JPH1065940A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH1065940A
JPH1065940A JP9157020A JP15702097A JPH1065940A JP H1065940 A JPH1065940 A JP H1065940A JP 9157020 A JP9157020 A JP 9157020A JP 15702097 A JP15702097 A JP 15702097A JP H1065940 A JPH1065940 A JP H1065940A
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JP9157020A
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Inventor
Hiroaki Koseki
広明 小関
Tatsuo Kaimai
達夫 開米
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変倍レンズの変倍機構や撮像装置移動機構を必
要とせず、被検出物体を適切な大きさの視野で素早く撮
像可能な撮像装置を提供する。 【解決手段】光学系の視野範囲のエリアHC 内に設定さ
れた第1の領域のエリアHA に対応したCMD2の光電
変換面内の局部の光電変換出力によりワーク10が到達
したことを検出し、ワーク10の撮像エリアである第2
の領域のエリアHB に到達する時間を推定し、その時間
にCMD2の撮像タイミングを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、詳しく
は、撮像装置に対して相対移動する被検出物体に対応し
た映像信号を上記撮像装置により得て、この映像信号に
よる映像をモニタ手段に映出せしめ、あるいは、この映
像信号に対応した識別信号を得るなどして上記被検出物
体の監視乃至検査等を行うようにしたシステムに適用さ
れる撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ラインでの製造物の外観検査
は、人が直接目視で行っていたが、近年では、生産性向
上を目的とした生産ラインの高速化が進み、これと同時
に、歩留まりの向上や生産ラインの無人化等の要請も一
層高まりつつある。また一方、製造物の外観検査は、人
が直接目視によって行なうことができないような場合も
多い。以上のような事情から、装置を使用して検査を行
う手法が採用されるようになり、このような製造物の外
観検査については、撮像装置を利用した装置乃至方法が
採用されるようになっている。
【0003】上述のような撮像装置を用いた外観検査シ
ステムの例としては、被検査物体である製造物、すなわ
ち、ワークを電子カメラやビデオカメラなどの撮像装置
で撮影して、そのワークの画像情報を表示装置に再生
し、この再生画像に基づいて人が目視で良否判定を行っ
たり、あるいは、濃淡処理等の画像処理装置で自動的に
被検査物体の外観の良否判定を行うことのできる装置が
ある。
【0004】上記従来の外観検査システムとして、例え
ば、図15のブロック構成図に示す撮像装置101を適
用した図16の配置図に示すコンベア装置がある。図1
7は、図16の配置図の撮像装置側からコンベアベルト
側を見たA−A′矢視図を示している。
【0005】被検出物体であるワーク100は、図示し
ない製造装置で製造された後、コンベア駆動装置112
によって駆動されるコンベアベルト111上に供給さ
れ、搬送される。搬送されるワーク100は、コンベア
ベルト111上の所定の位置に到達したとき、同じくコ
ンベアベルト111上の所定の位置に配置された光源1
13と光センサ114によって、上記所定の位置に到達
したことが検出される。
【0006】上記光センサ114の検出信号が撮像装置
101に入力され、撮像装置101内部のシステムコン
トローラ106によりCCD駆動部105等を制御して
ワーク100の撮影を行う。すなわち、ワーク100の
画像は、撮像レンズ107を通して撮像装置101内の
撮像素子であるCCD102に結像され、光電変換され
る。光電変換された画像信号は、信号処理部103で信
号処理された後、表示駆動部104にて図示しない表示
装置に合わせた信号処理を行い、該表示装置に画像信号
を出力する。ワーク100の画像情報をモニタ等の表示
装置に表示することによって、人が目視により良否判定
を行う。さらに、ワーク100の画像情報は、画像信号
に変換された後に、濃淡処理等の画像処理装置に入力し
て良否判定を自動的に行うこともできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の検査システムでは、異なる大きさのワーク100を撮
像する場合、目視検査に適した視野での撮影を行うに
は、変倍レンズを用い、変倍率をワーク100の大きさ
に対応させるか、あるいは、移動機構を用いて撮像装置
101自体を進退させて、撮影視野の大きさHZ をワー
ク100に合わせる必要があった。また、変倍レンズや
撮像装置101を駆動、または、移動することから、連
続撮影に対応できない。
【0008】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、被検出物体の監視乃至検査を行
うシステムに適用される撮像装置であって、変倍レンズ
や撮像装置移動機構等の機械的視野調節装置を適用する
ことなく、被検出物体の大きさや移動姿勢に合った視野
の撮影、または、その連続撮影を行うことができる撮像
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、被検出物体に適合するように設定された視野を持つ
光学系と、上記光学系の視野に対応した光電変換面を持
ち、該光電変換面の内において、限定された複数の領域
から光電変換出力を読み出すことが可能になされた撮像
素子とを有する撮像装置において、上記撮像素子の光電
変換面内において局部的に設定された第1の領域から読
み出した光電変換出力に基づいて、上記光学系の視野に
入った被検出物体を適正に撮像するための所要の条件に
関する情報を得るための検出手段と、上記検出手段によ
り得た情報に依拠して、上記撮像素子の光電変換面内に
おいて局部的に設定された第2の領域を用いて上記被検
出物体に対する撮像を行う撮像制御手段と、を備えてな
ることを特徴とする撮像装置というものである………
〔1〕 上記〔1〕の撮像装置においては、上記検出手段により
得た情報に依拠して、第2の領域を設定し、上記撮像素
子の光電変換面上の第2の領域に対応する局部の光電変
換出力により上記被検出物体に対する撮像を行う。
【0010】本願請求項2記載の発明は、前記検出手段
は、上記被検出物体の移動速度を検出する速度検出手段
を有し、上記被検出物体が前記第1の領域に入った時か
ら抜けた時のまでの時間T1 と、前記速度検出手段が検
出した移動速度Sから、S×T1 によって、被検出物体
の移動方向における長さを検出することを特徴とする上
記〔1〕記載の撮像装置というものである………………
………………………………………………〔2〕 上記〔2〕の撮像装置においては、検出手段により検出
した上記通過時間T1と移動速度Sとから被検出物体の
移動方向の長さを検出し、その長さに適応させて第2の
領域を設定する。
【0011】本願請求項3記載の発明は、上記速度検出
手段は、前記第1の領域を前記移動方向に関し、2つに
分割し、上記被検出物体が前記第1の領域の分割された
一方に入ったときから、前記第1の領域の分割された他
方に入った時までの時間T2と、上記第1の領域を分割
した一方と他方との距離Lから、L/T2 によって、移
動速度Sを検出することを特徴とする上記〔2〕記載の
撮像装置というものである………………〔3〕 上記〔3〕記載の撮像装置においては、上記速度検出手
段により検出した上記時間差T2 と距離Lから移動速度
Sが検出される。その移動速度に基づいて第2の領域で
の撮像タイミングを設定する。
【0012】本願請求項4記載の発明は、上記第1の領
域で撮像する像情報に基づいて上記移動方向に直交する
方向の大きさを検出する直交寸法検出手段を更に備え、
上記撮像制御手段は、上記検出手段が検出した被検出物
体の移動方向の長さと、前記直交寸法検出手段が検出し
た被検出物体の移動方向と直交する方向の大きさに依拠
して、移動方向の長さと移動方向に直交する方向の大き
さに関して、被検出物体をモニタするに適した大きさを
占める上記第2の領域を決定し、上記視野に対応する上
記撮像素子の光電変換面上の上記第2の領域に対応する
局部を用いて被検出物体の撮像を行うことを特徴とする
上記〔1〕乃至〔3〕記載の撮像装置というものである
…………〔4〕 上記〔4〕記載の撮像装置においては、検出された上記
