JPH1065498A - テレビジョン受信機のトラップ回路装置 - Google Patents
テレビジョン受信機のトラップ回路装置Info
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- JPH1065498A JPH1065498A JP23843796A JP23843796A JPH1065498A JP H1065498 A JPH1065498 A JP H1065498A JP 23843796 A JP23843796 A JP 23843796A JP 23843796 A JP23843796 A JP 23843796A JP H1065498 A JPH1065498 A JP H1065498A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のPAL方式のトラップ回路では、VH
F帯とUHF帯との帯域幅が1MHz離れているにも係
わらず、固定されたトラップ周波数特性を備えたトラッ
プ回路であることから、VHF帯とUHF帯との双方共
に充分な隣接チャンネルの妨害波(主としてUHF帯の
ひとつ下:N−1の隣接周波数に対する妨害波)を減衰
させることができない。 【解決手段】 テレビジョン受信機のチューナの出力側
に設けられたトラップ回路に、VHF帯とUHF帯とで
トラップ周波数を切り換えるための切り換え手段が設け
られており、前記チューナに印可しているバイアス電圧
をもちいて、該切り換え手段を切り換えるようにしたこ
とである。
F帯とUHF帯との帯域幅が1MHz離れているにも係
わらず、固定されたトラップ周波数特性を備えたトラッ
プ回路であることから、VHF帯とUHF帯との双方共
に充分な隣接チャンネルの妨害波(主としてUHF帯の
ひとつ下:N−1の隣接周波数に対する妨害波)を減衰
させることができない。 【解決手段】 テレビジョン受信機のチューナの出力側
に設けられたトラップ回路に、VHF帯とUHF帯とで
トラップ周波数を切り換えるための切り換え手段が設け
られており、前記チューナに印可しているバイアス電圧
をもちいて、該切り換え手段を切り換えるようにしたこ
とである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、欧州などでテレビ
ジョン放送方式として放送されているPAL方式が、受
信可能なテレビジョン受像機に用いられるトラップ回路
装置に関するものである。
ジョン放送方式として放送されているPAL方式が、受
信可能なテレビジョン受像機に用いられるトラップ回路
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PAL方式の放送を受像するテレ
ビジョン受像機において、PAL方式では、チャンネル
毎の周波数の帯域幅が、VHF帯では、7MHzであ
り、UHF帯では、8MHzである。このため、周波数
変換されたIF帯域では、VHF帯、UHF帯で隣接す
るひとつ上と、ひとつ下の受信チャンネルの映像キャリ
アfpなどをトラップする必要があるのだが、周波数の
帯域幅の異なるVHF帯とUHF帯との双方に充分な減
衰量が得られるトラップ特性を得ることのできるトラッ
プ回路装置は、無かった。
ビジョン受像機において、PAL方式では、チャンネル
毎の周波数の帯域幅が、VHF帯では、7MHzであ
り、UHF帯では、8MHzである。このため、周波数
変換されたIF帯域では、VHF帯、UHF帯で隣接す
るひとつ上と、ひとつ下の受信チャンネルの映像キャリ
アfpなどをトラップする必要があるのだが、周波数の
帯域幅の異なるVHF帯とUHF帯との双方に充分な減
衰量が得られるトラップ特性を得ることのできるトラッ
プ回路装置は、無かった。
【0003】以下に従来のPAL方式におけるトラップ
回路装置について、図に基づいて説明する。図3は、従
来のPAL方式における中間周波増幅回路装置を示すブ
