JPH1066934A - 自動車車体塗装法 - Google Patents
自動車車体塗装法Info
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- JPH1066934A JPH1066934A JP8226654A JP22665496A JPH1066934A JP H1066934 A JPH1066934 A JP H1066934A JP 8226654 A JP8226654 A JP 8226654A JP 22665496 A JP22665496 A JP 22665496A JP H1066934 A JPH1066934 A JP H1066934A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は自動車車体の内板部および外板部の塗
装方法に関する。 【解決手段】自動車車体の内外板部に塗料(A)を塗装
し、ついで外板部に塗料(B)を塗装し、必要に応じて
50〜100℃で予備乾燥してから、外板部に塗料
(C)を塗装した後、加熱して上記塗料(A)、(B)
および(C)の塗膜を同時に硬化する自動車車体の塗装
法であって、該塗料(A)が酸価5〜100である水酸
基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−トおよ
びアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬化性
有機溶剤系着色塗料、該塗料(B)が熱硬化型水系着色
塗料、該塗料(C)が熱硬化性有機溶剤系クリヤー塗料
であることを特徴とする自動車車体塗装法。
装方法に関する。 【解決手段】自動車車体の内外板部に塗料(A)を塗装
し、ついで外板部に塗料(B)を塗装し、必要に応じて
50〜100℃で予備乾燥してから、外板部に塗料
(C)を塗装した後、加熱して上記塗料(A)、(B)
および(C)の塗膜を同時に硬化する自動車車体の塗装
法であって、該塗料(A)が酸価5〜100である水酸
基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−トおよ
びアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬化性
有機溶剤系着色塗料、該塗料(B)が熱硬化型水系着色
塗料、該塗料(C)が熱硬化性有機溶剤系クリヤー塗料
であることを特徴とする自動車車体塗装法。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は自動車車体の内板部およ
び外板部の塗装方法に関する。
び外板部の塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】自動車車体の塗装は、トラン
クル−ム、エンジンル−ムおよび室内などの内板部とル
−フ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネルおよび
フェンダ−などの外板部とに行われている。
クル−ム、エンジンル−ムおよび室内などの内板部とル
−フ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネルおよび
フェンダ−などの外板部とに行われている。
【0003】具体的には、(1)電着塗装した車体の外
板部に中塗塗料を塗装し、加熱硬化後、内外両部に有機
溶剤型着色塗料を塗装し、外板部に有機溶剤系クリヤ−
塗料を塗装してから、該両塗膜を硬化せしめる、(2)
電着塗装した車体の内板部に内板用有機溶剤型塗料を塗
装してから、外板部に水系着色塗料および有機溶剤系ク
リヤー塗料を塗装してから、該両塗膜を硬化せしめる、
(3)電着塗装した車体の外板部に中塗塗装し、加熱硬
化後、内外両部に水系着色塗料を塗装し、外板部に有機
溶剤系クリヤ−塗料を塗装してから、該両塗膜を硬化せ
しめる、などの塗装法が実施されている。
板部に中塗塗料を塗装し、加熱硬化後、内外両部に有機
溶剤型着色塗料を塗装し、外板部に有機溶剤系クリヤ−
塗料を塗装してから、該両塗膜を硬化せしめる、(2)
電着塗装した車体の内板部に内板用有機溶剤型塗料を塗
装してから、外板部に水系着色塗料および有機溶剤系ク
リヤー塗料を塗装してから、該両塗膜を硬化せしめる、
(3)電着塗装した車体の外板部に中塗塗装し、加熱硬
化後、内外両部に水系着色塗料を塗装し、外板部に有機
溶剤系クリヤ−塗料を塗装してから、該両塗膜を硬化せ
しめる、などの塗装法が実施されている。
【0004】しかしながら、これらの塗装法では種々の
欠陥を有しており、これらの解決が強く要望されてい
る。すなわち、(1)では着色塗料およびクリヤ−塗料
がいずれも有機溶剤型であるために公害防止および省資
源の観点から好ましくなく、(2)では内板用有機溶剤
型塗料を別途調製しなければならず、しかも外板部への
水系着色塗料による仕上がり外観が十分でなく、(3)
では内外両部に塗装した水系着色塗料の仕上がり外観が
十分でない。
欠陥を有しており、これらの解決が強く要望されてい
る。すなわち、(1)では着色塗料およびクリヤ−塗料
がいずれも有機溶剤型であるために公害防止および省資
源の観点から好ましくなく、(2)では内板用有機溶剤
型塗料を別途調製しなければならず、しかも外板部への
水系着色塗料による仕上がり外観が十分でなく、(3)
では内外両部に塗装した水系着色塗料の仕上がり外観が
十分でない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記(1)〜
(3)における欠陥を解消した、自動車車体の内板部お
よび外板部の新規な塗装方法に関する。
(3)における欠陥を解消した、自動車車体の内板部お
よび外板部の新規な塗装方法に関する。
【0006】すなわち、本発明は、自動車車体の内外板
部に塗料(A)を塗装し、ついで外板部に塗料(B)を
塗装し、必要に応じて50〜100℃で予備乾燥してか
ら、外板部に塗料(C)を塗装した後、加熱して上記塗
料(A)、(B)および(C)の塗膜を同時に硬化する
自動車車体の塗装法であって、該塗料(A)が酸価5〜
100である水酸基含有樹脂の中和物とブロックポリイ
ソシアネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを
含有する熱硬化性有機溶剤系着色塗料、該塗料(B)が
熱硬化型水系着色塗料、該塗料(C)が熱硬化性有機溶
剤系クリヤー塗料であることを特徴とする自動車車体塗
装法に関する。
部に塗料(A)を塗装し、ついで外板部に塗料(B)を
塗装し、必要に応じて50〜100℃で予備乾燥してか
ら、外板部に塗料(C)を塗装した後、加熱して上記塗
料(A)、(B)および(C)の塗膜を同時に硬化する
自動車車体の塗装法であって、該塗料(A)が酸価5〜
100である水酸基含有樹脂の中和物とブロックポリイ
ソシアネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを
含有する熱硬化性有機溶剤系着色塗料、該塗料(B)が
熱硬化型水系着色塗料、該塗料(C)が熱硬化性有機溶
剤系クリヤー塗料であることを特徴とする自動車車体塗
装法に関する。
【0007】以下に本発明の自動車車体塗装法(本方
法)について詳細に説明する。
法)について詳細に説明する。
【0008】本方法において自動車としては乗用車、R
V車、軽自動車、ワゴン車、バス、トラックなどがあげ
られ、本方法は、これらの自動車の車体の内板部(例え
ばトランクル−ム、エンジンル−ムおよび室内などの通
常外部から見えない部分)および外板部(例えばル−
フ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネルおよびフ
ェンダ−などの通常外部に露出している部分)の塗装法
である。これらの素材は金属またはプスチックのいずれ
でもよく、本方法ではこれらの自動車車体の内板部およ
び外板部を単に「車体」と略称する。
V車、軽自動車、ワゴン車、バス、トラックなどがあげ
られ、本方法は、これらの自動車の車体の内板部(例え
ばトランクル−ム、エンジンル−ムおよび室内などの通
常外部から見えない部分)および外板部(例えばル−
フ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネルおよびフ
ェンダ−などの通常外部に露出している部分)の塗装法
である。これらの素材は金属またはプスチックのいずれ
でもよく、本方法ではこれらの自動車車体の内板部およ
び外板部を単に「車体」と略称する。
【0009】本方法において金属製車体では、塗料
(A)の塗装に先立って内外板両部にカチオン電着塗料
などの下塗り塗料を塗装しておくことが好ましい。
(A)の塗装に先立って内外板両部にカチオン電着塗料
などの下塗り塗料を塗装しておくことが好ましい。
【0010】カチオン電着塗料は金属製被塗物に直接塗
装する水性塗料であり、それ自体既知の各種のカチオン
電着塗料が使用できる。具体的には、アミノ基含有化合
物で変性したエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリブタジ
エン樹脂などを有機酸または無機酸などを中和した水性
樹脂を主成分とする塗料であって、さらに架橋剤(例え
ばブロックポリイソシアネ−ト、脂環式エポキシ樹脂な
ど)、着色顔料、防錆顔料、体質顔料、親水性有機溶剤
などを必要に応じて配合してなるものがあげられる。中
和剤としては、酢酸、ヒドロキシ酢酸、プロピオン酸、
酪酸、乳酸、グリシンなどの有機酸、硫酸、塩酸、りん
酸などの無機酸などがあげられる。中和剤の使用量は、
上記樹脂の塩基価(約30〜200)に対し中和当量
0.1〜0.4の範囲内が適当である。
装する水性塗料であり、それ自体既知の各種のカチオン
電着塗料が使用できる。具体的には、アミノ基含有化合
物で変性したエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリブタジ
エン樹脂などを有機酸または無機酸などを中和した水性
樹脂を主成分とする塗料であって、さらに架橋剤(例え
ばブロックポリイソシアネ−ト、脂環式エポキシ樹脂な
ど)、着色顔料、防錆顔料、体質顔料、親水性有機溶剤
などを必要に応じて配合してなるものがあげられる。中
和剤としては、酢酸、ヒドロキシ酢酸、プロピオン酸、
酪酸、乳酸、グリシンなどの有機酸、硫酸、塩酸、りん
酸などの無機酸などがあげられる。中和剤の使用量は、
上記樹脂の塩基価(約30〜200)に対し中和当量
0.1〜0.4の範囲内が適当である。
【0011】このカチオン電着塗料は固形分濃度が約5
〜40重量%の範囲内になるように水で希釈し、pHを
5.5〜8.0に保って通常の方法で電着塗装する。塗
膜は約140〜210℃で5〜40分加熱することによ
って硬化でき、その膜厚は約10〜60μが適してい
る。
〜40重量%の範囲内になるように水で希釈し、pHを
5.5〜8.0に保って通常の方法で電着塗装する。塗
膜は約140〜210℃で5〜40分加熱することによ
って硬化でき、その膜厚は約10〜60μが適してい
る。
【0012】本方法では、塗料(A)の塗装に先立っ
て、外板部に中塗塗料を塗装しておくことが好ましい。
て、外板部に中塗塗料を塗装しておくことが好ましい。
【0013】該中塗塗料としては基体樹脂および架橋剤
を主成分とし、さらに必要に応じて着色顔料、体質顔
料、その他の塗料用添加剤を配合してなるそれ自体既知
の有機溶剤系液状塗料が使用できる。基体樹脂は水酸
基、エポキシ基などの架橋性官能基を有するポリエステ
ル樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂などが、架橋剤は
これらの官能基と反応しうるメラミン樹脂、ポリイソシ
アネ−ト化合物、カルボキシル基含有化合物などがあげ
られる。これらの塗料は、素材(金属またはプスチッ
ク)に直接または電着塗面に、静電塗装、スプレ−塗装
などにより、硬化塗膜に基いて10〜50μの膜厚にな
るように塗装し、約100〜150℃で10〜40分加
熱することにより硬化する。
を主成分とし、さらに必要に応じて着色顔料、体質顔
料、その他の塗料用添加剤を配合してなるそれ自体既知
の有機溶剤系液状塗料が使用できる。基体樹脂は水酸
基、エポキシ基などの架橋性官能基を有するポリエステ
ル樹脂、アルキド樹脂、アクリル樹脂などが、架橋剤は
