JPH1069594A - 車両事故検出装置 - Google Patents

車両事故検出装置

Info

Publication number
JPH1069594A
JPH1069594A JP22714396A JP22714396A JPH1069594A JP H1069594 A JPH1069594 A JP H1069594A JP 22714396 A JP22714396 A JP 22714396A JP 22714396 A JP22714396 A JP 22714396A JP H1069594 A JPH1069594 A JP H1069594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accident
vehicle
collision
road
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22714396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Mizukoshi
雅司 水越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP22714396A priority Critical patent/JPH1069594A/ja
Publication of JPH1069594A publication Critical patent/JPH1069594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、監視員による監視作業を必要
とせずに、道路上で発生する車両事故を検出できるよう
な車両事故検出装置を提供することである。 【解決手段】上記課題は、路側設置物の物理的な変動を
検出する変動検出手段と、該変動検出手段にて検出され
た変動の状態に基づいて当該路側設置物に対する車両の
衝突を判定する事故発生判定手段とを有する車両事故検
出装置にて解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路上において発生
した車両事故を検出する装置に係り、詳しくは、車両の
路側設置物への衝突、路上における車両同士の衝突、車
両の路上落下物への衝突等の車両事故を検出するための
車両事故検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】路上において発生する車両事故を検出す
るためには、路上の監視すべき地点に向けて監視カメラ
を設置し、その監視カメラから得られる映像をモニタに
映しだすことが一般的に考えられる。即ち、監視員がこ
のモニタに映しだされた映像を見て実際にその地点で車
両事故が発生したか否かを判断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、路上での車両
事故はいつ発生するか判らないので、上記のように監視
カメラを用いて路上において発生する車両事故を検出す
る方法では、監視員が昼夜を問わず常時路上で発生しう
る車両事故を監視しなければならない。そのため、主要
な地点での車両事故検出はある程度可能かもしれない
が、長い距離に亘った道路上で発生しうる車両事故を検
出することは困難である。
【0004】そこで、本発明の課題は、特に、監視員に
よる監視作業を必要とせずに、道路上で発生する車両事
故を検出できるような車両事故検出装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る車両事故検出装置は、請求項1に記載
されるように、路側設置物の物理的な変動を検出する変
動検出手段と、該変動検出手段にて検出された変動の状
態に基づいて当該路側設置物に対する車両の衝突を判定
する事故発生判定手段とを有する構成とした。
【0006】車両が路側設置物に衝突すると該路側設置
物が物理的に急激にかつ大きく変動する。このような路
側設置物の急激かつ大きな変動を変動検出手段が検出
し、その検出された変動の状態に基づいて事故発生判定
手段が当該路側設置物に対する車両の衝突を判定する。
【0007】路側設置物とは、ガードレール等の路側に
設置された物体である。上記車両事故検出装置におい
て、ガードレール等のように路側の長い距離に亘って設
置された路側設置物に対する車両の衝突事故を確実に検
出できるという観点から、本発明は、請求項2に記載さ
れるように、上記変動検出手段は、該路側設置物にセッ
トされ、該路側設置物の物理的な振動を検出する複数の
センサを有し、事故発生判定手段が、該複数のセンサに
