JPH1068403A - 車両用油圧源装置 - Google Patents
車両用油圧源装置Info
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- JPH1068403A JPH1068403A JP22483196A JP22483196A JPH1068403A JP H1068403 A JPH1068403 A JP H1068403A JP 22483196 A JP22483196 A JP 22483196A JP 22483196 A JP22483196 A JP 22483196A JP H1068403 A JPH1068403 A JP H1068403A
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Abstract
間を車両に搭載する動力源の冷却用の冷媒を流す加熱室
3に構成すると共に、インナシェル2内を気液変化する
媒体を封入した加圧室4に構成し、加圧室4内の媒体の
蒸気圧で油室7を圧縮して油圧を発生させるようにした
車両用油圧源装置において、液相媒体を効率良く加熱気
化できるようにする。 【解決手段】 加圧室4の底部に、インナシェル2の底
壁2aとの間に空隙を存して底上板9を設ける。底上板
9の周囲にインナシェル2の周壁2bとの間の隙間を確
保し、底上板9の下方空隙から媒体の沸騰に伴って媒体
の液滴が前記隙間を通して上方に飛散されるようにす
る。また、周壁2b内面に突条11を設けて、伝熱面積
を増す。
Description
圧アクチュエータに供給する油圧を発生する車両用油圧
源装置に関する。
ンダや4輪操舵車における後輪操舵用の油圧シリンダと
いった油圧アクチュエータを搭載することが知られてお
り、この場合、油圧アクチュエータ用の油圧源として電
動モータやエンジンで駆動される油圧ポンプを設けてい
る。
ポンプを用いる関係で消費エネルギーが増大するため、
燃費性の改善を図る上で問題になっている。そこで、油
圧ポンプに代わる車両用油圧源装置として、車両に搭載
する動力源の廃熱を利用して油圧を発生し得るようにし
た装置の開発が望まれている。かかる車両用油圧源装置
としては、上下方向に長手のアウタシェルとインナシェ
ルとを備え、アウタシェルとインナシェルとの間の空間
を車両に搭載する動力源の冷却用の水や油等の冷媒を流
す加熱室に構成すると共に、インナシェル内を気液変化
する媒体を封入した加圧室に構成し、該加圧室内の媒体
の蒸気圧で圧縮される油室を設けて、該油室の圧縮によ
り油圧を発生させるようにしたものが考えられる。そし
て、このものでは、加熱室に流れる冷媒の熱によって加
圧室内の媒体を効率良く加熱気化し得るようにすること
が要求される。本発明は、かかる要求を充足する、廃熱
利用の車両用油圧源装置を提供することを課題としてい
る。
本発明は、上下方向に長手のアウタシェルとインナシェ
ルとを備え、アウタシェルとインナシェルとの間の空間
を車両に搭載する動力源の冷却用の冷媒を流す加熱室に
構成すると共に、インナシェル内を気液変化する媒体を
封入した加圧室に構成し、該加圧室内の媒体の蒸気圧で
圧縮される油室を設けて、該油室の圧縮により油圧を発
生させるようにした車両用油圧源装置であって、加圧室
の底部にインナシェルの底壁との間に空隙を存して底上
板を設け、該底上板の周囲にインナシェルの周壁との間
の隙間を確保することを特徴とする。
までは冷媒の加熱気化に寄与する伝熱部がインナシェル
の底壁及びその近傍に限定されてしまうが、本発明によ
れば、底上板とインナシェルの底壁との間の空隙から冷
媒の沸騰に伴って冷媒の液滴が底上板の周囲の隙間を通
して上方に飛散し、加圧室の上部にも液相の冷媒が分配
される。従って、インナシェルの底壁のみならず底上板
や周壁も冷媒の加熱気化に寄与する伝熱部となり、伝熱
面積の増加で冷媒が効率良く加熱気化される。尚、イン
ナシェルの周壁内面に上下方向に延在する突条を周方向
に間隔を存して複数設けておけば、伝熱面積がより大き
くなり、有利である。
リンダを連結し、シリンダ内にこれに内挿したピストン
によって加圧室から仕切られる油室を形成することも考
えられるが、これでは装置が大型化する。これに対し、
インナシェルに上下方向に伸縮自在なベローズを収納
し、該ベローズによって油室を構成すれば、装置を小型
化できる。然し、ベローズを用いると、加圧室への冷媒
の充填に先立つ真空引きに際し、ベローズの膨張で加圧
室に開口する真空引き通路が閉塞されてしまい、加圧室
を充分に真空引きできなくなる。この場合、本発明のよ
うに底上板を設けておけば、底上板へのベローズの当接
によってベローズのそれ以上の下方への膨張が規制され
る。従って、底上板とインナシェルの底壁との間の空隙
に連通する真空引き用の通路を設けておけば、ベローズ
