JPH106286A - 魚節類等の固形食物切削装置 - Google Patents

魚節類等の固形食物切削装置

Info

Publication number
JPH106286A
JPH106286A JP8349721A JP34972196A JPH106286A JP H106286 A JPH106286 A JP H106286A JP 8349721 A JP8349721 A JP 8349721A JP 34972196 A JP34972196 A JP 34972196A JP H106286 A JPH106286 A JP H106286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
rotating body
fish
blade
solid food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8349721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3177178B2 (ja
Inventor
Eiichiro Ueda
栄一郎 上田
Shigeru Okamoto
茂 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ninben Co Ltd
Original Assignee
Ninben Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ninben Co Ltd filed Critical Ninben Co Ltd
Priority to JP34972196A priority Critical patent/JP3177178B2/ja
Publication of JPH106286A publication Critical patent/JPH106286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3177178B2 publication Critical patent/JP3177178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一厚、均一形状の切削片が得られにくかっ
た。切削時に魚節類が摩擦で加熱して、切削片の香味が
劣化し、品質が低下する。 【解決手段】 回転体1の周面2にその軸線方向に沿っ
てまたはそれに斜めに刃物3を取り付け、魚節類等固形
食物5を収容でき且つ収容された魚節類等固形食物5を
前記刃物3に接触するように案内する案内体6とを有
し、回転体1に刃物3が形成され、その刃物3より回転
方向先方に周面2の他の部分より外側に突出する突出部
9を形成し、刃物3はその刃先10が回転体の突出部9
より外側に突出するように取り付けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鰹節、魚節類等の固形飲
食物を切削して削り節(切削片)を得るのに使用される
魚節類等の固形飲食物切削装置に関するものであり、主
に家庭用、料理店等の業務用、店頭での削りたての削り
節の実演販売用として使用するのに適するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用としては古来よりカンナ刃式の削
り器が伝統的であり一般的でもある。近年はそれに代わ
るものとして各種方式、構造の削り器の開発が試みられ
てきた。その主なものとして図12に示すもの(実用新
案出願公告第9310号)、図13に示すもの(実公昭
53−69482号)があったが、いずれも実用化され
るには至っていない。また、業務用としては工業用の従
来の円盤式の削り器を単に小型化したようなもの(実公
昭47−41392号)しか見受けられない。
【0003】ちなみに、図9に示すものは中空状のドラ
ムAの外周に刃物Bを取り付け、ドラムAを手動あるい
は動力により回転させると、差し込み部Cに差し込まれ
た鰹節Dが刃物Bにより切削されるようにしたものであ
る。
【0004】図10に示すものはドラムEの外周に斜め
に湾曲したヘリカル状の刃物Fを外側に突出させて設
け、ハンドルGを回転操作してドラムEを回転させる
と、ドラムEと受け板Hとの間に差し込まれる鰹節が刃
物Fにより切削されるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12、13の魚節類
等の固形食物切削装置は、家庭やお店で手軽に魚節類を
切削するには次のような課題があり、実用性に欠けるも
のであった。 .回転刃物が単なる円筒状であるため、それへの魚節
類の押し付けが強過ぎると切削しにくいだけでなく、回
転が止まるか、止まらないまでも両者の摩擦により魚節
類が加熱するため、蛋白質が凝固して固くなり、切削に
強い力を必要とし、その結果得られる削り節は厚くな
り、熱により香味も劣化する。刃も著しく摩耗して、得
られる削り節も次第に粉末状態になり、空転し、切削不
能に陥る。更に強い力で押し付ければ刃が食い込み過ぎ
て終には回転も停止してしまう。又、回転刃物への魚節
類の押し付けが弱過ぎると、削れないばかりか、回転刃
物が魚節類に接触しながらスリップするため、次第に摩
擦により魚節類が加熱し、前述の場合と同じ結果とな
る。結局、押し付ける力が強過ぎても弱過ぎてもうまく
いかず、容易に安定した切削状態を得ることは困難であ
る。 .図10の刃物Fの刃はヘリカル状であるため、次第
に切削される削り節は螺旋状に糸屑の様に丸まってしま
い、扁平状で、形状や厚さが一定の削り節を得ることは
できない。
【0006】本発明の目的は家庭や料理店で、継続的に
一定の力で安定した切削状態で、必要な時に必要な量だ
け手軽に且つ安全に、素早く、確実に魚節類を切削で
き、得られる切削片は6〜13/100mm程度に薄
く、しかも、断続刃を使用すれば市販されている少量小
袋パック品以上に色、艶、ボリュウムがあり、適度な幅
で細長く(例えば幅数mm、長さ10〜数10mm程
度)、形状が均一であり、市販品では見られない見映え
があり、また削りたての最良の香味、品質を有する削り
節を得ることができる魚節類等の固形食物切削装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の魚節類等の固形食物切削装置は、図2に示すように
略円柱状の回転体1と、その周面2に図2及び図9
(a)に示すようにその軸方向に沿って、又は図9
(b)に示すようにそれと斜めに、或は図9(c)に示
すように斜めだがそれを少し湾曲させて設けた刃物3
と、魚節類固形食物5を収容でき且つ収容された魚節類
固形食物5を回転体1の周面2に接触するように案内す
る案内体6とを有し、回転体1には刃物3が形成され、
その刃物3より切削回転方向直前に、周面2の他の部分
より外側に突出する突出部9が形成され、刃物3は回転
体1の刃物取付け溝8に刃先10が回転体1の突出部9
より外側に突出するように取り付けられてなるものであ
る。
【0008】本発明のうち請求項2記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、案内体6が回転体1の直径方向中央