これらの官能基と反応しうるメラミン樹脂、ポリイソシ
アネ−ト化合物、カルボキシル基含有化合物などがあげ
られる。これらの塗料は、素材(金属またはプスチッ
ク)に直接または電着塗面に、静電塗装、スプレ−塗装
などにより、硬化塗膜に基いて10〜50μの膜厚にな
るように塗装し、約100〜150℃で10〜40分加
熱することにより硬化する。
【0014】本方法では、かくして調製した自動車車体
の内板部および外板部の両面に、酸価5〜100である
水酸基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−ト
およびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬
化性有機溶剤系着色塗料(A)を塗装する。
の内板部および外板部の両面に、酸価5〜100である
水酸基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−ト
およびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬
化性有機溶剤系着色塗料(A)を塗装する。
【0015】塗料(A):酸価が5〜100である水酸
基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−トおよ
びアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬化性
有機溶剤系着色ベース塗料であり、熱硬化型水系着色塗
料(B)に先立って、自動車車体の内板部および外板部
の両面に塗装する液状塗料である。
基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−トおよ
びアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬化性
有機溶剤系着色ベース塗料であり、熱硬化型水系着色塗
料(B)に先立って、自動車車体の内板部および外板部
の両面に塗装する液状塗料である。
【0016】塗料(A)は、酸価が5〜100である水
酸基含有樹脂(A−1)の中和物、ブロックポリイソシ
アネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤(A−
2)および着色顔料(A−3)を必須成分とし、これら
を有機溶剤に混合せしめてなる熱硬化性有機溶剤系着色
塗料である。
酸基含有樹脂(A−1)の中和物、ブロックポリイソシ
アネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤(A−
2)および着色顔料(A−3)を必須成分とし、これら
を有機溶剤に混合せしめてなる熱硬化性有機溶剤系着色
塗料である。
【0017】(A−1)は酸価が5〜100である水酸
基含有樹脂であり、1分子中にカルボキシル基および水
酸基を併存している。
基含有樹脂であり、1分子中にカルボキシル基および水
酸基を併存している。
【0018】該カルボキシル基の含有量は酸価に基いて
5〜100mgKOH/gの範囲内であって、特に10
〜70mgKOH/g、特に好ましくは30〜50mg
KOH/gが好ましい。酸価が5mgKOH/gより小
さくなると次いで塗装する水系着色塗料(B)塗膜との
なじみが悪く、かつ該塗膜中の水分を吸い込む能力が劣
るために、該塗料(B)塗膜にムラ、タレなどを生じ、
一方、酸価が100より大きくなると該塗料(A)塗膜
の耐水性が劣るのでいずれも好ましくない。
5〜100mgKOH/gの範囲内であって、特に10
〜70mgKOH/g、特に好ましくは30〜50mg
KOH/gが好ましい。酸価が5mgKOH/gより小
さくなると次いで塗装する水系着色塗料(B)塗膜との
なじみが悪く、かつ該塗膜中の水分を吸い込む能力が劣
るために、該塗料(B)塗膜にムラ、タレなどを生じ、
一方、酸価が100より大きくなると該塗料(A)塗膜
の耐水性が劣るのでいずれも好ましくない。
【0019】また該樹脂(A−1)中の水酸基は架橋剤
(A−2)との架橋反応性を付与させるもので、その含
有量は水酸基価に基いて10〜150mgKOH/g、
特に30〜80mgKOH/gが好ましい。
(A−2)との架橋反応性を付与させるもので、その含
有量は水酸基価に基いて10〜150mgKOH/g、
特に30〜80mgKOH/gが好ましい。
【0020】樹脂(A−1)として、具体的には、カル
ボキシル基および水酸基を有せしめたアクリル樹脂、ビ
ニル樹脂およびポリエステル樹脂などがあげられる。
ボキシル基および水酸基を有せしめたアクリル樹脂、ビ
ニル樹脂およびポリエステル樹脂などがあげられる。
【0021】アクリル樹脂およびビニル樹脂は、カルボ
キシル基含有不飽和単量体および水酸基含有不飽和単量
体を主成分とし、さらに必要に応じてその他の不飽和単
量体を使用してなる重合体であって、数平均分子量は約
3000〜100000、特に約5000〜50000
が好ましい。
キシル基含有不飽和単量体および水酸基含有不飽和単量
体を主成分とし、さらに必要に応じてその他の不飽和単
量体を使用してなる重合体であって、数平均分子量は約
3000〜100000、特に約5000〜50000
が好ましい。
【0022】カルボキシル基含有不飽和単量体は1分子
中に重合性不飽和二重結合およびカルボキシル基をそれ
ぞれ少なくとも1個有する化合物であり、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、クロト
ン酸およびこれらのジカルボン酸のハーフモノアルキル
(炭素数1〜10が適している)エステル化物などがあ
げられ、これらは1種または2種以上が使用できる。
中に重合性不飽和二重結合およびカルボキシル基をそれ
ぞれ少なくとも1個有する化合物であり、例えばアクリ
ル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、クロト
ン酸およびこれらのジカルボン酸のハーフモノアルキル
(炭素数1〜10が適している)エステル化物などがあ
げられ、これらは1種または2種以上が使用できる。
【0023】水酸基含有不飽和単量体は1分子中に重合
性不飽和二重結合および水酸基をそれぞれ少なくとも1
個有する化合物であり、例えばヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレ
ートなどのアクリル酸またはメタクリル酸と炭素数2〜
10のグリコール類とのモノエスエテル類などがあげら
れ、これらは1種または2種以上が使用できる。
性不飽和二重結合および水酸基をそれぞれ少なくとも1
個有する化合物であり、例えばヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレ
ートなどのアクリル酸またはメタクリル酸と炭素数2〜
10のグリコール類とのモノエスエテル類などがあげら
れ、これらは1種または2種以上が使用できる。
【0024】その他の不飽和単量体は、1分子中に重合
性不飽和二重結合を少なくとも1個有する化合物であ
り、カルボキシル基や水酸基を有さない不飽和単量体で
ある。具体的には、メチルアクリレート、メチルメタク
リレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、ペンチル
アクリレート、ペンチルメタクリレート、ヘキシルアク
リレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、
ラウリルアクリレートおよびラウリルメタクリレートな
どのアクリル酸またはメタクリル酸と炭素数1〜24の
モノアルコール類とのモノエスエテル類;グリシジルア
クリレートおよびグリシジルメタクリレートなどのグリ
シジル基含有不飽和単量体;アクリロニトリル、アクリ
ルアミド、Nーメチルアクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミドおよびジメチルアミノエチルメタク
リレートなどの窒素含有不飽和単量体;スチレン、α−
メチルスチレンおよびビニルトルエンなどの芳香環含有
不飽和単量体;酢酸ビニル、塩化ビニル;などがあげら
れ、これらは1種または2種以上が使用できる。
性不飽和二重結合を少なくとも1個有する化合物であ
り、カルボキシル基や水酸基を有さない不飽和単量体で
ある。具体的には、メチルアクリレート、メチルメタク
リレート、エチルアクリレート、エチルメタクリレー
ト、プロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、
ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、ペンチル
アクリレート、ペンチルメタクリレート、ヘキシルアク
リレート、ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、
ラウリルアクリレートおよびラウリルメタクリレートな
どのアクリル酸またはメタクリル酸と炭素数1〜24の
モノアルコール類とのモノエスエテル類;グリシジルア
クリレートおよびグリシジルメタクリレートなどのグリ
シジル基含有不飽和単量体;アクリロニトリル、アクリ
ルアミド、Nーメチルアクリルアミド、N−ブトキシメ
チルアクリルアミドおよびジメチルアミノエチルメタク
リレートなどの窒素含有不飽和単量体;スチレン、α−
メチルスチレンおよびビニルトルエンなどの芳香環含有
不飽和単量体;酢酸ビニル、塩化ビニル;などがあげら
れ、これらは1種または2種以上が使用できる。
【0025】アクリル樹脂はアクリル酸またはメタクリ
ル酸と炭素数1〜24のモノアルコール類とのモノエス
エテル類を20重量%以上含有する重合体であり、ビニ
ル樹脂は該モノエスエテル類の含有率が20重量%未満
の重合体である。
ル酸と炭素数1〜24のモノアルコール類とのモノエス
エテル類を20重量%以上含有する重合体であり、ビニ
ル樹脂は該モノエスエテル類の含有率が20重量%未満
の重合体である。
【0026】ポリエステル樹脂は、多価アルコールおよ
び多塩基酸、さらに必要に応じて一塩基酸、油成分(こ
の脂肪酸も含む)などを用いてエステル反応させること
によって調製されるオイルフリーもしくは油変性のポリ
エステル樹脂である。該樹脂の数平均分子量は約500
〜50000、特に約2000〜30000が好まし
い。
び多塩基酸、さらに必要に応じて一塩基酸、油成分(こ
の脂肪酸も含む)などを用いてエステル反応させること
によって調製されるオイルフリーもしくは油変性のポリ
エステル樹脂である。該樹脂の数平均分子量は約500
〜50000、特に約2000〜30000が好まし
い。
【0027】多価アルコールは1分子中に2個以上の水
酸基を有する化合物であり、例えばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール、ペンタンジオール、2,2−ジメチルプ
ロパンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトールおよびカージュラE(シェル
化学社製、商品名)などがあげられ、これらは1種また
は2種以上が使用できる。多塩基酸は1分子中に2個以
上のカルボキシル基を有する化合物であり、例えばフタ
ル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、セ
バシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸およびこれ
らの無水物などがあげられ、これらは1種または2種以
上が使用できる。
酸基を有する化合物であり、例えばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール、ペンタンジオール、2,2−ジメチルプ
ロパンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトールおよびカージュラE(シェル
化学社製、商品名)などがあげられ、これらは1種また
は2種以上が使用できる。多塩基酸は1分子中に2個以
上のカルボキシル基を有する化合物であり、例えばフタ
ル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、マレイン酸、コハク酸、アジピン酸、セ
バシン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸およびこれ
らの無水物などがあげられ、これらは1種または2種以
上が使用できる。
【0028】一塩基酸は1分子中に1個のカルボキシル
基を有する化合物であり、例えば安息香酸およびt−ブ
チル安息香酸などがあげられ、油成分(この脂肪酸も含
む)としてはヒマシ油、脱水ヒマシ油、サフラワー油、
大豆油、あまに油、トール油、ヤシ油およびこれらの脂
肪酸などがあげられ、これらは1種または2種以上が使
用できる。
基を有する化合物であり、例えば安息香酸およびt−ブ
チル安息香酸などがあげられ、油成分(この脂肪酸も含
む)としてはヒマシ油、脱水ヒマシ油、サフラワー油、
大豆油、あまに油、トール油、ヤシ油およびこれらの脂
肪酸などがあげられ、これらは1種または2種以上が使
用できる。
【0029】該ポリエステル樹脂において、カルボキシ
ル基は例えば1分子中に3個以上のカルボキシル基を有
するトリメリット酸およびピロメリット酸などの多価カ
ルボン酸を併用するか、ジカルボン酸をハーフエステル
付加することによって導入でき、水酸基はグリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの
1分子中に3個以上の水酸基を有する多価アルコールを
併用することによって容易に導入できる。
ル基は例えば1分子中に3個以上のカルボキシル基を有
するトリメリット酸およびピロメリット酸などの多価カ
ルボン酸を併用するか、ジカルボン酸をハーフエステル
付加することによって導入でき、水酸基はグリセリン、
トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの
1分子中に3個以上の水酸基を有する多価アルコールを
併用することによって容易に導入できる。
【0030】樹脂(A−1)として、アクリル樹脂また
はビニル樹脂をポリエステル樹脂にグラフト化したグラ
フト重合体も適用でき、その数平均分子量は500〜4
0000が適している。該グラフト重合体は重合性不飽
和基を有するポリエステル樹脂に上記不飽和単量体を反
応させることによって得られる。
はビニル樹脂をポリエステル樹脂にグラフト化したグラ
フト重合体も適用でき、その数平均分子量は500〜4
0000が適している。該グラフト重合体は重合性不飽
和基を有するポリエステル樹脂に上記不飽和単量体を反
応させることによって得られる。
【0031】塗料(A)で使用する該樹脂(A−1)の
カルボキシル基の中和は、架橋剤(A−2)などと混合
する前に、塩基性物質を用いて行うことが好ましい。
カルボキシル基の中和は、架橋剤(A−2)などと混合
する前に、塩基性物質を用いて行うことが好ましい。
【0032】中和用の塩基性物質としては水溶性が好ま
しく、例えばアンモニア、メチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミ
ン、2−エチルヘキシルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、トリブチルアミン、エチレンジアミン、モルホリ
ン、N−アルキルモルホリン、ピリジン、モノイソプロ
パノールアミン、メチルエタノールアミン、メチルイソ
プロパノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジエチルエタノールアミンおよびトリエ
タノールアミンなどがあげられ、これらは1種または2
種以上が使用できる。これらの中和剤の使用量は樹脂
(A−1)中のカルボキシル基に対して0.1〜2.0
当量、特に0.3〜1.2当量が適している。
しく、例えばアンモニア、メチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミ
ン、2−エチルヘキシルアミン、シクロヘキシルアミ
ン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミ
ン、ジイソプロピルアミン、ジブチルアミン、トリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、トリブチルアミン、エチレンジアミン、モルホリ
ン、N−アルキルモルホリン、ピリジン、モノイソプロ
パノールアミン、メチルエタノールアミン、メチルイソ
プロパノールアミン、ジメチルエタノールアミン、ジイ
ソプロパノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、ジエチルエタノールアミンおよびトリエ
タノールアミンなどがあげられ、これらは1種または2
種以上が使用できる。これらの中和剤の使用量は樹脂
(A−1)中のカルボキシル基に対して0.1〜2.0
当量、特に0.3〜1.2当量が適している。
【0033】架橋剤(A−2)はブロックポリイソシア
ネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれたものであり、中和
した樹脂(A−1)の水酸基と反応して塗料(A)の塗
膜を三次元に架橋硬化せしめる。
ネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれたものであり、中和
した樹脂(A−1)の水酸基と反応して塗料(A)の塗
膜を三次元に架橋硬化せしめる。
【0034】ブロックポリイソシアネ−トはポリイソシ
アネート化合物のイソシアネート基をフェノール類、ア
ルコール類、オキシム類、ラクタム類などのブロック剤
で封鎖してなる化合物であり、所定温度(通常80〜1
60℃)以上に加熱するとブロック剤が解離し遊離イソ
シアネート基が再生し、これが樹脂(A−1)の水酸基
と架橋反応する。
アネート化合物のイソシアネート基をフェノール類、ア
ルコール類、オキシム類、ラクタム類などのブロック剤
で封鎖してなる化合物であり、所定温度(通常80〜1
60℃)以上に加熱するとブロック剤が解離し遊離イソ
シアネート基が再生し、これが樹脂(A−1)の水酸基
と架橋反応する。
【0035】ポリイソシアネ−ト化合物は1分子中に2
個以上のイソシアネ−ト基を有する化合物であり、例え
ばトリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタンジイソ
シアネ−ト、キシリレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチ
レンジイソシアネ−ト、リジンジイソシアネ−ト、メチ
レンビス(シクロヘキシルイソシアネ−ト)、イソホロ
ンジイソシアネ−トおよびこれらのポリイソシアネ−ト
と低分子量もしくは高分子量のポリ−ル類とをイソシア
ネ−ト基過剰で反応させてなる遊離イソシアネ−ト基含
有プレポリマ−などがあげられる。ブロックポリイソシ
アネ−トの分子量は200〜10000のが好ましい。
個以上のイソシアネ−ト基を有する化合物であり、例え
ばトリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタンジイソ
シアネ−ト、キシリレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチ
レンジイソシアネ−ト、リジンジイソシアネ−ト、メチ
レンビス(シクロヘキシルイソシアネ−ト)、イソホロ
ンジイソシアネ−トおよびこれらのポリイソシアネ−ト
と低分子量もしくは高分子量のポリ−ル類とをイソシア
ネ−ト基過剰で反応させてなる遊離イソシアネ−ト基含
有プレポリマ−などがあげられる。ブロックポリイソシ
アネ−トの分子量は200〜10000のが好ましい。
【0036】アミノ樹脂としては、例えばメラミン、ベ
ンゾグアナミンまたは尿素などのアミノ化合物のアミノ
基の一部もしは全部にホルムアルデヒドを縮合反応して
得られるイミノ基が残存していることもあるメチロール
化アミノ樹脂;さらに該メチロール化アミノ樹脂のメチ
ロール基のすべてもしくは一部に炭素数1〜10のモノ
アルコールから選ばれた1種もしくは2種以上アルコー
ルでエーテル化してなるイミノ基やメチロール基などが
残存していることもあるアルキルエーテル化アミノ樹脂
があげられる。該アルキルエーテル化アミノ樹脂の数平
均分子量は400〜3000が好ましい。
ンゾグアナミンまたは尿素などのアミノ化合物のアミノ
基の一部もしは全部にホルムアルデヒドを縮合反応して
得られるイミノ基が残存していることもあるメチロール
化アミノ樹脂;さらに該メチロール化アミノ樹脂のメチ
ロール基のすべてもしくは一部に炭素数1〜10のモノ
アルコールから選ばれた1種もしくは2種以上アルコー
ルでエーテル化してなるイミノ基やメチロール基などが
残存していることもあるアルキルエーテル化アミノ樹脂
があげられる。該アルキルエーテル化アミノ樹脂の数平
均分子量は400〜3000が好ましい。
【0037】中和した樹脂(A−1)と架橋剤(A−
2)との比率は固形分量に基いて、前者は50〜90重
量%、特に60〜80重量%、後者は50〜10重量
%、特に40〜20重量%が適している。
2)との比率は固形分量に基いて、前者は50〜90重
量%、特に60〜80重量%、後者は50〜10重量
%、特に40〜20重量%が適している。
【0038】着色顔料(A−3)は塗料(A)塗膜をソ
リッド調またはメタリック調(干渉模様も含む、以下同
様)に着色させるためのものであり、該塗膜は着色不透
明であることが好ましい。
リッド調またはメタリック調(干渉模様も含む、以下同
様)に着色させるためのものであり、該塗膜は着色不透
明であることが好ましい。
【0039】かかる着色顔料(A−3)として、例えば
二酸化チタン、亜鉛華、カーボンブラック、べんがら、
カドミウムレッド、モリブデンレッド、黄鉛、カドミウ
ムイエロー、クロムエロ−、チタンイエロー、酸化クロ
ム、コバルトグリーン、群青、紺青、コバルトブルー、
プルシアンブル−、コバルトブル−、コバルトバイオレ
ット、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔
料、イソインドリン顔料、ジオキサジン顔料、スレン系
顔料、ペリレン顔料、チオインジゴ顔料などの無機系お
よび有機系顔料などから選ばれたソリッドカラ−用顔
料;りん片状のアルミニウム、雲母、金属酸化物で表面
被覆した雲母、雲母状酸化鉄、銀メッキガラスフレー
ク、チタンコートグラファイト、金属チタンフレーク、
フタロシアニンフレークなどのメタリック用顔料;など
が包含される。これらから選ばれた単独で、もしくは2
種以上併用することができる。着色顔料(A−3)の配
合量は目的とする色調(ソリッド調またはメタリック
調)が得られ、かつ着色不透明であれば、制限はない。
二酸化チタン、亜鉛華、カーボンブラック、べんがら、
カドミウムレッド、モリブデンレッド、黄鉛、カドミウ
ムイエロー、クロムエロ−、チタンイエロー、酸化クロ
ム、コバルトグリーン、群青、紺青、コバルトブルー、
プルシアンブル−、コバルトブル−、コバルトバイオレ
ット、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔
料、イソインドリン顔料、ジオキサジン顔料、スレン系
顔料、ペリレン顔料、チオインジゴ顔料などの無機系お
よび有機系顔料などから選ばれたソリッドカラ−用顔
料;りん片状のアルミニウム、雲母、金属酸化物で表面
被覆した雲母、雲母状酸化鉄、銀メッキガラスフレー
ク、チタンコートグラファイト、金属チタンフレーク、
フタロシアニンフレークなどのメタリック用顔料;など
が包含される。これらから選ばれた単独で、もしくは2
種以上併用することができる。着色顔料(A−3)の配
合量は目的とする色調(ソリッド調またはメタリック
調)が得られ、かつ着色不透明であれば、制限はない。
【0040】塗料(A)は、上記の樹脂(A−1)の中
和物、架橋剤(A−2)および着色顔料(A−3)を有
機溶剤に混合することによって得られる。
和物、架橋剤(A−2)および着色顔料(A−3)を有
機溶剤に混合することによって得られる。
【0041】有機溶剤としては塗料用の通常の既知のも
のが使用でき、例えばエステル系、エーテル系、アルコ
ール系、アミド系、ケトン系、脂肪族炭化水素系、脂環
族炭化水素系、芳香族炭化水素系の溶剤があげられ、こ
れらから選ばれた1種もしくは2種以上を使用できる。
特にこのうち、酢酸エチレングリコールモノメチルエー