ロック図、図4は、従来のトラップ回路装置のトラップ
周波数特性を示す周波数特性図である。図3において、
アンテナ1から入力されたテレビジョン信号は、チュー
ナ2に入力されて、増幅及び周波数変換された後、中間
周波出力信号として、出力され、この中間周波出力信号
がトラップ回路3’に入力される。そして、該トラップ
回路3’にてひとつ上と、ひとつ下の隣接チャンネル
(N+1とN−1のチャンネル)の妨害波となる所定の
周波数をトラップした後、所定のトラップされた出力信
号を出力し、該出力信号は、中間周波増幅器4に入力さ
れて、増幅された後、SAWフィルター5に入力され
る。なお、前記チューナ2からの中間周波出力信号は、
反転されて出力されているため、図4において、ひとつ
下の隣接チャンネル(N−1)が、右側に表示されてい
る。
回路装置について、図に基づいて説明する。図3は、従
来のPAL方式における中間周波増幅回路装置を示すブ
ロック図、図4は、従来のトラップ回路装置のトラップ
周波数特性を示す周波数特性図である。図3において、
アンテナ1から入力されたテレビジョン信号は、チュー
ナ2に入力されて、増幅及び周波数変換された後、中間
周波出力信号として、出力され、この中間周波出力信号
がトラップ回路3’に入力される。そして、該トラップ
回路3’にてひとつ上と、ひとつ下の隣接チャンネル
(N+1とN−1のチャンネル)の妨害波となる所定の
周波数をトラップした後、所定のトラップされた出力信
号を出力し、該出力信号は、中間周波増幅器4に入力さ
れて、増幅された後、SAWフィルター5に入力され
る。なお、前記チューナ2からの中間周波出力信号は、
反転されて出力されているため、図4において、ひとつ
下の隣接チャンネル(N−1)が、右側に表示されてい
る。
【0004】次に、上記の従来のトラップ回路3’につ
いて、詳細に説明する。この従来のトラップ回路3’
は、第一のトラップ回路Aと第二のトラップ回路Cとか
ら構成されており、該第一のトラップ回路Aは、並列接
続されたコンデンサC1とコンデンサC2とが、コイル
L3と直列接続されており、前記第二のトラップ回路C
は、並列接続されたコンデンサC3とコンデンサC4と
が、トランスT2の巻き線L4と直列接続されている。
また、抵抗R1が、前記並列接続されたコンデンサC
1、C2とコンデンサC3、C4とのそれぞれの他端部
に接続されている。そして、前記第一と第二のトラップ
回路A、Cを構成する各部品の個有値のひとつの実施の
形態については、コイルL3のインダクタンス値が、
3.3μH、コンデンサC1とC2との容量値が、3.
6pF、コンデンサC3とC4との容量値が、2pF、
抵抗R1の抵抗値が、120Ωで、トランスT2のイン
ダクタンス値が、2.2μHである。これらのインダク
タンス値や容量値などによって、図4の周波数特性に示
す如く、ひとつ下の隣りのチャンネル(N−1チャンネ
ル)の不要信号を映像キャリア(Picture)f
p:38.9Mzに対してVHF帯の40.4Mzで、
20dB減衰させ、該VHF帯と帯域幅で1MHz離れ
たUHF帯の41.4Mzで、12dB減衰させる周波
数特性を備えている。
いて、詳細に説明する。この従来のトラップ回路3’
は、第一のトラップ回路Aと第二のトラップ回路Cとか
ら構成されており、該第一のトラップ回路Aは、並列接
続されたコンデンサC1とコンデンサC2とが、コイル
L3と直列接続されており、前記第二のトラップ回路C
は、並列接続されたコンデンサC3とコンデンサC4と
が、トランスT2の巻き線L4と直列接続されている。
また、抵抗R1が、前記並列接続されたコンデンサC
1、C2とコンデンサC3、C4とのそれぞれの他端部
に接続されている。そして、前記第一と第二のトラップ
回路A、Cを構成する各部品の個有値のひとつの実施の
形態については、コイルL3のインダクタンス値が、
3.3μH、コンデンサC1とC2との容量値が、3.