よりも切削回転方向に位置することを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項3記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、刃物3が回転体1に設けられた刃物
取付け溝8に取付けられたことを特徴とする。
【0010】本発明のうち請求項4記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、図2に示すように案内体6の内周面
の切削回転方向に回転体1に接するように平面状のガイ
ド面13が形成され、図4に示すようにそのガイド面1
3は回転体1の軸線に平行な接線方向に少なくとも接線
以上に延長され、そのガイド面13の回転体側の切削回
転方向端部14を刃物3の刃先10に対する接線方向の
面より外側で且つ同刃先10の直近まで接近させて、同
刃先10と前記切削回転方向端部14との間に、刃物3
により魚節類等固形食物5から切削された削り片が通過
可能な狭隙16を設けてなるものである。
【0011】本発明のうち請求項5記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、案内体6が図1に示すような円筒又
は図10に示すような角筒であり、図3、図4に示すよ
うにその回転体側端部11が回転体1の一部又は全部の
周面2に近接して被さるようにしたものである。
【0012】本発明のうち請求項6記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、図2に示すように、回転体1が案内
体6に対して斜めに配置されてなるものである。
【0013】本発明のうち請求項7記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、図2や、図4に示すように回転体1
の刃物取付け溝8を回転体1の軸線方向端面17に少な
くとも片方に開口して、刃物3を回転体1の軸線方向端
面17の開口部18から刃物取付け溝8内に軸線方向に
スライドさせて出し入れ可能としたものである。
【0014】本発明のうち請求項8記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、図2、4に示すように回転体1のう
ち刃物3よりも回転方向先方に、同刃物3により魚節類
等固形食物5から切削される削り片が入り込む収容空間
20が形成され、同収容空間20は回転体1の軸線方向
端面17に少なくとも片方に開口されてなるものであ
る。
【0015】本発明のうち請求項9記載の魚節類等の固
形食物切削装置は、図3(a)に示すように案内体6内
に収容されている魚節類等固形食物5を回転体1に押付
ける押し具7(図1、図2)を有するものである。
【0016】本発明のうち請求項10記載の魚節類等の
固形食物切削装置は、押し具7の押圧面12が、押し具
7を図4に示す様に最到達点まで押し付けても回転体1
の周面2及び刃物3に接触しない直近まで接近可能なる
ように湾曲凹陥しているものである。
【0017】本発明のうち請求項11記載の魚節類等の
固形食物切削装置は、図7に示すように押し具7のうち
魚節類等固形食物5に接触する押圧面12が斜めの回転
体1の傾斜に沿って、回転体1の軸方向に斜めに形成さ
れてなるものである。
【0018】本発明のうち請求項12記載の魚節類等の
固形食物切削装置は、図1、図2、図11に示すように
押し具7に、案内体6内への押し付けを規制するストッ
パー23を設けてなるものである。
【0019】本発明のうち請求項13記載の魚節類等の
固形食物切削は、図9(a)〜(c)に示すように刃物
3の刃先10にその長手方向に沿って回転体1の回転方
向と平行に所定間隔で溝、切込み等の仕切り24を入れ
て、刃先10を所望幅に断続してなるものである。
【0020】本発明のうち請求項14記載の魚節類等の
固形食物切削装置は、図2に示すように回転体(1)が
モーター(25)により回転駆動されるものである。
【0021】本発明のうち請求項15記載の魚節類等の
固形食物切削装置は、図2に示す回転体1の下方に刃物
3で切削される切削片を収容する切削片収容箱26と、
同切削片収容箱26を出し入れ可能な箱収容部27が図
1の様に設けられ、この箱収容部27の内側に切削片収
容箱26を入れるとON、引き出すとOFFとなる第1
のスイッチ28が図2のように設けられ、前記案内体6
に押し具7を差し込むとON、押し具7を所定位置より
外側まで抜くとOFFとなる第2のスイッチ29が設け
られ、両スイッチ28、29がONのときにモーター2
5が駆動して回転体1が回転するようにしたものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】図1、2は本発明の魚節類等の固
形食物切削装置の実施形態であり、図1は同切削装置の
外観を、図2は同切削装置の内部機構を示す。この魚節
類等の固形食物切削装置は図1に示される本体ケース3
0の内部に図2に示されるように回転体1を取付けてあ
る。この回転体1は略円柱状であり、その周面2に細長
い刃物3を図9(a)に示すように同回転体1の軸線と
平行に2枚取り付けて回転刃としてある。この場合、安
定した状態で切削できることと、切削された切削片(削
り節)が回転体の収容空間20から排出されやすいよう
に回転体1を水平から35度程度左下向きに傾斜させて
取り付け、切削片を収容空間20より排出し易くしてあ
る。もちろんこの場合、水平から35度以上傾斜すれ
ば、魚節類等固形食物5との接触面積は大きくなりす
ぎ、切削に要する力は弱くなり、効率が悪くなる。反対
に水平から35度以下しか傾斜させなければ、切削され
た切削片は収容空間20より排出しにくくなる。この回
転体1は図2に示すように本体ケース30に取り付けら
れているモータ25により回転駆動されるようにしてあ
る。刃物3の枚数は3枚以上にすることもできる。尚、
刃物2は図9(b)に示すように回転体1の軸線に対し
て斜に傾斜させて取付けてもよく、また図9(c)に示
すように湾曲したものでもよい。
【0023】刃物(ブレード)3は回転体1の軸線方向
の長さと同じ長さ(85mm)で幅が16mm、厚さ5
mm程度の細長い板状のものであり、図8に示すように
その刃先10に長手方向に所定間隔で且つ回転方向と平
行に幅の細い溝、切込み等の仕切り(ニック)24を入
れて刃先(切れ刃)10を所望幅に断続してなる。この
断続幅はそれにより切削されて得られる削り節の幅にな
るため、所望とする削り節の幅、例えば5mm程度とす
る。また、仕切り24の幅は広過ぎるとその部分が魚節
類等固形食物5を切削できずに削り残しとなり、狭過ぎ
ると切削される削り節が分離されずに繋ってしまうた
め、0.3mm程度にすると削り残しができず、繋がる
ことも少ない。刃物3の裏面にはその長手方向に沿って
細長の突条31が設けられている。また、図8(a)〜
(d)に示す様に刃物3の長手方向一端の表面に縦方向
裏側に向けて下り傾斜になるテーパ面3aを形成し、且
つ、図8(b)(c)に示す様に刃物3の長手方向下部
の表裏面の角(3c、3d)も斜めに落として、刃物3
を後記する刃物取付け溝8(図4)に差込むときにその
テーパ面3a側から差込むと差込み易くなるようにして
ある。図8(e)に示す逃げ面(しのぎ)の角度は30
°にしてあり、その先の角度は8°にしてある。この角
度の許容レンジは38±5°が望ましく、このレンジに
