JPH1066847A - 多孔性濾過膜及び該濾過膜を用いた膜モジュール - Google Patents
多孔性濾過膜及び該濾過膜を用いた膜モジュールInfo
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- JPH1066847A JPH1066847A JP22836596A JP22836596A JPH1066847A JP H1066847 A JPH1066847 A JP H1066847A JP 22836596 A JP22836596 A JP 22836596A JP 22836596 A JP22836596 A JP 22836596A JP H1066847 A JPH1066847 A JP H1066847A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 長期間にわたって濾過処理を安定に行うこと
ができる耐久性に優れた多孔性濾過膜及び該濾過膜を用
いた膜モジュールを提供する。 【解決手段】 多孔性合成樹脂膜2と補強部材5とから
なる多孔性濾過膜1及び多孔性濾過膜を、枠体の両面に
配設した膜モジュール。多孔性合成樹脂膜は、気孔率が
60〜90%であり、孔径が0.1〜2.0μmの微細
孔を多数有し、分子量が5×105 〜7×106 の
超高分子量ポリエチレンからなるものであることが好ま
しい。補強部材としては、通気度が、0.5〜3.0c
c/cm2 /秒の穴あきフィルム(ポリエステルフィ
ルム)又は布帛(ポリエステル織物)5が好ましく、多
孔性合成樹脂膜に積層し、接着剤によりドット状、線状
又は網目状に接着されている。
ができる耐久性に優れた多孔性濾過膜及び該濾過膜を用
いた膜モジュールを提供する。 【解決手段】 多孔性合成樹脂膜2と補強部材5とから
なる多孔性濾過膜1及び多孔性濾過膜を、枠体の両面に
配設した膜モジュール。多孔性合成樹脂膜は、気孔率が
60〜90%であり、孔径が0.1〜2.0μmの微細
孔を多数有し、分子量が5×105 〜7×106 の
超高分子量ポリエチレンからなるものであることが好ま
しい。補強部材としては、通気度が、0.5〜3.0c
c/cm2 /秒の穴あきフィルム(ポリエステルフィ
ルム)又は布帛(ポリエステル織物)5が好ましく、多
孔性合成樹脂膜に積層し、接着剤によりドット状、線状
又は網目状に接着されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔性濾過膜及び
該濾過膜を用いた膜モジュールに関し、更に詳しくは、
排水処理などの膜分離用途に適した多孔性濾過膜及び該
濾過膜を用いた膜モジュールに関するものである。
該濾過膜を用いた膜モジュールに関し、更に詳しくは、
排水処理などの膜分離用途に適した多孔性濾過膜及び該
濾過膜を用いた膜モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、排水処理などのフィルターとし
て、種々の多孔性濾過膜が用いられ、それらの多孔性濾
過膜は、枠体に展設して用いられている。なかでも、高
分子量ポリエチレンからなる多孔性膜は、気孔率が高
く、濾過性に優れており、しかも安価であるため、広く
用いられるようになってきている(例えば、特開平2―
232242号、特開平5―98065号、特開平5―
239246号、特開平5―245923号参照)。
て、種々の多孔性濾過膜が用いられ、それらの多孔性濾
過膜は、枠体に展設して用いられている。なかでも、高
分子量ポリエチレンからなる多孔性膜は、気孔率が高
く、濾過性に優れており、しかも安価であるため、広く
用いられるようになってきている(例えば、特開平2―
232242号、特開平5―98065号、特開平5―
239246号、特開平5―245923号参照)。
【0003】しかしながら、このような高気孔率、薄膜
の多孔性濾過膜を用いて濾過を行う場合、特に排水処理
などのように多量の液体を濾過処理するような場合は、
濾過膜の強度が不足し、短期間のうちに濾過膜が破損し
てしまい、実用的でないという問題があった。
