JPH1067378A - 電動アシスト自転車のモータ制御装置 - Google Patents

電動アシスト自転車のモータ制御装置

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JPH1067378A
JPH1067378A JP8247091A JP24709196A JPH1067378A JP H1067378 A JPH1067378 A JP H1067378A JP 8247091 A JP8247091 A JP 8247091A JP 24709196 A JP24709196 A JP 24709196A JP H1067378 A JPH1067378 A JP H1067378A
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JP
Japan
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vehicle speed
force
sensor
motor
control device
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Withdrawn
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JP8247091A
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English (en)
Inventor
Kenichi Azuma
賢一 東
Masahiko Akashiba
雅彦 赤芝
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH1067378A publication Critical patent/JPH1067378A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/45Control or actuating devices therefor
    • B62M6/50Control or actuating devices therefor characterised by detectors or sensors, or arrangement thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車速が零でも走行用モータのパワーアシスト
が得られる、車速が一定値以上になると走行用モータが
オフになる、走行用モータのパワーアシストにより所望
の車速が得られる等を課題とする。 【解決手段】 モータ制御装置10は、走行用モータ1
2へ電池14の電力を供給する駆動回路16と、ペダル
での踏力FL を検出する踏力センサ18と、踏力FL
基づき駆動回路16を制御する制御回路22と、運転者
の握力FH を検出する握力センサ24と、車速vを検出
する車速センサ20とを備えている。制御回路22は、
踏力FL が一定値FLT以下、車速vが一定値vT 以下、
握力FH が一定値FHT以上、という三つの条件が揃う
と、握力FH に応じた車速vになるように、駆動回路1
6を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行用モータを補
助的に用いつつ走行可能な電動アシスト自転車ののモー
タ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動アシスト自転車は、ペダルでの踏力
に対する一定比率のパワーを走行用モータで補うことに
より、少ない踏力でも大きな駆動力が得られるものであ
る。この電動アシスト自転車に組み込まれているモータ
制御装置は、走行用モータへ電池の電力を供給する駆動
回路と、ペダルでの踏力を検出する踏力センサと、車速
を検出する車速センサと、前記踏力センサで検出された
踏力及び前記車速センサで検出された車速に基づき前記
駆動回路を制御する制御回路とを備えたものである。制
御回路は、踏力と車速とに基づき必要なモータ駆動力を
算出し、このモータ駆動力に相当する電池の電力を、駆
動回路を介して走行用モータへ供給する。
【0003】ここで、時間をt、車速をv、踏力を
L 、モータ駆動力をFM 、駆動力をF(=FL
M )、アシスト比をη(=FM /FL )とする。図1
0及び図11は一般的なモータ制御装置の動作を示し、
図10が時間tと駆動力Fとの関係を示すグラフ、図1
1が車速vとアシスト比ηとの関係を示すグラフであ
る。以下、これらの図面に基づき説明する。
【0004】図10に示すように、踏力FL は、時間t
に対して凸状の曲線を描く。踏力FL の周期Tは、クラ
ンクの半回転に対応している。これは、ペダルが上死点
又は下死点の位置になると、踏力FL がほぼ零になるか
らである。また、踏力FL の一周期T内では、アシスト
比ηが常に一定である。しかし、アシスト比ηが常に一
定では、高速時において、車速の出し過ぎや電力消費の
増大等の問題が生ずる。そこで、図11に示すように、
ある車速vH 以上になると、アシスト比ηを漸減させる
ものが知られている(特開平6-107266号公報参照)。
