JPH1064200A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH1064200A
JPH1064200A JP22253596A JP22253596A JPH1064200A JP H1064200 A JPH1064200 A JP H1064200A JP 22253596 A JP22253596 A JP 22253596A JP 22253596 A JP22253596 A JP 22253596A JP H1064200 A JPH1064200 A JP H1064200A
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JP
Japan
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data
reproducing
signal
area
reference clock
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JP22253596A
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English (en)
Inventor
Eiji Ogami
英司 大上
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッダ部またはバッファ部などの再生時におけ
るPLL回路の誤動作を防ぐことができる情報再生装置
を提供すること。 【解決手段】アドレス領域と、記録領域と、マージン領
域とからなる光ディスクのデータを再生する光ディスク
装置において、光ディスクのデータを再生する再生手段
(19、24、18)と、データ再生時の基準となる基
準クロック信号を生成し、基準クロック信号の位相を所
定の入力信号の位相に同期させて出力する同期手段(1
9a)と、前記マージン領域の再生時には前記同期手段
への入力信号として前記基準クロック信号に相当するマ
スタークロック信号を選択し、前記アドレス領域および
前記記録領域の再生時には前記再生手段で再生されたデ
ータの再生信号を選択する入力信号選択手段(19、3
0a)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報記録媒体に
記録されている情報を再生する情報再生装置に関する。
特に、情報記録媒体として光ディスクに記録されている
情報を再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報記録媒体としての光ディスク
に記録されているデータの再生、および光ディスクに対
してデータの記録を行う光ディスク装置が実用化されて
いる。光ディスク装置では、光ディスクを一定速度で回
転させて光学ヘッドを半径方向に移動させることによ
り、所定のトラックに記録されているデータの再生およ
び所定のトラックに対するデータの記録が行われる。
【0003】このような光ディスク装置で取り扱われる
光ディスクには、同心円状またはスパイラル状のトラッ
クが形成されており、所定のトラック長からなるアドレ
ス領域と記録領域とで構成されるセクタ領域が定義され
ている。上記したアドレス領域、いわゆるヘッダ部には
トラック上における位置を示すアドレスデータが記録さ
れ、上記した記録領域、いわゆるデータ部には記録用の
データが記録される。
【0004】さらに、ヘッダ部の終端とデータ部の先端
との間にはギャップ部が設けられており、データ部の終
端と次のヘッダ部の先端との間にはバッファ部が設けら
れている。これらギャップ部およびバッファ部は、光デ
ィスクに対するデータ記録時の書き出しタイミングのず
れ、または光ディスクの回転速度のムラによる誤差など
を吸収するためのものである。
【0005】ここで、光ディスクに記録されているデー
タの再生について簡単に説明する。まず、光ディスクに
対して光ビームが照射される。この照射された光ビーム
の光ディスクからの反射光、即ち、光ディスクに記録さ
れたデータが反映された反射光が検出される。次に、デ
ータ再生回路において、この検出された検出信号が二値
化され、光ディスクに記録されているデータが再生され
る。さらに、この再生によって出力される再生信号は、
PLL(phase-locked loop )回路に入力される。PL
L回路に入力された再生信号は、このPLL回路で生成
される基準クロック信号と位相比較がなされ、再生信号
に同期した基準クロック信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したギ
ャップ部またはバッファ部の傷などが原因で発生するノ
イズにより次のような問題が生じる。即ち、ギャップ部
またはバッファ部の傷などが原因で発生するノイズは、
データ再生回路において二値化され、PLL回路に入力
されてしまう。PLL回路は、ギャップ部またはバッフ
ァ部に関係なく、イネーブル状態にあるため、ノイズの
二値化信号に同期して動作してしまう。その結果、PL
L回路から出力される同期クロックの周波数が狂い、ヘ
ッダ部またはデータ部で周波数が引き込みきれず、ヘッ
ダ部またはデータ部に記録されているデータの読み取り
エラーが発生するという問題があった。
【0007】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、ヘッダ部またはバッファ部
などの再生時におけるPLL回路の誤動作を防ぐことが
できる情報再生装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、この発明は、データが記録さ
れたデータ記録領域とデータが記録されていないデータ
無記録領域とからなる情報記録媒体を再生する情報再生
装置において、情報記録媒体に記録されているデータを
再生する再生手段と、情報記録媒体に記録されているデ
ータを再生するときの基準となる基準クロック信号を生
成し、この基準クロック信号を所定の入力信号に同期さ
せて出力する同期手段と、前記データ無記録領域の再生
時には前記同期手段への入力信号として所定の信号を選
択し、前記データ記録領域の再生時には前記同期手段へ
の入力信号として前記再生手段で再生されたデータの再
生信号を選択する入力信号選択手段とを備えている。
【0009】この発明は、情報記録媒体上の位置を示す
アドレスデータが記録されるアドレス領域と、記録用の
データが記録される記録領域と、マージン領域とからな
る情報記録媒体に記録されているデータを再生する情報
再生装置において、情報記録媒体に記録されているデー
タを再生する再生手段と、情報記録媒体に記録されてい
るデータを再生するときの基準となる基準クロック信号
を生成し、この基準クロック信号を所定の入力信号に同
期させて出力する同期手段と、前記基準クロック信号に
相当する基準クロック相当信号を生成し出力する基準ク
ロック相当信号出力手段と、前記マージン領域の位置を
検出し、このマージン領域の再生時には前記同期手段へ
の入力信号として前記基準クロック相当信号出力手段か
ら出力される基準クロック相当信号を選択し、前記アド
レス領域および前記記録領域の再生時には前記再生手段
で再生されたデータの再生信号を選択する入力信号選択
手段とを備えている。
【0010】この発明は、データが記録されたデータ記
録領域とデータが記録されていないデータ無記録領域と
からなる光ディスクを再生する光ディスク装置におい
て、光ディスクに記録されているデータを再生する再生
手段と、光ディスクに記録されているデータを再生する
ときの基準となる基準クロック信号を生成し、この基準
クロック信号を所定の入力信号に同期させて出力する同
期手段と、前記データ無記録領域の再生時には前記同期
手段への入力信号として所定の信号を選択し、前記デー
タ記録領域の再生時には前記同期手段への入力信号とし
て前記再生手段で再生されたデータの再生信号を選択す
る入力信号選択手段とを備えている。
【0011】この発明は、光ディスク上の位置を示すア
ドレスデータが記録されるアドレス領域と、記録用のデ
ータが記録される記録領域と、マージン領域とからなる
光ディスクに記録されているデータを再生する光ディス
ク装置において、光ディスクに記録されているデータを
再生する再生手段と、光ディスクに記録されているデー
タを再生するときの基準となる基準クロック信号を生成
し、この基準クロック信号を所定の入力信号に同期させ
て出力する同期手段と、前記基準クロック信号に相当す
る基準クロック相当信号を生成し出力する基準クロック
相当信号出力手段と、前記マージン領域の位置を検出
し、このマージン領域の再生時には前記同期手段への入
力信号として前記基準クロック相当信号出力手段から出
力される基準クロック相当信号を選択し、前記アドレス
領域および前記記録領域の再生時には前記再生手段で再
生されたデータの再生信号を選択する入力信号選択手段
とを備えている。
【0012】この発明は、データが記録される同心円状
あるいはスパイラル状のトラックを有し、所定のトラッ
ク長からなり、かつトラック上における位置を示すアド
レスデータが記録されるアドレス領域と、記録用の記録
データが記録される記録領域と、このアドレス領域の終
端とこの記録領域の先端との間に設けられた第1のマー
ジン領域と、この記録領域の終端と次のアドレス領域の
先端との間に設けられた第2のマージン領域とで構成さ
れるセクタ領域が連続するようにフォーマットの定義さ
れた光ディスクに記録されているデータを再生する光デ
ィスク装置において、光ディスクに対して光ビームを照
射する照射手段と、前記照射手段から照射された光ビー
ムの光ディスクからの反射光を受光し、この受光した反
射光を検出した検出信号を出力する検出信号出力手段
と、前記検出信号出力手段により出力された検出信号を
基にして、光ディスクに記録されているデータの再生信
号を出力する再生信号出力手段と、光ディスクに記録さ
れているデータを再生するときの基準となる基準クロッ
ク信号を生成し、この基準クロック信号と所定の入力信
号とを比較し、この基準クロック信号をこの所定の入力
信号に同期させて出力する同期手段と、前記基準クロッ
ク信号に相当するマスタークロック信号を生成し出力す
るマスタークロック信号出力手段と、前記再生信号出力
手段から出力される再生信号に含まれる前記アドレスデ
ータを基に、前記第1および第2のマージン領域の位置
を検出し、これら第1および第2のマージン領域の再生
時には前記同期手段への入力信号として前記マスターク
ロック信号出力手段から出力されるマスタークロック信
号を選択し、前記アドレス領域および前記記録領域の再
生時には前記同期手段への入力信号として前記再生信号
出力手段から出力されるこのアドレス領域およびこの記
録領域のデータの再生信号を選択する入力信号選択手段
とを備えている。
【0013】上記手段を講じた結果、下記のような作用
が生じる。 (1)この発明の情報再生装置では、データ記録領域
(ヘッダ部、データ部)の再生時には同期手段(PLL
回路)への入力信号として再生手段(データ再生回路)
で再生された再生信号が選択され、データ無記録領域
(ギャップ部、バッファ部)の再生時には同期手段への
入力信号として所定の信号(マスタークロック信号)が
選択される。よって、仮に、データ無記録領域からノイ
ズ等が再生されても、このノイズの再生信号は同期手段
に供給されず、同期手段には代わりに所定の信号が供給
され、同期手段からはこの所定の信号に同期した基準ク
ロック信号が出力されることになる。即ち、データ無記
録領域からノイズ等が再生されても、同期手段を正常に
動作させることができる。
【0014】(2)この発明の光ディスク装置では、ア
ドレス領域(ヘッダ部)および記録領域(データ部)の
再生時には同期手段(PLL回路)への入力信号として
再生手段(データ再生回路)で再生された再生信号が選
択され、マージン領域(ギャップ部、バッファ部)の再
生時には同期手段への入力信号としてマスタークロック
信号が選択される。よって、仮に、マージン領域からノ
イズ等が再生されても、このノイズの再生信号は同期手
段に供給されず、同期手段には代わりにマスタークロッ
ク信号が供給され、同期手段からはこのマスタークロッ
ク信号に同期した基準クロック信号が出力されることに
なる。即ち、マージン領域からノイズ等が再生されて
も、同期手段を正常に動作させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明の一実
施の形態に係る情報再生装置、即ち光ディスク装置の構
成を概略的に示す図である。
【0016】この光ディスク装置は、情報記録媒体とし
ての光ディスク1に対し集束光を用いてデータの記録、
あるいは記録されているデータの再生を行うものであ
る。この光ディスク装置に関しては後に説明するものと
し、まず、光ディスク1について説明する。
【0017】光ディスク1は、例えばガラスあるいはプ
ラスチックス等で円形に形成された基板の表面にテルル
あるいはビスマス等の金属被膜層がドーナツ型にコーテ
ィングされて構成される。
【0018】図2の光ディスクのファーマット例に示す
ように、この光ディスク1は半径方向に複数のトラック
からなる複数のゾーン、例えば19個のゾーン1a、
…、1sに分割されている。各ゾーン1a、…、1sに
対するクロック信号の周波数値は、内周から外周に向か
うのに従って高くなっている。
【0019】また、この各ゾーン1a、…、1sには、
所定のトラック長から成るセクタ100が定義されてい
る。このセクタ100の各トラックにおける数は、内径
に近づくほど少なくなる。このセクタ100には、ヘッ
ダ部(アドレス領域)102とデータ部(記録領域)1
04とが定義されている。ヘッダ部102にはトラック
上における位置を示すアドレスデータが記録されてお
り、データ部104には記録用のデータ、いわゆるユー
ザデータなどが記録される。なお、図2ではトラックが
同心円状の場合を想定してフォーマットの概略を示して
いるが、トラックはスパイラル状でもかまわない。
【0020】さらに、図3の各セクタのフォーマット例
に示すように、ヘッダ部102の終端とデータ部104
の先端との間にはギャップ部(第1のマージン領域)1
03が設けられており、データ部104の終端とヘッダ
部102の先端との間にはバッファ部105(第2のマ
ージン領域)が設けられている。これらギャップ部10
3およびバッファ部105は、光ディスクに対するデー
タ記録時の書き出しタイミングのずれ、または光ディス
クの回転速度のムラによる誤差などを吸収するマージン
用の領域である。
【0021】ここで、ヘッダ部102、ギャップ部10
3、データ部104、およびバッファ部105について
説明する。図3では、1セクタが1360バイトで構成
されているものとする。この1セクタは、52バイトの
プリフォーマットエリアとしてのヘッダ部102、14
バイトのオフセットディテクションフラグ(ODF)エ
リアとしてのギャップ部103、1274バイトのデー
タ部104、および20バイトのバッファ部105で構
成されている。
【0022】ヘッダ部102は、光ディスクを製造する
際に所定のデータを記録するエリアである。このヘッダ
部102は、5バイトのセクタマークSM、12バイト
の同期コード部VFO1、8バイトずつの同期コード部
VFO2、1バイトずつのアドレスマークAM、5バイ
トずつのアドレス部ID1、ID2、およびID3、1
バイトのポストアンブルPAの各エリアによって構成さ
れている。
【0023】セクタマークSMのエリアには、セクタの
開始を示す特別なパターンが記録される。同期コード部
VFOの各エリアには、PLLロック用の連続データパ
ターン(同期コード)が記録される。アドレスマークA
Mのエリアには、アドレス開始を示す特別なパターンが
記録される。アドレス部IDの各エリアには、2バイト
のトラック番号と1バイトのセクタ番号と2バイトの誤
り訂正コード(CRC)が記録される。ポストアンブル
PAは、アドレス部IDの誤り訂正コードが2バイトで
収まらない時に用いる。
【0024】また、ギャップ部は、プッシュプル法を用
いるトラッキングエラー検出におけるオフセット検出用
のマークとしての1バイトのオフセットディテクション
フラグODF、3バイトのギャップGAP、書込みが行
われたことを示す5バイトのフラグFLAG、3バイト
のギャップGAP、2バイトのオートレーザパワーコン
トロールALPCの各エリアによって構成されている。
ギャップGAPは、無記録のエリアである。
【0025】データ部は、12バイトの同期コード部V
FO3、3バイトのデータマークSYNC、1259バ
イトのデータ記録部の各エリアによって構成されてい
る。VFO3のエリアには、PLLロック用の同期コー
ドが記録される。データマークSYNCのエリアには、
データ部の開始を示す特別なパターンが記録される。デ
ータ部はユーザのデータが記録されるほか、ECC(er
ror correction code )、誤り訂正コード(CRC)、
同期用の特殊コード等のデータが記録される。
【0026】再び図1に戻って、光ディスク装置につい
て説明する。光ディスク1は、モータ3によって例えば
一定の速度で回転される。このモータ3は、モータ制御
回路4によって制御されている。光ディスク1に対する
情報の記録および再生は、光学ヘッド5によって行われ
るようになっている。この光学ヘッド5は、リニアモー
タ6の可動部を構成する駆動コイル7に固定されてお
り、この駆動コイル7はリニアモータ制御回路8に接続
されている。
【0027】このリニアモータ制御回路8には、速度検
出器9が接続されており、光学ヘッド5の速度信号をリ
ニアモータ制御回路8に送るようになっている。また、
リニアモータ6の固定部には、図示しない永久磁石が設
けられており、駆動コイル7がリニアモータ制御回路8
によって励磁されることにより、光学ヘッド5は、光デ
ィスク1の半径方向に移動されるようになっている。
【0028】光学ヘッド5には、対物レンズ10が図示
しないワイヤあるいは板ばねによって支持されており、
この対物レンズ10は、駆動コイル11によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル12によってトラッキング方向(レンズの光軸と直
交する方向)に移動可能とされている。
【0029】また、レーザ制御回路13によって半導体
レーザ発振器9が駆動され、レーザ光を発生する。レー
ザ制御回路13は、変調回路14およびレーザ駆動回路
15からなり、PLL部16のPLL回路16aからの
記録用のクロック信号に同期して動作するようになって
いる。
【0030】変調回路14は、後述するエラー訂正回路
32から供給される記録データを記録に適した信号、例
えば2−7変調データに変調する。レーザ駆動回路15
は、変調回路14により変調された2−7変調データに
より光学ヘッド5内の半導体レーザ発振器19を駆動す
る。
【0031】PLL部16のPLL回路16aは、デー
タ再生の基準となる基準クロック信号を生成し、この基
準クロック信号を所定の入力信号に同期させて出力する
ものである。基準クロック信号は、図示しない電圧制御
発生器VCO(Voltage Controlled Osillater)によっ
て生成される。なお、このPLL部16に関しては後に
この発明のポイントとともに説明する。
【0032】レーザ駆動回路15によって駆動される半
導体レーザ発振器(あるいはアルゴンネオンレーザ発振
器)19より発生されたレーザ光は、コリメータレンズ
20、ハーフプリズム21、対物レンズ10を介して光
ディスク1上に照射され、この光ディスク1からの反射
光は、対物レンズ10、ハーフプリズム21、集光レン
ズ22、およびシリンドリカルレンズ23を介して光検
出器24に導かれる。
【0033】光検出器24は、4分割の光検出セル24
a、24b、24c、24dによって構成されている。
光検出器24の光検出セル24aの出力信号は、増幅器
25aを介して加算器26a、26dの一端に供給され
る。光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介
して加算器26b、26cの一端に供給される。光検出
セル24cの出力信号は、増幅器24cを介して加算器
26a、26cの他端に供給される。光検出セル24d
の出力信号は、増幅器25dを介して加算器26b、2
6dの他端に供給される。
【0034】加算器26aの出力信号は差動増幅器OP
2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の非
反転入力端には加算器26bの出力信号が供給される。
これにより、差動増幅器OP2は、加算器26a、26
bの差に応じてフォーカス点に関する信号をフォーカシ
ング制御回路27に供給するようになっている。このフ
ォーカシング制御回路27の出力信号は、駆動コイル1
1に供給され、レーザ光が光ディスク1上で常時ジャス
トフォーカスとなるように制御される。
【0035】加算器26cの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の非
反転入力端には加算器26cの出力信号が供給される。
これにより、差動増幅器OP1は、加算器26d、26
cの差に応じてトラック差信号をトラッキング制御回路
28に供給するようになっている。トラッキング制御回
路28は、差動増幅器OP1から供給されるトラック差
信号に応じてトラック駆動信号を作成するものである。
トラッキング制御回路28から出力されるトラック駆動
信号は、トラッキング方向の駆動コイル12に供給され
る。また、トラッキング制御回路28で用いられたトラ
ック差信号はリニアモータ制御回路8に供給されるよう
になっている。
【0036】上記のように、フォーカシング、トラッキ
ングを行った状態での光検出器24の各光検出セル24
a〜24dの出力の和信号、つまり加算器26eからの
出力信号は、トラック上に形成されたピット(記録デー
タ)からの反射率の変化が反映されている。この信号
は、データ再生回路18に供給され、PLL回路16a
からの再生用のクロック信号に基づいて、光ディスクに
記録されているデータが再生される。
【0037】また、データ再生回路18は、加算器26
eで加算された信号とPLL回路16aからの再生用の
クロック信号に基づいてプリフォーマット内のセクタマ
ークSMを検出し、このセクタマークSMの検出後にP
LL回路16aから供給される二値化信号を再生用のク
ロック信号に基づいてアドレス情報としてのトラック番
号とセクタ番号を再生する。
【0038】このデータ再生回路18で再生された再生
データはバス29を介してエラー訂正回路32に出力さ
れる。エラー訂正回路32は、再生データ内のエラー訂
正コード(ECC)によりエラーを訂正したり、あるい
はインターフェース回路35から供給される記録データ
にエラー訂正コードを付与してメモリ2に出力する。
【0039】このエラー訂正回路32でエラー訂正され
た再生データはバス29およびインターフェース回路3
5を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に
出力される。光ディスク制御装置36からは記録データ
がインターフェース回路35およびバス29を介してエ
ラー訂正回路32に供給される。
【0040】また、上記トラッキング制御回路28で対
物レンズ10が移動されている際、リニアモータ制御回
路8は、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心位置近
傍に位置するようにリニアモータ6つまり光学ヘッド5
を移動するようになっている。
【0041】この光ディスク装置には、それぞれフォー
カシング制御回路27、トラッキング制御回路28、リ
ニアモータ制御回路8と光ディスク装置の全体を制御す
るCPU30との間で情報の授受を行うために用いられ
るD/A変換器31が設けられている。
【0042】上記したモータ制御回路4、リニアモータ
制御回路8、レーザ制御回路15、データ再生回路1
8、フォーカシング制御回路27、トラッキング制御回
路28、エラー訂正回路32等は、バス29を介してC
PU30によって制御されるようになっており、このC
PU30はメモリ2に記録されたプログラムによって所
定の動作を行うようになされている。
【0043】次に、PLL部16の詳細を説明するとと
もに、この発明のポイントについて説明する。通常、デ
ータ再生時において、PLL回路16aには常にデータ
再生回路18から出力される二値化されたデータ再生信
号が入力される。つまり、図3に示したヘッダ部および
データ部の再生時に限らず、ギャップ部およびバッファ
部の再生時にもデータ再生回路18から出力されるデー
タ再生信号が入力される。つまり、ギャップ部またはバ
ッファ部において発生する可能性のあるランダムノイズ
または欠陥などもデータ再生回路18で二値化されPL
L回路16aに入力されてしまうことになる。その結
果、PLL回路16aはノイズまたは欠陥の二値化信号
に同期してしまい、正常な基準クロック信号が出力でき
ず、ある一定の期間においてヘッダ部およびデータ部の
データが正常に読み取れなくなることがある。
【0044】そこで、この発明では、ギャップ部および
バッファ部の再生時には、データ再生回路18から出力
されるデータ再生信号をPLL回路16aに供給せず、
マスタークロック回路17から出力されるマスタークロ
ック信号をPLL回路16aに供給するようにした。こ
のマスタークロック信号は、PLL回路16aで生成さ
れる基準クロック信号とほぼ同一の周波数の信号であ
る。
【0045】このようにすると、仮にギャップ部または
バッファ部にノイズまたは欠陥などがあり、これらノイ
ズまたは欠陥がデータ再生回路18で二値化されても、
最終的にPLL回路16aには供給されないため、PL
L回路16aの動作には影響を及ぼさない。また、ギャ
ップ部およびバッファ部のデータ再生時には、PLL回
路16aには、マスタークロック信号が供給されるた
め、基準クロック信号はこのマスタークロック信号に同
期して出力される。よって、PLL回路16aの動作は
正常に保たれ、次のヘッダ部およびデータ部のデータを
正常に読み取ることができる。
【0046】上記説明したようにヘッダ部およびデータ
部の再生時と、ギャップ部およびバッファ部のデータ再
生時とで、PLL回路16aへの入力信号を切り替える
ための、入力信号選択手段について図4を参照して説明
する。
【0047】図4において、マスタークロック発生回路
17から出力されるマスタークロック信号は、AND回
路16bに入力される。さらに、このAND回路16b
にはコントローラ30aから出力されるPLLイネーブ
ル信号がNOT回路16cを介して入力される。一方、
データ再生回路18から出力される二値化された再生信
号は、AND回路16dに入力される。さらに、このA
ND回路16dにはコントローラ30aから出力される
PLLイネーブル信号が入力される。そして、AND回
路16bおよび16dの出力は、OR回路16eに入力
される。このOR回路16eの出力は、PLL回路16
aに入力される。
【0048】このような構成により、コントローラ30
aから出力されるPLLイネーブル信号に応じて、PL
L回路16aへの入力信号が選択的に切り替えられる。
図5に示すように、ヘッダ部およびデータ部の再生時に
は、HIGHレベルのPLLイネーブル信号が出力され
ることにより、データ再生回路18から出力される再生
信号が選択される。一方、ギャップ部およびバッファ部
の再生時には、LOWレベルのPLLイネーブル信号が
出力されることにより、マスタークロック発生回路17
から出力されるマスタークロック信号が選択される。
【0049】なお、コントローラ30aは、図1のCP
U部30に設けられており、データ再生回路18から出
力される再生データに含まれるヘッダ部のアドレスデー
タを基にして、ギャップ部およびバッファ部の位置を検
出し、所定のタイミングでPLLイネーブル信号を切り
替えて出力する。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、光ディスクのセクタ
ーフォーマットにおけるギャップ部およびバッファ部の
データ再生時において、PLL回路の入力をマスターク
ロック信号に切り替えることにより、PLL回路の誤動
作を防ぎ、データの読み取りエラーを低減できる光ディ
スク装置(情報再生装置)が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る情報再生装置、
即ち光ディスク装置の構成を概略的に示す図。
【図2】光ディスクのフォーマットを例示する図。
【図3】セクタのフォーマットを例示する図。
【図4】PLL回路への入力信号を選択する入力信号選
択手段の構成を示す図。
【図5】ヘッダ部、ギャップ部、データ部、およびバッ
ファ部におけるPLLイネーブル信号の状態を示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…メモリ 13…レーザ制御回路(再生手段) 14…変調回路 15…レーザ駆動回路 16…PLL部(入力信号選択手段) 16a…PLL回路(同期手段) 17…マスタークロック発生回路(基準クロック相当信
号出力手段) 18…データ再生回路(再生手段、再生信号出力手段) 19…レーザ発信器(再生手段、照射手段) 24…光検出器(再生手段、検出信号出力手段) 30…CPU 30a…コントローラ(入力信号選択手段) 31…D/A変換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データが記録されたデータ記録領域とデー
    タが記録されていないデータ無記録領域とからなる情報
    記録媒体を再生する情報再生装置において、 情報記録媒体に記録されているデータを再生する再生手
    段と、 情報記録媒体に記録されているデータを再生するときの
    基準となる基準クロック信号を生成し、この基準クロッ
    ク信号を所定の入力信号に同期させて出力する同期手段
    と、 前記データ無記録領域の再生時には前記同期手段への入
    力信号として所定の信号を選択し、前記データ記録領域
    の再生時には前記同期手段への入力信号として前記再生
    手段で再生されたデータの再生信号を選択する入力信号
    選択手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】情報記録媒体上の位置を示すアドレスデー
    タが記録されるアドレス領域と、記録用のデータが記録
    される記録領域と、マージン領域とからなる情報記録媒
    体に記録されているデータを再生する情報再生装置にお
    いて、 情報記録媒体に記録されているデータを再生する再生手
    段と、 情報記録媒体に記録されているデータを再生するときの
    基準となる基準クロック信号を生成し、この基準クロッ
    ク信号を所定の入力信号に同期させて出力する同期手段
    と、 前記基準クロック信号に相当する基準クロック相当信号
    を生成し出力する基準クロック相当信号出力手段と、 前記マージン領域の位置を検出し、このマージン領域の
    再生時には前記同期手段への入力信号として前記基準ク
    ロック相当信号出力手段から出力される基準クロック相
    当信号を選択し、前記アドレス領域および前記記録領域
    の再生時には前記再生手段で再生されたデータの再生信
    号を選択する入力信号選択手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  3. 【請求項3】データが記録されたデータ記録領域とデー
    タが記録されていないデータ無記録領域とからなる光デ