の多孔性濾過膜を用いて濾過を行う場合、特に排水処理
などのように多量の液体を濾過処理するような場合は、
濾過膜の強度が不足し、短期間のうちに濾過膜が破損し
てしまい、実用的でないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の多孔性濾過膜の問題点を解消し、排水処理などのよう
に多量の液体を濾過処理するような場合でも、濾過膜が
破損するようなことがなく、長期間にわたって濾過処理
を安定に行うことができる耐久性に優れた多孔性濾過膜
及び該濾過膜を用いた膜モジュールを提供することを課
題とするものである。
の多孔性濾過膜の問題点を解消し、排水処理などのよう
に多量の液体を濾過処理するような場合でも、濾過膜が
破損するようなことがなく、長期間にわたって濾過処理
を安定に行うことができる耐久性に優れた多孔性濾過膜
及び該濾過膜を用いた膜モジュールを提供することを課
題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、(1)
多孔性合成樹脂膜と補強部材とからなることを特徴とす
る多孔性濾過膜、(2)多孔性合成樹脂膜の気孔率が、
60〜90%である上記(1)記載の多孔性濾過膜、
(3)多孔性合成樹脂膜が、孔径が0.1〜2.0μm
の微細孔を多数有する多孔性膜である上記(1)又は
(2)記載の多孔性濾過膜、(4)多孔性合成樹脂膜
が、分子量が5×105 〜7×106 の超高分子量
ポリエチレンからなる上記(1)〜(3)のいずれかに
記載の多孔性濾過膜、(5)多孔性合成樹脂膜の一部
に、補強部材としてフィルムを配設した上記(1)〜
(4)記載の多孔性濾過膜、(6)多孔性合成樹脂膜と
通気性補強部材とが積層されている上記(1)〜(4)
記載の多孔性濾過膜、(7)多孔性合成樹脂膜と通気性
補強部材とが、ドット状、線状又は網目状に接着されて
いる上記(6)記載の多孔性濾過膜、(8)通気性補強
部材の通気度が、0.5〜3.0cc/cm2 /秒で
ある上記(6)又は(7)記載の多孔性濾過膜、(9)
通気性補強部材が、繊維布帛である上記(8)記載の多
孔性濾過膜、(10)繊維布帛が、織物である上記
(9)記載の多孔性濾過膜、(11)織物が、ポリエス
テル織物である上記(10)記載の多孔性濾過膜、(1
2)補強部材が、孔あきフィルムである上記(8)記載
の多孔性濾過膜、(13)穴あきフィルムが、ポリエス
テルフィルムである上記(12)記載の多孔性濾過膜、
(14)上記(1)〜(13)のいずれかに記載の多孔
性濾過膜を、枠体の両面に配設したことを特徴とする膜
モジュール、(15)枠体内に、貫通孔を有する補強用
桟を設けた上記(14)記載の膜モジュール、(16)
枠体内の空隙に、充填部材を充填した上記(14)又は
(15)記載の膜モジュール、及び(17)充填部材
が、独立気泡を有する発泡体である上記(16)記載の
膜モジュールが提供される。
多孔性合成樹脂膜と補強部材とからなることを特徴とす
る多孔性濾過膜、(2)多孔性合成樹脂膜の気孔率が、
60〜90%である上記(1)記載の多孔性濾過膜、
(3)多孔性合成樹脂膜が、孔径が0.1〜2.0μm
の微細孔を多数有する多孔性膜である上記(1)又は
(2)記載の多孔性濾過膜、(4)多孔性合成樹脂膜
が、分子量が5×105 〜7×106 の超高分子量
ポリエチレンからなる上記(1)〜(3)のいずれかに
記載の多孔性濾過膜、(5)多孔性合成樹脂膜の一部
に、補強部材としてフィルムを配設した上記(1)〜
(4)記載の多孔性濾過膜、(6)多孔性合成樹脂膜と
通気性補強部材とが積層されている上記(1)〜(4)
記載の多孔性濾過膜、(7)多孔性合成樹脂膜と通気性
補強部材とが、ドット状、線状又は網目状に接着されて
いる上記(6)記載の多孔性濾過膜、(8)通気性補強
部材の通気度が、0.5〜3.0cc/cm2 /秒で
ある上記(6)又は(7)記載の多孔性濾過膜、(9)
通気性補強部材が、繊維布帛である上記(8)記載の多
孔性濾過膜、(10)繊維布帛が、織物である上記
(9)記載の多孔性濾過膜、(11)織物が、ポリエス
