JPH1068912A - コンタクトレンズ - Google Patents
コンタクトレンズInfo
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- JPH1068912A JPH1068912A JP7860497A JP7860497A JPH1068912A JP H1068912 A JPH1068912 A JP H1068912A JP 7860497 A JP7860497 A JP 7860497A JP 7860497 A JP7860497 A JP 7860497A JP H1068912 A JPH1068912 A JP H1068912A
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 近用部による像と遠用部による像との間で像
の分離を鮮明に行うことができ明瞭な視力を得ることが
可能なコンタクトレンズを提供する。 【解決手段】 近方を見るための近用部曲面(N)と遠
方を見るための遠用部曲面(F)とが光軸(10)に対
し同心状に形成されてなるレンズカーブ(2)を有する
コンタクトレンズ(1)において、光軸を含む一つの近
用部曲面または一つの遠用部曲面からなる曲面を第一曲
面(5)とし、この第一曲面の外側に隣接する一つの遠
用部曲面または一つの近用部曲面からなる曲面を第二曲
面(6)とし、レンズカーブと光軸との交点(O)を中
心とし所定半径を半径としてレンズカーブ上に画成され
た中心曲面領域に、この中心曲面領域を透過する透過光
量を減少させる減光手段(8)を形成したことを特徴と
する。
の分離を鮮明に行うことができ明瞭な視力を得ることが
可能なコンタクトレンズを提供する。 【解決手段】 近方を見るための近用部曲面(N)と遠
方を見るための遠用部曲面(F)とが光軸(10)に対
し同心状に形成されてなるレンズカーブ(2)を有する
コンタクトレンズ(1)において、光軸を含む一つの近
用部曲面または一つの遠用部曲面からなる曲面を第一曲
面(5)とし、この第一曲面の外側に隣接する一つの遠
用部曲面または一つの近用部曲面からなる曲面を第二曲
面(6)とし、レンズカーブと光軸との交点(O)を中
心とし所定半径を半径としてレンズカーブ上に画成され
た中心曲面領域に、この中心曲面領域を透過する透過光
量を減少させる減光手段(8)を形成したことを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近方を見るための
近用部曲面と遠方を見るための遠用部曲面とが光軸に対
し同心状に形成されてなるレンズカーブを有するコンタ
クトレンズに係り、特に、近用部曲面と遠用部曲面の各
々による像の分離を鮮明にするコンタクトレンズに関す
る。
近用部曲面と遠方を見るための遠用部曲面とが光軸に対
し同心状に形成されてなるレンズカーブを有するコンタ
クトレンズに係り、特に、近用部曲面と遠用部曲面の各
々による像の分離を鮮明にするコンタクトレンズに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光軸を含むレンズの中央部領域分に同心
円状の近用部領域を有し、その周辺に同心円で環状の遠
用部領域によって囲まれたが二重焦点式コンタクトレン
ズが提案されている(例えば、特開昭60−9132
7)。
円状の近用部領域を有し、その周辺に同心円で環状の遠
用部領域によって囲まれたが二重焦点式コンタクトレン
ズが提案されている(例えば、特開昭60−9132
7)。
【0003】図25において、コンタクトレンズ1は、
近方を見るための近用部曲面Nと遠方を見るための遠用
部曲面Fで形成されたフロントカーブ2と、装用者の角
膜曲面に対応するベースカーブ3とを有する。この場
合、レンズ本体を眼の角膜表面の中央部にフィットさ
せ、約80フィート(約24.4m)キャンドル(80
フィート・キャンドル)と定義されている平均的な読み
とりのための光条件下で近用部領域が眼の瞳部分のほぼ
半分を占めるようにする。
近方を見るための近用部曲面Nと遠方を見るための遠用
部曲面Fで形成されたフロントカーブ2と、装用者の角
膜曲面に対応するベースカーブ3とを有する。この場
合、レンズ本体を眼の角膜表面の中央部にフィットさ
せ、約80フィート(約24.4m)キャンドル(80
フィート・キャンドル)と定義されている平均的な読み
とりのための光条件下で近用部領域が眼の瞳部分のほぼ
半分を占めるようにする。
【0004】このような条件を満足したコンタクトレン
ズ装用者は、装用者自身が同時視する遠方と近方のいず
れか一方を装用者自身の意識により選択することにより
遠用部と近用部とを無理なく円滑に使い分けることがで
きる。しかしながら、実際にコンタクトレンズを装用す
る場合には、レンズの光学中心が瞳孔中心位置からずれ
て処方される場合が多く、遠用部と近用部とを無理なく
円滑に使い分けにくいことがある。そこで、この様な問
題を除去するための多焦点コンタクトレンズも提案され
ている(例えば、特開平7−239459)。
ズ装用者は、装用者自身が同時視する遠方と近方のいず
れか一方を装用者自身の意識により選択することにより
遠用部と近用部とを無理なく円滑に使い分けることがで
きる。しかしながら、実際にコンタクトレンズを装用す
る場合には、レンズの光学中心が瞳孔中心位置からずれ
て処方される場合が多く、遠用部と近用部とを無理なく
円滑に使い分けにくいことがある。そこで、この様な問
題を除去するための多焦点コンタクトレンズも提案され
ている(例えば、特開平7−239459)。
【0005】図26に示すコンタクトレンズ1は、近用
部曲面Nと遠用部曲面Fで形成されたフロントカーブ2
と、装用者の角膜の曲面に対応するベースカーブ3とを
有する。このコンタクトレンズ1は、コンタクトレンズ
の幾何学中心を通る垂直方向の経線に対してあらかじめ
光軸を含む近用部領域(直径0.8mm〜3.5mm)
を鼻側へ0.2mm〜2.4mmずれた位置に形成した
多焦点コンタクトレンズである。また、装用時の位置決
めのための回転防止手段として、プリズムバラスト加工
を施しかつレンズ周辺部にスラブオフ加工を施してい
る。図26に示すコンタクトレンズ1によれば、レンズ
装用時、眼の瞳孔中心位置にレンズの近用部領域の中心
にある光軸を略一致させることができる。
部曲面Nと遠用部曲面Fで形成されたフロントカーブ2
と、装用者の角膜の曲面に対応するベースカーブ3とを
有する。このコンタクトレンズ1は、コンタクトレンズ
の幾何学中心を通る垂直方向の経線に対してあらかじめ
光軸を含む近用部領域(直径0.8mm〜3.5mm)
を鼻側へ0.2mm〜2.4mmずれた位置に形成した
多焦点コンタクトレンズである。また、装用時の位置決
めのための回転防止手段として、プリズムバラスト加工
を施しかつレンズ周辺部にスラブオフ加工を施してい
る。図26に示すコンタクトレンズ1によれば、レンズ
装用時、眼の瞳孔中心位置にレンズの近用部領域の中心
にある光軸を略一致させることができる。
【0006】また、球面収差を除去するための多焦点コ
ンタクトレンズとして、遠用部領域と近用部領域とが同
心帯状に交互に繰り返して配置された多焦点コンタクト
レンズが提案されている(例えば、特開平5−5080
19)。
ンタクトレンズとして、遠用部領域と近用部領域とが同
心帯状に交互に繰り返して配置された多焦点コンタクト
レンズが提案されている(例えば、特開平5−5080
19)。
【0007】これらのレンズの一つとして、図27に示
すコンタクトレンズ1は、遠方をみるための遠用部曲面
F1、F2・・と近方をみるための近用部曲面N1、N
2・・とが同心帯状に交互に繰り返して形成されたフロ
ントカーブを有する。このレンズでは、遠用部曲面(F
1、F2・・)に入射する光軸に平行な光線が光軸上の
略同一点に結像するように配置され、かつこれらの近用
部曲面(N1、N2・・)に入射する光軸に平行な光線
が光軸上の略同一点に結像するように配置されているこ
とを特徴とする。
すコンタクトレンズ1は、遠方をみるための遠用部曲面
F1、F2・・と近方をみるための近用部曲面N1、N
2・・とが同心帯状に交互に繰り返して形成されたフロ
ントカーブを有する。このレンズでは、遠用部曲面(F
1、F2・・)に入射する光軸に平行な光線が光軸上の
略同一点に結像するように配置され、かつこれらの近用
部曲面(N1、N2・・)に入射する光軸に平行な光線
が光軸上の略同一点に結像するように配置されているこ
とを特徴とする。
【0008】また、レンズの光軸を含む中央部領域が遠
用部で、中間部から周辺部へ連続的に加入度数が連続的
に増強される同心円型累進多焦点コンタクトレンズも提
案されている(例えば、曲谷久雄:老視用コンタクトレ
ンズ.あたらしい眼科10:1543−1544,19
95)。
用部で、中間部から周辺部へ連続的に加入度数が連続的
に増強される同心円型累進多焦点コンタクトレンズも提
案されている(例えば、曲谷久雄:老視用コンタクトレ
ンズ.あたらしい眼科10:1543−1544,19
95)。
【0009】図28に示すコンタクトレンズ1は、単一
球面から成るフロントカーブ2と、内面双曲線非球面か
ら成るベースカーブ3とを有する。このレンズでは、ベ
ースカーブ3のレンズ中央部領域は遠用部として形成
し、中間部から周辺部に移行するにつれて連続的に近用
部度数が増強されている。レンズの処方では、ベースカ
ーブ3の頂点からエッジにかけて急速にフラット化して
いるので、頂点内面のベースカーブ3は角膜曲率半径よ
りスティープに処方するようにする。
球面から成るフロントカーブ2と、内面双曲線非球面か
ら成るベースカーブ3とを有する。このレンズでは、ベ
ースカーブ3のレンズ中央部領域は遠用部として形成
し、中間部から周辺部に移行するにつれて連続的に近用
部度数が増強されている。レンズの処方では、ベースカ
ーブ3の頂点からエッジにかけて急速にフラット化して
いるので、頂点内面のベースカーブ3は角膜曲率半径よ
りスティープに処方するようにする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近用部と遠用部とが併
存した上述のような従来の種々のコンタクトレンズにお
いて、近用部による像と遠用部による像とが鮮明に分離
できないという問題があった。
存した上述のような従来の種々のコンタクトレンズにお
いて、近用部による像と遠用部による像とが鮮明に分離
できないという問題があった。
【0011】この問題が生じる原因に対し本発明者は次
のように洞察したのであり、本願発明は以下に述べるよ
うな本発明者による洞察と知見に基づくものである。
のように洞察したのであり、本願発明は以下に述べるよ
うな本発明者による洞察と知見に基づくものである。
【0012】すなわち、光軸を含む近用部曲面あるいは
遠用部曲面からなるレンズ中央部領域から出射した光束
は、このレンズ中央部領域の外側にある遠用部曲面ある
いは引用部曲面からなるレンズ周辺部領域から出射し結
像に寄与する光束に対し、レンズ周辺部領域の結像面に
おいて干渉し、レンズ周辺部領域の結像面において、レ
ンズ周辺部領域による像にレンズ中央部領域から出射し
た光束が重なり、このために、レンズ周辺部領域による
像が鮮明に得られないというものである。なお、ここで
「干渉」という用語は、いわゆる光波の位相に関する干
渉という意味ではなく、結像面における結像に寄与する
光束に、結像に寄与しない邪魔なノイズとなる他の光束
が重なるという意味で使用されている。以後に使用する
「干渉」についても同様である。
遠用部曲面からなるレンズ中央部領域から出射した光束
は、このレンズ中央部領域の外側にある遠用部曲面ある
いは引用部曲面からなるレンズ周辺部領域から出射し結
像に寄与する光束に対し、レンズ周辺部領域の結像面に
おいて干渉し、レンズ周辺部領域の結像面において、レ
ンズ周辺部領域による像にレンズ中央部領域から出射し
た光束が重なり、このために、レンズ周辺部領域による
像が鮮明に得られないというものである。なお、ここで
「干渉」という用語は、いわゆる光波の位相に関する干
渉という意味ではなく、結像面における結像に寄与する
光束に、結像に寄与しない邪魔なノイズとなる他の光束
が重なるという意味で使用されている。以後に使用する
「干渉」についても同様である。
【0013】そこで本発明の目的は、上記従来技術の問
題を解消し、近用部による像と遠用部による像との間で
像の分離を鮮明に行うことができ明瞭な視力を得ること
が可能なコンタクトレンズを提供することである。
題を解消し、近用部による像と遠用部による像との間で
像の分離を鮮明に行うことができ明瞭な視力を得ること
が可能なコンタクトレンズを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明によるコンタクトレンズは、近方を見るた
めの近用部曲面と遠方を見るための遠用部曲面とが光軸
に対し同心状に形成されてなるレンズカーブを有するコ
ンタクトレンズにおいて、前記光軸を含む一つの近用部
曲面または一つの遠用部曲面からなる曲面を第一曲面と
し、この第一曲面の外側に隣接する一つの遠用部曲面ま
たは一つの近用部曲面からなる曲面を第二曲面とし、前
記レンズカーブと前記光軸との交点を中心とし所定半径
を半径として前記レンズカーブ上に画成された中心曲面
領域に、この中心曲面領域を透過する透過光量を減少さ
せる減光手段を形成したことを特徴とする。
に、本願発明によるコンタクトレンズは、近方を見るた
めの近用部曲面と遠方を見るための遠用部曲面とが光軸
に対し同心状に形成されてなるレンズカーブを有するコ
ンタクトレンズにおいて、前記光軸を含む一つの近用部
曲面または一つの遠用部曲面からなる曲面を第一曲面と
し、この第一曲面の外側に隣接する一つの遠用部曲面ま
たは一つの近用部曲面からなる曲面を第二曲面とし、前
記レンズカーブと前記光軸との交点を中心とし所定半径
を半径として前記レンズカーブ上に画成された中心曲面
領域に、この中心曲面領域を透過する透過光量を減少さ
せる減光手段を形成したことを特徴とする。
【0015】また、前記第一曲面は近用部曲面であり、
前記第二曲面は遠用部曲面であり、前記第一曲面の結像
面である第一結像面は前記第二曲面の結像面である第二
結像面に比べ前記レンズカーブからより近い位置にあ
り、前記第一曲面を透過し前記第一結像面に集光して前
記第二結像面に至る光線の光量を減らすように、前記中
心曲面領域に前記減光手段を形成したことを特徴とす
る。
前記第二曲面は遠用部曲面であり、前記第一曲面の結像
面である第一結像面は前記第二曲面の結像面である第二
結像面に比べ前記レンズカーブからより近い位置にあ
り、前記第一曲面を透過し前記第一結像面に集光して前
記第二結像面に至る光線の光量を減らすように、前記中
心曲面領域に前記減光手段を形成したことを特徴とす
る。
【0016】また、前記第一曲面は遠用部曲面であり、
前記第二曲面は近用部曲面であり、前記第一曲面の結像
面である第一結像面は前記第二曲面の結像面である第二
結像面に比べ前記レンズカーブからより遠い位置にあ
り、前記第一曲面を透過し前記第二結像面に至る光線の
光量を減らすように、前記中心曲面領域に前記減光手段
を形成したことを特徴とする。
前記第二曲面は近用部曲面であり、前記第一曲面の結像
面である第一結像面は前記第二曲面の結像面である第二
結像面に比べ前記レンズカーブからより遠い位置にあ
り、前記第一曲面を透過し前記第二結像面に至る光線の
光量を減らすように、前記中心曲面領域に前記減光手段
を形成したことを特徴とする。
【0017】また、前記第一結像面は前記第一曲面の焦
点面である第一焦点面であり、前記第二結像面は前記前
記第二曲面の焦点面である第二焦点面であることを特徴
とする。また、前記第一曲面の焦点である第一焦点と、
前記第二曲面の焦点である第二焦点とは前記光軸上にあ
ることを特徴とする。
点面である第一焦点面であり、前記第二結像面は前記前
記第二曲面の焦点面である第二焦点面であることを特徴
とする。また、前記第一曲面の焦点である第一焦点と、
前記第二曲面の焦点である第二焦点とは前記光軸上にあ
ることを特徴とする。
【0018】また、前記中心曲面領域を前記第一曲面の
範囲とすることを特徴とする。また、前記中心曲面領域
を前記第一曲面の一部の範囲とすることを特徴とする。
また、前記減光手段は、光の透過を遮蔽する遮蔽手段で
あることを特徴とする。また、前記第二曲面の外側にさ
らに近用部曲面と遠用部曲面とが光軸に対し同心帯状に
交互に繰り返して形成されている。また、前記中心曲面
領域は前記第一曲面と前記第一曲面を越えた範囲である
ことを特徴とする。また、前記減光手段は、前記レンズ
カーブ上に薄膜状に形成されていることを特徴とする。
また、前記所定半径の大きさは、瞳孔の大きさに応じて
設定されることを特徴とする。また、前記減光手段は、
コンタクトレンズ本体を重合するときに形成されたもの
であることを特徴とする。また、前記減光手段は、コン
タクトレンズ本体を重合した後に染色によって形成され
てものであることを特徴とする。また、前記減光手段
は、染色濃度によって減光率が設定されるものであるこ
とを特徴とする。また、前記レンズカーブは、ベースカ
ーブに対向するフロントカーブであることを特徴とす
る。
範囲とすることを特徴とする。また、前記中心曲面領域
を前記第一曲面の一部の範囲とすることを特徴とする。
また、前記減光手段は、光の透過を遮蔽する遮蔽手段で
あることを特徴とする。また、前記第二曲面の外側にさ
らに近用部曲面と遠用部曲面とが光軸に対し同心帯状に
交互に繰り返して形成されている。また、前記中心曲面
領域は前記第一曲面と前記第一曲面を越えた範囲である
ことを特徴とする。また、前記減光手段は、前記レンズ
カーブ上に薄膜状に形成されていることを特徴とする。
また、前記所定半径の大きさは、瞳孔の大きさに応じて
設定されることを特徴とする。また、前記減光手段は、
コンタクトレンズ本体を重合するときに形成されたもの
であることを特徴とする。また、前記減光手段は、コン
タクトレンズ本体を重合した後に染色によって形成され
てものであることを特徴とする。また、前記減光手段
は、染色濃度によって減光率が設定されるものであるこ
とを特徴とする。また、前記レンズカーブは、ベースカ
ーブに対向するフロントカーブであることを特徴とす
る。
【0019】以下に本願発明の概要について説明する。
図29において、コンタクトレンズ1はベースカーブ2
とフロントカーブ3とで形成されており、フロントカー
ブ3は光軸10に対し同心状に近用部Nと遠用部Fとが
交互に形成されている。光軸10を含む曲面を第一曲面
5とし、第一曲面5の外側に隣接する曲面を第二曲面6
とする。図29に示す例では、第一曲面は近用部曲面N
で構成されており、第二曲面6は遠用部曲面Fで構成さ
れている。
図29において、コンタクトレンズ1はベースカーブ2
とフロントカーブ3とで形成されており、フロントカー
ブ3は光軸10に対し同心状に近用部Nと遠用部Fとが
交互に形成されている。光軸10を含む曲面を第一曲面
5とし、第一曲面5の外側に隣接する曲面を第二曲面6
とする。図29に示す例では、第一曲面は近用部曲面N
で構成されており、第二曲面6は遠用部曲面Fで構成さ
れている。
【0020】第一曲面5に係る焦点面、すなわち第一曲
面5とベースカーブ3とから成るレンズ部分の焦点面を
単に第一曲面5の焦点面といい、これを第一焦点面11
とする。また、第二曲面6に係る焦点面、すなわち第二
曲面6とベースカーブ3とから成るレンズ部分の焦点面
を単に第二曲面6の焦点面といい、これを第二焦点面1
3とする。
面5とベースカーブ3とから成るレンズ部分の焦点面を
単に第一曲面5の焦点面といい、これを第一焦点面11
とする。また、第二曲面6に係る焦点面、すなわち第二
曲面6とベースカーブ3とから成るレンズ部分の焦点面
を単に第二曲面6の焦点面といい、これを第二焦点面1
3とする。
【0021】フロントカーブ2の前方にある物体が第一
曲面5とベースカーブ3とから成るレンズ部分によって
結像する像面を第一結像面とする。また、フロントカー
ブ2の前方にある物体が第二曲面6とベースカーブ3と
から成るレンズ部分によって結像する像面を第二結像面
とする。
曲面5とベースカーブ3とから成るレンズ部分によって
結像する像面を第一結像面とする。また、フロントカー
ブ2の前方にある物体が第二曲面6とベースカーブ3と
から成るレンズ部分によって結像する像面を第二結像面
とする。
【0022】なお、コンタクトレンズにおいては、第一
結像面の位置は物の位置に応じて変化する量であるがほ
ぼ第一焦点面11の位置の近くにあり、同様に、第二結
像面の位置は第二焦点面13の位置の近くにあると考え
ることができる。そこで、以後の説明においては、第一
結像面の代わりに第一焦点面5を参照して説明し、第二
結像面の代わりに第二焦点面13を参照して説明する。
すなわち、物は無限遠方にあるとしてフロントカーブ2
には平行光線が入射し焦点面が結像面となる場合を例に
とり説明する。しかし、これは説明上の便宜的なことで
あり、これによって本願発明の一般性を失うものではな
い。
結像面の位置は物の位置に応じて変化する量であるがほ
ぼ第一焦点面11の位置の近くにあり、同様に、第二結
像面の位置は第二焦点面13の位置の近くにあると考え
ることができる。そこで、以後の説明においては、第一
結像面の代わりに第一焦点面5を参照して説明し、第二
結像面の代わりに第二焦点面13を参照して説明する。
すなわち、物は無限遠方にあるとしてフロントカーブ2
には平行光線が入射し焦点面が結像面となる場合を例に
とり説明する。しかし、これは説明上の便宜的なことで
あり、これによって本願発明の一般性を失うものではな
い。
【0023】図29において、フロントカーブ2の無限
の遠方に図示しない物点Jがあるとし、物点Jの第一曲
面による像点Kと第二曲面による像点Lとを考える。近
