JPH106708A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH106708A JPH106708A JP8158347A JP15834796A JPH106708A JP H106708 A JPH106708 A JP H106708A JP 8158347 A JP8158347 A JP 8158347A JP 15834796 A JP15834796 A JP 15834796A JP H106708 A JPH106708 A JP H106708A
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Abstract
うる。 【解決手段】トレッド部2からサイドウォール部3を通
りビード部4にのびる本体部11にビードコア5の周り
を折返す巻上げ部12が一体に設けられた1枚のカーカ
スプライ10からなるカーカス9と、このカーカス9の
半径方向外側に配されるベルト層17とを具え、前記巻
上げ部12の先端12eを前記本体部11とベルト層1
7との間に位置させることにより、この巻上げ部12と
ベルト層17とが重なり周方向にのびる重なり部13を
形成し、かつ重なり部13のタイヤ軸方向の長さLをベ
ルト層17のタイヤ軸方向の長さBWの0.10倍以上
かつ0.25倍以下とし、しかも前記カーカスプライ1
0は、前記本体部11におけるカーカスコードの中間伸
度Eaを巻上げ部12におけるカーカスコードの中間伸
度Ebよりも大かつその差(Ea−Eb)を0.5%以
上かつ2.0%以下とする。
Description
しながら騒音・振動性能を向上しうる空気入りタイヤに
関する。
車外(通過)騒音、車内音(ロードノイズ)の低減が要
請されている。
べく、カーカスにあっては、それを構成するカーカスコ
ードに細糸を用いて、タイヤ剛性を下げることによって
騒音・振動の発生を抑制していた。
カーカスコードとして用いた場合には、前述のようにタ
イヤ剛性が低下することによって、操縦安定性が低下す
るという問題が生じる。
では、カーカスの巻上げ端を、カーカスの本体部とベル
ト層との間に位置させることを提案している。
の剛性が大きくなり、操縦安定性を向上しうるのである
が、トレッド部にまでカーカスが巻上げられるため、騒
音・振動性能がより問題になることが判明した。
ーカスの本体部とベルト層との間に位置させ、しかもカ
ーカスコードの中間伸度を巻上げ部に比して本体部を大
とすることを基本として、操縦安定性を向上しつつ騒音
・振動性能をも高めうる空気入りタイヤの提供を目的と
している。
に本発明の空気入りタイヤは、トレッド部からサイドウ
ォール部を通りビード部にのびる本体部にビードコアの
周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す巻上
げ部が一体に設けられた1枚のカーカスプライからなる
カーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド
部内方に配されるベルト層とを具え、前記巻上げ部は、
その先端を前記本体部とベルト層との間に位置させるこ
とにより、この巻上げ部とベルト層とが重なり周方向に
のびる重なり部を形成するとともに、前記重なり部は、
タイヤ軸方向の長さをベルト層のタイヤ軸方向の長さの
0.10倍以上かつ0.25倍以下とし、しかも前記カ
ーカスプライは、前記本体部におけるカーカスコードの
中間伸度Eaを巻上げ部におけるカーカスコードの中間
伸度Ebよりも大かつその差(Ea−Eb)を0.5%
以上かつ2.0%以下としたことを特徴としている。
とは、JIS L107(化学繊維タイヤコード試験方
法)の7.7項に記載された一定荷重伸び率に拠り測定
を行った一定荷重Wを加えたときの伸び率(%)であ
り、その7.7.1項の標準時試験に基づき行われる。
出するように定められている。 W(kgf)=4.5×(d2 /d1 ) (1) ここに、d1 :繊維の種類によって定まる基準デニール d2 :試料の表示デニール 又、試験は10回行い、その平均値を少数点以下1けた
まで算出することが前記JISに定められている。
図面に基づき説明する。図において本発明の空気入りタ
イヤ1は、1枚のカーカスプライ10からなるカーカス
9と、このカーカス9の半径方向外側に配されるベルト
層17とを具え、かつ偏平比が50%以下の偏平タイヤ
として形成される。
サイドウォール部3を通りかつ三角形状のビードエーペ
ックス8のタイヤ軸方向内面に沿って垂下し、ビード部
4のビードコア5に至る本体部11に、該ビードコア5
の周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返し前
記ビードエーペックス8の外側で立上がる巻上げ部12
を一体に設けている。
部12とは、ともにナイロン、ポリエステル、レーヨ
ン、芳香族ポリアミド繊維などの有機繊維からなるカー
カスコード14をタイヤ赤道Cに対して84〜90°の