テル織物である上記(10)記載の多孔性濾過膜、(1
2)補強部材が、孔あきフィルムである上記(8)記載
の多孔性濾過膜、(13)穴あきフィルムが、ポリエス
テルフィルムである上記(12)記載の多孔性濾過膜、
(14)上記(1)〜(13)のいずれかに記載の多孔
性濾過膜を、枠体の両面に配設したことを特徴とする膜
モジュール、(15)枠体内に、貫通孔を有する補強用
桟を設けた上記(14)記載の膜モジュール、(16)
枠体内の空隙に、充填部材を充填した上記(14)又は
(15)記載の膜モジュール、及び(17)充填部材
が、独立気泡を有する発泡体である上記(16)記載の
膜モジュールが提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる多孔性
合成樹脂膜としては、例えば、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリスルフォンや高分子量ポリエチレンなどから
なる種々の多孔性膜が挙げられるが、気孔率が60〜9
0%であることが好ましい。ここで、気孔率は、出発原
料の密度(ρ0 )と成型後のフィルム密度(ρ)とか
ら、下記の式に基づいて算出する。
合成樹脂膜としては、例えば、ポリテトラフルオロエチ
レン、ポリスルフォンや高分子量ポリエチレンなどから
なる種々の多孔性膜が挙げられるが、気孔率が60〜9
0%であることが好ましい。ここで、気孔率は、出発原
料の密度(ρ0 )と成型後のフィルム密度(ρ)とか
ら、下記の式に基づいて算出する。
【0007】
【数1】
【0008】また、孔径が0.1〜2.0μmの微細孔
を多数有していることが好ましい。孔径が小さすぎる
と、目詰りが起り易く十分な耐久性が得られず、大きす
ぎると、濾過性能が不良となる。
を多数有していることが好ましい。孔径が小さすぎる
と、目詰りが起り易く十分な耐久性が得られず、大きす
ぎると、濾過性能が不良となる。
【0009】特に、分子量が5×105 〜7×106
の超高分子量ポリエチレンからなる多孔性膜が好まし
く用いられる。分子量が高すぎると、フィルムへの成形
が困難になり、低すぎると、フィルム強度が低下して、
濾過性能に優れた高気孔率の多孔性膜が得られ難くな
る。
の超高分子量ポリエチレンからなる多孔性膜が好まし
く用いられる。分子量が高すぎると、フィルムへの成形
が困難になり、低すぎると、フィルム強度が低下して、
濾過性能に優れた高気孔率の多孔性膜が得られ難くな
る。
【0010】また、該ポリエチレンは、少量の、好まし
くは5モル%以下のプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘ
キサン、4―メチルペンテン―1、オクテンなどを共重
合したものでもよく、更に、少量の、例えば25重量%
以下のポリプロピレン、ポリブチレン、エチレン―プロ
ピレンコポリマーなどを含んでいてもよい。また、該ポ
リエチレンは、安定剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤な
どの通常用いられる添加剤を含んでいてもよい。
くは5モル%以下のプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘ
キサン、4―メチルペンテン―1、オクテンなどを共重
合したものでもよく、更に、少量の、例えば25重量%
以下のポリプロピレン、ポリブチレン、エチレン―プロ
ピレンコポリマーなどを含んでいてもよい。また、該ポ
リエチレンは、安定剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤な
どの通常用いられる添加剤を含んでいてもよい。
【0011】このような微細孔を多数有する多孔性ポリ
エチレン膜を製造するには、例えば、ポリエチレンをデ
カリン等の溶媒に溶解した溶液(濃度2〜30重量%)
を、スリット状ダイから押し出して、ゲルフィルムを形
成し、次いでゲルフィルム中の溶媒を蒸発させた後、延
伸する方法などが用いられる。
エチレン膜を製造するには、例えば、ポリエチレンをデ
