JPH1065205A - 半導体受光素子の製造方法 - Google Patents
半導体受光素子の製造方法Info
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- JPH1065205A JPH1065205A JP8220191A JP22019196A JPH1065205A JP H1065205 A JPH1065205 A JP H1065205A JP 8220191 A JP8220191 A JP 8220191A JP 22019196 A JP22019196 A JP 22019196A JP H1065205 A JPH1065205 A JP H1065205A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な界面特性をもつ傾斜超格子型アバラン
シェフォトダイオードを提供する。 【解決手段】 本発明では、結晶半導体薄膜からなる井
戸層と結晶半導体薄膜からなる障壁層とを順次積層して
なる半導体受光素子の製造に際し、十分な膜厚の第1の
アモルファス半導体薄膜を成膜し、アニールにより前記
第1のアモルファス半導体薄膜とを結晶し、第1の結晶
半導体薄膜を形成する工程と、前記第1のアモルファス
半導体薄膜と同一材料からなり前記第1のアモルファス
半導体薄膜よりも薄い第2のアモルファス半導体薄膜を
成膜する工程と、この上層に前記結晶半導体薄膜からな
る障壁層を成膜する工程と、前記第2のアモルファス半
導体薄膜に、前記第1の結晶半導体薄膜を核として再結
晶化する程度のエネルギーを付与し第2の結晶半導体薄
膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
シェフォトダイオードを提供する。 【解決手段】 本発明では、結晶半導体薄膜からなる井
戸層と結晶半導体薄膜からなる障壁層とを順次積層して
なる半導体受光素子の製造に際し、十分な膜厚の第1の
アモルファス半導体薄膜を成膜し、アニールにより前記
第1のアモルファス半導体薄膜とを結晶し、第1の結晶
半導体薄膜を形成する工程と、前記第1のアモルファス
半導体薄膜と同一材料からなり前記第1のアモルファス
半導体薄膜よりも薄い第2のアモルファス半導体薄膜を
成膜する工程と、この上層に前記結晶半導体薄膜からな
る障壁層を成膜する工程と、前記第2のアモルファス半
導体薄膜に、前記第1の結晶半導体薄膜を核として再結
晶化する程度のエネルギーを付与し第2の結晶半導体薄
膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体受光素子の
製造方法にかかり、特に複写機、ファクシミリなどの画
像読取り用のラインイメージセンサ、ビデオカメラなど
の画像入力用の二次元イメージセンサなどに用いられる
半導体受光素子、特に光によって生成されたキャリアを
衝突電離により増倍するアバランシェ効果を利用した半
導体受光素子の製造方法に関する。
製造方法にかかり、特に複写機、ファクシミリなどの画
像読取り用のラインイメージセンサ、ビデオカメラなど
の画像入力用の二次元イメージセンサなどに用いられる
半導体受光素子、特に光によって生成されたキャリアを
衝突電離により増倍するアバランシェ効果を利用した半
導体受光素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、可視光領域の光を読取るための素
子としては広くCCDが用いられており、また、半導体
薄膜を用いた薄膜型イメージセンサも一部で実用化され
るようになってきている。これらの受光素子は何れも光
センシング部にはフォトダイオードを用いており、原理
的に光子1個に対して生成される電子は1個以下であり
増幅作用のないものである。一般的には受光素子外部に
増幅回路を持ち、これにより電子の増幅を行って感度を
向上させることが広く行われているが、この方法では受
光素子部分におけるノイズ成分も同時に増幅してしまう
ため、S/N比の低下を伴ってしまうという問題があっ
た。従ってこれらの素子を用いて鮮明な画像を得るため
には、読取り対象に強い光をあてて十分な反射光を得ら
れる状態にして撮像を行わなければならないという欠点
がある。
子としては広くCCDが用いられており、また、半導体
薄膜を用いた薄膜型イメージセンサも一部で実用化され
るようになってきている。これらの受光素子は何れも光
センシング部にはフォトダイオードを用いており、原理
的に光子1個に対して生成される電子は1個以下であり
増幅作用のないものである。一般的には受光素子外部に
増幅回路を持ち、これにより電子の増幅を行って感度を
向上させることが広く行われているが、この方法では受
光素子部分におけるノイズ成分も同時に増幅してしまう
ため、S/N比の低下を伴ってしまうという問題があっ
た。従ってこれらの素子を用いて鮮明な画像を得るため
には、読取り対象に強い光をあてて十分な反射光を得ら
れる状態にして撮像を行わなければならないという欠点
がある。
【0003】この欠点を補うことを目的とし、本発明者
らは、レーザアニール法を用いて形成した多結晶シリコ
ン薄膜/炭化シリコン薄膜超格子において障壁層を鋸刃
状のポテンシャル構造とした傾斜超格子構造のアバラン
シェフォトダイオード(APD)を提案している。
らは、レーザアニール法を用いて形成した多結晶シリコ
ン薄膜/炭化シリコン薄膜超格子において障壁層を鋸刃
状のポテンシャル構造とした傾斜超格子構造のアバラン
シェフォトダイオード(APD)を提案している。
【0004】このアバランシェフォトダイオードは、図
16〜19にその製造工程図を示すように基板1上にス
パッタリング法により、下部電極2としてタンタル(T
a)薄膜を形成した後、プラズマCVD法により正孔注
入阻止層3としてn型水素化アモルファスシリコン(a
−Si:H)層を形成する。ついでLPCVD法により
アモルファスシリコン(a−Si)層9を形成し、エキ
シマレーザを用いてレーザエネルギー10を照射し結晶
