JPH1066974A - pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器 - Google Patents
pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器Info
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- JPH1066974A JPH1066974A JP24555296A JP24555296A JPH1066974A JP H1066974 A JPH1066974 A JP H1066974A JP 24555296 A JP24555296 A JP 24555296A JP 24555296 A JP24555296 A JP 24555296A JP H1066974 A JPH1066974 A JP H1066974A
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Abstract
安定した純度の高い弱アルカリ性水を生成すると共に、
pH値、酸化還元電位の安定した強酸性水を生成する。 【解決手段】 電解槽62の陰極室64に入る浄水量を
多く、陽極室66に入るカルシウムイオン濃度上昇物質
添加水量を少なくし、又陰極室64から出るアルカリ性
水量を多く、陽極室66から出る酸性水量を少なくし
て、その陰陽各極室64、66に入る浄水と添加水との
流量比を陰陽各極室64、66から出るアルカリ性水と
酸性水との流量比より大きくする。又、電解槽62の陽
極室66に入るpH値下降物質添加水量を多く、陰極室
64に入るpH値下降物質添加水量を少なくし、又陰極
室64から出るアルカリ性水量を多く、陽極室66から
出る酸性水量を少なくして、その陽陰各極室66、64
に入る添加水量の流量比を陰陽各極室64、66から出
るアルカリ性水と酸性水との流量比より大きくする。
Description
化した後、pH調整物質を添加してイオン水を生成する
イオン水生成器に関する。
求められるようになった。このような水として、水道水
等の原水を電気分解して得られる水が注目され、一般家
庭や料理店等にイオン水生成器が普及し始めている。イ
オン水生成器を用いると、原水を電気分解してアルカリ
性水、酸性水等のイオン水を得て使用することができ
る。その際、アルカリ性水は制酸効果、膨潤効果等を有
するため飲料用或いは料理用等に使用し、酸性水はアス
トリンゼン効果等を有するため化粧水等として使う。特
に、強酸性水は何日か放置しておくと普通の水に戻るた
め環境を汚染することがなく、茶渋落とし等の洗い物用
の水に適している。
整物質添加槽、電解槽、各通水管、マイクロコンピュー
タ等を備える制御回路部品、電源トランス等を備える電
力回路部品等をまとめてケース中に収納し、全体を小形
化して取り扱い易くしてある。使用時、水道の蛇口等に
イオン水生成器の取水口を結合し、水道水等の原水を送
り込む。すると、先ず浄水器によって水の浄化を行なえ
る。その際、浄水器に例えば抗菌活性炭と中空糸膜とを
用いたものを使用すると、活性炭でカルキ臭やかび臭等
の臭いのもとになる物質を分解し、中空糸膜で雑菌等を
取り除くことができる。
送り込むと、その添加槽でアルカリ性水のカルシウムイ
オン濃度を上げる例えば乳酸カルシウムを水に溶かして
添加し、或いは酸性水のpH値を下げる例えば食塩を水
に溶かして添加できる。そこで、浄水、添加水等を電解
槽に送り込むと、電気分解を行なって隔膜で仕切った陰
極室からアルカリ性水又陽極室から酸性水をそれぞれ得
ることができる。その際、アルカリ性水のカルシウムイ
オン濃度を上げる乳酸カルシウム等は電解槽の陽極室に
入る水に添加し、酸性水のpH値を下げる食塩等は陰極
室と陽極室に入る水にそれぞれ添加する。なお、カルシ
ウムイオン濃度を上げる物質を水に添加した場合にも、
当然生成水のpH値が変化する。
うなイオン水生成器を用いても、カルキ臭が無くなるだ
けで、塩素イオンは水に溶けて電解槽に達する。それ
故、電気分解によって陽極室に塩素ガスが発生する。こ
の塩素ガスは酸性水と一緒に隔膜を通過して陰極室に入
り易い。すると、飲料用等に使用するアルカリ性水に酸
性水が混じるばかりでなく、アルカリ性水が塩素ガス臭