用部曲面Nからなる第一曲面5を出射した光線21、2
2は第一焦点面11上の第一焦点12に像点Kとして集
光結像し、この後、発散して第二焦点面13へ至る。ま
た、遠用部曲面Fからなる第二曲面6を出射した光線2
3、24は光線23と光線24とで囲われる円環状の光
束として第二焦点面13上の第二焦点14に像点Lとし
て集光結像される。
の遠方に図示しない物点Jがあるとし、物点Jの第一曲
面による像点Kと第二曲面による像点Lとを考える。近
用部曲面Nからなる第一曲面5を出射した光線21、2
2は第一焦点面11上の第一焦点12に像点Kとして集
光結像し、この後、発散して第二焦点面13へ至る。ま
た、遠用部曲面Fからなる第二曲面6を出射した光線2
3、24は光線23と光線24とで囲われる円環状の光
束として第二焦点面13上の第二焦点14に像点Lとし
て集光結像される。
【0024】ここで、図29(b)からわかるように、
第一曲面5による像点Kは、第一焦点面11上におい
て、第二曲面6から出射する光線23、24で囲まれる
光束によって形成される円環状リング25によって囲わ
れており、像点Kは円環状リング25と重なり合わされ
ることはない。すなわち、第一曲面5による像点Kは第
一焦点面11において第二曲面6を出射した光束によっ
て「干渉」されることはない。
第一曲面5による像点Kは、第一焦点面11上におい
て、第二曲面6から出射する光線23、24で囲まれる
光束によって形成される円環状リング25によって囲わ
れており、像点Kは円環状リング25と重なり合わされ
ることはない。すなわち、第一曲面5による像点Kは第
一焦点面11において第二曲面6を出射した光束によっ
て「干渉」されることはない。
【0025】これに対し、第二曲面6による像点Lは、
第二焦点面13上において、第一曲面5から出射する光
線21、22で囲まれる光束で形成された背景光からな
る円板26と重なり合わされる。すなわち、第二曲面6
による像点Lは第二焦点面13において第一曲面5を出
射した光束によって「干渉」される。
第二焦点面13上において、第一曲面5から出射する光
線21、22で囲まれる光束で形成された背景光からな
る円板26と重なり合わされる。すなわち、第二曲面6
による像点Lは第二焦点面13において第一曲面5を出
射した光束によって「干渉」される。
【0026】すなわち、第一焦点面11において第一曲
面による像は第二曲面6を出射した光束による「干渉」
を受けないのに対し、第二焦点面14において第二曲面
6による像は第一曲面5を出した光束による「干渉」を
受けるのである。
面による像は第二曲面6を出射した光束による「干渉」
を受けないのに対し、第二焦点面14において第二曲面
6による像は第一曲面5を出した光束による「干渉」を
受けるのである。
【0027】本願発明は、上記知見に基づくものであ
り、第二焦点面14において第二曲面6による像が第一
曲面5を出した光束によって「干渉」を受けることを回
避させようとするものである。このために、第一曲面5
の全面、あるいは光軸10を含む第一曲面5の一部の曲
面、あるいは第一曲面5および第二曲面6の一部の曲面
を透過する光量を減らす減光手段を形成することによ
り、第二曲面6による像が第一曲面5を出射する光束に
よって「干渉」されることを除去させるものである。
り、第二焦点面14において第二曲面6による像が第一
曲面5を出した光束によって「干渉」を受けることを回
避させようとするものである。このために、第一曲面5
の全面、あるいは光軸10を含む第一曲面5の一部の曲
面、あるいは第一曲面5および第二曲面6の一部の曲面
を透過する光量を減らす減光手段を形成することによ
り、第二曲面6による像が第一曲面5を出射する光束に
よって「干渉」されることを除去させるものである。
【0028】なお、図29では、物として無限遠にある
物点J(図示しない)を例にして説明したが、図31乃
至図33を参照し以下に説明するように、物が有限の大
きさを有する場合も同様に本願発明を適用することがで
きる。
物点J(図示しない)を例にして説明したが、図31乃
至図33を参照し以下に説明するように、物が有限の大
きさを有する場合も同様に本願発明を適用することがで
きる。
【0029】図31乃至図33は、光軸10上の物点J
1と光軸10外の物点J2との二点間を物とした場合を
示す。図31において、光軸10の物点J1は、第一曲
面5によって結像面(近似的に第一焦点面11とする)
上で像点K1として結像される。第一焦点面11上で
は、第二曲面6によって像点K1を囲う円環状リング2
5が形成されている。第一焦点面11上において、円環
状リング25は像点K1に干渉することはない。
1と光軸10外の物点J2との二点間を物とした場合を
示す。図31において、光軸10の物点J1は、第一曲
面5によって結像面(近似的に第一焦点面11とする)
上で像点K1として結像される。第一焦点面11上で
は、第二曲面6によって像点K1を囲う円環状リング2
5が形成されている。第一焦点面11上において、円環
状リング25は像点K1に干渉することはない。
【0030】また、光軸10の物点J1は、第二曲面6
によって結像面(近似的に第二焦点面13とする)上で
像点L1として結像される。第二焦点面13上では、第
一曲面5によって背景光からなる円板26が形成されて
おり、像点L1は円板26中にうずもれており、像点L
1は円板26によって干渉を受けている。
によって結像面(近似的に第二焦点面13とする)上で
像点L1として結像される。第二焦点面13上では、第
一曲面5によって背景光からなる円板26が形成されて
おり、像点L1は円板26中にうずもれており、像点L
1は円板26によって干渉を受けている。
【0031】また、図32において、光軸10外の物点
J2は、第一曲面5によって結像面(近似的に第一焦点
面11とする)上で像点K2として結像される。第一焦
点面11上では、第二曲面6によって像点K2を囲う楕
円状リング27が形成されている。第一焦点面11上に
おいて、楕円環状リング27は像点K2に干渉すること
はない。
J2は、第一曲面5によって結像面(近似的に第一焦点
面11とする)上で像点K2として結像される。第一焦
点面11上では、第二曲面6によって像点K2を囲う楕
円状リング27が形成されている。第一焦点面11上に
おいて、楕円環状リング27は像点K2に干渉すること
はない。
【0032】また、光軸10外の物点J2は、第二曲面
6によって結像面(近似的に第二焦点面13とする)上
で像点L2として結像される。第二焦点面13上では、
第一曲面5によって背景光からなる楕円板28が形成さ
れており、像点L2は楕円板28中にうずもれており、
像点L2は楕円板28によって干渉を受けている。
6によって結像面(近似的に第二焦点面13とする)上
で像点L2として結像される。第二焦点面13上では、
第一曲面5によって背景光からなる楕円板28が形成さ
れており、像点L2は楕円板28中にうずもれており、
像点L2は楕円板28によって干渉を受けている。
【0033】図33に示すように、物点J1と物点J2
との二点間で形成された物の像は、図31に示す像と図
32に示す像点を重ね合わせて得られる。図33からわ
かるように、第一焦点面11上では、像点K1と像点K
2の間に形成される像は、円環状リング25によっても
楕円環状リング27によって干渉を受けていない。これ
に対し、第二焦点面13上においては、像点L1と像点
L2の間に形成される像は、円板26と楕円板28の中
にうずもれており、円板26と楕円板28の干渉を受け
ている。
との二点間で形成された物の像は、図31に示す像と図
32に示す像点を重ね合わせて得られる。図33からわ
かるように、第一焦点面11上では、像点K1と像点K
2の間に形成される像は、円環状リング25によっても
楕円環状リング27によって干渉を受けていない。これ
に対し、第二焦点面13上においては、像点L1と像点
L2の間に形成される像は、円板26と楕円板28の中
にうずもれており、円板26と楕円板28の干渉を受け
ている。
【0034】すなわち、図33に示されているように、
物に有限の大きさがある場合であっても、また物が無限
円ではなくフロントカーブ2から有限の距離にある場合
であっても、本願発明を、図29を参照して説明した場
合と同様に説明することができる。
物に有限の大きさがある場合であっても、また物が無限
円ではなくフロントカーブ2から有限の距離にある場合
であっても、本願発明を、図29を参照して説明した場
合と同様に説明することができる。
【0035】なお、物の大きさがあまりに大きくなる
と、第一焦点面11において像点K1は楕円環状リング
27によって干渉を受け、像点K2は円環状リング25
によって干渉を受けることが考えられる。しかし、その
場合であっても、本願発明によれば、第二焦点面13に
おいて第二曲面6による像が第一曲面5を出射した光束
によって「干渉」を受けることを部分的にでも回避させ
ることが可能であるのである。
と、第一焦点面11において像点K1は楕円環状リング
27によって干渉を受け、像点K2は円環状リング25
によって干渉を受けることが考えられる。しかし、その
場合であっても、本願発明によれば、第二焦点面13に
おいて第二曲面6による像が第一曲面5を出射した光束
によって「干渉」を受けることを部分的にでも回避させ
ることが可能であるのである。
【0036】以上、図31乃至図33、および図29を
参照して、第一曲面5が近用部曲面Nから形成され第二
曲面6が遠用部曲面Fから形成されている場合を例にと
り本願発明を説明した。しかし、本願発明はこれに限ら
ず、図30に示すように、第一曲面5が遠用部曲面Fか
ら形成され第二曲面6が近用部曲面Nから形成されてい
る場合についても同様に成立する。
参照して、第一曲面5が近用部曲面Nから形成され第二
曲面6が遠用部曲面Fから形成されている場合を例にと
り本願発明を説明した。しかし、本願発明はこれに限ら
ず、図30に示すように、第一曲面5が遠用部曲面Fか
ら形成され第二曲面6が近用部曲面Nから形成されてい
る場合についても同様に成立する。
【0037】本願発明によれば、中心曲面領域に、この
中心曲面領域を透過する透過光量を減少させる減光手段
を形成したことにより、第二焦点面13において第二曲
面6による像が第一曲面5を出射した光束によって「干
渉」を受けるこを回避でき、鮮明の像を形成することが
でき、明瞭な視力を得ることができる。
中心曲面領域を透過する透過光量を減少させる減光手段
を形成したことにより、第二焦点面13において第二曲
面6による像が第一曲面5を出射した光束によって「干
渉」を受けるこを回避でき、鮮明の像を形成することが
でき、明瞭な視力を得ることができる。
【0038】また、減光手段の大きさを瞳孔の大きさに
応じて減光率を変化させるように形成することができる
ので、個々の症例に併せて適正な減光手段を設定するこ
とができる。
応じて減光率を変化させるように形成することができる
ので、個々の症例に併せて適正な減光手段を設定するこ
とができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本願発明の
好適な実施の形態について説明する。まず、本願発明の
第1の実施形態について説明する。本実施形態は、図2
に示すように、図1に示すコンタクトレンズ1に減光手
段8を設けた例である。
好適な実施の形態について説明する。まず、本願発明の
第1の実施形態について説明する。本実施形態は、図2
に示すように、図1に示すコンタクトレンズ1に減光手
段8を設けた例である。
【0040】図1において、コンタクトレンズ1のフロ
ントカーブ2には、光軸を含む中心部に近用部曲面Nか
らなる第一曲面5が形成され、第一曲面5の外側に隣接
して遠用部曲面Fからなる第二曲面6が形成されてい
る。すなわち、図1に示すコンタクトレンズ1では、フ
ロントカーブ2が1個の近用部曲面Nと1個の遠用部曲
面Fとを有する。
ントカーブ2には、光軸を含む中心部に近用部曲面Nか
らなる第一曲面5が形成され、第一曲面5の外側に隣接
して遠用部曲面Fからなる第二曲面6が形成されてい
る。すなわち、図1に示すコンタクトレンズ1では、フ
ロントカーブ2が1個の近用部曲面Nと1個の遠用部曲
面Fとを有する。
【0041】コンタクトレンズ1の光軸10を眼の瞳孔
中心に一致するようにフィットさせたとき、無限遠にあ
る物の結像光線として光軸10に平行に入射する光線を
考える。
中心に一致するようにフィットさせたとき、無限遠にあ
る物の結像光線として光軸10に平行に入射する光線を
考える。
【0042】図2において、コンタクトレンズ1はベー
スカーブ2とフロントカーブ3とで形成されており、フ
ロントカーブ3は光軸10に対し同心状に近用部Nと遠
用部Fとで形成されている。光軸10を含む曲面を第一
曲面5とし、第一曲面5の外側に隣接する曲面を第二曲
面6とする。図2に示す例では、第一曲面は近用部曲面
Nで構成されており、第二曲面6は遠用部曲面Fで構成
されている。
スカーブ2とフロントカーブ3とで形成されており、フ
ロントカーブ3は光軸10に対し同心状に近用部Nと遠
用部Fとで形成されている。光軸10を含む曲面を第一
曲面5とし、第一曲面5の外側に隣接する曲面を第二曲
面6とする。図2に示す例では、第一曲面は近用部曲面
Nで構成されており、第二曲面6は遠用部曲面Fで構成
されている。
【0043】フロントカーブ2と光軸10との交点Oを
中心とし所定半径を半径としてフロントカーブ2上に画
成された中心曲面領域にこの中心曲面領域を透過する透
過光量を減少させるための薄膜状の減光手段8が形成さ
れている。
中心とし所定半径を半径としてフロントカーブ2上に画
成された中心曲面領域にこの中心曲面領域を透過する透
過光量を減少させるための薄膜状の減光手段8が形成さ
れている。
【0044】図2において、フロントカーブ2の無限の
遠方に図示しない物点Jがあるとし、物点Jの第一曲面
による像点Kと第二曲面による像点Lとを考える。
遠方に図示しない物点Jがあるとし、物点Jの第一曲面
による像点Kと第二曲面による像点Lとを考える。
【0045】第一曲面5に係る結像面である第一焦点面
11(第一結像面)は第二曲面6に係る結像面である第
二焦点面13(第二結像面)に比べフロントカーブ2か
らより近い位置にある。
11(第一結像面)は第二曲面6に係る結像面である第
二焦点面13(第二結像面)に比べフロントカーブ2か
らより近い位置にある。
【0046】図2においては、減光手段8が形成される
中心曲面領域は交点Oを中心とし第一曲面5の一部の範
囲に画成されている。
中心曲面領域は交点Oを中心とし第一曲面5の一部の範
囲に画成されている。
【0047】近用部曲面Nからなる第一曲面5を出射し
た光線21、22は第一焦点面11上の第一焦点12に
像点Kとして集光結像し、この後、発散して第二焦点面
13へ至る。また、遠用部曲面Fからなる第二曲面6を
出射した光線23、24は光線23と光線24とで囲わ
れる円環状の光束として第二焦点面13上の第二焦点1
3に像点Lとして集光結像される。
た光線21、22は第一焦点面11上の第一焦点12に
像点Kとして集光結像し、この後、発散して第二焦点面
13へ至る。また、遠用部曲面Fからなる第二曲面6を
出射した光線23、24は光線23と光線24とで囲わ
れる円環状の光束として第二焦点面13上の第二焦点1
3に像点Lとして集光結像される。
【0048】図2(b)からわかるように、第一曲面5
による像点Kは、第一焦点面11上において、第二曲面
6から出射する光線23、24で囲まれる光束によって
形成される円環状リング25によって囲われており、像
点Kは円環状リング25と重なり合わされることはな
く、すなわち、第一曲面5による像点Kは第一焦点面1
1において第二曲面6を出射した光束によって「干渉」
されることはない。
による像点Kは、第一焦点面11上において、第二曲面
6から出射する光線23、24で囲まれる光束によって
形成される円環状リング25によって囲われており、像
点Kは円環状リング25と重なり合わされることはな
く、すなわち、第一曲面5による像点Kは第一焦点面1
1において第二曲面6を出射した光束によって「干渉」
されることはない。
【0049】これに対し、第二曲面6による像点Lは、
第二焦点面13上において、第一曲面5から出射する光
線21、22で囲まれる光束で形成された背景光からな
る円板26と重なり合わされ、すなわち、第二曲面6に
よる像点Lは第二焦点面13において第一曲面5を出射
した光束によって「干渉」され得る。
第二焦点面13上において、第一曲面5から出射する光
線21、22で囲まれる光束で形成された背景光からな
る円板26と重なり合わされ、すなわち、第二曲面6に
よる像点Lは第二焦点面13において第一曲面5を出射
した光束によって「干渉」され得る。
【0050】しかしながら、中心曲面領域に減光手段8
を設けたことにより、図2(a)における斜線で示す領
域9の光量は減光手段8を設ける前に比べて減る。この
ため、第二焦点面13においては背景光からなる円板2
6の光量は減光され、像点Lが第一曲面5を出射した光
束によって「干渉」されることを回避することが可能に
なる。なお、第一焦点面11では像点Kの光量が減光さ
れることになるが、この減光の程度が低い場合、例えば
通常の眼鏡レンズのように約15%以内である場合には
減光の影響を無視することができる。
を設けたことにより、図2(a)における斜線で示す領
域9の光量は減光手段8を設ける前に比べて減る。この
ため、第二焦点面13においては背景光からなる円板2
6の光量は減光され、像点Lが第一曲面5を出射した光
束によって「干渉」されることを回避することが可能に
なる。なお、第一焦点面11では像点Kの光量が減光さ
れることになるが、この減光の程度が低い場合、例えば
通常の眼鏡レンズのように約15%以内である場合には
減光の影響を無視することができる。
【0051】なお、図2(a)におけるように減少手段
8が第一曲面5の中心部の一部に形成されている場合に
は、減少手段8として光の透過を完全に遮蔽する金属膜
等の遮蔽手段を採用することも可能である。
8が第一曲面5の中心部の一部に形成されている場合に
は、減少手段8として光の透過を完全に遮蔽する金属膜
等の遮蔽手段を採用することも可能である。
【0052】図3は、中心曲面領域は交点Oを中心とし
第一曲面5の範囲全体に画成されている場合を示し、減
光手段8は第一曲面5の全体に形成されている。
第一曲面5の範囲全体に画成されている場合を示し、減
光手段8は第一曲面5の全体に形成されている。
【0053】図4は、中心曲面領域は交点Oを中心とし
第一曲面5の範囲全体と第二曲面6の一部に画成されて
いる場合を示し、減光手段8はこの第二曲面6にはみ出
る範囲に形成されている。
第一曲面5の範囲全体と第二曲面6の一部に画成されて
いる場合を示し、減光手段8はこの第二曲面6にはみ出
る範囲に形成されている。
【0054】上述したように、図2に示すように第一曲
面5の中心部の一部に減光手段8が形成された場合、図
3に示すように第一曲面5の全体に減光手段8が形成さ
れた場合、あるいは図4に示すように第一曲面5の全体
と第二曲面6の一分に跨って減光手段8が形成された場
合にも、第二焦点面13においては背景光からなる円板
26の光量は減光され、像点Lが第一曲面5を出射した
光束によって「干渉」されることを回避することが可能
になる。
面5の中心部の一部に減光手段8が形成された場合、図
3に示すように第一曲面5の全体に減光手段8が形成さ
れた場合、あるいは図4に示すように第一曲面5の全体
と第二曲面6の一分に跨って減光手段8が形成された場
合にも、第二焦点面13においては背景光からなる円板
26の光量は減光され、像点Lが第一曲面5を出射した
光束によって「干渉」されることを回避することが可能
になる。
【0055】次に、図5、図6および図7を参照して本
発明の第2の実施形態について説明する。図29を参照
して説明した内容は、前述したように、図30に示すよ
うに第一曲面5に遠用部曲面Fを形成し第二曲面6に近
用部曲面Nを形成した場合にも、適用できる。従って、
本願発明は第一曲面5に遠用部曲面Fを形成し第二曲面
6に近用部曲面Nを形成した場合にも成立する。本実施
形態は、第1の実施形態が図29に対応するとしたとき
において、図30に対応する例である。
発明の第2の実施形態について説明する。図29を参照
して説明した内容は、前述したように、図30に示すよ
うに第一曲面5に遠用部曲面Fを形成し第二曲面6に近
用部曲面Nを形成した場合にも、適用できる。従って、
本願発明は第一曲面5に遠用部曲面Fを形成し第二曲面
6に近用部曲面Nを形成した場合にも成立する。本実施
形態は、第1の実施形態が図29に対応するとしたとき
において、図30に対応する例である。
【0056】すなわち、図5、図6および図7に示す例
は、第一曲面5に遠用部曲面Fを形成し第二曲面6に近
用部曲面Nを形成した場合であり、各々図2、図3およ
び図4に対応する。図5、図6および図7に示す例で
は、図2、図3および図4に示す例と異なり、第一焦点
面11は遠用部曲面FのF焦点面であるのでフロントカ
ーブ2からより離れた位置にあり、第二焦点面13は近
用部曲面NのN焦点面であるのでフロントカーブ2から
より近い位置にある。
は、第一曲面5に遠用部曲面Fを形成し第二曲面6に近
用部曲面Nを形成した場合であり、各々図2、図3およ
び図4に対応する。図5、図6および図7に示す例で
は、図2、図3および図4に示す例と異なり、第一焦点
面11は遠用部曲面FのF焦点面であるのでフロントカ
ーブ2からより離れた位置にあり、第二焦点面13は近
用部曲面NのN焦点面であるのでフロントカーブ2から
より近い位置にある。
【0057】近用部曲面Nによる像点Lは、第二焦点面
13において背景光からなる円板26によって干渉を受
け得る。しかしながら、図2、図3および図4の場合と
同様に、中心曲面領域に減光手段8を設けることによっ
て、領域9を通過する光は減光され、像点Lが遠用部曲
面Fからなる第一曲面5を出射した光束によって干渉さ
れることを回避することができる。
13において背景光からなる円板26によって干渉を受
け得る。しかしながら、図2、図3および図4の場合と
同様に、中心曲面領域に減光手段8を設けることによっ
て、領域9を通過する光は減光され、像点Lが遠用部曲
面Fからなる第一曲面5を出射した光束によって干渉さ
れることを回避することができる。
【0058】次に、図8、図9、図10および図11を
参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、図8に示すコンタクトレンズ1に、図9
等に示すように中心曲面領域に減光手段8を設けた例で
ある。
参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態は、図8に示すコンタクトレンズ1に、図9
等に示すように中心曲面領域に減光手段8を設けた例で
ある。
【0059】図8において、コンタクトレンズ1のフロ
ントカーブ2には、光軸を含む中心部に近用部曲面N1
からなる第一曲面5が形成され、第一曲面5の外側に隣
接して遠用部曲面F1からなる第二曲面6が形成されて
おり、さらに第二曲面6の外側に近用部曲面N2、N3
・・と遠用部曲面F2,F3・・とが交互に形成されて
いる。すなわち、図8に示すコンタクトレンズ1では、
フロントカーブ2が複数の近用部曲面N1,N2・・と
複数の遠用部曲面F1,F2・・とが光軸10に同心状
に形成されている。
ントカーブ2には、光軸を含む中心部に近用部曲面N1
からなる第一曲面5が形成され、第一曲面5の外側に隣
接して遠用部曲面F1からなる第二曲面6が形成されて
おり、さらに第二曲面6の外側に近用部曲面N2、N3
・・と遠用部曲面F2,F3・・とが交互に形成されて
いる。すなわち、図8に示すコンタクトレンズ1では、
フロントカーブ2が複数の近用部曲面N1,N2・・と
複数の遠用部曲面F1,F2・・とが光軸10に同心状
に形成されている。
【0060】図9は第一曲面5の中心の一部に減光手段
8が形成された場合を示し、図10は第一曲面5の全体
に減光手段8が形成された場合を示し、また、図11は
第一曲面5の全体と第二曲面6の一分に跨って減光手段
8が形成された場合を示す。
8が形成された場合を示し、図10は第一曲面5の全体
に減光手段8が形成された場合を示し、また、図11は
第一曲面5の全体と第二曲面6の一分に跨って減光手段
8が形成された場合を示す。
【0061】これらの場合においても、第二焦点面13
において背景光からなる円板26(図示しない)の光量
は減光され、第二曲面6による像点Lが第一曲面5を出
射した光束によって干渉されることを回避することがで
きる。
において背景光からなる円板26(図示しない)の光量
は減光され、第二曲面6による像点Lが第一曲面5を出
射した光束によって干渉されることを回避することがで
きる。
【0062】また、本実施形態においては、フロントカ
ーブ2の全体の曲面領域範囲に対して減光手段8が形成
される中心曲面領域の範囲の割合は小さくなる。従っ
て、例えば図10に示す場合において、減光手段8のフ
ィルター濃度をかなり濃く設定することが可能になる。
すなわち、減光手段8のフィルター濃度をかなり濃く設
定したとしても図10における近用部曲面N2・・等を
透過する光束は減光されないので近用部曲面による像点
Kを得る上で暗すぎるということは無く、この一方、第
二焦点面13において背景光からなる円板26(図示し
ない)の光量を著しく減光することができ、第二曲面6
による像点Lが第一曲面5を出射した光束によって干渉
される度合いを著しく低減することができる。
ーブ2の全体の曲面領域範囲に対して減光手段8が形成
される中心曲面領域の範囲の割合は小さくなる。従っ
て、例えば図10に示す場合において、減光手段8のフ
ィルター濃度をかなり濃く設定することが可能になる。
すなわち、減光手段8のフィルター濃度をかなり濃く設
定したとしても図10における近用部曲面N2・・等を
透過する光束は減光されないので近用部曲面による像点
Kを得る上で暗すぎるということは無く、この一方、第
二焦点面13において背景光からなる円板26(図示し
ない)の光量を著しく減光することができ、第二曲面6
による像点Lが第一曲面5を出射した光束によって干渉
される度合いを著しく低減することができる。
【0063】なお、図11は、減光手段8は遠用部曲面
F1からなる第二曲面6の一部に跨って形成されている
例を示すが、減光手段8が遠用部曲面F1からなる第二
曲面6の全面に跨って形成されていてもよく、あるいは
第二曲面6の外側の遠用部曲面N2・・等に跨って形成
されていてもよい。
F1からなる第二曲面6の一部に跨って形成されている
例を示すが、減光手段8が遠用部曲面F1からなる第二
曲面6の全面に跨って形成されていてもよく、あるいは
第二曲面6の外側の遠用部曲面N2・・等に跨って形成
されていてもよい。
【0064】次に、図12、図13および図14を参照
して、本発明の第4の実施形態について説明する。図1
2、図13および図14に示す例は、第一曲面5に遠用
部曲面F1を形成し第二曲面6に近用部曲面N1を形成
した場合であり、各々図9、図10および図11に対応
する。本実施形態においても、近用部曲面N1,N2・
・による像点Lは、第二焦点面13において背景光から
なる円板26によって干渉を受け得るが、図9、図10
および図11の場合と同様に、中心曲面領域に減光手段
8を設けることによって、領域9を通過する光は減光さ
れ、像点Lが第一曲面5を出射した光束によって干渉さ
れることを回避することができる。
して、本発明の第4の実施形態について説明する。図1
2、図13および図14に示す例は、第一曲面5に遠用
部曲面F1を形成し第二曲面6に近用部曲面N1を形成
した場合であり、各々図9、図10および図11に対応
する。本実施形態においても、近用部曲面N1,N2・
・による像点Lは、第二焦点面13において背景光から
なる円板26によって干渉を受け得るが、図9、図10
および図11の場合と同様に、中心曲面領域に減光手段
8を設けることによって、領域9を通過する光は減光さ
れ、像点Lが第一曲面5を出射した光束によって干渉さ
れることを回避することができる。
【0065】次に、図15、図16、図17および図1
8を参照して、本発明の第5の実施形態について説明す
る。本実施形態は、図15に示すコンタクトレンズ1
に、図16等に示すように中心曲面領域に減光手段8を
設けた例である。
8を参照して、本発明の第5の実施形態について説明す
る。本実施形態は、図15に示すコンタクトレンズ1
に、図16等に示すように中心曲面領域に減光手段8を
設けた例である。
【0066】図15において、コンタクトレンズ1は同
心円型累進多焦点コンタクトレンズの基本型の一例であ
る。このコンタクトレンズ1のフロントカーブ2は、光
軸10を含む中心部が近用部領域(N)、中間部が累進
部領域(P)、周辺部が遠用部領域(F)から形成され
ている。
心円型累進多焦点コンタクトレンズの基本型の一例であ
る。このコンタクトレンズ1のフロントカーブ2は、光
軸10を含む中心部が近用部領域(N)、中間部が累進
部領域(P)、周辺部が遠用部領域(F)から形成され
ている。
【0067】第一曲面5は近用部曲面Nから形成されて
おり、第二曲面6は累進部曲面Pから形成されている。
なお、累進部曲面Pは遠用部曲面そのものではないが、
第一曲面5を形成する近用部曲面Nの外側にあるという
意味で一種の遠用部曲面とみなすことにする。また、第
二曲面6を累進部曲面Pと遠用部曲面Fとで形成されて
いると考えることも可能である。
おり、第二曲面6は累進部曲面Pから形成されている。
なお、累進部曲面Pは遠用部曲面そのものではないが、
第一曲面5を形成する近用部曲面Nの外側にあるという
意味で一種の遠用部曲面とみなすことにする。また、第
二曲面6を累進部曲面Pと遠用部曲面Fとで形成されて
いると考えることも可能である。
【0068】近用部領域(N)の焦点面を第一焦点面1
1とし、累進部領域(P)の焦点面を第二焦点面13a
とし、遠用部領域(F)の焦点面を第二焦点面13bと
する。
1とし、累進部領域(P)の焦点面を第二焦点面13a
とし、遠用部領域(F)の焦点面を第二焦点面13bと
する。
【0069】また、近用部領域(N)による像点をKと
し、累進部領域(P)による像点をMとし、遠用部領域
(F)による像点をLとする。
し、累進部領域(P)による像点をMとし、遠用部領域
(F)による像点をLとする。
【0070】図16(b)に示すように、第一焦点面1
1においては、近用部領域(N)による像点Kは、累進
部領域(P)による背景光からなる円環状リング25a
によっても、遠用部領域(F)による背景光からなる円
環状リング25bによっても干渉を受けていない。これ
に対し、第二焦点面13aにおいては、累進部領域
(P)による像点Mは近用部領域(N)による背景光か
らなる円板26aによる干渉を受ける一方、遠用部領域
(F)による背景光からなる円環状リング25bによっ
ては干渉されない。また、第二焦点面13bにおいて
は、遠用部領域(F)による像点Lは、近用部領域
(N)による背景光からなる円板26aによる干渉を受
ける一方、累進部領域(P)による背景光からなる円環
状リング25aによって干渉を受けない。
1においては、近用部領域(N)による像点Kは、累進
部領域(P)による背景光からなる円環状リング25a
によっても、遠用部領域(F)による背景光からなる円
環状リング25bによっても干渉を受けていない。これ
に対し、第二焦点面13aにおいては、累進部領域
(P)による像点Mは近用部領域(N)による背景光か
らなる円板26aによる干渉を受ける一方、遠用部領域
(F)による背景光からなる円環状リング25bによっ
ては干渉されない。また、第二焦点面13bにおいて
は、遠用部領域(F)による像点Lは、近用部領域
(N)による背景光からなる円板26aによる干渉を受
ける一方、累進部領域(P)による背景光からなる円環
状リング25aによって干渉を受けない。
【0071】そこで、本実施形態では、図16に示すよ
うに第一曲面5の中心部の一部に減光手段8が形成され
る。これによって、第二焦点面13aあるいは第二焦点
面13bにおいて、近用部領域(N)による背景光から
なる円板26aによる干渉を低減することができる。
うに第一曲面5の中心部の一部に減光手段8が形成され
る。これによって、第二焦点面13aあるいは第二焦点
面13bにおいて、近用部領域(N)による背景光から
なる円板26aによる干渉を低減することができる。
【0072】また、同様に、図17に示すように第一曲
面5の全体に減光手段8が形成される。これによって
も、第二焦点面13aあるいは第二焦点面13bにおい
て、近用部領域(N)による背景光からなる円板26a
による干渉を低減することができる。
面5の全体に減光手段8が形成される。これによって
も、第二焦点面13aあるいは第二焦点面13bにおい
て、近用部領域(N)による背景光からなる円板26a
による干渉を低減することができる。
【0073】また、図18に示すように第一曲面5の全
体と第二曲面6の一部に跨って減光手段8が形成され
る。これによって、第二焦点面13aあるいは第二焦点
面13bにおいて、近用部領域(N)による背景光から
なる円板26aによる干渉を低減することができる。
体と第二曲面6の一部に跨って減光手段8が形成され
る。これによって、第二焦点面13aあるいは第二焦点
面13bにおいて、近用部領域(N)による背景光から
なる円板26aによる干渉を低減することができる。
【0074】次に、図19、図20および図21を参照
して、本発明の第6の実施形態について説明する。図1
9、図20および図21に示す例は、第一曲面5に遠用
部曲面Fを形成し第二曲面6に累進部曲面Pを形成した
場合であり、各々図16、図17および図18に対応す
る。本実施形態においても、第5の実施形態と同様の効
果を奏することができる。
して、本発明の第6の実施形態について説明する。図1
9、図20および図21に示す例は、第一曲面5に遠用
部曲面Fを形成し第二曲面6に累進部曲面Pを形成した
場合であり、各々図16、図17および図18に対応す
る。本実施形態においても、第5の実施形態と同様の効
果を奏することができる。
【0075】次に、図22、図23および図24を参照
して、減光手段8を備えた本発明に係るコンタクトレン
ズ1の製造方法について説明する。軸を同一にした光線
透過部51と光線不透過部(または光線半透過部分)5
2とを有する図22に示すようなコンタクトレンズ加工
用のバー材(またはボタン)50を作り、そのバー材5
0から通常の切削方法にて所望の形状のコンタクトレン
ズを作製する。光線不透過部(または光線半透過部分)
52によって減光手段8が形成される。
して、減光手段8を備えた本発明に係るコンタクトレン
ズ1の製造方法について説明する。軸を同一にした光線
透過部51と光線不透過部(または光線半透過部分)5
2とを有する図22に示すようなコンタクトレンズ加工
用のバー材(またはボタン)50を作り、そのバー材5
0から通常の切削方法にて所望の形状のコンタクトレン
ズを作製する。光線不透過部(または光線半透過部分)
52によって減光手段8が形成される。
【0076】バー材(またはボタン)50の製造は、通
常2段階の重合を経て行われる。先ず、コンタクトレン
ズ素材として使われる重合性モノマー成分からなるモノ
マー混合物を円筒形の試験管を使って重合して円柱状の
光透過性の図23に示すような共重合円柱体53を作製
する。
常2段階の重合を経て行われる。先ず、コンタクトレン
ズ素材として使われる重合性モノマー成分からなるモノ
マー混合物を円筒形の試験管を使って重合して円柱状の
光透過性の図23に示すような共重合円柱体53を作製
する。
【0077】さらに、共重合円柱体53の中心部に直径
0.5〜4mm貫通孔をドリル等を使ってあけ、図24
に示すような共重合円筒体54を形成する。
0.5〜4mm貫通孔をドリル等を使ってあけ、図24
に示すような共重合円筒体54を形成する。
【0078】次に、共重合円筒体54を試験管等に入
れ、次いで同じ重合性モノマー成分に光線の遮光または
減光に必要な量の染料または顔料を加えたモノマー混合
物を流し込み貫通孔部に充填させた後、重合を行う。こ
れによって、図22のような軸を同一にした光線透過部
51と光線不透過部(または光線半透過部)52とを有
するコンタクトレンズ加工用バー材50が得られる。
れ、次いで同じ重合性モノマー成分に光線の遮光または
減光に必要な量の染料または顔料を加えたモノマー混合
物を流し込み貫通孔部に充填させた後、重合を行う。こ
れによって、図22のような軸を同一にした光線透過部
51と光線不透過部(または光線半透過部)52とを有
するコンタクトレンズ加工用バー材50が得られる。
【0079】また、図22のようなコンタクトレンズ加
工用のバー材50を作製する方法には、以下の方法によ
っても得られる。
工用のバー材50を作製する方法には、以下の方法によ
っても得られる。
【0080】先ず、重合性モノマー成分に光線を遮光ま
たは減光するのに十分な量の染料または顔料を加えたモ
ノマー混合物を円筒状の試験管を使って重合を行い、円
柱状の光線不透過性または光線半透過性の共重合体を作
製する。次に、重合円柱体53を直径0.5〜4mmの
所望の径に切削する。次に、その所望の径に加工した円
柱体を試験管に入れ、次いでその周りを同じ重合性モノ
マー成分からなるモノマー混合物で充たした後、重合を
行う。
たは減光するのに十分な量の染料または顔料を加えたモ
ノマー混合物を円筒状の試験管を使って重合を行い、円
柱状の光線不透過性または光線半透過性の共重合体を作
製する。次に、重合円柱体53を直径0.5〜4mmの
所望の径に切削する。次に、その所望の径に加工した円
柱体を試験管に入れ、次いでその周りを同じ重合性モノ
マー成分からなるモノマー混合物で充たした後、重合を
行う。
【0081】次に、減光手段8を備えたコンタクトレン
ズの他の製造方法として、インクジェット装置を用いて
完成レンズの光学中心を含む所望の部分に直径0.5〜
1mmの円の印刷を施すことによってもよい。この方法
を使えば、前述の2つの方法と違って、完成レンズの内
面または外面のどちらかの一方に選択的光線不透過また
は半透過部分となる円を印刷することが可能である。
ズの他の製造方法として、インクジェット装置を用いて
完成レンズの光学中心を含む所望の部分に直径0.5〜
1mmの円の印刷を施すことによってもよい。この方法
を使えば、前述の2つの方法と違って、完成レンズの内
面または外面のどちらかの一方に選択的光線不透過また
は半透過部分となる円を印刷することが可能である。
【0082】上述したように、光軸を含むレンズ中央部
の減光素子は、レンズ重合時に備えることができるため
に、均一な直径および濃度の減光フィルターを大量に製
造することができる。また、レンズ形状作製後に後工程
によって染色することで減光率の高い素子を提供でき
る。また、減光フィルターの濃度、大きさ、カラーのカ
スタム設計も可能となる。
の減光素子は、レンズ重合時に備えることができるため
に、均一な直径および濃度の減光フィルターを大量に製
造することができる。また、レンズ形状作製後に後工程
によって染色することで減光率の高い素子を提供でき
る。また、減光フィルターの濃度、大きさ、カラーのカ
スタム設計も可能となる。
【0083】次に、以下に本発明の具体的な実施例につ
いて説明する。ここで用いた数値は、コンタクトレンズ
の屈折力と眼の屈折力の和が55.64ディオプトリー
で、加入度が2ディオプトリーの場合について、網膜の
視軸での遮光率または減光率および干渉率を計算した。
いて説明する。ここで用いた数値は、コンタクトレンズ
の屈折力と眼の屈折力の和が55.64ディオプトリー
で、加入度が2ディオプトリーの場合について、網膜の
視軸での遮光率または減光率および干渉率を計算した。
【0084】また、以下の説明において、各々の用語は
次のような内容を示す。「NDの減光率(%)」とは、
ニュトラルデンシティフィルタ(ND)としての減光手
段8の光透過率を示す。
次のような内容を示す。「NDの減光率(%)」とは、
ニュトラルデンシティフィルタ(ND)としての減光手
段8の光透過率を示す。
【0085】「N焦点での減光率(%)」または「F焦
点での減光率(%)」とは、「干渉」の問題が生じない
第一焦点面11において、減光手段8を設けたことによ
って本来的には望ましくない減光がどの程度に伴うかを
示す量である。
点での減光率(%)」とは、「干渉」の問題が生じない
第一焦点面11において、減光手段8を設けたことによ
って本来的には望ましくない減光がどの程度に伴うかを
示す量である。
【0086】「F焦点への干渉率(%)」または「N焦
点への干渉率(%)」とは、「干渉」の問題が生じる第
二焦点面13において、第二曲面6による像点Lが第一
曲面5を通過する背景光による円板26によって受ける
「干渉」の程度を示す量である。ここで、「干渉率」
は、次のように形成される。第二曲面6による像点Lの
大きさを視細胞の大きさを考慮して直径3μmの面積を
有するとし、所定単位光量が直径3μmの面積に集光さ
れたとして単位面積当たりの像明度を計算する。一方、
「干渉」が問題となる第二焦点面13において背景光に
よる円板26の面積を求め、所定単位光量がこの円板面
積に分配されたとして背景明度を計算する。そして、
「干渉率」は、像明度の背景明度の割合として求められ
る。
点への干渉率(%)」とは、「干渉」の問題が生じる第
二焦点面13において、第二曲面6による像点Lが第一
曲面5を通過する背景光による円板26によって受ける
「干渉」の程度を示す量である。ここで、「干渉率」
は、次のように形成される。第二曲面6による像点Lの
大きさを視細胞の大きさを考慮して直径3μmの面積を
有するとし、所定単位光量が直径3μmの面積に集光さ
れたとして単位面積当たりの像明度を計算する。一方、
「干渉」が問題となる第二焦点面13において背景光に
よる円板26の面積を求め、所定単位光量がこの円板面
積に分配されたとして背景明度を計算する。そして、
「干渉率」は、像明度の背景明度の割合として求められ
る。
【0087】「ND干渉半径」とは、第一焦点面5を通
過する光束により背景光として第二焦点面13に形成さ
れる円板26の半径を示す。
過する光束により背景光として第二焦点面13に形成さ
れる円板26の半径を示す。
【0088】中心部1ゾーン(1Z)は第一曲面5のゾ
ーンを示し、周辺部2ゾーン(2Z)は第二曲面6のゾ
ーンを示す。3ゾーン(3Z)は2ゾーン(2Z)の外
側に隣接するゾーンを示し、4ゾーン(4Z)は3ゾー
ン(3Z)の外側に隣接するゾーンを示す。
ーンを示し、周辺部2ゾーン(2Z)は第二曲面6のゾ
ーンを示す。3ゾーン(3Z)は2ゾーン(2Z)の外
側に隣接するゾーンを示し、4ゾーン(4Z)は3ゾー
ン(3Z)の外側に隣接するゾーンを示す。
【0089】以下に具体的な数値を引用して例を示す。 (1)例1 中心部1ゾーン(1Z)が1mmの近用部領域、周辺部
2ゾーン(2Z)が1mmの遠用部領域、減光手段8と
しての減光素子(ND)の直径が1mm(減光素子径が
1Zより小さい)から成る同心円型二重焦点レンズの例
を示す。
2ゾーン(2Z)が1mmの遠用部領域、減光手段8と
しての減光素子(ND)の直径が1mm(減光素子径が
1Zより小さい)から成る同心円型二重焦点レンズの例
を示す。
【0090】なお、以下に表1乃至表6に示す例では、
ゾーンが1Zと2Zの2個を有し、中心部の1ゾーン
(1Z)が1mmのゾーン幅であり、周辺部の2ゾーン
(2Z)が1mmのゾーン幅を有する場合を示す。
