JPH1065274A - 発光素子駆動装置 - Google Patents

発光素子駆動装置

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JPH1065274A
JPH1065274A JP22082096A JP22082096A JPH1065274A JP H1065274 A JPH1065274 A JP H1065274A JP 22082096 A JP22082096 A JP 22082096A JP 22082096 A JP22082096 A JP 22082096A JP H1065274 A JPH1065274 A JP H1065274A
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誠 三木
Shuichi Yasuda
秀一 安田
Satoru Matsuyama
哲 松山
Norio Murakami
典生 村上
Hirokazu Kanesaka
洋起 金坂
Yukio Akazawa
幸雄 赤沢
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昇 石原
Makoto Nakamura
誠 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子駆動装置に関し、低コスト化、低消
費電力化が図れ、動作信頼性の高い駆動装置の提供。 【解決手段】 発光素子、駆動回路、光出力一定制御回
路を備える駆動装置において、複数入力端子に高インピ
ーダンスの閾値電圧発生回路を備え、各入力端子のデー
タ信号を比較する汎用の入力インタフェース回路を備え
る。相互コンダクタンスの異なるFETを相補接続した
インバータ回路よりなるパルス幅補償回路を備える。L
D駆動の差動対に加える節電用遮断信号をローパスフィ
ルタでなまらせ、ハザード光の発生を押さえる。入力信
号のピーク検出回路に補助電流回路を付加し、瞬時のボ
トム検出を行う。容量にFETスイッチと抵抗の直列回
路を接続し、容量の充/放電特性(時定数)を変える。
LD駆動回路及び付属回路の構成,動作を模写した回路
でLD駆動回路の正確な動作電流をモニタする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光素子駆動装置に
関し、更に詳しくは発光素子(レーザダイオードLD
等)と、その駆動回路と、該発光素子の光出力一定制御
を行う制御回路とを備える発光素子駆動装置に関する。
近年、光通信の普及に伴い、この種の発光素子駆動装置
は光加入者用電気一光信号変換装置として多用されてい
る。特に、光加入者用LD駆動装置では、その低コスト
化、低消費電力化を目的としてCMOS集積回路化が進
められており、この目的の高度な実現が望まれる。
【0002】
【従来の技術】図26は従来のLD駆動装置の概略構成
を示す図である。このLD駆動装置は、LD駆動の主制
御を行うLD駆動LSI200と、LD対応の負荷抵抗
RLと、レーザダイオードLDと、LDのバック光をモ
ニタするフォトダイオードPDと、LD電流制御信号V
PCNTを保持する外付けの容量C1及び抵抗R1とを含
む。
【0003】LD駆動LSI200は、データ信号の処
理を行う主信号部50と、LDの光出力一定制御等を行
うAPC部60を備える。主信号部50において、51
は入力のデータ信号を終端(インタフェース)する入力
インタフェース回路、52は入力のデータ信号をリタイ
ミング(パルス幅整形)するフリップフロップ回路(F
F)、54はデータ信号,クロック信号を抽出する信号
検出回路、55は時分割多重(TCM)通信等における
データ非送信時のLD駆動回路を消勢(LD電流を遮
断)して節電を図る節電制御回路、56はLD発光遅延
による光パルス幅の減少を補償する(太らせる)ための
パルス幅補償回路、57はデータ信号の電圧圧縮/レベ
ルフトを行い、LD駆動回路に整合させるLD駆動前段
回路、58はLDを駆動するLD駆動回路である。
【0004】APC部60において、61はデータ信号
に基づき所定の基準信号を生成する基準信号生成回路、
62はPDの光電流を電圧信号に変換するI/V変換回
路、63はLDの光出力一定制御等を行う自動光出力制
御(APC)回路、66はLDの光出力レベルが所定以
下となった状態を検出してアラーム信号SALMを生成
する光出力アラーム回路、67はLDや駆動回路を過電
流による損傷から保護するためにLD駆動電流の上限を
定める電流制限回路である。
【0005】しかしながら、上記従来のLD駆動装置及
びこれを構成する各回路には改良すべき幾つかの問題点
が存在する。以下、詳細に説明する。図27は従来の入
力インタフェース回路を説明する図である。ところで、
この種のLD駆動LSIが外部より受けるデータ信号に
は様々なタイプ{平衡型(差動型),不平衡型(単一信
号)等}や終端特性が存在する。従来は、入力信号のタ
イプや終端特性に応じて夫々に専用の入力インタフェー
ス回路を構成していた。以下、具体的に説明する。
【0006】図27(A)は入力信号が単一信号(正論
理入力)の場合を示している。この場合は、各1つの入
力端子,閾値電圧発生回路,比較回路CMPを備え、該
CMPの+入力端子に入力信号IN1を入力し、その−
入力端子には閾値電圧発生回路で生成した閾値電圧(し
きい値電圧)Vthを入力する。出力信号OUTは、IN
1>Vthの時は論理1(HIGH)レベル、IN1≦V
thの時は論理0(LOW)レベルとなる。
【0007】図27(B)は入力信号が単一信号(負論
理入力)の場合を示している。この場合は、各1つの入
力端子,閾値電圧発生回路,比較回路CMPを備え、該
CMPの+入力端子に閾値電圧Vthを入力し、その−入
力端子には入力信号IN2を入力する。出力信号OUT
は、IN2≦Vthの時は論理1レベル、IN2>Vth
時は論理0レベルとなる。
【0008】図27(C)は入力信号が平衡型(差動入
力)の場合を示している。この場合は、2つの入力端子
と、1つの比較回路CMPを備え、該CMPの+入力端
子には平衡型の入力信号IN1を入力し、その−入力端
子には平衡型の入力信号IN2を入力する。出力信号O
UTは、IN1>IN2の時は論理1レベル、IN1≦
IN2の時は論理0レベルとなる。
【0009】更に、入力信号の種類(TTL,CML
等)に応じた入力の終端特性を備えていた。例えば、線
路を51Ωで終端する要求がある場合は、線路を51Ω
で終端していた。しかし、上記の如く各場合に対応して
専用の入力インタフェース回路を設ける構成であると、
信号形態や終端条件が異なる他の種類の入力信号に対し
ては同じ入力インタフェース回路を使用できない。従来
は、外部に部品を追加する等して対処しているが、この
ことはスペースファクタの悪化や、消費電力、コストの
増加を招く。まして、このような専用の入力インタフェ
ース回路をLSIに内蔵する場合は、入力信号に応じた
LSIを製造する必要があり、この問題の改善が望まれ
る。
【0010】図28は従来のパルス幅補償回路を説明す
る図である。従来は、LD駆動回路DRVの前段に比較
回路CMPを使用したパルス幅補償回路を設け、入力信
号のパルス幅を太らせて(補償して)いた。以下、具体
的に説明する。図28(A)はパルス幅補償回路の回路
図、図28(B)はその動作タイミングチャーチトであ
る。図において、フルップフロップFFは、入力のデー
タ信号DATAをクロック信号CLKによりリタイミン
グし、クロック周期を単位とする所定パルス幅のデータ
信号vi を出力する。比較回路CMPの−入力端子には
閾値電圧Vthが入力しており、この閾値電圧Vthはデー
タ信号vi の振幅の1/2よりもやや低めに設定されて
いる。CMPの出力信号vo は、vi >Vthの時は論理
1レベル、vi ≦Vthの時は論理0レベルとなる。従っ
て、出力信号voのパルス幅は、Vthがvi /2の場合
よりも太り、発光パルス幅の減少が改善される。
【0011】しかし、上記の如くパルス幅補償回路に通
常の比較回路CMPを用いると、消費電流の増大や、C
MPが高速動作出来ないことによるジッタ発生等の問題
が生じる。従って、このようなパルス幅補償回路の改善
が望まれる。図29は従来の電流制限機能付LD駆動回
路を説明する図である。従来は、LD駆動電流I2の1
/nに相当する電流I1を疑似カレントミラーにより抽
出し、これを所定電流ICONST と比較することにより、
LDに過大な電流が流れるのを防止していた。以下、具
体的に説明する。
【0012】LD駆動回路において、NMOSFET T11,
T12は電流スイッチ回路を構成しており、各ゲートに
平衡型の入力信号DATA,XDATAが入力する。D
ATA=0,XDATA=1の時はLDに駆動電流ILD
は流れず、LDは消灯する。逆にDATA=1,XDA
TA=0の時はLDに駆動電流ILDが流れ、LDは発光
する。このLD駆動電流I2(=ILD)は、定電流源回
路をなすNMOSFET T13より供給され、その大きさはL
D電流制御信号VPCNT(即ち、NMOSFET T13のvGS
により決定される。VPCNTが高ければI2は大きく、V
PCNTが低ければI2は小さい。
【0013】APC出力段回路において、比較回路CM
PはLDのモニタ信号VMON と所定の基準信号VREF
を比較している。電源投入時は、外付けの容量C1が放
電しており、VPCNT≒GNDと低いので、LDの光出力
は小さい。よって、VMON ≦VREF となり、CMPの出
力はLOWレベルとなる。これによりPMOSFET T1にA
PC充電電流IAPC が流れ、容量C1が充電され、V
PCNTが上昇し、LDの光出力は上昇する。やがて、V
MON >VREF になると、CMPの出力はHIGHレベル
となり、PMOSFET T1はOFFされ、VPCNTはそれ以上
には上がらない。容量C1(≒10000pF)及び抵
抗R1(≒10MΩ)はこのようなAPCループの時定
数(ゲイン)を決めており、こうして、LDの光出力一
定制御が行われる。
【0014】電流制限回路において、NMOSFET T3とL
D駆動回路のNMOSFET T13とは電気的特性が揃ってお
り、かつそのチャネル長Lは同一、チャネル幅はW1
2(W1 /W2 =1/100程度)に選ばれている。
また、NMOSFET T3,T13には同じVPCNTが加えられ
ており、これらを流れる電流I1,I2にはVGSが同一
により疑似カレントミラー(但し、VS1=VS2とは限ら
ないので疑似カレントミラーと呼ぶ)の関係がある。例
えばI2=100mA(通常)とすると、I1=1mA
となる。またI2=150mA(上限)とすると、I1
=1.5mAとなる。
【0015】一方、定電流源CCSはNMOSFET T3のド
レインに定電流ICONST を供給している。かかる構成で
は、モニタ電流I1と定電流ICONST との電流比較が行
われ、比較結果として得られる電流制限信号V
LIMIT は、I1<ICONST の場合はHIGHレベルに、
またI1>ICONST の場合はLOWレベルとなる。これ
により、I1<ICONST の場合、即ち、I2<150m
Aの場合は、PMOSFET T2はOFFし、これにより次段
のPMOSFET T1はVPCNTのAPC制御を行える。逆にI
1≧ICONST の場合、即ち、I2≧150mAの場合
は、PMOSFET T2はONし、次段のPMOSFET T1は強制
的にOFFされる。従って、LDに過大な電流が流れる
のを防止できる。
【0016】しかし、一般にLDの駆動電流I2は使用
した光素子(LD/PD)の特性バラツキ等により大き
く変動する。またそのカレントミラー電流I1も、電力
節約の観点から極力小さな値にしているため、NMOSFET
T3のドレイン電圧VS1と、NMOSFET T13のドレイン
電圧VS2 との間にはバラツキが生じる。その結果、NM
OSFET T3,T13間のカレントミラーに誤差が生じ、
電源変動や温度変動下におけるVLIMIT のバラツキが大
きくなってしまうという問題があった。しかも、最近で
は経済化を目的としてLSIの低電圧化を行うが、上記
従来方式によると、VS1,VS2間のバラツキが電源電圧
に対して相対的に大きくなり、このままではLSIの低
電圧化に対応できないと言う問題点もあった。
【0017】図30は従来のLD駆動回路の駆動方式を
説明する図である。入力のデータ信号DATAは、外部
の様々な条件によりそのパルス幅が変動する。従来は、
前段のFFで入力のデータ信号DATAをリタイミング
し、パルス幅の変動を無くしていた。ところで、この種
のLSIの試験にはLD駆動回路DRVの直流動作試験
が含まれる。この直流動作試験では、DRVの入力に任
意の直流レベル(1/0等)を加えてDRVやLDの直
流動作の試験を行いたい。
【0018】しかし、従来は、DRVの入力レベルを変
化させるために、データ信号DATAとクロック信号C
LKを入力する必要があった。このため、直流動作の試
験時でもクロック発生装置(治具を含む)が必要とな
る。しかも、クロック信号CLKを入力して測定を開始
するために、試験時間の増大を招き、結果としLSIの
低コスト化を妨げていた。
【0019】図31は従来の節電制御回路を説明する図
で、図31(A)はその回路図、図31(B)は動作タ
イミングチャートである。従来は、データ信号VD ,V
XDの各ラインとグランドGNDとの間に夫々NMOSFET T
1,T2を設けると共に、データ送信時には節電信号S
AVE=0、またデータ非送信時にはSAVE=1とす
ることで、データ送信時以外はLD駆動回路に電流が流
れない様にしていた。
【0020】しかし、LD駆動用のNMOSFET T11,T
12は大電流をスイッチするために、そのゲート幅W、
即ち、ゲート容量CG が大きい。このためNMOSFET T1
1,T12の各ゲートに速い信号を加えると、ゲート容
量CG を介してLDにハザード電流が流れてしまう。こ
のことは消光比の劣化、並びに他の通信ノードにおける
受信データへの悪影響を生じることとなり問題となって
きた。
【0021】図32,図33は従来のボトム検出回路を
説明する図(1),(2)である。電気通信や光通信シ
ステムへの搭載を目的としたこの種のLSIにおいて
は、入力信号の振幅(例えばボトム値)を瞬時に検出
し、これを所定時間保持するボトム検出回路は、送信
部、受信部の双方で用いられる。図32は従来のボトム
検出回路の回路図で、図32(A)は負論理入力の場
合、図32(B)は正論理入力の場合を示している。
【0022】図32(A)において、入力信号IN=H
I(>出力信号OUT)の時は、差動AMPの出力=L
Oになり、これによりNMOSFET T1はOFFし、容量C
は比較的大きな抵抗R1を介してOUT=INとなるま
で低速で充電(初期化)される。次に、入力信号IN=
LO(<出力信号OUT)になると、差動AMPの出力
=HIになり、これによりNMOSFET T1はONし、容量
CはNMOSFET T1を介してOUT=INとなるまで急速
に放電(ボトム検出)される。
【0023】図33(A)にこの場合の動作チミングチ
ャートを示す。ボトムレベルの検出時間tは、容量Cに
比例し、NMOSFET T1の放電電流I1に反比例するの
で、検出時間tを小さくし、ボトム値の高速検出動作を
行うには、容量Cを小さくすることと、放電電流I1を
大きくすることが考えられる。しかし、容量Cを小さく
すると、抵抗R1による充電時間も小さくなり、ボトム
検出値の保持が困難となる。また放電電流Iを大きくす
ると、図33(B)に示す如く、ボトム値を検出する際
の行き過ぎ(オーバシュート)が発生してしまう。この
ように、従来は、容量Cと放電電流I1とにトレードオ
フの関係があり、高速のボトム検出と、維持を両立させ
るのは困難であった。図32(B)のボトム回路につい
ても同様である。
【0024】図34,図35は従来のAPC出力段回路
を説明する図(1),(2)で、図34(A)は一例の
光加入者伝送方式のシステム構成を示している。局側装
置OSUと複数の加入者装置ONU#1〜#nとの間は
光スターカプラにより分岐接続されている。ここで、送
信時(特に加入者側から局側)に伝送される信号は定期
的に発生するバースト信号であり、最初(電源投入時
等)の1バースト目を除けば、2バースト目からはその
先頭より所定パワーの光出力を要求されるため、このバ
ースト間(データ非送信区間)において、前回形成され
たLD電流制御信号VPCNTを保持する必要がある。但
し、APC回路はVPCNTの高速動作(1バースト目以内
に立ち上げ)が必要なため、容量C1をあまり大きく出
来ない。またバースト周期は長い(最大1msec)た
め、抵抗R1を大きくする必要がある、等の制約があ
る。
【0025】図34(B)は従来のAPC出力段回路に
含まれるバースト間保持機能を示している。従来は、外
付けの容量C1(≒10000pF)と外付けの抵抗R
1(≒10MΩ)とにより決まる時定数τ=C1×R1
を利用してVPCNTのバースト間保持を行っていた。しか
し、値の大きな外付け抵抗は、仮に樹脂等で保護して
も、温度,湿度等の影響で抵抗値が変動し、その変動量
にも保証がないため、モジュールとしての信頼度低下と
いう問題があった。
【0026】また、従来は、容量C1が対アースGND
間に接続されているため、VPCNTの初期電圧はアース電
位にあり、1バースト目のAPCの立ち上げが遅くなる
という問題があった。図35に1バースト目のAPCの
立ち上げの動作タイミングチャートを示す。図におい
て、電源投入後、送信データが発生すると、APC機能
が付勢され、V PCNTはアース電位から、この区間に流れ
るAPC充電電流IAPC により逐次充電され、所望の光
出力の電位になるまで上昇する。この場合に、LDは、
しきい値電流を越えてから発光するため、1バースト目
の発光は図示の如く大幅に遅れてしまう。
【0027】図36は従来の光出力断アラーム回路を説
明する図で、図36(A)はその回路図、図36(A)
はその動作タイミングチャートである。モニタPDの光
電流信号はI/V変換回路IVMONにより対応するモ
ニタ電圧信号に変換される。このモニタ電圧信号をピー
ク検出して信号MONHを生成し、またモニタ電圧信号
をボトム検出して信号MONLを生成する。
【0028】一方、基準信号(基準データ信号)REF
DATはIVREF回路に入力し、ここで、そのLOW
レベルはMONLより低電位で、かつそのHIGHレベ
ルは信号MONHと同電位となるようなREF電圧信号
に変換される。このREF側電圧信号をピーク検出して
信号REFHを生成する。そして、MONLとREFH
を抵抗分割し、光出力断アラーム検出のための閾値電圧
thを形成する。比較回路CMPは、MONH<Vth
場合はアラーム信号SALMを出力する。
【0029】しかし、図示の如く回路構成が複雑である
と、各回路(IVM0N,IVREF,ピーク検出,ボ
トム検出,コンバレータ)のオフセット等が合成され、
その影響でMONHとVthの関係が所望の設定値からず
れてしまう。また、例えばLD劣化が進み、MONHが
th付近にあるような場合には、MONHの雑音成分の
影響でアラーム信号SALMがバタつく現象もあった。
更には、モニタ電圧信号に雑音が載るため、後段で誤っ
たピーク値、ボトム値を検出してしまう不都合もあっ
た。これらにより、光出力断アラーム不良のLD駆動装
置が多数発生していた。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の発
光素子駆動装置では、改良すべき問題点が多数存在して
いた。本発明の目的は、一層の低コスト化、低消費電力
化が図れると共に、動作信頼性の高い発光素子駆動装置
を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図
1,図2(A)の構成により解決される。即ち、本発明
(1)の発光素子駆動装置は、発光素子と、その駆動回
路と、該発光素子の光出力一定制御を行う制御回路とを
備える発光素子駆動装置において、データ信号を入力す
る入力インタフェース回路を備え、該入力インタフェー
ス回路は、複数の入力端子a,bと、各入力端子に接続
したインピーダンスの高い閾値電圧発生回路A,Bと、
各入力端子のデータ信号を比較する比較回路CMPとを
備えるものである。
【0032】入力信号が単一信号の場合は、一方の入力
端子a/bに単一信号を入力し、かつ他方の入力端子b
/aは無接続にして内部の閾値電圧Vth2 /Vth1 を入
力信号の判別に利用する。また、入力信号が差動信号の
場合は、2つの入力端子a,bに差動信号を入力する。
従って、汎用のインタフェース回路を備えるLSIを提
供でき、装置のコストダウンにつながる。
【0033】好ましくは、本発明(2)においては、上
記本発明(1)において、閾値電圧発生回路は、抵抗素
子の分圧回路よりなる。また好ましくは、本発明(3)
においては、上記本発明(1)において、閾値電圧発生
回路は、FETを自己バイアスした分圧回路よりなる。
また好ましくは、本発明(4)においては、上記本発明
(1)において、閾値電圧発生回路は、バイポーラトラ
ンジスタを自己バイアスした分圧回路よりなるものであ
る。
【0034】また上記の課題は例えば図1,図5(A)
の構成により解決される。即ち、本発明(5)の発光素
子駆動装置は、上記前提となる発光素子駆動装置におい
て、データ信号のパルス幅を整形するパルス幅補償回路
を備え、該パルス幅補償回路は、相互コンダクタンスの
異なるFETを相補接続したインバータ回路よりなるも
のである。
【0035】相補接続したFETの相互コンダクタンス
m が異なれば、出力信号vo の反転の閾値Vthは入力
信号の振幅vi の1/2よりも高い/低い側にシフトす
る。従って、これを利用して出力信号vo のパルス幅を
太らせることが可能となる。しかも、この種のインバー
タ回路は安価に構成でき、かつ高速に動作し、消費電力
が小さい。
【0036】また上記の課題は例えば図1,図6(A)
の構成により解決される。即ち、本発明(6)の発光素
子駆動装置は、上記前提となる発光素子駆動装置におい
て、データ信号のパルス幅を整形するパルス幅補償回路
を備え、該パルス幅補償回路は、相互コンダクタンスの
異なるFETの一方を抵抗負荷となし、他方を反転増幅
回路とするインバータ回路よりなるものである。
【0037】抵抗負荷FETと反転増幅回路FETの相
互コンダクタンスgm が異なれば、反転出力信号vo
トランジションを速めることで出力信号vo のパルス幅
を太らせることが可能となる。しかも、この種のインバ
ータ回路は安価に構成でき、かつ高速に動作し、消費電
力が小さい。また本発明(7)の発光素子駆動装置は、
上記前提となる発光素子駆動装置において、データ信号
