JPH1070483A - 腕時計型無線機器 - Google Patents

腕時計型無線機器

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JPH1070483A
JPH1070483A JP8223669A JP22366996A JPH1070483A JP H1070483 A JPH1070483 A JP H1070483A JP 8223669 A JP8223669 A JP 8223669A JP 22366996 A JP22366996 A JP 22366996A JP H1070483 A JPH1070483 A JP H1070483A
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JP
Japan
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antenna
frequency circuit
band
circuit
wireless device
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JP8223669A
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English (en)
Inventor
Kazunori Kita
一記 喜多
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻射電磁波や高調波によるノイズを防止で
き、多機能化が可能な腕時計型無線機器とする。 【解決手段】 機器ケース1を金属によって形成し、機
器ケース1内にデジタル信号処理回路7を配置する。機
器ケース1に取り付けるバンド2を合成樹脂によって形
成し、バンド2内にアンテナ5及び高周波回路6を配置
する。デジタル信号処理回路7からの輻射電磁波、高調
波を金属製の機器ケース1で遮断でき、ノイズを防止で
きる。高周波回路6が機器ケース1の外に配置されるた
め、機器ケース1内に他の回路や他の機能の部材を配置
でき、多機能化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯に便利な腕時
計型無線機器に関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計型無線機器としては、リストペー
ジャ、リストFMページャ、電波時計などが市販されて
いる。これら腕時計型無線機器においても、一般の無線
機器と同様に、アンテナと、アナログ処理を行う高周波
回路及びデジタル処理を行うデジタル信号処理回路から
なる無線回路とを備える必要がある。このため従来の腕
時計型無線機器では、次のような構造が採用されてい
る。
【0003】(a)電波を通す樹脂によって機器ケース
を形成し、この樹脂製の機器ケース内にアンテナ及び上
述した無線回路を内蔵する。 (b)機器ケースを金属によって形成し、この金属製の
機器ケース内に無線回路を配置する。又、機器ケースに
取り付けられるバンドを樹脂或いは皮革によって形成す
る一方、アンテナを筐体内に収容し、このアンテナをバ
ンド内に配置する。 (c)金属製の機器ケース内に無線回路を設けると共
に、この機器ケースの一部に穴等の開口部を儲け、この
開口部の近傍にアンテナを配置する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の構造では、それぞれ以下のような問題点を有し
ている。
【0005】(1)機器ケースを樹脂製とする(a)の
構造では、機器ケースに高級感を付与することができな
いばかりでなく、装身具としての装飾性やデザイン性に
劣り、商品価値が低下している。又、腕時計型のため、
機器ケースの収納容積が限定されており、この限定され
た機器ケースの内部にアンテナや無線回路の全てを内蔵
する構造では、充分な性能や広範な機能を有した機器と
することができない。さらに、無線回路の高周波回路と
デジタル信号処理回路とが接近した位置に配置されるた
め、デジタル信号処理回路からの不要な輻射電磁波や高
調波がアナログ処理を行う高周波回路に漏洩して、悪影
響を及ぼし、ノイズとなる。
【0006】(2)アンテナをバンドに内蔵する(b)
の構造では、機器ケースを金属製とすることができると
共に、収納容積にも余裕ができるが、アンテナを内蔵す
るバンドの構造が複雑になる。又、(1)と同様に、機
