JPH107017A - 自走式クレーン - Google Patents

自走式クレーン

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JPH107017A
JPH107017A JP15702996A JP15702996A JPH107017A JP H107017 A JPH107017 A JP H107017A JP 15702996 A JP15702996 A JP 15702996A JP 15702996 A JP15702996 A JP 15702996A JP H107017 A JPH107017 A JP H107017A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旋回体のマウント位置を従来よりも下げること
ができ、結果的に、車体の重心位置を下げることができ
る自走式クレーンの提供を目的としている。 【解決手段】車体フレーム4上に旋回ベアリングを取り
付け、この旋回ベアリングによって旋回体を旋回可能に
支承してなる自走式クレーンにおいて、車体フレーム4
は、その上端が開口する筒体4cと、この筒体4cの側
壁にそれぞれ溶接される2つのフレーム体4a,4bと
からなり、筒体4cは、その上端部が前記旋回ベアリン
グを取り付けるためのリング状の座部40として形成さ
れるとともに、その座部40の上面が各フレーム体4
a,4bの上面と略面一となるように各フレーム体4
a,4bに対して溶接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自走式クレーンに関
する。
【0002】
【従来の技術】自走式クレーンは一般の自動車やトラッ
クの構造を基本として開発されてきた背景があり、その
構造は、車軸の上側に懸架装置等の構成要素を介して車
体フレームが配置され、車体フレーム上に伸縮ブームを
含むクレーン装置や運転室を備えた旋回体などの上部構
造体が搭載されてなる。
【0003】従来、車体フレーム上における旋回体の搭
載は、図7に示すように、車体フレーム100の上板1
00a上にリングプレート102を溶接によって取り付
け、このリングプレート102上に図示しない旋回ベア
リングを固定するとともに、この旋回ベアリングにより
旋回体を旋回可能に支承することによってなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自走式クレ
ーンにおいて、クレーン能力を向上させて重い重量を吊
り上げることができるようにするためには、クレーン車
自体を大型化し、車体フレームもそれに伴って大きな負
荷に耐え得る構造のものにすれば良い。
【0005】しかし、自走式クレーンは、一般道路を自
走して作業現場間を移動する必要があることから、車両
制限令等の道路交通法に定められた総重量や軸荷重或い
は高さの制限内に納まる必要があり、その結果、車体フ
レームの重量や大きさが制約を受ける。
【0006】また、このような総重量等の制限の範囲内
でクレーン能力(吊り能力)を向上させても、転倒角を
制限する法規制の壁がある。すなわち、クレーン車は、
車体フレーム上にブーム等の荷重の重い構造物が搭載さ
れているため、荒地や傾斜面を走行する場合には転倒し
易くなる。この転倒する際の角度(転倒角)は法規制に
よってある一定以上に制限されているため、総重量の大
きいクレーン車の場合には、この転倒角の規制をクリア
ーするためにその重心位置をできるだけ低くする必要が
ある。すなわち、旋回体等の上部構造体をできるだけ低
い位置で車体フレームにマウントすることが必要になっ
てくる。
【0007】しかしながら、従来の自走式クレーンで
は、前述したように(図7参照)、車体フレーム100
の上板100a上にリングプレート102を介して旋回
ベアリングおよび旋回体を搭載するようにしているた
め、旋回ベアリングのマウント位置が車体フレーム10
0の上面位置よりもリングプレート102の高さの分だ
け高くなり、旋回体のマウント位置を低くするのにも一
定の限界がある。また、車軸の上側に車体フレームを配
置した構造をなす従来の自走式クレーンの場合、車軸と
車体フレームとの間の間隔を、走行時の車軸の上下動に
よって車軸と車体フレームとが干渉しないだけの間隔に
保つ必要があるため、車体フレームの位置(車体フレー
ムの上面位置)を下げる(車軸と車体フレームとの間の
間隔を狭める)ことによって重心位置を低くするのにも
限界がある。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、旋回体のマウント位