より刃先10の切れ味が決定される。刃物3の材質とし
てはJISSKH51(ハイスピードスチール鋼)が好
ましい。
【0024】本体ケース30内の回転体1は長さ85m
m、直径90mmの円柱であり、その周面2のうち中心
軸線Y−Y(図2)を挟んで対向する2か所(2枚刃)
に刃物3を取り付ける刃物取付け溝8を形成し、周面2
のうち刃物取付け溝8より回転方向先方に周面2の他の
部分より外側に次第に突出する突出部9(図4)を形成
してある。この突出部9の高さは1mm程度とするのが
望ましい。従って、この回転体1は突出部9の部分が両
刃物3が対向する位置で僅かに突出している偏平円柱
(カム形状)となっていて、魚節類等固形食物5に上下
動を与え、魚節類等固形食物5をスイングさせることに
よって、食い込み易く又離し易くメリハリを付けながら
切削する効果を生じさせる。突出部9は刃物取付け溝8
より回転方向後方にも設けておいて次第に低くして元の
高さに戻してある。回転体1の直径は58mm〜200
mmφの範囲が良く、直径が大きくなるに従って、取付
ける刃の枚数は増加可能となり、家庭用としては1〜4
枚が適当である。例えば、直径90mmφでは2枚刃が
好ましく、直径が120mmでは3枚刃(回転体1に等
間隔に刃物3を取付けたもの)が好ましい。もちろん刃
数が何枚であっても各刃の先方には突出部9(図4)が
形成されているものとする。
【0025】回転体1の2つの軸線方向端面17の中心
には、ねじ穴32(図2、4)が開けられており、夫々
のねじ穴32に回転軸33(図2、4)がねじ込まれて
取り付けられている。もちろん回転体1の回転トルクに
よっては前記ねじ込式による回転軸33の取り付けは外
れやすいので、望ましくはねじ込式ではなく一体成型な
どによる固定式の取り付けの方がよい。回転軸33は本
体ケース30に固定された軸受けに35度の左下がり傾
斜で回転可能に支持されている。その軸受けには例えば
ローラーベアリングやボールベアリングが使用される。
この回転体1の回転軸33のうち上側の回転軸33は軸
受けを貫通し、更に本体ケース30を貫通して外に突き
出しており、この突出先端部に図2のように第1のプー
リー34が取り付けられている。回転軸33と第1のプ
ーリー34は互いが空転しないように連結されており、
第1のプーリー34がモータ25により回転駆動される
と、これに伴って回転体1も回転される。この第1のプ
ーリー34とモータ25側の第2のプーリー38は本体
ケース30に取り付けられているカバー36(図1)に
より容易に手が触れられないようにしてある。このカバ
ー36は透明でも、不透明でもよい。
【0026】前記の刃物取付け溝8は図2に示す様に、
回転体1の回転軸33に沿って形成されて、回転体1の
周面2に細長いスリットのように開口されると共に、そ
の両端が回転体1の2つの軸線方向端面17に開口され
ている。刃物取付け溝8の内側には図4に示すように凹
溝37が回転体1の長手方向に沿って形成してある。刃
物3はこの刃物取付け溝8に回転体1の軸線方向端面1
7から軸線に沿って挿入されて刃物取付け溝8の長手方
向に横スライドしてセットされている。この場合、刃物
3の突条31(図8b、c)が前記凹溝37に嵌入し
て、刃物3の刃先10が回転体1の周面2から外側に僅
かに(6/100mm程度)突き出してセットされて、
刃物3が回転体1の周面2から外に突き出し過ぎたり、
逆に内側に引っ込み過ぎたりせずに定位置に納まる。こ
のように刃物取付け溝8にセットした刃物3は図4の様
に、抜け落ちないようにビス等の止め具19を回転体1
の軸線方向両端面17でねじ孔にねじ込んで固定してあ
る。刃物3はこの方法によらず回転体1に取外しできな
いように単にロー付けあるいはネジ止め等で固定しても
よく、また、始めから回転体1と一体であってもよい。
【0027】回転体1のうち刃物3よりも回転方向先方
には、図4に示す様に刃物3により魚節類等固形食物5
から切削される切削片(削り節)が入り込む収容空間2
0(入口2mm程度)が形成されている。その収容空間
20は前記した刃物取付け溝8に連通し、更に回転体1
の2つの軸線方向端面17に開口されて、収容空間20
内に入り込んだ切削片は一方に傾斜している回転体1の
下方(図2のプーリー34と反対側)の軸線方向端面1
7から外に排出されるようにしてある。この場合、収容
空間20は削り節が排出され易いように下方開口部に行
くに従い広くなるようにテーパーが切ってある。
【0028】モータ25は図2に示す様に回転体1と同
じく35度程度の下り傾斜で回転体1と並列に本体ケー
ス30内に取り付けられている。モータ25の回転軸
(図2)は本体ケース30から外に突き出ており、この
突き出た先端に第2のプーリー38が取り付けられてい
る。この第2のプーリー38もモータ25の回転軸37
と空転することがないように連結されて、モータ25に
より確実に回転されるようにしてある。この第2のプー
リー38は回転体1に取り付けられた第1のプーリー3
4と並列に配置されており、両プーリー34、38には
タイミングベルト39がかけられている。このタイミン
グベルト39の裏面の凹凸は両プーリー34、38の外
周に形成されている歯に噛み合って、モータ25により
回転駆動される第2のプーリー38の回転が確実に第1
のプーリー34に伝達され、回転体1が確実に回転する
ようにしてある。第1のプーリー34と第2のプーリー
38は直径を少し異ならせて、モータ25の回転に対し
て回転体1が減速して回転されるようにしてある。もち
ろん適度な回転が得られればモーター25は回転体1の
回転軸とプーリーを介さずに直列に直結されてもよい。
【0029】前記モータ25はトルクを感知できるセン
サを内蔵しており、電力が供給されているにもかかわら
ず切削物等の負荷が高くなりモータ25が所定時間(5
秒)以上継続して回転しないときは、過負荷保護機能等
が効いてモータ25を停止することができるようにして
ある。
【0030】図1に示される本体ケース30の上面には
円筒状の案内体6が設けられている。この案内体6は回
転体1の刃物3側に魚節類等固形食物5(図3)を送り
出すものであるため、同ケース30を貫通するように縦
向きに取り付けて、図2、4に示す様にその回転体側端
部11が回転体1の周面2の直近に位置するように配置
されている。案内体6の長さ、直径等は用途に合わせて
任意に選択できるが、例えば回転体1の直径が90mm
のとき、案内体6の長さ300mm、案内体6の直径7
0mm程度が適する。この案内体6の内側には図6に示
すガイド部材40が図1〜図4に示す様に取り付けられ
ている。このガイド部材40は図6に示すように外周面
の一部41が案内体6の内周面に接する円弧状に形成さ
れ、その反対側に平坦面42が形成され、縦方向に間隔
を設けて取付け孔43が貫通され、更に底面44が35
度程度の角度で左下り傾斜に形成されている。このガイ
ド部材40を案内体6の内側に取付けて同部材40の平
坦面42をガイド面13としてある。ガイド面13の底
面44の角度は回転体1の取付け角度に合わせてある。
この案内体6は図3に示すように回転体1の真上には配
置されておらず、真上よりも少し横に偏心させた位置に
配置して、案内体6内の魚節類等固形食物5が回転体1
の真上より少しでも安定した状態で切削するために、切
削回転方向寄りに偏った部分(ダウンカット側:回転刃
物の中心線より切削方向先方)で削られるようにしてあ
る。案内体6の回転体側端部11は図3、図4に示され
ている如く、回転体1の周面2及び刃物3に接触するこ
とはないが、できるだけそれらに近接することができる
3次元の湾曲凹陥面45(図5(c))に形成されてい
る。また、図5に示すように案内体6には第2のスイッ
チ29(図2)を取付けるためのスイッチ取付け孔46
と、図6のガイド部材40を図2のように取付けるため
の部材取付け孔47が開口されている。スイッチ取付け
孔46に取付けられた第2のスイッチ29は案内体6内
に押し具7が差し込まれていることを感知するものであ
り、このスイッチ29はモータ25を制御する制御部に
配線されている。同スイッチ29には近接スイッチ又は
リミットスイッチを使用するのが適する。
【0031】案内体6はもちろん円筒状とは限らず、三
角状、四角状(図10b)など多角状の筒でも構わな
い。例えば図10(a)のように角筒としたときは同図
(b)のように案内体6の内面の一角部に押し具用ガイ
ド60を設けて、案内体6に押し込まれる押し具7が所
定の向きになり、しかも案内体6内に押し込まれるよう
にするのがよい。また案内体6が角筒の場合は図3
(b)のガイド部材40に相当するものを案内体6の内
面に取付けなくとも、図3(b)のガイド面13に相当
するガイド面13が図3(c)のように案内体6の内面
に形成される。
【0032】案内体6は図10(a)に示すように上下
に2分して、上方の案内体6を下方の案内体6に被せた
り、取外したりできるようにしてもよい。このようにす
れば案内体6が長くとも、不使用時には上方の案内体6
を外して収納できるので場所をとらず便利である。また
切削する魚節類等固形食物5が短いときは上方の案内体
6を取り外すと下方の案内体6への魚節類等固形食物5
の出し入れが容易になる。図10(a)に示す案内体6
は上方の案内体6の下端に取付けてある枠状固定具61
を下方の案内体6の上端に被せると上下の案内体6を連
結することができるようにしてある。
【0033】押し具7は案内体6に抜き差し可能として
あり、案内体6内の魚節類等固形食物5を回転体1の周
面2の刃物3に押し付けるためのものであり、適度の重
さ(3kg位が最適)を有するものである。この押し具
7は図1、図2、図7に示す様に案内体6の内部に差し
込まれる棒状部48と、案内体6より外径の大きな蓋体
49とからなり、蓋体49には引き上げに便利なように
摘み50(図1、図2)が取り付けられている。案内体
6内に差し込まれる棒状部48の外形は案内体6の内面
形状に合わせて形成されており、図7に示すように円柱
材の外周面の一部を切除して案内体6のガイド面13と
同様に平面状にした方向規制面51が形成されている。
この押し具7はその方向規制面51を図1の様に、案内
体6の内周面のガイド面13と向きを合わせて差し込む
ことにより案内体6内に差し込むことができる。この場
合、押し具7は案内体6内で上下動は可能であるが、回
転はしない。押し具7の材質は金属、プラスチック、木
製等のどの様なものでもよいが適度の重さ(3kg位)
を有するものであれば押圧力が省力化できる。前記した
押し具7は案内体6と別体であるが、図11に示すよう
に本体ケース30に蝶番式に連結されている蓋63の内
面に突設しておいて、蓋63を閉じると案内体6内に自
動的に押し込まれるようにしてもよい。
【0034】押し具7の棒状部48のうち魚節類等固形
食物5に接触する押圧面12(図7)は、斜め下向きに
配置された回転体1の傾斜に沿って、斜めに、且つ図4
に示す案内体6のガイド面13側に向けて下り傾斜に形
成されており、しかも、同押圧面12は回転体1の周面
2及び刃物3に接触することはないが、それらにできる
だけ近接することができる3次元の曲面にカットして、
回転体1の周面2に被嵌可能なるように上方に湾曲凹陥
させてある。押し具7の棒状部48の上に取り付けられ
た蓋体49は棒状部48の押し込みを規制する役割、即
ち、ストッパー23の機能を有しており、蓋体49が案
内体6の上面に突き当たるところまで押し込むと棒状部
48がそれ以上は下がらないようになり、その位置で棒
状部48の下端が回転体1の直近まで接近できるように
してある。図示した押し具7は手で押す様にしてある
が、エアシリンダ、バネ、テコ等で押すこともできる。
【0035】図1に示される本体ケース30には刃物3
で切削される切削片を受ける引出式の切削片収容箱26
(収容能力30g程度)と、同切削片収容箱26(収容
能力30g程度)を出し入れ可能な箱収容部27が設け
られ、この箱収容部27内の奥まで切削片収容箱26を
押込むとON、引き出すとOFFとなる第1のスイッチ
28(図2)が設けられている。この第1のスイッチ2
8と押し具7を押し込むとONとなる第2のスイッチ2
9(図2)はモータを制御する制御部に配線されて、両
スイッチ28、29がONのときにのみモーター25が
駆動して回転体1が回転するようにしてある。また、箱
収容部27には図1(b)のように引き出し式の収容箱
26の周縁線から切削物や粉末が隙間にこぼれて動きが
悪くならないようにガイド26bを設けておくことが好
ましく、衛生的である。
【0036】前記の切削片収容箱26は本体ケース30
の奥まで挿入すると回転体1の真下に配置されるように
なっている。この切削片収容箱26には本体ケース30
内に収容したときに同本体ケース30の外側に突出する
取っ手が取り付けられており、この取っ手をもって切削
片受け箱26を本体ケース30に差し込んだり、本体ケ
ース30から引き出したりすることができるようになっ
ている。この切削片収容箱26の奥板26a(図1、図
2)には図示されていない金属片(例えばナット)が取
り付けられており、切削片収容箱26が本体ケース30
の箱収容部27内の奥まで差し込まれて所定位置にセッ
トされると、前記金属片が本体ケース30内に固定され
た第1のスイッチ(近接スイッチ)28(図2)と近接
して、切削片収容箱26が所定位置にセットされたこと
を感知できるようにしてある。この感知は他の方法で行
うこともできる。例えば、第1のスイッチ28としてリ
ミットスイッチを使用し、切削片収容箱26を本体ケー
ス30内に押込むと、その切削片収容箱26によりリミ
ットスイッチが叩かれて(押されて)、切削片収容箱2
6が所定位置にセットされたことを感知できるようにす
ることもできる。
【0037】図1に示すように、本体ケース30の正面
右側には、引き出し式の魚節類等固形食物収容箱55が
取り付けられている。この魚節類等固形食物収容箱55
には取っ手が取り付けられており、この取っ手をもって
本体ケース30に差し込んだり、本体ケースから引き出
したりすることができるようになっている。この魚節類
等固形食物収容箱55には魚節類等固形食物5の削り残
しとか他のものを入れて収容することができる。
【0038】本体ケース30内にはモーター25を駆動
し且つ制御する制御部が設けられている。この制御部は
外部からのAC100Vを本体ケース30の右横に設け
た電源ケース内の電源回路により所望のDC電圧に変換
し、そのDC電源を本体ケース30の正面パネルに設け
た電源スイッチ(照光式押ボタンスイッチ)57及び回
転体1の正逆回転を切替えるための切替スイッチ58を
介し、更に、図示されていないリレー回路を介してモー
ター25(図2)に供給できるようにしてある。電源ス
イッチ57はONにすると電源回路からのDC電流を切
