JPH1064734A - 変圧器 - Google Patents
変圧器Info
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- JPH1064734A JPH1064734A JP21352196A JP21352196A JPH1064734A JP H1064734 A JPH1064734 A JP H1064734A JP 21352196 A JP21352196 A JP 21352196A JP 21352196 A JP21352196 A JP 21352196A JP H1064734 A JPH1064734 A JP H1064734A
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- JP
- Japan
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- winding
- conductor
- temperature
- cooling oil
- hollow
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大形のポンプを必要とせず、工数も大して増
やさずに、巻線の高温部分の温度を降下させ得るように
する。 【解決手段】 鉄心及び巻線を冷却媒体に浸漬したもの
において、その巻線を構成する導体24を内部に空洞部
25を有する中空状とし、その空洞部25を導体24の
両端において開放させるか、又は導体24の少なくとも
1か所に空洞部25と交差する貫通孔を形成することに
より、それらから空洞部25に入り込む冷却媒体の熱膨
張移動によって、巻線の高温部分の温度を降下させ、均
熱化ができるようにした。
やさずに、巻線の高温部分の温度を降下させ得るように
する。 【解決手段】 鉄心及び巻線を冷却媒体に浸漬したもの
において、その巻線を構成する導体24を内部に空洞部
25を有する中空状とし、その空洞部25を導体24の
両端において開放させるか、又は導体24の少なくとも
1か所に空洞部25と交差する貫通孔を形成することに
より、それらから空洞部25に入り込む冷却媒体の熱膨
張移動によって、巻線の高温部分の温度を降下させ、均
熱化ができるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は巻線の冷却構造を改
良した変圧器に関する。
良した変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】図22には内鉄形の車両用変圧器の鉄心
1と巻線2,3との関係を示している。鉄心1はけい素
鋼板が紙面と直角に積層されて構成されており、これの
中央脚部1aに一次巻線2が両外側脚部1b,1cとの
間において巻装され、この一次巻線2を挟んで二つに分
割された二次巻線3が同じく鉄心1の中央脚部1aに両
外側脚部1b,1cとの間において巻装されている。
1と巻線2,3との関係を示している。鉄心1はけい素
鋼板が紙面と直角に積層されて構成されており、これの
中央脚部1aに一次巻線2が両外側脚部1b,1cとの
間において巻装され、この一次巻線2を挟んで二つに分
割された二次巻線3が同じく鉄心1の中央脚部1aに両
外側脚部1b,1cとの間において巻装されている。
【0003】上記一次巻線2及び二次巻線3の一つのユ
ニット巻線5を図23に示す。ユニット巻線5はそれぞ
れ板状に巻回された上のセクション5aと下のセクショ
ン5bとが渡り部5cでつながれ、一つのユニットとな
っている。上下のセクション5a,5b間には冷却油を
流す冷却油道6が確保されており、ユニット巻線間にも
同様に冷却油道が確保されている。
ニット巻線5を図23に示す。ユニット巻線5はそれぞ
れ板状に巻回された上のセクション5aと下のセクショ
ン5bとが渡り部5cでつながれ、一つのユニットとな
っている。上下のセクション5a,5b間には冷却油を
流す冷却油道6が確保されており、ユニット巻線間にも
同様に冷却油道が確保されている。
【0004】図24は上記ユニット巻線5の一部の断面
を示しており、巻線導体7はいずれも中実状で、各外表
面に絶縁被覆8が施されている。更に、図25は冷却油
道に配置されるスペーサ9を示しており、このスペーサ
9はシート状の絶縁物10に千鳥状に貼付けられて配置
されている。スペーサ9をこのように複雑に配置する理
由は、冷却油を蛇行させて巻線が均一に冷却されるよう
にするためと、短絡時に生じる機械力に導体7が耐える
ようスペーサ9の間隔が決められ、巻線の各部をそのス
パンで支持する必要があるからである。
を示しており、巻線導体7はいずれも中実状で、各外表
面に絶縁被覆8が施されている。更に、図25は冷却油
道に配置されるスペーサ9を示しており、このスペーサ
9はシート状の絶縁物10に千鳥状に貼付けられて配置
されている。スペーサ9をこのように複雑に配置する理
由は、冷却油を蛇行させて巻線が均一に冷却されるよう
にするためと、短絡時に生じる機械力に導体7が耐える
ようスペーサ9の間隔が決められ、巻線の各部をそのス
パンで支持する必要があるからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の変圧器におい