くなる。又、陰極室で発生したアルカリ性水も隔膜を通
過して陽極室に入り易く、酸性水にアルカリ性水が混じ
るため、食塩を添加しても、純度の高い強酸性水を得難
いという問題がある。なお、陽極室に入る水のみに食塩
を添加しても、陰極室側の導電率が上がり難いため、強
酸性水を得ることができない。
てなされたものであり、第1に塩素ガスを含まず、pH
値、酸化還元電位の安定した純度の高い弱アルカリ性水
を生成できるpH調整物質添加槽を備えたイオン水生成
器を提供することを目的とする。又、第2にpH値、酸
化還元電位の安定した純度の高い強酸性水を生成できる
pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器を提供する
ことを目的とする。
ルカリ性水が必要な場合にはカルシウムイオン濃度上昇
物質を入れて使用し、強酸性水が必要な場合にはpH値
下降物質を入れて使用できると共に、そのpH調整物質
の交換を簡単に行なえるpH調整物質添加槽を備えたイ
オン水生成器を提供することを目的とする。
に、本発明による第1目的対応のpH調整物質添加槽を
備えたイオン水生成器では浄水器から浄水を電解槽に送
る通水管を電解槽の陰極室に至る流入管と陽極室に至る
流入管とに分けて配管し、更に電解槽に陰極室から出る
流出管と陽極室から出る流出管とを設け、その陽極室流
入管の水路にアルカリ性水のカルシウムイオン濃度を上
げる物質を添加するpH調整物質添加槽を備える。
く、陽極室に入る添加水量を少なくし、又陰極室から出
るアルカリ性水量を多く、陽極室から出る酸性水量を少
なくして、その陰陽各極室に入る浄水と添加水との流量
比を陰陽各極室から出るアルカリ性水と酸性水との流量
比より大きくする。そのためには、陽極室流入管の水路
に径の小さなオリフィスを設ける等して陰極室流入管の
水路を陽極室入力管の水路より太くし、更に陽極室流出
管の水路に陽極室流入管の水路に設けたオリフィスより
径の大きなオリフィスを設ける等して、陰極室流出管の
水路を陽極室流出管の水路より太くすればよい。
備えたイオン水生成器では浄水器から浄水を電解槽に送
る通水本管を途中で電解槽の陰極室に至る流入管と陽極
室に至る流入管とに分岐して配管し、更に電解槽に陰極
室から出る流出管と陽極室から出る流出管とを設け、そ
の通水本管の水路に酸性水のpH値を下げる物質を添加
するpH調整物質添加槽を備える。
多く、陰極室に入る添加水量を少なくし、又陰極室から
出るアルカリ性水量を多く、陽極室から出る酸性水量を
少なくして、その陽陰各極室に入る添加水量の流量比を
陰陽各極室から出るアルカリ性水と酸性水との流量比よ
り大きくする。そのためには、陰極室流入管の水路に径
の小さなオリフィスを設ける等して、陽極室流入管の水
路を陰極室流入管の水路より太くし、更に陽極室流出管
の水路に陰極室流入管の水路に設けたオリフィスより径
の大きなオリフィスを設ける等して、陰極室流出管の水
路を陽極室流出管の水路より太くすればよい。
備えたイオン水生成器では浄水器から浄水を電解槽に送
る通水本管を途中で電解槽の陰極室に至る流入管と陽極
室に至る流入管とに分岐して配管し、更に電解槽に陰極
室から出る流出管と陽極室から出る流出管とを設け、そ
の流入側の管水路に浄水のpH値を調整する物質を添加
するpH調整物質添加槽を備える。
端部を閉鎖し、他端部を開閉自在のキャップで閉じる外
筒に、通水本管と、陰極室流入管又は陽極室流入管或い
は両室流入管のいずれかの働きをする2本の流入管とを
備え付けて、その外筒の内部空間に各管の内部空間を連
通し、更に通水本管と1本の流入管とを連通管により結
合し、その連通管を結合した流入管の外筒と連通管を結
ぶ一部水路を連通管と結合する他部水路より細くし、又
陽極室流出管の水路を陰極室流出管の水路より細くし
て、それ等の細める割合を流入管側で大きく、流出管側
で小さくする。
その外筒内に、収納したカルシウムイオン濃度を上げる
物質を浸す水通過口を有し、キャップ閉鎖時に通水本管
の内部開口を閉じるアルカリ性水pH調整物質収納交換
用中筒を入れて、アルカリ性水pH調整物質添加槽ユニ
ットとして用い、酸性水が必要な場合にはその外筒内
に、収納したpH値を下げる物質を浸す水通過口を有
し、キャップ閉鎖時に連通管を閉じる酸性水pH調整物
