JPH1064460A - X線管 - Google Patents

X線管

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JPH1064460A
JPH1064460A JP9176714A JP17671497A JPH1064460A JP H1064460 A JPH1064460 A JP H1064460A JP 9176714 A JP9176714 A JP 9176714A JP 17671497 A JP17671497 A JP 17671497A JP H1064460 A JPH1064460 A JP H1064460A
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JP
Japan
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ray tube
exit window
beam exit
vacuum casing
potential
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JP9176714A
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English (en)
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Markus Dipl Phys Dr Schild
シルト マルクス
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Siemens Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/16Vessels; Containers; Shields associated therewith
    • H01J35/18Windows

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  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カソード5およびアノード10を収容す
る、導電性のビーム出射ウィンドウ23を備えたX線管
において、ビーム出射ウィンドウの、後方散乱電子によ
る損傷が低減されるようにする。 【解決手段】 真空ケーシングはX線管の作動中負の電
位に接続され、負の電位に関連して正の電位に抵抗2
0,26を介して電気的に接続されており、抵抗は、ビ
ーム出射ウィンドウと正の電位との間の電位差が数キロ
ボルトのオーダにあるように選定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カソードおよびア
ノードを収容している真空ケーシングを有しており、該
真空ケーシングが導電性のビーム出射ウィンドウを備え
ているX線管に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のX線管は米国特許第35000
97号明細書から公知である。
【0003】このX線管では、ビーム出射ウィンドウに
後方散乱される電子流が著しく大きい場合にビーム出射
ウィンドウが破壊されるおそれがある。確かに電力が低
い場合には、アース電位に接続されていて、真空ケーシ
ングに対して電気的に絶縁されていない導電性のビーム
出射ウィンドウが後方散乱された電子を放出することが
できる。しかし、電子の制動の際に生じる出力密度によ
って限界が生じる。即ち、損失熱を同様にビーム出射ウ
ィンドウから放出しなければならずかつビーム出射ウィ
ンドウの溶融を招くおそれがある。
【0004】米国特許第2663812号明細書から、
電気的に絶縁性の材料から成る、X線管のビーム出射ウ
ィンドウが真空側において、電気抵抗が1000Ω以上
ではない導電性の膜を備えるようにすることが公知であ
る。この場合も電力が低い場合には、後方散乱された電
子をこの導電性の膜を介して真空ケーシングに放出する
ことができる。しかしこの場合も、電子の制動の際に生
じる出力密度によって限界が生じる。即ち、相応の損失
熱を同様にビーム出射ウィンドウから放出しなければな
らずかつビーム出射ウィンドウがひび割れ等の損傷を受
けるおそれがある。
【0005】電力が比較的高い場合には、磁石による偏
向によって、後方散乱される電子の衝突場所はビーム出
射ウィンドウから真空ケーシングの別の部分に移動する
可能性がある。しかしこのために、磁石は真空ケーシン
グの内部に取り付けられなければならず、それ自体で既
に、1次電子が影響を受けるおそれのために不都合なこ