て、スペーサ9が接した巻線部は冷却油との接触がな
く、冷却されないため、局部的に高温となる。この局部
的に高温となった部分の巻線導体は熱劣化の進行が早
く、変圧器の寿命を縮めることになる。このため、スペ
ーサ9の幅を極力小さくして局部的な高温部の温度上昇
を抑えれば、寿命的に有利で、しかも、巻線全体の温度
が平均化され、変圧器の小形化に寄与することになる。
て、スペーサ9が接した巻線部は冷却油との接触がな
く、冷却されないため、局部的に高温となる。この局部
的に高温となった部分の巻線導体は熱劣化の進行が早
く、変圧器の寿命を縮めることになる。このため、スペ
ーサ9の幅を極力小さくして局部的な高温部の温度上昇
を抑えれば、寿命的に有利で、しかも、巻線全体の温度
が平均化され、変圧器の小形化に寄与することになる。
【0006】しかし、スペーサ9の幅を小さくすると、
前述の短絡時の機械力に耐えるためにスペーサ9の本数
を多くする必要が生じる。スペーサ9の本数が多くなれ
ば、それだけ冷却油の蛇行回数が多くなり、流体抵抗が
増すため、冷却油を循環させるポンプに揚程の大きいも
のが必要となり、大形のポンプが必要となる。又、スペ
ーサ9は前述のごとくシート状の絶縁物10に貼付けて
使用するので、スペーサ9の本数が多くなれば、その貼
付工程数が増える問題もある。
前述の短絡時の機械力に耐えるためにスペーサ9の本数
を多くする必要が生じる。スペーサ9の本数が多くなれ
ば、それだけ冷却油の蛇行回数が多くなり、流体抵抗が
増すため、冷却油を循環させるポンプに揚程の大きいも
のが必要となり、大形のポンプが必要となる。又、スペ
ーサ9は前述のごとくシート状の絶縁物10に貼付けて
使用するので、スペーサ9の本数が多くなれば、その貼
付工程数が増える問題もある。
【0007】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、大形のポンプを必要とせ
ず、工数も大して増やさずに、巻線の高温部分の温度を
降下させ得て、巻線の均熱化ができる変圧器を提供する
にある。
であり、従ってその目的は、大形のポンプを必要とせ
ず、工数も大して増やさずに、巻線の高温部分の温度を
降下させ得て、巻線の均熱化ができる変圧器を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の変圧器においては、第1に、鉄心と、この
鉄心に巻装された一次巻線及び二次巻線とを具え、これ
ら鉄心及び巻線を冷却媒体に浸漬したものにあって、上
記巻線を構成する導体を中空状とし、その空洞部を導体
の両端において開放させたことを特徴とする。
に、本発明の変圧器においては、第1に、鉄心と、この
鉄心に巻装された一次巻線及び二次巻線とを具え、これ
ら鉄心及び巻線を冷却媒体に浸漬したものにあって、上
記巻線を構成する導体を中空状とし、その空洞部を導体
の両端において開放させたことを特徴とする。
【0009】このような巻線導体を使用すると、冷却媒
体が巻線導体の空洞部に入り込み、巻線導体の温度に応
じてその部分の冷却媒体の温度を上昇させる。冷却媒体
例えば冷却油の熱膨張率は8/10000[1/℃]
で、導体の熱膨張率の6/100000[1/℃]に比
較すると各段に大きいため、膨張した冷却油は空洞部の
長さ方向に体積を増し、この結果、高温の冷却油がその
膨張分だけ低温部分に移動することになる。
体が巻線導体の空洞部に入り込み、巻線導体の温度に応
じてその部分の冷却媒体の温度を上昇させる。冷却媒体
例えば冷却油の熱膨張率は8/10000[1/℃]
で、導体の熱膨張率の6/100000[1/℃]に比
較すると各段に大きいため、膨張した冷却油は空洞部の
長さ方向に体積を増し、この結果、高温の冷却油がその
膨張分だけ低温部分に移動することになる。
【0010】1本の導体にはこの高・低温部が数十か所
あるため、各高温部の膨張により、その各部の冷却油が
開放端方向に押出され、冷却油の移動が生じる。このた
め、高温部の冷却油が導体低温部に接触し、その部分の
導体を昇温するが、高温部には低温部の冷却油が流入
し、導体温度を低下させるものであり、かくして巻線温
度の均一化が行われる。
あるため、各高温部の膨張により、その各部の冷却油が
開放端方向に押出され、冷却油の移動が生じる。このた
め、高温部の冷却油が導体低温部に接触し、その部分の
導体を昇温するが、高温部には低温部の冷却油が流入
し、導体温度を低下させるものであり、かくして巻線温
度の均一化が行われる。
【0011】モデル的に説明すると、巻線導体を図7に
示すように1本の真直ぐな線に伸ばして考える。低温部
の温度をt[℃]、高温部の温度を(t+Δt)[℃]
とすると、冷却油の温度上昇はΔt[K]である。従っ
て、冷却油は(8×Δt)×10−4膨張する。
示すように1本の真直ぐな線に伸ばして考える。低温部
の温度をt[℃]、高温部の温度を(t+Δt)[℃]
とすると、冷却油の温度上昇はΔt[K]である。従っ
て、冷却油は(8×Δt)×10−4膨張する。
【0012】ここで、(8×Δt)×10−4=2αと
すると、導体の一方の開放端と他方の開放端との間の中
央部にある高温部nにおいては、冷却油はそれぞれ開放
端方向に距離αずつ膨張する。この高温部nの冷却油の
膨張によって、高温部n+1及びn−1の冷却油は距離
αだけ開放端方向に押出される。又、その高温部n+1
