JPH1066501A - ピザまたは冷凍ピザの製造方法 - Google Patents

ピザまたは冷凍ピザの製造方法

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JPH1066501A
JPH1066501A JP8242574A JP24257496A JPH1066501A JP H1066501 A JPH1066501 A JP H1066501A JP 8242574 A JP8242574 A JP 8242574A JP 24257496 A JP24257496 A JP 24257496A JP H1066501 A JPH1066501 A JP H1066501A
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JP
Japan
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pizza
frozen
glutenin
dough
crust
Prior art date
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Pending
Application number
JP8242574A
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English (en)
Inventor
Mizuo Yajima
瑞夫 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asama Chemical Co Ltd
Original Assignee
Asama Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asama Chemical Co Ltd filed Critical Asama Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリスビー感に優れ、それを長時間維持する
ことのできるピザの製造方法およびそのようなピザを得
るための冷凍ピザの製造方法を提供する 【解決手段】 30容量%以下の酸性エタノール水溶液
により小麦グルテンより分離されたグルテニンに富む成
分を、乾燥重量で、小麦粉100重量部に対し、0.1
〜20重量部添加、混捏して生地を作成する製造方法、
および該生地または該生地から所望の大きさに分割して
得られるクラストを冷凍する冷凍ピザの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピザまたは冷凍ピザ
の製造方法に関し、さらに詳しくはクリスビー感の良好
なピザ、または冷凍ピザの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ピザにはクラストの食感がソフト
なアメリカンタイプのピザと、クラストが薄くクリスビ
ー感の強いイタリアンタイプのピザとがある。特に、イ
タリアンタイプのピザの場合、焼成後のクラストが薄
く、クラスト全体がクリスビーであるものがよいものと
されており、最近、特に若年層に好まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、イタリアンタ
イプのピザは、焼成直後はそのクリスビー感を維持して
いるが、時間の経過とともに、特にトッピングがのって
いる部分はそのクリスビー感を消失してしまう。特に、
最近流行の宅配ピザのように焼成後、喫食までに時間の
かかるものは、その製品の特徴を十分に生かすことがで
きない。
【0004】また、アメリカンタイプの焼成済み、また
は冷凍もしくは冷蔵クラストが上市されているが、これ
らのクラストは半焼成かまたは、蒸しによる熱処理のた
め、家庭に持ち帰りトッピングを施し、オーブン等で焼
成しても、完全に焼成を行わずにクラストを熱変性させ
ているために、再焼成においてクラストの周りのクリス
ビー感を出すことができないなどの問題を抱えている。
【0005】そこで、本発明においては、クラスト全体
のクリスビー感を長時間維持できるピザを提供するとと
もに、熱処理済み冷凍または冷蔵クラストにおいてもク
リスビー感のあるピザの製造方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく、研究の結果、原材料として、小麦グルテ
ンより分離したグルテニンに富む成分を小麦粉に添加・
混捏してクラストを製造すると、グルテニンの凝集性、
混捏性、弾性向上効果により、クリスビー感を維持でき
るピザが得られることを見いだし、本発明に到達した。
【0007】すなわち、本発明は、小麦粉に、30容量
%以下の酸性エタノール水溶液を用いて小麦グルテンよ
り分離されたグルテニンに富む成分を添加、混捏して生
地を作ることを特徴とするピザの製造方法である。さら
には、該生地またはそれから作られたクラストを冷凍す
ることを特徴とする冷凍ピザの製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】グルテニンは、一般に50〜70
容量%エタノール中で攪拌して放置後、濾別された残分
を0.2%水酸化ナトリウムで抽出し、酢酸で中和した
ときの沈殿物をいう。本発明においてグルテニンに富む
成分としては、特開平5−309261号公報記載の酸
性エタノール水溶液による抽出残物であるグルテニンに
富む画分を用いるとよい。すなわち、小麦グルテンの分
画に用いる酸性エタノール水溶液は、30容量%以下、
好ましくは1〜20容量%、さらに好ましくは10〜2
0容量%のエタノール水溶液に、クエン酸、乳酸、リン
ゴ酸、酒石酸、アジピン酸、フマール酸、グルコン酸お
よび酢酸よりなる有機酸またはその塩類の一種または二
種以上を、0.01〜5.0重量/容量%溶解し、小麦
グルテンの入った抽出液のpHを3〜5に調整して、調
製することができる。
【0009】小麦グルテンの分画は、この酸性エタノー
ル水溶液に小麦グルテンを分散させて、10〜50℃で
0.5〜5時間程度攪拌した後、遠心分離等の方法で、
抽出画分である上澄を分取し、沈殿物としてグルテニン
に富む画分を得ることができる。
【0010】グルテニンに富む画分は必要に応じ、水で
洗浄し、噴霧乾燥させて粉末とする。これらの方法で小
麦グルテンから分離された沈殿物には、グルテニンが5
0〜80重量%(乾燥基準)含まれており、本発明にお
いては、グルテニンに富む成分として、この沈殿物を用
いることができる。グルテニンに富む成分としては上記
沈殿物中の蛋白質中、グルテニンが50重量%以上であ
ることが好ましい。グルテニンに富む成分は乾燥粉末と
してばかりでなく、未乾燥の沈殿物をそのまま用いるこ
ともできる。
【0011】一般にグルテニンは、抽出溶媒の種類、溶
剤の除去方法、乾燥方法などにより、粉体の吸水性、捏
和性などの性質が大きく異なり、これらがグルテン形成
時の吸水速度やグルテン形成時間、生地の物性に大きく
影響する。本発明の低濃度のエタノール水溶液により分
離されたグルテニンに富む成分は、公知の高濃度エタノ
ールで分離されたグルテニンに比し、吸水性、捏和性に
優れ、生地中のグルテン網の基本骨格を強化し、膨張性
を向上させ、その弾性を発揮し、結果的に得られる焼成
ピザのクリスビー感を与え、維持することができる。
【0012】グルテニンに富む成分の添加量は、グルテ
ニン含量により、一概に規定しにくいが、乾燥重量で、
小麦粉100重量部に対し、好ましくは0.1〜20重
量部、さらに好ましくは0.5〜3重量部である。0.
1重量部未満ではクリスビー感の付与、維持効果が不十
分であり、20重量部を超えると生地が硬くなりすぎて
好ましくない。また、グルテニンに富む成分の添加方法
について、特に限定はされないが、好ましくは小麦粉に
予め混合する方法である。
【0013】本発明の製造方法においては、通常ピザの
製造方法において副材料としては添加・混捏されるもの
を使用することができる。これらの副材料は、特に制限
されず、例えばイースト、水または牛乳、食塩、その
他、所望により、砂糖、バターやショートニング等の油
脂類を挙げることができる。さらに要すれば生地に噴
霧、または混捏することにより、エタノール、低級脂肪
酸のアルカル塩などを使用することもできる。
【0014】本発明のピザの生地の製造方法としては、
特に限定されず、公知の方法によることができる。例え
ば、まず、グルテニンに富む成分を添加した小麦粉に上
記イーストなどの副材料を添加し、水で混捏して生地を
作り、得られた生地を適当な厚さに展延し、円形、四辺
形などの所望の形状のクラストに分割する。なお、必要
に応じてこの生地にガス抜き孔を形成してもよい。
【0015】得られた生クラストを、好ましくは常温〜
70℃、湿度40〜60%の条件で数分〜数十分程度最
終発酵させる。この最終発酵により、ソフトでしなやか
さが付与される。次に、生クラストをスチーマーに入
れ、好ましくは蒸気圧1atm前後で8〜10分程度蒸
し、クラストを得ることができる。
【0016】上記生地またはそれから得られたクラスト
は、通常の冷凍条件で冷凍し、冷凍ピザとすることがで
きる。例えば−30〜−40℃、30〜120分間で冷
凍し、その状態または冷蔵して流通、販売することがで
き、また、このクラストにトッピングを載せて冷凍また
は冷蔵して流通、販売することもできる。トッピングと
しては、ピザソース、チーズ、マッシュルームなどのき
のこ類、ピーマン、トマトなどの野菜類、サラミソーセ
ージなど、所望に応じて各種のものを挙げることができ
る。
【0017】クラストのみを冷凍または冷蔵して流通、
販売した場合には、購買者が所望のトッピングを載せて
調理することができる。また、トッピングを載せて冷凍
または冷蔵して販売した場合には、購買者はそのまま、
調理すればよい。
【0018】本発明で得られる生クラスト、または冷凍
ピザ用クラストは、トッピングを載せた後の調理方法に
は限定されない。例えば、オーブン、オーブントースタ
ー、フライパン等で焼いてもよく、電子レンジで加熱し
てもよい。また生蒸気で蒸してもよい。特に、オーブン
やオーブントースター等で焼くと、表面のクリスビー感
に富み、そのクリスビー感を長時間維持できるむピザを
得ることができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中、部および%は特に断らな
い限り、重量基準である。
【0020】参考例1 10容量%エタノール水溶液10リットルに2gのクエ
ン酸を溶解した酸性エタノール水溶液に、粉末活性グル
テン1kgを分散、溶解させ、室温で2時間抽出した
後、遠心分離機で不溶解物を分離し、沈殿物を得た。こ
の沈殿物に約4リットルの水を加え、ホモミキサーで分
散させた液を噴霧乾燥機を用いて乾燥させ、グルテニン
に富む画分の乾燥粉末360gを得た。
【0021】得られた乾燥粉末の物性は下記のとおりで
あった。 水分 4% 蛋白質 76% グルテニン量 84%(蛋白質中) グリアジン量 10%(蛋白質中) 1/40水溶液のpH 4.3 クエン酸酸度 2.8%
【0022】実施例1 小麦粉(薄力粉)100部に参考例1で得られたグルテ
ニンに富む画分の乾燥粉末2部を混合し、砂糖5部、食
塩1部、ショートニング5部、ベーキングパウダー2
部、イースト3部、水50部、を添加し、ミキサーで捏
ね上げて生地を作り、この生地を重量60gずつに分割
し、直径15cmの円形に展延して成形し、シリコンシ
ートに生地を載せ、温度50℃、湿度45%の条件下で
40分間、最終発酵させて生クラストを得た。続いて、
この生クラストをスチーマーで蒸気圧1atm、蒸し時
間9分の条件で蒸し、ピザクラストを得た。
【0023】このピザクラストを冷却後、クラスト上面
にピザソースを塗り、ナチュラルチーズ、サラミソーセ
ージ、オニオン、ピーマン、マッシュルームを載せ、2
00℃、15分間、オーブントースターで焼成した。得
られたピザの焼成直後の食感は表皮、内相ともに、クリ
スビー感の優れたものであった。また、焼成後のピザを
30分後に食した場合にもこれらのクリスビー感を維持
していた。
【0024】実施例2 実施例1と全く同様にして、蒸したピザクラストを得
た。このピザクラストを−30℃で1時間冷凍し、ラッ
プで包んで冷凍保存庫に保存した。2週間保存の後、ラ
ップをはずして、実施例1と同様なトッピングをのせ
て、180℃、18分間、オーブンで焼成し、焼成ピザ
を得た。焼成直後の食感は、表皮、内相ともにクリスビ
ー感の優れたものであり、また、これを60分後に食し
た場合にも、これらのクリスビー感を維持していた。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、クラスト全体のクリス
ビー感の長時間維持できるピザを提供できるとともに、
熱処理後の冷凍または冷蔵クラストにおいてもクリスビ
ー感の良好なピザを提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉に、30容量%以下の酸性エタノ
    ール水溶液を用いて小麦グルテンより分離されたグルテ
    ニンに富む成分を添加、混捏して生地を作ることを特徴
    とするピザの製造方法。
  2. 【請求項2】 グルテニンに富む成分の添加量が小麦粉
    100重量部に対し、0.1〜20重量部(乾燥重量)
    である請求項1記載のピザの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の製造方法で製造
    された生地または該生地から作られたクラストを冷凍す
    ることを特徴とする冷凍ピザの製造方法。
JP8242574A 1996-08-27 1996-08-27 ピザまたは冷凍ピザの製造方法 Pending JPH1066501A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007029010A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Meiji Milk Prod Co Ltd ピザクラストの製造方法及び冷凍ピザ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007029010A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Meiji Milk Prod Co Ltd ピザクラストの製造方法及び冷凍ピザ

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