カリン等の溶媒に溶解した溶液(濃度2〜30重量%)
を、スリット状ダイから押し出して、ゲルフィルムを形
成し、次いでゲルフィルム中の溶媒を蒸発させた後、延
伸する方法などが用いられる。
【0012】このような超高分子量ポリエチレンからな
る多孔性膜及びその製造方法については、例えば、特開
平2―232242号公報、特開平5―98065号公
報、特開平5―239246号公報などに記載されてお
り、公知である。
る多孔性膜及びその製造方法については、例えば、特開
平2―232242号公報、特開平5―98065号公
報、特開平5―239246号公報などに記載されてお
り、公知である。
【0013】かかる多孔性膜は、通常、フィブリル化し
た不織布状を呈し、その目付は7〜15g/m2 程
度、通気度(JIS1076―79A法に準拠して測
定)は0.2〜3.0cc/cm2 /秒程度が好まし
い。更には、熱カレンダー加工により、フィブリル化し
た不織布状の層間強度を向上させることが、耐久性向上
の面で好ましい。
た不織布状を呈し、その目付は7〜15g/m2 程
度、通気度(JIS1076―79A法に準拠して測
定)は0.2〜3.0cc/cm2 /秒程度が好まし
い。更には、熱カレンダー加工により、フィブリル化し
た不織布状の層間強度を向上させることが、耐久性向上
の面で好ましい。
【0014】本発明の多孔性濾過膜は、その強度を高め
るために、上記多孔性合成樹脂膜に補強部材を設けたも
のである。補強部材としては、フィルム、布帛、糸条、
シート等、種々の材質、形態のものを用いることができ
るが、本発明では、フィルム及び布帛が好ましく用いら
れる。
るために、上記多孔性合成樹脂膜に補強部材を設けたも
のである。補強部材としては、フィルム、布帛、糸条、
シート等、種々の材質、形態のものを用いることができ
るが、本発明では、フィルム及び布帛が好ましく用いら
れる。
【0015】図1及び図2は、補強部材としてフィルム
を用いた多孔性濾過膜1の例を示す斜視図であり、図1
では、多孔性合成樹脂膜2とフィルム補強部材3とが一
体に成形されている。また、図2では、多孔性合成樹脂
膜2に格子状のフィルム補強部材3を貼り合わせて、多
孔性合成樹脂膜2を補強している。これらの場合、フィ
ルム補強部材3の多孔性濾過膜全体に占める割合が、1
0〜30%であることが好ましい。
を用いた多孔性濾過膜1の例を示す斜視図であり、図1
では、多孔性合成樹脂膜2とフィルム補強部材3とが一
体に成形されている。また、図2では、多孔性合成樹脂
膜2に格子状のフィルム補強部材3を貼り合わせて、多
孔性合成樹脂膜2を補強している。これらの場合、フィ
ルム補強部材3の多孔性濾過膜全体に占める割合が、1
0〜30%であることが好ましい。
【0016】更に、補強部材として、通気性のある補強
部材を使用し、多孔性合成樹脂膜と通気性補強部材とを
積層、貼り合わせた多孔性濾過膜も、本発明の好ましい
実施態様である。この場合、多孔性合成樹脂膜の多孔部
分を接着によってできるだけ塞がないようにするため
に、接着部分が全積層面積に占める割合を30〜60%
とするのが好ましく、特に、ドット状、線状又は網目状
に接着するのが好ましい。このように、ドット状、線
状、網目状に接着するには、所定の形状に彫刻されたグ
ラビアロールで接着剤を塗布して接着する方法、ホット
メルト接着剤を糸状、粉状に噴射して、加熱圧着する方
法などを用いることができる。
部材を使用し、多孔性合成樹脂膜と通気性補強部材とを
積層、貼り合わせた多孔性濾過膜も、本発明の好ましい
実施態様である。この場合、多孔性合成樹脂膜の多孔部
分を接着によってできるだけ塞がないようにするため
に、接着部分が全積層面積に占める割合を30〜60%
とするのが好ましく、特に、ドット状、線状又は網目状
に接着するのが好ましい。このように、ドット状、線
状、網目状に接着するには、所定の形状に彫刻されたグ
ラビアロールで接着剤を塗布して接着する方法、ホット
メルト接着剤を糸状、粉状に噴射して、加熱圧着する方
法などを用いることができる。
【0017】通気性補強部材の通気度は、0.5〜3.