及びn−1においても同様に冷却油の温度上昇がΔt
[K]あるため、それぞれ距離2αの冷却油の膨張があ
る。これが高温部nからの冷却油の距離αの押出しに加
わるため、結局、高温部n+1及びn−1の開放端側の
油面(温度境界面)は開放端方向に距離3α移動する。
すると、導体の一方の開放端と他方の開放端との間の中
央部にある高温部nにおいては、冷却油はそれぞれ開放
端方向に距離αずつ膨張する。この高温部nの冷却油の
膨張によって、高温部n+1及びn−1の冷却油は距離
αだけ開放端方向に押出される。又、その高温部n+1
及びn−1においても同様に冷却油の温度上昇がΔt
[K]あるため、それぞれ距離2αの冷却油の膨張があ
る。これが高温部nからの冷却油の距離αの押出しに加
わるため、結局、高温部n+1及びn−1の開放端側の
油面(温度境界面)は開放端方向に距離3α移動する。
【0013】このため、冷却油は図8に示すように開放
端方向にα、3α、5α…と漸次2αずつ距離を増して
押出されていく。これを式にして表すと、ある高温部x
(x=n+1,n+2,…)の導体中央側の温度境界面
の移動距離は、 2α×(|x|−n)−α ある高温部x(x=n+1,n+2,…)の開放端側の
温度境界面の移動距離は、 2α×(|x|−n)+α たゞし、高温部nの温度境界面の移動距離はαとなる。
端方向にα、3α、5α…と漸次2αずつ距離を増して
押出されていく。これを式にして表すと、ある高温部x
(x=n+1,n+2,…)の導体中央側の温度境界面
の移動距離は、 2α×(|x|−n)−α ある高温部x(x=n+1,n+2,…)の開放端側の
温度境界面の移動距離は、 2α×(|x|−n)+α たゞし、高温部nの温度境界面の移動距離はαとなる。
【0014】この冷却油の温度境界面の移動により、図
9に示すように高温部に移動してきた低温の冷却油は高
温部の導体から熱を吸収するため、温度上昇し膨張す
る。又、低温部に移動してきた高温の冷却油は低温部の
導体に熱を放出するため、温度降下し収縮する。かくし
て、導体温度が均一化され、局部的な高温部がなくな
る。
9に示すように高温部に移動してきた低温の冷却油は高
温部の導体から熱を吸収するため、温度上昇し膨張す
る。又、低温部に移動してきた高温の冷却油は低温部の
導体に熱を放出するため、温度降下し収縮する。かくし
て、導体温度が均一化され、局部的な高温部がなくな
る。
【0015】本発明の変圧器においては、第2に、鉄心
と、この鉄心に巻装された一次巻線及び二次巻線とを具
え、これら鉄心及び巻線を冷却媒体に浸漬したものにあ
って、上記巻線を構成する導体を中空状とし、且つ導体
の少なくとも1か所にその空洞部と交差する貫通孔を形
成したことを特徴とする。このものでは、導体の開放端
から開放端までの長さが短くなったことに相当する。従
って、導体内部の冷却油が、比較的均一に冷却された導
体外部の冷却油との接触を増し、より低温での導体温度
の均一化が行われる。
と、この鉄心に巻装された一次巻線及び二次巻線とを具
え、これら鉄心及び巻線を冷却媒体に浸漬したものにあ
って、上記巻線を構成する導体を中空状とし、且つ導体
の少なくとも1か所にその空洞部と交差する貫通孔を形
成したことを特徴とする。このものでは、導体の開放端
から開放端までの長さが短くなったことに相当する。従
って、導体内部の冷却油が、比較的均一に冷却された導
体外部の冷却油との接触を増し、より低温での導体温度
の均一化が行われる。
【0016】モデル的に説明すると、巻線導体を図12
に示すように1本の真直ぐな線に伸ばして考える。冷却
油道を流れている冷却油の温度をP1 [℃]とし、導体
空洞部の低温部の温度をP2 [℃]とすると、P2
[℃]は導体内部に閉じ込められた部分の冷却油である
ため、P1 <P2 となり、導体空洞部と交差する貫通孔
付近では、図13に示すように、冷却油が膨張すると、
空洞部内の冷却油が空洞部外に押出される。又、図14
に示すように、冷却油が収縮すると、冷却油道を流れて
いる冷却油は空洞部内に引き込まれる。
に示すように1本の真直ぐな線に伸ばして考える。冷却
油道を流れている冷却油の温度をP1 [℃]とし、導体
空洞部の低温部の温度をP2 [℃]とすると、P2
[℃]は導体内部に閉じ込められた部分の冷却油である
ため、P1 <P2 となり、導体空洞部と交差する貫通孔
付近では、図13に示すように、冷却油が膨張すると、
空洞部内の冷却油が空洞部外に押出される。又、図14
に示すように、冷却油が収縮すると、冷却油道を流れて
いる冷却油は空洞部内に引き込まれる。
【0017】このように空洞部で冷却油の押出し、又は
引き込みを繰返すことにより、導体の冷却効果が向上
し、より低温での導体温度の均一化が行われる。たゞ
し、この場合、導体の絶縁被覆にも孔をあけなければな
らないため、適用は低圧巻線など、被覆にあまり絶縁を
期待しない巻線に限定される。
引き込みを繰返すことにより、導体の冷却効果が向上
し、より低温での導体温度の均一化が行われる。たゞ
し、この場合、導体の絶縁被覆にも孔をあけなければな
らないため、適用は低圧巻線など、被覆にあまり絶縁を
期待しない巻線に限定される。
【0018】しかして、上記第1及び第2のいずれの手
段においても、中空状の導体は、巻線の部分的に高温と
なる導体部に使用すると良い。すなわち、比較的均一に