に邪魔されることなく加圧室を充分に真空引きできる。
また、インナシェルの周壁内面に上記の如く突条を設け
ておけば、ベローズの径方向への膨張でインナシェルの
周壁にベローズが接触しても、突条の両脇に隙間が明
く。従って、加圧室の部分的な閉塞による真空引き不良
を防止できる。
置を示している。該装置は、上下方向に長手のアウタシ
ェル1とインナシェル2とを備えている。そして、アウ
タシェル1とインナシェル2との間の空間を加熱室3に
構成し、車両に搭載する動力源、例えば、エンジンや電
気自動車におけるモータを冷却する水や油等の冷媒(以
下、冷却水と記す)を加熱室3に下端の流入ポート3a
から上端の流出ポート3bに向けて流すようにしてい
る。
ロン(例えばフロン134A)等の低沸点の媒体を封入
する加圧室4に構成されている。また、インナシェル2
には、ゴム製のベローズ5がその上端をインナシェル2
の上壁部に挿設した配管用プラグ6に嵌着した状態で収
納されている。そして、ベローズ5内を、車両に搭載す
る油圧アクチュエータ、例えば、車高調整用の油圧シリ
ンダ(図示せず)に連なる油室7に構成し、加熱室3に
流す冷却水の熱によって加熱気化される加圧室4内の媒
体の蒸気圧で油室7を圧縮して油圧を発生させるように
している。
るために、樹脂製として断熱性を高めており、また、イ
ンナシェル2は熱伝導性の良い金属、例えば、アルミ製
としている。ここで、インナシェル2を圧力容器として
の強度を確保するために厚肉にすると、ヒートマスが大
きくなって、冷却水の通水開始から油圧が立上るまでに
時間がかかり、熱−圧力変換の応答性が悪くなる。そこ
で、本実施形態では、加熱室3内に、図2に示す如く、
アウタシェル1とインナシェル2とに接触する波板状の
フィン部材8を設け、加圧室4の内圧をインナシェル2
だけでなくフィン部材8を介してアウタシェル1によっ
ても受けられるようにしている。これによれば、インナ
シェル2を左程厚肉にせずに圧力容器としての強度を確
保でき、ヒートマスを小さくして熱−圧力変換の応答性
を向上できる。
熱面積が増し、冷却水からインナシェル2への熱伝達効
率が向上する。更に、本実施形態では、フィン部材8
に、図3に示す如く、これを部分的に切起して複数の窓
穴8aを形成し、アウタシェル1とフィン部材8とで画
成される通路部分3aに流れる冷却水をインナシェル2
とフィン部材8とで画成される通路部分3bにこれら窓
穴8aを介して導入し得るようにしており、そのため、
冷却水とインナシェル2との間での直接的な熱交換が促
進され、熱伝達効率が一層向上する。
壁2aとの間に空隙を存して底上板9が設けられてい
る。底上板9の外径はインナシェル2の内径よりも少許
小径になっており、底上板9の周囲にインナシェル2の
周壁2bとの間の隙間が確保される。底上板9は、その
周方向複数箇所に形成した窪み部9aにおいてインナシ
ェル2の底壁2aに着座し、該底壁2aに挿設したプラ
グ10の上端に中央部において連結されている。
り、加圧室4を通路10aを介して真空引きした後に加
圧室4に媒体を注入し、最後に通路10aを盲栓10b
で密閉して加圧室4に媒体を封入する。通路10aは、
底上板9の中央の開口9bに連通すると共に、プラグ1
0に形成した横孔10cを介して底上板9とインナシェ
ル2の底壁2aとの間の空隙に連通している。かくて、
真空引きに際しベローズ5が下方に膨張して開口9bが
閉塞されても、底上板9と底壁2aとの間の空隙と底上
板9の周囲の隙間とを介して加圧室4内に吸引力が作用
するため、ベローズ5に邪魔されることなく加圧室4を
充分に真空引きできる。
は、上下方向に延在する突条11が周方向に間隔を存し
て複数設けられている。本実施形態で突条11は線材で
構成されているが、周壁2bに突条11を一体に形成し
ても良い。加圧室4の真空引きに際し、ベローズ5が径
方向に膨張して周壁2b内面に全周に亘って接触する
と、接触部の上方部分にはそれ以上吸引力が作用しなく
なるが、突条11を設ければ、突条11の両脇に隙間が
明くため、ベローズ5の接触部の上方部分にこの隙間を
介して吸引力が作用し、かくて加圧室4を確実に真空引
きできる。尚、突条11の下端は底上板9とインナシェ
ル2の周壁2bとの間の隙間に挿入されている。
部に溜っていた液相の媒体が冷却水からの熱で加熱気化
される。この際、底上板9とインナシェル2の底壁2a
との間の空隙から媒体の沸騰に伴って媒体の液滴が底上
板9の周囲の隙間を通して上方に飛散し、加圧室4の上
部にも液相の媒体が分散される。従って、インナシェル
2の底壁のみならず底上板9や周壁2bも液相媒体の加
熱気化に寄与する伝熱部となり、フィン部材8や突条1
1による伝熱面積の増加と相俟って液相媒体が効率良く
加熱気化され、熱−圧力変換の応答性が可及的に向上す
