JPH1068968A - 空間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置 - Google Patents

空間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置

Info

Publication number
JPH1068968A
JPH1068968A JP22416296A JP22416296A JPH1068968A JP H1068968 A JPH1068968 A JP H1068968A JP 22416296 A JP22416296 A JP 22416296A JP 22416296 A JP22416296 A JP 22416296A JP H1068968 A JPH1068968 A JP H1068968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
layer
signal
spatial
spatial light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22416296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ishii
石井  隆之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP22416296A priority Critical patent/JPH1068968A/ja
Publication of JPH1068968A publication Critical patent/JPH1068968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号取出側から光導電層をリセットできる空
間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置を提供す
る。 【解決手段】 透明基板101,107間に設けられる
光変調部100を光導電層103、誘電体ミラー層10
4、光変調層105により形成する一方、誘電体ミラー
層104の反射波長範囲を、信号取出側の透明基板10
7から入射される信号取出光200に含まれる光導電層
103の光導電率を変化させる感度波長を有する光のう
ち、所定の感度波長を有する光を透過させるような範囲
に設定することにより、信号取出側から光導電層103
をリセットすることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタ、デ
ィスプレイ等に利用される空間光変調素子及びこれを用
いた画像投影装置に関し、特に画像書き込み部の小型化
や無調整化を図るものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空間光変調素子(SLM素子)は
第1の透明基板上に透明電極、光入射に対して光導電率
が変化する光導電層(以下PC層という)、遮光層、誘
電体ミラー層(反射層)、光変調層(例えば液晶層)、
第2の透明電極または第2の透明電極を有する第2の透
明基板から構成されており、第1及び第2の透明電極間
に印加される電圧をPC層を介して光変調層へ印加する
構造である。
【0003】この構成において、光変調層に印加される
電圧はPC層に入射する信号光の光量に応じて変化する
ため、PC層への入射光量の変化を光変調層を介して取
り出すことで信号光により変調された出射光が得られ
る。
【0004】ところで、空間光変調素子に連続的に入射
する第1の信号光により変調された第1の出力光から、
第2の信号光により変調された第2の出力光に変化する
際、第1の信号光により光変調層に印加された電圧を、
第2の信号光により印加される電圧を安定させるため、
一旦初期値(一定値)に戻す必要がある。このため、第
1の信号光と第2の信号光の入射の間に、印加電圧を初
期値とするため光導電層の光導電率を初期値に戻す光
(リセット光)を入射するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の空間光変調素子において、リセット光は光変調層
全体が同じ状態に初期化されるようにPC層全面に充分
な光量を与える必要がある。そのため、このような空間
光変調素子を用いた従来の画像投影装置においては、図
13に示すように空間光変調素子1AのPC層側にリセ
ット光用の光源20を設ける必要があり、またこの光源
20を設置するため、信号光を書き込む手段として用い
られるCRT6やLCD等を空間光変調素子1Aの書き
込み面から離して設置する必要がある。
【0006】ここで、このようにCRT6やLCD等を
空間光変調素子1Aの書き込み面から離して設置するよ
うにすると、CRT/LCD上に形成される画像を空間
光変調素子1AのPC層上に結像させる光学系21が必
要となる。なお、この光学系21としてファイバープレ
ート等の小型化に適したものがあるが、リセット光の導
入のための空間が必要であり、従来例では使用すること
ができない。また、信号光の結像系を使用するために発
生する光学調整等の複雑な作業も要求されるようにな
る。
