JPH1066729A - 管腔拡張用留置具 - Google Patents
管腔拡張用留置具Info
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- JPH1066729A JPH1066729A JP22658796A JP22658796A JPH1066729A JP H1066729 A JPH1066729 A JP H1066729A JP 22658796 A JP22658796 A JP 22658796A JP 22658796 A JP22658796 A JP 22658796A JP H1066729 A JPH1066729 A JP H1066729A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 生体管腔内に用いることの出来る、柔軟性に
優れ、留置後の形状保持性に優れたバルーン拡張型ステ
ントの提供を目的とする。 【解決手段】 切り欠きを有し、その切り欠きを円周方
向に伸展することで生体の管腔内に挿入可能な一次直径
から、一次直径より大きい二次直径への拡張が可能な管
状体で構成され、少なくとも三つの管状体よりなり、長
手方向に柔軟性を持った構造の管状体を組み合わせて円
筒状に直列に配置、連結して成るステントを提供する。 【効果】 生体管腔内での拡張留置時に、偏った変形を
防ぎ確実な留置が可能で、また、曲がった管腔にも留置
でき管腔の柔軟な動きに追随できる管腔拡張用留置具が
得られる。
優れ、留置後の形状保持性に優れたバルーン拡張型ステ
ントの提供を目的とする。 【解決手段】 切り欠きを有し、その切り欠きを円周方
向に伸展することで生体の管腔内に挿入可能な一次直径
から、一次直径より大きい二次直径への拡張が可能な管
状体で構成され、少なくとも三つの管状体よりなり、長
手方向に柔軟性を持った構造の管状体を組み合わせて円
筒状に直列に配置、連結して成るステントを提供する。 【効果】 生体管腔内での拡張留置時に、偏った変形を
防ぎ確実な留置が可能で、また、曲がった管腔にも留置
でき管腔の柔軟な動きに追随できる管腔拡張用留置具が
得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は血管、消化管等の生
体管腔の狭窄部を治療するための管腔拡張用留置具に関
するものであり、更に詳しくは、バルーンカテーテルの
バルーン上に配置され、経皮的に管腔の狭窄部位まで導
入された後にバルーンの拡張力により狭窄部位を拡張し
た状態で留置され、永久又は一時的に管腔の開存性を維
持するための管腔拡張用留置具に関するものである。
体管腔の狭窄部を治療するための管腔拡張用留置具に関
するものであり、更に詳しくは、バルーンカテーテルの
バルーン上に配置され、経皮的に管腔の狭窄部位まで導
入された後にバルーンの拡張力により狭窄部位を拡張し
た状態で留置され、永久又は一時的に管腔の開存性を維
持するための管腔拡張用留置具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、種々の管腔拡張用留置具としての
ステントや移植体が提案され、実用化されてきている。
これらは大きく分類すると、管腔拡張用留置具に弾性を
有する材料を用い、それ自身の持つ弾性力で狭窄部位を
拡張する自己拡張型と、ステント又は移植体自身は拡張
力を有しておらず、バルーンカテーテル上に装着し、バ
ルーンの拡張力で狭窄部位を拡張するバルーン拡張型、
さらに管腔拡張用留置具に形状記憶材料を用い体温又は
温水等により狭窄部位を拡張させる形状記憶型の三種類
がある。
ステントや移植体が提案され、実用化されてきている。
これらは大きく分類すると、管腔拡張用留置具に弾性を
有する材料を用い、それ自身の持つ弾性力で狭窄部位を
拡張する自己拡張型と、ステント又は移植体自身は拡張
力を有しておらず、バルーンカテーテル上に装着し、バ
ルーンの拡張力で狭窄部位を拡張するバルーン拡張型、
さらに管腔拡張用留置具に形状記憶材料を用い体温又は
温水等により狭窄部位を拡張させる形状記憶型の三種類
がある。
【0003】自己拡張型のステントしては、例えば、特
開昭59−500652号公報に弾性線材をメッシュ状
に形成した管状構造のステントが開示されており、特開
昭61−87540号公報に弾性線材をジグザグ構造に
形成した管状構造のステントが開示されている。このも
のは、カテーテル内に収縮した状態で収納されており、
目的部位に挿入したカテーテルから押し出すことにより
拡張し、管腔の内腔を保持する。しかし、ステント自身
に拡張力があり、留置後も管腔壁に対して刺激を与え続
けるために、特に循環器系に使用した場合その刺激によ
り細胞の過成長が引き起こされ再狭窄を来すといった問
題点がある。また、自己膨張型のステントでは内径が約
2〜2.5mmと非常に細いものを作製することは構造
的に非常に困難であるため、冠状動脈等の細い血管に使
用できるものはない。更にこのものは自己拡張の際に起
こる長軸方向の縮みによって目的管腔内への位置決めが
難しいという欠点を有している。
開昭59−500652号公報に弾性線材をメッシュ状
に形成した管状構造のステントが開示されており、特開
昭61−87540号公報に弾性線材をジグザグ構造に
形成した管状構造のステントが開示されている。このも
のは、カテーテル内に収縮した状態で収納されており、
目的部位に挿入したカテーテルから押し出すことにより
拡張し、管腔の内腔を保持する。しかし、ステント自身
に拡張力があり、留置後も管腔壁に対して刺激を与え続
けるために、特に循環器系に使用した場合その刺激によ
り細胞の過成長が引き起こされ再狭窄を来すといった問
題点がある。また、自己膨張型のステントでは内径が約
2〜2.5mmと非常に細いものを作製することは構造
的に非常に困難であるため、冠状動脈等の細い血管に使
用できるものはない。更にこのものは自己拡張の際に起
こる長軸方向の縮みによって目的管腔内への位置決めが
難しいという欠点を有している。
【0004】特開平3−9745号公報、特公平6−2
6578号公報には形状記憶材料を用いたステントが開
示されている。しかし、形状記憶材料自体の弾性率が低
くそれらのステントは拡張力が非常に小さいという欠点
から満足できる性能を持ったものは完成されていない。
また、このものは熱により拡張するため拡張の際に必要
な熱が、血液やステント周囲の組織に影響を及ぼし血栓
形成や火傷を引き起こす恐れがある。
6578号公報には形状記憶材料を用いたステントが開
示されている。しかし、形状記憶材料自体の弾性率が低
くそれらのステントは拡張力が非常に小さいという欠点
から満足できる性能を持ったものは完成されていない。
また、このものは熱により拡張するため拡張の際に必要
な熱が、血液やステント周囲の組織に影響を及ぼし血栓
形成や火傷を引き起こす恐れがある。
【0005】バルーン拡張型ステントは、バルーン上に
ステントを装着したバルーンカテーテルを目的部位に挿
入し、バルーンを膨張することにより拡張される。この
ものは、自己拡張型ステントに比べ構造的に制限が少な
く、かなり小径のものも作製することが出来る。そして
バルーン拡張型ステントの留置術は、経皮経管的冠動脈
形成術;PTCAと同じ操作で行え、特別な手術手技の
習熟を必要としない。バルーンによる拡張後、留置され
たステントはその形状を維持して狭窄や閉塞を防ぐ。こ
のものはその構造上、自己拡張型ステントのように管腔
壁を圧迫、刺激し続けることはなく自己膨張型ステント
で問題となった細胞の過成長は発生しない。このため、
このものは特に循環器系のステントとしては好適に用い
られる。
ステントを装着したバルーンカテーテルを目的部位に挿
入し、バルーンを膨張することにより拡張される。この
ものは、自己拡張型ステントに比べ構造的に制限が少な
く、かなり小径のものも作製することが出来る。そして
バルーン拡張型ステントの留置術は、経皮経管的冠動脈
形成術;PTCAと同じ操作で行え、特別な手術手技の
習熟を必要としない。バルーンによる拡張後、留置され
たステントはその形状を維持して狭窄や閉塞を防ぐ。こ
のものはその構造上、自己拡張型ステントのように管腔