替スイッチ58まで供給できるようにし、OFFすると
切替スイッチ58へのDC電流を停止する。また切替ス
イッチ58はこれを正転位置にセットするとモーター2
5へ予め定めた向きで電流が流れ、逆転位置にセットす
るとモータへの電流の向きが前記と逆転してモーター2
5を逆回転させるものである。
【0039】図示されていないリレー回路はモーター2
5に内蔵されたセンサと案内体6に設けられた第2のス
イッチ29とに配線されており、第2のスイッチ29が
押し具7の差し込みを感知し、しかもモーター25に内
蔵のセンサがトルクの異常を検出しないときに切替スイ
ッチ58からモーター25に供給される電流を流すが、
案内体6の第2のスイッチ29が押し具7の差し込みを
感知しないか、モーター25のセンサがトルクの異常を
5秒以上継続して感知したか、近接センサが切削片収容
箱26の差込み(セット)を感知しないか、の3つのう
ちのどれか一つでも存在すると、切替スイッチ58から
モーター25への電流供給が停止してモーター25の回
転が停止し、回転体1に身体の一部や異物が接近しただ
けではモーター25が回転せず、安全が確保されるよう
にしてある。図示したものは回転体1をモーター25に
より回転するようにしてあるが、場合によっては人力で
回転するようにしてもよい。切削回転方向はどちらでも
よいが、好ましくは切削片の飛散を防ぎ、切削片を真下
に落すためには正面時計方向がよい。この実施例ではガ
イド面13側(正面左側)に回転するようになってい
る。
【0040】
【他の実施の形態】本発明における刃物3は、図8
(c)の突条31に変えて、図8(d)に示す様に長手
方向に沿って凹陥溝3bを形成してもよい。この場合
は、回転体1の刃物取付け溝8に凹陥溝3bに嵌入する
突条を形成しておく。また、図9(b、c)のように回
転体1に斜めに取り付ける刃であってもよい。
【0050】
【使用例】以上説明した本発明の魚節類等の固形食物切
削装置の使用例を以下に説明する。 (1)押し具7を案内体6から引き上げて抜き出し、空
になった案内体6内に例えば太さ50mm、長さ140
mm、水分15%前後の鰹節類等固形食物5を図3に示
すように落とし込む。魚節は長い一本のままでもよく、
2等分、3等分、4等分といった様に任意の長さに切断
した節でも良く、或は成形時から通常の魚節の長さの1
/2、1/3、1/4にして成形したものでも良く、更
にはそれ以外の形状、例えば四角或は丸形状といったも
のもでよい。勿論、ほかの食品材(氷、豆、チョコレー
ト等)でもよい。 (2)案内体6内に、先に抜き出した押し具7を差し込
む。このとき図1の様に押し具7の平らな方向規制面5
1を案内体6の内周面の平らなガイド面13と向かい合
わせて挿入する。 (3)本体ケース30に設けられた電源スイッチ57を
ONにする。切替スイッチ58は通常は正転位置(この
場合は時計方向)にセットしておく。通常はこの状態で
モーター25が回転し始めるが、モーター25が回転し
ないときは、本体ケース30の左側面に差し込まれる切
削片収容箱26が奥まで差し込まれているかどうかを確
認し、奥まで差し込まれていないときは同収容箱26を
セットし直して奥まで差込むとモーター25が回転し始
める。このとき(回転体の直径70mmのとき)回転数
は130rpm(周速2860cm/分)程度である。 (4)押し具7を下に押す(この場合、人の手による
が、バネ、シリンダー、ゴム、テコのようなものを単独
又は併用して押してもよい)と、回転する回転体1の刃
物3で魚節類等固形食物5が切削される。切削された切
削片は回転体1の収容空間20を通過して、本体ケース
30の左側面に差し込まれている切削片収容箱26内に
落下し、溜る。 (5)前記の様にして所望量の切削片を得て、余った魚
節類類等固形食物は魚節類類等固形食物収容箱55内に
しまっておく。この場合、回転体1の長さ、直径、回転
体1に取付けられている刃物3の本数にもよるが、回転
体1の長さ85mm、直径70mm、刃物3が2枚の場
合の切削量は8〜10g/分となる。回転速度が同じ場
合、直径90mmの場合はその約1.3倍の切削量とな
る。いずれも刃先10の断続幅5mmならば、得られる
削り片は厚さ7〜13/100mm、長さ1〜3cm、
幅5mmの細長片となる。
【0051】(6)次に魚節類等固形食物5を切削する
ときは、魚節類類等固形食物収容箱55から魚節類等固
形食物5を取り出して案内体6内に入れ、再度前記の様
にして切削する。 (7)切削中に継続して5秒以上負荷がかかり過ぎる
と、加熱を防止するために、モーターのトルクにより感
知し自動停止する。その場合、逆転スイッチで負荷を解
除してやればよい。この操作を自動で行うようにしても
よい。 (8)押し具7をそれ以上は押し込めない位置まで押し
たら、電源スイッチ57をOFFにする。 (9)本体ケース30内の切削片収容箱26を引き出す
と、切削片を取り出すことができる。この切削片収容箱
26は図1(a)のように上下に沿って目盛りが付され
ており、およその切削量が判別できるようになってい
る。 (10)押し具7を摘み50により案内体6から引き上
げて取り出し、案内体6の中に鰹節類等固形食物5の残
りかすがあるときはそれを取り出す。このとき、モータ
25は回転せず、回転体1も回転せず、安全が確保され
ている。 (11)前記の様に回転体1が回転して魚節類等固形食
物が切削されるとき、回転体1の突出部9が魚節類等固
形食物5に当って魚節類等固形食物5を押し上げ、突出
部9が魚節類等固形食物5の下を通過すると魚節類等固
形食物5が自重により落下する。この魚節類等固形食物
5の押上げ、落下は回転体1の回転により繰返されて魚
節類等固形食物5が上下にスイングされ食い込まれた
り、離たれたりして切削にメリハリができる。このため
回転体1と魚節類等固形食物5との接触がスリップして
魚節類等固形食物5の一定箇所が回転体1に接触したま
まとなり、切削が進まないといったことがない。 (12)切削により刃物3の切れが悪くなったり、摩耗
したりしたときは刃物3を新しい刃物3と交換する。刃
物3を取外すときは回転体1から止め具19を外して刃
物3を抜き、新しい刃物3を差込んでから止め具19を
回転体1にねじ込んで新しい刃物3を回転体1に固定す
る。もちろん家庭用削り器の場合、安全性の面からも刃
の交換は極力少ない方が望ましく、長期間(3年以上)
摩耗しにくい材質(JIS SKH−51:ハイスピー
ドスチール綱)を使用する方が好ましい。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1の魚節類等の固形食物
切削装置は次のような効果がある。 (1)魚節類等固形食物5を収容でき、収容された魚節
類等固形食物5を回転体1の外周面2に接触するように
案内する案内体6があるため、案内体6内に魚節類等固
形食物5を収容し、案内体6内に押し具7を差し込んで
魚節類等固形食物5を押込むだけで、魚節類等固形食物
5が確実に回転体1の刃物3に接触し、魚節類等固形食
物5が確実に切削され、また、切削も手軽になる。 (2)回転体1の外周面2のうち形成された刃物3より
切削回転方向直前に、周面2の他の部分より外側に突出
する突出部9が形成されてなるので、魚節類等固形食物
5は回転体1の刃物3で切削される前に必ず突出部9で
押されて刃物3から離れ、その後に新たに刃物3に接触
する(上下に周期的にスイングする)ので、メリハリが
