JPH1066512A - 絞り袋 - Google Patents

絞り袋

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JPH1066512A
JPH1066512A JP22352996A JP22352996A JPH1066512A JP H1066512 A JPH1066512 A JP H1066512A JP 22352996 A JP22352996 A JP 22352996A JP 22352996 A JP22352996 A JP 22352996A JP H1066512 A JPH1066512 A JP H1066512A
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JP
Japan
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bag
squeezing
rubber
opening
natural rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP22352996A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Matsubayashi
敏博 松林
Masayoshi Takegahara
正義 竹ケ原
Tsuneaki Okada
恒明 岡田
Hirohiko Murata
浩彦 村田
Hiroshige Kono
博繁 河野
Katsuya Gomi
克也 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adeka Corp
Original Assignee
Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】片手で絞り細工操作ができ、極めて楽に絞り細
工材料を行える絞り袋を提供する。 【構成】天然ゴム又は合成ゴムの伸縮性薄膜で構成され
た絞り袋であって、開口部2及び収納部3を備え、その
収納部3の先端部分に突起部4を設けたことを特徴とす
る絞り袋1である。この絞り袋1の収納部3に、該収納
部3の容積の1.5倍以上の容積の絞り細工材料を開口
部2を通して充填し、次いで開口部を密封5し、その後
突起部4の先端に所望の大きさの絞り出し口を開け、該
絞り出し口から絞り細工材料を押し出して絞り細工す
る。上記の天然ゴムが脱蛋白された天然ゴムが好まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】菓子類の仕上げ工程におい
て、ホイップクリーム、バタークリーム、チョコレー
ト、モンブランペースト、マヨネーズなどを絞り出しな
がら模様や文字を描いて装飾するいわゆる絞り細工が行
なわれている。本発明は、このような絞り細工に使用す
る絞り袋に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】絞り細工
に使用する絞り袋は、従来から、パーチメント紙又はポ
リエステルとポリエチレンの積層物で作った三角袋が用
いられている。この三角袋は、絞り細工材料を充填する
ための開口部を有し、また三角袋の先端を目的に合った
形状、大きさに切断し、場合によっては口金を嵌合した
絞り出し口を有している。そして、この三角袋の使用に
際しては、三角袋にその開口部から絞り細工材料を入れ
て充填し、例えば該袋の上方を左手で支え、下方を右手
で握り、右手を模様や文字に合わせて動かしながら、こ
の右手の握力を強めることによって、絞り細工材料を絞
り口から絞り出し、模様や文字を描いていた。この従来
の三角袋を用いる方法では、絞り細工操作時には両手を
使い、また絞り細工材料を右手の握力を強めることによ
って絞り出すため、業務用に長時間作業すると疲労が大
きくなる。本発明は、かかる事情に鑑みなされたもの
で、使用性に優れた絞り袋を提供することを目的とす
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、天然ゴム又は
合成ゴムの伸縮性薄膜で構成された絞り袋であって、開
口部及び収納部を備え、その収納部先端部分に突起部を
設けたことを特徴とする絞り袋である。この絞り袋を使
用して絞り細工を行うには次のようにする。すなわち、
上記の絞り袋の収納部に、該収納部の容積の1.5倍以
上の容積の絞り細工材料を開口部を通して充填し、次い
で開口部を密封し、その後突起部の先端部に所望の大き
さの絞り出し口を開け、該絞り出し口から絞り細工材料
を押し出す。本発明ではゴム薄膜の伸縮性を利用して絞
り細工材料を絞り出し口から押し出すので、片手の操作
でスムースに絞り細工を行うことができ、また労力も低
減できる。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明における絞り袋は、天然ゴ
ム又は合成ゴムの伸縮性薄膜で作られている。ゴムとし
ては、天然ゴム、或いはポリクロロプレンゴム、ポリブ
タジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレン
ゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム等
の合成ゴムが用いられる。中でも、天然ゴムが伸縮特性
に優れており本発明の絞り袋の素材に適する。しかし
て、天然ゴムには特有の所謂ゴム臭を有し、このゴム臭
が収納した絞り細工材料に移行する恐れがあり、そのた
め特に、ホイップクリーム、モンブランペースト、マヨ
ネーズなど淡泊な風味の食材の絞り袋に用いた場合には
支障を生じることがある。本発明では、脱蛋白した天然
ゴムは所謂ゴム臭がなくなるという知見に基づき、脱蛋
白した天然ゴムで絞り袋を構成させることによって上記
の問題点を解消した。すなわち、天然ゴム中の蛋白質成
分の移行が問題となるような絞り細工材料を対象とする
場合には、脱蛋白天然ゴムで構成した絞り袋を用いるの
が好ましい。また、脱蛋白天然ゴムで構成した絞り袋は
透明度も向上し、人体へのアレルギー反応も防止でき
る。
【0005】本発明の絞り袋を構成するゴム薄膜の厚さ
は、ゴムの材質にもよるが、0.01〜1mm、好まし
くは0.05〜0.5mmである。また、本発明の作用
効果を発揮させるには、ゴム薄膜は適度の伸縮性を有す
る必要がある。しかして本発明で用いるゴム薄膜として
は、伸びが100〜1000%、好ましくは400〜1
000%であり、引張強さが100〜400Kgf/c
2、好ましくは200〜350Kgf/cm2であるも
のが適する。本発明の絞り袋は、開口部、収納部を備
え、その収納部の先端部分に突起部を設けたものであ
る。図1は本発明の絞り袋の一例を示した斜視図であ
る。1は本発明の絞り袋、2は絞り袋1の開口部であ
る。絞り細工材料はこの開口部2を通して収納部3に充
填する。なお、この例において開口部2はチューブ部分
を有しているが、このチューブ部分がなく単に注入用の
開口があるのみのものでもよい。3は収納部で、絞り細
工材料を収納する部分である。4は収納部の先端部分に
設けた突起部である。突起部4は半球状や半楕円球状、
乳首状である。本発明の絞り袋の形状は任意であるが、
絞り細工材料を収納したときに収納部が片手で握れるよ
うな形状、例えば円柱状、ナス状、水滴状、球状にして
おくのが好ましい。また、収納部の容積は50〜350
mlが好ましい。また、突起部の大きさは、直径5〜2
0mm、突起長5〜20mmである。絞り袋の収納部に
絞り細工材料を収納したときの形状は、絞り細工材料を
収納する前の絞り袋の形状、すなわち絞り袋の成形時の
形状にある程度相似する。したがって、絞り細工材料を
収納したときの姿に応じて、成形時の絞り袋の形状を決
める。
【0006】本発明における絞り袋は、天然ゴムラテッ
クス又は合成ゴムラテックスを用いて成形する。天然ゴ
ムラテックス又は合成ゴムラテックスは通常方法で調製
されたラテックスが用いられる。また、脱蛋白天然ゴム
で絞り袋を構成させるには、脱蛋白した天然ゴムラテッ
クスを用いて絞り袋を成形するのが好ましいが、この脱
蛋白した天然ゴムラテックスは種々の方法で調製でき
る。例えば、天然ゴムラッテクスに蛋白分解酵素を作用
させて蛋白質を分解して除去する方法である。具体的に
は、硫黄、塩化硫黄、セレン、テルル、テトラメチルチ
ウラムジスルフィド、ベンゾイルペルオキサイド、酸化
亜鉛などの加硫剤を用いて前加硫する工程、並びにエス
ペラーゼ、アルカラーゼなどのタンパク質分解酵素と水
を加えて蛋白質を分解する工程を行い、更に水を加え遠
心分離する工程を経て調製する(特開平6−25640
4号公報)。また、天然ゴムラテックスを、アルカリプ
ロテアーゼなどの蛋白質分解酵素と各種の陰イオン界面
活性剤、非イオン界面活性剤又は両性界面活性剤とで処
理して、天然ゴムラテックス中の蛋白質を分解し、次い
で天然ゴムラテックスに炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナト
リウム、酢酸ナトリウムなどの塩類を添加し、洗浄して
もよい(特開平8−143606号公報)。
【0007】天然ゴムラテックス又は合成ゴムラテック
スを用いて本発明の絞り袋を成形するには、例えば次の
ようにして行う。すなわち、陶磁、ガラス、金属、合成
樹脂、木材などで所望の形状の成形元型を作り、この成
形元型をゴムラテックスに浸漬し、引き上げて成形元型
の周囲にゴムラテックスを付着させ、このゴムラテック
スを硝酸カルシウムなどの凝固剤で凝固させ、成形元型
の周囲に凝固したゴムを形成させる。最後に凝固したゴ
ムを成形元型から剥離し、加硫、洗浄などの通常の仕上
げ加工を施す。斯くて、図1に示すごとき、伸縮性薄膜
で構成され、空間、例えば円柱状、ナス状、球状、水滴
状などの空間を有する収納部3、該収納部3につながる
開口部(この例では注入用チューブ部分が付いている)
2を備え、収納部3の先端部分に突起部4を設けた本発
明の絞り袋1が得られる。
【0008】次に本発明の絞り袋の使用方法について説
明する。本発明の絞り袋には、開口部2を通して絞り細
工材料をその収納部3に注入し、これを充填する。この
充填量は、絞り袋の材質、特にその伸縮性にもよるが、
絞り袋の収納部の元の容積の1.5倍以上、好ましくは
2倍以上、特に好ましくは3倍以上である。また、絞り
細工の操作の容易さの観点から、収納部には250〜5
00mlの絞り細工材料を入れるようにするのが好まし
い。なお、収納部への充填比率の上限はゴム薄膜の強度
に依存する。この充填比率が高いほど、絞り袋の収納部
を構成するゴム薄膜の伸長率が大きくなり、その結果、
後述するように中味の絞り細工材料の押出しが容易にな
る。
【0009】本発明の絞り袋の収納部に所望の量の絞り
細工材料を充填した後、その開口部を密封する。この開
口部の密封は開口部をゴム紐、繊維製紐で括ることによ
って行える。例えば、図1の絞り袋の如く開口部に注入
用チューブ部分を有する場合は、注入用チューブ自体を
結んで括ってもよいし、注入用チューブ部を二つ折りに
し、ゴム紐、繊維製紐などを巻きつけて括ってもよい。
注入用チューブ部分がない絞り袋の場合は、開口部を寄
せてゴム紐、繊維製紐で括って密封する。図2は本発明
の絞り袋の収納部に絞り細工材料を充填・収納した状態
を示した斜視図である。1は絞り袋、3はその収納部で
あり、絞り細工材料の充填によって大きく膨らみ、この
収納部3を構成するゴム薄膜は伸長状態になっている。
また4は突起部である。2は開口部で、その注入用チュ
ーブ部分は二つ折りされ、ゴム紐で括られている。5は
この括り部である。
【0010】上記絞り袋1の収納部3に充填・収納した
絞り袋から中味の絞り細工材料を絞り出すには、突起部
4を摘み、その先端部をハサミで所望の大きさ例えば直
径0.5〜5.0mmの大きさの孔になるように切断し
て絞り出し口6を設ける。この時、突起部を設けておく
ことなく、直接収納部に孔を開けた場合には、収納部3
のゴム薄膜が伸長状態にあるため、この孔は収納部全体
に裂け目となって拡がり、中味の絞り細工材料は全部放
出されてしまい、絞り細工が行えない。本発明では収納
部3の先端に突起部4を設け、この突起部4の先端部に
孔を設け絞り出し口としたので、上記の如き不都合な現
象は生じない。その理由は、絞り袋に絞り細工材料を収
納したとき、突起部4は収納部3に比して膨張が少な
く、ゴム薄膜の伸長比率が少ないためと考えられる。し
かして、絞り袋1の収納部3のゴム薄膜は伸長状態にあ
り、常に収縮しようとしているから、収縮部3の絞り細
工材料には常にこの応力が掛かっており、そのため絞り
出す力を外から格別に加えなくても、絞り細工材料は絞
り出し口を通って極めてスムースに外に押し出される。
したがって、収納部3を片手で握っただけで、絞り細工
を円滑に行うことが出来る。また、絞り細工作業を中断
する場合には、突起部4を洗濯挾みの如きバネハサミな
どで挾んで絞り出し口を封鎖する。
【0011】上記の態様は、絞り袋1の収納部3の先端
部分に突起部4を1個設け、この突起部の先端に1個の
孔を設けたが、突起部の先端に複数個の孔を設けてもよ
い。また収納部の先端部分に複数個の突起部を設け、そ
の突起部のそれぞれにの先端に1個ないし複数個の孔を
設けてもよい。このようにすると、複数の絞り出し口を
有するので、絞り細工のとき複雑な模様や文字を容易に
描くことができる。
【0012】また、本発明の絞り袋を用いると、図2に
示すごとき、収納部に絞り細工材料を充填・収納した状
態で保管、流通出来るので便利である。すなわち、絞り
細工材料製造所で絞り細工材料を絞り袋に充填して出荷
し、これを菓子製造所などの使用現場に運び、上記の如
くして絞り細工操作を行うことが出来るので便利であ
る。図2の状態の絞り袋の保管、輸送は、該袋が1個ず
つ収まるように仕切りをした段ボール箱に入れて行うと
便利である。また、ゴムはある程度の耐酸性があるため
マヨネーズのような酸性の絞り細工材料の収納にも不都
合がない。更に、ゴムに対して極度に反応性でないかぎ
り粘稠性のある塗料、接着剤或いは洗剤などの粘稠性化
学物質を絞り出すのにも適用できる。
【0013】
【実施例】
実施例1 収納部が円柱状の形状をしており、その一方の端部に注
入用チューブ部分を有する開口部を設け、他方の先端部
に10mm突起した直径8mmの乳首状の突起部を設け
た天然ゴム製の絞り袋を天然ゴムラテックスで作製し
た。この絞り袋を構成する弾性薄膜の厚さは0.15m
mで、伸びが800%、引っ張り強さが300Kg/c
2であった。また収納部の容積は100mlであっ
た。この天然ゴム製の絞り袋の収納部に、粘度25セン
チポイズのマヨネーズを、注入用チューブを通して注入
し、350ml充填した。その後、注入用チューブ部を
二つ折りしてゴム紐で括って密封した。この絞り袋を使
用するには次のようにした。すなわち、絞り袋の突起部
の先端を手で摘んでハサミで切断して直径1mmの孔を
開けた。次に収納部を片手で握って絞り細工作業をし
た。絞り細工材料は、収納部の薄膜ゴムの収縮力によっ
て押し出されるので、握力を掛けなくてもほぼ自然に絞
り出された。
【0014】実施例2 高アンモニア天然ゴムラテックス(マレーシア産、固形
分濃度60%、総窒素含有量0.200%)100部
に、ラウリン酸カリウム2部、硫黄2部、酸化亜鉛1
部、加硫促進剤としてジ−N−ブチルジチオカルバミン
酸亜鉛(総窒素含有量0.06%)0.5部を加え、攪
拌しながら50℃で15時間加熱し、前加硫を行った。
放冷後、ラウリン酸カリウム3部を添加した後、リン酸
二水素ナトリウム2部を加え、系のpHを9に調整し
た。次に、アルカラーゼ0.5部を加えたのち、固形分
濃度が約30%になるように純水を加え、系内を均一に
分散させた状態で、50℃で5時間保持してラテックス
中のタンパク質を分解させた。続いて、放冷後の被処理
物を、13,000r.p.mで30分間遠心分離し、
クリーム状のラテックス(固形分濃度約80%)を得
た。その後、このクリーム状のラテックスにラウリン酸
カリウム1部を加え、純水で固形分濃度が30%になる
ように稀釈し、再度同じ条件で遠心分離した。このよう
にして得られたクリーム状のラテックス(固形分濃度約
80%)に1%アンモニアを加え、固形分濃度60%に
まで稀釈した。上記の如くして得た脱蛋白天然ゴムラテ
ックスを用いて、実施例1と同様の絞り袋を成形した。
この絞り袋を構成するゴム薄膜は、伸びが900%であ
り、引っ張り強さが350Kgf/cm2であった。こ
の脱蛋白天然ゴムで構成された絞り袋は実施例1の絞り
袋と同様に使用することが出来た。また、この絞り袋に
ホイップクリームを収納し、30日後に実施例1に記載
の手法で絞り出した。ホイップクリームにはゴム臭が全
くなかった。
【0015】実施例3 収納部の形状が球状をしており、その一方の端部に注入
用チューブ部分を有する開口部を設け、他方の先端部に
15mm突起した直径12mmの乳首状の突起部を設け
た天然ゴム製の絞り袋をブタジエンアクリロニトリルゴ
ムラテックスで作製した。この絞り袋を構成する弾性薄
膜の厚さは0.2mmで、伸びが600%、引っ張り強
さが200Kgf/cm2であり、収納部の容積は80
mlであった。この絞り袋の収納部にバタークリームを
注入用チューブを通して注入し、240ml充填した。
その後、注入用チューブ部を二つ折りしてゴム紐で括っ
て密封した。この絞り袋を使用するときには、すなわ
ち、先端の突起部を手で摘み、ハサミで切断して直径2
mmの孔を開けた。そして収納部を片手で握って絞り細
工作業したところ、握力を掛けなくても簡単に絞り出す
ことができた。
【0016】実施例4 実施例2で用いた高アンモニア天然ゴムラテックスを水
で希釈し、ゴム固形分が30重量%の天然ゴムラテック
スを100部に、プロテアーゼ0.02部、ポリオキシ
エチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム1部を添加
し、30℃で24時間静置した。静置後、ゴム固形分が
約10重量%になるように天然ゴムラテックスに水を加
えて300gまで希釈し、その際に炭酸ナトリウムを1
5g添加した。このようにして得られた脱蛋白天然ゴム
ラテックスを用いて、収納部の形状がナス形をしてお
り、その一方の端部に注入用チューブ部分を有する開口
部を設け、他方の先端に12mm突起した直径15mm
の乳首状の突起部を設けた絞り袋を作製した。この容器
を構成する弾性薄膜の厚さは0.12mmであり、伸び
が950%、引張強さが350Kgf/cm2であり、
収納部の容積は、200mlであった。この収納部にモ
ンブランペーストを注入用チューブを通して注入し、5
00ml充填した。そして注入用チューブ部を二つ折り
してゴム紐で括って密封した。この絞り袋を使用すると
きは、先端の突起部を手で摘み、ハサミで切断して、直
径4mmの孔を開けた。そして収納部を片手で握って絞
り細工作業をしたところ、握力をかけなくても簡単に絞
ることができた。また、モンブランペーストにはゴム臭
が全くなかった。
【0017】
【発明の効果】本発明の絞り袋は、天然ゴム又は合成ゴ
ムの伸縮性薄膜で作られているので、製造が簡単で且つ
安価である。また、本発明の絞り袋は伸縮性があるの
で、絞り細工材料の収納容量を適宜に増減できるので、
絞り袋を収納容量ごとに多種類揃える必要がない。ま
た、本発明の絞り袋は、絞り細工材料を保管や運搬させ
るときの収納容器として兼用させることができる。また
本発明の絞り袋はゴムの薄膜で構成されているから、こ
の絞り袋に粘稠な絞り細工材料を収納した状態、すなわ
ち絞り細工に使用する状態にしたものは手によくなじむ
特徴があり、したがってこれを握って絞り細工するとき
に絞り細工しやすい。また、本発明の絞り袋を用いて作
業すると、ゴムの収縮性を利用して絞り出すので、片手
で微弱な握力で内容物の絞り細工材料を絞り出すことが
できるため、長時間にわたって絞り細工しても肩が凝る
こともなく、内容物が少なくなるに従って絞り袋が収縮
のでするので手を持ち変えることなく自然に最後まで絞
りだすことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絞り袋の一例を示す斜視図
【図2】本発明の図1の絞り袋に絞り細工材料を収納し
た状態を示す斜視図
【符号の説明】
1 絞り袋、2 開口部、3 収納部、4 突起部、5
括り部、6 絞り出し口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 恒明 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 村田 浩彦 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 河野 博繁 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 五味 克也 神奈川県横浜市港北区日吉7丁目12番15号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然ゴム又は合成ゴムの伸縮性薄膜で構成
    された絞り袋であって、開口部及び収納部を備え、その
    収納部の先端部分に突起部を設けたことを特徴とする絞
    り袋。
  2. 【請求項2】天然ゴムが脱蛋白された天然ゴムである請
    求項1記載の絞り袋。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の絞り袋の収納部に、
    該収納部の容積の1.5倍以上の容積の絞り細工材料を
    開口部を通して充填し、次いで開口部を密封し、その後
    突起部の先端に所望の大きさの絞り出し口を開け、該絞
    り出し口から絞り細工材料を押し出すことを特徴とする
    絞り細工方法。
JP22352996A 1996-08-26 1996-08-26 絞り袋 Pending JPH1066512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1126775A4 (en) * 1999-09-02 2002-11-20 Hankook Latex Gongup Co Food container

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1126775A4 (en) * 1999-09-02 2002-11-20 Hankook Latex Gongup Co Food container

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