化する(図16)。
16〜19にその製造工程図を示すように基板1上にス
パッタリング法により、下部電極2としてタンタル(T
a)薄膜を形成した後、プラズマCVD法により正孔注
入阻止層3としてn型水素化アモルファスシリコン(a
−Si:H)層を形成する。ついでLPCVD法により
アモルファスシリコン(a−Si)層9を形成し、エキ
シマレーザを用いてレーザエネルギー10を照射し結晶
化する(図16)。
【0005】これにより、図17に示すように、アモル
ファスシリコン層9は井戸層4としての多結晶シリコン
層となる。
ファスシリコン層9は井戸層4としての多結晶シリコン
層となる。
【0006】この後プラズマCVD法により、障壁層5
としての炭化シリコン層、光吸収層6としての水素化ア
モルファスシリコン層、電子注入層7としてのp型水素
化アモルファスシリコン層を連続的に堆積し、さらに図
18に示すように、この上層にスパッタリング法により
酸化インジウム錫(ITO)層からなる上部電極8を形
成する。
としての炭化シリコン層、光吸収層6としての水素化ア
モルファスシリコン層、電子注入層7としてのp型水素
化アモルファスシリコン層を連続的に堆積し、さらに図
18に示すように、この上層にスパッタリング法により
酸化インジウム錫(ITO)層からなる上部電極8を形
成する。
【0007】そしてパターニングし、図19に示すよう
に、多結晶シリコン層と炭化シリコン層とが積層された
超格子構造のアバランシェフォトダイオードを形成する
ことができる。
に、多結晶シリコン層と炭化シリコン層とが積層された
超格子構造のアバランシェフォトダイオードを形成する
ことができる。
【0008】このようにして形成されたアバランシェフ
ォトダイオードにおいては、光吸収層で生成されたフォ
トキャリアを、この増倍層で増幅し、上部および下部電
極を介して電流として取り出すことにより、増幅作用を
もつものとなる。
ォトダイオードにおいては、光吸収層で生成されたフォ
トキャリアを、この増倍層で増幅し、上部および下部電
極を介して電流として取り出すことにより、増幅作用を
もつものとなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、増倍層としての多結晶シリコン/炭化シリコン
超格子を形成するに際し、アモルファスシリコン層の成
膜、その結晶化、そして炭化シリコン層の成膜というよ
うに、成膜工程の間に結晶化を行わなければならない。
従って、障壁層となる炭化シリコン層と井戸層となる多
結晶シリコン層との界面は、成膜装置とアニール装置と
の間を搬送する際に、不純物の付着などにより、界面の
欠陥準位を増加させ、結果としてアバランシェフォトダ
イオードの暗電流を増大し、増倍率、S/N比を低下さ
せてしまっていた。また、不純物の付着を改善するため
に洗浄工程が必要となり、スループットがさらに悪化す
るという問題があった。
法では、増倍層としての多結晶シリコン/炭化シリコン
超格子を形成するに際し、アモルファスシリコン層の成
膜、その結晶化、そして炭化シリコン層の成膜というよ
うに、成膜工程の間に結晶化を行わなければならない。
従って、障壁層となる炭化シリコン層と井戸層となる多
結晶シリコン層との界面は、成膜装置とアニール装置と
の間を搬送する際に、不純物の付着などにより、界面の
欠陥準位を増加させ、結果としてアバランシェフォトダ
イオードの暗電流を増大し、増倍率、S/N比を低下さ
せてしまっていた。また、不純物の付着を改善するため
に洗浄工程が必要となり、スループットがさらに悪化す
るという問題があった。
【0010】そこでまた、アモルファスシリコンと炭化
シリコンとを連続的に堆積した後レーザアニールにより
結晶化を行うという方法も提案されているが、その場合
にはアモルファスシリコンが溶融した際に炭化シリコン
からの炭素の拡散が膜全体に起こり、アモルファスシリ
コンと炭化シリコンとの界面でのバンドギャップの急峻
性が失われてしまい、これが増倍率の向上を阻む原因と
なっていた。
シリコンとを連続的に堆積した後レーザアニールにより
結晶化を行うという方法も提案されているが、その場合
にはアモルファスシリコンが溶融した際に炭化シリコン
からの炭素の拡散が膜全体に起こり、アモルファスシリ
コンと炭化シリコンとの界面でのバンドギャップの急峻
性が失われてしまい、これが増倍率の向上を阻む原因と
なっていた。
【0011】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、良好な界面特性をもつ傾斜超格子型アバランシェフ
ォトダイオードを提供することを目的とする。
で、良好な界面特性をもつ傾斜超格子型アバランシェフ
ォトダイオードを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、結晶
半導体薄膜からなる井戸層と結晶半導体薄膜からなる障
壁層とを順次積層してなる半導体受光素子の製造に際
し、十分な膜厚の第1のアモルファス半導体薄膜を成膜
し、アニールにより前記第1のアモルファス半導体薄膜
とを結晶し、第1の結晶半導体薄膜を形成する工程と、
前記第1のアモルファス半導体薄膜と同一材料からなり
前記第1のアモルファス半導体薄膜よりも薄い第2のア
モルファス半導体薄膜を成膜する工程と、この上層に前
記結晶半導体薄膜からなる障壁層を成膜する工程と、前
記第2のアモルファス半導体薄膜に、前記第1の結晶半
導体薄膜を種として再結晶化する程度のエネルギーを付
与して結晶化し第2の結晶半導体薄膜を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
半導体薄膜からなる井戸層と結晶半導体薄膜からなる障
壁層とを順次積層してなる半導体受光素子の製造に際
し、十分な膜厚の第1のアモルファス半導体薄膜を成膜
し、アニールにより前記第1のアモルファス半導体薄膜
とを結晶し、第1の結晶半導体薄膜を形成する工程と、
前記第1のアモルファス半導体薄膜と同一材料からなり