とになる。というのは、磁石は皿形アノード支持体に密
に取り付けられなければならないからである。
【0006】更に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3
107949号公報から公知である、アノード材料とカ
ソード材料との間の電位にある、銅から成る遮蔽板を設
ける方法がある。この場合遮蔽板は、カソード電位に対
して正である電位にある真空ケーシングに対して電気的
に絶縁されていて、後方散乱された電子をビーム出射ウ
ィンドウから遠ざけるようにしている。
【0007】更に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4
209377号公報から、カソードおよびアノードを収
容する真空ケーシングを有し、該真空ケーシングがアー
ス電位に接続されているビーム出射ウィンドウを備えて
いるX線管が公知である。
【0008】そもそも、X線出力を高めおよび/または
アノード負荷を低減するために、例えば米国特許第51
28977号明細書に記載されているように、電子ビー
ムが扁平に(例えばアノード表面と電子ビームとの間の
角度が10°)アノードに射出されるX線管は特別問題
がある。というのは、アノードから後方散乱される電子
の成分は非常に高く(80%)かつ更に発生されたX線
および後方散乱された電子は同じ空間角度エレメントに
おいて放出されるからである。従って、ビーム出射ウィ
ンドウの熱的負荷は特別高く、その結果アノードによっ
て後方散乱された電子は別個の捕捉電極によって捕捉さ
れなければならない。ビーム出射ウィンドウの負荷を低
減するための別の手法によれば、ビーム出射ウィンドウ
が後方散乱された電子の主伝播方向に対してずらされ
る。しかしX線に対して別の空間角度エレメントを利用
するこの手法は、比較的大きな領域がX線ビームによっ
て不均質に照射されるという結果をもたらす。
【0009】
【発明の課題】本発明の課題は、冒頭に述べた形式のX
線管を、後方散乱された電子の衝突によるビーム出射ウ
ィンドウの損傷の危険が少なくとも低減されるように構
成することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、 a)カソードおよびアノードを収容する真空ケーシング
を有し、 b)該真空ケーシングは導電性のビーム出射ウィンドウ
を備え、 c)前記真空ケーシングはX線管の作動中負の電位に接
続されておりかつ該負の電位に関連して正の電位に抵抗
を介して電気的に接続されており、前記抵抗は、X線管
の作動中、前記ビーム出射ウィンドウと正の電位との間
の電位差が数キロボルト、例えば3ないし20Kilo
voltのオーダにあるように選定されていることによ
って解決される。
【0011】ビーム出射ウィンドウは負の電位にあるの
で、それは到来する後方散乱された電子に対して反発作
用をしかつエネルギー選択的に散乱する。これにより、
電子はビーム出射ウィンドウの周りに散乱しかつビーム
出射ウィンドウに衝突せず、真空ケーシングの壁に衝突
する。従ってビーム出射ウィンドウは熱的に負荷軽減さ
れるので、ビーム出射ウィンドウの、後方散乱された電
子による損傷の危険は、排除されないまでも、低減され
る。真空ケーシングに危険が及ぶことはない。というの
は、このケーシングはビーム出射ウィンドウより熱的お
よび機械的に著しく強いからである。
【0012】有利には、ビーム出射ウィンドウの電位に
対して正である電位はアース電位に等しい。というの
は、ビーム出射ウィンドウの電位に対して正である電位
を用意するために特別な手段が必要でないからである。
真空ケーシングは大抵アース電位にあるので、本発明の
変形例によれば、ビーム出射ウィンドウは抵抗を介して
真空ケーシングに接続されているようになっている。こ
の場合必要な、ビーム出射ウィンドウと真空ケーシング
との抵抗を介する接続を簡単な手法で保証するために、
本発明の変形例によれば、ビーム出射ウィンドウは真空
ケーシングに、有利にはその外側において、抵抗材料の
被膜を備えている絶縁材体を介して接続されている。
【0013】本発明の変形例によれば、真空ケーシング
はビーム出射ウィンドウを取り囲む領域において冷却装
置を備えている。これにより、大きな出力のX線管の場
合ですら、電子が衝突する、真空ケーシングの領域の熱
的負荷が大して高くならないことが保証されている。
【0014】本発明の別の変形例によれば、真空ケーシ
ングはビーム出射ウィンドウを取り囲む領域において、
小さな原子番号(原子番号Z<40)の被膜を備えてい
る。これにより、散乱された電子が衝突する、真空ケー
シングの領域から出るフォーカスを外れたX線ビームが
無視できる程度に僅かであることが保証されている。
【0015】本発明の利点は、カソードから出る電子ビ
ームが、アノードの表面と電子ビームとの間に存在する
角度が鋭角であるような角度においてアノードに衝突す
るようにするとき、特別効果を発揮する。
【0016】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0017】図1には、1でX線管の真空ケーシングが
示されている。ケーシングは説明する実施例の場合、公
知のように金属およびセラミックまたはガラスを使用し
て製造されている。しかし別の材料も可能である。真空
ケーシング1内に、管形状のケーシング突起2において
カソード装置3が取り付けられている。カソード装置は
回転対称なウェーネルト電極4内に収容されている電子
エミッタを有している。電子エミッタは説明する実施例
の場合、円板形状のグローカソード5の形の扁平エミッ
タとして実現されておりかつセラミック板6を用いてウ
ェーネルト電極4に取り付けられている。グローカソー
ド5に相対向して全体が7で示されている回転式アノー
ドが設けられている。アノードは軸8を介してロータ9
に接続されている皿形のアノード支持体10を有してい
る。ロータ9は図1には図示されていない方法で真空ケ
ーシング1に連結されている軸11に回転可能に支承さ
れている。ロータ9の領域において、真空ケーシング1
の外壁にステータ12が装着されている。ステータは、
回転アノードの駆動のために用いられる電気モータを形
成するように協働する。
【0018】X線管の作動の際、ステータ12に線路1
3および14を介して交流電流が供給されるので、軸1
1を介してロータ9に連結されている皿形のアノード支
持体10が回転する。
【0019】グローカソード5の一方の接続端子とウェ
ーネルト電極4との間に、X線管の作動中図1に示され
ているようにウェーネルト電圧Uが加えられる。管電
圧Uは線路15および16を介して印加される。線路
15は軸11に接続されており、軸11は真空ケーシン
グ1に電気的に接続されている。線路16は、グローカ
ソード5の1つの接続端子に接続されている。グローカ
ソードの他方の接続端子は線路17に接続されている。
この線路と線路16との間に、グローカソード5の加熱
電圧Uが加えられ、その結果グローカソード5から円
形の横断面の電子ビームESが出る。図1には電子ビー
ムESの中心軸線しか図示されていないが、図2にはそ
の輪郭ないしその境界線が図示されている。
【0020】電子ビームESはアイソレータ21を中間
介挿して真空ケーシング1に取り付けられている集束電
極19を通って出る。集束電極とグローカソード5との
間に、図1に示されているように、集束電圧Uが加え
られる。それから電子ビームESは図1に示されている
ように、BFで示されている焦点スポットにおいて皿形
アノード支持板10に衝突する。焦点スポットからX線
が出る。中心ビームおよび縁ビームが図1および図2に
破線で示されている有効X線ビーム束がビーム出射ウィ
ンドウ23を通って出る。
【0021】更に電子ビームESの円形の横断面のため
に、焦点スポットBFにおいて任意の方向に対するX線
ビームのガウス曲線に類似した強度分布が生じる可能性
があるということに対する前提条件がある。
【0022】出射面の熱的負荷が許容限界値を上回るの
を回避するために、電子ビームESは出射面22に対し
て鋭角にないし出射面22の法線Nに対して角度α>4
5°を以て焦点スポットBFにおいて衝突するので、線
分形状の、正確に言えば楕円形の焦点スポットBFが生
じる(図2参照)。焦点スポットBFの幅Bは出射面2
2の直接近傍において電子ビームESの直径に相応す
る。電子ビームESの直径は、グローカソード5,ウェ
ーネルト電極4および集束電極19の幾何学形状が決め
られておりかつか熱電流および管電圧が決めされている
場合、ウェーネルト電圧Uおよび集束電圧Uに依存
している。
【0023】普通望まれる焦点スポット寸法を考慮し
て、角度αは、0.1ないし2.0mmの電子ビームE
Sの直径Dにおいて1および15mmの間にある焦点ス
ポットの長さLが生じるように選択されている。挙げら
れた直径領域は、皿形アノード支持板10の出射面22
の直接近傍における電子ビームの直径に対して当てはま
る。
【0024】ビーム出射ウィンドウ23の姿勢は、有効
X線ビーム束の中心ビームZSと出射面22の面法線N
との間の角度βが少なくとも実質的に角度αに等しいよ
うに選択されている。有効X線ビーム束の中心ビームZ
Sの方向に見て、高い結像品質にとって有利な円形状の
フォーカスが生じる。
【0025】ビーム出射ウィンドウ23は適当な導電材
料(例えばアルミニウム、チタンまたはベリリウム)か