移動方向の長さと、上記移動方向と直交する方向の大き
さとから設定された第2の領域に対応する撮像素子の光
電変換面の局部から光電変換出力が読み出される。
【0013】本願請求項5記載の発明は、被検出物体に
適合するように設定された視野を持つ光学系と、上記光
学系の視野に対応した光電変換面を持ち、該光電変換面
の内において、限定された複数の領域から光電変換出力
を読み出すことが可能になされた撮像素子とを有する撮
像装置において、上記撮像素子の光電変換面において、
局部的に設定された2つの領域からなる第1の領域から
読み出した光電変換出力に基づいて被検出物体の移動方
向における長さ、および、斜行角度を検出する検出手段
と、前記検出手段により得た被検出物体の移動方向の長
さ、および、同物体の斜行角度に関する情報に依拠し
て、この被検出物体をモニタするに適した大きさ、およ
び、位置を占めるように上記視野に対応する撮像素子の
光電変換面内の局部的領域として第2の領域を設定し、
この第2の領域を用いて被検出物体の撮像を行う撮像制
御手段と、を具備することを特徴とする撮像装置という
ものである………………〔5〕 上記〔5〕記載の撮像装置においては、上記検出手段に
より被検出物体の移動方向長さ、および、同物体の斜行
角度の情報に基づいて得た被検出物体のモニタするに適
した大きさ、および、位置を占める上記第2の領域を設
定する。その第2領域に対応する撮像素子の光電変換面
の局部の光電変換出力を読み出し、被検出物体の画像を
得る。
【0014】本願請求項6記載の発明は、上記検出手段
は、自己の検出動作によって得た上記光学系の視野に入
った被検出物体を適正に撮像するための所要の条件に関
する情報に基づいて、新たに上記第1の領域に対する撮
像の条件を設定するようになされたものであることを特
徴とする上記〔1〕記載の撮像装置というものである…
……………〔6〕 上記〔6〕記載の撮像装置においては、当初に得られた
被検出物体を適正に撮像するための所要の条件に関する
情報に基づいて、上記第1の領域に対する撮像の条件が
より適切なものへと更新される。
【0015】本願請求項7記載の発明は、上記検出手段
は、上記撮像制御手段による制御下で上記第2の領域に
係る撮像を行なった結果得られた光電変換出力に基づい
て、新たに上記第1の領域に対する撮像の条件を設定す
るようになされたものであることを特徴とする上記
〔1〕記載の撮像装置というものである……………
〔7〕 上記〔7〕記載の撮像装置においては、当初に得られた
被検出物体を適正に撮像するための所要の条件に関する
情報に基づいて、上記撮像制御手段による制御下で上記
第2の領域に係る撮像を行なった結果得られた光電変換
出力に依拠して更に上記第1の領域に対する撮像の条件
がより適切なものへと更新される。
【0016】本願請求項8記載の発明は、上記撮像制御
手段は、上記検出手段から得た情報に依拠して上記第2
の領域について当初の撮像を行なって後、この当初の撮
像によって得た光電変換出力に基づいて該第2の領域に
係る撮像条件を新たに設定し、この設定の下に該第2の
領域を用いて撮像を行なうようになされたものであるこ
とを特徴とする上記〔1〕記載の撮像装置というもので
ある…………〔8〕 上記〔8〕記載の撮像装置においては、当初に得られた
被検出物体を適正に撮像するための所要の条件に関する
情報に基づいて、上記撮像制御手段による制御下で上記
第2の領域に係る撮像を行なった結果得られた光電変換
出力に依拠して更に上記第2の領域に対する撮像の条件
を更新してこの第2の領域を用いて撮像が行われる。
【0017】本願請求項9記載の発明は、上記検出手段
は、上記第1の領域から複数回に亘って読み出した光電
変換出力に基づいて、上記光学系の視野に入った被検出
物体を適正に撮像するための所要の条件に関する情報を
得るようになされたものであることを特徴とする上記
〔1〕記載の撮像装置というものである………
〔9〕 上記
〔9〕記載の撮像装置においては、比較的小さく設
定可能で読み出しに時間の掛からない第1の領域から複
数回光電変換出力を得ることで、比較的短時間のうちに
精度の高い検出情報を得る。
【0018】本願請求項10記載の発明は、上記撮像制
御手段は、上記検出手段から得た情報に依拠して、上記
第1の領域から複数回に亘って光電変換出力を読み出す
場合の毎回の読み出しに係る撮像の条件を可変設定する
ようになされたものであることを特徴とする上記
〔9〕
記載の撮像装置というものである………………〔10〕 上記〔10〕記載の撮像装置においては、第1の領域か
ら複数回光電変換出力を得て、撮像の条件を可変設定す
る。
【0019】本願請求項11記載の発明は、上記撮像の
条件として実効的露光時間を含むものであることを特徴
とする上記〔10〕記載の撮像装置というものである…
……………〔11〕 上記〔11〕記載の撮像装置においては、上記検出手段
から得た情報に依拠して、シャッタ速等の実効的露光時
間の制御を行なう。
【0020】本願請求項12記載の発明は、上記撮像の
条件として閃光発光手段による発光の有無を含むもので
あることを特徴とする上記〔10〕記載の撮像装置とい
うものである…………………………………………………
……………………〔12〕 上記〔12〕記載の撮像装置においては、上記検出手段
から得た情報に依拠して、ストロボ等の閃光発光手段に
よる発光の要否の判断・制御を行なう。
【0021】本願請求項13記載の発明は、上記検出手
段は、第1の領域から読み出した光電変換出力に基づい
て被検出物体の表面粗さに係る情報を得、上記撮像制御
手段は、この被検出物体の表面粗さに係る情報に依拠し
て行なう上記第2の領域に係る撮像によって得る画像デ
ータに関する間引き処理の形態を規定するようになされ
たものであることを特徴とする上記〔10〕記載の撮像
装置というものである……………………………………
〔13〕 上記〔13〕記載の撮像装置においては、上記検出手段
によって被検出物体の表面粗さに係る情報を得、この情
報に依拠して、第2の領域に係る撮像によって得る画像
データに関する間引き処理の形態を規定する。
【0022】本願請求項14記載の発明は、上記撮像制
御手段は、上記第2の領域に係る撮像によって得る画像
データに関する間引き処理の形態を撮像素子の読み出し
の駆動モードによって規定するようになされたものであ
ることを特徴とする上記〔13〕記載の撮像装置という
ものである……………………………………………………
………………〔14〕 上記〔14〕記載の撮像装置においては、上記検出手段
によって被検出物体の表面粗さに係る情報を得、この情
報に依拠して、第2の領域に係る撮像によって得る画像
データに関する間引き処理の形態を規定する。
【0023】本願請求項15記載の発明は、上記検出手
段に係る上記第1の領域は、相対位置が略一定に維持さ
れつつ移動する複数の上記被検出物体に対してそれら複
数の被検出物体が略同時に自己の域内に到達するよう
に、その位置が分割されて設定されてなるものであるこ
とを特徴とする上記〔1〕記載の撮像装置というもので
ある……………………〔15〕 上記〔15〕記載の撮像装置においては、相対位置がず
れたままで移動する複数の上記被検出物体に対して略同
時に検出が行われる。
【0024】本願請求項16記載の発明は、上記検出手
段に係る上記第1の領域は、上記被検出物体に適合する
ようにして、所定形状の空間部を取り囲むような形状に
設定されてなるものであることを特徴とする上記〔1〕
記載の撮像装置というものである……………〔16〕 上記〔16〕記載の撮像装置においては、上記検出手段
に係る上記第1の領域を中央部の空間を取り囲むような
形状にしておき、種々の方向から搬送されてくる上記被
検出物体を遅滞なく且つ無駄なく検出する。
【0025】本願請求項17記載の発明は、上記検出手
段により得られる情報に依拠して上記第2の領域に係る
撮像に対して設定する撮像の条件を表示する表示手段を
更に備えてなるものであることを特徴とする上記〔1〕
記載の撮像装置というものである……〔17〕 上記〔17〕記載の撮像装置においては、上記第2の領
域に係る撮像に対して設定する撮像の条件が表示手段に
表示される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を用いて説明する。なお、本発明の撮像装置の詳細
な説明に先立って、その概要から説明する。本撮像装置
においては、該装置が少なくとも予測、乃至、予定され
た相対移動する被検出物体の最大寸法のものをカバーで
きる視野を持つように、光学系の倍率や撮像距離を設定
しておく。そして、撮像装置の上記視野に対応する撮像
素子の光電変換面内に設定した特定の第1の領域からの
光電変換出力に基づいて被検出物体の上記相対移動方向
に沿った寸法や速度、斜行角度、あるいは、該物体の搬