冷却された部分を除き、効果の大きい部分にのみ中空状
の導体を使用することにより、導体温度の均一化効果が
効率良く得られるものである。又、導体の空洞部と交差
する貫通孔は、巻線から他の巻線への渡り部分の導体に
形成しても良い。
段においても、中空状の導体は、巻線の部分的に高温と
なる導体部に使用すると良い。すなわち、比較的均一に
冷却された部分を除き、効果の大きい部分にのみ中空状
の導体を使用することにより、導体温度の均一化効果が
効率良く得られるものである。又、導体の空洞部と交差
する貫通孔は、巻線から他の巻線への渡り部分の導体に
形成しても良い。
【0019】図19に示すように、冷却油道の油温は板
状巻線部に近いほど高く、板状巻線部と板状巻線部との
中央部で低い。このため、導体の空洞部と交差する貫通
孔をその板状巻線部と板状巻線部との間に位置する渡り
部分(通常は板状巻線の最内周側)にあけると、冷却に
最も良い(温度が低い)部分の冷却油が導体の空洞部に
入ることになり、より冷却性能が向上する。又、この場
合、隣接する導体との絶縁距離も確保できるため、高圧
巻線にも適用できる。更に、渡り部分は一巻線当たり1
か所であるため、導体の空洞部と交差する貫通孔の形成
数が少なくなるものの、いずれの巻線にも採用できる特
長を有する。
状巻線部に近いほど高く、板状巻線部と板状巻線部との
中央部で低い。このため、導体の空洞部と交差する貫通
孔をその板状巻線部と板状巻線部との間に位置する渡り
部分(通常は板状巻線の最内周側)にあけると、冷却に
最も良い(温度が低い)部分の冷却油が導体の空洞部に
入ることになり、より冷却性能が向上する。又、この場
合、隣接する導体との絶縁距離も確保できるため、高圧
巻線にも適用できる。更に、渡り部分は一巻線当たり1
か所であるため、導体の空洞部と交差する貫通孔の形成
数が少なくなるものの、いずれの巻線にも採用できる特
長を有する。
【0020】加えて、中空状の導体はタップ巻線に使用
しても良い。タップ巻線部は電流の流れている部分と電
流の流れていない空タップ部分とが混在し、温度の高低
部分が分かれるため、高温部の冷却油が低温部に流入
し、更に低温部の冷却油が高温部に流入して導体温度を
低下させることによる巻線温度の均一化がより効果的に
行われる。
しても良い。タップ巻線部は電流の流れている部分と電
流の流れていない空タップ部分とが混在し、温度の高低
部分が分かれるため、高温部の冷却油が低温部に流入
し、更に低温部の冷却油が高温部に流入して導体温度を
低下させることによる巻線温度の均一化がより効果的に
行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につ
き、図1ないし図9を参照して説明する。まず図2には
変圧器装置の全体構成を示しており、変圧器本体11を
収納したタンク12の出口部12aに接続管13によっ
て電動の送油ポンプ14を接続し、送油ポンプ14には
接続管15によって油冷却器16を、そして油冷却器1
6には接続管17によってタンク12の入口部12bを
それぞれ接続していて、その経路の全部(タンク12内
を含む)に冷却媒体である絶縁性に優れた冷却油(特に
はシリコーン油)18を充填している。
き、図1ないし図9を参照して説明する。まず図2には
変圧器装置の全体構成を示しており、変圧器本体11を
収納したタンク12の出口部12aに接続管13によっ
て電動の送油ポンプ14を接続し、送油ポンプ14には
接続管15によって油冷却器16を、そして油冷却器1
6には接続管17によってタンク12の入口部12bを
それぞれ接続していて、その経路の全部(タンク12内
を含む)に冷却媒体である絶縁性に優れた冷却油(特に
はシリコーン油)18を充填している。
【0022】この構成で、送油ポンプ14を作動させる
ことにより、タンク12内の変圧器本体11が発した熱
を帯びた冷却油18が、油冷却器16に送られて冷却さ
れ、その後にタンク12内に送り込まれるようになって
いる。
ことにより、タンク12内の変圧器本体11が発した熱
を帯びた冷却油18が、油冷却器16に送られて冷却さ
れ、その後にタンク12内に送り込まれるようになって
いる。
【0023】前記変圧器本体11は、詳細には図3に示
すように、鉄心19と、これに巻装した一次巻線20及
び二次巻線21から成っており、そのうち、鉄心19は
けい素鋼板を紙面と直角に積層して例えば三脚形に構成
し、その中央脚部19aに一次巻線20を両外側脚部1
9b,19cとの間において巻装し、この一次巻線20
を挟んで二つに分割した二次巻線21を同じく中央脚部
19aに両外側脚部19b,19cとの間において巻装
している。
すように、鉄心19と、これに巻装した一次巻線20及
び二次巻線21から成っており、そのうち、鉄心19は
けい素鋼板を紙面と直角に積層して例えば三脚形に構成
し、その中央脚部19aに一次巻線20を両外側脚部1
9b,19cとの間において巻装し、この一次巻線20
を挟んで二つに分割した二次巻線21を同じく中央脚部
19aに両外側脚部19b,19cとの間において巻装
している。
【0024】図4は上記一次巻線20及び二次巻線21
の一つのユニット巻線22を示しており、このユニット
巻線22はそれぞれ板状に巻回した上のセクション22
aと下のセクション22bとを一体の渡り部22cでつ
なぎ、一つのユニットとしている。又、ユニット巻線間
も一体の渡り部でつないでおり、すなわち、この場合の
一次巻線20及び二次巻線21はともに連続巻線で構成
している。上記ユニット巻線22の上下のセクション2
2a,22b間には冷却油を流す冷却油道23を確保し
ており、ユニット巻線間にも同様に冷却油道を確保して
いる。
の一つのユニット巻線22を示しており、このユニット
巻線22はそれぞれ板状に巻回した上のセクション22
aと下のセクション22bとを一体の渡り部22cでつ
なぎ、一つのユニットとしている。又、ユニット巻線間
も一体の渡り部でつないでおり、すなわち、この場合の
一次巻線20及び二次巻線21はともに連続巻線で構成
している。上記ユニット巻線22の上下のセクション2
2a,22b間には冷却油を流す冷却油道23を確保し
ており、ユニット巻線間にも同様に冷却油道を確保して
いる。
【0025】図1は上記ユニット巻線22の一部の断面
を示しており、巻線導体24はいずれも内部に空洞部2
5を有する中空状で、各外表面に絶縁被覆26を施して
いる。又、空洞部25は図5に開放部25aで代表して
示すように、導体24の両端において開放しており(他
端部も図5同様である)、導体24の両端部は又、受電
接続用あるいはタップ接続用等の導体27と圧着端子2
8及び端子板29を介して接続している。図6は上記冷
却油道に配置されるスペーサ30を示しており、このス
ペーサ30はシート状の絶縁物31に千鳥状に貼付けて
配置している。
を示しており、巻線導体24はいずれも内部に空洞部2
5を有する中空状で、各外表面に絶縁被覆26を施して
いる。又、空洞部25は図5に開放部25aで代表して
示すように、導体24の両端において開放しており(他
端部も図5同様である)、導体24の両端部は又、受電
接続用あるいはタップ接続用等の導体27と圧着端子2
8及び端子板29を介して接続している。図6は上記冷
却油道に配置されるスペーサ30を示しており、このス
ペーサ30はシート状の絶縁物31に千鳥状に貼付けて
配置している。
【0026】さて、上述のごとく構成したものの場合、
変圧器本体11(鉄心19、一次巻線20、二次巻線2
1)はタンク12内で冷却油18中に浸漬されるもの
で、これにより、巻線導体24の空洞部25にも冷却油
18が導体24両端の開放部25aから入り込む。この
巻線導体24の空洞部25に入り込んだ冷却油18は、
導体24の温度に応じ各部で温度上昇する。そして、こ
の温度上昇した冷却油18は膨張して空洞部25の長さ
方向に体積を増し、その膨張分だけ空洞部25内を低温
部分に移動する。
変圧器本体11(鉄心19、一次巻線20、二次巻線2
1)はタンク12内で冷却油18中に浸漬されるもの
で、これにより、巻線導体24の空洞部25にも冷却油
18が導体24両端の開放部25aから入り込む。この
巻線導体24の空洞部25に入り込んだ冷却油18は、
導体24の温度に応じ各部で温度上昇する。そして、こ
の温度上昇した冷却油18は膨張して空洞部25の長さ
方向に体積を増し、その膨張分だけ空洞部25内を低温
部分に移動する。
【0027】導体24の1本には上述の高・低温部が数
十か所あるため、各高温部の膨張により、その各部の冷
却油18が開放端(開放部25a)方向に押出され、冷
却油18の移動が生じる。このため、高温部の冷却油1
8が導体24の低温部に接触し、その部分の導体24を
昇温するが、高温部には低温部の冷却油18が流入し、
導体24の温度を低下させるものであり、かくして巻線
温度が均一化される(図7ないし図9参照)。
十か所あるため、各高温部の膨張により、その各部の冷
却油18が開放端(開放部25a)方向に押出され、冷
却油18の移動が生じる。このため、高温部の冷却油1
8が導体24の低温部に接触し、その部分の導体24を
昇温するが、高温部には低温部の冷却油18が流入し、
導体24の温度を低下させるものであり、かくして巻線
温度が均一化される(図7ないし図9参照)。
【0028】以上に対して、図10ないし図14は本発
明の第2実施例を示すもので、巻線導体24の数か所に
空洞部25と交差する貫通孔41を形成したものを示し
ている。このものでは、導体24の開放端から開放端ま
での長さが短くなったことに相当する。従って、導体2
4内部の冷却油が、比較的均一に冷却された導体24外
部の冷却油との接触を増し、より低温での導体温度の均
一化が行われる(図12ないし図14参照)。
明の第2実施例を示すもので、巻線導体24の数か所に
空洞部25と交差する貫通孔41を形成したものを示し
ている。このものでは、導体24の開放端から開放端ま
での長さが短くなったことに相当する。従って、導体2
4内部の冷却油が、比較的均一に冷却された導体24外
部の冷却油との接触を増し、より低温での導体温度の均
一化が行われる(図12ないし図14参照)。
【0029】なお、貫通孔41は巻線導体24の数か所
に限られず、少なくとも1か所に形成されていれば良
い。又、導体24は貫通孔41だけを有していても良い
し、開放部25aも併せて有していても良い。
に限られず、少なくとも1か所に形成されていれば良
い。又、導体24は貫通孔41だけを有していても良い
し、開放部25aも併せて有していても良い。
【0030】図15ないし図17は本発明の第3実施例
を示すもので、内部に空洞部51を有する中空状の導体
