JPH1065930A - カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置

Info

Publication number
JPH1065930A
JPH1065930A JP8237259A JP23725996A JPH1065930A JP H1065930 A JPH1065930 A JP H1065930A JP 8237259 A JP8237259 A JP 8237259A JP 23725996 A JP23725996 A JP 23725996A JP H1065930 A JPH1065930 A JP H1065930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
display
image data
observation
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8237259A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyasu Matsuzaki
智康 松崎
Yasuki Yamauchi
泰樹 山内
Hiroaki Ikegami
博章 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8237259A priority Critical patent/JPH1065930A/ja
Publication of JPH1065930A publication Critical patent/JPH1065930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディスプレイが設置されている環境が、一般
の制限されない照明条件下にあっても、またハードコピ
ーが観察されると予測される環境が、いかなる照明条件
下にあっても、ディスプレイ画像の色を、観察されると
予測された環境下で実際に観察されるハードコピー画像
の色に一致させるように、ハードコピー画像の色の見え
をディスプレイ上でシミュレートすることができるよう
にする。 【解決手段】 設置環境光認識工程20で、カラーディ
スプレイが設置されている環境での照明条件である設置
照明条件を認識する。観察環境光情報認識工程30で、
ユーザにより入力された、カラーハードコピーを観察す
ると予測される環境での照明条件である観察照明条件を
認識する。環境光情報補正工程40で、設置照明条件と
観察照明条件とに基づいて、色変換係数を決定する。画
像データ変換工程70で、環境光情報補正工程40から
の色変換係数によって、入力画像データを表示用画像デ
ータに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラーハードコ
ピーとして出力する画像の画質調整や確認をカラーディ
スプレイ上で行う場合などに用いるカラー画像処理方法
およびカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷やDTP(デスクトップパブリッシ
ング)の分野では、色校正のスピードアップ化とコスト
ダウン化をはかるために、ディスプレイ上で最終出力画
像の画質調整や確認を行うシステム、いわゆるソフトプ
ルーフシステムが考えられ、実用化されつつある。
【0003】しかし、このソフトプルーフシステムは、
従来、基本的に、ディスプレイが、ある定められた照明
条件下に設置され、最終出力画像も、ある定められた照
明条件下で観察されることを想定している。
【0004】そのため、ユーザは、その限定された設置
環境下でシステムを利用するか、そうでなければ、ディ
スプレイ上の画像に依拠しないで、経験則に基づく反復
調整を行うことによって、所望の画質の最終出力画像を
得なければならない。また、最終的に出力されたハード
コピーを、システムが想定している環境とは異なる環境
下で観察する場合には、結果的に所望の画質が得られな
くなる。
【0005】これに対して、ディスプレイが設置されて
いる環境での照明条件ないし環境光(以下、設置照明条
件ないし設置環境光と称する)を検知して、ディスプレ
イ上に出力される画像を補正することが考えられてい
る。
【0006】具体的に、特開平4−255025号に
は、センサーまたは外光テーブルにより得た分光スペク
トルに基づいて、ディスプレイ上に出力される画像の色
補正を行うことが示されている。また、特開平7−20
3478号には、カラーディスプレイ上の白色点(以
下、ホワイトポイントと称する)を、自動的かつ測色的
に設置環境光のホワイトポイントに合わせることが示さ
れている。
【0007】他方で、ハードコピーを観察すると予測さ
れる環境での照明条件ないし環境光(以下、観察照明条
件ないし観察環境光と称する)に対する色順応効果を考
慮することも考えられている。
【0008】具体的に、特開平5−216452号に
は、センサーにより観察環境の分光含量を測定して、デ
ィスプレイ上の画像部および非画像部を、印刷物がさま
ざまな観察環境下で見られた場合の外観に見えるように
変換し、印刷物のプレビューを可能にすることが示され
ている。また、特開平7−105375号には、観察環
境を想定して、ディスプレイ画像周辺に順応を調整する
ための色を提示することが示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−255025号は、設置環境光によりディスプレイ
上の画像の見た目の色が変化することに対して、具体的
な解決方法を示していない。しかも、最終的に出力され
たハードコピーが、想定された観察環境と異なる観察環
境で観察される場合を考慮していない。
【0010】また、特開平7−203478号の方法
も、設置環境光が一般のオフィスのように4100Kか
ら4300Kまで程度の低い色温度の場合には、カラー
ディスプレイ上のホワイトポイントを測色的に設置環境
光のホワイトポイントに合わせても、見た目には同じ色
に見えないという問題があり、単純にディスプレイ上の
色を設置環境光に合わせただけでは、こうした問題に対
応できない。
【0011】また、特開平5−216452号は、ディ
スプレイは設置環境光の影響を受けず、ディスプレイ上
のホワイトポイントの色温度にのみ影響されるという前
提に立っており、設置環境光の影響を考慮していない。
さらに、特開平7−105375号の方法は、色順応効
果に対する対策は行っているものの、設置環境光をフィ
ードバックする機構がないため、設置環境光が変化した
場合には対応できない。
【0012】結局のところ、これまで考えられているソ
フトプルーフシステムは、ディスプレイの設置環境が、
暗室か、または明室においてフードを付けたような、極
めて限定された場合でしか用いることができないもので
ある。
【0013】また、ソフトプルーフシステムとしては、
ハードコピー画像の色の仕上がり具合をディスプレイ上
でシミュレートできるだけでなく、例えばハードコピー
をオリジナルとしてディスプレイ画像を編集するような
目的で、ディスプレイの設置環境下で、ディスプレイ画
像とハードコピー画像を同時に見比べることができるこ
とが望まれる。しかしながら、上記の理由から、従来の
方法では、このようなことは困難であった。
【0014】そこで、この発明は、ディスプレイが設置
されている環境が、特定の制限された照明条件下ではな
く、一般の制限されない照明条件下にあっても、かつハ
ードコピーが観察されると予測される環境が、いかなる
照明条件下にあっても、ディスプレイ画像の色を、観察
されると予測された環境下で実際に観察されるハードコ
ピー画像の色に印象が一致するように、ハードコピー画
像の色の仕上がり具合をディスプレイ上でシミュレート
できるとともに、ディスプレイの設置環境下で、ディス
プレイ画像とハードコピー画像を同時に見比べることも
できるようにしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明では、カラー画
像処理方法として、カラーディスプレイが設置されてい
る環境での照明条件である設置照明条件を認識する第1
ステップと、この第1ステップによる設置照明条件の認