壁を圧迫、刺激し続けることはなく自己膨張型ステント
で問題となった細胞の過成長は発生しない。このため、
このものは特に循環器系のステントとしては好適に用い
られる。
【0006】バルーン拡張型の欠点はデリバリーの際に
バルーン上にステントを装着するために、デリバリーシ
ステムが自己拡張型のものに比べ太くなってしまうこと
であった。しかし昨今のバルーンカテーテル形成技術の
進歩により、現在では拡張前のバルーンの部分が非常に
小径なマイクロバルーンカテーテルも開発されており、
上記のような問題点は無くなった。
バルーン上にステントを装着するために、デリバリーシ
ステムが自己拡張型のものに比べ太くなってしまうこと
であった。しかし昨今のバルーンカテーテル形成技術の
進歩により、現在では拡張前のバルーンの部分が非常に
小径なマイクロバルーンカテーテルも開発されており、
上記のような問題点は無くなった。
【0007】バルーン拡張型ステントとしては例えば特
開昭62−231657号公報に円筒に複数の細長い部
材が交差するように開口を形成したステントが開示され
ている。このものは、円筒に四角形の開口をいくつも開
けて残ったはしご状の部材をステントとし、バルーンで
四角形の開口部分を押し広げて拡張する。しかし、この
ステントは拡張後の形状安定性に優れているが、長軸方
向には柔軟性が無く、屈曲した管腔を通過できない他、
曲がった管腔に留置することが困難で、また留置後も管
腔が屈曲した場合にステントは管腔の柔軟な動きに追随
することができず、管腔壁を傷つける恐れがある。
開昭62−231657号公報に円筒に複数の細長い部
材が交差するように開口を形成したステントが開示され
ている。このものは、円筒に四角形の開口をいくつも開
けて残ったはしご状の部材をステントとし、バルーンで
四角形の開口部分を押し広げて拡張する。しかし、この
ステントは拡張後の形状安定性に優れているが、長軸方
向には柔軟性が無く、屈曲した管腔を通過できない他、
曲がった管腔に留置することが困難で、また留置後も管
腔が屈曲した場合にステントは管腔の柔軟な動きに追随
することができず、管腔壁を傷つける恐れがある。
【0008】特開平1−145076号公報にはワイヤ
ーを蛇状に曲げたものを螺旋状にした形状のバルーン拡
張型ステントが開示されている。このステントは柔軟性
には非常に優れているが、連続した一本のワイヤーから
形成されており全長にわたって螺旋状に巻かれているこ
とから、二つの問題点を有している。一つはバルーンに
て拡張する際に、均一に拡張せず、偏った拡張で歪んだ
形状になることである。つまり、このものは拡張の際に
発生する円周方向への力がワイヤーが成す螺旋方向へ逃
げてしまい、蛇状に曲がっているワイヤーをステント全
長において均一かつ十分に伸ばしきれないのである。こ
の現象は両端部に顕著に現れる。すなわち、ステントは
中央部が拡張しにくいため、両端部から中央部へ逃げる
ように拡張し、中央部が未拡張のひょうたん型に変形し
てしまう。この様に歪んだ形状で拡張すれば、狭窄部位
を全て拡張しきれない恐れがある。
ーを蛇状に曲げたものを螺旋状にした形状のバルーン拡
張型ステントが開示されている。このステントは柔軟性
には非常に優れているが、連続した一本のワイヤーから
形成されており全長にわたって螺旋状に巻かれているこ
とから、二つの問題点を有している。一つはバルーンに
て拡張する際に、均一に拡張せず、偏った拡張で歪んだ
形状になることである。つまり、このものは拡張の際に
発生する円周方向への力がワイヤーが成す螺旋方向へ逃
げてしまい、蛇状に曲がっているワイヤーをステント全
長において均一かつ十分に伸ばしきれないのである。こ
の現象は両端部に顕著に現れる。すなわち、ステントは
中央部が拡張しにくいため、両端部から中央部へ逃げる
ように拡張し、中央部が未拡張のひょうたん型に変形し
てしまう。この様に歪んだ形状で拡張すれば、狭窄部位
を全て拡張しきれない恐れがある。
【0009】もう一つの問題点としては、このものはス
テントの構造上拡張後の保持力が弱く、留置後に管腔壁
