブのX軸に対する傾き角をできるだけ小さくして、
かかる接触部位を含む微小面に対し斜め方向から接触さ
せるのでなく、プローブ同士の干渉等を生じない範囲で
なるべく垂直方向から接触させるようにする必要があ
る。しかるに、従来の45度をなすプローブで上記形状
をなすハンダに接触すると、その接触部位でスベリを生
ずる確率が高く安定して確実に測定することが困難にな
るという問題があった。
【0006】更に、このような問題に加え、4つのヘッ
ドを駆動する駆動手段として使用される電動モータが、
電磁モータに属するものでも、例えば整流子モータや回
転磁界モータのようなものの場合には、装置自体が大型
化して、結果的に検査効率が低下するという問題もあっ
た。即ち、このような整流子モータや回転磁界モータで
は、ヘッドを直接駆動してX−Y座標面上を移動させる
ことができず、ボールねじやリニアガイド等で構成され
る移動機構を介して駆動する必要があるために、そのよ
うな移動機構を各ヘッドについて設けなければならな
い。したがって、この種のモータを使用する限り、装置
自体の大型化は避けられず、検査効率が低下してしまう
という問題が生ずる。
ドを駆動する駆動手段として使用される電動モータが、
電磁モータに属するものでも、例えば整流子モータや回
転磁界モータのようなものの場合には、装置自体が大型
化して、結果的に検査効率が低下するという問題もあっ
た。即ち、このような整流子モータや回転磁界モータで
は、ヘッドを直接駆動してX−Y座標面上を移動させる
ことができず、ボールねじやリニアガイド等で構成され
る移動機構を介して駆動する必要があるために、そのよ
うな移動機構を各ヘッドについて設けなければならな
い。したがって、この種のモータを使用する限り、装置
自体の大型化は避けられず、検査効率が低下してしまう
という問題が生ずる。
【0007】本発明の目的は、実装基板やベアボード等
の測定検査を、その基板に配された測定部位或いは測定
対象物の配置状態に応じて安定して行うとともに、プロ
ービングズレの許容値を大きくして確実に行うことがで
きる基板検査装置を提供することにある。また、本発明
の目的は、上記目的に加え、装置自体を小型化して検査
効率の向上を図ることができる基板検査装置を提供する
ことにある。
の測定検査を、その基板に配された測定部位或いは測定
対象物の配置状態に応じて安定して行うとともに、プロ
ービングズレの許容値を大きくして確実に行うことがで
きる基板検査装置を提供することにある。また、本発明
の目的は、上記目的に加え、装置自体を小型化して検査
効率の向上を図ることができる基板検査装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の基板検査装置は、検査対象の実装基板等に
接触させるプローブを昇降可能に保持するヘッドを複数
個備え、これらヘッドを、装置本体上のX軸及びそれに
直交するY軸で形成されるX−Y座標面上をそれぞれ独
立に、プローブが接触する実装基板上のX−Y座標デー
タに基づいて移動させる駆動手段を備えており、しか
も、プローブのX−Y座標投影面に形成される投影像の
向きとこのプローブに隣接するプローブのX−Y座標投
影面に形成される投影像の向きとが互いに所定角で交叉
するように各プローブを配し、これら各プローブを、X
−Y座標面に垂直な軸に対して所定角度だけ傾斜させる
とともに、各プローブがそれと対向するプローブ側に突
出されるように保持してなるものである。
に、本発明の基板検査装置は、検査対象の実装基板等に
接触させるプローブを昇降可能に保持するヘッドを複数
個備え、これらヘッドを、装置本体上のX軸及びそれに
直交するY軸で形成されるX−Y座標面上をそれぞれ独
立に、プローブが接触する実装基板上のX−Y座標デー
タに基づいて移動させる駆動手段を備えており、しか
も、プローブのX−Y座標投影面に形成される投影像の
向きとこのプローブに隣接するプローブのX−Y座標投
影面に形成される投影像の向きとが互いに所定角で交叉
するように各プローブを配し、これら各プローブを、X
−Y座標面に垂直な軸に対して所定角度だけ傾斜させる
とともに、各プローブがそれと対向するプローブ側に突
出されるように保持してなるものである。
【0009】互いに所定角で交叉するように配された各
プローブにおいて、例えば、ヘッドが8個の場合には、
上記交叉角は45゜で、あるプローブのX軸に対する傾
斜角をθとすると、そのプローブに隣接するプローブの
X軸に対する傾斜角は、(45゜−θ)又は(45゜+
θ)であり、また、ヘッドが6個の場合には、上記交叉
角は60゜で、あるプローブのX軸に対する傾斜角をθ
とすると、上記傾斜角は、(60゜−θ)又は(60゜
+θ)であり、更に、ヘッドが4個の場合には、上記交
叉角は90゜で、あるプローブのX軸に対する傾斜角を
θとすると、上記傾斜角は、(90゜−θ)又は(90
゜+θ)である。したがって、ヘッドの数が8、6、4
のいずれの場合にも、基板に表面実装された測定対象
物、例えばICにおける上記パッドの矩形部の長手方向
がX軸方向に配置されているか、或いはY軸方向に配置
されているかによって、即ち、その基板に配された測定
部位がその長手方向をX軸方向にして配置されている
か、或いはY軸方向にして配置されているかに応じて、
上記ヘッドにそれぞれ装着されたプローブの中から適宜
なプローブを選択することにより、上記プロービングズ
レの許容値を大きくして確実に測定できる。また、基板
に表面実装される測定対象物、例えば抵抗器のパッド上
に切欠円錐形状をなすハンダが形成されているような場
合には、この抵抗器の長手方向がX軸方向に配置されて
いるか、或いはY軸方向に配置されているかによって、
即ち、その基板に配された測定対象物の配置状態に応じ
て、上述のように、上記ヘッドにそれぞれ装着されたプ
ローブの中から適宜なプローブを選択することにより、
ハンダとの接触部位でスベリを生じないように安定して
確実に測定できる。ところで、ヘッドが2や3個の場合
についても、これに適した上記測定部位や測定対象物の
配置状態を有する基板に対しては、上記許容値を大きく
して確実に測定できる。
プローブにおいて、例えば、ヘッドが8個の場合には、
上記交叉角は45゜で、あるプローブのX軸に対する傾
斜角をθとすると、そのプローブに隣接するプローブの
X軸に対する傾斜角は、(45゜−θ)又は(45゜+
θ)であり、また、ヘッドが6個の場合には、上記交叉
角は60゜で、あるプローブのX軸に対する傾斜角をθ
とすると、上記傾斜角は、(60゜−θ)又は(60゜
+θ)であり、更に、ヘッドが4個の場合には、上記交
叉角は90゜で、あるプローブのX軸に対する傾斜角を
θとすると、上記傾斜角は、(90゜−θ)又は(90
゜+θ)である。したがって、ヘッドの数が8、6、4
のいずれの場合にも、基板に表面実装された測定対象
物、例えばICにおける上記パッドの矩形部の長手方向
がX軸方向に配置されているか、或いはY軸方向に配置
されているかによって、即ち、その基板に配された測定
部位がその長手方向をX軸方向にして配置されている
か、或いはY軸方向にして配置されているかに応じて、
上記ヘッドにそれぞれ装着されたプローブの中から適宜
なプローブを選択することにより、上記プロービングズ
レの許容値を大きくして確実に測定できる。また、基板