識の前または後において、入力された、カラーハードコ
ピーを観察すると予測される環境での照明条件である観
察照明条件を認識する第2ステップと、前記第1ステッ
プにより認識された設置照明条件と、前記第2ステップ
により認識された観察照明条件とに基づいて、色変換係
数を決定する第3ステップと、この第3ステップで決定
された色変換係数に基づいて、入力画像データを表示用
画像データに変換する第4ステップと、を設ける。
【0016】
【作用】上記のように構成した、この発明のカラー画像
処理方法においては、第1ステップにおいて、カラーデ
ィスプレイの設置環境光情報が取り込まれて認識され、
第2ステップにおいて、ユーザによる入力により、カラ
ーハードコピーの観察環境光情報が取り込まれて認識さ
れ、これら第1ステップおよび第2ステップにより認識
された設置環境光情報および観察環境光情報に基づい
て、第3ステップにおいて、入力画像データを表示用画
像データに変換するための色変換係数として、カラーデ
ィスプレイの設置環境に適合し、かつカラーハードコピ
ーの観察環境に適合した色変換係数が求められ、第4ス
テップにおいては、その色変換係数によって入力画像デ
ータが表示用画像データに変換される。
【0017】したがって、ディスプレイが設置されてい
る環境が、一般の制限されない照明条件下にあっても、
またハードコピーが観察されると予測される環境が、い
かなる照明条件下にあっても、ディスプレイ画像の色
を、観察されると予測された環境下で実際に観察される
ハードコピー画像の色に一致させるように、ハードコピ
ー画像の色の見えをディスプレイ上でシミュレートする
ことができる。また、ディスプレイの設置環境下で、デ
ィスプレイ画像とハードコピー画像を同時に見比べる場
合でも、両者の見た目の印象を合わせることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕図1は、この発明のカラー画像処理
方法を実現するカラー画像処理システムの一例を示す。
このシステムは、カラーディスプレイ1、センサ2、入
力手段3、およびカラー画像処理装置10を備えて構成
される。
【0019】センサ2は、カラーディスプレイ1の近傍
に設けられて、カラーディスプレイ1が設置されている
環境の照明条件を検知するもので、その検知出力は、設
置環境光情報としてカラー画像処理装置10に取り込ま
れる。入力手段3は、キーボードやマウスなどからな
り、ユーザがハードコピーが観察されると予測される環
境の照明条件を入力するもので、これから入力された照
明条件は、観察環境光情報としてカラー画像処理装置1
0に取り込まれる。
【0020】カラー画像処理装置10は、例えばコンピ
ュータによって構成され、画像データ生成取込手段1
1、認識手段12,13、補正手段14、および変換手
段15を備えるものとされる。
【0021】画像データ生成取込手段では、入力画像デ
ータとしてのカラー画像データが生成され、または外部
装置4からのカラー画像データが入力画像データとして
取り込まれる。認識手段12では、センサ2からの設置
環境光情報が取り込まれ、認識される。認識手段13で
は、入力手段3からの観察環境光情報が取り込まれ、認
識される。補正手段14では、認識手段12で認識され
た設置環境光情報と、認識手段13で認識された観察環
境光情報とに基づいて、あらかじめ用意された色変換対
応係数を補正する。変換手段15では、画像データ生成
取込手段11からの入力画像データを、補正手段14で
補正された色変換対応係数によって表示用画像データに
変換し、カラーディスプレイ1に送出する。
【0022】画像データ生成取込手段11で生成され、
または外部装置4から取り込まれる入力画像データは、
(以下では便宜上、「Lab」と表記す
る)均等色空間で表現されたものであり、変換手段15
で得られる表示用画像データは、カラーディスプレイ1
に固有のRGB色空間で表現されたものである。
【0023】なお、図1は、カラーディスプレイ1の設
置環境が照明手段5からの照明光6によって照明されて
いる状態を示しているが、もちろん、カラーディスプレ
イ1の設置環境が暗室とされてもよい。
【0024】カラー画像処理装置10で行われる、この
発明のカラー画像処理方法は、図2に示すように、設置
環境光情報認識工程20、観察環境光情報認識工程3
0、環境光情報補正工程40、および画像データ変換工
程70からなる。
【0025】その設置環境光情報認識工程20では、設
置環境光情報を認識し、観察環境光情報認識工程30で
は、観察環境光情報を認識する。また、環境光情報補正
工程40では、設置環境光情報認識工程20で認識され
た設置環境光情報と、観察環境光情報認識工程30で認
識された観察環境光情報とに基づいて、色変換係数を決
定し、画像データ変換工程70では、環境光情報補正工
程40で決定された色変換係数に基づいて、入力画像デ
ータを表示用画像データに変換する。
【0026】一例として、図3に示すように、環境光情
報補正工程40は、色順応補正工程50とコントラスト
補正工程60とからなり、画像データ変換工程70は、
色順応変換工程80、コントラスト変換工程90、照度
対応変換工程100、設置環境光対応表示用変換工程1
10、および表示用変換工程120からなるものとす
る。
【0027】色順応補正工程50は、設置環境光情報認
識工程20で認識された設置環境光情報と、観察環境光
情報認識工程30で認識された観察環境光情報とに基づ
いて、色の見えを補正する均等色空間上での色変換係数
を決定し、コントラスト補正工程60は、設置環境光情
報認識工程20で認識された設置環境光情報に基づい
て、コントラストを補正する均等色空間上での色変換係
数を決定する。
【0028】色順応変換工程80は、色順応補正工程5
0で決定された色変換係数によって、入力画像データを
Lab色空間上で変換し、コントラスト変換工程90
は、コントラスト補正工程60で決定された色変換係数
によって、色順応変換工程80からの画像データをLa
b色空間上で変換する。
【0029】また、照度対応変換工程100は、あらか
じめ用意された、彩度を補正するための色変換係数によ
って、コントラスト変換工程90からの画像データに対
して、Lab色空間上で、後述するHunt効果などに
対する補正を施すものである。
【0030】さらに、設置環境光対応表示用変換工程1
10は、その後の表示用変換工程120で、設置環境光
対応表示用変換工程110からのL画像デー
タを、ディスプレイの設置環境が暗室の場合のディスプ
レイ固有のRGB画像データに変換することに対応し
て、ディスプレイの実際の設置環境が明るく照明されて
いる場合に、照度対応変換工程100からのL
画像データに対して、ディスプレイの管面(表示画
面)からの反射光の影響を除去するような補正を施すも
のである。
【0031】表示用変換工程120は、上記のように設
置環境光対応表示用変換工程110からのL
画像データを、ディスプレイの設置環境が暗室の場合の
ディスプレイ固有のRGB画像データに変換する。
【0032】ここで、色順応につき示すと、屋外から白
熱灯で照明された部屋に入ると、始めは室内全体が黄色
っぽく感じるが、しばらくすると昼光で見ているときと
同じような感じを受ける。例えば、白い紙は白に見え、
色の不自然さは感じなくなる。これは、人間の眼が、照
明光に慣れるに従って感度が都合よく調整されて、色の
見えを恒常的に保とうとする作用があるからで、色順応
効果と呼ばれている。
【0033】通常、観察者が暗室環境でディスプレイを
観察するとき、観察者の眼はディスプレイ自発光(画像
部または非画像部の白色)に順応するが、図4(A)に
示すように、環境光6によってディスプレイ1の周囲が
明るく照明されている場合には、観察者の眼は環境光6
の影響も受ける。この状態では、観察者の眼は、ディス
プレイ自発光1aと周囲の環境光6の両者に、それぞれ
部分的に順応し、実際は、その中間くらいのホワイトポ
イントに順応することが知られている。
【0034】ディスプレイ自発光1aおよび周囲の照明
光6に対して、60:40の割合で部分的に順応してい
るという報告もある(参考文献 N.Katoh,“P
ractical Method for Appea
