JPH1068648A - 液体の計量供給装置及びその供給方法 - Google Patents

液体の計量供給装置及びその供給方法

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JPH1068648A
JPH1068648A JP22514296A JP22514296A JPH1068648A JP H1068648 A JPH1068648 A JP H1068648A JP 22514296 A JP22514296 A JP 22514296A JP 22514296 A JP22514296 A JP 22514296A JP H1068648 A JPH1068648 A JP H1068648A
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liquid
elastic member
discharge
metering
supplying
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JP22514296A
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Yukio Umetsu
幸夫 梅津
Takeshi Baba
剛 馬場
Tomomasa Nakano
智政 中野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液体の計量精度を高める。 【解決手段】液体11の必要供給量に対応したステップ
数だけステッピングモーター20を回転させると、ボー
ルネジ18、フローティングジョイント19等を介して
ピストン27が図中下方に移動される。このピストン2
7によって押し出された体積は、同体積の非圧縮性液体
12を介してチューブ13をその外側から圧することに
なる。チューブ13には、外部に連通する供給口13b
が設けられているため、液体11は供給口13bの先端
からその体積分だけ吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体の計量供給装
置及びその供給方法に関し、例えば、接着剤や溶剤、潤
滑油、潤滑グリス等の液体を所定の供給場所に計量して
供給するための液体の計量供給装置及びその供給方法に
関するものである。
【0002】また、本発明は、例えば、接着剤等の粘性
を有する液体を所定の供給場所に計量して供給するため
の液体の計量供給装置における吐出口付近の液体の硬化
を防止する液体の計量供給装置及びその供給方法に関す
るものである。
【0003】
【従来の技術】以下に、液体の計量供給装置の構成及び
その供給方法に関する従来技術について説明する。
【0004】<従来の技術1>図9は、従来の技術1に
基づく液体の計量供給装置の構成及びその供給方法を説
明する図である。
【0005】図9において、液体の計量供給装置600
は、シリンジ601の下端に先細りしたニードル602
がはめ込まれ、シリンジ601の上端に取り付けられた
ニードルキャップ603を介してチューブ604が連結
されている。シリンジ601内部には、液体605が充
填され、チューブ604から圧縮された気体を所定時間
供給することにより、液体605がニードル602から
押し出されて供給される。
【0006】<従来の技術2>図10は、従来の技術2
に基づく液体の計量供給装置の構成及びその供給方法を
説明する図である。
【0007】図10において、従来の技術2の液体の計
量供給装置700は、一般にチュービングポンプ方式と
言われているもので、駆動ローラ701の円周部分に複
数個の回動自在な遊星ローラ702を等間隔に設け、チ
ューブ704の一端に先細りしたニードル705がはめ
込まれ、他端が液体707が注入された容器706の内
部に投入されている。そして、遊星ローラ702と壁部
703の間に弾性を有するチューブ704を配設し、駆
動ローラ701を矢印方向に回転することで、チューブ
704が遊星ローラ702と壁部703の間でしごかれ
(遊星ローラ702がチューブ704を押し潰し、チュ
ーブ704がその復元力によって戻る動作を繰り返すこ
と)、容器706内の液体707がチューブ内を位置7
07a、707b、707cの如く順次送り出され、ニ
ードル705から供給されるようになっている。
【0008】<従来の技術3>図11は、従来の技術3
に基づく液体の計量供給装置の構成及びその供給方法を
説明する図である。
【0009】図11において、従来の技術3の液体の計
量供給装置800は、シリンジ801の下端に先細りし
たニードル802がはめ込まれ、シリンジ801内部に
液体806を充填した状態で、その内部を密閉するよう
にピストン803が摺動自在に挿入されている。このピ
ストン803は、ステッピングモータ805により回転
するボールネジ804に係合された部材に接続されて上
下に駆動される。
【0010】シリンジ801内部の液体806は、ピス
トン803を押すことにより所定量吐出供給するように
構成され、液体806の必要供給量に対応したステップ
数だけステッピングモーター805を回転させることに
より、ピストン803が図中下方に移動され、液体80
6がニードル802の先端部から一定量吐出される。液
体806の吐出供給が複数回繰り返され、シリンジ80
1内の液体806が少なくなったときには、ニードル8
02を不図示の容器の中に入った新たな液体に潜り込む
位置まで液体の定量供給装置800を移動させ、ステッ
ピングモーター805を逆回転させることにより、ピス
トン803が図中上方に移動されて、液体がシリンジ8
01内に吸引、充填される。
【0011】<従来の技術4>図23は、従来の技術4
に基づく液体の計量供給装置の構成及びその供給方法を
説明する図である。
【0012】図23において、液体の計量供給装置41
0は、シリンジ312の下端に先細りしたニードル31
3がはめ込まれ、シリンジ312の上端に取り付けられ
たシリンジキャップ314を介してチューブ315が連
結されている。シリンジ312内部には、液体302が
充填されている。チューブ315は、液体の供給制御コ
ントローラ420に接続されており、このコントローラ
420から圧縮された気体を所定時間供給することによ
り、液体302がニードル313から押し出されて供給
される。圧縮された気体の圧力設定は、液体の供給制御
コントローラ420に搭載された圧力調整器421によ
り行う。
【0013】<従来の技術5>図24は、従来の技術5
に基づく液体の計量供給装置の構成及びその供給方法を
説明する図である。
【0014】図24において、従来の技術3の液体の計
量供給装置460は、支持部材364の側部に延設され
た腕部364bにシリンジ312が支持されている。シ
リンジ312の下端には、先細りしたニードル313が
はめ込まれ、シリンジ312内部に液体302を充填し
た状態で、その内部を密閉するようにピストン362が
摺動自在に挿入されている。
【0015】シリンジ312の内面で摺動するピストン
362の一端は、スライド部材363に固定されてお
り、スライド部材363は、支持部材364に設けられ
た2本の並列するガイドシャフト368に案内されて、
ステッピングモーター365により回転されるボールネ
ジ367に螺合されて上下に駆動される。ステッピング
モータ365は、支持部材364の上方に形成された腕
部364aに載置される。ステッピングモータ365
は、液体の供給制御コントローラ373に電気的に接続
されており、液体302の必要供給量に対応したステッ
プ数だけ回転されることにより、ピストン362が図中
下方に移動され、液体302がニードル313から一定
量吐出される。
【0016】ボールネジ367の上端とステッピングモ
ータ365の回転軸とを接続するフローティングジョイ
ント366は、ステッピングモーター365の回転中心
軸とボールネジ367の回転中心軸のズレや傾きなどを
補正するために設けられる。また、支持部材364の上
部及び下部に夫々設けられた上昇リミットスイッチ36
9と下降リミットスイッチ370は、スライド部材36
3の上昇限界位置及び下降限界位置を検知するためのも
のであり、スライド部材363に設けられたスイッチ遮
光板371が上昇リミットスイッチ369と下降リミッ
トスイッチ370のセンサー光を遮ることにより、上昇
限界位置及び下降限界位置を検知する。
【0017】<従来の技術6>図29は、従来の技術6
に基づく液体の計量供給装置であって、接着剤等の粘性
液体の吐出供給に適用した場合の装置構成を示す側断面
図である。
【0018】図29において、液体の計量供給装置90
0は、略円筒状の吐出供給装置本体912と、この吐出
供給装置本体912の下端部に接続され、吐出供給装置
本体912内の接着剤914を吐出供給するためのニー
ドル916と、吐出供給装置本体912の上部に、この
吐出供給装置本体912を密閉するように接着され、内
部の接着剤914を押し出すための蛇腹状の弾性部材9
18とを備えている。
【0019】吐出供給装置本体912とニードル916
の接続部の近傍には、吐出供給装置本体912内の接着
剤914のニードル916への流入を許容する状態と阻
止する状態とを切り替えるためのバルブ920が設けら
れている。バルブ920は、電磁弁から構成されてお
り、これらの開閉を行うためのソレノイド923が接続
されている。
【0020】また、弾性部材918の上部には、この弾
性部材918を上下方向に伸縮駆動するためのエアシリ
ンダ922のピストンロッドが接続されている。エアシ
リンダ922には、エアシリンダ922の各空気室を大
気に開放するためのバルブ922a、922bが設けら
れている。弾性部材918の上部には、さらに弾性部材
918の上下動ストロークを規制するための当接片92
6が一体的に取り付けられている。当接片926の上方
には、計量供給装置900を支持するための不図示の支
持部材に固定され、弾性部材918の上方への移動スト
ロークを規制するためのストッパー928が設けられて
いる。当接片926がこのストッパー928に当接する
ことにより、弾性部材918の上端位置が規定される。
一方、当接片926の下方には、上記の支持部材に固定
され、弾性部材918の下方への移動ストロークを規制
するためのストッパー930が設けられている。ストッ
パー930には、ネジにより上下方向の位置調整が可能
なストッパーピン932が設けられており、このストッ
パーピン932の位置を調整することにより、弾性部材
918の下方への移動ストロークを調整することが出来
る。これにより吐出量の微調整が可能である。
【0021】吐出供給装置本体912の上下方向の中間
部には、この吐出供給装置本体912内に接着剤914
を供給するための供給パイプ936が接続されている。
供給パイプ936には、バルプ938が設けられてお
り、供給パイプ936の開閉が出来るようになされてい
る。バルブ938は、電磁弁から構成されており、この
開閉を行うためのソレノイド940が接続されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、以下のような問題点がある。
【0023】<従来の技術1の問題点> (1)液体605の供給量を決める要素の中で、大きな
要素となるものは、(a)圧縮された気体の圧力、
(b)圧縮された気体の供給時間、(c)ニードルの内
径、であるが、実際の使用環境では圧縮された気体の圧
力が微小量変化したり、液体605の粘度が温度によっ
て変化したり、シリンジ601内の液体605の残量が
変化する等によって、(b)圧縮された気体の供給時間
や、(c)ニードルの内径、が同じであっても供給量が
変化し、供給量の精度を保持して供給することができな
い。
【0024】(2)また、シリンジ601内の液体60
5が無くなったときには、液体605を補給するために
装置を停止しなければならず、装置の稼働率が上がらな
い原因になっていた。
【0025】<従来の技術2の問題点> (3)チューブ704をしごいて液体707を送り出す
方式の装置のため、長時間使用しているとチューブ70
4が弾性を失い、このチューブのへたりによって、位置
707a、707b、707cの体積が徐々に小さくな
り供給量の精度保持できない。
【0026】(4)また、チューブ704の復元力を利
用する供給方法のため、粘度の高い液体を供給しようと
すると、チューブ704の復元に時間がかかり、供給ス
ピードが上がらないといった問題や、最悪の時には供給
できないことがある。
【0027】(5)また、チューブ704のへたりによ
り使用条件を満足できないときには、チューブ704を
交換するために装置を停止しなければならず、装置の稼
働率が上がらない原因になっていた。
【0028】上記(1)〜(5)に記載の問題点を解決
するために従来の技術3を利用しているが、以下の
(6)〜(8)に記載した新たな問題点が発生する。
【0029】<従来の技術3の問題点> (6)空気中の水分と反応し、硬化する接着剤(例え
ば、シリコーン系接着剤や、シアノアクリレート系瞬間
接着剤など)を供給しようとする場合、ピストンの移動
に伴って、シリンジの内壁に微小量残った接着剤が空気
中の水分と反応硬化し、ピストンがシリンジ内壁に接着
されてピストンが作動しなくなる。
【0030】また、空気中の水分と反応し硬化する接着
剤(例えば、シリコン系接着剤や、シアノアクリレート
系瞬間接着剤など)を供給しようとする場合、チューブ
804から供給する圧縮気体を、水分を含まない気体
(例えば、窒素ガスなど)にしたとしても、ニードル8
02先端は大気中にあるため、ニードル802内が硬化
したり、ニードル802先端に微小量付着した接着剤が
ニードル802外側に回り込み硬化し、それが繰り返し
行われるとニードル802先端に玉状に成長し液体の供
給が妨げられることとなる。
【0031】(7)温度を上げると硬化する接着剤(例
えば、熱硬化性を有する紫外線硬化型接着剤など)を供
給しようとする場合、ピストンの移動に伴って、ピスト
ンとシリンジの間に微小量の接着剤が、ピストンとシリ
ンジの摺動摩擦熱によって硬化し、ピストンがシリンジ
内壁に接着されてピストンが作動しなくなる。
【0032】(8)金属、プラスチック樹脂、セラミッ
クなどの粉末体を混合した液体を供給しようとする場
合、ピストンの移動に伴って、ピストンとシリンジの間
に残る粉末体がピストン内壁の摩擦係数を高めてしま
い、ピストンの動きを悪くして、最悪の場合ピストンが
作動しなくなる。
【0033】<従来の技術4の問題点>液体302を吐
出させようとする場合、チューブ315からシリンジ3
12に圧縮された気体を所定時間供給して液体302を
ニードル313から吐出させるが、吐出が終了した時点
でシリンジ312内の気体は大気圧に開放されるため、
粘度の低い液体を用いた場合、液体302の自重によっ
てニードル313から液体が滴れてしまうという問題点
がある。
【0034】この液体の滴れを防止する方法として、吐
出が終了してシリンジ312内の気体を大気圧に開放し
た後、不図示の圧力調整器を設定して負圧(大気圧より
低い圧力)を付加し、ニードル313先端付近の液体を
微小量シリンジ312側へ引き込む方法が採用されてい
る。
【0035】しかしながら、シリンジ312内部の負圧
は略一定のため、天候の変化や、計量供給装置410周
辺の温度変化等により大気圧が変化した場合、例えば、
シリンジ312内の圧力が大気圧より高い場合には、ニ
ードル313から液体302が滴れ、反対に、シリンジ
312内の圧力が大気圧より低い場合には、ニードル3
13からシリンジ312内に空気が入り込み、液体30
2が空気中の水分と反応し硬化するシリコン系接着剤等
である場合、シリンジ312内で硬化してしまうという
問題がある。
【0036】<従来の技術5の問題点>ピストン362
を所定の距離だけ押し出して液体302の吐出を完了す
る際に、液体302が粘度の高い液体の場合や、液体に
圧縮性がある場合等では、ピストン362の動作が終了
しても液体302内に圧力が残り、二ードル313から
液体302が滴れてしまうという問題がある。
【0037】この液体の滴れを防止する方法として、ピ
ストン362が図中下方に移動し吐出が終了した後、ス
テッピングモータ365を微小量逆回転させることによ
り、ピストン362を図中上方に移動させて液体302
内に残った圧力を大気圧より低くすると共に、ニードル
313先端付近の液体を微小量シリンジ312側へ引き
込むことにより、ニードル313からの液体302の滴
れを防止する方法が採用されている。
【0038】しかしながら、ニードル313先端付近の
液体をシリンジ312側へ引き込む量が多いと、ニード
ル313内の空洞部分が大きくなり、次の吐出の時に空
気の泡となってニードル313から吐き出されることが
あるため微小量の吐出が必要な場所では液体が供給すべ
き場所からはみ出し、良好な供給が行えないという欠点
がある。また、ステッピングモータ365の逆回転量が
多い場合、駆動時間がかかり、装置全体としての生産量
の低下を招く。
【0039】一方、ステッピングモータ365の逆回転
量は、(1)ニードル313の内径、(2)ピストン3
62の図中下方への移動量及び速度、(3)液体302
の量、(4)液体302の製造ロットによる粘度等のバ
ラツキ、等に起因して最適な回転量が変化するため、そ
の設定に時間を費やし、その間生産が停止を停止させね
ばならず、生産効率の低下を招くするという問題点があ
る。
【0040】<従来の技術6の問題点>弾性部材918
の断面積と弾性部材918の伸縮ストロークによって、
吐出量は決定される。
【0041】また、実質的には弾性部材918の製作で
きる最小径に決められており、例えば、直径でφ6mm
程度である。
【0042】また、伸縮ストロークも、たとえば0.5
mmとすると、 π(6/2)^2(以下、^は、べき乗を表わす)×
0.5≒14.1(mm^3)→0.014cc となり、上記以下の微量吐出は不可能である。
【0043】従って、0.01cc以下といった極めて
微量な吐出には不向きである。
【0044】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、以下の通りであ
る。即ち、液体の計量精度を高めることができ、ピスト
ン等の動作にも何ら悪影響を発生させないで計量供給で
き、装置寿命を向上させる液体の計量供給装置及びその
供給方法を提供することにある。
【0045】また、液体の計量供給装置における吐出口
付近に発生する液体の硬化を防止し、液体供給を良好に
行うことができる液体の計量供給装置及びその供給方法
を提供することにある。
【0046】また、液体の計量供給装置における吐出後
の液体の切れを良くし、良好な液体供給が可能な液体の
計量供給装置及びその供給方法を提供することにある。
【0047】また、液体の微量吐出が可能となる液体の
計量供給装置及びその供給方法を提供することにある。
【0048】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明に係る第1の観点では、以
下の構成を備える。即ち、所定量の液体を所定位置に供
給するための液体の計量供給装置において、安定な性質
を有する流体を充填密封されたケース部材と、前記液体
を外部に吐出するための吐出口が形成され、前記液体を
収容可能に前記ケース部材内に保持される可撓性を有す
るチューブ状容器と、前記チューブ状容器に付加する圧
力を調節して、該チューブ状容器内から所定量の液体を
吐出させる圧力調節手段とを具備する。
【0049】また、本発明に係る第2の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、所定量の液体を所定位置に供給
するための液体の計量供給方法において、安定な性質を
有する流体を充填密封されたケース部材内に、前記液体
を外部に吐出するための吐出口が形成され、前記液体を
収容可能に設けられる可撓性を有するチューブ状容器を
保持させ、前記チューブ状容器に付加する圧力を調節し
て、該チューブ状容器内から所定量の液体を吐出させ
る。
【0050】以上のように、本発明の液体の計量供給装
置及びその供給方法においては、供給すべき液体を直接
ピストンで押し出すのではなく、上記(6)〜(8)に
記載の問題点を起こさない安定な性質を有する流体を介
して、間接的に押し出すので、吐出量の精度を高めるこ
とができ、ピストン等の動作にも何ら悪影響を発生しな
いで供給できる。
【0051】また、本発明に係る第3の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、液体(202)を吐出するため
のニードル(213)を有し、該液体(202)を充填
密封可能な容器(212)の内部に圧力を付与すること
により、該ニードル(213)から所定量の液体を所定
位置に供給するための液体の計量供給装置において、前
記ニードル(213)の近傍において、該ニードル(2
13)周辺部分に前記液体(202)とは反応しない気
体を吹き付けるための吹付手段(200、250、27
0)を設けた。
【0052】また、本発明に係る第4の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、液体(202)を吐出するため
のニードル(213)を有し、該液体(202)を充填
密封可能な容器(212)の内部に圧力を付与すること
により、該ニードル(213)から所定量の液体を所定
位置に供給するための液体の計量供給方法において、前
記ニードル(213)の近傍において、該ニードル(2
13)周辺部分に前記液体(202)とは反応しない気
体を吹き付ける。
【0053】また、本発明に係る第5の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、所定量の液体を所定位置に供給
するための液体の計量供給装置において、前記液体を吐
出するための吐出口(313)を有し、該液体を充填密
封可能な容器(312)と、前記容器(312)内部を
所定時間加圧して前記吐出口(313)から所定量の液
体を吐出させると共に、吐出終了後に前記容器(31
2)内部に所定の負圧をかける圧力調節手段(316、
373)と、前記容器内部の相対的な圧力を検出する検
出手段(320、321)とを備え、前記検出手段によ
る検出結果に応じて、前記容器(312)内部にかける
負圧を決定する。
【0054】また、本発明に係る第6の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、液体を充填密封可能にされ、該
液体を吐出するための吐出口(313)を有する容器内
から所定量の液体を所定位置に供給するための液体の計
量供給方法において、前記容器(312)内部を所定時
間加圧して前記吐出口(313)から所定量の液体を吐
出させ後、該容器の相対的な圧力に応じて前記容器(3
12)内部に所定の負圧をかける。
【0055】また、本発明に係る第7の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、吸入した液体(514)を所定
量だけ吐出して、所定位置に供給するための液体の計量
供給装置(500)であって、中空筒状の第1の吐出供
給装置本体(525)及び第2の吐出供給装置本体(5
24)と、前記第1の吐出供給装置本体の下流側端部に
接続され、前記液体を吐出するためのニードル(51
6)と、前記第1の吐出供給装置本体と内部で連通する
と共に、前記ニードルより上流側に設けられた伸縮自在
の第1の弾性部材(519)と、前記第1の弾性部材
(519)を前記液体の吐出量に対応した距離だけ伸縮
させるための第1の伸縮手段(523)と、前記第1の
吐出供給装置本体の上流側端部と前記第2の吐出供給装
置本体の下流側端部とを接続すると共に、前記第2の吐
出供給装置本体からの液体の流入を許容する状態と阻止
する状態とを切り換えるための第1のバルブ(521)
と、前記第2の吐出供給装置本体の上流側端部に設けら
れ、液体の補給源から前記第2の吐出供給装置本体内へ
の液体の流入を許容する状態と阻止する状態とを切り換
えるための第2のバルブ(520)と、前記第2の吐出
供給装置本体における前記第1のバルブと第2のバルブ
との間に設けられた伸縮自在の第2の弾性部材(51
8)と、前記第2の弾性部材(518)を前記液体の吐
出量又は吸入量に対応した距離だけ伸縮させるための第
2の伸縮手段(522)とを具備する。
【0056】また、本発明に係る第8の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、中空筒状の第1の吐出供給装置
本体(525)及び第2の吐出供給装置本体(524)
と、前記第1の吐出供給装置本体の下流側端部に接続さ
れ、前記液体を吐出するためのニードル(516)と、
前記第1の吐出供給装置本体と内部で連通すると共に、
前記ニードルより上流側に設けられた伸縮自在の第1の
弾性部材(519)と、前記第1の弾性部材(519)
を前記液体の吐出量に対応した距離だけ伸縮させるため
の第1の伸縮手段(523)と、前記第1の吐出供給装
置本体の上流側端部と前記第2の吐出供給装置本体の下
流側端部とを接続すると共に、前記第2の吐出供給装置
本体からの液体の流入を許容する状態と阻止する状態と
を切り換えるための第1のバルブ(521)と、前記第
2の吐出供給装置本体の上流側端部に設けられ、液体の
補給源から前記第2の吐出供給装置本体内への液体の流
入を許容する状態と阻止する状態とを切り換えるための
第2のバルブ(520)と、前記第2の吐出供給装置本
体における前記第1のバルブと第2のバルブとの間に設
けられた伸縮自在の第2の弾性部材(518)と、前記
第2の弾性部材(518)を前記液体の吐出量又は吸入
量に対応した距離だけ伸縮させるための第2の伸縮手段
(522)とを具備する液体の計量供給装置(500)
において、前記第1、第2の弾性部材の伸縮動作に連動
して、前記第1、第2のバルブを開閉させることによ
り、吸入した液体を所定量だけ吐出して、所定位置に供
給するための液体の計量供給方法であって、前記第2の
バルブ(520)を閉弁、前記第1のバルブ(521)
を開弁した状態で、前記第2の弾性部材(518)を伸
張させると共に、前記第1の弾性部材(519)を収縮
させる第1の工程と、前記第2の弾性部材(518)を
収縮させると共に、前記第1の弾性部材(519)を伸
張させ、該第2の弾性部材(518)の体積変化量(V
1)と、該第1の弾性部材(519)の体積変化量(V
2)の差分の液体を前記ニードル(516)から吐出さ
せる第2の工程と、前記第1のバルブ(521)を閉弁
する第3の工程と、前記第2のバルブ(520)を開弁
する第4の工程と、前記第1の弾性部材(519)を収
縮させると共に、前記第2の弾性部材(518)を伸張
させ、該第2の弾性部材(518)の体積変化量(V
1)と、該第1の弾性部材(519)の体積変化量(V
2)との差分の液体を前記第2のバルブ(520)を介
して吸引させる第5の工程と、前記第1のバルブ(52
1)を開弁する第6の工程とを具備する。
【0057】また、本発明に係る第9の観点では、以下
の特徴を備える。即ち、吸入した液体(564)を所定
量だけ吐出して、所定位置に供給するための液体の計量
供給装置(550)であって、中空筒状の吐出供給装置
本体(574)と、前記吐出供給装置本体の下流側端部
に接続され、前記液体を吐出するためのニードル(56
6)と、前記吐出供給装置本体の下流側端部における前
記ニードルより上流側に設けられ、前記吐出供給装置本
体内の液体の前記ニードルへの流入を許容する状態と阻
止する状態とを切り換えるための第1のバルブ(57
1)と、前記吐出供給装置本体の上流側端部にに設けら
れ、液体の補給源から前記吐出供給装置本体内への液体
の流入を許容する状態と阻止する状態とを切り換えるた
めの第2のバルブ(570)と、前記吐出供給装置本体
の胴体部分を挟むように設けられ、互いに断面積の異な
る伸縮自在に構成された第1の弾性部材(569)と第
2の弾性部材(568)と、前記第1の弾性部材と第2
の弾性部材とを連結する連結部材(580)と、前記第
1の弾性部材の伸縮動作に連動して、前記第2の弾性部
材を前記第1の弾性部材の伸縮動作とは反対に伸縮動作
させるための伸縮手段(572)とを具備する。
【0058】また、本発明に係る第10の観点では、以
下の特徴を備える。即ち、中空筒状の吐出供給装置本体
(574)の下流側端部に接続され、前記吐出装置本体
内の液体を吐出するためのニードル(566)と、前記
吐出供給装置本体の下流側端部における前記ニードルよ
り上流側に設けられ、前記吐出供給装置本体内の液体の
前記ニードルへの流入を許容する状態と阻止する状態と
を切り換えるための第1のバルブ(571)と、前記吐
出供給装置の上流側端部にに設けられ、液体の補給源か
ら前記吐出供給装置本体内への液体の流入を許容する状
態と阻止する状態とを切り換えるための第2のバルブ
(570)と、前記吐出供給装置本体の胴体部分を挟む
ように設けられ、互いに断面積の異なる伸縮自在に構成
された第1の弾性部材(569)と第2の弾性部材(5
68)とを具備する液体の計量供給装置(550)にお
いて、前記第1の弾性部材の伸縮動作に連動して、前記
第2の弾性部材を前記第1の弾性部材の伸縮動作とは反
対に伸縮動作させことにより、吸入した液体を所定量だ
け吐出して、所定位置に供給するための液体の計量供給
方法であって、前記第1のバルブ(571)及び第2の
バルブ(570)を閉弁した状態で、前記第2の弾性部
材(568)を収縮させると共に、前記第1の弾性部材
(569)を伸張させる第1の工程と、前記第1のバル
ブ(571)を開弁する第2の工程と、前記第1の弾性
部材(569)を収縮させると共に、前記第2の弾性部
材(568)を伸張させ、該第1の弾性部材(569)
の体積変化量(V2)と第2の弾性部材(568)の体
積変化量(V1)との差分の液体を前記ニードル(56
6)から吐出する第3の工程と、前記第1のバルブ(5
71)を閉弁する第4の工程と、前記第2のバルブ(5
70)を開弁する第5の工程と、前記第1の弾性部材
(569)を伸張させると共に、前記第2の弾性部材
(568)を収縮させ、該第1の弾性部材(569)の
体積変化量(V2)と第2の弾性部材(568)の体積
変化量V2との差分の液体を前記第2のバルブ(57
0)を介して吸引させる第6の工程とを具備する。
【0059】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。 <第1の実施形態>先ず、本発明に係る第1の実施形態
の液体の計量供給装置について説明する。
【0060】図1は、本発明に係る第1の実施形態の液
体の計量供給装置の構成を示す側面図であり、その構成
の一部を断面図で示している。
【0061】図1において、本発明に係る第1の実施形
態の液体の計量供給装置10は、全体の外郭を形成する
支持部材14の下部に、直方体状の中空ケース15が取
り外し可能に取り付けられ、この中空ケース15は、そ
の上端面に開閉可能なケース蓋16を有する。また、中
空ケース15の下端側面には、開口17が形成されてお
り、、その側部に配置されたシリンジ22の下端と開口
17とをパイプ28で連結することにより、シリンジ2
2とケース15とは内部で連通される。ケース15内に
は、外圧が付加されることでたわむ材質のチューブ13
が配置され、チューブ13の一部には、側面に固定ネジ
部13aが形成された供給口13bが設けられてチュー
ブ13内に充填される液体11を外部に吐出可能となっ
ている。チューブ13は、ケース15の底面部分に固定
ネジ部13aを螺合させることでチューブ13内を外部
と連通すると共に、ケース15内の所定位置に保持され
る。チューブ13は、例えばポリプロピレン樹脂をブロ
ー成形によって形成したもので、液体11を貯蔵してい
る内壁の樹脂厚を十分薄くすることによって、外力が付
加されて容易に橈む構造となっている。
【0062】シリンジ22のピストン27の下面、シリ
ンジ22及びパイプ28の内面、チューブ13を除くケ
ース15内面で規定される密閉された空間には、安定な
性質を有する流体として非圧縮性液体12のみが隙間な
く充填されいる。
【0063】ケース15とシリンジ22とは、支持部材
14から側方に延設された腕部14bに固定されてい
る。
【0064】シリンジ22の内面で摺動するピストン2
7の一端は、スライド部材30に固定されており、スラ
イド部材30は、支持部材14に設けられた2本の並列
するガイドシャフト23に案内されて、例えばステッピ
ングモーター20により回転されるボールネジ18に螺
合されて上下に駆動される。ステッピングモータ20
は、支持部材14の上方に形成された腕部14aに載置
される。
【0065】チューブ13内部の液体11は、ピストン
27を押すことで非圧縮性液体12から外圧が作用する
ことにより、供給口13bから所定量吐出供給するよう
に構成され、液体11の必要供給量に対応したステップ
数だけステッピングモーター20を回転させることによ
り、ピストン27が図中下方に移動され、液体11が供
給口13bからから一定量吐出される。
【0066】ボールネジ18の上端とステッピングモー
タ20の回転軸とを接続するフローティングジョイント
19は、ステッピングモーター20の回転中心軸とボー
ルネジ18の回転中心軸のズレや傾きなどを補正するた
めに設けられる。
【0067】支持部材14の上部及び下部に夫々設けら
れた上昇リミットスイッチ25と下降リミットスイッチ
26は、スライド部材30の上昇限界位置及び下降限界
位置を検知するためのものであり、スライド部材30に
設けられたスイッチ遮光板24が上昇リミットスイッチ
25と下降リミットスイッチ26のセンサー光を遮るこ
とにより、上昇限界位置及び下降限界位置を検知する。
【0068】非圧縮性液体12は、圧縮により圧力が微
小量変化したり、温度により粘度やケース15内の体積
残量が変化しない性質を有し、水を主成分とする液体若
しくは鉱物油又は植物油を主成分とする液体若しくはシ
リコン油を用いる。そして、水を主成分とする非圧縮性
液体12を用いる場合には、水はどこにでもあり、ただ
同然であるので入手が容易で、人体や周りの環境にも無
害であるという利点がある。また、鉱物油又は植物油を
用いる場合には、入手が比較的容易でしかも安価であ
り、しかもシリンジとピストンの摺動面の潤滑油を兼ね
るとともにケース、シリンジ、ピストンなど鉱物油又は
植物油と接触する部分の防錆にもなるという利点があ
る。また、シリコン油を用いた場合には、油の中でも特
にシリコン油は他の物質との親和が少なく(例えば、空
気の混入)安定しているため、チューブ状容器の材質の
1つであるプラスチック樹脂に対する影響が少なく、ま
た人体に対する影響も少ないという利点がある。
【0069】(第1の実施形態の動作)次に、第1の実
施形態の液体の計量供給装置10による液体供給動作に
ついて説明する。
【0070】液体11の必要供給量に対応したステップ
数だけステッピングモーター20を回転させると、ボー
ルネジ18、フローティングジョイント19等を介して
ピストン27が図中下方に移動される。今、この移動量
を位置P1からP2までのストロークAとすると、その
体積Vはシリンジ22の内径をDとすると、 V=(D×D×π)/4×A となる。
【0071】このピストン27によって押し出された体
積Vは、同体積の非圧縮性液体12を介してチューブ1
3をその外側から圧することになる。チューブ13に
は、外部に連通する供給口13bが設けられているた
め、液体11は供給口13bの先端から体積Vだけ吐出
される。
【0072】液体11の吐出供給が複数回繰り返され、
チューブ13内の液体11が少なくなったときには、供
給口13bを不図示の容器の中に入った新たな液体11
に十分浸るように装置10ごと移動して、ステッピング
モーター20を逆回転させることにより、ピストン27
が図中上方に移動されて、液体11がシリンジ22内に
吸引、再度充填させる。
【0073】(第1の実施形態の効果)上述の第1の実
施形態によれば、上記従来の技術1の問題点(1)〜
(3)、従来の技術3の問題点(6)〜(8)を解決で
きる。
【0074】また、非圧縮性液体12を押し出すこと或
いはケース15内の非圧縮性液体12の体積を増加させ
ることにより、チューブ13内の液体11を供給できる
ので、チューブ13内の液体の特性にかかわらず精密な
供給を行うことができる。
【0075】また、液体11はチューブ13内だけに充
填されるので、液体の補充や交換等のメンテナンスを容
易に行うことができる。
【0076】<第2の実施形態>次に、本発明に係る第
2の実施形態の液体の計量供給装置について説明する。
【0077】図2は、本発明に係る第2の実施形態の液
体の計量供給装置の構成を示す側面図であり、その構成
の一部を断面図で示している。
【0078】図2において、本発明に係る第2の実施形
態の液体の計量供給装置40は、より大型のケースに第
1の実施形態の装置10を複数組設けたものであり、図
2では、2組の装置を略2倍の容積を有するケース45
に互いに背面させて搭載しているので、チューブ13よ
り容積の大きい球状のチューブ43、ケース45、ケー
ス蓋46が1つずつ設けられ、支持部材44が左右対称
に一体的に設けられている点以外は、装置40を構成す
る各部材は単純に2倍となっているだけで、第1の実施
形態の構成と同一である。従って、第1の実施形態と同
一の構成には、同一の部番を付与すると共に、符号a、
bを付けて左右対称の同一部材を識別できるようにして
説明を省略する。
【0079】(第2の実施形態の動作及び効果)上述の
第2の実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加え
て、 液体11の供給量が拡大するので、微小量を供給する
ときには1個のピストンで押し出し、大量に供給すると
きには複数のピストンで同時に押し出すことで、1台の
供給装置で微小量から多量までの広い範囲に亘る供給量
に対応することができる。
【0080】供給する液体の量と精度によって複数種
のピストン径を用意し、押し出すピストンを切り換える
ことで、1台の供給装置で供給できる液体に、様々な量
と精度で対応することができる。
【0081】<第3の実施形態>次に、本発明に係る第
3の実施形態の液体の計量供給装置について説明する。
【0082】図3は、本発明に係る第3の実施形態の液
体の計量供給装置の構成を示す側面図であり、その構成
の一部を断面図で示している。
【0083】図3において、本発明に係る第3の実施形
態の液体の計量供給装置60は、固定ネジ部13aを有
する供給口13bの代わりに、液体11の供給口8bと
ケース15への嵌合部8aを設けたニードル8を用い、
ケース15の底面部分に凸状の開口15aを設け、この
開口15aにチューブ13の開口した部分の一部を挟み
こむように嵌合部8aを嵌合することによって、チュー
ブ13を保持している。また、Oリング9は、液漏れ防
止のために設けられている。それ以外の構成及び動作
は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0084】(第3の実施形態の効果)上述の第3の実
施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、第1
の実施形態のように、チューブ13をたわみ易いプラス
チック樹脂で製作した場合、供給口13bの先端部の位
置が定まらず、また、供給口13bの先端部の径(内径
または外径)の精度を上げることができないという不具
合があるが、図示のようなチューブとは別体のニードル
8を設けることによって、供給口の先端部の位置や径の
精度を精密に管理できる。
【0085】<第4の実施形態>次に、本発明に係る第
4の実施形態の液体の計量供給装置について説明する。
【0086】図4は、本発明に係る第4の実施形態の液
体の計量供給装置の構成を示す側面図であり、その構成
の一部を断面図で示している。
【0087】図4において、本発明に係る第4の実施形
態の液体の計量供給装置70は、液体11を収納した液
タンク80を別体に用意し、この液タンク80を第3の
実施形態のニードル10の代わりに設けた継ぎ手82と
充填径路弁チューブ87により連結し、この充填径路弁
チューブ87に充填経路弁85を設け、液タンク80か
らチューブ13への液体11の充填経路を開閉できるよ
うにした。また、継ぎ手82に供給径路弁チューブ92
を介してニードル83をニードル固定部38により連結
して、チューブ13内の液体を供給できるようにし、供
給径路弁チューブ92に供給経路弁90を設けて供給経
路を開閉できるようにした。各経路弁85、90は、各
経路弁チューブ87、92を加圧駒86、91で挟むこ
とにより経路弁チューブ87、92を押し潰して開閉す
る。そして、液タンク80に設けたレギュレータ81に
よりタンク内部を加圧することによって、充填径路弁チ
ューブ87を介してチューブ13ヘの液体の充填を容易
にした。尚、加圧駒の駆動源は図示を省略している。そ
れ以外の構成は、第3の実施形態と同様であるので説明
を省略する。
【0088】(第4の実施形態の動作)次に、第4の実
施形態の供給装置の動作について説明する。
【0089】図5〜図8は、第4の実施形態の液体の計
量供給動作を説明する図である。尚、図5から図8にお
いては、装置動作に係る部材のみに部番を付してそれ以
外は第3の実施形態と同様であるので省略している。
【0090】チューブ13への液体の充填動作 図5に示すように、ピストン27が下降限界位置付近ま
で下降した状態で、液体の充填を行う場合、供給経路弁
90を閉弁し充填経路弁85を開弁する。次に、図6に
示すように、ピストン27を上方(矢印方向)に移動
し、チューブ13に液タンク80の中の液体を吸引して
充填させる。
【0091】チューブ13からの液体の供給動作 図7に示すように、チューブ13へ液体を充填し終えた
ら、充填経路弁85を閉弁し供給経路弁90を開弁す
る。次に、図8に示すように、液体11の必要供給量に
対応したステップ数だけステッピングモーター20を回
転させることにより、ピストン27を下方に移動し、ニ
ードル83から液体11を一定量吐出する。
【0092】(第4の実施形態の効果)上述の第4の実
施形態によれば、第3の実施形態の効果に加えて、充填
径路弁チューブ87を介してチューブ13ヘの液体の充
填を容易できる。即ち、ピストン27を引いてチューブ
13内部に液体11を充填するときに、チューブ13の
ニードル10を充填する液体に浸して行うが、例えば、
液体11の粘度が高いときには充填スピードが上がらな
いといった不都合や、最悪の場合には充填できない場合
に効果を発揮する。
【0093】また、空気中の水分と反応し硬化する接着
剤(例えば、シリコーン系接着剤や、シアノアクリレー
ト系瞬間接着剤など)を供給しようとする場合、充填す
る液体が空気に触れるため充填する前に硬化してしま
う。そこで、充填する液体を専用の容器に入れ圧力を加
え、充填経路弁85を介してチューブ13内に充填する
ようにして、チューブ13ヘの液体の充填を容易にでき
る。
【0094】<第5の実施形態>例えば、図1におい
て、チューブ13はプラスチック樹脂製に限ることはな
く、金属を蛇腹状のチューブとし伸縮自在にしたもので
も、またゴムのチューブでも良い。
【0095】また、非圧縮性液体を押し出したり、引い
たりする機構としてシリンジ及びピストンとしたが、ケ
ース15内の非圧縮性液体の体積を増減できる構造であ
れば、例えば、ピストンやステッピングモータ等の駆動
部を廃止し、代わりにパイプ28の途中にギアポンプな
どを設置するようにしてもよい。
【0096】また、非圧縮性液体12の代わりに、安定
な性質を有する流体として、圧縮により圧力が微小量変
化したり、温度により粘度やケース15内の体積残量が
変化しない性質を有する気体を用いてもよい。
【0097】<第6の実施形態>次に、本発明に係る第
6の実施形態として、液体の計量供給装置の液体硬化防
止装置及び硬化防止方法について説明する。
【0098】図12は、本発明に係る第6の実施形態と
して、液体の計量供給装置及び液体硬化防止装置の構成
を示す側面図であり、その構成の一部を断面図で示して
いる。
【0099】図12において、液体の計量供給装置21
0は、シリンジ212の下端に先細りしたニードル21
3がはめ込まれ、シリンジ212の上端に取り付けられ
たシリンジキャップ214を介してチューブ215が連
結されている。シリンジ212内部には、液体202が
充填され、後述するコントローラ及び圧力調整器により
チューブ215から圧縮された気体を所定時間供給する
ことにより、液体202が吐出口となるニードル213
から押し出されて供給される。
【0100】液体の計量供給装置210は、そのシリン
ジ212において組立装置230のロボットアーム部2
34に支持されている。組立装置230は、液体の計量
供給装置210を介して空気中の水分と反応し硬化する
シリコン系接着剤等を所定の供給場所に計量して供給す
ることにより部品の組み立てに供され、不図示のXYZ
の3軸直交型ロボットを備えている。
【0101】ロボットアーム部234の先端部に支持さ
れたシリンジ212を含む計量供給装置210は、ロボ
ットアーム部234を介したロボットの動作により、図
面中上下方向、左右方向及び紙面に垂直な法線方向の3
軸方向に3次元的に移動可能となっている。
【0102】液体の計量供給装置210のシリンジキャ
ップ214に連結されたチューブ215は、シリンジ2
12内部に圧縮気体を所定時間供給することを制御する
液体供給制御コントローラ216に連結され、シリンジ
212内部と液体供給制御コントローラ216とを内部
で連通している。また、液体供給制御コントローラ21
6には圧縮気体の圧力を設定するための第1の圧力調整
器217が搭載されている。また、ニードル213に
は、ニードル213の外周面を覆うように一方が開口し
た円筒状の乾燥気体ノズル220が固定されている。乾
燥気体ノズル220の側面には、この乾燥気体ノズル2
20の内面に窒素ガス等の水分を含まない乾燥気体を送
り込むためのチューブ221が連結されている。チュー
ブ221は、乾燥気体の供給を開始したり、停止したり
する制御弁222に連結され、制御弁222はロボット
コントローラ232により開弁及び閉弁がコントロール
される。また、制御弁222は送り込む乾燥気体の圧力
を設定するための第2の圧力調整器223を介して窒素
ガスボンベ等の乾燥気体供給源に連結されている。
【0103】また、液体供給制御コントローラ216と
制御弁22とはロボットコントローラ232に電気的に
接続されており、組立装置230の動作に応じて適切に
制御される。
【0104】(第6の実施形態の液体硬化防止動作)次
に、第6の実施形態の液体硬化防止装置による液体硬化
防止動作について説明する。図13は、図12の乾燥気
体ノズル部分を拡大して示す断面図である。図13にお
いて、チューブ221から乾燥気体ノズル220の内面
に矢印で示す乾燥気体を供給することによって、液体の
計量供給装置210の液体の吐出口、即ちニードル21
3の周辺を、常に供給すべき液体とは反応しない乾燥気
体で満たしておくことが可能となり、ニードル213内
の液体の硬化を防止することができる。制御弁22は液
体の計量供給を動作を行っている通常時は開弁状態であ
り、供給動作停止中のメンテナンス時等には閉弁させ
る。
【0105】(第6の実施形態の効果)上述の第6の実
施形態によれば、液体の計量供給装置の液体の吐出口周
辺(ニードル周辺)を、常に供給すべき液体とは反応し
ない気体で満たしておくので、水分を含む空気を遮断
し、吐出口周辺の液体の硬化を防止して、良好な液体の
供給が可能となる。
【0106】<第7の実施形態>次に、本発明に係る第
7の実施形態として、液体の計量供給装置の液体硬化防
止装置及び硬化防止方法について説明する。
【0107】図14は、本発明に係る第7の実施形態と
して、液体の計量供給装置及び液体硬化防止装置の構成
を示す側面図であり、その構成の一部を断面図で示して
いる。
【0108】図14において、第7の実施形態として、
液体の計量供給装置の液体硬化防止装置は、第6の実施
形態の乾燥気体ノズル223の代わりに、シリンジ21
2に固定された第1の筒状体255、第1の筒状体25
5の外周に摺動可能に設けた第2の筒状体256、第2
の筒状体256を図面中下方に付勢するための圧縮コイ
ルバネ257、第2の筒状体256の摺動ストロークを
決定するガイドを兼ねる乾燥気体取入口258、第2の
筒状体256に固定されたストッパ259とを設けた。
それ以外の構成は、第6の実施形態と同様であるので、
同一の構成に同一の部番を付与して説明を省略する。
【0109】(第7の実施形態の液体硬化防止動作)次
に、第7の実施形態の液体硬化防止装置による液体硬化
防止動作について説明する。図15は、図14の乾燥気
体ノズル部分を拡大して示す断面図である。図14にお
いて、第2の筒状体256は、常時圧縮コイルバネ25
7の作用によって延伸方向に付勢されている。ニードル
213は第2の筒状体256の内面に位置して、取入口
258から乾燥気体吹き出し口224に吹き出される乾
燥気体により、液体の計量供給装置210の液体の吐出
口、即ちニードル213の周辺を、常に供給すべき液体
とは反応しない乾燥気体で満たしておくことが可能とな
る。
【0110】また、図15に示すように、液体を計量供
給する場合、ロボットアーム部234によって液体の計
量供給装置210を、液体を供給すべき組立部材1Aに
近づけ、その途中でストッパ299が組立部材1Aに突
き当たり、圧縮バネを押し縮めることにより、ニードル
213が第2の筒状体256の乾燥気体吹き出し口22
4から露出して液体を供給するようになっている。
【0111】(第7の実施形態の効果)上述の第7の実
施形態によれば、気体の吹き出し口を二重の筒状体と
し、第2の筒状体256を常時延伸方向に付勢させ、吐
出口周辺(ニードル周辺)を完全に覆うことにより吐出
口周辺の液体の液体硬化を略完全に防止し、液体を吐出
する時には圧縮バネを押し縮めることにより吐出口を2
重の筒状体から露出させ、液体の供給の邪魔にならない
ようにできる。
【0112】また、第2の筒状体256の延伸、収縮を
圧縮コイルバネ257とストッパ299により行うこと
によって、他の駆動力を必要とせずに低価格で実現でき
る。
【0113】<第8の実施形態>次に、本発明に係る第
8の実施形態として、液体の計量供給装置の液体硬化防
止装置及び硬化防止方法について説明する。
【0114】図16は、本発明に係る第8の実施形態と
して、液体の計量供給装置及び液体硬化防止装置の構成
を示す側面図であり、その構成の一部を断面図で示して
いる。また、図17、図18は、図16の乾燥気体ノズ
ル部分を拡大して示す断面図である。
【0115】図16〜図18において、第8の実施形態
として、液体の計量供給装置の液体硬化防止装置は、第
6の実施形態の乾燥気体ノズル223や第7の実施形態
の2重の筒状体の代わりに、乾燥気体吹き出し治具27
5として組立装置1B側に取り付けて、液体の計量供給
装置210とは別体に設けた例である。この第8の実施
形態では、乾燥気体吹き出し治具275のニードル21
3と当接する部位にOリング276を設け、図17に詳
細を示すように、液体の計量供給装置210の供給動作
停止中にニードル213を治具275に差し込んでおく
ことにより、ニードル213を覆うように治具275の
内部を気密状態にして乾燥気体で満たすことができる。
また、図18に示すように、液体の計量供給を動作を行
っている通常時は治具275から外して使用できる。
【0116】(第8の実施形態の効果)上述の第8の実
施形態によれば、乾燥気体吹き出し口を液体の計量供給
装置210のニードル周辺に取り付ける場合には、乾燥
気体を常時供給しなければならないため、特に窒素ガス
等の使用により費用の増大を招くが、本実施形態のよう
に液体の計量供給装置210とは別体に設けた場合に
は、その供給動作停止中にニードル213を治具275
に差し込んでおく時間だけ乾燥気体を供給すればよいの
で費用が最小限に抑えられる。更に、乾燥気体吹き出し
治具275のニードル213と当接する部位にOリング
276を設けることにより、ニードル213と治具内部
の間を密閉できるので、乾燥気体の外部への流出が減り
費用等が抑えられる。
【0117】<第9の実施形態>例えば、図12におい
て、液体の計量供給装置210はシリンジ212に液体
202を充填し、圧縮気体をチューブ215から所定時
間供給することにより、液体202をニードル213か
ら押し出して供給する方式に限定されず、所謂プランジ
ャポンプを用いた供給方式を適用した液体の計量供給装
置や、チュービングポンプを用いた供給方式の液体の計
量供給装置や、その他の方式を用いた液体の計量供給装
置でも適用できることは言うまでもない。
【0118】また、図14において、第2の筒状体25
6の延伸及び収縮は圧縮コイルバネ257とストッパ2
59で行うことに限定されず、コスト面に問題がなけれ
ば別体に駆動力を必要とする方式を採用しても良い。
【0119】<第10の実施形態>次に、本発明に係る
第10の実施形態の液体の計量供給装置及びその供給方
法について説明する。
【0120】図19は、本発明に係る第10の実施形態
の液体の計量供給装置の構成を示す側面図であり、その
構成の一部を断面図で示している。また、図20は、図
19に示す液体の計量供給装置を制御するための電気的
な制御ブロック図である。
【0121】先ず、図19において、液体の計量供給装
置310は、シリンジ312の下端にジョイント319
を介して先細りしたニードル313がはめ込まれ、シリ
ンジ312の上端に取り付けられたシリンジキャップ3
14を介してチューブ315が連結されている。シリン
ジ312内部には、液体302が充填され、後述するコ
ントローラ及び圧力調整器によりチューブ315から圧
縮された気体を所定時間供給することにより、液体30
2が吐出口となるニードル313から押し出されて供給
される。
【0122】液体の計量供給装置310のシリンジキャ
ップ314に連結されたチューブ315は、シリンジ3
12内部に圧縮気体を所定時間供給することを制御する
液体供給制御コントローラ316に連結され、シリンジ
312内部と液体供給制御コントローラ316とを内部
で連通している。また、液体供給制御コントローラ31
6には圧縮気体の圧力を設定するための第1の圧力調整
器317及び第2の圧力調整器318が搭載されてい
る。液体供給制御コントローラ316は、シリンジ31
2に所定圧力の圧縮気体を、所定時間供給すること及び
吐出終了後にシリンジ312内の気体を排出すること
(負圧を付加する)を制御する。
【0123】また、ジョイント319には、センサケー
ブル322により液体供給制御コントローラ316に電
気的に接続された第1の圧力センサ320が連結されて
いる。また、センサケーブル322から分岐して第2の
圧力センサ321が大気開放状態で設けられている。
【0124】第1の圧力センサ320は、液体302の
圧力を検出し、第2の圧力センサ321は、大気圧を検
出して、両センサ320、321からセンサケーブル3
16を介して検出信号を液体供給制御コントローラ31
6に送る。
【0125】また、液体の供給制御コントローラ316
の第1の圧力調整器317は圧縮気体の圧力を設定する
ために設けられ、第2の圧力調整器318は負圧の圧力
を設定するために設けられている。
【0126】次に、図20を参照して、図19に示す液
体の計量供給装置を制御するための電気的な制御ブロッ
クについて説明する。
【0127】図20において、液体供給制御コントロー
ラ316は、後述する比較判断等を行うCPU(中央演
算処理装置)316c、基本的な動作プログラムが格納
されるROM316d、各センサによる検出値が格納さ
れるRAM316e、操作者のための操作パネルや表示
部を含むI/F(インタフェース)部316f、I/O
(入出力)制御部316b及び加圧・負圧制御装置31
6aを備える。加圧・負圧制御装置316aは、シリン
ジ312に対して圧縮気体を供給すること及び気体を排
出すること(負圧をかける)を行う。I/O制御部31
6bには第1の圧力センサ320と、第2の圧力センサ
321からの信号が入力される。
【0128】(第10の実施形態の動作)次に、第10
の実施形態の液体の計量供給装置310による液体供給
動作について説明する。
【0129】第10の実施形態の液体の計量供給装置3
10による液体供給動作は以下の工程を経て実行され
る。
【0130】シリンジ312に第1の圧力調整器31
7で設定した圧力の圧縮気体を所定時間供給することに
より、ニードル313から液体302を吐出供給する。
【0131】ニードル313からの吐出終了後、圧縮
気体の供給を停止して大気圧に開放し、その後第2の圧
力調整器318で設定した圧力(負圧)でシリンジ31
2内の気体を排出する。
【0132】負圧は、液体302の圧力を検出する第
1の圧力センサ320の出力と、大気圧を検出する第2
の圧力センサ321の出力とを比較して、第1の圧力セ
ンサ320の出力が第2の圧力センサ321の出力と略
同じか、低い圧力になるように設定される。
【0133】第1の圧力センサ20の出力と第2の圧
力センサ21の出力との比較判断に供される基準値はI
/F部316fから入力して、RAM316eに記憶さ
せる。ROM316dには液体の計量供給装置310の
基本的な動作プログラムが記憶されている。
【0134】(第10の実施形態の効果)上述の第10
の実施形態によれば、シリンジ312に圧力を付加して
液体を吐出させた後、液体の圧力を検出して、その検出
値に応じて負圧を付加することにより、液体302のニ
ードル313に対する切れを良くし、液体の滴れやシリ
ンジ312内への空気の入り込みを防止でき、良好な液
体供給が実現可能となる。
【0135】また、シリンジ内部の負圧は、液体の圧力
を検出する第1の圧力センサ320の出力と、大気圧を
検出する第2の圧力センサ321の出力とを比較し、第
1の圧力センサ320の出力が第2の圧力センサ321
の出力と略同じか、低い圧力となるように設定すること
により、大気圧の値が変化した場合でも、適正な負圧を
付加することができ、液体320のニードル313から
の滴れやシリンジ312内部への空気の入り込みを防
ぎ、良好な液体供給が実現可能となる。
【0136】<第11の実施形態>次に、本発明に係る
第11の実施形態の液体の計量供給装置及びその供給方
法について説明する。
【0137】図21は、本発明に係る第11の実施形態
の液体の計量供給装置の構成を示す側面図であり、その
構成の一部を断面図で示している。また、図22は、図
21に示す液体の計量供給装置を制御するための電気的
な制御ブロック図である。
【0138】先ず、図21において、この第11の実施
形態の液体の計量供給装置360は、液体302を充填
したシリンジ312が従来の技術5で説明した支持部材
364の腕部364bに支持され、ステッピングモータ
365及びボールネジ367により駆動されるスライド
部材363によりピストン362を押圧することにより
シリンジ312内の液体302を所定量吐出供給するよ
うにに構成された例であり、ステッピングモータ365
は、液体の供給制御コントローラ373に電気的に接続
されており、液体302の必要供給量に対応したステッ
プ数だけステッピングモータ365を回転させることに
より、ピストン362が図中下方に移動され、液体30
2がニードル313の先端部から一定量吐出される。
【0139】本計量供給装置360により複数回の液体
吐出供給が繰り返されてシリンジ312内の液体302
が少なくなった場合には、ニードル313を不図示の新
たな液体を貯蔵する容器中に潜り込む位置まで移動さ
せ、ステッピングモータ365を逆回転させることによ
り、ピストン362が図中上方に移動されてシリンジ3
12内部に負圧を発生させて、新たな液体302をシリ
ンジ312内に充填させる。
【0140】また、第10の実施形態の液体の計量供給
装置310と同様に、ジョイント319には、センサケ
ーブル322により液体供給制御コントローラ373に
電気的に接続された第1の圧力センサ320が連結され
ている。また、センサケーブル322から分岐して第2
の圧力センサ321が大気開放状態で設けられている。
【0141】第1の圧力センサ320は、液体302の
圧力を検出し、第2の圧力センサ321は、大気圧を検
出して、両センサ320、321からセンサケーブル3
22を介して検出信号を液体供給制御コントローラ37
3に送る。それ以外の構成については、前述した従来の
技術5及び第10の実施形態と同様の構成には同一の部
番を付与して説明を省略する。
【0142】次に、図22を参照して、図21に示す液
体の計量供給装置を制御するための電気的な制御ブロッ
クについて説明する。
【0143】図22において、液体供給制御コントロー
ラ373は、後述する比較判断等を行うCPU(中央演
算処理装置)373c、基本的な動作プログラムが格納
されるROM373d、各センサによる検出値が格納さ
れるRAM373e、操作者のための操作パネルや表示
部を含むI/F(インタフェース)部373f、I/O
(入出力)制御部373b及びモータ制御装置373a
を備える。モータ制御装置373aは、ステッピングモ
ータ365を駆動制御してピストン362を駆動する。
I/O制御部373bには第1の圧力センサ320と、
第2の圧力センサ321からの信号が入力される。
【0144】(第11の実施形態の動作)次に、第11
の実施形態の液体の計量供給装置360による液体供給
動作について説明する。
【0145】第11の実施形態の液体の計量供給装置3
60による液体供給動作は以下の工程を経て実行され
る。
【0146】液体302の必要供給量に対応したステ
ップ数を設定スピードでステッピングモータ365を回
転させ、ニードル313から液体302を吐出供給す
る。
【0147】回転終了後、ステッピングモータ365
を設定スピードで逆回転させて負圧を付加する。
【0148】逆回転は、液体302の圧力を検出する
第1の圧力センサ320の出力と、大気圧を検出する第
2の圧力センサ321の出力とを比較して、第1の圧力
センサ320の出力が第2の圧力センサ321の出力と
略同じか、低い圧力になるまで行われる。
【0149】第1の圧力センサ20の出力と第2の圧
力センサ21の出力との比較判断に供される基準値はI
/F部373fから入力して、RAM373eに記憶さ
せる。ROM373dには液体の計量供給装置360の
基本的な動作プログラムが記憶されている。
【0150】(第11の実施形態の効果)上述の第11
の実施形態によれば、ピストン362を押圧して液体3
02を吐出させた後、液体302の圧力を検出して、そ
の検出値に応じてピストン362を引くことにより、液
体302のニードル313に対する切れを良くし、良好
な液体供給が実現可能となる。
【0151】また、シリンジ312内部の負圧は、供給
すべき液体の圧力を検出する第1の圧力センサ320の
出力と、大気圧を検出する第2の圧力センサ321の出
力とを比較し、第1の圧力センサ320の出力が第2の
圧力センサ321の出力と同じか、低い圧力となるよう
に設定することにより、大気圧の値が変化した場合や、
(1)ニードル313の内径、(2)ピストン362が
図中下方に移動する量及び速度、(3)液体302の
量、(4)液体3021の製造ロットによる粘度等が変
化したとしても、適正な負圧を付加することができ、液
体の滴れや、ニードル313の先端付近の液体をシリン
ジ312側へ引き込む量が多いことに起因して発生する
次の吐出時の空気の泡による悪影響を防ぎ、良好な液体
供給が実現可能となる。
【0152】また、従来では時間を要していた負圧量の
設定(ステッピングモータ365の逆回転量やスピー
ド)が、圧力センサの出力値により自動化されるため、
大幅な時間の削減が可能となり、生産効率を向上でき
る。
【0153】<第12の実施形態>例えば、液体302
の圧力を検出する第1の圧力センサ320の数は1個に
限ることはなく、多数個設置しそれぞれの出力の比較・
判断から負圧量を求めても良い。
【0154】また、図19では、負圧を第2の圧力調整
器318で設定した一定圧力(負圧)で、負圧時間を変
えてシリンジ312内の気体を排出するように説明した
が、代わりに連続して負圧を付加しながら負圧力を変化
させても良い。
【0155】<第13の実施形態>次に、本発明に係る
第13の実施形態の液体の計量供給装置及びその供給方
法について説明する。
【0156】図25は、本発明に係る第13の実施形態
の液体の計量供給装置の構成を示す側断面図である。ま
た、図26A〜図26Fは、図25に示す液体の計量供
給装置により微量液体を吐出供給するための動作を説明
する図である。
【0157】先ず、図25において、この第13の実施
形態の液体の計量供給装置500は、略円筒状で略対称
形状の吐出供給装置本体524、525を備える。吐出
供給装置本体524と525とは、バルブ521を介し
て連結されている。
【0158】吐出供給装置本体525には、その下流部
に接続され、吐出供給装置本体525内部に充填される
接着剤514を吐出するためのニードル516と、装置
本体525の上部に、この装置本体525を密閉するよ
うに装着され、その内部に位置する接着剤514を押し
出すための蛇腹状の弾性部材519とを備える。弾性部
材519は、ゴムや弾性プラスチック等から構成されて
いる。
【0159】弾性部材519の上部には、弾性部材51
9を上下方向に伸縮駆動するためのシリンダ523が設
けられている。また、弾性部材519の上部には、装置
本体内部を気密状態に保持すると共に、弾性部材の上下
動ストロークを規制するための当接片534が一体的に
取り付けられている。当接片534の上方には、計量供
給装置500を支持するための不図示の支持部材に固定
され、弾性部材519の上方への移動ストロークを規制
するためのストッパー533が設けられている。当接片
534がこのストッパー533に当接することにより、
弾性部材519の上端位置が規定される。一方、当接片
534の下方には、上記支持部材に固定され、弾性部材
519の下方への移動ストロークを規制するためのスト
ッパー530が設けられている。ストッパー530に
は、ネジにより上下方向の位置調整が可能なストッパー
ピン531が設けられており、このストッパーピン53
1の位置を調整することにより、弾性部材519の下方
への移動ストロークを調整することができる。これによ
り吐出量のある程度の微調整が可能である。
【0160】一方、吐出供給装置本体524には、装置
本体524の上部に、この装置本体524を密閉するよ
うに装着され、その内部に位置する接着剤514を押し
出すための蛇腹状の弾性部材518とを備える。弾性部
材518も、弾性部材519と同質の、ゴムや弾性プラ
スチック等から構成されている。
【0161】弾性部材518の上部には、弾性部材51
8を上下方向に伸縮駆動するためのシリンダ522が設
けられている。また、弾性部材518の上部には、装置
本体内部を気密状態に保持すると共に、弾性部材の上下
動ストロークを規制するための当接片529が一体的に
取り付けられている。当接片529の上方には、計量供
給装置500を支持するための不図示の支持部材に固定
され、弾性部材518の上方への移動ストロークを規制
するためのストッパー528が設けられている。当接片
529がこのストッパー528に当接することにより、
弾性部材518の上端位置が規定される。一方、当接片
529の下方には、上記支持部材に固定され、弾性部材
518の下方への移動ストロークを規制するためのスト
ッパー526が設けられている。ストッパー526に
は、ネジにより上下方向の位置調整が可能なストッパー
ピン527が設けられており、このストッパーピン52
7の位置を調整することにより、弾性部材518の下方
への移動ストロークを調整することができる。これによ
り吐出量のある程度の微調整が可能である。
【0162】吐出供給装置本体524、525の横方向
の中間部には、両吐出供給装置本体524、525を連
結すると共に、吐出供給装置本体524からの接着剤の
流入を許容又は阻止するためのバルブ521が設けられ
ている。また、吐出供給装置本体524の上流には、そ
の内部に接着剤914を供給するための供給パイプ53
5が接続されている。供給パイプ535には、バルプ5
20が設けられており、供給パイプ535を開閉するこ
とで供給パイプ535から吐出供給装置本体524への
接着剤の流入を許容又は阻止できるようになされてい
る。バルブ520、521は、電磁弁から構成されてお
り、この開閉を行うためのソレノイド(不図示)が接続
されている。
【0163】(第13の実施形態の動作)次に、上述の
第13の実施形態の液体の計量供給装置500の吐出供
給動作について、図26A〜図26Fを参照して説明す
る。
【0164】先ず、図26Aにおいて、バルブ520
を閉弁、バルブ521を開弁した状態で、弾性部材51
8を上方向にストロークS1だけ伸張させると共に、弾
性部材519を下方向にストロークS1だけ収縮させた
状態とする。
【0165】図26Bにおいて、バルブ520を閉
弁、バルブ521を開弁した状態で、シリンダ522に
より弾性部材518をストロークS1だけ収縮させる
と、弾性部材519はストロークS2だけ伸張する。
【0166】このとき、弾性部材519の断面積×スト
ロークS2で決まる体積V2と、弾性部材518の断面
積×ストロークS1で決まる体積V1の差分V1−V2
だけの接着剤がニードル516から吐出する。
【0167】図26Cにおいて、図26Bの状態でバ
ルブ520、521を閉弁する。
【0168】図26Dにおいて、図26Cの状態から
バルブ520だけを開弁させる。
【0169】図26Eにおいて、バルブ520を開
弁、バルブ521を閉弁した状態で、シリンダ522に
より弾性部材518を上方向にストロークS1だけ伸張
させることで弾性部材518の断面積×ストロークS1
で決まる体積V1分の接着剤を供給パイプ535からバ
ルブ520を介して吸引する。また、シリンダ523に
より弾性部材519を下方向にストロークS2だけ収縮
させることで弾性部材519の断面積×ストロークS2
で決まる体積V2分の接着剤を排出する。
【0170】図26Fにおいて、バルブ520、52
1を開弁した状態で、弾性部材518内部はストローク
S1だけ伸張した状態で接着剤が充填され、弾性部材5
19はストロークS2だけ収縮した状態となる。
【0171】その後、〜の動作を繰り返すことによ
り吐出供給を行う。
【0172】(第13の実施形態の効果)上述の第13
の実施形態によれば、1つの弾性部材の断面積とそのス
トロークにより液体を微量吐出する場合、構造上製作可
能な範囲が限られるため吐出量にも実質的に限界がある
けれども、本実施形態のように、2つの弾性部材51
8、519の断面積とそのストロークで決まる体積の差
分を吐出量とすることにより、微量吐出が可能となる。
【0173】また、ピストン及びシリンダ機構のように
摺動する部分を廃止でき、吐出供給装置本体内に空気が
入る余地が無くなるため、内部に充填された接着剤の硬
化を防止して、所定量の接着剤の吐出供給動作に支障を
与えることがなくなる。
【0174】<第14の実施形態>次に、本発明に係る
第14の実施形態の液体の計量供給装置及びその供給方
法について説明する。
【0175】図27は、本発明に係る第14の実施形態
の液体の計量供給装置の構成を示す側断面図である。ま
た、図28A〜図28Fは、図27に示す液体の計量供
給装置により微量液体を吐出供給するための動作を説明
する図である。
【0176】先ず、図27において、この第14の実施
形態の液体の計量供給装置550は、上流側から下流側
(図面上では上下方向)に伸びる略円筒状の吐出供給装
置本体574を備える。
【0177】吐出供給装置本体574には、その下流部
に接続され、吐出供給装置本体574内部に充填される
接着剤564を吐出するためのニードル566と、この
ニードル566の上流側の近傍に設けられたバルブ57
1と、装置本体574の上部に設けられたバルブ570
と、装置本体574に対して直交方向(図面では横方
向)に、この装置本体574の両側に装着され、その内
部に位置する接着剤574を押し出すための互いに断面
積(図27では、断面積A1<A2)の異なる蛇腹状の
弾性部材568、569とを備える。弾性部材568、
569は、ゴムや弾性プラスチック等から構成されてい
る。
【0178】弾性部材568、569は、その内部を貫
通する連結シャフト580により連結されており、両弾
性部材568、569の伸縮動作が反対となり、且つス
トローク量が同一となるようになっている。図面上で右
側に位置する弾性部材の更に右側方には、弾性部材56
9を横方向に伸縮駆動するためのシリンダ572が設け
られている。また、弾性部材569の右端部には、装置
本体内部を気密状態に保持すると共に、弾性部材569
の横方向のストロークを規制するための当接片579が
一体的に取り付けられている。当接片579右端部に
は、弾性部材568、569とを伸縮駆動するためのエ
アシリンダ572が設けられ、そのロッドと当接片57
9とは接続部材573により接続されている。
【0179】当接片579の上方には、計量供給装置5
50を支持するための不図示の支持部材に固定され、弾
性部材569の右側方向への移動ストロークを規制する
ためのストッパー578が設けられている。当接片57
9がこのストッパー578に当接することにより、弾性
部材569の右端位置が規定される。また、当接片57
9の上方には、上記支持部材に固定され、弾性部材56
9の左側方向への移動ストロークを規制するためのスト
ッパー576が設けられている。ストッパー576に
は、ネジにより横方向の位置調整が可能なストッパーピ
ン577が設けられており、このストッパーピン577
の位置を調整することにより、弾性部材569の左方向
への移動ストロークを調整することができる。これによ
り吐出量のある程度の微調整が可能である。
【0180】一方、弾性部材568の左端部には、装置
内部を気密状態に保持するための密閉部材581が一体
的に取り付けられている。
【0181】吐出供給装置本体574の下流(図面上で
は下端)であって、ニードル566の上流側近傍には、
吐出供給装置本体574からニードル566への接着剤
の流入を許容又は阻止するためのバルブ571が設けら
れている。また、吐出供給装置本体524の上流(図面
上では上端)には、その内部に接着剤564を供給する