の圧力によりステントが収縮してしまう危険性や、細胞
の過成長を抑えきれずに再狭窄を来す危険性がある。
テントの構造上拡張後の保持力が弱く、留置後に管腔壁
の圧力によりステントが収縮してしまう危険性や、細胞
の過成長を抑えきれずに再狭窄を来す危険性がある。
【0010】
【本発明が解決しようとする問題】本発明は上述のよう
な従来の問題点を解決すべく鋭意検討の結果なされたも
ので、循環器系の閉塞病変に好適に用いることの出来
る、柔軟性に優れ、留置後の形状保持性に優れたバルー
ン拡張型ステントの提供を目的とするものである。
な従来の問題点を解決すべく鋭意検討の結果なされたも
ので、循環器系の閉塞病変に好適に用いることの出来
る、柔軟性に優れ、留置後の形状保持性に優れたバルー
ン拡張型ステントの提供を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、切り欠き
を有し、その切り欠きを円周方向に伸展することで生体
の管腔内に挿入可能な一次直径から、一次直径より大き
い二次直径への拡張が可能な力学特性または材質の異な
る少なくとも二つの管状体よりなり、該管状体が円筒状
に配置され、互いに隣り合った管状体同士が少なくとも
一箇所以上で連結されていることを特徴とする管腔拡張
用留置具を供するものである。
を有し、その切り欠きを円周方向に伸展することで生体
の管腔内に挿入可能な一次直径から、一次直径より大き
い二次直径への拡張が可能な力学特性または材質の異な
る少なくとも二つの管状体よりなり、該管状体が円筒状
に配置され、互いに隣り合った管状体同士が少なくとも
一箇所以上で連結されていることを特徴とする管腔拡張
用留置具を供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。図1(a)は本発明の一実施例となる管
腔拡張用留置具を示す図、図1(b)はその展開図であ
る。ステント(5)は、管状体(1)、(3)と管状体
(2)の二種類の構造の管状体の組み合わせであり、管
状体(2)を管状体(1)、(3)が挟む形で連結され
ている。管状体(1)、(3)の切り欠きによる残った
線状要素の巾は、管状体(2)の切り欠きによる一本の
連続した線状要素の巾よりも広く、また管状体(1)、
(3)は、円又は楕円の一部で形成された切り欠きから
成っており、円周方向への剛性が管状体(2)に比べ強
い構造にしている。
細に説明する。図1(a)は本発明の一実施例となる管
腔拡張用留置具を示す図、図1(b)はその展開図であ
る。ステント(5)は、管状体(1)、(3)と管状体
(2)の二種類の構造の管状体の組み合わせであり、管
状体(2)を管状体(1)、(3)が挟む形で連結され
ている。管状体(1)、(3)の切り欠きによる残った
線状要素の巾は、管状体(2)の切り欠きによる一本の
連続した線状要素の巾よりも広く、また管状体(1)、
(3)は、円又は楕円の一部で形成された切り欠きから
成っており、円周方向への剛性が管状体(2)に比べ強
い構造にしている。
【0013】本発明によれば使用部位によりステントを
構成する管状体(1)、(2)、(3)のうち両端に位
置する管状体(1)、(3)は中央部に位置する管状体
(2)より強い力でなければ円周方向へ伸展しない構造
を有する管状体または、高拡張力を必要とする材質より
成る管状体を配置する。逆に言えば、ステントの中央部
に位置する管状体は両端部に位置する管状体よりも弱い
力で円周方向へ拡張する構造のものを置くことが好まし
い。その逆にステントの両端部に位置する管状体が中央
部に位置する螺旋状の切り欠きを設けた管状体より弱い
力で拡張する構造であると、バルーンにて拡張する際
に、両端部から拡張するために中央部が未拡張のひょう
たん型に変形してしまい狭窄部位を全て拡張しきれない
ので好ましくない。
構成する管状体(1)、(2)、(3)のうち両端に位
置する管状体(1)、(3)は中央部に位置する管状体
(2)より強い力でなければ円周方向へ伸展しない構造
を有する管状体または、高拡張力を必要とする材質より
成る管状体を配置する。逆に言えば、ステントの中央部
に位置する管状体は両端部に位置する管状体よりも弱い
力で円周方向へ拡張する構造のものを置くことが好まし
い。その逆にステントの両端部に位置する管状体が中央
部に位置する螺旋状の切り欠きを設けた管状体より弱い
力で拡張する構造であると、バルーンにて拡張する際
に、両端部から拡張するために中央部が未拡張のひょう
たん型に変形してしまい狭窄部位を全て拡張しきれない
ので好ましくない。
【0014】管状体(2)は、螺旋状の切り欠きを施す
ことで線状要素が一本の連続した螺旋構造を成して長手
方向に柔軟性を得ている。ステントの中央部に位置する
管状体(2)が柔軟性を持った構造であれば長手方向へ
の柔軟性を得るのに好都合である。管状体(2)に柔軟
性を付与するためにはS字カーブを描いたパターンが螺
旋状に成る様に切り抜かれた構造等、管状体に螺旋状の
切り欠きを設けることが好ましい。ただし、管状体
(2)のデザインは、本発明の一実施例であり、本発明
をこの形状のみに限定するものではない。上記の様にし
て成る構造をとった管状体をステントの中央部に配置し
て連結すればステントの長手方向への柔軟性は、ステン
ト拡張時の形状安定性を損なうことなく得られる。
ことで線状要素が一本の連続した螺旋構造を成して長手
方向に柔軟性を得ている。ステントの中央部に位置する
管状体(2)が柔軟性を持った構造であれば長手方向へ
の柔軟性を得るのに好都合である。管状体(2)に柔軟
性を付与するためにはS字カーブを描いたパターンが螺
旋状に成る様に切り抜かれた構造等、管状体に螺旋状の
切り欠きを設けることが好ましい。ただし、管状体
(2)のデザインは、本発明の一実施例であり、本発明
をこの形状のみに限定するものではない。上記の様にし
て成る構造をとった管状体をステントの中央部に配置し
て連結すればステントの長手方向への柔軟性は、ステン
ト拡張時の形状安定性を損なうことなく得られる。
【0015】これらの組み合わせによりバルーンカテー
テルでの拡張時にステントが両端部から膨らみ始める膨
らみの偏りを防ぎ、比較的高剛性構造の管状体(1)、
(3)が拡張後形状を安定させることを可能にし、長手
方向に柔軟性のある管状体(2)を備えた管腔拡張用留
置具となっている。
テルでの拡張時にステントが両端部から膨らみ始める膨
らみの偏りを防ぎ、比較的高剛性構造の管状体(1)、
(3)が拡張後形状を安定させることを可能にし、長手
方向に柔軟性のある管状体(2)を備えた管腔拡張用留
置具となっている。
【0016】本発明によるステントを構成する管状体の
数は少なくても三つで、両端の管状体に比べ中央部に配
置する管状体は、拡張に必要な力が小さい物を置くのが
特徴の一つである。拡張用バルーンは、バルーン上に装
着されるステントがその中央部に置かれるため、ステン
トの乗っていない両端部から拡張を始めるが、本発明に
よるステントの構造は、その現象をおさえ、ステントが
両端部から拡張することをなくすことができる。
数は少なくても三つで、両端の管状体に比べ中央部に配
置する管状体は、拡張に必要な力が小さい物を置くのが
特徴の一つである。拡張用バルーンは、バルーン上に装
着されるステントがその中央部に置かれるため、ステン
トの乗っていない両端部から拡張を始めるが、本発明に
よるステントの構造は、その現象をおさえ、ステントが
両端部から拡張することをなくすことができる。
【0017】また、ステントの全長は個々の管状体の長
さを変えることによって調節できるが、管状体の数を増
やすことで容易に調節することが可能で、なおかつ新し
いメリットを得ることができる。図1(a)の(2)の
様な柔軟な構造を持った管状体を長くすると、この構造
は拡張後の保持力が弱くなり留置後に管腔壁の圧力によ
りステントが収縮してしまう危険性や、細胞の過成長を
抑えきれずに再狭窄を来す危険性がある。本発明によれ
ば、このような長く曲がった管腔内に留置する場合に
は、図1(a)の管状体(1)、管状体(2)を交互に
連結させた構造のステントを提供し、問題を解決するこ
とが可能である。
さを変えることによって調節できるが、管状体の数を増
やすことで容易に調節することが可能で、なおかつ新し
