JPH1064567A - 燃料電池用水素供給システム及び携帯用電気機器 - Google Patents

燃料電池用水素供給システム及び携帯用電気機器

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JPH1064567A
JPH1064567A JP8281188A JP28118896A JPH1064567A JP H1064567 A JPH1064567 A JP H1064567A JP 8281188 A JP8281188 A JP 8281188A JP 28118896 A JP28118896 A JP 28118896A JP H1064567 A JPH1064567 A JP H1064567A
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JP
Japan
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hydrogen
fuel cell
supply system
storage alloy
cell according
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Application number
JP8281188A
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English (en)
Inventor
Koji Gamo
孝治 蒲生
Satoshi Kuranaka
聡 倉中
Yoshio Morita
芳雄 盛田
Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Mamoru Hamanishi
衛 浜西
Sadao Nagai
貞雄 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Shokan Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Suzuki Shokan Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30—Hydrogen technology
    • Y02E60/50—Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料電池用として水素吸蔵合金を充填したボ
ンベを用いる場合は、円筒形状であり、デッドスペース
が生じ、長時間使用、小型軽量化には不利である。 【解決手段】 燃料電池1と、その燃料電池1に水素ガ
スを供給するための直方体形状の水素吸蔵合金容器2
と、水素吸蔵合金容器2及び燃料電池1間の水素流通経
路に設けられた、水素吸蔵合金容器2と燃料電池1とを
脱着可能に接続する接続部3及び水素ガスの開閉を行う
ミニバルブ4及び水素ガスの圧力を調整する圧力調整器
5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にOA機器など
の携帯用電気機器の電源として利用可能な固体高分子型
の燃料電池を用いる小型の燃料電池用水素供給システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料電池は水素などの燃料と酸
素とを化学反応させて化学エネルギーを直接電気エネル
ギーに変換するため、高い発電効率を得ることができ、
又、機械的な駆動部が少ないため騒音が非常に小さく、
小型化も可能であるという性質がある。このような燃料
電池は、設置、運用が比較的簡単であるため分散型の電
力用電源から通信機器用電源等に用いられている。近
年、燃料電池と水素吸蔵合金とを組み合わせた燃料電池
システムがポータブル電源として使用されており、この
ような燃料電池システムは様々な構成が提案されている
(特開平6−76848号公報、特開平6−60894
号公報等)。
【0003】ここで、燃料にはメタノール等の液体燃料
や、天然ガス、水素などの気体燃料が主に利用される
が、近年特に小型電源用の燃料としては、取り扱いが比
較的簡単な水素吸蔵合金が充填されたボンベに貯蔵した
水素が用いられる。例えば、特開平6−150955号
公報に記載された構成では、燃料電池に水素を供給する
水素吸蔵合金を充填したボンベを、燃料電池を収容した
電源本体と独立可搬構造の筐体に収容し、この筐体に、
燃料電池から発生する排ガスがボンベ周辺を通過するよ
うに排ガス導入部を設けている。この構成により、筐体
が電源本体と独立可搬構造であるため、ボンベを収容す
るためのスペース上の制約を受けず筐体の大型化を図る
ことができる。更に、燃料電池からの排ガスによりボン
ベの温度や圧力を上昇させて水素の供給を円滑にでき
る。
【0004】また例えば、特開平4−181659号公
報に記載されているように、燃料電池システムの安全性
を高めるために、水素貯蔵手段としての水素吸蔵合金の
プラトー領域の上限における水素平衡圧力を、常圧で1
0atm以下のものを用いた燃料電池システムがある。
【0005】一方、ノートパソコン等の携帯用OA機器