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 上下方向に長手のアウタシェルとインナ
シェルとを備え、アウタシェルとインナシェルとの間の
空間を車両に搭載する動力源の冷却用の冷媒を流す加熱
室に構成すると共に、インナシェル内を気液変化する媒
体を封入した加圧室に構成し、該加圧室内の媒体の蒸気
圧で圧縮される油室を設けて、該油室の圧縮により油圧
を発生させるようにした車両用油圧源装置であって、加
圧室の底部にインナシェルの底壁との間に空隙を存して
底上板を設け、該底上板の周囲にインナシェルの周壁と
の間の隙間を確保することを特徴とする車両用油圧源装
置。 - 【請求項2】 インナシェルの周壁内面に上下方向に延
在する突条を周方向に間隔を存して複数設けることを特
徴とする請求項1に記載の車両用油圧源装置。 - 【請求項3】 インナシェルに油室を構成するベローズ
を収納すると共に、底上板とインナシェルの底壁との間
の空隙に連通する真空引き用の通路を設けることを特徴
とする請求項1乃至2記載の車両用油圧源装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22483196A JP3675978B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 車両用油圧源装置 |
| DE19648050A DE19648050B4 (de) | 1995-11-28 | 1996-11-20 | Hydraulikdruckquelleneinrichtung und Fahrzeughöhen-Steuer/Regel-Einrichtung |
| US08/753,501 US5927071A (en) | 1995-11-28 | 1996-11-26 | Hydraulic pressure source apparatus and vehicle height control apparatus |
| KR1019960058352A KR100298532B1 (ko) | 1995-11-28 | 1996-11-27 | 유압원 장치 및 차량높이 조정 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22483196A JP3675978B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 車両用油圧源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1068403A true JPH1068403A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3675978B2 JP3675978B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=16819875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22483196A Expired - Fee Related JP3675978B2 (ja) | 1995-11-28 | 1996-08-27 | 車両用油圧源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3675978B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007506058A (ja) * | 2003-09-22 | 2007-03-15 | デーナ、コーポレイション | 統合加圧流体システム用の圧力容器アセンブリ |
| CN115139780A (zh) * | 2021-03-30 | 2022-10-04 | 比亚迪股份有限公司 | 油气管理系统及具有其的车辆 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22483196A patent/JP3675978B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007506058A (ja) * | 2003-09-22 | 2007-03-15 | デーナ、コーポレイション | 統合加圧流体システム用の圧力容器アセンブリ |
| CN115139780A (zh) * | 2021-03-30 | 2022-10-04 | 比亚迪股份有限公司 | 油气管理系统及具有其的车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3675978B2 (ja) | 2005-07-27 |
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