6pF、コンデンサC3とC4との容量値が、2pF、
抵抗R1の抵抗値が、120Ωで、トランスT2のイン
ダクタンス値が、2.2μHである。これらのインダク
タンス値や容量値などによって、図4の周波数特性に示
す如く、ひとつ下の隣りのチャンネル(N−1チャンネ
ル)の不要信号を映像キャリア(Picture)f
p:38.9Mzに対してVHF帯の40.4Mzで、
20dB減衰させ、該VHF帯と帯域幅で1MHz離れ
たUHF帯の41.4Mzで、12dB減衰させる周波
数特性を備えている。
【0005】また、ひとつ上の隣りのチャンネル(N+
1チャンネル)の不要信号に対しては、映像キャリアf
pに対してVHF帯、UHF帯共に、30dB位の減衰
量を得ている。
1チャンネル)の不要信号に対しては、映像キャリアf
pに対してVHF帯、UHF帯共に、30dB位の減衰
量を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PAL方式のトラップ回路では、VHF帯とUHF帯と
の帯域幅が1MHz離れているにも係わらず、固定され
たトラップ周波数特性を備えたトラップ回路であること
から、VHF帯とUHF帯との双方共に充分に隣接チャ
ンネルの妨害波(主としてUHF帯のひとつ下:N−1
の隣接周波数に対する妨害波)を減衰させることができ
なかった。また、これらの周波数特性による減衰量で
も、テレビジョン受像機の画像の受信は、できるのであ
るが、より大きな画面で、高画質・高品質の映像を受像
するためには、映像キャリアfpに対しての妨害波を、
より大きな減衰量によって減衰させて、高画質・高品質
の映像を受像することのできるトラップ回路が、望まれ
ている。
PAL方式のトラップ回路では、VHF帯とUHF帯と
の帯域幅が1MHz離れているにも係わらず、固定され
たトラップ周波数特性を備えたトラップ回路であること
から、VHF帯とUHF帯との双方共に充分に隣接チャ
ンネルの妨害波(主としてUHF帯のひとつ下:N−1
の隣接周波数に対する妨害波)を減衰させることができ
なかった。また、これらの周波数特性による減衰量で
も、テレビジョン受像機の画像の受信は、できるのであ
るが、より大きな画面で、高画質・高品質の映像を受像
するためには、映像キャリアfpに対しての妨害波を、
より大きな減衰量によって減衰させて、高画質・高品質
の映像を受像することのできるトラップ回路が、望まれ
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】テレビジョン受信機のチ
ューナの出力側に設けられたトラップ回路に、VHF帯
とUHF帯とでトラップ周波数を切り換えるための切り
換え手段が設けられており、前記チューナに印可してい
るバイアス電圧をもちいて、該切り換え手段を切り換え
るようにしたことである。
ューナの出力側に設けられたトラップ回路に、VHF帯
とUHF帯とでトラップ周波数を切り換えるための切り
換え手段が設けられており、前記チューナに印可してい
るバイアス電圧をもちいて、該切り換え手段を切り換え
るようにしたことである。
【0008】前記切り換え手段に、バラクタダイオード
とトランスとが配置されていることである。
とトランスとが配置されていることである。
【0009】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の実施の形態につ
いて、図を用いて詳細に説明をする。図1は、本発明の
実施の形態の中間周波増幅回路装置を示すブロック図、
図2は、本発明の実施の形態のトラップ回路装置のトラ
ップ周波数特性を示す周波数特性図である。なお、従来
例と同一の構成については、同一符号を付与してある。
図1において、アンテナ1から入力されたテレビジョン
信号は、チューナ2に入力されて、増幅及び周波数変換
された後、中間周波出力信号として、出力され、この中
間周波出力信号がトラップ回路3に入力される。そし
て、該トラップ回路3にて隣接チャンネルの妨害波とな
る所定の周波数をトラップした後、所定のトラップされ
た出力信号を出力し、該出力信号は、中間周波増幅器4
に入力されて、増幅された後、SAWフィルター5に入
力される。なお、前記チューナ2からの中間周波出力信
号は、反転されて出力されている。
いて、図を用いて詳細に説明をする。図1は、本発明の