質収納交換用中筒を入れて、酸性水pH調整物質添加槽
ユニットとして用いる。
明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適用したイ
オン水生成器に備えるアルカリ性水pH調整物質添加槽
ユニットの要部を示す部分断面図である。図中、10は
アルカリ性水pH調整物質添加槽ユニット、12はその
ユニット10のアルカリ性水pH調整物質添加槽、14
は浄水器(図示なし)から浄水を電解槽に送る通水本
管、16は通水本管14に流れる浄水を分けて、電解槽
の陰極室と陽極室に送る水の流量比を調節する流入管、
18は通水本管14と流量比調節用流入管16とを連通
する連通管である。なお、添加槽12には流入管16を
含めて2本の流入管を備え付ける。
は下端部を閉鎖し上端部を開放した外側円筒20と、同
様に下端部を閉鎖し上端部を開放したアルカリ性水pH
調整物質収納交換用の中側円筒22と、それ等の中外両
筒20、22の上端部を閉じる開閉自在のキャップ24
等から構成する。そして、外筒20には通水本管14と
2本の流入管16等の各端部をそれぞれ結合して、その
外筒20の内部空間に各管14、16等の内部空間を連
通する。その際、通水本管14はその上端部が外筒20
の底壁中央から少し内方に突出するように設置し、各流
入管16等はその上端開口が外筒20の下端部側壁を一
部外方に突出させて2箇所設けた内部空間拡張部26
(26a、26b)にそれぞれ連通するように配設す
る。又、外筒20にはその上端部の側壁内面の対称位置
に、閉鎖時にキャップを回しながら押し込んでその上部
側壁の対称位置にある突起28(28a、28b)をそ
れぞれ嵌める上端が開放した斜め溝30(30a、30
b)を設ける。
内側に突出し、下端部側壁に水通過口34を数箇所例え
ば6箇所均等に配設する。そして、各水通過口34をそ
れぞれ網36で閉じる。更に、中筒22にはその上端部
の側壁外面の対称位置にキャップ24との連結用突起3
8(38a、38b)をそれぞれ設ける。それ故、キャ
ップ24の下部側壁には中筒22の上端部にキャップ2
4を被せて押し込み、回しながら嵌める下端が開放した
細長いL形状の貫通穴40(40a、40b)を対称位
置にそれぞれ設ける。そして、キャップ24には更にそ
の頂部につまみ42を設け、側壁の外面中央に密閉用O
リング44を嵌める。
てもよいが、中筒22の密閉度を上げ、キャップ24と
中筒22との連結強度を上げるため、中筒22の上端部
に押し込んで用いる中蓋(図示なし)を使用する。そこ
で、中蓋の本体を下端部を閉じ上端部を開放した円筒体
とし、その底壁中央から上方に向けてつまみ用の突起を
設ける。又、中蓋には中筒22内への落ちこみを防ぐた
め、その円筒体の上縁に中筒22の上縁を被う鍔部を設
ける。なお、46は後述する酸性水pH調整物質収納交
換用中筒に備え付けたステンレスリングを検出するため
の金属センサーである。
槽の陰極室と陽極室に送る水の流量比を調節するため、
その外筒20と連通管18を結ぶその一部48の水路の
入口付近にオリフィス50を設ける。それ故、通水本管
14に送られてくる浄水が連通管18を経て流入管16
に入ると分流し、一部の水はアルカリ性水pH調整物質
添加槽12を通過して電解槽の陽極室へ行き、大部分の
水は陰極室へ行く。
性水のカルシウムイオン濃度を上げる調整物質として、
例えば乳酸カルシウムの錠剤を数個入れる。そして、中
蓋をしキャップ24を被せて、キャップ24と中筒22
とを連結する。次に、それ等を外筒20の中に入れキャ
ップ24を締めて、外筒20を閉じる。すると、中筒2
4の底壁32で通水本管14の内部開口52を被うよう
にして外筒20の底壁54に押し付け、通水本管14か
ら添加槽12中への水の流入を遮断できる。
て浄化した後、通水本管14に送り込むと、図2の矢印
で示すように浄水は流れて行く。そして、大部分の浄水
は流入管16をそのまま通過して電解槽の陰極室に流れ
込むが、オリフィス50を通過した一部の浄水は流入管
16の一部48を通過して添加槽12に入り、乳酸カル
シウムの錠剤56を浸し、それを溶かし込んだ添加水と
なって、他の流入管58を経て陽極室に入る。このよう
にオリフィス50等を設けると、流量比調節用流入管1
6の外筒20と連通管18を結ぶ一部48の水路を連結