器ケース内では高周波回路がデジタル信号処理回路に近
接して配置されるため、デジタル信号処理回路からの不
要な電磁波の輻射や高調波が高周波回路に漏洩して、ノ
イズとなる。
【0007】(3)金属製の機器ケースに開口部を設け
る(c)の構造では、アンテナの配置が開口部によって
限定されるため、アンテナの送受信性能が制約される。
又、(1)と同様に、収納容積が限定された機器ケース
内に全ての部品が配置されるため、性能等が制約される
ばかりでなく、不要な電磁波の輻射や、高調波によるノ
イズが発生する。
【0008】以上の問題点を解消するため、高周波回路
とデジタル信号処理回路とを別個の基板に形成し、これ
らの基板の間に金属製の電磁波遮断板を配置することが
考えられる。ところが、この構造によっても、これらの
回路が接近して配置されるため、回路間の接続部分や電
波の入出力部分さらには他の配線部分を不要電磁波や高
調波が回り込んで漏洩することを防止できず、上述と同
様に充分な性能を付与することができていない。
【0009】本発明は、以上の従来の問題点を考慮して
なされたものであり、高級感やデザイン性を向上させる
ことができると共に、電磁波や高調波による悪影響やノ
イズを防止でき、さらには、余裕のある収容スペースへ
の配置が可能な腕時計型無線機器を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、機器ケースと、合成樹脂により
成形され前記機器ケースに取り付けられるバンドとを備
えた腕時計型無線機器の前記バンドの内部に、少なくと
も平板状のアンテナ及びこのアンテナと接続された高周
波回路を配置したことを特徴とする。又、請求項2の発
明は、金属により成形された機器ケースと、合成樹脂に
よって成形され前記機器ケースに取り付けられるバンド
とを備えており、平板状のアンテナ及びこのアンテナと
接続された高周波回路とが前記バンドの内部に配置さ
れ、前記高周波回路と接続されたデジタル信号処理回路
が前記機器ケースの内部に配置されていることを特徴と
する。
【0011】これらの構造では、機器ケースの収容スペ
ースに余裕ができ、機器ケース内に他の回路や機能を付
加することができる。又、高周波回路とデジタル信号処
理回路とが離れて配置されると共に、機器ケースが電磁
波遮断を行うため、デジタル信号処理回路からの不要な
電磁波の輻射や高調波が高周波回路に漏洩することがな
くなり、ノイズの発生を防止できる。又、機器ケースを
金属製とすれば、高級感を付与でき、デザイン性も向上
する。
【0012】請求項3の発明は、前記アンテナ及び高周
波回路が並列状態で前記バンドの内部に配置されている
ことを特徴とする。
【0013】アンテナと高周波回路を並列に配置するた
め、バンドを薄くでき、着用感が向上する。
【0014】請求項4の発明は、前記アンテナ及び高周
波回路が積層状態で前記バンドの内部に配置されている
ことを特徴とする。
【0015】アンテナと高周波回路を積層することによ
り、これらが一体的となり、バンドへの装着が容易とな
る。
【0016】請求項5の発明は、前記高周波回路とデジ
タル信号処理回路とが可撓性導電板からなる接続部材に
より接続され、この接続部材がバンドを機器ケースに取
り付けるためのバンド取付部に取り付けられていること
を特徴とする。
【0017】バンド取付部を介して高周波回路とデジタ
ル信号処理回路とが接続されるため、これらの回路を充
分に離した状態で配置でき、電磁波輻射や高調波の悪影
響を確実に防止できる。
【0018】請求項6の発明は、前記アンテナが誘電体
層を挟んで積層されたアンテナ素子電極及び接地電極か
らなり、この接地電極がアンテナ素子電極よりも長く延
設されており、この延設部に前記高周波回路を実装した
配線基板が取り付けられていることを特徴とする。
【0019】従って、アンテナの一部を利用して高周波
回路を配置でき、効率的な配置が可能となる。
【0020】請求項7の発明は、前記アンテナはアンテ
ナ素子電極、誘電体層及び接地電極が順に積層されて形
成されており、前記高周波回路は前記アンテナ素子電極
と隣接するように前記誘電体層上に設けられた集積回路
であることを特徴とする。
【0021】この構造では、高周波回路が集積回路によ
って形成されるため、高周波回路を小型とすることがで
きる。
【0022】請求項8の発明は、前記アンテナが誘電体
層を挟んで積層されたアンテナ素子電極及び接地電極か
らなり、前記高周波回路を実装した配線基板が前記接地
電極に積層されていることを特徴とする。
【0023】この構造においても、アンテナの一部を利
用した高周波回路の配置が可能となる。
【0024】請求項9の発明は、前記アンテナはアンテ
ナ素子電極、誘電体層及び接地電極が順に積層されて形
成されており、前記接地電極に絶縁層がさらに積層さ
れ、前記高周波回路が前記絶縁層上に設けられた集積回
路であることを特徴とする。
【0025】この構造においても、高周波回路が集積回
路によって形成されるため、高周波回路を小型とするこ
とができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の基本構造を
説明する為の概略図を示し、金属によって形成された機
器ケース1と、機器ケース1の相対向する外端部に取り
付けられた合成樹脂からなるバンド2とから腕時計型無
線機器の外形が形成されている。機器ケース1の上部
(図では下方)には、開口が形成され、この開口部分に時
計ガラスとしての透光部材3が嵌め込みによって取り付
けられている。又、この透光部材3と対向する機器ケー
ス1の内部には、表示部材4が配置されている。
【0027】この実施の形態において、アンテナ5、高
周波回路6及びデジタル信号処理回路7が無線機器とし
ての実質的な作用を行うものであり、アンテナ5及び高
周波回路6がバンド2の内部に配置される一方、デジタ
ル信号処理回路7が機器ケース1内に配置される。
【0028】アンテナ5及び高周波回路6は並列状態で
バンド2内に配置されていると共に、これらがバンド2
内で相互に接続されており、アンテナ5は受信した無線
信号を高周波回路6に送出する一方、高周波回路6から
の無線信号を無線によって出力する。機器ケース1内の
デジタル信号処理回路7はバンド2内の高周波回路6と
接続されており、これらの間で信号のアクセスが行われ
る。又、デジタル信号処理回路7は表示部材4に表示用
データを送出し、これにより表示部材4が所定の情報を
表示する。
【0029】高周波回路6としては、受信用のRFアン
プ、送信用のパワーアンプ或いは中間周波アンプなどの
内の適宜なものが選択され、デジタル信号処理回路7と
しては、POCSAGやFLEXのデコーダ回路、FM
多重信号の復調・復号回路、QPMA(Quadrap
le Phase Shift Keying)などの
変復調回路やTDMA(Time Division
Multiple Access)などの多重チャネル
のリンク制御回路などの内、必要に応じて選択される。
【0030】このような構造では、金属からなる機器ケ
ースが電磁波を遮断するため、デジタル信号処理回路7
から発生する高調波や輻射電磁波等のデジタル信号nD
が機器ケース1から漏洩して高周波回路6に混入するこ
とがなく、雑音の発生を防止できる。又、高周波回路6
から発生するRF信号等の高周波信号nRFも機器ケー
ス1内に漏入することがなく、高周波回路6、デジタル
信号処理回路7の双方がそれぞれ支承なく作動すること
ができる。
【0031】又、機器ケース1が金属のため、高級感を
付与でき、デザイン性も向上し、さらには、デジタル信
号処理回路7だけが機器ケース内に配置されるため、他
の回路や機能を機器ケース1内に収容することができ
る。加えて、アンテナ5及び高周波回路6が並列状態で
バンド2内に配置されるため、バンド2の厚さが厚くな
ることがなく、着用感が向上する。
【0032】図2は本発明の第2の基本構造を示し、ア
ンテナ5及び高周波回路6がバンド2内に配置され、デ
ジタル信号処理回路7及び表示部材4が機器ケース1内
に配置されている。この基本構造では、アンテナ5及び
高周波回路6が積層され、この積層状態で相互に接続さ
れている。
【0033】このような構造によっても、図1に示す第
1の基本構造と同様に、信号の漏洩による影響がなくな
るが、特に、アンテナ5及び高周波回路6が積層されて
いるため、これらを一体的に取り扱うことができ、バン
ド2内部への取り付けが容易となる。
【0034】図3及び図4は上述した第1の基本構造の
実施形態を示し、機器ケース11及び一対のバンド12
を備えている。機器ケース11は金属によって全体が形
成されており、図示例では腕時計の時計ケースを兼ねて
いる。この機器ケース11の12時及び6時方向の端部
が延設され、この延設によってバンド取付部13が一体
的に形成され、このバンド取付部13にバンド12が取
り付けられている。
【0035】機器ケース11の内部には、機器全体の作
動を制御する回路基板14が設けられ、この回路基板1
4にインターコネクタ15を介して液晶表示部材16が
接続されている。この液晶表示部材16と対向する機器
ケース11の上方には、ガラスからなる透光部材17が
取り付けられている。更に回路基板14の下面には、電
池18が設けられ、この電池18の下方部分が裏蓋19
によって閉鎖されている。
【0036】機器ケース11の上面には、押釦式のスイ
ッチ20が取り付けられ、このスイッチ20の可動接点
21と回路基板14の固定接点22とが対向している。
このスイッチ20を操作することによって、無線での通
信、時刻表示等の機能の切換えを行うことができる。
【0037】かかる機器ケース11の内部には、無線回
路の一部を構成するデジタル信号処理回路23が配置さ
れている。このデジタル信号処理回路23は回路基板1
4上に実装されており、回路基板14との間で信号をア
クセスする。
【0038】一対のバンド12は合成樹脂によって形成
されており、各バンド12は基端部分が機器ケース11
のバンド取付部13に取付ピン24によって取り付けら
れている。一対のバンドの内、一方のバンド12の内部
には、アンテナ25と、高周波回路26とが接続状態で
設けられている。
【0039】アンテナ25は、アンテナ素子電極27及
び接地電極29の間に絶縁材からなる誘電体層28が挟
まれることによって形成され、これによりアンテナ25
は全体が平板状となっている。この場合、アンテナ素子
電極27及び接地電極29は誘電体層28に形成したス
ルーホール30を介して接続されている。接地電極29
はアンテナ素子電極27よりも長くなって、機器ケース
11側に延びており、この延設部分29aに配線基板3
1が取り付けられ、この配線基板31上に高周波回路2
6が実装されている。このように接地電極29に取り付
けた配線基板31を介した配設により、アンテナ25及
び高周波回路26は並列状態でバンド12内に配置され
る。
【0040】高周波回路26とアンテナ25との接続
は、中継電極32を介することによって行われる。この
中継電極32はアンテナ25と高周波回路26との間
に、一対が位置するように配線基板31上に形成されて
おり、各中継電極32の上面の片側には、高周波回路2
6からの端子部26aが接合している。一方、アンテナ
25におけるアンテナ素子電極27からの端子部25a
は一方の中継電極32の上面の他側に接合していると共
に、接地電極29からの端子部29aが他方の中継電極
32の下面に接合しており、これらの接合によって高周
波回路26とアンテナ25とが接続される。
【0041】バンド12内の高周波回路26は機器ケー
ス11内のデジタル信号処理回路23と接続され、この
接続によって無線回路が形成される。この接続は接続部
材33を介して行われる。接続部材33は薄板状の可撓
性導電板によって形成されており、バンド取付部13部
分に取り付けられることによって機器ケース11及びバ
ンド12に掛け渡された状態となっている。
【0042】バンド取付部13に対する接続部材33の
取り付け構造は、バンド12における機器ケース側11
に薄いリップ部12aを延設し、このリップb12a内
に接続部材33を挿通する。そして、リップ部12aを
バンド取付部13の下面に当接した状態で、裏蓋19と
の間で挟み、取付ピン24をねじ込んでリップ部12a
をバンド取付部13に固定することによって、リップ部
12aと共に接続部材33をバンド取付部13に取り付
ける。
【0043】接続部材33による高周波回路26とデジ
タル信号処理回路23との接続構造は、配線基板31に
おける機器ケース11側に中継電極34を形成し、この
中継電極34に高周波回路26からの端子部26及び接
続部材33からの端子部33aを接合する一方、機器ケ
ース11内の回路基板14に中継電極35を形成し、こ
の中継電極35に接続部材33からの端子部33及びデ
ジタル信号処理回路23からの端子部23aを接合する
ことによって行われる。
【0044】以上のような構成によって、デジタル信号
処理回路23及び高周波回路26が金属からなる機器ケ
ース11によって仕切られるため、デジタル信号処理回
路23からの高調波や電磁波輻射を遮断できる。又、バ
ンド12においてはアンテナ25と高周波回路26とを
並列状態で配置できる。
【0045】なお、アンテナ25、高周波回路26が設
けられたバンド12の自由端部分には、バックル38が
取り付けられると共に、他方のバンド12に自由端部分
には、バックル38に係脱自在に係合するバックル受け
39が取り付けられ、これらの係合によって無線機器の
全体を腕に着用することができ、携帯に便利となってい
る。
【0046】図5はアンテナ25の一例を示す。このア
ンテナ25は誘電体層28を挟んで、アンテナ素子電極
27及び接地電極29が積層され、スルーホール30に
よってアンテナ素子電極27及び接地電極29が導通さ
れている。この構造のアンテナ25は、VHFなどの超
短波や、UHFなどの極超短波以上の高周波帯域用途に
使用されるものである。又、このような高周波帯域用途
のアンテナとしては、逆Fマイクロスプリット型アンテ
ナ、パッチアンテナなどの短縮型アンテナを使用するこ
とができる。なお、アンテナとしては、これらに限らず
スロット型アンテナや、2つのバンドを結合することに
よって接続されるループ型アンテナであっても良い。
【0047】図6はバンド12内に並列状に設けられる
アンテナ41と高周波回路45の別の実施形態を示す。
アンテナ41はアンテナ素子電極42と、誘電体層43
と、接地電極44とが積層されて形成されている。この
アンテナ41は誘電体層43の誘電率により、パッチ型
アンテナ或いは一部を接地した逆Fマイクロストリップ
・ライン型アンテナを構成できる。
【0048】高周波回路45はガリウム砒素(GaA
s)化合物半導体等のマイクロ波用半導体集積回路から
なる複数の回路素子46が回路配線47によって接続さ
れている。複数の回路素子46はトランジスタ、抵抗、
コイル、コンデンサ等の作用を行うものである。この高
周波回路45はプリント配線やハンド配線などの接続部
48を介してアンテナ41と接続されている。
【0049】このように高周波回路45を集積回路によ
って形成することによって、体積が極めて小さくなるた
め、小型化することができる。しかもアンテナ41と一
体とすることができ、バンド12内への配置も容易とな
る。更に、この実施形態では、アンテナ41を高周波回
路45と同様に、プリント配線基板から形成でき、これ
によりこれらの製造を効率よく行うことができる。
【0050】図7は、図6の実施形態を無線電話端末に
適用した回路図であり、アンテナ51及び高周波回路5
2がバンド12内に配置され、変復調モデム回路以降の
デジタル信号処理回路53が金属製の機器ケース11内
に設けられている。高周波回路52はパワーアンプ54
a、広帯域アンプ54b、ミキサー54cなどからな
り、デジタル信号処理回路53の変調器53aからの信
号が入力される送信部54と、低雑音アンプ55a、ミ
キサー55b、中間周波アンプ55cからなり、デジタ
ル信号処理回路53の復調器53bに信号を出力する受
信部55とを備えている。又、これらの間には、デジタ
ル信号処理回路53の局部発振器53cに接続された分
配アンプ56が設けられている。更に高周波回路52は
アンテナ51と接続されて送信、受信を切り換えるRF
スイッチ57を有している。
【0051】図8及び図9はアンテナ及び高周波回路が
積層された第2の基本構造の実施形態を示し、図3及び
図4と同一の部材は同一の符号によって対応させてあ
り、デジタル信号処理回路23が回路基板14に実装さ
れた状態で金属製の機器ケース11内に設けられてい
る。
【0052】バンド12内には、アンテナ素子電極2
7、誘電体層28及び接地電極29が積層されて形成さ
れたアンテナ25が配置されている。このアンテナ25
の接地電極29には配線基板31が積層されており、こ
の配線基板31における接地電極29との反対側の面に
高周波回路26が実装されている。
【0053】この実施の形態においても、アンテナ素子
電極27と接地電極29との接続は誘電体層28に形成
されたスルーホール30によって行われる。高周波回路
26とアンテナ素子電極27との接続は、アンテナ素子
電極27と接続されたスルーホール61を配線基板31
に形成すると共に、高周波回路26の端子部26cが接
続される中継電極62をこのスルーホール61と接続さ
れるように配線基板31に配置することによって行われ
る。又、高周波回路26と接地電極29との接続は、高
周波回路26の端子部26dが接続される中継電極64
を配線基板31に取り付け、この中継電極63と対応し
且つ、接地電極29まで貫通するスルーホール63を配
線基板31に形成することでなされている。
【0054】バンド12内の高周波回路26と機器ケー
ス11内のデジタル信号処理回路23との接続は、機器
ケース11及びバンド12に掛け渡された接続部材33
によってなされる。この接続部材33はバンド12の内
部に設けられており、高周波回路26とは同回路26の
端子部26eによって接続され、デジタル信号処理回路
23とは、同回路23の端子部23aが接続される中継
電極65を介して接続される。
【0055】図10はアンテナと高周波回路とを積層す
る別の実施形態を示し、図6に対応するものである。ア
ンテナ素子電極42と、誘電体層43と、接地電極44
とが積層されることによってアンテナ41が形成されて
いる。アンテナ21の接地電極44の下面には、絶縁層
66が更に積層され、この絶縁層66に、ガリウム砒素
(GaAs)化合物半導体等のマイクロ波用半導体集積
回路からなる複数の回路素子46が回路配線47によっ
て接続され、これらによって高周波回路45が形成され
ている。複数の回路素子46はトランジスタ、抵抗、コ
イル、コンデンサ等の作用を行うものである。
【0056】なお、高周波回路45とアンテナ41との
接続は、図示を省略するが、絶縁層66における回路素
子46と対向した部位にスルーホールを形成して接地電
極44との接続を行う一方、同様に絶縁層66、接地電
極44及び誘電体層43を貫通するスルーホールを形成
してアンテナ素子電極42との接続を行うことによって
なされるものである。このような高周波回路45は半絶
縁性ガリウム砒素化合物半導体基板を使用し、この基板
に印刷回路を形成することによって作製できる。
【0057】図11〜図13は、図3、図4の構造や、
図8、図9の構造を用いた場合の回路ブロック図であ
り、各図において、各ブロックの各々は周知のものであ
り、それゆえ各ブロック内に名称を付し、その詳細な説
明は省略する。しかして、71は金属からなる機器ケー
ス、72は合成樹脂からなるバンド、73はアンテナ、
74は高周波回路、75はデジタル信号処理回路をそれ
ぞれ示す。又、図11はRCC(専用波)ページャ受信
端末の回路ブロック、図12はFMラジオ放送の副搬送
波にデータ信号を多重として用いるFM文字多重による
文字データ放送や、ページング通信の受信機、図13は
PHSコードレス電話端末の回路ブロック図である。
【0058】
【発明の効果】本発明は、アンテナ及び高周波回路を合
成樹脂からなるバンド内に配置し、デジタル信号処理回
路を金属からなる機器ケース内に配置するため、デジタ
ル信号処理回路からの不要な輻射電磁波や高調波が高周
波回路に漏洩することなく、これらに起因したノイズを
防止できる。又、機器ケース内に配置する回路が少なく
なるため、他の回路や他の機能を有した部材を機器ケー
ス内に配置でき、多機能の無線機器とすることができ
る。さらには、機器ケースを金属によって形成するた
め、高級感やデザイン性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】並列配置した本発明の第1の基本構造の断面図
である。
【図2】積層配置した本発明の第2の基本構造の断面図
である。
【図3】第1の基本構造を適用した実施形態の断面図で
ある。
【図4】図3の正面図である。
【図5】(a)はアンテナの正面図、(b)は断面図で
ある。
【図6】第1の基本構造を適用した別の実施形態の斜視
図である。
【図7】図6の実施形態を無線電話端末に適用した回路
図である。
【図8】第2の実施形態を適用した実施形態の断面図で
ある。
【図9】図8の正面図である。
【図10】第2の実施形態を適用した別の実施形態の斜
視図である。
【図11】ページャ受信端末の回路ブロック図である。
【図12】文字データ放送、ページング通信の受信機の
回路ブロック図である。
【図13】PHSコードレス電話端末の回路ブロック図
である。
【符号の説明】
1 機器ケース 2 バンド 3 透光部材 4 表示部材 5 アンテナ 6 高周波回路 7 デジタル信号処理回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
高周波回路6としては、受信用のR
Fアンプ、送信用のパワーアンプ或いは中間周波アンプ
などの内の適宜なものが選択され、デジタル信号処理回
路7としては、POCSAGやFLEXのデコーダ回
路、FM多重信号の復調・復号回路、QPSK(Qua
draple Phase Shift Keyin
g)などの変復調回路やTDMA(Time Divi
sion Multiple Access)などの多
重チャネルのリンク制御回路などの内、必要に応じて選
択される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】図11〜図13は、図3、図4の構造や、
図8、図9の構造を用いた場合の回路ブロック図であ
り、各図において、各ブロックの各々は周知のものであ
り、それゆえ各ブロック内に名称を付し、その詳細な説
明は省略する。しかして、71は金属からなる機器ケー
ス、72は合成樹脂からなるバンド、73はアンテナ、
74は高周波回路、75はデジタル信号処理回路をそれ
ぞれ示す。又、図11はFMラジオ放送の副搬送波にデ
ータ信号を多重として用いるFM文字多重による文字デ
ータ放送や、ページング通信の受信機、図12はRCC
(専用波)ページャ受信端末の回路ブロック図、図13
はPHSコードレス電話端末の回路ブロック図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】 文字データ放送、ページング通信の受信機
の回路ブロック図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】 ページャ受信端末の回路ブロック図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/14 H04B 7/26 W

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースと、合成樹脂により成形され
    前記機器ケースに取り付けられるバンドとを備えた腕時
    計型無線機器であって、 前記バンドの内部には、少なくとも平板状のアンテナ及
    びこのアンテナと接続された高周波回路が配置されてい
    ることを特徴とする腕時計型無線機器。
  2. 【請求項2】 金属により成形された機器ケースと、合
    成樹脂により成形され前記機器ケースに取り付けられる
    バンドとを備えており、 平板状のアンテナ及びこのアンテナと接続された高周波
    回路とが前記バンドの内部に配置され、前記高周波回路
    と接続されたデジタル信号処理回路が前記機器ケースの
    内部に配置されていることを特徴とする腕時計型無線機
    器。
  3. 【請求項3】 前記アンテナ及び高周波回路が並列状態
    で前記バンドの内部に配置されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の腕時計型無線機器。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ及び高周波回路が積層状態
    で前記バンドの内部に配置されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の腕時計型無線機器。
  5. 【請求項5】 前記高周波回路とデジタル信号処理回路
    とが可撓性導電板からなる接続部材により接続され、こ
    の接続部材が前記バンドを機器ケースに取り付けるため
    のバンド取付部に取り付けられていることを特徴とする
    請求項2乃至4のいずれかに記載の腕時計型無線機器。
  6. 【請求項6】 前記アンテナが誘電体層を挟んで積層さ
    れたアンテナ素子電極及び接地電極からなり、前記接地
    電極がアンテナ素子電極よりも長く延設されており、こ
    の延設部に前記高周波回路を実装した配線基板が取り付
    けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は5
    のいずれかに記載の腕時計側無線機器。
  7. 【請求項7】 前記アンテナはアンテナ素子電極、誘電
    体層及び接地電極が順に積層されて形成されており、前
    記高周波回路は前記アンテナ素子電極と隣接するように
    前記誘電体層上に設けられた集積回路であることを特徴
    とする請求項1、2、3又は5のいずれかに記載の腕時
    計型無線機器。
  8. 【請求項8】 前記アンテナが誘電体層を挟んで積層さ
    れたアンテナ素子電極及び接地電極からなり、前記高周
    波回路を実装した配線基板が前記接地電極に積層されて
    いることを特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに
    記載の腕時計型無線機器。
  9. 【請求項9】 前記アンテナはアンテナ素子電極、誘電
    体層及び接地電極が順に積層されて形成されており、前
    記接地電極に絶縁層がさらに積層され、前記高周波回路
    が前記絶縁層上に設けられた集積回路であることを特徴
    とする請求項1、2又は4のいずれかに記載の腕時計型
    無線機器。
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