JPH10695A - 繊維強化樹脂製品の製造装置 - Google Patents
繊維強化樹脂製品の製造装置Info
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- JPH10695A JPH10695A JP8155626A JP15562696A JPH10695A JP H10695 A JPH10695 A JP H10695A JP 8155626 A JP8155626 A JP 8155626A JP 15562696 A JP15562696 A JP 15562696A JP H10695 A JPH10695 A JP H10695A
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- Japan
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- fiber
- resin
- guide
- impregnation tank
- reinforced resin
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィラメントワィンディング法に利用する装
置であり、ロービング繊維等を供給する際の折れ曲がり
を防止し、ロービング繊維等が切断したり毛羽が発生す
ることない繊維強化樹脂管又は管継手の製造装置を提供
する。 【解決手段】 回転するマンドレルの近くにあってマン
ドレルをトラバースする移動部材を持ち、この移動部材
にフィードアイとなるガイド7と共に樹脂含浸槽8が取
り付けられている。樹脂含浸槽8内には、繊維テープ2
2のロール28が内蔵されている。
置であり、ロービング繊維等を供給する際の折れ曲がり
を防止し、ロービング繊維等が切断したり毛羽が発生す
ることない繊維強化樹脂管又は管継手の製造装置を提供
する。 【解決手段】 回転するマンドレルの近くにあってマン
ドレルをトラバースする移動部材を持ち、この移動部材
にフィードアイとなるガイド7と共に樹脂含浸槽8が取
り付けられている。樹脂含浸槽8内には、繊維テープ2
2のロール28が内蔵されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロービング繊維や
繊維テープをフィードアイと称されるガイドによって案
内し、マンドレル等の型体に卷回する繊維強化樹脂製品
の製造装置に関するものであり、特に繊維強化樹脂管又
は管継手の製造装置として好適であってロービング繊維
等が切断したり毛羽が発生することなく、マンドレルに
対して所定の角度で繊維を卷回することができるように
した繊維強化樹脂製品の製造装置に関するものである。
繊維テープをフィードアイと称されるガイドによって案
内し、マンドレル等の型体に卷回する繊維強化樹脂製品
の製造装置に関するものであり、特に繊維強化樹脂管又
は管継手の製造装置として好適であってロービング繊維
等が切断したり毛羽が発生することなく、マンドレルに
対して所定の角度で繊維を卷回することができるように
した繊維強化樹脂製品の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配管材料として、軽量であるにもかかわ
らず剛性が高く、高圧の流体を搬送することができる繊
維強化樹脂管が多用されている。また繊維強化樹脂管
は、同じく繊維強化樹脂製のT字管などによって接続さ
れる。
らず剛性が高く、高圧の流体を搬送することができる繊
維強化樹脂管が多用されている。また繊維強化樹脂管
は、同じく繊維強化樹脂製のT字管などによって接続さ
れる。
【0003】繊維強化樹脂製のT字管は、例えば、本出
願人が特願平7−33649号に開示しているように、
T字形のマンドレルに帯状のロービング繊維を卷回する
フィラメントワインディング法によって製造される。こ
の方法では図9に示す様な回転装置50と移動部材5
1、および繊維供給装置52からなる製造装置が活用さ
れる。
願人が特願平7−33649号に開示しているように、
T字形のマンドレルに帯状のロービング繊維を卷回する
フィラメントワインディング法によって製造される。こ
の方法では図9に示す様な回転装置50と移動部材5
1、および繊維供給装置52からなる製造装置が活用さ
れる。
【0004】回転装置50は、T字形のマンドレル(型
体)1を保持する回転軸10を備える。回転軸10は先
端側11がV字形に折曲され、その遊端部がマンドレル
1の基端側の主管形成部Bを片持ち状態に保持する。マ
ンドレル1は回転軸10の中心軸12に対してほぼ45
°の傾斜姿勢に保持され、回転軸10が回転することに
より、マンドレル1は8の字を描くように回転する。