角度で傾けてラジアル配列したすだれ状のファブリック
をトッピングゴムにより被覆したシート状をなす。
各カーカスコード14A、14Bは、同じ材質からなる
有機繊維によって形成されるとともに、カーカスコード
のデニール数、コード外径及び単位長さ当たりの打込数
を略同一としている。
ト層17は、本実施形態では、ナイロン、レーヨン、ポ
リエステル、芳香族ポリアミド等の有機繊維又はスチー
ルコードからなるベルトコードをタイヤ赤道Cに対して
傾斜させて並列した2枚のベルトプライ17A、17B
を各ベルトコードが互いに交差する向きに配してタガ効
果を発揮させて重ね合わせることにより形成し、トレッ
ド部2の剛性を高めている。
先端12eは、前記本体部11とベルト層17の内側の
広巾のベルトプライ17Bとの間に位置し、これによっ
て巻上げ部12とベルト層17とが重なり周方向にのび
る重なり部13が形成される。
Lを、ベルト層17の広巾の前記ベルトプライ17Bの
タイヤ軸方向の長さBWの0.10倍以上かつ0.25
倍以下としている。
14のタイヤ赤道Cに対する傾き角度を84〜90°と
したラジアル構造としているため、操縦安定性、耐久性
を向上し、かつ転がり抵抗を減じうる。
11とベルト層17との間に位置させたいわゆる1−0
超HTU構造としているため、トレッド部2の剛性、特
にベルト層17の部位での剛性が増し、偏平タイヤの空
気充填時のトレッド面のプロファイルをフラットにする
ことが出来、操縦安定性、特に応答性、コントロール性
を確保できる。
ルト層17の前記長さBWの0.10倍よりも小さくな
ると、ベルト層17の部位におけるトレッド部2の剛性
を十分に大きくできず、操縦安定性の確保が困難となる
一方、逆に0.25倍をこえて大きくすることは重量を
増すだけで、操縦安定性の向上に特に寄与することはな
い(後述の図3のテスト結果参照)。
では、本体部11のカーカスコード14Aの中間伸度E
aを巻上げ部12のカーカスコード14Bの中間伸度E
bよりも大きくしかつその差(Ea−Eb)を0.5%
以上かつ2.0%以下としている。
ード14Aの中間伸度を高めることによって、前記重な
り部13によるトレッド部2の剛性増大にもかかわら
ず、中間伸度が高まった部分により騒音・振動性能、殊
に車内音、ロードノイズの性能が向上する。
体部11がカーカス9全体のテンションを低下させ(例
えば弦を緩く張った状態のように)荒れた路面を走行す
る際に路面からの振動入力が伝わりにくくなるからであ
る。加うるに空気入りタイヤ1の共振周波数が周波数の
低い側に移動し、車両の共振周波数からずれることによ
って一層の制振効果を高めることとなる。
2にあっては、従来のタイヤにおけるカーカスプライと
略同じ伸びを有するカーカスコード14Bからなるた
め、タイヤの形状、寸法の安定性、操縦安定性などの走
行性能を維持することが出来るのである。
間伸度の差(Ea−Eb)が0.5%未満では、カーカ
ス9の制振能力が不足し、騒音の低減を達成し得ず、又
ばらつきも大きくなる。他方、中間伸度の差(Ea−E
b)が2.0%をこえるとカーカス9のテンションの低
下が過大となり操縦安定性に劣ることとなる。
おいてカーカスコードの中間伸度に差を与えるための一
方法としては、カーカスプライ10の成形に際して本体
部11、巻上げ部12両部におけるカーカスコードを、
前記の如く同材質かつ同じ太さで形成するとともに、中
間伸度を高めたい方の部分、即ち本体部11を、成形前
の材料の段階で加熱し、予め熱収縮を与えることにより
前記差(Ea−Eb)を設けることが出来る。又加熱の
際の温度、又は処理時間を調節することにより中間伸度
の差(Ea−Eb)を任意に設定することが出来る。
ップ処理をすることにより形成する場合には、その処理
条件を変えることによっても前記中間伸度の設定を容易
になしうる。
径方向外方に立上がりかつ硬質のゴムからなる前記ビー
ドエーペックス8と、このビード部4を補強するチェー
ファ21とフィラ22とを具える。
ネット状に繊成し、ビード部4のタイヤ軸方向外側にお
いてカーカスプライ10の外面に一端が添着するととも
に、ビード部4の底面4aに沿ってタイヤ軸方向内方に
のびかつビード部4の内壁面に沿って立上がる。
配設し、カーカスプライ10と、ビードコア5との間で
該ビードコア5を囲んで配される。
を介在させることにより、ビード部4の縦、横の剛性を
高めうるが、チェーファ、フィラを設けることなくビー
ド部を形成してもよい。
り、かつ図1に示す構成を有する空気入りタイヤについ
て、表1に示す仕様により試作する(実施例1、2)と
ともに、その性能についてテストを行った。なお本願構
成外のタイヤ(従来例、比較例1、2)についても併せ
てテストを行いその性能を比較した。
8)を試作し、重なり部の長さLと操縦安定性、ロード
ノイズとの関係を調べた。
比較例、サンプルともに完成タイヤよりサンプルしたコ
ードについて計測した値であり材料を計測したものでは
ない。又テストに際して各タイヤを15×6JJのリム
にリム組みし200kPaの内圧で1600ccのFF
車に装着するとともに、1名乗車のもとで実車走行を実
施した。
により判定した。従来例を6とした10段階評価(数値
が大きいほど良好)とし、その結果を表1、表2(図
3)に示す。なお評価8は、相当良好であることを示
す。
行時のオーバオールの騒音を従来例を±0とした各低減
量(dBA)で表1に表示した。
様にテストし、サンプル2を±0とした各低減量(dB
A)で表2に示した。
比較例のものに比べて操縦安定性を保持しつつ騒音を低
下していることが確認出来た。
操縦安定性を向上した上で、走行時におけるタイヤから
生じる騒音、特にロードノイズを大巾に低減しうる。
断面図である。
図である。
す線図である。
Claims (1)
- 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部を通りビ
ード部にのびる本体部にビードコアの周りをタイヤ軸方
向内側から外側に向かって折返す巻上げ部が一体に設け
られた1枚のカーカスプライからなるカーカスと、この
カーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配される
ベルト層とを具え、 前記巻上げ部は、その先端を前記本体部とベルト層との
間に位置させることにより、この巻上げ部とベルト層と
が重なり周方向にのびる重なり部を形成するとともに、 前記重なり部は、タイヤ軸方向の長さをベルト層のタイ
ヤ軸方向の長さの0.10倍以上かつ0.25倍以下と
し、 しかも前記カーカスプライは、前記本体部におけるカー
カスコードの中間伸度Eaを巻上げ部におけるカーカス
コードの中間伸度Ebよりも大かつその差(Ea−E
b)を0.5%以上かつ2.0%以下としたことを特徴
とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15834796A JP3469712B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15834796A JP3469712B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH106708A true JPH106708A (ja) | 1998-01-13 |
| JP3469712B2 JP3469712B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=15669668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15834796A Expired - Fee Related JP3469712B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469712B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003082609A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatique |
| JP2006281984A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2019156070A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15834796A patent/JP3469712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003082609A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatique |
| US6938660B2 (en) | 2002-03-29 | 2005-09-06 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire |
| CN100357119C (zh) * | 2002-03-29 | 2007-12-26 | 住友橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
| JP2006281984A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りタイヤ |
| JP2019156070A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | 横浜ゴム株式会社 | 空気入りタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3469712B2 (ja) | 2003-11-25 |
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