いメリットを得ることができる。図1(a)の(2)の
様な柔軟な構造を持った管状体を長くすると、この構造
は拡張後の保持力が弱くなり留置後に管腔壁の圧力によ
りステントが収縮してしまう危険性や、細胞の過成長を
抑えきれずに再狭窄を来す危険性がある。本発明によれ
ば、このような長く曲がった管腔内に留置する場合に
は、図1(a)の管状体(1)、管状体(2)を交互に
連結させた構造のステントを提供し、問題を解決するこ
とが可能である。
【0018】管状体の連結方法に特に制限はないが、例
えばレーザー溶接や接着、管状体同士を引掛けて連結さ
せる方法がある。また、管状部材のレーザー加工による
切削加工によっても、本発明によるステントを実現する
ことができる。本発明における管腔拡張用留置具を構成
する管状体が円周方向に拡張するためには、管状体が切
り欠きを有している必要があり、円周方向に拡張する際
には前記切り欠き又は亀裂の隙間が広がることによって
管状体全体が円周方向に拡張される。
えばレーザー溶接や接着、管状体同士を引掛けて連結さ
せる方法がある。また、管状部材のレーザー加工による
切削加工によっても、本発明によるステントを実現する
ことができる。本発明における管腔拡張用留置具を構成
する管状体が円周方向に拡張するためには、管状体が切
り欠きを有している必要があり、円周方向に拡張する際
には前記切り欠き又は亀裂の隙間が広がることによって
管状体全体が円周方向に拡張される。
【0019】ここで、前記切り欠き又は亀裂の拡張の際
に変形する箇所が、角の存在しない円又は楕円の一部で
形成されていることが好ましい。切り欠きが全て直線で
構成されている場合、その直線の交点には角が存在し、
拡張の際に変形箇所が波打つことによって前記角が管状
体の表面で突起となって管腔壁に食い込み、管腔壁損傷
または潰瘍の圧迫壊死といった重篤な事態を引き起こす
恐れがあり更には、バルーン表面をも傷つけ、バルーン
破裂の危険性が高くなるので好ましくない。本発明の管
腔拡張用留置具の材料としては特に制限はなく、金、白
金、銀、タンタル、ステンレス鋼、チタン等の金属やポ
リプロピレン、ポリエステル、四弗化エチレン等全ての
樹脂が使用可能である。また、上記の金属には樹脂を被
覆して用いることもできる。さらに、抗血栓性、生体適
合性を高めるためにヘパリンやチクロピジン等の抗凝固
薬を固定した材料や、ポリパラキシリレンのような生体
内で安定な物質をコートしてもよい。
に変形する箇所が、角の存在しない円又は楕円の一部で
形成されていることが好ましい。切り欠きが全て直線で
構成されている場合、その直線の交点には角が存在し、
拡張の際に変形箇所が波打つことによって前記角が管状
体の表面で突起となって管腔壁に食い込み、管腔壁損傷
または潰瘍の圧迫壊死といった重篤な事態を引き起こす
恐れがあり更には、バルーン表面をも傷つけ、バルーン
破裂の危険性が高くなるので好ましくない。本発明の管
腔拡張用留置具の材料としては特に制限はなく、金、白
金、銀、タンタル、ステンレス鋼、チタン等の金属やポ
リプロピレン、ポリエステル、四弗化エチレン等全ての
樹脂が使用可能である。また、上記の金属には樹脂を被
覆して用いることもできる。さらに、抗血栓性、生体適
合性を高めるためにヘパリンやチクロピジン等の抗凝固
薬を固定した材料や、ポリパラキシリレンのような生体
内で安定な物質をコートしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、一次直径から一次直径
より大きい二次直径への拡張が可能な管状体が長手方向
に少なくとも三個以上連結されている管腔拡張用留置具
において、連結されている管状体の特性を様々に変える
ことにより円周方向の形状安定性及び長手方向への柔軟
性に優れた管腔拡張用留置具を得ることができる。また
管腔拡張用留置具を構成する管状体の組み合わせから、
バルーンカテーテルによる管腔内での拡張留置時に、偏
った変形を防ぎ確実な留置のできる管腔拡張用留置具を
造り得ることが出来る。
より大きい二次直径への拡張が可能な管状体が長手方向