rance Match between Soft
Copy and Hard Copy”SPIEPu
blication,Vol.2170,170−18
1,1994)。
【0035】図4(A)に示すように、ハードコピー画
像が、その観察される環境下で、どのように見えるか
を、ディスプレイ1上でシミュレートする場合、ディス
プレイ自発光1aの色温度を、ハードウエア的またはソ
フトウエア的に変更して、白色の色温度を、シミュレー
トしたい環境に合わせ、その環境での「色の見え」にな
るように補正しなければならない。しかし、この場合、
観察者の眼はディスプレイ1の周囲の環境光6にも部分
的に順応しており、その分を補正しなければならない。
【0036】また、ディスプレイが設置されている環境
下で、ディスプレイ画像の色を観察される環境下でのハ
ードコピー画像の色に合わせるために、ハードコピー画
像とディスプレイ画像を同時に見比べることがある。極
端な例を考えると、図4(B)に示すように、ディスプ
レイ1は暗黒環境下に設置され、ハードコピー8はある
照明光9で照明されているような特殊な状況では、観察
者の眼はハードコピー8とディスプレイ1に、ほぼ5
0:50の割合で部分的に順応する。
【0037】これに対して、図4(C)に示すように、
ディスプレイ1もある照明光6で照明されている状況で
は、観察者の眼はディスプレイ1側では、その環境光6
にも部分的に順応するので、結果的に、環境光とディス
プレイへの順応の割合は、環境光の方がより高くなるこ
とになる。
【0038】ディスプレイ上では、このような部分的な
色順応状態を考慮して、あらかじめ補正を加える必要が
ある。色順応補正工程50は、第1に、そのような補正
を行うものである。
【0039】そして、ハードコピー画像の色をディスプ
レイ上でシミュレートする場合には、ハードコピーの観
察環境下での環境光とディスプレイの設置環境下での環
境光の両者のホワイトポイントの情報から、順応率に応
じた適切な値を出力する。
【0040】また、ディスプレイの設置環境下で、ハー
ドコピー画像の色とディスプレイ画像の色を同時に見比
べるような場合には、基本的には、ディスプレイのホワ
イトポイントを設置環境光のホワイトポイントに合わせ
るようにする。しかし、環境光の色温度が、例えば43
00K程度というように低い場合には、後述する不完全
順応の影響で、ハードコピー画像の色とディスプレイ画
像の色は同じには見えない。
【0041】ディスプレイを観察するとき、人間の視覚
は、ディスプレイ上の白色に順応しようとするが、ディ
スプレイ周囲の環境光の色温度が低いときには、色順応
が不完全となり、個人差はあるが、白い色が黄色がかっ
て見えたりする。図5は、この不完全順応の度合いを、
設置環境光の色温度に対してディスプレイの色温度を合
わせたときの等色点の変化で示したものである。不完全
順応は、人間の視覚系の色順応が不完全なために起こる
と考えられる。
【0042】こうした不完全な色順応状態を考慮して、
あらかじめ補正を加える必要があり、色順応補正工程5
0は、第2に、そのような補正を行うものである。
【0043】色順応補正工程50での色順応補正、およ
び色順応変換工程80での色順応変換の、具体的方法
は、後述する各実施例で示す。
【0044】コントラスト補正につき示すと、明るい室
内でディスプレイを観察するとき、周囲の光の照度が大
きいと、ディスプレイ本来の黒らしさが失われ、結果的
にディスプレイ全体のコントラストが失われる。
【0045】コントラスト補正工程60は、このような
現象に対処するものである。コントラスト補正工程60
でのコントラスト補正、およびコントラスト変換工程9
0でのコントラスト変換の、具体的方法は、後述する実
施例1で示す。
【0046】さらに、照度対応変換につき示すと、人間
の視覚には、有彩色を照度を変えて照明すると、知覚さ
れる彩度(カラフルネス)が照度に応じて変化する、す
なわち照度が高いほど彩度が高く見える傾向がある。こ
れは、Hunt効果と呼ばれるもので、照度対応変換工
程100は、この照度の違いによる色の見えの変化を補
正するものである。
【0047】具体的には、あらかじめ用意された色変換
係数によって、コントラスト変換工程90からのL
画像データの明度成分Lが大きいとき、その C=〔(a+(b1/2 …(1) で表される彩度Cを小さくする。
【0048】なお、照度の違いによる色の見えの変化に
は、Hunt効果以外にも、有彩色光で灰色スケールを
照明すると、明るい灰色には照明光の色相を感じ、暗い
灰色には照明光に対して補色の色相を感じるHelso
n−Judd効果や、無彩色を照度を変えて照明する
と、高照度では明るい灰色はより白色に、暗い灰色はよ
り黒色に見えるStevens効果がある。
【0049】上記の例は、Hunt効果を補正する場合
であるが、Helson−Judd効果やSteven
s効果を補正してもよく、あるいはこれらのうちの複数
または全部を補正するようにしてもよい。
【0050】設置環境光対応表示用変換工程110およ
び表示用変換工程120の具体的方法は、後述する実施
例1で示す。
【0051】図6は、図1に示したカラー画像処理装置
10が実行する、図3に示したカラー画像処理方法のル
ーチンの一例を示す。そのカラー画像処理ルーチンは、
ユーザによるスタート・ボタンのプッシュ・イベントを
検知することによって処理を開始して、まず、ステップ
S1において、ダイアログを開き、次に、ステップS2
に進んで、ユーザによる、ハードコピーが観察されると
予測される環境の照明条件、すなわち観察環境光情報の
入力を確認して、それを認識する。この場合、ユーザ
は、いくつか指定するパラメータを選択できるようにさ
れるが、ここでは、CIE1931のxy色度座標で指
定するものとする。
【0052】次に、ステップS3に進んで、図1に示し
たセンサ2の検知出力、すなわちカラーディスプレイ1
が設置されている環境の照明条件である設置環境光情報
を取り込んで、これを認識する。
【0053】次に、ステップS80に進んで、後述する
各実施例で示すような色順応補正および色順応変換の処
理を行い、さらにステップS90に進んで、後述する実
施例1で示すようなコントラスト補正およびコントラス
ト変換の処理を行い、さらにステップS100に進ん
で、上述した照度対応変換の処理を行う。
【0054】次に、ステップS110に進んで、後述す
る実施例1で示すような設置環境光対応表示用変換の処
理を行い、さらにステップS120に進んで、表示用変
換の処理を行い、さらにステップS130に進んで、ス
テップS120で得られた表示用画像データによって、
カラーディスプレイ1上に画像を表示する。
【0055】図7は、別の処理ルーチンの例で、ユーザ
が、あらかじめ時刻を指定して処理を指示し、観察環境
光情報を入力しておくことによって、その指定された時
刻に自動的に処理を開始する場合である。
【0056】すなわち、この場合、指定された時刻にな
ると処理を開始して、まず、ステップS1において、ダ
イアログを開き、次に、ステップS4に進んで、ユーザ
に対して環境光対応の画像処理を行うか否かの確認をす
る。これに対して、ユーザは、環境光対応の画像処理を
行わせるときには実行の指示をし、行わせないときには
キャンセルの指示をする。
【0057】次に、ステップS5に進んで、そのユーザ
の指示から処理を実行すべきか否かを判断し、キャンセ
ルの指示により処理を実行しないときには、そのまま処
理を終了する。
【0058】実行の指示により処理を実行すべきときに
は、あらかじめ入力された観察環境光情報を認識した上
で、ステップS3に進んで、センサ2の検知出力、すな
わち設置環境光情報を取り込んで、これを認識する。以
後は、図6の例と同じである。
【0059】以下には、4つの実施例を示す。ただし、
実施例1〜4は、色順応補正工程50および色順応変換
工程80が異なるだけで、そのほかの工程は同じであ
る。また、実施例としては、これら実施例1〜4に限ら
ない。
【0060】実施例1は、色順応補正工程50では、色
順応補正LUTと最小二乗法によって補正係数を求め、
色順応変換工程80では、3×8マトリックス変換によ
って画像データを変換する場合である。
