JPH1062981A - パターン形成用ペースト - Google Patents

パターン形成用ペースト

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JPH1062981A
JPH1062981A JP8231331A JP23133196A JPH1062981A JP H1062981 A JPH1062981 A JP H1062981A JP 8231331 A JP8231331 A JP 8231331A JP 23133196 A JP23133196 A JP 23133196A JP H1062981 A JPH1062981 A JP H1062981A
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JP
Japan
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pattern
photosensitive resin
weight
acrylate
refractive index
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JP8231331A
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English (en)
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Yozo Kosaka
陽三 小坂
Satoru Kuramochi
悟 倉持
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの障壁等のよう
に幅に対する厚みのアルペクト比の大きいパターンを高
い精度で形成するためのパターン形成用ペーストを提供
する。 【解決手段】 少なくとも1種の無機粉体と感光性樹脂
成分を含むパターン形成用ペーストにおいて、無機粉体
の80重量%以上が感光性樹脂成分の屈折率との差が
0.2以内であるような屈折率を示すものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターン形成用ペ
ーストに係り、特に幅に対する厚みのアルペクト比の大
きいパターンを形成するためのパターン形成用ペースト
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集積回路や画像表示装置等の電子
装置における電極、抵抗体、誘電体等のパターン形成、
あるいは、プラズマディスプレイパネル(PDP)にお
ける障壁パターンの形成は、より高い精度が要求されて
いる。
【0003】例えば、上記のPDPにおける障壁は、表
示放電空間をできるだけ大きくして高輝度の発光を可能
とするために、ガラス基板に対して垂直に切り立ち、か
つ、幅が狭く十分な高さを有することが要求される。特
に、高精細のPDPでは、例えば、幅30〜50μmに
対して厚みが100μm程度であるような高アスペクト
比の障壁が必要とされる。
【0004】従来、上記の障壁のような高アスペクト比
のパターン形成として、感光性のパターン形成用ペース
トを基板に塗布し、この塗布膜を所定のマスクを介して
露光・現像し、その後、焼成して有機成分を除去するこ
とによりパターンを形成する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PDP
の障壁のような高さの大きいパターンを形成する場合、
従来のパターン形成用ペーストからなる塗布膜では、そ
の厚みが大きいため光透過性が低く、塗布膜の露光時に
おいて照射された光が塗布膜内で散乱を生じ、形成され
たパターンの基部に太りがみられ、高いアスペクト比で
エッジ精度の高いパターンを形成することが困難である
という問題があった。
【0006】このような問題を解消するために、パター
ンの太りを考慮して予めマスクの幅を狭くしたり、露光
後の現像において異方性現像を行う等の対応がなされて
いるが、いずれも作業が煩雑であり、また、アスペクト
比やエッジ精度の点で不充分なものであった。
【0007】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、プラズマディスプレイパネルの障壁等
のように幅に対する厚みのアルペクト比の大きいパター
ンを高い精度で形成するためのパターン形成用ペースト
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のパターン形成用ペーストは、少なく
とも1種の無機粉体と感光性樹脂成分を含み、前記感光
性樹脂成分の屈折率との差が0.2以内であるような屈
折率を有する無機粉体が前記無機粉体の80重量%以上
を占めるような構成とした。
【0009】このような本発明のパターン形成用ペース
トでは、含有される無機粉体のうち80重量%以上は、
その屈折率が感光性樹脂成分の屈折率と0.2以内の差
であり、パターン形成時の露光における照射光の散乱が
抑えられ、したがって、照射光の透過性が高いものとな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最良の実施形態に
ついて説明する。
【0011】本発明のパターン形成用ペーストは、少な
くとも1種の無機粉体と感光性樹脂成分を含むものであ
る。
【0012】本発明のパターン形成用ペーストを構成す
る無機粉体は、その80重量%以上が、感光性樹脂成分
の屈折率との差が0.2以内、好ましくは0.15以内
となる屈折率を有するもので占められる。感光性樹脂成
分の屈折率との差が上記の範囲を超える場合、あるい
は、感光性樹脂成分の屈折率との差が上記の範囲である
無機粉体の割合が80重量%未満であると、パターン形
成用ペーストに照射された光がペースト内で散乱を生
じ、露光時の照射光の透過性が不十分となり好ましくな
い。
【0013】使用する無機粉体としては、軟化温度が3
50〜650℃である無機粉体が好ましい。無機粉体の
軟化温度が650℃を超えると焼成温度を高くする必要
があり、例えば、基板の耐熱性が低い場合には焼成段階
で基板に熱変形を生じることになり好ましくない。ま
た、無機粉体の軟化温度が350℃未満では、パターン
形成用ペーストの樹脂成分が完全に分解、揮発する前に
無機粉体が融着するため、空隙を生じやすく好ましくな
い。使用可能な無機粉体の具体例としては、ガラスフリ
ットやセラミックス粉体等を挙げることができ、焼成収
縮を制御したり、軟化温度を調整したり、熱膨張係数を
ガラス基板に合わせたりするために、Al23 、B2
3 、SiO2 、TiO2 、MgO、CaO、SrO、
BaO等の無機粉体が用いられる。
【0014】また、上記の無機粉体としてのガラスフリ
ットの平均粒径は0.1〜10μmの範囲が好ましく、
セラミックス粉体の平均粒径は0.02〜10μmの範
囲が好ましい。
【0015】このような無機粉体は、パターン形成用ペ
ーストに50〜95重量%、好ましくは60〜85重量
%の範囲で含有させることができる。
【0016】本発明のパターン形成用ペーストを構成す
る感光性樹脂成分は、アルカリ現像型バインダーポリマ
ー、モノマー、開始剤を含有するネガ型もしくはノボラ
ック系のポジ型であり、650℃以下の低温における焼
成によって揮発、分解して、パターン中に炭化物を残存
させることのないものである。
【0017】アルカリ現像型バインダーポリマーとして
は、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸の二量体
(例えば、東亜合成化学(株)製M−5600)、イタ
コン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、ビニル酢
酸、これらの酸無水物の1種以上と、メチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、エチルアクリレート、エチ
ルメタクリレート、n−プロピルアクリレート、n−プ
ロピルメタクリレート、イソプロピルアクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、
n−ブチルメタクリレート、sec-ブチルアクリレート、
sec-ブチルメタクリレート、イソブチルアクリレート、
イソブチルメタクリレート、tert−ブチルアクリレー
ト、tert−ブチルメタクリレート、n−ペンチルアクリ
レート、n−ペンチルメタクリレート、n−ヘキシルア
クリレート、n−ヘキシルメタクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレ
ート、n−オクチルアクリレート、n−オクチルメタク
リレート、n−デシルアクリレート、n−デシルメタク
リレート、スチレン、α−メチルスチレン、1−ビニル
−2−ピロリドンの1種以上と、からなるコポリマー等
が挙げられる。
【0018】また、上記のコポリマーにグリシジル基ま
たは水酸基を有するエチレン性不飽和化合物を付加させ
たポリマー等が挙げられるが、これらに限定されるもの
ではない。
【0019】尚、上記のアルカリ現像型バインダーポリ
マーに非アルカリ現像型のポリマーを混合してもよい。
非アルカリ現像型のポリマーとしては、ポリビニルアル
コール、ポリビニルブチラール、アクリル酸エステル重
合体、メタクリル酸エステル重合体、ポリスチレン、α
−メチルスチレン重合体、1−ビニル−2−ピロリドン
重合体、および、これらの共重合体等を挙げることがで
きる。
【0020】感光性樹脂成分を構成する反応性モノマー
としては、少なくとも1つの重合可能な炭素−炭素不飽
和結合を有する化合物を用いることができる。具体的に
は、アリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ブト
キシエチルアクリレート、ブトキシエチレングリコール
アクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ジシクロ
ペンタニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレ
ート、グリセロールアクリレート、グリシジルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、イソボニルアクリレート、
イソデキシルアクリレート、イソオクチルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、2−メトキシエチルアクリ
レート、メトキシエチレングリコールアクリレート、フ
ェノキシエチルアクリレート、ステアリルアクリレー
ト、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレング
リコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジア
クリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレー
ト、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,3
−プロパンジオールアクリレート、1,4−シクロヘキ
サンジオールジアクリレート、2,2−ジメチロールプ
ロパンジアクリレート、グリセロールジアクリレート、
トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセロー
ルトリアクリレート、トリメチロールプロパントリアク
リレート、ポリオキシエチル化トリメチロールプロパン
トリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、トリ
エチレングリコールジアクリレート、ポリオキシプロピ
ルトリメチロールプロパントリアクリレート、ブチレン
グリコールジアクリレート、1,2,4−ブタントリオ
ールトリアクリレート、2,2,4−トリメチル−1,
3−ペンタンジオールジアクリレート、ジアリルフマレ
ート、1,10−デカンジオールジメチルアクリレー
ト、ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、およ
び、上記のアクリレートをメタクリレートに変えたも
の、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
1−ビニル−2−ピロリドン等が挙げられる。本発明で
は、上記の反応性モノマーを1種または2種以上の混合
物として、あるいは、その他の化合物との混合物として
使用することができる。
【0021】感光性樹脂成分を構成する光重合開始剤と
しては、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチ
ル、4,4−ビス(ジメチルアミン)ベンゾフェノン、
4,4−ビス(ジエチルアミン)ベンゾフェノン、α−
アミノ・アセトフェノン、4,4−ジクロロベンゾフェ
ノン、4−ベンゾイル−4−メチルジフェニルケトン、
ジベンジルケトン、フルオレノン、2,2−ジエトキシ
アセトフォノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルア
セトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフ
ェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、チ
オキサントン、2−メチルチオキサントン、2−クロロ
チオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、ジ
エチルチオキサントン、ベンジルジメチルケタール、ベ
ンジルメトキシエチルアセタール、ベンゾインメチルエ
ーテル、ベンゾインブチルエーテル、アントラキノン、
2−tert−ブチルアントラキノン、2−アミルアントラ
キノン、β−クロルアントラキノン、アントロン、ベン
ズアントロン、ジベンズスベロン、メチレンアントロ
ン、4−アジドベンジルアセトフェノン、2,6−ビス
(p−アジドベンジリデン)シクロヘキサン、2,6−
ビス(p−アジドベンジリデン)−4−メチルシクロヘ
キサノン、2−フェニル−1,2−ブタジオン−2−
(o−メトキシカルボニル)オキシム、1−フェニル−
プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキ
シム、1,3−ジフェニル−プロパントリオン−2−
(o−エトキシカルボニル)オキシム、1−フェニル−
3−エトキシ−プロパントリオン−2−(o−ベンゾイ
ル)オキシム、ミヒラーケトン、2−メチル−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プ
ロパン、ナフタレンスルホニルクロライド、キノリンス
ルホニルクロライド、n−フェニルチオアクリドン、
4,4−アゾビスイソブチロニトリル、ジフェニルジス
ルフィド、ベンズチアゾールジスルフィド、トリフェニ
ルホスフィン、カンファーキノン、四臭素化炭素、トリ
ブロモフェニルスルホン、過酸化ベンゾイン、エオシ
ン、メチレンブルー等の光還元性の色素とアスコルビン
酸、トリエタノールアミン等の還元剤の組み合わせ等が
挙げられる。本発明では、これらの光重合開始剤を1種
または2種以上使用することができる。
【0022】また、感光性樹脂成分としてポジ型レジス
トも使用できる。具体的なポジ型レジストとしては、O
FPRシリーズ(東京応化工業(株)製)、PFR30
03(日本合成ゴム(株)製)、NPR9100(ナガ
セ電子化学(株)製)、AZ−1350(ヘキスト
(株)製)等のノボラック系レジストを挙げることがで
きる。
【0023】上記の感光性樹脂成分の揮発、分解温度が
650℃を超えると、露光・現像後に樹脂成分を除去す
る際の焼成温度が高くなり、例えば、基板の耐熱性が低
い場合、基板に熱変形が生じることになり好ましくな
い。一方、感光性樹脂成分の揮発、分解温度の下限は特
に制限はないが、揮発、分解温度が低くなるほど完全に
揮発または分解する樹脂の種類が少なくなり材料選択の
幅が狭くなるので、例えば、感光性樹脂成分の揮発、分
解温度の下限を300℃程度に設定することが好まし
い。
【0024】このような感光性樹脂成分のパターン形成
用ペースト中の含有量は、5〜50重量%、好ましくは
10〜40重量%の範囲とすることができる。
【0025】本発明のパターン形成用ペーストは、上述
の無機粉体と感光性樹脂成分とを溶剤に混合し、ロール
ミルにより混練してペースト状の塗布液とするか、ある
いは、ボールミル等により混練してスラリー状の塗布液
として得ることができる。また、本発明のパターン形成
用ペーストには、添加剤として、増感剤、重合停止剤、
連鎖移動剤、レベリング剤、分散剤、可塑剤、安定剤等
が必要に応じて用いられる。パターン形成用ペーストに
用いる溶剤としては、例えば、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、アセトン、メチルエチルケト
ン、トルエン、キシレン、シクロヘキサノン等のアノン
類、塩化メチレン、3−メトキシブチルアセテート、エ
チレングリコールモノアルキルエーテル類、エチレング
リコールジアルキルエーテル類、ジエチレングリコール
モノアルキルエーテル類、ジエチレングリコールモノア
ルキルエーテルアセテート類、α−もしくはβ−テルピ
ネオール等のテルペン類等が挙げられる。
【0026】
【実施例】次に、実施例を示して本発明を更に詳細に説
明する。 (実施例1)まず、下記の組成の感光性樹脂を調製し
た。調製した感光性樹脂の屈折率は1.54であった。
【0027】 (感光性樹脂の組成) ・α−メチルスチレン/スチレン/メタクリル酸共重合体…100重量部 ・オキシエチレン化トリメチロールプロパントリアクリレート … 70重量部 ・重合開始剤(チバガイギ(株)製イルガキュア369)… 10重量部 また、下記の組成を有する3種のガラスフリット(ガラ
スフリットA〜C、平均粒径=4μm)を作製した。
【0028】 (ガラスフリットAの組成(屈折率1.63)) ・SiO2 … 33重量部 ・K2 O … 9重量部 ・PbO … 58重量部 (ガラスフリットBの組成(屈折率1.67)) ・SiO2 … 47重量部 ・ZnO … 8重量部 ・Al23 … 8重量部 ・BaO … 6重量部 ・B23 … 18重量部 ・Li2 O … 11重量部 (ガラスフリットCの組成(屈折率1.90)) ・B23 … 82重量部 ・SiO2 … 5重量部 ・ZnO … 11重量部 ・Al23 … 3重量部 さらに、セラミックス粉体としてアルミナ(Al2
3 )粉体(屈折率=1.52)および酸化チタン(Ti
2 )粉体(屈折率=2.10)を準備した。
【0029】次いで、上記の感光性樹脂、ガラスフリッ
ト、セラミックス粉体を用いて下記の組成のパターン形
成用ペースト(試料1〜7)を調製した。尚、各試料に
使用したガラスフリット、ガラスフリットの含有量(X
重量部)、および使用したセラミックス粉体およびセラ
ミックス粉体の含有量(Y重量部)は、下記の表1に示
した。
【0030】 (パターン形成用ペーストの組成) ・感光性樹脂 … 20重量部 ・ガラスフリット … X重量部 ・セラミックス粉体 … Y重量部 ・エチルセロソルブ … 20重量部 上記の各パターン形成用ペースト(試料1〜7)をブレ
ードコート法によりガラス基板上に塗布し乾燥して、厚
み150μmの塗膜を形成した。次いで、線幅25μm
のスリットを有するマスクを介して紫外線を照射して露
光した後、1%Na2 CO3 水溶液を使用して現像を行
った。次いで、ピーク温度580℃にて焼成(ピーク温
度保持時間10分)してパターンを形成した。このパタ
ーンの線幅、および、線幅に対する厚みのアスペクト比
を下記の表1に示した。
【0031】
【表1】 表1に示されるように、感光性樹脂成分の屈折率(1.
54)との差が0.2以内であるような屈折率の無機粉
体(ガラスフリットおよびアルミナ粉体)が全無機粉体
の80重量%以上を占めるパターン形成用ペースト(試
料1〜4)では、形成されたパターンの線幅が45〜5
5μmであり、かつ、線幅に対する厚みのアスペクト比
が1.8〜2.2であり、良好なパターンであった。特
に、感光性樹脂成分の屈折率(1.54)との差が0.
1以内であるような屈折率の無機粉体が全無機粉体の8
0重量%以上を占めるパターン形成用ペースト(試料
1)では、深度が更に大きいパターンの形成が可能であ
った。
【0032】これに対して、感光性樹脂成分の屈折率
(1.54)との差が0.2以内であるような屈折率の
無機粉体(ガラスフリットA、B)が全無機粉体に占め
る割合が80重量%未満であるパターン形成用ペースト
(試料5、6)、および、無機粉体の80重量%以上
が、その屈折率と感光性樹脂成分の屈折率(1.54)
との差が0.2を超えるもの(ガラスフリットC)であ
るパターン形成用ペースト(試料7)では、いずれも照
射された紫外線が散乱され、形成されたパターンの線幅
が85〜120μmで、線幅に対する厚みのアスペクト
比が0.8〜1.2と小さく、深度の大きい良好なパタ
ーン形成が困難であった。 (実施例2)ポジ型感光性樹脂(東京応化工業(株)製
OFPR−5000 屈折率1.57)と、実施例1で
使用したガラスフリットB(屈折率1.67)およびア
ルミナ粉体(屈折率1.52)を用いて下記の組成のパ
ターン形成用ペーストを調製した。
【0033】 (パターン形成用ペーストの組成) ・ポジ型感光性樹脂 …100重量部 ・ガラスフリットB … 70重量部 ・アルミナ粉体 … 10重量部 このパターン形成用ペーストを使用し実施例1と同様に
してガラス基板上に厚み150μmの塗膜を形成した。
次いで、線幅25μmのスリットを有するマスクを介し
て紫外線を照射して露光した後、テトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイド(東京応化工業(株)製)を使
用して現像を行い、純水を使用して洗浄した。次いで、
ピーク温度580℃にて焼成(ピーク温度保持時間10
分)してパターンを形成した。このパターンの線幅は5
0μm、線幅に対する厚みのアスペクト比は2.2であ
り、良好なパターンであった。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、少なくとも1種の
無機粉体と感光性樹脂成分を含むパターン形成用ペース
トにおいて、無機粉体の80重量%以上が感光性樹脂成
分の屈折率との差が0.2以内であるような屈折率を有
するので、パターン形成時の露光における照射光の散乱
が抑えられて透過性が大幅に向上し、プラズマディスプ
レイパネルの障壁等のように、幅に対する厚みのアルペ
クト比の大きいパターン(深度の大きいパターン)を高
い精度で形成することが可能となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の無機粉体と感光性樹脂
    成分を含み、前記感光性樹脂成分の屈折率との差が0.
    2以内であるような屈折率を有する無機粉体が前記無機
    粉体の80重量%以上を占めることを特徴とするパター
    ン形成用ペースト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000290040A (ja) * 1999-02-01 2000-10-17 Toray Ind Inc ディスプレイ用部材およびその製造方法
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