のパルス幅を整形するパルス幅補償回路を備え、該パル
ス幅補償回路は、電流増幅率の異なるバイポーラトラン
ジスタを相補接続したインバータ回路よりなるものであ
る。従って、上記本発明(5)と同様の作用、効果が得
られる。
【0038】また本発明(8)の発光素子駆動装置は、
上記前提となる発光素子駆動装置において、データ信号
のパルス幅を整形するパルス幅補償回路を備え、該パル
ス幅補償回路は、電流増幅率の異なるバイポーラトラン
ジスタの一方を抵抗負荷となし、他方を反転増幅回路と
するインバータ回路よりなるものである。従って、上記
本発明(6)と同様の作用、効果が得られる。
【0039】また上記の課題は例えば図1,図8の構成
により解決される。即ち、本発明(9)の発光素子駆動
装置は、上記前提となる発光素子駆動装置において、発
光素子を駆動する定電流源回路T13及び該電流をスイ
ッチする差動対T11,T12を有する駆動回路と、前
記差動対に入力するデータ信号の振幅調整及び又はレベ
ル変換を行う前段回路と、前記駆動回路の発光素子駆動
電流I2をモニタして該駆動電流が所定以上とならない
様に前記定電流源回路T13に加える駆動信号VPCNT
対して制限を加える電流制限回路とを備え、該電流制限
回路は、前記前段回路及び駆動回路の少なくとも一方の
データ信号の流れに関連する部分を模写した回路構成
(各Tn´等)を備えると共に、これらに前記前段回路
及び駆動回路の必要な各動作電流を所定割合でカレント
ミラーしてこれらを同一条件下で動作させ、前記駆動回
路の発光素子駆動電流I2をモニタするものである。
【0040】これにより、T13のカレントミラーとな
るT13´のドレイン電圧VS1を、電源、温度、LD電
流I2、LD電流制御電圧VPCNT、LD駆動回路の入力
信号VDATA,VXDATA 等の如何によらず、T13のドレ
イン電圧VS2と同じ状態にたもて、高精度なカレントミ
ラーを行える。従って、LD電流I2の上限を正確にモ
ニタ,判定でき、動作信頼性の高い装置を提供できる。
【0041】また上記の課題は例えば図1,図9の構成
により解決される。即ち、本発明(10)の発光素子駆
動装置は、上記前提となる発光素子駆動装置において、
入力のデータ信号を所定のクロック信号によりリタイミ
ングするフリップフロップ回路と、外部制御MODEに
より入力のデータ信号とフリップフロップ回路の出力信
号の何れかを選択出力する選択回路とを備え、該選択回
路の出力信号により駆動回路を駆動するように構成した
ものである。
【0042】従って、例えばLSI装置の直流試験を行
うような場合には、入力のデータ信号で駆動回路DRV
を直接に駆動でき、この試験工数の削減により製造コス
トを低減できる。また上記の課題は例えば図1,図10
の構成により解決される。即ち、本発明(11)の発光
素子駆動装置は、上記前提となる発光素子駆動装置にお
いて、発光素子を駆動する定電流源回路及び該電流をス
イッチする差動対T11,T12を有する駆動回路と、
所定の制御信号SAVEにより前記差動対に加える各デ
ータ信号VD ,VXDを該差動対の遮断域にクランプする
節電制御回路とを備え、該節電制御回路は、クランプ信
号をなまらせるためのローパスフィルタ回路を備えるも
のである。
【0043】従って、例えばLD駆動素子T12のゲー
ト容量CG を介して発光素子LDにハザード電流が流れ
るのを有効に防止できる。好ましくは、本発明(12)
においては、上記本発明(11)において、例えば図1
1に示す如く、ローパスフィルタ回路は、容量Cと、制
御信号SAVEの一方のレベルに従い前記容量から第1
の電流I1を取り出す第1の定電流源回路T3と、制御
信号SAVEの他方のレベルに従い前記容量に第2の電
流I2を供給する第2の定電流源回路T4とを備える。
【0044】従って、容量C、即ち、クランプ信号の立
ち上がり、立ち下がりの速度を夫々最適に設定できる。
また好ましくは、本発明(13)においては、上記本発
明(12)において、第1,第2の定電流源回路は、抵
抗素子を備えない。従って、抵抗のバラツキに影響され
ない、正確な制御が行える。
【0045】また上記の課題は例えば図1,図12の構
成により解決される。即ち、本発明(14)の発光素子
駆動装置は、上記前提となる発光素子駆動装置におい
て、入力信号INとその出力信号OUT´との比較に基
づく容量Cの充/放電により該入力信号のピーク値(図
はボトム値)を検出・保持するピーク検出回路と、前記
入力信号INと前記ピーク検出回路の出力信号OUT´
を抵抗R2を介して得た信号との比較に基づき前記容量
Cの充/放電を補助する補助電流I2を生成する補助電
流生成回路とを備えるものである。
【0046】これにより、容量Cの電荷はピーク検出回
路の主電流I1と補助電流生成回路の補助電流I2とに
より瞬時(従来の数十nsecに対して数nsec程
度)に放電される。しかも、検出されたボトム値は比較
的値の大きい抵抗R1により長時間保持される。好まし
くは、本発明(15)においては、上記本発明(14)
において、補助電流生成回路は、入力信号とピーク検出
回路の出力信号を抵抗を介して得た信号との比較を行う
差動増幅又は比較回路と、該差動増幅又は比較回路の出
力に基づき対応する補助電流をアース又は電源側に流す
FET素子T2とを備える。
【0047】また好ましくは、本発明(16)において
は、上記本発明(14)において、、例えば図16
(A)に示す如く、補助電流生成回路は、入力信号とピ
ーク検出回路の出力信号を抵抗を介して得た信号との比
較を行う差動増幅又は比較回路と、該差動増幅又は比較
回路の出力に基づき対応する補助電流を前記差動増幅又
は比較回路に流すダイオード素子D1とを備える。
【0048】また好ましくは、本発明(17)において
は、上記本発明(16)において、例えば図16(B)
−(b),(d)に示す如く、ダイオード素子は、ゲー
トと、ドレインと、素子基板とを共通にしたMOSFE
T素子からなる。従って、集積化容易である。また好ま
しくは、本発明(18)においては、上記本発明(1
6)において、例えば図16(B)−(c),(e)に
示す如く、ダイオード素子は、ゲートと、ドレインとを
共通にしたMOSFET素子からなる。従って、集積化
容易である。
【0049】また好ましくは、本発明(19)において
は、上記本発明(14)において、例えば図17に示す
如く、補助電流生成回路は、入力信号とピーク検出回路
の出力信号を抵抗を介して得た信号との比較を行う差動
増幅又は比較回路と、該差動増幅又は比較回路の出力に
基づき対応する補助電流をアース又は電源側に流すバイ
ポーラトランジスタ素子T2とを備える。
【0050】また上記の課題は例えば図1,図18
(A)の構成により解決される。即ち、本発明(20)
の発光素子駆動装置は、上記前提となる発光素子駆動装
置において、発光素子を駆動する定電流源回路T13及
び該電流をスイッチする差動対T11,T12を有する
駆動回路と、発光素子の光出力をモニタして光出力一定
制御のための前記定電流源回路T13に加える制御電圧
PCNTを容量C1に生成する制御回路と、前記生成され
た制御電圧VPCNTを次のバースト送信まで保持するバー
スト間保持回路とを備え、該バースト間保持回路は、デ
ータ送/受信の制御信号T/RによりON/OFF駆動
されるFET素子T5と、該FET素子に直列に接続さ
れた抵抗R2とを備えるものである。
【0051】制御信号T/R=1(バースト送信)の区
間は、FET素子T5がONするので、容量C1のV
PCNTは、抵抗R2を含むループゲインの光出力一定制御
に従い制御される。一方、制御信号T/R=0(非送
信)の区間は、FET素子T5がOFFするので、今回
生成されたVPCNTは次のバースト送信まで有効に保持さ
れる。従って、2バースト目からは、その最初から所定
の光パワーでデータ送信できる。また、この場合の抵抗
値R2は比較的小さく(500KΩ程度に)できるの
で、この抵抗2はT5と共にLSI内部に形成できる。
従って、温度や湿度等に影響されない信頼性の高い動作
が得られる。
【0052】また上記の課題は例えば図1,図19
(A)の構成により解決される。即ち、本発明(21)
の発光素子駆動装置は、上記前提となる発光素子駆動装
置において、発光素子を駆動する定電流源回路T13及
び該電流をスイッチする差動対を有する駆動回路と、発
光素子の光出力をモニタして光出力一定制御のための前
記定電流源回路T13に加える制御電圧VPCNTを容量C
1に生成する制御回路と、所定の初期化電圧VTHを生
成する初期電圧発生回路と、前記容量と初期電圧発生回
路との間に介在し、かつ装置の電源投入の際にON駆動
されるスイッチ回路T7とを備えるものである。
【0053】装置の電源投入時にスイッチ回路T7をO
Nすると、容量CIは所定の初期化電圧VTH(例えば
LD素子にそのしきい値電流より僅かに少ない電流を供
給する電圧)まで速やかに充電される。従って、1バー
スト目の光パワーを従来よりも早く所定パワーに上げる
ことが可能となる。好ましくは、本発明(22)におい
ては、上記本発明(21)において、例えば図21
(A)に示す如く、容量C1と並列に接続され、かつデ
ータ送/受信の制御信号T/RによりON/OFF駆動
されるFET素子T5と、該FET素子に直列に接続さ
れた抵抗R2とを有するバースト間保持回路を備える。
【0054】従って、この構成は上記本発明(20)と
上記本発明(21)の作用、効果を兼ね備える。好まし
くは、本発明(23)においては、上記本発明(21)
において、例えば図23(A)に示す如く、容量C1と
初期電圧発生回路との間に接続され、かつデータ送/受
信の制御信号T/RによりON/OFF駆動されるFE
T素子T5と、該FET素子に直列に接続された抵抗R
2とを有するバースト間保持回路を備える。
【0055】この場合の抵抗R2の一端は、アース側で
なく、VTH側に接続されるので、抵抗R2の端子間電
圧が小さくなり、抵抗R2の値を小さくできる。また上
記の課題は例えば図1,図25(A)の構成により解決
される。即ち、本発明(24)の発光素子駆動装置は、
上記前提となる発光素子駆動装置において、発光素子の
光出力が所定以下の状態を検出する光出力アラーム回路
を備え、該光出力アラーム回路は、所定の閾値Vtnを発
生する閾値発生回路と、光出力のモニタ信号を前記閾値
tnのバラツキ又は変動を考慮した振幅の信号に増幅す
る増幅回路IVMONと、前記増幅後のモニタ信号のピ
ーク値を検出・保持するピーク検出回路と、前記閾値と
前記モニタ信号のピーク値とを比較してアラーム信号を
生成する比較回路CMPとを備えるものである。
【0056】単純かつ単一の閾値発生回路を備えること
で、複数回路によるオフセット合成の悪影響を有効に排
除できる。一方、光出力のモニタ信号を閾値Vtnのバラ
ツキ又は変動を考慮した振幅の信号に増幅する。例え
ば、大きめに増幅する。これにより、増幅されたモニタ
信号に対する閾値Vtnのバラツキや変動の割合は相対的
に小さくなる。従って、簡単な構成で信頼性の高いアラ
ーム検出を行える。
【0057】好ましくは、本発明(25)においては、
上記本発明(24)において、比較回路は、ヒステリシ
ス特性を備える。従って、アラーム検出信号SALMの
バタツキを防止できる。また好ましくは、本発明(2
6)においては、上記本発明(24)において、光出力
のモニタ信号をフィルタするためのローパスフィルタ回
路を備える。従って、比較対象の光出力モニタ信号に含
まれるノイズ成分を有効に抑制でき、信頼性の高いアラ
ーム検出を行える。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。図1は実施の形
態によるLD駆動装置の概略構成を示す図である。この
LD駆動装置は、LD駆動の主制御を行うLD駆動LS
I100と、LD対応の負荷抵抗RLと、レーザダイオ
ードLDと、LDのバック光をモニタするフォトダイオ
ードPDと、LD電流制御信号VPCNTを保持する外付け
の容量C1とを含む。
【0059】LD駆動LSI100は、大きく分けて、
データ信号の処理を行う主信号部10と、LDの光出力
一定制御等を行うAPC部20とを備える。主信号部1
0において、11は入力のデータ信号を終端(インタフ
ェース)する入力インタフェース回路、12は入力のデ
ータ信号をリタイミング(パルス幅整形)するフリップ
フロップ回路(FF)、13はLD駆動LSI100の
直流試験をする場合に入力のデータ信号をバイパスさせ
るセレクタ(SEL)、14はデータ信号やクロック信
号を抽出する信号検出回路、15は時分割多重(TC
M)通信等におけるデータ非送信時のLD駆動回路を消
勢(LD電流を遮断)して節電を図る節電制御回路、1
6はLD発光遅延による光パルス幅の減少を補償する
(太らせる)ためのパルス幅補償回路、17はデータ信
号の電圧圧縮/レベルフトを行い、LD駆動回路に入力
に整合させるLD駆動前段回路、18はLD駆動回路で
ある。
【0060】APC部20において、21はデータ信号
に基づき所定の基準信号VREF を生成する基準信号生成
回路、22はPDの光電流を対応する電圧信号VMON
変換するI/V変換回路、23はLDの光出力一定制御
等を行う自動光出力制御(APC)回路、24はLD電
流制御信号VPCNTに与える初期電圧値VTHを生成する
VTH発生回路、、25は今回の制御で確定したVPCNT
を次の送信バーストまでの間保持するためのバースト間
保持回路、26はLDの光出力レベルが所定以下となっ
た状態を検出してアラーム信号SALMを生成する光出
力アラーム回路、27はLDやその駆動回路を過電流に
よる損傷から保護するためにLD駆動電流の上限を定め
る電流制限回路である。以下、各回路の詳細を説明す
る。
【0061】図2〜図4は実施の形態による入力インタ
フェース回路を説明する(1)〜(3)である。図2
(A)に入力インタフェース回路の概念的構成を示す。
この入力インタフェース回路は、2つの入力端子a,b
を備えており、一方の入力端子aは高インピーダンスを
有する閾値電圧発生回路Aと比較回路CMPの非反転入
力(+)とに接続し、また他方の入力端子bは同じく高
インピーダンスを有する閾値電圧発生回路Bと比較回路
CMPの反転入力(−)とに接続している。これによ
り、各入力端子a,bには所定のしきい値(閾値)電圧
th1 ,V th2 が印加され、かつこれらは高インピーダ
ンスで終端される。各閾値電圧発生回路A,Bは、所定
の閾値電圧Vth1 ,Vth2 (Vth1 =Vth2 でも良い)
を生成し、かつ入力信号に対して相対的に高いインピー
ダンスを有するものであれば、回路構成は問わない。
【0062】この様な構造のインタフェース回路は、汎
用のインタフェース回路として使用でき、どのタイプ
(不平衡型,平衡型)の入力信号でもそのままでインタ
フェースできる。例えば、入力の不平衡型(単一信号)
の正のパルス信号IN1を正の出力パルス信号OUTに
変換したい場合は、端子aに入力信号IN1を接続し、
端子bはそのまま開放とする。これにより、端子aの電
圧は低出力インピーダンスで駆動される入力信号IN1
により論理1/0のレベルに駆動されるが、端子bの電
圧は内部で生成した閾値電圧Vth2 に保持される。従っ
て、出力信号OUTは、IN1>Vth2 の時は論理1
(HIGH)レベル、IN1≦Vth2 の時は論理0(L
OW)レベルとなる。
【0063】また、入力の不平衡型(単一信号)の負の
パルス信号IN2を正の出力パルス信号OUTに変換し
たい場合は、端子aはそのまま開放とし、端子bに入力
信号IN2を接続する。これにより、端子bの電圧は低
出力インピーダンスで駆動される入力信号IN2により
論理1/0のレベルに駆動されるが、端子aの電圧は内
部で生成した閾値電圧Vth1 に保持される。従って、出
力信号OUTは、IN2≦Vth1 の時は論理1レベル、
IN2>Vth1 の時は論理0レベルとなる。
【0064】また、入力の平衡型(差動入力)の正,負
のパルス信号IN1,IN2を正の出力パルス信号OU
Tに変換したい場合は、端子aに入力信号IN1を接続
し、かつ端子bには入力信号IN2を接続する。これに
より、端子a,bの各電圧は低出力インピーダンスで駆
動される各入力信号IN1,IN2により論理1/0,
0/1のレベルに駆動される。従って、出力信号OUT
は、IN1>IN2の時は論理1レベル、IN1≦IN
2の時は論理0レベルとなる。
【0065】図2(B)は閾値電圧発生回路が抵抗分圧
回路からなる場合を示す。2入力端子a,bに、例えば
各50kΩの抵抗R1,R2及び抵抗R3,R4からな
る抵抗分圧回路を夫々接続し、各閾値電圧Vthを生成す
る。例えば、入力信号がLVCMOSレベルやCMOS
レベルによる単一信号で、入力終端条件なしの場合は、
一方の入力端子a/bに信号を入力し、他方の入力端子
b/aはそのまま開放にして使用する。また、入力信号
が図示の如くCMLレベルの差動信号で、入力終端条件
が51Ωの場合は、2入力端子a,bに各信号を入力
し、かつ電源と各入力端子a,bとの間に51Ωの終端
抵抗を接続(外付け)する。この様な用い方は以下の各
構成についても同様である。
【0066】図3(A)は閾値電圧発生回路がPMOSFET
の分圧回路からなる場合を示す。2入力端子に、各PMOS
FET T1,T2及びT3,T4からなる各分圧回路を夫
々接続し、各中間の閾値電圧Vthを提供する。ゲートを
ドレインに接続した各PMOSFET T1〜T4は夫々飽和領
域(ピンチオフ以上)に自己バイアスされており、これ
らのチャネルインピーダンスは100KΩ程度と高い。
【0067】図3(B)は閾値電圧発生回路がNMOSFET
の分圧回路からなる場合を示す。2入力端子に、各NMOS
FET T1,T2及びT3,T4からなる各分圧回路を夫
々接続し、各中間の閾値電圧Vthを提供する。ゲートを
ドレインに接続した各NMOSFET T1〜T4は夫々飽和領
域(ピンチオフ以上)に自己バイアスされており、これ
らのチャネルインピーダンスは100KΩ程度と高い。
【0068】図4(A)は閾値電圧発生回路がpnpト
ランジスタの分圧回路からなる場合を示す。2入力端子
に、各pnpトランジスタT1,T2及びT3,T4か
らなる各分圧回路を夫々接続し、各中間の閾値電圧Vth
を提供する。ベースをコレクタに接続した各pnpトラ
ンジスタT1〜T4は夫々飽和領域に自己バイアスされ
ており、これらのコレクタインピーダンスは十分に高
い。
【0069】図4(B)は閾値電圧発生回路がnpnト
ランジスタの分圧回路からなる場合を示す。2入力端子
に、各npnトランジスタT1,T2及びT3,T4か
らなる各分圧回路を夫々接続し、各中間の閾値電圧Vth
を提供する。ベースをコレクタに接続した各npnトラ
ンジスタT1〜T4は夫々飽和領域に自己バイアスされ
ており、これらのコレクタインピーダンスは十分に高
い。
【0070】なお、上記以外にも、閾値電圧発生回路に
供給する電源電圧の正/負等を考慮した様々な変形が考
えられる。また、3以上の入力端子を備え、かつ複数の
比較回路CMPを使用して3以上の入力信号の様々な比
較を行うような用途にも、本発明構成を適用できる。図
5〜図7は実施の形態によるパルス幅補償回路を説明す
る図(1)〜(3)である。
【0071】図5(A)は実施の形態によるパルス幅補
償回路の回路図である。本実施の形態では、従来のコン
パレータ回路CMPの使用に代えて、CMOSインバー
タ回路の採用により出力信号vo のパルス幅補償を実現
している。図5(B)にその動作特性を示す。入力信号
i <Aの区間では、NMOSFET T1のVGS<VT (しき
い値電圧)であり、該T1はOFFしている。一方、PM
OSFET T2はそのVDS=小により線形領域でONしてい
る。次に、A<vi <Dになると、まずA点でNMOSFET
T1が飽和領域(VDS=大)でONに転じ、かつPMOSFE
T T2は線形領域のままでB点に至る。更に、このB点
ではPMOSFET T2が飽和領域(VDS=大)に転じ、同じ
く飽和領域のNMOSFET T1と共にC点に至る。更に、こ
のC点ではNMOSFET1が線形領域(VDS=小)に転じ、
かつPMOSFET T2は飽和領域のままでD点に至る。そし
て、入力信号vi >Dの区間では、PMOSFET T2のVGS
<VT (しきい値電圧)であり、該T2はOFFにな
る。一方、NMOSFET T1は線形領域でONしている。
【0072】かかるスイッチング動作の対称性の下で、
一般のCMOSインバータ回路では、NMOSFET T1とPM
OSFET T2の各相互コンダクタンスgm1,gm2を同一と
することにより、出力信号vo の反転の閾値Vthを電源
電圧VSSの1/2程度に選んでいる。因みに、この相互
コンダクタンスgm は、VDS一定の場合に、gm =(d
D /dVGS)と定義され、これはT1,T2のチャネ
ル幅W1 ,W2 (但し、チャネル長L=一定の場合)に
比例し、かつチャネル長L1 ,L2 (但し、チャネル幅
W=一定の場合)に反比例する関係にある。
【0073】本実施の形態では、NMOSFET T1とPMOSFE
T T2の各相互コンダクタンスgm1,gm2を異ならせる
ことにより、出力信号vo の反転の閾値Vthを中心から
左/右にオフセットさせる。具体的に言うと、図5
(B)の区間A〜Dにおいて、例えばgm1>gm2に選ぶ
と、I1>I2の関係にあり、出力信号vo の反転の閾
値Vthは実質的に矢印aの方向にシフトする。即ち、入
力信号vi の小さい値で出力信号vo は反転する。また
m1<gm2に選ぶと、I1<I2の関係にあり、出力信
号vo の反転の閾値Vthは実質的に矢印bの方向にシフ
トする。即ち、入力信号vi の大きい値で出力信号vo
は反転する。従って、正論理又は負論理の入力信号vi
に応じて、gm1>gm2又はgm1<gm2に選ぶことで、出
力信号vo のパルス幅を太らすことが可能となる。
【0074】図6は図5(A)のパルス幅補償回路の動
作チミングチャートで、図6(A)は入力信号vi が負
論理の場合の入出力動作を示している。gm1<gm2に選
ぶと、出力信号vo の反転の閾値Vthは中間のVSS/2
よりも高い方にシフトし、これにより出力信号vo のパ
ルス幅が太る。図6(B)は入力信号vi が正論理入力
の場合の入出力動作を示している。g m1>gm2に選ぶ
と、出力信号vo の反転の閾値Vthは中間のVSS/2よ
りも低い方にシフトし、これにより出力信号vo のパル
ス幅が太る。
【0075】なお、このようなパルス幅補償回路は、上
記の如くパルス幅を太らせるのみならず、パルス幅を細
らせることも含めた、一般のパルス整形回路として使用
できることは言うまでも無い。図7(A)は他の実施の
形態によるパルス幅補償回路の回路図である。本実施の
形態では、従来のコンパレータ回路CMPの使用に代え
て、MOSインバータ回路の採用により出力信号vo
パルス幅補償を実現している。
【0076】なお、ここではNMOSFET T1,T2を使用
したインバータ回路を示すが、PMOSFET T1,T2を使
用しても構成出来る。NMOSFET T2のゲートはそのドレ
イン端子D又は所定の電圧源VGGに接続されており、該
T2は抵抗負荷として働く。この場合のNMOSFET T2に
は、ゲートのバイアス方式に応じて、ピンチオフ以上、
ピンチオフ以下、更にはディプレッションモード等の各
動作モードがあるが、これらの入出力特性のトランジシ
ョンの変化の傾向は類似である。
【0077】図7(B)にこのMOSインバータ回路の
一例の入出力特性を示す。なお、NMOSFET T2はピンチ
オフ以上で動作しているとする。このMOSインバータ
回路においては、λ=gm1/gm2とすると、λ∝(W1
/W2 )・(L2/L1 )の関係にあり、λを大に選ぶ
と、出力信号vo の反転の閾値Vthは矢印aの方向にシ
フトし、出力信号vo のパルス幅が太る。
【0078】なお、上記各実施の形態によるパルス幅補
償回路は、電流増幅率の異なるバイポーラトランジスタ
を組み合わせたインバータ回路又は相補形のインバータ
回路で実現してもよい。図8は実施の形態による電流制
限回路を説明する図である。ところで、LDの駆動電流
I2は光素子LDやPDのバラツキ等により影響され、
同じ光出力を得るのに、駆動電流I2は大の場合も小の
場合もある。一方、LD駆動回路の差動対T11,T1
2に対しては、スイッチング電流に載るリンギング等の
発生を抑制するために、その時の駆動電流I2に応じた
振幅のデータ信号VDATA,VXDATA を加える必要があ
る。LD駆動前段回路は、この差動対T11,T12に
加える最適のデータ信号VDATA,VXDATA を生成する。
以下、詳細にのべる。
【0079】入力の非反転データ信号DATA及び反転
データ信号XDATAは、差動対をなすPMOSFET T4,
T5の各ゲートに入力する。この差動対T4,T5には
定電流I3が供給されており、この定電流I3は、LD
駆動回路の駆動電流I2を同一のLD電流制御信号V
PCNTによりNMOSFET T1,PMOSFET T2を介して所定の
比でカレントミラーしたものである。従って、差動対T
4,T5に流れる電流I3はLDの駆動電流I2に連動
している。
【0080】更に、この差動対T4,T5の負荷は抵抗
R1,R2(但し、R1=R2)であり、該差動対T
4,T5が出力する各信号は、定電流I3と抵抗R1,
R2との積で決まる電圧と、GND間の振幅を持った信
号(電圧圧縮された信号)である。しかし、この信号の
DCレベルは低いので、更に、各信号を夫々後段のソー
スフォロア回路T9,T10により所定分だけレベルア
ップし、データ信号VDA TA,VXDATA を生成する。
【0081】一方、電流制限回路においては、LD駆動
回路のNMOSFET T13のドレイン電圧VS2と電流制限回
路のNMOSFET T13´のドレイン電圧VS1とを、LD駆
動電流I2,LD電流制御電圧VPCNT及びデータ信号V
DATAの如何によらず、常にV S2=VS1となる様にした
い。こうすれば、NMOSFET T13に特性を揃えたNMOSFE
T T13´には、VPCNT=共通、及びVS2=VS1の条件
により、LD駆動電流I2に比例した電流I1(例えば
I1=I2/100)が流れるからである。
【0082】そこで、上記VS2=VS1の条件を実現する
ために、LD駆動前段回路及びLD駆動回路の中の必要
な回路構成を電流制限回路内に模写する。具体的に言う
と、NMOSFET T13´とPMOSFET T15との間に、NMOS
FET T12相当のNMOSFET T12´を挿入する。更に、
このNMOSFET T12´の動作状態をNMOSFET T12と同
一にするために、LD駆動前段回路内のT3,T5,R
2に対応して電流制限回路内にT3´T5´,R2を設
け、これに電流I3をカレントミラーする。また、LD
駆動前段回路内のT7,T9に対応して電流制限回路内
にT7´T9´を設け、これにT6の定電流をカレント
ミラーする。なお、PMOSFET T5´は常にONとされて
おり、その抵抗R2で生成されたデータ信号VDATAのH
IGHレベルに相当する直流電圧をNMOSFET T12´の
ゲートに入力している。
【0083】以上により、VS2=VS1の関係となり、NM
OSFET13´の電流I1には常にLD駆動電流I2が正
確に反映される。この電流I1をNMOSFET15を介して
PMOSFET T14にカレントミラーし、得られた電流I4
と定電流源CCSの定電流I CONST とを比較する。そし
て、その大/小の比較に応じて電流制限信号VLIMIT
生成する。従って、上記の如くカレントミラー誤差が有
効に抑えられ、電源や温度変動等によるLD駆動電流制
限値VLIMIT のバラツキを有効に抑えることができる。
【0084】図9は実施の形態によるバイパス回路を説
明する図である。フリップフロップ回路FFは、入力の
データ信号DATAをクロック信号CLKによりリタイ
ミングし、クロック周期を単位とするようなデータ信号
FDATAにタイミング整形する。即ち、パルス幅の変
動やジッタを押さえる。セレクタSELは外部のモード
選択信号MODEに従い入力のデータ信号DATAと整
形されたデータ信号FDATAとを切り替える。通常時
は、モード選択信号MODE=1となし、FF出力のデ
ータ信号FDATAでLD駆動回路DRVを駆動する。
また、LD駆動回路の動作試験時(直流試験時)には、
モード選択信号MODE=0となし、入力のデータ信号
DATAでLD駆動回路DRVを直接に駆動する。この
直流試験用のデータ信号DATAは、単にデータ入力端
子に適当な直流レベル(論理1/0等)を加えるだけで
得られ、従来のようにクロック入力端子にクロック信号
CLKを入力する必要は無い。従って、この種の動作試
験の時間、工数を大幅に短縮できる。
【0085】図10、図11は実施の形態による節電制
御回路を説明する図(1),(2)である。図10
(A)は実施の形態による節電制御回路の回路図、図1
0(B)はその動作タイミングチャートである。入力の
データ信号VD ,VXD(電圧圧縮信号)はLD駆動回路
の差動対T11,12の各ゲートに加えられる。一方、
節電制御回路において、入力の節電制御信号SAVEは
LD駆動回路の非送信時には「1」(HIGHレベル)
にある。これにより容量Cが充電されていて、NMOSFET
T1,T2は共にON(VD ,V XDをGNDに短絡)し
ている。これによりLD駆動回路の差動対T11,T1
2は共にOFFし、こうしてLD駆動電流の節電が図ら
れる。
【0086】次にデータ送信時になると、入力の節電制
御信号SAVEは「1」から「0」(LOWレベル)に
変わる。本実施の形態では、NMOSFET T1,T2の前段
に節電制御信号SAVEの立ち上がり部分及び立ち下が
り部分をなまらせるための波形整形回路(例えば、RC
ローパスフィルタ)が設けられている。その結果、容量
Cは抵抗Rを介して比較的緩やかに放電し、これにより
NMOSFET T1,T2をソフトOFFする。この場合のNM
OSFET T1,T2の各ドレイン電圧は緩やかに上昇する
(開放される)ので、差動対T11,12の各ゲート容
量CG を介して負荷抵抗RLやLDにハザード電流が流
れるのを有効に阻止できる。入力の節電制御信号SAV
Eが「0」から「1」に変わる時も同様である。
【0087】図11(A)は他の実施の形態による節電
制御回路の回路図で、図11(B)はその動作タイミン
グチャートである。図11(A)において、この節電制
御回路は、NMOSFET T1,T2の前段に、入力の節電制
御信号SAVEの波形をなまらせるための積分容量C
と、これを第1の定電流I1で放電するための電流源NM
OSFET T3と、この電流源NMOSFET T3をON/OFF
制御するためのスイッチ回路S1と、前記積分容量Cを
第2の定電流I2で充電するための電流源PMOSFET T4
と、この電流源PMOSFET T4をON/OFF制御するた
めのスイッチ回路S2とを備える。
【0088】節電制御信号SAVEが「1」から「0」
に変化すると、スイッチ回路S1はVGG1 (>GND)
の側に接続し、NMOSFET T3に定電流I1が流れる。一
方、スイッチ回路S2は電源VSSの側に接続し、PMOSFE
T T4はOFFする。これにより容量Cは定電流I1に
より緩やかに放電され、NMOSFET T1,T2の出力は緩
やかに上昇する。
【0089】次に、節電制御信号SAVEが「0」から
「1」に変化すると、スイッチ回路S1はGNDの側に
接続し、NMOSFET T3はOFFする。一方、スイッチ回
路S2はVGG2 (<VSS)の側に接続し、PMOSFET T4
に定電流I2が流れる。これにより容量Cは定電流I2
により緩やかに充電され、NMOSFET T1,T2の出力は
緩やかに下降する。
【0090】好ましくは、I1≠I2に選ぶことで、節
電制御信号SAVEの立ち上がり部分と立ち下がり部分
の各トランジション時間を独立して調整することが出来
る。また、LD駆動回路の特性(ゲート容量CG )を考
慮した各最小の時間幅でNMOSFET T1,T2の出力を変
化させ、ハザードの発生を有効に抑制する。また、この
節電制御回路(フィルタ回路)は抵抗を使用していない
ので、トランジション時間にバラツキが無く、精度の高
い立ち上がり時間及び立ち下がり時間を得ることが出来
る。
【0091】図12〜図17は実施の形態によるボトム
検出回路を説明する図(1)〜(6)である。図12は
実施の形態によるボトム検出回路の回路図である。この
ボトム検出回路の基本的な部分は図32に示す従来のも
のと同様でよい。本実施の形態では、これに補助充電電
流発生回路が付加されている。
【0092】補助充電電流発生回路は、差動AMP2
(又は比較回路CMPでも良い)と、その出力にゲート
が接続されたNMOSFET T2とから成る。NMOSFET T2の
ソースをアースGNDに接続し、かつそのドレインを抵
抗R2を介してNMOSFET T1のドレイン(A点)に接続
する。更に、差動AMP2の反転入力側(−)に入力信
号INを入力し、その非反転入力側(+)をNMOSFET T
2のドレインに接続する。そして、NMOSFET T2のドレ
インから出力信号OUTを取り出している。
【0093】図13はボトム検出回路の動作タイミング
チャートである。図13(A)において、入力信号IN
がLOWレベルになると、NMOSFET T1は従来と同様に
入力信号INの瞬時的なボトム検出を行えないため、入
力信号INとA点の電圧OUT´との間にある電位差が
生じる。図13(B)において、この電位差により差動
AMP2の出力はHIGHレベルとなり、NMOSFET T2
がONし、抵抗R2を介して容量Cから補助電流を引き
込む。この抵抗R2の値を適当に選ぶことで、容量Cの
電荷がオーバシュートせずに、最短の時間でボトム値ま
で放電するように設定できる。
【0094】図13(C)において、上記NMOSFET T1
の放電電流I1とNMOSFET T2の補助放電電流I2とに
より、出力信号OUTは速やかにか低下し、入力信号I
Nの瞬時的なボトム検出が行える。そして、出力信号O
UT(A点の電圧OUT´)が入力信号INのボトム値
と等しくなると、差動AMP1,2の各出力は夫々低下
し、この各出力がNMOSFETT1,T2のしきい値電圧V
T 以下となるように設定することで、NMOSFET T1,T
2はOFFする。従って、出力信号OUT(A点の電圧
OUT´)は入力信号INのボトム値に保持される。そ
の後、入力信号INがHIGHレベルになても、差動A
MP1,2の出力は共にLOWレベルとなりNMOSFET
T,T2はOFFの状態を保つ。
【0095】以上により、ボトム検出時は充電電流(こ
の例では放電電流)を増大させることになるが、補助充
電電流発生回路が電圧比較器として動作するために、従
来問題であった放電時間が小さくなることや、ボトム検
出時の行き過ぎ等は発生せずに、良好なボトム検出動作
が可能となる。なお、容量Cに充電するための抵抗R1
はMOSFETで構成しても良い。また容量Cの一端は
アースGNDに代えて、電源VDD側に接続しても良い。
このことは以下の他の実施の形態でも同様である。
【0096】図14(A)は他の実施の形態によるボト
ム検出回路の回路図である。ここでは、ボトム検出回路
の側が、差動AMP1と、その出力にゲートが接続され
たPMOSFET T1とから成っており、かつ差動AMP1の
非反転入力側(+)を入力信号INに接続し、かつその
反転入力側(−)はPMOSFET T1のソースに接続されて
いる。補助充電電流発生回路は図12と同一である。か
かる組み合わせでも上記と同様に瞬時のボトム検出が行
える。
【0097】図14(B)は更に他の実施の形態による
ボトム検出回路の回路図である。ここでは、補助充電電
流発生回路の側が、差動AMP2と、その出力にゲート
が接続されたPMOSFET T2とから成っており、かつ差動
AMP2の非反転入力側(+)を入力信号INに接続
し、かつその反転入力側(−)はPMOSFET T2のソース
に接続されている。ボトム検出回路の側は図12と同一
である。かかる組み合わせでも上記と同様に瞬時のボト
ム検出が行える。
【0098】図15(A)は更に他の実施の形態による
ボトム検出回路の回路図である。ここでは、図14
(A)のボトム検出回路と、図14(B)の補助充電電
流発生回路とを組み合わせた構成になっている。かかる
組み合わせでも上記と同様に瞬時のボトム検出が行え
る。図15(B)は更に他の実施の形態によるボトム検
出回路の回路図である。
【0099】ここでは、補助充電電流発生回路の側が、
これまでの MOSFET T2に代えて、ダイオードD1を図
示の如く接続した構成となっている。補助充電電流発生
回路において、IN<OUTの時は、差動AMP2の出
力はLOWレベルとなり、ダイオードD1に補助電流I
2が流れ、容量Cの放電を補助する。またIN≧OUT
になると、差動AMP2の出力はHIGHレベルとな
り、ダイオードD1はOFFする。このダイオードD1
としては、後述の図16(B)に示す何れのものを使用
しても良い。かかる構成でも上記と同様に瞬時のボトム
検出が行える。
【0100】図16(A)は更に他の実施の形態による
ボトム検出回路の回路図である。ここでは、図14
(A)のボトム検出回路と、図15(B)のダイオード
D1を使用した補助充電電流発生回路とを組み合わせた
構成になっている。かかる組み合わせでも上記と同様に
瞬時のボトム検出が行える。図16(B)はダイオード
D1の様々なタイプを示している。
【0101】図16(B)において、(a)は通常のp
n接合型のダイオードである。(b)はNMOSFET を用い
たpn接合型のダイオードである。NMOSFET では、p型
基板中にn型のソースとドレインとが形成され、絶縁皮
膜を介したゲートに正の電位を加えることでソースとド
レイン間にnチャネルが形成される。しかるに、図示の
如く、ゲートとドレインを短絡(共通に)し、かつこれ
にp型基板を短絡(共通に)すると、もはやNMOSFET と
しての機能は失われ、n型ソースとp型基板(即ち、ド
レイン端子)との間に通常のpn接合が形成される。こ
の部分をpn接合型のダイオードとして使用する。
【0102】(c)はNMOSFET を用いたチャネル形成型
のダイオードである。図示の如く、NMOSFET のゲートと
ドレインを短絡(共通に)すると、vS <v G (=
D )の場合はp型基板中にnチャネルが形成されて自
乗特性のドレイン電流が流れるが、vS >vG (=
D )になるとnチャネルが形成されず、NMOSFET はO
FFする。このようなダイオードに類似の動作特性をダ
イオードとして利用している。
【0103】同様にして、(d)はPMOSFET を用いたP
N接合型のダイオード、(e)はPMOSFET のゲートとド
レインが共通であるチャネル形成型のダイオードであ
る。図17(A)は更に他の実施の形態によるボトム検
出回路の回路図である。ここでは、補助充電電流発生回
路の側が、上記の MOSFET T2に代えて、npnトラン
ジスタT2を図示の如く接続した構成になっている。
【0104】補助充電電流発生回路において、IN<O
UTの時は、差動AMP2の出力はHIGHレベルとな
り、npnトランジスタT2に補助電流I2が流れ、容
量Cの放電を補助する。またIN≧OUTになると、差
動AMP2の出力はLOWレベルとなり、npnトラン
ジスタT2はOFFする。図17(B)は更に他の実施
の形態によるボトム検出回路の回路図である。
【0105】ここでは、補助充電電流発生回路の側が、
上記のnpnトランジスタT2に代えて、pnpトラン
ジスタT2を図示の如く接続した構成になっている。補
助充電電流発生回路において、IN<OUTの時は、差
動AMP2の出力はLOWレベルとなり、pnpトラン
ジスタT2に補助電流I2が流れ、容量Cの放電を補助
する。またIN≧OUTになると、差動AMP2の出力
はHIGHレベルとなり、pnpトランジスタT2はO
FFする。
【0106】図18は実施の形態によるバースト間保持
回路を説明する図である。図18(A)は実施の形態に
よるバースト間保持回路の回路図である。このAPC出
力段回路は、従来のバースト間保持用の外付け抵抗R1
(10MΩ程度)の代わりに、NMOSFET T5と抵抗R2
(500KΩ程度)とを直列接続したバースト間保持回
路をLSIの内部に構成している。なお、容量C1は外
付けである。
【0107】送/受切替信号T/R=1(バースト送
信)の時は、NMOSFET T5がONし、容量C1の電荷は
抵抗R2を介して放電可能となる。即ち、容量C1と抵
抗R2とにより決まるループゲインでLDの光出力一定
(APC)制御が行われる。一方、送/受切替信号T/
R=0(受信)の区間は、NMOSFET T5がOFFするの
で、前回のAPC制御により容量C1にチャージされた
電荷は放電せず、よってそのLD電流制御信号VPCNT
そのまま保持される。この場合に、NMOSFETT5のOF
F時のチャネルインピーダンスは非常に大きいので、L
D電流制御信号VPCNTは、バースト送信の周期によらず
夫々の電圧に保持される。
【0108】図18(B)は他の実施の形態によるバー
スト間保持回路の回路図である。ここでは、図18
(A)のバースト間保持回路のNMOSFET T5に代えて、
PMOSFET T5を使用すると共に、そのゲート回路にはイ
ンバータ回路Iを挿入している。その動作は図18
(A)と同様に考えられる。図19,図20は実施の形
態によるAPC初期電圧発生回路(VTH発生回路)を
説明する図(1),(2)である。
【0109】図19(A)は実施の形態によるVTH発
生回路の回路図である。VTH発生回路は、定電流I
CONST を供給する定電流源回路CCSと、ダイオード接
続されたNMOSFET T6との直列回路とから成っており、
このNMOSFET T6に所定の定電流ICONST を流すこと
で、該NMOSFET T6のゲート(ドレイン)にAPC用の
初期電圧VTHを生成している。更に、LD駆動電流制
御信号VPCON T の端子とNMOSFET T6のゲート間をスイ
ッチング用のNMOSFET T7で接続し、このNMOSFET T7
のゲートをシャットダウン信号SDの反転信号により制
御する。なお、この例の抵抗R1は従来と同様に外付け
の場合を示している。
【0110】図20にこのVTH発生回路の動作タイミ
ングチャートを示す。シャットダウン信号SDは、電源
投入から送信データ発生までの間はLOWレベルであ
り、その反転出力によりNMOSFET T7はONし、この区
間に容量C1のVPCONT はVTHに初期化される。この
初期化電圧VTHは、予めLDにそのしきい値電流IT
よりも僅かに少ない電流を流すような電圧である。
【0111】次に、送信データが入力されると、シャッ
トダウン信号SDはHIGHレベルになり、これにより
NMOSFET T7はOFFし、容量C1はAPC充電電流I
APCの制御下に置かれる。この時、VPCNTは既にVTH
に初期化されているので、高速なAPCの立ち上げが可
能となる。図19(B)は他の実施の形態によるVTH
発生回路の回路図である。
【0112】ここでは、図19(A)のスイッチング用
のNMOSFET T7を、スイッチング用のPMOSFET T7に代
え、かつインバータ回路Iを削除している。動作は図1
9(A)の場合と同様に考えられる。図21〜図24は
実施の形態によるAPC出力回路を説明する図(1)〜
(4)である。
【0113】図21(A)は実施の形態によるAPC出
力回路の回路図である。このAPC出力回路は、図18
(A)のバースト間保持回路(NMOSFET T5と抵抗R
2)と、図19(A)のVTH発生回路とを組み合わせ
た構成になっている。これにより、図18(A)のバー
スト間保持機能と、図19(A)の高速なAPCの立ち
上げ機能とを兼ね備えることになる。
【0114】図21(B)は他の実施の形態によるAP
C出力回路の回路図である。このAPC出力回路は、図
18(B)のバースト間保持回路(PMOSFET T5と抵抗
R2)と、図19(A)のVTH発生回路とを組み合わ
せた構成になっている。これにより、図18(B)のバ
ースト間保持機能と、図19(A)の高速なAPCの立
ち上げ機能とを兼ね備えることになる。
【0115】図22(A)は更に他の実施の形態による
APC出力回路の回路図である。このAPC出力回路
は、図18(A)のバースト間保持回路(NMOSFET T5
と抵抗R2)と、図19(B)のVTH発生回路とを組
み合わせた構成になっている。これにより、図18
(A)のバースト間保持機能と、図19(B)の高速な
APCの立ち上げ機能とを兼ね備えることになる。
【0116】図22(B)は更に他の実施の形態による
APC出力回路の回路図である。このAPC出力回路
は、図18(B)のバースト間保持回路(PMOSFET T5
と抵抗R2)と、図19(B)のVTH発生回路とを組
み合わせた構成になっている。これにより、図18
(B)のバースト間保持機能と、図19(B)の高速な
APCの立ち上げ機能とを兼ね備えることになる。
【0117】図23(A)は更に他の実施の形態による
APC出力回路の回路図である。このAPC出力回路
は、図18(A)のバースト間保持回路であるNMOSFET
T5と抵抗R2とから成る放電回路を、図示の如く、V
PCONT の端子とNMOSFET T6のゲートとの間に接続した
構成を備える。これにより、バースト送信時における容
量C1は、これまでのア−スGNDに代えて、APCの
初期化電圧VTHに向けて放電される事になるが、こう
すると抵抗R2の両端の電位差が小さくなるため、ルー
プゲインを同じ時定数とする場合でも、小さな値の抵抗
R2を使用できる利点がある。
【0118】図23(B)は更に他の実施の形態による
APC出力回路の回路図である。このAPC出力回路
は、図18(B)のバースト間保持回路であるPMOSFET
T5と抵抗R2とから成る放電回路を、図示の如く、V
PCONT の端子とNMOSFET T6のゲートとの間に接続した
構成を備える。動作は図23(A)の場合と同様に考え
られる。
【0119】図24(A)は更に他の実施の形態による
APC出力回路の回路図である。このAPC出力回路
は、図23(A)のスイッチング用のNMOSFET T7をPM
OSFET T7に代え、かつインバータ回路Iを削除した構
成を備える。図24(B)は更に他の実施の形態による
APC出力回路の回路図である。このAPC出力回路
は、図23(B)のスイッチング用のNMOSFET T7をPM
OSFET T7に代え、かつインバータ回路Iを削除した構
成を備える。
【0120】図25は実施の形態による光出力断アラー
ム回路を説明する図で、図25(A)はその回路図であ
る。この光出力断アラーム回路は、基本的には、PDの
モニタ信号を電圧信号に変換するモニタ光電変換回路I
VMONと、そのピーク値MONHを検出するピーク検
出回路と、所定の閾値電圧Vthを発生するVth発生回路
と、MONHとVthの比較を行う比較回路CMPとによ
り構成される。比較回路CMPは、MONH≧Vthの場
合はアラーム信号SALM=0を出力し、MONH<V
thになると、SALM=1(アラーム)を出力する。
【0121】この場合に、IVMONの電流一電圧変換
利得を上げ、モニタ信号の振幅を大きくする。これによ
り光出力ピーク検出信号MONHの振幅(感度)が大き
くなる。一方、Vth発生回路は、所定の閾値Vthを発
生するような簡単な回路構成とする。例えば抵抗負荷に
定電流を加えることで所定の閾値電圧Vthを発生する。
以上の関係により、例えばVth発生回路で生じるオフセ
ット等により閾値電圧Vthが多少ずれても、モニタ信号
の信号振幅を大きくしているので、MONHにに対する
thのずれの割合は小さくなる。従って、アラーム発出
レベルのずれも小さくなる。
【0122】本実施の形態による基本的な構成は上記の
もので良いが、好ましくは、比較回路CMPにヒステリ
ス特性を持たせる。一般に、信号MONHの雑音成分は
50mV程度なので、この場合の閾値電圧Vth´として
は、 H={5kΩ/(200kΩ + 5kΩ)}×3.3
V ≒ 80mV 程度のヒステリス特性を持たせる。
【0123】図25(B)にヒステリス特性を有する光
出力断検出の動作タイミングチャートを示す。図示の如
く、LDの劣化等により、信号MONHの電位が徐々に
低下し、一旦MONH<Vth´になると、SALM=1
(HIGHレベル)になる。この場合に、上記ヒステリ
ス特性により、Vth´の電位は80mV上がるので、雑
音によるMONHの電位が再びVth´よりも高くなるこ
とはない。従って、光出力断アラーム信号SALMのバ
タツキを防止できる。
【0124】また好ましくは、モニタ光電変換回路IV
MONの後段に雑音除去用のローパスフィルタを挿入す
る。これにより信号MONHの雑音が減衰し、MONH
の検出誤差が小さくなる。なお、上記各実施の形態で
は、近年のこの種のLSIのCMOS集積化の傾向に従
い、MOSFETによる回路構成を中心に述べたが、本
発明思想は、他のジャンクションFETや、バイポーラ
トランジスタを使用しても実現できることは言うまでも
無い。また、LSIに限らず、各回路をディスクリート
で構成してもよい。
【0125】また、上記各実施の形態では、LD駆動装
置への適用例を述べたが、本発明は、発光ダイオード、
その他の発光素子の駆動にも適用できる。また、上記各
実施の形態による入力インタフェース回路、パルス幅補
償回路、バイパス回路、節電制御回路、ボトム検出回路
(ピーク検出回路)、バースト間保持回路、初期電圧発
生回路、光出力断アラーム回路等に含まれる各発明思想
は、発光素子駆動装置に限らず、他の様々な通信装置や
電子機器等に適用できることは言うまでも無い。
【0126】また、上記本発明に好適なる複数の実施の
形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構
成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行えるこ
とは言うまでも無い。
【0127】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、一層の
低コスト化、低消費電力化が図れると共に、動作信頼性
の高い発光素子駆動装置を提供でき、光通信の普及に寄
与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施の形態によるLD駆動装置の概略構
成を示す図である。
【図2】図2は実施の形態による入力インタフェース回
路を説明する(1)である。
【図3】図3は実施の形態による入力インタフェース回
路を説明する(2)である。
【図4】図4は実施の形態による入力インタフェース回
路を説明する(3)である。
【図5】図5は実施の形態によるパルス幅補償回路を説
明する図(1)である。
【図6】図6は実施の形態によるパルス幅補償回路を説
明する図(2)である。
【図7】図7は実施の形態によるパルス幅補償回路を説
明する図(3)である。
【図8】図8は実施の形態による電流制限回路を説明す
る図である。
【図9】図9は実施の形態によるバイパス回路を説明す
る図である。
【図10】図10は実施の形態による節電制御回路を説
明する図(1)である。
【図11】図11は実施の形態による節電制御回路を説
明する図(2)である。
【図12】図12は実施の形態によるボトム検出回路を
説明する図(1)である。
【図13】図13は実施の形態によるボトム検出回路を
説明する図(2)である。
【図14】図14は実施の形態によるボトム検出回路を
説明する図(3)である。
【図15】図15は実施の形態によるボトム検出回路を
説明する図(4)である。
【図16】図16は実施の形態によるボトム検出回路を
説明する図(5)である。
【図17】図17は実施の形態によるボトム検出回路を
説明する図(6)である。
【図18】図18は実施の形態によるバースト間保持回
路を説明する図である。
【図19】図19は実施の形態によるAPC初期電圧発
生回路(VTH発生回路)を説明する図(1)である。
【図20】図20は実施の形態によるAPC初期電圧発
生回路(VTH発生回路)を説明する図(2)である。
【図21】図21は実施の形態によるAPC出力回路を
説明する図(1)である。
【図22】図22は実施の形態によるAPC出力回路を
説明する図(2)である。
【図23】図23は実施の形態によるAPC出力回路を
説明する図(3)である。
【図24】図24は実施の形態によるAPC出力回路を
説明する図(4)である。
【図25】図25は実施の形態による光出力断アラーム
回路を説明する図である。
【図26】図26は従来のLD駆動装置の概略構成を示
す図である。
【図27】図27は従来の入力インタフェース回路を説
明する図である。
【図28】図28は従来のパルス幅補償回路を説明する
図である。
【図29】図29は従来の電流制限機能付LD駆動回路
を説明する図である。
【図30】図30は従来のLD駆動回路の駆動方式を説
明する図である。
【図31】図31は従来の節電制御回路を説明する図あ
る。
【図32】図32は従来のボトム検出回路を説明する図
(1)である。
【図33】図33は従来のボトム検出回路を説明する図
(2)である。
【図34】図34は従来のAPC出力段回路を説明する
図(1)である。
【図35】図35は従来のAPC出力段回路を説明する
図(2)である。
【図36】図36は従来の光出力断アラーム回路を説明
する図である。
【符号の説明】
10 主信号部 11 入力インタフェース回路 12 フリップフロップ回路 13 セレクタ 14 信号検出回路 15 節電制御回路 16 パルス幅補償回路 17 LD駆動前段回路 18 LD駆動回路 20 APC部 21 基準信号生成回路 22 I/V変換回路 23 自動光出力制御(APC)回路 24 VTH発生回路 25 バースト間保持回路 26 光出力アラーム回路 27 電流制限回路 100 LD駆動LSI LD レーザダイオード PD フォトダイオード VPCNT LD電流制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三木 誠 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 安田 秀一 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 松山 哲 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 村上 典生 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 金坂 洋起 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 赤沢 幸雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 石原 昇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中村 誠 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、その駆動回路と、該発光素
    子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素子
    駆動装置において、 データ信号を入力する入力インタフェース回路を備え、 該入力インタフェース回路は、複数の入力端子と、各入
    力端子に接続したインピーダンスの高い閾値電圧発生回
    路と、各入力端子のデータ信号を比較する比較回路とを
    備えることを特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 【請求項2】 閾値電圧発生回路は、抵抗素子の分圧回
    路よりなることを特徴とする請求項1の発光素子駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 閾値電圧発生回路は、FETを自己バイ
    アスした分圧回路よりなることを特徴とする請求項1の
    発光素子駆動装置。
  4. 【請求項4】 閾値電圧発生回路は、バイポーラトラン
    ジスタを自己バイアスした分圧回路よりなることを特徴
    とする請求項1の発光素子駆動装置。
  5. 【請求項5】 発光素子と、その駆動回路と、該発光素
    子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素子
    駆動装置において、 データ信号のパルス幅を整形するパルス幅補償回路を備
    え、 該パルス幅補償回路は、相互コンダクタンスの異なるF
    ETを相補接続したインバータ回路よりなることを特徴
    とする発光素子駆動装置。
  6. 【請求項6】 発光素子と、その駆動回路と、該発光素
    子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素子
    駆動装置において、 データ信号のパルス幅を整形するパルス幅補償回路を備
    え、 該パルス幅補償回路は、相互コンダクタンスの異なるF
    ETの一方を抵抗負荷となし、他方を反転増幅回路とす
    るインバータ回路よりなることを特徴とする発光素子駆
    動装置。
  7. 【請求項7】 発光素子と、その駆動回路と、該発光素
    子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素子
    駆動装置において、 データ信号のパルス幅を整形するパルス幅補償回路を備
    え、 該パルス幅補償回路は、電流増幅率の異なるバイポーラ
    トランジスタを相補接続したインバータ回路よりなるこ
    とを特徴とする発光素子駆動装置。
  8. 【請求項8】 発光素子と、その駆動回路と、該発光素
    子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素子
    駆動装置において、 データ信号のパルス幅を整形するパルス幅補償回路を備
    え、 該パルス幅補償回路は、電流増幅率の異なるバイポーラ
    トランジスタの一方を抵抗負荷となし、他方を反転増幅
    回路とするインバータ回路よりなることを特徴とする発
    光素子駆動装置。
  9. 【請求項9】 発光素子と、その駆動回路と、該発光素
    子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素子
    駆動装置において、 発光素子を駆動する定電流源回路及び該電流をスイッチ
    する差動対を有する駆動回路と、 前記差動対に入力するデータ信号の振幅調整及び又はレ
    ベル変換を行う前段回路と、 前記駆動回路の発光素子駆動電流をモニタして該駆動電
    流が所定以上とならない様に前記定電流源回路に加える
    駆動信号に対して制限を加える電流制限回路とを備え、 該電流制限回路は、前記前段回路及び駆動回路の少なく
    とも一方のデータ信号の流れに関連する部分を模写した
    回路構成を備えると共に、これらに前記前段回路及び駆
    動回路の必要な各動作電流を所定割合でカレントミラー
    してこれらを同一条件下で動作させ、前記駆動回路の発
    光素子駆動電流をモニタすることを特徴とする発光素子
    駆動装置。
  10. 【請求項10】 発光素子と、その駆動回路と、該発光
    素子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素
    子駆動装置において、 入力のデータ信号を所定のクロック信号によりリタイミ
    ングするフリップフロップ回路と、 外部制御により入力のデータ信号とフリップフロップ回
    路の出力信号の何れかを選択出力する選択回路とを備
    え、 該選択回路の出力信号により駆動回路を駆動するように
    構成したことを特徴とする発光素子駆動装置。
  11. 【請求項11】 発光素子と、その駆動回路と、該発光
    素子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素
    子駆動装置において、 発光素子を駆動する定電流源回路及び該電流をスイッチ
    する差動対を有する駆動回路と、 所定の制御信号により前記差動対に加える各データ信号
    を該差動対の遮断域にクランプする節電制御回路とを備
    え、 該節電制御回路は、クランプ信号をなまらせるためのロ
    ーパスフィルタ回路を備えることを特徴とする発光素子
    駆動装置。
  12. 【請求項12】 ローパスフィルタ回路は、容量と、制
    御信号の一方のレベルに従い前記容量から第1の電流を
    取り出す第1の定電流源回路と、制御信号の他方のレベ
    ルに従い前記容量に第2の電流を供給する第2の定電流
    源回路とを備えることを特徴とする請求項11の発光素
    子駆動装置。
  13. 【請求項13】 第1,第2の定電流源回路は、抵抗素
    子を備えないことを特徴とする請求項12の発光素子駆
    動装置。
  14. 【請求項14】 発光素子と、その駆動回路と、該発光
    素子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素
    子駆動装置において、 入力信号とその出力信号との比較に基づく容量の充/放
    電により該入力信号のピーク値を検出・保持するピーク
    検出回路と、 前記入力信号と前記ピーク検出回路の出力信号を抵抗を
    介して得た信号との比較に基づき前記容量の充/放電を
    補助する補助電流を生成する補助電流生成回路とを備え
    ることを特徴とする発光素子駆動装置。
  15. 【請求項15】 補助電流生成回路は、入力信号とピー
    ク検出回路の出力信号を抵抗を介して得た信号との比較
    を行う差動増幅又は比較回路と、該差動増幅又は比較回
    路の出力に基づき対応する補助電流をアース又は電源側
    に流すFET素子とを備えることを特徴とする請求項1
    4の発光素子駆動装置。
  16. 【請求項16】 補助電流生成回路は、入力信号とピー
    ク検出回路の出力信号を抵抗を介して得た信号との比較
    を行う差動増幅又は比較回路と、該差動増幅又は比較回
    路の出力に基づき対応する補助電流を前記差動増幅又は
    比較回路に流すダイオード素子とを備えることを特徴と
    する請求項14の発光素子駆動装置。
  17. 【請求項17】 ダイオード素子は、ゲートと、ドレイ
    ンと、素子基板とを共通にしたMOSFET素子からな
    ることを特徴とする請求項16の発光素子駆動装置。
  18. 【請求項18】 ダイオード素子は、ゲートと、ドレイ
    ンとを共通にしたMOSFET素子からなることを特徴
    とする請求項16の発光素子駆動装置。
  19. 【請求項19】 補助電流生成回路は、入力信号とピー
    ク検出回路の出力信号を抵抗を介して得た信号との比較
    を行う差動増幅又は比較回路と、該差動増幅又は比較回
    路の出力に基づき対応する補助電流をアース又は電源側
    に流すバイポーラトランジスタ素子とを備えることを特
    徴とする請求項14の発光素子駆動装置。
  20. 【請求項20】 発光素子と、その駆動回路と、該発光
    素子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素
    子駆動装置において、 発光素子を駆動する定電流源回路及び該電流をスイッチ
    する差動対を有する駆動回路と、 発光素子の光出力をモニタして光出力一定制御のための
    前記定電流源回路に加える制御電圧を容量に生成する制
    御回路と、 前記生成された制御電圧を次のバースト送信まで保持す
    るバースト間保持回路とを備え、 該バースト間保持回路は、データ送/受信の制御信号に
    よりON/OFF駆動されるFET素子と、該FET素
    子に直列に接続された抵抗とを備えることを特徴とする
    発光素子駆動装置。
  21. 【請求項21】 発光素子と、その駆動回路と、該発光
    素子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素
    子駆動装置において、 発光素子を駆動する定電流源回路及び該電流をスイッチ
    する差動対を有する駆動回路と、 発光素子の光出力をモニタして光出力一定制御のための
    前記定電流源回路に加える制御電圧を容量に生成する制
    御回路と、 所定の初期化電圧を生成する初期電圧発生回路と、 前記容量と初期電圧発生回路との間に介在し、かつ装置
    の電源投入の際にON駆動されるスイッチ回路とを備え
    ることを特徴とする発光素子駆動装置。
  22. 【請求項22】 容量と並列に接続され、かつデータ送
    /受信の制御信号によりON/OFF駆動されるFET
    素子と、該FET素子に直列に接続された抵抗とを有す
    るバースト間保持回路を備えることを特徴とする請求項
    21の発光素子駆動装置。
  23. 【請求項23】 容量と初期電圧発生回路との間に接続
    され、かつデータ送/受信の制御信号によりON/OF
    F駆動されるFET素子と、該FET素子に直列に接続
    された抵抗とを有するバースト間保持回路を備えること
    を特徴とする請求項21の発光素子駆動装置。
  24. 【請求項24】 発光素子と、その駆動回路と、該発光
    素子の光出力一定制御を行う制御回路とを備える発光素
    子駆動装置において、 発光素子の光出力が所定以下の状態を検出する光出力ア
    ラーム回路を備え、 該光出力アラーム回路は、所定の閾値を発生する閾値発
    生回路と、光出力のモニタ信号を前記閾値のバラツキ又
    は変動を考慮した振幅の信号に増幅する増幅回路と、前
    記増幅後のモニタ信号のピーク値を検出・保持するピー
    ク検出回路と、前記閾値と前記モニタ信号のピーク値と
    を比較してアラーム信号を生成する比較回路とを備える
    ことを特徴とする発光素子駆動装置。
  25. 【請求項25】 比較回路は、ヒステリシス特性を備え
    ることを特徴とする請求項24の発光素子駆動装置。
  26. 【請求項26】 光出力のモニタ信号をフィルタするた
    めのローパスフィルタ回路を備えることを特徴とする請
    求項24の発光素子駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000183447A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Canon Inc 半導体レーザ駆動回路
JP2004288675A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 発光素子駆動装置
JP2006013166A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Sharp Corp 発光ダイオード駆動回路、及びそれを備えた光送信デバイス、並びに電子機器
JP2012044087A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> レーザー駆動回路
RU2750851C1 (ru) * 2020-09-30 2021-07-05 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт проблем механики им. А.Ю. Ишлинского Российской академии наук (ИПМех РАН) Генератор импульсов ионизации

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