効いて切削物に食い込み易く又、離れ易くなり、魚節類
等固形食物5が刃物3に接触したままスリップして切削
されなくなることが少なく、刃物3により確実に且つ安
定して切削される。また、前記の様にスリップして魚節
類等固形食物5が加熱することもなく、加熱による品質
劣化も刃の摩擦による粉末発生も抑制される。さらに刃
を斜めに設けた場合は魚節類等固形食物5の微振動が少
なく、切削片のクラックも入りにくい。
【0053】本発明の請求項2の魚節類等の固形食物切
削装置は、案内体6を回転体1の直径方向中央よりも切
削回転方向外側の偏心位置に配置してあるので、魚節類
等固形食物5が必ず回転体1の中心より外側で切削され
ることになり、回転により魚節類等固形食物5が案内体
6の一方の壁に支持押圧され魚節類等固形食物5に刃先
10が斜めから食い込み易くなり、摩擦係数が減少し、
案内体6内の切削される魚節類等固形食物5が安定し、
均一厚、均一形状の切削片が得られ易くなる。
【0054】本発明の請求項3の魚節類等の固形食物切
削装置は、刃物3が回転体1に設けられた刃物取付け溝
8に取付けられているため、刃物3のみ脱着可能である
ため刃物3だけを交換し回転体1はそのまま使用でき、
経済的である。
【0055】本発明の請求項4の魚節類等の固形食物切
削装置は次の様な効果がある。 (1)案内体6のガイド面13の回転体側の切削回転方
向端部14を回転体1の接線上の刃物3の刃先10より
外側で且つ同刃先10の直近まで接近させてあるので、
案内体6内の魚節類等固形食物5がガイド面13に沿っ
て回転体1側にスムースに案内される。 (2)刃先10とガイド面13の切削回転方向端部14
との間の狭隙16が、刃物3により切削された削り片の
みが通過可能な程度に狭くしてあるので、切削される魚
節類等固形食物5が狭隙16内に引込まれたり、かけら
が通過して削り片に混入するようなことがなく、均一
厚、均一形状の切削片が得られる。
【0056】本発明の請求項5の魚節類等の固形食物切
削装置は、案内体6を円筒又は角筒とし、その回転体側
端部11が回転体1の一部又は全部を回転体1の外周面
2に近接して被さるようにしてあるので、形状に適合し
て案内体6内の魚節類等固形食物5が回転体側端部11
に沿って回転体1まで確実に案内され、厚さ、長さ、形
状が均一な切削片が得られる。しかも角筒であればそれ
と別体の部材を取り付けなくとも角筒の一面をガイド1
3と兼用させることができ、構造が簡潔になる。
【0057】本発明の請求項6の魚節類等の固形食物切
削装置は、回転体1が案内体6に対して斜めに配置され
てなるので、案内体6内の魚節類等固形食物5が確実に
回転体1の傾斜に沿って案内され、回転体1と案内体6
に挟まれた状態で安定し、回転体1に取付けた刃物3に
よる魚節類等固形食物5の切削が確実になる。
【0058】本発明の請求項7の魚節類等の固形食物切
削装置は、回転体1の刃物取付け溝8を回転体1の軸線
方向両端面17のうち少なくとも片方に開口して、刃物
3を回転体1の軸線方向端面17の開口部18から刃物
取付け溝8内に軸線方向にスライドさせて出し入れ可能
としたので、回転体1への刃物3の取付けや交換が容易
になる。また、6/100mm程の刃先の突出寸度に誰
でも容易にセットできるし、刃先寸度の調整は必要がな
い。また、回転体1はそのまま使用できるので経済的で
もある。
【0059】本発明の請求項8の魚節類等の固形食物切
削装置は、回転体1のうち刃物3より回転方向先方に、
刃物3により魚節類等固形食物5から切削される削り片
が入り込む収容空間20が形成され、同収容空間20は
回転体1の軸方向両端面のうち少なくとも片方に開口さ
れているので、刃物3により切削された切削片が収容空
間20内に入り、開口部から容易に排出され、切削され
た切削片が行き場がなくなって折れたり、詰まったりす
ることがない。
【0060】本発明の請求項9の魚節類等固形食物の固
形食物切削装置は、案内体6内の魚節類等固形食物5を
回転体1に押付ける押し具7を有するので、魚節類等固
形食物5が容易に回転体1の刃物3に押し付けられ、刃
物3により確実に切削される。押し具7に加える押圧力
は魚節類等固形食物5の状態によって変化させて、例え
ば魚節等水分が少なく固いもの(水分15%以下)を切
削する場合は押し具7に強い力を加え、水分が多く柔ら
かいものには弱い力で削る。特に魚節の場合は押し具を
強く押すと厚い花が、軽く押すと薄い花が得られる。ま
た、案内体6が垂直に設けてある場合であって、柔らか
い魚節類等固形食物5の場合は押し具7の適度な自重に
よって、請求項1のスイング効果と相まって、さらに他
の押圧力を加えなくても押し具7の重力のみで切削可能
である。しかも、衛生的で安全でもある。
【0061】本発明の請求項10の魚節類等の固形食物
切削装置は、押し具7の押圧面12が、押し具7を最到
達点まで押し付けても回転体1の周面2及び刃物3に接
触しない直近まで接近可能なるように湾曲凹陥している
ので、魚節類等固形食物5を回転体1の周面2及び刃物
3の直近まで押圧することができ、魚節類等固形食物5
が最後まで削り残しなく削れ、無駄がなくなり、歩留り
が向上する。
【0062】本発明の請求項11の魚節類等の固形食物
切削装置は、押し具7のうち魚節類5に接触する押圧面
12が斜めの回転体1の傾斜に沿って、回転体1の軸線
方向に斜めに形成されてなるので、回転体1と案内体6
と押し具7に確実に挟まれた状態で更に押圧が安定し、
均一厚、均一形状の切削片が得られ易い。
【0063】本発明の請求項12の魚節類等の固形食物
切削装置は、押し具7に、案内体6内への押し付けを規
制するストッパー23を設けてなるので、押し具7を押
し過ぎて押し具7の押圧面12が回転体1、刃物3に接
触といったことがなく、回転体1及び刃物3が損傷しな
い。
【0064】本発明の請求項13の魚節類等の固形食物
切削装置は、刃物3の刃先10にその長手方向に沿って
回転体1の軸方向に平行に所定間隔で溝、切込み等の仕
切り24を入れて、刃先10を所望幅に断続してなるの
で、断続された刃先10の幅と同様に幅の狭い細長の削
り節が得られる。
【0065】本発明の請求項14の魚節類等の固形食物
切削装置は、回転体1がモーター25により回転駆動さ
れるので、魚節類等固形食物5を適度な押圧力で押しさ
えすれば、力の弱い子供や年配者でも容易に切削するこ
とができる。
【0066】本発明の請求項15の魚節類等の固形食物
切削装置は、回転体1の近くに刃物3で切削される切削
片を収容する切削片収容箱26と、同切削片収容箱26
を出し入れ可能な箱収容部27と、この箱収容部27の
内側に切削片収容箱26を入れるとON、引き出すとO
FFとなる第1のスイッチ28と、案内体6に押し具7
を差し込むとON、押し具7を所定位置より外側まで抜
くとOFFとなる第2のスイッチ29が設けられ、両ス
イッチ28、29がONのときにモーター25が駆動し
て回転体1が回転するようにしたので、第1のスイッチ
28と第2のスイッチ29が共にONのとにきのみ、モ
ーター25が駆動して回転体1が回転するので、案内体
6内にあやまって手を差込んでも回転体1が回転せず、
安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の魚節類等の固形食物切削装置
の第一の実施形態を示す斜視図、(b)は切削片収容箱
を本体ケースへ収容した状態を示す部分断面図。
