JPH1067159A - 複合プリンタ及びプリンタ取付台及びプリンタ取付台に取付可能なプリンタ - Google Patents

複合プリンタ及びプリンタ取付台及びプリンタ取付台に取付可能なプリンタ

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JPH1067159A
JPH1067159A JP9146928A JP14692897A JPH1067159A JP H1067159 A JPH1067159 A JP H1067159A JP 9146928 A JP9146928 A JP 9146928A JP 14692897 A JP14692897 A JP 14692897A JP H1067159 A JPH1067159 A JP H1067159A
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俊也 松瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プリンタの組立、メンテナンスの容易な、さら
に製造コストの安価な複合プリンタを提供する。また、
複合プリンタのスリッププリンタ部分のプラテンギャッ
プを精度良く保持できる構造のプリンタを提供する。 【解決手段】搬送経路23にあるスリップ紙に印字を行
う印字部21を支持する片持ち梁を備えたスリッププリ
ンタ2の後方にプリンタ取付台4を取り付ける。プリン
タ取付台4は、片持ち梁41を備えており、その梁41
上にレシートプリンタ3が搭載される。取付台4の片持
ち梁41の下には、搬送経路42が設けられており、取
付台4にスリッププリンタ2を固定することにより、各
搬送経路23,42は連続する。レシートプリンタ3を
制御するための制御回路100は、スリッププリンタ3
に内蔵されており、各プリンタに設けられた開口部を介
して、レシートプリンタ3内の印字ヘッドと制御回路が
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばPOS(P
oint−Of−Sales)システムに用いられる複
合プリンタに関し、特に、単票状のスリップ紙、ロール
紙等の複数の記録紙に印字を行うことができる複合プリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、伝票等のスリップ紙
に対して印字を行うスリッププリンタが知られている。
このスリッププリンタは、控えに複写をする必要がある
ことから、例えば、ドットインパクト方式の印字ヘッド
を用いたシリアルプリンタが広く知られている。
【0003】また、伝票のサイズには、様々なものがあ
るので、各種サイズの伝票に対応するため、多くのスリ
ッププリンタは、紙搬送経路の一方の側端が解放されて
いる。
【0004】即ち、用紙の進行方向及び幅方向の片側の
三方が開口された紙搬送路が形成されている。そのた
め、印字ヘッド及びそれを往復運動させるための機構
を、片持はり状のフレームで支持したものが広く用いら
れている。
【0005】一方、例えば、レシート等を発行するため
のレシートプリンタとして、サーマルヘッドを用いた感
熱方式によって、ロール状の感熱紙に印字等を行うもの
が広く知られている。
【0006】近年、POSシステムが進展しており、店
頭における省スペース等の観点からこれら少なくとも2
種類の印字部を内蔵した複合プリンタが求められるよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな複合プリンタにおいて、2つの印字部を共通の筐体
内に内蔵すると、次のような問題が生ずる。
【0008】すなわち、印字部が複数あるプリンタを製
造する場合には、各印字部毎に固有の検査調整を行う必
要があるが、(例えば、通電幅の調整、プラテンギャッ
プの調整等)全てを組み立ててから検査、調整すること
は、作業性の面から好ましくなく、そのため、一つの製
品を完成させるまでに、長時間を要するという問題があ
った。
【0009】また、装置の故障時においても、各印字部
毎に部品の交換、修繕等を行うのでは、メンテナンスの
ために長時間を要するという問題があった。
【0010】また、複合プリンタに用いられる各プリン
タは、組み合わせて複合プリンタとして用いられること
もあるが、単独のプリンタとして用いられることもあ
る。即ち、第1、第2の印字部を備えた複合プリンタと
して製造されるものもあるし、第1の印字部のみを備え
たプリンタ、第2の印字部のみを備えたプリンタとして
製造販売されるものもある。このような場合、全てのプ
リンタについて、各印字部を覆う筐体、印字部を制御す
る回路基板を各々のプリンタごとに用意しなければなら
ず、コストの低減、納期の短縮という観点からは好まし
くなかった。
【0011】また、省スペースの観点から、スリッププ
リンタの印字機構の側近にレシートプリンタの印字部を
配置するレイアウトが好ましいが、そうすると、スリッ
ププリンタの印字機構を支える片持ち梁に、該印字機構
の重さに加えて、レシートプリンタの重さを加えた荷重
が片持ち梁に加わることになり、片持はりの固定端にお
いてかなりの強度が必要とされる。
【0012】さらに、印字機構を支える梁の長さが長く
なるほど、固定端側と自由端側のプラテンギャップ(印
字ヘッドとプラテン間の距離)の差が生じやすくなる。
このように、プラテンギャップを精度良く調整できない
と、印字された文字に濃淡がみられるようになり、印刷
品質が悪化する。片持ち梁の加重が増加するほどこの傾
向は大きくなる。
【0013】本発明は、このような課題を考慮してなさ
れたもので、プリンタの組立、メンテナンスの容易な、
さらに製造コストの安価な複合プリンタを提供すること
を目的とするものである。また、印刷品質を損なうこと
なく、設置面積が小さな複合プリンタを提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の複合プリンタは、以下に示す第1のプリン
タと、第2のプリンタと、これらが装着可能なプリンタ
取付台を有することを特徴とする。また、本発明の複合
プリンタに用いられるプリンタ及び、プリンタが取り付
けられるプリンタは、以下の特徴を有する。
【0015】即ち、第1のプリンタは、第1の記録紙に
印刷を行うための第1の印字部と、第1の記録紙を第1
の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の
搬送経路が形成されている第1の基台と、該第1の印字
部を前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち
梁とを備えている。例えば、この第1のプリンタの印字
部には、シリアルインパクト方式のプリントヘッドが用
いられ、第1の記録紙には単票紙が用いられる。
【0016】第2のプリンタは、第2の記録紙に、印刷
を行うための第2の印字部を備えている。例えば第2の
記録紙は、ロ−ル状の感熱紙からなり、第2の印字部に
はラインサーマルヘッドが用いられる。
【0017】プリンタ取付台は、第2の基台と、該第2
の基台上に形成された第2の搬送経路と、前記第2の基
台に固定された第2の片持ち梁を備えている。
【0018】そして、プリンタ取付台の前記第2の片持
ち梁上には、前記第2のプリンタが装着可能である。ま
た、前記プリンタ取付台は、前記第1のプリンタの後方
に装着可能であり、装着された際、前記第1の搬送経路
の延長上に前記第2の搬送経路が連続する。
【0019】このように、第2のプリンタは、第1の印
字部を備えた第1の片持ち梁とは異なるプリンタ取付台
上の第2の片持ち梁上に搭載されるため、第1の片持ち
梁に過大な荷重が加わることがない。即ち、第1の片持
ち梁には第1の印字部の荷重が加わり、第2の片持ち梁
には第2のプリンタによる荷重が加わる。そして、第1
の印字部と第1の搬送経路に設けられたプラテンとの間
の距離(プラテンギャップ)の精度が悪化することを防
止できる。
【0020】また、これにより、第1、第2のプリンタ
を各々独立した製造ラインで組み立て、調整、検査した
のちに、各プリンタをプリンタ取付台に装着して複合プ
リンタを組み立てる製造プロセスを採用することが可能
であり、作業性が向上する。また、いずれかのプリンタ
が故障した場合であっても、各プリンタを簡単に分離で
きることから、メンテナンスも容易である。
【0021】また、第1のプリンタには、前記第1の片
持ち梁を支える固定端の一部に、単票紙の側端をガイド
する第1の案内部が設けられ、前記第2の片持ち梁を支
える固定端の一部に、単票紙の側端をガイドするための
第2の案内部が設けられている。これらの各案内部は、
第1のプリンタが取付台に装着されたときに、第1の案
内部の延長上に第2の案内部が連続するように配置され
ている。これにより、単票紙を確実に案内できる。
【0022】また、さらに第1のプリンタは、第1の印
字部を覆う筐体と、該筐体の一部に設けられた開口部
と、該第1の印字部を制御する制御回路と、前記第2の
プリンタを制御する制御する制御回路とを備えており、
第2のプリンタは、前記第2の印字部を覆う筐体と、該
筐体の一部に設けられた開口部と、前記第2のプリンタ
を駆動する駆動手段とを備えている。
【0023】これらの各開口部は、前記第1、第2のプ
リンタが前記取付台に装着されたときに、互いに対向す
る位置に配置されている。
【0024】このように、第1、第2のプリンタを用い
て、複合プリンタを製造するときは、開口部を介して、
前記第2のプリンタを制御する制御する制御手段と前記
駆動手段が接続される。
【0025】一方、このように第2のプリンタと複合可
能な第1のプリンタを、単独なプリンタとして製造する
場合は、前記開口部を覆う筐体を準備し、開口部を塞げ
ばよい。また、このように第1のプリンタと複合可能な
第2のプリンタを、単独なプリンタとして製造する場
合、第2のプリンタのみを制御する制御回路が形成され
た基板と、該回路基板を覆う第2の筐体を準備し、第2
のプリンタの下部に取り付ければよい。
【0026】従って、複合プリンタを含む、3種類のプ
リンタを製造する場合、筐体、回路基板等の多くの部品
を共通化、兼用でき、製造コストを低減すると共に、短
納期で用途に応じた数種類のプリンタを提供できる。
【0027】
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複合プリンタ
の一実施の形態を図1〜図12を参照して詳細に説明す
る。
【0029】(複合プリンタ、スリッププリンタ部の構
造について)図1は、本実施の形態の複合プリンタ1の
外観構成を示す斜視図である。また、図12(a)は、
図1に示す複合プリンタ1の断面図である。
【0030】図1に示すように、本実施の形態の複合プ
リンタ1は、単票紙に印字を行うためのインパクト方式
の第1のプリンタ2(以下スリッププリンタと呼ぶ)
と、ロール状の感熱紙に対して印字を行うためのサーマ
ル方式の第2のプリンタ3(以下レシートプリンタと呼
ぶ)と、スリッププリンタ2の後方に接続されると共
に、レシートプリンタ3が搭載される取付台4とから構
成される。
【0031】図1に示すように、スリッププリンタ2
と、レシートプリンタ3と、取付台4とは、それぞれが
組み合わされることによって一体的な外観を呈するよう
に着脱自在に構成されている。
【0032】図2〜図4は、スリッププリンタ2の部分
の全体構成を示すもので、図2は前方側から見た斜視
図、図3は正面図、図4は後方側から見た斜視図であ
る。
【0033】図2に示すように、スリッププリンタ2
は、主に、基台20(第1の基台)と、この基部20の
上に設けられた片持ち梁によって支持される印字部21
とから構成される。図12(a)に示すように、基部2
0は、主に、スリップ紙の印字部への挿入を案内するド
キュメントテーブル20bと、スリップ紙を搬送するた
めの紙送り駆動ローラ26a、プラテン27(、下ケー
ス20a部分に内蔵される回路基板100等から構成さ
れる。
【0034】また、下ケース20aの隅部には、ドキュ
メントテーブル20bに隣接するように、制御スイッチ
等を有する操作パネル25が設けられる。また、下ケー
ス20aの前面の隅には電源スイッチ24が設けられて
いる。なお、スリッププリンタ2の筐体2Aを構成する
ケース20a、21a、21bは、ABS等の樹脂から
なる。
【0035】印字部21は、上ケース21aと、その前
方側に設けられる前カバー21bで覆われており、図3
に示すように、このケース21a,21b内には、ガイ
ド軸22bに沿って往復移動可能なキャリッジ22c上
に搭載されたシリアルドットインパクト方式の印字ヘッ
ド22aが収納されている。印字ヘッド22aの前面に
挿入・搬送されたスリップ紙に不図示のインクリボンを
用いて印字を行う。
【0036】この印字ヘッド22aを支持・案内するガ
イド軸22bは、操作パネル25側の部分を固定端とす
る片持ちはり状のフレーム29によって支持されてい
る。フレーム29は、基部20の取付部20dに固定さ
れている。
【0037】図12(a)に示すように、基部20の印
字ヘッド22aが対向する位置には、プラテン27が設
けられており、プラテン27の手前には、挿入されたス
リップ紙を搬送するための紙送り駆動ローラ26aが設
けられている。ケース21bには、閉じたときに、駆動
ローラ26aと接する従動ローラ26bが設けられてお
り、ドキュメントテーブル20b前方側から挿入された
スリップ紙は、駆動、従動ローラ26a,26bに挟持
され、駆動ローラ26aを回転することにより、ドキュ
メントテーブル20bと印字部21との間に形成された
第1の紙搬送路23内を進む。なお、駆動ローラ26a
は、紙搬送路23に対し進退可能に取り付けられ、スリ
ップ紙を挿入する際は、図の想像線の位置に待避する。
挿入後、スリップ紙は、駆動、従動ローラ26a,26
bに挟持される。
【0038】図3に示すように、印字部21を支持する
片持ち梁の固定端には、挿入されたスリップ紙の側端を
ガイドする第1の案内部20cが設けられている。この
ように、スリッププリンタ2は、片持ち梁の固定端側に
設けられた案内部20cを除く、紙の進行方向及び幅方
向の片側の三方が開口された搬送経路23を備えてい
る。
【0039】図4、図12(a)に示すように、上ケー
ス21aの後部には、開口部21cが設けられている。
そして、印字部21内の印字ヘッド22aの後方には、
レシートプリンタ3内のサーマルヘッド34、プラテン
ローラ35駆動用のステップモータ37を駆動するため
の信号線33をスリッププリンタ2中の制御回路100
に接続するための中継基板25が設けられている。
【0040】(レシートプリンタ部の構造について)図
5は、本発明の第2のプリンタの一例としてのレシート
プリンタ3の外観構成を示す斜視図である。
【0041】このレシートプリンタ3は、例えば、PO
Sシステム等に用いられるレシートを発行する印刷装置
に適用されるものである。
【0042】図12(a)に示すように、レシートプリ
ンタ3は、例えばロール状の感熱紙Rに対してサーマル
ヘッド34により印字を行いレシートを発行するもので
ある。
【0043】レシートプリンタ3は、サーマルヘッド3
4のほかに、ロ−ル紙Rを収納するロ−ル紙収納部、ロ
−ル紙を搬送するためのゴム製の円筒状のプラテンロー
ラ35、プラテンローラ35を回転させるためのステッ
プモータ37、サーマルヘッド34をプラテンに押しつ
けるための押圧機構、印刷されたレシートを切断するた
めのオートカッター36を備えている。
【0044】そして、これらは、 ABS等の樹脂から
なる側面部を覆う上ケース30と、上部分を覆うカバー
31とからなる筺体3Aに内蔵されている。印字後のレ
シートは、オートカッター36で切断され、紙排出口3
2から排出される。
【0045】図5に示すように、上ケース30の前側部
分は開口部38が形成され、筺体3A内のサーマルヘッ
ド34、モータ37、オートカッタ36を駆動するモー
タに接続されたFFC33の接続端子33aが露出する
ように構成されている。そして、これらの接続端子33
aは、レシートプリンタ3をプリンタ取付台4に取り付
け、スリッププリンタ1につなげる際に、図4に示す中
継基板25に設けられたコネクタに接続される。
【0046】かかる構成によれば、リード線の引き回し
を円滑に行うことができ、装置の組立性を向上させるこ
とができる。本複合プリンタは開口部21c、38から
のリード線等を接続した後に、開口部同志が対向し配置
されるのでこれらのリード線は内蔵されて外から見えな
く、あたかも単一のプリンタであるような外観を呈す
る。
【0047】(プリンタ取付台の構造について)図6及
び図7は、取付台4の外観構成を示すものであり、図6
は後方側から見た斜視図であり、図7は前方側から見た
斜視図である。
【0048】図6及び図7に示すように、取付台4は、
取付台基部40と、この取付台基部40の上に固定・支
持され、レシートプリンタ3が取り付けられる片持はり
部41とから構成される。取付台基部40と片持ち梁部
41は、それぞれABS等の樹脂からなり、各々樹脂成
形された後、後述する方法で組み合わされる。なお、図
8に、取付台基部40の斜視図、図9に、片持はり部4
1の斜視図を示す。
【0049】図7に示すように、取付台基部40は、孔
が形成された円柱状の突出部40jが複数個形成されて
おり、図4に示すようにスリッププリンタ2の下ケース
20aの小径部を備えた凹部20fに、取付台の突出部
40jを勘合させて、スリッププリンタ3に取付台4を
接続した後、取付台基部40の後部より突出部40jの
孔に沿って嵌入したタッピングねじを締めることによ
り、これらを固定する。
【0050】このようにして、片持ち梁部41の固定端
が、スリッププリンタ1の片持ち梁の固定端と合うよう
に、スリッププリンタ1の後方に取付台4が固定され
る。
【0051】そして、これにより、片持はり部41と取
付台基部40との間の第2の搬送経路42と、スリップ
プリンタ2の第1の搬送経路23がつながり、連続した
フラットな搬送経路が形成される。即ち、図1に示すよ
うに、取付台ドキュメントテーブル40bとドキュメン
トテーブル20bの表面が、同一の高さとなり、また、
取付台の案内部40iが、スリッププリンタ2の案内部
20eの延長上に連続するように、各部は形成されてい
る。
【0052】図8に示すように、取付台基部40は、下
ケース40aと、この下ケース40aの上の取付台ドキ
ュメントテーブル40bとを一体形成して作られてい
る。溝部40hは、下ケース20aにドキュメントテー
ブル20bを組み合わせた場合に溝部と同じ高さとなる
ように成形されている。このことにより、図1に示すよ
うに、スリッププリンタ2と取付台4とは、組み合わせ
たときにあたかも、単一なプリンタであるような一体的
な外観を呈することとなる。
【0053】図8に示すように、取付台基部40のドキ
ュメントテーブル40bの一方の端には、片持ち梁部4
1を固定するための受け台40cが形成されており、さ
らに、この受け台40cの上部には、下ケース40aの
底部まで貫通している孔40eが形成されており、孔4
0eの周囲には、円形のリブ40dが形成されている。
【0054】図9に示すように、片持はり部41は、受
け台40cに連結される連結部41aとはり部41bと
から構成される。連結部41aとはり部41bとは、A
BS等の樹脂の一体成形によって形成され、また、はり
部41bの上には、サーマルプリンタ3を位置決め支持
するためのプリンタ支持部41cが設けられている。な
お、蓋45の下方には、孔40eとほぼ同じ大きさの孔
41eが設けられており、この孔41eには、表示装置
の支柱を挿入することが可能である。表示装置をプリン
タに取り付ける際は、蓋45は取り外される。
【0055】以下、図10及び図11を用いて、取付台
基部40と片持はり部41との連結方法を説明する。。
【0056】図10は、プリンタ取付台4にレシートプ
リンタ3を取り付けた状態を示す平面図であり、取付台
基部40と片持はり部41の接続部分を断面図で示して
ある。
【0057】片持ち梁部41の連結部41aに形成した
爪41fが、受け台40cに形成された穴部40fに嵌
入され、梁部41の上下方向の移動が規制される。他
方、受け台40cの肩部40gと連結部41aの当接部
41gが当接し、梁部41bに加わる荷重は、主に、受
け台40cの肩部40gで受けることになる。
【0058】このように、肩部40gが梁部41bに加
わる荷重を受け、爪41fが、はり部41bが取付台搬
送経路42を狭くする方向に作用するモーメントを受け
る構造であるから、梁に大きな荷重が加わっても、梁が
撓むことを防止できる。なお、肩部40gから当接部4
1gが離れないようにするため、不図示のネジで、受け
台40cと連結部41aは固定される。
【0059】さらに、本実施の形態においては、連結部
41aの内側に、受け台40cのリブ40dと嵌合する
円筒状のリブ41dが形成され、これらの嵌合により、
取付台基部40と片持はり部41とは更に強固に連結さ
れる。
【0060】またさらに、図11に示すように、連結部
41aの底部に支柱支持部材43を下側からはめ込み、
この支柱支持部材43に、上側から、プリンタ取付台4
の孔40e、41eから挿入された表示装置の支柱44
をはめ込むことにより、表示装置が、プリンタ取付台に
固定される。なお、支柱44の上方には、商品の合計金
額等を顧客に表示するためのカスタマディスプレー(不
図示)が予め取り付けられている。
【0061】支柱44は、支柱支持部材43に加え、そ
の周壁が、プリンタ取付台4の孔40e、41eに嵌入
されているため、支柱44は、プリンタ取付台4に対し
傾むくことなく、十分な強度をもって取り付けられる。
【0062】また、さらに、支柱が挿入されることによ
り、取付台基部40と片持はり部41とは一層強固に連
結される。
【0063】レシートプリンタ3は、上述したプリンタ
取付台4上の片持ち梁上に搭載されるため、スリッププ
リンタ2の片持ち梁に過大な荷重が加わることがない。
即ち、各プリンタの印字部の荷重は、各々別体の片持ち
梁に加わる。このため、スリッププリンタの印字部とプ
ラテンとの間の距離(プラテンギャップ)の精度が悪化
することを防止できる。
【0064】(各プリンタのコントロール基板の配置に
ついて)図12、図13、図14は、本発明のプリンタ
の各形態を示す断面図であり、図12は、スリッププリ
ンタ2と、レシートプリンタ3を組み合わせた複合プリ
ンタの断面図を示し、図13は図12に示すスリッププ
リンタ1を単独で用いた形態、図14は図12に示すレ
シートプリンタ2を単独で用いた形態を示すものであ
る。
【0065】図12に示す複合プリンタに内蔵されたコ
ントロール基板100上には、入出力回路101,演算
回路102、スリッププリンタ用の駆動回路104,及
びレシートプリンタ用の駆動回路103が形成されてい
る。
【0066】入出力回路101は、ホストに接続された
シリアルまたは、パラレルの信号線105を介して、ホ
ストから送信されるデータもしくはコマンドを受信した
り、プリンタのステータスをホストに送信するための回
路である。
【0067】演算回路102は、ホストから送信された
コマンド、データに応じて、駆動回路103,104を
制御するものである。即ち、ホストから送られたコマン
ドを解釈し、スリッププリンタのデータであったら、そ
のデータをスリッププリンタの駆動回路104内のバッ
ファに送り、レシートプリンタのデータであったら、そ
のデータをレシートプリンタの駆動回路103内のバッ
ファに送る。また、不図示の記録紙の有無を検出するた
めの各プリンタのセンサの状態等に応じ、入出力回路1
01を介して、ホストにプリンタのステータスを送信す
る。
【0068】スリッププリンタの駆動回路104は、ス
リップ紙に印刷を行うための印字データを格納するため
のバッファ、印字ヘッド22aを駆動するためのドライ
バ、印字ヘッドを紙送り方向と垂直な方向に走査するた
めの、またはスリップ紙を搬送するためのモータ28を
駆動するドライバ等からなり、演算回路102によりコ
ントロールされる。
【0069】レシートプリンタの駆動回路103は、ロ
ール状のレシート紙Rに印刷を行うための印字データを
格納するためのバッファ、サーマルヘッド34を駆動す
るためのドライバ、プラテンローラ35を駆動しロ−ル
紙Rを搬送するためのモータ37を駆動するためのドラ
イバ、印刷されたレシート紙を切断するためのオートカ
ッタ36を駆動するためのドライバ等からなり、演算回
路102によってコントロールされる。なお、駆動回路
103内のドライバからの出力はスリッププリンタ2内
に設けられた中継基板25を介して、モータ37,サー
マルヘッド35,オートカッタ36に伝達される。
【0070】このように、レシートプリンタ3を駆動す
るための駆動回路103は、他の回路と共に、スリップ
プリンタ2内の1枚のコントロール基板100上に設け
られている。
【0071】複合プリンタに用いられるスリッププリン
タを利用して、単独のスリッププリンタを製造するとき
は、図13に示すように、スリッププリンタ2の後面の
開口部21cをカバー50で覆うのみでよい。
【0072】このような形態のスリッププリンタに、駆
動回路103を実装したコントロールボードを用いて
も、機能的に不都合は生じないが、製造コストを押さえ
るためには、駆動回路103を実装していないコントロ
ール基板100を用いることが望ましい。また、このよ
うな形態のスリッププリンタを製造する際には、中継基
板25も特に必要としない。
【0073】また、複合プリンタに用いられるレシート
プリンタを利用して、単独のレシートプリンタを製造す
るときは、図14に示すように、レシートプリンタ専用
のコントロール基板110を内蔵した下ケース38を準
備し、この上側にレシートプリンタ部3を装着し、コン
トロール基板110と、サーマルヘッド34,オートカ
ッタ36及びモータ37間を配線すればよい。
【0074】コントロール基板100で用いた各回路、
入出力回路101、演算回路102、駆動回路103、
104は、ユニット化されており、コントロール基板1
10には、入出力回路101、演算回路102、駆動回
路103が実装されている。
【0075】このように、共用できる部分は可能な限り
共通化して回路、筐体等をユニット化し、用途に応じて
組み合わせることにより、プリンタの製造単価を低減す
ることが可能となる。また、これにより、各プリンタを
各々独立した製造ライン組み立て、調整、検査したのち
に、各プリンタをプリンタ取付台に装着して複合プリン
タを組み立てる製造プロセスを採用することが可能であ
り、製造時の作業性が向上する。また、いずれかのプリ
ンタが故障した場合であっても、各プリンタ部を簡単に
分離できることから、メンテナンスも容易である。
【0076】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、スリッププリンタとして
ドットインパクト方式のものを用いたが、本発明はこれ
に限られることなく、種々の方式のプリンタを用いるこ
とができる。
【0077】また、片持はり部に搭載されるプリンタと
しては、特に方式を問わず、種々のものを用いることが
できる。例えば上述の実施の形態のように、熱転写方式
によるもののほか、インクジェット方式によるものなど
を使用しうる。ただし、ドットインパクト方式やインク
ジェット方式のプリンタのように印字手段と記録紙の隙
間が印字品質に影響を与えるプリンタの場合、付加され
るプリンタを取付台が支持して片持ちはり部に影響を与
えない本願は効果的である。
【0078】さらに、本発明の複合プリンタとパーソナ
ルコンピュータを一体的に構成することも可能であり、
その場合には、汎用性及び省スペースに寄与しうるもの
である。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
2のプリンタは、第1の印字部を備えた第1の片持ち梁
とは異なるプリンタ取付台上の第2の片持ち梁上に搭載
されるため、第1の片持ち梁に過大な荷重が加わること
がない。即ち、第1の片持ち梁には第1の印字部の荷重
が加わり、第2の片持ち梁には第2のプリンタによる荷
重が加わる。そして、第1の印字部と第1の搬送経路に
設けられたプラテンとの間の距離(プラテンギャップ)
の精度が悪化することを防止できる。
【0080】また、本発明によれば、共用できる部分は
可能な限り共通化して各要部をユニット化し、用途に応
じて組み合わせることにより、プリンタの製造単価を低
減することが可能となる。また、これにより、各プリン
タを各々独立した製造ライン組み立て、調整、検査した
のちに、各プリンタをプリンタ取付台に装着して複合プ
リンタを組み立てる製造プロセスを採用することが可能
であり、作業性が向上する。また、いずれかのプリンタ
が故障した場合であっても、各プリンタ部を簡単に分離
できることから、メンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合プリンタの一実施の形態の外
観構成を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態におけるスリッププリンタの全体
構成を示すもので、前方側から見た斜視図である。
【図3】同実施の形態におけるスリッププリンタの全体
構成を示す正面図である。
【図4】同実施の形態におけるスリッププリンタの全体
構成を示すもので、後方側から見た斜視図である。
【図5】同実施の形態のレシートプリンタの外観構成を
示す斜視図である。
【図6】同実施の形態における取付台の外観構成を示す
もので、前方側から見た斜視図である。
【図7】同実施の形態における取付台の外観構成を示す
もので、後方側から見た斜視図である。
【図8】同実施の形態における取付台の基部の外観構成
を示す斜視図である。
【図9】同実施の形態における取付台の片持はり部の外
観構成を示す斜視図である。
【図10】同実施の形態における基部と片持はり部との
連結状態を示す説明図である。
【図11】同実施の形態における基部と片持はり部との
連結状態を示す説明図である。
【図12】本発明の複合プリンタの断面図である。
【図13】本発明のスリッププリンタの断面図である。
【図14】本発明のレシートプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1 複合プリンタ 2 スリッププリンタ 20 基部 21 印字部 23 第1の搬送経路 25 中継基板 3 レシートプリンタ 33 FFC 4 取付台 40 基部 41 片持はり部 42 第2の搬送経路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の記録紙に印刷を行うための第1の印
    字部と、前記第1の記録紙を前記第1の印字部に搬送す
    るための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成さ
    れる第1の基台と、該第1の印字部を前記第1の基台上
    部に固定するための第1の片持ち梁とを備えた第1のプ
    リンタと、 第2の記録紙に印刷を行うための第2の印字部を備えた
    第2のプリンタと、 第2の基台と、該第2の基台上に形成された第2の搬送
    経路と、前記第2の基台に固定された第2の片持ち梁を
    備えたプリンタ取付台とを有し、該プリンタ取付台の前
    記第2の片持ち梁上に、前記第2のプリンタが装着可能
    であり、かつ前記プリンタ取付台は、前記第1のプリン
    タの後方に装着可能であり、装着された際、前記第1の
    搬送経路の延長上に前記第2の搬送経路が連続すること
    を特徴とする複合プリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の複合プリンタにおいて、前
    記第1のプリンタは、前記第1の印字部を覆う筐体と、
    該筐体の一部に設けられた開口部と、該第1の印字部を
    制御する制御手段と、前記第2のプリンタを制御する制
    御手段とを備え、 前記第2のプリンタは、前記第2の印字部を覆う筐体
    と、該筐体の一部に設けられた開口部と、前記第2のプ
    リンタを駆動する駆動手段とを備え、前記各開口部は、
    前記第1、第2のプリンタが前記取付台に装着されたと
    きに、互いに対向する位置に配置されており、開口部を
    介して、前記第2のプリンタを制御する制御手段と前記
    駆動手段が接続されることを特徴とする複合プリンタ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の複合プリンタにおいて、該
    第1の印字部を制御する制御手段のための回路と、前記
    第2のプリンタを制御する制御する制御手段のための回
    路が共通のコントロール基板上に形成されていることを
    特徴とする複合プリンタ。
  4. 【請求項4】請求項1記載の複合プリンタにおいて、 前記第1の片持ち梁を支える固定端の一部に、前記第1
    の記録紙の側端をガイドする第1の案内部が設けられ、 前記第2の片持ち梁を支える固定端の一部に、前記第1
    の記録紙の側端をガイドするための第2の案内部が設け
    られ、 前記各案内部は、前記第1のプリンタが前記取付台に装
    着されたときに、前記第1の案内部の延長上に前記第2
    の案内部が連続するように配置されていることを特徴と
    する複合プリンタ。
  5. 【請求項5】請求項1記載の複合プリンタにおいて、前
    記第1のプリンタはシリアルインパクトプリンタであ
    り、前記第2のプリンタは、サーマルプリンタであるこ
    とを特徴とする複合プリンタ。
  6. 【請求項6】第1の記録紙に印刷を行うための第1の印
    字部と、前記第1の記録紙を前記第1の印字部に搬送す
    るための第1の搬送経路と、該第1の搬送経路が形成さ
    れる第1の基台と、前記第1の印字部を前記第1の基台
    上部に固定するための第1の片持ち梁とを備えた第1の
    プリンタと、第2の記録紙に印刷を行うための第2の印
    字部を備えた第2のプリンタとが装着可能なプリンタ取
    付台において、第2の基台と、該第2の基台上に形成さ
    れ、前記第1のプリンタが装着された際に、前記第1の
    搬送経路の延長上に連続する第2の搬送経路と、前記第
    2の基台に固定され、前記第2のプリンタが装着可能な
    第2の片持ち梁とを備えたことを特徴とするプリンタ取
    付台。
  7. 【請求項7】請求項6記載のプリンタ取付台において、
    前記第2の基台には、前記第2の搬送経路の傍らに凸部
    が形成されており、前記第2の片持ち梁には、該片持ち
    梁を前記基台に固定するための掛止部が設けられてお
    り、前記凸部の搬送経路の反対側の側部には、前記掛止
    部と係合する係合部が設けられており、前記第2の片持
    ち梁は、凸部の搬送経路側の肩部に支持されると共に、
    前記掛止部が前記係合部に係合することにより、前記基
    台に固定されることを特徴とするプリンタ取付台。
  8. 【請求項8】前記プリンタ取付台には、表示装置を支持
    する支柱が装着される孔が設けられていることを特徴と
    する請求項6記載のプリンタ取付台。
  9. 【請求項9】請求項7記載のプリンタ取付台において、
    前記第2の基台と、前記第2の片持ち梁には、各々孔が
    設けられており、該各孔は、前記片持ち梁が前記基台に
    固定されたときに連通し、一方の孔の外周壁が他方の孔
    の内周壁に嵌入されることを特徴とするプリンタの取付
    台。
  10. 【請求項10】請求項6記載のプリンタ取付台の前方に
    装着可能なプリンタであって、第1の記録紙に印刷を行
    うための第1の印字部と、前記第1の記録紙を前記第1
    の印字部に搬送するための第1の搬送経路と、該第1の
    搬送経路が形成される第1の基台と、該第1の印字部を
    前記第1の基台上部に固定するための第1の片持ち梁と
    を備え、 前記プリンタ取付台に装着された際に、前記第1の搬送
    経路の延長上に前記第2の搬送経路が連続することを特
    徴とするプリンタ。
  11. 【請求項11】請求項10記載のプリンタにおいて、前
    記プリンタは、前記第1の印字部を覆う第1の筐体と、
    該第1の印字部を制御する制御回路が実装され、前記第
    2のプリンタを制御する制御回路が実装可能なコントロ
    ール基板と、前記第1の筐体の一部には、前記第2のプ
    リンタを駆動する駆動手段と、前記コントロール基板と
    を接続するための開口部が備えられており、前記第1の
    筐体に着脱可能で、装着されたときに前記開口部を覆う
    第2の筐体を備えていることを特徴とするプリンタ。
  12. 【請求項12】請求項6記載のプリンタ取付台の第2の
    片持ち梁上に装着可能なプリンタであって、第2の記録
    紙に印刷を行うための第2の印字部を備えたことを特徴
    とするプリンタ。
  13. 【請求項13】請求項12記載のプリンタにおいて、前
    記プリンタは、前記第2の印字部を覆う第1の筐体を有
    し、、前記第1の筐体は、前記プリンタ取付台に装着可
    能であると共に、前記プリンタを制御する制御部と、該
    制御部を覆う第2の筐体に装着可能であることを特徴と
    するプリンタ。
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