前記第1のアモルファス半導体薄膜よりも薄い第2のア
モルファス半導体薄膜を成膜する工程と、この上層に前
記結晶半導体薄膜からなる障壁層を成膜する工程と、前
記第2のアモルファス半導体薄膜に、前記第1の結晶半
導体薄膜を種として再結晶化する程度のエネルギーを付
与して結晶化し第2の結晶半導体薄膜を形成する工程と
を含むことを特徴とする。
【0013】望ましくは、前記第1および第2のアモル
ファス半導体薄膜はアモルファスシリコンであり、前記
1および第2の結晶半導体薄膜は多結晶シリコンであ
り、前記障壁層は炭化シリコンであることを特徴とす
る。
ファス半導体薄膜はアモルファスシリコンであり、前記
1および第2の結晶半導体薄膜は多結晶シリコンであ
り、前記障壁層は炭化シリコンであることを特徴とす
る。
【0014】望ましくは、前記第2のアモルファス半導
体薄膜と障壁層とは真空を破ることなく連続的に成膜さ
れることを特徴とする。
体薄膜と障壁層とは真空を破ることなく連続的に成膜さ
れることを特徴とする。
【0015】前記第2のアモルファス半導体薄膜をアニ
ールする工程はレーザ光を用いたアニール工程であるこ
とを特徴とする。
ールする工程はレーザ光を用いたアニール工程であるこ
とを特徴とする。
【0016】すなわち、本発明の方法では、あらかじめ
第1のアモルファス半導体薄膜の結晶化に十分なエネル
ギーを付与し結晶化し、十分に粒径の大きな多結晶半導
体薄膜を得たのち、薄い第2のアモルファス半導体薄膜
を形成し、さらに障壁層を形成した後、第2のアモルフ
ァス半導体薄膜が既に結晶化されている多結晶半導体薄
膜と融合する程度のエネルギーを付与することにより、
多結晶半導体薄膜の結晶性を維持しつつ第2の結晶半導
体薄膜を形成する。従って、障壁層の形成後のアニール
工程で溶融するのは薄い第2のアモルファス半導体薄膜
だけであり、従って炭化シリコンから炭素が拡散するの
は最大第2のアモルファス半導体薄膜の厚さ分だけであ
り、従来のように結晶半導体薄膜全体にわたって炭素が
拡散した場合に比べ、バンドギャップの急峻性を大幅に
改善することができる。
第1のアモルファス半導体薄膜の結晶化に十分なエネル
ギーを付与し結晶化し、十分に粒径の大きな多結晶半導
体薄膜を得たのち、薄い第2のアモルファス半導体薄膜
を形成し、さらに障壁層を形成した後、第2のアモルフ
ァス半導体薄膜が既に結晶化されている多結晶半導体薄
膜と融合する程度のエネルギーを付与することにより、
多結晶半導体薄膜の結晶性を維持しつつ第2の結晶半導
体薄膜を形成する。従って、障壁層の形成後のアニール
工程で溶融するのは薄い第2のアモルファス半導体薄膜
だけであり、従って炭化シリコンから炭素が拡散するの
は最大第2のアモルファス半導体薄膜の厚さ分だけであ
り、従来のように結晶半導体薄膜全体にわたって炭素が
拡散した場合に比べ、バンドギャップの急峻性を大幅に
改善することができる。
【0017】また、第2のアモルファス半導体薄膜と障
壁層とを真空を破ることなく連続的に成膜しているた
め、膜の表面が汚染されることもなく、欠陥準位の少な
いアバランシェフォトダイオードを形成することが可能
となる。また、同一チャンバー内で成膜するようにすれ
ば、装置間での搬送に際して汚染されることなくより良
好な薄膜形成が可能となる。
壁層とを真空を破ることなく連続的に成膜しているた
め、膜の表面が汚染されることもなく、欠陥準位の少な
いアバランシェフォトダイオードを形成することが可能
となる。また、同一チャンバー内で成膜するようにすれ
ば、装置間での搬送に際して汚染されることなくより良
好な薄膜形成が可能となる。
【0018】また、アモルファスシリコンを結晶化する
場合、レーザ光を用いて波長を適切に選択すれば、表面
層のみを選択的に結晶化することができる。
場合、レーザ光を用いて波長を適切に選択すれば、表面
層のみを選択的に結晶化することができる。
【0019】なお、第1および第2のアモルファス半導
体薄膜の膜厚の比は2〜10:1、エネルギーについて
は、500mJ/cm2以下とするのが望ましい。
体薄膜の膜厚の比は2〜10:1、エネルギーについて
は、500mJ/cm2以下とするのが望ましい。
【0020】また、ここで第1および第2の結晶半導体
薄膜とは、通常多結晶を示すが、単結晶であってもよ
い。
薄膜とは、通常多結晶を示すが、単結晶であってもよ
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、図面を参
照しつつ説明する。
照しつつ説明する。
【0022】図1乃至図4は本発明の半導体受光素子の
製造方法を原理的に説明する図である。すなわち、本発
明の方法では、第1のアモルファス半導体薄膜の結晶化
に十分なエネルギーを付与し結晶化し、十分に粒径の大
きな多結晶半導体薄膜を得たのち、薄い第2のアモルフ
ァス半導体薄膜を形成し、さらに障壁層を形成した後、
第2のアモルファス半導体薄膜が既に結晶化されている
多結晶半導体薄膜と融合する程度のエネルギーを付与す
ることにより、多結晶半導体薄膜の結晶性を維持しつつ
第2の結晶半導体薄膜を形成することにより、アモルフ
ァスシリコン薄膜と炭化シリコン薄膜との傾斜超格子構
造の光電変換層を形成することを特徴とする。
製造方法を原理的に説明する図である。すなわち、本発
明の方法では、第1のアモルファス半導体薄膜の結晶化
に十分なエネルギーを付与し結晶化し、十分に粒径の大
きな多結晶半導体薄膜を得たのち、薄い第2のアモルフ
ァス半導体薄膜を形成し、さらに障壁層を形成した後、
第2のアモルファス半導体薄膜が既に結晶化されている
多結晶半導体薄膜と融合する程度のエネルギーを付与す
ることにより、多結晶半導体薄膜の結晶性を維持しつつ
第2の結晶半導体薄膜を形成することにより、アモルフ
ァスシリコン薄膜と炭化シリコン薄膜との傾斜超格子構
造の光電変換層を形成することを特徴とする。
【0023】まず、図1に示すように基板1上に第1の
アモルファスシリコン(a−Si)層9を形成し、エキ