管18と結合する他部60の水路より細くし、陰極室に
入る浄水量を多く、陽極室に入る添加水量を少なくして
流量比を相当大きくすることができる。その際、浄水量
と添加水量との流量比を8対1にすると好ましくなる。
3に示すような構成を備えている。図中、62が電解
槽、64がその陰極室、66が陽極室、68が両室6
4、66を仕切る隔膜、70が陰極、72が陽極であ
る。又、74が添加槽ユニット10の流入管16と連結
する流入管、76がその流入管58と連結する流入管、
78がアルカリ性水を送り出す流出管、80が酸性水を
送り出す流出管、82がその流出管80の水路の入口付
近に設けたオリフィスである。このようにオリフィス8
2等を設けると、流出管80の水路を流出管78の水路
より細くし、陰極室64から出るアルカリ性水量を多
く、陽極室66から出る酸性水量を少なくして、その流
量比を両室64、66にそれぞれ入る浄水と添加水の流
量比より小さくすることができる。その際、アルカリ性
水と酸性水との流量比を3対1にすると好ましくなる。
に入る浄水量を多く、陽極室66に入る添加水量を少な
くし、又陰極室64から出るアルカリ性水量を多く、陽
極室66から出る酸性水量を少なくして、その陰陽各極
室64、66に入る浄水と添加水量との流量比を陰陽各
極室64、66から出るアルカリ性水と酸性水との流量
比より大きくすると、陰極室64に入る浄水量が多く、
その室64から出るアルカリ性水量は少なくなり、陽極
室66に入る添加水量が少なく、その室66から出る酸
性水量は多くなる。このため、浄水や添加水に溶けて電
解槽62に流入した塩素イオンにより、塩素イオンはマ
イナスイオンであるため電気分解によって陽極室66に
塩素ガスが発生し、その塩素ガスが陰極室64に入ろう
としても、陰極室64から隔膜68を通って陽極室66
に入り流出管80から流れ出すアルカリ性水の水流に妨
げられ、塩素ガスは酸性水等と一緒に流出管80から送
り出される。それ故、陰極室64の流出管78から出る
アルカリ性水に塩素ガスが含まれ難く、酸性水も混じり
難い。
乳酸カルシウムは乳酸イオンとカルシウムイオンとに分
離し、カルシウムイオンはプラスイオンであるため、陰
極室64に達する。それ故、水に乳酸カルシウムを加え
ると、アルカリ性水のカルシウムイオン濃度とpH値を
高めて安定化させることができる。しかし、実際には多
量の乳酸カルシウムを加えると隔膜68に付着して不都
合を発生するので、原水に含まれるカルシウム塩(炭酸
水素カルシウム、硫酸カルシウム等)が少ない時に電気
分解補助剤として加える程度にした方がよい。しかも、
このようにして陰極室64の流出管78から出るアルカ
リ性水に酸性水が混じらないようにすると、そのアルカ
リ性水の酸化還元電位(ORP)も安定して−50mV
程になるため、飲料水として体に最も適した弱アルカリ
性水になる。なお、電解槽62には0〜40Vの可変電
圧を印加するが、当然電圧値が高い程pH値も高くな
る。
備える酸性水pH調整物質添加槽ユニットの要部を示す
部分断面図である。この酸性水pH調整物質添加槽ユニ
ット84と上述したアルカリ性水pH調整物質添加槽ユ
ニット10とを比べると、そのアルカリ性水pH調整物
質収納交換用中筒22に替え、酸性水pH調整物質収納
交換用中筒86を用いて酸性水pH調整物質添加槽88
を構成している点が異なる。そして、酸性水pH調整物
質収納交換用中筒86を用いることによって水路構成が
異なるようになる。しかし、その他のユニット構成は同
一であるので、以下必要に応じて対応する同一部分には
同一の符号を使用する。
放した円筒体にし、その底壁90を円錐台状に内側に突
出する。そして、底壁90の中央に連通管18を閉鎖し
て、通水本管14の水を内部空間内に導くための突出管
92を設け、下端部側壁に水通過口94を数箇所例えば
4箇所均等に配設する。又、水通過空間部96の天井に
当る位置を閉鎖し、そこをpH値を下げる物質例えば食
塩を収納する空間部の底壁98に形成して、そこに数箇
所例えば中央とその左右の3箇所に少量の水出入り用の
小孔を設ける。又、中央部側壁の外面に帯状のステンレ
スリング100を巻回して装着し、上端部側壁の外面の
対称位置にキャップ24との連結用突起102(102
a、102b)をそれぞれ設ける。なお、この酸性水p
H調整物質収納交換用中筒86にも中蓋を用いるが、そ