0cc/cm2 /秒(JIS1076―79A法に準
拠して測定)であることが好ましい。
0cc/cm2 /秒(JIS1076―79A法に準
拠して測定)であることが好ましい。
【0018】通気性補強部材としては、穴あきフィルム
又は布帛が好ましく用いられる。穴あきフィルムの場
合、穴の直径は0.1〜2.0μm、開口率は50〜9
0%、フィルムの厚さは5〜100μm程度が適当であ
る。特に、穴あきフィルムとしてはポリエステルフィル
ムが好ましい。
又は布帛が好ましく用いられる。穴あきフィルムの場
合、穴の直径は0.1〜2.0μm、開口率は50〜9
0%、フィルムの厚さは5〜100μm程度が適当であ
る。特に、穴あきフィルムとしてはポリエステルフィル
ムが好ましい。
【0019】布帛としては、織物、編物、不織布等を用
いることができ、特に織物が好ましく、素材としては、
ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニルなどを適宜選
択できるが、好ましくはポリエステルである。布帛の場
合、目付は25〜150g/m2 程度が好ましい。
いることができ、特に織物が好ましく、素材としては、
ポリエステル、ナイロン、ポリ塩化ビニルなどを適宜選
択できるが、好ましくはポリエステルである。布帛の場
合、目付は25〜150g/m2 程度が好ましい。
【0020】なお、補強部材として布帛を用いる場合、
キルティング加工を施したり、布帛の縦方向及び/又は
横方向に、所定の間隔を置いて、低伸度又は高モジュラ
スの糸条を挿入したり、あるいは、テープ状合成樹脂膜
を布帛に部分的に接着させておくのが好ましい。
キルティング加工を施したり、布帛の縦方向及び/又は
横方向に、所定の間隔を置いて、低伸度又は高モジュラ
スの糸条を挿入したり、あるいは、テープ状合成樹脂膜
を布帛に部分的に接着させておくのが好ましい。
【0021】図3は、多孔性合成樹脂膜2に、通気性補
強部材として、穴あきフィルム4を積層した多孔性濾過
膜1の例を示す斜視図であり、多孔性合成樹脂膜2と穴
あきフィルム4とは、接着剤6により線状に接着されて
いる。また、図4は、多孔性合成樹脂膜2に、通気性補
強部材として、布帛5を積層した多孔性濾過膜1の例を
示す斜視図であり、多孔性合成樹脂膜2と布帛5とは、
接着剤6によりドット状に接着されている。
強部材として、穴あきフィルム4を積層した多孔性濾過
膜1の例を示す斜視図であり、多孔性合成樹脂膜2と穴
あきフィルム4とは、接着剤6により線状に接着されて
いる。また、図4は、多孔性合成樹脂膜2に、通気性補
強部材として、布帛5を積層した多孔性濾過膜1の例を
示す斜視図であり、多孔性合成樹脂膜2と布帛5とは、
接着剤6によりドット状に接着されている。
【0022】図5は、本発明の膜モジュールの一例を示
す斜視図、図6は、そのA―A線矢視断面図であり、上
記本発明の多孔性濾過膜1を、枠体11の両面に配設し
ている。12は網体、13はフェルト、14は排出口で
ある。
す斜視図、図6は、そのA―A線矢視断面図であり、上
記本発明の多孔性濾過膜1を、枠体11の両面に配設し
ている。12は網体、13はフェルト、14は排出口で
ある。
【0023】この膜モジュールを、複数個並べて膜分離
ユニット内に装着し、外側から排水などの処理しようと
する水を供給し、多孔性濾過膜1で濾過した後、吸引ポ
ンプ(図示せず)で吸引して、排出口14から処理水を
排出する。
ユニット内に装着し、外側から排水などの処理しようと
する水を供給し、多孔性濾過膜1で濾過した後、吸引ポ
ンプ(図示せず)で吸引して、排出口14から処理水を
排出する。
【0024】この際、枠体11内に、図7に示すよう
な、貫通孔15を有する補強用桟16を設けておくのが
好ましい。この補強用桟16によって、多孔性濾過膜1
が保持、補強され、しかも、補強用桟16には貫通孔1
5が設けられているので、多孔性濾過膜1で濾過された
水が枠体11内をスムースに流れ、円滑な処理を行うこ
とができる。なお、図7において、17は補強用桟16
のスペース、18は膜モジュールの排出口14に連結さ
れる排出口である。
な、貫通孔15を有する補強用桟16を設けておくのが
好ましい。この補強用桟16によって、多孔性濾過膜1
が保持、補強され、しかも、補強用桟16には貫通孔1
5が設けられているので、多孔性濾過膜1で濾過された
水が枠体11内をスムースに流れ、円滑な処理を行うこ