テル、酢酸ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
酢酸ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジオキ
サン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、アリ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、第3ブチルアルコール、エチレングリコー
ル、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレン
グリコール、2,3−ブチレングリコール、ヘキシレン
グリコール、ヘキサンジオール、ジプロピレングリコー
ル、アセトン、ヂアセトンアルコール、などのような親
水性有機溶剤を用いることが好ましい。これらの親水性
有機溶剤は1種もしくは2種以上を使用できる。該親水
性有機溶剤は水に溶解しやすく、例えば20℃におい
て、水100重量部あたり50重量部以上溶解する有機
溶剤である。親水性有機溶剤の比率は、塗装時の塗料
(A)に含まれる有機溶剤の合計重量に基いて20重量
%以上、特に40〜100重量%含有していることが適
している。
のが使用でき、例えばエステル系、エーテル系、アルコ
ール系、アミド系、ケトン系、脂肪族炭化水素系、脂環
族炭化水素系、芳香族炭化水素系の溶剤があげられ、こ
れらから選ばれた1種もしくは2種以上を使用できる。
特にこのうち、酢酸エチレングリコールモノメチルエー
テル、酢酸ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
酢酸ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジオキ
サン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチル
エーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、アリ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、第3ブチルアルコール、エチレングリコー
ル、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレン
グリコール、2,3−ブチレングリコール、ヘキシレン
グリコール、ヘキサンジオール、ジプロピレングリコー
ル、アセトン、ヂアセトンアルコール、などのような親
水性有機溶剤を用いることが好ましい。これらの親水性
有機溶剤は1種もしくは2種以上を使用できる。該親水
性有機溶剤は水に溶解しやすく、例えば20℃におい
て、水100重量部あたり50重量部以上溶解する有機
溶剤である。親水性有機溶剤の比率は、塗装時の塗料
(A)に含まれる有機溶剤の合計重量に基いて20重量
%以上、特に40〜100重量%含有していることが適
している。
【0042】塗料(A)において、これらの有機溶剤の
一部を脱イオン水などの水に置換して、有機溶剤と水と
の混合系とし、これに上記各成分を混合した塗料も含ま
れる。有機溶剤と水との混合系において、有機溶剤含有
率は50〜100重量%、水含有率は0〜50重量%の
範囲内が適している。
一部を脱イオン水などの水に置換して、有機溶剤と水と
の混合系とし、これに上記各成分を混合した塗料も含ま
れる。有機溶剤と水との混合系において、有機溶剤含有
率は50〜100重量%、水含有率は0〜50重量%の
範囲内が適している。
【0043】塗料(A)には、さらに必要に応じて沈降
防止剤や体質顔料などを適宜配合することができる。ま
た、塗料(A)の塗装時における不揮発分濃度は、通常
20〜65重量%であるが、大気汚染防止や省資源のた
めに有機溶剤量を少なくし、30〜60重量%、特に4
0〜60重量%に調整したハイソリッドタイプであるこ
とが好ましい。
防止剤や体質顔料などを適宜配合することができる。ま
た、塗料(A)の塗装時における不揮発分濃度は、通常
20〜65重量%であるが、大気汚染防止や省資源のた
めに有機溶剤量を少なくし、30〜60重量%、特に4
0〜60重量%に調整したハイソリッドタイプであるこ
とが好ましい。
【0044】塗料(A)の単独塗膜は着色不透明のソリ
ッド調またはメタリック調の塗膜で、不透明塗膜とは2
0μの硬化塗膜における光線透過率が5%未満のことで
ある。
ッド調またはメタリック調の塗膜で、不透明塗膜とは2
0μの硬化塗膜における光線透過率が5%未満のことで
ある。
【0045】本方法において、塗料(A)は自動車車体
(金属製またはプラスチック製)の内板部および外板部
に塗装する。塗料(A)の塗装時粘度を13〜60秒/
フォードカップ#4/20℃、好ましくは15〜40秒
/フォードカップ#4/20℃に調整し、エアスプレ
ー、エアレススプレー、静電塗装などにより、車体の内
板部および外板部に塗装する。膜厚は硬化塗膜に基づき
5〜25μm、特に10〜20μmが好ましい。
(金属製またはプラスチック製)の内板部および外板部
に塗装する。塗料(A)の塗装時粘度を13〜60秒/
フォードカップ#4/20℃、好ましくは15〜40秒
/フォードカップ#4/20℃に調整し、エアスプレ
ー、エアレススプレー、静電塗装などにより、車体の内
板部および外板部に塗装する。膜厚は硬化塗膜に基づき
5〜25μm、特に10〜20μmが好ましい。
【0046】この塗料(A)の塗膜を加熱硬化させるこ
となく必要に応じて常温で1〜20分放置してから、車
体外板部の未硬化の該塗面に、塗料(B)を塗装する。
となく必要に応じて常温で1〜20分放置してから、車
体外板部の未硬化の該塗面に、塗料(B)を塗装する。
【0047】塗料(B):車体外板部に塗装した塗料
(A)の未硬化塗面に塗装する水系液状塗料であり、基
体樹脂(B−1)、架橋剤(B−2)および着色顔料
(B−3)を水に混合分散してなる。
(A)の未硬化塗面に塗装する水系液状塗料であり、基
体樹脂(B−1)、架橋剤(B−2)および着色顔料
(B−3)を水に混合分散してなる。
【0048】基体樹脂(B−1)としては、例えば、カ
ルボキシル基および水酸基を有せしめたアクリル樹脂、
ビニル樹脂およびポリエステル樹脂などがあげられる。
ルボキシル基および水酸基を有せしめたアクリル樹脂、
ビニル樹脂およびポリエステル樹脂などがあげられる。
【0049】該カルボキシル基は該樹脂を水に溶解性も
しくは分散性しやすくするもので、酸価に基いて20〜
150mgKOH/g、特に30〜100mgKOH/
gが適している。水酸基は架橋剤(B−2)との架橋反
応性を付与させるもので、その含有量は水酸基価に基い
て10〜150mgKOH/g、特に30〜80mgK
OH/gが好ましい。これらの基体樹脂のうち、アクリ
ル樹脂およびビニル樹脂の数平均分子量は約3000〜
100000、特に約5000〜50000が、ポリエ
ステル樹脂は約500〜50000、特に約3000〜
30000が好ましい。
しくは分散性しやすくするもので、酸価に基いて20〜
150mgKOH/g、特に30〜100mgKOH/
gが適している。水酸基は架橋剤(B−2)との架橋反
応性を付与させるもので、その含有量は水酸基価に基い
て10〜150mgKOH/g、特に30〜80mgK
OH/gが好ましい。これらの基体樹脂のうち、アクリ
ル樹脂およびビニル樹脂の数平均分子量は約3000〜
100000、特に約5000〜50000が、ポリエ
ステル樹脂は約500〜50000、特に約3000〜
30000が好ましい。
【0050】これらのアクリル樹脂、ビニル樹脂および
ポリエステル樹脂(基体樹脂B−1)は、上記塗料
(A)の水酸基含有樹脂(A−1)で説明した成分を用
い、水酸基価、酸価および分子量が上記範囲内になるよ
うに、有機溶剤中で溶液重合することによって得られる
が、分散安定剤水溶液の存在下でエマルジョン重合する
ことによっても製造できる。
ポリエステル樹脂(基体樹脂B−1)は、上記塗料
(A)の水酸基含有樹脂(A−1)で説明した成分を用
い、水酸基価、酸価および分子量が上記範囲内になるよ
うに、有機溶剤中で溶液重合することによって得られる
が、分散安定剤水溶液の存在下でエマルジョン重合する
ことによっても製造できる。
【0051】エマルジョン重合で用いる分散安定剤とし
ては、ノニオン系界面活性剤やアニオン系界面活性剤の
ほか、酸価20〜150で数平均分子量が5000〜3
0000のアクリル樹脂などの水性樹脂の水溶液などが
好適に使用できる。
ては、ノニオン系界面活性剤やアニオン系界面活性剤の
ほか、酸価20〜150で数平均分子量が5000〜3
0000のアクリル樹脂などの水性樹脂の水溶液などが
好適に使用できる。
【0052】エマルジョン重合自体は既知の方法で行う
ことができる。なかでも、カルボキシル基含有不飽和単
量体を使用した多段重合法によって製造したエマルジョ
ンは塗装作業性がすぐれているので好ましい。すなわ
ち、最初にカルボキシル基含有不飽和単量体を全くもし
くは殆ど含まない(通常全単量体中3重量%以下)系で
重合を行い、次いでカルボキシル基含有不飽和単量体を
多量(通常全単量体中5〜30重量%)含有させて重合
し中和すると、エマルジョンの粘度が上昇し、タレやム
ラがなく塗装作業性にすぐれているので好ましい。中和
剤としては上記樹脂(A−1)で例示した物質が適用で
き、その使用量は該重合体中のカルボキシル基に対して
0.1〜2.0当量、特に0.3〜1.2当量が適して
いる。
ことができる。なかでも、カルボキシル基含有不飽和単
量体を使用した多段重合法によって製造したエマルジョ
ンは塗装作業性がすぐれているので好ましい。すなわ
ち、最初にカルボキシル基含有不飽和単量体を全くもし
くは殆ど含まない(通常全単量体中3重量%以下)系で
重合を行い、次いでカルボキシル基含有不飽和単量体を
多量(通常全単量体中5〜30重量%)含有させて重合
し中和すると、エマルジョンの粘度が上昇し、タレやム
ラがなく塗装作業性にすぐれているので好ましい。中和
剤としては上記樹脂(A−1)で例示した物質が適用で
き、その使用量は該重合体中のカルボキシル基に対して
0.1〜2.0当量、特に0.3〜1.2当量が適して
いる。
【0053】さらに、基体樹脂(B−1)として、ポリ
イソシアネ−ト、数平均分子量500〜5000のポリ
エ−テルポリオ−ルやポリエステルポリオ−ル、分子量
500未満の低分子量ポリオ−ルおよびジメチロ−ルア
ルカン酸などをウレタン化反応させてなるポリウレタン
も使用できる。
イソシアネ−ト、数平均分子量500〜5000のポリ
エ−テルポリオ−ルやポリエステルポリオ−ル、分子量
500未満の低分子量ポリオ−ルおよびジメチロ−ルア
ルカン酸などをウレタン化反応させてなるポリウレタン
も使用できる。
【0054】架橋剤(B−2) 基体樹脂(B−1)の水酸基と三次元に架橋反応し水系
着色塗料(B)の硬化塗膜を形成せしめるもので、ブロ
ックポリイソシアネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれた
1種以上が使用できる。これらのブロックポリイソシア
ネ−トおよびアミノ樹脂としては、上記着色ベース塗料
(A)の架橋剤(A−2)で例示したものから選ばれる
1種以上が使用できる。
着色塗料(B)の硬化塗膜を形成せしめるもので、ブロ
ックポリイソシアネ−トおよびアミノ樹脂から選ばれた
1種以上が使用できる。これらのブロックポリイソシア
ネ−トおよびアミノ樹脂としては、上記着色ベース塗料
(A)の架橋剤(A−2)で例示したものから選ばれる
1種以上が使用できる。
【0055】基体樹脂(B−1)と架橋剤(B−2)と
の比率は、該両成分の合計重量に基いて、基体樹脂は5
0〜90%、特に65〜80%、架橋剤は50〜10
%、特に35〜20%が好ましい。
の比率は、該両成分の合計重量に基いて、基体樹脂は5
0〜90%、特に65〜80%、架橋剤は50〜10
%、特に35〜20%が好ましい。
【0056】着色顔料(B−3)は塗料(B)塗膜をソ
リッド調またはメタリック調に着色させるためのもので
あり、該塗膜自体は着色不透明または着色透明のいずれ
でもよい。着色不透明塗膜とは塗料(B)の単独塗膜
(ソリッド調またはメタリック調)の膜厚20μでの光
線透過率が5%未満の塗膜のことことであり、着色透明
塗膜は光線透過率が5%以上の塗膜をいう。
リッド調またはメタリック調に着色させるためのもので