    ィスクを再生する光ディスク装置において、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 光ディスクに記録されているデータを再生するときの基
    準となる基準クロック信号を生成し、この基準クロック
    信号を所定の入力信号に同期させて出力する同期手段
    と、 前記データ無記録領域の再生時には前記同期手段への入
    力信号として所定の信号を選択し、前記データ記録領域
    の再生時には前記同期手段への入力信号として前記再生
    手段で再生されたデータの再生信号を選択する入力信号
    選択手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】光ディスク上の位置を示すアドレスデータ
    が記録されるアドレス領域と、記録用のデータが記録さ
    れる記録領域と、マージン領域とからなる光ディスクに
    記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
    て、 光ディスクに記録されているデータを再生する再生手段
    と、 光ディスクに記録されているデータを再生するときの基
    準となる基準クロック信号を生成し、この基準クロック
    信号を所定の入力信号に同期させて出力する同期手段
    と、 前記基準クロック信号に相当する基準クロック相当信号
    を生成し出力する基準クロック相当信号出力手段と、 前記マージン領域の位置を検出し、このマージン領域の
    再生時には前記同期手段への入力信号として前記基準ク
    ロック相当信号出力手段から出力される基準クロック相
    当信号を選択し、前記アドレス領域および前記記録領域
    の再生時には前記再生手段で再生されたデータの再生信
    号を選択する入力信号選択手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】データが記録される同心円状あるいはスパ
    イラル状のトラックを有し、所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示すアドレスデータ
    が記録されるアドレス領域と、記録用の記録データが記
    録される記録領域と、このアドレス領域の終端とこの記
    録領域の先端との間に設けられた第1のマージン領域
    と、この記録領域の終端と次のアドレス領域の先端との
    間に設けられた第2のマージン領域とで構成されるセク
    タ領域が連続するようにフォーマットの定義された光デ
    ィスクに記録されているデータを再生する光ディスク装
    置において、 光ディスクに対して光ビームを照射する照射手段と、 前記照射手段から照射された光ビームの光ディスクから
    の反射光を受光し、この受光した反射光を検出した検出
    信号を出力する検出信号出力手段と、 前記検出信号出力手段により出力された検出信号を基に
    して、光ディスクに記録されているデータの再生信号を
    出力する再生信号出力手段と、 光ディスクに記録されているデータを再生するときの基
    準となる基準クロック信号を生成し、この基準クロック
    信号の位相と所定の入力信号の位相とを比較し、この基
    準クロック信号をこの所定の入力信号に同期させて出力
    する同期手段と、 前記基準クロック信号に相当するマスタークロック信号
    を生成し出力するマスタークロック信号出力手段と、 前記再生信号出力手段から出力される再生信号に含まれ
    る前記アドレスデータを基に、前記第1および第2のマ
    ージン領域の位置を検出し、これら第1および第2のマ
    ージン領域の再生時には前記同期手段への入力信号とし
    て前記マスタークロック信号出力手段から出力されるマ
    スタークロック信号を選択し、前記アドレス領域および
    前記記録領域の再生時には前記同期手段への入力信号と
    して前記再生信号出力手段から出力されるこのアドレス
    領域およびこの記録領域のデータの再生信号を選択する
    入力信号選択手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
JP22253596A 1996-08-23 1996-08-23 情報再生装置 Pending JPH1064200A (ja)

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