て検出された振動の状態に基づいて当該路側設置物に対
する車両の衝突を判定するようにした。
【0008】このような車両事故検出装置では、路側の
長い距離に亘って設置されたガードレールのような路側
設置物であっても、車両が衝突により部分的に発生する
路側設置物の急激かつ大きな振動を複数のセンサの何れ
かによって検出することができる。そして、事故発生判
定手段は、その検出された振動の状態に基づいて車両の
当該路側設置物への衝突を判定する。
【0009】上記振動を検出するセンサは、例えば、加
速度を検出する所謂Gセンサで構成することができる。
更に、このように複数のセンサを路側設置物にセットし
た車両事故検出装置において、センサの数を特に増やさ
なくても、路側設置物に対する車両の衝突位置を特定す
ることができるという観点から、本発明は、請求項3に
記載されるように、上記複数のセンサを路側設置物にセ
ットした車両事故検出装置において、更に、複数のセン
サで検出される振動の状態変化のタイミングの違いに基
づいて車両が当該路側設置物に衝突した位置を推定する
位置推定手段を有する構成とした。
【0010】車両が路側設置物に衝突すると、その衝突
に起因した振動がその衝突位置から路側設置物内を順次
伝播してゆく。そのため、複数のセンサで検出される振
動の衝突に起因した状態変化のタイミングが衝突位置か
らの距離に応じて異なる。従って、位置推定手段は、逆
に複数のセンサで検出される振動の状態変化のタイミン
グの違いに基づいて当該衝突位置を推定する。
【0011】更に、車両の路側設置物への衝突は勿論の
こと、車両同士の衝突、車両の路上落下物への衝突等の
検出も可能とした車両事故検出装置において、上記課題
を解決するため、本発明は、請求項4に記載されるよう
に、道路内で発生する音を検知する音検知手段と、該音
検知手段にて検知された音の状態に基づいて道路内で車
両が何らかの物体に衝突したことを判定する事故発生判
定手段とを有する構成とした。
【0012】車両が何らかの物体に衝突すると、その衝
突に起因して衝撃音が発生する。このような状況で音検
知手段が検知する音の状態は衝撃音に対応した状態(例
えば、特種な周波数特性で、急激かつ大きな音圧の変
化)となっている。従って、その検知された音の状態に
基づいて事故発生判定手段が道路内で車両が何らかの物
体に衝突したことを判定する。
【0013】このような車両事故検出装置において、道
路の長い距離に亘って車両の衝突事故を検出できるとい
う観点から、本発明は、請求項5に記載されるように、
上記音検出手段は、道路に沿って配列されるとともに該
道路内に向けて設置された複数のマイクロフォンを有
し、事故発生判定手段が、該複数のマイクロフォンから
の出力信号の状態に基づいて道路内で車両が何らかの物
体に衝突したことを判定するようにした。
【0014】衝突事故の発生した地点に最も近いマイク
ロフォンからの出力信号の変動が最も大きい。従って、
事故発生判定手段は、少なくともこのように変動が最も
大きいマイクロフォンからの出力信号の状態に基づいて
道路内で車両が何らかの物体に衝突したことを判定す
る。
【0015】更に、複数のマイクロフォンを道路に沿っ
て配列させた車両事故検出装置において、マイクロフォ
ンの数を特に増やさなくても、長い距離の道路内での衝
突事故発生位置を特定できるという観点から、本発明
は、請求項6に記載されるように、上記複数のマイクロ
フォンを道路に沿って配列させた車両事故検出装置にお
いて、更に、複数のマイクロフォンからの出力信号の状
態変化の違いに基づいて車両が何らかの物体に衝突した
位置を推定する位置推定手段を有する構成とした。
【0016】車両が道路内の何らかの物体と衝突した場
合、その衝突位置に最も近いマイクロフォンの出力信号
の変動(例えば、音圧レベルの変動)が最も大きい。そ
して、その衝突位置から遠くになるに従ってマイクロフ
ォンの出力信号の変動が小さくなる。従って、位置推定
手段は、逆に複数のマイクロフォンからの出力信号の状
態変化の違いに基づいて車両の衝突位置を推定する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。第一の実施の形態では、路側設置
物、例えば、ガードレールに対する車両の衝突事故を検
出する装置を実現している。
【0018】図1に示すように、道路100の路側に所
定の長さのガードレール200が連続的に設置されてい
る。各ガードレール200には、加速度センサ(以下、
Gセンサという)10(1)、10(2)、...、1
0(n)が所定の間隔で取り付けてある。各Gセンサ
は、カードレール200に加わる衝撃に起因した振動を