に少なくとも三個以上連結されている管腔拡張用留置具
において、連結されている管状体の特性を様々に変える
ことにより円周方向の形状安定性及び長手方向への柔軟
性に優れた管腔拡張用留置具を得ることができる。また
管腔拡張用留置具を構成する管状体の組み合わせから、
バルーンカテーテルによる管腔内での拡張留置時に、偏
った変形を防ぎ確実な留置のできる管腔拡張用留置具を
造り得ることが出来る。
【図1】図1は本発明の一実施例となるそれぞれの特性
を持った複数の管状体を組み合わせたステントの図で、
(a)はステントの側面図、(b)はステントの展開図
である。図1(a)より管状体(1)、(3)は円又は
楕円の一部で形成された切り欠きから成り、管状体
(2)は螺旋構造により長手方向への柔軟性を有してい
る。図1(b)はステント(5)の展開図であるが、両
端の管状体(1)、(3)は中央部に位置する管状体
(2)よりも強い力でなければ円周方向へ拡張変形しな
い構造を取っている。
を持った複数の管状体を組み合わせたステントの図で、
(a)はステントの側面図、(b)はステントの展開図
である。図1(a)より管状体(1)、(3)は円又は
楕円の一部で形成された切り欠きから成り、管状体
(2)は螺旋構造により長手方向への柔軟性を有してい
る。図1(b)はステント(5)の展開図であるが、両
端の管状体(1)、(3)は中央部に位置する管状体
(2)よりも強い力でなければ円周方向へ拡張変形しな
い構造を取っている。
1 管状体 2 管状体 3 管状体 4 連結部 5 ステント
Claims (4)
- 【請求項1】切り欠きを有し、その切り欠きを円周方向
に伸展することで生体の管腔内に挿入可能な一次直径か
ら、一次直径より大きい二次直径への拡張が可能な少な
くとも三つの管状体よりなり、該管状体が円筒状に直列
に配置され、互いに隣り合った管状体同士が少なくとも
一箇所以上で連結されていることを特徴とする管腔拡張
用留置具。 - 【請求項2】柔軟性の高い管状体を剛性の強い管状体の
間に配置した請求項1記載の管腔拡張用留置具。 - 【請求項3】管状体の線状要素の巾を変えることで柔軟
性と剛性を調整した請求項1又は2記載の管腔拡張用留
置具。 - 【請求項4】切り欠きの少なくとも一部が円又は楕円の
一部で形成されている請求項1、2又は3記載の管腔拡
張用留置具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22658796A JPH1066729A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 管腔拡張用留置具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22658796A JPH1066729A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 管腔拡張用留置具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066729A true JPH1066729A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16847523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22658796A Pending JPH1066729A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 管腔拡張用留置具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066729A (ja) |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22658796A patent/JPH1066729A/ja active Pending
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