シマレーザを用いてレーザエネルギー10を照射し結晶
化する。
アモルファスシリコン(a−Si)層9を形成し、エキ
シマレーザを用いてレーザエネルギー10を照射し結晶
化する。
【0024】これにより、図2に示すように、粒径の大
きな多結晶シリコン層4が形成される。
きな多結晶シリコン層4が形成される。
【0025】この後、図3に示すように、薄い第2のア
モルファスシリコン薄膜9、炭化シリコン層5を形成
し、これにエキシマレーザを用いて前記工程よりもエネ
ルギー密度の低いレーザエネルギー10を照射し結晶化
する。
モルファスシリコン薄膜9、炭化シリコン層5を形成
し、これにエキシマレーザを用いて前記工程よりもエネ
ルギー密度の低いレーザエネルギー10を照射し結晶化
する。
【0026】このとき最上層の炭化シリコン層5の透過
率は100%程度であるため、この光は良好に薄いアモ
ルファスシリコン層9に到達し、結晶化に作用し、下地
の多結晶シリコン層4の結晶性を引き継ぎながらこれを
核として連続して第2のアモルファスシリコン層9は結
晶化され図4に示すように、既に形成された多結晶シリ
コン層と共に極めて結晶性の高い井戸層としての多結晶
シリコン層4を構成する。
率は100%程度であるため、この光は良好に薄いアモ
ルファスシリコン層9に到達し、結晶化に作用し、下地
の多結晶シリコン層4の結晶性を引き継ぎながらこれを
核として連続して第2のアモルファスシリコン層9は結
晶化され図4に示すように、既に形成された多結晶シリ
コン層と共に極めて結晶性の高い井戸層としての多結晶
シリコン層4を構成する。
【0027】このようにエキシマレーザにより再結晶化
をおこなった場合には、膜厚と同程度の粒径をもつ柱状
結晶からなる多結晶シリコンが形成される。粒径が大き
くなるにつれて膜中の結晶粒界の占める体積が相対的に
低くなり、その結果粒界に存在する欠陥準位の膜中の総
量が低減される。
をおこなった場合には、膜厚と同程度の粒径をもつ柱状
結晶からなる多結晶シリコンが形成される。粒径が大き
くなるにつれて膜中の結晶粒界の占める体積が相対的に
低くなり、その結果粒界に存在する欠陥準位の膜中の総
量が低減される。
【0028】そしてこのようにして十分に粒径が大きく
なるように結晶化した多結晶シリコン層を核として、上
層の薄いアモルファスシリコン層の結晶化が起こり、最
終的に粒径が大きい多結晶シリコンが形成される。
なるように結晶化した多結晶シリコン層を核として、上
層の薄いアモルファスシリコン層の結晶化が起こり、最
終的に粒径が大きい多結晶シリコンが形成される。
【0029】そしてまた、障壁層の形成後のアニール工
程で溶融するのは薄いアモルファスシリコンであり、従
って炭化シリコンから炭素が拡散するのは最大第2のア
モルファスシリコン薄膜の厚さ分だけであり、従来のよ
うに結晶半導体薄膜全体にわたって炭素が拡散した場合
に比べ、バンドギャップの急峻性を大幅に改善すること
ができる。
程で溶融するのは薄いアモルファスシリコンであり、従
って炭化シリコンから炭素が拡散するのは最大第2のア
モルファスシリコン薄膜の厚さ分だけであり、従来のよ
うに結晶半導体薄膜全体にわたって炭素が拡散した場合
に比べ、バンドギャップの急峻性を大幅に改善すること
ができる。
【0030】また、第2のアモルファスシリコン薄膜と
障壁層とを連続的に成膜しているため、装置間での搬送
に際して膜の表面が汚染されることもなく、欠陥準位の
少ない光電変換層を形成することが可能となる。
障壁層とを連続的に成膜しているため、装置間での搬送
に際して膜の表面が汚染されることもなく、欠陥準位の
少ない光電変換層を形成することが可能となる。
【0031】さらにまた、炉アニールを用いることによ
りさらに粒径の大きな多結晶シリコンを得ることができ
る。但し、炉アニールは低温で行う程長時間のアニール
が必要であり、スループットに大きく影響する。
りさらに粒径の大きな多結晶シリコンを得ることができ
る。但し、炉アニールは低温で行う程長時間のアニール
が必要であり、スループットに大きく影響する。
【0032】次に本発明第1の実施例のアバランシェフ
ォトダイオードの製造工程について説明する。まず図5
に示すようにガラス基板1上にスパッタリング法によ
り、下部電極2としてタンタル(Ta)薄膜を500n
m程度の膜厚となるように形成した後、プラズマCVD
法により正孔注入阻止層3として膜厚50nm程度のn
型水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)層を形
成する。ついで、LPCVD法により膜厚100nm程
度の第1のアモルファスシリコン(a−Si)層9を形
成し、発振波長351nmのXeFエキシマレーザを用
いて 300mJ/cm2程度のレーザ光10を照射し結
晶化する。
ォトダイオードの製造工程について説明する。まず図5
に示すようにガラス基板1上にスパッタリング法によ
り、下部電極2としてタンタル(Ta)薄膜を500n
m程度の膜厚となるように形成した後、プラズマCVD
法により正孔注入阻止層3として膜厚50nm程度のn
型水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)層を形
成する。ついで、LPCVD法により膜厚100nm程
度の第1のアモルファスシリコン(a−Si)層9を形
成し、発振波長351nmのXeFエキシマレーザを用
いて 300mJ/cm2程度のレーザ光10を照射し結
晶化する。
【0033】これにより第1のアモルファスシリコン層
9は溶融再結晶化し、第1の多結晶シリコン層となる。
そしてこの上層に膜厚20nmの第2のアモルファスシ
リコン層9をLPCVD法により形成し、さらにプラズ
マCVD法により膜厚50nm程度の炭化シリコン(S
iC)層5を形成し、同様に図6に示すようにXeFエ
キシマレーザを用いて100mJ/cm2程度のレーザ
エネルギー10を照射し結晶化する。
9は溶融再結晶化し、第1の多結晶シリコン層となる。
そしてこの上層に膜厚20nmの第2のアモルファスシ
リコン層9をLPCVD法により形成し、さらにプラズ
マCVD法により膜厚50nm程度の炭化シリコン(S
iC)層5を形成し、同様に図6に示すようにXeFエ
キシマレーザを用いて100mJ/cm2程度のレーザ
エネルギー10を照射し結晶化する。
【0034】これにより、最上層の炭化シリコン層5の
透過率は100%程度であるため、この光は良好にアモ
ルファスシリコン層9に到達し、この層は透過率が極め
て低いためこの層で良好に吸収され、照射エネルギーの
大半がこの層の結晶化に作用し図8に示すように、アモ
ルファスシリコン層9は下層の多結晶シリコン層4を核
として結晶性の高い柱状の多結晶を形成し井戸層として
膜厚120nm程度の多結晶シリコン層4を構成する。
この多結晶シリコン層は粒径100nmであった。
透過率は100%程度であるため、この光は良好にアモ
ルファスシリコン層9に到達し、この層は透過率が極め
て低いためこの層で良好に吸収され、照射エネルギーの
大半がこの層の結晶化に作用し図8に示すように、アモ
ルファスシリコン層9は下層の多結晶シリコン層4を核
として結晶性の高い柱状の多結晶を形成し井戸層として
膜厚120nm程度の多結晶シリコン層4を構成する。
この多結晶シリコン層は粒径100nmであった。
【0035】この後プラズマCVD法により、光吸収層
6として膜厚1μmの水素化アモルファスシリコン層、
電子注入阻止層7としてのp型水素化アモルファスシリ
コン層を連続的に堆積し、さらに図8に示すように、こ
の上層にスパッタリング法により酸化インジウム錫(I
TO)層からなる膜厚60nmの上部電極8を形成す
る。
6として膜厚1μmの水素化アモルファスシリコン層、
電子注入阻止層7としてのp型水素化アモルファスシリ
コン層を連続的に堆積し、さらに図8に示すように、こ
の上層にスパッタリング法により酸化インジウム錫(I
TO)層からなる膜厚60nmの上部電極8を形成す
る。
【0036】そしてパターニングし図9に示すように、
多結晶シリコン層と炭化シリコン層とからなる超格子構
造のアバランシェフォトダイオードが形成される。
多結晶シリコン層と炭化シリコン層とからなる超格子構
造のアバランシェフォトダイオードが形成される。
【0037】このようにして形成されたアバランシェフ
ォトダイオードの、多結晶シリコン/炭化シリコン界面
での欠陥準位を調べたところ、従来に比べて大幅に改善
されていることがわかった。また炭素の拡散も多結晶シ
リコン層の上層部の薄い領域のみにしか起こっていない
ことが確認された。
ォトダイオードの、多結晶シリコン/炭化シリコン界面
での欠陥準位を調べたところ、従来に比べて大幅に改善
されていることがわかった。また炭素の拡散も多結晶シ
リコン層の上層部の薄い領域のみにしか起こっていない
ことが確認された。
【0038】このアバランシェフォトダイオードに光を
照射し、特性を測定した結果を図10および図11に示
す。図10は、印加電圧と増倍率との関係を示し、図1
1は印加電圧と暗電流との関係を示す。いずれにおいて
も、実線は本発明実施例の方法で形成したアバランシェ
フォトダイオードについての測定結果であり、点線は従
来例の方法で形成したアバランシェフォトダイオードの
測定結果を示す図である。 この結果からも本発明の方
法によれば、暗電流が低減され、S/N比も大幅に向上
していることがわかる。
照射し、特性を測定した結果を図10および図11に示
す。図10は、印加電圧と増倍率との関係を示し、図1
1は印加電圧と暗電流との関係を示す。いずれにおいて
も、実線は本発明実施例の方法で形成したアバランシェ
フォトダイオードについての測定結果であり、点線は従
来例の方法で形成したアバランシェフォトダイオードの
測定結果を示す図である。 この結果からも本発明の方
法によれば、暗電流が低減され、S/N比も大幅に向上
していることがわかる。
【0039】これは次のような理由によるものと考えら
れる。この方法では、井戸層と障壁層の界面に不純物の
混入もなく、また、結晶性のよい多結晶シリコンが形成
される。従って、このアバランシェフォトダイオードに
逆バイアスを印加する場合、井戸層に対して障壁層が高
抵抗となっているため、井戸層には電解が殆どかから
ず、不要な電子/正孔対の生成が皆無となって暗電流の
発生が抑制され得、また、この多結晶シリコンは高移動
度をもつため、高感度となる。
れる。この方法では、井戸層と障壁層の界面に不純物の
混入もなく、また、結晶性のよい多結晶シリコンが形成
される。従って、このアバランシェフォトダイオードに
逆バイアスを印加する場合、井戸層に対して障壁層が高
抵抗となっているため、井戸層には電解が殆どかから
ず、不要な電子/正孔対の生成が皆無となって暗電流の
発生が抑制され得、また、この多結晶シリコンは高移動
度をもつため、高感度となる。
【0040】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。ここでは、第1のアモルファスシリコン層を形成し
アニールして第1の多結晶シリコン層4を形成する工程
までは、前記第1の実施例と同様の方法を用いて行い、
この後第2のアモルファスシリコン層9から上部電極8
まで順次積層し、この後基板面側からレーザ光を照射す
る様にしたことを特徴とする。
る。ここでは、第1のアモルファスシリコン層を形成し
アニールして第1の多結晶シリコン層4を形成する工程
までは、前記第1の実施例と同様の方法を用いて行い、
この後第2のアモルファスシリコン層9から上部電極8
まで順次積層し、この後基板面側からレーザ光を照射す
る様にしたことを特徴とする。
【0041】まず、前記第1の実施例と同様にして、図
12に示すようにガラス基板1上にスパッタリング法に
より、下部電極2として透光性のITO薄膜を100n
m程度の膜厚となるように形成した後、プラズマCVD
法により正孔注入阻止層3として膜厚50nm程度のn
