JPH1065417A - アンテナ用芯材 - Google Patents
アンテナ用芯材Info
- Publication number
- JPH1065417A JPH1065417A JP24131796A JP24131796A JPH1065417A JP H1065417 A JPH1065417 A JP H1065417A JP 24131796 A JP24131796 A JP 24131796A JP 24131796 A JP24131796 A JP 24131796A JP H1065417 A JPH1065417 A JP H1065417A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- antenna
- shape memory
- memory alloy
- alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軟化処理を施すことなくプレス加工が可能
で、かつ常用温度で良好な超弾性を示すアンテナ芯材を
供すること。 【解決手段】 組成が、式Ti50Ni50-xFex(ただ
し、0.5≦X≦2.0)で示される形状記憶合金でアン
テナ用芯材2を構成する。
で、かつ常用温度で良好な超弾性を示すアンテナ芯材を
供すること。 【解決手段】 組成が、式Ti50Ni50-xFex(ただ
し、0.5≦X≦2.0)で示される形状記憶合金でアン
テナ用芯材2を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の無
線機に使用されるアンテナの曲がりや、切損を防止した
アンテナ用芯材に関するものである。
線機に使用されるアンテナの曲がりや、切損を防止した
アンテナ用芯材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】形状記憶合金(TiNi合金、CuZn
Al合金・・・)は、マルテンサイト変態の逆変態に付
随して顕著な形状記憶効果を示すことがよく知られてい
る。また、逆変態の母相状態では、良好な超弾性を示す
こともよく知られている。超弾性を示す形状記憶合金
(超弾性合金)のばねは、8%の伸び歪に対しても変形
の開放と同時にその歪は解消するため、ステンレス線、
ピアノ線等と異なり、コイル状にしなくとも、ばねとし
て使用できる利点を持っている。
Al合金・・・)は、マルテンサイト変態の逆変態に付
随して顕著な形状記憶効果を示すことがよく知られてい
る。また、逆変態の母相状態では、良好な超弾性を示す
こともよく知られている。超弾性を示す形状記憶合金
(超弾性合金)のばねは、8%の伸び歪に対しても変形
の開放と同時にその歪は解消するため、ステンレス線、
ピアノ線等と異なり、コイル状にしなくとも、ばねとし
て使用できる利点を持っている。
【0003】従来、携帯電話のアンテナ芯材は、従来ピ
アノ線などの鋼線が用いられていたが、曲がり易い、折
れ易いなどの難点があった。また、これらの問題を解決
するために、超弾性合金を芯材として使用することは、
実開昭63−68207号、特開平3−16402号な
どに提案され、実用的にも超弾性合金をアンテナの芯材
とすることが主流となっている。しかし、特許の提案お
よび実用上のいずれも用いる超弾性合金は、Ti一Ni
合金、或はTi−Ni−X合金(X=Cr,V,Co)
であった。
アノ線などの鋼線が用いられていたが、曲がり易い、折
れ易いなどの難点があった。また、これらの問題を解決
するために、超弾性合金を芯材として使用することは、
実開昭63−68207号、特開平3−16402号な
どに提案され、実用的にも超弾性合金をアンテナの芯材
とすることが主流となっている。しかし、特許の提案お
よび実用上のいずれも用いる超弾性合金は、Ti一Ni
合金、或はTi−Ni−X合金(X=Cr,V,Co)
であった。
【0004】図1に、携帯電話用アンテナの外観図を示
す。アンテナは、携帯電話機と接栓等を介して取り付け
られている。アンテナ用芯材と接栓の取り付けは、図2
に示すように、一般に引き抜け防止のため、芯材の端部
をプレス加工して取り付けている。図2において、
(a)図の4はアンテナ用芯材のプレス加工部の正面図
を示し、(b)図の5はプレス加工部の側面図である。
す。アンテナは、携帯電話機と接栓等を介して取り付け
られている。アンテナ用芯材と接栓の取り付けは、図2
に示すように、一般に引き抜け防止のため、芯材の端部
をプレス加工して取り付けている。図2において、
(a)図の4はアンテナ用芯材のプレス加工部の正面図
を示し、(b)図の5はプレス加工部の側面図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の超弾
性合金を用いたアンテナ用芯材では、一般に、プレス加
工する際には、芯材に軟化処理を施す必要があり、コス
ト高の一因となっている。
性合金を用いたアンテナ用芯材では、一般に、プレス加
工する際には、芯材に軟化処理を施す必要があり、コス
ト高の一因となっている。
【0006】本発明は、アンテナ用芯材に軟化処理を施
すことなくプレス加工が可能で、かつ常用温度で超弾性
を示すアンテナ芯材を供するものである。
すことなくプレス加工が可能で、かつ常用温度で超弾性
を示すアンテナ芯材を供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のアンテナ用芯材
は、該芯材を常用温度(アンテナの使用環境温度を示
し、範囲はおおよそ−10〜40℃)で超弾性を示し、
組成がTi50Ni50-xFexで示され、X=0.5〜2.
0である形状記憶合金で構成したことを特徴とする。
又、前記の形状記憶合金の線材を最終加工率30〜60
%冷間加工後、350〜550℃の熱処理をしたことを
特徴とし、前記の形状記憶合金からなる芯材に1箇所以
上プレス加工したことを特徴とし、更に、前記の形状記
憶合金の線材を直線状あるいはコイル状に形成し、その
外側を樹脂で被覆したことを特徴とする。
は、該芯材を常用温度(アンテナの使用環境温度を示
し、範囲はおおよそ−10〜40℃)で超弾性を示し、
組成がTi50Ni50-xFexで示され、X=0.5〜2.
0である形状記憶合金で構成したことを特徴とする。
又、前記の形状記憶合金の線材を最終加工率30〜60
%冷間加工後、350〜550℃の熱処理をしたことを
特徴とし、前記の形状記憶合金からなる芯材に1箇所以
上プレス加工したことを特徴とし、更に、前記の形状記
憶合金の線材を直線状あるいはコイル状に形成し、その
外側を樹脂で被覆したことを特徴とする。
【0008】アンテナ用芯材として、Ti50Ni50-xF
ex合金(ただし、0.5≦X≦2.0)を使用すること
により、軟化処理をすることなしにプレス加工が可能と
なり、かつ常用温度で超弾性特性に優れている。また、
超弾性合金材の外側を樹脂で被服したものは、良好な曲
げ耐久性が得られる。
ex合金(ただし、0.5≦X≦2.0)を使用すること
により、軟化処理をすることなしにプレス加工が可能と
なり、かつ常用温度で超弾性特性に優れている。また、
超弾性合金材の外側を樹脂で被服したものは、良好な曲
げ耐久性が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の具体的な実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【0010】表1に示す組成の合金を高周波真空溶解法
によって得た。
によって得た。
【0011】 *は比較例 プレス加工性 ○:加工可能、△:加工難、×:割れ発生 超弾性特性残留歪 ○:<1.5mm、△:<2mm、×:>2mm
【0012】得られた合金のビレットを熱間加工した
後、焼鈍と冷間加工を繰り返し、最終加工率40%で線
径1mmの線材を作製した。得られた線材を450℃で
熱処理を行い、直線ばね材を作製し、三点曲げ試験を行
った。支持点長さは25mmで、そのセンターを最大6
mm押し込み、荷重の負荷・除荷を−10℃、および4
0℃で行い、残留歪を測定した。また、油圧プレス機に
より、厚さ0.5mmにプレス加工を行った。更に、最
終加工率、熱処理条件を変えた実験も行った。その結果
も表1に示している。なお、残留歪は図3に定義してい
る。
後、焼鈍と冷間加工を繰り返し、最終加工率40%で線
径1mmの線材を作製した。得られた線材を450℃で
熱処理を行い、直線ばね材を作製し、三点曲げ試験を行
った。支持点長さは25mmで、そのセンターを最大6
mm押し込み、荷重の負荷・除荷を−10℃、および4
0℃で行い、残留歪を測定した。また、油圧プレス機に
より、厚さ0.5mmにプレス加工を行った。更に、最
終加工率、熱処理条件を変えた実験も行った。その結果
も表1に示している。なお、残留歪は図3に定義してい
る。
【0013】表1から明らかなように、Ti50Ni50-x
Fex合金で、Xが0.5以上2.0以下の組成範囲外、
及び最終加工率が30〜60%、及び熱処理温度が35
0〜550℃の範囲外では、プレス加工性、超弾性特性
のいずれか、または共に劣っていることが分かる。
Fex合金で、Xが0.5以上2.0以下の組成範囲外、
及び最終加工率が30〜60%、及び熱処理温度が35
0〜550℃の範囲外では、プレス加工性、超弾性特性
のいずれか、または共に劣っていることが分かる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、常用温度域で超弾性を示し、軟化処理なしでプレス
加工が可能なアンテナ用芯材が得られた。更に、軟化処
理工程を省くことにより、製造コストも低減できる。
ば、常用温度域で超弾性を示し、軟化処理なしでプレス
加工が可能なアンテナ用芯材が得られた。更に、軟化処
理工程を省くことにより、製造コストも低減できる。
【図1】アンテナ外観図。
【図2】アンテナ用芯材のプレス加工部を示す図。図2
(a)はプレス加工部の正面図。図2(b)はプレス加
工部の側面図。
(a)はプレス加工部の正面図。図2(b)はプレス加
工部の側面図。
【図3】超弾性合金の荷重−変位曲線図。
1 キャップ 2 アンテナ芯材 3 接栓 4 アンテナ芯材のプレス加工部正面 5 アンテナ芯材のプレス加工部側面
Claims (4)
- 【請求項1】 常用温度で超弾性特性を示し、組成が、
原子%表示でTi50Ni50-xFex(ただし、0.5≦X
≦2.0)で示される形状記憶合金からなることを特徴
とするアンテナ用芯材。 - 【請求項2】 請求項1記載の形状記憶合金を加工率3
0〜60%の冷間加工後、350〜550℃で熱処理を
したことを特徴とするアンテナ用芯材。 - 【請求項3】 請求項2記載の冷間加工後、熱処理を施
した形状記憶合金の1箇所以上にプレス加工したことを
特徴とするアンテナ用芯材。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の形状記憶合金か
らなる線材を直線状あるいはコイル状に形成し、その外
側を樹脂で被覆したことを特徴とするアンテナ用芯材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24131796A JPH1065417A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | アンテナ用芯材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24131796A JPH1065417A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | アンテナ用芯材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065417A true JPH1065417A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=17072500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24131796A Pending JPH1065417A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | アンテナ用芯材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1065417A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020062675A (ko) * | 2001-08-23 | 2002-07-29 | 김진대 | 리트렉터블안테나의 기억형상합금 와이어 가공 형상 |
| KR20020062788A (ko) * | 2001-08-23 | 2002-07-31 | 김진대 | 리트렉터블안테나의 기억형상합금 와이어의 펀칭 형상 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP24131796A patent/JPH1065417A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020062675A (ko) * | 2001-08-23 | 2002-07-29 | 김진대 | 리트렉터블안테나의 기억형상합금 와이어 가공 형상 |
| KR20020062788A (ko) * | 2001-08-23 | 2002-07-31 | 김진대 | 리트렉터블안테나의 기억형상합금 와이어의 펀칭 형상 |
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