あり、該塗膜自体は着色不透明または着色透明のいずれ
でもよい。着色不透明塗膜とは塗料(B)の単独塗膜
(ソリッド調またはメタリック調)の膜厚20μでの光
線透過率が5%未満の塗膜のことことであり、着色透明
塗膜は光線透過率が5%以上の塗膜をいう。
【0057】着色顔料(B−3)としては上記塗料
(A)の着色顔料(A−3)で例示したソリッドカラ−
用顔料およびメタリック用顔料などから選ばれた単独
で、もしくは2種以上併用することができる。
(A)の着色顔料(A−3)で例示したソリッドカラ−
用顔料およびメタリック用顔料などから選ばれた単独
で、もしくは2種以上併用することができる。
【0058】塗料(B)は、基体樹脂(B−1)、架橋
剤(B−2)および着色顔料(B−3)を水に混合分散
することによって得られるが、水の一部を塗料(A)で
例示した親水性有機溶剤に置換することも可能で、該有
機溶剤含有率は水との合計量を基準に0〜50重量%が
適している。
剤(B−2)および着色顔料(B−3)を水に混合分散
することによって得られるが、水の一部を塗料(A)で
例示した親水性有機溶剤に置換することも可能で、該有
機溶剤含有率は水との合計量を基準に0〜50重量%が
適している。
【0059】塗料(B)には、さらに必要に応じて沈降
防止剤や体質顔料などを適宜配合することができる。ま
た、塗料(B)の塗装時における不揮発分濃度は、通常
15〜65重量%が好ましい。
防止剤や体質顔料などを適宜配合することができる。ま
た、塗料(B)の塗装時における不揮発分濃度は、通常
15〜65重量%が好ましい。
【0060】塗料(B)は、必要に応じて常温で1〜2
0分間放置した車体外板部の未硬化の塗料(A)の塗面
に塗装する。その塗装時粘度を15〜60秒/フォード
カップ#4/20℃、好ましくは20〜50秒/フォー
ドカップ#4/20℃に調整し、エアスプレー、エアレ
ススプレー、静電塗装などにより、硬化塗膜に基づく膜
厚が5〜25μm、特に10〜20μmになるように塗
装することが好ましい。
0分間放置した車体外板部の未硬化の塗料(A)の塗面
に塗装する。その塗装時粘度を15〜60秒/フォード
カップ#4/20℃、好ましくは20〜50秒/フォー
ドカップ#4/20℃に調整し、エアスプレー、エアレ
ススプレー、静電塗装などにより、硬化塗膜に基づく膜
厚が5〜25μm、特に10〜20μmになるように塗
装することが好ましい。
【0061】本方法では、車体外板部に塗料(B)を塗
装し、ついで外板部にクリヤー塗料(C)を塗装する
が、該クリヤー塗料(C)の塗装に先立ち、すでに塗装
した塗料(A)および塗料(B)の塗膜を50〜100
℃で予備乾燥しておくこと好ましい。この予備乾燥によ
り該両塗膜中の有機溶剤や水などの揮発性成分の殆ども
しくはすべては蒸発するが、塗膜の架橋反応はほとんど
もしくは全く行われておらず、予備乾燥後の該両塗膜の
ゲル分率は通常0〜5%である。かかる予備乾燥すると
両塗膜が乾燥固化するので、その塗料(B)の塗面にク
リヤー塗料(C)を塗装し該塗膜中に含まれる溶剤や低
分子樹脂成分などが該塗料(B)塗膜中に浸透拡散して
も、該塗膜の粘度が低下せずメタリック顔料などが再流
動することがなくムラなどの発生を防止することができ
る。
装し、ついで外板部にクリヤー塗料(C)を塗装する
が、該クリヤー塗料(C)の塗装に先立ち、すでに塗装
した塗料(A)および塗料(B)の塗膜を50〜100
℃で予備乾燥しておくこと好ましい。この予備乾燥によ
り該両塗膜中の有機溶剤や水などの揮発性成分の殆ども
しくはすべては蒸発するが、塗膜の架橋反応はほとんど
もしくは全く行われておらず、予備乾燥後の該両塗膜の
ゲル分率は通常0〜5%である。かかる予備乾燥すると
両塗膜が乾燥固化するので、その塗料(B)の塗面にク
リヤー塗料(C)を塗装し該塗膜中に含まれる溶剤や低
分子樹脂成分などが該塗料(B)塗膜中に浸透拡散して
も、該塗膜の粘度が低下せずメタリック顔料などが再流
動することがなくムラなどの発生を防止することができ
る。
【0062】クリヤー塗料(C):車体外板部の塗料
(B)の塗膜面に塗装する、透明塗膜を形成する有機溶
剤系熱硬化性塗料であり、基体樹脂(C−1)および架
橋剤(C−2)を有機溶剤に溶解もしくは分散せしめて
なる液状塗料である。
(B)の塗膜面に塗装する、透明塗膜を形成する有機溶
剤系熱硬化性塗料であり、基体樹脂(C−1)および架
橋剤(C−2)を有機溶剤に溶解もしくは分散せしめて
なる液状塗料である。
【0063】基体樹脂(C−1)は、カルボキシル基、
水酸基、グリシジル基、シラノール基、アルコキシシラ
ノール基などから選ばれた1種もしくは2種以上の架橋
性官能基を1分子中に2個以上有するアクリル樹脂、ビ
ニル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹
脂などが好適にあげられる。
水酸基、グリシジル基、シラノール基、アルコキシシラ
ノール基などから選ばれた1種もしくは2種以上の架橋
性官能基を1分子中に2個以上有するアクリル樹脂、ビ
ニル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹
脂などが好適にあげられる。
【0064】これらの官能基を有するアクリル樹脂およ
びビニル樹脂は、該官能基および重合性不飽和二重結合
を1分子中にそれぞれ1個以上有する重合性不飽和単量
体とこれらの官能基を持たない非官能性重合性不飽和単
量体とを重合せしめることにより得られ、数平均分子量
は約3000〜100000、特に約5000〜500
00が好ましい。
びビニル樹脂は、該官能基および重合性不飽和二重結合
を1分子中にそれぞれ1個以上有する重合性不飽和単量
体とこれらの官能基を持たない非官能性重合性不飽和単
量体とを重合せしめることにより得られ、数平均分子量
は約3000〜100000、特に約5000〜500
00が好ましい。
【0065】カルボキシル基含有不飽和単量体、水酸基
含有不飽和単量体およびグリシジル基含有不飽和単量体
としては、前記(A−1)成分の説明で例示したものが
使用できる。
含有不飽和単量体およびグリシジル基含有不飽和単量体
としては、前記(A−1)成分の説明で例示したものが
使用できる。
【0066】シラノール基またはアルコキシシラノール
基含有不飽和単量体は1分子中にシラノール基またはア
ルコキシシラノール基と重合性不飽和二重結合とをそれ
ぞれ1個以上有する化合物であり、例えば、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リス(2−メトキシエトキシ)シラン、γ−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニル
トリアセトオキシシラン、β−(メタ)アクリロイルオ
キシエチルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロ
イルオキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(メタ)
アクリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、2−
スチリルエチルトリメトキシシランなどがあげられ、こ
れらは1種もしくは2種以上使用できる。
基含有不飽和単量体は1分子中にシラノール基またはア
ルコキシシラノール基と重合性不飽和二重結合とをそれ
ぞれ1個以上有する化合物であり、例えば、ビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リス(2−メトキシエトキシ)シラン、γ−(メタ)ア
クリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニル
トリアセトオキシシラン、β−(メタ)アクリロイルオ
キシエチルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロ
イルオキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(メタ)
アクリロイルオキシプロピルトリエトキシシラン、2−
スチリルエチルトリメトキシシランなどがあげられ、こ
れらは1種もしくは2種以上使用できる。
【0067】非官能性重合性不飽和単量体は上記の官能
基を持たない重合性不飽和単量体であり、具体的には、
メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルア
クリレート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレ
ート、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、
ブチルメタクリレート、ペンチルアクリレート、ペンチ
ルメタクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−
エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルアクリレート
およびラウリルメタクリレートなどのアクリル酸または
メタクリル酸と炭素数1〜24のモノアルコール類との
モノエスエテル類;アクリロニトリル、アクリルアミ
ド、Nーメチルアクリルアミド、N−メチロールアクリ
ルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミドおよびジ
メチルアミノエチルメタクリレートなどの窒素含有不飽
和単量体;スチレン、α−メチルスチレンおよびビニル
トルエンなどの芳香環含有不飽和単量体;酢酸ビニル、
塩化ビニル;などがあげられ、これらは1種または2種
以上が使用できる。
基を持たない重合性不飽和単量体であり、具体的には、
メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルア
クリレート、エチルメタクリレート、プロピルアクリレ
ート、プロピルメタクリレート、ブチルアクリレート、
ブチルメタクリレート、ペンチルアクリレート、ペンチ
ルメタクリレート、ヘキシルアクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−
エチルヘキシルメタクリレート、ラウリルアクリレート
およびラウリルメタクリレートなどのアクリル酸または
メタクリル酸と炭素数1〜24のモノアルコール類との
モノエスエテル類;アクリロニトリル、アクリルアミ
ド、Nーメチルアクリルアミド、N−メチロールアクリ
ルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミドおよびジ
メチルアミノエチルメタクリレートなどの窒素含有不飽
和単量体;スチレン、α−メチルスチレンおよびビニル
トルエンなどの芳香環含有不飽和単量体;酢酸ビニル、
塩化ビニル;などがあげられ、これらは1種または2種
以上が使用できる。
【0068】基体樹脂(C−1)における上記架橋性官
能基を有する重合性不飽和単量体の比率は目的に応じて
任意に選択できるが、カルボキシル基含有単量体は酸価
に基いて5〜150mgKOH/g、特に10〜70m
gKOH/gが好ましい。水酸基含有単量体は水酸基価
に基いて10〜150mgKOH/g、特に30〜80
mgKOH/gが好ましい。エポキシ基含有不飽和単量
体、シラノール基含有不飽和単量体またはアルコキシシ
ラノール基含有不飽和単量体は、非官能性重合性不飽和
単量体などとの合計量に基づいて1〜60重量%、特に
5〜35重量%が適している。これらの単量体の重合反
応は溶液重合などのそれ自体既知の方法により行うこと
ができる。
能基を有する重合性不飽和単量体の比率は目的に応じて
任意に選択できるが、カルボキシル基含有単量体は酸価
に基いて5〜150mgKOH/g、特に10〜70m
gKOH/gが好ましい。水酸基含有単量体は水酸基価
に基いて10〜150mgKOH/g、特に30〜80
mgKOH/gが好ましい。エポキシ基含有不飽和単量
体、シラノール基含有不飽和単量体またはアルコキシシ
ラノール基含有不飽和単量体は、非官能性重合性不飽和
単量体などとの合計量に基づいて1〜60重量%、特に
5〜35重量%が適している。これらの単量体の重合反
応は溶液重合などのそれ自体既知の方法により行うこと
ができる。
【0069】基体樹脂(C−1)としてのポリエステル