ら形成されておりかつ例えばセラミックから形成された
管形状の絶縁材体20を介して真空ケーシング1に結合
されている。
【0026】ビーム出射ウィンドウ23は、X線管の作
動中、図3に略示されてるように、抵抗Rを介してビー
ム出射ウィンドウ23の電位に比べて正の電位、即ちア
ース電位に、従って真空ケーシング1と同じ電位に加え
られている。この電位および抵抗Rの抵抗値は、 X線
管の作動中、ビーム出射ウィンドウ23の負の電位と正
の電位との間の電位差が数キロボルト、例えば5ないし
25kilovoltのオーダにあるように選択されて
いる。これにより、ビーム出射ウィンドウ23上を移動
する後方散乱される電子が反発されかつエネルギー選択
的に散乱される。円形状のビーム出射ウィンドウ23の
場合、それはビーム出射ウィンドウ23を中心に回転対
称に散乱される。従って電子は出射ウィンドウ23に衝
突せず、ビーム出射ウィンドウ23を取り囲む、真空ケ
ーシング1の壁の領域に衝突する。
【0027】抵抗Rは、説明した実施例の場合、絶縁材
体20によって形成されている。絶縁材体はビーム出射
ウィンドウ23を真空ケーシング1に結合しかつ図4に
示されているように外側に抵抗材料の被膜26を備えて
いる。
【0028】ビーム出射ウィンドウ23を取り囲む、真
空ケーシング1の壁の領域は、説明している実施例の場
合、図示されていない方法で適当な冷却装置に接続され
ている管スパイラル25を用いて冷却されているので、
電子が負荷される、真空ケーシング1の領域の熱的過負
荷が排除されている。
【0029】更に、真空ケーシング1の壁の熱的過負荷
に関して、ビーム出射ウィンドウ23よりいずれにせよ
高く負荷可能である、真空ケーシング1の壁における電
子の散乱のために、従来のX線管のビーム出射ウィンド
ウに比して一段と低い出力密度が生じることが有利に作
用する。
【0030】関連の研究が示しているように(L. Reime
r, Scanning Electron Microscopy,Spronger-Verlag, B
erlin, Heidelberg, New York, Tokyo, 1985, page 13
8)、別の手段なしに、皿形アノード支持体10の出射
面22から電子は10°の角度αにおいて約30°の角
度範囲において反射される。この角度範囲は図1には一
点鎖線で示されている。この場合、焦点スポットBF
の、ビーム出射ウィンドウ23からの間隔が約3cmで
あるとすれば、相応の損失電力が約2cm2の大きさの
面積にわたって放出されるはずである。これに対して散
乱によって40°の平均偏向角度が生じると、このこと
は図1で破線で示されているように、約20cm2の面
が使用可能であり、しかもこの面は、次の領域、即ちビ
ーム出射ウィンドウ23より機械的および熱的に安定し
ておりかつ更に積極的に冷却することができる、真空ケ
ーシング1の壁にある。
【0031】即ち単位要素面当たり係数10だけ低い熱
負荷のため、更に所定の用途では積極的な冷却を省略す
ることができ、即ち損失電力を特別な手段なしに絶縁お
よび冷却媒体、例えば通例はX線管を収容する保護ケー
シング内に存在する絶縁オイルを介して放出することが
できる。
【0032】真空ケーシング1はビーム出射ウィンドウ
23を取り囲む領域において、小さな原子番号(例えば
炭素)の材料の被膜27を備えている。これにより、ビ
ーム出射ウィンドウ23によって散乱される電子が衝突
する、真空ケーシング1の領域から出るフォーカスの外
れたX線が無視できる程度に僅かであることが保証され
ている。
【0033】後方散乱される電子を偏向する平均偏向角
度は、ビーム出射ウィンドウ23の負の電位の大きさ、
ひいては抵抗Rないし20,26およびビーム出射ウィ
ンドウ23が抵抗Rないし20,26を介して接続され
ているところの電位に依存している。この電位は概し
て、説明している実施例の場合とは異なって、アース電
位とは異なっていてもよい。
【0034】ビーム出射ウィンドウは説明している実施
例の場合のように必ずしも、完全に導電性の材料から形
成されている必要はない。場合によっては、抵抗を介し
て正の電位に接続されている、ウィンドウの内側におい
て十分に僅かな抵抗(例えば<500Ω)の導電性の被
膜で十分である。
【0035】図1ないし図4のX線管の場合、アノード
および真空ケーシングが図1に示されているように、ア
ース電位に接続されておりかつカソードがアース電位に
対して負である電位URに接続されている所謂単極のX
線管であるが、本発明は、図5に略示されているよう
に、真空ケーシング1がアース電位に、カソード5がア
ースに対して負であるカソード電位Uに接続されてお
