JPH1066084A - 映像データ圧縮装置およびその方法 - Google Patents
映像データ圧縮装置およびその方法Info
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- JPH1066084A JPH1066084A JP21648096A JP21648096A JPH1066084A JP H1066084 A JPH1066084 A JP H1066084A JP 21648096 A JP21648096 A JP 21648096A JP 21648096 A JP21648096 A JP 21648096A JP H1066084 A JPH1066084 A JP H1066084A
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】シーンの境界部分を確実に検出し、この部分の
圧縮映像データの品質を保持する。 【解決手段】非圧縮映像データを予備的に圧縮符号化
し、実際に圧縮映像データを生成し、圧縮映像データの
データ量等から、映像データの難しさを示すデータ(実
難度データDj )を算出する。さらに、実難度データD
j から、圧縮映像データの未生成の部分の難しさを予測
する予測難度データDj ’を生成する。Pピクチャーお
よびIピクチャーの実難度データDj と予測難度データ
とが大きく異なり、所定の範囲から外れる場合には、そ
のピクチャーに映像データ(シーン)の境界(シーンチ
ェンジ)があると判断する。さらに、Bピクチャーの実
難度データDj が予測難度データDj ’より大幅に大き
くなる場合に、その直前のPピクチャーまたはIピクチ
ャーに、シーンチェンジがあると判断する。
圧縮映像データの品質を保持する。 【解決手段】非圧縮映像データを予備的に圧縮符号化
し、実際に圧縮映像データを生成し、圧縮映像データの
データ量等から、映像データの難しさを示すデータ(実
難度データDj )を算出する。さらに、実難度データD
j から、圧縮映像データの未生成の部分の難しさを予測
する予測難度データDj ’を生成する。Pピクチャーお
よびIピクチャーの実難度データDj と予測難度データ
とが大きく異なり、所定の範囲から外れる場合には、そ
のピクチャーに映像データ(シーン)の境界(シーンチ
ェンジ)があると判断する。さらに、Bピクチャーの実
難度データDj が予測難度データDj ’より大幅に大き
くなる場合に、その直前のPピクチャーまたはIピクチ
ャーに、シーンチェンジがあると判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非圧縮映像データ
を圧縮符号化する映像データ圧縮装置およびその方法に
関する。
を圧縮符号化する映像データ圧縮装置およびその方法に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】非圧
縮のディジタル映像データをMPEG(moving picture
experts group)等の方法により、Iピクチャー(intra c
oded picture) 、Bピクチャー(bi-directionaly coded
picture) およびPピクチャー(predictive coded pict
ure)から構成されるGOP(group of pictures) 単位に
圧縮符号化して光磁気ディスク(MOディスク;magnet
o-oprical disc)等の記録媒体に記録する際には、圧縮
符号化後の圧縮映像データのデータ量(ビット量)を、
伸長復号後の映像の品質を高く保ちつつ記録媒体の記録
容量以下、あるいは、通信回線の伝送容量以下にする必
要がある。
縮のディジタル映像データをMPEG(moving picture
experts group)等の方法により、Iピクチャー(intra c
oded picture) 、Bピクチャー(bi-directionaly coded
picture) およびPピクチャー(predictive coded pict
ure)から構成されるGOP(group of pictures) 単位に
圧縮符号化して光磁気ディスク(MOディスク;magnet
o-oprical disc)等の記録媒体に記録する際には、圧縮
符号化後の圧縮映像データのデータ量(ビット量)を、
伸長復号後の映像の品質を高く保ちつつ記録媒体の記録
容量以下、あるいは、通信回線の伝送容量以下にする必
要がある。
【0003】このために、まず、非圧縮映像データを予
備的に圧縮符号化して圧縮符号化後のデータ量を見積も
り(1パス目)、次に、見積もったデータ量に基づいて
圧縮率を調節し、圧縮符号化後のデータ量が記録媒体の
記録容量以下になるように圧縮符号化する(2パス目)
方法が採られる(以下、このような圧縮符号化方法を
「2パスエンコード」とも記す)。
備的に圧縮符号化して圧縮符号化後のデータ量を見積も
り(1パス目)、次に、見積もったデータ量に基づいて
圧縮率を調節し、圧縮符号化後のデータ量が記録媒体の
記録容量以下になるように圧縮符号化する(2パス目)
方法が採られる(以下、このような圧縮符号化方法を
「2パスエンコード」とも記す)。
【0004】しかしながら、2パスエンコードにより圧
縮符号化を行うと、同じ非圧縮映像データに対して同様
な圧縮符号化処理を2回施す必要があり、時間がかかっ
てしまう。また、1回の圧縮符号化処理で最終的な圧縮
映像データを生成することができないために、撮影した
映像データをそのまま実時間的(リアルタイム)に圧縮
符号化し、記録することができない。
縮符号化を行うと、同じ非圧縮映像データに対して同様
な圧縮符号化処理を2回施す必要があり、時間がかかっ
てしまう。また、1回の圧縮符号化処理で最終的な圧縮
映像データを生成することができないために、撮影した
映像データをそのまま実時間的(リアルタイム)に圧縮
符号化し、記録することができない。
【0005】また、編集処理により、時間方向に相関し
ない複数の非圧縮映像データ(以下、シーンとも記す)
を連続的に接続して1つの非圧縮映像データ(編集映像
データ)とし、この編集映像データを、例えば、ピクチ
ャータイプシーケンスI,B,P,B,P,B,P,
B,P,B,P,Bで圧縮符号化すると、圧縮符号化後
の最初のピクチャーがPピクチャーになることがある。
この最初のPピクチャーを伸長復号するためには、他の
シーンから生成された圧縮映像データの直前のピクチャ
ーを参照する必要がある。しかしながら、最初のPピク
チャーの伸長復号に、相関がない他のシーンから生成さ
れたピクチャーを用いると、動き予測誤差が著しく増大
するため膨大なデータ量が必要となり、限られたデータ
量しか使用できない場合には、伸長復号後の映像が劣化
してしまう。
ない複数の非圧縮映像データ(以下、シーンとも記す)
を連続的に接続して1つの非圧縮映像データ(編集映像
データ)とし、この編集映像データを、例えば、ピクチ
ャータイプシーケンスI,B,P,B,P,B,P,
B,P,B,P,Bで圧縮符号化すると、圧縮符号化後
の最初のピクチャーがPピクチャーになることがある。
この最初のPピクチャーを伸長復号するためには、他の
シーンから生成された圧縮映像データの直前のピクチャ
ーを参照する必要がある。しかしながら、最初のPピク
チャーの伸長復号に、相関がない他のシーンから生成さ
れたピクチャーを用いると、動き予測誤差が著しく増大
するため膨大なデータ量が必要となり、限られたデータ
量しか使用できない場合には、伸長復号後の映像が劣化
してしまう。
【0006】かかる不具合を解消するために、例えば、
特開平7−193818号公報に画像処理方法および画
像処理装置が開示されている。特開平7−193818
号公報に開示された画像処理方法および画像処理装置
は、例えば2つのシーン(第1のシーンと第2のシー
ン)を含む非圧縮の編集映像データを、例えば、上記ピ
クチャータイプシーケンスI,B,P,B,P,B,
P,B,P,B,P,Bで圧縮符号化する際に、第2の
シーンを圧縮符号化した第2の圧縮映像データ(下に示
すピクチャータイプシーケンスにおけるI2 ,B2 ,P
2 )の先頭のPピクチャーを、第1のシーンを圧縮符号
化した第1の圧縮映像データ(下に示すピクチャータイ
プシーケンスにおけるI1 ,B1 ,P1 )の最後のピク
チャーを参照しないIピクチャーに変更し、さらに、発
生するデータ量の増大を抑えるために、第1の圧縮映像
データの最後のIピクチャーをPピクチャーに変更して
圧縮符号化を行う。
特開平7−193818号公報に画像処理方法および画
像処理装置が開示されている。特開平7−193818
号公報に開示された画像処理方法および画像処理装置
は、例えば2つのシーン(第1のシーンと第2のシー
ン)を含む非圧縮の編集映像データを、例えば、上記ピ
クチャータイプシーケンスI,B,P,B,P,B,
P,B,P,B,P,Bで圧縮符号化する際に、第2の
シーンを圧縮符号化した第2の圧縮映像データ(下に示
すピクチャータイプシーケンスにおけるI2 ,B2 ,P
2 )の先頭のPピクチャーを、第1のシーンを圧縮符号
化した第1の圧縮映像データ(下に示すピクチャータイ
プシーケンスにおけるI1 ,B1 ,P1 )の最後のピク
チャーを参照しないIピクチャーに変更し、さらに、発
生するデータ量の増大を抑えるために、第1の圧縮映像
データの最後のIピクチャーをPピクチャーに変更して
圧縮符号化を行う。
【0007】つまり具体的には、特開平7−19381
8号公報に開示された画像処理方法および画像処理装置
は、上記ピクチャータイプシーケンスを変更せずに圧縮
符号化して、第1の圧縮映像データおよび第2の圧縮映
像データが、ピクチャータイプシーケンスB1 ,I1 ,
B1 ,P1 ,B1 ,P1 ,B1 ,P2 ,B2 ,P2 ,B
2 ,P2 ,B2 で得られる場合に、第1の圧縮映像デー
タの最後のIピクチャーをPピクチャーに変更し、さら
に、第2の圧縮映像データの最初のPピクチャーをIピ
クチャーに変更して圧縮符号化し、ピクチャータイプシ
ーケンスB1 ,P1 ,B1 ,P1 ,B1 ,P1 ,B1 ,
I2 ,B2 ,P2 ,B2 ,P2 ,B2 の第1の圧縮映像
データおよび第2の圧縮映像データを得るように構成さ
れている。
8号公報に開示された画像処理方法および画像処理装置
は、上記ピクチャータイプシーケンスを変更せずに圧縮
符号化して、第1の圧縮映像データおよび第2の圧縮映
像データが、ピクチャータイプシーケンスB1 ,I1 ,
B1 ,P1 ,B1 ,P1 ,B1 ,P2 ,B2 ,P2 ,B
2 ,P2 ,B2 で得られる場合に、第1の圧縮映像デー
タの最後のIピクチャーをPピクチャーに変更し、さら
に、第2の圧縮映像データの最初のPピクチャーをIピ
クチャーに変更して圧縮符号化し、ピクチャータイプシ
ーケンスB1 ,P1 ,B1 ,P1 ,B1 ,P1 ,B1 ,
I2 ,B2 ,P2 ,B2 ,P2 ,B2 の第1の圧縮映像
データおよび第2の圧縮映像データを得るように構成さ
れている。
【0008】本発明は上述した従来技術を改良してなさ
れたものであり、2パスエンコードによらずに、複数の
シーンを連続的に含む映像データを所定のデータ量以下
に圧縮符号化して圧縮映像データを生成することがで
き、しかも、連続的な複数のシーンの時間方向における
境界(シーンチェンジ)部分を圧縮符号化した圧縮映像
データを伸長復号して得られる映像の品質を保持するこ
とができる映像データ圧縮装置およびその方法を提供す
ることを目的とする。
れたものであり、2パスエンコードによらずに、複数の
シーンを連続的に含む映像データを所定のデータ量以下
に圧縮符号化して圧縮映像データを生成することがで
き、しかも、連続的な複数のシーンの時間方向における
境界(シーンチェンジ)部分を圧縮符号化した圧縮映像
データを伸長復号して得られる映像の品質を保持するこ
とができる映像データ圧縮装置およびその方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る映像データ圧縮装置は、連続して入力
される複数の非圧縮映像データの先頭が、所定の圧縮方
法によりIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチャ
ーの組み合わせで構成される所定のピクチャータイプシ
ーケンスに圧縮された後に、IピクチャーまたはPピク
チャーとなるように、ピクチャーの順序を入れ替える入
れ替え手段と、順序を入れ替えた前記非圧縮映像データ
を、前記所定の圧縮方法により圧縮して、第1の圧縮映
像データを生成する前記第1の圧縮手段と、順序を入れ
替えた前記非圧縮映像データを所定の遅延時間だけ遅延
する遅延手段と、前記所定の遅延時間に対応する前記非
圧縮映像データから生成された前記第1の圧縮映像デー
タのデータ量に基づいて、所定量の未生成の前記第1の
圧縮映像データのデータ量を予測する予測手段と、予測
した前記第1の圧縮映像データのデータ量と、実際に生
成した前記第1の圧縮映像データのデータ量(実際のデ
ータ量)とに基づいて、前記非圧縮映像データの先頭を
検出する先頭検出手段と、検出した前記非圧縮映像デー
タの先頭のピクチャーが、圧縮後に、他の映像データの
ピクチャーと関係を有さないように、前記所定のピクチ
ャータイプシーケンスを変更する変更手段と、生成した
前記第1の圧縮映像データ、および、予測した前記第1
の圧縮映像データのデータ量に基づいて、前記非圧縮映
像データの圧縮後のデータ量の目標値を生成する目標値
生成手段と、圧縮後のデータ量が、生成した前記目標値
になるように、遅延した前記非圧縮映像データを、前記
所定の圧縮方法により、変更した前記所定のピクチャー
タイプシーケンスに圧縮する第2の圧縮手段とを有す
る。
に、本発明に係る映像データ圧縮装置は、連続して入力
される複数の非圧縮映像データの先頭が、所定の圧縮方
法によりIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチャ
ーの組み合わせで構成される所定のピクチャータイプシ
ーケンスに圧縮された後に、IピクチャーまたはPピク
チャーとなるように、ピクチャーの順序を入れ替える入
れ替え手段と、順序を入れ替えた前記非圧縮映像データ
を、前記所定の圧縮方法により圧縮して、第1の圧縮映
像データを生成する前記第1の圧縮手段と、順序を入れ
替えた前記非圧縮映像データを所定の遅延時間だけ遅延
する遅延手段と、前記所定の遅延時間に対応する前記非
圧縮映像データから生成された前記第1の圧縮映像デー
タのデータ量に基づいて、所定量の未生成の前記第1の
圧縮映像データのデータ量を予測する予測手段と、予測
した前記第1の圧縮映像データのデータ量と、実際に生
成した前記第1の圧縮映像データのデータ量(実際のデ
ータ量)とに基づいて、前記非圧縮映像データの先頭を
検出する先頭検出手段と、検出した前記非圧縮映像デー
タの先頭のピクチャーが、圧縮後に、他の映像データの
ピクチャーと関係を有さないように、前記所定のピクチ
ャータイプシーケンスを変更する変更手段と、生成した
前記第1の圧縮映像データ、および、予測した前記第1
の圧縮映像データのデータ量に基づいて、前記非圧縮映
像データの圧縮後のデータ量の目標値を生成する目標値
生成手段と、圧縮後のデータ量が、生成した前記目標値
になるように、遅延した前記非圧縮映像データを、前記
所定の圧縮方法により、変更した前記所定のピクチャー
タイプシーケンスに圧縮する第2の圧縮手段とを有す
る。
【0010】好適には、前記先頭検出手段は、Iピクチ
ャーおよびPピクチャーの実際のデータ量が、予測した
前記第1の圧縮映像データのIピクチャーおよびPピク
チャーに対する比の値が、所定の範囲外になった場合
に、前記データ量が多くなったPピクチャーに対応する
位置に、前記非圧縮映像データの先頭を検出する。
ャーおよびPピクチャーの実際のデータ量が、予測した
前記第1の圧縮映像データのIピクチャーおよびPピク
チャーに対する比の値が、所定の範囲外になった場合
に、前記データ量が多くなったPピクチャーに対応する
位置に、前記非圧縮映像データの先頭を検出する。
【0011】好適には、前記先頭検出手段は、Bピクチ
ャーの実際のデータ量が、予測した前記第1の圧縮映像
データのBピクチャーのデータ量よりも所定の割合以
上、多くなった場合に、前記データ量が多くなったBピ
クチャーの直前のIピクチャーの位置に、前記非圧縮映
像データの先頭を検出する。
ャーの実際のデータ量が、予測した前記第1の圧縮映像
データのBピクチャーのデータ量よりも所定の割合以
上、多くなった場合に、前記データ量が多くなったBピ
クチャーの直前のIピクチャーの位置に、前記非圧縮映
像データの先頭を検出する。
【0012】好適には、前記変更手段は、前記所定のピ
クチャータイプシーケンスにおいて、前記非圧縮映像デ
ータの先頭がPピクチャーに圧縮される場合に、前記非
圧縮映像データの先頭がIピクチャーに圧縮されるよう
に、前記所定のピクチャータイプシーケンスを変更す
る。
クチャータイプシーケンスにおいて、前記非圧縮映像デ
ータの先頭がPピクチャーに圧縮される場合に、前記非
圧縮映像データの先頭がIピクチャーに圧縮されるよう
に、前記所定のピクチャータイプシーケンスを変更す
る。
【0013】好適には、前記変更手段は、前記非圧縮映
像データの先頭がIピクチャーに圧縮されるように前記
所定のピクチャータイプシーケンスを変更した場合に、
近傍の圧縮後にIピクチャーになる前記非圧縮映像デー
タのピクチャーが、Pピクチャーに圧縮されるように、
前記所定のピクチャータイプシーケンスをさらに変更す
る。
像データの先頭がIピクチャーに圧縮されるように前記
所定のピクチャータイプシーケンスを変更した場合に、
近傍の圧縮後にIピクチャーになる前記非圧縮映像デー
タのピクチャーが、Pピクチャーに圧縮されるように、
前記所定のピクチャータイプシーケンスをさらに変更す
る。
【0014】本発明に係る映像データ圧縮装置におい
て、例えば、非圧縮映像データをピクチャータイプシー
ケンスI,B,B,P,B,B,…,P,B,B(上記
ピクチャータイプシーケンスに圧縮される非圧縮映像デ
ータのピクチャーそれぞれを、ピクチャーI1 ,B2 ,
B3 ,P4 ,B5 ,B6 ,…,P13,B14,B15と記
す)に圧縮する場合、入れ替え手段は、連続的に入力さ
れる複数のシーン(非圧縮映像データ)のピクチャーI
1 ,B2 ,B3 ,P4 ,B5 ,B6 ,P7 ,…,P 13,
B14,B15を、圧縮符号化に適した順序、ピクチャーI
1 ,B-2,B-1,P 4 ,B1 ,B2 ,…,P13,B11,
B12に入れ替える。つまり、非圧縮映像データは、例え
ば、IピクチャーとPピクチャーの間に挟まれる1組の
Bピクチャーを、直後のIピクチャーまたはPピクチャ
ーの後ろに移動させる。
て、例えば、非圧縮映像データをピクチャータイプシー
ケンスI,B,B,P,B,B,…,P,B,B(上記
ピクチャータイプシーケンスに圧縮される非圧縮映像デ
ータのピクチャーそれぞれを、ピクチャーI1 ,B2 ,
B3 ,P4 ,B5 ,B6 ,…,P13,B14,B15と記
す)に圧縮する場合、入れ替え手段は、連続的に入力さ
れる複数のシーン(非圧縮映像データ)のピクチャーI
1 ,B2 ,B3 ,P4 ,B5 ,B6 ,P7 ,…,P 13,
B14,B15を、圧縮符号化に適した順序、ピクチャーI
1 ,B-2,B-1,P 4 ,B1 ,B2 ,…,P13,B11,
B12に入れ替える。つまり、非圧縮映像データは、例え
ば、IピクチャーとPピクチャーの間に挟まれる1組の
Bピクチャーを、直後のIピクチャーまたはPピクチャ
ーの後ろに移動させる。
【0015】第1の圧縮手段は、入れ替え手段がピクチ
ャーの順序を入れ替えた複数のシーンを予備的に圧縮符
号化し、圧縮後のピクチャーそれぞれに割り当てるデー
タ量を決めるために必要な難度データを求めるために用
いる第1の圧縮映像データを生成する。具体的には、第
1の圧縮手段は、例えば、MPEG方式により、各シー
ンをピクチャータイプシーケンスI,B,B,P,B,
B,…,P,B,Bから構成されるGOP(group of pi
ctures)単位に圧縮符号化し、第1の圧縮映像データを
生成する。なお、シーンのピクチャーの順序が、上述の
ように入れ替えられているために、シーンチェンジ(複
数のシーンの時間方向の境界)の直後のシーンの先頭の
ピクチャーは、IピクチャーまたはPピクチャーとな
る。
ャーの順序を入れ替えた複数のシーンを予備的に圧縮符
号化し、圧縮後のピクチャーそれぞれに割り当てるデー
タ量を決めるために必要な難度データを求めるために用
いる第1の圧縮映像データを生成する。具体的には、第
1の圧縮手段は、例えば、MPEG方式により、各シー
ンをピクチャータイプシーケンスI,B,B,P,B,
B,…,P,B,Bから構成されるGOP(group of pi
ctures)単位に圧縮符号化し、第1の圧縮映像データを
生成する。なお、シーンのピクチャーの順序が、上述の
ように入れ替えられているために、シーンチェンジ(複
数のシーンの時間方向の境界)の直後のシーンの先頭の
ピクチャーは、IピクチャーまたはPピクチャーとな
る。
【0016】遅延手段は、例えば、各シーンの所定の枚
数のピクチャーが入力される時間だけ、つまり、各シー
ンを圧縮して得られる圧縮映像データのピクチャーそれ
ぞれに割り当てるデータ量を算出するために充分な量の
難度データの生成に必要な第1の圧縮映像データを得る
ために充分な時間だけ、入力される各シーンを遅延す
る。予測手段は、第1の圧縮手段が生成した第1の圧縮
映像データのデータ量を、例えば、直線近似し、さら
に、近似により得た直線を、第1の圧縮映像データの未
生成の部分に外挿し、未生成の第1の圧縮映像データの
ピクチャーごとのデータ量を、ピクチャータイプ別に予
測する。
数のピクチャーが入力される時間だけ、つまり、各シー
ンを圧縮して得られる圧縮映像データのピクチャーそれ
ぞれに割り当てるデータ量を算出するために充分な量の
難度データの生成に必要な第1の圧縮映像データを得る
ために充分な時間だけ、入力される各シーンを遅延す
る。予測手段は、第1の圧縮手段が生成した第1の圧縮
映像データのデータ量を、例えば、直線近似し、さら