【図2】本発明の魚節類等の固形食物切削装置の回転刃
物とモータ部分の説明図。
【図3】本発明の魚節類等の固形食物切削装置における
回転刃物と案内体との関係を示すものであり、(a)は
縦断側面図、(b)は横断平面図。(c)は他の実施例
における継断図面。
【図4】本発明の魚節類等の固形食物切削装置における
回転刃物と案内体と押し具の位置関係を示す縦断側面
図。
【図5】本発明の魚節類等の固形食物切削装置における
案内体を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正
面図、(c)は案内体の下部の側面図。
【図6】本発明の魚節類等の固形食物切削装置のガイド
部材を示すものであり、(a)は正面図、(b)は平面
図。
【図7】本発明の魚節類等の固形食物切削装置の押し具
を示すものであり、(a)は正面図、(b)は同押し具
の下端部の縦断面図、(c)は底面図。
【図8】本発明の魚節類等の固形食物切削装置における
刃物を示すものであり、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は側面図。(d)は他の実施例における側面
図、(e)は刃先の詳細図。
【図9】(a)、(b)、(c)は刃物と回転体との取
付関係を示す異なる説明図。
【図10】(a)は本発明の魚節類等の固形食物切削装
置の第二の実施形態を示す断面図、(b)は(a)の魚
節類等固形食物投入部の平面図。
【図11】本発明の魚節類等の固形食物切削装置の第三
の実施形態を示す側面図。
【図12】従来の魚節類切削装置の一例を示す縦断面
図。
【図13】従来の魚節類切削装置の他例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 回転体 2 周面 3 刃物 5 魚節類等固形食物 6 案内体 7 押し具 8 刃物取付け溝 9 突出部 10 刃先 11 回転体側端部 12 押圧面 13 ガイド面 14 回転体側の切削回転方向端部 16 狭隙 17 軸線方向端面 18 開口部 19 止め具 20 収容空間 23 ストッパー 24 仕切り 25 モーター 26 切削片収容箱 27 箱収容部 28 第1のスイッチ 29 第2のスイッチ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円柱状の回転体(1)と、回転体(1)
    の周面(2)に回転体(1)の軸方向に沿って又はそれ
    に斜めに設けた刃物(3)と、魚節類等固形食物(5)
    を収容でき且つ収容された魚節類等固形食物(5)を回
    転体(1)の周面(2)に接触するように案内する案内
    体(6)とを有し、回転体(1)には刃物(3)が形成
    され、その刃物(3)より切削回転方向直前に、周面
    (2)の他の部分より外側に突出する突出部(9)が形
    成され、刃物(3)はその刃先(10)が回転体(1)
    の突出部(9)より外側に突出するように取り付けられ
    てなることを特徴とする魚節類等の固形食物切削装置。
  2. 【請求項2】案内体(6)が回転体(1)の直径方向中
    央よりも切削回転方向に位置することを特徴とする請求
    項1記載の魚節類等の固形食物切削装置。
  3. 【請求項3】刃物(3)が回転体(1)に設けられた刃
    物取付け溝(8)に取付けられたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の魚節類等の固形食物切削装置。
  4. 【請求項4】案内体(6)の内周面の切削回転方向に平
    面状のガイド面(13)が形成され、そのガイド面(1
    3)は回転体(1)の軸線に平行な接線方向に少なくと
    も接線以上に延長され、そのガイド面(13)の回転体
    側の切削回転方向端部(14)を刃物(3)の刃先(1
    0)に対する接線方向の面より外側で且つ同刃先(1
    0)の直近まで接近させて、同刃先(10)と前記切削
    回転方向端部(14)との間に、刃物(3)により魚節
    類等固形食物(5)から切削された削り片が通過可能な
    狭隙(16)を設けてなることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装
    置。
  5. 【請求項5】案内体(6)が円筒又は角筒であり、その
    回転体側端部(11)が回転体(1)の一部又は全部の
    周面(2)に近接して被さるようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の夫々に記載の魚節類等の固形
    食物切削装置。
  6. 【請求項6】回転体(1)が案内体(6)に対して斜め
    に配置されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項
    5の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装置。
  7. 【請求項7】回転体(1)の刃物取付け溝(8)を回転
    体(1)の軸線方向の2つの端面(17)のうち少なく
    とも片方に開口して、刃物(3)を回転体(1)の軸線
    方向端面(17)の開口部(18)から刃物取付け溝
    (8)内に軸線方向にスライドさせて出し入れ可能とし
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項6の夫々に記載
    の魚節類等の固形食物切削装置。
  8. 【請求項8】回転体(1)のうち刃物(3)よりも回転
    方向先方に、同刃物(3)により魚節類等固形食物
    (5)から切削される削り片が入り込む収容空間(2
    0)が形成され、同収容空間(20)は回転体(1)の
    軸線方向の2つの端面(17)のうち少なくとも片方に
    開口されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項7
    の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装置。
  9. 【請求項9】案内体(6)内の魚節類等固形食物(5)
    を回転体(1)に押付ける押し具(7)を有すことを特
    徴とする請求項1乃至請求項8の夫々に記載の魚節類等
    の固形食物切削装置。
  10. 【請求項10】押し具(7)の押圧面(12)を、押し
    具(7)を最到達点まで押し付けても回転体(1)の周
    面(2)及び刃物(3)に接触しない直近まで接近可能
    なるように湾曲凹陥させてなることを特徴とする請求項
    1乃至請求項9の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削
    装置。
  11. 【請求項11】押し具(7)のうち魚節類等固形食物
    (5)に接触する押圧面(12)が斜めに配置された回
    転体(1)の傾斜に沿って、回転体(1)の軸方向に斜
    めに形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項10の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装置。