体)1を保持する回転軸10を備える。回転軸10は先
端側11がV字形に折曲され、その遊端部がマンドレル
1の基端側の主管形成部Bを片持ち状態に保持する。マ
ンドレル1は回転軸10の中心軸12に対してほぼ45
°の傾斜姿勢に保持され、回転軸10が回転することに
より、マンドレル1は8の字を描くように回転する。
【0005】このようなマンドレル1に帯状に揃えられ
たロービング繊維2が卷回される。帯状のロービング繊
維2は、移動部材51に保持されてマンドレル1の上方
をトラバースするフィードアイ部材100に案内され
る。ここで移動部材51は、具体的には工業用ロボット
であり、2乃至6軸の自由度を持ち、フィードアイ部材
100を最適な位置に移動させることができる。フィー
ドアイ部材100は図10に示すように、ロボットアー
ム先端の基盤130に取り付けられるものであり、取り
付け用フランジ101にアーム102を突設し、そのア
ーム102の基端側と先端部とに二つのガイド110,
120を平行に立設したものである。
たロービング繊維2が卷回される。帯状のロービング繊
維2は、移動部材51に保持されてマンドレル1の上方
をトラバースするフィードアイ部材100に案内され
る。ここで移動部材51は、具体的には工業用ロボット
であり、2乃至6軸の自由度を持ち、フィードアイ部材
100を最適な位置に移動させることができる。フィー
ドアイ部材100は図10に示すように、ロボットアー
ム先端の基盤130に取り付けられるものであり、取り
付け用フランジ101にアーム102を突設し、そのア
ーム102の基端側と先端部とに二つのガイド110,
120を平行に立設したものである。
【0006】ロービング繊維2は、樹脂含浸槽55と繊
維ロール56とからなる繊維供給装置52から供給され
る。すなわちロービング繊維2は、所定の場所に設置さ
れた樹脂含浸槽55に溜められた熱硬化性樹脂の溶液に
浸漬されてから、第1のガイド110に引っ掛けられ、
第2のガイド120によって平行な帯状に揃えられて張
架され、マンドレル1に卷回される。
維ロール56とからなる繊維供給装置52から供給され
る。すなわちロービング繊維2は、所定の場所に設置さ
れた樹脂含浸槽55に溜められた熱硬化性樹脂の溶液に
浸漬されてから、第1のガイド110に引っ掛けられ、
第2のガイド120によって平行な帯状に揃えられて張
架され、マンドレル1に卷回される。
【0007】このロービング繊維2はまず図7(a)に
示すように、その先端部をマンドレル1の枝管形成部A
に接着される。つぎに、図7(b)に示すように回転軸
10を回転させることにより、マンドレル1を回転さ
せ、ロービング繊維2をマンドレル1の枝管形成部Aに
卷回する。このようにマンドレル1が回転し続け、枝管
形成部Aへのロービング繊維2の卷回が終了すると、図
7(c)に示すように、ロービング繊維2はマンドレル
1の基端側の主管形成部Bに卷回する。
示すように、その先端部をマンドレル1の枝管形成部A
に接着される。つぎに、図7(b)に示すように回転軸
10を回転させることにより、マンドレル1を回転さ
せ、ロービング繊維2をマンドレル1の枝管形成部Aに
卷回する。このようにマンドレル1が回転し続け、枝管
形成部Aへのロービング繊維2の卷回が終了すると、図
7(c)に示すように、ロービング繊維2はマンドレル
1の基端側の主管形成部Bに卷回する。
【0008】次にロービング繊維2は図8(a)に示す
ように、回転軸10の回転によって回転するマンドレル
1の基端側の主管形成部Bを卷回される。つづいて図8
(b)に示すように、ロービング繊維2はマンドレル1
の遊端側の主管形成部Cに移動する。最後に図8(c)
に示すように、回転軸10の回転によって回転するマン
ドレル1の遊端側の主管形成部Cに、ロービング繊維2
が卷回されると、ロービング繊維2を切断する。一連の
工程において、フィードアイ部材100は工業用ロボッ
トの移動部材51によってマンドレル1の上方をトラバ
ースされる。
ように、回転軸10の回転によって回転するマンドレル
1の基端側の主管形成部Bを卷回される。つづいて図8
(b)に示すように、ロービング繊維2はマンドレル1
の遊端側の主管形成部Cに移動する。最後に図8(c)
に示すように、回転軸10の回転によって回転するマン
ドレル1の遊端側の主管形成部Cに、ロービング繊維2
が卷回されると、ロービング繊維2を切断する。一連の
工程において、フィードアイ部材100は工業用ロボッ
トの移動部材51によってマンドレル1の上方をトラバ
ースされる。
【0009】このようにしてマンドレル1の枝管形成部
Aと主管形成部B,Cとの上にロービング繊維2が卷回
されて、さらにロービング繊維2が切断されると、加熱
炉に入炉してロービング繊維2に含浸した熱硬化性樹脂
の溶液を硬化させる。熱硬化性樹脂の溶液が硬化した
後、マンドレル1を抜き出すと、繊維強化樹脂製のT字
管が完成する。
Aと主管形成部B,Cとの上にロービング繊維2が卷回
されて、さらにロービング繊維2が切断されると、加熱
炉に入炉してロービング繊維2に含浸した熱硬化性樹脂
の溶液を硬化させる。熱硬化性樹脂の溶液が硬化した
後、マンドレル1を抜き出すと、繊維強化樹脂製のT字
管が完成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ロービング繊維2はフ
ィードアイ部材100のガイド110、120を介して
マンドレル1に供給され巻き付けられる。ここでロービ
ング繊維2がマンドレル1に巻き付けられる際には、ガ
イド110,120を取り付けたフィードアイ部材10
0のアーム102はマンドレル1の卷回部分に対して常
に直交するように向けられることが望ましい。
ィードアイ部材100のガイド110、120を介して
マンドレル1に供給され巻き付けられる。ここでロービ
ング繊維2がマンドレル1に巻き付けられる際には、ガ
イド110,120を取り付けたフィードアイ部材10
0のアーム102はマンドレル1の卷回部分に対して常
に直交するように向けられることが望ましい。
【0011】しかしその一方、T字管を製造するための
マンドレル1は、枝管形成部Aを持ち、ロービング繊維
2が枝管形成部Aに絡まない様にフィードアイ部材10
0を移動させなければならず、且つまたマンドレル1は
触れ回り回転をする。そのためフィードアイ部材100
のアーム102をマンドレル1の卷回部分に対して常に
直交するように向けるためには、フィードアイ部材10
0は複雑な運動を余儀なくされる。
マンドレル1は、枝管形成部Aを持ち、ロービング繊維
2が枝管形成部Aに絡まない様にフィードアイ部材10
0を移動させなければならず、且つまたマンドレル1は
触れ回り回転をする。そのためフィードアイ部材100
のアーム102をマンドレル1の卷回部分に対して常に
直交するように向けるためには、フィードアイ部材10
0は複雑な運動を余儀なくされる。
【0012】しかし、フィードアイ部材100のアーム
102がマンドレル1に対して直交するように複雑に移
動すると、ロービング繊維2は所定の場所に設置された
樹脂含浸槽55と第1のガイド110との間で張架され
た状態にあるため、図9に示すように、ロービング繊維
2が第1のガイド110の部分で折れ曲がる。するとロ
ービング繊維2の送り出しに支障が生じ、ロービング繊
維2に過度の負担がかかり、ロービング繊維2が切断し
たり毛羽が発生するといった不具合があった。
102がマンドレル1に対して直交するように複雑に移
動すると、ロービング繊維2は所定の場所に設置された
樹脂含浸槽55と第1のガイド110との間で張架され
た状態にあるため、図9に示すように、ロービング繊維
2が第1のガイド110の部分で折れ曲がる。するとロ
ービング繊維2の送り出しに支障が生じ、ロービング繊
維2に過度の負担がかかり、ロービング繊維2が切断し
たり毛羽が発生するといった不具合があった。
【0013】そこで、本発明は、ロービング繊維等を供
給する際の折れ曲がりを防止し、ロービング繊維等が切
断されたり毛羽が発生することない繊維強化樹脂管又は
管継手の製造装置を提供することを目的とする。
給する際の折れ曲がりを防止し、ロービング繊維等が切
断されたり毛羽が発生することない繊維強化樹脂管又は
管継手の製造装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そして上記の課題を解決
するための請求項1記載の本発明は、回転する型体の近
くに配置され、回転する型体の近傍を移動する移動部材
と、移動部材に取り付けられたガイドを有し、該ガイド
を介して樹脂含浸繊維を型体に供給し、型体に樹脂含浸
繊維を巻き付ける繊維強化樹脂製品の製造装置におい
て、移動部材には前記ガイドと共に繊維に樹脂を含浸さ
せる樹脂含浸槽が取り付けられ、移動部材の動作に伴っ
て、ガイドと樹脂含浸層が一体的に移動することを特徴
とする繊維強化樹脂製品の製造装置である。
するための請求項1記載の本発明は、回転する型体の近
くに配置され、回転する型体の近傍を移動する移動部材
と、移動部材に取り付けられたガイドを有し、該ガイド
を介して樹脂含浸繊維を型体に供給し、型体に樹脂含浸
繊維を巻き付ける繊維強化樹脂製品の製造装置におい
て、移動部材には前記ガイドと共に繊維に樹脂を含浸さ
せる樹脂含浸槽が取り付けられ、移動部材の動作に伴っ
て、ガイドと樹脂含浸層が一体的に移動することを特徴
とする繊維強化樹脂製品の製造装置である。
【0015】請求項1記載の発明は、特に繊維強化樹脂
管又は管継手の製造装置として適する。そして請求項1
記載の発明を繊維強化樹脂管又は管継手の製造に応用し
た請求項2記載の発明は、繊維強化樹脂製品は、繊維強
化樹脂管又は管継手であることを特徴とする請求項1記
載の繊維強化樹脂製品の製造装置である。
管又は管継手の製造装置として適する。そして請求項1
記載の発明を繊維強化樹脂管又は管継手の製造に応用し
た請求項2記載の発明は、繊維強化樹脂製品は、繊維強
化樹脂管又は管継手であることを特徴とする請求項1記
載の繊維強化樹脂製品の製造装置である。
【0016】本発明の繊維強化樹脂製品の製造装置で
は、樹脂含浸槽がガイドと共に移動部材に取り付けられ
ている。そのため移動部材がどの位置に移動しても、樹
脂含浸槽とガイドとの相対位置の変化は極めて小さい。
従って移動部材が移動しても繊維が折れ曲がることは無
い。
は、樹脂含浸槽がガイドと共に移動部材に取り付けられ
ている。そのため移動部材がどの位置に移動しても、樹
脂含浸槽とガイドとの相対位置の変化は極めて小さい。
従って移動部材が移動しても繊維が折れ曲がることは無
い。
【0017】また上記した発明を改良した請求項3記載
の発明は、樹脂含浸槽は、移動部材に対して吊下状に固
定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
繊維強化樹脂製品の製造装置である。
の発明は、樹脂含浸槽は、移動部材に対して吊下状に固
定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
繊維強化樹脂製品の製造装置である。
【0018】本発明では、樹脂含浸槽は、移動部材に対
して吊下状に固定されているので、移動部材の姿勢が多
少水平を外れても、樹脂含浸槽は水平姿勢を保つ。その
ため移動部材が無理な動作をしても、樹脂含浸槽内の樹
脂液は漏れない。
して吊下状に固定されているので、移動部材の姿勢が多
少水平を外れても、樹脂含浸槽は水平姿勢を保つ。その
ため移動部材が無理な動作をしても、樹脂含浸槽内の樹
脂液は漏れない。
【0019】さらに上記した発明を改良した請求項4記
載の発明は、樹脂含浸槽はスリットを有して該スリット
から繊維が排出され、さらに該スリットの開口は、閉じ
方向に付勢されていて繊維に抵抗を加え繊維に張力を付
与することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載の繊維強化樹脂製品の製造装置である。
載の発明は、樹脂含浸槽はスリットを有して該スリット
から繊維が排出され、さらに該スリットの開口は、閉じ
方向に付勢されていて繊維に抵抗を加え繊維に張力を付
与することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
載の繊維強化樹脂製品の製造装置である。
【0020】本発明の繊維強化樹脂製品の製造装置で
は、繊維に所望の張力を与えることができ、型体への繊
維の巻き付けが円滑である。
は、繊維に所望の張力を与えることができ、型体への繊
維の巻き付けが円滑である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の繊維強化樹脂製品の
製造装置の詳細を、繊維強化樹脂管又は管継手の製造装
置に適用した実施形態を通じて説明する。図1は、本発
明の実施形態に係る繊維強化樹脂管又は管継手の製造装
置の概略図である。図2は、本発明の実施形態の繊維強
化樹脂管又は管継手の製造装置のフィードアイ部材の概
略斜視図である。図3は、図2のフィードアイ部材の内
部を示す断面斜視図である。図4は、図2のフィードア
イ部材の樹脂含浸槽の出口部分の断面斜視図である。図
5の内(a)は、図2のフィードアイ部材の内部を示す
縦断面図であり、(b)は図2のフィードアイ部材の内
部を示す横断面図である。図6は、図2のフィードアイ
部材の樹脂含浸槽の出口部分の断面図である。
製造装置の詳細を、繊維強化樹脂管又は管継手の製造装
置に適用した実施形態を通じて説明する。図1は、本発
明の実施形態に係る繊維強化樹脂管又は管継手の製造装
置の概略図である。図2は、本発明の実施形態の繊維強
化樹脂管又は管継手の製造装置のフィードアイ部材の概
略斜視図である。図3は、図2のフィードアイ部材の内
部を示す断面斜視図である。図4は、図2のフィードア
イ部材の樹脂含浸槽の出口部分の断面斜視図である。図
5の内(a)は、図2のフィードアイ部材の内部を示す
縦断面図であり、(b)は図2のフィードアイ部材の内
部を示す横断面図である。図6は、図2のフィードアイ
部材の樹脂含浸槽の出口部分の断面図である。
【0022】本実施形態の繊維強化樹脂管又は管継手の
製造装置は、フィードアイ部材を介してガイド7と、樹
脂含浸槽8とを移動部材5に取りつけたものである。す
なわち、本実施形態の繊維強化樹脂管又は管継手の製造
装置は、移動部材5にフィードアイ部材6が固定され、
さらにこのフィードアイ部材6にフィードアイとして機
能するガイド7と、樹脂含浸槽8が取り付けられてい
る。
製造装置は、フィードアイ部材を介してガイド7と、樹
脂含浸槽8とを移動部材5に取りつけたものである。す
なわち、本実施形態の繊維強化樹脂管又は管継手の製造
装置は、移動部材5にフィードアイ部材6が固定され、
さらにこのフィードアイ部材6にフィードアイとして機
能するガイド7と、樹脂含浸槽8が取り付けられてい
る。
【0023】順次説明すると、移動部材5は、従来技術
と同様に多関節の工業用ロボットであり、2乃至6軸程
度の自由度を持つ。
と同様に多関節の工業用ロボットであり、2乃至6軸程
度の自由度を持つ。
【0024】フィードアイ部材6は、図2の様に取り付
け用フランジ20にアーム21が突設されたものであ
り、従来技術と同様にロボットアーム先端の基盤130
に取り付けられ、アーム21の先端側に、ガイド7が設
けられている。ガイド7は、フィードアイとして機能す
るものであり、従来技術で説明したガイド120と同等
の働きをするものあるが、本実施形態では、後記する様
にテープ状の繊維を使用するため、板状部材の長手方向
に、一本のスリット23が設けられたものが採用されて
いる。ガイド7は、アーム21に一体的に固定されてお
り、ガイド7は、アーム21に対して相対移動しない。
け用フランジ20にアーム21が突設されたものであ
り、従来技術と同様にロボットアーム先端の基盤130
に取り付けられ、アーム21の先端側に、ガイド7が設
けられている。ガイド7は、フィードアイとして機能す
るものであり、従来技術で説明したガイド120と同等
の働きをするものあるが、本実施形態では、後記する様
にテープ状の繊維を使用するため、板状部材の長手方向
に、一本のスリット23が設けられたものが採用されて
いる。ガイド7は、アーム21に一体的に固定されてお
り、ガイド7は、アーム21に対して相対移動しない。
【0025】またアーム21の中間部分には、樹脂含浸
槽8が取り付けられている。樹脂含浸槽8は、前記した
ガイド7とは異なり、アーム21に対して吊下状に固定
されている。樹脂含浸槽8の吊下は、例えばゴムの様な
弾性体を介在したり、アームに回転可能なリングを装着
し、そのリングを介して行われる。従って樹脂含浸槽8
は、図5(b)の矢印の様にアーム21に対して多少の
揺れ動きが可能であり、アーム21が斜め状態であって
も、樹脂含浸槽8は、水平に近い状態を保つ。
槽8が取り付けられている。樹脂含浸槽8は、前記した
ガイド7とは異なり、アーム21に対して吊下状に固定
されている。樹脂含浸槽8の吊下は、例えばゴムの様な
弾性体を介在したり、アームに回転可能なリングを装着
し、そのリングを介して行われる。従って樹脂含浸槽8
は、図5(b)の矢印の様にアーム21に対して多少の
揺れ動きが可能であり、アーム21が斜め状態であって
も、樹脂含浸槽8は、水平に近い状態を保つ。
【0026】樹脂含浸槽8の内部構造は、図3の通りで
あり、樹脂が漏れない様に略密閉された箱体25内にテ
ープロール芯26と押さえロール27が設けられてい
る。そしてテープロール芯26には、繊維テープ22の
ロール28が装着されている。本実施形態では限られた
スペース内にある程度の長さの繊維テープ22を収納す
る必要から、繊維テープ22はトリコット等の伸縮性を
有する素材が望ましい。ただしもちろん、ガラスクロ
ス、ガラスマット、ポリエステル等の不織布、その他公
知の繊維も利用することができる。
あり、樹脂が漏れない様に略密閉された箱体25内にテ
ープロール芯26と押さえロール27が設けられてい
る。そしてテープロール芯26には、繊維テープ22の
ロール28が装着されている。本実施形態では限られた
スペース内にある程度の長さの繊維テープ22を収納す
る必要から、繊維テープ22はトリコット等の伸縮性を
有する素材が望ましい。ただしもちろん、ガラスクロ
ス、ガラスマット、ポリエステル等の不織布、その他公
知の繊維も利用することができる。
【0027】押さえロール27は、箱体25に回転可能
に固定されたものである。なお押さえロール27の構造
としては、箱体25内で上下方向にある程度移動可能と
し、繊維テープ22に一定の張力を付与する構成(いわ
ゆるダンサーロール)であっても良く、また単なる重り
であっても良い。
に固定されたものである。なお押さえロール27の構造
としては、箱体25内で上下方向にある程度移動可能と
し、繊維テープ22に一定の張力を付与する構成(いわ