に、近似により得た直線を、第1の圧縮映像データの未
生成の部分に外挿し、未生成の第1の圧縮映像データの
ピクチャーごとのデータ量を、ピクチャータイプ別に予
測する。
【0017】先頭検出手段は、予測した第1の圧縮映像
データの未生成の部分が、後に実際に生成されると、予
測したピクチャーのデータ量と、実際に生成したピクチ
ャーのデータ量とを比較して、シーンの先頭部分(シー
ンチェンジ部分)を検出する。具体的には、先頭検出手
段は、例えば、予測したIピクチャーおよびPピクチャ
ーのデータ量と実際に生成したIピクチャーおよびPピ
クチャーのデータ量とを比較し、実際のデータ量の予測
した値に対する比の値が、所定の範囲外になった場合
に、これらのIピクチャーおよびPピクチャーに対応す
る部分で、シーンチェンジが生じたことを検出する。ま
た、具体的には、先頭検出手段は、シーンチェンジ後の
Bピクチャーのデータ量が、Pピクチャー並みに増加す
ることを利用して、例えば、予測したBピクチャーのデ
ータ量と実際に生成したBピクチャーのデータ量とを比
較し、実際のデータ量が予測した値よりも所定の割合以
上、大きい場合に、このBピクチャーの直前のIピクチ
ャーおよびPピクチャーに対応する部分で、シーンチェ
ンジが生じたことを検出する。このように、Iピクチャ
ーおよびPピクチャーのデータ量のみでなく、Bピクチ
ャーのデータ量をも監視することにより、先頭検出手段
は、シーンチェンジ部分を確実に行うことができる。
データの未生成の部分が、後に実際に生成されると、予
測したピクチャーのデータ量と、実際に生成したピクチ
ャーのデータ量とを比較して、シーンの先頭部分(シー
ンチェンジ部分)を検出する。具体的には、先頭検出手
段は、例えば、予測したIピクチャーおよびPピクチャ
ーのデータ量と実際に生成したIピクチャーおよびPピ
クチャーのデータ量とを比較し、実際のデータ量の予測
した値に対する比の値が、所定の範囲外になった場合
に、これらのIピクチャーおよびPピクチャーに対応す
る部分で、シーンチェンジが生じたことを検出する。ま
た、具体的には、先頭検出手段は、シーンチェンジ後の
Bピクチャーのデータ量が、Pピクチャー並みに増加す
ることを利用して、例えば、予測したBピクチャーのデ
ータ量と実際に生成したBピクチャーのデータ量とを比
較し、実際のデータ量が予測した値よりも所定の割合以
上、大きい場合に、このBピクチャーの直前のIピクチ
ャーおよびPピクチャーに対応する部分で、シーンチェ
ンジが生じたことを検出する。このように、Iピクチャ
ーおよびPピクチャーのデータ量のみでなく、Bピクチ
ャーのデータ量をも監視することにより、先頭検出手段
は、シーンチェンジ部分を確実に行うことができる。
【0018】変更手段は、先頭検出手段が検出したシー
ンの先頭のピクチャーが、前のピクチャー(前のシーン
の最後のピクチャー)と関係を有する(伸長時に前のピ
クチャーのデータを参照する)Pピクチャーに圧縮され
る場合に、ピクチャータイプシーケンスを変更し、シー
ンの先頭のピクチャーが、他のピクチャーと関係を有さ
ないIピクチャーに圧縮されるようにする。また、目標
値生成手段は、生成した第1の圧縮映像データのデータ
量、および、予測した第1の圧縮映像データのデータ
量、またはこれらのいずれかに基づいて、最終的に生成
する圧縮映像データ(第2の圧縮映像データ)のデータ
量の目標値を生成する。
ンの先頭のピクチャーが、前のピクチャー(前のシーン
の最後のピクチャー)と関係を有する(伸長時に前のピ
クチャーのデータを参照する)Pピクチャーに圧縮され
る場合に、ピクチャータイプシーケンスを変更し、シー
ンの先頭のピクチャーが、他のピクチャーと関係を有さ
ないIピクチャーに圧縮されるようにする。また、目標
値生成手段は、生成した第1の圧縮映像データのデータ
量、および、予測した第1の圧縮映像データのデータ
量、またはこれらのいずれかに基づいて、最終的に生成
する圧縮映像データ(第2の圧縮映像データ)のデータ
量の目標値を生成する。
【0019】第2の圧縮手段は、例えば、第1の圧縮手
段と同じMPEG方式により、圧縮後のピクチャーそれ
ぞれのデータ量が、対応する目標値が示すデータ量にな
るように、遅延手段が遅延した各シーンを、変更手段変
更したピクチャータイプシーケンスに圧縮し、各シーン
の第2の圧縮映像データを生成する。
段と同じMPEG方式により、圧縮後のピクチャーそれ
ぞれのデータ量が、対応する目標値が示すデータ量にな
るように、遅延手段が遅延した各シーンを、変更手段変
更したピクチャータイプシーケンスに圧縮し、各シーン
の第2の圧縮映像データを生成する。
【0020】また、本発明に係る映像データ圧縮方法
は、連続して入力される複数の非圧縮映像データの先頭
が、所定の圧縮方法によりIピクチャー、Pピクチャー
およびBピクチャーの組み合わせで構成される所定のピ
クチャータイプシーケンスに圧縮された後に、Iピクチ
ャーまたはPピクチャーとなるように圧縮して、第1の
圧縮映像データを生成し、前記所定の遅延時間に対応す
る前記第1の圧縮映像データのデータ量に基づいて、所
定量の未生成の前記第1の圧縮映像データのデータ量を
予測し、前記第1の圧縮映像データの予測したデータ
量、実際に生成した前記第1の圧縮映像データのデータ
量(実際のデータ量)とに基づいて、前記非圧縮映像デ
ータの先頭のピクチャーを検出する。
は、連続して入力される複数の非圧縮映像データの先頭
が、所定の圧縮方法によりIピクチャー、Pピクチャー
およびBピクチャーの組み合わせで構成される所定のピ
クチャータイプシーケンスに圧縮された後に、Iピクチ
ャーまたはPピクチャーとなるように圧縮して、第1の
圧縮映像データを生成し、前記所定の遅延時間に対応す
る前記第1の圧縮映像データのデータ量に基づいて、所
定量の未生成の前記第1の圧縮映像データのデータ量を
予測し、前記第1の圧縮映像データの予測したデータ
量、実際に生成した前記第1の圧縮映像データのデータ
量(実際のデータ量)とに基づいて、前記非圧縮映像デ
ータの先頭のピクチャーを検出する。
【0021】好適には、前記非圧縮映像データを所定の
遅延時間だけ遅延し、検出した部分のPピクチャーが、
圧縮後に、Iピクチャーになるように前記所定のピクチ
ャータイプシーケンスを変更し、生成した前記第1の圧
縮映像データと予測した前記第1の圧縮映像データとの
データ量に基づいて、圧縮後のデータ量の目標値を生成
し、圧縮後のデータ量が、生成した前記目標値になるよ
うに、遅延した前記非圧縮映像データを、前記所定の圧
縮方法により、変更した前記所定のピクチャータイプシ
ーケンスに圧縮する。
遅延時間だけ遅延し、検出した部分のPピクチャーが、
圧縮後に、Iピクチャーになるように前記所定のピクチ
ャータイプシーケンスを変更し、生成した前記第1の圧
縮映像データと予測した前記第1の圧縮映像データとの
データ量に基づいて、圧縮後のデータ量の目標値を生成
し、圧縮後のデータ量が、生成した前記目標値になるよ
うに、遅延した前記非圧縮映像データを、前記所定の圧
縮方法により、変更した前記所定のピクチャータイプシ
ーケンスに圧縮する。
【0022】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1の実施形態を説明する。MPEG方
式といった映像データの圧縮符号化方式により、高い周
波数成分が多い絵柄、あるいは、動きが多い絵柄といっ
た難度(difficulty)が高い映像データを圧縮符号化する
と、一般的に圧縮に伴う歪みが生じやすくなる。このた
め、難度が高い映像データは低い圧縮率で圧縮符号化す
る必要があり、難度が高いデータを圧縮符号化して得ら
れる圧縮映像データに対しては、難度が低い絵柄の映像
データの圧縮映像データに比べて、多くの目標データ量
を配分する必要がある。
式といった映像データの圧縮符号化方式により、高い周
波数成分が多い絵柄、あるいは、動きが多い絵柄といっ
た難度(difficulty)が高い映像データを圧縮符号化する
と、一般的に圧縮に伴う歪みが生じやすくなる。このた
め、難度が高い映像データは低い圧縮率で圧縮符号化す
る必要があり、難度が高いデータを圧縮符号化して得ら
れる圧縮映像データに対しては、難度が低い絵柄の映像
データの圧縮映像データに比べて、多くの目標データ量
を配分する必要がある。
【0023】このように、映像データの難度に対して適
応的に目標データ量を配分するためには、従来技術とし
て示した2パスエンコード方式が有効である。しかしな
がら、2パスエンコード方式は、実時間的な圧縮符号化
に不向きである。第1の実施形態として示す簡易2パス
エンコード方式は、かかる2パスエンコード方式の問題
点を解決するためになされたものであり、非圧縮映像デ
ータを予備的に圧縮符号化して得られる圧縮映像データ
の難度データから非圧縮映像データの難度を算出し、予
備的な圧縮符号化により算出した難度に基づいて、FI
FOメモリ等により所定の時間だけ遅延した非圧縮映像
データの圧縮率を適応的に制御することができる。
応的に目標データ量を配分するためには、従来技術とし
て示した2パスエンコード方式が有効である。しかしな
がら、2パスエンコード方式は、実時間的な圧縮符号化
に不向きである。第1の実施形態として示す簡易2パス
エンコード方式は、かかる2パスエンコード方式の問題
点を解決するためになされたものであり、非圧縮映像デ
ータを予備的に圧縮符号化して得られる圧縮映像データ
の難度データから非圧縮映像データの難度を算出し、予
備的な圧縮符号化により算出した難度に基づいて、FI
FOメモリ等により所定の時間だけ遅延した非圧縮映像
データの圧縮率を適応的に制御することができる。
【0024】図1は、本発明に係る映像データ圧縮装置
1の構成を示す図である。図1に示すように、映像デー
タ圧縮装置1は、圧縮符号化部10およびホストコンピ
ュータ20から構成され、圧縮符号化部10は、エンコ
ーダ制御部12、動き検出器(motion estimator)14、
簡易2パス処理部16、第2のエンコーダ(encoder) 1
8から構成され、簡易2パス処理部16は、FIFOメ
モリ160および第1のエンコーダ162から構成され
る。映像データ圧縮装置1は、これらの構成部分によ
り、編集装置およびビデオテープレコーダ装置等の外部
機器(図示せず)から入力される非圧縮映像データVI
Nに対して、上述した簡易2パスエンコードを実現す
る。
1の構成を示す図である。図1に示すように、映像デー
タ圧縮装置1は、圧縮符号化部10およびホストコンピ
ュータ20から構成され、圧縮符号化部10は、エンコ
ーダ制御部12、動き検出器(motion estimator)14、
簡易2パス処理部16、第2のエンコーダ(encoder) 1
8から構成され、簡易2パス処理部16は、FIFOメ
モリ160および第1のエンコーダ162から構成され
る。映像データ圧縮装置1は、これらの構成部分によ
り、編集装置およびビデオテープレコーダ装置等の外部
機器(図示せず)から入力される非圧縮映像データVI
Nに対して、上述した簡易2パスエンコードを実現す
る。
【0025】映像データ圧縮装置1において、ホストコ
ンピュータ20は、映像データ圧縮装置1の各構成部分
の動作を制御する。また、ホストコンピュータ20は、
簡易2パス処理部16のエンコーダ162が非圧縮映像
データVINを予備的に圧縮符号化して生成した圧縮映
像データのデータ量、DCT処理後の映像データの直流
成分(DC成分)の値および直流成分(AC成分)の電
力値を制御信号C16を介して受け、受けたこれらの値
に基づいて圧縮映像データの絵柄の難度を算出する。さ
らに、ホストコンピュータ20は、算出した難度に基づ
いて、エンコーダ18が生成する圧縮映像データの目標
データ量Tj を制御信号C18を介してピクチャーごと
に割り当て、エンコーダ18の量子化回路166(図
3)に設定し、エンコーダ18の圧縮率をピクチャー単
位に適応的に制御する。
ンピュータ20は、映像データ圧縮装置1の各構成部分
の動作を制御する。また、ホストコンピュータ20は、
簡易2パス処理部16のエンコーダ162が非圧縮映像
データVINを予備的に圧縮符号化して生成した圧縮映
像データのデータ量、DCT処理後の映像データの直流
成分(DC成分)の値および直流成分(AC成分)の電
力値を制御信号C16を介して受け、受けたこれらの値
に基づいて圧縮映像データの絵柄の難度を算出する。さ
らに、ホストコンピュータ20は、算出した難度に基づ
いて、エンコーダ18が生成する圧縮映像データの目標
データ量Tj を制御信号C18を介してピクチャーごと
に割り当て、エンコーダ18の量子化回路166(図
3)に設定し、エンコーダ18の圧縮率をピクチャー単
位に適応的に制御する。
【0026】エンコーダ制御部12は、非圧縮映像デー
タVINのピクチャーの有無をホストコンピュータ20
に通知し、さらに、非圧縮映像データVINのピクチャ
ーごとに圧縮符号化のための前処理を行う。つまり、エ
ンコーダ制御部12は、入力された非圧縮映像データを
符号化順に並べ替え、ピクチャー・フィールド変換を行
い、非圧縮映像データVINが映画の映像データである
場合に3:2プルダウン処理(映画の24フレーム/秒
の映像データを、30フレーム/秒の映像データに変換
し、冗長性を圧縮符号化前に取り除く処理)等を行い、
映像データS12として簡易2パス処理部16のFIF
Oメモリ160およびエンコーダ162に対して出力す
る。動き検出器14は、非圧縮映像データの動きベクト
ルの検出を行し、エンコーダ制御部12およびエンコー
ダ162,18に対して出力する。
タVINのピクチャーの有無をホストコンピュータ20
に通知し、さらに、非圧縮映像データVINのピクチャ
ーごとに圧縮符号化のための前処理を行う。つまり、エ
ンコーダ制御部12は、入力された非圧縮映像データを
符号化順に並べ替え、ピクチャー・フィールド変換を行
い、非圧縮映像データVINが映画の映像データである
場合に3:2プルダウン処理(映画の24フレーム/秒
の映像データを、30フレーム/秒の映像データに変換
し、冗長性を圧縮符号化前に取り除く処理)等を行い、
映像データS12として簡易2パス処理部16のFIF
Oメモリ160およびエンコーダ162に対して出力す
る。動き検出器14は、非圧縮映像データの動きベクト
ルの検出を行し、エンコーダ制御部12およびエンコー
ダ162,18に対して出力する。
【0027】簡易2パス処理部16において、FIFO
メモリ160は、エンコーダ制御部12から入力された
映像データS12を、例えば、非圧縮映像データVIN
が、L(Lは整数)ピクチャー入力される時間だけ遅延
し、遅延映像データS16としてエンコーダ18に対し
て出力する。
メモリ160は、エンコーダ制御部12から入力された
映像データS12を、例えば、非圧縮映像データVIN
が、L(Lは整数)ピクチャー入力される時間だけ遅延
し、遅延映像データS16としてエンコーダ18に対し
て出力する。
【0028】図2は、図1に示した簡易2パス処理部1
6のエンコーダ162の構成を示す図である。エンコー
ダ162は、例えば、図2に示すように、加算回路16
4、DCT回路166、量子化回路(Q)168、可変
長符号化回路(VLC)170、逆量子化回路(IQ)
172、逆DCT(IDCT)回路174、加算回路1
76および動き補償回路178から構成される一般的な
映像データ用圧縮符号化器であって、入力される映像デ
ータS12をMPEG方式等により圧縮符号化し、圧縮
映像データのピクチャーごとのデータ量等をホストコン
ピュータ20に対して出力する。
6のエンコーダ162の構成を示す図である。エンコー
ダ162は、例えば、図2に示すように、加算回路16
4、DCT回路166、量子化回路(Q)168、可変
長符号化回路(VLC)170、逆量子化回路(IQ)
172、逆DCT(IDCT)回路174、加算回路1
76および動き補償回路178から構成される一般的な
映像データ用圧縮符号化器であって、入力される映像デ
ータS12をMPEG方式等により圧縮符号化し、圧縮
映像データのピクチャーごとのデータ量等をホストコン
ピュータ20に対して出力する。
【0029】加算回路164は、加算回路176の出力
データを映像データS12から減算し、DCT回路16
6に対して出力する。DCT回路166は、加算回路1
64から入力される映像データを、例えば、16画素×
16画素のマクロブロック単位に離散コサイン変換(D
CT)処理し、時間領域のデータから周波数領域のデー
タに変換して量子化回路168に対して出力する。ま
た、DCT回路166は、DCT後の映像データのDC
成分の値およびAC成分の電力値をホストコンピュータ
20に対して出力する。量子化回路168は、DCT回
路166から入力された周波数領域のデータを、固定の
量子化値Qで量子化し、量子化データとして可変長符号
化回路170および逆量子化回路172に対して出力す
る。可変長符号化回路170は、量子化回路168から
入力された量子化データを可変長符号化し、可変長符号
化の結果として得られた圧縮映像データのデータ量を、
制御信号C16を介してホストコンピュータ20に対し
て出力する。逆量子化回路172は、可変長符号化回路
168から入力された量子化データを逆量子化し、逆量
子化データとして逆DCT回路174に対して出力す
る。
データを映像データS12から減算し、DCT回路16
6に対して出力する。DCT回路166は、加算回路1
64から入力される映像データを、例えば、16画素×
16画素のマクロブロック単位に離散コサイン変換(D
CT)処理し、時間領域のデータから周波数領域のデー
タに変換して量子化回路168に対して出力する。ま
た、DCT回路166は、DCT後の映像データのDC
成分の値およびAC成分の電力値をホストコンピュータ
20に対して出力する。量子化回路168は、DCT回
路166から入力された周波数領域のデータを、固定の
量子化値Qで量子化し、量子化データとして可変長符号
化回路170および逆量子化回路172に対して出力す
る。可変長符号化回路170は、量子化回路168から
入力された量子化データを可変長符号化し、可変長符号
化の結果として得られた圧縮映像データのデータ量を、
制御信号C16を介してホストコンピュータ20に対し
て出力する。逆量子化回路172は、可変長符号化回路
168から入力された量子化データを逆量子化し、逆量
子化データとして逆DCT回路174に対して出力す
る。
【0030】逆DCT回路174は、逆量子化回路17
2から入力される逆量子化データに対して逆DCT処理
を行い、加算回路176に対して出力する。加算回路1
76は、動き補償回路178の出力データおよび逆DC
T回路174の出力データを加算し、加算回路164お
よび動き補償回路178に対して出力する。動き補償回
路178は、加算回路176の出力データに対して、動
き検出器14から入力される動きベクトルに基づいて動
き補償処理を行い、加算回路176に対して出力する。
2から入力される逆量子化データに対して逆DCT処理
を行い、加算回路176に対して出力する。加算回路1
76は、動き補償回路178の出力データおよび逆DC
T回路174の出力データを加算し、加算回路164お
よび動き補償回路178に対して出力する。動き補償回
路178は、加算回路176の出力データに対して、動
き検出器14から入力される動きベクトルに基づいて動
き補償処理を行い、加算回路176に対して出力する。
【0031】図3は、図1に示したエンコーダ18の構
成を示す図である。図3に示すように、エンコーダ18
は、図2に示したエンコーダ162に、量子化制御回路
180を加えた構成になっている。エンコーダ18は、
これらの構成部分により、ホストコンピュータ20から
設定される目標データ量Tj に基づいて、FIFOメモ
リ160によりLピクチャー分遅延された遅延映像デー
タS16に対して動き補償処理、DCT処理、量子化処
理および可変長符号化処理を施して、MPEG方式等の
圧縮映像データVOUTを生成し、外部機器(図示せ
ず)に出力する。
成を示す図である。図3に示すように、エンコーダ18
は、図2に示したエンコーダ162に、量子化制御回路
180を加えた構成になっている。エンコーダ18は、
これらの構成部分により、ホストコンピュータ20から
設定される目標データ量Tj に基づいて、FIFOメモ
リ160によりLピクチャー分遅延された遅延映像デー
タS16に対して動き補償処理、DCT処理、量子化処
理および可変長符号化処理を施して、MPEG方式等の
圧縮映像データVOUTを生成し、外部機器(図示せ
ず)に出力する。
【0032】エンコーダ18において、量子化制御回路
180は、可変長量子化回路170が出力する圧縮映像
データVOUTのデータ量を順次、監視し、遅延映像デ
ータS16の第j番目のピクチャーから最終的に生成さ
れる圧縮映像データのデータ量が、ホストコンピュータ
20から設定された目標データ量Tj に近づくように、
順次、量子化回路168に設定する量子化値Qj を調節
する。また、可変長量子化回路170は、圧縮映像デー
タVOUTを外部に出力する他に、遅延映像データS1
6を圧縮符号化して得られた圧縮映像データVOUTの
実際のデータ量Sj を制御信号C18を介してホストコ
ンピュータ20に対して出力する。
180は、可変長量子化回路170が出力する圧縮映像
データVOUTのデータ量を順次、監視し、遅延映像デ
ータS16の第j番目のピクチャーから最終的に生成さ
れる圧縮映像データのデータ量が、ホストコンピュータ
20から設定された目標データ量Tj に近づくように、
順次、量子化回路168に設定する量子化値Qj を調節
する。また、可変長量子化回路170は、圧縮映像デー
タVOUTを外部に出力する他に、遅延映像データS1
6を圧縮符号化して得られた圧縮映像データVOUTの
実際のデータ量Sj を制御信号C18を介してホストコ
ンピュータ20に対して出力する。
【0033】以下、第1の実施形態における映像データ
圧縮装置1の簡易2パスエンコード動作を説明する。図
4(A)〜(C)は、第1の実施形態における映像デー
タ圧縮装置1の簡易2パスエンコードの動作を示す図で
ある。エンコーダ制御部12は、映像データ圧縮装置1
に入力された非圧縮映像データVINに対して、エンコ
ーダ制御部12により符号化順にピクチャーを並べ替え
る等の前処理を行い、図4(A)に示すように映像デー
タS12としてFIFOメモリ160およびエンコーダ
162に対して出力する。なお、エンコーダ制御部12
によるピクチャーの順番並べ替えにより、図4等に示す
ピクチャーの符号化の順番と伸長復号後の表示の順番と
は異なる。
圧縮装置1の簡易2パスエンコード動作を説明する。図
4(A)〜(C)は、第1の実施形態における映像デー
タ圧縮装置1の簡易2パスエンコードの動作を示す図で
ある。エンコーダ制御部12は、映像データ圧縮装置1
に入力された非圧縮映像データVINに対して、エンコ
ーダ制御部12により符号化順にピクチャーを並べ替え
る等の前処理を行い、図4(A)に示すように映像デー
タS12としてFIFOメモリ160およびエンコーダ
162に対して出力する。なお、エンコーダ制御部12
によるピクチャーの順番並べ替えにより、図4等に示す
ピクチャーの符号化の順番と伸長復号後の表示の順番と
は異なる。
【0034】FIFOメモリ160は、入力された映像
データS12の各ピクチャーをLピクチャー分だけ遅延
し、エンコーダ18に対して出力する。エンコーダ16
2は、入力された映像データS12のピクチャーを予備
的に順次、圧縮符号化し、第j(jは整数)番目のピク
チャーを圧縮符号化して得られた圧縮符号化データのデ
ータ量、DCT処理後の映像データのDC成分の値、お
よび、AC成分の電力値をホストコンピュータ20に対
して出力する。
データS12の各ピクチャーをLピクチャー分だけ遅延
し、エンコーダ18に対して出力する。エンコーダ16
2は、入力された映像データS12のピクチャーを予備
的に順次、圧縮符号化し、第j(jは整数)番目のピク
チャーを圧縮符号化して得られた圧縮符号化データのデ
ータ量、DCT処理後の映像データのDC成分の値、お
よび、AC成分の電力値をホストコンピュータ20に対
して出力する。
【0035】例えば、エンコーダ18に入力される遅延
映像データS16は、FIFOメモリ160によりLピ
クチャーだけ遅延されているので、図4(B)に示すよ
うに、エンコーダ18が、遅延映像データS16の第j
(jは整数)番目のピクチャー(図4(B)のピクチャ
ーa)を圧縮符号化している際には、エンコーダ162
は、映像データS12の第j番目のピクチャーからLピ
クチャー分先の第(j+L)番目のピクチャー(図4
(B)のピクチャーb)を圧縮符号化していることにな
る。従って、エンコーダ18が遅延映像データS16の
第j番目のピクチャーの圧縮符号化を開始する際には、
エンコーダ162は映像データS12の第j番目〜第
(j+L−1)番目のピクチャー(図4(B)の範囲
c)の圧縮符号化を完了しており、これらのピクチャー
の圧縮符号化後の実難度データDj ,D j+1 ,Dj+2 ,
…,Dj+L-1 は、ホストコンピュータ20により既に算
出されている。
映像データS16は、FIFOメモリ160によりLピ
クチャーだけ遅延されているので、図4(B)に示すよ
うに、エンコーダ18が、遅延映像データS16の第j
(jは整数)番目のピクチャー(図4(B)のピクチャ
ーa)を圧縮符号化している際には、エンコーダ162
は、映像データS12の第j番目のピクチャーからLピ
クチャー分先の第(j+L)番目のピクチャー(図4
(B)のピクチャーb)を圧縮符号化していることにな
る。従って、エンコーダ18が遅延映像データS16の
第j番目のピクチャーの圧縮符号化を開始する際には、
エンコーダ162は映像データS12の第j番目〜第
(j+L−1)番目のピクチャー(図4(B)の範囲
c)の圧縮符号化を完了しており、これらのピクチャー
の圧縮符号化後の実難度データDj ,D j+1 ,Dj+2 ,
…,Dj+L-1 は、ホストコンピュータ20により既に算
出されている。
【0036】ホストコンピュータ20は、下に示す式1
により、エンコーダ18が遅延映像データS16の第j
番目のピクチャーを圧縮符号化して得られる圧縮映像デ
ータに割り当てる目標データ量Tj を算出し、算出した
目標データ量Tj を量子化制御回路180に設定する。
により、エンコーダ18が遅延映像データS16の第j
番目のピクチャーを圧縮符号化して得られる圧縮映像デ
ータに割り当てる目標データ量Tj を算出し、算出した
目標データ量Tj を量子化制御回路180に設定する。
【0037】
【数1】
【0038】但し、式1において、Dj は映像データS
12の第j番目のピクチャーの実難度データであり、
R’j は、映像データS12,S16の第j番目〜第
(j+L−1)番目のピクチャーに割り当てることがで
きる目標データ量の平均であり、R’j の初期値(R’
1 )は、圧縮映像データの各ピクチャーに平均して割り
当て可能な目標データ量であり、下に示す式2で表さ
れ、エンコーダ18が圧縮映像データを1ピクチャー分
生成する度に、式3に示すように更新される。
12の第j番目のピクチャーの実難度データであり、
R’j は、映像データS12,S16の第j番目〜第
(j+L−1)番目のピクチャーに割り当てることがで
きる目標データ量の平均であり、R’j の初期値(R’
1 )は、圧縮映像データの各ピクチャーに平均して割り
当て可能な目標データ量であり、下に示す式2で表さ
れ、エンコーダ18が圧縮映像データを1ピクチャー分
生成する度に、式3に示すように更新される。
【0039】
【数2】
【0040】
【数3】
【0041】なお、式3中の数値ビットレート(Bit rat
e)は、通信回線の伝送容量や、記録媒体の記録容量に基
づいて決められる1秒当たりのデータ量(ビット量)を
示し、ピクチャーレート(Picture rate)は、映像データ
に含まれる1秒当たりのピクチャーの数(30枚/秒
(NTSC),25枚/秒(PAL))を示し、数値F
j+L は、ピクチャータイプに応じて定められるピクチャ
ー当たりの平均データ量を示す。エンコーダ18のDC
T回路166は、入力される遅延映像データS16の第
j番目のピクチャーをDCT処理し、量子化回路168
に対して出力する。量子化回路168は、DCT回路1
66から入力された第j番目のピクチャーの周波数領域
のデータを、量子化制御回路180が目標データ量Tj
に基づいて調節する量子化値Qj により量子化し、量子
化データとして可変長符号化回路170に対して出力す
る。可変長符号化回路170は、量子化回路168から
入力された第j番目のピクチャーの量子化データを可変
長符号化して、ほぼ、目標データ量Tj に近いデータ量
の圧縮映像データVOUTを生成して出力する。
e)は、通信回線の伝送容量や、記録媒体の記録容量に基
づいて決められる1秒当たりのデータ量(ビット量)を
示し、ピクチャーレート(Picture rate)は、映像データ
に含まれる1秒当たりのピクチャーの数(30枚/秒
(NTSC),25枚/秒(PAL))を示し、数値F
j+L は、ピクチャータイプに応じて定められるピクチャ
ー当たりの平均データ量を示す。エンコーダ18のDC
T回路166は、入力される遅延映像データS16の第
j番目のピクチャーをDCT処理し、量子化回路168
に対して出力する。量子化回路168は、DCT回路1
66から入力された第j番目のピクチャーの周波数領域
のデータを、量子化制御回路180が目標データ量Tj
に基づいて調節する量子化値Qj により量子化し、量子
化データとして可変長符号化回路170に対して出力す
る。可変長符号化回路170は、量子化回路168から
入力された第j番目のピクチャーの量子化データを可変
長符号化して、ほぼ、目標データ量Tj に近いデータ量
の圧縮映像データVOUTを生成して出力する。
【0042】同様に、図4(B)に示すように、エンコ
ーダ18が、遅延映像データS16の第(j+1)番目
のピクチャー(図4(C)のピクチャーa’)を圧縮符
号化している際には、エンコーダ162は、映像データ
S12の第(j+1)番目〜第(j+L)番目のピクチ
ャー(図4(C)の範囲c’)の圧縮符号化を完了し、
これらのピクチャーの実難度データDj+1 ,Dj+2 ,D
j+3 ,・・・,Dj+Lは、ホストコンピュータ20によ
り既に算出されている。
ーダ18が、遅延映像データS16の第(j+1)番目
のピクチャー(図4(C)のピクチャーa’)を圧縮符
号化している際には、エンコーダ162は、映像データ
S12の第(j+1)番目〜第(j+L)番目のピクチ
ャー(図4(C)の範囲c’)の圧縮符号化を完了し、
これらのピクチャーの実難度データDj+1 ,Dj+2 ,D
j+3 ,・・・,Dj+Lは、ホストコンピュータ20によ
り既に算出されている。
【0043】ホストコンピュータ20は、式1により、
エンコーダ18が遅延映像データS16の第(j+1)
番目のピクチャーを圧縮符号化して得られる圧縮映像デ
ータに割り当てる目標データ量Tj+1 を算出し、エンコ
ーダ18の量子化制御回路180に設定する。
エンコーダ18が遅延映像データS16の第(j+1)
番目のピクチャーを圧縮符号化して得られる圧縮映像デ
ータに割り当てる目標データ量Tj+1 を算出し、エンコ
ーダ18の量子化制御回路180に設定する。
【0044】エンコーダ18は、ホストコンピュータ2
0から量子化制御回路180に設定された目量データ量
Tj に基づいて第(j+1)番目のピクチャーを圧縮符
号化し、目標データ量Tj+1 に近いデータ量の圧縮映像
データVOUTを生成して出力する。さらに以下、同様
に、映像データ圧縮装置1は、遅延映像データS16の
第k番目のピクチャーを、量子化値Qk (k=j+2,
j+3,…)をピクチャーごとに変更して順次、圧縮符
号化し、圧縮映像データVOUTとして出力する。
0から量子化制御回路180に設定された目量データ量
Tj に基づいて第(j+1)番目のピクチャーを圧縮符
号化し、目標データ量Tj+1 に近いデータ量の圧縮映像
データVOUTを生成して出力する。さらに以下、同様
に、映像データ圧縮装置1は、遅延映像データS16の
第k番目のピクチャーを、量子化値Qk (k=j+2,
j+3,…)をピクチャーごとに変更して順次、圧縮符
号化し、圧縮映像データVOUTとして出力する。
【0045】以上説明したように、第1の実施形態に示
した映像データ圧縮装置1によれば、短時間で非圧縮映
像データVINの絵柄の難度を算出し、算出した難度に
応じた圧縮率で適応的に非圧縮映像データVINを圧縮
符号化することができる。つまり、第1の実施形態に示
した映像データ圧縮装置1によれば、2パスエンコード
方式と異なり、ほぼ実時間的に、非圧縮映像データVI
Nの絵柄の難度に基づいて適応的に非圧縮映像データV
INを圧縮符号化をすることができ、実況放送といった
実時間性を要求される用途に応用可能である。なお、第
1の実施形態に示した他、本発明に係るデータ多重化装
置1は、エンコーダ162が圧縮符号化した圧縮映像デ
ータのデータ量を、そのまま難度データとして用い、ホ
ストコンピュータ20の処理の簡略化を図る等、種々の
構成を採ることができる。
した映像データ圧縮装置1によれば、短時間で非圧縮映
像データVINの絵柄の難度を算出し、算出した難度に
応じた圧縮率で適応的に非圧縮映像データVINを圧縮
符号化することができる。つまり、第1の実施形態に示
した映像データ圧縮装置1によれば、2パスエンコード
方式と異なり、ほぼ実時間的に、非圧縮映像データVI
Nの絵柄の難度に基づいて適応的に非圧縮映像データV
INを圧縮符号化をすることができ、実況放送といった
実時間性を要求される用途に応用可能である。なお、第
1の実施形態に示した他、本発明に係るデータ多重化装
置1は、エンコーダ162が圧縮符号化した圧縮映像デ
ータのデータ量を、そのまま難度データとして用い、ホ
ストコンピュータ20の処理の簡略化を図る等、種々の
構成を採ることができる。
【0046】第2実施形態 第1の実施形態に示した簡易2パスエンコード方式によ
れば、実時間かつ、絵柄の難度に応じた適応的な非圧縮
映像データに対する圧縮符号化処理が可能である。しか
しながら、第1の実施形態に示した簡易2パスエンコー
ド方式を用いた場合、実時間性が厳しく要求される場合
には、FIFOメモリ160の遅延時間を大きくするこ
とができず、真に適切な目標データ量Tj の算出が難し
く、圧縮映像データVOUTを伸長復号して得られる映
像の品質が低下してしまう可能性がある。
れば、実時間かつ、絵柄の難度に応じた適応的な非圧縮
映像データに対する圧縮符号化処理が可能である。しか
しながら、第1の実施形態に示した簡易2パスエンコー
ド方式を用いた場合、実時間性が厳しく要求される場合
には、FIFOメモリ160の遅延時間を大きくするこ
とができず、真に適切な目標データ量Tj の算出が難し
く、圧縮映像データVOUTを伸長復号して得られる映
像の品質が低下してしまう可能性がある。
【0047】第2の実施形態においては、第1の実施形
態に示した映像データ圧縮装置1(図1)を用い、ホス
トコンピュータ20の処理内容を変更して、FIFOメ
モリ160の遅延時間を長くしなくても適切な目標デー
タ量Tj の値を得ることができるように、非圧縮映像デ
ータをLピクチャー分、予備的に圧縮符号化して得られ
た圧縮映像データの第j番目のピクチャー〜第(j+L
−1)番目のピクチャーの実難度データDj 〜Dj+L-1
から、圧縮映像データの第(j+L)番目のピクチャー
〜第(j+L+B)番目のピクチャー(Bは整数)の難
度データ(予測難度データ)Dj+L 〜Dj+L+B を算出
し、実際に得られた難度データDj 〜Dj+ L-1 (実難度
データ)および予測によって得られた難度データD’
j+L 〜D’j+ L+B に基づいて、第1の実施形態に示した
簡易2パスエンコード方式よりも適切な目標データ量T
j の値を得ることができる圧縮符号化方式(予測簡易2
パスエンコード方式)を説明する。
態に示した映像データ圧縮装置1(図1)を用い、ホス
トコンピュータ20の処理内容を変更して、FIFOメ
モリ160の遅延時間を長くしなくても適切な目標デー
タ量Tj の値を得ることができるように、非圧縮映像デ
ータをLピクチャー分、予備的に圧縮符号化して得られ
た圧縮映像データの第j番目のピクチャー〜第(j+L
−1)番目のピクチャーの実難度データDj 〜Dj+L-1
から、圧縮映像データの第(j+L)番目のピクチャー
〜第(j+L+B)番目のピクチャー(Bは整数)の難
度データ(予測難度データ)Dj+L 〜Dj+L+B を算出
し、実際に得られた難度データDj 〜Dj+ L-1 (実難度
データ)および予測によって得られた難度データD’
j+L 〜D’j+ L+B に基づいて、第1の実施形態に示した
簡易2パスエンコード方式よりも適切な目標データ量T
j の値を得ることができる圧縮符号化方式(予測簡易2
パスエンコード方式)を説明する。
【0048】まず、第2の実施形態で説明する予測簡易
2パスエンコード方式を概念的に説明する。予測簡易2
パスエンコード方式は、徐々に絵柄が難しくなってゆ
く、つまり、徐々に圧縮符号化時のDCT処理後の高い
周波数成分が多くなり、動きが速くなってゆく非圧縮映
像データの絵柄は、さらに難しくなってゆき、逆に、徐
々に絵柄が難しくなくなって(簡単になって)ゆく非圧
縮映像データの絵柄は、さらに簡単になってゆくであろ
うと予測可能であることを前提する。
2パスエンコード方式を概念的に説明する。予測簡易2
パスエンコード方式は、徐々に絵柄が難しくなってゆ
く、つまり、徐々に圧縮符号化時のDCT処理後の高い
周波数成分が多くなり、動きが速くなってゆく非圧縮映
像データの絵柄は、さらに難しくなってゆき、逆に、徐
々に絵柄が難しくなくなって(簡単になって)ゆく非圧
縮映像データの絵柄は、さらに簡単になってゆくであろ
うと予測可能であることを前提する。
【0049】つまり、予測簡易2パスエンコード方式
は、ホストコンピュータ20が、この前提に基づいて、
さらに絵柄が難しくなってゆくと予測される場合には、
さらに絵柄が難しいピクチャーに備えて、その時点で圧
縮符号化しているピクチャーに割り当てる目標データ量
を節約し、逆に、さらに絵柄が簡単になってゆくと予測
される場合には、その時点で圧縮符号化しているピクチ
ャーに割り当てる目標データ量を増やすようにエンコー
ダ18に対する圧縮率の制御を行う。
は、ホストコンピュータ20が、この前提に基づいて、
さらに絵柄が難しくなってゆくと予測される場合には、
さらに絵柄が難しいピクチャーに備えて、その時点で圧
縮符号化しているピクチャーに割り当てる目標データ量
を節約し、逆に、さらに絵柄が簡単になってゆくと予測
される場合には、その時点で圧縮符号化しているピクチ
ャーに割り当てる目標データ量を増やすようにエンコー
ダ18に対する圧縮率の制御を行う。
【0050】さらに、予測簡易2パスエンコード方式の
概念的な説明を続ける。映像データは、一般的に、時間
方向および空間方向について相関性が高く、映像データ
の圧縮符号化は、これらの相関性に着目し、冗長性を除
くことにより行われる。時間方向について相関性が高い
ということは、現時点の非圧縮映像データのピクチャー
の難度とそれ以降の非圧縮映像データのピクチャーの難
度とが近いということを意味する。また、難度の増減の
傾向も、現時点までの難度の増減の傾向がそれ以降も続
くことが多い。
概念的な説明を続ける。映像データは、一般的に、時間
方向および空間方向について相関性が高く、映像データ
の圧縮符号化は、これらの相関性に着目し、冗長性を除
くことにより行われる。時間方向について相関性が高い
ということは、現時点の非圧縮映像データのピクチャー
の難度とそれ以降の非圧縮映像データのピクチャーの難
度とが近いということを意味する。また、難度の増減の
傾向も、現時点までの難度の増減の傾向がそれ以降も続
くことが多い。
【0051】具体例を挙げると、カメラが静止状態から
ゆっくりとカメラを水平方向に回し初め、最後に一定の
回転速度で回転しながら、静止している物体を撮影する
場合の非圧縮映像データの絵柄を考える。最初はカメラ
が停止状態であるため、静止映像が撮影され、絵柄の難
度は低くなる。次に、カメラを回し始めて1〜2秒後に
一定の回転速度になると仮定すると、カメラを回し始め
て1〜2秒間は絵柄の難度は高くなる傾向を示す。この
状態を、映像データ圧縮装置1側から見ると、数GOP
分の圧縮映像データを生成する間、入力される非圧縮映
像データの絵柄の難度が高くなる傾向が続くことにな
る。
ゆっくりとカメラを水平方向に回し初め、最後に一定の
回転速度で回転しながら、静止している物体を撮影する
場合の非圧縮映像データの絵柄を考える。最初はカメラ
が停止状態であるため、静止映像が撮影され、絵柄の難
度は低くなる。次に、カメラを回し始めて1〜2秒後に
一定の回転速度になると仮定すると、カメラを回し始め
て1〜2秒間は絵柄の難度は高くなる傾向を示す。この
状態を、映像データ圧縮装置1側から見ると、数GOP
分の圧縮映像データを生成する間、入力される非圧縮映
像データの絵柄の難度が高くなる傾向が続くことにな
る。
【0052】従って、この具体例に示したような場合に
は、非圧縮映像データの絵柄の難度が増大傾向を示した
場合に、それ以降の絵柄の難度が増大傾向を示すと予測
するのは妥当である。以下に説明する予測簡易2パスエ
ンコード方式は、このような難度および難度の増減傾向
の時間的相関性を積極的に利用して、圧縮映像データの
各ピクチャーに対して、第1の実施形態に示した簡易2
パスエンコード方式においてよりも適切な目標データ量
の割り当てを行おうとするものである。
は、非圧縮映像データの絵柄の難度が増大傾向を示した
場合に、それ以降の絵柄の難度が増大傾向を示すと予測
するのは妥当である。以下に説明する予測簡易2パスエ
ンコード方式は、このような難度および難度の増減傾向
の時間的相関性を積極的に利用して、圧縮映像データの
各ピクチャーに対して、第1の実施形態に示した簡易2
パスエンコード方式においてよりも適切な目標データ量
の割り当てを行おうとするものである。
【0053】以下、第2の実施形態における映像データ
圧縮装置1の予測簡易2パスエンコードの動作を説明す
る。図5(A)〜(C)は、映像データ圧縮装置1の動
作を示す図である。エンコーダ制御部12は、第1の実
施形態においてと同様に、映像データ圧縮装置1に入力
された非圧縮映像データVINに対して、エンコーダ制
御部12により符号化順にピクチャーを並べ替える等の
前処理を行い、図5(A)に示すように映像データS1
2としてFIFOメモリ160およびエンコーダ162
に対して出力する。
圧縮装置1の予測簡易2パスエンコードの動作を説明す
る。図5(A)〜(C)は、映像データ圧縮装置1の動
作を示す図である。エンコーダ制御部12は、第1の実
施形態においてと同様に、映像データ圧縮装置1に入力
された非圧縮映像データVINに対して、エンコーダ制
御部12により符号化順にピクチャーを並べ替える等の
前処理を行い、図5(A)に示すように映像データS1
2としてFIFOメモリ160およびエンコーダ162
に対して出力する。
【0054】FIFOメモリ160は、第1の実施形態
においてと同様に、入力された映像データS12の各ピ
クチャーをLピクチャー分だけ遅延し、エンコーダ18
に対して出力する。エンコーダ162は、第1の実施形
態においてと同様に、入力された映像データS12のピ
クチャーを予備的に順次、圧縮符号化し、第j(jは整
数)番目のピクチャーを圧縮符号化して得られた圧縮符
号化データのデータ量、DCT処理後の映像データのD
C成分の値およびAC成分の電力値をホストコンピュー
タ20に対して出力する。ホストコンピュータ20は、
エンコーダ162から入力されたこれらの値に基づい
て、実難度データDj を順次、算出する。
においてと同様に、入力された映像データS12の各ピ
クチャーをLピクチャー分だけ遅延し、エンコーダ18
に対して出力する。エンコーダ162は、第1の実施形
態においてと同様に、入力された映像データS12のピ
クチャーを予備的に順次、圧縮符号化し、第j(jは整
数)番目のピクチャーを圧縮符号化して得られた圧縮符
号化データのデータ量、DCT処理後の映像データのD
C成分の値およびAC成分の電力値をホストコンピュー
タ20に対して出力する。ホストコンピュータ20は、
エンコーダ162から入力されたこれらの値に基づい
て、実難度データDj を順次、算出する。
【0055】例えば、エンコーダ18に入力される遅延
映像データS16は、FIFOメモリ160によりLピ
クチャーだけ遅延されているので、図5(B)に示すよ
うに、エンコーダ18が、遅延映像データS16の第j
番目のピクチャー(図5(B)のピクチャーa)を圧縮
符号化している際には、エンコーダ162は、第1の実
施形態においてと同様に、映像データS12の第j番目
のピクチャーからLピクチャー分先の第(j+L)番目
のピクチャー(図5(B)のピクチャーb)を圧縮符号
化していることになる。
映像データS16は、FIFOメモリ160によりLピ
クチャーだけ遅延されているので、図5(B)に示すよ
うに、エンコーダ18が、遅延映像データS16の第j
番目のピクチャー(図5(B)のピクチャーa)を圧縮
符号化している際には、エンコーダ162は、第1の実
施形態においてと同様に、映像データS12の第j番目
のピクチャーからLピクチャー分先の第(j+L)番目
のピクチャー(図5(B)のピクチャーb)を圧縮符号
化していることになる。
【0056】従って、エンコーダ18が遅延映像データ
S16の第j番目のピクチャーの圧縮符号化を開始する
際には、エンコーダ162は映像データS12の第(j
−A)番目〜第(j+L−1)番目のピクチャー(図5
(B)の範囲c、但し、図5はA=0の場合を示す)の
圧縮符号化を完了し、これらのピクチャーの圧縮符号化
後のデータ量、および、DCT処理後の映像データのD
C成分の値およびAC成分の電力値をホストコンピュー
タ20に対して出力している。ホストコンピュータ20
は、エンコーダ162から入力されたこれらの値に基づ
いて、難度データ(実難度データ、図5(B)の範囲
d)Dj-A ,Dj-A+1 ,…,Dj ,Dj+1,Dj+2 ,
…,Dj+L-1 の算出を既に終了している。なお、Aは整
数であり、正負を問わない。
S16の第j番目のピクチャーの圧縮符号化を開始する
際には、エンコーダ162は映像データS12の第(j
−A)番目〜第(j+L−1)番目のピクチャー(図5
(B)の範囲c、但し、図5はA=0の場合を示す)の
圧縮符号化を完了し、これらのピクチャーの圧縮符号化
後のデータ量、および、DCT処理後の映像データのD
C成分の値およびAC成分の電力値をホストコンピュー
タ20に対して出力している。ホストコンピュータ20
は、エンコーダ162から入力されたこれらの値に基づ
いて、難度データ(実難度データ、図5(B)の範囲
d)Dj-A ,Dj-A+1 ,…,Dj ,Dj+1,Dj+2 ,
…,Dj+L-1 の算出を既に終了している。なお、Aは整
数であり、正負を問わない。
【0057】ホストコンピュータ20は、実難度データ
Dj-A ,Dj-a+1 ,…,Dj ,Dj+ 1 ,Dj+2 ,…,D
j+L-1 に基づいて、映像データS12の第(j+L)番
目〜第(j+L+B)番目のピクチャーの圧縮符号化後
の難度データ(予測難度データ、図5(B)の範囲e)
D’j+L ,D’j+L+1 ,D’j+L+2 ,…,D’j+L+Bを
予測し、下に示す式4により、遅延映像データS16の
第j番目のピクチャーの圧縮符号化後の目標データ量T
j を算出する。従って、遅延映像データS16の第j番
目のピクチャーの圧縮符号化後の目標データ量Tj を算
出するために、実難度データと予測難度データとを含め
て、図5(B)の範囲cの(A+L+B+1)ピクチャ
ー分の難度データを用いることになる。
Dj-A ,Dj-a+1 ,…,Dj ,Dj+ 1 ,Dj+2 ,…,D
j+L-1 に基づいて、映像データS12の第(j+L)番
目〜第(j+L+B)番目のピクチャーの圧縮符号化後
の難度データ(予測難度データ、図5(B)の範囲e)
D’j+L ,D’j+L+1 ,D’j+L+2 ,…,D’j+L+Bを
予測し、下に示す式4により、遅延映像データS16の
第j番目のピクチャーの圧縮符号化後の目標データ量T
j を算出する。従って、遅延映像データS16の第j番
目のピクチャーの圧縮符号化後の目標データ量Tj を算
出するために、実難度データと予測難度データとを含め
て、図5(B)の範囲cの(A+L+B+1)ピクチャ
ー分の難度データを用いることになる。
【0058】
【数4】
【0059】なお、式4の各記号は、式1の各記号に同
じである。エンコーダ18は、第1の実施形態と同様
に、ホストコンピュータ20により量子化制御回路18
0に設定された目標データ量Tj に基づいて、目標デー
タ量Tj に近いデータ量の圧縮映像データVOUTを生
成して出力する。さらに、ホストコンピュータ20は、
図5(B)に示した動作と同様に、遅延映像データS1
6の第(j+1)番目のピクチャー(図5(C)のピク
チャーa’)に対しても、映像データS12の第(j+
L+1)番目のピクチャー(図5(C)のピクチャー
b’)以前の図5(C)の範囲d’の実難度データD
j-A+1,Dj-A+2 ,…,Dj ,Dj+1 ,Dj+2 ,…,D
j+L 、および、図5(C)の範囲e’に示す予測難度デ
ータ、D’j+L+1 ,D’j+L+2 ,D’j+L+3 ,…,D’
j+L+B+1 、つまり、図5(C)の範囲c’に示す実難度
データと予測難度データとに基づいて、遅延映像データ
S16の第(j+1)番目のピクチャーの圧縮符号化後
の目標データ量Tj+1 を算出する。エンコーダ18は、
ホストコンピュータ20が算出した目量データ量Tj+1
に基づいて、遅延映像データS16の第(j+1)番目
のピクチャーを圧縮符号化し、目標データ量Tj+1 に近
いデータ量の圧縮符号化データVOUTを生成する。な
お、以上の映像データ圧縮装置1の予測簡易2パスエン
コード動作は、遅延映像データS16の第(j+1)番
目のピクチャーに対しても同様である。
じである。エンコーダ18は、第1の実施形態と同様
に、ホストコンピュータ20により量子化制御回路18
0に設定された目標データ量Tj に基づいて、目標デー
タ量Tj に近いデータ量の圧縮映像データVOUTを生
成して出力する。さらに、ホストコンピュータ20は、
図5(B)に示した動作と同様に、遅延映像データS1
6の第(j+1)番目のピクチャー(図5(C)のピク
チャーa’)に対しても、映像データS12の第(j+
L+1)番目のピクチャー(図5(C)のピクチャー
b’)以前の図5(C)の範囲d’の実難度データD
j-A+1,Dj-A+2 ,…,Dj ,Dj+1 ,Dj+2 ,…,D
j+L 、および、図5(C)の範囲e’に示す予測難度デ
ータ、D’j+L+1 ,D’j+L+2 ,D’j+L+3 ,…,D’
j+L+B+1 、つまり、図5(C)の範囲c’に示す実難度
データと予測難度データとに基づいて、遅延映像データ
S16の第(j+1)番目のピクチャーの圧縮符号化後
の目標データ量Tj+1 を算出する。エンコーダ18は、
ホストコンピュータ20が算出した目量データ量Tj+1
に基づいて、遅延映像データS16の第(j+1)番目
のピクチャーを圧縮符号化し、目標データ量Tj+1 に近
いデータ量の圧縮符号化データVOUTを生成する。な
お、以上の映像データ圧縮装置1の予測簡易2パスエン
コード動作は、遅延映像データS16の第(j+1)番
目のピクチャーに対しても同様である。
【0060】以下、図6を参照して、第2の実施形態に
おける映像データ圧縮装置1の動作を整理して説明す
る。図6は、第2の実施形態における映像データ圧縮装
置1(図1)の動作を示すフローチャートである。図6
に示すように、ステップ102(S102)において、
ホストコンピュータ20は、式1等に用いられる数値
j,R’1 を、j=−(L−1),R’1 =(Bit rate
×(L+B))/Picture rate として初期化する。
おける映像データ圧縮装置1の動作を整理して説明す
る。図6は、第2の実施形態における映像データ圧縮装
置1(図1)の動作を示すフローチャートである。図6
に示すように、ステップ102(S102)において、
ホストコンピュータ20は、式1等に用いられる数値
j,R’1 を、j=−(L−1),R’1 =(Bit rate
×(L+B))/Picture rate として初期化する。
【0061】ステップ104(S104)において、ホ
ストコンピュータ20は、数値jが0より大きいか否か
を判断する。数値jが0より大きい場合にはS106の
処理に進み、小さい場合にはS110の処理に進む。ス
テップ106(S106)において、エンコーダ162
は、映像データS12の第(j+L)番目のピクチャー
を圧縮符号化し、実難度データDj+L を生成する。
ストコンピュータ20は、数値jが0より大きいか否か
を判断する。数値jが0より大きい場合にはS106の
処理に進み、小さい場合にはS110の処理に進む。ス
テップ106(S106)において、エンコーダ162
は、映像データS12の第(j+L)番目のピクチャー
を圧縮符号化し、実難度データDj+L を生成する。
【0062】ステップ108(S108)において、ホ
ストコンピュータ20は数値jをインクリメントする
(j=j+1)。ステップ110(S110)におい
て、ホストコンピュータ20は、遅延映像データS16
に第j番目のピクチャーが存在するか否かを判断する。
第j番目のピクチャーが存在する場合にはS112の処
理に進み、存在しない場合には圧縮符号化処理を終了す
る。
ストコンピュータ20は数値jをインクリメントする
(j=j+1)。ステップ110(S110)におい
て、ホストコンピュータ20は、遅延映像データS16
に第j番目のピクチャーが存在するか否かを判断する。
第j番目のピクチャーが存在する場合にはS112の処
理に進み、存在しない場合には圧縮符号化処理を終了す
る。
【0063】ステップ112(S112)において、ホ
ストコンピュータ20は、数値jが数値Aよりも大きい
か否かを判断する。数値jが数値Aよりも大きい場合に
はS114の処理に進み、小さい場合にはS116の処
理に進む。ステップ114(S114)において、ホス
トコンピュータ20は、実難度データDj-A 〜Dj+L-1
に基づいて、予測難度データD’j+L 〜D’j+L+B を算
出する。ステップ116(S116)において、ホスト
コンピュータ20は実難度データD1 〜Dj+L-1 から、
予測難度データD’j+L 〜D’j+L+B を算出する。
ストコンピュータ20は、数値jが数値Aよりも大きい
か否かを判断する。数値jが数値Aよりも大きい場合に
はS114の処理に進み、小さい場合にはS116の処
理に進む。ステップ114(S114)において、ホス
トコンピュータ20は、実難度データDj-A 〜Dj+L-1
に基づいて、予測難度データD’j+L 〜D’j+L+B を算
出する。ステップ116(S116)において、ホスト
コンピュータ20は実難度データD1 〜Dj+L-1 から、
予測難度データD’j+L 〜D’j+L+B を算出する。
【0064】ステップ118(S118)において、ホ
ストコンピュータ20は、式4を用いて目標データ量T
j を算出し、エンコーダ18の量子化制御回路180に
設定する。さらに、エンコーダ18は、量子化制御回路
180に設定された目標データ量Tj に基づいて遅延映
像データS16の第j番目のピクチャーを圧縮符号化
し、第j番目のピクチャーから実際に得られた圧縮映像
データのデータ量Sj をホストコンピュータ20に対し
て出力する。ステップ120(S120)において、ホ
ストコンピュータ20は、エンコーダ18からのデータ
量Sj を記憶し、さらに、映像データS12の第(j+
L)番目のピクチャーの実難度データDj+L を出力す
る。
ストコンピュータ20は、式4を用いて目標データ量T
j を算出し、エンコーダ18の量子化制御回路180に
設定する。さらに、エンコーダ18は、量子化制御回路
180に設定された目標データ量Tj に基づいて遅延映
像データS16の第j番目のピクチャーを圧縮符号化
し、第j番目のピクチャーから実際に得られた圧縮映像
データのデータ量Sj をホストコンピュータ20に対し
て出力する。ステップ120(S120)において、ホ
ストコンピュータ20は、エンコーダ18からのデータ
量Sj を記憶し、さらに、映像データS12の第(j+
L)番目のピクチャーの実難度データDj+L を出力す
る。
【0065】ステップ122(S122)において、エ
ンコーダ18は、遅延映像データS16の第j番目を圧
縮符号化して得られた圧縮映像データVOUTを外部に
出力する。ステップ124(S124)において、ホス
トコンピュータ20は、ピクチャータイプに応じて、式
3中に用いられる数値Fj+L を算出する。ステップ12
6(S126)において、ホストコンピュータ20は、
式3に示した演算(R’j+1 =R’j −Sj +Fj+L )
を行う。
ンコーダ18は、遅延映像データS16の第j番目を圧
縮符号化して得られた圧縮映像データVOUTを外部に
出力する。ステップ124(S124)において、ホス
トコンピュータ20は、ピクチャータイプに応じて、式
3中に用いられる数値Fj+L を算出する。ステップ12
6(S126)において、ホストコンピュータ20は、
式3に示した演算(R’j+1 =R’j −Sj +Fj+L )
を行う。
【0066】以上説明したように、第2の実施形態に示
した映像データ圧縮装置1による予測簡易2パスエンコ
ードによれば、短時間で非圧縮映像データVINの絵柄
の難度を算出し、算出した難度に基づいて予測した難度
をさらに用いて適応的に非圧縮映像データVINを圧縮
符号化することができ、簡易2パスエンコード方式に比
べて、より適切な目標データ量を圧縮映像データの各ピ
クチャーに割り当てることが可能である。従って、予測
簡易2パスエンコード方式による圧縮映像データを伸長
復号した場合、簡易2パスエンコード方式による圧縮映
像データを伸長復号した場合に比べて、より高品質な映
像を得ることができる。
した映像データ圧縮装置1による予測簡易2パスエンコ
ードによれば、短時間で非圧縮映像データVINの絵柄
の難度を算出し、算出した難度に基づいて予測した難度
をさらに用いて適応的に非圧縮映像データVINを圧縮
符号化することができ、簡易2パスエンコード方式に比
べて、より適切な目標データ量を圧縮映像データの各ピ
クチャーに割り当てることが可能である。従って、予測
簡易2パスエンコード方式による圧縮映像データを伸長
復号した場合、簡易2パスエンコード方式による圧縮映
像データを伸長復号した場合に比べて、より高品質な映
像を得ることができる。
【0067】第3実施形態 以下、本発明の第3の実施形態として、編集処理によ
り、複数の非圧縮映像データ(以下、非圧縮映像データ
をシーンとも記す)を連続的に接続して1つの非圧縮映
像データ(編集映像データ)とし、この複数のシーンか
らなる編集映像データを、第1の実施形態に示した映像
データ圧縮装置1(図1)を用いた簡易2パスエンコー
ド方式により圧縮符号化する方法を説明する。
り、複数の非圧縮映像データ(以下、非圧縮映像データ
をシーンとも記す)を連続的に接続して1つの非圧縮映
像データ(編集映像データ)とし、この複数のシーンか
らなる編集映像データを、第1の実施形態に示した映像
データ圧縮装置1(図1)を用いた簡易2パスエンコー
ド方式により圧縮符号化する方法を説明する。
【0068】図7(A)〜(C)は、第2の実施形態に
おける予測簡易2パスエンコード方式、および、第3の
実施形態における改良予測簡易2パスエンコード方式に
よる、シーンチェンジの前後のピクチャーに対する圧縮
符号化を示す図である。第2の実施形態に示した予測簡
易2パスエンコード方式は、図7(A)に示すように入
力される映像データに含まれるピクチャー間の時間的な
相関性を利用し、圧縮映像データのピクチャーそれぞれ
のデータ量を予測する。しかしながら、図7(B)に示
すタイミングでシーンチェンジ(scene change)が生じた
場合、シーンチェンジの前後では、ピクチャー間に相関
性がないので、図7(C)に示すように、シーンチェン
ジの前の難度データに基づいてシーンチェンジの後のピ
クチャーに対する目標データ量Tj を算出することとな
り、第2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード
方式の効果を得ることができないばかりか、却って、伸
長復号後の映像の品質が悪化してしまう可能性がある。
おける予測簡易2パスエンコード方式、および、第3の
実施形態における改良予測簡易2パスエンコード方式に
よる、シーンチェンジの前後のピクチャーに対する圧縮
符号化を示す図である。第2の実施形態に示した予測簡
易2パスエンコード方式は、図7(A)に示すように入
力される映像データに含まれるピクチャー間の時間的な
相関性を利用し、圧縮映像データのピクチャーそれぞれ
のデータ量を予測する。しかしながら、図7(B)に示
すタイミングでシーンチェンジ(scene change)が生じた
場合、シーンチェンジの前後では、ピクチャー間に相関
性がないので、図7(C)に示すように、シーンチェン
ジの前の難度データに基づいてシーンチェンジの後のピ
クチャーに対する目標データ量Tj を算出することとな
り、第2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード
方式の効果を得ることができないばかりか、却って、伸
長復号後の映像の品質が悪化してしまう可能性がある。
【0069】つまり、具体例を挙げると、予測簡易2パ
スエンコード方式において、絵柄が簡単なシーンが入力
されている間にシーンチェンジが生じ、絵柄が難しいシ
ーンに代わった場合、ホストコンピュータ20は、シー
ンチェンジ後も、入力される編集映像データの難度デー
タの値を小さく予測するにも関わらず、実際には、絵柄
が難しいピクチャーが入力され、後のシーンの各ピクチ
ャーに割り当てるデータ量が不足してしまう。このよう
に、割り当てるデータ量が不足した場合、シーンチェン
ジ部分の圧縮映像データに著しい符号化歪みが生じ、伸
長復号して得られる映像の品質が著しく低下してしま
う。
スエンコード方式において、絵柄が簡単なシーンが入力
されている間にシーンチェンジが生じ、絵柄が難しいシ
ーンに代わった場合、ホストコンピュータ20は、シー
ンチェンジ後も、入力される編集映像データの難度デー
タの値を小さく予測するにも関わらず、実際には、絵柄
が難しいピクチャーが入力され、後のシーンの各ピクチ
ャーに割り当てるデータ量が不足してしまう。このよう
に、割り当てるデータ量が不足した場合、シーンチェン
ジ部分の圧縮映像データに著しい符号化歪みが生じ、伸
長復号して得られる映像の品質が著しく低下してしま
う。
【0070】第3の実施形態に示す予測簡易2パスエン
コード方式(改良予測簡易2パスエンコード方式)は、
かかる観点からなされたものであって、シーンチェンジ
の前後等において編集映像データの時間的な相関性が失
われた場合に、編集映像データの時間的な相関性が失わ
れた部分に生じる難度データの予測に基づくデータ量の
割り当てに起因する悪影響を除去し、さらに、シーンチ
ェンジ直後のピクチャーに割り当てる符号量を精度よく
予測し、効率的な圧縮符号化を行うことを目的とする。
コード方式(改良予測簡易2パスエンコード方式)は、
かかる観点からなされたものであって、シーンチェンジ
の前後等において編集映像データの時間的な相関性が失
われた場合に、編集映像データの時間的な相関性が失わ
れた部分に生じる難度データの予測に基づくデータ量の
割り当てに起因する悪影響を除去し、さらに、シーンチ
ェンジ直後のピクチャーに割り当てる符号量を精度よく
予測し、効率的な圧縮符号化を行うことを目的とする。
【0071】この目的を達成するために、改良予測簡易
2パスエンコード方式は、第2の実施形態に示した映像
データ圧縮装置1(図1)を用いた予測簡易2パスエン
コード方式を改良し、シーンチェンジを検出し、圧縮映
像データのピクチャーに割り当てるデータ量の算出に用
いることができなくなったシーンチェンジ前の実難度デ
ータではなく、シーンチェンジ後に求めた実難度データ
を用いて、可能な限り正確に、その後の所定数のピクチ
ャーの難度を予測する。
2パスエンコード方式は、第2の実施形態に示した映像
データ圧縮装置1(図1)を用いた予測簡易2パスエン
コード方式を改良し、シーンチェンジを検出し、圧縮映
像データのピクチャーに割り当てるデータ量の算出に用
いることができなくなったシーンチェンジ前の実難度デ
ータではなく、シーンチェンジ後に求めた実難度データ
を用いて、可能な限り正確に、その後の所定数のピクチ
ャーの難度を予測する。
【0072】まず、図8および図9を参照して、改良予
測簡易2パスエンコード方式を概念的に説明する。図8
(A)〜(C)は、エンコーダ制御部12(図1)によ
る編集映像データのピクチャーの順序の入れ替え処理、
および、ホストコンピュータ20によるピクチャーの種
類(ピクチャータイプ)の変更処理を示す図である。図
9は、編集映像データのシーンチェンジ部分付近の実難
度データの値の経時的な変化を例示する図である。な
お、図9において、Iピクチャー、Pピクチャーおよび
Bピクチャーは、編集映像データを圧縮符号化した後の
ピクチャータイプを示す。
測簡易2パスエンコード方式を概念的に説明する。図8
(A)〜(C)は、エンコーダ制御部12(図1)によ
る編集映像データのピクチャーの順序の入れ替え処理、
および、ホストコンピュータ20によるピクチャーの種
類(ピクチャータイプ)の変更処理を示す図である。図
9は、編集映像データのシーンチェンジ部分付近の実難
度データの値の経時的な変化を例示する図である。な
お、図9において、Iピクチャー、Pピクチャーおよび
Bピクチャーは、編集映像データを圧縮符号化した後の
ピクチャータイプを示す。
【0073】編集映像データのシーンチェンジが圧縮符
号化後にPピクチャーとなるピクチャー(以下、「圧縮
符号化後にPピクチャーとなるピクチャー」等を、単に
「Pピクチャー」等とも記す)で生じると、エンコーダ
制御部12(図1)が、図8(A),(B)に示すよう
に編集映像データのピクチャーの順序を並び替えた映像
データS12からエンコーダ162およびホストコンピ
ュータ20が生成する実難度データDj の値は、例え
ば、図9に示すように変化する。つまり、シーンチェン
ジの直後、編集映像データの先頭のPピクチャーの実難
度データDj は、このピクチャーから生成される圧縮映
像データのPピクチャーが、前方のピクチャーを参照す
ることができないため増加し、Iピクチャーとほぼ、同
様の処理によって生成されることになる。従って、シー
ンの先頭のPピクチャーの実難度データDj の値は、例
えば、Iピクチャーの難度データDj と同程度の値にな
る。
号化後にPピクチャーとなるピクチャー(以下、「圧縮
符号化後にPピクチャーとなるピクチャー」等を、単に
「Pピクチャー」等とも記す)で生じると、エンコーダ
制御部12(図1)が、図8(A),(B)に示すよう
に編集映像データのピクチャーの順序を並び替えた映像
データS12からエンコーダ162およびホストコンピ
ュータ20が生成する実難度データDj の値は、例え
ば、図9に示すように変化する。つまり、シーンチェン
ジの直後、編集映像データの先頭のPピクチャーの実難
度データDj は、このピクチャーから生成される圧縮映
像データのPピクチャーが、前方のピクチャーを参照す
ることができないため増加し、Iピクチャーとほぼ、同
様の処理によって生成されることになる。従って、シー
ンの先頭のPピクチャーの実難度データDj の値は、例
えば、Iピクチャーの難度データDj と同程度の値にな
る。
【0074】従って、ホストコンピュータ20は、エン
コーダ162が生成する圧縮映像データのピクチャータ
イプシーケンスに基づいて、実難度データDj の値の経
時的な変化を監視し、例えば、Pピクチャーの実難度デ
ータDj の値が、直前のPピクチャーの実難度データD
j の1.5倍以上になった場合、直前のIピクチャーの
実難度データDj の0.7倍以上になった場合、あるい
は、第2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード
方式においてと同じ方法でホストコンピュータ20が予
測した値に比べ、実際の実難度データの値が1.5倍以
上になった場合に、そのPピクチャーに対応する編集映
像データのピクチャーでシーンチェンジが生じたと判断
することができる。
コーダ162が生成する圧縮映像データのピクチャータ
イプシーケンスに基づいて、実難度データDj の値の経
時的な変化を監視し、例えば、Pピクチャーの実難度デ
ータDj の値が、直前のPピクチャーの実難度データD
j の1.5倍以上になった場合、直前のIピクチャーの
実難度データDj の0.7倍以上になった場合、あるい
は、第2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード
方式においてと同じ方法でホストコンピュータ20が予
測した値に比べ、実際の実難度データの値が1.5倍以
上になった場合に、そのPピクチャーに対応する編集映
像データのピクチャーでシーンチェンジが生じたと判断
することができる。
【0075】しかしながら、編集映像データのシーンチ
ェンジが圧縮符号化後にIピクチャーとなるピクチャー
で生じると、ホストコンピュータ20が生成する実難度
データDj の値はほとんど変化しないことがあり、逆
に、シーンチェンジ後の編集映像データの絵柄が単純な
場合等には、かえって、実難度データDj の値が減少す
る可能性がある。また、シーンチェンジ前の編集映像デ
ータの絵柄が複雑で、シーンチェンジ後の編集映像デー
タの絵柄が平坦である場合、あるいは、シーンチェンジ
前後の編集映像データに非常に動きが大きい場合等に
は、Pピクチャーの実難度データDj の値が顕著に増加
しない場合がある。しかしながら、事実上、シーンチェ
ンジの直後は後方のピクチャーのみしか参照できないの
で、シーンチェンジ直後のBピクチャーの実難度データ
Dj の値は、Pピクチャーの実難度データDj の値と同
程度にまで増大する。
ェンジが圧縮符号化後にIピクチャーとなるピクチャー
で生じると、ホストコンピュータ20が生成する実難度
データDj の値はほとんど変化しないことがあり、逆
に、シーンチェンジ後の編集映像データの絵柄が単純な
場合等には、かえって、実難度データDj の値が減少す
る可能性がある。また、シーンチェンジ前の編集映像デ
ータの絵柄が複雑で、シーンチェンジ後の編集映像デー
タの絵柄が平坦である場合、あるいは、シーンチェンジ
前後の編集映像データに非常に動きが大きい場合等に
は、Pピクチャーの実難度データDj の値が顕著に増加
しない場合がある。しかしながら、事実上、シーンチェ
ンジの直後は後方のピクチャーのみしか参照できないの
で、シーンチェンジ直後のBピクチャーの実難度データ
Dj の値は、Pピクチャーの実難度データDj の値と同
程度にまで増大する。
【0076】従って、ホストコンピュータ20は、実難
度データDj の値の経時的な変化を監視し、例えば、B
ピクチャーの実難度データDj の値が、直前のBピクチ
ャーの実難度データDj の1.5倍以上になった場合、
あるいは、予測した値と比べ実際の実難度データDj の
値が1.5倍以上になった場合に、そのBピクチャーの
直前のIピクチャーおよびPピクチャーに対応する編集
映像データのピクチャーでシーンチェンジが生じたと判
断することができる。なお、Pピクチャーの実難度デー
タDj の変化に基づいてシーンチェンジを検出する方
法、および、Bピクチャーの実難度データDj の変化に
基づいてシーンチェンジを検出する方法を併用すること
により、ホストコンピュータ20は、シーンチェンジの
検出を確実に行うことができる。
度データDj の値の経時的な変化を監視し、例えば、B
ピクチャーの実難度データDj の値が、直前のBピクチ
ャーの実難度データDj の1.5倍以上になった場合、
あるいは、予測した値と比べ実際の実難度データDj の
値が1.5倍以上になった場合に、そのBピクチャーの
直前のIピクチャーおよびPピクチャーに対応する編集
映像データのピクチャーでシーンチェンジが生じたと判
断することができる。なお、Pピクチャーの実難度デー
タDj の変化に基づいてシーンチェンジを検出する方
法、および、Bピクチャーの実難度データDj の変化に
基づいてシーンチェンジを検出する方法を併用すること
により、ホストコンピュータ20は、シーンチェンジの
検出を確実に行うことができる。
【0077】一方、シーンチェンジの発生により、編集
映像データのシーンチェンジ以前のピクチャーとシーン
チェンジ以降のピクチャーの相関性はなくなるので、第
2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード方式に
おけるシーンチェンジ以前の実難度データDj を用い
た、シーンチェンジ以降のピクチャーに対する予測難度
データD’j は意味を有さなくなる。しかしながら、編
集映像データのシーンチェンジ直後の数枚のピクチャー
は、それ以降のピクチャーと充分な相関性を有し、従っ
て、シーンチェンジ直後の数枚のピクチャーの実難度デ
ータDj に基づいて、それ以降の所定枚数のピクチャー
の難度データDj の値を予測することが可能である。
映像データのシーンチェンジ以前のピクチャーとシーン
チェンジ以降のピクチャーの相関性はなくなるので、第
2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード方式に
おけるシーンチェンジ以前の実難度データDj を用い
た、シーンチェンジ以降のピクチャーに対する予測難度
データD’j は意味を有さなくなる。しかしながら、編
集映像データのシーンチェンジ直後の数枚のピクチャー
は、それ以降のピクチャーと充分な相関性を有し、従っ
て、シーンチェンジ直後の数枚のピクチャーの実難度デ
ータDj に基づいて、それ以降の所定枚数のピクチャー
の難度データDj の値を予測することが可能である。
【0078】さらに、第2の実施形態に示した予測簡易
2パスエンコード方式においては、式4に示したように
目標データ量Tj を算出する。従って、目標データ量T
j を算出するためには、下に示す式5において定義され
る総和値Sumj を用いればよく、必ずしも個々の予測
難度データD’j を求める必要はない。
2パスエンコード方式においては、式4に示したように
目標データ量Tj を算出する。従って、目標データ量T
j を算出するためには、下に示す式5において定義され
る総和値Sumj を用いればよく、必ずしも個々の予測
難度データD’j を求める必要はない。
【0079】
【数5】
【0080】式5において定義した総和値Sumj を用
いると、式4は、下に示す式6に書き換えることができ
る。
いると、式4は、下に示す式6に書き換えることができ
る。
【0081】
【数6】
【0082】つまり、ホストコンピュータ20は、個々
の予測難度データD’j ではなく、総和値Sumj を予
測することができさえすれば、目標データ量Tj を算出
することができる。
の予測難度データD’j ではなく、総和値Sumj を予
測することができさえすれば、目標データ量Tj を算出
することができる。
【0083】第3の実施形態における改良予測簡易2パ
スエンコード方式において、ホストコンピュータ20
は、シーンチェンジ直後に生成した実難度データDj に
基づいて総和値Sumj を予測し、予測した総和値Su
mj に基づいて、目標データ量Tj を精度よく算出す
る。続いて所定数の編集映像データのピクチャーが入力
される間、ホストコンピュータ20は、その後に生成し
た実難度データDj に基づいて、総和値Sumj の値を
順次、補正する。さらに、ホストコンピュータ20は、
シーンチェンジ以降、さらに所定数のピクチャーが入力
され、充分な数の実難度データDj を生成した後には、
第2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード方式
においてと同じ方法により、目標データ量Tj を生成す
る。
スエンコード方式において、ホストコンピュータ20
は、シーンチェンジ直後に生成した実難度データDj に
基づいて総和値Sumj を予測し、予測した総和値Su
mj に基づいて、目標データ量Tj を精度よく算出す
る。続いて所定数の編集映像データのピクチャーが入力
される間、ホストコンピュータ20は、その後に生成し
た実難度データDj に基づいて、総和値Sumj の値を
順次、補正する。さらに、ホストコンピュータ20は、
シーンチェンジ以降、さらに所定数のピクチャーが入力
され、充分な数の実難度データDj を生成した後には、
第2の実施形態に示した予測簡易2パスエンコード方式
においてと同じ方法により、目標データ量Tj を生成す
る。
【0084】次に、第3の実施形態における映像データ
圧縮装置1(図1)の動作を説明する。なお、説明の簡
略化のために、第3の実施形態においても、図7に示し
たように、映像データ圧縮装置1は、第2の実施形態に
おいてと同じピクチャータイプシーケンス(N=15,
M=3;Nは1GOPに含まれるピクチャー数、MはP
ピクチャーの間のBピクチャー数)に編集映像データを
圧縮符号化し、第2の実施形態においてと同様に、15
個のピクチャーの実難度データDj から、次の15個の
ピクチャーの予測難度データD’j を生成する場合を例
に説明する。
圧縮装置1(図1)の動作を説明する。なお、説明の簡
略化のために、第3の実施形態においても、図7に示し
たように、映像データ圧縮装置1は、第2の実施形態に
おいてと同じピクチャータイプシーケンス(N=15,
M=3;Nは1GOPに含まれるピクチャー数、MはP
ピクチャーの間のBピクチャー数)に編集映像データを
圧縮符号化し、第2の実施形態においてと同様に、15
個のピクチャーの実難度データDj から、次の15個の
ピクチャーの予測難度データD’j を生成する場合を例
に説明する。
【0085】エンコーダ制御部12は、第1の実施形態
および第2の実施形態においてと同様の処理を行い、例
えば、図8(A)に示したピクチャータイプシーケンス
で入力される非圧縮映像データのピクチャーの順番を、
図8(B)に示すように、エンコーダ162およびエン
コーダ18における圧縮符号化に適した順番、つまり、
Bピクチャーが直後のIピクチャーまたはPピクチャー
の後ろになる順番に入れ替えて、映像データS12とし
てエンコーダ162およびFIFOメモリ160に対し
て出力する。従って、例えば、図8(A)に示したよう
に、第1のシーンのデータと第2のシーンのデータとの
間のシーンチェンジがBピクチャーに圧縮符号化される
べきピクチャーであっても、エンコーダ162およびエ
ンコーダ18に入力される後ろのシーンの最初のピクチ
ャータイプは必ずPピクチャーまたはIピクチャーにな
る。FIFOメモリ160は、第1の実施形態および第
2の実施形態においてと同様に、例えば、入力される編
集映像データを15ピクチャー分、遅延してエンコーダ
18に対して出力する。
および第2の実施形態においてと同様の処理を行い、例
えば、図8(A)に示したピクチャータイプシーケンス
で入力される非圧縮映像データのピクチャーの順番を、
図8(B)に示すように、エンコーダ162およびエン
コーダ18における圧縮符号化に適した順番、つまり、
Bピクチャーが直後のIピクチャーまたはPピクチャー
の後ろになる順番に入れ替えて、映像データS12とし
てエンコーダ162およびFIFOメモリ160に対し
て出力する。従って、例えば、図8(A)に示したよう
に、第1のシーンのデータと第2のシーンのデータとの
間のシーンチェンジがBピクチャーに圧縮符号化される
べきピクチャーであっても、エンコーダ162およびエ
ンコーダ18に入力される後ろのシーンの最初のピクチ
ャータイプは必ずPピクチャーまたはIピクチャーにな
る。FIFOメモリ160は、第1の実施形態および第
2の実施形態においてと同様に、例えば、入力される編
集映像データを15ピクチャー分、遅延してエンコーダ
18に対して出力する。
【0086】エンコーダ162は、第1の実施形態およ
び第2の実施形態においてと同様に、シーンチェンジの
有無にかかわらず、映像データS12をピクチャータイ
プシーケンスI,B,B,P,B,B,P,B,B,
P,B,B,P,B,B,P,B,Bで圧縮符号化し、
実難度データDj を生成してホストコンピュータ20に
対して出力する。エンコーダ162が生成する実難度デ
ータDj の値の経時的な変化は、例えば、図9に示した
ようになり、一般的に、シーンチェンジが発生した直後
の後ろのシーンの最初のPピクチャーの実難度データの
値は、他のPピクチャーの実難度データの値と比べて大
きくなる。
び第2の実施形態においてと同様に、シーンチェンジの
有無にかかわらず、映像データS12をピクチャータイ
プシーケンスI,B,B,P,B,B,P,B,B,
P,B,B,P,B,B,P,B,Bで圧縮符号化し、
実難度データDj を生成してホストコンピュータ20に
対して出力する。エンコーダ162が生成する実難度デ
ータDj の値の経時的な変化は、例えば、図9に示した
ようになり、一般的に、シーンチェンジが発生した直後
の後ろのシーンの最初のPピクチャーの実難度データの
値は、他のPピクチャーの実難度データの値と比べて大
きくなる。
【0087】ホストコンピュータ20は、エンコーダ1
62から入力される実難度データの値の経時的な変化を
監視し、第3の実施形態において上述したように、実難
度データDj の値が、直前のPピクチャーの実難度デー
タDj-1 の、例えば1.5倍(実用的には1.4倍〜
1.8倍の間の値とすると好適)以上の値を示すPピク
チャーを検出する等の方法によりPピクチャーでシーン
チェンジが発生したことを判断する。シーンチェンジを
検出した場合、ホストコンピュータ20はさらに、図8
(C)に示したように、後ろのシーンの最初のPピクチ
ャーを前のシーンの最後のピクチャーを参照しないIピ
クチャーに変更し、前のシーンの最後のIピクチャーを
Pピクチャーに変更するように、エンコーダ18を制御
して編集映像データのシーンチェンジの前後の部分を圧
縮符号化する際のピクチャータイプシーケンスを変更さ
せる。
62から入力される実難度データの値の経時的な変化を
監視し、第3の実施形態において上述したように、実難
度データDj の値が、直前のPピクチャーの実難度デー
タDj-1 の、例えば1.5倍(実用的には1.4倍〜
1.8倍の間の値とすると好適)以上の値を示すPピク
チャーを検出する等の方法によりPピクチャーでシーン
チェンジが発生したことを判断する。シーンチェンジを
検出した場合、ホストコンピュータ20はさらに、図8
(C)に示したように、後ろのシーンの最初のPピクチ
ャーを前のシーンの最後のピクチャーを参照しないIピ
クチャーに変更し、前のシーンの最後のIピクチャーを
Pピクチャーに変更するように、エンコーダ18を制御
して編集映像データのシーンチェンジの前後の部分を圧
縮符号化する際のピクチャータイプシーケンスを変更さ
せる。
【0088】なお、シーンチェンジが生じてもIピクチ
ャー自体のデータ量には大きな変化は生じるとは限らな
い。しかし、ホストコンピュータ20は、第3の実施形
態において上述したように、Bピクチャーの実難度デー
タの値の経時的な変化を監視し、例えば、直前のBピク
チャーの実難度データの1.5倍の値の実難度データを
有するBピクチャーを検出する等の方法により、Iピク
チャーでシーンチェンジが生じたことを判断することが
できる。
ャー自体のデータ量には大きな変化は生じるとは限らな
い。しかし、ホストコンピュータ20は、第3の実施形
態において上述したように、Bピクチャーの実難度デー
タの値の経時的な変化を監視し、例えば、直前のBピク
チャーの実難度データの1.5倍の値の実難度データを
有するBピクチャーを検出する等の方法により、Iピク
チャーでシーンチェンジが生じたことを判断することが
できる。
【0089】図10は、ホストコンピュータ20が、編
集映像データにシーンチェンジが発生する場合に、実難
度データD1 〜D15に基づいて予測難度データD’16〜
D’ 30を算出する方法、および、編集映像データにシー
ンチェンジが発生しない場合の予測難度データD’16〜
D’30を算出する方法を示す図である。ホストコンピュ
ータ20は、編集映像データにシーンチェンジが発生し
ない場合には、エンコーダ162から得られたデータか
ら、図10中に○印で示す実難度データD1 〜D15を生
成し、生成した実難度データD1 〜D15に基づいて、図
10中に×印で示す予測難度データD’16〜D’30をピ
クチャーの種類(ピクチャータイプ)ごとに算出する。
集映像データにシーンチェンジが発生する場合に、実難
度データD1 〜D15に基づいて予測難度データD’16〜
D’ 30を算出する方法、および、編集映像データにシー
ンチェンジが発生しない場合の予測難度データD’16〜
D’30を算出する方法を示す図である。ホストコンピュ
ータ20は、編集映像データにシーンチェンジが発生し
ない場合には、エンコーダ162から得られたデータか
ら、図10中に○印で示す実難度データD1 〜D15を生
成し、生成した実難度データD1 〜D15に基づいて、図
10中に×印で示す予測難度データD’16〜D’30をピ
クチャーの種類(ピクチャータイプ)ごとに算出する。
【0090】つまり、編集映像データにシーンチェンジ
が発生しない場合には、ホストコンピュータ20は、B
ピクチャーの実難度データD2 ,D3 ,…,D13,D14
の値を、図10中の点線Aで直線近似して外挿し、Bピ
クチャーの予測難度データD’16,D’17,…,
D’29,D’30を生成し、Iピクチャーの実難度データ
D4、および、必要に応じてこれ以前のIピクチャーの
実難度データDj の値を直線近似して外挿し、Iピクチ
ャーの予測難度データD’18を生成し、Pピクチャーの
実難度データD1 ,D7 ,…,D12、および、必要に応
じてこれ以前のPピクチャーの実難度データDj の値を
直線近似して外挿し、Pピクチャーの予測難度データ
D’15,D’21,…,D’27を生成する。さらに、ホス
トコンピュータ20は、これらの実難度データDj およ
び予測難度データD’j を用いて、第2の実施形態に示
した予測簡易2パス方式により目標データ量Tj を算出
する。
が発生しない場合には、ホストコンピュータ20は、B
ピクチャーの実難度データD2 ,D3 ,…,D13,D14
の値を、図10中の点線Aで直線近似して外挿し、Bピ
クチャーの予測難度データD’16,D’17,…,
D’29,D’30を生成し、Iピクチャーの実難度データ
D4、および、必要に応じてこれ以前のIピクチャーの
実難度データDj の値を直線近似して外挿し、Iピクチ
ャーの予測難度データD’18を生成し、Pピクチャーの
実難度データD1 ,D7 ,…,D12、および、必要に応
じてこれ以前のPピクチャーの実難度データDj の値を
直線近似して外挿し、Pピクチャーの予測難度データ
D’15,D’21,…,D’27を生成する。さらに、ホス
トコンピュータ20は、これらの実難度データDj およ
び予測難度データD’j を用いて、第2の実施形態に示
した予測簡易2パス方式により目標データ量Tj を算出
する。
【0091】以下、ホストコンピュータ20が、Pピク
チャーで編集映像データのシーンチェンジを検出した場
合の処理内容を、段階に分けて説明する。第1段階 ホストコンピュータ20が、Pピクチャーでシーンチェ
ンジが発生したことを検出した場合、図10中に●で示
すPピクチャーの実難度データD15のみからでは、ピク
チャー間の動きの量等によって左右されるBピクチャー
およびPピクチャーの難度を予測することができない。
そこで、ホストコンピュータ20は、予め実験等により
求められたIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチ
ャーの実難度データの値の比率(i:p:b)を用い
て、式5に定義した総和値Sumjを求める。
チャーで編集映像データのシーンチェンジを検出した場
合の処理内容を、段階に分けて説明する。第1段階 ホストコンピュータ20が、Pピクチャーでシーンチェ
ンジが発生したことを検出した場合、図10中に●で示
すPピクチャーの実難度データD15のみからでは、ピク
チャー間の動きの量等によって左右されるBピクチャー
およびPピクチャーの難度を予測することができない。
そこで、ホストコンピュータ20は、予め実験等により
求められたIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチ
ャーの実難度データの値の比率(i:p:b)を用い
て、式5に定義した総和値Sumjを求める。
【0092】つまり、ホストコンピュータ20は、第j
+1番目(図10においてはj=1)のピクチャーに対
する目標データ量を算出するために、例えば、下に示す
予め求めたIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチ
ャーの実難度データの値の比率(i:p:b)を用いた
式7に、シーンチェンジが生じたPピクチャーの実難度
データDj+15を代入して、第(j+1)番目のピクチャ
ーに対する目標データ量Tj+1 の算出に用いる総和値S
umj+1 を予測し、さらに、予測した総和値Sumj+1
を式4に代入して、第(j+1)番目のピクチャーに対
する目標データ量Tj+1 を算出する。
+1番目(図10においてはj=1)のピクチャーに対
する目標データ量を算出するために、例えば、下に示す
予め求めたIピクチャー、PピクチャーおよびBピクチ
ャーの実難度データの値の比率(i:p:b)を用いた
式7に、シーンチェンジが生じたPピクチャーの実難度
データDj+15を代入して、第(j+1)番目のピクチャ
ーに対する目標データ量Tj+1 の算出に用いる総和値S
umj+1 を予測し、さらに、予測した総和値Sumj+1
を式4に代入して、第(j+1)番目のピクチャーに対
する目標データ量Tj+1 を算出する。
【0093】
【数7】
【0094】式7においては、シーンチェンジが発生し
たPピクチャーの実難度データDj+ 15の値が、第3の実
施形態において上述したように、直後のIピクチャーの
実難度データDj+18と等しいことを前提とし、ホストコ
ンピュータ20が、予め求めた比率(i:p:b)、お
よび、1GOPに含まれるIピクチャー、Pピクチャー
およびBピクチャーの枚数を乗じた係数を、シーンチェ
ンジ後に最初に算出したPピクチャーの実難度データD
j+15に乗算し、さらに、所定の定数αを加算して総和値
Sumj+1 を算出することを意味している。
たPピクチャーの実難度データDj+ 15の値が、第3の実
施形態において上述したように、直後のIピクチャーの
実難度データDj+18と等しいことを前提とし、ホストコ
ンピュータ20が、予め求めた比率(i:p:b)、お
よび、1GOPに含まれるIピクチャー、Pピクチャー
およびBピクチャーの枚数を乗じた係数を、シーンチェ
ンジ後に最初に算出したPピクチャーの実難度データD
j+15に乗算し、さらに、所定の定数αを加算して総和値
Sumj+1 を算出することを意味している。
【0095】なお、式7においては、定数αは、実験等
により予め求められる所定の値をとり、図10中の第
(j+15)番目のPピクチャーの直後、つまり、シー
ンチェンジ直後の第(j+16)番目および第(j+1
7)番目のBピクチャーが、前方予測または後方予測の
みにより生成されるために、他のBピクチャーに比べて
データ量が多いことを見越したマージンとしての意味を
有する。
により予め求められる所定の値をとり、図10中の第
(j+15)番目のPピクチャーの直後、つまり、シー
ンチェンジ直後の第(j+16)番目および第(j+1
7)番目のBピクチャーが、前方予測または後方予測の
みにより生成されるために、他のBピクチャーに比べて
データ量が多いことを見越したマージンとしての意味を
有する。
【0096】ホストコンピュータ20が、式7により求
めた総和値Sumj を用いて、第(j+15)番目〜第
(j+30)番目の難度データの直線予測を変更したと
仮定すると、予測難度データD’j+15〜D’j+30の値
は、シーンチェンジにより増加し、図10中に点線Bで
示した値になる。ただし、目標データ量Tj の算出のた
めには総和値Sumj の値のみを予測すればよく、ま
た、後述するように、定数αの値は、第(j+2)番目
のピクチャーに対する総和値Sumj+1 を算出する際に
補正されるので、ホストコンピュータ20は、シーンチ
ェンジが発生しない場合と異なり、シーンチェンジが発
生した場合、難度データの予測をピクチャーの種類(ピ
クチャータイプ)別に敢えて行わない。
めた総和値Sumj を用いて、第(j+15)番目〜第
(j+30)番目の難度データの直線予測を変更したと
仮定すると、予測難度データD’j+15〜D’j+30の値
は、シーンチェンジにより増加し、図10中に点線Bで
示した値になる。ただし、目標データ量Tj の算出のた
めには総和値Sumj の値のみを予測すればよく、ま
た、後述するように、定数αの値は、第(j+2)番目
のピクチャーに対する総和値Sumj+1 を算出する際に
補正されるので、ホストコンピュータ20は、シーンチ
ェンジが発生しない場合と異なり、シーンチェンジが発
生した場合、難度データの予測をピクチャーの種類(ピ
クチャータイプ)別に敢えて行わない。
【0097】第2段階 ホストコンピュータ20が、第(j+2)番目のピクチ
ャーに対する目標データ量Tj+2 を算出する際には、第
(j+16)番目のBピクチャーの実難度データDj+16
が算出されている。図10に示した例においては、第
(j+16)番目のBピクチャーは、後ろのシーンに属
するが、図8(A),(B)に示したように、エンコー
ダ制御部12がピクチャーの順序を入れ替えているた
め、第(j+16)番目のBピクチャーが、前のシーン
に属している可能性があり、また、前方予測または後方
予測のみにより生成されているため、ホストコンピュー
タ20は、第(j+16)番目のBピクチャーの実難度
データDj+16を、第(j+2)番目のピクチャーに対す
る目標データ量Tj+2 を算出する際の総和値Sumj+2
の予測に用いることはできない。
ャーに対する目標データ量Tj+2 を算出する際には、第
(j+16)番目のBピクチャーの実難度データDj+16
が算出されている。図10に示した例においては、第
(j+16)番目のBピクチャーは、後ろのシーンに属
するが、図8(A),(B)に示したように、エンコー
ダ制御部12がピクチャーの順序を入れ替えているた
め、第(j+16)番目のBピクチャーが、前のシーン
に属している可能性があり、また、前方予測または後方
予測のみにより生成されているため、ホストコンピュー
タ20は、第(j+16)番目のBピクチャーの実難度
データDj+16を、第(j+2)番目のピクチャーに対す
る目標データ量Tj+2 を算出する際の総和値Sumj+2
の予測に用いることはできない。
【0098】しかしながら、式7において、定数αとし
てマージンを考慮した2枚のBピクチャーの内の最初の
1枚のBピクチャーの実難度データDj+16の値を用い
て、式7の定数αを補正することは可能である。そこ
で、ホストコンピュータ20は、下に式8として示すよ
うに、式7の定数αを、実難度データDj+16に基づいて
補正して定数α’を算出し、さらに精度が高い総和値S
umj+2 を予測することができる。ホストコンピュータ
20は、予測した総和値Sumj+2 を式4に代入して、
第(j+2)番目のピクチャーに対する目標データ量T
j+2 を算出する。
てマージンを考慮した2枚のBピクチャーの内の最初の
1枚のBピクチャーの実難度データDj+16の値を用い
て、式7の定数αを補正することは可能である。そこ
で、ホストコンピュータ20は、下に式8として示すよ
うに、式7の定数αを、実難度データDj+16に基づいて
補正して定数α’を算出し、さらに精度が高い総和値S
umj+2 を予測することができる。ホストコンピュータ
20は、予測した総和値Sumj+2 を式4に代入して、
第(j+2)番目のピクチャーに対する目標データ量T
j+2 を算出する。
【0099】
【数8】
【0100】第3段階 ホストコンピュータ20が、第(j+3)番目のピクチ
ャーに対する目標データ量Tj+3 を算出する際には、第
(j+17)番目のBピクチャーの実難度データDj+17
が算出されている。従って、式7において、定数αとし
てマージンを考慮した2枚のBピクチャーの両方、つま
り、図8(A)〜(C)に示したピクチャータイプシー
ケンスにおいて、IピクチャーおよびPピクチャーに挟
まれる1組のBピクチャー全ての実難度データDj+16,
Dj+16の値が判明したので、下に式9として示すよう
に、式7の定数αあるいは式8の定数α’は不要にな
る。
ャーに対する目標データ量Tj+3 を算出する際には、第
(j+17)番目のBピクチャーの実難度データDj+17
が算出されている。従って、式7において、定数αとし
てマージンを考慮した2枚のBピクチャーの両方、つま
り、図8(A)〜(C)に示したピクチャータイプシー
ケンスにおいて、IピクチャーおよびPピクチャーに挟
まれる1組のBピクチャー全ての実難度データDj+16,
Dj+16の値が判明したので、下に式9として示すよう
に、式7の定数αあるいは式8の定数α’は不要にな
る。
【0101】
【数9】
【0102】第4段階 ホストコンピュータ20が、第(j+4)番目のピクチ
ャーに対する目標データ量Tj+3 を算出する際には、第
(j+18)番目のIピクチャーの実難度データDj+18
が算出されている。この段階で、図10に示した例にお
いては、シーンチェンジ以降の全ての種類(ピクチャー
タイプ)のピクチャーの実難度データD i の値が判明す
る。そこで、式7〜式9において用いられた予め求めら
れた比率(i:p:b)の値を、ホストコンピュータ2
0が実際に算出したIピクチャーの実難度データ
Dj+18、Pピクチャーの実難度データDj+15およびPピ
クチャーの実難度データDj+16(Dj+17)に置き換える
ことが可能になる。
ャーに対する目標データ量Tj+3 を算出する際には、第
(j+18)番目のIピクチャーの実難度データDj+18
が算出されている。この段階で、図10に示した例にお
いては、シーンチェンジ以降の全ての種類(ピクチャー
タイプ)のピクチャーの実難度データD i の値が判明す
る。そこで、式7〜式9において用いられた予め求めら
れた比率(i:p:b)の値を、ホストコンピュータ2
0が実際に算出したIピクチャーの実難度データ
Dj+18、Pピクチャーの実難度データDj+15およびPピ
クチャーの実難度データDj+16(Dj+17)に置き換える
ことが可能になる。
【0103】このように、ホストコンピュータ20は、
予め求めた比率(i:p:b)を、実際の比率
〔Dj+18:Dj+15:Dj+16(Dj+17)〕に置換した式9
を用いて、さらに精度よく総和値Sumj+18を予測し、
式4に代入して第(j+4)番目のピクチャーに対する
目標データ量Tj+4 を算出する。
予め求めた比率(i:p:b)を、実際の比率
〔Dj+18:Dj+15:Dj+16(Dj+17)〕に置換した式9
を用いて、さらに精度よく総和値Sumj+18を予測し、
式4に代入して第(j+4)番目のピクチャーに対する
目標データ量Tj+4 を算出する。
【0104】第5段階 第4段階と同様に、第(j+5)番目以降の数枚(例え
ば6〜9枚)のピクチャーに対する目標データ量Tj+3
を算出し、予測難度データD’i の算出に充分な数量の
実難度データDi が得られた後は、ホストコンピュータ
20は、シーンチェンジが発生しない場合と同様に、直
線近似により予測難度データD’i を算出し、算出した
予測難度データD’i を式4に代入して、目標データ量
Ti を算出する。
ば6〜9枚)のピクチャーに対する目標データ量Tj+3
を算出し、予測難度データD’i の算出に充分な数量の
実難度データDi が得られた後は、ホストコンピュータ
20は、シーンチェンジが発生しない場合と同様に、直
線近似により予測難度データD’i を算出し、算出した
予測難度データD’i を式4に代入して、目標データ量
Ti を算出する。
【0105】ホストコンピュータ20が、第3の実施形
態において上述したように、Iピクチャーの実難度デー
タDi の変化に基づいて、Iピクチャーでシーンチェン
ジが発生したと判断した場合、Pピクチャーでシーンチ
ェンジが発生したと判断した場合と同じ処理、つまり、
上述した第1段階〜第5段階の処理を行うことにより、
各ピクチャーに対する目標データ量Ti を算出すること
ができる。
態において上述したように、Iピクチャーの実難度デー
タDi の変化に基づいて、Iピクチャーでシーンチェン
ジが発生したと判断した場合、Pピクチャーでシーンチ
ェンジが発生したと判断した場合と同じ処理、つまり、
上述した第1段階〜第5段階の処理を行うことにより、
各ピクチャーに対する目標データ量Ti を算出すること
ができる。
【0106】一方、ホストコンピュータ20が、第3の
実施形態において上述したように、Bチャネルの実難度
データDi の値の変化に基づいて、Iピクチャーでシー
ンチェンジが発生したと判断した場合、ホストコンピュ
ータ20は、Pピクチャーでシーンチェンジが発生した
と判断した場合における第1段階または第2段階の処理
を行うことができない。従って、Bチャネルの実難度デ
ータDi の値の変化に基づいてIピクチャーでシーンチ
ェンジが発生したと判断した場合、ホストコンピュータ
20は、Pピクチャーでシーンチェンジが発生したと判
断した場合における第2段階または第3段階の処理を行
い、各ピクチャーに対する目標データ量Ti を算出す
る。
実施形態において上述したように、Bチャネルの実難度
データDi の値の変化に基づいて、Iピクチャーでシー
ンチェンジが発生したと判断した場合、ホストコンピュ
ータ20は、Pピクチャーでシーンチェンジが発生した
と判断した場合における第1段階または第2段階の処理
を行うことができない。従って、Bチャネルの実難度デ
ータDi の値の変化に基づいてIピクチャーでシーンチ
ェンジが発生したと判断した場合、ホストコンピュータ
20は、Pピクチャーでシーンチェンジが発生したと判
断した場合における第2段階または第3段階の処理を行
い、各ピクチャーに対する目標データ量Ti を算出す
る。
【0107】以上説明した総和値Sumi の予測および
目標データ量Ti の算出に係る処理の内容を、フローチ
ャートを参照して、さらに説明する。図11および図1
2は、第3の実施形態における改良予測簡易2パスエン
コード方式における総和値Sumi の予測および目標デ
ータ量Ti の算出に係る処理内容を示すフローチャート
図である。
目標データ量Ti の算出に係る処理の内容を、フローチ
ャートを参照して、さらに説明する。図11および図1
2は、第3の実施形態における改良予測簡易2パスエン
コード方式における総和値Sumi の予測および目標デ
ータ量Ti の算出に係る処理内容を示すフローチャート
図である。
【0108】なお、図11および図12において、デー
タSC_Flagは、過去15ピクチャー以内にシーン
チェンジが生じている場合にはシーンチェンジの位置を
示し、これ以外の場合には0に設定される。また、デー
タI_Flagの値は、図8(A)〜(C)に示したピ
クチャータイプシーケンスにおいて、Iピクチャーの直
後、3ピクチャーに対する処理が終了するまでは1とな
り、それ以外の場合には0になる。また、係数Ith
1,Ith2,Pth,Bthは、シーンチェンジの検
出の際に、それぞれIピクチャー、Pピクチャーおよび
Bピクチャーの値を判断するために用いる係数を示す。
タSC_Flagは、過去15ピクチャー以内にシーン
チェンジが生じている場合にはシーンチェンジの位置を
示し、これ以外の場合には0に設定される。また、デー
タI_Flagの値は、図8(A)〜(C)に示したピ
クチャータイプシーケンスにおいて、Iピクチャーの直
後、3ピクチャーに対する処理が終了するまでは1とな
り、それ以外の場合には0になる。また、係数Ith
1,Ith2,Pth,Bthは、シーンチェンジの検
出の際に、それぞれIピクチャー、Pピクチャーおよび
Bピクチャーの値を判断するために用いる係数を示す。
【0109】図11に示すように、ステップ100(S
100)において、ホストコンピュータ20は、エンコ
ーダ162から所定のデータを得て、実難度データDi
を生成する。ステップ102(S102)において、ホ
ストコンピュータ20は、データSC_Flagの値が
0であるか否かを判断する。データSC_Flagの値
が0である場合にはS200(図12)の処理に進み、
0でない場合にはS104の処理に進む。
100)において、ホストコンピュータ20は、エンコ
ーダ162から所定のデータを得て、実難度データDi
を生成する。ステップ102(S102)において、ホ
ストコンピュータ20は、データSC_Flagの値が
0であるか否かを判断する。データSC_Flagの値
が0である場合にはS200(図12)の処理に進み、
0でない場合にはS104の処理に進む。
【0110】ステップ104(S104)において、ホ
ストコンピュータ20は、第i番目のピクチャーの種類
(ピクチャータイプ)を判断し、第i番目のピクチャー
がBピクチャー、Pピクチャー、Iピクチャーである場
合には、それぞれS106,S120,S128の処理
に進む。ステップ106(S106)において、ホスト
コンピュータ20は、データI_Flagの値が0であ
るか否かを判断する。データI_Flagの値が0であ
る場合にはS110の処理に進み、0でない場合にはS
108の処理に進む。ステップ108(S108)にお
いて、ホストコンピュータ20は、Bピクチャーの実難
度データDi が予測難度データD’i ×Bthより大き
いか否かを判断し、大きい場合にはS112の処理に進
み、小さい場合にはS110の処理に進む。
ストコンピュータ20は、第i番目のピクチャーの種類
(ピクチャータイプ)を判断し、第i番目のピクチャー
がBピクチャー、Pピクチャー、Iピクチャーである場
合には、それぞれS106,S120,S128の処理
に進む。ステップ106(S106)において、ホスト
コンピュータ20は、データI_Flagの値が0であ
るか否かを判断する。データI_Flagの値が0であ
る場合にはS110の処理に進み、0でない場合にはS
108の処理に進む。ステップ108(S108)にお
いて、ホストコンピュータ20は、Bピクチャーの実難
度データDi が予測難度データD’i ×Bthより大き
いか否かを判断し、大きい場合にはS112の処理に進
み、小さい場合にはS110の処理に進む。
【0111】ステップ110(S110)において、ホ
ストコンピュータ20は、シーンチェンジが発生しない
場合と同じ処理を行って、予測難度データD’i を算出
する。ステップ112(S112)において、ホストコ
ンピュータ20は、データSC_Flagの値を1にす
る。ステップ114(S114)において、ホストコン
ピュータ20は、第i番目のピクチャーが、シーンチェ
ンジ後の1枚目のBピクチャーである場合には、式8に
より総和値Sumi を算出し、シーンチェンジ後の2枚
目のBピクチャーである場合には、式9により総和値S
umi を算出する。
ストコンピュータ20は、シーンチェンジが発生しない
場合と同じ処理を行って、予測難度データD’i を算出
する。ステップ112(S112)において、ホストコ
ンピュータ20は、データSC_Flagの値を1にす
る。ステップ114(S114)において、ホストコン
ピュータ20は、第i番目のピクチャーが、シーンチェ
ンジ後の1枚目のBピクチャーである場合には、式8に
より総和値Sumi を算出し、シーンチェンジ後の2枚
目のBピクチャーである場合には、式9により総和値S
umi を算出する。
【0112】ステップ116(S116)において、ホ
ストコンピュータ20は、予測した総和値Sumi また
は予測難度データD’i を式4に代入して、第i番目の
ピクチャーに対する目標データ量Ti (target bit) を
算出する。ステップ118(S118)において、ホス
トコンピュータ20は、データiをインクリメントす
る。
ストコンピュータ20は、予測した総和値Sumi また
は予測難度データD’i を式4に代入して、第i番目の
ピクチャーに対する目標データ量Ti (target bit) を
算出する。ステップ118(S118)において、ホス
トコンピュータ20は、データiをインクリメントす
る。
【0113】ステップ120(S220)において、ホ
ストコンピュータ20は、Pピクチャーの実難度データ
Di が予測難度データD’i ×Pthより大きいか否か
を判断し、大きい場合にはS122の処理に進み、小さ
い場合にはS110の処理に進む。ステップ122(S
122)において、ホストコンピュータ20は、データ
SC_Flagにデータiを代入する。ステップ124
(S124)において、ホストコンピュータ20は、デ
ータI_Flagの値を0にする。ステップ126(S
126)において、ホストコンピュータ20は、式7を
用いて、総和値Sumi を予測する。
ストコンピュータ20は、Pピクチャーの実難度データ
Di が予測難度データD’i ×Pthより大きいか否か
を判断し、大きい場合にはS122の処理に進み、小さ
い場合にはS110の処理に進む。ステップ122(S
122)において、ホストコンピュータ20は、データ
SC_Flagにデータiを代入する。ステップ124
(S124)において、ホストコンピュータ20は、デ
ータI_Flagの値を0にする。ステップ126(S
126)において、ホストコンピュータ20は、式7を
用いて、総和値Sumi を予測する。
【0114】ステップ128(S220)において、ホ
ストコンピュータ20は、Iピクチャーの実難度データ
Di が予測難度データD’i ×Ith1〜予測難度デー
タD’i ×Ith2の範囲外か否かを判断し、範囲外の
場合にはS130の処理に進み、範囲内の場合にはS1
10の処理に進む。ステップ130(S130)におい
て、ホストコンピュータ20は、データSC_Flag
にデータiを代入する。ステップ132(S132)に
おいて、ホストコンピュータ20は、データI_Fla
gの値を1にして、S126の処理に進む。
ストコンピュータ20は、Iピクチャーの実難度データ
Di が予測難度データD’i ×Ith1〜予測難度デー
タD’i ×Ith2の範囲外か否かを判断し、範囲外の
場合にはS130の処理に進み、範囲内の場合にはS1
10の処理に進む。ステップ130(S130)におい
て、ホストコンピュータ20は、データSC_Flag
にデータiを代入する。ステップ132(S132)に
おいて、ホストコンピュータ20は、データI_Fla
gの値を1にして、S126の処理に進む。
【0115】図12に示すように、ステップ200(S
200)において、ホストコンピュータ20は、データ
iからデータSC_Flagを減算した値が1,2,3
〜9,9以上である場合にそれぞれ、S202,S20
4,S206,S210の処理に進む。ステップ202
(S202)において、ホストコンピュータ20は、式
8により総和値Sumi を予測し、S116(図11)
の処理に進む。ステップ204(S204)において、
ホストコンピュータ20は、式9により総和値Sumi
を予測し、S116(図11)の処理に進む。
200)において、ホストコンピュータ20は、データ
iからデータSC_Flagを減算した値が1,2,3
〜9,9以上である場合にそれぞれ、S202,S20
4,S206,S210の処理に進む。ステップ202
(S202)において、ホストコンピュータ20は、式
8により総和値Sumi を予測し、S116(図11)
の処理に進む。ステップ204(S204)において、
ホストコンピュータ20は、式9により総和値Sumi
を予測し、S116(図11)の処理に進む。
【0116】ステップ206(S206)において、ホ
ストコンピュータ20は、式9の於ける予め求めた比率
(i:p:b)を、算出した実難度データに置換する。
ステップ208(S208)において、ホストコンピュ
ータ20は、比率(i:p:b)を、算出した実難度デ
ータに置換した式9を用いて、総和値Sumiを予測す
る。
ストコンピュータ20は、式9の於ける予め求めた比率
(i:p:b)を、算出した実難度データに置換する。
ステップ208(S208)において、ホストコンピュ
ータ20は、比率(i:p:b)を、算出した実難度デ
ータに置換した式9を用いて、総和値Sumiを予測す
る。
【0117】ステップ210(S210)において、ホ
ストコンピュータ20は、ピクチャー(i−SC_Fl
ag)枚分の実難度データを用いて、直線近似を行い、
総和値Sumi (予測難度データD’i )を算出する。
ステップ212(S212)において、ホストコンピュ
ータ20は、(i−SC_Flag)=15であるか否
かを判断する。(i−SC_Flag)=15である場
合にはS214の処理に進み、(i−SC_Flag)
=15でない場合にはS110(図11)の処理に進
む。
ストコンピュータ20は、ピクチャー(i−SC_Fl
ag)枚分の実難度データを用いて、直線近似を行い、
総和値Sumi (予測難度データD’i )を算出する。
ステップ212(S212)において、ホストコンピュ
ータ20は、(i−SC_Flag)=15であるか否
かを判断する。(i−SC_Flag)=15である場
合にはS214の処理に進み、(i−SC_Flag)
=15でない場合にはS110(図11)の処理に進
む。
【0118】ホストコンピュータ20は、以上説明した
処理により生成した目標データ量T j を、エンコーダ1
8の量子化制御回路180に設定する。エンコーダ18
は、第1の実施形態および第2の実施形態においてと同
様に、ホストコンピュータ20から設定された目標デー
タ量Tj に基づいて、図8(C)に示すように、後ろの
シーンの最初のPピクチャーが、前のシーンの最後のピ
クチャーを参照しないように、Iピクチャーに変更し、
前のシーンの最後のIピクチャーをPピクチャーに変更
して圧縮符号化し、圧縮映像データVOUTとして出力
する。
処理により生成した目標データ量T j を、エンコーダ1
8の量子化制御回路180に設定する。エンコーダ18
は、第1の実施形態および第2の実施形態においてと同
様に、ホストコンピュータ20から設定された目標デー
タ量Tj に基づいて、図8(C)に示すように、後ろの
シーンの最初のPピクチャーが、前のシーンの最後のピ
クチャーを参照しないように、Iピクチャーに変更し、
前のシーンの最後のIピクチャーをPピクチャーに変更
して圧縮符号化し、圧縮映像データVOUTとして出力
する。
【0119】以上、第3の実施形態に示した改良予測簡
易2パスエンコード方式によれば、シーンチェンジやカ
メラフラッシュ等を含む映像データにより多くのデータ
量を割り当てて圧縮符号化可能である上に、シーンチェ
ンジやカメラフラッシュの前後に発生する符号化歪みを
顕著に低減することができる。従って、第3の実施形態
に示した改良予測簡易2パスエンコード方式によって生
成した圧縮映像データを伸長復号して得られる映像の品
質を向上させることができる。
易2パスエンコード方式によれば、シーンチェンジやカ
メラフラッシュ等を含む映像データにより多くのデータ
量を割り当てて圧縮符号化可能である上に、シーンチェ
ンジやカメラフラッシュの前後に発生する符号化歪みを
顕著に低減することができる。従って、第3の実施形態
に示した改良予測簡易2パスエンコード方式によって生
成した圧縮映像データを伸長復号して得られる映像の品
質を向上させることができる。
【0120】なお、第3の実施形態においては、N=1
5,M=3のピクチャーシーケンスに対する処理に適合
する式7〜式9を例示したが、式7〜式9を適切に変更
する(式7〜式9中の係数4,10をピクチャーシーケ
ンスに合わせて変更する)ことにより、他のピクチャー
シーケンスに対しても、改良予測簡易2パスエンコード
を適用することができる。
5,M=3のピクチャーシーケンスに対する処理に適合
する式7〜式9を例示したが、式7〜式9を適切に変更
する(式7〜式9中の係数4,10をピクチャーシーケ
ンスに合わせて変更する)ことにより、他のピクチャー
シーケンスに対しても、改良予測簡易2パスエンコード
を適用することができる。
【0121】第4実施形態 以下、本発明の第4の実施形態として、第3の実施形態
に示した改良予測簡易2パスエンコード方式のシーンチ
ェンジ検出方法の変形例を説明する。まず、本発明の第
4の実施形態におけるシーンチェンジ検出方法の原理を
説明する。
に示した改良予測簡易2パスエンコード方式のシーンチ
ェンジ検出方法の変形例を説明する。まず、本発明の第
4の実施形態におけるシーンチェンジ検出方法の原理を
説明する。
【0122】映像データ圧縮装置1(図1)が、シーン
チェンジ付近の編集映像データから、第2の実施形態お
よび第3の実施形態にそれぞれ示した予測簡易2パスエ
ンコード方式および改良予測簡易2パスエンコード方式
において、映像データのピクチャー間の時間的相関性を
用いて生成される予測難度データDj ’は、実難度デー
タDj-1 以前の映像データの難度の変化の傾向をよく反
映しており、その実難度データDj との誤差は、シーン
チェンジがないかぎり非常に少なくなる。例えば、図1
0に示した場合においては、予測難度データD16’は、
15個の実難度データD1 〜D15に基づいて、これらの
1つ先のピクチャーの難度を予測した値であり、シーン
チェンジがない場合には、精度が非常に高いと期待でき
る。
チェンジ付近の編集映像データから、第2の実施形態お
よび第3の実施形態にそれぞれ示した予測簡易2パスエ
ンコード方式および改良予測簡易2パスエンコード方式
において、映像データのピクチャー間の時間的相関性を
用いて生成される予測難度データDj ’は、実難度デー
タDj-1 以前の映像データの難度の変化の傾向をよく反
映しており、その実難度データDj との誤差は、シーン
チェンジがないかぎり非常に少なくなる。例えば、図1
0に示した場合においては、予測難度データD16’は、
15個の実難度データD1 〜D15に基づいて、これらの
1つ先のピクチャーの難度を予測した値であり、シーン
チェンジがない場合には、精度が非常に高いと期待でき
る。
【0123】図13は、シーンチェンジがPピクチャー
で生じた場合に、その前後における実難度データD
j (○印)と予測難度データD’j (×印)との関係
を、圧縮符号化の順に例示する図である。一方、図13
に示すように、シーンチェンジがPピクチャーで生じた
場合、シーンチェンジ直後のPピクチャーの実難度デー
タDj は、多くの場合、前方のピクチャーを参照した圧
縮符号化ができなくなるために、予測難度データDj ’
よりも大幅に大きな値となる。
で生じた場合に、その前後における実難度データD
j (○印)と予測難度データD’j (×印)との関係
を、圧縮符号化の順に例示する図である。一方、図13
に示すように、シーンチェンジがPピクチャーで生じた
場合、シーンチェンジ直後のPピクチャーの実難度デー
タDj は、多くの場合、前方のピクチャーを参照した圧
縮符号化ができなくなるために、予測難度データDj ’
よりも大幅に大きな値となる。
【0124】逆に、シーンチェンジ部分のPピクチャー
の実難度データDj は、例えば、シーンチェンジ前の絵
柄に比べて、シーンチェンジ後の絵柄が平坦である場合
等には、予測難度データDj ’よりも大幅に小さな値と
なる場合もある。また、シーンチェンジ直後のBピクチ
ャーの実難度データDj の値は、後方のピクチャーのみ
を参照して圧縮符号化されるために、予測難度データD
j ’に比べて大幅に、例えばPピクチャー並みに大きく
なる。
の実難度データDj は、例えば、シーンチェンジ前の絵
柄に比べて、シーンチェンジ後の絵柄が平坦である場合
等には、予測難度データDj ’よりも大幅に小さな値と
なる場合もある。また、シーンチェンジ直後のBピクチ
ャーの実難度データDj の値は、後方のピクチャーのみ
を参照して圧縮符号化されるために、予測難度データD
j ’に比べて大幅に、例えばPピクチャー並みに大きく
なる。
【0125】図14は、シーンチェンジがIピクチャー
で生じた場合に、その前後における実難度データD
j (○印)と予測難度データD’j (×印)との関係
を、圧縮符号化の順に例示する図である。また、図14
に示すように、シーンチェンジが、第j(16)番目の
Iピクチャーで生じた場合、シーンチェンジ前後のIピ
クチャーには時間的相関関係がないので、シーンチェン
ジ直後のIピクチャーの予測難度データDj ’と実難度
データDj との間に誤差が生じる。
で生じた場合に、その前後における実難度データD
j (○印)と予測難度データD’j (×印)との関係
を、圧縮符号化の順に例示する図である。また、図14
に示すように、シーンチェンジが、第j(16)番目の
Iピクチャーで生じた場合、シーンチェンジ前後のIピ
クチャーには時間的相関関係がないので、シーンチェン
ジ直後のIピクチャーの予測難度データDj ’と実難度
データDj との間に誤差が生じる。
【0126】しかしながら、Iピクチャーは、元々、他
のピクチャーを参照せずに圧縮符号化されるので、Pピ
クチャーでシーンチェンジが生じた場合に比べて、予測
難度データDj ’と実難度データDj との差は少ない。
一方、シーンチェンジ直後のBピクチャーの実難度デー
タDj の値は、Pフレームでシーンチェンジが生じた場
合と同様に、予測難度データDj ’に比べて大幅に大き
くなる。
のピクチャーを参照せずに圧縮符号化されるので、Pピ
クチャーでシーンチェンジが生じた場合に比べて、予測
難度データDj ’と実難度データDj との差は少ない。
一方、シーンチェンジ直後のBピクチャーの実難度デー
タDj の値は、Pフレームでシーンチェンジが生じた場
合と同様に、予測難度データDj ’に比べて大幅に大き
くなる。
【0127】このように、PピクチャーおよびIピクチ
ャーの予測難度データDj ’と難度データDj の値に大
きな誤差が生じない場合であっても、Bピクチャー自体
の予測難度データDj ’と難度データDj の値に大きな
誤差が生じた場合には、その直前のIピクチャーまたは
Pピクチャーでシーンチェンジが生じたと判断すること
ができる。
ャーの予測難度データDj ’と難度データDj の値に大
きな誤差が生じない場合であっても、Bピクチャー自体
の予測難度データDj ’と難度データDj の値に大きな
誤差が生じた場合には、その直前のIピクチャーまたは
Pピクチャーでシーンチェンジが生じたと判断すること
ができる。
【0128】第4の実施形態に示すシーンチェンジ検出
方法は、以上説明した実難度データDj と予測難度デー
タDj ’との関係を利用しており、第3の実施形態にそ
れぞれ示した改良簡易2パスエンコード方式において、
より正確にシーンチェンジの検出を可能とする。つま
り、第4の実施形態に示すシーンチェンジ検出方法は、
第3の実施形態に示した映像データ圧縮装置1を用いた
改良予測簡易2パスエンコード方式において、予測難度
データDj ’と実難度データDj との値を比較してシー
ンチェンジを正確に検出するようになっている。
方法は、以上説明した実難度データDj と予測難度デー
タDj ’との関係を利用しており、第3の実施形態にそ
れぞれ示した改良簡易2パスエンコード方式において、
より正確にシーンチェンジの検出を可能とする。つま
り、第4の実施形態に示すシーンチェンジ検出方法は、
第3の実施形態に示した映像データ圧縮装置1を用いた
改良予測簡易2パスエンコード方式において、予測難度
データDj ’と実難度データDj との値を比較してシー
ンチェンジを正確に検出するようになっている。
【0129】具体的には、第4の実施形態におけるシー
ンチェンジの検出は、Iピクチャーの実難度データDjI
に対する予測難度データDjI’の比の値(DjI/
DjI’)、および、Pピクチャーの実難度データDjpに
対する予測難度データDjp’の比の値(Djp/Djp’)
が、所定の閾値の範囲外にある場合〔ThI1<(Dj /
Dj’)または(DjP/DjP’)<ThI2,Thp1<
(DjP/DjP’)または(Dj/Dj ’)<Thp2。た
だし、ThI1>1>ThI2>0,Thp1>1>Thp2>
0〕には、シーンチェンジの発生をそのピクチャーで検
出する。但し、通常、PピクチャーのPピクチャーの実
難度データDjpに対する予測難度データDjp’の比の値
(Djp/Djp’)が、加減値ThP2以下になることは殆
どない。
ンチェンジの検出は、Iピクチャーの実難度データDjI
に対する予測難度データDjI’の比の値(DjI/
DjI’)、および、Pピクチャーの実難度データDjpに
対する予測難度データDjp’の比の値(Djp/Djp’)
が、所定の閾値の範囲外にある場合〔ThI1<(Dj /
Dj’)または(DjP/DjP’)<ThI2,Thp1<
(DjP/DjP’)または(Dj/Dj ’)<Thp2。た
だし、ThI1>1>ThI2>0,Thp1>1>Thp2>
0〕には、シーンチェンジの発生をそのピクチャーで検
出する。但し、通常、PピクチャーのPピクチャーの実
難度データDjpに対する予測難度データDjp’の比の値
(Djp/Djp’)が、加減値ThP2以下になることは殆
どない。
【0130】また、第4の実施形態におけるシーンチェ
ンジ検出方法は、IピクチャーおよびPピクチャーの実
難度データDjI,DjPに対する予測難度データDjI’,
DjP’の比の値が、上記所定の閾値の範囲内である場合
であっても、Bピクチャーの実難度データDjBに対する
予測難度データDjB’の比の値(DjB/DjB’)が、所
定の範囲外にある場合に〔ThB <(DjB/DjB’)。
但し、ThB >1〕、シーンチェンジの発生を、そのB
ピクチャーの直前のIピクチャーまたはPピクチャーで
シーンチェンジが生じたと検出する。
ンジ検出方法は、IピクチャーおよびPピクチャーの実
難度データDjI,DjPに対する予測難度データDjI’,
DjP’の比の値が、上記所定の閾値の範囲内である場合
であっても、Bピクチャーの実難度データDjBに対する
予測難度データDjB’の比の値(DjB/DjB’)が、所
定の範囲外にある場合に〔ThB <(DjB/DjB’)。
但し、ThB >1〕、シーンチェンジの発生を、そのB
ピクチャーの直前のIピクチャーまたはPピクチャーで
シーンチェンジが生じたと検出する。
【0131】次に、第4の実施形態における映像データ
圧縮装置1(図1)の動作を説明する。エンコーダ制御
部12は、第1の実施形態〜第3の実施形態においてと
同様に、非圧縮映像データのピクチャーを、例えば、図
8(A)に示した順番から図8(B)に示した順番に入
れ替える。FIFOメモリ160は、第1の実施形態〜
第3の実施形態においてと同様に、例えば、入力される
編集映像データを15ピクチャー分、遅延する。エンコ
ーダ162は、第1の実施形態〜第3の実施形態におい
てと同様に、シーンチェンジの有無にかかわらず、映像
データS12を圧縮符号化し、実難度データDj を生成
する。
圧縮装置1(図1)の動作を説明する。エンコーダ制御
部12は、第1の実施形態〜第3の実施形態においてと
同様に、非圧縮映像データのピクチャーを、例えば、図
8(A)に示した順番から図8(B)に示した順番に入
れ替える。FIFOメモリ160は、第1の実施形態〜
第3の実施形態においてと同様に、例えば、入力される
編集映像データを15ピクチャー分、遅延する。エンコ
ーダ162は、第1の実施形態〜第3の実施形態におい
てと同様に、シーンチェンジの有無にかかわらず、映像
データS12を圧縮符号化し、実難度データDj を生成
する。
【0132】ホストコンピュータ20は、エンコーダ1
62から入力される実難度データD j と予測難度データ
Dj ’とを比較し、第4の実施形態において上述したよ
うに、PピクチャーおよびIピクチャーの予測難度デー
タDj ’の実難度データDjに対する比の値、および、
Bピクチャーの予測難度データDj ’の実難度データD
j に対する比の値が、上記所定の範囲外となる位置でシ
ーンチェンジが発生したことを検出する。
62から入力される実難度データD j と予測難度データ
Dj ’とを比較し、第4の実施形態において上述したよ
うに、PピクチャーおよびIピクチャーの予測難度デー
タDj ’の実難度データDjに対する比の値、および、
Bピクチャーの予測難度データDj ’の実難度データD
j に対する比の値が、上記所定の範囲外となる位置でシ
ーンチェンジが発生したことを検出する。
【0133】シーンチェンジを検出した場合、ホストコ
ンピュータ20はさらに、第3の実施形態においてと同
様に、後ろのシーンの最初のPピクチャーを前のシーン
の最後のピクチャーを参照しないIピクチャーに変更し
(図8(C))、前のシーンの最後のIピクチャーをP
ピクチャーに変更するように、ピクチャータイプシーケ
ンスを変更させる。
ンピュータ20はさらに、第3の実施形態においてと同
様に、後ろのシーンの最初のPピクチャーを前のシーン
の最後のピクチャーを参照しないIピクチャーに変更し
(図8(C))、前のシーンの最後のIピクチャーをP
ピクチャーに変更するように、ピクチャータイプシーケ
ンスを変更させる。
【0134】ホストコンピュータ20は、第3の実施形
態においてと同様に、編集映像データにシーンチェンジ
が発生しない場合には、エンコーダ162から得られた
データから実難度データDj を生成し、予測難度データ
D’16〜D’30をピクチャータイプごとに算出する。ま
た、ホストコンピュータ20は、シーンチェンジが発生
した場合には、シーンチェンジ前後でピクチャーの相関
性がなくなるので、第3の実施形態においと同様に、シ
ーンチェンジ直後の所定数枚のピクチャーの実難度デー
タDj から、式6により、総和値Sumj (式5)を算
出し、算出した総和値Sumj に基づいて、目標データ
量Tj を算出する。エンコーダ12は、圧縮符号化後の
データ量が、ホストコンピュータ20が生成した目標デ
ータ量Tj が示す値に近くなるように遅延された非圧縮
映像データS16を圧縮符号化し、圧縮映像データVO
UTとして出力する。
態においてと同様に、編集映像データにシーンチェンジ
が発生しない場合には、エンコーダ162から得られた
データから実難度データDj を生成し、予測難度データ
D’16〜D’30をピクチャータイプごとに算出する。ま
た、ホストコンピュータ20は、シーンチェンジが発生
した場合には、シーンチェンジ前後でピクチャーの相関
性がなくなるので、第3の実施形態においと同様に、シ
ーンチェンジ直後の所定数枚のピクチャーの実難度デー
タDj から、式6により、総和値Sumj (式5)を算
出し、算出した総和値Sumj に基づいて、目標データ
量Tj を算出する。エンコーダ12は、圧縮符号化後の
データ量が、ホストコンピュータ20が生成した目標デ
ータ量Tj が示す値に近くなるように遅延された非圧縮
映像データS16を圧縮符号化し、圧縮映像データVO
UTとして出力する。
【0135】以下、フローチャートを参照して、第4の
実施形態に示した映像データ圧縮装置1のホストコンピ
ュータ20によるシーンチェンジ検出処理の内容をさら
に説明する。図15は、第4の実施形態における映像デ
ータ圧縮装置1(図1)のホストコンピュータ20によ
るシーンチェンジ検出処理の内容を示すフローチャート
図である。
実施形態に示した映像データ圧縮装置1のホストコンピ
ュータ20によるシーンチェンジ検出処理の内容をさら
に説明する。図15は、第4の実施形態における映像デ
ータ圧縮装置1(図1)のホストコンピュータ20によ
るシーンチェンジ検出処理の内容を示すフローチャート
図である。
【0136】図15に示すように、ステップ300(S
300)において、ホストコンピュータ20は、第j番
目の実難度データDj を算出する。ステップ302(S
302)において、ホストコンピュータ20は、第j番
目のピクチャーがあるか否かを判断する。第j番目のピ
クチャーがある場合には、S304の処理に進み、ない
場合には処理を終了する。ステップ304(S304)
において、ホストコンピュータ20は、第j番目のピク
チャーのピクチャータイプを判断する。第j番目のピク
チャーのピクチャータイプがBピクチャー、Iピクチャ
ーまたはPピクチャーである場合、それぞれ、S30
6,S316,S320の処理に進む。
300)において、ホストコンピュータ20は、第j番
目の実難度データDj を算出する。ステップ302(S
302)において、ホストコンピュータ20は、第j番
目のピクチャーがあるか否かを判断する。第j番目のピ
クチャーがある場合には、S304の処理に進み、ない
場合には処理を終了する。ステップ304(S304)
において、ホストコンピュータ20は、第j番目のピク
チャーのピクチャータイプを判断する。第j番目のピク
チャーのピクチャータイプがBピクチャー、Iピクチャ
ーまたはPピクチャーである場合、それぞれ、S30
6,S316,S320の処理に進む。
【0137】ステップ306(S306)において、ホ
ストコンピュータ20は、数値B_countをインク
リメントする。ステップ308(S308)において、
ホストコンピュータ20は、数値B_countの値が
1であるか否かを判断する。数値B_countの値が
1である場合には、S312の処理に進み、数値B_c
ountの値が1でない場合には、S310の処理に進
む。
ストコンピュータ20は、数値B_countをインク
リメントする。ステップ308(S308)において、
ホストコンピュータ20は、数値B_countの値が
1であるか否かを判断する。数値B_countの値が
1である場合には、S312の処理に進み、数値B_c
ountの値が1でない場合には、S310の処理に進
む。
【0138】ステップ310(S310)において、ホ
ストコンピュータ20は、シーンチェンジが発生しなか
ったと判断する。ステップ312(S312)におい
て、ホストコンピュータ20は、Bピクチャーから生成
した予測難度データDj ’と実難度データDj との比の
値を算出し、Dj >ThB ×Dj ’(DjB/DjB’>T
hB )であるか否かを判断する。D j >ThB ×Dj ’
である場合、S310の処理に進み、Dj >ThB ×D
j ’でない場合、S314の処理に進む。ステップ31
4(S314)において、ホストコンピュータ20は、
直前のIピクチャーまたはPピクチャー〔第(j−1)
番目のピクチャー〕でシーンチェンジが発生したと判定
する。
ストコンピュータ20は、シーンチェンジが発生しなか
ったと判断する。ステップ312(S312)におい
て、ホストコンピュータ20は、Bピクチャーから生成
した予測難度データDj ’と実難度データDj との比の
値を算出し、Dj >ThB ×Dj ’(DjB/DjB’>T
hB )であるか否かを判断する。D j >ThB ×Dj ’
である場合、S310の処理に進み、Dj >ThB ×D
j ’でない場合、S314の処理に進む。ステップ31
4(S314)において、ホストコンピュータ20は、
直前のIピクチャーまたはPピクチャー〔第(j−1)
番目のピクチャー〕でシーンチェンジが発生したと判定
する。
【0139】ステップ316(S316)において、ホ
ストコンピュータ20は、数値B_countの値をゼ
ロクリアする。ステップ318(S318)において、
ホストコンピュータ20は、Pピクチャーから生成した
予測難度データDj ’と実難度データDj との比の値を
算出し、Dj >ThP1×Dj ’またはDj <ThP2×D
j ’であるか否かを判断する。Dj >ThP1×Dj ’ま
たはDj <ThP2×Dj ’である場合、S324の処理
に進み、Dj >ThP1×Dj ’またはDj <ThP2×D
j ’でない場合、S310の処理に進む。
ストコンピュータ20は、数値B_countの値をゼ
ロクリアする。ステップ318(S318)において、
ホストコンピュータ20は、Pピクチャーから生成した
予測難度データDj ’と実難度データDj との比の値を
算出し、Dj >ThP1×Dj ’またはDj <ThP2×D
j ’であるか否かを判断する。Dj >ThP1×Dj ’ま
たはDj <ThP2×Dj ’である場合、S324の処理
に進み、Dj >ThP1×Dj ’またはDj <ThP2×D
j ’でない場合、S310の処理に進む。
【0140】ステップ320(S320)において、ホ
ストコンピュータ20は、ホストコンピュータ20は、
数値B_countの値をゼロクリアする。ステップ3
22(S322)において、ホストコンピュータ20
は、Iピクチャーから生成した予測難度データDj ’と
実難度データDj との比の値を算出し、Dj >ThI1×
Dj ’またはDj <ThI2×Dj ’であるか否かを判断
する。Dj >ThI1×Dj ’またはDj <ThI2×
Dj ’である場合、S324の処理に進み、Dj >Th
I1×Dj ’またはDj <ThI2×Dj ’でない場合、S
310の処理に進む。
ストコンピュータ20は、ホストコンピュータ20は、
数値B_countの値をゼロクリアする。ステップ3
22(S322)において、ホストコンピュータ20
は、Iピクチャーから生成した予測難度データDj ’と
実難度データDj との比の値を算出し、Dj >ThI1×
Dj ’またはDj <ThI2×Dj ’であるか否かを判断
する。Dj >ThI1×Dj ’またはDj <ThI2×
Dj ’である場合、S324の処理に進み、Dj >Th
I1×Dj ’またはDj <ThI2×Dj ’でない場合、S
310の処理に進む。
【0141】ステップ324(S324)において、ホ
ストコンピュータ20は、第j番目のピクチャーでシー
ンチェンジが発生したとを判断する。ステップ326
(S326)において、ホストコンピュータ20は、実
難度データDj までを用いて、次の予測難度データD
j+1 を算出する。ステップ328(S328)におい
て、ホストコンピュータ20は、数値jをインクリメン
トする。
ストコンピュータ20は、第j番目のピクチャーでシー
ンチェンジが発生したとを判断する。ステップ326
(S326)において、ホストコンピュータ20は、実
難度データDj までを用いて、次の予測難度データD
j+1 を算出する。ステップ328(S328)におい
て、ホストコンピュータ20は、数値jをインクリメン
トする。
【0142】なお、第4の実施形態においては、予測難
度データDj ’の予測方法として、第3の実施形態に示
した直線近似を用いたが、予測難度データDj ’の予測
方法は、これに限らず、例えば、実難度データDj の差
分値に基づいて、実難度データDj の変化を予測するこ
とにより予測難度データDj ’を算出する方法を採って
もよい。また、第4の実施形態においては、シーンチェ
ンジを検出する際に、Bピクチャーの前のピクチャーが
IピクチャーであろうとPピクチャーであろうと、同じ
Bピクチャーの予測難度データDj ’と実難度データD
j との比較の際に、同じ閾値ThB を用いたが、前のピ
クチャーのピクチャータイプに応じて、閾値を変更して
もよい。
度データDj ’の予測方法として、第3の実施形態に示
した直線近似を用いたが、予測難度データDj ’の予測
方法は、これに限らず、例えば、実難度データDj の差
分値に基づいて、実難度データDj の変化を予測するこ
とにより予測難度データDj ’を算出する方法を採って
もよい。また、第4の実施形態においては、シーンチェ
ンジを検出する際に、Bピクチャーの前のピクチャーが
IピクチャーであろうとPピクチャーであろうと、同じ
Bピクチャーの予測難度データDj ’と実難度データD
j との比較の際に、同じ閾値ThB を用いたが、前のピ
クチャーのピクチャータイプに応じて、閾値を変更して
もよい。
【0143】以上第4の実施形態において説明したシー
ンチェンジの検出方法によれば、第3の実施形態に示し
た実難度データDj の経時的な変化の監視によっては、
検出しにくかったIピクチャーでのシーンチェンジ、あ
るいは、シーンチェンジの前の絵柄が難しく、シーンチ
ェンジ後の絵柄が優しい場合のPピクチャーでのシーン
チェンジを、確実に検出することができる。従って、第
3の実施形態に示したシーンチェンジの検出方法を採用
する場合に比べて、圧縮符号化後の映像データの品質を
向上させることができる。
ンチェンジの検出方法によれば、第3の実施形態に示し
た実難度データDj の経時的な変化の監視によっては、
検出しにくかったIピクチャーでのシーンチェンジ、あ
るいは、シーンチェンジの前の絵柄が難しく、シーンチ
ェンジ後の絵柄が優しい場合のPピクチャーでのシーン
チェンジを、確実に検出することができる。従って、第
3の実施形態に示したシーンチェンジの検出方法を採用
する場合に比べて、圧縮符号化後の映像データの品質を
向上させることができる。
【0144】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る映像デー
タ圧縮装置およびその方法によれば、2パスエンコード
によらずに、複数のシーンを連続的に含む映像データを
所定のデータ量以下に圧縮符号化して圧縮映像データを
生成することができ、しかも、連続的な複数のシーンの
時間方向における境界(シーンチェンジ)部分を圧縮符
号化した圧縮映像データを伸長復号して得られる映像の
品質を保持することができる。
タ圧縮装置およびその方法によれば、2パスエンコード
によらずに、複数のシーンを連続的に含む映像データを
所定のデータ量以下に圧縮符号化して圧縮映像データを
生成することができ、しかも、連続的な複数のシーンの
時間方向における境界(シーンチェンジ)部分を圧縮符
号化した圧縮映像データを伸長復号して得られる映像の
品質を保持することができる。
【図1】本発明に係る映像データ圧縮装置の構成を示す
図である。
図である。
【図2】図1に示した簡易2パス処理部のエンコーダの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】図1に示したエンコーダの構成を示す図であ
る。
る。
【図4】(A)〜(C)は、第1の実施形態における映
像データ圧縮装置の簡易2パスエンコードの動作を示す
図である。
像データ圧縮装置の簡易2パスエンコードの動作を示す
図である。
【図5】(A)〜(C)は、映像データ圧縮装置の動作
を示す図である。
を示す図である。
【図6】第2の実施形態における映像データ圧縮装置
(図1)の動作を示すフローチャートである。
(図1)の動作を示すフローチャートである。
【図7】(A)〜(C)は、第2の実施形態における予
測簡易2パスエンコード方式、および、第3の実施形態
における改良予測簡易2パスエンコード方式による、シ
ーンチェンジの前後のピクチャーに対する圧縮符号化を
示す図である。
測簡易2パスエンコード方式、および、第3の実施形態
における改良予測簡易2パスエンコード方式による、シ
ーンチェンジの前後のピクチャーに対する圧縮符号化を
示す図である。
【図8】(A)〜(C)は、エンコーダ制御部(図1)
による編集映像データのピクチャーの順序の入れ替え処
理、および、ホストコンピュータによるピクチャータイ
プの変更処理を示す図である。
による編集映像データのピクチャーの順序の入れ替え処
理、および、ホストコンピュータによるピクチャータイ
プの変更処理を示す図である。
【図9】編集映像データのシーンチェンジ部分付近の実
難度データの値の経時的な変化を例示する図である。
難度データの値の経時的な変化を例示する図である。
【図10】ホストコンピュータ(図1)が、編集映像デ
ータにシーンチェンジが発生する場合に、実難度データ
D1 〜D15に基づいて予測難度データD’16〜D’30を
算出する方法、および、編集映像データにシーンチェン
ジが発生しない場合の予測難度データD’16〜D’30を
算出する方法を示す図である。
ータにシーンチェンジが発生する場合に、実難度データ
D1 〜D15に基づいて予測難度データD’16〜D’30を
算出する方法、および、編集映像データにシーンチェン
ジが発生しない場合の予測難度データD’16〜D’30を
算出する方法を示す図である。
【図11】第3の実施形態における改良予測簡易2パス
エンコード方式における総和値Sumi の予測および目
標データ量Ti の算出に係る処理内容を示す第1のフロ
ーチャート図である。
エンコード方式における総和値Sumi の予測および目
標データ量Ti の算出に係る処理内容を示す第1のフロ
ーチャート図である。
【図12】第3の実施形態における改良予測簡易2パス
エンコード方式における総和値Sumi の予測および目
標データ量Ti の算出に係る処理内容を示す第2のフロ
ーチャート図である。
エンコード方式における総和値Sumi の予測および目
標データ量Ti の算出に係る処理内容を示す第2のフロ
ーチャート図である。
【図13】シーンチェンジがPピクチャーで生じた場合
に、その前後における実難度データDj (○印)と予測
難度データD’j (×印)との関係を、圧縮符号化の順
に例示する図である。
に、その前後における実難度データDj (○印)と予測
難度データD’j (×印)との関係を、圧縮符号化の順
に例示する図である。
【図14】シーンチェンジがIピクチャーで生じた場合
に、その前後における実難度データDj (○印)と予測
難度データD’j (×印)との関係を、圧縮符号化の順
に例示する図である。
に、その前後における実難度データDj (○印)と予測
難度データD’j (×印)との関係を、圧縮符号化の順
に例示する図である。
【図15】第4の実施形態における映像データ圧縮装置
(図1)のホストコンピュータによるシーンチェンジ検
出処理の内容を示すフローチャート図である。
(図1)のホストコンピュータによるシーンチェンジ検
出処理の内容を示すフローチャート図である。
1…映像データ圧縮装置、10…圧縮符号化部、14…
動き検出器、16…簡易2パス処理部、160…FIF
Oメモリ、162,18…エンコーダ、20…ホストコ
ンピュータ。
動き検出器、16…簡易2パス処理部、160…FIF
Oメモリ、162,18…エンコーダ、20…ホストコ
ンピュータ。
Claims (11)
- 【請求項1】連続して入力される複数の非圧縮映像デー
タの先頭が、所定の圧縮方法によりIピクチャー、Pピ
クチャーおよびBピクチャーの組み合わせで構成される
所定のピクチャータイプシーケンスに圧縮された後に、
IピクチャーまたはPピクチャーとなるように、ピクチ
ャーの順序を入れ替える入れ替え手段と、 順序を入れ替えた前記非圧縮映像データを、前記所定の
圧縮方法により圧縮して、第1の圧縮映像データを生成
する前記第1の圧縮手段と、 順序を入れ替えた前記非圧縮映像データを所定の遅延時
間だけ遅延する遅延手段と、 前記所定の遅延時間に対応する前記非圧縮映像データか
ら生成された前記第1の圧縮映像データのデータ量に基
づいて、所定量の未生成の前記第1の圧縮映像データの
データ量を予測する予測手段と、 予測した前記第1の圧縮映像データのデータ量と、実際
に生成した前記第1の圧縮映像データのデータ量(実際
のデータ量)とに基づいて、前記非圧縮映像データの先
頭を検出する先頭検出手段と、 検出した前記非圧縮映像データの先頭のピクチャーが、
圧縮後に、他の映像データのピクチャーと関係を有さな
いように、前記所定のピクチャータイプシーケンスを変
更する変更手段と、 生成した前記第1の圧縮映像データ、および、予測した
前記第1の圧縮映像データのデータ量に基づいて、前記
非圧縮映像データの圧縮後のデータ量の目標値を生成す
る目標値生成手段と、 圧縮後のデータ量が、生成した前記目標値になるよう
に、遅延した前記非圧縮映像データを、前記所定の圧縮
方法により、変更した前記所定のピクチャータイプシー
ケンスに圧縮する第2の圧縮手段とを有する映像データ
圧縮装置。 - 【請求項2】前記先頭検出手段は、Iピクチャーおよび
Pピクチャーの実際のデータ量が、予測した前記第1の
圧縮映像データのIピクチャーおよびPピクチャーに対
する比の値が、所定の範囲外になった場合に、前記デー
タ量が多くなったPピクチャーに対応する位置に、前記
非圧縮映像データの先頭を検出する請求項1に記載の映
像データ圧縮装置。 - 【請求項3】前記先頭検出手段は、Bピクチャーの実際
のデータ量が、予測した前記第1の圧縮映像データのB
ピクチャーのデータ量よりも所定の割合以上、多くなっ
た場合に、前記データ量が多くなったBピクチャーの直
前のPピクチャーおよびIピクチャーの位置に、前記非
圧縮映像データの先頭を検出する請求項1に記載の映像
データ圧縮装置。 - 【請求項4】前記変更手段は、前記所定のピクチャータ
イプシーケンスにおいて、前記非圧縮映像データの先頭
がPピクチャーに圧縮される場合に、前記非圧縮映像デ
ータの先頭がIピクチャーに圧縮されるように、前記所
定のピクチャータイプシーケンスを変更する請求項1に
記載の映像データ圧縮装置。 - 【請求項5】前記変更手段は、前記非圧縮映像データの
先頭がIピクチャーに圧縮されるように前記所定のピク
チャータイプシーケンスを変更した場合に、近傍の圧縮
後にIピクチャーになる前記非圧縮映像データのピクチ
ャーが、Pピクチャーに圧縮されるように、前記所定の
ピクチャータイプシーケンスをさらに変更する請求項4
に記載の映像データ圧縮装置。 - 【請求項6】連続して入力される複数の非圧縮映像デー
タの先頭が、所定の圧縮方法によりIピクチャー、Pピ
クチャーおよびBピクチャーの組み合わせで構成される
所定のピクチャータイプシーケンスに圧縮された後に、
IピクチャーまたはPピクチャーとなるように圧縮し
て、第1の圧縮映像データを生成し、 前記所定の遅延時間に対応する前記第1の圧縮映像デー
タのデータ量に基づいて、所定量の未生成の前記第1の
圧縮映像データのデータ量を予測し、 前記第1の圧縮映像データの予測したデータ量、実際に
生成した前記第1の圧縮映像データのデータ量(実際の
データ量)とに基づいて、前記非圧縮映像データの先頭
を検出する映像データ圧縮方法。 - 【請求項7】前記非圧縮映像データを所定の遅延時間だ
け遅延し、 検出した部分のPピクチャーが、圧縮後に、Iピクチャ
ーになるように前記所定のピクチャータイプシーケンス
を変更し、 生成した前記第1の圧縮映像データと予測した前記第1
の圧縮映像データとのデータ量に基づいて、圧縮後のデ
ータ量の目標値を生成し、 圧縮後のデータ量が、生成した前記目標値になるよう
に、遅延した前記非圧縮映像データを、前記所定の圧縮
方法により、変更した前記所定のピクチャータイプシー
ケンスに圧縮する請求項6に記載の映像データ圧縮方
法。 - 【請求項8】予測したIピクチャーおよびPピクチャー
のデータ量に対する実際のIピクチャーおよびPピクチ
ャーの比の値が、所定の範囲外になったIピクチャーお
よびPピクチャーの位置を、前記先頭のピクチャーとし
て検出する請求項7に記載の映像データ圧縮方法。 - 【請求項9】予測したBピクチャーのデータ量よりも所
定の割合以上、実際のデータ量多くなったBピクチャー
の直前のIピクチャーおよびPピクチャーの位置を、前
記第1の圧縮映像データの先頭として検出する請求項7
に記載の映像データ圧縮方法。 - 【請求項10】前記所定のピクチャータイプシーケンス
において、前記非圧縮映像データの先頭が、Pピクチャ
ーに圧縮される場合に、前記非圧縮映像データの先頭
が、Iピクチャーに圧縮されるように、前記所定のピク
チャータイプシーケンスを変更する請求項7に記載の映
像データ圧縮方法。 - 【請求項11】前記非圧縮映像データの先頭がIピクチ
ャーに圧縮されるように前記所定のピクチャータイプシ
ーケンスを変更した場合に、近傍の圧縮後にIピクチャ
ーになる前記非圧縮映像データのピクチャーが、Pピク
チャーに圧縮されるように、前記所定のピクチャータイ
プシーケンスをさらに変更する請求項10に記載の映像
データ圧縮方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21648096A JPH1066084A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 映像データ圧縮装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21648096A JPH1066084A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 映像データ圧縮装置およびその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066084A true JPH1066084A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16689102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21648096A Pending JPH1066084A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | 映像データ圧縮装置およびその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066084A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474766B2 (en) | 2000-09-01 | 2009-01-06 | Minolta Co., Ltd. | Motion image processor, motion image processing method and recording medium |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP21648096A patent/JPH1066084A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7474766B2 (en) | 2000-09-01 | 2009-01-06 | Minolta Co., Ltd. | Motion image processor, motion image processing method and recording medium |
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