型水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)層を形
成する。ついでLPCVD法により膜厚100nm程度
の第1のアモルファスシリコン(a−Si)層9を形成
し、発振波長351nmのXeFエキシマレーザを用い
て300mJ/cm2程度のレーザ光10を照射し結晶
化する。
12に示すようにガラス基板1上にスパッタリング法に
より、下部電極2として透光性のITO薄膜を100n
m程度の膜厚となるように形成した後、プラズマCVD
法により正孔注入阻止層3として膜厚50nm程度のn
型水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)層を形
成する。ついでLPCVD法により膜厚100nm程度
の第1のアモルファスシリコン(a−Si)層9を形成
し、発振波長351nmのXeFエキシマレーザを用い
て300mJ/cm2程度のレーザ光10を照射し結晶
化する。
【0042】これにより第1のアモルファスシリコン層
9は溶融再結晶化し、第1の多結晶シリコン層となる。
そしてこの上層に膜厚20nmの第2のアモルファスシ
リコン層9をLPCVD法により形成し、さらにプラズ
マCVD法により膜厚50nm程度の炭化シリコン(S
iC)層5を形成し、さらに光吸収層6として膜厚1μ
mの水素化アモルファスシリコン層、電子注入阻止層7
としての膜厚50nm程度のp型水素化アモルファスシ
リコン層を連続的に堆積し、さらにこの上層にスパッタ
リング法により酸化インジウム錫(ITO)層からなる
膜厚60nmの上部電極8を形成する。ここで酸化イン
ジウム錫層以外はすべて連続工程で形成することができ
る。そして、ガラス基板側から、発振波長620nmの
パルス色素レーザを用いて100mJ/cm2のレーザ
光10を照射し第2のアモルファスシリコン層を再結晶
化する(図13)。
9は溶融再結晶化し、第1の多結晶シリコン層となる。
そしてこの上層に膜厚20nmの第2のアモルファスシ
リコン層9をLPCVD法により形成し、さらにプラズ
マCVD法により膜厚50nm程度の炭化シリコン(S
iC)層5を形成し、さらに光吸収層6として膜厚1μ
mの水素化アモルファスシリコン層、電子注入阻止層7
としての膜厚50nm程度のp型水素化アモルファスシ
リコン層を連続的に堆積し、さらにこの上層にスパッタ
リング法により酸化インジウム錫(ITO)層からなる
膜厚60nmの上部電極8を形成する。ここで酸化イン
ジウム錫層以外はすべて連続工程で形成することができ
る。そして、ガラス基板側から、発振波長620nmの
パルス色素レーザを用いて100mJ/cm2のレーザ
光10を照射し第2のアモルファスシリコン層を再結晶
化する(図13)。
【0043】これにより、下部電極2としてのITO
層、正孔注入阻止層3としてのn型水素化アモルファス
シリコン層、炭化シリコン層5の透過率は100%程度
であリ、また、結晶化された第1の多結晶シリコン層4
の透過率もほぼ80%であるため、この光は良好にアモ
ルファスシリコン層9に到達し、この層は透過率が極め
て低いためこの層で良好に吸収され、照射エネルギーの
大半がこの層の結晶化に作用し図14に示すように、第
2のアモルファスシリコン層9は溶融再結晶化され極め
て結晶性の高い井戸層としての多結晶シリコン層4を構
成する。
層、正孔注入阻止層3としてのn型水素化アモルファス
シリコン層、炭化シリコン層5の透過率は100%程度
であリ、また、結晶化された第1の多結晶シリコン層4
の透過率もほぼ80%であるため、この光は良好にアモ
ルファスシリコン層9に到達し、この層は透過率が極め
て低いためこの層で良好に吸収され、照射エネルギーの
大半がこの層の結晶化に作用し図14に示すように、第
2のアモルファスシリコン層9は溶融再結晶化され極め
て結晶性の高い井戸層としての多結晶シリコン層4を構
成する。
【0044】この後パターニングし図15に示すよう
に、多結晶シリコン層と炭化シリコン層とが積層された
超格子構造のアバランシェフォトダイオードが形成され
る。
に、多結晶シリコン層と炭化シリコン層とが積層された
超格子構造のアバランシェフォトダイオードが形成され
る。
【0045】このようにして形成されたアバランシェフ
ォトダイオードも、前記第1の実施例の方法で形成した
アバランシェフォトダイオードと同様暗電流が大幅に低
減された。
ォトダイオードも、前記第1の実施例の方法で形成した
アバランシェフォトダイオードと同様暗電流が大幅に低
減された。
【0046】なお、前記実施例では、基板としてガラス
基板を用いたが、セラミック、石英、ポリイミドなど他
の絶縁性材料を用いても良く、また金属板などの導電性
材料も、アバランシェフォトダイオードの用途によって
は使用可能である。ただし基板側からレーザ光を照射す
る場合には、レーザ光を透過する材質を選択する必要が
ある。また下部電極としてはタンタルの他、モリブデ
ン、チタン、タングステンなどの金属材料、タンタルシ
リサイド、モリブデンシリサイド、チタンシリサイド、
タングステンシリサイドなどの金属シリサイドを用いて
もよい。さらに正孔注入阻止層としてもn型水素化アモ
ルファスシリコンに限定されることなく結晶シリコン、
多結晶シリコンなどでもよい。セレン、ゲルマニウムな
ども適用可能である。また電子注入阻止層としてもp型
水素化アモルファスシリコンに限定されることなく結晶
シリコン、多結晶シリコンなどでもよい。障壁層として
も炭化シリコンに限定されることなく窒化シリコンなど
も適用可能である。光吸収層としても水素化アモルファ
スシリコンに限定されることなくセレン、ゲルマニウム
なども適用可能である。上部電極としても酸化インジウ
ム錫に限定されることなく酸化錫など適宜変更可能であ
る。
基板を用いたが、セラミック、石英、ポリイミドなど他
の絶縁性材料を用いても良く、また金属板などの導電性
材料も、アバランシェフォトダイオードの用途によって
は使用可能である。ただし基板側からレーザ光を照射す
る場合には、レーザ光を透過する材質を選択する必要が
ある。また下部電極としてはタンタルの他、モリブデ
ン、チタン、タングステンなどの金属材料、タンタルシ
リサイド、モリブデンシリサイド、チタンシリサイド、
タングステンシリサイドなどの金属シリサイドを用いて
もよい。さらに正孔注入阻止層としてもn型水素化アモ
ルファスシリコンに限定されることなく結晶シリコン、
多結晶シリコンなどでもよい。セレン、ゲルマニウムな
ども適用可能である。また電子注入阻止層としてもp型
水素化アモルファスシリコンに限定されることなく結晶
シリコン、多結晶シリコンなどでもよい。障壁層として
も炭化シリコンに限定されることなく窒化シリコンなど
も適用可能である。光吸収層としても水素化アモルファ
スシリコンに限定されることなくセレン、ゲルマニウム
なども適用可能である。上部電極としても酸化インジウ
ム錫に限定されることなく酸化錫など適宜変更可能であ
る。
【0047】そして叉、アモルファス半導体層、結晶半
導体層の形成方法としてはLPCVD、プラズマCVD
法に限定されることなく,ECRCVD,光CVD、ス
パッタリング、蒸着など他の方法を用いてもよいことは
いうまでもない。
導体層の形成方法としてはLPCVD、プラズマCVD
法に限定されることなく,ECRCVD,光CVD、ス
パッタリング、蒸着など他の方法を用いてもよいことは
いうまでもない。
【0048】また、前記実施例では、アニール工程で
は、レーザとして、エキシマレーザ、色素レーザなどを
を用いたが、クリプトンレーザ,ルビーレーザ,Arレ
ーザ、CW色素レーザ、Qスィッチレーザなどを用いて
も良くまた、ランプアニール、熱アニールも適用可能で
ある。
は、レーザとして、エキシマレーザ、色素レーザなどを
を用いたが、クリプトンレーザ,ルビーレーザ,Arレ
ーザ、CW色素レーザ、Qスィッチレーザなどを用いて
も良くまた、ランプアニール、熱アニールも適用可能で
ある。
【0049】さらにまた、前記実施例ではアバランシェ
フォトダイオードとして基板に対して素子側から光を検
知するようにしたが、基板側からの光を検知するように
構成してもよい。また増倍層としては井戸層と障壁層を
1周期ではなく多層構造にしてもよい。また電極につい
ても上部と下部とで挟むようにしたが、うにしてもよ
い。
フォトダイオードとして基板に対して素子側から光を検
知するようにしたが、基板側からの光を検知するように
構成してもよい。また増倍層としては井戸層と障壁層を
1周期ではなく多層構造にしてもよい。また電極につい
ても上部と下部とで挟むようにしたが、うにしてもよ
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、多結晶シリコン層と炭化シリコン層界面の欠陥準位
を低減することができ、またバンドギャップ差の急峻性
を維持することができ、暗電流の少ない高品質のアバラ
ンシェフォトダイオードを得ることが可能となる。
ば、多結晶シリコン層と炭化シリコン層界面の欠陥準位
を低減することができ、またバンドギャップ差の急峻性
を維持することができ、暗電流の少ない高品質のアバラ
ンシェフォトダイオードを得ることが可能となる。
【図1】本発明の方法の原理説明図
【図2】本発明の方法の原理説明図
【図3】本発明の方法の原理説明図
【図4】本発明の方法の原理説明図
【図5】本発明の第1の実施例のアバランシェフォトダ
イオードの製造工程図
イオードの製造工程図
【図6】本発明の第1の実施例のアバランシェフォトダ
イオードの製造工程図
イオードの製造工程図
【図7】本発明の第1の実施例のアバランシェフォトダ
イオードの製造工程図
イオードの製造工程図
【図8】本発明の第1の実施例のアバランシェフォトダ
イオードの製造工程図
イオードの製造工程図
【図9】本発明の第1の実施例のアバランシェフォトダ
イオードの製造工程図
イオードの製造工程図
【図10】本発明の第1の実施例のアバランシェフォト
ダイオードの印加電圧と増倍率との関係を示す図
ダイオードの印加電圧と増倍率との関係を示す図
【図11】本発明の第1の実施例のアバランシェフォト
ダイオードの印加電圧と暗電流との関係を示す図
ダイオードの印加電圧と暗電流との関係を示す図
【図12】本発明の第2の実施例のアバランシェフォト
ダイオードの製造工程図
ダイオードの製造工程図
【図13】本発明の第2の実施例のアバランシェフォト
ダイオードの製造工程図
ダイオードの製造工程図
【図14】本発明の第2の実施例のアバランシェフォト
ダイオードの製造工程図
ダイオードの製造工程図
【図15】本発明の第2の実施例のアバランシェフォト
ダイオードの製造工程図
ダイオードの製造工程図
【図16】従来例のアバランシェフォトダイオードの製
造工程図
造工程図
【図17】従来例のアバランシェフォトダイオードの製
造工程図
造工程図
【図18】従来例のアバランシェフォトダイオードの製
造工程図
造工程図
【図19】従来例のアバランシェフォトダイオードの製
造工程図
造工程図
1 ガラス基板 2 下部電極 3 正孔注入阻止層 4 井戸層 5 障壁層 6 光吸収層 7 電子注入阻止層 8 上部電極 9 アモルファスシリコン層 10 レーザ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 経塚 信也 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 1対の電極間に、結晶半導体薄膜からな
る井戸層と結晶半導体薄膜からなる障壁層とを積層して
なる増倍層を具備してなる半導体受光素子の製造方法に
おいて、 前記増倍層の形成工程が、 十分な膜厚の第1のアモルファス半導体薄膜を成膜し、
アニールにより前記第1のアモルファス半導体薄膜を結
晶化し、第1の結晶半導体薄膜を形成する工程と、 前記第1のアモルファス半導体薄膜と同一材料からなり
前記第1のアモルファス半導体薄膜よりも薄い第2のア
モルファス半導体薄膜を成膜する工程と、 この上層に
前記結晶半導体薄膜からなる障壁層を成膜する工程と、