実施の形態の中間周波増幅回路装置を示すブロック図、
図2は、本発明の実施の形態のトラップ回路装置のトラ
ップ周波数特性を示す周波数特性図である。なお、従来
例と同一の構成については、同一符号を付与してある。
図1において、アンテナ1から入力されたテレビジョン
信号は、チューナ2に入力されて、増幅及び周波数変換
された後、中間周波出力信号として、出力され、この中
間周波出力信号がトラップ回路3に入力される。そし
て、該トラップ回路3にて隣接チャンネルの妨害波とな
る所定の周波数をトラップした後、所定のトラップされ
た出力信号を出力し、該出力信号は、中間周波増幅器4
に入力されて、増幅された後、SAWフィルター5に入
力される。なお、前記チューナ2からの中間周波出力信
号は、反転されて出力されている。
【0010】次に、上述した本発明の実施の形態のトラ
ップ回路装置について、詳細に説明する。この本発明の
実施の形態のトラップ回路3は、第一のトラップ回路A
と第二のトラップ回路Bとから成る。該第一のトラップ
回路Aは、並列接続されたコンデンサC1とコンデンサ
C2とが、コイルL3と直列接続されており、該コイル
L3の他端部は、接地されている。前記第二のトラップ
回路Bは、並列接続されたコンデンサC3とコンデンサ
C4とが、トランスT1の巻き線L1と直列接続されて
いる。また、該トランスT1は、誘導結合(M結合)さ
れた巻き線L1と巻き線L2とから構成され、それぞれ
の該巻き線L1とL2との一端部は接地されている。そ
して、前記巻き線L2には、直列に切り換え手段として
のバラクタダイオードD1とコンデンサC5とが接続さ
れている。該バラクタダイオードD1と該コンデンサC
5との接続点には、抵抗R2の一端部が接続され、該抵
抗R2の他端部は、抵抗R3と接続され、該抵抗R3の
他端部は、接地されている。そして、前記抵抗R2と抵
抗R3との接続点に接続された電圧印可端子6は、チュ
ーナ2に印可されているバイアス電圧と同じ電圧(+5
V又は0V)が印可される端子である。また、抵抗R1
は、前記並列接続されたコンデンサC1、C2とコンデ
ンサC3、C4とのそれぞれの他端側に接続されてい
る。
ップ回路装置について、詳細に説明する。この本発明の
実施の形態のトラップ回路3は、第一のトラップ回路A
と第二のトラップ回路Bとから成る。該第一のトラップ
回路Aは、並列接続されたコンデンサC1とコンデンサ
C2とが、コイルL3と直列接続されており、該コイル
L3の他端部は、接地されている。前記第二のトラップ
回路Bは、並列接続されたコンデンサC3とコンデンサ
C4とが、トランスT1の巻き線L1と直列接続されて
いる。また、該トランスT1は、誘導結合(M結合)さ
れた巻き線L1と巻き線L2とから構成され、それぞれ
の該巻き線L1とL2との一端部は接地されている。そ
して、前記巻き線L2には、直列に切り換え手段として
のバラクタダイオードD1とコンデンサC5とが接続さ
れている。該バラクタダイオードD1と該コンデンサC
5との接続点には、抵抗R2の一端部が接続され、該抵
抗R2の他端部は、抵抗R3と接続され、該抵抗R3の
他端部は、接地されている。そして、前記抵抗R2と抵
抗R3との接続点に接続された電圧印可端子6は、チュ
ーナ2に印可されているバイアス電圧と同じ電圧(+5
V又は0V)が印可される端子である。また、抵抗R1
は、前記並列接続されたコンデンサC1、C2とコンデ
ンサC3、C4とのそれぞれの他端側に接続されてい
る。
【0011】そして、前記第一と第二のトラップ回路
A、Bを構成する各部品の個有値のひとつの実施の形態
については、コイルL3のインダクタンス値が、3.3
μH、コンデンサC1とC2との容量値が、3.6p
F、コンデンサC3とC4との容量値が、2pF、コン
デンサC5の容量値が、7pF、バラクタダイオードD
1の可変容量値が、9.3pF〜26pF(印可電圧+
5V〜0V)、抵抗R1の抵抗値が、120Ω、抵抗R
2とR3との抵抗値が、33KΩで、トランスT1の巻
き線L1のインダクタンス値は、2.2μH、巻き線L
2のインダクタンス値は、1.26μH、である。これ
らのインダクタンス値や容量値などによって、図2の周
波数特性に示す如く、ひとつ下の隣りのチャンネル(N
−1チャンネル)の不要信号を映像キャリア(Pict
ure)fp:38.9Mzに対してVHF帯の40.