樹脂は、多価アルコールおよび多塩基酸、さらに必要に
応じて一塩基酸、油成分(この脂肪酸も含む)などを用
いてエステル反応させることによって調製されるオイル
フリーもしくは油変性のポリエステル樹脂である。該樹
脂の数平均分子量は約500〜50000、特に約30
00〜30000が好ましい。これらの多価アルコール
や多塩基酸などは前記(A−1)成分の説明で例示した
ものが使用できる。また、該樹脂へのカルボキシル基、
水酸基、グリシジル基、シラノール基、アルコキシシラ
ノール基などの官能基を導入法も既知の方法で行える。
樹脂は、多価アルコールおよび多塩基酸、さらに必要に
応じて一塩基酸、油成分(この脂肪酸も含む)などを用
いてエステル反応させることによって調製されるオイル
フリーもしくは油変性のポリエステル樹脂である。該樹
脂の数平均分子量は約500〜50000、特に約30
00〜30000が好ましい。これらの多価アルコール
や多塩基酸などは前記(A−1)成分の説明で例示した
ものが使用できる。また、該樹脂へのカルボキシル基、
水酸基、グリシジル基、シラノール基、アルコキシシラ
ノール基などの官能基を導入法も既知の方法で行える。
【0070】基体樹脂(C−1)として、ポリイソシア
ネ−ト、数平均分子量500〜5000のポリエ−テル
ポリオ−ルやポリエステルポリオ−ル、分子量500未
満の低分子量ポリオ−ルおよびジメチロ−ルアルカン酸
などをウレタン化反応させてなるウレタン樹脂も使用で
きる。
ネ−ト、数平均分子量500〜5000のポリエ−テル
ポリオ−ルやポリエステルポリオ−ル、分子量500未
満の低分子量ポリオ−ルおよびジメチロ−ルアルカン酸
などをウレタン化反応させてなるウレタン樹脂も使用で
きる。
【0071】基体樹脂(C−1)として、例えばパーフ
ルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオ
ロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオ
ロオクチルエチル(メタ)アクリレートパーフルオロア
ルキル(メタ)アクリレート;フルオロエチレン、フッ
カビニリデン、テトラフルオロエチレン、パ−フルオロ
などのフッ化オレフィンなどを含有する重合体に上記官
能基を導入せしめたものも使用できる。
ルオロブチルエチル(メタ)アクリレート、パーフルオ
ロイソノニルエチル(メタ)アクリレ−ト、パーフルオ
ロオクチルエチル(メタ)アクリレートパーフルオロア
ルキル(メタ)アクリレート;フルオロエチレン、フッ
カビニリデン、テトラフルオロエチレン、パ−フルオロ
などのフッ化オレフィンなどを含有する重合体に上記官
能基を導入せしめたものも使用できる。
【0072】架橋剤(C−2)は基体樹脂(C−1)中
の上記架橋性官能基と架橋反応しうる化合物で、硬化塗
膜を形成せしめるものである。例えば、カルボキシル基
と反応するエポキシ化合物、水酸基と反応しうるアミノ
樹脂やブロックポリイソシアネ−ト、グリシジル基と反
応するカルボキシル化合物などがあげられる。
の上記架橋性官能基と架橋反応しうる化合物で、硬化塗
膜を形成せしめるものである。例えば、カルボキシル基
と反応するエポキシ化合物、水酸基と反応しうるアミノ
樹脂やブロックポリイソシアネ−ト、グリシジル基と反
応するカルボキシル化合物などがあげられる。
【0073】エポキシ化合物は1分子中に2個以上のエ
ポキシ基を有する化合物で、例えば、エチレングリコー
ル・ジグリシジルエーテル、ヘキサンジオール・ジグリ
シジルエーテル、ネオペンチルグリコール・ジグリシジ
ルエーテル、グリセリン・ジグリシジルエーテル、グリ
セリン・トリグリシジルエーテル、ジグリセリン・トリ
グリシジルエーテル、ソルビトール・ポリグリシジルエ
ーテル、水添ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル
またはビスフェノールA・ジグリシジルエーテルなどの
多価アルコールのポリグリシジルエーテル、あるいはp
−オキシ安息香酸のグリシジルエステル・グリシジルエ
ーテル、フタル酸ジグリシジルエステルまたはヘキサヒ
ドロフタル酸・ジグリシジルエステル、さらにはヒダン
トイン環含有エポキシ樹脂、そして側鎖にエポキシ基を
有するビニル系重合体などが挙げられる。脂環構造にオ
キシラン環が結合した脂環式エポキシ化合物も含まれ
る。
ポキシ基を有する化合物で、例えば、エチレングリコー
ル・ジグリシジルエーテル、ヘキサンジオール・ジグリ
シジルエーテル、ネオペンチルグリコール・ジグリシジ
ルエーテル、グリセリン・ジグリシジルエーテル、グリ
セリン・トリグリシジルエーテル、ジグリセリン・トリ
グリシジルエーテル、ソルビトール・ポリグリシジルエ
ーテル、水添ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル
またはビスフェノールA・ジグリシジルエーテルなどの
多価アルコールのポリグリシジルエーテル、あるいはp
−オキシ安息香酸のグリシジルエステル・グリシジルエ
ーテル、フタル酸ジグリシジルエステルまたはヘキサヒ
ドロフタル酸・ジグリシジルエステル、さらにはヒダン
トイン環含有エポキシ樹脂、そして側鎖にエポキシ基を
有するビニル系重合体などが挙げられる。脂環構造にオ
キシラン環が結合した脂環式エポキシ化合物も含まれ
る。
【0074】アミノ樹脂やブロックポリイソシアネ−ト
としては、前記架橋剤(A−2)で説明したものから選
ばれた1種以上が使用できる。
としては、前記架橋剤(A−2)で説明したものから選
ばれた1種以上が使用できる。
【0075】カルボキシル化合物は1分子中に2個以上
のカルボキシル基(酸無水基も含む)を有する化合物
で、例えばフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ドデシニ
ルサクシニックアシッド、ピロメリチックアシッド、ク
ロレンディックアシッドおよびこれらの酸無水物などが
挙げられる。これらのカルボキシル基や酸無水基が側鎖
に結合したアクリル樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂などもカルボキシル化合物として使用できる。
のカルボキシル基(酸無水基も含む)を有する化合物
で、例えばフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ドデシニ
ルサクシニックアシッド、ピロメリチックアシッド、ク
ロレンディックアシッドおよびこれらの酸無水物などが
挙げられる。これらのカルボキシル基や酸無水基が側鎖
に結合したアクリル樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹
脂などもカルボキシル化合物として使用できる。
【0076】これらの基体樹脂(C−1)と架橋剤(C
−2)との比率は、例えば該両成分の合計固形分重量に
基いて、基体樹脂は50〜90%、特に65〜85%、
架橋剤は50〜10%、特に35〜15%が適してい
る。
−2)との比率は、例えば該両成分の合計固形分重量に
基いて、基体樹脂は50〜90%、特に65〜85%、
架橋剤は50〜10%、特に35〜15%が適してい
る。
【0077】特に環境問題、省資源など観点から、有機
溶剤含有率の少ないハイソリッド型クリヤー塗料を用い
ることが好ましい。なかでも、アクリル樹脂およびヘキ
サアルコキシメチルメラミンをビヒクル成分とし、さら
に酸触媒を配合してなる有機溶剤系高固形分熱硬化性ク
リヤー塗料が適している。
溶剤含有率の少ないハイソリッド型クリヤー塗料を用い
ることが好ましい。なかでも、アクリル樹脂およびヘキ
サアルコキシメチルメラミンをビヒクル成分とし、さら
に酸触媒を配合してなる有機溶剤系高固形分熱硬化性ク
リヤー塗料が適している。
【0078】クリヤー塗料(C)は上記基体樹脂(C−
1)と架橋剤(C−2)とを有機溶剤に溶解もしくは分
散せしめてなる液状塗料である。有機溶剤は上記ビヒク
ル成分を溶解もしくは分散せしめるものであり、例えば
炭化水素型、アルコール型、エステル型、ケトン型、エ
ーテル型などから選ばれた1種もしくは2種以上の塗料
用溶剤が使用できる。クリヤー塗料(C)は上記成分を
主成分としているが、さらに必要に応じて紫外線吸収
剤、光安定剤、表面調整剤などを適宜添加でき、また着
色顔料、メタリック顔料および雲母などの干渉模様顔料
などを該塗膜の透明性が阻害されない程度に配合でき
る。
1)と架橋剤(C−2)とを有機溶剤に溶解もしくは分
散せしめてなる液状塗料である。有機溶剤は上記ビヒク
ル成分を溶解もしくは分散せしめるものであり、例えば
炭化水素型、アルコール型、エステル型、ケトン型、エ
ーテル型などから選ばれた1種もしくは2種以上の塗料
用溶剤が使用できる。クリヤー塗料(C)は上記成分を
主成分としているが、さらに必要に応じて紫外線吸収
剤、光安定剤、表面調整剤などを適宜添加でき、また着
色顔料、メタリック顔料および雲母などの干渉模様顔料
などを該塗膜の透明性が阻害されない程度に配合でき
る。
【0079】本方法では、車体外板部に塗装した塗料
(B)の未硬化塗膜面(好ましくは50〜100℃で5
〜60分間予備乾燥を行っておく)に、塗装時粘度を1
5〜50秒、好ましくは20〜40秒に調整したクリヤ
ー塗料(C)を、エアスプレー、エアレススプレー、静
電塗装などにより、硬化塗膜に基づく膜厚が20〜60
μm、特に30〜50μmになるように塗装する。つい
で、必要に応じ室温で1〜20分間放置してから120
〜180℃で10〜60分間加熱して、塗料(A)、塗
料(B)およびクリヤー塗料(C)の塗膜を同時に三次
元架橋硬化せしめることによって本方法が達成される。
(B)の未硬化塗膜面(好ましくは50〜100℃で5
〜60分間予備乾燥を行っておく)に、塗装時粘度を1
5〜50秒、好ましくは20〜40秒に調整したクリヤ
ー塗料(C)を、エアスプレー、エアレススプレー、静
電塗装などにより、硬化塗膜に基づく膜厚が20〜60
μm、特に30〜50μmになるように塗装する。つい
で、必要に応じ室温で1〜20分間放置してから120
〜180℃で10〜60分間加熱して、塗料(A)、塗
料(B)およびクリヤー塗料(C)の塗膜を同時に三次
元架橋硬化せしめることによって本方法が達成される。
【0080】本方法において、塗料(A)、塗料(B)
およびクリヤー塗料(C)を使用してなる代表塗装例は
つぎのとおりである。
およびクリヤー塗料(C)を使用してなる代表塗装例は
つぎのとおりである。
【0081】1)塗料(A)は車体内外板部に同時に塗
装する。内外板部の塗装は同一の塗料(A)を使用する
ことが好ましい。塗料(A)の色調はソリッドカラ−調
およびメタリック調のいずれでもよいが、内外板部に同
時塗装すること、かつ内板部は塗料(A)で仕上げられ
ることなどから、ソリッドカラ−調であることが好まし
い。そして、その色彩は次工程の塗料(B)と顕著に異
ならなければ、特に制限はない。
装する。内外板部の塗装は同一の塗料(A)を使用する
ことが好ましい。塗料(A)の色調はソリッドカラ−調
およびメタリック調のいずれでもよいが、内外板部に同
時塗装すること、かつ内板部は塗料(A)で仕上げられ
ることなどから、ソリッドカラ−調であることが好まし
い。そして、その色彩は次工程の塗料(B)と顕著に異
ならなければ、特に制限はない。
【0082】2)塗料(B)およびクリヤー塗料(C)
は、塗料(A)を塗装した車体の外板部に塗装し、内板
部に塗装する必要は特にない。
は、塗料(A)を塗装した車体の外板部に塗装し、内板
部に塗装する必要は特にない。
【0083】3)外板部における塗料(A)と塗料
(B)との色調の組合わせは目的に応じて任意に選択で
きる。
(B)との色調の組合わせは目的に応じて任意に選択で
きる。
【0084】 ソリッドカラ−塗料(A)/不透明メタリック塗料(B) ソリッドカラ−塗料(A)/ 透明メタリック塗料(B) ソリッドカラ−塗料(A)/不透明ソリッドカラ−塗料(B) ソリッドカラ−塗料(A)/ 透明ソリッドカラ−塗料(B) メタリック塗料 (A)/不透明メタリック塗料(B) メタリック塗料 (A)/ 透明メタリック塗料(B) メタリック塗料 (A)/不透明ソリッドカラ−塗料(B) メタリック塗料 (A)/ 透明ソリッドカラ−塗料(B) このうちメタリック塗料(A)および(B)には、雲
母、金属酸化物で表面被覆した雲母などの干渉作用を持
