JPH1067594A - 有機金属気相成長装置 - Google Patents
有機金属気相成長装置Info
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- JPH1067594A JPH1067594A JP22401396A JP22401396A JPH1067594A JP H1067594 A JPH1067594 A JP H1067594A JP 22401396 A JP22401396 A JP 22401396A JP 22401396 A JP22401396 A JP 22401396A JP H1067594 A JPH1067594 A JP H1067594A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 固体有機金属原料の微粒子や霧が密閉槽の外
部に出る前に捕集し、配管の汚損を防止する。 【解決手段】 有機金属ガス供給源60を具備する有機
金属気相成長装置において、有機金属ガス供給源60に
は、密閉槽10内に、気密的に分離された第1の領域1
と、第2の領域2とが形成され、第1の領域1は、固体
有機金属原料31の収容領域とし、第2の領域2は、第
1の領域1から、吹き上げられた微粒子や霧の蓄積領域
とする。
部に出る前に捕集し、配管の汚損を防止する。 【解決手段】 有機金属ガス供給源60を具備する有機
金属気相成長装置において、有機金属ガス供給源60に
は、密閉槽10内に、気密的に分離された第1の領域1
と、第2の領域2とが形成され、第1の領域1は、固体
有機金属原料31の収容領域とし、第2の領域2は、第
1の領域1から、吹き上げられた微粒子や霧の蓄積領域
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機金属気相成長
装置(MOCVD装置)、すなわち有機金属ガス供給源
を有する有機金属気相成長装置に係わるものである。
装置(MOCVD装置)、すなわち有機金属ガス供給源
を有する有機金属気相成長装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、LED(Light Emitting Diod
e)、HEMT(High Electron Mobility Transistor
)を始めとする種々の半導体デバイスの装置における
化合物半導体の成膜、例えばエピタキシャル成長におい
ては、正確で、再現性のある原料の供給制御ができる有
機金属気相成長法(MOCVD法)や、分子線エピタキ
シャル法(MBE)が適している。さらにこれらの方法
は、非平衡状態での結晶成長を特徴としており、液相成
長法(LPE)では困難な多元系化合物半導体混晶を得
ることができる。特に、MOCVD装置では、その規模
を大きくすることが容易で、化合物半導体層の育成を効
率良く、容易に行うことができる。
e)、HEMT(High Electron Mobility Transistor
)を始めとする種々の半導体デバイスの装置における
化合物半導体の成膜、例えばエピタキシャル成長におい
ては、正確で、再現性のある原料の供給制御ができる有
機金属気相成長法(MOCVD法)や、分子線エピタキ
シャル法(MBE)が適している。さらにこれらの方法
は、非平衡状態での結晶成長を特徴としており、液相成
長法(LPE)では困難な多元系化合物半導体混晶を得
ることができる。特に、MOCVD装置では、その規模
を大きくすることが容易で、化合物半導体層の育成を効
率良く、容易に行うことができる。
【0003】図2に、一般的なMOCVD装置の概略構
成図を示す。例えばGaAs、AlGaAs、AlGa
AsP、GaInP等の化合物半導層のMOCVD法に
よるエピタキシーは、III族原料として、トリメチルガ
リウム(TMGa)、トリメチルアルミニウム(TMA
l)、トリメチルインジウム(TMIn)等の有機金属
ガスを得る有機金属ガス供給源60(図2においては、
1つの有機金属ガス供給源のみを示している。)が設け
られ、V族原料供給源32としては、アルシン(AsH
3 )、ホスフィン(PH3 )等の水素化物が設けられ
る。
成図を示す。例えばGaAs、AlGaAs、AlGa
AsP、GaInP等の化合物半導層のMOCVD法に
よるエピタキシーは、III族原料として、トリメチルガ
リウム(TMGa)、トリメチルアルミニウム(TMA