置を従来よりも下げることができ、結果的に、車体の重
心位置を下げることができる自走式クレーンを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の自走式クレーンは以下のように構成されて
いる。すなわち、車体フレーム上に旋回ベアリングを取
り付け、この旋回ベアリングによって旋回体を旋回可能
に支承してなる自走式クレーンにおいて、前記車体フレ
ームは、その上端が開口する筒体と、この筒体の側壁に
それぞれ溶接される2つのフレーム体とからなり、前記
筒体は、その上端部が前記旋回ベアリングを取り付ける
ためのリング状の座部として形成されるとともに、その
座部の上面が前記各フレーム体の上面と略面一となるよ
うに各フレーム体に対して溶接されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の
実施形態を概念的に示したものである。なお、図1の
(a)は自走式クレーンの車体フレーム(イ)の平面
図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図、(c)は
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0011】図示のように、車体フレーム(イ)は、モ
ノボックス形状の第1および第2のフレーム体(ロ)
(ハ)と、第1のフレーム体(ロ)と第2のフレーム体
(ハ)との間でこれらに溶接され且つその上端が開口す
る円筒体(ニ)とからなる。円筒体(ニ)の上端部は、
旋回体を旋回可能に支承する旋回ベアリング(図示せ
ず)が取り付けられるリング状の座部(ホ)(従来のリ
ングプレートに相当)として形成されている。また、円
筒体(ニ)は、その座部(ホ)の上面がフレーム体
(ロ)(ハ)の上板(ロ´)(ハ´)の上面と略面一に
なるように、フレーム体(ロ)(ハ)に対して溶接され
ている。
【0012】このような構成によれば、リングプレート
(本実施形態では座部(ホ))の位置を、図7に示す従
来よりも車体フレームの上板のほぼ厚さ分だけ下げるこ
とができるため、結果的に、旋回体のマウント位置を下
げて車体の重心を低くすることができる。
【0013】本実施形態を具体的に示した実施例が図2
ないし図5に示されている。図4に示すように、本実施
例の自走式クレーン1は、クレーン操縦室と走行用の運
転室とを兼用するキャブ2を備えるホイールクレーン
(ラフテレーンクレーン)であり、走行車体としてのキ
ャリア1aと、キャリア1a上に搭載されたクレーン装
置1bとからなる。
【0014】図4および図5に示すように、キャリア1
aは車体フレーム4からなり、車体フレーム4には2つ
の駆動軸10,10が組み込まれている。駆動軸10,
10は、その両端部が車体フレーム4の側方に突出して
おり、その突出した端部に車輪15を有している。
【0015】また、車体フレーム4上には旋回ベアリン
グ6を介してキャブ2を有する旋回体8が回転自在に搭
載されている。旋回体8には伸縮ブーム5が起伏可能に
取着されている。
【0016】車体フレーム4の後部にはエンジン25が
搭載されており、エンジン25の駆動力を駆動軸10,
10に伝達するプロペラシャフト等の伝達軸17、変速
機18、差動装置19などが車体フレーム4に内装され
ている。また、駆動軸10と車体フレーム4とを連結し
て駆動軸10と車体フレーム4との間のトルクの伝達を
行なうトルクロッド28も車体フレーム4に内装されて
いる。
【0017】また、車体フレーム4はその前後にアウト
リガ収納部12a,12bを有している。アウトリガ収
納部12a,12bには、クレーン作業時に車体フレー
ム4の側方に張り出して車体を支える伸縮ビーム14
(図5参照)が収納されている。
【0018】図2に示すように、車体フレーム4は、第
1および第2のフレーム体4a,4bと、第1のフレー
ム体4aと第2のフレーム体4bとの間でこれらに溶接
される筒体4cとからなる。
【0019】第1および第2のフレーム体4a,4b
は、上板52と、底板53と、上板52と底板52bと
を連結して互いに対向する2つの側板50,51とによ
って構成され、左右両側が開口した長尺な筒型のモノボ
ックス構造をなしている。したがって、フレーム体4
a,4bは、板50,51,52,53によってその断
面形状が閉じられた状態にあり、その内部に前述した駆
動機構10,17,18,19,28等を収容可能な収
容空間が形成される。また、図示のように、側板50,
51には貫通穴29が設けられており、この貫通穴29
を通じて駆動軸10がフレーム体4a,4b内を貫通す
るようになっている。
【0020】筒体4cは、上下が開口(開口41)した
略円筒状に形成され、その側面に対向する2つの開口4
4,45を有している。また、筒体4cは、その上端部
が、旋回体8を旋回可能に支承する旋回ベアリング6が
取り付けられるリング状の座部40として形成されてい
る。
【0021】筒体4cは、その開口44,45をフレー
ム体4a,4bの端部開口に対向させた状態で、その座
部40の上面がフレーム体4a,4bの上板52,52
の上面と略面一になるように、フレーム体4a,4bに
対して溶接される。溶接された状態が図3に示されてい
る。この溶接状態において、筒体4cの内部空間は、筒
体4cの側面に形成された開口44,45を通じて、フ
レーム体4a,4bの内部空間と連通され、フレーム体
4a,4bの内部空間と協働して駆動機構10,17,
18,19,28等を収容する収容空間を形成する。
【0022】筒体4cの座部40には、旋回ベアリング
6をボルト固定するための複数のボルト穴42…が形成
されている。また、筒体4cの内周面には、筒体4cの
高さ方向に沿って、複数のリブ43が設けられている。
これらのリブ43は、筒体4cの強度を補うためのもの
で、特に、重量軽減のために筒体4cを薄板によって形
成する場合には座屈防止としての効果を発揮する。
【0023】なお、本実施例では、車体フレーム4(フ
レーム体4a,4b)内に貫通される車軸が駆動軸10
であるが、無論、駆動軸である必要はない。また、車軸
の全てが車体フレーム4内を貫通している必要はない。
さらに、本実施例において、車体フレーム4はそのほぼ
全長にわたって断面が閉じられた形状に形成されている
が、底板53や側板50,51などにメンテナンス用の
開口が一部設けられていても良い。
【0024】以上説明したように、本実施例の自走式ク
レーン車1では、旋回ベアリング6が取り付けられる座
部40(従来のリングプレートに相当)の上面をフレー
ム体4a,4bの上板52,52の上面と略面一になる
位置まで下げることができるように車体フレーム4を構
成し、しかも、車体フレーム4内に駆動軸10を貫通さ
せるようにしている。したがって、以下に示すような様
々な作用効果を奏する。
【0025】まず、本実施例では、車体フレーム4が、
2つのフレーム体4a,4bと、これらのフレーム体4
a,4bと別体で且つ旋回ベアリング6を固定するため
の座部40を有する筒体4cとからなり、溶接作業によ
って座部40の上面をフレーム体4a,4bの上面と略
面一になる位置まで下げる(座部40の上面位置を図7
に示す従来よりも車体フレームの上板のほぼ厚さ分だけ
下げる)ことができるような構成になっているため、結
果的に、旋回体8のマウント位置を下げて車体の重心を
低くすることができ、車体の安定性を増大させることが
できる。
【0026】しかし、本実施例の構成の場合、車体の重
心位置の低下は、車体フレームの上板のほぼ厚さ分にと
どまらない。すなわち、本実施例では、車体フレーム4
内に車軸10を貫通させたことに伴い、車体フレーム4
に対する旋回体8のマウント位置だけでなく、車体フレ
ーム4それ自体(車体フレーム4の上面位置)をも十分
に下げることができる。つまり、車体フレーム4の地上
高さを従来よりも低くすることができる。そのため、ブ
ーム等を備える旋回体8を必然的に低くすることがで
き、車体の重心位置を十分に低くすることができる。し
たがって、転倒角を大きくすることができ、クレーン作
業中の安定度が大きくなる。
【0027】また、このように車体フレーム4の上面位
置を下げることができることに伴い、車体フレーム4の
剛性を強化することができる。車体フレームの剛性は、
クレーン能力の向上を図る上で重要な要素となる。すな
わち、車体フレームには、ブームによって荷を吊り上げ
てクレーン作業を行なう場合に、曲げや捩じれの力が作
用する。特に、ブームが車体の側方で荷を吊り上げてい
る場合には、車体フレーム4の長手軸回りの曲げモーメ
ントによって大きな捩じれが作用する。したがって、車
体フレームの場合には、特にこの捩じれに対する剛性を
強化する必要がある。捩じれに対する剛性は、その断面
形状に固有の断面2次モーメントに関係し、特に板材を
箱型に形成してなる車体フレームの場合には、車体フレ
ームの板厚と板によって囲まれる面積とに大きく関係し
てくる。この面積を大きくとって断面係数を大きくする
ことができれば、捩じれに強い車体フレームを形成する
ことができる。
【0028】この点に関し、本実施例の自走式クレーン
1は、前述したように、重心位置を十分に低くすること
ができることから、高さ方向に余裕ができ、したがっ
て、車体フレーム4それ自体の高さ(車体フレーム4の
上面の地上高さではない)を従来よりも高くして車体フ
レーム4の断面積を大きくすることができる。すなわ
ち、本実施例のように、車体フレーム4内に車軸10を
取り込んでしまう構造では、車体フレーム4を従来の車
輪の位置まで下げることができ、それに伴って、従来に
おいて許容されていた車体フレーム4の上面高さ位置ま
で高さ方向に余裕ができる。その結果、その余裕高さの
分だけ車体フレーム4それ自体の高さを高くすることが
できることとなる。車体フレーム4それ自体の高さを高
くできると言うことは、すなわち、車体フレーム4の断
面係数を高さ方向でかせぐことができるということであ
る。したがって、車体フレーム4の断面係数を大きくす
ることができ、車体フレーム4の曲げ強度を大きくする
ことができる。これは、フレーム4を幅方向に長くする
よりも高さ方向に高くして断面係数を高さ方向でかせぐ
方が、フレーム4の長手軸に対する断面係数を大きくす
ることができ、フレーム4の曲げモーメントに対する強
度を大きくすることができるからである。
【0029】このように、フレーム4を下げることによ
って大きなフレーム空間を確保し、これによって高いフ
レーム剛性を確保できれば、従来のように限られたフレ
ーム空間内で剛性を高めるためにフレーム構造をいたず
らに複雑化して重量を増大させる必要性がなくなる。す
なわち、従来の車体フレームは、車軸の上側に配置され
る構成上、前述したようにその高さが限られており、そ
の限られた狭いフレーム空間内で剛性を高めるために、
複数の横材103(図7参照)を井桁状に設けた袋構造
をなしている。したがって、構造が複雑であり、重量も
大きくなっている。これに対し、本実施例のフレーム4
は、それ自体を下方に下げることにより、その十分な高
さによって前述したような高い剛性が得られ、しかも同
時に、非常に簡単なモノボックス構造を実現することが
可能であるため、フレーム構造が簡素化され、結果的
に、その重量が大きく軽減され得る。
【0030】無論、本実施例では、車体フレーム4の旋
回体取付け部位を、座部40を有する筒体4cとして形
成し、図7に示す従来のように車体フレームの旋回体取
付け部位が2枚板構造(102,100a)にならない
ようにしているため、その分だけフレーム4の重量を従
来よりも軽減することができるが、フレーム4自体を下
側に下げることによって剛性を高め且つ構造を簡素化す
ることで得られる重量の軽減はさらに大きく、その余っ
た重量分を吊り上げ能力の向上に寄与させることができ
る。このことは、総重量の制限された中でクレーン能力
を向上させる場合において非常に有益である。
【0031】また、本実施例の自走式クレーン1は、車
体フレーム4の筒体4cの上端部に開口41が設けられ
ているため、フレーム4の内部空間に配置される駆動機
構のメンテナンスが容易となる。
【0032】また、本実施例の車体フレーム4は、筒体
4cの両側にモノボックス構造のフレーム体4a,4b
を溶接することによって形成されるため、従来よりも溶
接箇所が少なくなり、製作が容易となる。また、旋回体
8から受ける大きな負荷をフレーム4全体で受けるよう
な形となるため、負荷を大きく分散させて応力の集中を
防止することができる。
【0033】また、従来は、道路交通法による高さ制限
や重心の問題などによって、車体フレーム4をあまり高
い位置に配置することがきなかったため、フレーム4を
幅方向に広げることによってしかフレーム4の強度を確
保することができなかったが、本実施例のように車体フ
レーム4内に車軸10を取り込んだ構造とすることによ
り、幅方向のみならず高さ方向にも車体フレーム4を広
げることができるため、車体フレーム4の断面積を従来
よりも大きくすることができる。
【0034】また、本実施例では、フレーム4を下方に
下げることに伴って、フレーム4内に伝達軸17や変速
機18といった各種の構成要素を配置するようにしたた
め、これらの構成要素が路面の障害物によって破損する
ことを防止できる。
【0035】また、本実施例では、フレーム4を幅方向
に広げなくても高さ方向でかせいで十分な強度を確保す
ることができるため、車体フレーム4の幅を小さくし
て、ステアリング角を大きくとることもできる。したが
って、クレーンの回転半径を小さくすることができ、狭
い路地へも少ない切り返しで容易に侵入していくことが
できる。
【0036】図6は、本発明の第2の実施形態を概念的
に示したものである。なお、図2の(a)は自走式クレ
ーンの車体フレーム(イ)の平面図、(b)は(a)の
C−C線に沿う断面図、(c)は(a)のD−D線に沿
う断面図である。
【0037】図示のように、車体フレーム(イ)は、モ
ノボックス形状の第1および第2のフレーム体(ロ)
(ハ)と、第1のフレーム体(ロ)と第2のフレーム体
(ハ)との間でこれらに溶接され且つその上端が開口し
た筒体(ニ)とからなる。筒体(ニ)は、円錐台状に形
成され、その上端部が、旋回体を旋回可能に支承する旋
回ベアリング(図示せず)が取り付けられるリング状の
座部(ホ)(従来のリングプレートに相当)として形成
されている。また、円筒体(ニ)は、その座部(ホ)の
上面がフレーム体(ロ)(ハ)の上板(ロ´)(ハ´)
の上面と略面一になるように、フレーム体(ロ)(ハ)
に対して溶接されている。
【0038】このような構成によれば、第1の実施形態
と同様、リングプレート(本実施形態では座部(ホ))
の位置を、図7に示す従来よりも車体フレームの上板の
ほぼ厚さ分だけ下げることができるため、結果的に、旋
回体のマウント位置を下げて車体の重心を低くすること
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自走式ク
レーンによれば、旋回体のマウント位置を従来よりも下
げることができ、結果的に、車体の重心位置を下げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態に係る自走式
クレーンの車体フレームの平面図、(b)は(a)のA
−A線に沿う断面図、(c)は(b)のB−B線に沿う
断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の具体的な実施例に係
る車体フレームの分解斜視図である。
【図3】(a)は図2の車体フレームの平面図、(b)
は(a)の車体フレームの正面図、(c)は(a)の車
体フレームの側面図である。
【図4】図2の車体フレームを備える自走式クレーンの
全体図である。
【図5】図4の自走式クレーンにおける車体フレームの
内部の駆動機構の配置状態を示す平面図である。
【図6】(a)は本発明の第2の実施形態に係る自走式
クレーンの車体フレームの平面図、(b)は(a)のC
−C線に沿う断面図、(c)は(b)のD−D線に沿う
断面図である。
【図7】(a)は従来の自走式クレーンの車体フレーム
の平面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図、
(c)は(b)のF−F線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…自走式クレーン 4…車体フレーム 4a…第1のグレーム体 4b…第2のグレーム体 4c…筒体 40…座部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム上に旋回ベアリングを取り
    付け、この旋回ベアリングによって旋回体を旋回可能に
    支承してなる自走式クレーンにおいて、 前記車体フレームは、その上端が開口する筒体と、この
    筒体の側壁にそれぞれ溶接される2つのフレーム体とか
    らなり、 前記筒体は、その上端部が前記旋回ベアリングを取り付
    けるためのリング状の座部として形成されるとともに、
    その座部の上面が前記各フレーム体の上面と略面一とな
    るように各フレーム体に対して溶接されていることを特
    徴とする自走式クレーン。
  2. 【請求項2】 前記各フレーム体は、上板と、底板と、
    上板と底板とを連結して互いに対向する2つの側板とに
    よってその断面が略閉じられた形状に形成され、前記フ
    レーム体の側板を通じて車軸がフレーム体内を貫通して
    いることを特徴とする請求項1に記載の自走式クレー
    ン。
  3. 【請求項3】 車体フレーム上に旋回体を搭載してなる
    自走式クレーンにおいて、 前記車体フレームは、前記旋回体を旋回可能に支承する
    筒体と、この筒体の側壁にそれぞれ溶接される2つのフ
    レーム体とからなり、 前記各フレーム体は、上板と、底板と、上板と底板とを
    連結して互いに対向する2つの側板とによってその断面
    が略閉じられた形状に形成され、前記フレーム体の側板
    を通じて車軸がフレーム体内を貫通していることを特徴
    とする自走式クレーン。
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