ゆるダンサーロール)であっても良く、また単なる重り
であっても良い。
【0028】箱体25のガイド7側の側面には、繊維を
引き出すスリット30が設けられている。このスリット
30は、図4,図6の様に、上部側が可動板31によっ
て構成されている。可動板31は、下端が丸く作られた
長細い板であり、上面には、複数個のネジ32が設けら
れている。一方箱体25の本体部分は、スリット部分が
外側に折り返されていて座面33が設けられている。そ
してこの座面33には図示しない孔が設けられ、可動板
31のネジ32が下から挿通され、さらにネジ32の上
部には位置決め用のナット35が取り付けられている。
ナット35は、スリット30の開口を調節するものであ
る。またネジ32には圧縮コイルバネ36が取り付けら
れており、圧縮コイルバネ36は可動板31を下に向か
って押圧している。すなわちスリット30の開口は閉じ
方向に付勢されている。
引き出すスリット30が設けられている。このスリット
30は、図4,図6の様に、上部側が可動板31によっ
て構成されている。可動板31は、下端が丸く作られた
長細い板であり、上面には、複数個のネジ32が設けら
れている。一方箱体25の本体部分は、スリット部分が
外側に折り返されていて座面33が設けられている。そ
してこの座面33には図示しない孔が設けられ、可動板
31のネジ32が下から挿通され、さらにネジ32の上
部には位置決め用のナット35が取り付けられている。
ナット35は、スリット30の開口を調節するものであ
る。またネジ32には圧縮コイルバネ36が取り付けら
れており、圧縮コイルバネ36は可動板31を下に向か
って押圧している。すなわちスリット30の開口は閉じ
方向に付勢されている。
【0029】箱体25の中には、図5の様に熱硬化性の
樹脂液37が入っており、ロール28の一部は、この樹
脂液37に浸っている。なお、樹脂液37は、公知のフ
ィラメントワインディング法で利用されるものと同様の
ものが利用可能であり、例えばポリエステル樹脂等が適
切である。
樹脂液37が入っており、ロール28の一部は、この樹
脂液37に浸っている。なお、樹脂液37は、公知のフ
ィラメントワインディング法で利用されるものと同様の
ものが利用可能であり、例えばポリエステル樹脂等が適
切である。
【0030】繊維テープ22の経路は、図5(a)の様
に、ロール28から押さえロール27の下を潜って、強
制的に樹脂液37に浸され、さらにスリット30から排
出される。スリット30では、可動板31によって余剰
の樹脂液が掻き落とされると共に、繊維テープ22に一
定の抵抗が与えられる。繊維テープ22は、マンドレル
1に巻き付けられることによって引っ張り力を受けるの
で、繊維テープ22には、スリット30の抵抗によって
張力が付与される。そして樹脂が適度に含浸され、また
一定の張力で張られた繊維テープ22は、ガイド7のス
リット23に入り、回転装置38(図1参照)に取り付
けられたマンドレル1に供給され、従来と同様にマンド
レル1に巻き付けられる。
に、ロール28から押さえロール27の下を潜って、強
制的に樹脂液37に浸され、さらにスリット30から排
出される。スリット30では、可動板31によって余剰
の樹脂液が掻き落とされると共に、繊維テープ22に一
定の抵抗が与えられる。繊維テープ22は、マンドレル
1に巻き付けられることによって引っ張り力を受けるの
で、繊維テープ22には、スリット30の抵抗によって
張力が付与される。そして樹脂が適度に含浸され、また
一定の張力で張られた繊維テープ22は、ガイド7のス
リット23に入り、回転装置38(図1参照)に取り付
けられたマンドレル1に供給され、従来と同様にマンド
レル1に巻き付けられる。
【0031】本実施形態の製造装置によって、例えばT
字管を製造する場合には、従来技術と同様に移動部材5
がマンドレル1の上方をトラバースし、移動部材5は、
最適条件でマンドレル1に繊維を巻き付けるために複雑
に移動する。しかしながら、本実施形態の製造装置で
は、樹脂含浸槽8は、フィードアイ部材6を介して固定
されており、移動部材5と樹脂含浸槽8およびガイド7
の動作は一体であるため、移動部材5がどの様に移動し
ても、樹脂含浸槽8とガイド7の相対位置は実質上変わ
らない(樹脂含浸槽8は揺動するので、厳密には多少変
動する)。従って樹脂含浸槽8とガイド7とは常に直線
状態を維持し、両者間で繊維テープ22が捩じれたり、
折れたりといった事態は発生しない。そのため繊維テー
プ22が切断したり毛羽立つことなく、繊維テープ22
はガイド7から導出されてマンドレル1に卷回される。
字管を製造する場合には、従来技術と同様に移動部材5
がマンドレル1の上方をトラバースし、移動部材5は、
最適条件でマンドレル1に繊維を巻き付けるために複雑
に移動する。しかしながら、本実施形態の製造装置で
は、樹脂含浸槽8は、フィードアイ部材6を介して固定
されており、移動部材5と樹脂含浸槽8およびガイド7
の動作は一体であるため、移動部材5がどの様に移動し
ても、樹脂含浸槽8とガイド7の相対位置は実質上変わ
らない(樹脂含浸槽8は揺動するので、厳密には多少変
動する)。従って樹脂含浸槽8とガイド7とは常に直線
状態を維持し、両者間で繊維テープ22が捩じれたり、
折れたりといった事態は発生しない。そのため繊維テー
プ22が切断したり毛羽立つことなく、繊維テープ22
はガイド7から導出されてマンドレル1に卷回される。
【0032】以上の実施形態では、樹脂含浸槽8内に繊
維テープ22のロール28を配置したものを例示した
が、本発明は、繊維テープ22にこだわるものではな
く、ロービングのロールを樹脂含浸槽8内に配置するこ
とも可能である。繊維テープ22に変わってロービング
繊維を使用する場合には、ガイド7は、従来技術と同様
の櫛の歯状のものが利用される。また繊維テープ22の
ロール28を、樹脂含浸槽8内に直接入れるのではな
く、ロール自体は他の部位に配置し、このロールから樹
脂含浸槽8内に繊維テープを導入する構成も可能であ
る。上記の実施の形態においては、T字管を製造する場
合について説明したが、本発明に係る繊維強化樹脂製品
の製造装置はエルボやクロスなど各種の繊維強化樹脂管
継手あるいは繊維強化樹脂管そのものを製造する場合に
も適用することができる。またさらに本発明の繊維強化
樹脂製品の製造装置は、繊維強化樹脂の丸棒等の様な配
管材料以外のものを製造する場合にも応用可能である。
維テープ22のロール28を配置したものを例示した
が、本発明は、繊維テープ22にこだわるものではな
く、ロービングのロールを樹脂含浸槽8内に配置するこ
とも可能である。繊維テープ22に変わってロービング
繊維を使用する場合には、ガイド7は、従来技術と同様
の櫛の歯状のものが利用される。また繊維テープ22の
ロール28を、樹脂含浸槽8内に直接入れるのではな
く、ロール自体は他の部位に配置し、このロールから樹
脂含浸槽8内に繊維テープを導入する構成も可能であ
る。上記の実施の形態においては、T字管を製造する場
合について説明したが、本発明に係る繊維強化樹脂製品
の製造装置はエルボやクロスなど各種の繊維強化樹脂管
継手あるいは繊維強化樹脂管そのものを製造する場合に
も適用することができる。またさらに本発明の繊維強化
樹脂製品の製造装置は、繊維強化樹脂の丸棒等の様な配
管材料以外のものを製造する場合にも応用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明の繊維強化樹脂製品の製造装置で
は、樹脂含浸槽がガイドと共に移動部材に取り付けられ
ているので、移動部材がどの位置に移動しても、樹脂含
浸槽とガイドとの相対位置の変化は極めて小さい。その
ため本発明の繊維強化樹脂製品の製造装置では、繊維等
を供給する際の折れ曲がりが無く、繊維が切断したり毛
羽が発生することない。
は、樹脂含浸槽がガイドと共に移動部材に取り付けられ
ているので、移動部材がどの位置に移動しても、樹脂含
浸槽とガイドとの相対位置の変化は極めて小さい。その
ため本発明の繊維強化樹脂製品の製造装置では、繊維等
を供給する際の折れ曲がりが無く、繊維が切断したり毛
羽が発生することない。
【図1】本発明の実施形態に係る繊維強化樹脂管又は管
継手の製造装置の概略図である。
継手の製造装置の概略図である。
【図2】本発明の実施形態の繊維強化樹脂管又は管継手
の製造装置のフィードアイ部材の概略斜視図である。
の製造装置のフィードアイ部材の概略斜視図である。
【図3】図2のフィードアイ部材の内部を示す断面斜視
図である。
図である。
【図4】図2のフィードアイ部材の樹脂含浸槽の出口部
分の断面斜視図である。
分の断面斜視図である。
【図5】(a)は、図2のフィードアイ部材の内部を示
す縦断面図であり、(b)は図2のフィードアイ部材の
内部を示す横断面図である。
す縦断面図であり、(b)は図2のフィードアイ部材の
内部を示す横断面図である。
【図6】図2のフィードアイ部材の樹脂含浸槽の出口部
分の断面図である。
分の断面図である。
【図7】繊維強化樹脂管継手の枝管部を製造する工程を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図8】繊維強化樹脂管継手の主管部を製造する工程を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図9】従来技術に係る繊維強化樹脂管又は管継手の製
造装置によってロービング繊維をマンドレルに卷回して