l)、トリメチルインジウム(TMIn)等の有機金属
ガスを得る有機金属ガス供給源60(図2においては、
1つの有機金属ガス供給源のみを示している。)が設け
られ、V族原料供給源32としては、アルシン(AsH
3 )、ホスフィン(PH3 )等の水素化物が設けられ
る。
【0004】有機金属ガス供給源60において、TMI
n等の固体原料が用いられる場合、その供給源は、図3
に示すように、密閉槽11内に上述の例えばTMInが
表面に被着された直径5mm〜10mm程度の球状粒に
よる固体有機金属原料31が収容され、これに、純化装
置(図示せず)により高純度化された図2に示す水素キ
ャリアガス供給源12からのキャリアガスをマスフロー
コントローラ(MFC)17を通じて流量制御して、キ
ャリアガス供給管51から、所定の流量をもって、吹き
込み、このキャリアガスとともに、これによって気化さ
れた有機金属原料ガスを有機金属原料ガス取り出し管5
2から取り出し、図2に示す目的とする気相成長を行う
反応室13に導く。
n等の固体原料が用いられる場合、その供給源は、図3
に示すように、密閉槽11内に上述の例えばTMInが
表面に被着された直径5mm〜10mm程度の球状粒に
よる固体有機金属原料31が収容され、これに、純化装
置(図示せず)により高純度化された図2に示す水素キ
ャリアガス供給源12からのキャリアガスをマスフロー
コントローラ(MFC)17を通じて流量制御して、キ
ャリアガス供給管51から、所定の流量をもって、吹き
込み、このキャリアガスとともに、これによって気化さ
れた有機金属原料ガスを有機金属原料ガス取り出し管5
2から取り出し、図2に示す目的とする気相成長を行う
反応室13に導く。
【0005】このようにして反応室13に送り込まれた
有機金属原料ガスは、高周波コイル等の加熱手段14に
よって、一定温度に保たれたサセプタ15上の被気相成
長基板16に送り込み、そこで、熱分解を起こして基板
16上に目的とする化合物半導体層のエピタキシャル成
長を行う。
有機金属原料ガスは、高周波コイル等の加熱手段14に
よって、一定温度に保たれたサセプタ15上の被気相成
長基板16に送り込み、そこで、熱分解を起こして基板
16上に目的とする化合物半導体層のエピタキシャル成
長を行う。
【0006】一方、エピタキシャル成長を停止する時に
は、例えば、有機金属原料ガス供給源60に対するキャ
リアガスの供給、従って反応室13に対する有機金属原
料ガスの供給を停止すればよい。このような装置により
III−V族化合物半導体のエピタキシャル成長を行う。
は、例えば、有機金属原料ガス供給源60に対するキャ
リアガスの供給、従って反応室13に対する有機金属原
料ガスの供給を停止すればよい。このような装置により
III−V族化合物半導体のエピタキシャル成長を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この場合、密閉槽11
内の固体有機金属原料31には、その球状粒表面からの
剥離物による微粒子(パーティクル)や霧(ミスト)存
在したり、更にこの状態で、キャリアガス供給管51か
ら水素キャリアガスが吹き込まれることによって、球状
粒表面からTMIn等が剥離して生じた微粒子や霧が、
吹き上げられ、気化(昇華)されたTMIn原料ガスと
共に、水素キャリアガスに乗って有機金属原料ガス取り
出し管52から、搬送されてしまう場合がある。
内の固体有機金属原料31には、その球状粒表面からの
剥離物による微粒子(パーティクル)や霧(ミスト)存
在したり、更にこの状態で、キャリアガス供給管51か
ら水素キャリアガスが吹き込まれることによって、球状
粒表面からTMIn等が剥離して生じた微粒子や霧が、
吹き上げられ、気化(昇華)されたTMIn原料ガスと
共に、水素キャリアガスに乗って有機金属原料ガス取り
出し管52から、搬送されてしまう場合がある。
【0008】このように、不本意に搬送された微粒子や
霧は、図2中の反応室13に通じる配管内に付着し、こ
れが積層するため、気体有機金属原料ガスおよび水素キ
ャリアガスの通過を妨げる。また、この結果、気体の流
れが悪くなるため、密閉槽11内の総圧力が上昇する。
霧は、図2中の反応室13に通じる配管内に付着し、こ
れが積層するため、気体有機金属原料ガスおよび水素キ
ャリアガスの通過を妨げる。また、この結果、気体の流
れが悪くなるため、密閉槽11内の総圧力が上昇する。
【0009】密閉槽11内における有機金属原料31の
蒸気圧は、例えばトリメチルインジウム(TMIn)に
おいては、温度により所定の値になるため、結果的に密
閉槽11内における気体有機金属原料のモル濃度は減少
する。
蒸気圧は、例えばトリメチルインジウム(TMIn)に
おいては、温度により所定の値になるため、結果的に密
閉槽11内における気体有機金属原料のモル濃度は減少
する。
【0010】密閉槽11内における気体有機金属原料ガ
スのモル濃度が変化すると、基板16上に気相成長され
る化合物半導体結晶の組成に変化が生じ、目的とする化
合物半導体が得られない。
スのモル濃度が変化すると、基板16上に気相成長され
る化合物半導体結晶の組成に変化が生じ、目的とする化
合物半導体が得られない。
【0011】上述の場合には、配管等に付着した有機金
属原料を排除すなわち洗浄するとか、あるいは配管等を
交換する必要が生じるが、その有機金属原料の排除すな
わち洗浄、配管の交換作業は、著しく面倒であり、コス
ト高を招来する。また、その交換の際に、多量に付着し
た有機金属原料が空気に触れると発火する恐れもあり、
取扱上、極めて危険である。
属原料を排除すなわち洗浄するとか、あるいは配管等を
交換する必要が生じるが、その有機金属原料の排除すな
わち洗浄、配管の交換作業は、著しく面倒であり、コス
ト高を招来する。また、その交換の際に、多量に付着し
た有機金属原料が空気に触れると発火する恐れもあり、
取扱上、極めて危険である。
【0012】そこで、本発明は、上述した微粒子や霧
が、キャリアガスと共に吹き上げられた場合であって
も、これらが、密閉槽11の外部に搬送されることがな
いようにする。
が、キャリアガスと共に吹き上げられた場合であって
も、これらが、密閉槽11の外部に搬送されることがな
いようにする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、有機金属ガス
供給源を具備する有機金属気相成長装置において、有機
金属ガス供給源は、密閉槽内に、気密的に分離された第
1の領域と、第2の領域とが形成され、第1の領域が、
固体有機金属原料の収容領域とされ、第2の領域が、第
1の領域から吹き上げられた微粒子や霧の蓄積領域とす
る。
供給源を具備する有機金属気相成長装置において、有機
金属ガス供給源は、密閉槽内に、気密的に分離された第
1の領域と、第2の領域とが形成され、第1の領域が、
固体有機金属原料の収容領域とされ、第2の領域が、第
1の領域から吹き上げられた微粒子や霧の蓄積領域とす
る。
【0014】本発明によれば、第2の領域によって第1
の領域から、吹き上げられた微粒子や霧を蓄積するよう
にしたので、これらを密閉槽の外部に出る前に捕集する
ことができる。これにより、密閉槽の外部の配管を固体
有機金属原料によって、汚損することを防止することが
できる。また、これにより、密閉槽内における有機金属
原料ガスの蒸気圧を所定の値に保持することができ、質
の良い化合物半導体結晶を成長させることができる。
の領域から、吹き上げられた微粒子や霧を蓄積するよう
にしたので、これらを密閉槽の外部に出る前に捕集する
ことができる。これにより、密閉槽の外部の配管を固体
有機金属原料によって、汚損することを防止することが
できる。また、これにより、密閉槽内における有機金属
原料ガスの蒸気圧を所定の値に保持することができ、質
の良い化合物半導体結晶を成長させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の有機金属気相成
長装置(MOCVD装置)の一実施の形態を説明する。
以下、その一実施例を説明する。この例においても、図
2で説明したと同様の構成とする。
長装置(MOCVD装置)の一実施の形態を説明する。
以下、その一実施例を説明する。この例においても、図
2で説明したと同様の構成とする。
【0016】例えば、GaInP等の化合物半導体層の
MOCVD法によるエピタキシーは、III族原料の供給
源として、トリメチルガリウム(TMGa)、トリメチ
ルインジウム(TMIn)等の有機金属ガスを得る有機
金属ガス供給源60が設けられ、V族原料供給源32と
しては、ホスフィン(PH3 )等の水素化物が設けられ
る。
MOCVD法によるエピタキシーは、III族原料の供給
源として、トリメチルガリウム(TMGa)、トリメチ
ルインジウム(TMIn)等の有機金属ガスを得る有機
金属ガス供給源60が設けられ、V族原料供給源32と