とができる。なお、図7において、17は補強用桟16
のスペース、18は膜モジュールの排出口14に連結さ
れる排出口である。
【0025】更に、詰まりなどが生じて、膜モジュール
を交換する必要が生じた場合、膜モジュール内に多量の
水が残っていると、重くなって、膜分離ユニットから膜
モジュールを取り出すのに、多大の労力を要することに
なる。そこで、枠体11内の空隙に、図8に示すような
充填部材19を充填しておき、枠体内に水が残らないよ
うにするのが有効である。例えば、図7に示した補強用
桟16のスペース18内に充填部材19を充填し、枠体
11内に装着するようにすればよい。かかる充填部材1
9としては、独立気泡を有する発泡体が好ましく、例え
ば、発泡スチロールシートなどが好適に用いられる。
を交換する必要が生じた場合、膜モジュール内に多量の
水が残っていると、重くなって、膜分離ユニットから膜
モジュールを取り出すのに、多大の労力を要することに
なる。そこで、枠体11内の空隙に、図8に示すような
充填部材19を充填しておき、枠体内に水が残らないよ
うにするのが有効である。例えば、図7に示した補強用
桟16のスペース18内に充填部材19を充填し、枠体
11内に装着するようにすればよい。かかる充填部材1
9としては、独立気泡を有する発泡体が好ましく、例え
ば、発泡スチロールシートなどが好適に用いられる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、排水処理などのように
多量の液体を濾過処理するような場合でも、濾過膜が破
損するようなことがなく、長期間にわたって安定に濾過
処理を行うことができる耐久性に優れた多孔性濾過膜及
び該濾過膜を用いた膜モジュールを提供することができ
る。
多量の液体を濾過処理するような場合でも、濾過膜が破
損するようなことがなく、長期間にわたって安定に濾過
処理を行うことができる耐久性に優れた多孔性濾過膜及
び該濾過膜を用いた膜モジュールを提供することができ
る。
【図1】補強部材としてフィルムを用いた本発明の多孔
性濾過膜の一例を示す斜視図である。
性濾過膜の一例を示す斜視図である。
【図2】補強部材としてフィルムを用いた本発明の多孔
性濾過膜の他の例を示す斜視図である。
性濾過膜の他の例を示す斜視図である。
【図3】通気性補強部材として、穴あきフィルムを積層
した本発明の多孔性濾過膜の一例を示す斜視図である。
した本発明の多孔性濾過膜の一例を示す斜視図である。
【図4】通気性補強部材として、布帛を積層した本発明
の多孔性濾過膜の一例を示す斜視図である。
の多孔性濾過膜の一例を示す斜視図である。
【図5】本発明の膜モジュールの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図6】図5のA―A線矢視断面図である。
【図7】本発明の膜モジュールに使用する補強用桟の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図8】本発明の膜モジュールに使用する充填部材の一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
1 多孔性濾過膜 2 多孔性合成樹脂膜 3 フィルム補強部材 4 通気性補強部材(穴あきフィルム) 5 通気性補強部材(布帛) 6 接着剤 11 枠体 12 網体 13 フェルト 14 排出口 15 貫通孔 16 補強用桟 17 補強用桟のスペース 18 膜モジュールの排出口に連結される排出口 19 充填部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 71/26 B01D 71/26 C02F 1/44 C02F 1/44 K
Claims (17)
- 【請求項1】 多孔性合成樹脂膜と補強部材とからなる
ことを特徴とする多孔性濾過膜。 - 【請求項2】 多孔性合成樹脂膜の気孔率が、60〜9
0%である請求項1記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項3】 多孔性合成樹脂膜が、孔径が0.1〜
2.0μmの微細孔を多数有する多孔性膜である請求項
1又は2記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項4】 多孔性合成樹脂膜が、分子量が5×10
5 〜7×106の超高分子量ポリエチレンからなる請
求項1〜3のいずれか1項に記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項5】 多孔性合成樹脂膜の一部に、補強部材と
してフィルムを配設した請求項1〜4のいずれか1項に
記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項6】 多孔性合成樹脂膜と通気性補強部材とが
積層されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の多
孔性濾過膜。 - 【請求項7】 多孔性合成樹脂膜と通気性補強部材と
が、ドット状、線状又は網目状に接着されている請求項
6記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項8】 通気性補強部材の通気度が、0.5〜
3.0cc/cm2/秒である請求項6又は7記載の多
孔性濾過膜。 - 【請求項9】 通気性補強部材が、繊維布帛である請求
項8記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項10】 繊維布帛が、織物である請求項9記載
の多孔性濾過膜。 - 【請求項11】 織物が、ポリエステル織物である請求
項10記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項12】 通気性補強部材が、孔あきフィルムで
ある請求項8記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項13】 穴あきフィルムが、ポリエステルフィ
ルムである請求項12記載の多孔性濾過膜。 - 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
の多孔性濾過膜を、枠体の両面に配設したことを特徴と
する膜モジュール。 - 【請求項15】 枠体内に、貫通孔を有する補強用桟を
設けた請求項14記載の膜モジュール。 - 【請求項16】 枠体内の空隙に、充填部材を充填した
請求項14又は15記載の膜モジュール。 - 【請求項17】 充填部材が、独立気泡を有する発泡体
である請求項16記載の膜モジュール。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP22836596A JPH1066847A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 多孔性濾過膜及び該濾過膜を用いた膜モジュール |
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| EP97929539A EP0862491A1 (en) | 1996-07-09 | 1997-07-07 | A filter member |
| KR1019980701670A KR19990044425A (ko) | 1996-07-09 | 1997-07-07 | 여과 부재 |
| CN97190869.9A CN1197409A (zh) | 1996-07-09 | 1997-07-07 | 一种过滤元件 |
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| JP22836596A JPH1066847A (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 多孔性濾過膜及び該濾過膜を用いた膜モジュール |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=16875328
Family Applications (1)
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| JP (1) | JPH1066847A (ja) |
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1996
- 1996-08-29 JP JP22836596A patent/JPH1066847A/ja active Pending
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