いる状態を示す概略図である。
造装置によってロービング繊維をマンドレルに卷回して
いる状態を示す概略図である。
【図10】従来技術のフィードアイの概略斜視図であ
る。
る。
【図11】従来技術のフィードアイの要部拡大正面図で
ある。
ある。
1 マンドレル(型体) 5 移動部材 6 フィードアイ部材 7 ガイド 8 樹脂含浸槽 22 繊維テープ 23 スリット 26 テープロール芯 27 押さえロール 28 ロール 30 スリット 31 可動板 36 圧縮コイルバネ 37 樹脂液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:24
Claims (4)
- 【請求項1】 回転する型体の近くに配置され、回転す
る型体の近傍を移動する移動部材と、移動部材に取り付
けられたガイドを有し、該ガイドを介して樹脂含浸繊維
を型体に供給し、型体に樹脂含浸繊維を巻き付ける繊維
強化樹脂製品の製造装置において、移動部材には前記ガ
イドと共に繊維に樹脂を含浸させる樹脂含浸槽が取り付
けられ、移動部材の動作に伴って、ガイドと樹脂含浸層
が一体的に移動することを特徴とする繊維強化樹脂製品
の製造装置。 - 【請求項2】 繊維強化樹脂製品は、繊維強化樹脂管又
は管継手であることを特徴とする請求項1記載の繊維強
化樹脂製品の製造装置。 - 【請求項3】 樹脂含浸槽は、移動部材に対して吊下状
に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記
載の繊維強化樹脂製品の製造装置。 - 【請求項4】 樹脂含浸槽はスリットを有して該スリッ
トから繊維が排出され、さらに該スリットの開口は、閉
じ方向に付勢されていて繊維に抵抗を加え繊維に張力を
付与することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
記載の繊維強化樹脂製品の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8155626A JPH10695A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 繊維強化樹脂製品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8155626A JPH10695A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 繊維強化樹脂製品の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10695A true JPH10695A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15610118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8155626A Pending JPH10695A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 繊維強化樹脂製品の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10695A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4707418A (en) * | 1985-06-26 | 1987-11-17 | National Semiconductor Corporation | Nickel plated copper tape |
| CN1127158C (zh) * | 1996-09-03 | 2003-11-05 | 东洋钢钣株式会社 | 用于电池外壳的表面处理钢板、电池外壳和使用该外壳的电池 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP8155626A patent/JPH10695A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4707418A (en) * | 1985-06-26 | 1987-11-17 | National Semiconductor Corporation | Nickel plated copper tape |
| CN1127158C (zh) * | 1996-09-03 | 2003-11-05 | 东洋钢钣株式会社 | 用于电池外壳的表面处理钢板、电池外壳和使用该外壳的电池 |
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