【0005】ところで、運転者は、電動アシスト自転車
から降りて、ハンドルを握ったまま電動アシスト自転車
を手で押して歩く場合がある(以下、「手押し走行」と
いう。)。例えば、急勾配の坂道を登る場合や、バラン
スよく乗車できない程度に低速で進む場合などである。
この場合も走行用モータを用いることにより、少ない力
で電動アシスト自転車を押しながら、楽に歩けるように
したモータ制御装置が知られている(特開平4-358988号
公報参照)。このモータ制御装置は、ハンドルを握ると
オンになる握りスイッチが付設され、次の三つの条件が
揃うと、一定速度となるように走行用モータを駆動する
ものである。その条件とは、[1] 踏力センサで検出され
た踏力が零、[2] 車速センサで検出された車速が一定値
以上、[3] 握りスイッチがオン、である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモー
タ制御装置では、手押し走行において次のような問題が
あった。
【0007】(1)車速が一定値以上にならないと、走
行用モータのパワーアシストが得られなかった。そのた
め、運転者は、車速が一定値になるまで、電動アシスト
自転車を押して勢いを付ける必要があった。特に、上り
坂では、重力に抗して電動アシスト自転車を押し上げな
ければならないので、多大な労力を必要とした。
【0008】(2)下り坂でも、上記の三つの条件が揃
ってしまうことがあった。そのため、電動アシスト自転
車が速くなって重力の作用により停止しにくくなること
があった。
【0009】(3)三つの条件が揃うと、予め設定され
た一定速度となるように走行用モータが回転するので、
運転者の歩く速さと電動アシスト自転車の速さとが一致
しない場合があった。特に、運転者の歩く速さよりも電
動アシスト自転車が速いと、運転者は電動アシスト自転
車を追いかけるように小走りで歩かなければならないの
で容易ではなかった。
【0010】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、かかる不都合
を解消して適切な手押し走行を可能にする、モータ制御
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、手押し走行
において、車速が零でも走行用モータのパワーアシスト
が得られる、車速が一定値以上になると走行用モータが
オフになる、走行用モータのパワーアシストにより所望
の車速が得られる等を実現すれば、従来技術の課題を解
決できることを見い出した。本発明は、この知見に基づ
きなされたものである。
【0012】すなわち、本発明に係るモータ制御装置
は、走行用モータへ電池の電力を供給する駆動回路と、
ペダルでの踏力を検出する踏力センサと、この踏力セン
サで検出された踏力に基づき前記駆動回路を制御する制
御回路と、運転者の握力を検出する握力センサと、車速
を検出する車速センサとを備えている。これに加え、制
御回路は、前記踏力センサで検出された踏力が一定値以
下、かつ前記車速センサで検出された車速が一定値以
下、かつ前記握力センサで検出された握力が一定値以上
の場合に、前記車速が一定になるように前記駆動回路を
制御する機能を有している。
【0013】手押し走行において、制御回路は、踏力
が一定値以下、車速が一定値以下、握力が一定値以
上、という三つの条件が揃うと、駆動回路を介して走行
用モータを回転させることにより、車速を一定にする。
つまり、車速が一定値以下であればよいので、車速が零
であっても走行用モータのパワーアシストが得られる。
したがって、車速が一定値になるまで電動アシスト自転
車を押して勢いを付ける必要がなく、特に上り坂での労
力が大幅に軽減する。また、車速が一定値以上になる
と、すなわち条件が満たされなくなると、走行用モー
タのパワーアシストが得られなくなるので、下り坂で速
くなり過ぎることもない。
【0014】制御回路は、一定の車速になるように駆動
回路を制御するのではなく、握力に応じた車速になるよ
うに駆動回路を制御するようにしてもよい。この場合
は、運転者が握力を加減することにより、その握力に応
じた所望の車速が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るモータ制御
装置の一実施形態の基本的構成を示す機能ブロック図で
ある。以下、この図面に基づき説明する。
【0016】モータ制御装置10は、走行用モータ12
へ電池14の電力を供給する駆動回路16と、ペダル3
8(図2)での踏力FL を検出する踏力センサ18と、
踏力センサ18で検出された踏力FL に基づき駆動回路
16を制御する制御回路22と、運転者の握力FH を検
出する握力センサ24と、車速vを検出する車速センサ
20と、手動で動作するブレーキスイッチ26と、握力
センサ24を手動により動作可能とする手押し用スイッ
チ28とを備えている。ブレーキスイッチ26及び手押
し用スイッチ28は、必ずしも必要ではない。また、図
示しないが、握力センサ24、車速センサ20、踏力セ
ンサ18、制御回路22等へは、電池14から電力が供
給されている。
【0017】これに加え、制御回路22は、手押し走行
時における次の機能を有している。 (イ)踏力FL が一定値FLT以下、車速vが一定値
T 以下、握力FH が一定値FHT以上、という三つの
条件が揃うと、一定の車速v又は握力FH に応じた車速
vになるように、駆動回路16を制御する。(ロ)ブレ
ーキスイッチ26がオンになると、走行用モータ12が
必ず停止するように駆動回路16を制御する。
【0018】次に、上記各構成要素の具体例を列挙す
る。走行用モータ12は直流ブラシレスモータ、電池1
4は酸化鉛電池である。駆動回路16は、走行用モータ
12に通電するスイッチングトランジスタ回路と、通電
量をパルス幅で制御するPWM回路と、電池14に接続
する電磁開閉器とから構成されている。踏力センサ18
は、ロードセル又はピエゾ素子等である。車速センサ2
0は、タコジェネレータ又はロータリエンコーダであ
る。制御回路22は、CPU、ROM、RAM、入出力
インタフェース回路等によって構成され、各種の機能が
コンピュータプログラムによって実現されている。握力
センサ24は、弾性部材及びポテンショメータにより構
成されている。ブレーキスイッチ26及び手押し用スイ
ッチ28は、一般的なメカニカルスイッチである。
【0019】図2は、モータ制御装置10を組み込んだ
電動アシスト自転車の外観図である。以下、図1及び図
2に基づき説明する。
【0020】電動アシスト自転車30は、普通の自転車
としての構成の他に、モータ制御装置10、走行用モー
タ12、電池14、動力ユニット32、補器33等を内
蔵している。また、普通の自転車と同じように、クラン
ク軸34の両端にはクランク軸34に垂直にクランク3
6が固着され、クランク36の先端にはペダル38が回
動自在に取り付けられている。
【0021】踏力センサ18は、ペダル38又はクラン
ク軸34等に取り付けられる。車速センサ20は、クラ
ンク軸34又は後輪軸80等に取り付けられる。握力セ
ンサ24又は手押し用スイッチ28は、踏力走行時には
触れにくく手押し走行時には触れやすい位置、例えばサ
ドル82の下の位置a1、ハンドル84の下の位置a2
又はサドル軸86の後輪52側の位置a3等に取り付け
られる。ブレーキスイッチ26は、位置a2、位置a1
又は位置a3等に取り付けられる。
【0022】図3は、電動アシスト自転車30の機能ブ
ロック図である。以下、図2及び図3に基づき説明す
る。ただし、図3において図1又は図2と同一部分は同
一符号を付すことにより重複説明を省略する。
【0023】走行用モータ12で発生した動力は、ワン
ウェイクラッチ40及び減速機42を介して、モータ駆
動力FM として合力装置44に伝達される。ペダル38
に加えられた踏力FL は、クランク軸34及びワンウェ
イクラッチ46を介して合力装置44に伝達される。合
力装置44では、モータ駆動力FM と踏力FL とを合成
して駆動力F(=FL +FM )として出力する。駆動力
Fは、動力伝達手段48及びワンウェイクラッチ50を
介して、後輪52を回転させる。これによって、電動ア
シスト自転車30が走行する。なお、ワンウェイクラッ
チ40,46,50は、電動アシスト自転車30が前進
する方向にのみ、動力を伝達するクラッチである。減速
機42は、ギヤ比によって回転数を落とすものである。
動力伝達手段48は、チェーン、駆動軸、ベルト等であ
る。
【0024】図4及び図5は、合力装置44の構成を示
す概略図である。以下、図3乃至図5に基づき説明す
る。
【0025】合力装置44は、構造的にはオルダム軸継
手にやや類似している。すなわち、合力装置44は、踏
力FL を伝達するペダル側軸60L に固着された回転板
62L と、モータ駆動力FM を伝達するモータ側軸60
M に固着された回転板62Mと、回転板60L ,60M
に間隙をもって挟持された中間板64と、回転板6
L ,60M に形成された斜面状カム66L ,66
M と、斜面状カム66L ,66M に噛合するとともに中
間板64に形成された斜面68L ,68M と、中間板6
4の周端64aを図示しない転動体を介して摺動自在に
嵌挿させる摺動凹部70と、摺動凹部70を互いに逆方
向に付勢する圧縮ばね72L ,72M と、圧縮ばね72
L ,72M を固定する固定部74L ,74M とを備えた
構造となっている。したがって、斜面状カム66L は、
中間板64を回転させる力Pと中間板64を軸方向へ移
動させる力pとに踏力FL を分力して、斜面68L へ伝
達する。同様に、斜面状カム66M は、中間板64を回
転させる力Mと中間板64を軸方向へ移動させる力mと
にモータ駆動力FM を分力して、斜面68M へ伝達す
る。
【0026】直線型ポテンショメータ76は、直流定電
圧Vccが印加された抵抗体761と、摺動凹部70に固
着された可動接点762とからなる。直線型ポテンショ
メータ76からは、抵抗体761上の可動接点762の
位置によって決まる電圧VLが出力される。
【0027】圧縮ばね72L ,72M は、同一の材質及
び構造となっている。そのため、FM =FL であればm
=pとなるので、中間板64は回転板60L ,60M
ちょうど中央に位置する(図4)。また、FM <FL
なればとm<pとなるので、中間板64は、圧縮ばね7
M の付勢力と釣り合う位置まで、回転板60M 側に移
動する(図5)。これとは逆に、FM >FL でなればm
>pとなるので、中間板64は、圧縮ばね72L の付勢
力と釣り合う位置まで、回転板60L 側へ移動する(図
示せず)。
【0028】このとき、中間板64とともに可動接点7
62が移動することにより、モータ駆動力FM と踏力F
L との大小関係に対応して、電圧VL が直線型ポテンシ
ョメータ76から制御回路22(図3)へ出力される。
制御回路22は、例えばアシスト比ηが常に1以下とな
るように、すなわち常にFM ≦FL となるように、駆動
回路16(図3)を制御する。換言すると、直線型ポテ
ンショメータ76は、モータ駆動力FM と踏力FL との
比を検出する、一種の踏力センサとして動作する。した
がって、制御回路22は、直線型ポテンショメータ76
のみを用いて駆動回路16を制御することもできるし、
踏力センサ18(図3)のみを用いて駆動回路16を制
御することもできる。
【0029】図6はモータ制御装置10の動作の一例を
示すフローチャートである。以下、図1乃至図6に基づ
き、制御回路22の動作を中心に説明する。
【0030】運転者が図示しないメインスイッチをオン
にすると、図6に示す動作が始まる(ステップ10
1)。まず、A=0とし(ステップ102)、踏力
L 、車速v及び握力FH を入力し、踏力FL が一定
値FLT以下、車速vが一定値vT 以下、握力FH
一定値FHT以上、という三つの条件が全て揃うと(ステ
ップ103〜105)、握力FH に応じた車速vになる
ように駆動回路16を制御する手押し走行制御を実行す
る(ステップ106)。続いて、A=1とし(ステップ
107)、ステップ103へ戻る。
【0031】一方、〜のうち一つでも満たさない条
件があれば、踏力FL が一定値F1以上かつ握力FH
一定値F2 以上か否かを判断する(ステップ108)。
L>F1 かつFH >F2 であれば、何らかの理由によ
り踏力FL 及び握力FH が同時に加わっているので、重
複処理を実行し(ステップ109)、ステップ103へ
戻る。ステップ109の重複処理方法には、次のような
ものがある。1)走行用モータ12をオフとし、踏力FL
又は握力FH のどちらか一方になるまで、その状態を保
持する。2)メインスイッチをオフしないと再始動しない
等の、フェール処理を実行する。3)走行用モータ12を
超低レベル出力で駆動する等の、専用の制御を実行す
る。
【0032】ステップ108において、FL >F1 かつ
H >F2 でなければ、A=1であるか否かを判断する
(ステップ110)。A=1でなければそのまま、A=
1であれば手押し走行制御を停止して(ステップ11
1)、通常の踏力走行制御を実行し(ステップ11
2)、ステップ102へ戻る。以上の動作は、メインス
イッチがオフとなるまで続けられる。
【0033】また、ステップ106において、〜の
三つの条件が一定時間継続して揃った場合に、手押し走
行制御を実行するようにしてもよい。この場合は、〜
の三つの条件が瞬間的に揃っても、瞬間的に手押し走
行制御を実行することがないので、動作を安定化でき
る。一定時間が継続したか否かは、制御回路22に内蔵
されているタイマによって判断する。
【0034】図7及び図8は、モータ制御装置10の手
押し走行制御における握力FH と車速vとの関係を示す
グラフである。以下、これらの図面に基づき説明する。
【0035】関係b1は、握力FH がFHTからFHHまで
は、車速vが握力FH に比例して増加し、握力FH がF
HHを越えると、車速vが握力FH に関係なく一定にな
る。関係b2は、握力FH がFHTを越えると、握力FH
に関係なく一定の車速vが得られる。関係b3は、握力
H の増加に対応して、車速vが微増→激増→微増→と
曲線的に変化する。関係b4は、握力FH に比例して車
速vが増加する。関係b5は、握力FH の増加に対応し
て、車速vが階段状に増加する。
【0036】図9は、モータ制御装置10の手押し走行
制御を示すタイムチャートであり、図9[i] は踏力
L 、図9[ii]は車速v、図9[iii] は握力FH 、図9
[iv]はモータ電流i、図9[v] は、ブレーキスイッチ2
6(図1又は図3参照)をそれぞれ示す。以下、この図
面に基づき説明する。
【0037】(A)は、FH >FHTの領域において、
踏力FL が一定値FLT以下、車速vが一定値vT
下、握力FH が一定値FHT以上、という三つの条件が
全て揃うので、モータ電流iが流れる場合である。
(B)は、v>vT すなわちの条件を満たさなくなっ
たので、モータ電流iが遮断される場合である。(C)
は、FL >FLTすなわちの条件を満たさなくなったの
で、モータ電流iが遮断される場合である。(D)は、
ブレーキスイッチ26がオンとなることにより、モータ
電流iが遮断される場合である。
【0038】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施形態に限定されない。例えば、本発明に係るモータ制
御装置は、電動アシスト自転車に限らず、電動アシスト
車椅子、電動アシストカーゴ等にも適用することができ
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1,2,3又は4記載の本発明に
係るモータ制御装置によれば、手押し走行において、