検出し、その振動の大きさに応じた検出信号を出力す
る。
【0019】ガードレール200に取り付けられた各G
センサ10(1)、10(2)、...、10(n)
は、図2に示すように、処理ユニット20に接続されて
いる。この処理ユニット20は、各Gセンサからの検出
信号に基づいてガードレール200に対する車両の衝突
事故の有無を判定する。この処理ユニット20は、例え
ば、路側に設置した路上機内に収納されており、処理ユ
ニット20から出力される事故発生の判別信号は、管制
システム50に伝送される。管制システム50は、例え
ば、この事故発生判別信号に基づいた管制情報を、後続
の通信機能を有する車両に送信等する。
【0020】処理ユニット20は、各Gセンサに対して
設けられた信号処理部21(1)、21
(2)、...、21(n)及び事故判定部22
(1)、22(2)、...、22(n)を有してい
る。信号処理部21(i)(iは1〜nの何れかの数を
表わす。以下、同様)は、フィルタ回路等を有し、Gセ
ンサ10(i)からの検出信号からノイズを除去する。
事故判定部22(i)は、レベル比較回路、判定処理回
路等を有し、信号処理部21(i)を介したGセンサ1
0(i)からの検出信号の振幅レベルが所定の基準レベ
ルを超えるときに、事故発生の判定信号を出力する。
【0021】車両がガードレール200に衝突すると、
その衝撃によりガードレールが変動(振動)する。する
と、車両の衝突位置に最も近いGセンサ10(i)から
の検出信号のピークレベルが最も大きくなる。信号処理
部21(i)での処理を経たこの検出信号の波形は、例
えば、図3(a)に示すように、衝突が発生したときに
瞬時的に振幅が大きくなり、その後に急激に減衰するよ
うになる。この瞬時的に振幅が大きくなった検出信号の
ピークレベルが所定の基準値Th1、Th2を超えると
き、事故判定部22(i)のレベル比較回路から図3
(b)に示すようなレベル比較信号が出力される。そし
て、このレベル比較信号に基づいて判定処理回路が事故
発生の判定信号を生成し出力する。
【0022】このように事故判定部22(i)から出力
される事故発生の判定信号を受信した管制システム50
は、ガードレール200のGセンサ10(i)の近傍位
置に車両が衝突したことを認識する。なお、事故判定部
22(i)では、信号処理部21(i)を経たGセンサ
10(i)からの検出信号のレベルを直接基準レベルと
比較して事故発生の有無を判定しているが、この事故判
定部22(i)での処理は、これに限定されない。例え
ば、当該検出信号を微分処理し、その微分信号を所定の
基準レベルと比較して事故発生の有無を判定することも
できる。
【0023】上記処理ユニット20は、例えば、図4に
示すように構成することもできる。この例は、Gセンサ
10(i)と10(i+1)との間の位置に車両が衝突
した場合、該車両の衝突により発生した振動が各Gセン
サ10(i)、10(i+1)まで伝播する間に減衰し
て検出信号のピークレベルが基準レベルTh1、Th2
に達しないことがある。図4に示す処理ユニット20
は、このような場合でも、車両衝突事故を的確に判定で
きるようにしたものである。
【0024】図4において、処理ユニット20は、上記
例(図2参照)と同様に、各Gセンサ10(i)に対応
して信号処理部21(i)及び事故判定部22(i)を
有している。この処理ユニット20は、さらに、波形比
較器23及び最終事故判定部24を有している。各事故
判定部22(i)は、上記例と同様のアルゴリズムに従
って車両の衝突事故の有無を判定する。各事故判定部2
2(i)が車両の衝突事故の発生を判定したときは、そ
の判定信号は、波形比較器23をバイパスして最終事故
判定部24に提供される。そして、いずれかの事故判定
部からこの判定信号を入力した最終事故判定部24は、
衝突を検出したGセンサの位置と当該事故判定結果を管
制システム50に送信する。
【0025】また、波形比較器23は、各事故判定部2
2(i)の判定処理で用いる基準レベルTh1、Th2
より小さい所定基準レベルを超える検出信号を特定する
(例えば、Gセンサ10(i)からの検出信号)。更
に、この波形比較器23では、隣接するGセンサ10
(i−1)及び10(i+1)からの検出信号のうちか
らその特定された検出信号と類似する波形の検出信号が
抽出される。波形比較器23は、この特定した検出信号
のピークレベルと抽出した検出信号のピークレベルに基
づいて(例えば、それらの和に基づいて)ガードレール
200への衝突事故の発生を判定する。
【0026】その判定結果は、波形比較器23から最終
事故判定部24に提供され、最終事故判定部24は、波