に表面実装される測定対象物、例えば抵抗器のパッド上
に切欠円錐形状をなすハンダが形成されているような場
合には、この抵抗器の長手方向がX軸方向に配置されて
いるか、或いはY軸方向に配置されているかによって、
即ち、その基板に配された測定対象物の配置状態に応じ
て、上述のように、上記ヘッドにそれぞれ装着されたプ
ローブの中から適宜なプローブを選択することにより、
ハンダとの接触部位でスベリを生じないように安定して
確実に測定できる。ところで、ヘッドが2や3個の場合
についても、これに適した上記測定部位や測定対象物の
配置状態を有する基板に対しては、上記許容値を大きく
して確実に測定できる。
【0010】また更に、各プローブは、X−Y座標面に
垂直な軸に対して所定角度だけ傾斜させてなるもので、
かかる角度は、プローブ或いはプローブを装着するヘッ
ド相互間で干渉を生じない範囲で、できるだけ垂直にす
ることが好ましい。更に、各プローブは、それぞれが対
向するプローブとの間で所要の挟角を形成するように、
ヘッドから突出してそれに保持されてなるもので、かか
る挟角は、上記測定部位や測定対象物に拠って異なる
が、実装基板やベアボード等の測定検査を行うような場
合には、プローブ或いはヘッド相互間のみならず測定対
象物とも干渉を生じない条件下で出来る限り小さくする
ことが、安定して確実な測定検査を行う上で好ましい。
ここで、対向とは、互いに向き合うことの意であり、ヘ
ッドが3個の場合のようなプローブの対向のしかたをも
含む意である。
垂直な軸に対して所定角度だけ傾斜させてなるもので、
かかる角度は、プローブ或いはプローブを装着するヘッ
ド相互間で干渉を生じない範囲で、できるだけ垂直にす
ることが好ましい。更に、各プローブは、それぞれが対
向するプローブとの間で所要の挟角を形成するように、
ヘッドから突出してそれに保持されてなるもので、かか
る挟角は、上記測定部位や測定対象物に拠って異なる
が、実装基板やベアボード等の測定検査を行うような場
合には、プローブ或いはヘッド相互間のみならず測定対
象物とも干渉を生じない条件下で出来る限り小さくする
ことが、安定して確実な測定検査を行う上で好ましい。
ここで、対向とは、互いに向き合うことの意であり、ヘ
ッドが3個の場合のようなプローブの対向のしかたをも
含む意である。
【0011】また、本発明の基板検査装置は、ヘッドを
4個備えるもので、これらヘッドにそれぞれ装着された
プローブを、それらの投影像の向きが互いに直交するよ
うに配するとともに、各プローブのX−Y座標投影面に
形成される投影像の向きがX軸又はY軸に対し35度或
いは55度に形成されてなるものである。各プローブが
このような角度を形成するように配されると、上記投影
像の向きがX軸又はY軸に対し45度に形成されてなる
従来のものに比べ、その基板に配された測定部位に応じ
て、プロービングズレの許容値をより大きくして確実
に、また、その基板に配された測定対象物の配置状態に
応じて、より安定して確実に測定できる。実際、35
度、或いは55度に形成すると、上述したICのような
測定の場合には、その許容値は、およそパッドの幅/S
IN(35゜)、又はパッドの幅/COS(55゜)で
あり、パッドの幅が上記のように0.3mm〜0.5m
mとすると、およそ0.52mm〜0.87mmである
ので、上述した従来の許容値に比べおよそ25%増加
し、したがって、従来より確実に測定でき、また、上述
した抵抗器の場合には、従来の傾斜角を45度とするも
のより、ハンダとの接触部位を含む微小面に対しより垂
直にできるので、スベリを生ぜずより安定して確実に測
定できる。更に、本発明の基板検査装置は、各プローブ
のX−Y座標面に垂直な軸に対する傾斜角度を6度に形
成してなるもので、これは、プローブをできるだけ垂直
に保持するとともに、プローブ或いはプローブを装着す
るヘッド相互間で干渉を生じないで測定できるようにす
るために、装置製作上の観点から実用上採用されたもの
である。
4個備えるもので、これらヘッドにそれぞれ装着された
プローブを、それらの投影像の向きが互いに直交するよ
うに配するとともに、各プローブのX−Y座標投影面に
形成される投影像の向きがX軸又はY軸に対し35度或
いは55度に形成されてなるものである。各プローブが
このような角度を形成するように配されると、上記投影
像の向きがX軸又はY軸に対し45度に形成されてなる
従来のものに比べ、その基板に配された測定部位に応じ
て、プロービングズレの許容値をより大きくして確実
に、また、その基板に配された測定対象物の配置状態に
応じて、より安定して確実に測定できる。実際、35
度、或いは55度に形成すると、上述したICのような
測定の場合には、その許容値は、およそパッドの幅/S
IN(35゜)、又はパッドの幅/COS(55゜)で
あり、パッドの幅が上記のように0.3mm〜0.5m
mとすると、およそ0.52mm〜0.87mmである
ので、上述した従来の許容値に比べおよそ25%増加
し、したがって、従来より確実に測定でき、また、上述
した抵抗器の場合には、従来の傾斜角を45度とするも
のより、ハンダとの接触部位を含む微小面に対しより垂
直にできるので、スベリを生ぜずより安定して確実に測
定できる。更に、本発明の基板検査装置は、各プローブ
のX−Y座標面に垂直な軸に対する傾斜角度を6度に形
成してなるもので、これは、プローブをできるだけ垂直
に保持するとともに、プローブ或いはプローブを装着す
るヘッド相互間で干渉を生じないで測定できるようにす
るために、装置製作上の観点から実用上採用されたもの
である。
【0012】また、本発明の基板検査装置は、ヘッドを
移動させる駆動手段が、ヘッドを装着した可動子を、回
転モータのステータに相当するプラテンに電磁的に係合
させ、プラテン面上を移動させてなる平面モータで構成
されるものである。ここで言う平面モータとは、リニア
直流モータ或いはリニアパルスモータで、回転モータを
切り開いて平面状に展開したものである。その具体的な
形態のものとして、リニアパルスモータに属する、リニ
ア3相サーフェイスモータがある。かかるモータの基本
的な構成は、回転モータのステータに相当するプラテン
と、ヘッドを装着した可動子とを電磁的に係合させてな
るものであり、上述のプラテンに設けられた磁極歯群に
対向する可動子に、一つの永久磁石とこの永久磁石の両
側に配置された一対のヨークで構成されるX方向可動ヨ
ーク及びY方向可動ヨークをそれぞれ直交して配し、上
記ヨークに巻回されたコイルに3相パルス電流を供給す
ると、X方向可動ヨークやY方向可動ヨークが所謂フレ
ミングの左手の法則に基づく力を受け、これにより、可
動子がプラテン面のX−Y座標面上を移動するもので、
このとき、X方向可動ヨーク或いはY方向可動ヨークと
プラテンと間における吸引力に抗して高圧エアを作用さ
せ、可動子をプラテン面上に浮上させるようにしたもの
である。また、平面モータとしてリニアサーフェイスモ
ータがあり、これは、上記プラテンに設けられた磁極歯
群に対向する可動子に、一つの永久磁石とこの永久磁石
の両側に配置されたヨークで構成されるX方向可動ヨー
ク及びY方向可動ヨークをそれぞれ直交して配し、上記
ヨークに巻回されたコイルに位相が90度ずれたパルス
電流を供給することによって、可動子をプラテン面のX
−Y座標面上を移動するようにしたものであり、場合に