ための供給パイプ582が接続されている。供給パイプ
582には、バルプ570が設けられており、供給パイ
プ582を開閉することで供給パイプ582から吐出供
給装置本体574への接着剤の流入を許容又は阻止でき
るようになされている。バルブ570、571は、電磁
弁から構成されており、この開閉を行うためのソレノイ
ド(不図示)が接続されている。
【0182】(第14の実施形態の動作)次に、上述の
第14の実施形態の液体の計量供給装置550の吐出供
給動作について、図28A〜図28Fを参照して説明す
る。
【0183】先ず、図28Aにおいて、バルブ57
0、571を閉弁した状態で、弾性部材568を収縮さ
せると共に、弾性部材569を伸張させた状態とする。
【0184】図28Bにおいて、図28Aの状態でバ
ルブ571を開弁する。
【0185】図28Cにおいて、バルブ570を閉
弁、バルブ571を開弁した状態で、シリンダ572に
より弾性部材569を収縮させると共に、連結シャフト
580の作用により弾性部材569を伸張させる。
【0186】このとき、弾性部材568の断面積A1×
ストロークSで決まる体積V1と、弾性部材596の断
面積A2×ストロークSで決まる体積V2の差分V2−
V1(={A2−A1}×S)だけの接着剤がニードル
566から吐出する。
【0187】図26Dにおいて、図26Cの状態から
バルブ570、571を閉弁する。
【0188】図26Eにおいて、図26Dの状態から
バルブ5570だけを開弁させる。
【0189】図26Fにおいて、バルブ570を開
弁、バルブ571を閉弁した状態で、シリンダ572に
より弾性部材569を伸張させると共に、連結シャフト
580の作用により弾性部材568を収縮させる。
【0190】このとき、弾性部材518の断面積A1×
ストロークSで決まる体積V1と、弾性部材596の断
面積A2×ストロークSで決まる体積V2の差分V2−
V1(={A2−A1}×S)だけの接着剤を供給パイ
プ582からバルブ570を介して吸引させる。
【0191】その後、〜の動作を繰り返すことによ
り吐出供給を行う。
【0192】(第14の実施形態の効果)上述の第14
の実施形態によれば、1つの弾性部材の断面積とそのス
トロークにより液体を微量吐出する場合、構造上製作可
能な範囲(断面の直径φ6mm程度)が限られるため吐出
量にも実質的に限界があるけれども、2つの弾性部材5
68、569の体積変化の差分を吐出量とすると、例え
ば、伸縮ストロークSを0.5mmとすると、π(6/2)
^2×0.5≒14.1mm^3、即ち、0.014ccとなる。
【0193】従って、第14の実施形態によれば、例え
ば、ストロークSを0.5mm未満に設定することで、吐出
量0.01cc以下という微量の吐出供給が可能となる。
【0194】また、ピストン及びシリンダ機構のように
摺動する部分を廃止でき、吐出供給装置本体内に空気が
入る余地が無くなり、発熱もしないため、内部に充填さ
れた接着剤の硬化を防止して、所定量の接着剤の吐出供
給動作に支障を与えることがなくなる。
【0195】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記各実施形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
【0196】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
効果を奏する。即ち、請求項1又は請求項11に記載の
発明によれば、チューブ状容器に付加する圧力を調節し
て、チューブ状容器内から所定量の液体を吐出させるの
で、チューブ状容器内の液体の特性にかかわらず液体の
吐出量の精度を高め、精密な供給を行うことができる。
【0197】また、前述の問題点(6)(7)(8)を
解決することができる。
【0198】また、液体はチューブ状容器内だけにある
ので、液体の交換等が容易にでき、メンテナンス性が向
上する。
【0199】請求項2又は請求項12に記載の発明によ
れば、ケース部材内に充填された流体の圧力を調節する
ことにより、チューブ状容器に付加する圧力を調節する
ので、チューブ状容器内の液体の特性にかかわらず液体
の吐出量の精度を高め、精密な供給を行うことができ
る。
【0200】また、前述の問題点(6)(7)(8)を
解決することができる。
【0201】また、液体はチューブ状容器内だけにある
ので、液体の交換等が容易にでき、メンテナンス性が向
上する。
【0202】請求項3又は請求項13に記載の発明によ
れば、ケース部材内の流体の圧力を増加させることによ
り、チューブ状容器内の液体を吐出させ、流体の圧力を
減少させることにより、チューブ状容器内に前記液体を
充填させるので、チューブ状容器内の液体が無くなった
場合に、液体を充填した新たなチューブ状容器と交換す
る必要がなく生産性を向上させることができる。
【0203】請求項5又は請求項14に記載の発明によ
れば、安定な性質を有する流体の圧力は、ケース部材に
流体的に接続された筒状のシリンダと、このシリンダに
摺動自在に挿入されたピストンにより調節されるので、
ピストンの直線運動のみで流体の圧力を増減でき、構造
が簡単となるとともに、シリンダ及びピストンは、市販
品の注射器を用い、注射器先端とケース部材とをパイプ
等で接続することも可能なため装置を安価に製造するこ
とができる。
【0204】請求項4又は請求項15に記載の発明によ
れば、液体の吐出量の精度を上げるためにはピストンの
径が小さい方が有利であるが、径を小さくすると全体的
な供給量が減少し、吐出回数が減少する一方、液体を充
填する回数が増加し生産性の向上を阻害する。そこで、
シリンダ及びピストンを複数組み設け、少なくとも2組
を同時に用いて、ケース部材内の流体の圧力を増減させ
ると共に、1組を用いて該流体の圧力を増加させること
により、液体を充填する場合には、全てのピストンを同
時に引き、液体を吐出させる場合には個々にピストンを
押し出すことができ、生産性を向上できる。
【0205】さらに、微小量の液体を吐出させる場合に
は1個のピストンで押し出し、大量の液体を吐出させる
場合には複数のピストンで同時に押し出すことで、1台
の装置で微小量から大量までの広範囲な吐出量に対応す
ることができる。
【0206】請求項6又は請求項16に記載の発明によ
れば、内径の異なるシリンダ及びピストンを複数組み設
け、液体の吐出量と吐出精度に基づいて、使用する内径
を切り換えるので、1台の装置で種々の吐出量とその精
度に対応させることができる。
【0207】請求項7に記載の発明によれば、ピストン
を引いてチューブ状容器内に液体を充填するときに、チ
ューブ状容器の吐出口を充填する液体に浸すことが必要
であるが、液体の粘度が高いときには充填スピードが上
がらない場合や、最悪の時には充填できないことがあ
る。また、空気中の水分と反応し硬化する接着剤(例え
ば、シリコーン接着剤や、シアノアクリレート系瞬間接
着剤など)を供給しようとする場合、充填する液体が空
気に触れるため充填する前に硬化してしまう。
【0208】そこで、液体をチューブ状容器内に補充す
るための補充手段と、この補充手段とチューブ状容器と
を流体的に接続する経路を開閉する充填径路開閉弁と、
チューブ状容器内から吐出口までの径路を開閉する供給
経路開閉弁とを設け、チューブ状容器内に液体を充填す
る場合には供給経路開閉弁を閉弁すると共に充填経路開
閉弁を開弁し、チューブ状容器内の液体を吐出させる場
合には供給経路開閉弁を開弁すると共に充填経路開閉弁
を閉弁することにより、チューブ状容器内に充填する度
にチューブ状容器の吐出口を充填する液体に移動し、浸
すという作業が不要となり、生産性を向上させることが
できる。
【0209】請求項8又は請求項17に記載の発明によ
れば、安定な性質を有する流体は水を主成分とする液体
であるので、水はどこにでもあり、ただ同然であるので
入手が容易で、人体や周りの環境にも無害であるという
利点がある。
【0210】請求項9は請求項18に記載の発明によれ
ば、安定な性質を有する流体は鉱物油または植物油を主
成分とする液体であるので、鉱物油又は植物油を用いる
場合には、入手が比較的容易でしかも安価であり、しか
もシリンジとピストンの摺動面の潤滑油を兼ねるととも
にケース、シリンジ、ピストンなど鉱物油又は植物油と
接触する部分の防錆にもなるという利点がある。
【0211】請求項10は請求項19に記載の発明によ
れば、安定な性質を有する流体はシリコン油であるの
で、油の中でも特にシリコン油は他の物質との親和が少
なく(例えば、空気の混入)安定しているため、チュー
ブ状容器の材質の1つであるプラスチック樹脂に対する
影響が少なく、また人体に対する影響も少ないという利
点がある。
【0212】また、請求項20又は請求項26に記載の
発明によれば、液体を吐出するためのニードル周辺を、
液体とは反応しない気体で吹き付けるので、水分を含ん
だ空気を遮断し、ニードル内部の液体の硬化を防止する
と共に、良好な液体供給が実現可能となる。
【0213】また、請求項21に記載の発明によれば、
気体を吹き付ける部分を、ニードル周辺部分を覆う筒状
体にすることで、ニードル内部の液体の硬化を略完全に
防止できる。
【0214】また、請求項22に記載の発明によれば、
第2の筒状体は、液体を吐出する場合にのみ延伸方向へ
の付勢に抗して収縮すると共に、ニードルの周辺部分を
露出させるので、ニードル内部の液体の硬化を略完全に
防止でき、液体を吐出する時には収縮して吐出の邪魔に
ならない効果がある。
【0215】また、請求項23に記載の発明によれば、
第2の筒状体は、圧縮コイルバネにより延伸方向に付勢
され、第2の筒状体に延伸方向への付勢に抗して収縮す
るためのストッパーを設けたので、他の動力等を必要と
しない効果がある。
【0216】また、請求項24又は請求項27に記載の
発明によれば、ニードルに吹き付ける気体は、液体を吐
出しない場合のみ吹き付けるので、使用する気体のコス
トを減らすことができる。
【0217】また、請求項25又は請求項28に記載の
発明によれば、液体を空気中の水分と反応し硬化するシ
リコン系接着剤、液体とは反応しない気体を窒素ガスと
するので、ニードル内の液体硬化を防止し、良好な液体
供給が実現可能となる。
【0218】また、請求項29又は請求項34に記載の
発明によれば、容器内部を所定時間加圧して吐出口から
所定量の液体を吐出させ後、容器の相対的な圧力に応じ
て容器内部に所定の負圧をかけるので、液体の切れを良
くし、良好な液体供給が実現可能となる。
【0219】また、請求項33又は請求項38に記載の
発明によれば、特に、低粘度又は高粘度の液体の場合に
起こりやすい、液体の滴れや容器内部への空気の巻き込
みを防ぎ、良好な液体供給が実現可能となる。
【0220】また、請求項31、32又は請求項36、
37に記載の発明によれば、液体にかける加圧又は負圧
は、容器内部に気体を送り込むか、或いはピストンを押
し引きすることにより行うので、液体の切れを良くし、
良好な液体供給が実現可能となる。
【0221】また、請求項30又は請求項35に記載の
発明によれば、大気圧の値が変化した場合や、(1)ニ
ードルの内径、(2)ピストンの移動量と速度、(3)
液体の量、(4)液体の製造ロットによる粘度等が変化
した場合でも、適正な負圧をかけることができ、液体の
滴れや、ニードル先端付近の液体を容器内へ引き込む量
が多くなることによる空気の泡の巻き込みを防ぎ、良好
な液体供給が可能となる。
【0222】また、これまで時間がかかっていた負圧量
の設定が、圧力センサの出力により自動化されるため、
大幅な時間削減ができ生産量を向上できる。
【0223】また、請求項39又は請求項43に記載の
発明によれば、1つの弾性部材の断面積とそのストロー
クにより液体を微量吐出する場合、構造上製作可能な範
囲が限られるため吐出量にも実質的に限界があるけれど
も、2つの弾性部材の断面積とそのストロークで決まる
体積の差分を吐出量とすることにより、微量吐出が可能
となる。
【0224】また、ピストン及びシリンダ機構のように
摺動する部分を廃止でき、供給装置本体内に空気が入る
余地が無くなるため、内部に充填された接着剤の硬化を
防止して、所定量の接着剤の吐出供給動作に支障を与え
ることがなくなる。
【0225】また、請求項44又は請求項49に記載の
本発明によれば、1つの弾性部材の断面積とそのストロ
ークにより液体を微量吐出する場合、構造上製作可能な
範囲が限られるため吐出量にも実質的に限界があるけれ
ども、互いに断面積の異なる2つの弾性部材の断面積と
そのストロークで決まる体積の差分を吐出量とすること
により、微量吐出が可能となる。
【0226】また、ピストン及びシリンダ機構のように
摺動する部分を廃止でき、供給装置本体内に空気が入る
余地が無くなるため、内部に充填された接着剤の硬化を
防止して、所定量の接着剤の吐出供給動作に支障を与え
ることがなくなる。
【0227】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の液体の計量供給
装置の構成を示す側面図であり、その構成の一部を断面
で示した図である。
【図2】本発明に係る第2の実施形態の液体の計量供給
装置の構成を示す側面図であり、その構成の一部を断面
で示した図である。
【図3】本発明に係る第3の実施形態の液体の計量供給
装置の構成を示す側面図であり、その構成の一部を断面
で示した図である。
【図4】本発明に係る第4の実施形態の液体の計量供給
装置の構成を示す側面図であり、その構成の一部を断面
で示した図である。
【図5】第4の実施形態の液体の計量供給動作を説明す
る図である。
【図6】第4の実施形態の液体の計量供給動作を説明す
る図である。
【図7】第4の実施形態の液体の計量供給動作を説明す
る図である。
【図8】第4の実施形態の液体の計量供給動作を説明す
る図である。
【図9】従来の技術1に基づく液体の計量供給装置の構
成及びその供給方法を説明する図である。
【図10】従来の技術2に基づく液体の計量供給装置の
構成及びその供給方法を説明する図である。
【図11】従来の技術3に基づく液体の計量供給装置の
構成及びその供給方法を説明する図である。
【図12】本発明に係る第6の実施形態として、液体の
計量供給装置及び液体硬化防止装置の構成を示す側面図
であり、その構成の一部を断面図で示している。
【図13】図12の乾燥気体ノズル部分を拡大して示す
断面図である。
【図14】本発明に係る第7の実施形態として、液体の
計量供給装置及び液体硬化防止装置の構成を示す側面図
であり、その構成の一部を断面図で示している。
【図15】図14の乾燥気体ノズル部分を拡大して示す
断面図である。
【図16】本発明に係る第8の実施形態として、液体の
計量供給装置及び液体硬化防止装置の構成を示す側面図
であり、その構成の一部を断面図で示している。
【図17】図16の乾燥気体ノズル部分を拡大して示す
断面図である。
【図18】図16の乾燥気体ノズル部分を拡大して示す
断面図である。
【図19】本発明に係る第10の実施形態の液体の計量
供給装置の構成を示す側面図であり、その構成の一部を
断面図で示した図である。
【図20】図19に示す液体の計量供給装置を制御する
ための電気的な制御ブロック図である。
【図21】本発明に係る第11の実施形態の液体の計量
供給装置の構成を示す側面図であり、その構成の一部を
断面図で示した図である。
【図22】図21に示す液体の計量供給装置を制御する
ための電気的な制御ブロック図である。
【図23】従来の技術4に基づく液体の計量供給装置の
構成及びその供給方法を説明する図である。
【図24】従来の技術5に基づく液体の計量供給装置の
構成及びその供給方法を説明する図である。
【図25】本発明に係る第13の実施形態の液体の計量
供給装置の構成を示す側断面図である。
【図26A】図25に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図26B】図25に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図26C】図25に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図26D】図25に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図26E】図25に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図26F】図25に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図27】本発明に係る第14の実施形態の液体の計量
供給装置の構成を示す側断面図である。
【図28A】図27に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図28B】図27に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図28C】図27に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図28D】図27に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図28E】図27に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図28F】図27に示す液体の計量供給装置により微
量液体を吐出供給するための動作を説明する図である。
【図29】従来の技術6に基づく液体の計量供給装置の
構成及びその供給方法を説明する図である。
【符号の説明】
10、40、60、70…液体の計量供給装置 11…液体 12…非圧縮性液体 13…チューブ 14…支持部材 15…ケース 16…ケース蓋 17…開口 18…ボールネジ 19…フローティングジョイント 20…ステッピングモータ 22…シリンジ 23…ガイドシャフト 24…スイッチ遮光板 25…上昇リミットスイッチ 26…下降リミットスイッチ 27…ピストン 30…スライド部材 80…液タンク 200、250、270…液体硬化防止装置 202…液体 210…液体の計量供給装置 212…シリンジ 213…ニードル 214…シリンジキャップ 215…チューブ 216…液体供給制御コントローラ 217…第1の圧力調整器 220…乾燥気体ノズル 221…チューブ 222…制御弁 223…第2の圧力調整器 224…乾燥気体吹き出し口 230…組立装置 232…ロボットコントローラ 234…ロボットアーム部 310、360…液体の計量供給装置 302…液体 312…シリンジ 313…ニードル 314…シリンジキャップ 315…チューブ 316…液体供給制御コントローラ 317…第1の圧力調整器 318…第2の圧力調整器 319…ジョイント 320…第1の圧力センサ 321…第2の圧力センサ 322…センサケーブル 364…支持部材 367…ボールネジ 366…フローティングジョイント 365…ステッピングモータ 368…ガイドシャフト 371…スイッチ遮光板 369…上昇リミットスイッチ 370…下降リミットスイッチ 362…ピストン 363…スライド部材 500…液体の計量供給装置 514…液体(接着剤) 516…ニードル 518、519…弾性部材 520、521…バルブ 522、523…エアシリンダ 524、525…吐出供給装置本体 526、530…下端ストッパー 527、531…ストッパーピン 528、533…上端ストッパー 529、534…当接片 550…液体の計量供給装置 564…液体(接着剤) 566…ニードル 568、569…弾性部材 570、571…バルブ 572…エアシリンダ 574…吐出供給装置本体 576…左端ストッパー 577…ストッパーピン 578…右端ストッパー 579…当接片 580…連結シャフト

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量の液体を所定位置に供給するため
    の液体の計量供給装置において、 安定な性質を有する流体(12)を充填密封されたケー
    ス部材(15)と、 前記液体(11)を外部に吐出するための吐出口(13
    b)が形成され、前記液体(11)を収容可能に前記ケ
    ース部材(15)内に保持される可撓性を有するチュー
    ブ状容器(13)と、 前記チューブ状容器(13)に付加する圧力を調節し
    て、該チューブ状容器(13)内から所定量の液体(1
    1)を吐出させる圧力調節手段(20)とを具備するこ
    とを特徴とする液体の計量供給装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力調節手段は、前記ケース部材
    (15)内に充填された流体(12)の圧力を調節する
    ことにより、前記チューブ状容器(13)に付加する圧
    力を調節することを特徴とする請求項1に記載の液体の
    計量供給装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力調節手段は、前記ケース部材
    (15)内の流体(12)の圧力を増加させることによ
    り、前記チューブ状容器内の液体(11)を吐出させ、
    該圧力を減少させることにより、該チューブ状容器内に
    前記液体(11)を吸引して充填させることを特徴とす
    る請求項2に記載の液体の計量供給装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力調節手段を複数設け、少なくと
    も2つの圧力調節手段(20a、20b)を同時に用い
    て、前記ケース部材(15)内の流体(12)の圧力を
    増減させると共に、1つの圧力調節手段を用いて該流体
    (12)の圧力を増加させることを特徴とする請求項3
    に記載の液体の計量供給装置。
  5. 【請求項5】 前記圧力調節手段は、前記ケース部材に
    内部で連通された筒状のシリンダ(22)と、このシリ
    ンダに摺動自在に挿入されたピストン(27)と、この
    ピストンを摺動させる駆動手段(30)とを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の液体の計量供給装置。
  6. 【請求項6】 内径の異なるシリンダ(22a、22
    b)及びピストン(27a、27b)を複数種類設け、
    前記液体の吐出量と吐出精度に基づいて使用する内径を
    切り換えることを特徴とする請求項5に記載の液体の計
    量供給装置。
  7. 【請求項7】 前記液体(11)を前記チューブ状容器
    (13)内に補充するための補充手段(80)と、この
    補充手段と前記チューブ状容器とを内部で連通する経路
    を開閉する充填径路開閉弁(85)と、前記チューブ状
    容器内から吐出口までの径路を開閉する供給経路開閉弁
    (90)とを更に具備し、前記チューブ状容器内に前記
    液体を充填する場合には前記供給経路開閉弁(90)を
    閉弁すると共に前記充填経路開閉弁(85)を開弁し、
    前記チューブ状容器内の液体を吐出させる場合には前記
    供給経路開閉弁(90)を開弁すると共に前記充填経路
    開閉弁(85)を閉弁することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれかに記載の液体の計量供給装置。
  8. 【請求項8】 前記安定な性質を有する流体(12)は
    水を主成分とする液体であることを特徴とする請求項1
    乃至請求項7のいずれかに記載の液体の計量供給装置。
  9. 【請求項9】 前記安定な性質を有する流体(12)は
    鉱物油または植物油を主成分とする液体であることを特
    徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の液体
    の計量供給装置。
  10. 【請求項10】 前記安定な性質を有する流体(12)
    はシリコン油であることを特徴とする請求項1乃至請求
    項7のいずれかに記載の液体の計量供給装置。
  11. 【請求項11】 所定量の液体を所定位置に供給するた
    めの液体の計量供給方法において、 安定な性質を有する流体(12)を充填密封されたケー
    ス部材(15)内に、前記液体(11)を外部に吐出す
    るための吐出口(13b)が形成され、前記液体(1
    1)を収容可能に設けられる可撓性を有するチューブ状
    容器(13)を保持させ、前記チューブ状容器(13)
    に付加する圧力を調節して、該チューブ状容器(13)
    内から所定量の液体(11)を吐出させることを特徴と
    する液体の計量供給方法。
  12. 【請求項12】 前記ケース部材(15)内に充填され
    た流体(12)の圧力を調節することにより、前記チュ
    ーブ状容器(13)に付加する圧力を調節することを特
    徴とする請求項11に記載の液体の計量供給方法。
  13. 【請求項13】 前記ケース部材(15)内の液体の圧
    力を増加させることにより、前記チューブ状容器(1
    3)内の液体(11)を吐出させ、該圧力を減少させる
    ことにより、該チューブ状容器(13)内に前記液体
    (11)を吸引して充填させることを特徴とする請求項
    12に記載の液体の計量供給方法。
  14. 【請求項14】 前記安定な性質を有する流体(12)
    の圧力は、前記ケース部材(15)に内部で連通された
    筒状のシリンダ(22)と、このシリンダに摺動自在に
    挿入されたピストン(27)により調節されることを特
    徴とする請求項11に記載の液体の計量供給方法。
  15. 【請求項15】 前記シリンダ(22a、22b)及び
    ピストン(27a、27b)を複数組み設け、少なくと
    も2組を同時に用いて、前記ケース部材内の流体の圧力
    を増減させると共に、1組を用いて該流体の圧力を増加
    させることを特徴とする請求項14に記載の液体の計量
    供給方法。
  16. 【請求項16】 内径の異なるシリンダ(22a、22
    b)及びピストン(27a、27b)を複数組み設け、
    前記液体(11)の吐出量と吐出精度に基づいて、使用
    する内径を切り換えることを特徴とする請求項14に記
    載の液体の計量供給方法。
  17. 【請求項17】 前記安定な性質を有する流体(12)
    は水を主成分とする液体であることを特徴とする請求項
    11乃至請求項16のいずれかに記載の液体の計量供給
    方法。
  18. 【請求項18】 前記安定な性質を有する流体(12)
    は鉱物油または植物油を主成分とする液体であることを
    特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれかに記載
    の液体の計量供給方法。
  19. 【請求項19】 前記安定な性質を有する流体(12)
    はシリコン油であることを特徴とする請求項11乃至請
    求項16のいずれかに記載の液体の計量供給方法。
  20. 【請求項20】 液体(202)を吐出するためのニー
    ドル(213)を有し、該液体(202)を充填密封可
    能な容器(212)の内部に圧力を付与することによ
    り、該ニードル(213)から所定量の液体を所定位置
    に供給するための液体の計量供給装置において、 前記ニードル(213)の近傍において、該ニードル
    (213)周辺部分に前記液体(202)とは反応しな
    い気体を吹き付けるための吹付手段(200、250、
    270)を設けたことを特徴とする液体の計量供給装
    置。
  21. 【請求項21】 前記吹付手段(200)は、前記ニー
    ドル(213)に近接して固定され、且つ該ニードル
    (213)周辺部分を覆う筒状体(220)を有するこ
    とを特徴とする請求項20に記載の液体の計量供給装
    置。
  22. 【請求項22】 前記吹付手段(250)は、前記ニー
    ドル(213)に近接して固定された第1の筒状体(2
    55)と、該第1の筒状体に対して摺動自在で、且つ該
    ニードル(213)周辺部分を覆う第1の位置を保持す
    るように延伸方向に付勢された第2の筒状体(256)
    を有し、該第2の筒状体(256)は、前記液体を吐出
    する場合にのみ前記延伸方向への付勢に抗して収縮する
    と共に、該ニードル(213)の周辺部分を露出させる
    第2の位置となることを特徴とする請求項20に記載の
    液体の計量供給装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の筒状体(256)は、圧縮
    コイルバネにより延伸方向に付勢され、該第2の筒状体
    (256)に前記延伸方向への付勢に抗して収縮するた
    めのストッパー(259)を設けたことを特徴とする請
    求項22に記載の液体の計量供給装置。
  24. 【請求項24】 前記吹付手段(270)は、前記ニー
    ドル(213)とは別体に設けられ、前記液体を吐出し
    ない場合のみ該ニードル(213)を該吹付手段(27
    0)に配置させて前記液体とは反応しない気体を吹き付
    けることを特徴とする請求項20に記載の液体の計量供
    給装置。
  25. 【請求項25】 前記液体は、空気中の水分と反応し硬
    化するシリコン系接着剤であり、前記液体とは反応しな
    い気体は、窒素ガスであることを特徴とする請求項20
    乃至請求項24のいずれかに記載の液体の計量供給装
    置。
  26. 【請求項26】 液体(202)を吐出するためのニー
    ドル(213)を有し、該液体(202)を充填密封可
    能な容器(212)の内部に圧力を付与することによ
    り、該ニードル(213)から所定量の液体を所定位置
    に供給するための液体の計量供給方法において、 前記ニードル(213)の近傍において、該ニードル
    (213)周辺部分に前記液体(202)とは反応しな
    い気体を吹き付けることを特徴とする液体の計量供給方
    法。
  27. 【請求項27】 少なくとも前記液体を吐出しない場合
    において、前記ニードル(213)周辺部分に、前記液
    体とは反応しない気体を吹き付けることを特徴とする請
    求項26に記載の液体の計量供給方法。
  28. 【請求項28】 前記液体は、空気中の水分と反応し硬
    化するシリコン系接着剤であり、前記液体とは反応しな
    い気体は、窒素ガスであることを特徴とする請求項26
    又は請求項27に記載の液体の計量供給方法。
  29. 【請求項29】 所定量の液体を所定位置に供給するた
    めの液体の計量供給装置において、 前記液体を吐出するための吐出口(313)を有し、該
    液体を充填密封可能な容器(312)と、 前記容器(312)内部を所定時間加圧して前記吐出口
    (313)から所定量の液体を吐出させると共に、吐出
    終了後に前記容器(312)内部に所定の負圧をかける
    圧力調節手段(316、373)と、 前記容器内部の相対的な圧力を検出する検出手段(32
    0、321)とを備え、 前記検出手段による検出結果に応じて、前記容器(31
    2)内部にかける負圧を決定することを特徴とする液体
    の計量供給装置。
  30. 【請求項30】 前記検出手段(320、321)は、
    前記容器内部の液体の圧力を検出する第1のセンサ(3
    20)と、大気圧を検出する第2のセンサ(321)と
    を備え、前記第1のセンサ(320)により検出される
    圧力は第2のセンサ(321)により検出される圧力と
    略同じか或いは低い圧力に設定されることを特徴とする
    請求項29に記載の液体の計量供給装置。
  31. 【請求項31】 前記圧力調節手段(316)は、前記
    容器(312)内部に気体を送り込むことによりその内
    部の液体に加圧又は負圧をかけることを特徴とする請求
    項29又は請求項30に記載の液体の計量供給装置。
  32. 【請求項32】 前記圧力調節手段(373)は、ピス
    トン(362)を押し引きすることにより前記容器手段
    (312)内部の液体に加圧又は負圧をかけることを特
    徴とする請求項29又は請求項30に記載の液体の計量
    供給装置。
  33. 【請求項33】 前記液体は、低粘度又は高粘度の液体
    であることを特徴とする請求項29乃至請求項32のい
    ずれかに記載の液体の計量供給装置。
  34. 【請求項34】 液体を充填密封可能にされ、該液体を
    吐出するための吐出口(313)を有する容器内から所
    定量の液体を所定位置に供給するための液体の計量供給
    方法において、 前記容器(312)内部を所定時間加圧して前記吐出口
    (313)から所定量の液体を吐出させ後、該容器の相
    対的な圧力に応じて前記容器(312)内部に所定の負
    圧をかけることを特徴とする液体の計量供給方法。
  35. 【請求項35】 前記所定の負圧は、前記容器内部の液
    体の圧力を検出する第1のセンサ(320)の検出値
    と、大気圧を検出する第2のセンサ(321)の検出値
    とを比較して、前記第1のセンサ(320)の検出値が
    第2のセンサ(321)の検出値と略同じか或いは低い
    圧力となるように設定されることを特徴とする請求項3
    4に記載の液体の計量供給方法。
  36. 【請求項36】 前記容器(312)内部への加圧又は
    負圧は、該容器(312)内部に気体を送り込むことに
    より調節することを特徴とする請求項34又は請求項3
    5に記載の液体の計量供給方法。
  37. 【請求項37】 前記容器(312)内部への加圧又は
    負圧は、ピストン(362)を押し引きすることにより
    調節することを特徴とする請求項34又は請求項35に
    記載の液体の計量供給方法。
  38. 【請求項38】 前記液体は、低粘度又は高粘度の液体
    であることを特徴とする請求項34乃至請求項37のい
    ずれかに記載の液体の計量供給方法。
  39. 【請求項39】 吸入した液体(514)を所定量だけ
    吐出して、所定位置に供給するための液体の計量供給装
    置(500)であって、 中空筒状の第1の吐出供給装置本体(525)及び第2
    の吐出供給装置本体(524)と、 前記第1の吐出供給装置本体の下流側端部に接続され、
    前記液体を吐出するためのニードル(516)と、 前記第1の吐出供給装置本体と内部で連通すると共に、
    前記ニードルより上流側に設けられた伸縮自在の第1の
    弾性部材(519)と、 前記第1の弾性部材(519)を前記液体の吐出量に対
    応した距離だけ伸縮させるための第1の伸縮手段(52
    3)と、 前記第1の吐出供給装置本体の上流側端部と前記第2の
    吐出供給装置本体の下流側端部とを接続すると共に、前
    記第2の吐出供給装置本体からの液体の流入を許容する
    状態と阻止する状態とを切り換えるための第1のバルブ
    (521)と、 前記第2の吐出供給装置本体の上流側端部に設けられ、
    液体の補給源から前記第2の吐出供給装置本体内への液
    体の流入を許容する状態と阻止する状態とを切り換える
    ための第2のバルブ(520)と、 前記第2の吐出供給装置本体における前記第1のバルブ
    と第2のバルブとの間に設けられた伸縮自在の第2の弾
    性部材(518)と、 前記第2の弾性部材(518)を前記液体の吐出量又は
    吸入量に対応した距離だけ伸縮させるための第2の伸縮
    手段(522)とを具備することを特徴とする液体の計
    量供給装置。
  40. 【請求項40】 前記第1の弾性部材(519)と第2
    の弾性部材(518)とは、前記第1及び第2の吐出供
    給装置本体の上方に配置されていることを特徴とする請
    求項39に記載の液体の計量供給装置。
  41. 【請求項41】 前記第1の弾性部材(519)と第2
    の弾性部材(518)とは、前記第1及び第2の吐出供
    給装置本体の前記液体の流れ方向と略直交するように配
    置されていることを特徴とする請求項39又は請求項4
    0に記載の液体の計量供給装置。
  42. 【請求項42】 前記第1及び第2の弾性部材(51
    8、519)は、蛇腹状の部材であることを特徴とする
    請求項39乃至請求項41のいずれかに記載の液体の計
    量供給装置。
  43. 【請求項43】 中空筒状の第1の吐出供給装置本体
    (525)及び第2の吐出供給装置本体(524)と、
    前記第1の吐出供給装置本体の下流側端部に接続され、
    前記液体を吐出するためのニードル(516)と、前記
    第1の吐出供給装置本体と内部で連通すると共に、前記
    ニードルより上流側に設けられた伸縮自在の第1の弾性
    部材(519)と、前記第1の弾性部材(519)を前
    記液体の吐出量に対応した距離だけ伸縮させるための第
    1の伸縮手段(523)と、前記第1の吐出供給装置本
    体の上流側端部と前記第2の吐出供給装置本体の下流側
    端部とを接続すると共に、前記第2の吐出供給装置本体
    からの液体の流入を許容する状態と阻止する状態とを切
    り換えるための第1のバルブ(521)と、前記第2の
    吐出供給装置本体の上流側端部に設けられ、液体の補給
    源から前記第2の吐出供給装置本体内への液体の流入を
    許容する状態と阻止する状態とを切り換えるための第2
    のバルブ(520)と、前記第2の吐出供給装置本体に
    おける前記第1のバルブと第2のバルブとの間に設けら
    れた伸縮自在の第2の弾性部材(518)と、前記第2
    の弾性部材(518)を前記液体の吐出量又は吸入量に
    対応した距離だけ伸縮させるための第2の伸縮手段(5
    22)とを具備する液体の計量供給装置(500)にお
    いて、前記第1、第2の弾性部材の伸縮動作に連動し
    て、前記第1、第2のバルブを開閉させることにより、
    吸入した液体を所定量だけ吐出して、所定位置に供給す
    るための液体の計量供給方法であって、 前記第2のバルブ(520)を閉弁、前記第1のバルブ
    (521)を開弁した状態で、前記第2の弾性部材(5
    18)を伸張させると共に、前記第1の弾性部材(51
    9)を収縮させる第1の工程と、 前記第2の弾性部材(518)を収縮させると共に、前
    記第1の弾性部材(519)を伸張させ、該第2の弾性
    部材(518)の体積変化量(V1)と、該第1の弾性
    部材(519)の体積変化量(V2)の差分の液体を前
    記ニードル(516)から吐出させる第2の工程と、 前記第1のバルブ(521)を閉弁する第3の工程と、 前記第2のバルブ(520)を開弁する第4の工程と、 前記第1の弾性部材(519)を収縮させると共に、前
    記第2の弾性部材(518)を伸張させ、該第2の弾性
    部材(518)の体積変化量(V1)と、該第1の弾性
    部材(519)の体積変化量(V2)との差分の液体を
    前記第2のバルブ(520)を介して吸引させる第5の
    工程と、 前記第1のバルブ(521)を開弁する第6の工程とを
    具備することを特徴とする液体の計量供給方法。
  44. 【請求項44】 吸入した液体(564)を所定量だけ
    吐出して、所定位置に供給するための液体の計量供給装
    置(550)であって、 中空筒状の吐出供給装置本体(574)と、 前記吐出供給装置本体の下流側端部に接続され、前記液
    体を吐出するためのニードル(566)と、 前記吐出供給装置本体の下流側端部における前記ニード
    ルより上流側に設けられ、前記吐出供給装置本体内の液
    体の前記ニードルへの流入を許容する状態と阻止する状
    態とを切り換えるための第1のバルブ(571)と、 前記吐出供給装置本体の上流側端部にに設けられ、液体
    の補給源から前記吐出供給装置本体内への液体の流入を
    許容する状態と阻止する状態とを切り換えるための第2
    のバルブ(570)と、 前記吐出供給装置本体の胴体部分を挟むように設けら
    れ、互いに断面積の異なる伸縮自在に構成された第1の
    弾性部材(569)と第2の弾性部材(568)と、 前記第1の弾性部材と第2の弾性部材とを連結する連結
    部材(580)と、 前記第1の弾性部材の伸縮動作に連動して、前記第2の
    弾性部材を前記第1の弾性部材の伸縮動作とは反対に伸
    縮動作させるための伸縮手段(572)とを具備するこ
    とを特徴とする液体の計量供給装置。
  45. 【請求項45】 前記第1の弾性部材(569)と第2
    の弾性部材(568)とは、前記吐出供給装置本体の胴
    体部分の両側に略直交するように配置されていることを
    特徴とする請求項44に記載の液体の計量供給装置。
  46. 【請求項46】 前記第1の弾性部材(569)と第2
    の弾性部材(568)とは、前記吐出供給装置本体の前
    記液体の流れ方向と略直交するように配置されているこ
    とを特徴とする請求項44又は請求項45に記載の液体
    の計量供給装置。
  47. 【請求項47】 前記第1の弾性部材(569)は前記
    伸縮手段(572)に連結され、該第1の弾性部材の断
    面積(A2)は前記第2の弾性部材の断面積(A1)よ
    り大きく形成されていることを特徴とする請求項44乃
    至請求項46のいずれかに記載の液体の計量供給装置。
  48. 【請求項48】 前記第1及び第2の弾性部材(56
    8、569)は、蛇腹状の部材であることを特徴とする
    請求項44乃至請求項47のいずれかに記載の液体の計
    量供給装置。
  49. 【請求項49】 中空筒状の吐出供給装置本体(57
    4)の下流側端部に接続され、前記吐出装置本体内の液
    体を吐出するためのニードル(566)と、前記吐出供
    給装置本体の下流側端部における前記ニードルより上流
    側に設けられ、前記吐出供給装置本体内の液体の前記ニ
    ードルへの流入を許容する状態と阻止する状態とを切り
    換えるための第1のバルブ(571)と、前記吐出供給
    装置の上流側端部にに設けられ、液体の補給源から前記
    吐出供給装置本体内への液体の流入を許容する状態と阻
    止する状態とを切り換えるための第2のバルブ(57
    0)と、前記吐出供給装置本体の胴体部分を挟むように
    設けられ、互いに断面積の異なる伸縮自在に構成された
    第1の弾性部材(569)と第2の弾性部材(568)
    とを具備する液体の計量供給装置(550)において、
    前記第1の弾性部材の伸縮動作に連動して、前記第2の
    弾性部材を前記第1の弾性部材の伸縮動作とは反対に伸
    縮動作させことにより、吸入した液体を所定量だけ吐出
    して、所定位置に供給するための液体の計量供給方法で
    あって、 前記第1のバルブ(571)及び第2のバルブ(57
    0)を閉弁した状態で、前記第2の弾性部材(568)
    を収縮させると共に、前記第1の弾性部材(569)を
    伸張させる第1の工程と、 前記第1のバルブ(571)を開弁する第2の工程と、 前記第1の弾性部材(569)を収縮させると共に、前
    記第2の弾性部材(568)を伸張させ、該第1の弾性
    部材(569)の体積変化量(V2)と第2の弾性部材
    (568)の体積変化量(V1)との差分の液体を前記
    ニードル(566)から吐出する第3の工程と、 前記第1のバルブ(571)を閉弁する第4の工程と、 前記第2のバルブ(570)を開弁する第5の工程と、 前記第1の弾性部材(569)を伸張させると共に、前
    記第2の弾性部材(568)を収縮させ、該第1の弾性
    部材(569)の体積変化量(V2)と第2の弾性部材
    (568)の体積変化量V2との差分の液体を前記第2
    のバルブ(570)を介して吸引させる第6の工程とを
    具備することを特徴とする液体の計量供給方法。
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