52を巻線22の部分的に高温となる導体部例えば外周
部に使用し、他の導体53は中実状のままとしたものを
示している。又、この場合、中空状の導体52と中実状
の導体53との接続は溶接等にて、中空状の導体52の
開放端(開放部51a)を塞ぐことのないように行う。
を示すもので、内部に空洞部51を有する中空状の導体
52を巻線22の部分的に高温となる導体部例えば外周
部に使用し、他の導体53は中実状のままとしたものを
示している。又、この場合、中空状の導体52と中実状
の導体53との接続は溶接等にて、中空状の導体52の
開放端(開放部51a)を塞ぐことのないように行う。
【0031】この場合、比較的均一に冷却された部分を
除き、効果の大きい部分にのみ中空状の導体52を使用
することにより、導体温度の均一化効果が効率良く得ら
れるものである。なお、中空状の導体52には第2実施
例の貫通孔41同様に空洞部51と交差する貫通孔を少
なくとも1か所に形成しても良い。
除き、効果の大きい部分にのみ中空状の導体52を使用
することにより、導体温度の均一化効果が効率良く得ら
れるものである。なお、中空状の導体52には第2実施
例の貫通孔41同様に空洞部51と交差する貫通孔を少
なくとも1か所に形成しても良い。
【0032】図18及び図19は本発明の第4実施例を
示すもので、中空状の導体61の空洞部62と交差する
貫通孔63を、ユニット巻線64の上セクション64a
から下セクション64bへの渡り部分64cに形成した
ものを示している。
示すもので、中空状の導体61の空洞部62と交差する
貫通孔63を、ユニット巻線64の上セクション64a
から下セクション64bへの渡り部分64cに形成した
ものを示している。
【0033】このものによると、冷却に最も良い(温度
が低い)部分の冷却油18が導体61の空洞部62に入
ることになり、より冷却性能が向上する(図19参
照)。又、この場合、隣接する導体との絶縁距離も確保
できるため、高圧巻線にも適用できる。更に、渡り部分
64cは一巻線当たり1か所であるため、導体61の空
洞部62と交差する貫通孔63の形成数が少なくなるも
のの、いずれの巻線にも採用できる特長を有する。
が低い)部分の冷却油18が導体61の空洞部62に入
ることになり、より冷却性能が向上する(図19参
照)。又、この場合、隣接する導体との絶縁距離も確保
できるため、高圧巻線にも適用できる。更に、渡り部分
64cは一巻線当たり1か所であるため、導体61の空
洞部62と交差する貫通孔63の形成数が少なくなるも
のの、いずれの巻線にも採用できる特長を有する。
【0034】図20及び図21は本発明の第5実施例を
示すもので、鉄心19の中央脚部19aに一次巻線20
及び二次巻線21と共にタップ巻線71を巻装し、この
タップ巻線71に内部に空洞部72を有する中空状の導
体73を使用したものを示している。この場合、導体7
3はその両端に空洞部72の開放部を有するか、又はそ
の途中部に空洞部72と交差する貫通孔を有するもので
あり、もしくはその両方を有するものである。
示すもので、鉄心19の中央脚部19aに一次巻線20
及び二次巻線21と共にタップ巻線71を巻装し、この
タップ巻線71に内部に空洞部72を有する中空状の導
体73を使用したものを示している。この場合、導体7
3はその両端に空洞部72の開放部を有するか、又はそ
の途中部に空洞部72と交差する貫通孔を有するもので
あり、もしくはその両方を有するものである。
【0035】このものによると、タップ巻線71は電流
の流れている部分と電流の流れていない空タップ部分と
が混在し、温度の高低部分が分かれるため、高温部の冷
却油が低温部に流入し、更に低温部の冷却油が高温部に
流入して導体73の温度を低下させることによる巻線温
度の均一化がより効果的に行われる。このほか、本発明
は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、特に冷却媒体は冷却油に限られず不活性ガス
等であっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得る。
の流れている部分と電流の流れていない空タップ部分と
が混在し、温度の高低部分が分かれるため、高温部の冷
却油が低温部に流入し、更に低温部の冷却油が高温部に
流入して導体73の温度を低下させることによる巻線温
度の均一化がより効果的に行われる。このほか、本発明
は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるもの
ではなく、特に冷却媒体は冷却油に限られず不活性ガス
等であっても良いなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変更して実施し得る。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおりのもので、
下記の効果を奏する。請求項1の変圧器によれば、巻線
導体の端部開放部分から内部の空洞部に入り込んだ冷却
油の熱膨張移動により巻線の均熱化ができるから、大形
のポンプを必要とせず、工数も大して増やさずに、巻線
の高温部分の温度を降下させることができる。これによ
り、局部的な高温部がなくなり、最高温度を低くできる
ため、寿命を延ばすことができる。又、平均温度を下げ
得るため、平均温度を上げる設計が可能となり、巻線を
小形化できて、全体の小形化も可能となる。
下記の効果を奏する。請求項1の変圧器によれば、巻線
導体の端部開放部分から内部の空洞部に入り込んだ冷却
油の熱膨張移動により巻線の均熱化ができるから、大形
のポンプを必要とせず、工数も大して増やさずに、巻線
の高温部分の温度を降下させることができる。これによ
り、局部的な高温部がなくなり、最高温度を低くできる
ため、寿命を延ばすことができる。又、平均温度を下げ
得るため、平均温度を上げる設計が可能となり、巻線を
小形化できて、全体の小形化も可能となる。
【0037】請求項2の変圧器によれば、巻線導体の空
洞部と交差した貫通孔から空洞部に入り込んだ冷却油の
熱膨張移動により巻線の均熱化がより効果的にできるか
ら、上記延命、小形化等の点について一層の効果を得る
ことができる。
洞部と交差した貫通孔から空洞部に入り込んだ冷却油の
熱膨張移動により巻線の均熱化がより効果的にできるか
ら、上記延命、小形化等の点について一層の効果を得る
ことができる。
【0038】請求項3の変圧器によれば、中空状の導体
を巻線の部分的に高温となる導体部に使用したことで、
導体温度の均一化効果が効率良く得られ、延命、小形化
等の点について更に一層の効果を得ることができる。
を巻線の部分的に高温となる導体部に使用したことで、
導体温度の均一化効果が効率良く得られ、延命、小形化
等の点について更に一層の効果を得ることができる。
【0039】請求項4の変圧器によれば、導体の空洞部
と交差する貫通孔を巻線の渡り部分の導体に形成したこ
とで、冷却に最も良い部分の冷却油が導体の空洞部に入
り、より冷却性能が向上するから、延命、小形化等の点
についてやはり一層の効果を得ることができる。又、こ
の場合、隣接する導体との絶縁距離も確保できるため、
高圧巻線にも適用できるし、更に、いずれの巻線にも採
用できる特長を有する。
と交差する貫通孔を巻線の渡り部分の導体に形成したこ
とで、冷却に最も良い部分の冷却油が導体の空洞部に入
り、より冷却性能が向上するから、延命、小形化等の点
についてやはり一層の効果を得ることができる。又、こ
の場合、隣接する導体との絶縁距離も確保できるため、
高圧巻線にも適用できるし、更に、いずれの巻線にも採
用できる特長を有する。
【0040】請求項5の変圧器によれば、中空状の巻線
をタップ巻線に使用したことで、高温部の冷却油が低温
部に流入し、更に低温部の冷却油が高温部に流入して導
体の温度を低下させることによる巻線温度の均一化がよ
り効果的に行われ、従って、やはり延命、小形化等の点
についてやはり一層の効果を得ることができる。
をタップ巻線に使用したことで、高温部の冷却油が低温
部に流入し、更に低温部の冷却油が高温部に流入して導
体の温度を低下させることによる巻線温度の均一化がよ
り効果的に行われ、従って、やはり延命、小形化等の点
についてやはり一層の効果を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す図4のA−A線に沿
う拡大断面図
う拡大断面図
【図2】変圧器装置全体の概略構成図
【図3】変圧器本体の断面図
【図4】ユニット巻線の斜視図
【図5】巻線端部の正面図
【図6】スペーサの平面図
【図7】作用説明のためのモデル図その1
【図8】作用説明のためのモデル図その2
【図9】作用説明のためのモデル図その3
【図10】本発明の第2実施例を示すユニット巻線の平
面図
面図
【図11】図10のB−B線に沿う拡大断面図
【図12】異なる作用説明のためのモデル図その1
【図13】異なる作用説明のためのモデル図その2
【図14】異なる作用説明のためのモデル図その3
【図15】本発明の第3実施例を示す図10相当図
【図16】図15のC部の拡大図
【図17】図15のD−D線に沿う拡大断面図
【図18】本発明の第4実施例を示す図4相当図
【図19】更に異なる作用説明のためのユニット巻線の
側面図(a)とその温度分布図(b)
側面図(a)とその温度分布図(b)
【図20】本発明の第5実施例を示す図3相当図
【図21】図1相当図
【図22】従来例を示す図3相当図
【図23】図4相当図
【図24】図23のE−E線に沿う図1相当図
【図25】図6相当図
11は変圧器本体、12はタンク、14は送油ポンプ、
18は冷却油(冷却媒体)、19は鉄心、20は一次巻
線、21は二次巻線、22はユニット巻線、23は冷却
油道、24は巻線導体、25は空洞部、25aは開放
部、41は貫通孔、51は空洞部、51aは開放部、5
2,61は導体、62は空洞部、63は貫通孔、64は
ユニット巻線、64aは上セクション(巻線)、64b
は下セクション(巻線)、64cは渡り部分、71はタ
ップ巻線、72は空洞部、73は導体を示す。
18は冷却油(冷却媒体)、19は鉄心、20は一次巻
線、21は二次巻線、22はユニット巻線、23は冷却
油道、24は巻線導体、25は空洞部、25aは開放
部、41は貫通孔、51は空洞部、51aは開放部、5
2,61は導体、62は空洞部、63は貫通孔、64は
ユニット巻線、64aは上セクション(巻線)、64b
は下セクション(巻線)、64cは渡り部分、71はタ
ップ巻線、72は空洞部、73は導体を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 鉄心と、この鉄心に巻装された一次巻線