より、このような構成の平面モータであってもよい。こ
のようにヘッドを装着した可動子を直接駆動できる平面
モータを用いると、ボールねじやリニアガイド等で構成
される移動機構が不要になり、装置自体が小型化されて
検査効率の向上を図ることができる。その上、機械的な
摩耗部分がなく、シンプルなメカ構造のため長寿命が実
現できる。
移動させる駆動手段が、ヘッドを装着した可動子を、回
転モータのステータに相当するプラテンに電磁的に係合
させ、プラテン面上を移動させてなる平面モータで構成
されるものである。ここで言う平面モータとは、リニア
直流モータ或いはリニアパルスモータで、回転モータを
切り開いて平面状に展開したものである。その具体的な
形態のものとして、リニアパルスモータに属する、リニ
ア3相サーフェイスモータがある。かかるモータの基本
的な構成は、回転モータのステータに相当するプラテン
と、ヘッドを装着した可動子とを電磁的に係合させてな
るものであり、上述のプラテンに設けられた磁極歯群に
対向する可動子に、一つの永久磁石とこの永久磁石の両
側に配置された一対のヨークで構成されるX方向可動ヨ
ーク及びY方向可動ヨークをそれぞれ直交して配し、上
記ヨークに巻回されたコイルに3相パルス電流を供給す
ると、X方向可動ヨークやY方向可動ヨークが所謂フレ
ミングの左手の法則に基づく力を受け、これにより、可
動子がプラテン面のX−Y座標面上を移動するもので、
このとき、X方向可動ヨーク或いはY方向可動ヨークと
プラテンと間における吸引力に抗して高圧エアを作用さ
せ、可動子をプラテン面上に浮上させるようにしたもの
である。また、平面モータとしてリニアサーフェイスモ
ータがあり、これは、上記プラテンに設けられた磁極歯
群に対向する可動子に、一つの永久磁石とこの永久磁石
の両側に配置されたヨークで構成されるX方向可動ヨー
ク及びY方向可動ヨークをそれぞれ直交して配し、上記
ヨークに巻回されたコイルに位相が90度ずれたパルス
電流を供給することによって、可動子をプラテン面のX
−Y座標面上を移動するようにしたものであり、場合に
より、このような構成の平面モータであってもよい。こ
のようにヘッドを装着した可動子を直接駆動できる平面
モータを用いると、ボールねじやリニアガイド等で構成
される移動機構が不要になり、装置自体が小型化されて
検査効率の向上を図ることができる。その上、機械的な
摩耗部分がなく、シンプルなメカ構造のため長寿命が実
現できる。
【0013】さらに、本発明の基板検査装置は、プラテ
ンは、所定間隔をなし、且つ互いに平行に対峙して配設
されてなるものである。プラテンとは、上述したように
ステータに相当するもので、平盤状をなし高透磁率を有
する鉄等の矩形板で構成され、この矩形板面上には上記
磁極歯群が刻設されている。このような、例えば一対の
プラテンを、その歯群を刻設した面が対峙するように配
設し、そして、その両面を所定間隔だけ離隔して、且つ
互いに平行に配し、各面にヘッドを装着した可動子をそ
れぞれ係合させて、それら可動子が各面上をそれぞれ移
動できるようにすると、実装基板の両面から測定検査を
行うことができるようになるために、更なる検査効率の
向上を図ることができる。
ンは、所定間隔をなし、且つ互いに平行に対峙して配設
されてなるものである。プラテンとは、上述したように
ステータに相当するもので、平盤状をなし高透磁率を有
する鉄等の矩形板で構成され、この矩形板面上には上記
磁極歯群が刻設されている。このような、例えば一対の
プラテンを、その歯群を刻設した面が対峙するように配
設し、そして、その両面を所定間隔だけ離隔して、且つ
互いに平行に配し、各面にヘッドを装着した可動子をそ
れぞれ係合させて、それら可動子が各面上をそれぞれ移
動できるようにすると、実装基板の両面から測定検査を
行うことができるようになるために、更なる検査効率の
向上を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜5を参照して説明する。本実施の形態に係る基板検査
装置1は、4つのヘッド2〜5を、装置本体の基台1a
上のX軸及びそれに直交するY軸で形成されるX−Y座
標面上をそれぞれ独立に移動せしめる駆動手段を備えて
おり、かかる駆動手段は、各ヘッド2〜5をそれぞれ支
持するアーム6〜9に係合し、これらアーム6〜9をリ
ニアガイド10a,11aに沿って移動可能にする移動
機構10,11、並びにアーム6〜9をX軸方向にそれ
ぞれ駆動する駆動モータ12〜15及びアーム6〜9を
Y軸方向にそれぞれ駆動する駆動モータ16〜19から
構成され、移動機構10,11に設けられたボールねじ
等を介して駆動モータ12〜19の回転運動がアーム6
〜9の直線運動に変換されるので、各ヘッド2〜5はX
軸方向又はY軸方向にそれぞれ移動することができる。
しかるに、搬送装置が測定対象物である実装基板(図示
せず)を載置して基台1a上の測定位置にまで搬入する
と、各ヘッド2〜5を上記駆動手段により、そして、各
ヘッド2〜5にそれぞれ装着されたプローブ21〜24
をそれぞれのモータにより(例えば、図3のプローブ2
1に対するモータ27)、予めプログラムされた実装基
板上のX−Y座標データに基づいて、実装基板の測定部
位に移動せしめ、所定の測定検査が行われる。ところ
で、上記駆動手段の駆動モータ12〜19は、整流子モ
ータに属する直流モータであり、或いは回転磁界モータ
に属するステップモータであり、半導体スイッチングデ
バイスによってパルス制御等されることによって、各ヘ
ッド2〜5を所定の測定部位に移動せしめる。
〜5を参照して説明する。本実施の形態に係る基板検査
装置1は、4つのヘッド2〜5を、装置本体の基台1a
上のX軸及びそれに直交するY軸で形成されるX−Y座
標面上をそれぞれ独立に移動せしめる駆動手段を備えて
おり、かかる駆動手段は、各ヘッド2〜5をそれぞれ支
持するアーム6〜9に係合し、これらアーム6〜9をリ
ニアガイド10a,11aに沿って移動可能にする移動
機構10,11、並びにアーム6〜9をX軸方向にそれ
ぞれ駆動する駆動モータ12〜15及びアーム6〜9を
Y軸方向にそれぞれ駆動する駆動モータ16〜19から
構成され、移動機構10,11に設けられたボールねじ
等を介して駆動モータ12〜19の回転運動がアーム6
〜9の直線運動に変換されるので、各ヘッド2〜5はX
軸方向又はY軸方向にそれぞれ移動することができる。
しかるに、搬送装置が測定対象物である実装基板(図示
せず)を載置して基台1a上の測定位置にまで搬入する
と、各ヘッド2〜5を上記駆動手段により、そして、各
ヘッド2〜5にそれぞれ装着されたプローブ21〜24
をそれぞれのモータにより(例えば、図3のプローブ2
1に対するモータ27)、予めプログラムされた実装基
板上のX−Y座標データに基づいて、実装基板の測定部
位に移動せしめ、所定の測定検査が行われる。ところ
で、上記駆動手段の駆動モータ12〜19は、整流子モ
ータに属する直流モータであり、或いは回転磁界モータ
に属するステップモータであり、半導体スイッチングデ
バイスによってパルス制御等されることによって、各ヘ
ッド2〜5を所定の測定部位に移動せしめる。
【0015】図2は、ヘッド2〜5のうちの隣接するヘ
ッド2と3との配置関係をX−Y座標投影面に拡大して
示したものである。アーム6の先端部に支持されたヘッ
ド2とアーム7の先端部に支持されたヘッド3とは、上
述のように、X−Y座標面上の互いに直交する方向にそ
れぞれ移動されるが、ヘッド2の中心線は、X軸に対し
35度、Y軸に対し55度に、また、ヘッド3のそれ
は、X軸に対し55度、Y軸に対し35度になるように
アーム6及び7にそれぞれ支持されており、したがっ
て、ヘッド2の中心線とヘッド3のそれは、直交するよ
うに配される。このように、ヘッド2及び3の先端部
で、これらヘッド2或いは3の中心線を含む面内にその
中心線がそれぞれ配されるように取り付けられたプロー
ブ21及び22においては、上記投影面に形成されるプ
ローブ21の投影像の向きとプローブ22の投影像の向
きとは互いに直交するように配されるのであり、よっ
て、各ヘッド2〜5のプローブ21〜24の上記投影面
に形成される投影像の向きと、これらに隣接するプロー
ブ21〜24のこの投影面に形成される投影像の向きと
は互いに直交するように配されるのである。
ッド2と3との配置関係をX−Y座標投影面に拡大して
示したものである。アーム6の先端部に支持されたヘッ
ド2とアーム7の先端部に支持されたヘッド3とは、上
述のように、X−Y座標面上の互いに直交する方向にそ
れぞれ移動されるが、ヘッド2の中心線は、X軸に対し
35度、Y軸に対し55度に、また、ヘッド3のそれ
は、X軸に対し55度、Y軸に対し35度になるように
アーム6及び7にそれぞれ支持されており、したがっ
て、ヘッド2の中心線とヘッド3のそれは、直交するよ
うに配される。このように、ヘッド2及び3の先端部
で、これらヘッド2或いは3の中心線を含む面内にその
中心線がそれぞれ配されるように取り付けられたプロー
ブ21及び22においては、上記投影面に形成されるプ
ローブ21の投影像の向きとプローブ22の投影像の向
きとは互いに直交するように配されるのであり、よっ
て、各ヘッド2〜5のプローブ21〜24の上記投影面
に形成される投影像の向きと、これらに隣接するプロー
ブ21〜24のこの投影面に形成される投影像の向きと
は互いに直交するように配されるのである。
【0016】図3は、プローブ21〜24のうちのプロ
ーブ21について、そのヘッド2に装着された状態を示
したものである。このヘッド2は、アーム6の先端部に
連結するための連結部材25と、連結部材25に取り付
けられるガイドレール26及びモータ27と、モータ2
7によりガイドレール26に沿って摺動可能なプローブ
取付体28と、プローブ取付体28に連設されたプロー
ブホルダ28aとから構成され、プローブホルダ28a
は、プローブ21を一対のベアリング29を介して保持
するとともに、プローブ21の軸芯が上記ガイドレール
26と平行に、且つ、その先端部がこのプローブ21と
対向するプローブ23側(図示せず)に突出するように
保持されている。そして、ガイドレール26は、連結部
材25に、X−Y座標面に垂直な軸に対して傾斜角6度
だけ傾斜させて取り付けられており、したがって、プロ
ーブ21も、X−Y座標面に垂直な軸に対して傾斜角6
度に形成される。かかる傾斜角6度は、他のプローブ2
2〜24においても全く同様に形成されているので、各
プローブ21〜24のそれぞれが対向するプローブ21
〜24間で形成される挟角は、本実施例では、12度で
ある。ところで、各プローブ21〜24の先端、即ち測
定対象物と接触するところは立体角8度をなし、また、
その基端部は、スプリング30によって上記突出方向に
付勢されていて、上記先端を測定対象物に確実に接触さ
せるとともに、接触したときには測定対象物に一定以上
の力が加わらないようにしている。
ーブ21について、そのヘッド2に装着された状態を示
したものである。このヘッド2は、アーム6の先端部に
連結するための連結部材25と、連結部材25に取り付
けられるガイドレール26及びモータ27と、モータ2
7によりガイドレール26に沿って摺動可能なプローブ
取付体28と、プローブ取付体28に連設されたプロー
ブホルダ28aとから構成され、プローブホルダ28a
は、プローブ21を一対のベアリング29を介して保持
するとともに、プローブ21の軸芯が上記ガイドレール
26と平行に、且つ、その先端部がこのプローブ21と
対向するプローブ23側(図示せず)に突出するように
保持されている。そして、ガイドレール26は、連結部
材25に、X−Y座標面に垂直な軸に対して傾斜角6度
だけ傾斜させて取り付けられており、したがって、プロ
ーブ21も、X−Y座標面に垂直な軸に対して傾斜角6
度に形成される。かかる傾斜角6度は、他のプローブ2
2〜24においても全く同様に形成されているので、各
プローブ21〜24のそれぞれが対向するプローブ21
〜24間で形成される挟角は、本実施例では、12度で
ある。ところで、各プローブ21〜24の先端、即ち測
定対象物と接触するところは立体角8度をなし、また、
その基端部は、スプリング30によって上記突出方向に
付勢されていて、上記先端を測定対象物に確実に接触さ
せるとともに、接触したときには測定対象物に一定以上
の力が加わらないようにしている。
【0017】次に、本装置を用いて測定検査を行う場合
の態様を、図面を参照しつつ説明する。まず、基板上の
所定位置に表面実装されたIC31の、例えば、ピン3
1aと31bとの導通状態を測定検査する場合の態様に
ついて図4を参照しつつ説明する。IC31の各ピン3
1a,31b等は、これらが接触する基板上のパッド3
2,33等にハンダ付けされ、これらパッド32,33
等には、ハンダ34が肉盛られていない矩形部32a,
33aが形成され、その矩形部32a,33aの長手方
向がX軸方向に形成されている(図4(A))。このよ
うなIC31を実装した基板が、搬送装置によって基台
1a上の所定位置にまで搬入されると、予めプログラム
されたその測定部位P及びQ、即ち、矩形部32a,3
3aのX−Y座標データに基づいて、上記駆動手段によ
り、指定された、例えばプローブ21,23を装着した
ヘッド2,4が、更に、モータ27等により、プローブ
21,23が上記部位にそれぞれ移動して、導通状態の
測定検査が行われる。このとき、プローブ21,23の
先端は、矩形部32a,33a上の測定部位P及びQで
接触し、それらのX−Y座標投影面に形成される、P及
びQを起点とする投影像の向きは、両者ともX軸に対し
35度をなしている。したがって、上述の許容値は、お
よそ矩形部の幅m(又はn)/SIN(35゜)、又は
矩形部の幅m(又はn)/COS(55゜)であり、従
来の上記投影像の向きを45度とするものより増加する
ので、従来より確実に測定できる。
の態様を、図面を参照しつつ説明する。まず、基板上の
所定位置に表面実装されたIC31の、例えば、ピン3
1aと31bとの導通状態を測定検査する場合の態様に
ついて図4を参照しつつ説明する。IC31の各ピン3
1a,31b等は、これらが接触する基板上のパッド3
2,33等にハンダ付けされ、これらパッド32,33
等には、ハンダ34が肉盛られていない矩形部32a,
33aが形成され、その矩形部32a,33aの長手方
向がX軸方向に形成されている(図4(A))。このよ
うなIC31を実装した基板が、搬送装置によって基台
1a上の所定位置にまで搬入されると、予めプログラム
されたその測定部位P及びQ、即ち、矩形部32a,3
3aのX−Y座標データに基づいて、上記駆動手段によ
り、指定された、例えばプローブ21,23を装着した
ヘッド2,4が、更に、モータ27等により、プローブ
21,23が上記部位にそれぞれ移動して、導通状態の
測定検査が行われる。このとき、プローブ21,23の
先端は、矩形部32a,33a上の測定部位P及びQで
接触し、それらのX−Y座標投影面に形成される、P及
びQを起点とする投影像の向きは、両者ともX軸に対し
35度をなしている。したがって、上述の許容値は、お
よそ矩形部の幅m(又はn)/SIN(35゜)、又は
矩形部の幅m(又はn)/COS(55゜)であり、従
来の上記投影像の向きを45度とするものより増加する
ので、従来より確実に測定できる。
【0018】また、図4(B)のように、矩形部32
b,33bの長手方向がY軸方向に形成されている場合
には、指定されたプローブ22,24が測定部位P1及
びQ1にそれぞれ移動して、その先端が、矩形部32
b,33b上の測定部位P1,Q1で接触し、それらの
X−Y座標投影面に形成される、P1及びQ1を起点と
する投影像の向きは、両者ともX軸に対し55度をなす
ので、上記許容値は、およそ矩形部の幅m1(又はn
1)/SIN(35゜)、又は矩形部の幅m1(又はn
1)/COS(55゜)であり、このような場合にも、
従来の上記投影像の向きを45度とするものに比べより
確実に測定できる。
b,33bの長手方向がY軸方向に形成されている場合
には、指定されたプローブ22,24が測定部位P1及
びQ1にそれぞれ移動して、その先端が、矩形部32
b,33b上の測定部位P1,Q1で接触し、それらの
X−Y座標投影面に形成される、P1及びQ1を起点と
する投影像の向きは、両者ともX軸に対し55度をなす
ので、上記許容値は、およそ矩形部の幅m1(又はn
1)/SIN(35゜)、又は矩形部の幅m1(又はn
1)/COS(55゜)であり、このような場合にも、
従来の上記投影像の向きを45度とするものに比べより
確実に測定できる。
【0019】次に、基板上の所定位置に表面実装された
抵抗器35の測定検査する場合の態様について図5を参
照しつつ説明する。抵抗器35は、基板上のパッド3
6,37にハンダ付けされ、そのパッド36及び37上
のハンダ38は、これらの上で肉盛られ、三次元的に見
れば、抵抗器35の短辺35a上の点とパッド36及び
37上に形成される曲線38aの点をそれぞれ結ぶ略直
線で囲まれる切欠円錐形状を形成している(図5
(A))。このような抵抗器35の測定検査では、例え
ばプローブ21,23が指定され、X−Y座標面上の測
定部位R,Sが指定されると、それらの先端は、その部
位R,Sから上方に外れた上記形状の母線上の部位
R′,S′(図示せず)に接触する。しかしながら、プ
ローブ21,23のX−Y座標投影面に形成される、
R′又はS′を起点とする投影像の向きは、両者ともX
軸に対し35度をなすので、かかる接触部位R′又は
S′を含む微小面に、従来の上記投影像の向きを45度
とするものに比べ、より垂直方向から接触させることが
でき、その接触部位でスベリを生ずることなく安定して
確実に測定することができる。
抵抗器35の測定検査する場合の態様について図5を参
照しつつ説明する。抵抗器35は、基板上のパッド3
6,37にハンダ付けされ、そのパッド36及び37上
のハンダ38は、これらの上で肉盛られ、三次元的に見
れば、抵抗器35の短辺35a上の点とパッド36及び
37上に形成される曲線38aの点をそれぞれ結ぶ略直
線で囲まれる切欠円錐形状を形成している(図5
(A))。このような抵抗器35の測定検査では、例え
ばプローブ21,23が指定され、X−Y座標面上の測
定部位R,Sが指定されると、それらの先端は、その部
位R,Sから上方に外れた上記形状の母線上の部位
R′,S′(図示せず)に接触する。しかしながら、プ
ローブ21,23のX−Y座標投影面に形成される、
R′又はS′を起点とする投影像の向きは、両者ともX
軸に対し35度をなすので、かかる接触部位R′又は
S′を含む微小面に、従来の上記投影像の向きを45度
とするものに比べ、より垂直方向から接触させることが
でき、その接触部位でスベリを生ずることなく安定して
確実に測定することができる。
【0020】また、図5(B)のように、抵抗器35の
長手方向がY軸方向に実装されている場合には、指定さ
れたプローブ22,24が移動して、その先端が、X−
Y座標面上の測定部位R1,S1に対応する、ハンダ3
8の上記形状の母線上の部位R″,S″(図示せず)に
接触するが、プローブ22,24のX−Y座標投影面に
形成される、R″又はS″を起点とする投影像の向き
は、両者ともX軸に対し55度をなすので、かかる接触
部位R″又はS″を含む微小面に対し、従来のものに比
べより垂直に接触させることができ、このような場合に
も、その接触部位でスベリを生ずることなく安定して確
実に測定することができる。
長手方向がY軸方向に実装されている場合には、指定さ
れたプローブ22,24が移動して、その先端が、X−
Y座標面上の測定部位R1,S1に対応する、ハンダ3
8の上記形状の母線上の部位R″,S″(図示せず)に
接触するが、プローブ22,24のX−Y座標投影面に
形成される、R″又はS″を起点とする投影像の向き
は、両者ともX軸に対し55度をなすので、かかる接触
部位R″又はS″を含む微小面に対し、従来のものに比
べより垂直に接触させることができ、このような場合に
も、その接触部位でスベリを生ずることなく安定して確
実に測定することができる。
【0021】ところで、上記実施の形態では、駆動手段
の駆動モータ12〜19として、直流モータやステップ
モータを用いた場合について説明した。以下の実施の形
態では、このような直流モータ等に代えリニア3相サー
フェイスモータ(平面モータ)を用い、かかるモータで
ヘッド2〜5を移動させる場合について、図6〜10を
参照して説明する。尚、図6〜10において、図1〜5
の構成要素と同一なものについては、同一符号を付すと
ともに、その説明は割愛する。本装置50においては、
図6に示すように、平盤状をなし高透磁率を有する鉄等
の矩形板で構成される一対のプラテン51及び52は、
プラテン51の下面51a及びプラテン52の上面52
aの両者に刻設された磁極歯群(図示せず)が対峙する
ように、しかも、下面51aと上面52aが所定間隔だ
け離隔され、且つ互いに平行に配され、そして、下面5
1aにヘッド53〜56を装着した可動子61a〜64
aを,また、上面52aにヘッド57〜60を装着した
可動子65a〜68aをそれぞれ電磁的に係合させてな
るものであり、これら可動子61a〜68aと各面51
a,52aと間で8個のリニア3相サーフェイスモータ
61〜68を構成してなるものである。また、かかる装
置50では、搬送装置によって測定対象物である実装基
板(図示せず)が、所定間隔だけ離隔された下面51a
と上面52a間、即ち、ヘッド53〜56とヘッド57
〜60間に搬入されるようになっている。
の駆動モータ12〜19として、直流モータやステップ
モータを用いた場合について説明した。以下の実施の形
態では、このような直流モータ等に代えリニア3相サー
フェイスモータ(平面モータ)を用い、かかるモータで
ヘッド2〜5を移動させる場合について、図6〜10を
参照して説明する。尚、図6〜10において、図1〜5
の構成要素と同一なものについては、同一符号を付すと
ともに、その説明は割愛する。本装置50においては、
図6に示すように、平盤状をなし高透磁率を有する鉄等
の矩形板で構成される一対のプラテン51及び52は、
プラテン51の下面51a及びプラテン52の上面52
aの両者に刻設された磁極歯群(図示せず)が対峙する
ように、しかも、下面51aと上面52aが所定間隔だ
け離隔され、且つ互いに平行に配され、そして、下面5
1aにヘッド53〜56を装着した可動子61a〜64
aを,また、上面52aにヘッド57〜60を装着した
可動子65a〜68aをそれぞれ電磁的に係合させてな
るものであり、これら可動子61a〜68aと各面51
a,52aと間で8個のリニア3相サーフェイスモータ
61〜68を構成してなるものである。また、かかる装
置50では、搬送装置によって測定対象物である実装基
板(図示せず)が、所定間隔だけ離隔された下面51a
と上面52a間、即ち、ヘッド53〜56とヘッド57
〜60間に搬入されるようになっている。
【0022】ここで、上記モータ61〜68の構成及び
動作について図7〜9を参照して説明する。尚、以下の
説明においては、モータ61について行うが、他のモー
タ62〜68についても全く同様である。可動子61a
には、プラテン51の下面51aに形成された磁極歯群
に対向して、一組のX方向可動ヨーク69及びY方向可
動ヨーク70が、図9のような態様で二組配設されてお
り、これらX方向可動ヨーク69及びY方向可動ヨーク
70は、一つの永久磁石71とこの永久磁石71の両側
に配置された一対のヨーク72,73でそれぞれ構成さ
れている。また、ヨーク72及び73には、等間隔に3
つの脚72a〜72c及び73a〜73cが設けられ、
これらの脚は、一定間隔だけ離隔されて上記磁極歯群に
対向して配されており、これらの脚の、図8中のJ1−
J2方向(X軸方向)及びK1−K2方向(Y軸方向)
の幅は、磁極歯群の各歯幅とほぼ同一の大きさである。
ところで、上記脚72a〜72cには、U相コイル7
4、V相コイル75及びW相コイル76がそれぞれ巻回
され、これらのコイルには互いに位相が120度ずれた
3相電流が供給される。また、上記脚73a〜73cに
は、U相コイル77、V相コイル78及びW相コイル7
9がそれぞれ巻回され、これらのコイルにも同様の3相
電流が供給される。そして、この3相電流の上記位相の
ずれに対応させて、上記脚72a〜72cの配置ピッチ
は、上記磁極歯群の歯ピッチに対し所定量ずつずれてお
り、また、上記脚73a〜73cの配置ピッチも、磁極
歯群の歯ピッチに対し所定量ずつずれている。しかも、
各3相コイル74〜76に供給されるそれぞれの電流
は、各3相コイル77〜79に供給されるそれぞれの電
流に対応させて、位相角で180度ずれている。
動作について図7〜9を参照して説明する。尚、以下の
説明においては、モータ61について行うが、他のモー
タ62〜68についても全く同様である。可動子61a
には、プラテン51の下面51aに形成された磁極歯群
に対向して、一組のX方向可動ヨーク69及びY方向可
動ヨーク70が、図9のような態様で二組配設されてお
り、これらX方向可動ヨーク69及びY方向可動ヨーク
70は、一つの永久磁石71とこの永久磁石71の両側
に配置された一対のヨーク72,73でそれぞれ構成さ
れている。また、ヨーク72及び73には、等間隔に3
つの脚72a〜72c及び73a〜73cが設けられ、
これらの脚は、一定間隔だけ離隔されて上記磁極歯群に
対向して配されており、これらの脚の、図8中のJ1−
J2方向(X軸方向)及びK1−K2方向(Y軸方向)
の幅は、磁極歯群の各歯幅とほぼ同一の大きさである。
ところで、上記脚72a〜72cには、U相コイル7
4、V相コイル75及びW相コイル76がそれぞれ巻回
され、これらのコイルには互いに位相が120度ずれた
3相電流が供給される。また、上記脚73a〜73cに
は、U相コイル77、V相コイル78及びW相コイル7
9がそれぞれ巻回され、これらのコイルにも同様の3相
電流が供給される。そして、この3相電流の上記位相の
ずれに対応させて、上記脚72a〜72cの配置ピッチ
は、上記磁極歯群の歯ピッチに対し所定量ずつずれてお
り、また、上記脚73a〜73cの配置ピッチも、磁極
歯群の歯ピッチに対し所定量ずつずれている。しかも、
各3相コイル74〜76に供給されるそれぞれの電流
は、各3相コイル77〜79に供給されるそれぞれの電
流に対応させて、位相角で180度ずれている。
【0023】次に、かかるモータ61の動作について説
明する。本実施例では、可動子61a(モータ61)の
移動量に比例したパルス列を駆動制御装置80に入力し
て、可動子61aを駆動する。即ち、駆動制御装置80
においては、所望の位置に可動子61aを移動させるべ
く入力されたパルス列から、移動量と移動方向及び移動
速度を演算し、これらの演算結果に応じた3相の移相波
形を出力する。ただし、この波形の電流を3相コイル7
4〜79に供給する場合に、各コイル74〜79に供給
すべきその電流に比例したパルス幅変調(PWM)を行
う。そして、PWMされたオンオフ信号でスイッチ回路
を制御するとともに、各3相コイル74〜79の電力損
失を抑える。このとき、スイッチ回路が、上記供給され
る電流偏差に対応したPWMでオンオフ制御されるよう
にして、過電流がコイル74〜79に流れるのを防止す
る。このようにして制御された電流を各コイル74〜7
6に供給し、同時に各コイル77〜79にも供給する。
すると、脚72a〜72cと上記磁極歯群との間、及び
脚73a〜73cと上記磁極歯群との間で、所謂フレミ
ングの左手の法則に基づく力が作用するために、X方向
可動ヨーク69の場合には図8中のJ1−J2方向の力
を受け、また、Y方向可動ヨーク70の場合には同図中
のK1−K2方向の力を受け、これにより、可動子61
aが、プラテン51の下面51aに形成されるX−Y座
標面上を移動するようになり、このとき、X方向可動ヨ
ーク69とプラテン51間、或いはY方向可動ヨーク7
0とプラテン51間における磁気吸引力に抗してこの間
に高圧エアを作用させ、可動子61aを下面51aから
僅かに浮上させている。但し、コイル74〜76に供給
される電流とコイル77〜79に供給されるそれとは、
上述のように、位相角にして180度ずれているので、
X方向可動ヨーク69やY方向可動ヨーク70内で上記
力が相殺されてしまうことはない。また、可動子61a
の移動方向の切り換え、即ち、図8中のJ1方向の移動
をJ2方向の移動に切り換えたり、同図中のK1方向の
移動をK2方向の移動に切り換えたりする場合には、コ
イル74〜76のうちのいずれか2つのコイルを選択
し、それらに供給する電流を入れ替えるとともに、コイ
ル77〜79の中からこの入れ替えに対応したものを選
択し、それらに供給する電流を入れ替えればよい。尚、
可動子61aを移動させるための駆動力を高める目的
で、ヨーク72や73に設けた脚72a〜72cや73
a〜73cを更に分割するとともに、これに対応させて
上記磁極歯群の歯幅を細かくしてなるリニア3相サーフ
ェイスモータであってもよいことはもちろんである。こ
のように、駆動手段にリニア3相サーフェイスモータ6
1〜68を用いると、ボールねじやリニアガイド等で構
成される移動機構を要せず、言うなればヘッドを直接駆
動してX−Y座標面上を移動させることができるので、
装置50自体が小型化され、結果として検査効率の向上
を図ることができる。その上、機械的な摩耗部分がな
く、シンプルなメカ構造のため長寿命が実現できる。
明する。本実施例では、可動子61a(モータ61)の
移動量に比例したパルス列を駆動制御装置80に入力し
て、可動子61aを駆動する。即ち、駆動制御装置80
においては、所望の位置に可動子61aを移動させるべ
く入力されたパルス列から、移動量と移動方向及び移動
速度を演算し、これらの演算結果に応じた3相の移相波
形を出力する。ただし、この波形の電流を3相コイル7
4〜79に供給する場合に、各コイル74〜79に供給
すべきその電流に比例したパルス幅変調(PWM)を行
う。そして、PWMされたオンオフ信号でスイッチ回路
を制御するとともに、各3相コイル74〜79の電力損
失を抑える。このとき、スイッチ回路が、上記供給され
る電流偏差に対応したPWMでオンオフ制御されるよう
にして、過電流がコイル74〜79に流れるのを防止す
る。このようにして制御された電流を各コイル74〜7
6に供給し、同時に各コイル77〜79にも供給する。
すると、脚72a〜72cと上記磁極歯群との間、及び
脚73a〜73cと上記磁極歯群との間で、所謂フレミ
ングの左手の法則に基づく力が作用するために、X方向
可動ヨーク69の場合には図8中のJ1−J2方向の力
を受け、また、Y方向可動ヨーク70の場合には同図中
のK1−K2方向の力を受け、これにより、可動子61
aが、プラテン51の下面51aに形成されるX−Y座
標面上を移動するようになり、このとき、X方向可動ヨ
ーク69とプラテン51間、或いはY方向可動ヨーク7
0とプラテン51間における磁気吸引力に抗してこの間
に高圧エアを作用させ、可動子61aを下面51aから
僅かに浮上させている。但し、コイル74〜76に供給
される電流とコイル77〜79に供給されるそれとは、
上述のように、位相角にして180度ずれているので、
X方向可動ヨーク69やY方向可動ヨーク70内で上記
力が相殺されてしまうことはない。また、可動子61a
の移動方向の切り換え、即ち、図8中のJ1方向の移動
をJ2方向の移動に切り換えたり、同図中のK1方向の
移動をK2方向の移動に切り換えたりする場合には、コ
イル74〜76のうちのいずれか2つのコイルを選択
し、それらに供給する電流を入れ替えるとともに、コイ
ル77〜79の中からこの入れ替えに対応したものを選
択し、それらに供給する電流を入れ替えればよい。尚、
可動子61aを移動させるための駆動力を高める目的
で、ヨーク72や73に設けた脚72a〜72cや73
a〜73cを更に分割するとともに、これに対応させて
上記磁極歯群の歯幅を細かくしてなるリニア3相サーフ
ェイスモータであってもよいことはもちろんである。こ
のように、駆動手段にリニア3相サーフェイスモータ6
1〜68を用いると、ボールねじやリニアガイド等で構
成される移動機構を要せず、言うなればヘッドを直接駆
動してX−Y座標面上を移動させることができるので、
装置50自体が小型化され、結果として検査効率の向上
を図ることができる。その上、機械的な摩耗部分がな
く、シンプルなメカ構造のため長寿命が実現できる。
【0024】ところで、可動子61a〜64aに装着さ
れたヘッド53〜56、及び可動子65a〜68aに装
着されたヘッド57〜60は、可動子61a〜68aに
装着されるように構成される点を除いて上記ヘッド2〜
5と同一構成であり、したがって、例えば、図10に示
すように、プラテン51の下面51aのX−Y座標面上
において、可動子61aに装着されたヘッド53の中心
線は、X軸に対し35度、Y軸に対し55度に、また、
ヘッド53と隣り合うヘッド54,56のそれは、X軸
に対し55度、Y軸に対し35度になるように可動子6
2a,64aにそれぞれ装着されており、したがって、
ヘッド53の中心線とヘッド54及び56のそれとは、
それぞれ直交するように配される。尚、同図において、
一端が可動子61a〜64aにそれぞれ固着されたケー
ブルベア81〜84は、可動子61a〜64aの移動に
追従できるように配設されたフレキシブル配管であり、
この配管内には、上記コイルに電流を供給するためのケ
ーブルや高圧エアを供給するためのエアホースが収納さ
れている。このように、ヘッド53〜56のそれぞれに
取り付けられたプローブ21〜24であって、ヘッド5
3〜56の中心線を含む面内にその中心線がそれぞれ配
されるように取り付けられてなるものにおいては、各ヘ
ッド53〜56のプローブ21〜24の上記X−Y座標
投影面に形成される投影像の向きと、これらに隣接する
プローブ21〜24のこの投影面に形成される投影像の
向きとは互いに直交するように配されるのであり、ま
た、ヘッド57〜60のそれぞれに取り付けられたプロ
ーブ21〜24においても、プラテン52の上面52a
のX−Y座標面上において全く同様に、それらの投影像
の向きが互いに直交するように配される。 これによ
り、本装置50においても、上記装置1と同様に、基板
上に表面実装されたIC31の導通状態を測定検査する
場合(図4)には、上記許容値を従来のものより大きく
できるので確実に測定でき、また、抵抗器35の測定検
査する場合(図5)には、上記接触部位でスベリを生ず
ることを防止できるので、安定して、且つ確実に測定で
きる。また、本装置50では、プラテン51と52間に
実装基板が配される構成を採っているために、実装基板
の両面から測定検査を行うことができるようになり、上
述の確実な測定検査の実現に加え、検査効率の向上をも
図ることができる。
れたヘッド53〜56、及び可動子65a〜68aに装
着されたヘッド57〜60は、可動子61a〜68aに
装着されるように構成される点を除いて上記ヘッド2〜
5と同一構成であり、したがって、例えば、図10に示
すように、プラテン51の下面51aのX−Y座標面上
において、可動子61aに装着されたヘッド53の中心
線は、X軸に対し35度、Y軸に対し55度に、また、
ヘッド53と隣り合うヘッド54,56のそれは、X軸
に対し55度、Y軸に対し35度になるように可動子6
2a,64aにそれぞれ装着されており、したがって、
ヘッド53の中心線とヘッド54及び56のそれとは、
それぞれ直交するように配される。尚、同図において、
一端が可動子61a〜64aにそれぞれ固着されたケー
ブルベア81〜84は、可動子61a〜64aの移動に
追従できるように配設されたフレキシブル配管であり、
この配管内には、上記コイルに電流を供給するためのケ
ーブルや高圧エアを供給するためのエアホースが収納さ
れている。このように、ヘッド53〜56のそれぞれに
取り付けられたプローブ21〜24であって、ヘッド5
3〜56の中心線を含む面内にその中心線がそれぞれ配
されるように取り付けられてなるものにおいては、各ヘ
ッド53〜56のプローブ21〜24の上記X−Y座標
投影面に形成される投影像の向きと、これらに隣接する
プローブ21〜24のこの投影面に形成される投影像の
向きとは互いに直交するように配されるのであり、ま
た、ヘッド57〜60のそれぞれに取り付けられたプロ
ーブ21〜24においても、プラテン52の上面52a
のX−Y座標面上において全く同様に、それらの投影像
の向きが互いに直交するように配される。 これによ
り、本装置50においても、上記装置1と同様に、基板
上に表面実装されたIC31の導通状態を測定検査する
場合(図4)には、上記許容値を従来のものより大きく
できるので確実に測定でき、また、抵抗器35の測定検
査する場合(図5)には、上記接触部位でスベリを生ず
ることを防止できるので、安定して、且つ確実に測定で
きる。また、本装置50では、プラテン51と52間に
実装基板が配される構成を採っているために、実装基板
の両面から測定検査を行うことができるようになり、上
述の確実な測定検査の実現に加え、検査効率の向上をも
図ることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の基板検査装置によれば、実装基
板やベアボード等の測定検査を、その基板に配された測
定部位或いは測定対象物の配置状態に応じて安定して行
うとともに、プロービングズレの許容値を大きくして確
実に行うことができる。また、本発明の基板検査装置に
よれば、装置自体が小型化されて検査効率の向上を図る
ことができ、その上、機械的な摩耗部分がなく、シンプ
ルなメカ構造のため長寿命が実現できる。
板やベアボード等の測定検査を、その基板に配された測
定部位或いは測定対象物の配置状態に応じて安定して行
うとともに、プロービングズレの許容値を大きくして確
実に行うことができる。また、本発明の基板検査装置に
よれば、装置自体が小型化されて検査効率の向上を図る
ことができ、その上、機械的な摩耗部分がなく、シンプ
ルなメカ構造のため長寿命が実現できる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る基板検査装置の概
略を示す平面図である。
略を示す平面図である。
【図2】 図1の4つのヘッドのうちの隣接する2つの
ヘッドの配置関係をX−Y座標投影面に示す拡大図であ
る。
ヘッドの配置関係をX−Y座標投影面に示す拡大図であ
る。
【図3】 図1のヘッドにフローブが装着された側面図
である。
である。
【図4】 図1の装置を用いてIC(電子部品)の測定
検査を行う場合の説明図である。
検査を行う場合の説明図である。
【図5】 図1の装置を用いて抵抗器(電子部品)の測
定検査を行う場合の説明図である。
定検査を行う場合の説明図である。
【図6】 本発明の他の実施の形態に係る基板検査装置
の概略を示す正面図である。
の概略を示す正面図である。
【図7】 図6のリニア3相サーフェイスモータの概略
構成図である。
構成図である。
【図8】 図7の一組のX方向可動ヨーク及びY方向可
動ヨークがプラテン面に配される状態を示す斜視図であ
る。
動ヨークがプラテン面に配される状態を示す斜視図であ
る。
【図9】 図7のX方向可動ヨーク及びY方向可動ヨー
クの配設状態を示す斜視図である。
クの配設状態を示す斜視図である。
【図10】 図6のZ−Z矢視図で、4つのヘッドの配
置関係の概略図である。
置関係の概略図である。
【図11】 従来のヘッド及びそれに装着されたフロー
ブ相互間の配置関係をX−Y座標投影面に示す模式図で
ある。
ブ相互間の配置関係をX−Y座標投影面に示す模式図で
ある。
【図12】 従来の装置を用いてICの測定検査を行う
場合の説明図である。
場合の説明図である。
【図13】 従来の装置を用いて抵抗器の測定検査を行
う場合の説明図である。
う場合の説明図である。
1,50 基板検査装置 2〜5,53〜60 ヘッド 21〜24 プローブ 51,52 プラテン 51a 下面(プラテンの) 52a 上面(プラテンの) 61〜68 リニア3相サーフェイスモータ
(平面モータ) 61a〜68a 可動子
(平面モータ) 61a〜68a 可動子
Claims (5)
- 【請求項1】 検査対象の実装基板等に接触させるプロ
ーブを昇降可能に保持するヘッドを複数個備え、該ヘッ
ドを、装置本体上のX軸及びそれに直交するY軸で形成
されるX−Y座標面上をそれぞれ独立に、前記プローブ
が接触する実装基板上のX−Y座標データに基づいて移
動させる駆動手段を備えてなる基板検査装置において、
前記プローブの前記X−Y座標投影面に形成される投影
像の向きと該プローブに隣接するプローブの前記投影面
に形成される投影像の向きとが互いに所定角で交叉する
ように前記各プローブを配し、該各プローブを、前記X
−Y座標面に垂直な軸に対して所定角度だけ傾斜させる
とともに、前記各プローブがそれと対向するプローブ側
に突出されるように保持してなることを特徴とする基板
検査装置。 - 【請求項2】 前記ヘッドを4個備え、前記各プローブ
をそれらの投影像の向きが互いに直交するように配する
とともに、前記各プローブの前記X−Y座標投影面に形
成される投影像の向きがX軸又はY軸に対し35度或い
は55度に形成されてなることを特徴とする請求項1に
記載の基板検査装置。 - 【請求項3】 前記各プローブの前記X−Y座標面に垂
直な軸に対する傾斜角度を6度に形成してなることを特
徴とする請求項1又は2に記載の基板検査装置。 - 【請求項4】 前記ヘッドを移動させる駆動手段は、前
記ヘッドを装着した可動子を、回転モータのステータに
相当するプラテンに電磁的に係合させ、該プラテン面上
を移動させてなる平面モータであることを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載の基板検査装置。 - 【請求項5】 前記プラテンは、所定間隔をなし、且つ
互いに平行に対峙して配設されてなることを特徴とする
請求項4に記載の基板検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221957A JPH1062479A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 基板検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8221957A JPH1062479A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 基板検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1062479A true JPH1062479A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16774817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8221957A Pending JPH1062479A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 基板検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1062479A (ja) |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8221957A patent/JPH1062479A/ja active Pending
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