踏力が一定値以下、車速が一定値以下、握力が一定
値以上、という三つの条件が揃うと、走行用モータを駆
動するようにしたので、車速が一定値以下であれば車速
が零であっても走行用モータのパワーアシストを得るこ
とができる。したがって、車速が一定値になるまで電動
アシスト自転車を押して勢いを付ける手間を省くことが
でき、特に上り坂での労力を大幅に軽減できる。また、
車速が一定値以上になると、すなわち条件が満たされ
なくなると、走行用モータのパワーアシストが得られな
くなるので、下り坂で速くなり過ぎることも防止でき
る。
【0040】請求項2,3又は4記載の本発明に係るモ
ータ制御装置によれば、握力に応じた車速になるように
走行用モータを駆動するので、運転者が握力を加減する
ことにより、その握力に応じた所望の車速を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ制御装置の一実施形態にお
ける、基本的構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1のモータ制御装置を組み込んだ電動アシス
ト自転車の外観図である。
【図3】図2の電動アシスト自転車の機能ブロック図で
ある。
【図4】図2の電動アシスト自転車における合力装置の
構成を示す概略図である。
【図5】図2の電動アシスト自転車における合力装置の
構成を示す概略図である。
【図6】図3のモータ制御装置の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図3のモータ制御装置の手押し走行制御におけ
る握力と車速との関係を示すグラフである。
【図8】図3のモータ制御装置の手押し走行制御におけ
る握力と車速との関係を示すグラフである。
【図9】図3のモータ制御装置の手押し走行制御を示す
タイムチャートであり、図9[i] は踏力、図9[ii]は車
速、図9[iii] は握力、図9[iv]はモータ電流、図9
[v] は、ブレーキスイッチをそれぞれ示す。
【図10】従来のモータ制御装置の動作における、時間
と駆動力との関係を示すグラフである。
【図11】従来のモータ制御装置の動作における、車速
とアシスト比との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 モータ制御装置 12 走行用モータ 14 電池 16 駆動回路 18 踏力センサ 20 車速センサ 22 制御回路 24 握力センサ 26 ブレーキスイッチ 28 手押し用スイッチ 30 電動アシスト自転車 FL 踏力 FH 握力 v 車速

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用モータへ電池の電力を供給する駆
    動回路と、ペダルでの踏力を検出する踏力センサと、こ
    の踏力センサで検出された踏力に基づき前記駆動回路を
    制御する制御回路とを備えた、電動アシスト自転車のモ
    ータ制御装置において、 運転者の握力を検出する握力センサと、車速を検出する
    車速センサとが付設され、 前記制御回路は、前記踏力センサで検出された踏力が一
    定値以下、かつ前記車速センサで検出された車速が一定
    値以下、かつ前記握力センサで検出された握力が一定値
    以上の場合に、前記車速が一定になるように前記駆動回
    路を制御する機能を有する、 ことを特徴とする電動アシスト自転車のモータ制御装
    置。
  2. 【請求項2】 走行用モータへ電池の電力を供給する駆
    動回路と、ペダルでの踏力を検出する踏力センサと、こ
    の踏力センサで検出された踏力に基づき前記駆動回路を
    制御する制御回路とを備えた、電動アシスト自転車のモ
    ータ制御装置において、 運転者の握力を検出する握力センサと、車速を検出する
    車速センサとが付設され、 前記制御回路は、前記踏力センサで検出された踏力が一
    定値以下、かつ前記車速センサで検出された車速が一定
    値以下、かつ前記握力センサで検出された握力が一定値
    以上の場合に、当該握力に応じた前記車速になるように
    前記駆動回路を制御する機能を有する、 ことを特徴とする電動アシスト自転車のモータ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 手動で動作するブレーキスイッチが付設
    され、 前記制御回路は、当該ブレーキスイッチがオンになる
    と、前記走行用モータが必ず停止するように前記駆動回
    路を制御する機能を有する、請求項1又は2記載の電動
    アシスト自転車のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、前記踏力センサで検出
    された踏力が一定値以下、かつ前記車速センサで検出さ
    れた車速が一定値以下、かつ前記握力センサで検出され
    た握力が一定値以上の場合に、その状態が一定時間継続
    した後に前記駆動回路を制御する、請求項1又は2記載
    の電動アシスト自転車のモータ制御装置。
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