及び二次巻線とを具え、これら鉄心及び巻線を冷却媒体
に浸漬したものにおいて、前記巻線を構成する導体を中
空状とし、その空洞部を導体の両端において開放させた
ことを特徴とする変圧器。 - 【請求項2】 鉄心と、この鉄心に巻装された一次巻線
及び二次巻線とを具え、これら鉄心及び巻線を冷却媒体
に浸漬したものにおいて、前記巻線を構成する導体を中
空状とし、且つ導体の少なくとも1か所にその空洞部と
交差する貫通孔を形成したことを特徴とする変圧器。 - 【請求項3】 中空状の導体を、巻線の部分的に高温と
なる導体部に使用したこと特徴とする請求項1又は2記
載の変圧器。 - 【請求項4】 導体の空洞部と交差する貫通孔を、巻線
から他の巻線への渡り部分の導体に形成したことを特徴
とする請求項2記載の変圧器。 - 【請求項5】 中空状の導体をタップ巻線に使用したこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21352196A JPH1064734A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21352196A JPH1064734A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 変圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064734A true JPH1064734A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16640573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21352196A Pending JPH1064734A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1064734A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4450868B1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-04-14 | 三菱電機株式会社 | 変圧装置 |
| JP2014017387A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Sht Co Ltd | タップ付きコイル及びその製造方法 |
| CN107919187A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-04-17 | 中车株洲电力机车研究所有限公司 | 自冷式导体及采用该导体作为绕组的电抗器或变压器 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP21352196A patent/JPH1064734A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4450868B1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-04-14 | 三菱電機株式会社 | 変圧装置 |
| WO2010073337A1 (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-01 | 三菱電機株式会社 | 変圧装置 |
| CN102265358A (zh) * | 2008-12-25 | 2011-11-30 | 三菱电机株式会社 | 变压装置 |
| US8274351B2 (en) | 2008-12-25 | 2012-09-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Transformer device |
| KR101211853B1 (ko) | 2008-12-25 | 2012-12-12 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 변압 장치 |
| EP2372728A4 (en) * | 2008-12-25 | 2013-01-02 | Mitsubishi Electric Corp | TRANSFORMATION DEVICE |
| JP2014017387A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Sht Co Ltd | タップ付きコイル及びその製造方法 |
| CN107919187A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-04-17 | 中车株洲电力机车研究所有限公司 | 自冷式导体及采用该导体作为绕组的电抗器或变压器 |
| CN107919187B (zh) * | 2017-12-05 | 2019-11-05 | 中车株洲电力机车研究所有限公司 | 自冷式导体及采用该导体作为绕组的电抗器或变压器 |
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