しては、ホスフィン(PH3 )等の水素化物が設けられ
る。
【0017】本発明においては、有機金属ガス供給源6
0のうち、特に固体有機金属原料が用いられ、例えばト
リメチルインジウム(TMIn)の供給源60として、
図1に示すように第1の領域1と第2の領域2を有する
密閉槽10を設ける。この第1の領域1に固体有機金属
原料31が収容され、これに、純化装置(図示せず)に
より高純度化された水素キャリアガス供給源12からの
キャリアガスを、マスフローコントローラ(MFC)1
7を通じて、流量制御して、キャリアガス供給管51か
ら吹き込む。
0のうち、特に固体有機金属原料が用いられ、例えばト
リメチルインジウム(TMIn)の供給源60として、
図1に示すように第1の領域1と第2の領域2を有する
密閉槽10を設ける。この第1の領域1に固体有機金属
原料31が収容され、これに、純化装置(図示せず)に
より高純度化された水素キャリアガス供給源12からの
キャリアガスを、マスフローコントローラ(MFC)1
7を通じて、流量制御して、キャリアガス供給管51か
ら吹き込む。
【0018】固体有機金属原料31は、例えばTMIn
が表面に被着された直径5mm〜10mm程度の球状粒
からなり、この固体有機金属原料31にキャリアガスを
吹き込むと、固体有機金属原料31はその球状粒の表面
からTMInが気化(昇華)する。
が表面に被着された直径5mm〜10mm程度の球状粒
からなり、この固体有機金属原料31にキャリアガスを
吹き込むと、固体有機金属原料31はその球状粒の表面
からTMInが気化(昇華)する。
【0019】キャリアガスとともに有機金属原料、例え
ばTMInのガスは、有機金属原料ガス送出管53から
第2の領域2に送り出され、最終的に有機金属原料ガス
取り出し管52から、図2の反応室13に導かれる。
ばTMInのガスは、有機金属原料ガス送出管53から
第2の領域2に送り出され、最終的に有機金属原料ガス
取り出し管52から、図2の反応室13に導かれる。
【0020】このようにして反応室13に送り込まれた
有機金属原料ガスは、高周波コイル等の加熱手段14に
よって、一定温度に保たれたサセプタ15上の基板16
に送り込まれ、そこで熱分解を起こして基板16上に目
的とする化合物半導体のエピタキシャル成長を行う。
有機金属原料ガスは、高周波コイル等の加熱手段14に
よって、一定温度に保たれたサセプタ15上の基板16
に送り込まれ、そこで熱分解を起こして基板16上に目
的とする化合物半導体のエピタキシャル成長を行う。
【0021】上述の本発明装置における有機金属ガス供
給源60の密閉槽10は、図1に示すように、固体有機
金属原料31の収容領域とされており、キャリアガスが
供給される第1の領域1と、第1の領域から吹き上げら
れた固体有機金属原料の微粒子や霧の蓄積領域とする第
2の領域2とが仕切り40によって区分される。この仕
切り40は、密閉槽10を構成する材料と同様の材料、
例えばステンレス(SUS316L)によって構成され
る。
給源60の密閉槽10は、図1に示すように、固体有機
金属原料31の収容領域とされており、キャリアガスが
供給される第1の領域1と、第1の領域から吹き上げら
れた固体有機金属原料の微粒子や霧の蓄積領域とする第
2の領域2とが仕切り40によって区分される。この仕
切り40は、密閉槽10を構成する材料と同様の材料、
例えばステンレス(SUS316L)によって構成され
る。
【0022】キャリアガスを密閉槽10内に供給するキ
ャリアガス供給管51は、第1の領域1に連通するよう
になされている。さらに、固体有機金属原料31が配置
された第1の領域1と、第2の領域2とは、有機金属原
料ガスをキャリアガスとともに第2の領域2に送り出す
有機金属原料ガス送出管53によって連通されている。
そして、第2の領域2から、密閉槽10外部に有機金属
原料ガス取り出し管52が連通するように設けられてい
る。この有機金属原料ガス取り出し管52と、有機金属
原料ガス送出管53との配置位置は、互いに一致しない
位置、すなわち一直線上にないように設けられている。
ャリアガス供給管51は、第1の領域1に連通するよう
になされている。さらに、固体有機金属原料31が配置
された第1の領域1と、第2の領域2とは、有機金属原
料ガスをキャリアガスとともに第2の領域2に送り出す
有機金属原料ガス送出管53によって連通されている。
そして、第2の領域2から、密閉槽10外部に有機金属