送タイミング等を検出する。上記検出された被検出物体
の上記相対移動方向に沿った寸法や速度、斜行角度、あ
るいは、搬送タイミング等に応じて、この被検出物体を
モニタするに適した大きさ、および、位置の第2の領域
を適正視野に対応する撮像素子の光電変換面内に設定し
たり、あるいは、適正な撮像タイミングを設定する。
【0027】上述の処理によって、本撮像装置の光電変
換面全体よりも限定された第1の領域、または、第2の
領域の出力を読み出すことにより相対移動する被検出物
体の映像を速やかに、且つ、適切な取り込み画面内に収
めた形で得ることができる。
【0028】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
撮像装置1の構成を示すブロック構成図である。また、
図2は、上記撮像装置1を適用した検査システムのコン
ベアラインを示す図であり、図3は、図2を撮像装置1
0側からみたA−A′矢視図であって、撮像装置1の視
野範囲を示している。
【0029】上記撮像装置1は、主に被検出物体からの
光を取り込み可能に設定された視野をもつ光学系である
撮像レンズ7と、被写体像を電気信号に変換する増幅型
の固体撮像素子であるCMD( Charge Modulation D
evice)2と、CMD2の光電変換出力を読み出す信号
処理部3と、画像信号をモニタに出力する表示駆動部4
と、上記CMD2を駆動する駆動部5と、撮像装置全体
の統括的な制御を行い、さらに、CMD2の撮像タイミ
ングを決定するための情報に関する検出手段、および、
上記検出手段の情報に基づいて上記信号処理部3の処理
動作を制御する撮像制御手段等を内蔵するシステムコン
トローラ6とで構成されている。そして、撮像装置1
は、図3のコンベア搬送装置に対する自己の光学的撮像
視野の全エリアHC がCMD2の光電変換面の全有効画
素に対応するようになされ、且つ、同エリアHC内の被
検出物体並びにその背景の像が該全有効画素でなる光電
変換面上に適切に結像するように配置調整されている。
【0030】上記検査システムにおいて、被検出物体で
あるワーク10は、製造装置(図示していない)で製作
された後、コンベア駆動装置12によって動かされてい
るコンベアベルト11で矢線図示の搬送方向D0 へ搬送
される(図2、図3参照)。上記撮像装置1は、最初の
状態では図3の撮像視野の全エリアHC のうち搬送方向
D0 の相対的に上流側に位置する第1の領域である比較
的小さく限定された局部のエリアHA に関して、該エリ
アHA に対応するCMD2上の光電変換面内の局部領域
を走査して、即ち、この小さく限定された領域を用い
て、画像信号の読み込みを行う。なお、上記エリアHA
に対応する光電変換面内の局部領域とは、該エリアHA
が撮像レンズ7を介してCMD2の光電変換面上に結像
される同エリアHAに対応した範囲内の局部的な領域の
ことである。
【0031】なお、上記撮像素子の領域走査の駆動方法
については、本出願人が先に特願平7−316743号
と特願平7−316744号で提案した駆動方法があ
る。この駆動方法は、撮像素子を駆動制御する駆動回路
を制御することにより、撮像素子の光電変換面全面の画
像信号を読み込む全画素モードと、上記光電変換面を限
定した領域の画像信号を読み込むブロック(領域)モー
ドと、上記光電変換面で走査線をスキップして画像信号
を読み込むスキップモードとを選択することによって、
それぞれの画像情報を読み込む方法である。本撮像装置
1でも撮像素子としてCMD2を適用することによって
読み込み領域の選択制御を容易とし、上述のブロック
(領域)モードにて光電変換面の読み取り領域を局部に
限定することによって画像信号をより素早く読み込むこ
とができる。
【0032】さて、上記検査システムにおいて、移動し
てきたワーク10の先端部分がエリアHA に到達する
と、撮像装置1のCMD2によって上記エリアHA への
到達が検出される。そのワーク到達検出信号は、システ
ムコントローラ6に供給される。システムコントローラ
6は、コンベア駆動装置12を介して得られるコンベア
ベルト11の搬送速度と等しいワーク10の移動速度S
と、上記エリアHA から予め設定されている第2の領域
のエリアHB の先端位置までの距離X1 とに基づいて、
エリアHA 到達後からエリアHB に到達するまでの経過
時間T0 を次式、 T0 =X1 /S ………(1) により求める。
【0033】なお、上記エリアHB の大きさ自体は、こ
の場合、適用されるワーク10の大きさに対応した予め
定められた一定の広がりを持ったエリアであって、この
エリアに対応するCMD2の光電変換面内の局部的領域
がワーク10の画像を読み出すための領域となる。
【0034】上記エリアHA への到達時刻から上記経過
時間T0 後、撮像装置1は、CMD駆動部5を制御し
て、図3に示すエリアHB に対応するCMD2の光電変
換面内の局部の画像信号を読み込む。この読み込み動作
によりワーク10の画像が取り込まれることになる。す
なわち、ワーク10の像は、撮像レンズ7を通してCM
D2の光電変換面に結像され、光電変換される。光電変
換された画像信号は、信号処理部3で信号処理された
後、表示駆動部4で表示装置(図示していない)の方式
に合わせた信号処理を行い、表示装置または濃淡処理等
の画像処理装置に画像信号として出力される。そして、
被検出物体としてのワーク10の形状や傷等の検査が行
われる。
【0035】上記説明したように本実施の形態の撮像装
置によれば、コンベアの速度やワークの搬送タイミング
によって、搬送されるワーク10が到達する時刻を演算
により求め、その時刻にエリアHB 対応の光電変換面内
の領域の画像信号を読み込むことによって、適正なワー
ク10の画像情報を得ることができる。したがって、従
来の撮像装置のように、搬送されるワーク10の画像を
得るために撮像装置自体を移動させたり、撮像レンズの
変倍率を変化させる等の動作が不要となり、素早くワー
ク10の画像信号を得ることが可能になる。
【0036】なお、上記実施の形態の撮像装置に対し変
形例、あるいは、後述する他の実施の形態の装置のよう
に、エリアHB の大きさをワーク10の大きさに対応し
て可変とした撮像装置も提案することができる。この変
形例の装置によれば、ワーク10の大きさに対応して適
切なエリアHB の大きさを設定することからCMD2に
よる画像信号の取り込みをさらに高速化できる。
【0037】また、別の変形例の撮像装置として、エリ
アHA の大きさをコンベア搬送速度D0 に合わせて適切
に設定するようにすれば、ワーク10の画像取り込み動
作に係る無駄な領域からの取り込みがなくなり、さらな
る高速化が可能になる。また、さらに別の変形例の撮像
装置として、コンベア搬送速度が高速である装置では、
ストロボ発光に合わせて、CMD2による画像読み込み
を行うようにすることも可能である。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態の撮像装
置について説明する。本撮像装置21は、ワーク10の
大きさを第1の領域対応の光電変換面内の画像信号の変
化とワーク10の移動速度から求め、そのワーク10の
大きさに対応した第2の領域の大きさを設定するもので
ある。なお、本撮像装置21のその他の構成は、前記第
1の実施の形態の撮像装置1と同一とする。
【0039】図4は、撮像装置を適用した検出システム
のコンベアベルト11を撮像装置21側から見た図であ
るが、その図4のうち、図4(A)の図に示すように光
学系の全視野のエリアHC の中に検出領域である第1の
領域として微小エリアPA を設定する。その領域に対応
するCMD2の光電変換面内の微小な局部領域の光電変
換出力を読み出すことによって、ワーク10の移動状態
が検出される。
【0040】すなわち、エリアHC 内に図4(A)から
図4(E)までの時刻1から時刻5までの経過過程で、
まず、ワーク10が上記エリアPA に進入し(図4
(B)参照)、通過するまで(図4(D)参照)の時間
T1 をCMD2の入射光量の変化によりシステムコント
ローラ6に内蔵される検出手段で検出する。図5は、上
記CMD2の入射光量の変化を示す図である。
【0041】そして、コンベア駆動装置12から得られ
るワーク10の移動速度Sと、上記時間T2 とからワー
ク10の搬送方向D0 の大きさ(長さ)L2 を次式、 L2 =S×T1 ………(2) により求める。上記ワーク10の大きさL2 に基づい
て、第2の領域であるエリアHB の搬送方向D0 のエリ
ア長さを設定し、該エリアHB 対応するCMD2の光電
変換面内に局部的に設定した領域からワーク10の画像
信号を読み込むことができる。
【0042】なお、画像信号を読み込むタイミングは、
前記第1の実施の形態の撮像装置1の場合と同様にコン
ベア駆動装置12より得られる搬送速度に対応したワー
ク10の移動速度Sから求められる。また、上記各検
出,演算処理は、撮像装置21に内蔵されるシステムコ
ントローラ6によって行われる。
【0043】本撮像装置によれば、任意の大きさのワー
ク10に対して、第2の領域に対応するCMD2の光電
変換面内に適正な大きさの局部の読み出し領域を設定で
きるので、撮像レンズの変倍率等を変化させることなく
素早く、且つ、適正な画像情報を得ることができる。
【0044】なお、上記撮像装置21において、エリア
PA として、微小エリアを設定したが、その変形例であ
る撮像装置として、エリアPA をコンベア搬送方向D0
と直交する方向に延出した線状、または、長方形状にす
ることで、上記D0 方向と同一のワーク移動方向に対す
る直交方向の幅を検出する装置も提案できる。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態の撮像装
置について説明する。本撮像装置31は、第1の領域を
2つの分割し、ワーク10が上記2つの分割領域を通過
する時間差をCMD2の入射光量変化により検出し、ワ
ーク10の移動速度を求める。この移動速度情報を、前
記第2の実施の形態の撮像装置のワーク移動速度情報と
して適用することによって、ワーク10に対して適切な
大きさの第2の領域を設定することがきる。なお、本撮
像装置31のその他の構成は、前記第1の実施の形態の
撮像装置1と同一とする。
【0046】図6は本実施の形態の撮像装置31を適用
した検査システムのコンベア装置を示す図であって、図
7は、上記撮像装置側からコンベア装置をみた図6のA
−A′矢視図である。図6に示すようにCMD2の光電
変換面全画素エリアが対応する全エリアHc内におい
て、第1の領域として、搬送方向上流側であって、搬送
方向D0 に沿った位置の2つの分割領域である微小領域
HA1とHA2を設定し、CMD2の光電変換面内の上記領
域HA1とHA2対応部分の入射光量情報(濃淡)を取り込
むことが可能となっている。
【0047】すなわち、撮像装置31は、常時、上記領
域HA1とHA2を走査しており、コンベアベルト11上に
ワーク10が搬送され、領域HA1を通過し、続いて、領
域HA2を通過すると、上記領域HA1とHA2の対応部分の
入射光の変化が検出され、ワーク10の領域HA1,HA2
の2点間の通過時間T2 を検出する。
【0048】一方、CMD2の光電変換面上の上記領域
HA1とHA2の対応部分の距離と撮像レンズ7の変倍率か
ら実際のコンベアベルト11上の上記領域HA1とHA2間
の離間距離X3 は予め求めることができる。
【0049】上記通過時間T2 と領域HA1とHA2間の上
記離間距離X3 から次式よりワーク10の移動速度Sを
求めることができ、 S=X3 /T2 ………(3) となる。なお、上記2つの領域間距離X3 とCMD2側
の対応する2つの領域の距離X3 ′との関係は、光学系
の像倍率βとすると、X3 =β×X3 ′である。
【0050】この移動速度Sと、前記第2の実施の形態
の撮像装置21にて検出したワーク10の領域HA1の通
過時間T1 を検出することにより、(2)式からワーク
10の大きさLを求めることができ、画像情報を読み込
む領域である第2の領域HBをワーク10に適応した大
きさに設定することができる。
【0051】さらに、上記移動速度Sと、前記第1の実
施の形態の撮像装置1における第1の領域と第2の領域
間距離X1 とにより、(1)式から、搬送されるワーク
10が第2領域のエリアHB に到達するタイミングを求
め、そのタイミングで上記エリアHB 対応の光電変換面
内の領域の画像信号を読み込むことによって、ワーク1
0の画像情報を得ることができる。上記各検出,演算処
理は、撮像装置31に内蔵されるシステムコントローラ
6によって行われる。
【0052】上述のように本実施の形態の撮像装置31
によれば、ワーク10の移動速度を分割された第1の領
域でのCMD2の入射光量変化の時間差を検出してワー
ク10の移動速度Sを検出し、この移動速度情報に基づ
いて、ワーク10の大きさを求め、ワークの大きさに合
った読み込み領域の大きさを設定し、さらに、ワーク到
達タイミングに合致した撮像タイミングを設定すること
ができ、画像情報の読み込みの高速化と、適切な読み込
みタイミングの設定が可能になる。また、常時、移動速
度を検出していることから、コンベア装置の搬送速度が
変化しても直ちに対応することが可能である。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態の撮像装
置について説明する。本撮像装置41は、適用される検
査システムのコンベア装置のコンベアベルトの端部に搬
送方向に沿って反射率の異なる所定のピッチの標識を設
け、また、被検出物体であるワークの形状等を検出する
ための第1の領域の形状としてコンベア搬送方向に対し
て直交する方向(以下、幅方向と記載する)に延びた線
状のエリアを採用するものである。そして、上記標識の
通過を検出して、ワークの移動速度を求め、また、上記
第1の領域による画像情報からワークの幅寸法を検出す
ることによって、ワークの画像を取り込むための適切な
第2の領域を設定し、さらに、適正な撮像タイミングを
設定することができる。これらの検出および撮像制御等
はシステムコントローラ6により制御される。なお、本
撮像装置41のその他の構成は、前記第1の実施の形態
の撮像装置1と同一とする。
【0054】図8は本実施の形態の撮像装置41を適用
した検査システムのコンベア装置を示す図であって、図
9は、上記撮像装置側からコンベア装置をみた図8のA
−A′矢視図である。図8,図9に示すようにコンベア
ベルト42の端部には搬送方向に沿って所定のピッチの
反射率の異なる濃淡の標識42aを付す。また、撮像装
置41の全光電変換面に対応する視野のエリアHC 内に
第1の領域として搬送方向D0 に直交する幅方向に延び
てベルト幅をカバーする線状のエリアHD を設定する。
【0055】撮像装置41は、常時、標識42aの濃淡
変化を検出しており、その時間間隔からコンベアベルト
42の搬送速度、すなわち、ワーク10の移動速度Sを
検出している。そして、ワーク10が搬送されたとき、
撮像装置41は、エリアHA3対応の光電変換面内の局部
の画像信号からワーク10の到達時刻T0 と、通過時間
T1 と、上記画像信号の線状方向の濃淡幅からワーク1
0の搬送方向D0 との直交方向寸法である幅寸法B4 を
検出する。上記ワーク10の移動速度Sと通過時間T1
に基づいて、前記(2)式からワーク10の搬送方向D
0 の大きさL4(長さ)を求める。上記各検出,演算処
理は、撮像装置41に内蔵されるシステムコントローラ
6によって行われる。
【0056】上記ワーク10の幅寸法B4 と搬送方向大
きさ(長さ)L4 によりワーク10の画像を読み込むた
めの領域である第2の領域のエリアHB の大きさを設定
する。また、上記ワーク到達時刻T0 と移動速度Sによ
りエリアHB にワーク10が到達する時刻が推測できる
ので、その到達時にエリアHB の撮像を行うことによっ
て、ワーク10の画像の撮影を行うことができる。
【0057】上述のように本実施の形態の撮像装置41
によると、線状のエリアHD の濃淡の画像信号の変化を
検出することによって、ワーク10の移動方向の大きさ
(長さ)L4 とそれに直交する幅寸法B4 を検出し、さ
らに、移動速度Sを求めることができる。これらの情報
に基づいて、ワーク10の幅,長さに合った読み込み領
域の適正なエリアHB の大きさを設定でき、さらに、ワ
ーク到達タイミングに合致した撮像タイミングを設定す
ることもでき、画像情報の読み込みのさらなる高速化
と、適切な読み込みタイミングの設定が可能になる。ま
た、常時、移動速度を検出していることから、コンベア
装置の搬送速度が変化しても直ちに対応させることが可
能である。
【0058】次に、本発明の第5の実施の形態の撮像装
置について説明する。本撮像装置51は、2つの領域か
らなる第1の領域の対応したCMD2の光電変換面の局
部の光電変換出力から被検出物体であるワーク10の移
動方向の長さと斜行角度を検出し、その長さと斜行角度
情報からワーク10の大きさに合った第2の領域を設定
し、撮像素子の光電変換面上の上記第2の領域対応の局
部から光電変換出力を読み出し、ワーク10の撮像を行
うものである。なお、本撮像装置51のその他の構成
は、前記第1の実施の形態の撮像装置1と同一とする。
【0059】図10は、本実施の形態の撮像装置51を
適用した検査システムのコンベア装置を示す図である。
図11は、図10のA−A′矢視図であり、図10の撮像
装置側からコンベア装置を見た図である。図11に示す
ように、上記撮像装置51の全視野のエリアHc内に設
けられる上記2つの第1の領域は、エリアHE1およびエ
リアHE2で示され、コンベアベルト11の全幅をカバー
する搬送方向と直交する方向、即ち、幅方向の線状のエ
リアとする。ワーク10(A)が上記エリアに進入して
きたとき、上記エリアHE1、または、HE2に対応するC
MD2の光電変換面上の限定局部の光電変換出力の濃淡
を読み込むことによって、ワーク10の幅方向の位置と
寸法が検出できる。
【0060】上記エリアHE1とエリアHE2の位置でのワ
ーク10の側面10aの幅方向の画像の濃淡位置の差か
らその時点でのワーク10の斜行状態が検出され、さら
に、ワーク10が上記エリアを通過中も上記斜行状態を
チェックを行って、ワーク10の斜行角度θを求める。
また、上記エリアHE1、または、エリアHE2をワーク1
0が通過する時間からワーク10の斜行状態での移動方
向の長さL′が求められるが、その斜行状態での移動方
向の長さL′と上記斜行角度θとにより、ワーク10の
斜行方向に沿った長さL5 が求められる。さらに、斜行
方向と直交する方向の幅B5 も求めることができる。
【0061】そこで、上記上記斜行角度θと、その斜行
方向に沿ったワーク10の長さL5,幅B5 の情報から
ワーク10を撮像するための第2の領域であるエリアH
B の形状と位置として、ワーク10の斜行状態とその形
状に適した傾斜エリアを設定することが可能になる。
【0062】また、エリアHB 上のワーク10(B)を
撮像するタイミングは、前記第1実施の形態の装置によ
るか、または、エリアHE1、または、エリアHE2を通過
する時間情報により移動速度を求め、ワーク10がエリ
アHB に到達する時刻を推定して撮像を行うようにして
もよい。なお、上述の各検出および読み出し等の制御
は、システムコントローラ6により行われる。
【0063】上述のように本実施の形態の撮像装置51
によると、2つの線状のエリアHE1,HE2を第1の領域
とし、そのエリアの濃淡の画像信号によって、ワーク1
0の斜行角度θ,斜行方向の長さL5 とそれに直交する
幅寸法B5 と、さらには移動速度を検出し、これらの情
報に基づいて、ワーク10の斜行状態とその形状に合っ
た読み込み領域である第2の領域のエリアHB の大きさ
と形状を設定でき、さらに、ワーク到達タイミングに合
致した撮像タイミングを設定することができる。したが
って、ワーク10の移動状態に合った適正なモニタ画像
が得られ、読み込みのさらなる高速化と、適切な読み込
みタイミングの設定が可能になる。なお、上述した各実
施の形態の各構成は、当然、各種の変形、変更が可能で
ある。以下に、これらのものを例示的に列挙する。
【0064】一つの変形例は、上記検出手段は、自己の
検出動作によって得た上記光学系の視野に入った被検出
物体を適正に撮像するための所要の条件に関する情報に
基づいて、新たに上記第1の領域に対する撮像の条件を
設定するようになされたものであることを特徴とする上
記各図に基づいて上述の撮像装置というものである。こ
のような撮像装置においては、当初に得られた被検出物
体を適正に撮像するための所要の条件に関する情報を、
撮像制御手段における制御を行なうための基礎として用
いるのみならず、該情報に基づいて、上記第1の領域に
対する撮像の条件がより適切なものへと更新される。上
記検出手段を、2次元撮像素子をライン状に走査して撮
像出力を得るようにするか乃至は別途のラインセンサの
出力に依拠して上記の情報を得るように構成した場合を
例に説明する。被検出物体は種々の寸法、形状のものが
存在することが考えられ、これら全てを取り扱えるよう
にするためには、考えられる限りの種類に応じた種々の
寸法、形状の上記第1の領域を予め準備しておかなくて
はならない。しかしながら、この例の装置によれば、種
々の被検出物体に対して適応的に応じることができる。
また一方、本撮像装置を適用する工程によっては、被検
出物体も、その搬送形態も略画一化されている場合もあ
る。このように略画一化されている場合には、この例の
装置によれば、当初に得られた被検出物体を適正に撮像
するための所要の条件に関する情報に基づいて新たに上
記第1の領域に対する撮像の条件を設定することで、第1
の領域を必要最小限のものとして設定することができ
る。従って、この設定を行なって以降は、第1の領域か
らの情報の抽出は無駄のないものとなり、検出手段の動
作は適確、且つ、高速化が図られたものとなる。
【0065】他の一つの変形例は、上記検出手段は、上
記撮像制御手段による制御下で上記第2の領域に係る撮
像を行なった結果得られた光電変換出力に基づいて、新
たに上記第1の領域に対する撮像の条件を設定するよう
になされたものであることを特徴とする上記各図に基づ
いて上述の撮像装置というものである。このような撮像
装置においては、上記第2の領域に係る撮像を行なった
結果得られた光電変換出力に基づいて、第1の領域のみ
から得られるものよりも一層詳密な情報を得て、このよ
うな詳密な情報に基づいて新たに上記第1の領域に対す
る撮像の条件を設定する。このような構成をとると、例
えば、第2の領域に係る撮像を行なった結果得られた光
電変換出力に基づいて、被検出物体に予め付された番号
を認識して、この番号に基づいた種々の制御が可能とな
る。即ち、寸法、形状、或いは搬送形態(コンベアー上
の載置位置等)を異にする被検出物体が続けて搬送され
てくるような場合に、種類や搬送形態の切り替わり目に
当たる被検出物体に予め番号を付しておき、この番号を
認識して、上記第1の領域に関する撮像の条件(該第1の
領域として設定する領域の寸法、形状、分割設定の有無
など)を設定し、この設定に適合するように撮像素子と
してのラインセンサの設置位置、寸法、形状などを適切
に自動設定するように構成することができる。
【0066】更に、他の一つの変形例は、上記撮像制御
手段は、上記検出手段から得た情報に依拠して上記第2
の領域について当初の撮像を行なって後、この当初の撮
像によって得た光電変換出力に基づいて該第2の領域に
係る撮像条件を新たに設定し、この設定の下に該第2の
領域を用いて撮像を行なうようになされたものであるこ
とを特徴とする上記各図に基づいて上述の撮像装置とい
うものである。このような撮像装置においては、当初に
得られた被検出物体を適正に撮像するための所要の条件
に関する情報に基づいて、上記撮像制御手段による制御
下で上記第2の領域に係る撮像を行なった結果得られた
光電変換出力に依拠して、更に上記第2の領域に対する
撮像の条件を更新してこの第2の領域を用いて撮像が行
われる。この場合、第1の領域から当初に得た被検出物
体を適正に撮像するための所要の条件に関する情報に基
づいて、一旦第2の領域に対する撮像の条件を更新して
以降は、第1の領域対する撮像の条件についてはこれを
変更せず、所要に応じて第2の領域に対する撮像の条件
を繰り返し更新する。例えば、撮像素子を間引き駆動す
るするような設定を第2の領域に対して行って、文字情
報の有無を先ず検出し、文字「有り」と判定されたとき
には、続いて、同領域に対してブロック駆動モードでの
読み出し(既述のように、更に限定されたブロックから
画像信号を読み出すモード)を当該文字の位置に合わせ
て行なうようにすることで、高速、且つ、高精度の文字
認識を行なえるようになる。このような文字認識に基づ
いて、工程の段階を認識し、動作の停止或いは切換等々
適切な対応をとるように構成できることは勿論である。
【0067】更に、他の一つの変形例は、上記検出手段
は、上記第1の領域から複数回に亘って読み出した光電
変換出力に基づいて、上記光学系の視野に入った被検出
物体を適正に撮像するための所要の条件に関する情報を
得るようになされたものであることを特徴とする上記各
図に基づいて上述の撮像装置というものである。この撮
像装置においては、比較的小さく設定可能で読み出しに
時間の掛からない第1の領域から複数回に亘って光電変
換出力を得ることで、撮像出力を得るに比較的時間の掛
かる第2の領域については繰り返し読み出すことなく、
全体として比較的短時間のうちに精度の高い検出情報を
得る。例えば、第1の領域について、搬送される過程に
ある被検出物体に対して、順次2回撮像を行なって得た
情報に依拠して、第2の領域に関しては、これら順次2
回の撮像の対象とされた2個の被検出物体に対して1回
の撮像条件の設定を行なうようにして、撮像動作の効率
を高めることができる。この場合、撮像素子としてCM
Dを適用していれば、第2の領域に関する撮像は、同領
域中に離れて設定された複数箇所のブロックに対して同
時に画像信号の読み出しを行なうことができ、撮像の効
率を一層高めることができる。
【0068】更に、他の一つの変形例は、上記検出手段
から得た情報に依拠して、上記第1の領域から複数回に
亘って光電変換出力を読み出す場合の毎回の読み出しに
係る撮像の条件を可変設定するようになされたものであ
ることを特徴とする上記各図に基づいて上述の撮像装置
というものである。この撮像装置においては、第1の領
域から複数回光電変換出力を得て、撮像の条件自体を可
変設定(更新)することで、一層適切な条件を設定し
て、この設定の下で適確且つ詳密な情報を得ることがで
きる。この詳密な情報に基づいて、被検出物体の本来の
撮像に係る領域である第2の領域を、一層高い精度で無
駄なく設定することができ、撮像の効率を更に高めるこ
とができる。
【0069】更に、他の一つの変形例は、上記撮像の条
件として実効的露光時間を含むものであることを特徴と
する上記毎回の読み出しに係る撮像の条件を可変設定す
るようになされた撮像装置というものである。この撮像
装置においては、上記検出手段から得た詳密且つ適確な
情報に依拠して、被検出物体の本来の撮像に係る領域で
ある第2の領域に関する撮像に係ってシャッタ速等の実
効的露光時間の制御を行なう。この場合、撮像素子とし
てCMDを適用していれば、第2の領域に関する撮像
は、CMDに対し所謂素子シャッタとしての駆動を行な
って、適切な輝度レベルの撮像出力を得ることもでき
る。
【0070】更に、他の一つの変形例は、上記撮像の条
件として閃光発光手段による発光の有無を含むものであ
ることを特徴とする上記毎回の読み出しに係る撮像の条
件を可変設定するようになされた撮像装置というもので
ある。この撮像装置においては、上記検出手段から得た
情報に依拠して、ストロボ等の閃光発光手段による発光
の要否の判断・制御を行なう。例えば、図1のCMD2
に関して設定された第1の領域からの撮像出力は、信号
処理部3に入力されるが、この信号処理部3より出力さ
れる輝度情報に依拠して、ストロボの発光の要否の判断
・制御を行なう。被検出物体の本来の撮像に係る領域で
ある第2の領域に関する撮像に係ってストロボの発光の
要否の判断・制御が行なわれるため、適切な露出条件で
の撮像出力が得られる。
【0071】更に、他の一つの変形例は、上記検出手段
は、第1の領域から読み出した光電変換出力に基づいて
被検出物体の表面粗さに係る情報を得、上記撮像制御手
段は、この被検出物体の表面粗さに係る情報に依拠して
行なう上記第2の領域に係る撮像によって得る画像デー
タに関する間引き処理の形態を規定するようになされた
ものであることを特徴とする上記毎回の読み出しに係る
撮像の条件を可変設定するようになされた撮像装置とい
うものである。この撮像装置においては、上記検出手段
によって被検出物体の表面粗さに係る情報を得、この情
報に依拠して、第2の領域に係る撮像によって得る画像
データに関する間引き処理の形態を規定する。即ち、被
検出物体の表面粗さの程度に応じて、例えばCMD2の
駆動形態を選択することにより、被検出物体の本来の撮
像に係る領域である第2の領域に関する撮像に係って、
最適な解像度での撮像が行われ得る。
【0072】更に、他の一つの変形例は、上記撮像制御
手段は、上記第2の領域に係る撮像によって得る画像デ
ータに関する間引き処理の形態を撮像素子の読み出しの
駆動モードによって規定するようになされたものである
ことを特徴とする上記被検出物体の表面粗さに係る情報
に依拠して行なう上記第2の領域に係る撮像によって得
る画像データに関する間引き処理の程度を規定するよう
になされた撮像装置というものである。この像装置にお
いては、上記検出手段によって被検出物体の表面粗さに
係る情報を得、この情報に依拠して、第2の領域に係る
撮像によって得る画像データに関する間引き処理の形態
を規定する。例えば、CMD2(図1)による第1の領域に
係る撮像の出力信号は、信号処理部3に入力される。被
検出物体(ワーク10:図2、図3)の表面に撮像に最適
な解像度モードを例えばバーコードなどに表記された形
で印刷したり、シールを貼付したりして付しておけば、
この最適な解像度モードの情報を読み取って、この解像
度を当該装置に設定することができる。即ち、この解像
度に相応した間引き率でCMDを駆動する。このような
CMDの駆動に基づいて得た情報に依拠して、被検出物
体毎の様々な表面粗さに応じた適切な間引き処理(CM
Dの間引き駆動)による撮像画像を得ることができる。
【0073】更に、他の一つの変形例は、上記検出手段
に係る上記第1の領域は、相対位置が略一定に維持され
つつ移動する複数の上記被検出物体に対してそれら複数
の被検出物体が略同時に自己の域内に到達するように、
その位置が分割されて設定されてなるものであることを
特徴とする上記各図に基づいて上述した撮像装置という
ものである。この撮像装置においては、相対位置がずれ
たままで移動する複数の上記被検出物体に対して略同時
に検出が行われる。これは、多くのこの種の装置では被
検出物体がそれらの絶対位置が変化するように搬送され
つつも、それらの相対位置(相互の位置のずれ方)は一
定間隔を維持するような状態で運ばれて来るような場合
があるため、特に、このような場合に適切に対応できる
ようにしようといった考えによるものである。
【0074】例えば、図12のようにコンベアベルト11
上に、各々の端部の位置が不揃いである状態の複数の被
検出物体(実線図示の方形のもの)がそれぞれ載置され
て、矢線DOの方向に搬送される場合にも、これら被検
出物体の双方に対して略同時に撮像位置である第2の領
域HBに達したことが検出されるように、第1の領域をH
F1及びHF2のように位置をずらせてそれぞれ設定する。
領域HF1及びHF2に対応して、それぞれラインセンサを
設ける。撮像装置側の撮像素子として、CMDを用い、
これの駆動を適切に制御することにより、1つのCMD
を、領域HF1及びHF2に各対応した2つのラインセンサ
と、第2の領域HBに対応した1つのエリアセンサとして
それぞれ部分的に機能させることができる。このような
構成を採れば、撮像素子の出力に関する信号処理回路を
ラインセンサ及びエリアセンサ双方のものとして兼用す
ることができる。
【0075】また、撮像素子としてCMDを用いた場
合、ラインセンサ及びエリアセンサ双方を、読み出しア
ドレス位置が重複部分を持つように設定することも可能
であり、必ずしもラインセンサの読み出しを完了してか
らエリアセンサの読み出しに掛かるといった条件には拘
束されないようにすることができる。従って、所要の情
報を迅速に読み出すことが可能である。このようにする
ことで、高速なラインセンサと最適な条件での撮像を行
なうエリアセンサとの双方の機能が1つのCMDで果た
される。
【0076】更にまた、被検出物体の大きさに応じて上
述の領域HF1及びHF2に各対応した2つのラインセンサ
に係る読み出し時の画素の間引き率を可変設定する等し
て、領域HF1及びHF2に関する撮像の解像度を必要最小
限の程度に留め、一層高速な読み出しを可能にすること
もできる。特に、被検出物体の大きさが十分に大きく解
像力が必要とされない条件であれば、上述の領域HF1及
びHF2に各対応した2つのセンサはラインセンサとせ
ず、各1画素のスポットセンサをこの被検出物体の通過
経路の適所に設置するようにすることで、なお一層の高
速化が図られる。この場合も、高速なスポットセンサと
最適な条件での撮像を行なうエリアセンサとの双方の機
能が1つのCMDで果たされ得る。
【0077】更に、他の一つの変形例は、上記検出手段
に係る上記第1の領域は、上記被検出物体に適合するよ
うにして、所定形状の空間部を取り囲むような形状に設
定されてなるものであることを特徴とする上記の撮像装
置というものである。この撮像装置においては、上記検
出手段に係る上記第1の領域を中央部の空間を取り囲む
ような形状にしておき、種々の方向から搬送されてくる
上記被検出物体を遅滞なく且つ無駄なく検出する。
【0078】例えば、図13に示すように、撮像装置の視
野HC内の略中央に位置する第2の領域GHBに向かっ
て、四方からコンベアベルト111,112,113,114
の何れからも被検出物体が搬送されて来る可能性がある
ような装置に対応すべく、被検出物体が何れの方向から
搬送されて来る場合にも効率的な撮像ができるようにし
たものである。第1の領域は2点鎖線で図示のような、中
央部の空間を取り囲むような枠状の領域として設定さ
れ、この第1の領域に係る撮像を賄うセンサもラインセ
ンサをこのような領域に合わせて枠状に組み合わせたも
のを適用する。これにより、被検出物体が何れの方向か
らが搬送されて来ても、第1の領域に係る撮像は速やか
に、且つ、洩らすことなく効率的に行われる。
【0079】更に、他の一つの変形例は、上記検出手段
により得られる情報に依拠して上記第2の領域に係る撮
像に対して設定する撮像の条件を表示する表示手段を更
に備えてなるものであることを特徴とする上記各図に基
づき上述の撮像装置というものである。この撮像装置に
おいては、上記第2の領域に係る撮像に対して設定する
撮像の条件が表示手段に表示される。
【0080】図14には、上記表示装置における表示の
様子が例示されている。図14の(A)部及び(B)部
とも、上述した撮像視野に対応する画面全体の中に、第
1の領域及び第2の領域が表示される様子が示されてい
る。図14の(A)部では、図12について説明した領
域HF1及びHF2に各対応した2つのラインセンサを画素
を間引くことなく読み出したときの出力画像(第1の領
域に対応)と、斜線を施して示された方形の領域(第2
の領域に対応)が表示された様子を模式的に示してあ
る。また、図14の(B)部では、図12について説明
した領域HF1及びHF2に各対応した2つのラインセンサ
の出力として同ラインセンサを間引き読み出しした画像
(第1の領域に対応)と、斜線を施して示された方形の
領域(第2の領域に対応)が表示された様子を模式的に
示してある。装置のオペレーターはこの表示を見て、撮
像装置に係る当該設定状況を的確に把握することができ
る。
【0081】表示装置としては、複数の液晶モニタを結
合して一つのモニタを形成したり、一つの液晶モニタで
バックライトを分割して個別にオン/オフできるように
したり、専用の領域毎にオン/オフできるようにして一
つのモニタの表示面を部分毎にオン/オフできるように
することもできる。このような表示手段を用いることに
より、第1の領域及び第2の領域の形状その他の形態に
対応させた無駄の無い表示を実現できる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
撮像装置は、被検出物体の撮像に対して適正な第2の領
域を設定し、その領域に対応する撮像素子の全光電変換
面内の局部の光電変換出力を読み取ることによって被検
出物体の撮像を行うようにしたので、従来の撮像装置の
ようにレンズの変倍させたり、撮像装置を移動させて視
野を調節することなく、被検出物体を適切な大きさで撮
像、または、連続撮像を素早く行うことができる。
【0083】本発明の請求項2の撮像装置は、請求項1
の撮像装置において、第1の領域での被検出物体の進
入,抜出し時間を検出と被検出物体の移動速度とにより
被検出物体の移動方向の長さを求めて、上記第2の領域
の大きさを設定するようにしたので、第2の領域の大き
さを適正な大きさに設定することができる。
【0084】本発明の請求項3記載の撮像装置は、請求
項2記載の撮像装置において、第1の領域を2つに分割
し、その2つの領域を移動する被検出物体を撮像するこ
とによって、移動速度を検出するようにしたので、常に
正確な移動速度を検出することができる。
【0085】本発明の請求項4記載の撮像装置は、請求
項1乃至請求項3記載の撮像装置において、移動方向に
対して直交する方向の大きさを検出するようにしたの
で、上記直交方向の被検出物体の寸法を検出し、上記第
2の領域の同方向の適正な大きさを設定することが可能
になる。
【0086】本発明の請求項5記載の撮像装置は、2つ
の領域からなる第1の領域に対応する撮像素子の光電変
換出力で移動方向の長さと斜行角度を検出し、それらの
情報に基づいて、被検出物体を撮像するための第2の領
域の大きさと形状を設定するようにしたので、被検出物
体の大きさと斜行状態に合った第2の領域での撮像を行
うことができる。
【0087】本発明の請求項6記載の撮像装置では、当
初に得られた被検出物体を適正に撮像するための所要の
条件に関する情報に基づいて、上記第1の領域に対する
撮像の条件がより適切なものへと更新される。従って、
高品位な画像を得ることができる。
【0088】本発明の請求項7記載の撮像装置では、当
初に得られた被検出物体を適正に撮像するための所要の
条件に関する情報に基づいて、上記撮像制御手段による
制御下で上記第2の領域に係る撮像を行なった結果得ら
れた光電変換出力に依拠して更に上記第1の領域に対す
る撮像の条件がより適切なものへと更新される。従っ
て、高品位な画像を得ることができる。
【0089】本発明の請求項8記載の撮像装置では、当
初に得られた被検出物体を適正に撮像するための所要の
条件に関する情報に基づいて、上記撮像制御手段による
制御下で上記第2の領域に係る撮像を行なった結果得ら
れた光電変換出力に依拠して更に上記第2の領域に対す
る撮像の条件を更新してこの第2の領域を用いて撮像が
行われる。従って、高品位な画像を得ることができる。
【0090】本発明の請求項9記載の撮像装置では、比
較的小さく設定可能で読み出しに時間の掛からない第1
の領域から複数回光電変換出力を得ることで、比較的短
時間のうちに精度の高い検出情報を得られる。
【0091】本願請求項10記載の撮像装置では、第1
の領域から複数回光電変換出力を得て、撮像の条件を可
変設定する。従って、比較的短時間で精度の高い撮像条
件を割り出すことができる。
【0092】本願請求項11記載の撮像装置では、検出
手段から得た情報に依拠して、シャッタ速等の実効的露
光時間の制御を行なう。適切な露出制御が行われ得る。
【0093】本願請求項12記載の撮像装置では、検出
手段から得た情報に依拠して、ストロボ等の閃光発光手
段による発光の要否の判断・制御を行なう。所要に応じ
てストロボ等の閃光発光手段による発光を伴なった適切
な露出制御が行われ得る。
【0094】本願請求項13記載の撮像装置では、検出
手段によって被検出物体の表面粗さに係る情報を得、こ
の情報に依拠して、第2の領域に係る撮像によって得る
画像データに関する間引き処理の形態を規定する。従っ
て、被検出物体の表面粗さに相応した適切な解像度での
撮像を行なうことができる。
【0095】本願請求項14記載の撮像装置では、検出
手段によって被検出物体の表面粗さに係る情報を得、こ
の情報に依拠して、第2の領域に係る撮像によって得る
画像データに関する間引き処理の形態を規定する。従っ
て、被検出物体の表面粗さに相応した適切な解像度での
撮像を行なうことができる。
【0096】本願請求項15記載の撮像装置では、相対
位置がずれたままで移動する複数の上記被検出物体に対
して略同時に検出が行われる。従って、能率の高い撮像
が行われる。
【0097】本願請求項16記載の撮像装置では、上記
検出手段に係る上記第1の領域を中央部の空間を取り囲
むような形状にしておき、種々の方向から搬送されてく
る上記被検出物体を遅滞なく且つ無駄なく検出する。従
って、被検出物体が種々の方向から搬送されてくるよう
な条件下でも能率の高い撮像が行われる。
【0098】本願請求項17記載の撮像装置では、第2
の領域に係る撮像に対して設定する撮像の条件が表示手
段に表示される。従って、装置のオペレーターが撮像条
件の設定状況を的確に把握できる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す撮像装置のブ
ロック構成図。
【図2】図1の撮像装置を適用した検出システムのコン
ベア装置を示す図。
【図3】図2のA−A′矢視図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す撮像装置を適
用した検出システムのコンベア装置における被検出物体
であるワークの搬送状態を示す平面図であって、(A)
はワークが検出用エリア直前にある状態、(B)はワー
クが検出用エリアに入った瞬間の状態、(C)はワーク
が検出用エリア中に入った状態、(D)はワークが検出
用エリアから抜ける瞬間を示す状態、(E)はワークが
検出用エリアから抜けた状態を示す。
【図5】図4の撮像装置により検出される検出用エリア
からのCMDへの入射光の変化を示す図。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す撮像装置を適
用した検出システムのコンベア装置を示す図。
【図7】図6のA−A′矢視図。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す撮像装置を適
用した検出システムのコンベア装置を示す図。
【図9】図8のA−A′矢視図。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す撮像装置を
適用した検出システムのコンベア装置を示す図。
【図11】図10のA−A′矢視図。
【図12】本発明の一つの変形例について説明するため
の模式図。
【図13】本発明の他の変形例について説明するための
模式図。
【図14】本発明の更に他の変形例について説明するた
めの模式図。
【図15】従来の撮像装置のブロック構成図。
【図16】図12の従来の撮像装置を適用した検出シス
テムのコンベア装置を示す図。
【図17】図13のA−A断面図。
【符号の説明】
2 CMD(撮像素子) 6 システムコントローラ(撮像制御手段,検出
手段,速度検出手段,直交寸法検出手段) 7 撮像レンズ(光学系) 10 ワーク(被検出物体) HC 光学系の視野 HA ,HA1,HA2,HD ,HE1,HE2,PAエリア(第
1の領域) HB エリア(第2の領域) S 移動速度 T1 第1の領域に入ったときから抜けたときまで
の時間 T2 第1の領域の分割領域の一方に入った後、他
の一方へ入るまでの時間 X3 第1の領域の分割領域の一方から他の一方ま
での距離(距離L)

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検出物体に適合するように設定された視
    野を持つ光学系と、上記光学系の視野に対応した光電変
    換面を持ち、該光電変換面の内において、限定された複
    数の領域から光電変換出力を読み出すことが可能になさ
    れた撮像素子とを有する撮像装置において、 上記撮像素子の光電変換面内において局部的に設定され
    た第1の領域から読み出した光電変換出力に基づいて、
    上記光学系の視野に入った被検出物体を適正に撮像する
    ための所要の条件に関する情報を得るための検出手段
    と、 上記検出手段により得た情報に依拠して、上記撮像素子
    の光電変換面内において局部的に設定された第2の領域
    を用いて上記被検出物体に対する撮像を行う撮像制御手
    段と、 を備えてなることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記検出手段は、上記被検出物体の移動速
    度を検出する速度検出手段を有し、上記被検出物体が前
    記第1の領域に入った時から抜けた時のまでの時間T1
    と、前記速度検出手段が検出した移動速度Sから、S×
    T1 によって、被検出物体の移動方向における長さを検
    出することを特徴とする請求項1項記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】上記速度検出手段は、前記第1の領域を前
    記移動方向に関し、2つに分割し、上記被検出物体が前
    記第1の領域の分割された一方に入ったときから、前記
    第1の領域の分割された他方に入った時までの時間T2
    と、上記第1の領域を分割した一方と他方との距離Lか
    ら、L/T2 によって、移動速度Sを検出することを特
    徴とする請求項2項記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】上記第1の領域で撮像する像情報に基づい
    て上記移動方向に直交する方向の大きさを検出する直交
    寸法検出手段を更に備え、 上記撮像制御手段は、上記検出手段が検出した被検出物
    体の移動方向の長さと、前記直交寸法検出手段が検出し
    た被検出物体の移動方向と直交する方向の大きさに依拠
    して、移動方向の長さと移動方向に直交する方向の大き
    さに関して、被検出物体をモニタするに適した大きさを
    占める上記第2の領域を決定し、上記視野に対応する上
    記撮像素子の光電変換面上の上記第2の領域に対応する
    局部を用いて被検出物体の撮像を行うことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 被検出物体に適合するように設定された
    視野を持つ光学系と、上記光学系の視野に対応した光電
    変換面を持ち、該光電変換面の内において、限定された
    複数の領域から光電変換出力を読み出すことが可能にな
    された撮像素子とを有する撮像装置において、 上記撮像素子の光電変換面において、局部的に設定され
    た2つの領域からなる第1の領域から読み出した光電変
    換出力に基づいて被検出物体の移動方向における長さ、
    および、斜行角度を検出する検出手段と、 前記検出手段により得た被検出物体の移動方向の長さ、
    および、同物体の斜行角度に関する情報に依拠して、こ
    の被検出物体をモニタするに適した大きさ、および、位
    置を占めるように上記視野に対応する撮像素子の光電変
    換面内の局部的領域として第2の領域を設定し、この第
    2の領域を用いて被検出物体の撮像を行う撮像制御手段
    と、 を具備することを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記検出手段は、自己の検出動作によっ
    て得た上記光学系の視野に入った被検出物体を適正に撮
    像するための所要の条件に関する情報に基づいて、新た
    に上記第1の領域に対する撮像の条件を設定するように
    なされたものであることを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置。
  7. 【請求項7】 上記検出手段は、上記撮像制御手段によ
    る制御下で上記第2の領域に係る撮像を行なった結果得
    られた光電変換出力に基づいて、新たに上記第1の領域
    に対する撮像の条件を設定するようになされたものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記撮像制御手段は、上記検出手段から
    得た情報に依拠して上記第2の領域について当初の撮像
    を行なって後、この当初の撮像によって得た光電変換出
    力に基づいて該第2の領域に係る撮像条件を新たに設定
    し、この設定の下に該第2の領域を用いて撮像を行なう
    ようになされたものであることを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 上記検出手段は、上記第1の領域から
    複数回に亘って読み出した光電変換出力に基づいて、上
    記光学系の視野に入った被検出物体を適正に撮像するた
    めの所要の条件に関する情報を得るようになされたもの
    であることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 上記撮像制御手段は、上記検出手段
    から得た情報に依拠して、上記第1の領域から複数回に
    亘って光電変換出力を読み出す場合の毎回の読み出しに
    係る撮像の条件を可変設定するようになされたものであ
    ることを特徴とする請求項9記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 上記撮像の条件として実効的露光時
    間を含むものであることを特徴とする請求項10記載の
    撮像装置。
  12. 【請求項12】 上記撮像の条件として閃光発光手段
    による発光の有無を含むものであることを特徴とする請
    求項10記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 上記検出手段は、第1の領域から読
    み出した光電変換出力に基づいて被検出物体の表面粗さ
    に係る情報を得、上記撮像制御手段は、この被検出物体
    の表面粗さに係る情報に依拠して行なう上記第2の領域
    に係る撮像によって得る画像データに関する間引き処理
    の形態を規定するようになされたものであることを特徴
    とする請求項1記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 上記撮像制御手段は、上記第2の領
    域に係る撮像によって得る画像データに関する間引き処
    理の形態を撮像素子の読み出しの駆動モードによって規
    定するようになされたものであることを特徴とする請求
    項13記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 上記検出手段に係る上記第1の領域
    は、相対位置が略一定に維持されつつ移動する複数の上
    記被検出物体に対してそれら複数の被検出物体が略同時
    に自己の域内に到達するように、その位置が分割されて
    設定されてなるものであることを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 上記検出手段に係る上記第1の領域
    は、上記被検出物体に適合するようにして、所定形状の
    空間部を取り囲むような形状に設定されてなるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 上記検出手段により得られる情報に
    依拠して上記第2の領域に係る撮像に対して設定する撮
    像の条件を表示する表示手段を更に備えてなるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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