4Mzで、28dB減衰させ、該VHF帯と帯域幅で1
MHz離れたUHF帯の41.4Mzで、30dB減衰
させる周波数特性を備えている。これは、従来に比較し
て、8dB以上減衰量を増加させている。また、ひとつ
上の隣りのチャンネル(N+1チャンネル)の不要信号
は、映像キャリアfpに対してVHF帯、UHF帯共
に、30dB位減衰させている。
A、Bを構成する各部品の個有値のひとつの実施の形態
については、コイルL3のインダクタンス値が、3.3
μH、コンデンサC1とC2との容量値が、3.6p
F、コンデンサC3とC4との容量値が、2pF、コン
デンサC5の容量値が、7pF、バラクタダイオードD
1の可変容量値が、9.3pF〜26pF(印可電圧+
5V〜0V)、抵抗R1の抵抗値が、120Ω、抵抗R
2とR3との抵抗値が、33KΩで、トランスT1の巻
き線L1のインダクタンス値は、2.2μH、巻き線L
2のインダクタンス値は、1.26μH、である。これ
らのインダクタンス値や容量値などによって、図2の周
波数特性に示す如く、ひとつ下の隣りのチャンネル(N
−1チャンネル)の不要信号を映像キャリア(Pict
ure)fp:38.9Mzに対してVHF帯の40.
4Mzで、28dB減衰させ、該VHF帯と帯域幅で1
MHz離れたUHF帯の41.4Mzで、30dB減衰
させる周波数特性を備えている。これは、従来に比較し
て、8dB以上減衰量を増加させている。また、ひとつ
上の隣りのチャンネル(N+1チャンネル)の不要信号
は、映像キャリアfpに対してVHF帯、UHF帯共
に、30dB位減衰させている。
【0012】以上のように構成されたテレビジョン受信
機のトラップ回路装置について、以下、その動作を説明
する。第一のトラップ回路Aは、固定されたトラップ回
路であり、第二のトラップ回路Bは、トラップ特性を可
変出来るようにしたトラップ回路である。前記第一のト
ラップ回路Aは、ひとつ上の隣りのチャンネル(N+1
チャンネル)をトラップするためのものであり、固定で
あるが前記の如く30dB位と充分な減衰量を得てい
る。
機のトラップ回路装置について、以下、その動作を説明
する。第一のトラップ回路Aは、固定されたトラップ回
路であり、第二のトラップ回路Bは、トラップ特性を可
変出来るようにしたトラップ回路である。前記第一のト
ラップ回路Aは、ひとつ上の隣りのチャンネル(N+1
チャンネル)をトラップするためのものであり、固定で
あるが前記の如く30dB位と充分な減衰量を得てい
る。
【0013】そして、第二のトラップ回路Bの動作につ
いて説明する。まず、VHF帯を受信するために、チュ
ーナ2と電圧印可端子6とに、バイアス電圧0Vを印可
する。この印可されたバイアス電圧0Vによって、チュ
ーナ1は、VHF帯を受信する対応を取る。そして、切
り換え手段のひとつの構成としてのバラクタダイオード
D1は、バイアス電圧0Vによって、容量値26pFを
得る。そして、このバラクタダイオードD1の容量値2
6pFとコンデンサC5の容量値7pFと巻き線L2と
によって、等価的なトランスT1のトータル容量値は、
5.5pFとなる。このトータル容量値の5.5pF
と、トランスT1の巻き線L2のインダクタンス値の
1.26μHとによって、共振周波数60.5MHzを
得る。この共振周波数60.5MHzによって、等価的
にトランスT1の巻き線L1のインダクタンス値が変化
させられることになる。そして、この前記巻き線L1の
インダクタンス値の変化によって、トランスT1の巻き
線L1とコンデンサC3とC4とで構成するトラップ回
路装置からなるトラップ周波数は、40.4MHz(V
HF帯のトラップ周波数)となる(図2参照)。
いて説明する。まず、VHF帯を受信するために、チュ
ーナ2と電圧印可端子6とに、バイアス電圧0Vを印可
する。この印可されたバイアス電圧0Vによって、チュ
ーナ1は、VHF帯を受信する対応を取る。そして、切
り換え手段のひとつの構成としてのバラクタダイオード
D1は、バイアス電圧0Vによって、容量値26pFを
得る。そして、このバラクタダイオードD1の容量値2
6pFとコンデンサC5の容量値7pFと巻き線L2と
によって、等価的なトランスT1のトータル容量値は、