は、小型軽量化、高性能化が著しく、その電源に用いる
二次電池も、より長時間使用、より小型軽量化の点か
ら、ニッケル・水素蓄電池やリチウムイオン二次電池な
どの高性能電池が搭載されるようになってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の二次電池では、これ以上の長時間使用、小型軽
量化には困難がある。そこで、燃料電池を携帯用OA機
器の電源に利用することが考えられる。ところが、燃料
として水素を用い、前述のような水素吸蔵合金を充填し
たボンベを用いる場合は、ボンベに高耐圧性が要求され
るため円筒形状などであり、デッドスペースが生じ、長
時間使用、小型軽量化には不利であるという課題があ
る。
【0007】本発明は、従来の燃料電池のこのような課
題を考慮し、長時間使用が可能になり、小型軽量化がで
きる燃料電池用水素供給システムを提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、固体高分子型
の燃料電池と、その燃料電池に供給する水素を吸蔵させ
るための水素吸蔵合金を収納する直方体形状の密閉可能
容器と、密閉可能容器及び燃料電池間の水素流通経路に
設けられ、密閉可能容器と燃料電池とを脱着可能に接続
する接続部と、水素流通経路に設けられ、水素ガスの開
閉を行う弁機構と、水素流通経路に設けられ、水素ガス
の流量を制御する水素流量制御機構、及び/又は水素ガ
スの圧力を制御する水素圧力制御機構とを備えた燃料電
池用水素供給システムである。
【0009】また本発明は、更に、密閉可能容器の、少
なくとも最も面積の広い対向する2つの面の間に、その
2つの面を支持するための少なくとも1つの支持部材を
有することにより、直方体形状である密閉可能容器の耐
圧性能を向上させている。
【0010】また本発明は、本発明のいずれかの燃料電
池用水素供給システムにより発電した電力を駆動電源に
用いた携帯用電気機器である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明にかかる一実施の形態の燃
料電池用水素供給システムを用いた携帯用電池パックの
構成図である。図1において、本実施の形態の燃料電池
用水素供給システムは、燃料の水素と酸化剤の酸素とを
化学反応させて電気エネルギーを生成する高分子電解質
型燃料電池本体1、燃料の水素を貯蔵する水素吸蔵合金
が収納された密閉可能容器としての水素吸蔵合金容器
2、その水素吸蔵合金容器2に取り付けられた接続部
3、その接続部3に接続された配管6a、その配管6a
に接続された水素圧力制御機構としての圧力調整器5、
その圧力調整器5に接続された弁機構4、及びその弁機
構4に接続された配管6bにより構成され、その配管6
bの他端が高分子電解質型燃料電池本体1に接続されて
いる。ここで、接続部3、配管6a、圧力調整器5、弁
機構4、及び配管6bが水素流通経路を構成している。
また、接続部3は後述するように、水素吸蔵合金容器2
を配管6a、すなわち燃料電池1から脱着可能な構造を
持ち、水素の再充填、あるいは水素吸蔵合金容器2の取
り替え等を簡単に行える構成としている。
【0013】尚、図示していないが、燃料電池1内の電
解質膜は乾燥すると化学反応を起こさなくなり発電でき
なくなるので、この電解質膜の乾燥を防止するために水
素流通経路の途中に、加湿装置を設けている。更に、燃
料電池1と水素吸蔵合金容器2との間で熱交換機能を持
たせるために、例えば1枚の銅板を燃料電池1及び水素
吸蔵合金容器2の両方の上面を覆うように接触させる。
このようにすれば、燃料電池1で発生した熱が水素吸蔵
合金容器2に伝わり、容器内の温度や圧力を上昇させる
ことになり、水素が燃料電池1に円滑に供給される。
【0014】このように構成された燃料電池用水素供給
システムを、外部の空気を吸入するための吸入口8及び
排気ガスを排気するための排出口9が設けられた筐体1
0に収納し、その筐体10内に燃料電池1の酸素極に酸
化剤としての空気を効率よく供給するためのファン7を
設けることにより小型のポータブル電池パックが構成さ
れる。この筐体10は、燃料電池1の熱が外部に悪影響
を与えないように、断熱性が高く、耐熱性に優れたプラ
スチックのような材質が好ましい。又、ファン7により
吸入口8から入った空気は、燃料電池1の近傍及び水素
吸蔵合金容器2の近傍を通って排出口9から出ていく
が、この筐体10内における空気の循環によって、燃料
電池1近傍を通って暖められた空気が、水素吸蔵合金容
器2近傍を通るときにそれを暖めるという熱交換に関し
て補助的な効果がある。
【0015】図2は、本実施の形態の水素吸蔵合金容器
2の縦断面及び横断面図である。この水素吸蔵合金容器
2は、中空の直方体形状の容器本体201と、その容器
本体201内部に設けられた支持部材としてのステー2
02と、接続部3を取り付けるための水素の出入口に固
着されたバルブ取付座203とから構成され、後に容器
本体201内部に水素吸蔵合金粉末が充填される。
【0016】次に、容器本体201の大きさの決め方に
ついて、その一例を説明する。使用する水素吸蔵合金を
AB2型ラーベス合金とし、水素吸蔵量を1.7mas
s%、40l/1容器、水素圧力を約0.3MPa a
t 25℃、常用圧力を<1.0MPa、水素発生量を
222cc/min、合金比重を6.5、合金充填率を
55%とすると、40lの水素吸蔵に必要な合金量は、
25℃での1モルの水素の体積を24.45lとする
と、水素のモル数=40÷24.45=1.636(モ
ル)となり、水素の重量=1.636×2=3.272
gとなる。
【0017】従って、合金の重量=3.272÷0.0
17=192.5g、すなわち約200gとなる。
【0018】従って、40lの水素吸蔵に必要な容器内
容積Xは、X=200÷(0.55×6.5)=56c
cである。この場合の容器の内寸法の一例としては、5
cm×7cm×1.6cmで56ccとなる。ここで、
AB2 型Ti(Zr)−Mn系合金水素吸蔵合金は、組
成(主にTi:Zr比)により連続的に水素平衡圧を変
えることができるので、使用する作動温度に合わせて1
0kg/cm2 g以下にすることができ、最適な水素吸
蔵合金を選定すれば、水素を円滑に供給しながら、燃料
電池システムの安全性を向上できる。
【0019】上記の説明では、水素吸蔵合金としてAB
2 型ラーベス合金を例に取り上げたが、6方晶AB5型
合金など、その他の水素吸蔵合金を用いてもよい。又、
AB2型ラーベス合金における水素平衡圧力と水素貯蔵
量との関係を図11に示し、6方晶AB5 型合金におけ
る水素平衡圧力と水素貯蔵量との関係を図12に示す。
図11及び図12は、ある温度における水素平衡圧力と
水素吸蔵量との関係を示すグラフであり、一般にPCT
線図と呼ばれるものである。また、水素吸蔵合金の水素
平衡圧は、35℃で1.1MPa以下が望ましい。その
理由は、高圧ガス取締法では、移動可能なガス圧力容器
の限界圧力が使用時(ガス放出時)に35℃で10kg
/cm2 gであること、および通常使用の温度範囲(す
なわち、0℃〜45℃)のうち、45℃では異常に高圧
となり、燃料電池でリークが発生し、燃料電池利用効率
が低下する。また電池筐体が破壊する恐れもある。従っ
て、35℃で1.1MPa以下で常用使用温度で大気圧
以上が適当である。
【0020】次に、容器本体201の材質としては、銅
系金属、鉄系合金、アルミニウム系金属、ステンレス鋼
等を用いることができ、耐久性の点からはステンレス鋼
がよく、コスト、強度面からは鉄系合金がよく、熱伝
導、溶接性の点からは銅系金属がよく、又、軽量化の点
からはアルミニウム系金属がよい。また、ステー202
は、容器を直方体形状としたことによる耐圧強度の不足
を補うためのもので、耐圧強度の最も弱い方向、すなわ
ち、直方体の辺の寸法の最も短い方向(面積の最も大き
な面同士)に取り付ける。この直方体形状によってボン
ベとしてのデッドスペースがほとんど無くなり、小型化
が可能となる。尚、図2の例では、ステー202を2本
としているが、容器本体201の耐圧強度が十分となる
任意の本数でよい。更に、容器の断面形状が正方形の四
角柱形状で耐圧強度が十分で有ればステーを特に用いる
必要がない。又、バルブ取付座203は、容器本体20
1の側面に形成した円形の孔にはめ込み溶接により固着
する。この溶接及び容器本体201の溶接には、例え
ば、ティグ(Tig)溶接、アルゴン溶接、ブレージン
グ溶接等を用いればよい。
【0021】図3は、容器本体201のバルブ取付座2
03に接続部としての虫バルブコネクタを取り付けたと
きの一部断面図である。この虫バルブコネクタは、容器
本体201側のバルブ本体301と減圧弁(圧力調整
器)303側のプッシュ金具302とで1組となる。虫
バルブコネクタの詳細を図4に示す。図4において、バ
ルブ本体301は、異なる内径を持つ筒型形状で接続口
側の内面にはネジ溝408が設けられており、バルブ本
体内部を摺動可能な虫403、その虫403を接続口側
に付勢するスプリング402、虫403がスプリング4
02により付勢されている状態のときに、穴405を遮
閉して水素吸蔵合金容器2からの水素放出を止める虫パ
ッキン406、及びプッシュ金具302を接続したとき
に水素の外部流出を防止するシートパッキン407など
から構成されている。また、プッシュ金具302は、孔
の接続側の端部401がテーパー状の筒型形状で外側に
ナット部410とネジ溝409が設けられている。
【0022】いま、水素吸蔵合金容器2を燃料電池側と
接続する場合、プッシュ金具302をバルブ本体301
に徐々にねじ込んでいくと、プッシュ金具302の先端
401が虫403の端部404に当る。更にねじ込むと
虫403は、スプリング402の付勢力に抗して押し込
まれ、虫パッキン406とバルブ本体301との間に隙
間が生じ、虫403に形成されている穴405から水素
ガスが流出し、同時にプッシュ金具302の先端401
はシートパッキン407に押し当り外部への流出を防止
する。逆に水素吸蔵合金容器2を燃料電池側から取り外
す場合は、プッシュ金具302のネジを緩めることによ
り、プッシュ金具302の先端401が虫403の端部
404から離れ、スプリング402の付勢力により虫4
03が元の位置まで戻されて虫パッキン406が虫40