前記第2のアモルファス半導体薄膜に、前記第1の結晶
半導体薄膜を核として再結晶化する程度のエネルギーを
付与して結晶化し第2の結晶半導体薄膜を形成する工程
とを含むことを特徴とする半導体受光素子の製造方法。 - 【請求項2】 前記第1および2のアモルファス半導体
薄膜はアモルファスシリコンであり、 前記1および第2の結晶半導体薄膜は多結晶シリコンで
あり、 前記障壁層は炭化シリコンであることを特徴とする請求
項1記載の半導体受光素子の製造方法。 - 【請求項3】 前記第2のアモルファス半導体薄膜と障
壁層とは、真空を破ることなく、連続的に成膜されるこ
とを特徴とする請求項1記載の半導体受光素子の製造方
法。 - 【請求項4】 前記第2のアモルファス半導体薄膜をア
ニールする工程はレーザ光を用いたアニール工程である
ことを特徴とする請求項1記載の半導体受光素子の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220191A JPH1065205A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 半導体受光素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220191A JPH1065205A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 半導体受光素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065205A true JPH1065205A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16747317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8220191A Pending JPH1065205A (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | 半導体受光素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1065205A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004006487A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Sharp Corp | 結晶質薄膜の形成方法、結晶質薄膜の製造装置、薄膜トランジスタ、および光電変換素子 |
| US6852609B2 (en) * | 1999-12-31 | 2005-02-08 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Method of forming a polycrystalline silicon layer |
| CN100375231C (zh) * | 2003-12-25 | 2008-03-12 | 株式会社日立显示器 | 显示装置及其制造方法 |
| JP2011504661A (ja) * | 2007-11-21 | 2011-02-10 | ザ トラスティーズ オブ コロンビア ユニヴァーシティ イン ザ シティ オブ ニューヨーク | エピタキシャルに配向された厚膜を調製するための調製システムおよび方法 |
| CN110199376A (zh) * | 2016-12-06 | 2019-09-03 | 澳大利亚国立大学 | 太阳能电池制造 |
| CN111979524A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-11-24 | 福建省晋华集成电路有限公司 | 一种多晶硅层形成方法、多晶硅层以及半导体结构 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP8220191A patent/JPH1065205A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7091112B2 (en) * | 1999-12-31 | 2006-08-15 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Method of forming a polycrystalline silicon layer |
| US7208696B2 (en) | 1999-12-31 | 2007-04-24 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd | Method of forming a polycrystalline silicon layer |
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| CN110199376A (zh) * | 2016-12-06 | 2019-09-03 | 澳大利亚国立大学 | 太阳能电池制造 |
| US12453189B2 (en) | 2016-12-06 | 2025-10-21 | The Australian National University | Solar cell fabrication |
| CN111979524A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-11-24 | 福建省晋华集成电路有限公司 | 一种多晶硅层形成方法、多晶硅层以及半导体结构 |
| CN111979524B (zh) * | 2020-08-19 | 2021-12-14 | 福建省晋华集成电路有限公司 | 一种多晶硅层形成方法、多晶硅层以及半导体结构 |
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