5.5pFとなる。このトータル容量値の5.5pF
と、トランスT1の巻き線L2のインダクタンス値の
1.26μHとによって、共振周波数60.5MHzを
得る。この共振周波数60.5MHzによって、等価的
にトランスT1の巻き線L1のインダクタンス値が変化
させられることになる。そして、この前記巻き線L1の
インダクタンス値の変化によって、トランスT1の巻き
線L1とコンデンサC3とC4とで構成するトラップ回
路装置からなるトラップ周波数は、40.4MHz(V
HF帯のトラップ周波数)となる(図2参照)。
【0014】次に、同じように、UHF帯を受信するた
めに、チューナ1と電圧印可端子6とに、バイアス電圧
5Vを印可する。この印可するバイアス電圧5Vによっ
て、チューナ2は、UHF帯を受信する対応を取る。そ
して、切り換え手段のひとつの構成としてのバラクタダ
イオードD1は、バイアス電圧5Vによって、容量値
9.3pFを得る。そして、この容量値9.3pFとコ
ンデンサC5の容量値7pFと巻き線L2とによる、ト
ランスT1のトータル容量値は、4pFとなる。このト
ータル容量値の4pFと、トランスT1の巻き線L2の
インダクタンス値の1.26μHとによって、共振周波
数70.9MHzを得る。この共振周波数70.9MH
zによって、等価的にトランスT1の巻き線L1のイン
ダクタンス値が変化させられることになる。そして、こ
の前記巻き線L1のインダクタンス値の変化によって、
トランスT1の巻き線L1とコンデンサC3とC4とで
構成するトラップ回路装置からなるトラップ周波数は、
41.4MHz(UHF帯のトラップ周波数)となる
(図2参照)。
めに、チューナ1と電圧印可端子6とに、バイアス電圧
5Vを印可する。この印可するバイアス電圧5Vによっ
て、チューナ2は、UHF帯を受信する対応を取る。そ
して、切り換え手段のひとつの構成としてのバラクタダ
イオードD1は、バイアス電圧5Vによって、容量値
9.3pFを得る。そして、この容量値9.3pFとコ
ンデンサC5の容量値7pFと巻き線L2とによる、ト
ランスT1のトータル容量値は、4pFとなる。このト
ータル容量値の4pFと、トランスT1の巻き線L2の
インダクタンス値の1.26μHとによって、共振周波
数70.9MHzを得る。この共振周波数70.9MH
zによって、等価的にトランスT1の巻き線L1のイン
ダクタンス値が変化させられることになる。そして、こ
の前記巻き線L1のインダクタンス値の変化によって、
トランスT1の巻き線L1とコンデンサC3とC4とで
構成するトラップ回路装置からなるトラップ周波数は、
41.4MHz(UHF帯のトラップ周波数)となる
(図2参照)。
【0015】上述の如く、VHF帯のトラップ周波数4
0.4MHzと、UHF帯のトラップ周波数41.4M
Hzという、僅か1Mzの差であるそれぞれの周波数を
前記電圧印可端子6に印可するバイアス電圧(0V又は
+5V)を切り換えることによって得ている。周波数の
1Mzの差という微調整を、バラクタダイオードとトラ
ンスの巻き線とによっておこなっている。このトランス
の巻き線L1、L2のM結合による性質を利用して、周
波数の微調整を行っている。そして、このそれぞれのト
ラップ周波数によって、図2に示す如く、映像キャリア
fpに対する不要信号を、従来に比較して充分に減衰さ
せる周波数特性(減衰量:VHF帯で、28dB、UH
F帯で、30dB)が得られている。
0.4MHzと、UHF帯のトラップ周波数41.4M
Hzという、僅か1Mzの差であるそれぞれの周波数を
前記電圧印可端子6に印可するバイアス電圧(0V又は
+5V)を切り換えることによって得ている。周波数の
1Mzの差という微調整を、バラクタダイオードとトラ
ンスの巻き線とによっておこなっている。このトランス
の巻き線L1、L2のM結合による性質を利用して、周
波数の微調整を行っている。そして、このそれぞれのト
ラップ周波数によって、図2に示す如く、映像キャリア
fpに対する不要信号を、従来に比較して充分に減衰さ
せる周波数特性(減衰量:VHF帯で、28dB、UH
F帯で、30dB)が得られている。
【0016】なお、上述の如く、バラクタダイオードD
1に印可している印可電圧(0V又は+5V)は、チュ
ーナ1がVHF帯とUHF帯とを受信するために駆動さ
れるときに印可される電圧と同じバイアス電圧である。
1に印可している印可電圧(0V又は+5V)は、チュ
ーナ1がVHF帯とUHF帯とを受信するために駆動さ
れるときに印可される電圧と同じバイアス電圧である。
【0017】
【発明の効果】テレビジョン受信機のチューナの出力側
に設けられたトラップ回路に、VHF帯とUHF帯とで
トラップ周波数を切り換えるための切り換え手段が設け
られており、前記チューナに印可しているバイアス電圧
をもちいて、該切り換え手段を切り換えるようにしたこ
とで、切り換え手段によって、VHF帯とUHF帯との
トラップ周波数が切り換えられるため、VHF帯とUH
F帯とで適切なトラップ周波数を得ることができる。こ
のことから、それぞれ、V・U帯共に従来に比較して、
減衰量の大きいトラップ回路装置を提供出来る。よっ
て、隣接チャンネルからのノイズの少ない、高画質・高
品質なテレビジョン受信機を提供出来る。また、チュー
ナと切り換え手段とを同じバイアス電圧にて駆動するこ
とができるために、余分なバイアス電圧を作らずに済む
という効果をも奏する。
に設けられたトラップ回路に、VHF帯とUHF帯とで
トラップ周波数を切り換えるための切り換え手段が設け
られており、前記チューナに印可しているバイアス電圧
をもちいて、該切り換え手段を切り換えるようにしたこ
とで、切り換え手段によって、VHF帯とUHF帯との
トラップ周波数が切り換えられるため、VHF帯とUH
F帯とで適切なトラップ周波数を得ることができる。こ
のことから、それぞれ、V・U帯共に従来に比較して、
減衰量の大きいトラップ回路装置を提供出来る。よっ
て、隣接チャンネルからのノイズの少ない、高画質・高
品質なテレビジョン受信機を提供出来る。また、チュー
ナと切り換え手段とを同じバイアス電圧にて駆動するこ
とができるために、余分なバイアス電圧を作らずに済む
という効果をも奏する。
【0018】前記切り換え手段に、バラクタダイオード
とトランスとが配置されていることから、バラクタダイ
オードのバイアス電圧の違いによる容量値の違いと、ト
ランスT1の巻き線L2側の共振点の変化とによって、
トランスT1の巻き線L1に対する影響度が変化する。
この影響度の変化は、等価的に巻き線L1のインダクタ
ンス値を変化させて、V・U帯の帯域幅が、1Mzの差
であるトラップ周波数を切り換える。このように、従来
に比較してバラクタダイオードを付加するだけ(トラン
スは、従来から配置されている)で、VHF帯とUHF
帯とのトラップ周波数の1Mzの差を微調整・可変する
ことが出来、且つ、従来に比較して減衰量の大きいトラ
ップ回路装置を提供できる。
とトランスとが配置されていることから、バラクタダイ
オードのバイアス電圧の違いによる容量値の違いと、ト
ランスT1の巻き線L2側の共振点の変化とによって、
トランスT1の巻き線L1に対する影響度が変化する。
この影響度の変化は、等価的に巻き線L1のインダクタ
ンス値を変化させて、V・U帯の帯域幅が、1Mzの差
であるトラップ周波数を切り換える。このように、従来
に比較してバラクタダイオードを付加するだけ(トラン
スは、従来から配置されている)で、VHF帯とUHF
帯とのトラップ周波数の1Mzの差を微調整・可変する
ことが出来、且つ、従来に比較して減衰量の大きいトラ
ップ回路装置を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態の中間周波増幅回路装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のトラップ回路装置のトラ
ップ周波数特性を示す周波数特性図である。
ップ周波数特性を示す周波数特性図である。
【図3】従来のPAL方式における中間周波増幅回路装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図4】従来のトラップ回路装置のトラップ周波数特性
を示す周波数特性図である。
を示す周波数特性図である。
2 チューナ 3、3’ トラップ回路 4 中間周波増幅器 A 第一のトラップ回路 B 第二のトラップ回路 C1〜C5 コンデンサ D1 バラクタダイオード T1、T2 トランス