りかつアノードがアースに対して正であるアノード電位
に接続されている2極のX線管の場合にも使用する
ことができる。
【0036】ビーム出射ウィンドウは抵抗を介して真空
ケーシングに接続されている必要はない。むしろ、ビー
ム出射ウィンドウを真空ケーシングに対して電気的に絶
縁してかつ通例の電気抵抗を介してビーム出射ウィンド
ウの負の電位に関して正である電位に接続することも可
能である。
【0037】抵抗は必ずしも、被膜を備えた絶縁材体に
よって形成されている必要はない。むしろそれに代わっ
て、例えば、制限された導電性のセラミック、例えば炭
素がドーピングされている酸化アルミニウムから成る部
材が抵抗を形成しかつビーム出射ウィンドウを真空ケー
シングに接続することができる。
【0038】本発明は、説明した実施例の場合とは異な
って、円形の横断面の電子ビームが使用されないX線管
にも適している。その場合、グローカソード5の説明し
てきた構成に対して択一的に、グロー螺旋として構成さ
れている従来のグローカソードを使用することも可能で
ある。
【0039】これまで説明してきた実施例は、回転アノ
ードX線管である。しかし本発明は、固定アノードを備
えたX線管にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線管の縦断面略図である。
【図2】図1のX線管の焦点スポットを拡大して示す斜
視図である。
【図3】図1および図2のX線管の極めて概略的な基本
略図である。
【図4】図1ないし図3のX線管の部分拡大図である。
【図5】別の本発明のX線管の、図3に対応する基本略
図である。
【符号の説明】
1 真空ケーシング、 2 ケーシング突起、 3 カ
ソード装置、 4 ウェーネルト電極、 5 グローカ
ソード、 6 セラミック円板、 7 回転アノード、
8,11 軸、 12 ステータ、 13〜17 線
路、 19 集束電極、 20 絶縁材部分、 21
アイソレータ、 22 衝突面、 23ビーム出射ウィ
ンドウ、 25 管スパイラル、 26,27 被膜、
BF焦点スポット、 ES 電子ビーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)カソード(5)およびアノード(1
    0)を収容する真空ケーシング(1)を有し、 b)該真空ケーシングは導電性のビーム出射ウィンドウ
    (23)を備え、 c)前記真空ケーシングはX線管の作動中負の電位に接
    続されておりかつ該負の電位に関連して正の電位に抵抗
    (20,26)を介して電気的に接続されており、前記
    抵抗は、 X線管の作動中、前記ビーム出射ウィンドウ
    (23)と正の電位との間の電位差が数キロボルトのオ
    ーダにあるように選定されていることを特徴とするX線
    管。
  2. 【請求項2】 正の電位はアース電位に等しい請求項1
    記載のX線管。
  3. 【請求項3】 前記ビーム出射ウィンドウが抵抗(2
    0,26)を介して前記真空ケーシング(1)に接続さ
    れている請求項1魔羅は2記載のX線管。
  4. 【請求項4】 前記抵抗(20,26)が抵抗材料の被
    膜(26)を備えた絶縁材体(20)によって形成され
    ており、該絶縁材体が前記ビーム出射ウィンドウ(2
    3)を前記真空ケーシング(1)に接続する請求項2ま
    たは3記載のX線管。
  5. 【請求項5】 前記抵抗が、前記ビーム出射ウィンドウ
    (23)を前記真空ケーシング(1)に接続する、導電
    性のセラミックから成る部材によって形成されている請
    求項2または3記載のX線管。
  6. 【請求項6】 前記真空ケーシング(1)が前記ビーム
    出射ウィンドウ(23)を取り囲む領域に冷却装置(2
    5)を備えている請求項1から5までのいずれか1項記
    載のX線管。
  7. 【請求項7】 前記真空ケーシング(1)の内側が前記
    ビーム出射ウィンドウ(23)を取り囲む領域に、低い
    秩序度数(Ordnungdzahl)の材料の被膜(27)を備え
    ている請求項1から6までのいずれか1項記載のX線
    管。
  8. 【請求項8】 前記前記カソード(5)から電子ビーム
    (ES)が出、該電子ビームは、鋭角である角度(α)
    で前記アノード(10)に衝突する請求項1から7まで
    のいずれか1項記載のX線管。
JP9176714A 1996-07-04 1997-07-02 X線管 Withdrawn JPH1064460A (ja)

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