形比較器23での判定結果から得られる衝突を検出した
隣接するGセンサの位置を含めた最終的な判定結果を管
制システム50に送信する。更に、上記処理ユニット2
0は、図5に示すようにも構成することができる。
【0027】2つのGセンサの間の位置において車両が
ガードレール200に衝突すると、その衝撃に基づいた
振動はガードレール20を伝播して衝突位置に近いGセ
ンサにより早く到達する。従って、この例は、複数のG
センサからの検出信号に基づく事故判定時刻の差に基づ
いて車両の衝突位置を特定するものである。
【0028】図5において、処理ユニット20は、上記
例(図2参照)と同様に、各Gセンサ10(i)に対応
して設けられた信号処理部21(i)及び事故判定部2
2(i)を有している。この処理ユニット20は、更
に、各事故判定部22(i)での判定時刻を記録する事
故時刻記録部25(i)、位置特定処理部26及び事故
位置通報処理部27を有している。
【0029】Gセンサ10(i)と10(i+1)から
の検出信号に基づく事故判定時刻の差ΔTと事故発生位
置との関係が、例えば、図7に示すように、予め実験的
に求められている。位置特定処理部26は、この事故判
定時刻の差ΔTと事故発生位置との関係を示すマップ
(図7参照)を格納している。この位置特定処理部26
は、例えば、図6に示す手順に従って事故位置の特定処
理を行う。
【0030】図6において、位置特定処理部26は、i
番目のGセンサ10(i)からの検出信号に基づいて事
故発生の判定がなされたことを認識すると(S1)、隣
のGセンサ10(i+1)からの検出信号に基づいた事
故判定結果を入力する(S2)。そして、位置特定処理
部26はその判定結果が事故発生を表わすものか否かを
判定する(S3)。
【0031】その判定結果が事故発生を表わすものであ
るとの判定がなされると、位置特定処理部26は、Gセ
ンサ10(i)からの検出信号に基づいて事故判定され
た時刻TGiと隣のGセンサ10(i+1)からの検出信
号に基づいて事故判定がなされた時刻TGi+1との差ΔT
を演算する(S4)。そして、位置特定処理部26は、
図7に示すマップを参照してこの差ΔTに対応する位置
Mを特定する。例えば、ΔT=0のときは、Gセンサ1
0(i)と10(i+1)との間の中央位置が、ΔT>
0のときは、その中央位置からΔTに対応した距離だけ
Gセンサ10(i)に寄った位置が、また、ΔT<0の
ときは、その中央位置からΔTに対応した距離だけGセ
ンサ10(i+1)に寄った位置がそれぞれ特定され
る。
【0032】一方、隣のGセンサ10(i+1)からの
検出信号に基づいて事故発生の判定がなされていない場
合(S3、No)、位置特定処理部26は、更に、逆隣
のGセンサ10(i−1)からの検出信号に基づいてな
された事故判定結果を入力し(S6)、その判定結果が
事故発生を表わすものか否かを判定する(S7)。その
判定結果が事故発生を表わすものであると判定される
と、位置特定処理部26は、Gセンサ10(i)の検出
信号に基づいて事故発生の判定がなされた時刻TGiとG
センサ10(i−1)の検出信号に基づいて事故発生の
判定がなされた時刻TGi-1との差ΔTを演算する(S
8)。そして、位置特定処理部26は、図7に示すマッ
プを参照して、この演算された差ΔTに対応した位置M
を特定する(S9)。
【0033】なお、上記逆隣のGセンサ10(i−1)
からの検出信号に基づいて事故発生の判定がなされてい
ない場合(S7、No)、位置特定処理部26は、Gセ
ンサ10(i)の位置で事故が発生したと判定する(S
10)。上記のように位置特定処理部26が事故発生の
位置を特定すると、その情報を受信した事故位置通報処
理部27は、事故発生の情報とともにその事故が発生し
た位置を管制システム50に通報(送信)する処理P1
0を実行する。
【0034】上述したように2つのGセンサからの検出
信号の出力タイミングの差に対応した事故発生判定時刻
の差に基づいて事故発生の位置を特定するようにする
と、ガードレール200に取付けるGセンサの数を増や
さなくても、事故発生の位置が精度よく特定することが
できる。
【0035】次に本発明の第二の形態について説明す
る。この第二の形態では、ガードレール等の路側設置物
に対する車両の衝突事故だけでなく、路上で発生した車
両同士の衝突事故、車両と路上落下物との衝突事故をも
検出できる装置を実現している。
【0036】図8に示すように、道路100の路側に設
置されたガードレール200の外側に所定の間隔で並ぶ
ように複数のマイクロフォン11(1)、11
(2)、...、11(n)、11(n+1)、...
が設置されている。各マイクロフォンは、所定の指向性
を持ち、道路100の方を向いている。そして、道路1
00上で発生する音が各マイクロフォン11(i)にて
検出され、各マイクロフォン11(i)は、その音に応
じた検出信号を出力する。
【0037】このように設置された各マイクロフォン1
1(1)、11(2)、...、11(n)は、図9に
示すように、処理ユニット30に接続されている。この
処理ユニット30は、各マイクロフォンからの検出信号
に基づいて、路上で発生した車両の衝突事故の有無を判
定する。この処理ユニット30も、上述した例と同様
に、路側に設置した路上機内に収納されており、処理ユ
ニット30から出力される、事故発生の判定信号は、管
制システムに伝送される。
【0038】上記処理ユニット30は、各マイクロフォ
ン11(i)に対して設けられた信号処理部31
(i)、音圧レベル記録部32(i)及び事故判定部3
3(i)を有している。各信号処理部31(i)は、バ
ンドパスフィルタまたは、FFT処理回路を有し、衝突
事故で発生する特有の衝突音に対応した周波数特性での
信号調整処理を行なう。各音圧レベル記録部32(i)
は、対応する信号処理部31(i)からにて調整された
検出信号の音圧レベルを記録する。各事故判定部33
(i)は、レベル比較回路、判定処理回路等を有し、対
応する音圧レベル記録32(i)で記録された音圧レベ
ル所定の基準レベルを超えるときに、事故発生の判定信
号を出力する。
【0039】車両がガードレール200、他の車両、落
下物等に衝突すると、特有の衝撃音が発せられる。する
と、車両の衝突位置に最も近いマイクロフォン11
(i)からの検出信号の音圧レベルが最も大きくなる。
信号処理部31(i)での処理を経たこの検出信号の波
形は、前述した図3(a)に示す波形に類似したものと
なる。検出信号から得られる音圧レベルが所定の基準レ
ベルを超えるとき、事故判定部33(i)のレベル比較
回路から、前述した例と同様に、図3(b)に示すよう
なレベル比較信号が出力される。そして、このレベル比
較信号に基づいて判定処理回路が事故発生の判定信号を
生成し出力する。
【0040】なお、事故判定部33(i)では、信号処
理部31(i)を経たマイクロフォン11(i)からの
検出信号の音圧レベルを直接基準レベルと比較して事故
発生の有無を判定しているが、この事故判定部33
(i)での処理は、これに限定されない。例えば、当該
検出信号を微分処理し、その微分信号を所定の基準レベ
ルと比較して事故発生の有無を判定することもできる。
【0041】上記処理ユニット30は、更に、位置特定
処理部34及び事故位置通報処理部35を有している。
2つのマイクロフォンの間の位置において車両が物体に
衝突した場合、その衝撃に基づいた各マイクロフォンか
らの検出信号の音圧レベルを比べると、より衝突位置に
近いマイクロフォンからの検出信号の音圧レベルがより
大きくなる。上記位置特定処理部34は、各マイクロフ
ォンからの検出信号の音圧レベルの比に基づいて車両の
路上物体への衝突位置を特定する。隣接するマイクロフ
ォン11(i−1)と11(i)からの検出信号の音圧
レベルの比ΔDと事故発生位置との関係が、例えば、図
11に示すように、予め実験的に求められている。位置
特定処理部34は、この音圧レベルの比ΔDと事故発生
位置との関係を示すマップ(図11参照)を格納し、例
えば、図10に示す手順に従って事故位置の特定処理を
行う。
【0042】図11において、位置特定処理部34は、
i番目のマイクロフォン11(i)からの検出信号の音
圧レベルに基づいて事故判定がなされたことを認識する
と(S11)、隣のマイクロフォン11(i−1)から
の検出信号の音圧レベルに基づいた事故判定結果を入力
する(S12)。そして、位置特定処理部34は、その
判定結果が事故発生を表わすものか否かを判定する(S
13)。
【0043】その判定結果が事故発生を表わすものであ
るとの判定がなされると、位置特定処理部34は、マイ
クロフォン11(i)からの検出信号の音圧レベルDn
と隣のマイクロフォン11(i−1)からの検出信号の
音圧レベルDn-1 との比ΔD ΔD=Dn-1 /Dn を演算する(S14)。そして、位置特定処理部34
は、図11に示すマップを参照してこの比ΔDに対応す
る位置を特定する。例えば、ΔD=1のときは、マイク
ロフォン11(i)と11(i−1)との間の中央位置
が、ΔD>1のときは、その中央位置からΔDに対応し
た距離だけマイクロフォン11(i−1)によった位置
が、また、ΔD<1のときは、その中央位置からΔDに
対応した距離だけマイクロフォン11(i)に寄った位
置がそれぞれ特定される。
【0044】一方、隣のマイクロフォン11(i−1)
からの検出信号の音圧レベルに基づいて事故発生の判定
がなされていない場合、(S13、No)、位置特定処
理部34は、更に、逆隣のマイクロフォン11(i+
1)からの検出信号の音圧レベルに基づいてなされた事
故判定結果を入力し(S16)、その判定結果が事故発
生を表わすものか否かを判定する(S17)。その判定
結果が事故発生を表わすものであると判定されると、位
置特定処理部34は、マイクロフォン11(i)からの
検出信号の音圧レベルDn と当該逆隣のマイクロフォン
11(i+1)からの検出信号の音圧レベルDn+1 との
比ΔDを演算する(S18)。そして、位置特定処理部
34は、図11に示すマップを参照して、この演算され
た差ΔDに対応した位置を特定する(S19)。
【0045】なお、上記逆隣のマイクロフォン11(i
+1)からの検出信号の音圧レベルに基づいて事故発生
の判定がなされていない場合(S17、No)、位置特
定処理部34は、マイクロフォン11(i)の位置で事
故が発生したと判定する(S20)。
【0046】上記のように位置特定処理部34が事故発
生の位置を特定すると、その情報を受信した事故位置通
報処理部35は、事故発生の情報とともにその事故が発
生した位置を管制システム50に通報(送信)する処理
P10を実行する。上述したように2つのマイクロフォ
ンからの検出信号の音圧レベルの比に基づいて事故発生
の位置を特定するようにすると、路側に設置すべきマイ
クロフォンの数を増やさなくても、事故発生の位置が精
度よく特定することができる。
【0047】上述した本発明の第一の形態に係る装置に
おいて、各Gセンサが変動検出手段(請求項1)に対応
し、処理ユニット20が事故発生判定手段(請求項1)
に対応する。また、処理ユニット20内の位置特定処理
部26が位置推定手段(請求項3)に対応する。
【0048】上述した本発明の第二の形態に係る装置に
おいて、各マイクロフォンが音検知手段(請求項4)に
対応し、処理ユニット30が事故発生判定手段(請求項
4)に対応する。また、処理ユニット30内の位置特定
処理部34が位置推定手段(請求項6)に対応する。
【0049】
【発明の効果】以上、説明してきたように、各請求項に
記載される本願発明によれば、変動検出手段にて検出さ
れる路側設置物の物理的な変動や、音検知手段にて検知
された道路内で発生する音に基づいて、車両の路側設置
物への衝突、車両同士の衝突、あるいは、車両の路上落
下物への衝突を検出しているので、特に、監視員による
監視作業を必要とせずに、道路上で発生する車両事故を
検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】道路に設置されたガードレールとそのガードレ
ールに取付けたGセンサを表わす図である。
【図2】図1に示すガードレールに対する車両の衝突事
故を検出する装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示す処理ユニット内で生成される検出信
号波形とレベル比較信号を表わす波形図である。
【図4】図2に示す処理ユニットの他の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】図2に示す処理ユニットの更に他の構成例を示
すブロック図である。
【図6】図5に示す処理ユニットの位置特定処理部での
処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】隣接するGセンサからの検出信号に基づいた事
故発生判定タイミングの差と事故発生位置との関係を示
すマップの例を示す図である。
【図8】道路の路側に沿って設置されたマイクロフォン
を示す図である。
【図9】図8に示すマイクロフォンからの検出信号に基
づいて路上での事故を検出する装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図10】図9に示す装置内の位置特定処理部での処理
の手順を示すフローチャートである。
【図11】隣接するマイクロフォンからの検出信号の音
圧レベルの比と事故発生位置との関係を示すマップの例
を示す図である。
【符号の説明】
10(1)−10(n) 加速度センサ(Gセンサ) 11(1)−11(n) マイクロフォン 20 処理ユニット 21(1)−21(n) 信号処理部 22(1)−22(n) 事故判定部 23 波形比較器 24 最終事故判定部 25(1)−25(n) 事故時刻記録部 26 位置特定処理部 27 事故位置通報処理部 30 処理ユニット 31(1)−31(n) 信号処理部 32(1)−32(n) 音圧レベル記録部 33(1)−33(n) 事故判定部 34 位置特定処理部 35 事故位置通報処理部 50 管制システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路側設置物の物理的な変動を検出する変動
    検出手段と、 該変動検出手段にて検出された変動の状態に基づいて当
    該路側設置物に対する車両の衝突を判定する事故発生判
    定手段とを有する車両事故検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両事故検出装置におい
    て、 上記変動検出手段は、該路側設置物にセットされ、該路
    側設置物の物理的な振動を検出する複数のセンサを有
    し、 事故発生判定手段が、該複数のセンサにて検出された振
    動の状態に基づいて当該路側設置物に対する車両の衝突
    を判定するようにした車両事故検出装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の車両事故検出装置におい
    て、 更に、複数のセンサで検出される振動の状態変化のタイ
    ミングの違いに基づいて車両が当該路側設置物に衝突し
    た位置を推定する位置推定手段を有する車両事故検出装
    置。
  4. 【請求項4】道路内で発生する音を検知する音検知手段
    と、 該音検知手段にて検知された音の状態に基づいて道路内
    で車両が何らかの物体に衝突したことを判定する事故発
    生判定手段とを有する車両事故検出装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の車両事故検出装置におい
    て、 上記音検出手段は、道路に沿って配列されるとともに該
    道路内に向けて設置された複数のマイクロフォンを有
    し、 事故発生判定手段が、該複数のマイクロフォンからの出
    力信号の状態に基づいて道路内で車両が何らかの物体に
    衝突したことを判定するようにした車両事故検出装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の車両事故検出装置におい
    て、 更に、複数のマイクロフォンからの出力信号の状態変化
    の違いに基づいて車両が何らかの物体に衝突した位置を
    推定する位置推定手段を有する車両事故検出装置。
JP22714396A 1996-08-28 1996-08-28 車両事故検出装置 Pending JPH1069594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22714396A JPH1069594A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 車両事故検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22714396A JPH1069594A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 車両事故検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1069594A true JPH1069594A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16856169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22714396A Pending JPH1069594A (ja) 1996-08-28 1996-08-28 車両事故検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1069594A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016574A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 交通事故音検出装置
JP2005165971A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Fujitsu Ten Ltd 事故報知装置及び事故報知システム
JP2008111686A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Akebono Brake Ind Co Ltd 衝突検知方法
JP2008134162A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Akebono Brake Ind Co Ltd 圧力センサを用いた衝突検知方法
WO2010131126A1 (en) 2009-05-11 2010-11-18 C.R.F. Società Consortile Per Azioni Road barrier structure with an integrated system for energy generation and detection and classification of collisions
CN102032883A (zh) * 2011-01-24 2011-04-27 三一重工股份有限公司 臂架碰撞检测系统及检测臂架与障碍物碰撞的方法
DE102011089380A1 (de) * 2011-12-21 2013-06-27 Continental Teves Ag & Co. Ohg Sensoranordnung für Leitplanken
JP2020149074A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 リピュター カンパニー リミテッド スマートフェンスを用いた自律走行車のための運行情報提供システム
WO2021038695A1 (ja) * 2019-08-26 2021-03-04 日本電気株式会社 光ファイバセンシングシステム、道路監視方法、及び光ファイバセンシング機器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016574A (ja) * 2001-07-05 2003-01-17 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 交通事故音検出装置
JP2005165971A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Fujitsu Ten Ltd 事故報知装置及び事故報知システム
JP2008111686A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Akebono Brake Ind Co Ltd 衝突検知方法
JP2008134162A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Akebono Brake Ind Co Ltd 圧力センサを用いた衝突検知方法
WO2010131126A1 (en) 2009-05-11 2010-11-18 C.R.F. Società Consortile Per Azioni Road barrier structure with an integrated system for energy generation and detection and classification of collisions
CN102032883A (zh) * 2011-01-24 2011-04-27 三一重工股份有限公司 臂架碰撞检测系统及检测臂架与障碍物碰撞的方法
DE102011089380A1 (de) * 2011-12-21 2013-06-27 Continental Teves Ag & Co. Ohg Sensoranordnung für Leitplanken
JP2020149074A (ja) * 2019-03-11 2020-09-17 リピュター カンパニー リミテッド スマートフェンスを用いた自律走行車のための運行情報提供システム
WO2021038695A1 (ja) * 2019-08-26 2021-03-04 日本電気株式会社 光ファイバセンシングシステム、道路監視方法、及び光ファイバセンシング機器
JPWO2021038695A1 (ja) * 2019-08-26 2021-03-04
JP2023014212A (ja) * 2019-08-26 2023-01-26 日本電気株式会社 光ファイバセンシングシステム、道路監視方法、及び光ファイバセンシング機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7616101B2 (en) Device for monitoring the surroundings of a vehicle
EP2177409B1 (en) Collision reducing device
JP7332020B2 (ja) 光ファイバセンシングシステム、道路監視方法、及び光ファイバセンシング機器
EP1316480A2 (en) Pre-Crash Threat Assessment System in a Remote Crash detection System
CN1784701A (zh) 事件检测系统
JP2004537057A (ja) 静止および/または移動物体を判断するための方法および装置
US7584036B2 (en) Device for activating personal protection means
KR101312547B1 (ko) 음향신호 처리 기반의 터널 내 사고상황 인식 또는 판별을 위한 기기
JPH1069594A (ja) 車両事故検出装置
KR101719976B1 (ko) 주변 상황 적응형 고속도로 경보 시스템
JP2017138416A (ja) 音声処理装置および音声処理方法
EP1657568A1 (en) System and method for monitoring the external environment of a motor vehicle
KR100374945B1 (ko) 복합 교통단속 장치와 제어 방법
US11508240B2 (en) Method for identifying sirens of priority vehicles and warning a hearing-impaired driver of the presence of a priority vehicle
KR101042706B1 (ko) 교통사고 판별 시스템, 판별 방법 및 판별 장치
JP2020169016A (ja) 衝突検知装置
US5886622A (en) Alarm system with sensor signal evaluator
JP6244625B2 (ja) 渋滞検出システム及び渋滞検出方法
JP5443930B2 (ja) 車両の走行安全装置
JPH1040490A (ja) 道路監視装置
KR20210156475A (ko) 터널 사고 감지시스템 및 이를 이용한 터널 사고 판단방법
KR102539991B1 (ko) 초음파 센서의 경보 오류 자가진단 장치 및 방법
EP3269608B1 (en) Detection of tailgating situations
KR20240072423A (ko) 사고 정보 수집 및 처리 방법 및 이를 이용하는 차량 운행 관제 서버
JPH11339197A (ja) 車両安全装置