の中蓋はアルカリ性水調整物質収納交換用中筒22との
兼用蓋にする。
収納空間部に食塩を入れる。そして、同様に中蓋をしキ
ャップ24を嵌めて、キャップ24と中筒86とを連結
する。更に、それ等を外筒20の中に入れ、キャップ2
4を締めて外筒20を閉じる。すると、中筒84の底壁
90に設けた突出管92を通水本管14の中に挿入し、
連通管18への水の流入を遮断できる。
と、図5の矢印で示すように水が流れて行き、先ず酸性
水pH調整物質添加槽88を構成する中筒86の水通過
空間部96の中に入る。すると、底壁98に設けた各小
孔104を通じてpH調整物質収納空間部106の中に
入り、食塩108を浸してそれを少量ずつ溶かし込んだ
添加水となる。そして、中筒86の内部で分流し、図6
に示すように流入管16にはオリフィス50を設けてあ
るため、大部分の添加水は流入管58を通過して電解槽
62の陽極室66に流れ込むが、一部の添加水は流入管
16を経て陰極室64に流れ込む。そこで、陽極室66
と陰極室64にそれぞれ入る添加水の流量比を相当大き
くする。例えば8対1にするのが好ましい。
水を生成して各流出管78、80よりそれぞれ送り出す
が、流出管80にはオリフィス82を設けてあるため、
陰極室64から出るアルカリ性水量を多く、陽極室66
から出る酸性水量を少なくすることができる。その際、
アルカリ性水と酸性水との流量比を例えば3対1にする
のが好ましい。このようにして、陽極室66に入る添加
水量を多く、陰極室64に入る添加水量を少なくし、又
陰極室64から出るアルカリ性水量を多く、陽極室66
から出る酸性水量を少なくして、その陽陰各極室66、
64に入る添加水量の流量比を陰陽各極室64、66か
ら出るアルカリ性水と酸性水との流量比より大きくする
と、陽極室66に入る添加水量が多く、その室66から
出る酸性水量は少なくなり、陰極室64に入る添加水量
が少なく、その室64から出るアルカリ性水量は多くな
る。
を通って陰極室64に入り、流出管78より流れ出す酸
性水の水流が生じる。それ故、陽極室66の流出管80
が出る酸性水にアルカリ性水が混じり難い上、各室6
4、66に入る添加水の濃度が等しく槽内の導電率が均
一であるため電気分解が進み易くなり、純度の高い強酸
性水が得られる。その際、酸性水として陰極室66に塩
酸水、過酸化水素水ができ、陽極室64に水酸化ナトリ
ウム水ができるが、水酸化ナトリウム水の方はアルカリ
性水に混入するので陰極室64の流出管78から送り出
す。このようにして、水に食塩を加えると酸性水のpH
値を2.5程にして安定させることができ、アルカリ性
水が混じらないので、酸性水の酸化還元電位を+110
0mV以上にして安定化できる。しかも、陽極室66に
多量の塩素ガスが発生するため、酸性水の塩素濃度が3
0ppm程になる。それ故、茶渋落とし等の洗い物用の
水として好適なものになる。なお、従来のイオン水生成
器で得られた酸性水はpH値が4程である。
リ性水は強アルカリ性水であり、そこに多量の塩素ガス
が含まれる。それ故、このようなアルカリ性水を誤って
飲料用に使用しないようにしなければならない。そこ
で、通常の飲料用等に適する弱アルカリ性水を必要とす
る場合と、衛生水としての強酸性水を必要とする場合と
でイオン水生成器の動作モードを異ならしめる。そし
て、外筒20の中に酸性水pH調整物質収納交換用中筒
86を入れた時、ステンレスリング100を金属センサ
ー46で検出して、通常モードから強酸性水モードへの
切替えを行なう。すると、例えばモータ式スプール弁を
駆動して水路を切替え、通常モード時に弱アルカリ性水
を放出した放水口から強酸性水モード時には水を放出さ
せないようにし、他の放出口から多量の塩素ガスや水酸
化ナトリウムを含む強アルカリ性水を放出させるように
することができる。それ故、多量の塩素ガス等を含む強
アルカリ性水を誤って飲料用に供することもない。
物質収納交換用中筒に識別用部材としてステンレスリン
グを使用し、外筒に金属センサーを設置したが、磁石に
対し磁気センサーを用いる等、適宜他の識別用部材と対
応するセンサーを用いてもよい。当然、識別用部材はア
ルカリ性水pH調整物質収納交換用中筒の方に設置して
もよい。
ン濃度を上げる物質を添加して弱アルカリ性水を多量に
生成したが、弱酸性水を多量に必要とする場合には両電
極の極性を反対にすればよい。
記載の発明では陽極室に入る水にアルカリ性水のカルシ
ウムイオン濃度を上げる物質を添加し、陰極室から陽極
室に流れ込み、その陽極室に設けた流出管より流れ出す
アルカリ性水の水流を発生させて、陽極室に発生した塩
素ガスを酸性水等と一緒に放出しているため、必要とす
るアルカリ性水に塩素ガスが含まれ難く、酸性水も混じ
り難くなる。それ故、カルシウムイオン濃度とpH値を
高めさせて安定させた塩素ガス臭のない純度の高い弱ア
ルカリ性水を得ることができる。しかも、その酸化還元
電位を飲料用等として好適な安定した値のものにするこ
とができる。
入る水に酸性水のpH値を下げる物質を添加し、陽極室
から陰極室に流れ込み、その陰極室に設けた流出管より
流れ出す酸性水の水流を発生させると共に、陽極室に塩
素ガスを発生させているため、必要とする酸性水に塩素
ガスが含まれ易く、アルカリ性水も混じり難くなる。そ
れ故、pH値を下げて安定させた純度の高い強酸性水を
得ることができる。しかも、その酸化還元電位を衛生水
として好適な安定した値のものにすることができる。
加槽を構成する同一の外筒内に、弱アルカリ性水が必要
な場合にはカルシウムイオン濃度上昇物質を収納した中
筒を入れて使用し、強酸性水が必要な場合にはpH値下
降物質を収納した中筒を入れて使用することにより、中
筒を交換するだけの簡単な操作で、適宜飲料用等に好適
な弱アルカリ性水と衛生水として好適な強酸性水を得る
ことができる。
カリ性水pH調整物質添加槽ユニットの要部を示す部分
断面図である。
動作時における水流方向等を示す模式図である。
用時の電解槽における水流方向等を示す模式図である。
水pH調整物質添加槽ユニットの要部を示す部分断面図
である。
における水流方向等を示す模式図である。
電解槽における水流方向等を示す模式図である。
2…アルカリ性水pH調整物質添加槽 14…通水本管
16、58、74、76…流入管 18…連通管 2
0…外筒 22…アルカリ性水pH調整物質収納交換用
中筒 24…キャップ 32、54、90、98…底壁
34、94…水通過口 36…網 46…金属センサ
ー 48、60…流入管16の一部、他部 50、82
…オリフィス 52…内部開口 56…乳酸カルシウム
錠剤 62…電解槽 64、66…陰、陽極室 68…
隔膜 70、72…陰、陽極 78、80…流出管 8
4…酸性水pH調整物質添加槽ユニット 86…酸性水
pH調整物質収納交換用中筒 88…酸性水pH調整物
質添加槽 92…突出管 96…水通過空間部 100
…ステンレスリング 104…小孔 106…pH調整
物質収納空間部
Claims (3)
- 【請求項1】 浄水器から浄水を電解槽に送る通水管を
電解槽の陰極室に至る流入管と陽極室に至る流入管とに
分けて配管し、更に電解槽に陰極室から出る流出管と陽
極室から出る流出管とを設け、その陽極室流入管の水路
にアルカリ性水のカルシウムイオン濃度を上げる物質を
添加するpH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器に
おいて、上記電解槽の陰極室に入る浄水量を多く、陽極
室に入る添加水量を少なくし、又陰極室から出るアルカ
リ性水量を多く、陽極室から出る酸性水量を少なくし
て、その陰陽各極室に入る浄水と添加水との流量比を陰
陽各極室から出るアルカリ性水と酸性水との流量比より
大きくすることを特徴とするpH調整物質添加槽を備え
たイオン水生成器。 - 【請求項2】 浄水器から浄水を電解槽に送る通水本管
を途中で電解槽の陰極室に至る流入管と陽極室に至る流
入管とに分岐して配管し、更に電解槽に陰極室から出る
流出管と陽極室から出る流出管とを設け、その通水本管
の水路に酸性水のpH値を下げる物質を添加するpH調
整物質添加槽を備えたイオン水生成器において、上記電
解槽の陽極室に入る添加水量を多く、陰極室に入る添加
水量を少なくし、又陰極室から出るアルカリ性水量を多
く、陽極室から出る酸性水量を少なくして、その陽陰各
極室に入る添加水量の流量比を陰陽各極室から出るアル
カリ性水と酸性水との流量比より大きくすることを特徴
とするpH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器。 - 【請求項3】 浄水器から浄水を電解槽に送る通水本管