【0007】このように、リセット光をPC層側から入
射するようにした場合は、空間光変調素子の入射画像の
書き込み側の構成が制限を受けるようになり、小型化や
無調整化が阻害されるという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、このような問題点を解
決するためになされたものであり、信号取出側から光導
電層をリセットできる空間光変調素子及びこれを用いた
画像投影装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明電極がそ
れぞれ形成された信号入力側及び信号取出側の一対の透
明基板間に設けられた光導電層と、誘電体ミラー層と、
光変調層とを有する空間光変調素子において、前記信号
取出側の透明基板から入射される光に含まれる前記光導
電層の光導電率を変化させる感度波長を有する光のう
ち、所定の感度波長を有する光が前記誘電体ミラー層を
透過するよう該誘電体ミラー層の反射波長範囲が設定さ
れていることを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、透明電極がそれぞれ形成さ
れた信号入力側及び信号取出側の一対の透明基板間に設
けられ光導電層と、遮光層と、誘電体ミラー層と、光変
調層とを有する空間光変調素子において、前記信号取出
側の透明基板から入射される光に含まれる前記光導電層
の光導電率を変化させる感度波長を有する光のうち、所
定の感度波長を有する光が前記誘電体ミラー層及び前記
遮光層を透過するよう該誘電体ミラー層の反射波長範囲
及び該遮光層の遮光波長範囲が設定されていることを特
徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記光変調層として液晶層
を用いたことを特徴とするものである。
【0012】また本発明は、前記透明電極及び透明基板
は可視光線に対し透明であると共に、前記各透明基板か
ら入射される光に対しても透明であることを特徴とする
ものである。
【0013】また本発明は、空間光変調素子と、前記空
間光変調素子に信号光を入射するよう該空間光変調素子
の信号入力側に設けられた書き込み部と、前記信号光を
取り出すための信号取出光を前記空間光変調素子に入射
するよう該空間光変調素子の信号取り出し側に設けられ
た光源とを備えた画像投影装置において、前記空間光変
調素子を請求項1乃至4記載の空間光変調素子とする一
方、該空間光変調素子と前記光源の間には前記信号光に
て変化した前記光導電層の光導電率を次の信号光が入射
される前に初期値に戻す初期化手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0014】また本発明は、前記初期化手段は、前記光
導電層の光導電率を変化させる感度波長の光のうち所定
の感度波長の光を該空間光変調素子に入射させて前記光
変調層を初期化するように構成されていることを特徴と
するものである。
【0015】また本発明は、前記初期化手段は、前記光
変調層を初期化する所定の感度波長の光を前記信号取出
光から形成する初期化信号形成手段を有していることを
特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記初期化手段は、前記所
定の感度波長の光を前記信号取出光に重畳して前記空間
光変調素子に入射することを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記初期化手段は、前記信
号取出光を入射する光源とは別な光源を用いて前記所定
の感度波長の光を形成することを特徴とするものであ
る。
【0018】また、本発明のように信号入力側及び信号
取出側の一対の透明基板間に光導電層と、誘電体ミラー
層と、光変調層とを設ける一方、誘電体ミラーの反射波
長範囲を、信号取出側の透明基板から入射される光に含
まれる光導電層の光導電率を変化させる感度波長を有す
る光のうち、所定の感度波長を有する光を透過させるよ
うな範囲に設定することにより、信号取出側から光導電
層をリセットすることができるようにする。
【0019】また、信号入力側及び信号取出側の一対の
透明基板間に光導電層と、遮光層と、誘電体ミラー層
と、光変調層とを設ける一方、誘電体ミラーの反射波長
範囲及び遮光層の遮光波長範囲を、信号取出側の透明基
板から入射される光に含まれる光導電層の光導電率を変
化させる感度波長を有する光のうち、所定の感度波長を
有する光を透過させるような範囲に設定することによ
り、信号取出側から光導電層をリセットできるようにす
る。
【0020】また、書き込み部から空間光変調素子に入
射された信号光を取り出すための信号取出光を空間光変
調素子に入射する光源を空間光変調素子の信号取出側に
設ける一方、この光源と空間光変調素子との間に初期化
手段を設け、この初期化手段にて信号光にて変化した光
導電層の光導電率を次の信号光が入射される前に初期値
に戻すことにより、次の信号光が前の信号光の影響を受
けないようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
空間光変調素子の構造を示す断面図であり、同図におい
て、1は反射型の空間光変調素子、101は信号入力側
の透明基板である第1の透明基板、107は信号取出側
の透明基板である第2の透明基板である。
【0023】ここで、第1の透明基板101にはスパッ
タリング法で形成されたITO膜(インジウム・スズ酸
化膜)である透明電極102と、水素化アモルファスシ
リコンにて成膜されたPC層103と、SiO2 層とT
iO2 層を交互に重ねて形成された誘電体ミラー層10
4とが順次積層されており、第2の透明基板107には
ITO膜である透明電極106が形成されている。
【0024】また、これら2つの透明基板101,10
7の間には、第1の透明基板101から入射される信号
光202に応じて状態が変化する光変調層として液晶層
105が挟持されている。なお、これら第1の透明基板
101から順に形成されたPC層103、誘電体ミラー
層104及び液晶層105とにより光変調部100が形
成されるようになっている。
【0025】そして、信号光202を取り出すための信
号取出光200は、第2の透明基板107側から入射し
た後、誘電体ミラー104により反射されていくが、そ
の際、第1の透明基板101からPC層103に入射す
る信号光202に応じて変化する液晶層105により変
調され、出力光201となって出力されるようになって
いる。
【0026】なお、このような構成の空間光変調素子1
は、次のように作製される。
【0027】まず、透明電極102としてITO膜(イ
ンジウム・スズ酸化膜)を第1の透明基板101上にス
パッタリング法で形成する。次に、この第1の透明基板
102を低圧プラズマ装置に設置し、この装置内で約2
00℃に加熱すると共に装置内にSiH4 /H2 の混合
ガスを導入し、この後低圧プラズマ装置内に高周波電源
によりSiH4 /H2 の混合プラズマを励起して基板1
01上に水素化アモルファスシリコン膜を形成してPC
層103を成膜する。さらに、この後、このPC層10
3の上にSiO2 層とTiO2 層を交互に27層重ねて
反射層として誘電体ミラー層104を形成する。
【0028】次に、第2の透明基板107に透明基板1
01と同様に透明電極106となるITO膜をスパッタ
リング法で形成し、この後第1の透明基板101と第2
の透明基板107により液晶層105を挟持して空間光
変調素子1が作製される。
【0029】ところで、図2は、PC層103(水素化
アモルファスシリコン)の光入射に対する分光感度を、
また図3は誘電体ミラー層104の反射率の分光特性を
示すものであり、これら図2及図3からわかるように、
誘電体ミラー104の反射波長範囲は、PC層103の
光導電率が変化する感度波長のうち所定の感度波長を含
まないようになっている。
【0030】そして、このように所定の感度波長を含ま
ないように反射波長範囲を設定することにより、信号取
出光200に含まれる所定の感度波長を有する光が誘電
体ミラー104を透過するようになり、これによりPC
層103が変化し、信号取出側からの光によってPC層
103を制御(リセット)できるようにしている。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態に係る空
間光変調素子について説明する。
【0032】図4は、第2の実施の形態に係る空間光変
調素子の構造を示す断面図であり、第1の実施の形態と
同様に第1の透明基板101としてガラス基板を用いた
ものである。同図において、1’は反射型の空間光変調
素子、108はアモルファスシリコンゲルマニウム膜よ
りなる遮光層であり、この遮光層108の遮光波長範囲
はPC層103の所定の感度波長を含まない範囲として
いる。なお、100’は、PC層103、遮光層10
8、誘電体ミラー層104及び液晶層105とを有する
光変調部である。
【0033】そして、このように遮光層108の遮光波
長範囲をPC層103の所定の感度波長を含まない範囲
とすることにより、誘電体ミラー104を透過した光の
中にもPC層103の光感度を有する光が含まれるよう
になり、これにより信号取出側からの光によってPC層
103を制御(リセット)できるようにしている。
【0034】なお、本実施の形態に係る空間光変調素子
の作製は、まず透明電極102としてITO膜(インジ
ウム・スズ酸化膜)を第1の透明基板101上にスパッ
タリング法で形成し、さらに高周波プラズマ法により水
素化アモルファスシリコンを形成する。その後、SiH
4 /H2 の混合ガスの他にGeH4 を加えた混合ガスに
よりアモルファスシリコンゲルマニウム膜を成膜し、遮
光層108を形成する。更に、この遮光層108の上に
Sio2 層とTiO2 層を交互に27層重ねて誘電体ミ
ラー層104を形成する。
【0035】次に、第2の透明基板107に透明電極1
06としてITO膜を形成し、第1の透明基板101と
第2の透明基板107の間に液晶層105を成す液晶を
挟持して空間光変調素子1’が作製される。
【0036】次に、既述した構成の空間光変調素子を用
いた本発明の第3の実施の形態に係る映像投影装置につ
いて説明する。
【0037】図5は、第1の実施の形態に係る空間光変
調素子1を用いた本実施の形態に係る映像投影装置の構
成を示す図であり、本実施の形態においては、空間光変
調素子1への信号光の書き込みはCRT6を用い、像形
成のための光学系7としてはファイバープレ−トを用い
た場合を示している。
【0038】同図において、2は空間光変調素子1の信
号取出し側に設けられ、集光ミラー2a付きのメタルハ
ライドランプ2bを使用した光源であり、この光源2か
らの信号取出光200は反射ミラー11で反射された
後、偏光ビームスプリッタ3にてS偏光のみが反射され
て空間光変調素子1に入射するようになっている。ま
た、この空間光変調素子1に入射した光は、空間光変調
素子1の信号入力側に設けられた書き込み部であるCR
T6から入射した信号光に応じた液晶層(図1及び図4
参照)の変化により偏光度が変調されて出射されるよう
になっている。
【0039】さらに、この変調光は、偏光ビームスプリ
ッタ3により透過光と反射光とに分離された後、透過光
のみが出力光201として投影レンズ4を通過し、この
後スクリーン5に投影され、CRT6による信号光に対
応した出力を表示するようになっている。
【0040】一方、10は光源2と反射ミラー11の間
に設けられた初期化手段である回転フィルタであり、こ
の回転フィルタ10は、光源2からの信号取出光200
のうち空間光変調素子1のPC層(図1参照)が感度を
持つ波長を除去するよう、例えば回転式のフィルタに赤
外光を反射する多層膜を形成することで実現されたもの
である。なお、10Aは回転フィルタ10の回転軸であ
る。
【0041】ところで、この回転フィルタ10には、図
6に示すようにフィルタ機能を有していない部分が、例
えば回転フィルタ10を一部扇状に切欠いて形成されて
いる。また、この回転フィルタ10は、信号光の書き換
え同期と同じ同期、即ち第1の信号光が入光した後、次
の信号光が入光する間に、この切欠10aが光源2と反
射ミラー11との間に形成される光路上を通過するタイ
ミングで回転するようになっている。
【0042】ここで、このような光変調層を初期化する
所定の感度波長の光を信号取出光から形成する初期化信
号形成手段である切欠10aが形成された回転フィルタ
10を備えることにより、通常はこの回転フィルタ10
により信号取出光200のうちの赤外光が遮光される一
方、第1の信号光とそれに続く第2の信号光の間は回転
フィルタ10の切欠10aが光路上を通過するようにな
り、PC層(図1参照)に感度を有する赤外光が誘電体
ミラー(図1参照)を透過し、PC層に照射されるよう
になる。
【0043】そして、このように回転フィルタ10を設
けると共に信号取出光200からリセット光である赤外
光を形成する一方、第1の信号光とそれに続く第2の信
号光の間に、空間光変調素子1の取り出し側(出力側)
からPC層に感度を有する赤外光であるリセット光を照
射することにより、第1の信号光により形成されたPC
層の状態をリセットすることができ、これにより第2の
信号光に影響を与えないようにすることができる。
【0044】次に、第4の実施の形態に係る映像投影装
置を説明する。
【0045】図7は、本実施の形態に係る映像投影装置
の構成を示す図であり、この映像投影装置は空間光変調
素子1、光源2、偏光ビームスプリッタ3、書き込み用
CRT6、書き込み光学系用ファイバープレート7、投
影レンズ4、スクリーン5を備える一方、初期化手段と
して回転フィルタ10の代わりに回転反射板12を備え
たものである。なお、12Aは回転反射板12の回転軸
である。
【0046】ところで、この回転反射板12は図8に示
すように、可視光線を反射して赤外光線を通過するいわ
ゆるコールドミラー部12aと、Ag等を蒸着して赤外
光を反射するようにした初期化信号形成手段である赤外
光反射部12bとを有したものである。
【0047】ここで、このような回転反射板12を設け
ることにより、光源2からの光のうちの赤外光Lは、通
常図7の破線で示すように回転反射板12を透過して空
間光変調素子3には到達しないが、赤外光反射部12b
が光路上に来た場合には赤外光を含んだ取出し光が空間
光変調素子1に入射するようになる。
【0048】そして、この回転反射板12を、既述した
第1の実施の形態と同様に書き込み用CRT6の入力に
同期すると共に第1の信号光と第2の信号光の間のタイ
ミングで赤外光反射部12bが光路上を通過するように
回転させることで、第1の信号光の影響を第2の信号光
に与えないためのリセット光を信号取出光200に含ま
せることが可能となる。
【0049】なお、これまでの説明では回転フィルタ1
0に切欠10aを、また回転反射板12に赤外光反射部
12bを、それぞれ一箇所に設けた場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず入力の切換えのタイミング
に合わせて回転スピードを変化させるようにすれば2箇
所以上設けることもできる。
【0050】次に、第5の実施の形態に係る映像投影装
置を説明する。
【0051】図9は、本実施の形態に係る映像投影装置
の構成を示す図であり、空間光変調素子1、光源2、偏
光ビームスプリッタ3、投影レンズ4、スクリーン5、
書き込み用CRT6と、書き込み光学系用ファイバープ
レート7を備える一方、既述した回転フィルタ10、回
転反射板12の代わりに同期シャッター15、コールド
ミラー16及び反射ミラー17から構成される初期化手
段を備えたものである。
【0052】ここで、このコールドミラー16は赤外光
を透過するものであり、同期シャッター15は第1の信
号光と第2の信号光の間のタイミングで開く構成のもの
である。また、反射ミラー17は凸面を有し、コールド
ミラー16を透過した赤外光Lを同図に示すように反射
して空間光変調素子1に入射するためのものである。
【0053】そして、このような構成とすることによ
り、光源2からの信号取出光200は、コールドミラー
16で反射され、赤外光以外が偏光ビームスプリッタ3
を通過して偏光となる一方、信号取出光200に含まれ
る赤外光Lはコールドミラー16を透過した後、反射ミ
ラー17により光路を変えられて直接空間光変調素子1
に向かうようになる。なお、この赤外光Lは、通常は閉
じられている同期シャッター15により遮断されるた
め、空間光変調素子1には入射しない。この状態で偏光
ビームスプリッタ3からの赤外光を含まない光を液晶層
で変調して出射する。
【0054】一方、この同期シャッター15が、CRT
6からの入力の切換えのタイミングつまり第1の信号光
と第2の信号光の間のタイミングで開かれると、空間光
変調素子1のPC層へ、信号取出光200と重畳して赤
外光Lが入射するようになる。これにより、第1の信号
光により形成されたPC層の状態をリセットすることが
でき、第2の信号光に影響を与えないようにすることが
できる。
【0055】次に、第6の実施の形態に係る映像投影装
置を説明する。
【0056】図10は、本実施の形態に係る映像投影装
置の構成を示す図であり、空間光変調素子1、光源2、
偏光ビームスプリッタ3、投影レンズ4、スクリーン
5、書き込み用CRT6、書き込み光学系用ファイバー
プレート7を備える一方、赤外光反射ミラー14、反射
ミラー16及び同期シャッター15から構成される初期
化手段を備えている。なお、光源2は空間光変調素子1
側に設けられている。
【0057】ここで、赤外光反射ミラー14は赤外光L
を反射すると共に、反射させた赤外光Lを空間光変調素
子1に向かって照射させるように設置されている。そし
て、赤外光反射ミラー14により、光源2からの信号取
出光200は赤外光が除去された状態で反射ミラー13
に向かった後、反射され、更に偏光ビームスプリッタ3
で偏光されて空間光変調素子1に入射する。そして、こ
の入射光はCRT6から信号光により変調された後、出
力光201としてスクリーン5上に出力される。
【0058】なお、赤外光反射ミラー14により反射さ
せられた赤外光Lは空間光変調素子1に向かうが、この
赤外光Lは通常は閉じられている同期シャッター15に
より遮断されるため、空間光変調素子1には入射しな
い。
【0059】一方、この同期シャッター15が、CRT
6からの入力の切換えのタイミングつまり第1の信号光
と第2の信号光の間のタイミングで開かれると、空間光
変調素子1のPC層へ信号取出光200と重畳して赤外
光Lが入射するようになる。これにより、第1の信号光
により形成されたPC層の状態をリセットすることがで
き、第2の信号光に影響を与えないようにすることがで
きる。
【0060】次に、第7の実施の形態に係る映像投影装
置を説明する。
【0061】図11は、本実施の形態に係る映像投影装
置の構成を示す図であり、空間光変調素子1、光源2、
偏光ビームスプリッタ3、投影レンズ、スクリーン5、
コールドミラー8、反射ミラー9を備える一方、空間光
変調素子1の出力側に、初期化手段として光源2とは別
のリセット用の赤外光を発生するリセット用光源18を
設けると共に、リセット用光源18をCRT6からの入
力光の切換えに対応して動作させることにより、第1の
信号光によるPC層の変化が第2の信号光に対して影響
を与えないようにすることができる。
【0062】次に、第8の実施の形態に係る映像投影装
置を説明する。
【0063】図12は、本実施の形態に係る映像投影装
置の構成を示す図であり、空間光変調素子1、光源2、
偏光ビームスプリッタ3、投影レンズ4、スクリーン
5、コールドミラー8、反射ミラー9を備える一方、リ
セット用の赤外光を発生するリセット用光源19と同期
シャッター15とから構成される初期化手段を備えてい
る。
【0064】そして、CRT6からの入力光の切換えの
タイミングに同期して同期シャッター15を開くことに
より、第1の信号光によるPC層の変化をリセットし、
第2の信号光に対して影響を与えないことが可能とな
る。なお、このリセット用光源19は常時点灯していて
も構わない。
【0065】ところで、これまでの説明において、光源
2としてメタルハライドランプ2bを用いたもの挙げて
いるが、ハロゲンランプ、Hgアークランプ等を用いた
ものを使用することもできる。また、第5及び第6の実
施の形態においては、LED光源等も用いることが可能
である。
【0066】さらに、偏光ビームスプリッタ3は、液晶
層が偏液晶層と異なる場合には、単なるビームスプリッ
タでも代用できる。また更に、書き込み信号の発生源と
したCRT6はこれに限定されるものではなく、LED
パネル、レーザスキャン装置、等の光画像形成可能なも
のであれば代替可能である。また、書き込み光学系とし
て記載したファイバープレート以外にプレートレンズ、
レンズ結像系、反射結像系等の使用も可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号取出光に含まれる光導電層の光導電率を変化させる感
度波長の光が誘電体ミラー層等を透過するようになるの
で、信号取出側から光導電層をリセットできる。これに
より、光導電層側以外からのリセットが可能となり、入
射画像の書き込み側の構成の制限を少なくでき、小型化
や無調整化などの利点が生かせるようになる。
【0068】また、光源と空間光変調素子との間に設け
た初期化手段により、信号光にて変化した光導電層の光
導電率を次の信号光が入射される前に初期値に戻すこと
ができ、次の信号光が前の信号光の影響を受けないよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る空間光変調素
子の構造を示す断面図。
【図2】上記空間光変調素子のPC層の分光感度を示す
図表。
【図3】上記空間光変調素子の誘電体ミラーの分光反射
率を示す図表。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る空間光変調素
子の構造を示す断面図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る映像投影装置
の構成を示す図。
【図6】上記映像投影装置の回転フィルタの平面図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る映像投影装置
の構成を示す図。
【図8】上記映像投影装置の回転反射板の平面図。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る映像投影装置
の構成を示す図。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係る映像投影装
置の構成を示す図。
【図11】本発明の第7の実施の形態に係る映像投影装
置の構成を示す図。
【図12】本発明の第8の実施の形態に係る映像投影装
置の構成を示す図。
【図13】従来の空間光変調素子を用いた画像投影装置
の構成図。
【符号の説明】 1,1’,1A 空間光変調素子 100,100’ 光変調部 101,107 透明基板 102,106 透明電極 103 PC層 104 誘電体ミラー層 108 遮光層 2 光源 200 信号取出光 202 信号光 6 CRT 10 回転フィルタ 10a 切欠き 12 回転反射板 12b 赤外光反射部 14 赤外光反射ミラー 15 同期シャッター 16 コールドミラー 17 反射ミラー 18,19 リセット用光源 L 赤外光

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明電極がそれぞれ形成された信号入力
    側及び信号取出側の一対の透明基板間に設けられた光導
    電層と、誘電体ミラー層と、光変調層とを有する空間光
    変調素子において、 前記信号取出側の透明基板から入射される光に含まれる
    前記光導電層の光導電率を変化させる感度波長を有する
    光のうち、所定の感度波長を有する光が前記誘電体ミラ
    ー層を透過するよう該誘電体ミラー層の反射波長範囲が
    設定されていることを特徴とする空間光変調素子。
  2. 【請求項2】 透明電極がそれぞれ形成された信号入力
    側及び信号取出側の一対の透明基板間に設けられた光導
    電層と、遮光層と、誘電体ミラー層と、光変調層とを有
    する空間光変調素子において、 前記信号取出側の透明基板から入射される光に含まれる
    前記光導電層の光導電率を変化させる感度波長を有する
    光のうち、所定の感度波長を有する光が前記誘電体ミラ
    ー層及び前記遮光層を透過するよう該誘電体ミラー層の
    反射波長範囲及び該遮光層の遮光波長範囲が設定されて
    いることを特徴とする空間光変調素子。
  3. 【請求項3】 前記光変調層として液晶層を用いたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の空間光変調素子。
  4. 【請求項4】 前記透明電極及び透明基板は可視光線に
    対し透明であると共に、前記各透明基板から入射される
    光に対しても透明であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の空間光変調素子。
  5. 【請求項5】 空間光変調素子と、前記空間光変調素子
    に信号光を入射するよう該空間光変調素子の信号入力側
    に設けられた書き込み部と、前記信号光を取り出すため
    の信号取出光を前記空間光変調素子に入射するよう該空
    間光変調素子の信号取り出し側に設けられた光源とを備
    えた画像投影装置において、 前記空間光変調素子を請求項1乃至4記載の空間光変調
    素子とする一方、該空間光変調素子と前記光源の間には
    前記信号光にて変化した前記光導電層の光導電率を次の
    信号光が入射される前に初期値に戻す初期化手段を設け
    たことを特徴とする画像投影装置。
  6. 【請求項6】 前記初期化手段は、前記光導電層の光導
    電率を変化させる感度波長の光のうち所定の感度波長の
    光を該空間光変調素子に入射させて前記光変調層を初期
    化するように構成されていることを特徴とする請求項5
    記載の画像投影装置。
  7. 【請求項7】 前記初期化手段は、前記光変調層を初期
    化する所定の感度波長の光を前記信号取出光から形成す
    る初期化信号形成手段を有していることを特徴とする請
    求項5及び6記載の画像投影装置。
  8. 【請求項8】 前記初期化手段は、前記所定の感度波長
    の光を前記信号取出光に重畳して前記空間光変調素子に
    入射することを特徴とする請求項7記載の画像投影装
    置。
  9. 【請求項9】 前記初期化手段は、前記信号取出光を入
    射する光源とは別な光源を用いて前記所定の感度波長の
    光を形成することを特徴とする請求項5及び6記載の画
    像投影装置。
JP22416296A 1996-08-26 1996-08-26 空間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置 Pending JPH1068968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22416296A JPH1068968A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 空間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22416296A JPH1068968A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 空間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1068968A true JPH1068968A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16809510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22416296A Pending JPH1068968A (ja) 1996-08-26 1996-08-26 空間光変調素子及びこれを用いた画像投影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1068968A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002520675A (ja) * 1998-07-15 2002-07-09 ハンプ,ノルベルト フォトクロミック層を有する光モジュレータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002520675A (ja) * 1998-07-15 2002-07-09 ハンプ,ノルベルト フォトクロミック層を有する光モジュレータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3069860B1 (ja) 単板式カラープロジェクタ
US5621547A (en) Illumination device and application to a display device
JPS602916A (ja) 投写式液晶表示装置
WO1995010058A1 (en) Reflection hologram multiple-color filter array and flat panel display incorporating same
JPH08278512A (ja) 液晶表示装置
TW591953B (en) Projection display system
TW200532352A (en) Optical system, image projection device and method thereof
JPS603291A (ja) 投写式液晶表示装置
JP3058378B2 (ja) 液晶パネル及びそれを用いた液晶投写型テレビ
KR101418838B1 (ko) 액정 표시 장치 및 투사형 표시 장치
JPH10339852A (ja) 投射型表示装置
KR100358800B1 (ko) 프로젝션 시스템
JPS63284592A (ja) 投写型液晶表示装置
JP3643658B2 (ja) 光書込反射型空間光変調器
JP2929074B2 (ja) 偏光光学装置
JP2562365B2 (ja) カラーディスプレイ装置
KR200371900Y1 (ko) 프로젝터용 개선된 편광 장치
KR100257608B1 (ko) 투사형 화상 표시 장치
KR100590246B1 (ko) 프로젝션 시스템
JP3047841B2 (ja) 投写型表示装置
JP3817375B2 (ja) 映像表示装置およびその色分離ユニット
KR100499515B1 (ko) 반사형 패널 및 이를 이용한 광학계
KR100557638B1 (ko) 3 판식 액정 프로젝터의 광학계
JP3530661B2 (ja) 投写型画像表示装置
JPH0566414A (ja) カラー表示装置