JPH1065591A - Cdma無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
テナを設ける際の同期回路規模の削減を可能とする。 【解決手段】 受信信号から拡散符号の位相を推定する
サーチ回路103と、推定した位相から正確な同期点を
追跡するトラッキング回路105、106を有し、各ア
ンテナの遅延プロファイルに大きな差がないことを利用
して、アンテナAからの受信信号101から遅延プロフ
ァイル測定すなわち位相推定を行い、推定した位相情報
104を各アンテナごとのトラッキング回路105、1
06に伝え、各受信アンテナ毎に正確な同期点を追跡す
ることにより、サーチ回路103の削減が可能になる。
Description
移動体通信等に用いられるCDMA無線通信装置に関す
る。
数の局が同時に通信を行う際の回線接続方式のことであ
る。CDMA(Code Division Multiple Access )と
は、符号分割多元接続のことで、情報信号のスペクトル
を、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に拡散し
て伝送するスペクトル拡散通信によって多元接続を行う
技術であり、スペクトル拡散多元接続(SSMA)とい
う場合もある。直接拡散方式とは、拡散において拡散系
列符号をそのまま情報信号に乗じる方式である。
拡散を行って情報信号を取り出すため、送信側で拡散に
使った拡散符号の位相を受信信号から推定し、同位相の
レプリカを発生させる必要がある。これが「同期」問題
であり、拡散信号の時間軸推定(位相推定)が必要であ
る。受信信号中に含まれる拡散符号と受信信号で発生さ
せる拡散信号の位相差は、極めて小さい範囲内に保持し
なければならない。同期の問題は、捕捉(サーチ)とい
う過程と追跡(トラッキング)という過程の2つに分け
られる。拡散信号は、通常±1チップの位相差の範囲内
でしか自己相関の値が得られないため、まず入力拡散信
号と局部の拡散信号の位相差が±1チップより小さい範
囲に入るように捕捉し、次により正確な同期点に保持す
る必要がある。直接拡散方式における同期システムに
は、さまざまな方法が研究開発されているが、CDMA
方式のように希望信号成分電力に対して干渉波信号成分
電力が大きく、また拡散率が大きいシステムにおいて
は、拡散信号系列が長くなるため、整合フィルタやコン
ボルバで実現することは困難であり、キャリアバンドを
ベースバンドに落としてから、相関器( スライディング
相関器) を用いて同期の捕捉・保持を行う方法が一般的
である。
復調系の構成を示している。図12において、受信信号
1201は、まず同期回路1202内のサーチ回路1203において
位相推定を行い、ある程度の範囲内に同期を追い込み、
その推定した位相情報1204をトラッキング回路1205に伝
え、トラッキング回路1205では、より同期の精度を高め
るように動作する。トラッキング回路1205では、異なる
観測時間や位相シフト量で測定し同期の確認・追跡を行
う。そのようにして得られる位相情報1206を基に、受信
信号1201の逆拡散を逆拡散回路1207で行い、復調回路12
08で復調して復号データ1209を出力する。
列の相関出力( 遅延プロファイル)の一例を示す。これ
は、各位相ごとの相関出力を適当な観測時間で平均化し
たもので、伝搬路特性を表している。まず(a)のサー
チ動作において、遅延プルファイルにおいて最も高いピ
ークが出ている位相A (1401)を位相情報としてトラッキ
ング回路に出力する。これは逆拡散により分離された拡
散符号の自己相関波形である。この受信波をパスと呼
ぶ。(b)のトラッキング動作では、位相A の前後位相
も含めて最大のピーク点を検出し、その位相a2(1404)を
より正確な位相情報として出力する。なお、図(b)は
(a)における位相A 近傍の時間軸を拡大したものであ
り、位相A 周辺の遅延プロファイルを、観測時間を変化
させたり、位相シフト量を細かくするなどして、より正
確な観測結果から決定する。
るパスダイバーシチ利得が得られるのが大きな特長であ
る。遅延波の存在する環境において、図14に示すサー
チ動作(a)において、遅延プロファイル上にA(1401),
B(1402),C(1403) の3波( 3パス) が検出された場合に
は、図13と同様に、トラッキング動作(b)におい
て、より正確な位相a2(1404),b1(1405),c3(1406)を検出
して出力する。
るためには、移動体通信固有の受信電界変動であるフェ
ージング変動の影響を軽減することが必要になる。軽減
技術として2本以上の受信アンテナを用いるスペースダ
イバーシチ受信技術がある。このときのアンテナの空間
配置は、フェージング変動が各アンテナにおいて無相関
になるように配置するのが一般的であり、半波長程度離
せば無相関のフェージング受信波が得られることが知ら
れている。例えば、送信周波数2GHzでの通信では波長が
15cmなので、わずか7.5cm 程度離すだけでフェージング
変動は無相関になる。一方、上記の条件で帯域幅5MHz程
度のCDMA伝送を行う場合に、半波長程度空間的に離
しても、受信波の遅延時間や平均受信電界レベルの伝搬
特性を表す遅延プロファイルには大きな差はない。CD
MA伝送において、遅延プロファイルで観測できる時間
分解能は、1チップ(5MHz 帯域伝送で200ns)であり、20
0ns での電波の伝送距離は約60ms程度となる。送受信間
距離が数十m 〜数km程度離れて行う通信において、数十
cm〜数m 程度離してアンテナを配置しても、伝搬距離が
60ms以上も異なるパスが到達することはないので、上記
遅延プロファイルには差がない。なお、フェージング変
動は移動速度に比例するため、遅延プロファイルを正確
に測定するには、移動速度に応じた観測時間が必要にな
る。よって、移動速度が極めて遅い場合には、かなり長
い測定時間が必要になり、測定時間が不足の場合には、
アンテナ間の遅延プロファイルの測定結果に差がでるこ
とになる。
域幅は、数MHz 〜数十MHz 程度の中で選択されることに
なると考えられるが、小ゾーンシステムでは、パスダイ
バーシチが十分に得られない環境をかなり含むことが考
えられる。パスダイバーシチのみでは十分なフェージン
グ抑圧効果が得られない環境において、スペースダイバ
ーシチと信号処理によって得られるパスダイバーシチ効
果を最大限に引き出すことができる複合RAKE方式
(ハイブリッドダイバーシチ)を基地局受信に適用する
案が提案されている( 唐沢, 岩井, 塩川,"CDMA基地
局受信におけるスペース・パスハイブリッドダイバーシ
チ方式", 信学技報,SAT93-12,1993) 。図15にその構
成を示す。N 本のアンテナ1501で受信された信号は、そ
れぞれの相関回路1502による相関出力を遅延線(Tapped
Delay Line(TDL))1503に出力し、TDL では重み付け合成
された後、アンテナ間での合成が合成回路1504で行われ
る。
チ受信における同期回路の構成を図16に示す。アンテ
ナAおよびアンテナBからの受信信号1601、1602は、そ
れぞれ異なる2つの同期回路1603、1604において、図1
2に示した同期回路と同様な動作により、それぞれ独立
にサーチ回路1605、1606において位相推定を行い、ある
程度の範囲内に同期を追い込み、推定した位相情報160
7、1608をトラッキング回路1609、1610に伝えて、より
精度の高い位相情報1611,1612 を出力する。図17にR
AKE合成部までの復調系を含めたアンテナ2本におけ
るスペースダイバーシチ受信装置の構成例を示す。同期
を検出して位相情報1701、1702を求める動作は図16と
同様であり、各アンテナ独立に求めた位相情報を基に逆
拡散回路1703、1704で相関演算を行う。図では各アンテ
ナごとに3パスの相関出力を求める構成にしている。逆
拡散回路1703、1704で求めた相関出力1705、1706は、R
AKE合成回路1707において検波および重み付け加算さ
れ、ハイブリッドダイバーシチされた信号が出力される
ことになる。
の同期回路においては、位相推定を行うためのサーチ回
路を各アンテナごとに設ける必要があり、アンテナ数を
増加させる場合には、同期回路規模が大きくなるという
問題点があった。
するものであり、CDMA無線システムにおいて、受信
スペースダイバーシチのための複数アンテナを設ける際
の同期回路規模の削減を可能としたCDMA無線通信装
置を提供することを目的とする。
成するために、同期装置において、受信信号から拡散符
号の位相を推定する手段( 同期捕捉手段) と、推定した
位相から正確な同期点を追跡する手段( 同期追跡手段)
とを有し、各アンテナの遅延プロファイルに大きな差が
ないことを利用して、1本のアンテナの受信信号から遅
延プロファイル測定すなわち位相推定を行い、推定した
位相を各受信アンテナごとの同期追跡手段に伝え、各受
信アンテナごとに正確な同期点を追跡することにより、
CDMA無線システムにおいて、受信スペースダイバー
シチのための複数アンテナを設ける際の同期回路の規模
削減を可能としたものである。
は、複数のアンテナによってスペースダイバーシチ受信
を行うCDMA無線通信装置において、受信信号から拡
散符号の位相を推定する同期捕捉手段と、推定した位相
から正確な同期点を追跡する同期追跡手段とを有し、1
本のアンテナの受信信号から位相推定を行い、推定した
位相を各受信アンテナごとの同期追跡手段に伝え、各受
信アンテナごとに正確な同期点を追跡するようにしたも
のである。
CDMA無線通信装置において、各アンテナからの受信
信号を周期的に切り替える手段を有し、同期捕捉手段に
おいて位相推定を行う受信信号を周期的に切り替えるよ
うにしたものである。
請求項2記載のCDMA無線通信装置において、同期追
跡手段が、同期点における相関出力があらかじめ指定さ
れたレベル以下の場合には、その位相を出力しないよう
にしたものである。
請求項2記載のCDMA無線通信装置において、同期追
跡手段が、複数の同期点が存在する場合、相関出力レベ
ルが最も高い同期点に対する、出力レベルの相対比率が
あらかじめ指定された値以上の同期点の位相情報のみを
出力するようにしたものである。
CDMA無線通信装置において、各アンテナの同期点の
相関出力を比較・選択する手段を有し、相関出力レベル
の高い方からあらかじめ指定された数の同期点を選択し
て、位相情報を出力するとしたものである。
CDMA無線通信装置において、各アンテナの同期点の
相関出力を比較・選択する手段を有し、相関出力レベル
が最も高い同期点に対する、出力レベルの相対比率があ
らかじめ指定された値以上の同期点を選択して、位相情
報を出力するとしたものである。
記載のCDMA無線通信装置において、各アンテナごと
の同期点の相関出力を比較・選択する手段を有し、相関
出力レベルが最も高い同期点に対する、出力レベルの相
対比率があらかじめ指定された値以上の同期点を、相関
出力レベルの高い方から順にあらかじめ指定された数を
上限として選択して、位相情報を出力するとしたもので
ある。
記載のCDMA無線通信装置において、各アンテナの同
期点の相関出力を比較・選択する手段を有し、相関出力
レベルの高い方からあらかじめ指定された数の同期点を
選択して、位相情報を出力するようにしたものである。
記載のCDMA無線通信装置において、各アンテナの同
期点の相関出力を比較・選択する手段を有し、相関出力
レベルが最も高い同期点に対する、出力レベルの相対比
率があらかじめ指定された値以上の同期点を選択して、
位相情報を出力するようにしたものである。
2記載のCDMA無線通信装置において、各アンテナご
との同期点の相関出力を比較・選択する手段を有し、相
関出力レベルが最も高い同期点に対する、出力レベルの
相対比率があらかじめ指定された値以上の同期点を、相
関出力レベルの高い方から順にあらかじめ指定された数
を上限として選択して、位相情報を出力するようにした
ものである。
から図11を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるCDMA無線通信装置の構成を示し、受信アンテナ
はAおよびBの2本の例を示している。アンテナAの受
信信号101 は、トラッキング回路105 入力され、アンテ
ナBの受信信号102 は、トラッキング回路106 に入力さ
れる。アンテナAの受信信号101 は、サーチ回路103 に
も入力され、そこで位相推定が行われる。そして推定さ
れた位相情報104 が、各トラッキング回路105 、106 に
入力される。図4に2本の受信アンテナのある時間にお
ける相関出力( 遅延プロファイル) の例を示す。アンテ
ナA、Bのプロファイルに差がないため、各パスの位相
はアンテナ間で同一である。サーチ回路103により4パ
スの位相推定がされたとする( アンテナAは位相a401、
位相b402、位相c403、位相d404の4パス、アンテナBは
位相e405、位相f406、位相g407、位相h408の4パス) 。
同一位相の相関レベルはアンテナA、Bで異なってい
る。これは、アンテナA、B間のフェージング変動が無
相関であるためである。トラッキング回路105、106
は、サーチ回路103 から伝えられた位相情報104 を基
に、従来例の図12および図13で示した動作により、
各々独立に正確な同期点を観測して位相情報107 、108
を出力する。
構成の一例を示す。同期装置の部分の動作は図1と同様
である。すなわち、アンテナAの受信信号201 およびア
ンテナBの受信信号202 は、それぞれトラッキング回路
205 、206 に入力される。アンテナA の受信信号201
は、サーチ回路203 にも入力され、そこで位相推定が行
われる。そして推定された位相情報204 が、各トラッキ
ング回路205 、206 に入力される。トラッキング回路20
5 、206 は、各々独立に正確な同期点を観測して位相情
報207 、208 を出力する。各アンテナの逆拡散回路209
、210 は、上記位相情報を用いて受信信号の逆拡散を
行い、逆拡散された信号は、RAKE合成回路211 に入
力され、最大比合成されて出力される。
れば、スペースダイバーシチ受信におけるアンテナ間の
遅延プロファイルに差がないことを利用して、1本のア
ンテナの受信信号から位相推定を行い、推定した位相を
各受信アンテナごとの同期追跡手段に伝え、各受信アン
テナごとに正確な同期点を追跡することにより、受信ス
ペースダイバーシチのための複数アンテナを設ける際の
同期回路の規模を削減することができる。
施の形態におけるCDMA無線通信装置の構成を示す。
本実施の形態2は、図1の同期装置に各アンテナからの
受信信号を周期的に切り替えるスイッチと、そのための
切替信号を追加したものである。図3において、アンテ
ナAの受信信号301 またはアンテナBの受信信号302
は、切替信号303で制御されるスイッチ310 を介してサ
ーチ回路304 に入力され、位相推定が行われる。そして
推定された位相情報305 が各トラッキング回路306 、30
7 に入力される。アンテナAの受信信号301 およびアン
テナBの受信信号302 をそれぞれ入力されるトラッキン
グ回路306 、307 では、各々独立に正確な同期点を観測
して位相情報308 、309 を出力する。
て遅い場合には、遅延プロファイルの測定時間( 位相推
定時間) の不足のために遅延プロファイルが不完全とな
り、アンテナAの受信信号を基にした位相推定では、ア
ンテナBにおいて必要な位相を捕捉できない可能性があ
る。しかし、本実施の形態2によれば、サーチ回路への
入力信号を特定の周期で切り替えることにより、移動速
度や遅延プロファイル測定時間によって発生する位相推
定誤りを防止することができる。
フェージング変動速度、または遅延プロファイル測定時
間などに応じて制御できることは明らかである。
各アンテナからの受信信号を周期的に切り替えるスイッ
チ310 を備え、サーチ回路304 において位相推定を行う
受信信号を周期的に切り替えることにより、移動速度や
遅延プロファイル測定時間によって発生する位相推定誤
りを防止することができる。
態は、図1に示したCDMA無線通信装置における各ト
ラッキング回路105 、106 において、同期点における相
関出力があらかじめ指定されたレベル以下の場合には、
その位相を出力しないようにしたものである。これを図
5の相関出力を用いて説明する。サーチ回路103 におい
て、A,B,C,D(502 〜505)の4位相が推定され、トラッキ
ング回路105 、106 では、各位相の正確な同期点の検出
を行う。しかし、相関出力レベルがあらかじめ設定され
た基準レベル501 以下の位相D(505)は位相情報として出
力しない。
れば、トラッキング回路105 、106における、より正確
な同期点での相関出力レベルが基準レベル以下の位相情
報を出力しないことにより、フェージング変動の落ち込
みや他局間干渉等によって信頼度の低い信号を復調に使
用することを防止し、受信特性を改善することができ
る。
は、図1に示したCDMA無線通信装置における各トラ
ッキング回路105 、106 において、複数の同期点が存在
する場合、相関出力レベルが最も高い同期点に対する、
出力レベルの相対比率があらかじめ指定された値以上の
同期点の位相情報のみを出力するとしたものである。こ
れを図6の相関出力を用いて説明する。サーチ回路103
において、A,B,C,D(602 〜605)の4位相が推定され、ト
ラッキング回路105 、106 では、位相の正確な同期点の
検出を行う。このときの相関出力レベルは位相A(602)が
最大とする。相対比率として50%すなわち−3dBを相対
基準レベル601 として設定したとき、他の3パスのう
ち、位相B,C が基準以上であり、位相D は基準以下であ
る場合は、位相D の情報は出力せず、位相A,B,C の情報
のみを出力する。
れば、トラッキング回路105 、106における、より正確
な同期点での相関出力レベルが最も高い位相との相対的
な基準レベル以下の位相情報を出力しないことにより、
フェージング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信
頼度の低い信号を復調に使用することを防止し、受信特
性を改善することができる。
施の形態におけるCDMA無線通信装置の構成を示し、
図1に示した同期回路に各アンテナの同期点の相関出力
を比較・選択する手段を追加したものである。図7にお
いて、4本のアンテナA〜Dからの受信信号701 〜704
は、それぞれトラッキング回路707 〜710 に入力され、
アンテナAの受信信号701 は、サーチ回路705 にも入力
されて位相推定が行われる。そして推定された位相情報
706 が、各トラッキング回路707 〜710 に入力される。
トラッキング回路707 〜710 では、各々独立に正確な同
期点を観測して、アンテナ番号、位相および相関出力レ
ベルが出力される。そして、復調パス選択回路711 で
は、各アンテナごとのトラッキング回路707 〜710 から
の相関出力を比較し、出力レベルの高い方からあらかじ
め指定された数の同期点を選択して、アンテナ番号およ
び位相情報712 を出力する。
グ回路707 〜710 の相関出力レベルと復調パス選択回路
711 による選択の様子を示している。復調パス選択回路
806での選択数を4とした場合、サーチ回路705 による
位相情報801 によって、各トラッキング回路707 〜710
において位相〜の4位相の同期点の追跡が行われ
る。復調パス選択回路806 では、各トラッキング回路70
7 〜710 の相関出力レベルを比較する。そして、上位4
位相802 〜805 を選択し、アンテナ番号と位相情報807
を出力する。上記選択回路806 がない場合には、復調系
としての逆拡散回路は (アンテナ数×サーチ回路による
位相情報数) 、図8の場合では4×4=16パス分だけ
必要になる。また、フェージング変動はアンテナ間で独
立であり、遅延プロファイルにより求めた位相は、平均
レベルは高いが、瞬時瞬時では激しくレベル変動してい
るので、上記16パスの中には、フェージングの落ち込
み等により信頼度の低い信号もあり、その信号を復調す
ることは受信特性の劣化になる。
各アンテナの同期点の相関出力を比較・選択することに
より、復調系の回路規模を削減するだけでなく、フェー
ジング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信頼度の
低い信号を復調に使用することを防止し、受信特性を改
善することができる。
は、図1に示した同期回路に各アンテナの同期点の相関
出力を比較・選択する手段を追加したものであり、相関
出力レベルが最も高い同期点に対する、出力レベルの相
対比率があらかじめ指定された値以上の同期点を選択し
て、位相情報を出力するようにしたものである。本実施
の形態におけるCDMA無線通信装置の構成は、図7に
示したものと同一である。
グ回路の相関出力レベルと復調パス選択回路による選択
の様子を示している。サーチ回路705 による位相情報90
1 によって、各トラッキング回路707 〜710 において位
相〜の5位相の同期点の追跡が行われる。このとき
の相関出力レベルは、アンテナAの位相a(903)が最大と
する。位相a の相関レベルとの相対比率として50% すな
わち−3dBを相対基準レベル902 として設定したとき、
復調パス選択回路912 では、基準レベル以上である位相
a 〜i(903 〜911)のアンテナ番号および位相情報のみを
出力する。
各アンテナの同期点の相関出力を比較・選択することに
より、復調系の回路規模を削減するだけでなく、フェー
ジング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信頼度の
低い信号を復調に使用することを防止し、受信特性を改
善することができる。
態は、図1に示した同期回路に各アンテナの同期点の相
関出力を比較・選択する手段を追加したものであり、相
関出力レベルが最も高い同期点に対する、出力レベルの
相対比率があらかじめ指定された値以上の同期点を、相
関出力レベルの高い方から順にあらかじめ指定された数
を上限として選択して、位相情報を出力するとしたもの
である。本実施の形態におけるCDMA無線通信装置の
構成は図7と同一である。
ング回路の相関出力レベルと復調パス選択回路による選
択の様子を示している。サーチ回路705 による位相情報
1001によって、各トラッキング回路707 〜710 において
位相〜の4位相の同期点の追跡が行われる。このと
きの相関出力レベルは、アンテナAの位相a(1003) が最
大とする。位相a の相関レベルとの相対比率として50%
すなわち−3dBを相対基準レベル1002として設定し、ま
た選択パスの上限数を3としたとき、復調パス選択回路
1012では、基準レベル以上である位相a〜i(1003〜1011)
のうち、上位3位相の位相a(1003),c(1007),g(1009)
のアンテナ番号および位相情報のみを出力する。
各アンテナの同期点の相関出力を比較・選択することに
より、復調系の回路規模を削減するだけでなく、フェー
ジング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信頼度の
低い信号を復調に使用することを防止し、受信特性を改
善することができる。
実施の形態におけるCDMA無線通信装置の構成を示
し、図3に示した第2の実施の形態における同期回路に
各アンテナの同期点の相関出力を比較・選択する手段を
追加したものである。図11において、4本のアンテナ
A〜Dからの受信信号1101は、それぞれトラッキング回
路1106〜1109に入力される。また、アンテナA〜Dから
の受信信号1101は、切替信号1102で制御されるスイッチ
1103を介してサーチ回路1104に入力され、位相推定が行
われる。そして推定された位相情報1105が、各トラッキ
ング回路1106〜1109に入力される。各トラッキング回路
1106〜1109では、各々独立に正確な同期点を観測して、
アンテナ番号、位相および相関出力レベルが出力され
る。復調パス選択回路1110では、各アンテナごとのトラ
ッキング回路1106〜1109からの相関出力を比較し、出力
レベルの高い方からあらかじめ指定された数の同期点を
選択して、アンテナ番号および位相情報1111を出力す
る。
路の相関出力レベルと復調パス選択回路による選択動作
は、図8に示した実施形態5と同様である。実施の形態
5においては、移動速度が極めて遅い場合には、遅延プ
ロファイルの測定時間( 位相推定時間) の不足のために
遅延プロファイルが不完全となり、アンテナAの受信信
号を基にした位相推定では、アンテナB〜Dにおいて必
要な位相を捕捉できない可能性がある。
ーチ回路への入力信号を特定の周期で切り替えることに
より、移動速度や遅延プロファイル測定時間によって発
生する位相推定誤りを防止することができる。また、各
アンテナの同期点の相関出力を比較・選択することによ
り、復調系の回路規模を削減するだけでなく、フェージ
ング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信頼度の低
い信号を復調に使用することを防止し、受信特性を改善
することができる。
フェージング変動速度、または遅延プロファイル測定時
間などに応じて制御できることは明らかである。
は、図3に示した第2の実施形態における同期回路に各
アンテナの同期点の相関出力を比較・選択する手段を追
加したものであり、CDMA無線通信装置の構成は、図
11に示した実施の形態8と同様である。アンテナ4本
からの受信信号1101から、各トラッキング回路1106から
1109におけるアンテナ番号、位相および相関出力レベル
の出力までの動作も、実施の形態8と同一である。復調
パス選択回路1110では、相関出力レベルが最も高い同期
点に対する、出力レベルの相対比率があらかじめ指定さ
れた値以上の同期点を選択して、位相情報を出力する。
路の相関出力レベルと復調パス選択回路による選択動作
は、図9に示した実施の形態6と同様である。実施の形
態6においては、移動速度が極めて遅い場合には、遅延
プロファイルの測定時間( 位相推定時間) の不足のため
に遅延プロファイルが不完全となり、アンテナAの受信
信号を基にした位相推定では、アンテナB〜Dにおいて
必要な位相を捕捉できない可能性がある。
ーチ回路への入力信号を特定の周期で切り替えることに
より、移動速度や遅延プロファイル測定時間によって発
生する位相推定誤りを防止することができる。また、各
アンテナの同期点の相関出力を比較・選択することによ
り、復調系の回路規模を削減するだけでなく、フェージ
ング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信頼度の低
い信号を復調に使用することを防止し、受信特性を改善
することができる。
フェージング変動速度、または遅延プロファイル測定時
間などに応じて制御できることは明らかである。
形態は、図3に示した第2の実施形態における同期回路
に各アンテナの同期点の相関出力を比較・選択する手段
を追加したものであり、CDMA無線通信装置の構成
は、図11に示した実施の形態8と同様である。アンテ
ナ4本からの受信信号1101から、各トラッキング回路11
06〜1109におけるアンテナ番号、位相および相関出力レ
ベルの出力までの動作も、実施の形態8と同一である。
復調パス選択回路1110では、相関出力レベルが最も高い
同期点に対する、出力レベルの相対比率があらかじめ指
定された値以上の同期点を、相関出力レベルの高い方か
ら順にあらかじめ指定された数を上限として選択して、
位相情報を出力する。
回路の相関出力レベルと復調パス選択回路による選択動
作は、図10に示した実施の形態7と同様である。実施
の形態7においては、移動速度が極めて遅い場合には、
遅延プロファイルの測定時間( 位相推定時間) の不足の
ために遅延プロファイルが不完全となり、アンテナAの
受信信号を基にした位相推定では、アンテナB〜Dにお
いて必要な位相を捕捉できない可能性がある。
サーチ回路への入力信号を特定の周期で切り替えること
により、移動速度や遅延プロファイル測定時間によって
発生する位相推定誤りを防止することができる。また、
各アンテナの同期点の相関出力を比較・選択することに
より、復調系の回路規模を削減するだけでなく、フェー
ジング変動の落ち込みや他局間干渉等によって信頼度の
低い信号を復調に使用することを防止し、受信特性を改
善することができる。
フェージング変動速度、または遅延プロファイル測定時
間などに応じて制御できることは明らかである。
CDMAを用い、複数のアンテナによってスペースダイ
バーシチ受信を行う無線装置において、同期装置に、受
信信号から拡散符号の位相を推定する手段(同期捕捉手
段)と、推定した位相から正確な同期点を追跡する手段
(同期追跡手段)とを有し、各アンテナの遅延プロファ
イルに大きな差がないことを利用して、1本のアンテナ
の受信信号からの位相推定または1つの同期捕捉回路で
の位相推定を行い、推定した位相を各受信アンテナごと
の同期追跡手段に伝え、各受信アンテナごとに正確な同
期点を追跡することにより、受信スペースダイバーシチ
のための複数アンテナを設ける際の同期回路の規模削減
を可能にするという効果が得られる。
信装置の構成を示すブロック図
信装置の構成を示すブロック図
信装置の構成を示すブロック図
テナの遅延プロファイルの例を示す波形図
示す波形図
示す波形図
DMA無線通信装置の構成を示すブロック図
ッキング回路の相関出力レベルと復調パス選択回路によ
る選択の様子を示す概念図
ッキング回路の相関出力レベルと復調パス選択回路によ
る選択の様子を示す概念図
トラッキング回路の相関出力レベルと復調パス選択回路
による選択の様子を示す概念図
るCDMA無線通信装置の構成を示すブロック図
ロック図
路動作の一例を示す概念図
路動作の一例を示す概念図
バーシチ) の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
装置の構成を示すブロック図
Claims (10)
- 【請求項1】 直接拡散方式のCDMAを用い、複数の
アンテナによってスペースダイバーシチ受信を行う無線
通信装置において、受信信号から拡散符号の位相を推定
する同期捕捉手段と、推定した位相から正確な同期点を
追跡する同期追跡手段とを有し、1本のアンテナの受信
信号から位相推定を行い、推定した位相を各受信アンテ
ナごとの同期追跡手段に伝え、各受信アンテナごとに正
確な同期点を追跡することを特徴とするCDMA無線通
信装置。 - 【請求項2】 各アンテナからの受信信号を周期的に切
り替える手段を有し、同期捕捉手段において位相推定を
行う受信信号を周期的に切り替えることを特徴とする請
求項1記載のCDMA無線通信装置。 - 【請求項3】 同期追跡手段が、同期点における相関出
力があらかじめ指定されたレベル以下の場合には、その
位相を出力しないことを特徴とする請求項1または請求
項2記載のCDMA無線通信装置。 - 【請求項4】 同期追跡手段が、複数の同期点が存在
し、相関出力レベルが最も高い同期点に対する、出力レ
ベルの相対比率があらかじめ指定された値以上の同期点
の位相情報のみを出力することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載のCDMA無線通信装置。 - 【請求項5】 各アンテナの同期点の相関出力を比較・
選択する手段を有し、相関出力レベルの高い方からあら
かじめ指定された数の同期点を選択して、位相情報を出
力することを特徴とする請求項1記載のCDMA無線通
信装置。 - 【請求項6】 各アンテナの同期点の相関出力を比較・
選択する手段を有し、相関出力レベルが最も高い同期点
に対する、出力レベルの相対比率があらかじめ指定され
た値以上の同期点を選択して、位相情報を出力すること
を特徴とする請求項1記載のCDMA無線通信装置。 - 【請求項7】 各アンテナごとの同期点の相関出力を比
較・選択する手段を有し、相関出力レベルが最も高い同
期点に対する、出力レベルの相対比率があらかじめ指定
された値以上の同期点を、相関出力レベルの高い方から
順にあらかじめ指定された数を上限として選択して、位
相情報を出力することを特徴とする請求項1記載のCD
MA無線通信装置。 - 【請求項8】 各アンテナの同期点の相関出力を比較・
選択する手段を有し、相関出力レベルの高い方からあら
かじめ指定された数の同期点を選択して、位相情報を出
力することを特徴とする請求項2記載のCDMA無線通
信装置。 - 【請求項9】 各アンテナの同期点の相関出力を比較・
選択する手段を有し、相関出力レベルが最も高い同期点
に対する、出力レベルの相対比率があらかじめ指定され
た値以上の同期点を選択して、位相情報を出力すること
を特徴とする請求項2記載のCDMA無線通信装置。 - 【請求項10】 各アンテナごとの同期点の相関出力を
比較・選択する手段を有し、相関出力レベルが最も高い
同期点に対する、出力レベルの相対比率があらかじめ指
定された値以上の同期点を、相関出力レベルの高い方か
ら順にあらかじめ指定された数を上限として選択して、
位相情報を出力することを特徴とする請求項2記載のC
DMA無線通信装置。
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