を途中で電解槽の陰極室に至る流入管と陽極室に至る流
入管とに分岐して配管し、更に電解槽に陰極室から出る
流出管と陽極室から出る流出管とを設け、その流入側の
管水路に浄水のpH値を調整する物質を添加するpH調
整物質添加槽を備えたイオン水生成器において、上記p
H調整物質添加槽を構成する一端部を閉鎖し、他端部を
開閉自在のキャップで閉じる外筒に、通水本管と、陰極
室流入管又は陽極室流入管或いは両室流入管のいずれか
の働きをする2本の流入管とを備え付けて、その外筒の
内部空間に各管の内部空間を連通し、更に通水本管と1
本の流入管とを連通管により結合し、その連通管を結合
した流入管の外筒と連通管を結ぶ一部水路を連通管と結
合する他部水路より細くし、又陽極室流出管の水路を陰
極室流出管の水路より細くして、それ等の細める割合を
流入管側で大きく、流出管側で小さくし、アルカリ性水
が必要な場合にはその外筒内に、収納したカルシウムイ
オン濃度を上げる物質を浸す水通過口を有し、キャップ
閉鎖時に通水本管の内部開口を閉じるアルカリ性水pH
調整物質収納交換用中筒を入れて、アルカリ性水pH調
整物質添加槽ユニットとして用い、酸性水が必要な場合
にはその外筒内に、収納したpH値を下げる物質を浸す
水通過口を有し、キャップ閉鎖時に連通管を閉じる酸性
水pH調整物質収納交換用中筒を入れて、酸性水pH調
整物質添加槽ユニットとして用いることを特徴とするp
H調整物質添加槽を備えたイオン水生成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24555296A JP3905583B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24555296A JP3905583B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066974A true JPH1066974A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3905583B2 JP3905583B2 (ja) | 2007-04-18 |
Family
ID=17135402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24555296A Expired - Fee Related JP3905583B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | pH調整物質添加槽を備えたイオン水生成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3905583B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012144289A1 (ja) * | 2011-04-18 | 2012-10-26 | パナソニック株式会社 | 電解水生成装置及び当該電解水生成装置を備えた流し台 |
| JP2015016441A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 株式会社レドックス | 化粧料用電解水 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP24555296A patent/JP3905583B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| WO2012144289A1 (ja) * | 2011-04-18 | 2012-10-26 | パナソニック株式会社 | 電解水生成装置及び当該電解水生成装置を備えた流し台 |
| JP2015016441A (ja) * | 2013-07-12 | 2015-01-29 | 株式会社レドックス | 化粧料用電解水 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3905583B2 (ja) | 2007-04-18 |
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