つ顔料を配合した干渉模様塗料も包含される。
母、金属酸化物で表面被覆した雲母などの干渉作用を持
つ顔料を配合した干渉模様塗料も包含される。
【0085】本発明の方法により達成される技術的効果
はつぎのとおりである。
はつぎのとおりである。
【0086】1.塗料(B)は水性塗料であるために公
害防止および省資源に寄与できる。 2.塗料(A)で車体内外板部に同時に塗装するので、
内板部用に別途調製する必要がなく、工程が簡素化され
た。
害防止および省資源に寄与できる。 2.塗料(A)で車体内外板部に同時に塗装するので、
内板部用に別途調製する必要がなく、工程が簡素化され
た。
【0087】3.塗料(A)は有機溶剤型であるため
に、素地とのヌレがよく、仕上がり外観がすぐれてい
る。
に、素地とのヌレがよく、仕上がり外観がすぐれてい
る。
【0088】4.塗料(A)の未硬化塗膜中の中和物は
強い水吸収性を有しており、外板部の該未硬化塗面に塗
料(B)を塗装すると該塗料(B)塗膜中の水分が急速
に吸収されて、粘度が上昇し、該塗膜のタレやメタリッ
クムラなどの発生が防止できた。したがって、塗料
(B)の塗装時の周囲の湿度の高低になんら左右される
ことなく仕上がり外観のすぐれている。
強い水吸収性を有しており、外板部の該未硬化塗面に塗
料(B)を塗装すると該塗料(B)塗膜中の水分が急速
に吸収されて、粘度が上昇し、該塗膜のタレやメタリッ
クムラなどの発生が防止できた。したがって、塗料
(B)の塗装時の周囲の湿度の高低になんら左右される
ことなく仕上がり外観のすぐれている。
【0089】5.塗料(A)および塗料(B)を塗装
し、50〜100℃で予備乾燥してからクリヤー塗料
(C)を塗装すると、塗料(B)塗膜とクリヤー塗膜と
の混層が起こらずワキやタレなどの発生が防止できた。
し、50〜100℃で予備乾燥してからクリヤー塗料
(C)を塗装すると、塗料(B)塗膜とクリヤー塗膜と
の混層が起こらずワキやタレなどの発生が防止できた。
【0090】6.塗料(B)は水系であるので有機溶剤
系に比べてメタリック顔料が塗面に対して平行に配向し
やすく、深み感、奥行感および真珠光沢感が改良され
た。
系に比べてメタリック顔料が塗面に対して平行に配向し
やすく、深み感、奥行感および真珠光沢感が改良され
た。
【0091】7.塗料(B)を塗料(A)の未硬化塗面
に塗装しているので、塗装時の湿度が変動しても塗料が
流れたり、塗面に肌荒れが生じることがなく、塗装時の
湿度管理を厳密に行う必要がなくなった。
に塗装しているので、塗装時の湿度が変動しても塗料が
流れたり、塗面に肌荒れが生じることがなく、塗装時の
湿度管理を厳密に行う必要がなくなった。
【0092】以下に、本発明に関する実施例および比較
例について説明する。部および%はいずれも重量に基づ
く。
例について説明する。部および%はいずれも重量に基づ
く。
【0093】1.試料の調製 (1)「エレクロン#9400」(関西ペイント(株)
製、商品名、ポリアミド変性エポキシ樹脂・ブロックポ
リイソシアネ−ト系カチオン電着塗料)を固形分濃度が
約16%になるように脱イオン水で希釈し、pHを5.
5〜8.0の電着浴を得た。これに、りん酸亜鉛処理し
た乗用車車体を浸漬し、常法により、膜厚20μm(硬
化塗膜)になるように電着塗装し、170℃で20分加
熱して架橋硬化させてから、該車体の外板部に中塗塗料
(「ルーガベーク中塗り」関西ペイント(株)製、商品
名、ポリエステル樹脂・アミノ樹脂系、有機溶剤型)を
膜厚40μm(硬化塗膜)になるようにエアレススプレ
−で塗装し140℃で30分加熱して架橋硬化させて、
本方法の被塗物とした。
製、商品名、ポリアミド変性エポキシ樹脂・ブロックポ
リイソシアネ−ト系カチオン電着塗料)を固形分濃度が
約16%になるように脱イオン水で希釈し、pHを5.
5〜8.0の電着浴を得た。これに、りん酸亜鉛処理し
た乗用車車体を浸漬し、常法により、膜厚20μm(硬
化塗膜)になるように電着塗装し、170℃で20分加
熱して架橋硬化させてから、該車体の外板部に中塗塗料
(「ルーガベーク中塗り」関西ペイント(株)製、商品
名、ポリエステル樹脂・アミノ樹脂系、有機溶剤型)を
膜厚40μm(硬化塗膜)になるようにエアレススプレ
−で塗装し140℃で30分加熱して架橋硬化させて、
本方法の被塗物とした。
【0094】(2)塗料(A):酸価5〜100である
水酸基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−ト
およびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬
化性有機溶剤系着色塗料酸価5〜100の水酸基含有樹脂の中和物の調製 1)120℃に加温したブチルセロソルブ60部に、メ
タクリル酸メチル30部、アタクリル酸エチル23部、
アタクリル酸ブチル30部、メタクリル酸ヒドロキシエ
チル12部、アクリル酸5部およびα,α´−アゾビス
イソブチロニトリル2部からなる単量体成分を3時間を
要して加え、共重合させて、酸価40、水酸基価52お
よび数平均分子量約10000であるアクリル樹脂の不
揮発分60%溶液(A−i)を得た。
水酸基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−ト
およびアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬
化性有機溶剤系着色塗料酸価5〜100の水酸基含有樹脂の中和物の調製 1)120℃に加温したブチルセロソルブ60部に、メ
タクリル酸メチル30部、アタクリル酸エチル23部、
アタクリル酸ブチル30部、メタクリル酸ヒドロキシエ
チル12部、アクリル酸5部およびα,α´−アゾビス
イソブチロニトリル2部からなる単量体成分を3時間を
要して加え、共重合させて、酸価40、水酸基価52お
よび数平均分子量約10000であるアクリル樹脂の不
揮発分60%溶液(A−i)を得た。
【0095】このアクリル樹脂溶液100部にジメチル
アミノエタノール3.5部を加えて中和し、その後イソ
プロピルアルコールを加えて不揮発分50%のアクリル
樹脂溶液(A−ii)を得た。
アミノエタノール3.5部を加えて中和し、その後イソ
プロピルアルコールを加えて不揮発分50%のアクリル
樹脂溶液(A−ii)を得た。
【0096】2)ネオペンチルグリコール0.7モル、
トリメチロールプロパン0.3モル、無水フタル酸0.
4モルおよびアジピン酸0.5モルを反応容器に入れ、
200〜230℃で5時間反応させてから、無水トリメ
リット酸0.03モル添加してさらに180℃で1時間
反応させた後、ブチロセロソルブを加えて、酸価40、
水酸基価70および数平均分子量約6000である不揮
発分70%のポリエステル樹脂溶液(A−iii)を得
た。
トリメチロールプロパン0.3モル、無水フタル酸0.
4モルおよびアジピン酸0.5モルを反応容器に入れ、
200〜230℃で5時間反応させてから、無水トリメ
リット酸0.03モル添加してさらに180℃で1時間
反応させた後、ブチロセロソルブを加えて、酸価40、
水酸基価70および数平均分子量約6000である不揮
発分70%のポリエステル樹脂溶液(A−iii)を得
た。
【0097】このポリエステル樹脂溶液(A−iii)
100部にジメチルアミノエタノール4部を加えて中和
し、その後イソプロピルアルコールを加えて不揮発分6
0%のポリエステル樹脂溶液(A−iv)を得た。
100部にジメチルアミノエタノール4部を加えて中和
し、その後イソプロピルアルコールを加えて不揮発分6
0%のポリエステル樹脂溶液(A−iv)を得た。
【0098】塗料(A)の調製 上記酸価5〜100の水酸基含有樹脂の中和物(A−i
〜iv)を使用し、表1に示した配合に基いて塗料
(A)を調製した。該塗料の硬化塗膜20μにおける光
線透過率は0.1%以下であり、不透明塗膜である。ま
た、固形分含有率35%、粘度25秒(フォ−ドカップ
#4/20℃)。このうち、(A−a)および(A−
b)は実施例用、(A−c)および(A−d)は比較例
用である。
〜iv)を使用し、表1に示した配合に基いて塗料
(A)を調製した。該塗料の硬化塗膜20μにおける光
線透過率は0.1%以下であり、不透明塗膜である。ま
た、固形分含有率35%、粘度25秒(フォ−ドカップ
#4/20℃)。このうち、(A−a)および(A−
b)は実施例用、(A−c)および(A−d)は比較例
用である。
【0099】
【表1】
【0100】(注1)サイメル370:三井サイテック
社製、商品名、水溶性メラミン (注2)ブル−G316:山陽色素社製、商品名、青色
顔料 (3)塗料(B):熱硬化型水系着色塗料基体樹脂(B−1)の調製 反応容器内に脱イオン水140部、30%「Newco
l 707SF」(界面活性剤、日本乳化剤(株)製、
商品名)2.5部および下記単量体成分−1(注3)を
1部加え、窒素気流中で混合し、60℃で3%過硫酸ア
ンモニウム水溶液3部を加える。ついで、80℃に加温
してから、単量体成分−1(注3)79部、30%「N
ewcol 707SF」2.5部、3%過硫酸アンモ
ニウム水溶液4部および脱イオン水42部からなる単量
体乳化物を4時間かけて定量ポンプを用いて反応容器に
加えた。添加終了後1時間熟成する。
社製、商品名、水溶性メラミン (注2)ブル−G316:山陽色素社製、商品名、青色
顔料 (3)塗料(B):熱硬化型水系着色塗料基体樹脂(B−1)の調製 反応容器内に脱イオン水140部、30%「Newco
l 707SF」(界面活性剤、日本乳化剤(株)製、
商品名)2.5部および下記単量体成分−1(注3)を
1部加え、窒素気流中で混合し、60℃で3%過硫酸ア
ンモニウム水溶液3部を加える。ついで、80℃に加温
してから、単量体成分−1(注3)79部、30%「N
ewcol 707SF」2.5部、3%過硫酸アンモ
ニウム水溶液4部および脱イオン水42部からなる単量
体乳化物を4時間かけて定量ポンプを用いて反応容器に
加えた。添加終了後1時間熟成する。
【0101】さらに、80℃において下記単量体成分−
2(注4)20.5部と3%過硫酸アンモニウム水溶液
4部を同時に1.5時間要して反応容器に並列滴下す
る。その後、1時間熟成してから、脱イオン水30部を
加えて希釈し、30℃で、200メッシュのナイロンク
ロスで濾過した。この濾過液にさらに脱イオン水を加え
ジメチルアミノエタノールアミンでpH7.5に調整
し、平均粒子径0.1μm、不揮発分20%のアクリル
樹脂エマルジョン(B−i)を得た。
2(注4)20.5部と3%過硫酸アンモニウム水溶液
4部を同時に1.5時間要して反応容器に並列滴下す
る。その後、1時間熟成してから、脱イオン水30部を
加えて希釈し、30℃で、200メッシュのナイロンク
ロスで濾過した。この濾過液にさらに脱イオン水を加え
ジメチルアミノエタノールアミンでpH7.5に調整
し、平均粒子径0.1μm、不揮発分20%のアクリル
樹脂エマルジョン(B−i)を得た。
【0102】(注3):単量体成分−1 メタクリル酸メチル 55部、スチレン 8部、アクリ
ル酸n−ブチル 9部、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル 5部、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
2部およびメタクリル酸 1部からなる。
ル酸n−ブチル 9部、アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル 5部、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
2部およびメタクリル酸 1部からなる。
【0103】(注4):単量体成分−2 メタクリル酸メチル5部、アクリル酸n−ブチル7部、
アクリル酸2−エチルヘキシル5部、メタクリル酸3部
および30%「Newcol 707SF」0.5部か
らなる。
アクリル酸2−エチルヘキシル5部、メタクリル酸3部
および30%「Newcol 707SF」0.5部か
らなる。
【0104】塗料(B−a)の調製 上記エマルジョン(B−i)100部、前記(A−i
i)50部、(A−iv)50部、サイメル370を3
4部、アルペ−ストN7680(注5)を12部、脱イ
オン水を220部加えて固形分含有率25%、粘度30
秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整した。光線透
過率(膜厚20μ)は0.1%であった。(注5)アル
ペ−ストN7680:東洋アルミニウム社製、商品名、
りん片状アルミイウムのペ−スト。
i)50部、(A−iv)50部、サイメル370を3
4部、アルペ−ストN7680(注5)を12部、脱イ
オン水を220部加えて固形分含有率25%、粘度30
秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整した。光線透
過率(膜厚20μ)は0.1%であった。(注5)アル
ペ−ストN7680:東洋アルミニウム社製、商品名、
りん片状アルミイウムのペ−スト。
【0105】(3)塗料(C):熱硬化性有機溶剤系ク
リヤー塗料基体樹脂(C−1)の調製 120℃に加温したスワゾール#1000(丸善石油
(株)製、商品名)40部に、スチレン30部、アクリ
ル酸ブチル35部、アタクリル酸2−エチルヘキシル1
0部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル25部および
α,α´−アゾビスイソブチロニトリル4部からなる単
量体成分を3時間を要して加え共重合させて、水酸基価
120および数平均分子量約6000である不揮発分7
0%のアクリル樹脂溶液(C−i)を得た。
リヤー塗料基体樹脂(C−1)の調製 120℃に加温したスワゾール#1000(丸善石油
(株)製、商品名)40部に、スチレン30部、アクリ
ル酸ブチル35部、アタクリル酸2−エチルヘキシル1
0部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル25部および
α,α´−アゾビスイソブチロニトリル4部からなる単
量体成分を3時間を要して加え共重合させて、水酸基価
120および数平均分子量約6000である不揮発分7
0%のアクリル樹脂溶液(C−i)を得た。
【0106】アクリル樹脂非水分散液(C−ii)の調
製 60%ユーバン28−60(三井東圧化学(株)製、商
品名、メラミン樹脂)58部、n−ヘプタン30部およ
びベンゾイルパーオキシド0.15部からなる溶液を反
応容器に仕込み、これを95℃に加熱してから、下記単
量体成分−3(注6)を3時間を要して滴下した。滴下
終了後1時間経過してから、t−ブチルパーオクトエー
ト0.65部とシェルゾール1403.5部とからなる
混合物を1時間かけて滴下し、その後95℃に保ったま
ま2時間撹拌した。減圧して溶剤を除去し、樹脂固形分
含有率60%、ワニス粘度A(ガードナー気泡粘度計)
のアクリル樹脂非水分散液(C−ii)を得た。
製 60%ユーバン28−60(三井東圧化学(株)製、商
品名、メラミン樹脂)58部、n−ヘプタン30部およ
びベンゾイルパーオキシド0.15部からなる溶液を反
応容器に仕込み、これを95℃に加熱してから、下記単
量体成分−3(注6)を3時間を要して滴下した。滴下
終了後1時間経過してから、t−ブチルパーオクトエー
ト0.65部とシェルゾール1403.5部とからなる
混合物を1時間かけて滴下し、その後95℃に保ったま
ま2時間撹拌した。減圧して溶剤を除去し、樹脂固形分
含有率60%、ワニス粘度A(ガードナー気泡粘度計)
のアクリル樹脂非水分散液(C−ii)を得た。
【0107】(注6)単量体成分−3:スチレン15
部、アクリロニトリル9部、メチルメタクリレ−ト13
部、メチルアクリレ−ト15部、n−ブチルアクリレ−
ト1.8部、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト10
部、アクリル酸1.2部、ベンゾイルパ−オキサイド
0.5部、シェルゾ−ル140 30部およびn−ヘプ
タン9部からなる混合物。
部、アクリロニトリル9部、メチルメタクリレ−ト13
部、メチルアクリレ−ト15部、n−ブチルアクリレ−
ト1.8部、2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト10
部、アクリル酸1.2部、ベンゾイルパ−オキサイド
0.5部、シェルゾ−ル140 30部およびn−ヘプ
タン9部からなる混合物。
【0108】クリヤー塗料(C−a)の調製 アクリル樹脂溶液(C−i)57部、アクリル樹脂非水
分散液(C−ii)50部、サイメル303(三井サイ
テック社製、商品名、メラミン樹脂、固形分含有率88
%)30部、25%ドデシルベンゼンスルホン酸溶液4
部およびBYK−300(ビッグケミージャパン社製、
商品名)0.5部の混合物をスワゾール#1000を加
えて、不揮発分55%、粘度30秒/フォードカップ#
4/20℃に調整した。
分散液(C−ii)50部、サイメル303(三井サイ
テック社製、商品名、メラミン樹脂、固形分含有率88
%)30部、25%ドデシルベンゼンスルホン酸溶液4
部およびBYK−300(ビッグケミージャパン社製、
商品名)0.5部の混合物をスワゾール#1000を加
えて、不揮発分55%、粘度30秒/フォードカップ#
4/20℃に調整した。
【0109】2.実施例および比較例 上記のごとく調製した被塗物の内板部および外板部に塗
料(A−a)(A−b)(A−c)および(A−d)を
回転式静電塗装機およびエアスプレ−塗装機を用いて塗
装した。塗装膜厚は硬化塗膜に基いて10〜20μであ
った。塗装後、1分放置してから、被塗物の外板部に、
塗料(B−a)、(B−b)および(B−c)をエア霧
化式静電塗装機を用いて塗装した。塗装膜厚は硬化塗膜
に基いて10〜20μであった。塗装後、1分放置して
から、熱風循環式乾燥炉で80℃で10分加熱して揮発
成分の殆どを揮散させてから(アセトン還流抽出による
塗膜のゲル分率5%以下である)、塗膜温度を室温にし
て、被塗物の外板部にクリヤ−塗料(C)を回転式静電
塗装機を用いて塗装した。塗装膜厚は硬化塗膜に基いて
40μmであった。室温で5分放置してから、熱風循環
式乾燥炉で140℃で30分加熱して上記三塗膜を同時
に架橋硬化した。
料(A−a)(A−b)(A−c)および(A−d)を
回転式静電塗装機およびエアスプレ−塗装機を用いて塗
装した。塗装膜厚は硬化塗膜に基いて10〜20μであ
った。塗装後、1分放置してから、被塗物の外板部に、
塗料(B−a)、(B−b)および(B−c)をエア霧
化式静電塗装機を用いて塗装した。塗装膜厚は硬化塗膜
に基いて10〜20μであった。塗装後、1分放置して
から、熱風循環式乾燥炉で80℃で10分加熱して揮発
成分の殆どを揮散させてから(アセトン還流抽出による
塗膜のゲル分率5%以下である)、塗膜温度を室温にし
て、被塗物の外板部にクリヤ−塗料(C)を回転式静電
塗装機を用いて塗装した。塗装膜厚は硬化塗膜に基いて
40μmであった。室温で5分放置してから、熱風循環
式乾燥炉で140℃で30分加熱して上記三塗膜を同時
に架橋硬化した。
【0110】かかる工程で塗装された塗膜性能をそれぞ
れの工程と共に表2に示した。
れの工程と共に表2に示した。
【0111】
【表2】
【0112】塗膜性能試験方法はつぎのとおりである。
【0113】平滑性:目視判定。○は凹凸全く認められ
ず、良好、△は凹凸少し発生、やや不良、×は凹凸多く
発生、不良。
ず、良好、△は凹凸少し発生、やや不良、×は凹凸多く
発生、不良。
【0114】鮮映性:「NSIC」スガ試験機社製、商
品名。この値が大きいほど鮮映性が優れていることを示
す。
品名。この値が大きいほど鮮映性が優れていることを示
す。
【0115】メタリック感:ALCOPE LMR10
0(富士工業(株)製、商品名)を用い、IV値を測定
した。この値が大きくなると真珠光沢感が優れているこ
とを示す。
0(富士工業(株)製、商品名)を用い、IV値を測定
した。この値が大きくなると真珠光沢感が優れているこ
とを示す。
【0116】メタリックムラ:目視判定。○はムラ全く
認められず良好、△はムラ明確に認められやや、不良、
×はムラ多く発生、不良。
認められず良好、△はムラ明確に認められやや、不良、
×はムラ多く発生、不良。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08G 18/40 NDV C08G 18/40 NDV NEJ NEJ (72)発明者 島川 幹巨 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 横山 哲也 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】自動車車体の内外板部に塗料(A)を塗装
し、ついで外板部に塗料(B)を塗装し、必要に応じて
50〜100℃で予備乾燥してから、外板部に塗料
(C)を塗装した後、加熱して上記塗料(A)、(B)
および(C)の塗膜を同時に硬化する自動車車体の塗装
法であって、該塗料(A)が酸価5〜100である水酸
基含有樹脂の中和物とブロックポリイソシアネ−トおよ
びアミノ樹脂から選ばれた架橋剤とを含有する熱硬化性
有機溶剤系着色塗料、該塗料(B)が熱硬化型水系着色
塗料、該塗料(C)が熱硬化性有機溶剤系クリヤー塗料
であることを特徴とする自動車車体塗装法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8226654A JPH1066934A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 自動車車体塗装法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8226654A JPH1066934A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 自動車車体塗装法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066934A true JPH1066934A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16848575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8226654A Pending JPH1066934A (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 自動車車体塗装法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1066934A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003155439A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | 金属用塗料組成物および塗膜形成方法 |
| WO2007145368A1 (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-21 | Kansai Paint Co., Ltd. | 塗料組成物 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP8226654A patent/JPH1066934A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003155439A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Dainippon Ink & Chem Inc | 金属用塗料組成物および塗膜形成方法 |
| WO2007145368A1 (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-21 | Kansai Paint Co., Ltd. | 塗料組成物 |
| JPWO2007145368A1 (ja) * | 2006-06-16 | 2009-11-12 | 関西ペイント株式会社 | 塗料組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040929 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041126 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050202 |