Claims (3)
- 【請求項1】 テレビジョン受信機のチューナの出力側
に設けられたトラップ回路に、VHF帯とUHF帯とで
トラップ周波数を切り換えるための切り換え手段が設け
られており、前記チューナに印可しているバイアス電圧
をもちいて、該切り換え手段を切り換えるようにしたこ
とを特徴とするテレビジョン受信機のトラップ回路装
置。 - 【請求項2】 前記切り換え手段が、バラクタダイオー
ドによって構成されていることを特徴とする請求項1記
載のテレビジョン受信機のトラップ回路装置。 - 【請求項3】 前記切り換え手段が、前記チューナに印
可しているバイアス電圧と同じ電圧を印可するための電
圧印可端子と、該電圧印可端子からのバイアス電圧によ
って容量値が可変されるバラクタダイオードと、該バラ
クタダイオードが一方の巻き線に接続されたトランス
と、該トランスの他方の巻き線が直列に接続された、並
列接続の2個のコンデンサとから構成されていることを
特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信機のトラッ
プ回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23843796A JP3290594B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | テレビジョン受信機のトラップ回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23843796A JP3290594B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | テレビジョン受信機のトラップ回路装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1065498A true JPH1065498A (ja) | 1998-03-06 |
| JP3290594B2 JP3290594B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=17030214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23843796A Expired - Fee Related JP3290594B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | テレビジョン受信機のトラップ回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3290594B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030067876A (ko) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | 삼성전기주식회사 | 텔레비전 튜너의 인접채널 트랩 회로 |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP23843796A patent/JP3290594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030067876A (ko) * | 2002-02-08 | 2003-08-19 | 삼성전기주식회사 | 텔레비전 튜너의 인접채널 트랩 회로 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3290594B2 (ja) | 2002-06-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011120 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020312 |
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