  12. 【請求項12】押し具(7)に、案内体(6)内での押
    し付けを規制するストッパー(23)を設けてなること
    を特徴とする請求項1乃至請求項11の夫々に記載の魚
    節類等の固形食物切削装置。
  13. 【請求項13】刃物(3)の刃先(10)に、その長手
    方向に所定間隔で且つ回転体(1)の回転方向と平行に
    溝、切込み等の仕切り(24)を入れて、刃先(10)
    を所望幅に断続してなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項12の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装
    置。
  14. 【請求項14】回転体(1)がモーター(25)により
    回転駆動されることを特徴とする請求項1乃至請求項1
    3の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装置。
  15. 【請求項15】回転体(1)の近くに、刃物(3)で切
    削される切削片を収容する切削片収容箱(26)と、同
    切削片収容箱(26)を出し入れ可能な箱収容部(2
    7)が設けられ、この箱収容部(27)の内側に切削片
    収容箱(26)を差込むとON、引き出すとOFFとな
    る第1のスイッチ(28)が設けられ、前記案内体
    (6)に押し具(7)を差し込むとON、押し具(7)
    を所定位置より外側まで抜くとOFFとなる第2のスイ
    ッチ(29)が設けられ、両スイッチ(28、29)が
    ONのときにモーター(25)が駆動して回転体(1)
    が回転するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項14の夫々に記載の魚節類等の固形食物切削装置。
JP34972196A 1996-04-26 1996-12-27 魚節類等の固形食物切削装置 Expired - Fee Related JP3177178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34972196A JP3177178B2 (ja) 1996-04-26 1996-12-27 魚節類等の固形食物切削装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-142120 1996-04-26
JP14212096 1996-04-26
JP34972196A JP3177178B2 (ja) 1996-04-26 1996-12-27 魚節類等の固形食物切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH106286A true JPH106286A (ja) 1998-01-13
JP3177178B2 JP3177178B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=26474224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34972196A Expired - Fee Related JP3177178B2 (ja) 1996-04-26 1996-12-27 魚節類等の固形食物切削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3177178B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4700260A (en) * 1986-05-30 1987-10-13 Rca Corporation Degaussing coil and ground strap mounting arrangement
CN107877556A (zh) * 2017-06-20 2018-04-06 深圳市蓝海星科技有限公司 一种食物料理机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4700260A (en) * 1986-05-30 1987-10-13 Rca Corporation Degaussing coil and ground strap mounting arrangement
CN107877556A (zh) * 2017-06-20 2018-04-06 深圳市蓝海星科技有限公司 一种食物料理机
CN107877556B (zh) * 2017-06-20 2023-12-12 深圳市蓝海星科技有限公司 一种食物料理机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3177178B2 (ja) 2001-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4856718A (en) Food processor and food cutting devices therefor
CA1158528A (en) Rotary cutter blade
US4273013A (en) Slicing machine
US4089110A (en) Shaving means
KR20120129908A (ko) 전동 면도기 헤드 및 좌동을 포함한 면도기
US4311283A (en) Condiment grater
US4655403A (en) Ice shaving machine with stabilization means
JP3177178B2 (ja) 魚節類等の固形食物切削装置
US4610398A (en) Cheese shredding machine and blade therefor
JP3262997B2 (ja) 魚節類等の固形食物切削装置
JP3231651B2 (ja) 魚節類等の固形食物切削用押し具
JP2003259994A (ja) 調理器
JP2002154091A (ja) 魚節類等の固形食物切削用刃物と固形食物切削用回転刃物
CN111426112A (zh) 一种颗粒碎冰机
CN212253270U (zh) 一种立式快速碎冰机
JPH0217632Y2 (ja)
CN206185951U (zh) 电动蔬果切丝切片装置
JPS5924282Y2 (ja) 調理器の千切カツタ
JPS6312755B2 (ja)
JP3055261U (ja) 食品粉砕装置
US20220184836A1 (en) Food Slicer and Shredder
JPH027423Y2 (ja)
JPS5939576Y2 (ja) 氷かき機
JPS5938702Y2 (ja) 氷かき機
JPS627243Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080406

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100406

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120406

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees