JPH1066213A - ガス絶縁電気機器 - Google Patents

ガス絶縁電気機器

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JPH1066213A
JPH1066213A JP8221331A JP22133196A JPH1066213A JP H1066213 A JPH1066213 A JP H1066213A JP 8221331 A JP8221331 A JP 8221331A JP 22133196 A JP22133196 A JP 22133196A JP H1066213 A JPH1066213 A JP H1066213A
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JP
Japan
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gas
pressure
container
electric device
circuit
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Application number
JP8221331A
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English (en)
Inventor
Takao Yamauchi
高雄 山内
Nobuaki Saito
伸朗 斎藤
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Masayuki Kuribayashi
正幸 栗林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別に変流器を設けて内部故障発生後の損傷
拡大防止を図っているので、その設置のためのスペーサ
を確保する必要があり、外形、コストが増大する。 【解決手段】 圧力検出手段として密度スイッチ3を設
け、容器1内のガス圧力が所定の設定値以上となったと
き上限設定接点(63GH)が動作(開→閉)して遮断
器の投入回路を鎖錠する。 【効果】 特別に変流器を設ける必要がなくなり、外
形、コストが低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力の送配電お
よび受変電に使用されるガス絶縁開閉装置等のガス絶縁
電気機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば、社団法人電気学会 昭和
53年4月発行 電気工学ハンドブックP.1405〜
1406に記載された母線保護方式に準じた回路数4の
ガス絶縁開閉装置の回路構成を示す図である。図におい
て、15は母線、16a〜16dは断路器、17a〜1
7dは接地開閉器、18a〜18dは遮断器、19a〜
19dは変流器、20a〜20dは接地開閉器、21a
〜21dは断路器、22a〜22dは接地開閉器、23
a〜23dはケーブルヘッド、24a〜24dは変流
器、25a〜25dはケーブルである。そして、断路器
16a等各単位機器は絶縁性ガスであるSF6ガスとと
もに、密閉の容器(タンク)内に収納されている。更
に、この容器は、複数のガス区分に区分けされており、
機器により、単体あるいは、互いに隣接する複数の機器
が各ガス区分に収容されている。このようなガス区分構
造を採用するのは、構造設計の自由度確保、事故波及防
止、保守の簡便化等を図るためである。
【0003】次に動作、特に機器や系統故障時の保護動
作について説明する。故障の検出は変流器19a〜19
dおよび変流器24a〜24dの検出電流に基づいて行
う。即ち、変流器19a〜19dの検出電流は、遮断器
18a〜18dのケーブル25a〜25d側の故障を保
護する線路保護リレーおよび遮断器18a〜18dの母
線15側の故障を保護する母線保護リレーに適用されて
ガス絶縁開閉装置の保護を行う。
【0004】また、変流器24a〜24dの検出電流
は、遮断器18a〜18dの検出電流との差異から、ガ
ス絶縁開閉装置の内部故障か否かを判定し、ガス絶縁開
閉装置内部の機器への再閉路、再課電を防止する役割を
果たしている。これは、ガス絶縁開閉装置内の故障した
機器に再閉路、再課電して当該機器の損傷が拡大するこ
とを防止するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は以上のように構成されており、特別に変流器を設け
て内部故障発生後の損傷拡大防止を図っているので、そ
の設置のためのスペースを確保する必要があり、外形、
コストが増大するという問題点があった。この発明は以
上のような問題点を解決するためになされたもので、変
流器を特別に設けることなく、内部故障発生後の損傷拡
大を防止することができるガス絶縁電気機器を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るガス絶縁
電気機器は、容器内のガスの圧力が所定の設定値以上と
なったことを検出する圧力検出手段を備え、上記圧力検
出手段の出力に基づき電気機器本体と回路上関係する遮
断器の投入回路を鎖錠することにより、その後、当該遮
断器の投入による上記電気機器本体への電圧印加を阻止
するようにしたものである。
【0007】また、請求項2に係るガス絶縁電気機器
は、容器内のガスの圧力が所定の設定値以上となったこ
とを検出する圧力検出手段を備え、上記圧力検出手段の
出力に基づき電気機器本体と回路上関係する遮断器の再
閉路リレーを鎖錠することにより、その後、当該遮断器
の再閉路による上記電気機器本体への電圧印加を阻止す
るようにしたものである。
【0008】また、請求項3に係るガス絶縁電気機器の
圧力検出手段は、同一ガス温度における正常ガス圧力と
の差を検出して動作する密度スイッチとしたものであ
る。
【0009】また、請求項4に係るガス絶縁電気機器の
圧力検出手段は、容器内のガス圧力を検出する圧力検出
素子と、上記容器内のガス温度を検出する温度検出素子
とを備え、上記両検出素子の出力から所定の基準ガス温
度に換算したガス圧力を演算し、当該換算圧力に基づき
動作する圧力スイッチとしたものである。
【0010】また、請求項5に係るガス絶縁電気機器に
おける所定の設定値は、0.05MPaとしたものであ
る。
【0011】また、請求項6に係るガス絶縁電気機器の
圧力検出手段は、容器内のガス圧力を指示する圧力計と
この圧力計の指示値が所定の設定値以上となったとき動
作する接点とを備えた接点付圧力計としたものである。
【0012】また、請求項7に係るガス絶縁電気機器に
おける所定の設定値は、容器の通常最高使用圧力以上と
したものである。
【0013】また、請求項8に係るガス絶縁電気機器
は、容器内のガスの圧力が、同一ガス温度における正常
ガス圧力より所定の設定値以上低下したことを検出する
下限密度スイッチを備え、上記下限密度スイッチの出力
に基づき電気機器本体と回路上関係する遮断器の投入お
よび引外し回路を鎖錠するようにしたものである。
【0014】また、請求項9に係るガス絶縁電気機器
は、容器内のガスの圧力が、同一ガス温度における正常
ガス圧力より所定の設定値以上低下したことを検出し、
密度スイッチとその可動接点を共通とする下限密度スイ
ッチを備え、上記下限密度スイッチの出力に基づき電気
機器本体と回路上関係する遮断器の投入および引外し回
路を鎖錠するようにしたものである。
【0015】また、請求項10に係るガス絶縁電気機器
は、複数のガス区分に区分けした容器の上記各ガス区分
に開閉機器や母線を収容したガス絶縁開閉装置でなり、
上記ガス区分毎に圧力検出手段を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1、図2はこの発明の実施の形態1に
おけるガス絶縁開閉装置を説明するもので、図1は密度
スイッチの構造を示す断面図、図2は遮断器の制御回路
の構成を示す回路図である。図1において、1はガス絶
縁開閉装置の容器で、1つのガス区分を示し、内部に収
容される断路器等の電気機器本体は図示を省略してい
る。2は容器1の一部に設けられた感温部取付穴1aに
嵌め込まれた密度スイッチ感温部で、容器1内に封入さ
れる絶縁性ガス(SF6ガス)と同一のガスが封入され
ている。
【0017】3は密度スイッチで、4はそのケース、5
および6はケース4の対向する端面にそれぞれ一端が固
定されたベローズである。そして、ベローズ5の内部
は、ケース4を貫通し、ガス配管7aを経て配管接続口
1bから容器1の内部と連通している。また、ベローズ
6の内部は、同じくケース4を貫通し、ガス配管7bを
経て密度スイッチ感温部2と連通している。
【0018】8は両ベローズ5、6の反固定側を互いに
連結する機構部で、後述する2つの接点10、11の可
動接点8a、8bと一体に構成されている。10は可動
接点8aと固定接点9aとで構成される上限設定接点、
11は可動接点8bと固定接点9bとで構成される下限
設定接点である。
【0019】次に、図2において、PおよびNは制御回
路の直流電源端子、52CAは遮断器の投入信号用端
子、52TAは遮断器の引外し信号用端子、8Dは開閉
器、11−52入および11−52切は遮断器の手動入
スイッチおよび切スイッチ、52Cは遮断器の投入電磁
コイル、52Tは遮断器の引外し電磁コイル、52aお
よび52bは遮断器の補助接点、63GHは密度スイッ
チ3の上限設定値で動作(開→閉)する上限設定接点
(図1の10に対応する)、63GLは密度スイッチ3
の下限設定値で動作(開→閉)する下限設定接点(図1
の11に対応する)、63GHXは上限設定接点63G
H用補助リレー、63GLXは下限設定接点63用補助
リレーである。
【0020】次に動作について説明する。前述した通
り、密度スイッチ感温部2の内部には容器1内のガス
(SF6ガス)と同一のガスが封入されており、かつ周
囲温度や内蔵電気機器の発熱によって容器1内のガス温
度が変化しても絶えずその温度に追随するようになって
いる。従って、容器1内に異常がなければ、容器1内と
密度スイッチ感温部2内とのガス圧、従って、両ベロー
ズ5内とベローズ6内とのガス圧は等しくなり、両ベロ
ーズ5、6の伸縮量はバランスし、機構部8は図1に示
す位置にほぼ停止して、両接点10、11は共に開の状
態にある。参考までに、図3にSF6ガスにおける定格
ガス圧力(MPa)とガス温度(℃)との関係を示す。
この異常なしの状態では、いずれの補助リレー63GH
X、63GLXも付勢されないので、遮断器は投入、引
外し共、何ら拘束されることはなく、操作が可能とな
る。
【0021】次に、容器1内の電気機器、例えば、図6
のケーブルヘッド23aが絶縁破壊を起こして地絡事故
が発生した場合を想定する。この地絡によって発生した
事故電流は変流器19aで検出され、これに基づき遮断
器18aが所定の時間(事故検出および遮断時間)経過
後、回路を遮断する。この事故発生から回路の遮断完了
までの間に、容器1内では事故によるアークが発生し、
次式で表されるように容器1内のガス圧力が上昇する。
【0022】ΔP=C・I・T/V 但し、ΔP:圧力上昇値 C:定数 I:アーク電流 T:アーク継続時間 V:容器1の内容積
【0023】事故による損傷が比較的大きくなる故障電
流(アーク電流)1KA以上の範囲で、かつ故障時間
(アーク継続時間)を0.1秒程度、また容器1の内容
積を数十リットル〜数千リットルとして、上式により圧
力上昇値ΔPを求めると、ほぼ0.05〜2.0MPa
程度となる。
【0024】一方、このような短時間内では、密度スイ
ッチ感温部2内のガス温度は変化しないので、結局、両
ベローズ5、6の内、ベローズ5内の圧力のみが上昇
し、機構部8が図1中、右方へ移動する。従って、上限
設定接点10の固定接点9aと可動接点8aとの間隔を
適当に設定し、圧力上昇が0.05MPa以上となった
とき、上限設定接点10が動作(開→閉)するよう調整
しておくことにより、上述した内部事故を密度スイッチ
3により検出することができる。
【0025】上限設定接点10が動作すると、図2にお
いて、接点63GHが閉になって補助リレー63GHX
が作動し、遮断器18aの投入電磁コイル52Cの回路
が断たれて、遮断器18aの投入動作が鎖錠される。即
ち、この発明では、変流器24aを設けることなく、ケ
ーブルヘッド23aの内部事故を検出し、事故遮断後の
再投入を阻止して機器の損傷拡大を防止することができ
る。
【0026】なお、上限設定接点10の動作設定値とし
て、上記では0.05MPaとしたが、密度スイッチ3
の誤動作による弊害を考慮して更に高い値に設定するよ
うにしてもよい。
【0027】次に、容器1の一部に漏洩が発生し、ガス
圧力が低下した場合を想定すると、前述の圧力上昇時と
は逆に、相対的にベローズ6内の圧力が大となり、機構
部8は図1中、左方へ移動し、下限設定接点11が動作
して接点63GLが閉となる。この結果、補助リレー6
3GLXが作動し、遮断器18aの投入電磁コイル52
Cおよび引外し電磁コイル52Tの回路が断たれて遮断
器18aの投入および引外し動作が鎖錠される。
【0028】現場では、この下限設定接点11の動作に
よる警報表示(図示せず)に基づき漏洩個所の探索が実
施され、その漏洩規模により必要な対策が講じられるこ
とになる。なお、下限設定接点11の動作設定値として
は、経験上、0.05MPa程度に設定される場合が多
い。また、図1の密度スイッチ3はその上限設定接点1
0と下限設定接点11との可動接点8a、8bを一体構
造としてコンパクト化を図ったものとしているが、それ
ぞれ独立した構造のものとしてもよい。また、密度スイ
ッチ3は、機器を保護する観点からは、ガス絶縁開閉装
置のすべてのガス区分に設置するのが望ましいが、各内
蔵機器の重要性や事故発生度合、保守内容等を考慮し
て、一部の選択されたガス区分にのみ設置するようにし
てもよい。
【0029】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2におけるガス絶縁開閉装置の、特にその圧力検出手
段に係る部分を示す断面図である。図において、12
は、容器1内のガスを配管接続口1bからガス配管7を
経て導出する取付部13に取付けられた圧力検出素子
で、容器1内のガス温度を検出する温度検出素子(図示
省略)とにより圧力スイッチ14を構成する。即ち、圧
力スイッチ14は圧力検出素子12と温度検出素子との
両出力から所定の基準ガス温度(例えば20℃)に換算
したガス圧力を演算し、このガス圧力値が所定の設定値
以上となるとその接点が動作(開→閉)する。
【0030】この種の圧力スイッチ14自体は公知のも
のであるが、この発明に係るガス絶縁開閉装置に適用し
た場合、以下のような利点がある。即ち、ガス絶縁開閉
装置を構成する各ガス区分の容積は、それぞれのガス区
分に収容する電気機器の種別により、大幅に異なり、こ
れに伴い前掲式で求まる圧力上昇値ΔPが異なる。この
場合実施の形態1の密度スイッチ3は、その圧力設定値
の細かい調整が必ずしも容易ではないが、これに比較し
てこの実施の形態2の圧力スイッチ14は、演算回路の
出力に基づき動作するものであるので、その動作設定値
の調整は極めて容易でかつ微細な調整も可能となる。従
って、各ガス区分毎にその内容積に応じて各圧力スイッ
チ14の動作圧力設定値を調整することにより、ガス絶
縁開閉装置全体としての保護性能が向上する。
【0031】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3のガス絶縁開閉装置における遮断器の制御回路の構
成を示す回路図である。先の図2と同一または相当部分
は同一符号を付すことにより、個々の説明は省略する。
ここでは、圧力検出手段の出力に基づき関係する遮断器
の再閉路リレーを鎖錠する構成としている。図におい
て、RXは再閉路リレー、TXは保護リレー、Tは再閉
路の時間をカウントするタイマである。
【0032】以下、主として容器1内のガス圧力が上昇
した場合の動作について説明する。今、回路に事故が発
生し、保護リレーTXが動作(開→閉)すると、遮断器
の引外し電磁コイル52Tが付勢されて遮断器が遮断動
作を行うと同時に、タイマTがカウントを開始する。そ
して、タイマTがカウントアップすると、再閉路リレー
RXが動作して遮断器の投入電磁コイル52Cが付勢さ
れ遮断器が再閉路動作を行う。
【0033】しかし、発生した事故がガス絶縁開閉装置
内の密度スイッチ3を設置したガス区分内で起こったも
のである場合には、実施の形態1で説明した通り、密度
スイッチ3の上限設定接点10、従って、図5の接点6
3GHが動作(開→閉)して補助リレー63GHXが作
動し、その接点63GHXが開となって再閉路リレーR
Xの回路が断たれる。この結果、タイマTがカウントア
ップしても再閉路リレーRXが動作することはなく、事
故発生機器の再閉路による損傷の拡大が未然に防止され
る訳である。
【0034】この場合は、再閉路に関連した回路のみに
適用することになりその分、回路構成が簡単になるとと
もに、相手端の遮断器の再閉路も鎖錠することができ、
損傷拡大防止の保護がより確実となる。
【0035】実施の形態4.なお、以上の各実施の形態
では、圧力検出手段としての密度スイッチや圧力スイッ
チを使用したが、いわゆる接点付圧力計を使用すること
にしてもよい。これは、ブルドン管を利用して容器1内
のガス圧力を指示する圧力計とこの圧力計の指示値が所
定の設定値以上となったとき動作する接点とを備えたも
ので、通常、ガス圧監視用に装備されている圧力計を接
点付のものに取替えるだけで済み、実施が容易でしかも
経済的である点有利となる。特に、既設品にこの発明を
適用する場合にその実現が容易となる。
【0036】この場合の動作設定値としては、誤動作を
極力避ける意味からも容器1の最高使用圧力値とするの
が望ましい。これは、正常運転状態で想定される最高圧
力値である。従って、この実施の形態4においては、該
当ガス区分のガス圧力が最高使用圧力以上となると、接
点付圧力計の接点が動作し関連する遮断器の投入回路が
鎖錠される。
【0037】なお、以上では同じガス絶縁開閉装置内の
ガス絶縁遮断器の投入回路を鎖錠する場合について説明
したが、事故対象機器と回路上関係する遮断器がガス絶
縁開閉装置とは別の、例えば独立形の遮断器の場合にも
当該遮断器の投入回路を鎖錠するようにして、本願発明
を同様に適用でき同等の効果を奏する。また、この発明
は、各ガス区分に収容する電気機器の種別に制限を受け
るものではなく、広くガス絶縁電気機器に適用すること
ができるものである。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係るガス絶縁
電気機器においては、容器内のガスの圧力が所定の設定
値以上となったことを検出する圧力検出手段を備え、上
記圧力検出手段の出力に基づき電気機器本体と回路上関
係する遮断器の投入回路を鎖錠することにより、その
後、当該遮断器の投入による上記電気機器本体への電圧
印加を阻止するようにしたので、大きいスペースを必要
とする電気回路上の検出手段を用いることなく、電気機
器本体の内部故障発生後の再電圧印加による損傷拡大防
止を図ることができる。
【0039】また、請求項2に係るガス絶縁電気機器に
おいては、容器内のガスの圧力が所定の設定値以上とな
ったことを検出する圧力検出手段を備え、上記圧力検出
手段の出力に基づき電気機器本体と回路上関係する遮断
器の再閉路リレーを鎖錠することにより、その後、当該
遮断器の再閉路による上記電気機器本体への電圧印加を
阻止するようにしたので、大きいスペースを必要とする
電気回路上の検出手段を用いることなく、電気機器本体
の内部故障発生後の再電圧印加による損傷拡大防止を図
ることができる。
【0040】また、請求項3に係るガス絶縁電気機器の
圧力検出手段は、同一ガス温度における正常ガス圧力と
の差を検出して動作する密度スイッチとしたので、電気
機器本体の内部故障に伴うガス圧力上昇を確実に検出す
ることができる。
【0041】また、請求項4に係るガス絶縁電気機器の
圧力検出手段は、容器内のガス圧力を検出する圧力検出
素子と、上記容器内のガス温度を検出する温度検出素子
とを備え、上記両検出素子の出力から所定の基準ガス温
度に換算したガス圧力を演算し、当該換算圧力に基づき
動作する圧力スイッチとしたので、容器の内容積に応じ
た動作圧力設定値の調整が容易となる。
【0042】また、請求項5に係るガス絶縁電気機器に
おける所定の設定値は、0.05MPaとしたので、実
用上、多くのケースで確実な損傷拡大防止の効果が得ら
れる。
【0043】また、請求項6に係るガス絶縁電気機器の
圧力検出手段は、容器内のガス圧力を指示する圧力計と
この圧力計の指示値が所定の設定値以上となったとき動
作する接点とを備えた接点付圧力計としたので、通常設
置されている圧力計と取替えるのみで圧力検出手段を確
保することができ、特に既設品への適用が容易となる。
【0044】また、請求項7に係るガス絶縁電気機器に
おける所定の設定値は、容器の通常最高使用圧力以上と
したので、誤動作の確率が低くなり信頼性の高い保護動
作が得られる。
【0045】また、請求項8に係るガス絶縁電気機器に
おいては、容器内のガスの圧力が、同一ガス温度におけ
る正常ガス圧力より所定の設定値以上低下したことを検
出する下限密度スイッチを備え、上記下限密度スイッチ
の出力に基づき電気機器本体と回路上関係する遮断器の
投入および引外し回路を鎖錠するようにしたので、容器
のガス漏洩による電気機器本体への影響を未然に防止す
る。
【0046】また、請求項9に係るガス絶縁電気機器に
おいては、容器内のガスの圧力が、同一ガス温度におけ
る正常ガス圧力より所定の設定値以上低下したことを検
出し、密度スイッチとその可動接点を共通とする下限密
度スイッチを備え、上記下限密度スイッチの出力に基づ
き電気機器本体と回路上関係する遮断器の投入および引
外し回路を鎖錠するようにしたので、コンパクトな構造
で、容器内のガス圧上昇異常および下降異常を検出する
ことができる。
【0047】また、請求項10に係るガス絶縁電気機器
は、複数のガス区分に区分けした容器の上記各ガス区分
に開閉機器や母線を収容したガス絶縁開閉装置でなり、
上記ガス区分毎に圧力検出手段を備えたので、圧力検出
による内部故障の検出精度が向上し、損傷拡大防止をよ
り確実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるガス絶縁開
閉装置の、特にその密度スイッチの構造を示す断面図で
ある。
【図2】 図1の密度スイッチを適用した遮断器の制御
回路の構成を示す回路図である。
【図3】 SF6ガスにおける定格ガス圧力とガス温度
との関係を示す特性図である。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるガス絶縁開
閉装置の、特にその圧力検出手段に係る部分を示す断面
図である。
【図5】 この発明の実施の形態3のガス絶縁開閉装置
における遮断器の制御回路の構成を示す回路図である。
【図6】 従来からのガス絶縁開閉装置の回路構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 容器、3 密度スイッチ、10(63GH) 上限
設定接点、11(63GL) 下限設定接点、12 圧
力検出素子、14 圧力スイッチ、RX 再開路リレ
ー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗林 正幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉の容器内に絶縁性のガスとともに電
    気機器本体を収容してなるガス絶縁電気機器において、 上記容器内のガスの圧力が所定の設定値以上となったこ
    とを検出する圧力検出手段を備え、上記圧力検出手段の
    出力に基づき上記電気機器本体と回路上関係する遮断器
    の投入回路を鎖錠することにより、その後、当該遮断器
    の投入による上記電気機器本体への電圧印加を阻止する
    ようにしたことを特徴とするガス絶縁電気機器。
  2. 【請求項2】 密閉の容器内に絶縁性のガスとともに電
    気機器本体を収容してなるガス絶縁電気機器において、 上記容器内のガスの圧力が所定の設定値以上となったこ
    とを検出する圧力検出手段を備え、上記圧力検出手段の
    出力に基づき上記電気機器本体と回路上関係する遮断器
    の再閉路リレーを鎖錠することにより、その後、当該遮
    断器の再閉路による上記電気機器本体への電圧印加を阻
    止するようにしたことを特徴とするガス絶縁電気機器。
  3. 【請求項3】 圧力検出手段は、同一ガス温度における
    正常ガス圧力との差を検出して動作する密度スイッチと
    したことを特徴とする請求項1または2記載のガス絶縁
    電気機器。
  4. 【請求項4】 圧力検出手段は、容器内のガス圧力を検
    出する圧力検出素子と、上記容器内のガス温度を検出す
    る温度検出素子とを備え、上記両検出素子の出力から所
    定の基準ガス温度に換算したガス圧力を演算し、当該換
    算圧力に基づき動作する圧力スイッチとしたことを特徴
    とする請求項1または2記載のガス絶縁電気機器。
  5. 【請求項5】 所定の設定値は、0.05MPaとした
    ことを特徴とする請求項3または4記載のガス絶縁電気
    機器。
  6. 【請求項6】 圧力検出手段は、容器内のガス圧力を指
    示する圧力計とこの圧力計の指示値が所定の設定値以上
    となったとき動作する接点とを備えた接点付圧力計とし
    たことを特徴とする請求項1または2記載のガス絶縁電
    気機器。
  7. 【請求項7】 所定の設定値は、容器の通常最高使用圧
    力以上としたことを特徴とする請求項6記載のガス絶縁
    電気機器。
  8. 【請求項8】 容器内のガスの圧力が、同一ガス温度に
    おける正常ガス圧力より所定の設定値以上低下したこと
    を検出する下限密度スイッチを備え、上記下限密度スイ
    ッチの出力に基づき電気機器本体と回路上関係する遮断
    器の投入および引外し回路を鎖錠するようにしたことを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のガス絶
    縁電気機器。
  9. 【請求項9】 容器内のガスの圧力が、同一ガス温度に
    おける正常ガス圧力より所定の設定値以上低下したこと
    を検出し、密度スイッチとその可動接点を共通とする下
    限密度スイッチを備え、上記下限密度スイッチの出力に
    基づき電気機器本体と回路上関係する遮断器の投入およ
    び引外し回路を鎖錠するようにしたことを特徴とする請
    求項3記載のガス絶縁電気機器。
  10. 【請求項10】 ガス絶縁電気機器は、複数のガス区分
    に区分けした容器の上記各ガス区分に開閉機器や母線を
    収容したガス絶縁開閉装置でなり、上記ガス区分毎に圧
    力検出手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし9
    のいずれかに記載のガス絶縁電気機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110907815A (zh) * 2019-12-11 2020-03-24 上海乐研电气有限公司 一种气路隔断压力调节机构
JPWO2022054871A1 (ja) * 2020-09-10 2022-03-17
CN114740342A (zh) * 2022-03-29 2022-07-12 国网甘肃省电力公司经济技术研究院 一种便携式六氟化硫继电器密度校验及检测装置

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