3の穴405を遮閉する。このように、接続部には水素
吸蔵合金容器の接続、取り外しに応じて自動的に開閉す
る自動開閉機能が設けられている。
【0023】図5は、上記実施の形態において、接続部
として虫バルブコネクタの代わりにクイックコネクタを
用いた例を示す図であり、水素吸蔵合金容器2及び圧力
調整器5などの図は、いずれも上側の図が平面図を示
し、下側の図が側面図を示す。また、図6は、そのクイ
ックコネクタの詳細を示す図である。クイックコネクタ
の基本的構造は虫バルブコネクタ等のねじ込み式とほぼ
同様である。図6において、水素吸蔵合金容器2を燃料
電池側と接続する場合、プッシュ金具601をその先端
603がバルブ本体602内の虫604に軽く当るまで
移動させる(この場合、バルブ本体602側を移動させ
てももちろん良い)。そしてクランパー(図示省略)に
よってストッパー607の位置へ固定させる。このクラ
ンパーの操作によって、スプリング608の付勢力に抗
して虫604が押し込まれ、虫パッキン606とバルブ
本体602との間に隙間が生じ、虫604に形成されて
いる穴605から水素ガスが流出し、同時にプッシュ金
具601のOリング609がバルブ本体602内壁に押
し付けられて外部への流出を防止する。逆に水素吸蔵合
金容器2を燃料電池側から取り外す場合は、クランパー
を解除する方向に操作すると、スプリング608の付勢
力により虫604が元の位置まで戻され、虫パッキン6
06が穴605を塞いで水素ガスの流出が止まるので、
バルブ本体602とプッシュ金具601とをそのまま引
き離せばよい。
【0024】また上記以外に、接続部の接続方式として
は、ラチェット式、Oリング式、スプリング式、ボール
ベアリング式等がある。要するに、接続部において、水
素吸蔵合金容器2を取り外した際に水素出入口が自動的
に遮閉され、水素吸蔵合金容器2を取り付けた際に水素
出入口が自動的に開放される自動開閉機能を持つ構成で
あればよい。
【0025】図7は、本実施の形態における水素吸蔵合
金容器内部に設けられた水素導入用多孔体としての綿芯
を示す図であり、上側の図は一部断面を施した側面図を
示し、下側の図は一部断面を施した平面図を示す。図7
において、接続部はプッシュ継手705とバルブ704
との組合せで構成され、バルブ704の端部には合金粉
末流出防止機構としてのフィルタ703が設けられてい
る。更に、このフィルタ703から容器本体201内部
まで、水素の出入りがスムーズに行えるように水素導入
用多孔体としての綿芯701が設けられている。尚、上
述のフィルタ703の主要部は、孔径0.2〜2μm程
度の多孔質の焼結合金を用いており、この合金粉末流出
防止機構は、容器本体201内部に設ける構成としても
よい。
【0026】次に図8は、本実施の形態における圧力調
整器(例えば図3の303)の内部構造を示す断面図で
ある。この圧力調整器はピストン803の変位とスプリ
ング804の付勢力とのバランスによって、入口801
側の水素圧力の変化に対して出口802側の水素圧力を
入口801側より低い一定圧力に保持する。ここで、水
素圧力制御機構の水素流出側圧力は大気圧〜0.4MP
aであることが望ましい。この理由は、大気圧以上でな
いと、燃料としての水素を燃料電池に供給できない。一
方、0.4MPa以上では、燃料電池極に耐圧構造を必
要とし、重量的、価格的に不利であり、また燃料電池効
率も低下する。また、水素流量の変動も大きく、電気出
力変動が安定しにくい。従って、上記範囲が適当であ
る。
【0027】図13に、圧力調整器の別の一例として、
ピストン式2ステージ型圧力調整器を示す。図13にお
いて、水素ガスは入口1204から流入し、出口120
5へ流出するが、このとき圧力調整器は以下のように動
作する。ピストン1201のスプリング1203により
押さえられた弁シート1202に抗しガスが流入する
と、そのガスはピストン1201の内部を通り2次側寄
りの断面積の大きなピストン側へ入る。そうすると、ピ
ストン1201全体が弁シート1202を押さえ、1次
側ガスが流れ込まないように動く。大きなピストン側の
ガスが出口より出て圧力が下がると、再び1次側ガスが
弁シート1202を押して流れ込む。この動作がごく短
時間に繰り返されることにより2次側圧力が一定に調整
される。ピストン1201に設けられた各Oリング12
06はガス流出を防止する。ここで、1次圧力と2次圧
力の兼ね合いは、スプリング1203の強さ、ピストン
1201の断面積比で決まる。何段(ステージ数)にす
るかは、1次圧力と2次圧力との差や調整精度によって
決められ、ステージ数が多いほど2次圧の調整精度が向
上する。
【0028】次に、図9は、本実施の形態における弁機
構であるミニバルブ(例えば図1の4)の一例を示す図
である。このミニバルブでは、バルブ本体901外部に
あるハンドル902を操作することによりスピンドル9
06が回転して入口904及び出口905間の流路の開
閉が行われる。又、この流路の開閉状態は開閉指示板9
03により確認できる。
【0029】図14に、弁機構の別の一例としてストレ
ートバルブを示す。図14において、固定ステム130
3に対して、開閉ステム1304はレバー1305を右
図のように操作することにより回動する。この操作によ
り固定ステム1303の穴1306と開閉ステム130
4の穴1307とが通じたり閉じたりして、ガスが入口
1301から出口1302へ流出したり止まったりす
る。また、Oリング1308はガスの外部等への流出を
防止する。
【0030】次に、本実施の形態における水素吸蔵合金
容器の製造方法について説明する。図10に示すよう
に、容器本体に用いる金属板を所望の寸法に切断した
後、プレス加工を行って上下2つのコの字状の部材10
01,1002を形成し、ステー1005を設ける位置
に穴開け加工を施す。ここで、ステー1005は、一方
の端部が部材1001の厚さの寸法に相当する長さだけ
他の部分よりも径が細くなった円筒形状をしている。そ
して部材1001の穴1003は、ステー1005の細
い径の部分を挿入できる大きさとし、もう一方の部材1
002の穴1004は、ステー1005の太い径の部分
を挿入できる大きさとする。
【0031】次に、2つの部材1001,1002の端
部同士を接触させ、穴1004からステー1005を挿
入してその細い径の部分を穴1003に挿入する。その
後、部材1001,1002の接触部分1006及び穴
1003,1004とステー1005との接触部分10
06を、例えばTig溶接によって溶接する。このよう
にして両端部が開口した四角筒形状としたものを、更
に、それぞれの開口部に開口部に合わせて切断した金属
板を当てて、Tig溶接を行うことにより密閉容器が完
成する。尚、ここでは、水素ガスの出入口の取り付け方
については説明しなかったが、これは、例えば、図2に
示すように、バルブ取付座203用の取り付け穴を開け
ておき、バルブ取付座203を挿入してから部材とバル
ブ取付座203との接触部分をTig溶接により溶接す
ればよい。
【0032】本実施の形態において、燃料電池1からは
反応する際に熱が発生し、他方、水素吸蔵合金容器2は
水素ガスが流出する際に吸熱して冷却されるが、水素吸
蔵合金は温度が低下し過ぎると水素を放出しなくなる。
そこで、燃料電池1及び水素吸蔵合金2間の熱交換を行
うために、それら燃料電池1及び水素吸蔵合金容器2の
間に、その両方に接触するように熱伝導板、ヒートパイ
プ等を設けて、燃料電池1から発生する熱を水素吸蔵合
金容器2へ伝導させ、水素吸蔵合金容器2を加熱する構
成としてもよい。また、燃料電池1及び水素吸蔵合金容
器2を積み重ね、相互に熱交換可能に接触させた構成で
もよい。またこの場合、伝導によらず、直接接触、輻
射、あるいはファンなどによる送風によって加熱する構
成としてもよい。上記の熱伝導板としては前述した銅板
の他にアルミニウム板等でもよく、更に、水素吸蔵合金
容器2を交換するときに、容器を脱着し易いようにその
熱伝導板を上下に開閉できる構成にするとよい。また、
熱交換機能を実現するためにヒートパイプを用いる場
合、ヒートパイプは少ない温度勾配でも熱の輸送ができ
るので、水素吸蔵合金容器2が常温よりも高い温度で作
動する場合、特に燃料電池1とほとんど同じ温度で作動
するときに効果が上がる。
【0033】又、熱交換の方法としては、その他に、燃
料電池1及び水素吸蔵合金容器2の両者を通過する熱媒
体用の配管を接触配置し、その配管内に水、フッ素系不
活性液体(フロリナート)、シリコーンオイルなどの熱
媒体を充填してポンプなどにより循環させる構成などで
もよい。この場合に、熱媒体の循環速度は、水素吸蔵合
金容器2が常温より高い温度で作動する場合は速く行
い、逆に水素吸蔵合金容器2が常温より低い温度で作動
する場合は遅く行う。このように熱媒体の循環速度を作
動温度に応じて調節することにより、水素吸蔵合金容器
2の作動温度に適した熱交換が可能となる。
【0034】図15は、本発明にかかる別の実施の形態
の燃料電池用水素供給システムを用いた携帯用電池パッ
クの構成図である。図15において、本実施の形態の燃
料電池用水素供給システムは、燃料の水素と酸素とを化
学反応させて電気エネルギーを生成する高分子電解質型
燃料電池本体1、燃料の水素を貯蔵する水素吸蔵合金が
収納された密閉可能容器としての水素吸蔵合金容器2、
その水素吸蔵合金容器2に取り付けられた接続部3、そ
の接続部3に接続された配管6a、その配管6aに接続
された水素圧力制御機構としての圧力調整器5、その圧
力調整器5に接続された弁機構4、及びその弁機構4に
接続された配管6bにより構成され、その配管6bの他
端が高分子電解質型燃料電池本体1に接続されている。
本実施の形態が前述の図1の実施の形態と異なる点は、
燃料電池1及び水素吸蔵合金容器2を同一面上に配置す
る代わりに、上下に積み重ねて接触させて配置した点で
あり、基本的な構成は図1と同様である。この構成によ
り、上述したように、相互に熱交換が可能であり、この
上下に配置した構成の場合の方が、前述の実施の形態に
よる横に並べて配置した場合よりも熱交換の効率が良く
なる。
【0035】以上のように、本実施の形態の燃料電池用
水素供給システムによれば、動作温度、容器圧力の点か
ら安全であり、デッドスペースが少ないため小型コンパ
クトであり、長時間使用が可能となり(例えば、連続3
時間から5時間へ)、高エネルギー密度が達成でき、リ
ン酸型燃料電池に比較して負荷変動に対して対応が速く
なり、使用温度範囲も広く(0℃以下でも可能)、適用
できる電気機器の規模の大小なども問われない。
【0036】図16は、本発明にかかる別の実施の形態
の燃料電池用水素供給システムを用いた携帯用電池パッ
クの構成図である。図16において、直方体形状の水素
吸蔵合金収納容器2の対向した2つの面が、長軸(長
辺)方向に連続した(板状の)ステー202で支持され
た構造例である。上記例では内部が2室に分離された構
成を有している。連続ステー202は容器壁204と同
一材料を使った一体化構造でもよいし、別部材でも良
い。形成法としては、掘り下げ切削加工法や、金型を作
り鋳込む方法等がある。2つに分離した各部屋は容器壁
204とステー202との隙間、すなわち水素導通孔2
05によりつながっている。もちろん、2枚以上のステ
ー202で3つ以上の部屋が形成されていてもよい。そ
の場合もそれらの部屋はつながっている。
【0037】図17は、本発明にかかる別の実施の形態
の燃料電池用水素供給システムを用いた携帯用電池パッ
クの構成図である。図17において、本実施の形態は前
実施の形態の改良型であって、前記水素導通孔205に
水素のみを通過させるためのフィルタ206を配置した
例である。これによって、水素吸蔵合金粉末の室間での
流動を抑えることが出来る。なお、3つ以上の部屋を形
成した場合、フィルタ206は各ステー202毎に取り
付けても良いし、水素の出入口に面した部屋を形成する
ステー202だけに取り付けられていてもよい。
【0038】図18は、本発明にかかる別の実施の形態
の燃料電池用水素供給システムを用いた携帯用電池パッ
クの構成図である。図18に示す本実施の形態では、直
方体形状の水素吸蔵合金収納容器2の対向した2つの面
が、短軸(短辺)方向に連続した(板状の)ステー20
2で支持された構造例である。上記例では内部が3室に
分離された構成を有している。本実施の形態では、上記
隙間を設けず、その代わり、各ステー202には、それ
らの少なくとも一部に水素ガスの導通が可能な焼結合金
フィルタを使用している。なお、各部屋内に、銅、アル
ミニウムのような熱伝導性の優れた網を配設することに
よって、発生する熱を積極的に伝導させることも出来
る。
【0039】従って、本発明による燃料電池用水素供給
システムは、応用範囲が広いため、小型化、長時間使用
がますます要求される携帯用電気機器、特にノートパソ
コン、ノートワープロ等に代表される可搬型あるいは携
帯用OA機器の電源として最適である。又、燃料電池1
が発生する熱は、水素吸蔵合金が水素を放出する際の吸
熱反応により吸収されるため、外部に出る余分な排熱が
少なくなるので、各種の電気機器の内蔵電源として使用
する場合に、その電気機器への熱的な悪影響を防止でき
る。
【0040】次に、上述した燃料電池用水素供給システ
ムを内蔵したポータブル電池パックを電源に用いる本発
明の別の実施の形態の携帯用電気機器としてノートパソ
コンを一例に説明する。燃料電池をノートパソコンの電
源、特に内蔵電源のバッテリーパックとして利用する場
合、従来のニッケル・水素蓄電池などの二次電池と同様
に以下の点が要求される。 (a)排気ガスがクリーンであること。燃料として水素
を用いており、水素と酸素とを反応させて電気を発生す
るので、反応生成物は水のみであり、CO2,NOXなど
の有害ガスが発生しない。 (b)取り扱いが簡単であること。固体高分子型燃料電
池を用いているので、りん酸型燃料電池等のような高温
を必要とせず、常温で使用可能である。又、自動制御装
置を搭載し、起動ボタン(パソコンの電源ボタンと連動
させておけばよい)を押すだけで後は全自動動作する。
すなわち、取り扱い上は通常の二次電池と何等変わらな
い。 (c)騒音がないこと。燃料電池自体は化学反応により
発電しているので騒音はないが、燃料電池に酸素を送る
のにファンを用いるため騒音が発生する。しかし、ファ
ンに低騒音型のものを採用すれば実用上問題はない。 (d)安全であること。水素吸蔵合金に水素を貯蔵して
使用するので、使用圧力を低く抑えることができ、安全
性が高い。 (e)サイズがコンパクトであること。水素吸蔵合金容
器の形状を直方体形状としているので、従来の円筒形状
等のようにデッドスペースがほとんどなくスペースを有
効に利用できる。又、従来の二次電池に比べて使用時間
を長くできる。 (f)繰り返し使用が可能であること。水素吸蔵合金容
器は接続部で簡単に脱着できるので、水素を吸蔵させた
予備の水素吸蔵合金容器と取り替えるか、あるいは空の
水素吸蔵合金容器に水素を再充填して使用すればよい。 (g)電気特性が良好なこと。燃料電池自体は他の電池
と同様に、負荷変動による電圧変動、経時変化などが生
じるが、これはDC/DCコンバータ等を用いて電圧を
安定化すればよい。
【0041】以上のことから、従来のニッケル・水素蓄
電池などの二次電池を用いたバッテリーパックと同様の
大きさ、形状とした燃料電池用水素供給システムを内蔵
したポータブル電池パックを作製すれば、通常のノート
パソコンの内蔵電源として十分利用可能である。
【0042】なお、上記実施の形態では、圧力調整器に
よる水素圧力制御機構を水素流通経路に設ける構成とし
たが、これに代えて、例えばオリフィスの径サイズを調
節する方式等の水素流量制御機構を設ける構成としても
よい。あるいは又、水素圧力制御機構及び水素流量制御
機構の両方を設ける構成としてもよい。
【0043】また、上記実施の形態では、支持部材とし
てのステーは丸棒形状としたが、これに限らず、例えば
表面に凹凸、フィンなどの表面積を増大させる形状を設
けて、熱交換機能を有する形状としてもよい。
【0044】また、上記実施の形態では、密閉可能容器
の内表面及び外表面を平坦な金属板で構成したが、これ
に限らず、内表面又は外表面、あるいは両表面に凹凸等
を設けて熱交換機能、機械的強度の向上を計ってもよ
い。あるいは又、熱交換機能の向上のために、内表面又
は外表面、あるいは両表面にフィンを設けてもよい。
【0045】また、上記実施の形態では、接続部におけ
るシール方式として主としてOリングを用いる構成とし
たが、これに限らず、一般的なパッキンを用いてもよ
い。またこの場合、Oリングあるいはパッキンを設ける
部分は、溝を形成してもよく、あるいは又平面当りとし
てもよい。
【0046】また、上記実施の形態では、Oリングを設
ける側面は円筒形であったが、これに限らず、円錐形側
面であってもよい。
【0047】また、上記実施の形態では、携帯用電気機
器としてノートパソコンを例に説明したが、これに限ら
ず、例えばテレビ、ハンドランプ、ラジオ等、他の電気
機器にも応用可能である。また、この場合、内蔵電源と
して用いても良いし、別置き電源として用いてもよい。
別置き電源として使用する場合は、燃料電池用水素供給
システム全体の大きさの制限が緩和されるため、大容量
化が可能であり、屋外の撮影照明、工事用電源、非常用
電源、アウトドアライフ等の発電装置として、従来の燃
料電池システムを用いたものより小型化が図れる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、燃料電池に供給する水素を吸蔵させるための水
素吸蔵合金を収納する直方体形状の密閉可能容器と、密
閉可能容器及び燃料電池間の水素流通経路に設けられ、
密閉可能容器と燃料電池とを脱着可能に接続する接続部
と、水素流通経路に設けられ、水素ガスの開閉を行う弁
機構と、水素流通経路に設けられ、水素ガスの流量を制
御する水素流量制御機構、及び/又は水素ガスの圧力を
制御する水素圧力制御機構とを備えているので、長時間
使用が可能になり、小型軽量化ができるという長所を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の燃料電池用水素
供給システムを用いた携帯用電池パックの構成図であ
る。
【図2】同図(a)は、同実施の形態における水素吸蔵
合金容器の縦断面図、同図(b)は、その横断面図であ
る。
【図3】同実施の形態における水素吸蔵合金容器に取り
付けた接続部を示す一部断面図である。
【図4】同接続部の機能を説明するための断面図であ
る。
【図5】同実施の形態における水素吸蔵合金容器を接続
部で分離した状態を示す図である。
【図6】同実施の形態における水素吸蔵合金容器を接続
部で接続した状態を示す図である。
【図7】同実施の形態における水素吸蔵合金容器内部に
設けられた綿芯の様子を示す図である。
【図8】同実施の形態における水素圧力制御機構の内部
を示す断面図である。
【図9】同実施の形態におけるミニバルブを示す図であ
る。
【図10】同実施の形態における水素吸蔵合金容器のス
テーの加工方法を示す組立図である。
【図11】AB2型ラーベス合金における水素吸蔵合金
の水素平衡圧力と水素貯蔵量の関係を示す図である。
【図12】6方晶AB5型合金における水素吸蔵合金の
水素平衡圧力と水素貯蔵量の関係を示す図である。
【図13】同実施の形態における圧力調整器の別の一例
のピストン式2ステージ型圧力調整器の断面図である。
【図14】同実施の形態における弁機構の別の一例のス
トレートバルブを示す断面図である。
【図15】本発明にかかる別の実施の形態の燃料電池用
水素供給システムを示す構成図である。
【図16】本発明にかかる別の実施の形態の水素吸蔵合
金容器を示す図であって、同図(a)は、同実施の形態
における水素吸蔵合金容器の縦断面図、同図(b)は、
その横断面図である。
【図17】本発明にかかる別の実施の形態の水素吸蔵合
金容器を示す図であって、同図(a)は、同実施の形態
における水素吸蔵合金容器の縦断面図、同図(b)は、
その横断面図である。
【図18】本発明にかかる別の実施の形態の水素吸蔵合
金容器を示す図であって、同図(a)は、同実施の形態
における水素吸蔵合金容器の縦断面図、同図(b)は、
その横断面図である。
【符号の説明】