原料ガス取り出し管52が連通するように設けられてい
る。この有機金属原料ガス取り出し管52と、有機金属
原料ガス送出管53との配置位置は、互いに一致しない
位置、すなわち一直線上にないように設けられている。
【0023】MOCVDを行うに当たっては、先ず、キ
ャリアガス供給管51から、キャリアガスを固体有機金
属原料31が配置された第1の領域1内に供給し、固体
有機金属原料31の表面から、気化(昇華)した有機金
属原料を、キャリアガスとともに有機金属原料ガス送出
管53によって第2の領域2に送り出す。
ャリアガス供給管51から、キャリアガスを固体有機金
属原料31が配置された第1の領域1内に供給し、固体
有機金属原料31の表面から、気化(昇華)した有機金
属原料を、キャリアガスとともに有機金属原料ガス送出
管53によって第2の領域2に送り出す。
【0024】しかし、密閉槽10内の固体有機金属原料
31には、その球状粒表面からの剥離物による微粒子
(パーティクル)や霧(ミスト)存在したり、更にこの
状態で、キャリアガス供給管51から水素キャリアガス
が吹き込まれることによって、球状粒表面からTMIn
等が剥離して生じた微粒子や霧が、吹き上げられ、気化
(昇華)されたTMIn原料ガスと共に、水素キャリア
ガスに乗って有機金属原料ガス取り出し管52から、搬
送されてしまう場合がある。
31には、その球状粒表面からの剥離物による微粒子
(パーティクル)や霧(ミスト)存在したり、更にこの
状態で、キャリアガス供給管51から水素キャリアガス
が吹き込まれることによって、球状粒表面からTMIn
等が剥離して生じた微粒子や霧が、吹き上げられ、気化
(昇華)されたTMIn原料ガスと共に、水素キャリア
ガスに乗って有機金属原料ガス取り出し管52から、搬
送されてしまう場合がある。
【0025】この固体有機金属原料の微粒子や霧は、第
2の領域2に到達すると、ガスの流速が落ちることよ
り、自重により仕切り40上に沈下し、蓄積する。
2の領域2に到達すると、ガスの流速が落ちることよ
り、自重により仕切り40上に沈下し、蓄積する。
【0026】固体有機金属原料の微粒子や霧が除去され
た有機金属原料ガスは、キャリアガスとともに有機金属
原料ガス取り出し管52を介して、密閉槽10の外部へ
と送り出され、図2の目的とするMOCVDを行う反応
室13へと送られ、基板16上に気相成長を行う。上述
したように、本発明装置によれば、固体有機金属原料ガ
ス以外の微粒子や霧が、第2の領域2に沈下し、蓄積さ
れることにより密閉槽10の外部へと搬送されることを
防止することができる。すなわち、固体有機金属原料の
微粒子や霧を除去せしめたことにより、この装置が固体
有機金属原料の微粒子や霧により汚損されることから、
効果的に回避することができ、装置および配管の洗浄、
交換等を省略することができるため、装置の連続使用が
可能となった。
た有機金属原料ガスは、キャリアガスとともに有機金属
原料ガス取り出し管52を介して、密閉槽10の外部へ
と送り出され、図2の目的とするMOCVDを行う反応
室13へと送られ、基板16上に気相成長を行う。上述
したように、本発明装置によれば、固体有機金属原料ガ
ス以外の微粒子や霧が、第2の領域2に沈下し、蓄積さ
れることにより密閉槽10の外部へと搬送されることを
防止することができる。すなわち、固体有機金属原料の
微粒子や霧を除去せしめたことにより、この装置が固体
有機金属原料の微粒子や霧により汚損されることから、
効果的に回避することができ、装置および配管の洗浄、
交換等を省略することができるため、装置の連続使用が
可能となった。
【0027】上述したように、本発明によれば、有機金
属ガス供給源60を具備する気相成長装置において、有
機金属ガス供給源60を、密閉槽10内に、気密的に分
離された第1の領域1と、第2の領域2とで形成し、第
1の領域1を、固体有機金属原料31の収容領域とし、
第2の領域2を、第1の領域1から、吹き上げられた微
粒子や霧の蓄積領域とし、第2の領域2を介して第1の
領域1に、キャリアガス供給管51が連結し、第1の領
域1中の固体有機金属原料31から、第2の領域2に有
機金属原料ガス取り出し管52を設け、第2の領域2か
ら、密閉槽10外に連通する有機金属原料ガス送出管5
3が設けた装置により気相成長を行ったことにより、固
体有機金属原料31の球状粒表面からTMIn等が剥離
して生じた微粒子や霧が、キャリアガスにより吹き上げ
られ、気化(昇華)されたTMIn原料ガスと共に、水
素キャリアガスに乗って有機金属原料ガス取り出し管5
2を介して密閉槽10の外に搬送されることを効果的に
防止することができた。これにより、密閉槽10の外部
の配管を固体有機金属原料の微粒子や霧によって、汚損
し、ガスの流れを妨げることを防止することができた。
また、これにより、密閉槽10内における有機金属原料
ガスの蒸気圧を所定の値に保持することができ、質の良
い化合物半導体結晶を成長させることができた。
属ガス供給源60を具備する気相成長装置において、有
機金属ガス供給源60を、密閉槽10内に、気密的に分
離された第1の領域1と、第2の領域2とで形成し、第
1の領域1を、固体有機金属原料31の収容領域とし、
第2の領域2を、第1の領域1から、吹き上げられた微
粒子や霧の蓄積領域とし、第2の領域2を介して第1の
領域1に、キャリアガス供給管51が連結し、第1の領
域1中の固体有機金属原料31から、第2の領域2に有
機金属原料ガス取り出し管52を設け、第2の領域2か
ら、密閉槽10外に連通する有機金属原料ガス送出管5
3が設けた装置により気相成長を行ったことにより、固
体有機金属原料31の球状粒表面からTMIn等が剥離
して生じた微粒子や霧が、キャリアガスにより吹き上げ
られ、気化(昇華)されたTMIn原料ガスと共に、水
素キャリアガスに乗って有機金属原料ガス取り出し管5
2を介して密閉槽10の外に搬送されることを効果的に
防止することができた。これにより、密閉槽10の外部
の配管を固体有機金属原料の微粒子や霧によって、汚損
し、ガスの流れを妨げることを防止することができた。
また、これにより、密閉槽10内における有機金属原料
ガスの蒸気圧を所定の値に保持することができ、質の良
い化合物半導体結晶を成長させることができた。
【0028】また、MOCVD装置の汚損を防止するこ
とができたため、装置の連続使用が可能となり、MOC
VD装置の耐久性を向上させることができ、また、MO
CVD装置の整備が極めて簡潔にすることができ、装置
のメンテナンスの点からも極めて有効であることがわか
った。
とができたため、装置の連続使用が可能となり、MOC
VD装置の耐久性を向上させることができ、また、MO
CVD装置の整備が極めて簡潔にすることができ、装置
のメンテナンスの点からも極めて有効であることがわか
った。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、第2の領域2によって
第1の領域1から吹き上げられた微粒子や霧を蓄積する
ようにしたので、これらを密閉槽10の外部に出る前に
捕集することができた。これにより、密閉槽10の外部
の配管を固体有機金属原料の微粒子や霧によって、汚損
することを防止することができた。また、これにより、
密閉槽10内における有機金属原料ガスの蒸気圧を所定
の値に保持することができ、質の良い化合物半導体結晶
を成長させることができた。
第1の領域1から吹き上げられた微粒子や霧を蓄積する
ようにしたので、これらを密閉槽10の外部に出る前に
捕集することができた。これにより、密閉槽10の外部
の配管を固体有機金属原料の微粒子や霧によって、汚損
することを防止することができた。また、これにより、
密閉槽10内における有機金属原料ガスの蒸気圧を所定
の値に保持することができ、質の良い化合物半導体結晶
を成長させることができた。
【0030】また、MOCVD装置の汚損を防止するこ
とができたため、装置の連続使用が可能となり、MOC
VD装置の耐久性を向上させることができ、また、MO
CVD装置の整備が極めて簡潔にすることができ、装置
のメンテナンスの点からも極めて有効であることがわか
った。
とができたため、装置の連続使用が可能となり、MOC
VD装置の耐久性を向上させることができ、また、MO
CVD装置の整備が極めて簡潔にすることができ、装置
のメンテナンスの点からも極めて有効であることがわか
った。
【図1】本発明の有機金属気相成長装置に使用する一例
の密閉槽を示す。
の密閉槽を示す。
【図2】有機金属気相成長装置の一例の概略図を示す。
【図3】従来の有機金属気相成長装置に使用する一例の
密閉槽を示す。
密閉槽を示す。
1 第1の領域、2 第2の領域、10、11 密閉
槽、12 キャリアガス供給源、13 反応室、14
温度調節器、15 サセプタ、16 基板、17マスフ
ローコントーラ、31 固体有機金属原料、32 V族
原料供給源、40仕切り、51 キャリアガス供給管、
52 有機金属原料ガス取り出し管、53 有機金属原
料ガス送出管、60 有機金属ガス供給源
槽、12 キャリアガス供給源、13 反応室、14
温度調節器、15 サセプタ、16 基板、17マスフ
ローコントーラ、31 固体有機金属原料、32 V族
原料供給源、40仕切り、51 キャリアガス供給管、
52 有機金属原料ガス取り出し管、53 有機金属原
料ガス送出管、60 有機金属ガス供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 33/00 H01L 33/00 A
Claims (2)
- 【請求項1】 有機金属ガス供給源を具備する有機金属
気相成長装置において、 上記有機金属ガス供給源は、密閉槽内に、気密的に分離
された第1の領域と、第2の領域とが形成され、 上記第1の領域が、固体有機金属原料の収容領域とさ
れ、 上記第2の領域が、上記第1の領域から、吹き上げられ
た微粒子や霧の蓄積領域とされた有機金属気相成長装
置。 - 【請求項2】 上記第2の領域を介して第1の領域に、
キャリアガス供給管が連結され、 上記第1の領域中の固体有機金属原料上から、上記第2
の領域に有機金属原料ガス取り出し管が設けられ、 上記第2の領域から、上記密閉槽外に連通する有機金属
原料ガス送出管が設けられてなることを特徴とする請求
項1に記載の有機金属気相成長装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22401396A JPH1067594A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 有機金属気相成長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22401396A JPH1067594A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 有機金属気相成長装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1067594A true JPH1067594A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16807227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22401396A Pending JPH1067594A (ja) | 1996-08-26 | 1996-08-26 | 有機金属気相成長装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1067594A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002083777A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-03-22 | Shipley Co Llc | バブラー |
| JP2007053186A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 有機金属化合物供給容器 |
| JP2008214762A (ja) * | 2008-05-29 | 2008-09-18 | Denso Corp | 薄膜の形成方法 |
-
1996
- 1996-08-26 JP JP22401396A patent/JPH1067594A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002083777A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-03-22 | Shipley Co Llc | バブラー |
| JP2007053186A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 有機金属化合物供給容器 |
| JP2008214762A (ja) * | 2008-05-29 | 2008-09-18 | Denso Corp | 薄膜の形成方法 |
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