【0061】実施例2は、色順応補正工程50では、色
順応モデルを用いて補正係数を求め、色順応変換工程8
0では、3次元LUTと補間によって画像データを変換
する場合である。
【0062】実施例3は、色順応補正工程50では、色
順応補正LUTによって補正係数を求め、色順応変換工
程80では、実施例2と同様に3次元LUTと補間によ
って画像データを変換する場合である。
【0063】実施例4は、色順応補正工程50では、色
順応モデルと最小二乗法によって補正係数を求め、色順
応変換工程80では、実施例1と同様に3×8マトリッ
クス変換によって画像データを変換する場合である。
【0064】〔実施例1〕実施例1では、図8に示すよ
うに、色順応補正工程50は、色順応補正本工程51と
色順応変換係数算出工程55とからなる。
【0065】色順応補正本工程51では、色順応補正L
UTを用いる。LUTは、定まった色の数だけ用意す
る。ここでは、暗室環境下でのディスプレイ上の色再現
域内の8色を、図9に示すようにLab色空間上の8点
P1〜P8として選択する。色順応補正本工程51は、
設置環境光情報認識工程20および観察環境光情報認識
工程30から得られたパラメータxyを色温度に変換し
て、このLUTに入力する。
【0066】図10(A)に示すような第1色から第8
色までのLUTのうちの、同図(B)に示すような白色
用のLUTに、設置環境光の色温度および観察環境光の
色温度が入力されたとすると、それに応じて、適切な白
色の色度が選択される。LUTに用意されている値の中
間の値が必要な場合には、補間値を算出する。
【0067】色度の選択および算出は、色の見えのシミ
ュレ−ションに関しては、部分順応状態を考慮した補正
に、同時対比に関しては、不完全順応の影響が大きいの
で、特に不完全順応を考慮した補正に、それぞれ重点を
置かなければならない。
【0068】同様にして、その他の色についても、各色
の適切な色度が選択ないし算出される。このような色順
応補正LUTは、等色実験で得られた統計的なデータを
元に作成する。
【0069】次に、色順応変換係数算出工程55におい
ては、この8色に関するデバイス・インディペンデント
な値と色順応補正LUTから得られた値との写像関係f
を求める。ここでは、3×8マトリックス係数を、各点
との色差が最小になるように算出する。
【0070】色順応変換工程80では、色順応補正工程
50の色順応変換係数算出工程55で算出された係数を
用いて、3×8マトリックス演算により、入力画像デー
タを変換する。
【0071】図11は、実施例1の上記の色順応補正お
よび色順応変換の処理ルーチンを示し、まず、ステップ
S81において、上記の8色の番号nを1とし、次に、
ステップS82に進んで、色順応補正LUTから第n色
の適切な色度を選択ないし算出し、次に、ステップS8
3に進んで、nを1だけインクリメントし、次に、ステ
ップS84に進んで、nが8より大きいか否かを判断
し、nが8以下であると判断したときには、ステップS
82に戻って、ステップS82およびS83を繰り返
す。
【0072】ステップS84でnが8より大きいと判断
したときには、次に、ステップS85に進んで、それま
でに求めた8色の色度データから、3×8マトリックス
係数を算出し、次に、ステップS86に進んで、ステッ
プS85で算出した係数を用いて、3×8マトリックス
演算により、入力画像データを変換する。
【0073】コントラスト補正工程60では、設置環境
光情報認識工程20から得られたパラメータY(CIE
1931のXYZ色度座標のY)からガンマ値を出力す
るようなLUTを用い、そのLUTからのデータをコン
トラスト補正データとする。
【0074】コントラスト変換工程90では、コントラ
スト補正工程60から得られたコントラスト補正データ
に基づいて、色順応変換工程80からのL
像データの明度成分Lに対する階調曲線のガンマ値を
変化させる。
【0075】図12は、実施例1の上記のコントラスト
補正およびコントラスト変換の処理ルーチンを示し、ま
ず、ステップS91において、設置環境光情報認識工程
20からのパラメータYによりLUTからガンマ値を選
択し、次に、ステップS92に進んで、そのガンマ値を
変換し、次に、ステップS93に進んで、その変換後の
ガンマ値を3次元LUTに格納し、次に、ステップS9
4に進んで、その3次元LUTからのガンマ値により、
色順応変換工程80からの画像データを変換する。
【0076】上述したように、表示用変換工程120で
は、設置環境光対応表示用変換工程110からのL
画像データを、ディスプレイの設置環境が暗室の
場合のディスプレイ固有のRGB画像データに変換する
ことに対応して、設置環境光対応表示用変換工程110
では、ディスプレイの実際の設置環境が明るく照明され
ている場合に、照度対応変換工程100からのL
画像データに対して、ディスプレイの管面(表示画
面)からの反射光の影響を除去するような補正を施すも
ので、そのために、図13に示すように、まず、照度対
応変換工程100からのL画像データを一
旦、XYZ色度データに変換した上で、そのXYZ色度
データから、反射光分Xambient,Yambie
nt,Zambientを差し引いて、設置環境が暗室
の場合のディスプレイ画面上の値XCRT,YCRT
CRTを求める。
【0077】反射光分Xambient,Yambie
nt,Zambientは、ディスプレイの設置環境が
明るく照明されている場合の設置環境光の値で、設置環
境光情報認識工程20から与えられる。
【0078】データXCRT,YCRT,ZCRTは、
画像データに変換し、さらにL
画像データは、ディスプレイ画面上の値L CRT,a
CRT,b CRTに変換した上で、表示用変換工程
120において、ディスプレイ固有のRGB画像データ
に変換する。
【0079】〔実施例2〕実施例2では、色順応補正工
程50で、色順応モデルを用いて補正係数を求め、色順
応変換工程80で、3次元LUTと補間によって画像デ
ータを変換する。
【0080】そのために、あらかじめ729(9×9×
9)個の色データを選んでおく。ディスプレイの色域を
網羅的にカバーできるように選択するのが望ましい。そ
して、このような色データの一つずつに色順応モデルで
変換を施し、適切な補正値を算出する。この場合、色デ
ータはCIE1931のXYZ色度座標として与える。
他の座標系なら、CIE1931のXYZ色度座標に一
旦、変換する。
【0081】図14は、実施例2の色順応補正および色
順応変換の処理ルーチンを示し、まず、ステップS80
1において、上記の729個の色データの番号nを1と
し、次に、ステップS802に進んで、その729個の
色データから第n番目のデータを選択し、次に、ステッ
プS803に進んで、その選択した色データを上記のよ
うにCIE1931のXYZ色度座標に変換し、次に、
ステップS804に進んで、そのXYZ色度データを錐
状体応答値LMSに変換する。次に、ステップS805
に進んで、その錐状体応答値LMSを、ディスプレイの
ホワイトポイントの錐状体応答値で正規化する。
【0082】一方、あらかじめ、設置環境光情報と観察
環境光情報とから、補正すべき適切なホワイトポイント
の色度を求めておく。具体的には、図15に示すように
(便宜的にフローチャートをブロック的に示す)、72
9個の色データを変換したのと同様に、まず、ステップ
S281において、設置環境光情報および観察環境光情
報を、それぞれCIE1931のXYZ色度座標に変換
し、次に、ステップS282に進んで、そのXYZ色度
データを錐状体応答値LMSに変換した上で、ステップ
S283において、錐状体応答値LMSに対して不完全
順応補正を行い、次に、ステップS284に進んで、そ
の不完全順応補正後の錐状体応答値L’M’S’に対し
て部分順応補正を行う。
【0083】図14の処理ルーチンでは、ステップS8
05からステップS806に進んで、このように図15
のステップS284で算出された錐状体応答値LwMw
Swを用いて、ステップS805で正規化された錐状体
応答値に対して色順応補正を行い、さらにステップS8
07に進んで、その色順応補正後の錐状体応答値をCI
E1931のXYZ色度座標に変換する。
【0084】その後、ステップS808に進んで、その
XYZ色度データを、ホワイトポイントD50データを
用いて、デバイス・インディペンデントな画像データL
’a’b’に変換する。
【0085】次に、ステップS809に進んで、nを1
だけインクリメントし、次に、ステップS810に進ん
で、nが729より大きいか否かを判断し、nが729
以下であると判断したときには、ステップS802に戻
って、ステップS802〜S809を繰り返す。
【0086】ステップS810でnが729より大きい
と判断したときには、次に、ステップS811に進ん
で、それまでに求めた729個の色データを、図16に
示すような3次元LUTに格納し、次に、ステップS8
12に進んで、その3次元LUTからの色データによ
り、入力画像データを変換する。
【0087】3次元LUTのアドレスはLab色空間上
の位置を示し、入力画像データが、その格子点の間の値
をとる場合には、格子点の内分点として捉えられて、周
囲8点の格子点の出力値の荷重和として与えられる。
【0088】なお、ここでは色順応モデルとしてHun
tモデル(参考文献:R.W.HUNT MEASUR
ING COLOUR Second Edition
ELLIS HORWOOD)を参考にしているが、
他の色順応モデル(例えば、Nayataniモデル
(参考文献:大田登 色彩工学、東京電機大学出版局)
など)であってもよい。
【0089】[実施例3]実施例3では、色順応補正工
程50で、色順応補正LUTによって補正係数を求め、
色順応変換工程80で、実施例2と同様に3次元LUT
と補間によって画像データを変換する。ただし、色順応
補正LUTとして、実施例1では8色分のLUTを用い
るのに対して、実施例3では125(5×5×5)色分
のLUTを用いる。
【0090】図17は、実施例3の色順応補正および色
順応変換の処理ルーチンを示し、ステップS81〜S8
4は、上記のように色順応補正LUTとして125色分
のLUTを用いる点を除いて、図11に示した実施例1
のそれと同じであり、以後のステップS811およびS
812は、色データが125個となる点を除いて、図1
4に示した実施例2のそれと同じである。
【0091】[実施例4]実施例4では、色順応補正工
程50で、色順応モデルと最小二乗法によって補正係数
を求め、色順応変換工程80で、実施例1と同様に3×
8マトリックス変換によって画像データを変換する。
【0092】ただし、色順応補正工程50の色順応補正
本工程51で用いる色順応モデルは、実施例2では72
9色分の色度を算出するのに対して、実施例4では8色
分の色度を算出する。
【0093】図18は、実施例4の色順応補正および色
順応変換の処理ルーチンを示し、ステップS801〜S
810は、上記のように色順応モデルが8色分の色度を
算出する点を除いて、図14に示した実施例2のそれと
同じであり、以後のステップS85およびS86は、図
11に示した実施例1のそれと同じである。
【0094】[第2の実施形態]上述した第1の実施形
態は、図3に示したように、環境光情報補正工程40
が、色順応補正工程50とコントラスト補正工程60と
からなり、画像データ変換工程70が、色順応変換工程
80、コントラスト変換工程90、照度対応変換工程1
00、設置環境光対応表示用変換工程110および表示
用変換工程120からなる場合である。
【0095】これに対して、図19に示すように、環境
光情報補正工程40を、色順応補正工程50、コントラ
スト補正工程60、照度対応補正工程43、環境光対応
表示用補正工程44、表示用補正工程45および色変換
係数合成工程46からなり、あらかじめ選んだ、例えば
729個の色データに対して、必要な補正をすべて行っ
て、色変換係数を算出するものとすることができる。
【0096】すなわち、色順応補正工程50では、色の
見えを補正するLab色空間上での色変換係数を、コン
トラスト補正工程60では、コントラストを補正するL
ab色空間上での色変換係数を、それぞれ算出する。ま
た、照度対応補正工程43は、あらかじめ用意された、
彩度を補正するための色変換係数を有するものとする。
【0097】設置環境光対応表示用補正工程44では、
ディスプレイ固有の色空間への変換に際して設置環境光
の影響を補正するような色変換係数を決定する。表示用
補正工程45は、あらかじめ用意された、ディスプレイ
固有の色空間に変換するための色変換係数を有するもの
とする。
【0098】そして、色変換係数合成工程46におい
て、色順応補正工程50、コントラスト補正工程60、
照度対応補正工程43、設置環境光対応表示用補正工程
44および表示用補正工程45から得られた各色変換係
数を合成し、その合成後の色変換係数によって、画像デ
ータ変換工程70において、環境光情報補正工程40で
算出された色変換係数を3次元LUTの格子点に格納し
て、入力画像データを均等色空間からディスプレイ固有
の色空間に変換する。
【0099】この第2の実施形態によれば、上述した実
施例1〜4を含む図3に示した第1の実施形態に比べ
て、色順応補正とコントラスト補正だけに限らず、色の
見えに関する補正、およびデバイス特性に関する補正を
含む、ディスプレイに表示するまでに必要なすべての補
正を環境光情報補正工程40において行うので、変換工
程の負担を軽くすることができる。
【0100】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、デ
ィスプレイが設置されている環境が、一般の制限されな
い照明条件下にあっても、またハードコピーが観察され
ると予測される環境が、いかなる照明条件下にあって
も、ディスプレイ画像の色を、観察されると予測された
環境下で実際に観察されるハードコピー画像の色に印象
が一致するように、ハードコピー画像の色の見えをディ
スプレイ上でシミュレートすることができる。また、デ
ィスプレイの設置環境下で、ディスプレイ画像とハード
コピー画像を同時に見比べる場合でも、両者の見た目の
印象を合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のカラー画像処理方法を実現するカラ
ー画像処理システムの一例を示すブロック図である。
【図2】この発明のカラー画像処理方法を示す工程図で
ある。
【図3】この発明のカラー画像処理方法の第1の実施形
態を示す工程図である。
【図4】環境光の説明に供する図である。
【図5】不完全順応の説明に供する図である。
【図6】第1の実施形態の画像処理ルーチンの一例を示
す図である。
【図7】第1の実施形態の画像処理ルーチンの他の例を
示す図である。
【図8】実施例1の色順応補正工程を示す図である。
【図9】実施例1の色順応補正工程の説明に供する図で
ある。
【図10】実施例1の色順応補正工程の説明に供する図
である。
【図11】実施例1の色順応補正および色順応変換の処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】実施例1のコントラスト補正およびコントラ
スト変換の処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図13】実施例1の設置環境光対応表示用変換および
表示用変換の処理を示す図である。
【図14】実施例2の色順応補正および色順応変換の処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図15】図14の説明に供する図である。
【図16】図14の説明に供する図である。
【図17】実施例3の色順応補正および色順応変換の処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図18】実施例4の色順応補正および色順応変換の処
理ルーチンを示すフローチャートである。
【図19】この発明のカラー画像処理方法の第1の実施
形態を示す工程図である。
【符号の説明】
1 カラーディスプレイ 2 センサ 3 入力手段 10 カラー画像処理装置 20 設置環境光情報認識工程 30 観察環境光情報認識工程 40 環境光情報補正工程 50 色順応補正工程 60 コントラスト補正工程 70 画像データ変換工程 80 色順応変換工程 90 コントラスト変換工程 100 照度対応変換工程 110 設置環境光対応表示用変換工程 120 表示用変換工程 43 照度対応補正工程 44 設置環境光対応表示用補正工程 45 表示用補正工程 46 色変換係数合成工程
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラーディスプレイが設置されている環境
    での照明条件である設置照明条件を認識する第1ステッ
    プと、 この第1ステップによる設置照明条件の認識の前または
    後において、入力された、カラーハードコピーを観察す
    ると予測される環境での照明条件である観察照明条件を
    認識する第2ステップと、 前記第1ステップにより認識された設置照明条件と、前
    記第2ステップにより認識された観察照明条件とに基づ
    いて、色変換係数を決定する第3ステップと、 この第3ステップで決定された色変換係数に基づいて、
    入力画像データを表示用画像データに変換する第4ステ
    ップと、 を備えることを特徴とするカラー画像処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1のカラー画像処理方法において、 前記第3ステップは、 色の見えを補正する均等色空間上での色変換係数を決定
    する色順応補正工程と、 コントラストを補正する均等色空間上での色変換係数を
    決定するコントラスト補正工程と、 を含むことを特徴とするカラー画像処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2のカラー画像処理方法において、 前記第3ステップは、 前記色順応補正工程により決定された色変換係数と、 前記コントラスト補正工程により決定された色変換係数
    と、 あらかじめ用意された、彩度を補正するための色変換係
    数と、 ディスプレイ固有の色空間への変換に際して、設置環境
    光の影響を補正するための色変換係数と、 あらかじめ用意された、ディスプレイ固有の色空間への
    変換のための色変換係数と、 を合成して、均等色空間からディスプレイ固有の色空間
    に変換するための色変換係数を得ることを特徴とするカ
    ラー画像処理方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3のカラー画像処理方法に
    おいて、 前記色順応補正工程は、設置照明条件と観察照明条件の
    各種の組み合わせにつき、あらかじめ用意された、設置
    照明条件下でのカラーディスプレイ上の色の見えと観察
    照明条件下でのカラーハードコピー上の色の見えを一致
    させるための複数のデータ対から、前記第1ステップに
    より認識された設置照明条件と前記第2ステップにより
    認識された観察照明条件とに対応する複数のデータ対
    を、補間によって求めることを特徴とするカラー画像処
    理方法。
  5. 【請求項5】請求項2または3のカラー画像処理方法に
    おいて、 前記色順応補正工程は、前記第1ステップにより認識さ
    れた設置照明条件と前記第2ステップにより認識された
    観察照明条件とから、設置照明条件下でのカラーディス
    プレイ上の色の見えと観察照明条件下でのカラーハード
    コピー上の色の見えを一致させるための複数のデータ対
    を、色順応モデルを用いて計算することを特徴とするカ
    ラー画像処理方法。
  6. 【請求項6】請求項2または3のカラー画像処理方法に
    おいて、 前記コントラスト補正工程は、前記第1ステップにより
    認識された設置照明条件から、コントラストを補正する
    色変換係数を決定することを特徴とするカラー画像処理
    方法。
  7. 【請求項7】カラー画像データを生成し、または取り込
    む画像データ生成取込手段と、 カラーディスプレイが設置されている環境での照明条件
    である設置照明条件を認識する認識手段と、 カラーハードコピーを観察すると予測される環境での照
    明条件である観察照明条件を入力する入力手段と、 前記認識手段により認識された設置照明条件と前記入力
    手段により入力された観察照明条件とに基づいて、あら
    かじめ用意された色変換対応係数を補正する補正手段
    と、 前記画像データ生成取込手段により生成され、または取
    り込まれたカラー画像データを、前記補正手段により補
    正された色変換対応係数によって表示用画像データに変
    換する変換手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
JP8237259A 1996-08-19 1996-08-19 カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置 Pending JPH1065930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237259A JPH1065930A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8237259A JPH1065930A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1065930A true JPH1065930A (ja) 1998-03-06

Family

ID=17012762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8237259A Pending JPH1065930A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1065930A (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001086620A1 (fr) * 2000-05-08 2001-11-15 Seiko Epson Corporation Systeme d'affichage d'image de type adaptatif a l'environnement, systeme de presentation et procede et programme de traitement d'image
WO2001091099A1 (en) * 2000-05-25 2001-11-29 Seiko Epson Corporation Image displaying system of environment-adaptive type, image processing method and program
WO2002048996A1 (en) * 2000-12-11 2002-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image display unit
JP2002244637A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置
WO2003067205A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-14 Seiko Epson Corporation Optical sensor, optical sensing method, program, and recording medium
WO2003079327A1 (fr) * 2002-03-18 2003-09-25 Seiko Epson Corporation Appareil d'affichage d'image, procede de traitement d'image, programme et support d'enregistrement
US6816134B2 (en) 2001-06-19 2004-11-09 Hitachi, Ltd. Plasma display panel
WO2005027042A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 視覚処理装置、視覚処理方法、視覚処理プログラムおよび半導体装置
US6885382B1 (en) 1999-08-18 2005-04-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device, image processing system, output device, computer readable recording medium and image processing method
US6894697B2 (en) 2000-07-31 2005-05-17 Seiko Epson Corporation Environment-compliant image display system and program
US7027067B1 (en) 1998-07-24 2006-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
US7170634B2 (en) 2001-03-06 2007-01-30 Seiko Epson Corporation Picture display system, picture data processing method, and program for performing color correction of output pictures
JP2008178008A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Fuji Xerox Co Ltd プロファイル生成装置及びプログラム並びに色変換装置及びプログラム
CN100417175C (zh) * 2003-09-11 2008-09-03 松下电器产业株式会社 视觉处理装置、视觉处理方法和半导体器件
JP2010152901A (ja) * 1999-11-15 2010-07-08 Samsung Electronics Co Ltd 認知光源とハイライトとを利用した照明色度変換装置及びそのための方法並びにそのためのプログラムを記録したコンピュータが読める記録媒体
US7783126B2 (en) 2003-09-11 2010-08-24 Panasonic Corporation Visual processing device, visual processing method, visual processing program, and semiconductor device
US7860339B2 (en) 2003-09-11 2010-12-28 Panasonic Corporation Visual processing device, visual processing method, visual processing program, intergrated circuit, display device, image-capturing device, and portable information terminal
WO2011083603A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 シャープ株式会社 電子機器、彩度調整方法、プログラムおよび記録媒体
JP2015233338A (ja) * 2015-08-26 2015-12-24 株式会社ニコン 表示装置、撮像装置およびプロジェクタ
JP2020134747A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、表示装置、制御方法、およびプログラム
JP2021087152A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置および画像表示方法

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7158146B2 (en) 1998-07-24 2007-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
US7027067B1 (en) 1998-07-24 2006-04-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
US7061505B2 (en) 1999-08-18 2006-06-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device, image processing system, output device, computer readable recording medium and image processing method
US6885382B1 (en) 1999-08-18 2005-04-26 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device, image processing system, output device, computer readable recording medium and image processing method
JP2010152901A (ja) * 1999-11-15 2010-07-08 Samsung Electronics Co Ltd 認知光源とハイライトとを利用した照明色度変換装置及びそのための方法並びにそのためのプログラムを記録したコンピュータが読める記録媒体
WO2001086620A1 (fr) * 2000-05-08 2001-11-15 Seiko Epson Corporation Systeme d'affichage d'image de type adaptatif a l'environnement, systeme de presentation et procede et programme de traitement d'image
US7110002B2 (en) 2000-05-08 2006-09-19 Seiko Epson Corporation Image displaying system of environment-adaptive type, presentation system, and image processing method and program
WO2001091099A1 (en) * 2000-05-25 2001-11-29 Seiko Epson Corporation Image displaying system of environment-adaptive type, image processing method and program
US7061547B2 (en) 2000-05-25 2006-06-13 Seiko Epson Corporation Image displaying system of environment-adaptive type, image processing method and program
US6894697B2 (en) 2000-07-31 2005-05-17 Seiko Epson Corporation Environment-compliant image display system and program
WO2002048996A1 (en) * 2000-12-11 2002-06-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image display unit
JP2002244637A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置
US7170634B2 (en) 2001-03-06 2007-01-30 Seiko Epson Corporation Picture display system, picture data processing method, and program for performing color correction of output pictures
US6816134B2 (en) 2001-06-19 2004-11-09 Hitachi, Ltd. Plasma display panel
WO2003067205A1 (en) * 2002-02-05 2003-08-14 Seiko Epson Corporation Optical sensor, optical sensing method, program, and recording medium
US6838659B2 (en) 2002-02-05 2005-01-04 Seiko Epson Corporation Photodetector, photodetecting method and storage medium for measuring a luminance characteristic of a specific color
CN100339689C (zh) * 2002-02-05 2007-09-26 精工爱普生株式会社 一种光检测器及光检测方法
US7079155B2 (en) 2002-03-18 2006-07-18 Seiko Epson Corporation Image display device, image processing method, program, and storage medium
WO2003079327A1 (fr) * 2002-03-18 2003-09-25 Seiko Epson Corporation Appareil d'affichage d'image, procede de traitement d'image, programme et support d'enregistrement
WO2005027042A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 視覚処理装置、視覚処理方法、視覚処理プログラムおよび半導体装置
CN100417175C (zh) * 2003-09-11 2008-09-03 松下电器产业株式会社 视觉处理装置、视觉处理方法和半导体器件
JP2009213155A (ja) * 2003-09-11 2009-09-17 Panasonic Corp 視覚処理装置、視覚処理方法、テレビジョン、携帯情報端末、カメラおよびプロセッサ
US7783126B2 (en) 2003-09-11 2010-08-24 Panasonic Corporation Visual processing device, visual processing method, visual processing program, and semiconductor device
US7860339B2 (en) 2003-09-11 2010-12-28 Panasonic Corporation Visual processing device, visual processing method, visual processing program, intergrated circuit, display device, image-capturing device, and portable information terminal
US7945115B2 (en) 2003-09-11 2011-05-17 Panasonic Corporation Visual processing device, visual processing method, visual processing program, and semiconductor device
US8165417B2 (en) 2003-09-11 2012-04-24 Panasonic Corporation Visual processing device, visual processing method, visual processing program, integrated circuit, display device, image-capturing device, and portable information terminal
JP2008178008A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Fuji Xerox Co Ltd プロファイル生成装置及びプログラム並びに色変換装置及びプログラム
WO2011083603A1 (ja) * 2010-01-08 2011-07-14 シャープ株式会社 電子機器、彩度調整方法、プログラムおよび記録媒体
JP5490825B2 (ja) * 2010-01-08 2014-05-14 シャープ株式会社 電子機器、彩度調整方法、プログラムおよび記録媒体
JP2015233338A (ja) * 2015-08-26 2015-12-24 株式会社ニコン 表示装置、撮像装置およびプロジェクタ
JP2020134747A (ja) * 2019-02-21 2020-08-31 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、表示装置、制御方法、およびプログラム
JP2021087152A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 セイコーエプソン株式会社 画像表示装置および画像表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1065930A (ja) カラー画像処理方法およびカラー画像処理装置
JP3305265B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
US7822269B2 (en) Projector color correcting method
JP5430254B2 (ja) 画像表示装置及びその制御方法
JPH0993451A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP3832626B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
US20030053094A1 (en) Image processing method and apparatus
US20050078122A1 (en) Image processing apparatus and method
JP2000148979A (ja) 画像処理方法および記録媒体
JP2001320725A (ja) 環境適応型の画像表示システム、プレゼンテーションシステム、画像処理方法および情報記憶媒体
JPH10145582A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2001128021A (ja) 画像処理装置、コンピュータ読取可能な記憶媒体、及び画像処理方法
US7230737B1 (en) Image processing method and apparatus
JP3635673B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JPH114353A (ja) 画像処理方法および装置
JP3412996B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2002281338A (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH10173943A (ja) 色補正方法
JPH11175048A (ja) カラー画像変換係数算出方法およびカラー画像変換方法
JPH1175072A (ja) 画像出力方法及び装置
JP3305266B2 (ja) 画像処理方法
JPH1141478A (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体
JP4221584B2 (ja) 色処理装置および色処理方法、色処理プログラム
JP2001309198A (ja) 画像処理方法
JP3311295B2 (ja) 画像処理装置およびその方法