1 高分子電解質型燃料電池本体 2 水素吸蔵合金容器 3 接続部 4 ミニバルブ 5 圧力調整器 7 ファン 202 ステー(支持部材) 205 隙間 301、602 バルブ本体 302、601 プッシュ金具 402、608 スプリング 403、604 虫 406、606 虫パッキン 701 綿芯 703 フィルタ 705 プッシュ継手 803、1201 ピストン 902 ハンドル 903 開閉指示板 1202 弁シート 1303 固定ステム 1304 開閉ステム 1305 レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛田 芳雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 譲 東京都千代田区麹町3丁目1番地 株式会 社鈴木商館内 (72)発明者 浜西 衛 東京都千代田区麹町3丁目1番地 株式会 社鈴木商館内 (72)発明者 永井 貞雄 東京都千代田区麹町3丁目1番地 株式会 社鈴木商館内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体高分子型の燃料電池と、その燃料電
    池に供給する水素を吸蔵させるための水素吸蔵合金を収
    納する直方体形状の密閉可能容器と、前記密閉可能容器
    及び前記燃料電池間の水素流通経路に設けられ、前記密
    閉可能容器と前記燃料電池とを脱着可能に接続する接続
    部と、前記水素流通経路に設けられ、水素ガスの開閉を
    行う弁機構と、前記水素流通経路に設けられ、水素ガス
    の流量を制御する水素流量制御機構、及び/又は水素ガ
    スの圧力を制御する水素圧力制御機構とを備えたことを
    特徴とする燃料電池用水素供給システム。
  2. 【請求項2】 密閉可能容器は、少なくとも最も面積の
    広い対向する2つの面の間に、その2つの面を支持する
    ための少なくとも1つの支持部材を有することを特徴と
    する請求項1記載の燃料電池用水素供給システム。
  3. 【請求項3】 弁機構及び、水素流量制御機構、及び/
    又は水素圧力制御機構は、前記接続部より前記燃料電池
    側に設けられていることを特徴とする請求項1、又は2
    記載の燃料電池用水素供給システム。
  4. 【請求項4】 熱交換機能を持つように、前記支持部材
    が凹凸などの表面積を増大させる形状を有することを特
    徴とする請求項2記載の燃料電池用水素供給システム。
  5. 【請求項5】 密閉可能容器の外表面及び/又は内表面
    には、凹凸あるいはフィン機構を有することを特徴とす
    る請求項1、又は2記載の燃料電池用水素供給システ
    ム。
  6. 【請求項6】 燃料電池から発生する熱を利用して前記
    密閉可能容器を加熱するための熱交換機構を有すること
    を特徴とする請求項1、又は2記載の燃料電池用水素供
    給システム。
  7. 【請求項7】 水素吸蔵合金が前記密閉可能容器から流
    出することを防止する合金粉末流出防止機構が、前記密
    閉可能容器の内部に設けられていることを特徴とする請
    求項1、又は2記載の燃料電池用水素供給システム。
  8. 【請求項8】 水素吸蔵合金が前記密閉可能容器から流
    出することを防止する合金粉末流出防止機構が、前記密
    閉可能容器と前記接続部との間の水素流通経路に設けら
    れていることを特徴とする請求項1、又は2記載の燃料
    電池用水素供給システム。
  9. 【請求項9】 密閉可能容器の内部に、前記水素流通経
    路に通じる水素導入用多孔体を有することを特徴とする
    請求項1、又は2記載の燃料電池用水素供給システム。
  10. 【請求項10】 水素吸蔵合金の放出時の水素平衡圧
    が、35℃で1.1MPa以下であることを特徴とする
    請求項1、又は2記載の燃料電池用水素供給システム。
  11. 【請求項11】 弁機構は、前記接続部での接続時に開
    となり、前記接続部での取り外し時に閉となる自動開閉
    機能を有することを特徴とする請求項1、又は2記載の
    燃料電池用水素供給システム。
  12. 【請求項12】 接続部が、前記弁機構を内蔵している
    ことを特徴とする請求項11記載の燃料電池用水素供給
    システム。
  13. 【請求項13】 弁機構が、押し込み式弁からなること
    を特徴とする請求項11記載の燃料電池用水素供給シス
    テム。
  14. 【請求項14】 水素圧力制御機構の水素流出側圧力が
    大気圧〜0.4MPaであることを特徴とする請求項
    1、又は2記載の燃料電池用水素供給システム。
  15. 【請求項15】 密閉可能容器が、ティグ溶接、アルゴ
    ン溶接、ブレージング溶接のいずれかの方法で製造され
    ていることを特徴とする請求項1、又は2記載の燃料電
    池用水素供給システム。
  16. 【請求項16】 支持部材は、板状のものであることを
    特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の燃料電池
    用水素供給システム。
  17. 【請求項17】 請求項1〜16のいずれかの前記燃料
    電池用水素供給システムにより発電した電力を駆動電源
    に用いたことを特徴とする携帯用電気機器。
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