ゾーンが1Zと2Zの2個を有し、中心部の1ゾーン
(1Z)が1mmのゾーン幅であり、周辺部の2ゾーン
(2Z)が1mmのゾーン幅を有する場合を示す。
【0091】
【表1】 表1に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部
焦点への干渉率は0.25%、遠用部焦点面の減光素子
による干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素
子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では減光率が
増大するが、逆に、遠用部焦点では、中央部1ゾーンの
近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉
率は減少する。また、遠用部焦点面での減光素子の干渉
範囲は、減光素子の直径により、一意的に決まり一定値
となる。
合、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部
焦点への干渉率は0.25%、遠用部焦点面の減光素子
による干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素
子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では減光率が
増大するが、逆に、遠用部焦点では、中央部1ゾーンの
近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉
率は減少する。また、遠用部焦点面での減光素子の干渉
範囲は、減光素子の直径により、一意的に決まり一定値
となる。
【0092】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%である。すなわち、コンタクトレンズは、フ
ァッション性等の種々の理由による減光率として15%
程度を許容している。従って、許容される15%の値を
減光率の限界値とすると、本例の場合、減光素子のフィ
ルター濃度は60%である。そして減光素子のフィルタ
ー濃度を60%に設定したときに、中央部1ゾーンの近
用部焦点の減光率は15%となり許容範囲の減光率とな
る。
度は15%である。すなわち、コンタクトレンズは、フ
ァッション性等の種々の理由による減光率として15%
程度を許容している。従って、許容される15%の値を
減光率の限界値とすると、本例の場合、減光素子のフィ
ルター濃度は60%である。そして減光素子のフィルタ
ー濃度を60%に設定したときに、中央部1ゾーンの近
用部焦点の減光率は15%となり許容範囲の減光率とな
る。
【0093】また、前述した計算法に従い計算した結
果、中央部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーン
の遠用部焦点への干渉率は0.1%、遠用部焦点面での
減光素子の干渉範囲は0.017mmである。
果、中央部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーン
の遠用部焦点への干渉率は0.1%、遠用部焦点面での
減光素子の干渉範囲は0.017mmである。
【0094】したがって、周辺部2ゾーンの遠用部焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部光束による干渉率を48%軽減できた。
ここで、48%とは、減光素子のフィルター濃度を60
%に設定したときの干渉率0.10%と、減光素子を用
いない場合すなわち減光素子のフィルター濃度を0%に
設定したときの干渉率0.25%とを比較し、両者の間
で軽減度を比較して求めた量である。
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部光束による干渉率を48%軽減できた。
ここで、48%とは、減光素子のフィルター濃度を60
%に設定したときの干渉率0.10%と、減光素子を用
いない場合すなわち減光素子のフィルター濃度を0%に
設定したときの干渉率0.25%とを比較し、両者の間
で軽減度を比較して求めた量である。
【0095】また、サングラス効果を期待すれば、すな
わち、コンタクトレンズをサングラスとして着用するこ
とを想定し、コンタクトレンズに許容される減光度を大
きくとりる。この場合例えば、コンタクトレンズのフィ
ルター濃度を50%に設定できる。この値を限界値とす
ると、本例の場合、減光素子の濃度は100%である。
このとき、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は25
%、中央部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーン
の遠用部焦点への干渉率は0%、遠用部焦点面での減光
素子の干渉範囲は0.017mmである。したがって、
周辺部2ゾーンの遠用部焦点では、減光素子によって減
光されることなく、中央部1ゾーンの近用部光束による
干渉率を100%回避できた。
わち、コンタクトレンズをサングラスとして着用するこ
とを想定し、コンタクトレンズに許容される減光度を大
きくとりる。この場合例えば、コンタクトレンズのフィ
ルター濃度を50%に設定できる。この値を限界値とす
ると、本例の場合、減光素子の濃度は100%である。
このとき、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は25
%、中央部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーン
の遠用部焦点への干渉率は0%、遠用部焦点面での減光
素子の干渉範囲は0.017mmである。したがって、
周辺部2ゾーンの遠用部焦点では、減光素子によって減
光されることなく、中央部1ゾーンの近用部光束による
干渉率を100%回避できた。
【0096】(2)例2 中心部1ゾーン(1Z)が1mmの近用部領域、周辺部
2ゾーン(2Z)が1mmの遠用部領域、減光素子(N
D)の直径が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成
る同心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が1mmの遠用部領域、減光素子(N
D)の直径が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成
る同心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0097】
【表2】 表2に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部
焦点への干渉率は0.25%、遠用部焦点面の減光素子
による干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素
子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では減光率が
増大するが、逆に、遠用部焦点では、中央部1ゾーンの
近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉
率は減少する。また、遠用部焦点面での減光素子の干渉
範囲は、減光素子の直径で一意的に決まり一定値とな
る。
合、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部
焦点への干渉率は0.25%、遠用部焦点面の減光素子
による干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素
子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では減光率が
増大するが、逆に、遠用部焦点では、中央部1ゾーンの
近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉
率は減少する。また、遠用部焦点面での減光素子の干渉
範囲は、減光素子の直径で一意的に決まり一定値とな
る。
【0098】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は10%、中央部1
ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点
への干渉率は0.23%、遠用部焦点面での減光素子の
干渉範囲は0.035mmである。したがって、周辺部
2ゾーンの遠用部焦点では、減光素子によって減光され
ることなく、中央部1ゾーンの近用部光束による干渉率
を8%軽減できた。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は10%、中央部1
ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点
への干渉率は0.23%、遠用部焦点面での減光素子の
干渉範囲は0.035mmである。したがって、周辺部
2ゾーンの遠用部焦点では、減光素子によって減光され
ることなく、中央部1ゾーンの近用部光束による干渉率
を8%軽減できた。
【0099】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部焦点
の減光率は50%、中央部1ゾーンの近用部光束による
周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉率は0.13%、
遠用部焦点面での減光素子の干渉範囲は0.035mm
である。したがって、周辺部2ゾーンの遠用部焦点で
は、減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾ
ーンの近用部光束による干渉率を48%軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部焦点
の減光率は50%、中央部1ゾーンの近用部光束による
周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉率は0.13%、
遠用部焦点面での減光素子の干渉範囲は0.035mm
である。したがって、周辺部2ゾーンの遠用部焦点で
は、減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾ
ーンの近用部光束による干渉率を48%軽減できた。
【0100】(3)例3 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域、周辺部2ゾーン
(2Z)が遠用部領域、減光素子(ND)の直径=3m
m(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心円型二
重焦点レンズの例を示す。
(2Z)が遠用部領域、減光素子(ND)の直径=3m
m(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心円型二
重焦点レンズの例を示す。
【0101】
【表3】 表3に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部
焦点への干渉率は0.25%、遠用部焦点面での減光素
子の干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子
の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では減光率が増
大する。一方、遠用部焦点では、周辺部2ゾーンの遠用
部焦点では、中央部1ゾーンの近用部光束による干渉率
は表2と同じく減少するが、反対に減光率は増大する。
また、遠用部焦点での減光素子の干渉範囲は、減光素子
の直径により一意的に決まり一定値となっている。
合、中央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部
焦点への干渉率は0.25%、遠用部焦点面での減光素
子の干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子
の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では減光率が増
大する。一方、遠用部焦点では、周辺部2ゾーンの遠用
部焦点では、中央部1ゾーンの近用部光束による干渉率
は表2と同じく減少するが、反対に減光率は増大する。
また、遠用部焦点での減光素子の干渉範囲は、減光素子
の直径により一意的に決まり一定値となっている。
【0102】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は10%、周辺部2
ゾーンの遠用部焦点の減光率は4.17%、中央部1ゾ
ーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点へ
の干渉率は0.23%、また、遠用部焦点での減光素子
の干渉範囲は0.035mmである。したがって、周辺
部2ゾーンの遠用部焦点では、減光素子によって4.1
7%減光されるが、中央部1ゾーン近用部光束による周
辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉率は8%軽減でき
た。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの近用部焦点の減光率は10%、周辺部2
ゾーンの遠用部焦点の減光率は4.17%、中央部1ゾ
ーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの遠用部焦点へ
の干渉率は0.23%、また、遠用部焦点での減光素子
の干渉範囲は0.035mmである。したがって、周辺
部2ゾーンの遠用部焦点では、減光素子によって4.1
7%減光されるが、中央部1ゾーン近用部光束による周
辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉率は8%軽減でき
た。
【0103】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部焦点
上の減光率は50%、中央部1ゾーンの近用部光束によ
る周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉率は0.13
%、また、遠用部焦点面での減光素子の干渉範囲は0.
035mmである。したがって、周辺部2ゾーンの遠用
部焦点では、減光素子によって20.83%減光される
が、中央部1ゾーンの近用部光束による干渉率を48%
軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部焦点
上の減光率は50%、中央部1ゾーンの近用部光束によ
る周辺部2ゾーンの遠用部焦点への干渉率は0.13
%、また、遠用部焦点面での減光素子の干渉範囲は0.
035mmである。したがって、周辺部2ゾーンの遠用
部焦点では、減光素子によって20.83%減光される
が、中央部1ゾーンの近用部光束による干渉率を48%
軽減できた。
【0104】(4)例4 中心部1ゾーン(1Z)が1mmの遠用部領域、周辺部
2ゾーン(2Z)が1mmの近用部領域、減光素子(N
D)の直径が1mm(減光素子径が1Zより小さい)か
ら成る同心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が1mmの近用部領域、減光素子(N
D)の直径が1mm(減光素子径が1Zより小さい)か
ら成る同心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0105】
【表4】 表4に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部
焦点への干渉率は0.22%、近用部焦点の減光素子に
よる干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子
の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では減光率が増
大するが、逆に、近用部焦点では、中央部1ゾーンの遠
用部光束による周辺部2ゾーン近用部焦点への干渉率は
減少する。また、近用部焦点での減光素子の干渉範囲
は、減光素子の直径により、一意的に決まり一定値とな
る。
合、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部
焦点への干渉率は0.22%、近用部焦点の減光素子に
よる干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子
の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では減光率が増
大するが、逆に、近用部焦点では、中央部1ゾーンの遠
用部光束による周辺部2ゾーン近用部焦点への干渉率は
減少する。また、近用部焦点での減光素子の干渉範囲
は、減光素子の直径により、一意的に決まり一定値とな
る。
【0106】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子のフィルター濃度は60%である。こ
のとき、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は15
%、中央部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーン
の近用部焦点への干渉率は0.09%、近用部焦点での
減光素子の干渉範囲は0.019mmである。したがっ
て、周辺部2ゾーンの近用部焦点では、減光素子によっ
て減光されることなく、中央部1ゾーンの遠用部光束に
よる干渉率を59%軽減できた。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子のフィルター濃度は60%である。こ
のとき、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は15
%、中央部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーン
の近用部焦点への干渉率は0.09%、近用部焦点での
減光素子の干渉範囲は0.019mmである。したがっ
て、周辺部2ゾーンの近用部焦点では、減光素子によっ
て減光されることなく、中央部1ゾーンの遠用部光束に
よる干渉率を59%軽減できた。
【0107】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部焦
点の減光率は25%、中央部1ゾーンの遠用部光束によ
る周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は0%、遠用
部焦点での減光素子の干渉範囲は0.019mmであ
る。したがって、周辺部2ゾーンの近用部焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部光束による干渉率を100%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部焦
点の減光率は25%、中央部1ゾーンの遠用部光束によ
る周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は0%、遠用
部焦点での減光素子の干渉範囲は0.019mmであ
る。したがって、周辺部2ゾーンの近用部焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部光束による干渉率を100%回避できた。
【0108】(5)例5 中心部1ゾーン(1Z)が1mmの遠用部領域、周辺部
2ゾーン(2Z)が1mmの近用部領域、減光素子(N
D)の直径が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成
る同心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が1mmの近用部領域、減光素子(N
D)の直径が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成
る同心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0109】
【表5】 表5に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部
焦点への干渉率は0.22%、近用部焦点の減光素子に
よる干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子
の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では減光率は増
大するが、逆に、近用部焦点では、中央部1ゾーンの遠
用部光束による周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率
は減少する。また、遠用部焦点での減光素子の干渉範囲
は、減光素子の直径で一意的に決まり一定値となる。
合、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部
焦点への干渉率は0.22%、近用部焦点の減光素子に
よる干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子
の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では減光率は増
大するが、逆に、近用部焦点では、中央部1ゾーンの遠
用部光束による周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率
は減少する。また、遠用部焦点での減光素子の干渉範囲
は、減光素子の直径で一意的に決まり一定値となる。
【0110】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は10%、中央部1
ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部焦点
への干渉率は0.19%、近用部焦点での減光素子の干
渉範囲は0.037mmである。したがって、周辺部2
ゾーンの近用部焦点では、減光素子によって減光される
ことなく、中央部1ゾーンの遠用部光束による干渉率を
13.6%軽減できた。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は10%、中央部1
ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部焦点
への干渉率は0.19%、近用部焦点での減光素子の干
渉範囲は0.037mmである。したがって、周辺部2
ゾーンの近用部焦点では、減光素子によって減光される
ことなく、中央部1ゾーンの遠用部光束による干渉率を
13.6%軽減できた。
【0111】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部焦点
の減光率は50%、中央部1ゾーンの近用部光束による
周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は0.11%、
近用部焦点での減光素子の干渉範囲は0.037mmで
ある。したがって、周辺部2ゾーンの近用部焦点では、
減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーン
の遠用部光束による干渉率を50%軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部焦点
の減光率は50%、中央部1ゾーンの近用部光束による
周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は0.11%、
近用部焦点での減光素子の干渉範囲は0.037mmで
ある。したがって、周辺部2ゾーンの近用部焦点では、
減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーン
の遠用部光束による干渉率を50%軽減できた。
【0112】(6)例6 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域、周辺部2ゾーン
(2Z)が近用部領域、減光素子(ND)の直径が3m
m(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心円型二
重焦点レンズの例を示す。
(2Z)が近用部領域、減光素子(ND)の直径が3m
m(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心円型二
重焦点レンズの例を示す。
【0113】
【表6】 表6に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部
焦点への干渉率は0.22%、近用部焦点での減光素子
の干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の
減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では減光率が増大
する。一方、近用部焦点では、中央部1ゾーンの遠用部
光束による干渉率は表5と同じく減少するが、反対に減
光率は増大する。また、近用部焦点での減光素子の干渉
範囲は、減光素子の直径により一意的に決まり一定値と
なっている。
合、中央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は0%、中央
部1ゾーンの遠用部光束による周辺部2ゾーンの近用部
焦点への干渉率は0.22%、近用部焦点での減光素子
の干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の
減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では減光率が増大
する。一方、近用部焦点では、中央部1ゾーンの遠用部
光束による干渉率は表5と同じく減少するが、反対に減
光率は増大する。また、近用部焦点での減光素子の干渉
範囲は、減光素子の直径により一意的に決まり一定値と
なっている。
【0114】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は10%、周辺部2
ゾーンの近用部焦点の減光率は4.17%、中央部1ゾ
ーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの近用部焦点へ
の干渉率は0.19%、また、近用部焦点での減光素子
の干渉範囲は0.037mmである。したがって、周辺
部2ゾーンの近用部焦点では、減光素子によって4.1
7%減光されるが、中央部1ゾーン遠用部光束による周
辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は13.6%軽減
できた。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子の濃度は10%である。このとき、中
央部1ゾーンの遠用部焦点の減光率は10%、周辺部2
ゾーンの近用部焦点の減光率は4.17%、中央部1ゾ
ーンの近用部光束による周辺部2ゾーンの近用部焦点へ
の干渉率は0.19%、また、近用部焦点での減光素子
の干渉範囲は0.037mmである。したがって、周辺
部2ゾーンの近用部焦点では、減光素子によって4.1
7%減光されるが、中央部1ゾーン遠用部光束による周
辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は13.6%軽減
できた。
【0115】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部焦点
の減光率は50%、中央部1ゾーンの遠用部光束による
周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は0.13%、
また、近用部焦点面での減光素子の干渉範囲は0.03
7mmである。したがって、周辺部2ゾーンの近用部焦
点では、減光素子によって20.83%減光されるが、
中央部1ゾーンの遠用部光束による干渉率を50%軽減
できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部焦点
の減光率は50%、中央部1ゾーンの遠用部光束による
周辺部2ゾーンの近用部焦点への干渉率は0.13%、
また、近用部焦点面での減光素子の干渉範囲は0.03
7mmである。したがって、周辺部2ゾーンの近用部焦
点では、減光素子によって20.83%減光されるが、
中央部1ゾーンの遠用部光束による干渉率を50%軽減
できた。
【0116】(7)例7 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域(N1)、周辺部
2ゾーン(2Z)が遠用部領域(F1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が近用部領域(N2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が遠用部領域(F2)、減光素子(ND)の直径が
1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が遠用部領域(F1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が近用部領域(N2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が遠用部領域(F2)、減光素子(ND)の直径が
1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0117】なお、以下に表7乃至表12に示す例で
は、ゾーンが1Z、2Z、3Zおよび4Zの4個を有
し、中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾーン幅であ
り、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.75mm
のゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.50mmの
ゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50mmのゾ
ーン幅である場合を示す。
は、ゾーンが1Z、2Z、3Zおよび4Zの4個を有
し、中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾーン幅であ
り、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.75mm
のゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.50mmの
ゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50mmのゾ
ーン幅である場合を示す。
【0118】
【表7】 表7に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンと3ゾーンの近用部領域(N1)か
ら成る焦点の減光率(N12)は0%、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点への干
渉率(F12)は0.17%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中
央部1ゾーンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光
率(N1)は増大するが、周辺部3ゾーンの近用部領域
(N2)から成る焦点の減光率(N2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用部
領域(N1とN2)から成る焦点の減光率(N12)は
緩やかに増大する。また、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点へ
の干渉率(F12)は減少する。
合、中央部1ゾーンと3ゾーンの近用部領域(N1)か
ら成る焦点の減光率(N12)は0%、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点への干
渉率(F12)は0.17%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中
央部1ゾーンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光
率(N1)は増大するが、周辺部3ゾーンの近用部領域
(N2)から成る焦点の減光率(N2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用部
領域(N1とN2)から成る焦点の減光率(N12)は
緩やかに増大する。また、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点へ
の干渉率(F12)は減少する。
【0119】ここで、コンタクトレンズに許容される減
光率としては、近用部領域(N1)から成る焦点の減光
率(N1)ではなく、1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用
部領域(N1とN2)から成る焦点の全体の減光率(N
12)が許容範囲にあるかを検討する。
光率としては、近用部領域(N1)から成る焦点の減光
率(N1)ではなく、1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用
部領域(N1とN2)から成る焦点の全体の減光率(N
12)が許容範囲にあるかを検討する。
【0120】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光率(N12)が15%まで許容されるので
あるから、減光素子のフィルター濃度は100%でもよ
いことになる。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光率(N12)が15%まで許容されるので
あるから、減光素子のフィルター濃度は100%でもよ
いことになる。
【0121】このとき、中央部1ゾーンと周辺部3ゾー
ンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光率
(N12)は8.3%、中央部1ゾーンの近用部領域
(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用
部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を1
00%回避できた。
ンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光率
(N12)は8.3%、中央部1ゾーンの近用部領域
(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用
部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を1
00%回避できた。
【0122】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光
率(N12)は8.3%、中央部1ゾーンの近用部領域
(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用
部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を1
00%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光
率(N12)は8.3%、中央部1ゾーンの近用部領域
(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用
部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を1
00%回避できた。
【0123】(8)例8 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域(N1)、周辺部
2ゾーン(2Z)が遠用部領域(F1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が近用部領域(N2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が遠用部領域(F2)、減光素子(ND)の直径が
2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る多重同心円
型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が遠用部領域(F1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が近用部領域(N2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が遠用部領域(F2)、減光素子(ND)の直径が
2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る多重同心円
型二重焦点レンズの例を示す。
【0124】中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾー
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
【0125】
【表8】 表8に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンと3ゾーンの近用部領域(N1)か
ら成る焦点の減光率(N12)は0%、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点への干
渉率(F12)は0.17%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中
央部1ゾーンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光
率(N1)は増大するが、周辺部3ゾーンの近用部領域
(N2)から成る焦点の減光率(N2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用部
領域(N1とN2)から成る焦点の減光率(N12)は
緩やかに増大する。また、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点へ
の干渉率(F12)は減少する。
合、中央部1ゾーンと3ゾーンの近用部領域(N1)か
ら成る焦点の減光率(N12)は0%、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点への干
渉率(F12)は0.17%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中
央部1ゾーンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光
率(N1)は増大するが、周辺部3ゾーンの近用部領域
(N2)から成る焦点の減光率(N2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用部
領域(N1とN2)から成る焦点の減光率(N12)は
緩やかに増大する。また、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点へ
の干渉率(F12)は減少する。
【0126】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は40%で
ある。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近
用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光率(N1
2)は13.3%、中央部1ゾーンの近用部領域(N
1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部領
域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F12)は
0.08%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を5
3%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は40%で
ある。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近
用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光率(N1
2)は13.3%、中央部1ゾーンの近用部領域(N
1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部領
域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F12)は
0.08%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を5
3%軽減できた。
【0127】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光
率(N12)は33.3%、中央部1ゾーンの近用部領
域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠
用部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を1
00%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点の減光
率(N12)は33.3%、中央部1ゾーンの近用部領
域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠
用部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率(F1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域(N1)の光束による干渉率(F12)を1
00%回避できた。
【0128】(9)例9 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域(N1)、周辺部
2ゾーン(2Z)が遠用部領域(F1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が近用部領域(N2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が遠用部領域(F2)、減光素子(ND)の直径が
3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が遠用部領域(F1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が近用部領域(N2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が遠用部領域(F2)、減光素子(ND)の直径が
3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0129】中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾー
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
【0130】
【表9】 表9に示すように、ND=0%(減光素子がない)の場
合、中央部1ゾーンと3ゾーンの近用部領域(N1)か
ら成る焦点の減光率(N12)は0%、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点への干
渉率は0.17%である。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾー
ンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光率(N1)
は増大するが、周辺部3ゾーンの近用部領域(N2)か
ら成る焦点の減光率(N2)は0%である。したがっ
て、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用部領域(N
1とN2)から成る焦点の減光率(N12)は緩やかに
増大する。一方、遠用部焦点では、周辺部2ゾーンの遠
用部領域(F1)から成る焦点の減光率(F1)は増大
するが、周辺部4ゾーンの遠用部領域(F2)から成る
焦点の減光率(F2)は0%である。したがって、中央
部1ゾーンの近用部領域(N1)の光束による周辺部2
ゾーンと4ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る
焦点への干渉率は減少する。
合、中央部1ゾーンと3ゾーンの近用部領域(N1)か
ら成る焦点の減光率(N12)は0%、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点への干
渉率は0.17%である。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾー
ンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光率(N1)
は増大するが、周辺部3ゾーンの近用部領域(N2)か
ら成る焦点の減光率(N2)は0%である。したがっ
て、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの近用部領域(N
1とN2)から成る焦点の減光率(N12)は緩やかに
増大する。一方、遠用部焦点では、周辺部2ゾーンの遠
用部領域(F1)から成る焦点の減光率(F1)は増大
するが、周辺部4ゾーンの遠用部領域(F2)から成る
焦点の減光率(F2)は0%である。したがって、中央
部1ゾーンの近用部領域(N1)の光束による周辺部2
ゾーンと4ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る
焦点への干渉率は減少する。
【0131】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子のフィルター濃度は40%である。こ
のとき、近用部焦点の減光率は13.3%である。一
方、遠用部焦点では、周辺部2ゾーンの遠用部領域(F
1)から成る焦点の減光率(F1)は24.2%であ
る。また、中央部1ゾーンの近用部領域(N1)の光束
による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部領域(F1と
F2)から成る焦点への干渉率は0.1%である。した
がって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部領域(F1
とF2)から成る焦点では、中央部1ゾーンの近用部領
域(N1)の光束による干渉率を41%軽減できた。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子のフィルター濃度は40%である。こ
のとき、近用部焦点の減光率は13.3%である。一
方、遠用部焦点では、周辺部2ゾーンの遠用部領域(F
1)から成る焦点の減光率(F1)は24.2%であ
る。また、中央部1ゾーンの近用部領域(N1)の光束
による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部領域(F1と
F2)から成る焦点への干渉率は0.1%である。した
がって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部領域(F1
とF2)から成る焦点では、中央部1ゾーンの近用部領
域(N1)の光束による干渉率を41%軽減できた。
【0132】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、近用焦点の減光率(N1
2)は33.3%である。一方、遠用部焦点では、周辺
部2ゾーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光率
(F1)は60.6%、中央部1ゾーンの近用部領域
(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用
部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率は0%で
ある。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部
領域(F1とF2)から成る焦点では、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による干渉率を100%回
避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、近用焦点の減光率(N1
2)は33.3%である。一方、遠用部焦点では、周辺
部2ゾーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光率
(F1)は60.6%、中央部1ゾーンの近用部領域
(N1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用
部領域(F1とF2)から成る焦点への干渉率は0%で
ある。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの遠用部
領域(F1とF2)から成る焦点では、中央部1ゾーン
の近用部領域(N1)の光束による干渉率を100%回
避できた。
【0133】(10)例10 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域(F1)、周辺部
2ゾーン(2Z)が近用部領域(N1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が遠用部領域(F2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が近用部領域(N2)、減光素子(ND)の直径が
1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が近用部領域(N1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が遠用部領域(F2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が近用部領域(N2)、減光素子(ND)の直径が
1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0134】中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾー
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
【0135】
【表10】 表10に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンと3ゾーンの遠用部領域(F1)
から成る焦点の減光率(F1)は0%、中央部1ゾーン
の遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干
渉率(N12)は0.14%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中
央部1ゾーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光
率(F1)は増大するが、周辺部3ゾーンの遠用部領域
(F2)から成る焦点の減光率(F2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠用部
領域(F1とF2)から成る焦点の減光率(F12)は
緩やかに増大する。また、近用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点へ
の干渉率(N12)は減少する。ここで、一般的なコン
タクトレンズのフィルター濃度は15%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子のフィル
ター濃度は100%である。このとき、中央部1ゾーン
と周辺部3ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る
焦点の減光率(F12)は8.3%、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉
率(N12)は0%である。したがって、周辺部2ゾー
ンと4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N1
2)を100%回避できた。
場合、中央部1ゾーンと3ゾーンの遠用部領域(F1)
から成る焦点の減光率(F1)は0%、中央部1ゾーン
の遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干
渉率(N12)は0.14%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中
央部1ゾーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光
率(F1)は増大するが、周辺部3ゾーンの遠用部領域
(F2)から成る焦点の減光率(F2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠用部
領域(F1とF2)から成る焦点の減光率(F12)は
緩やかに増大する。また、近用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点へ
の干渉率(N12)は減少する。ここで、一般的なコン
タクトレンズのフィルター濃度は15%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子のフィル
ター濃度は100%である。このとき、中央部1ゾーン
と周辺部3ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る
焦点の減光率(F12)は8.3%、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉
率(N12)は0%である。したがって、周辺部2ゾー
ンと4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N1
2)を100%回避できた。
【0136】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点の減光
率(F12)は8.3%、中央部1ゾーンの遠用部領域
(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用
部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉率(N1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N12)を1
00%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点の減光
率(F12)は8.3%、中央部1ゾーンの遠用部領域
(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用
部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉率(N1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N12)を1
00%回避できた。
【0137】(11)例11 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域(F1)、周辺部
2ゾーン(2Z)が近用部領域(N1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が遠用部領域(F2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が近用部領域(N2)、減光素子(ND)の直径が
2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る多重同心円
型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が近用部領域(N1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が遠用部領域(F2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が近用部領域(N2)、減光素子(ND)の直径が
2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る多重同心円
型二重焦点レンズの例を示す。
【0138】中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾー
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
【0139】
【表11】 表11に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンと3ゾーンの遠用部領域(F1)
から成る焦点の減光率(F1)は0%、中央部1ゾーン
の遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干
渉率(N12)は0.14%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中
央部1ゾーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光
率(F1)は増大するが、周辺部3ゾーンの遠用部領域
(F2)から成る焦点の減光率(F2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠用部
領域(F1とF2)から成る焦点の減光率(F12)は
緩やかに増大する。また、近用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点へ
の干渉率(N12)は減少する。
場合、中央部1ゾーンと3ゾーンの遠用部領域(F1)
から成る焦点の減光率(F1)は0%、中央部1ゾーン
の遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4
ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干
渉率(N12)は0.14%である。これに対して、減
光素子の減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中
央部1ゾーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光
率(F1)は増大するが、周辺部3ゾーンの遠用部領域
(F2)から成る焦点の減光率(F2)は0%である。
したがって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠用部
領域(F1とF2)から成る焦点の減光率(F12)は
緩やかに増大する。また、近用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーン
と4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点へ
の干渉率(N12)は減少する。
【0140】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は40%で
ある。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠
用部領域(F1とF2)から成る焦点の減光率(F1
2)は13.3%、中央部1ゾーンの遠用部領域(F
1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領
域(N1とN2)から成る焦点への干渉率(N12)は
0.09%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N12)を3
6%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は40%で
ある。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠
用部領域(F1とF2)から成る焦点の減光率(F1
2)は13.3%、中央部1ゾーンの遠用部領域(F
1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領
域(N1とN2)から成る焦点への干渉率(N12)は
0.09%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N12)を3
6%軽減できた。
【0141】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点の減光
率(F12)は33.3%、中央部1ゾーンの遠用部領
域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近
用部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉率(N1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N12)を1
00%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンと周辺部3
ゾーンの遠用部領域(F1とF2)から成る焦点の減光
率(F12)は33.3%、中央部1ゾーンの遠用部領
域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近
用部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉率(N1
2)は0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾ
ーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域(F1)の光束による干渉率(N12)を1
00%回避できた。
【0142】(12)例12 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域(F1)、周辺部
2ゾーン(2Z)が近用部領域(N1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が遠用部領域(F2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が近用部領域(N2)、減光素子(ND)の直径が
3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
2ゾーン(2Z)が近用部領域(N1)、周辺部3ゾー
ン(3Z)が遠用部領域(F2)、周辺部4ゾーン(4
Z)が近用部領域(N2)、減光素子(ND)の直径が
3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る多重同
心円型二重焦点レンズの例を示す。
【0143】中心部の1ゾーン(1Z)が1mmのゾー
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
ン幅であり、周辺部に向かって2ゾーン(2Z)が0.
75mmのゾーン幅であり、3ゾーン(3Z)が0.5
0mmのゾーン幅であり、4ゾーン(4Z)が0.50
mmのゾーン幅である。
【0144】
【表12】 表12に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンと3ゾーンの遠用部領域(F1)
から成る焦点の減光率(F12)は0%、中央部1ゾー
ンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと
4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への
干渉率は0.14%である。これに対して、減光素子の
減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光率(F
1)は増大するが、周辺部3ゾーンの遠用部領域(F
2)から成る焦点の減光率(F2)は0%である。した
がって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠用部領域
(F1とF2)から成る焦点の減光率(F12)は緩や
かに増大する。一方、近用部焦点では、周辺部2ゾーン
の近用部領域(F1)から成る焦点の減光率(N1)は
増大するが、周辺部4ゾーンの近用部領域(N2)から
成る焦点の減光率は0%である。したがって、中央部1
ゾーンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾー
ンと4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点
への干渉率は減少する。
場合、中央部1ゾーンと3ゾーンの遠用部領域(F1)
から成る焦点の減光率(F12)は0%、中央部1ゾー
ンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと
4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点への
干渉率は0.14%である。これに対して、減光素子の
減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域(F1)から成る焦点の減光率(F
1)は増大するが、周辺部3ゾーンの遠用部領域(F
2)から成る焦点の減光率(F2)は0%である。した
がって、中央部1ゾーンと周辺部3ゾーンの遠用部領域
(F1とF2)から成る焦点の減光率(F12)は緩や
かに増大する。一方、近用部焦点では、周辺部2ゾーン
の近用部領域(F1)から成る焦点の減光率(N1)は
増大するが、周辺部4ゾーンの近用部領域(N2)から
成る焦点の減光率は0%である。したがって、中央部1
ゾーンの遠用部領域(F1)の光束による周辺部2ゾー
ンと4ゾーンの近用部領域(N1とN2)から成る焦点
への干渉率は減少する。
【0145】一般的なコンタクトレンズのフィルター濃
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子のフィルター濃度は40%である。こ
のとき、遠用部焦点の減光率(F12)は13.3%で
ある。一方、近用部焦点では、周辺部2ゾーンの近用部
領域(N1)から成る焦点の減光率(N1)は24.2
%、さらに、周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領域
(N1とN2)から成る焦点の結像損失率は11%であ
る。また、中央部1ゾーンの遠用部領域(F1)の光束
による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領域(N1と
N2)から成る焦点への干渉率は0.09%である。し
たがって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領域(N
1とN2)から成る焦点では、中央部1ゾーンの遠用部
領域(F1)の光束による干渉率を36%軽減できた。
度は15%であるから、この値を限界値とすると、本例
の場合、減光素子のフィルター濃度は40%である。こ
のとき、遠用部焦点の減光率(F12)は13.3%で
ある。一方、近用部焦点では、周辺部2ゾーンの近用部
領域(N1)から成る焦点の減光率(N1)は24.2
%、さらに、周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領域
(N1とN2)から成る焦点の結像損失率は11%であ
る。また、中央部1ゾーンの遠用部領域(F1)の光束
による周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領域(N1と
N2)から成る焦点への干渉率は0.09%である。し
たがって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの近用部領域(N
1とN2)から成る焦点では、中央部1ゾーンの遠用部
領域(F1)の光束による干渉率を36%軽減できた。
【0146】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、遠用焦点の減光率(F1
2)は33.3%である。一方、近用部焦点では、周辺
部2ゾーンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光率
(N1)は60.6%、さらに、中央部1ゾーンの遠用
部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーン
の近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉率は
0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの
近用部領域(F1とF2)から成る焦点では、結像損失
率が27.4%生じるが、中央部1ゾーンの遠用部領域
(F1)の光束による干渉率を100%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、遠用焦点の減光率(F1
2)は33.3%である。一方、近用部焦点では、周辺
部2ゾーンの近用部領域(N1)から成る焦点の減光率
(N1)は60.6%、さらに、中央部1ゾーンの遠用
部領域(F1)の光束による周辺部2ゾーンと4ゾーン
の近用部領域(N1とN2)から成る焦点への干渉率は
0%である。したがって、周辺部2ゾーンと4ゾーンの
近用部領域(F1とF2)から成る焦点では、結像損失
率が27.4%生じるが、中央部1ゾーンの遠用部領域
(F1)の光束による干渉率を100%回避できた。
【0147】(13)例13 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域(N)、中間部2
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が遠用部領域(F)、減光素子(ND)の直径
が1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が遠用部領域(F)、減光素子(ND)の直径
が1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
【0148】以下に表13乃至表18に示す例はいずれ
も同心円型多焦点レンズの例であり、中心部1ゾーン
(1Z)のゾーン幅は1mm、中間部2ゾーン(2Z)
のゾーン幅は1mm、周辺部3ゾーン(3Z)のゾーン
幅は0.75mmである。
も同心円型多焦点レンズの例であり、中心部1ゾーン
(1Z)のゾーン幅は1mm、中間部2ゾーン(2Z)
のゾーン幅は1mm、周辺部3ゾーン(3Z)のゾーン
幅は0.75mmである。
【0149】
【表13】 表13に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの近用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.95%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成
る焦点への干渉率(FK)は0.21%で、減光素子の
干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾー
ンの近用部領域から成る焦点の減光率(NG)は増大す
るが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーンの
近用部領域から成る焦点の減光率は0%である。したが
って、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺部
3ゾーンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(PKと
FK)は減少する。
場合、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの近用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.95%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成
る焦点への干渉率(FK)は0.21%で、減光素子の
干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾー
ンの近用部領域から成る焦点の減光率(NG)は増大す
るが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーンの
近用部領域から成る焦点の減光率は0%である。したが
って、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺部
3ゾーンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(PKと
FK)は減少する。
【0150】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は60%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は15%、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.38%で、減光素子の
干渉範囲は0.0089mmである。また、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーンの遠用部
領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.08%で、
減光素子の干渉範囲は0.0173mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域の光束による干渉率(PK)を60%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)を62
%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は60%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は15%、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.38%で、減光素子の
干渉範囲は0.0089mmである。また、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーンの遠用部
領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.08%で、
減光素子の干渉範囲は0.0173mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域の光束による干渉率(PK)を60%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)を62
%軽減できた。
【0151】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部領
域から成る焦点の減光率(NG)は25%、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部
領域から成る焦点への干渉率(PK)は0%で、減光素
子の干渉範囲は0.0089mmである。また、中央部
1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーンの遠
用部領域から成る焦点への干渉率(FK)も0%で、減
光素子の干渉範囲は0.0173mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域の光束による干渉率(PK)を100%回避
できた。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦
点では、減光素子によって減光されることなく、中央部
1ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)も1
00%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部領
域から成る焦点の減光率(NG)は25%、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部
領域から成る焦点への干渉率(PK)は0%で、減光素
子の干渉範囲は0.0089mmである。また、中央部
1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーンの遠
用部領域から成る焦点への干渉率(FK)も0%で、減
光素子の干渉範囲は0.0173mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域の光束による干渉率(PK)を100%回避
できた。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦
点では、減光素子によって減光されることなく、中央部
1ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)も1
00%回避できた。
【0152】(14)例14 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域(N)、中間部2
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が遠用部領域(F)、減光素子(ND)の直径
が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る同心円型
多焦点レンズを示す。
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が遠用部領域(F)、減光素子(ND)の直径
が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る同心円型
多焦点レンズを示す。
【0153】中心部1ゾーン(1Z)のゾーン幅は1m
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
【0154】
【表14】 表14に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの近用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.95%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成
る焦点への干渉率(FK)は0.21%で、減光素子の
干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾー
ンの近用部領域から成る焦点の減光率(NG)は増大す
るが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーンの
遠用部領域から成る焦点の減光率は0%である。したが
って、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺部
3ゾーンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(PKと
FK)は減少する。
場合、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの近用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.95%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成
る焦点への干渉率(FK)は0.21%で、減光素子の
干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾー
ンの近用部領域から成る焦点の減光率(NG)は増大す
るが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーンの
遠用部領域から成る焦点の減光率は0%である。したが
って、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺部
3ゾーンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(PKと
FK)は減少する。
【0155】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は10%、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.85%で、減光素子の
干渉範囲は0.0178mmである。また、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーンの遠用部
領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.19%で、
減光素子の干渉範囲は0.0345mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域の光束による干渉率(PK)を11%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)も10
%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は10%、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.85%で、減光素子の
干渉範囲は0.0178mmである。また、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーンの遠用部
領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.19%で、
減光素子の干渉範囲は0.0345mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
近用部領域の光束による干渉率(PK)を11%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)も10
%軽減できた。
【0156】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域
から成る焦点の減光率(NG)は50%、中央部1ゾー
ンの近用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(PK)は0.47%で、減
光素子の干渉範囲は0.0178mmである。また、中
央部1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.1
1%で、減光素子の干渉範囲は0.0345mmある。
したがって、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(PK)を51
%軽減できた。また、周辺部4ゾーンの遠用部領域から
成る焦点では、減光素子によって減光されることなく、
中央部1ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(F
K)も48%軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域
から成る焦点の減光率(NG)は50%、中央部1ゾー
ンの近用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(PK)は0.47%で、減
光素子の干渉範囲は0.0178mmである。また、中
央部1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.1
1%で、減光素子の干渉範囲は0.0345mmある。
したがって、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(PK)を51
%軽減できた。また、周辺部4ゾーンの遠用部領域から
成る焦点では、減光素子によって減光されることなく、
中央部1ゾーンの近用部領域の光束による干渉率(F
K)も48%軽減できた。
【0157】(15)例15 中心部1ゾーン(1Z)が近用部領域(N)、中間部2
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が遠用部領域(F)、減光素子(ND)の直径
が3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が遠用部領域(F)、減光素子(ND)の直径
が3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
【0158】中心部1ゾーン(1Z)のゾーン幅は1m
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
【0159】
【表15】 表15に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの近用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.95%である。また、周辺部3ゾー
ンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.
21%である。これに対して、減光素子の減光濃度を上
げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾーンの近用部
領域から成る焦点の減光率(NG)は増大する。累進部
焦点では、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点の
減光率が増大するが、中央部1ゾーンの近用部領域の光
束による中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への
干渉率(PK)が減少する。遠用部焦点では、周辺部3
ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光率は0%で、中
央部1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)のみが減
少する。
場合、中央部1ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの近用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.95%である。また、周辺部3ゾー
ンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.
21%である。これに対して、減光素子の減光濃度を上
げていくと、近用部焦点では、中央部1ゾーンの近用部
領域から成る焦点の減光率(NG)は増大する。累進部
焦点では、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点の
減光率が増大するが、中央部1ゾーンの近用部領域の光
束による中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への
干渉率(PK)が減少する。遠用部焦点では、周辺部3
ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光率は0%で、中
央部1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)のみが減
少する。
【0160】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は10%、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.85%である。また、
中央部1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾー
ンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.
19%である。したがって、中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点では、中央部1ゾーンの近用部領域の光
束による干渉率(CK)を11%軽減できた。また、周
辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点では、減光素子
によって減光されることなく、中央部1ゾーンの近用部
領域の光束による干渉率(FK)を10%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は10%、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.85%である。また、
中央部1ゾーンの近用部領域の光束による周辺部3ゾー
ンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(FK)は0.
19%である。したがって、中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点では、中央部1ゾーンの近用部領域の光
束による干渉率(CK)を11%軽減できた。また、周
辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点では、減光素子
によって減光されることなく、中央部1ゾーンの近用部
領域の光束による干渉率(FK)を10%軽減できた。
【0161】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域
から成る焦点の減光率(NG)は50%、中央部1ゾー
ンの近用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(PK)は0.47%であ
る。また、中央部1ゾーンの近用部領域の光束による周
辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(F
K)は0.11%である。したがって、中間部2ゾーン
の累進部領域から成る焦点では、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による干渉率(PK)を51%軽減でき
た。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点で
は、減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)を48%
軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの近用部領域
から成る焦点の減光率(NG)は50%、中央部1ゾー
ンの近用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(PK)は0.47%であ
る。また、中央部1ゾーンの近用部領域の光束による周
辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点への干渉率(F
K)は0.11%である。したがって、中間部2ゾーン
の累進部領域から成る焦点では、中央部1ゾーンの近用
部領域の光束による干渉率(PK)を51%軽減でき
た。また、周辺部3ゾーンの遠用部領域から成る焦点で
は、減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾ
ーンの近用部領域の光束による干渉率(FK)を48%
軽減できた。
【0162】(16)例16 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域(F)、中間部2
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が近用部領域(N)、減光素子(ND)の直径
が1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が近用部領域(N)、減光素子(ND)の直径
が1mm(減光素子径が1Zより小さい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
【0163】中心部1ゾーン(1Z)のゾーン幅は1m
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
【0164】
【表16】 表16に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(FK)は0%、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.89%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成
る焦点への干渉率(NK )は0.18%で、減光素子
の干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の
減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域から成る焦点の減光率(FG)は増大
するが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーン
の遠用部領域から成る焦点の減光率は0%である。した
がって、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減
光率(FG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの遠
用部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺
部3ゾーンの近用部領域から成る焦点への干渉率(PK
とNK)は減少する。
場合、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(FK)は0%、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.89%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成
る焦点への干渉率(NK )は0.18%で、減光素子
の干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の
減光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域から成る焦点の減光率(FG)は増大
するが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーン
の遠用部領域から成る焦点の減光率は0%である。した
がって、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減
光率(FG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの遠
用部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺
部3ゾーンの近用部領域から成る焦点への干渉率(PK
とNK)は減少する。
【0165】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は60%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は15%、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.36%で、減光素子の
干渉範囲は0.0092mmである。また、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーンの近用部
領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.07%で、
減光素子の干渉範囲は0.0186mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域の光束による干渉率(PK)を60%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)を61
%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は60%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る
焦点の減光率(NG)は15%、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.36%で、減光素子の
干渉範囲は0.0092mmである。また、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーンの近用部
領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.07%で、
減光素子の干渉範囲は0.0186mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域の光束による干渉率(PK)を60%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)を61
%軽減できた。
【0166】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領
域から成る焦点の減光率(FG)は25%、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部
領域から成る焦点への干渉率(PK)は0%で、減光素
子の干渉範囲は0.0092mmである。また、中央部
1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーンの近
用部領域から成る焦点への干渉率(NK)も0%で、減
光素子の干渉範囲は0.0186mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域の光束による干渉率(PK)を100%回避
できた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦
点では、減光素子によって減光されることなく、中央部
1ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)も1
00%回避できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
100%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領
域から成る焦点の減光率(FG)は25%、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部
領域から成る焦点への干渉率(PK)は0%で、減光素
子の干渉範囲は0.0092mmである。また、中央部
1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーンの近
用部領域から成る焦点への干渉率(NK)も0%で、減
光素子の干渉範囲は0.0186mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域の光束による干渉率(PK)を100%回避
できた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦
点では、減光素子によって減光されることなく、中央部
1ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)も1
00%回避できた。
【0167】(17)例17 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域(F)、中間部2
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が近用部領域(N)、減光素子(ND)の直径
が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る同心円型
多焦点レンズの例を示す。
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が近用部領域(N)、減光素子(ND)の直径
が2mm(減光素子径が1Zと同じ)から成る同心円型
多焦点レンズの例を示す。
【0168】中心部1ゾーン(1Z)のゾーン幅は1m
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
【0169】
【表17】 表17に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.89%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成
る焦点への干渉率(NK)は0.18%で、減光素子の
干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾー
ンの遠用部領域から成る焦点の減光率(FG)は増大す
るが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーンの
近用部領域から成る焦点の減光率は0%である。したが
って、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(FG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺部
3ゾーンの近用部領域から成る焦点への干渉率(PKと
NK)は減少する。
場合、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(NG)は0%、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.89%で、減光素子の干渉範囲は0
mmである。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成
る焦点への干渉率(NK)は0.18%で、減光素子の
干渉範囲は0mmである。これに対して、減光素子の減
光濃度を上げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾー
ンの遠用部領域から成る焦点の減光率(FG)は増大す
るが、中間部2ゾーンの累進部領域と周辺部3ゾーンの
近用部領域から成る焦点の減光率は0%である。したが
って、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(FG)は増大するが、逆に、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部部2ゾーン累進領域と周辺部
3ゾーンの近用部領域から成る焦点への干渉率(PKと
NK)は減少する。
【0170】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る
焦点の減光率(FG)は10%、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.8%で、減光素子の干
渉範囲は0.0184mmである。また、中央部1ゾー
ンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーンの近用部領
域から成る焦点への干渉率(NK)は0.16%で、減
光素子の干渉範囲は0.0373mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域の光束による干渉率(PK)を10%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)も11
%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る
焦点の減光率(FG)は10%、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.8%で、減光素子の干
渉範囲は0.0184mmである。また、中央部1ゾー
ンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーンの近用部領
域から成る焦点への干渉率(NK)は0.16%で、減
光素子の干渉範囲は0.0373mmある。したがっ
て、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点では、減
光素子によって減光されることなく、中央部1ゾーンの
遠用部領域の光束による干渉率(PK)を10%軽減で
きた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)も11
%軽減できた。
【0171】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域
から成る焦点の減光率(FG)は50%、中央部1ゾー
ンの遠用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(CK)は0.44%で、減
光素子の干渉範囲は0.0184mmである。また、中
央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.0
9%で、減光素子の干渉範囲は0.0373mmある。
したがって、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(PK)を51
%軽減できた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から
成る焦点では、減光素子によって減光されることなく、
中央部1ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(F
K)も50%軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域
から成る焦点の減光率(FG)は50%、中央部1ゾー
ンの遠用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(CK)は0.44%で、減
光素子の干渉範囲は0.0184mmである。また、中
央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.0
9%で、減光素子の干渉範囲は0.0373mmある。
したがって、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点
では、減光素子によって減光されることなく、中央部1
ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(PK)を51
%軽減できた。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から
成る焦点では、減光素子によって減光されることなく、
中央部1ゾーンの遠用部領域の光束による干渉率(F
K)も50%軽減できた。
【0172】(18)例18 中心部1ゾーン(1Z)が遠用部領域(F)、中間部2
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が近用部領域(N)、減光素子(ND)の直径
が3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
ゾーン(2Z)が累進部領域(P)、周辺部3ゾーン
(3Z)が近用部領域(N)、減光素子(ND)の直径
が3mm(減光素子径が1Zより大きい)から成る同心
円型多焦点レンズの例を示す。
【0173】中心部1ゾーン(1Z)のゾーン幅は1m
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
m、中間部2ゾーン(2Z)のゾーン幅は1mm、周辺
部3ゾーン(3Z)のゾーン幅は0.75mmである。
【0174】
【表18】 表18に示すように、ND=0%(減光素子がない)の
場合、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(FG)は0%、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.89%である。また、周辺部3ゾー
ンの近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.
18%である。これに対して、減光素子の減光濃度を上
げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾーンの遠用部
領域から成る焦点の減光率(FG)は増大する。累進部
焦点では、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点の
減光率が増大するが、中央部1ゾーンの遠用部領域の光
束による中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への
干渉率(PK)が減少する。近用部焦点では、周辺部3
ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光率は0%で、中
央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)のみが減
少する。
場合、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る焦点の減光
率(FG)は0%、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による周辺部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への干
渉率(PK)は0.89%である。また、周辺部3ゾー
ンの近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.
18%である。これに対して、減光素子の減光濃度を上
げていくと、遠用部焦点では、中央部1ゾーンの遠用部
領域から成る焦点の減光率(FG)は増大する。累進部
焦点では、中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点の
減光率が増大するが、中央部1ゾーンの遠用部領域の光
束による中間部2ゾーンの累進部領域から成る焦点への
干渉率(PK)が減少する。近用部焦点では、周辺部3
ゾーンの近用部領域から成る焦点の減光率は0%で、中
央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)のみが減
少する。
【0175】ここで、一般的なコンタクトレンズのフィ
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る
焦点の減光率(FG)は10%、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.8%である。また、中
央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.1
6%である。したがって、中間部2ゾーンの累進部領域
から成る焦点では、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による干渉率(PK)を10%軽減できた。また、周辺
部3ゾーンの近用部領域から成る焦点では、減光素子に
よって減光されることなく、中央部1ゾーンの遠用部領
域の光束による干渉率(NK)を11%軽減できた。
ルター濃度は15%であるから、この値を限界値とする
と、本例の場合、減光素子のフィルター濃度は10%で
ある。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域から成る
焦点の減光率(FG)は10%、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領域から成
る焦点への干渉率(PK)は0.8%である。また、中
央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周辺部3ゾーン
の近用部領域から成る焦点への干渉率(NK)は0.1
6%である。したがって、中間部2ゾーンの累進部領域
から成る焦点では、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束
による干渉率(PK)を10%軽減できた。また、周辺
部3ゾーンの近用部領域から成る焦点では、減光素子に
よって減光されることなく、中央部1ゾーンの遠用部領
域の光束による干渉率(NK)を11%軽減できた。
【0176】また、サングラス効果を期待すれば、コン
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域
から成る焦点の減光率(NG)は50%、中央部1ゾー
ンの遠用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(PK)は0.44%であ
る。また、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周
辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点への干渉率(N
K)は0.09%である。したがって、中間部2ゾーン
の累進部領域から成る焦点では、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による干渉率(PK)を51%軽減でき
た。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点で
は、減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)を50%
軽減できた。
タクトレンズのフィルター濃度は50%であるから、こ
の値を限界値とすると、本例の場合、減光素子の濃度は
50%である。このとき、中央部1ゾーンの遠用部領域
から成る焦点の減光率(NG)は50%、中央部1ゾー
ンの遠用部領域の光束による中間部2ゾーンの累進部領
域から成る焦点への干渉率(PK)は0.44%であ
る。また、中央部1ゾーンの遠用部領域の光束による周
辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点への干渉率(N
K)は0.09%である。したがって、中間部2ゾーン
の累進部領域から成る焦点では、中央部1ゾーンの遠用
部領域の光束による干渉率(PK)を51%軽減でき
た。また、周辺部3ゾーンの近用部領域から成る焦点で
は、減光素子によって減光されることなく、中央部1ゾ
ーンの遠用部領域の光束による干渉率(NK)を50%
軽減できた。
【0177】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、を見るための近用部曲面と遠方を見るための遠用部
曲面とが光軸に対し同心状に形成されてなるレンズカー
ブを有するコンタクトレンズにおいて、レンズカーブと
光軸との交点を中心とし所定半径を半径としてレンズカ
ーブ上に画成された中心曲面領域に、この中心曲面領域
を透過する透過光量を減少させる減光手段を形成したの
で、第二焦点面において第二曲面による像が第一曲面を
出射した光束によって「干渉」を受けるこを回避でき、
鮮明の像を形成することができ、近用部による像と遠用
部による像との間で像の分離を鮮明に行うことができ明
瞭な視力を得ることが可能になる。
ば、を見るための近用部曲面と遠方を見るための遠用部
曲面とが光軸に対し同心状に形成されてなるレンズカー
ブを有するコンタクトレンズにおいて、レンズカーブと
光軸との交点を中心とし所定半径を半径としてレンズカ
ーブ上に画成された中心曲面領域に、この中心曲面領域
を透過する透過光量を減少させる減光手段を形成したの
で、第二焦点面において第二曲面による像が第一曲面を
出射した光束によって「干渉」を受けるこを回避でき、
鮮明の像を形成することができ、近用部による像と遠用
部による像との間で像の分離を鮮明に行うことができ明
瞭な視力を得ることが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施形態を適用するコンタクト
レンズを示す断面図。
レンズを示す断面図。
【図2】本発明の第1の実施形態のコンタクトレンズを
示す断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結
像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明する
図(b)。
示す断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結
像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明する
図(b)。
【図3】本発明の第1の実施形態のコンタクトレンズの
変形例を示す断面図。
変形例を示す断面図。
【図4】本発明の第1の実施形態のコンタクトレンズの
変形例を示す断面図。
変形例を示す断面図。
【図5】本発明の第2の実施形態のコンタクトレンズを
示す断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結
像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明する
図(b)。
示す断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結
像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明する
図(b)。
【図6】本発明の第2の実施形態のコンタクトレンズの
変形例を示す断面図。
変形例を示す断面図。
【図7】本発明の第2の実施形態のコンタクトレンズの
変形例を示す断面図。
変形例を示す断面図。
【図8】本発明の第3の実施形態を適用するコンタクト
レンズを示す断面図。
レンズを示す断面図。
【図9】本発明の第3の実施形態のコンタクトレンズを
示す断面図。
示す断面図。
【図10】本発明の第3の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図11】本発明の第3の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図12】本発明の第4の実施形態のコンタクトレンズ
を示す断面図。
を示す断面図。
【図13】本発明の第4の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図14】本発明の第4の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図15】本発明の第5の実施形態を適用するコンタク
トレンズを示す断面図。
トレンズを示す断面図。
【図16】本発明の第5の実施形態のコンタクトレンズ
を示す断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二
結像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明す
る図(b)。
を示す断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二
結像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明す
る図(b)。
【図17】本発明の第5の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図18】本発明の第5の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図19】本発明の第6の実施形態のコンタクトレンズ
を示す断面図。
を示す断面図。
【図20】本発明の第6の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図21】本発明の第6の実施形態のコンタクトレンズ
の変形例を示す断面図。
の変形例を示す断面図。
【図22】本発明によるコンタクトレンズの加工用バー
材の完成品を説明する図る。
材の完成品を説明する図る。
【図23】本発明によるコンタクトレンズの光線透過部
分から成るバー材の製造方法を説明する図。
分から成るバー材の製造方法を説明する図。
【図24】本発明によるコンタクトレンズの光線不透過
部分から成るバー材の貫通孔処理を説明する図。
部分から成るバー材の貫通孔処理を説明する図。
【図25】従来技術による同心円型2焦点式コンタクト
レンズを示す断面図。
レンズを示す断面図。
【図26】従来技術によるプリズム付同心円型2焦点式
コンタクトレンズを示す断面図。
コンタクトレンズを示す断面図。
【図27】従来技術による遠用部、近用部が交互に配置
された多重同心円型2焦点式コンタクトレンズを示す断
面図。
された多重同心円型2焦点式コンタクトレンズを示す断
面図。
【図28】従来技術による遠用部から近用部への度数が
累進的に変化した同心円型累進多焦点コンタクトレンズ
を示す断面図。
累進的に変化した同心円型累進多焦点コンタクトレンズ
を示す断面図。
【図29】本発明のコンタクトレンズを説明するための
断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面
(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面
(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
【図30】本発明のコンタクトレンズの変形例を説明す
るための断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第
二結像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明
する図(b)。
るための断面図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第
二結像面(第二焦点面)における「干渉」の有無を説明
する図(b)。
【図31】図32および図33とともに、有限の大きさ
の物が有限距離位置にある場合においても本願発明が適
用できることを説明するためのコンタクトレンズの断面
図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面(第
二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
の物が有限距離位置にある場合においても本願発明が適
用できることを説明するためのコンタクトレンズの断面
図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面(第
二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
【図32】図31および図33とともに、有限の大きさ
の物が有限距離位置にある場合においても本願発明が適
用できることを説明するためのコンタクトレンズの断面
図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面(第
二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
の物が有限距離位置にある場合においても本願発明が適
用できることを説明するためのコンタクトレンズの断面
図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面(第
二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
【図33】図31および図32とともに、有限の大きさ
の物が有限距離位置にある場合においても本願発明が適
用できることを説明するためのコンタクトレンズの断面
図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面(第
二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
の物が有限距離位置にある場合においても本願発明が適
用できることを説明するためのコンタクトレンズの断面
図(a)と第一結像面(第一焦点面)と第二結像面(第
二焦点面)における「干渉」の有無を説明する図
(b)。
1 コンタクトレンズ 2 フロントカーブ 3 ベースカーブ 5 第一曲面 6 第二曲面 8 減光手段 10 光軸 11 第一結像面(第一焦点面) 12 第一焦点 13 第二結像面(第二焦点面) 14 第二焦点 25 第一焦点面における背景光による円環状リング 25a 第一焦点面における背景光による円環状リング 26 第二焦点面における背景光による円板 26a 第二焦点面における背景光による円板
Claims (16)
- 【請求項1】近方を見るための近用部曲面と遠方を見る
ための遠用部曲面とが光軸に対し同心状に形成されてな
るレンズカーブを有するコンタクトレンズにおいて、 前記光軸を含む一つの近用部曲面または一つの遠用部曲
面からなる曲面を第一曲面とし、この第一曲面の外側に
隣接する一つの遠用部曲面または一つの近用部曲面から
なる曲面を第二曲面とし、 前記レンズカーブと前記光軸との交点を中心とし所定半
径を半径として前記レンズカーブ上に画成された中心曲
面領域に、この中心曲面領域を透過する透過光量を減少
させる減光手段を形成したことを特徴とするコンタクト
レンズ。 - 【請求項2】前記第一曲面は近用部曲面であり、前記第
二曲面は遠用部曲面であり、前記第一曲面に係る結像面
である第一結像面は前記第二曲面に係る結像面である第
二結像面に比べ前記レンズカーブからより近い位置にあ
り、 前記第一曲面を透過し前記第一結像面に集光して前記第
二結像面に至る光線の光量を減らすように、前記中心曲
面領域に前記減光手段を形成したことを特徴とする請求
項1に記載のコンタクトレンズ。 - 【請求項3】前記第一曲面は遠用部曲面であり、前記第
二曲面は近用部曲面であり、前記第一曲面に係る結像面
である第一結像面は前記第二曲面に係る結像面である第
二結像面に比べ前記レンズカーブからより遠い位置にあ
り、 前記第一曲面を透過し前記第二結像面に至る光線の光量
を減らすように、前記中心曲面領域に前記減光手段を形
成したことを特徴とする請求項1に記載のコンタクトレ
ンズ。 - 【請求項4】前記第一結像面は前記第一曲面に係る焦点
面である第一焦点面の近傍にあり、前記第二結像面は前
記前記第二曲面に係る焦点面である第二焦点面の近傍に
あることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の
コンタクトレンズ。 - 【請求項5】前記第一曲面に係る焦点である第一焦点
と、前記第二曲面に係る焦点である第二焦点とは前記光
軸上にあることを特徴とする請求項1に記載のコンタク
トレンズ。 - 【請求項6】前記中心曲面領域を前記第一曲面の範囲と
することを特徴とする請求項1に記載のコンタクトレン
ズ。 - 【請求項7】前記中心曲面領域を前記第一曲面の一部の
範囲とすることを特徴とする請求項1に記載のコンタク
トレンズ。 - 【請求項8】前記減光手段は、光の透過を遮蔽する遮蔽
手段であることを特徴とする請求項7に記載のコンタク
トレンズ。 - 【請求項9】前記第二曲面の外側にさらに近用部曲面と
遠用部曲面とが光軸に対し同心帯状に交互に繰り返して
形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコン
タクトレンズ。 - 【請求項10】前記中心曲面領域は前記第一曲面と前記
第一曲面を越えた範囲であることを特徴とする請求項9
に記載のコンタクトレンズ。 - 【請求項11】前記減光手段は、前記レンズカーブ上に
薄膜状に形成されていることを特徴とする請求項1に記
載のコンタクトレンズ。 - 【請求項12】前記減光手段は、コンタクトレンズ本体
を重合するときに形成されたものであることを特徴とす
る請求項1に記載のコンタクトレンズ。 - 【請求項13】前記減光手段は、コンタクトレンズ本体
を重合した後に染色によって形成されてものであること
を特徴とする請求項1に記載のコンタクトレンズ。 - 【請求項14】前記減光手段は、染色濃度によって減光
率が設定されるものであることを特徴とする請求項12
または請求項13に記載のコンタクトレンズ。 - 【請求項15】前記所定半径の大きさは、瞳孔の大きさ
に応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の
コンタクトレンズ。 - 【請求項16】前記レンズカーブは、ベースカーブに対
向するフロントカーブであることを特徴とする請求項1
に記載のコンタクトレンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7860497A JPH1068912A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-28 | コンタクトレンズ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-73731 | 1996-03-28 | ||
| JP7373196 | 1996-03-28 | ||
| JP7860497A JPH1068912A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-28 | コンタクトレンズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1068912A true JPH1068912A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=26414881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7860497A Withdrawn JPH1068912A (ja) | 1996-03-28 | 1997-03-28 | コンタクトレンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1068912A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003513295A (ja) * | 1999-07-19 | 2003-04-08 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド | 多焦点型眼用レンズおよびその製造方法 |
| KR100804719B1 (ko) | 2005-05-26 | 2008-02-19 | 가부시키가이샤 덴소 | 촬상 모듈 |
| CN107884953A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 星欧光学股份有限公司 | 隐形眼镜及隐形眼镜产品 |
| KR20190118487A (ko) * | 2018-04-10 | 2019-10-18 | (주)고려아이텍 | 한쪽 눈에 착용하는 노안 개선용 콘택트렌즈 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP7860497A patent/JPH1068912A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003513295A (ja) * | 1999-07-19 | 2003-04-08 | ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド | 多焦点型眼用レンズおよびその製造方法 |
| KR100804719B1 (ko) | 2005-05-26 | 2008-02-19 | 가부시키가이샤 덴소 | 촬상 모듈 |
| CN107884953A (zh) * | 2016-09-30 | 2018-04-06 | 星欧光学股份有限公司 | 隐形眼镜及隐形眼镜产品 |
| KR20190118487A (ko) * | 2018-04-10 | 2019-10-18 | (주)고려아이텍 | 한쪽 눈에 착용하는 노안 개선용 콘택트렌즈 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |