JPH1070555A - 交換組織とポート・カードを有するシステムにおけるデータ通信の方法 - Google Patents

交換組織とポート・カードを有するシステムにおけるデータ通信の方法

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JPH1070555A
JPH1070555A JP10288597A JP10288597A JPH1070555A JP H1070555 A JPH1070555 A JP H1070555A JP 10288597 A JP10288597 A JP 10288597A JP 10288597 A JP10288597 A JP 10288597A JP H1070555 A JPH1070555 A JP H1070555A
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チョン ソン
Mark Katz
カッツェ マーク
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Ramesh Nagarajan
ナガラジャン ラメッシュ
Walter Michael Pitio
マイケル ピティオ ウォルター
Donald D Shugard
ディー.シュガード ドナルド
Yung-Terng Wang
ウォン ユン−ターン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換組織及びポート・カードを有する通信シ
ステムで複数優先データ・フローを制御する方法を提供
する。 【解決手段】 各ポート・カードはバッファを有する
か、或いは結合しバッファは交換組織に結合または組み
入れらる。複数優先データは各々他への優先順位を指定
された複数のデータ・タイプを指す。第1の方法はバッ
ファの占有率を監視し、その占有率が第2閾値を上回る
と、第1閾値を下回るまで第2優先順位ビット・ストリ
ームの送信が停止され、第4閾値を上回ると第3閾値を
下回るまで第1優先順位ビット・ストリームの送信が停
止される。第2の方法は占有率が上述の閾値を横切ると
全ビット・ストリームに対して制御が適用または除去さ
れる。上記2方法を組合せた第3の方法は最初に第1の
方法を実行し、一旦占有率が第4閾値より高い第5閾値
を上回ると、第2の方法の実行が開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にはデータ通
信に関し、特に、データ交換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年来、トラヒック量の顕著な増大
が、構内イーサネット・システム (on-premises Ether
net system)のようなローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)のみならず、インターネット(Internet)の
ようなワイド・エリア・ネットワーク(WAN)でも立
証されている。トラヒック量のこの顕著な増大は、ニュ
ー・テクノロジーや、集中コンピュータ構成のパラダイ
ムから分散コンピュータ構成のパラダイムへの移行、及
び広範な種類のニュー・アプリケーションの急増によっ
て起きる。更に、急速な技術進歩によって、多様な専門
技術経歴を持つ個々のグループが一緒に単一のプロジェ
クトを協力して遂行する学際的研究の量的拡大が続いて
いることが立証されつつある。百貨店のような伝統的な
実業界向けにデザインされたデータ・ネットワークは最
早適切ではない。該実業界は現在顕著に拡大しており、
更に実業界の境界が最早静的ではなく、事実、日毎に変
化する可能性が有る。
【0003】大きな、絶えず変化し続けている実業界向
けの通信ネットワークのデザインには、現存のデータ通
信システムによって適切に対処されない問題が提起され
ている。比較的に規模の大きいネットワークでの増大し
たトラヒック量に加えて、往々にして電話、ビデオ及び
コンピュータ・データ・ネットワーク技術のような、あ
きれる程多彩な共存する アプリケーションを支援する
ことが要求される。一般に、それら各アプリケーション
は特性と必要要件との独特の組合せによって特徴付けら
れる。従って、そのようなネットワークは複数のアプリ
ケーションを種々の端末装置間で伝達するように装備さ
れる必要が有る。この課題は、従来の方法では、ルータ
及びブリッジを伴うもっと伝統的な動作方法から構内交
換装置を使用するもっと融通のきく動作モードへ向かっ
て離れて行く結果になっていた。
【0004】幾つかのアプリケーションは、例えばネッ
トワーク中でのデータの遅延または損失或いはそれら双
方によって起きる劣化に比較的に耐性が有るが、その他
のアプリケーションはそれらの劣化に極めて脆弱であ
る。例えば、もし或るアプリケーションが劣化に事実上
耐性が有る場合は、そのことによって、アプリケーショ
ン・データ・ストリームを受信する端末装置が劣化の間
に人の判断で理解できる出力を発生することが可能であ
ろうことが表される。他方、もしそのアプリケーション
・データ・ストリームが劣化に脆弱であれば、このこと
は何らかの劣化がその劣化の間の端末装置の出力に比較
的に顕著な影響を有するようになり、且つ、この劣化に
よる上記出力の了解度がかなり乏しくなることがあるこ
とを意味する。更に、所定のストリームが幾つかのタイ
プの劣化には耐性が有るが他のタイプの劣化には極めて
脆弱であることが問題を複雑にしている。例えば、ファ
イル・転送アプリケーション及び一般的に当業分野の技
術者にCP/IP(Transmission Control Protocol/In
ternet Protocol application;伝送制御プロトコル/
インターネット・プロトコル)アプリケーションとして
知られている別のアプリケーションは、遅延に対して比
較的に影響を受け難いがデータ損失には比較的に脆弱で
ある。
【0005】既存のネットワークでは、上記の多様なア
プリケーション・データ・タイプ間を識別しないデータ
・フロー制御技術が使用される。換言すると、データ・
ストリームの劣化がデータ・タイプに与えることとなろ
う影響とは無関係に、且つ、そのような劣化が端末装置
ユーザが分かるサービス品質に与えるであろう影響とは
無関係に、その全データが同様な方法で処理される。従
来のフロー制御方法はそれら多様なデータ・タイプの各
々の独特の特性を旨く活用するのに有効なメカニズムを
具備していない。
【0006】複数のデータ・タイプの独特の特性を活用
するための1つのメカニズムは1つ以上のデータ優先順
位レベルを規定することである。データ優先順位はデー
タの遅延或いは損失またはそれらの双方が代表的な端末
装置ユーザが分かるような出力の了解度に与えることと
なる影響を考察する、サービス品質の考察と関連して定
義することができる。もしも高優先順位データが遅延ま
たは損失或いはそれらの双方を受けたりすると、了解度
に与えられる影響は比較的に大きいが、もしも低優先順
位データが遅延または損失或いはそれらの双方を受けた
りする場合には了解度に与えられる影響は比較的に僅か
である。例えば、ATM(asynchronoustransfer mode;
非同期転送モード)データを交換するように装備されて
いるネットワークについて検討する。ATMにおいて
は、CBR(constant bit rate)データ、リアル・タ
イムVBR(variable bit rate)データ、非リアル・
タイムVBRデータ、ABR(available bit rate)デ
ータ及びUBR(unspecified bit rate)データを包含
する5クラスのデータ・サービスが定義されている。C
BRデータは遅延及び損失に比較的に影響を受け易く、
そのような遅延または損失或いはそれらの双方がサービ
ス品質を比較的に顕著な程度に劣化し、一方、UBRデ
ータは遅延及び損失に比較的に影響を受け難く、そのサ
ービス品質はCBRデータに対して向上されている。従
って、CBRデータ・パケットは高優先順位データ・ト
ラヒックとして概念化され、上記 UBRデータ・パケ
ットは低優先順位データ・トラヒックとして概念化され
る。
【0007】概して、複数優先データ・トラヒックは、
例えば、CBRデータ、VBRデータ、ABRデータ及
びUBRデータのような様々なタイプのデータの表象
を包含するトラヒックである。このデータ・トラヒック
は代表的にはデータ・パケットに編成される。交換の遅
延及び損失に関しては、従来の通信ネットワークではデ
ータのタイプ同士を互いに識別しない。必要とされるも
のは、データ・フロー制御のため、高優先順位データ・
パケットを低優先順位データ・パケットから識別するた
めの何らかのメカニズムである。
【0008】データ・フロー制御技術はデータ交換装置
の環境内で実行される。例えば、図1に示されるような
交換構成を検討する。交換組織102は送信バス104
及び受信バス106を有する複式バス構成の形で提供さ
れる。図1の複式バス構成は単に例示目的で示されてい
るものであり、他のタイプの交換組織構成では複式バス
が使用されておらず、更に他のタイプの交換組織構成で
もバスが使用されていない。ここで開示される技術は複
式バス構成の背景情況で記述されているが、これは単に
例示目的でのものであり、これらの技術はまた、例えば
共用メモリ構成を包含する他のタイプの交換構成の動作
環境内でも適用可能であることが理解される。
【0009】送信バス104及び受信バス106はポー
ト・カード108、109、113へ接続するように適
応されている。ポート・カード108、109、113
は送信バス104へ信号を送信し、受信バス106から
受信する。受信バス106は送信バス104から分離さ
れているが、送信バス104はその一端と受信バス10
6の一端に置かれているループバック回路111を介し
て受信バス106へループ・バックされている。これら
のポート・カードは、代表的には、ATMインタフェー
ス、エーサネットのようなLANインタフェース及びT
DM(time division multiplexed;時分割多重)回路
インタフェースのような多様な種類のインタフェースを
取り扱うように装備されている。図1に示されている構
成は、構内ネットワーク、私設ネットワーク及び企業内
ネットワークの動作環境においてアクセス・ハブまたは
基幹ハブ或いはそれらの双方を具備するように使用され
ることが多い。
【0010】送信バス104へのアクセスは、複数優先
ラウンド・ロビン規律として一般に知られている技術を
使用することによって達成することが可能であり、この
技術はポート・カード108、109、113内に実行
されている。ポート・カード108、109、113
は、BIC110と呼ばれている高速集積回路を介して
受信バス106とのインタフェースを行い、且つ、送信
バス104とのインタフェースを行う。BIC110に
は、送信バス104への送信を行うためのFIFOステ
ージング・バッファ112、受信バス106からの受信
を行うための高速FIFOバッファ114及びプロセッ
サ115が包含されている。ポート・カード108、1
09、113の各々には、低速メモリ116がランダム
・アクセス・メモリ(RAM)の形で具備されており、
これは一般的ではないがBIC110に組み入れられる
ようにすることが可能である。低速メモリ116はBI
C110の実際の物理通信ポートとの間で信号をやり取
りする主バッファ領域として働く。FIFOステージン
グ・バッファ112の1つの機能は、ポート・カードか
ら送信バス104へ送信されたデータに対するステージ
ング領域として働くことであり、高速FIFOバッファ
114の1つの機能は、受信バス106から受信された
データに対してバス伝送レートから通信ポート伝送レー
トへのレート変換を行うレート変換器として働くことで
ある。受信バス106とポート・カード、例えばポート
・カード108との間にはデータ転送レートに潜在的に
大きな能力差が有るので、高速FIFOバッファ114
がオーバフローする可能性が有る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、データ優先順
位及びそれらデータ優先順位に写像されたアプリケーシ
ョンの独特の特性を考慮しつつ、ポート・カード10
8、109、113からの一方のデータ転送レートと受
信バス106からそれらポート・カードへの他方のデー
タ転送レートとの間の何らかの不均衡を適切に補償する
ためのデータ・フロー制御技術が必要とされる。
【0012】本発明は、交換組織及びポート・カードを
有するデータ通信システムを提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1個の
交換組織とポート・カードとを有するデータ通信システ
ムに関連して使用するための方法が開示される。各ポー
ト・カードはバッファを有するか或いはバッファに結合
されている。該バッファは前記交換組織内に組み入れら
れるか、または前記交換組織へ結合されるように適応さ
れている。これらの方法はポート・カードとやり取りさ
れる複数優先データのフローを制御する。複数優先デー
タは2以上のタイプのデータが存在することに関わり、
各データ・タイプは他のデータ・タイプと相対的な優先
順位を指定される。上記優先順位はそのデータ・タイプ
と関連するサービス品質の考察に基づいて為すことがで
き、そのデータ・タイプをパケットに編成することがで
きる。もしこれらのパケットが固定サイズのものである
と、或るビット・ストリームのパケット転送レートはそ
のビット・ストリームのパケット転送レートを示してい
る。ここに開示されるデータ・フロー制御方法は、第1
優先順位を有する第1のタイプのデータと上記第1優先
順位よりも低い第2優先順位を有する第2のタイプのデ
ータとに関連して実行される。上記第1のタイプのデー
タには第1優先順位ビット・ストリームが包含され、上
記第2のタイプのデータには第2優先順位ビット・スト
リームが包含される。
【0014】第1の複数優先データ・フロー制御方法
は、論理フロー制御と呼ばれ、次のように実行される。
或るポート・カード上のバッファの占有率を監視する。
もしその占有率が第1閾値より高い第2閾値を上回る
と、所定のポート・カードに宛てられた上記第2優先順
位ビット・ストリームのビット転送レートが比較され
る。もし、固定サイズのパケットが使用されると、パケ
ット転送レートはビット転送レートに比例し、従って実
際のビット転送レートを比較する代わりにビット・スト
リームのパケット転送レートが比較される。最高のビッ
ト転送レートを有する第2優先順位ビット・ストリーム
或いは最高のビット転送レートを有する第2優先順位の
一組のビット・ストリームのポート・カードへの送信は
バッファ占有率が第1閾値より下まわるまで非動作状態
にされる。一旦バッファ占有率が第1閾値より下まわる
と、最高のビット転送レートを有する第2優先順位の1
個或いは複数のビット・レート・ストリームのポート・
カードへの送信が動作可能にされる。
【0015】もしそのバッファ占有率が第3閾値より高
い第4閾値を上回ると、所定のポート・カードに宛てて
送信される上記第1優先順位ビット・ストリームのビッ
ト転送レートが比較される。上述のように、もし、固定
サイズのパケットが使用されると、パケット転送レート
はビット転送レートに比例し、従って実際のビット転送
レートを比較する代わりにビット・ストリームのパケッ
ト転送レートが比較される。最高のビット転送レートを
有する第1優先順位ビット・ストリーム或いは最高のビ
ット転送レートを有する第1優先順位の一組のビット・
ストリームのポート・カードへの送信はバッファ占有率
が第3閾値より下まわるまで非動作状態にされる。一旦
バッファ占有率が第3閾値より下まわると、最高のビッ
ト転送レートを有する第2優先順位の1個或いは複数の
ビット・レート・ストリームのポート・カードへの送信
が動作可能にされる。このようにして、先ず高いビット
転送レート ストリームが制御され、もしat allにより
低いパケット転送レートのストリームが制御されると、
そのようなストリームは上記より高いビット転送レート
のストリームが既に制御され終わった後で制御される。
従って、より高いビット転送レート ストリームはより
低いビット転送レート ストリームの受信を防止するこ
とはない。
【0016】第2の複数優先データ・フロー制御方法
は、物理フロー制御と呼ばれ、次のように実行される。
或るポート・カード上のバッファの占有率を監視する。
もしその占有率が第1閾値より高い第2閾値を上回る
と、バッファ占有率が第1閾値を下回るまでポート・カ
ードへの全ての第2優先順位ビット・ストリームの送信
が非動作状態にされる。一旦バッファ占有率が第1閾値
を下回ると、ポート・カードへの全ての第2優先順位ビ
ット・ストリームの送信が動作可能にされる。もしバッ
ファ占有率が第3閾値より高い第4閾値を上回ると、バ
ッファ占有率が第3閾値を下回るまでポート・カードへ
の全ての第1優先順位ビット・ストリームの送信が非動
作状態にされる。一旦バッファ占有率が第3閾値より下
まわると、ポート・カードへの全ての第1優先順位ビッ
ト・ストリームの送信が動作可能にされる。
【0017】第3の複数優先データ・フロー制御方法
は、第1及び第2のフロー制御方法の組合せであって、
ハイブリッド・フロー制御と呼ばれる。最初に論理フロ
ー制御が実行される。ポート・カード・バッファのバッ
ファ占有率が監視され、一旦その占有率が第4閾値より
高い第5閾値を上回ると、論理フロー制御が終了して物
理フロー制御が実行され、ポート・カードへの全ビット
・ストリームの送信が非動作状態にされる。バッファ占
有率が第3閾値より下まわるとポート・カードへの第1
優先順位ビット・ストリームの送信が非動作状態にさ
れ、バッファ占有率が第1閾値より下まわるとポート・
カードへの第2優先順位ビット・ストリームの送信が動
作可能にされる。
【0018】更に、上記フロー制御方法の背景情況にお
いて、フロー制御が適用されることとなる1個のビット
・ストリーム或いは一組のビット・ストリームを選択す
るために行うパケット転送レートの比較のための方法が
開示されている。ここに開示されている上記方法に依れ
ば、この選択は各ビット・ストリームに対応するパケッ
トの着信の順序 を調べ、1個のビット・ストリームま
たは一組のビット・ストリームをパケットの着信順に制
御することによって実行される。更に"ダミー"パケット
をそれ自体に送信するポート・カードによってフロー制
御を非動作状態にする方法が開示される。
【0019】
【発明の実施の形態】ここに開示される本発明の方法
は、或る種類の交換組織を使用するデータ交換メカニズ
ムと関連して実行される。図1に関連して記述された例
示的な交換組織102は、複式バス構造形態を使用す
る。本発明の方法は、以下で記述されるように、複式バ
スを使用する交換組織102の背景情況で記載される
が、それは例示目的のみのものである。交換組織102
は、例えば、2を超える数または2未満の数(1個)の
バスを使用することもでき、或いは何らバスを使用しな
い構成を使用することもできる。ここに記述されるデー
タ・フロー制御技術を他の交換組織に適応することは、
当業分野の技術者の知識内に或る事柄である。
【0020】図1において、フロー制御メカニズムはバ
ス・インタフェース・チップ(businterface chip;BI
C)110の受信側のデータ待ち行列を、該データ待ち
行列を送信側ポート・カード、例えばポート・カード1
09上の低速メモリ116へシフトすることによって制
限する。上記交換組織、即ち、受信バス106及び送信
バス104上のデータの経路選択は、論理アドレス指定
方式に基づいて為される。アドレスはポート・カード1
08の各論理出力点に指定されている。これらの論理出
力点は、ポート・カード自体、即ち、ポート・カード1
08か、ポート・カード108の何れかの論理的に定義
可能な部分、及び、ATMアドレス(VPI/VC
I)、或いはそれらの何れかを表すことができる。これ
らのATMアドレスは、例えば、次の表題の文献、即
ち、"ATM Networks: Concepts, Protocols, Applicatio
ns", by R. Handel, M.N. Huber, and S. Schroeder, p
ublished by Addison-Wesley, in 1994"に記載されてい
る。論理アドレスが所定のポート・カード108に対応
するように定義されている場合は、このアドレスはま
た、物理アドレスとも呼ばれる。この論理(物理)アド
レスは代表的には、"ローカル・エンベロープ見出し部
(local envelope header)"と呼ばれるデータ構造中に
置かれている。受信側では、BIC110がこのアドレ
スを使用して夫々のBIC110のポート・カード、即
ち、ポート・カード108に宛てられているエンベロー
プを濾波する。
【0021】複数優先データ交換の動作環境で使用する
ためのフロー制御メカニズムをデザインするとき、幾つ
かの目的を考察する必要が有る。フロー制御の一つの目
的はBIC110の高速FIFOバッファ114でのデ
ータ損失を防止することであり、フロー制御の別の目的
は高速FIFOバッファ114及びFIFOステージン
グ・バッファ112の必要サイズを最少にすることであ
る。もし、データが失われると、その損失を回復するた
めに再送が必要であり、この再送によって無損失の交換
組織102が提供される。しかし、これらデータの再送
によって、交換組織102の効率及び総合交換容量が減
少する。データの再送によってまた、1つのポート・カ
ードから他のポート・カードへのデータ転送中に極度の
遅延が生じ、送信側ポート・カード及び受信側ポート・
カードとにおいて複雑なメカニズムの使用が要求され
る。
【0022】フロー制御の別の目的はデータ・スループ
ットを維持することである。所定のデータ・ストリーム
へのフロー制御の持続性が有り、非選択性のアプリケー
ションは、該データ・ストリームを抑制する際に概念化
され、該データ・ストリームの多くが送信側ポート・カ
ード108において未処理の積み残しが生じることがあ
る。これらの未処理積み残しを除くために、低速メモリ
116とBIC110との間に大量のバス容量または比
較的に広いデータ・チャネル帯域幅或いはそれらの双方
が、フロー制御が適用されていない時間間隔中に用意さ
れなければならない。BIC110と低速メモリ116
との間に必要とされる帯域幅は、データ・ストリームの
平均帯域幅を十分上回ることができ、更には、最大利用
可能帯域幅を上回ることさえ可能である。この超過帯域
幅が利用できないとき、データ・スループットは本シス
テムが付与するように装備されている理論的な最大容量
未満に低下する。
【0023】フロー制御の外の目的は、交換組織中の異
なる優先順位等級の間に或る遅延優先を達成することで
ある。フロー制御技術の使用が交換組織内のデータ損失
を防止することを想定すると、フロー制御の有効性を確
認するための他の性能評価規準は交換遅延及びジッタの
測定を包含する。交換組織内の遅延-優先に対する理屈
に叶った目的は、高優先順位のストリームを、これらの
ストリームが受信側ポート・カードにおけるバッファ輻
輳の原因ではない限り、制御せず、従って遅延させない
ことである。他方、低優先順位のストリームは、もし上
位優先順位のストリームの幾らかが制御されている場
合、それら低優先順位のストリームがバッファの輻輳を
引き起こす責務とは無関係に制御されなければならな
い。このようにして、上位優先順位のストリームが、下
位優先順位のストリームから、これら下位優先順位のス
トリームの幾らかが輻輳を引き起こす可能性を有するの
で、有効に分離される。更には、少なくとも高優先順位
データ・ストリームのフローは、受信側バッファがこの
高優先順位のストリームを受信するために利用可能な容
量を有する程度に、完全な状態のままに保持される。そ
のような遅延 優先順位方式は、例えば、次の表題の文
献、即ち、"ATM Forum Traffic Management Specificat
ion, Version 4.0", February 1996"に規定されている
ようなATM(非同期転送モード)サービスの部類の背景
情況で有益である。この目的で、フロー制御技術は、低
優先順位のABR (available bit rate) トラヒックが
そのようなバッファの輻輳を引き起こす原因になってい
る限りにおいて、バッファが輻輳している期間中であっ
ても最少量のジッタ及び遅延を有する高優先順位のCB
R(constant bit rate) ATMデータ・トラヒックを伝
達するようにデザインされる必要が有る。
【0024】データ・フロー制御技術の上述の目的は、
第1に、複数のデータ優先順位の中の帯域幅配分の問題
に対処することにある。しかし、データ・フロー制御技
術の背景情況で検討を要する他のファクタに、所定の優
先順位レベルを持つ複数のデータ・ストリームの中での
帯域幅配分の均等性が有る。この考察は、サービス品質
(quality-of-service;QOS)要件のような、ストリー
ムの特定の特性及び必要要件についての知識が利用でき
ない場合に重要であろう。たとえビット・ストリームの
特定の特性または必要要件或いはそれらの双方が分かっ
ていても、それでもそのような特性または必要要件或い
はそれらの双方をデータ・フロー制御技術に取り入れる
ことは、一般原理としてデータ・フロー制御技術は簡単
且つ堅牢でなければならないので、困難であろう。フロ
ー制御を供するためにQOS情報を処理することは非常
に非能率、複雑、且つ、時間が掛かることとなろう。前
述の考察の観点において、1つの一般に使用されている
帯域幅配分技術にMAX-MIN帯域幅配分として知ら
れている技術が有り、この技術は所定の優先順位等級内
のデータ・ストリームに帯域幅を配分するためにここに
開示されるフロー制御方法の何れかと関連して使用する
ことができる。
【0025】MAX-MIN帯域幅配分は、高い占有率
を有する高速FIFOバッファ114を有するポート・
カード109のような隘路を成す資源に宛てられている
データ・ストリームの転送レートを調べる。そのよう
な"隘路"が存在しない状況では、ポート・カード109
の高速FIFOバッファ114は、データが受信バス1
06上へ送信され且つポート・カード109に着信する
と殆ど直ぐにそのデータを受信することとなろう。その
結果、ポート・カード109は"導入レート"状態、即
ち、データがポート・カード109のBIC110に印
可されているレートでデータを受信すると呼ばれる。
【0026】ポート・カード109の高速FIFOバッ
ファ114が、低速メモリ116への伝達が可能なデー
タよりも速く受信バス106からデータを受信している
と想定する。なお本実施例では、高速FIFOバッファ
114は、受信バス106上のデータのデータ転送レー
トが低減されない限り、即ち、フロー制御が適用されな
い限り、最後には完全に占有されるようになることに注
意する必要が有る。MIN/MAX 帯域幅配分に従っ
て、一旦ポート・カード109が導入レートでデータ・
ストリームを最早受信できなくなると、同様にその導入
レート未満で受信されている交換組織102上の他のデ
ータ・ストリームは、ポート・カード109に対して宛
てられているデータ・ストリームより大きな配分の帯域
幅を同時に受け取ることができなくなろう。
【0027】帯域幅配分の均等性は、ポート・カード1
09のような資源に負荷が掛かり過ぎているときのみに
関わりが有る。もし、このシステムが過負荷のような期
間を制限するように設計されると、MAX-MINの均
等性を比較的に高い転送レートを有するデータ・ストリ
ームを一時的に妨げる手段として観ることができ、同時
に、1個または複数の宛先ポート・カードへ流れる比較
的により低いレートのストリームを許容する。このこと
は、レートに比例した帯域幅配分のような他の方式とは
異なり、より高いレートのビット・ストリームがより低
いレートのビット・ストリームを完全に阻止するように
ことが許容される。
【0028】起動されると、フロー制御メカニズムは比
較的に短い(或いは、理想的には零の)データ転送遅延
を具備する必要が有る。フロー制御の1つの目的が第1
の、受信側のBIC110の受信側から第2の、送信側
BIC110の送信側へ、即ち、受信側ポート・カード
108の高速FIFOバッファ114から送信側ポート
・カード109の低速メモリ116への待ち行列を成し
ているデータをシフトすることであるから、フロー制御
はデータ損失を補償するために或る量の遅延効率を必然
的に犠牲にしなければならない。交換組織102は、ポ
ート・カード108、109、113に宛てられている
個々のビット・ストリームのデータ・レートに比べて非
常に高いデータ転送レートを与えるので、そのような使
い分けによって本来の利点が供されることとなろう。
【0029】フロー制御の他の目的は、制御目的で、高
速FIFOバッファ114に要求される制御バッファ空
間の量を最少にし、且つ、BIC110で実行されなけ
ればならないデータ処理ステップ及び制御信号通信ステ
ップの複雑さを最少にすることである。特に、イン・バ
ンド制御信号法が実行されると、制御メッセージが帯域
幅資源に関する通常のデータと競合しなければならず、
何らかの状況ではこれらの制御信号は帯域幅のデータ・
ストリームが欠乏(starve)することがある。結局、こ
のフロー制御技術はBIC110での実行のために十分
に簡単なものでなければならず、且つ、交換組織102
の最大の成就可能なデータ転送レートに迫る高データ転
送レートで実行されなければならない。
【0030】ここに開示されている複数優先データ・フ
ロー制御方法の種々の実施例は例えば次の動作枠組みを
使用するデータ交換システムの背景情況で有益である。
しかし、この動作枠組みは単に例示的な目的で記述さ
れ、且つ、ここに開示されるフロー制御方法はまた、他
のタイプの動作枠組みを使用するデータ交換システムに
も適用可能であることに留意すべきである。例示的なデ
ータ交換システムでは、送信側ポート・カード109の
ような送信側資源からのデータ・フローが選択的に起動
及び停止されることができ、そのようなフロー制御はO
N/OFFフロー制御と呼ばれる。フロー制御が起動さ
れると、低速メモリ116からポート・カード109の
BIC110へのデータ・フローが、上記送信側ポート
・カード、即ち、ポート・カード109に表されている
ようなデータの論理宛先を使用することによって、一時
的に終了、即ち、選択的に停止される。ここで、このタ
イプのフロー制御はFIFOステージング・バッファ1
12へのアクセスを制限するが送信バス104へのアク
セスは制限しないことに注目しなければならない。この
バス・アクセス制御が行われないのは、論理アドレスに
基づくバス・アクセスのための選択的制御がBIC11
0において実行するには余りにも複雑であるためである
と想定される。そのうえ、そのようなバス・アクセスの
制御によって、フロー制御されているデータ・ストリー
ムは、このフロー制御されているデータ・ストリームか
らのデータが送信側ポート・カードのFIFOステージ
ング・バッファ112を無駄占めしているので、他のデ
ータ・ストリームを欠乏することがある。
【0031】複数優先フロー制御のトリガは受信側ポー
ト・カードの高速FIFOバッファ114のバッファ占
有率に基づいて為される。帯域外フロー制御信号は、高
速FIFOバッファ114の占有率情報を包含する制御
メッセージを受信側ポート・カードから送信側ポート・
カードへ搬送するために使用されるが、これは必ずしも
必須ではない。同様に、この目的でインバンド信号方式
を使用することも可能である。
【0032】複数優先フロー制御は、BIC110が特
別な制御信号をそれ自体へ送信するときに停止される。
なお、この特別な制御信号はデータの"ダミー" エンベ
ロープの形であることができる。上記ダミー・エンベロ
ープを受信すると、BIC110は例示目的で、あたか
もダミー・エンベロープが何らかの他のポート・カード
から送信されたものであるかのように制御メッセージを
自動的に生成し且つ送信する。この制御メッセージに
は、高速FIFOバッファ114が輻輳から既に回復さ
れており最早輻輳していない事実を示す信号が包含され
ている。この背景情況では、輻輳はあいにく高いバッフ
ァ占有率が存在することと関わりを持つ。この制御メッ
セージはまた、今や輻輳していないBIC110に対応
する論理宛先アドレスをも包含する。エンベロープが、
既にフロー制御が起動され未だそのような制御が停止し
ていないポート・カードに受信されていない筈であるの
で、フロー制御を停止するためにダミー・エンベロープ
演算が必要である。
【0033】ダミー・エンベロープを送信するために、
別の高速ステージング・バッファをBIC110中に形
成することができ、この場合、本BIC110は制御バ
ッファと呼ぶことができる。ダミー・エンベロープは交
換組織102へのアクセスの際に通常のデータ・エンベ
ロープより高い優先順位を有する。上記アーキテクチャ
の選択によってフロー制御技術が簡単になり、従って、
該フロー制御技術のBIC110における実行が魅力有
るものになる。
【0034】ここに開示される複数優先データ・フロー
制御技術は直前のパラグラフに記述されている特性を有
するデータ交換メカニズムの背景情況ですることができ
るが、必ずしもそうである必要はない。図2において、
論理フロー制御と呼ばれる第1の複数優先データ・フロ
ー制御方法は以下のように実行される。或るポート・カ
ードのバッファの占有率が監視される。もし、その占有
率が第1閾値211より高い第2閾値209を上回る
と、所定のポート・カードに宛てて送信される第2優先
順位ビット・ストリームのビット・レートが比較され
る。最高のビット転送レートを有する第2優先順位ビッ
ト・ストリーム、或いは最高のビット転送レートを有す
る一組の第2優先順位ビット・ストリームの送信は、バ
ッファ占有率が第1閾値211を下回るまで非動作状態
にされる。一旦バッファ占有率が第1閾値211を下回
ると、最高のビット転送レートを有する第2優先順位ビ
ット・ストリーム或いは一組のストリームの送信が動作
可能にされる。
【0035】もし占有率が第3閾値207より高い第4
閾値205を上回ると、所定のポート・カードに宛てて
送信される第1優先順位ビット・ストリームのビット転
送レートが比較される。最高のビット転送レートを有す
る第1優先順位ビット・ストリーム、或いは最高のビッ
ト転送レートを有する一組の第1優先順位ビット・スト
リームの送信は、バッファ占有率が第3閾値207を下
回るまで非動作状態にされる。一旦バッファ占有率が第
3閾値207を下回ると、最高のビット転送レートを有
する第1優先順位ビット・ストリーム或いは一組のスト
リームの送信が動作可能にされる。この様にして高いパ
ケット転送レートのストリームが先ず制御され、もしよ
り低いパケット転送レートのストリームが多少なりとも
制御されると、そのようなより低いパケット転送レート
のストリームはより高いパケット転送レートのストリー
ムが既に制御を受け終わった後で制御される。従って、
より高いパケット転送レートのストリームの出現によっ
てより低いパケット転送レートのストリームの受信が防
止されることはない。
【0036】物理フロー制御と呼ばれる第2の複数優先
データ・フロー制御方法によれば、ポート・カード10
8(図1参照)のバッファの占有率が監視される。もし
占有率が第1閾値211より高い第2閾値209(図2
参照)を上回るとポート・カード108への全第2優先
順位ビット・ストリームの送信は、バッファ占有率が第
1閾値211を下回るまで非動作状態にされる。一旦バ
ッファ占有率が第1閾値211を下回ると、そのポート
・カードへの全第2優先順位ビット・ストリームの送信
が動作可能にされる。もしバッファ占有率が第3閾値2
07より高い第4閾値205を上回ると、そのポート・
カードへの全第1優先順位ビット・ストリームの送信が
バッファ占有率が第3閾値207を下回るまで非動作状
態にされる。一旦バッファ占有率が第3閾値207を下
回ると、そのポート・カードへの全第1優先順位ビット
・ストリームの送信が動作可能にされる。
【0037】ハイブリッド・フロー制御と呼ばれる第3
の複数優先データ・フロー制御方法は上記第1及び第2
のフロー制御方法の組合せである。最初に論理フロー制
御が実行される。当該ポート・カード・バッファのバッ
ファ占有率が監視され、一旦その占有率が第4閾値20
5より高い第5閾値203を上回ると、論理フロー制御
が終了して物理フロー制御が実行され当該ポート・カー
ドへの全ビット・ストリームの送信が非動作状態にされ
る。バッファ占有率が第3閾値207を下回るとポート
・カードへの第1優先順位ビット・ストリームの送信が
動作可能にされ、バッファ占有率が第1閾値211を下
回るとポート・カードへの第2優先順位ビット・ストリ
ームの送信が動作可能にされる。
【0038】図3及び図4は図1の低速メモリ116の
編成を示す例示的なデータ構造図である。低速メモリ1
16は、図3に示される206と図4に示される208
とに分割されている。図3において、各送信待ち行列2
006は更に各々が所定の論理宛先アドレスへ向けられ
たパケットを有する複数の宛先待ち行列に細分されてい
る。例えば、送信待ち行列2006には論理アドレスA
宛てパケットの待ち行列2010の形の第1宛先待ち行
列、及び、論理アドレスN宛てパケットの待ち行列20
12の形の第2の宛先待ち行列が包含される。論理アド
レス'A'は例えば図1のポート・カード108に対応す
ることができ、論理アドレス'N'は例えば図1のポート
・カード113に対応することができる。
【0039】次に、各宛先待ち行列は、各々が所定のデ
ータ優先順位を表すデータ・パケットを包含する複数の
優先順位待ち行列に細分される。例えば、論理アドレス
A宛てパケットの待ち行列2010には、優先順位1の
待ち行列2014、優先順位2の待ち行列2016、優
先順位3の待ち行列2018及び優先順位4の待ち行列
2020が包含される。同様に、論理アドレスN宛てパ
ケットの待ち行列2012には、優先順位1の待ち行列
2022、優先順位2の待ち行列2024、優先順位3
の待ち行列2026及び優先順位4の待ち行列2028
が包含される。
【0040】図4において、各受信待ち行列2008は
更に各々が所定の論理宛先アドレスと対応する複数の宛
先待ち行列に細分されている。例えば、受信待ち行列2
008には論理アドレス'l'に宛てられているパケット
の待ち行列2050の形の第1宛先待ち行列、及び、論
理アドレス'M'に宛てられているパケットの待ち行列2
052の形の第2宛先待ち行列が包含される。次に、各
宛先待ち行列は、各々が所定のデータ優先順位を表すデ
ータ・パケットを包含する複数の優先順位待ち行列に細
分される。例えば、"論理アドレス1に宛てて送信され
るパケットの待ち行列"2050には、優先順位1の待
ち行列2030、優先順位2の待ち行列2032、優先
順位3の待ち行列2034及び優先順位4の待ち行列2
036が包含される。同様に"論理アドレス'M' に宛て
られているパケットの待ち行列"2052には、優先順
位1の待ち行列2038、優先順位2の待ち行列204
0、優先順位3の待ち行列2042及び優先順位4の待
ち行列2044が包含される。
【0041】図5は図1のFIFOステージング・バッ
ファ112の編成を示す例示的なデータ構造図である。
各FIFOステージング・バッファ112は、送信側メ
モリ間データ移送待ち行列3002のような送信側ステ
ージング待ち行列に分割され、更に各送信側メモリ間デ
ータ移送待ち行列3002は、優先順位1の待ち行列3
006、優先順位2の待ち行列3008、優先順位3の
待ち行列3010及び優先順位4の待ち行列3012に
細分されている。
【0042】図6は、物理フロー制御方法または論理フ
ロー制御方法と関連して使用するための図1の高速FI
FOバッファ114の編成を示す例示的なデータ構造図
であり、4つのデータ優先順位レベルが規定されてい
る。高速FIFOバッファ114は、優先順位が1のデ
ータに対する第4閾値205及び第3閾値207、優先
順位が2のデータに対する第2閾値209及び第1閾値
211、優先順位が3のデータに対する第7閾値220
及び第6閾値222、並びに優先順位が4のデータに対
する第9閾値224及び第8閾値226を使用して分割
された受信側メモリ間データ移送待ち行列3004に編
成されている。
【0043】図7はハイブリッド・フロー制御方法、例
えば図8乃至図13の方法と共に使用するための高速F
IFOバッファ114の編成を示す例示的なデータ構造
図であり、ここには4つのデータ優先順位レベルが規定
されている。高速FIFOバッファ114は、物理制御
が適用されるべきときに全データ・ストリームの制御に
対応する第5閾値203を使用して分割された受信側メ
モリ間データ移送待ち行列3004に編成される。受信
側メモリ間データ移送待ち行列3004はまた、優先順
位が1のデータに対する第4閾値205と第3閾値20
7、優先順位が2のデータに対する第2閾値209と第
1閾値211、優先順位が3のデータに対する第7閾値
220と第6閾値222、及び、優先順位が4のデータ
に対する第9閾値224と第8閾値226を使用して分
割される。
【0044】論理フロー制御は、最初は高いパケット転
送レートのストリームを制御し、その後低いパケット転
送レートのストリームを制御しようと努める根本理念を
有するものとして概念化することが可能である。一般事
項として、論理フロー制御は輻輳の原因である1つの或
いは一組のストリームを有効に分離し、この分離された
1つの或いは一組のストリームのみが制御される。基本
的には、このことは、フロー制御が輻輳の原になってい
るストリームに制限されており、且つ、輻輳の原因では
ないストリームが全く制御されないので、理想的な方式
である。しかし、フロー制御を受けることになる1つ或
いは一組のストリームの選択は実際問題としてやや困難
である。選択は、例えば、バッファ占有率或いは図1の
高速FIFOバッファ114におけるそれらストリーム
の着信レートに基づいて為すことができる。高速FIF
Oバッファ114を比較的に小さく維持することが望ま
しいので、特に多数のストリームが既に一緒に多重送信
されている環境では、バッファ占有率の測定は信頼でき
るストリーム選択規準では無くなろう。他方、着信レー
トの情報はストリーム 選択に対する良好な規準として
考えされるが、これら着信レートを測定するための負担
は図1の実際のBIC110の能力を遙かに超えてい
る。
【0045】1つの例示的な論理フロー制御方法は簡単
で有効である。ストリームはそれらのパケット転送レー
トに基づいて、制御のために"暗黙のうちに" 選択され
る。ここで、パケット転送レートは対応するビット転送
レートを推測するために使用され、最高のビット転送レ
ートを有する1個または一組のデータ・ストリームが停
止されてそのような1個または一組のデータ・ストリー
ムは最早図1の交換組織102には現れない。上記ビッ
ト転送レートの実際の測定は不要である。フロー制御が
適用されるべき期間中、ストリームはそれらストリーム
が受信側ポート・カードの高速FIFOバッファ114
に着信する順に停止される。このようにして、一般的に
よくあることであるがもしより高いレートのストリーム
が早期に生じる確率が、より低いレートのストリームが
早期に生じる確率より高い場合、より高いレートのスト
リームがより低いレートのストリームよりも一層制御さ
れることが見込まれる。もし受信側ポート・カードの高
速FIFOバッファ114が特定の閾値以上の占有率を
有すると、この高速FIFOバッファ114に現れるデ
ータ・ストリームは逐次制御される。
【0046】もし論理フロー制御技術が何ら他のデータ
・フロー制御技術を用いずに単独で使用される場合は、
データ損失が容易に制御されない欠点が有る。データ損
失は、ストリームが逐次且つ確率論的方法で停止される
ために生じることがある。データ損失を厳密に制御する
ため、データ・ストリームの何らかの物理フロー制御が
必要である。しかし、物理フロー制御を達成するため
に、交換組織102に結合されている全ポート・カード
108、109、113を一意的にアドレスすることが
できる何らかのメカニズムが具備されなければならな
い。更に、所定のポート・カード108において物理ア
ドレスを論理アドレスに写像するためのメカニズムが必
要である。このアドレス指定メカニズムは、従来の物理
アドレスの形で提供することが可能である。しかし、こ
れらの物理アドレスは論理アドレス空間内に所定のアド
レス空間を構成することがある。前者の場合には、物理
アドレスと論理アドレスとを識別するために付加ビット
を使用することが可能であろう。そのような付加ビット
は、それと対応するアドレスと共に、データ・パケット
に札付けされている市内交換機見出し部(local switch
header)に取り入れることが可能であろう。市内交換
機見出し部を有するデータ・パケットはエンベロープと
呼ばれる。物理アドレスから論理アドレスへの変換は各
BIC110で行われる。
【0047】ここに開示される物理フロー制御方法によ
れば、ポート・カードの高速FIFOバッファ114が
輻輳状態になるとき、即ち特定の閾値より高い占有率を
達成するとき、該高速FIFOバッファ114に宛てら
れている全論理ストリームが同時に交換組織102によ
って停止される。論理フロー制御方法の場合に、ストリ
ームがそれらのデータ転送レートに基づいて暗黙のうち
に選択されたことを思い返すと、特定のデータ転送レー
トより以上のストリームだけが停止される。一般的に、
物理方式は論理方式よりも有効に損失を制御する。物理
方式ではまた、一般的にストリーム同士の間で共有され
るかなりの帯域幅を供することも可能である。しかし、
より高いレートのストリームは幾つかのケースにおいて
は、より高いレートのストリームを"欠乏"させることが
できる。即ち、高速FIFOバッファ114において、
より低いレートのストリームの受信を防止することがで
きる。その理由は、より高いレートのストリームが基本
的により低いレートのストリームの制御頻度を支配する
からである。他方、論理フロー制御は、もし上述のダミ
ー・エンベロープ伝送技術が使用される場合は、ダミー
・エンベロープが上記データ・フローが動作可能にされ
ることになっている各論理アドレスについて生成されな
ければならないので物理フロー制御より以上の帯域幅が
使われる。
【0048】ハイブリッド制御方式では、論理フロー制
御と物理フロー制御とのそれぞれの長所が組み合され
る。論理フロー制御は、高速FIFOバッファ114の
占有率が第2閾値209(図2参照)に達すると第2優
先順位のデータに関して起動され、高速FIFOバッフ
ァ114の占有率が第4閾値205(図2参照)に達す
ると第1優先順位のデータに関して起動される。物理制
御は論理制御が高速FIFOバッファ114の占有率を
制限するのに無効力であるときにのみ起動され、その占
有率が第4閾値205,第4閾値205それぞれよりも
高い第5閾値203に達する。ここで、ハイブリッド・
フロー制御を実行する際に、特定の占有率より以上の高
速FIFOバッファ114を有するポート・カードの物
理アドレス或いは論理アドレスの何れかを特定するため
に、フロー制御メッセージを付与することが可能である
ことに注目しなければならない。
【0049】図8乃至図13のソフトウエア・フローチ
ャートは、論理フロー制御方法と物理フロー制御方法と
の組合せであり、ハイブリッド・フロー制御と呼ばれる
上述の複数優先データ・フロー制御方法を示している。
図8乃至図13に示される動作手順はステップ301で
開始し、このステップでは第1優先順位ビット・ストリ
ームと第2優先順位ビット・ストリームとを包含する複
数のビット・ストリームが受信側ポート・カードの高速
FIFOバッファ114に着信する。次に、ステップ3
02で、上記受信側ポート・カードのプロセッサ115
が、ステップ301に直ぐ後に続くステップ、即ち、3
03、304、305、306及び307の各ステップ
に示される状態の何れかが起きるかどうかを確認するた
めの点検を行う。
【0050】ステップ303で、プロセッサ115は高
速FIFOバッファ114の占有率が第1閾値211よ
り低いかどうかを確認するための点検を行う。ステップ
303からの肯定応答分岐は図10のステップ314へ
進み、否定応答分岐はステップ302へループ・バック
している。ステップ304で、プロセッサ115は高速
FIFOバッファ114の占有率が第2閾値209より
高いかどうかを確認するための点検を行う。ステップ3
04からの肯定応答分岐は図9のステップ309へ進
み、否定応答分岐はステップ302へループ・バックし
ている。
【0051】ステップ305で、プロセッサ115は高
速FIFOバッファ114の占有率が第3閾値207よ
り低いかどうかを確認するための点検を行う。ステップ
305からの肯定応答分岐は図12のステップ324へ
進み、否定応答分岐はステップ302へループ・バック
している。ステップ306で、プロセッサ115は高速
FIFOバッファ114の占有率が第4閾値205より
高いかどうかを確認するための点検を行う。ステップ3
06からの肯定応答分岐は図11のステップ320へ進
み、否定応答分岐はステップ302へループ・バックし
ている。ステップ307で、プロセッサ115は高速F
IFOバッファ114の占有率が第5閾値203より高
いかどうかを確認するための点検を行う。ステップ30
7からの肯定応答分岐は図13のステップ327へ進
み、否定応答分岐はステップ302へループ・バックし
ている。
【0052】図9のステップ309の動作は、図8のス
テップ304からの肯定応答分岐の出現時に実行され
る。ステップ309で、受信側ポート・カードのプロセ
ッサ115はその受信側ポート・カードによって受信さ
れている全第2優先順位ビット・ストリームのビット転
送レートを比較し、最高のビット転送レートを有する1
個の或いは一組のビット・ストリームを識別する。ステ
ップ310で、プロセッサ115は先行ステップ309
で識別された1個のビット・ストリームの論理宛先アド
レス或いは一組のビット・ストリームの各論理宛先アド
レスを確定する。その或いはそれらビット・ストリーム
の識別は、例えば、上記1個の或いは一組のビット・ス
トリームに対応する受信データ・パケットの数を調べる
ことによって行うことが可能である。受信側ポート・カ
ードのプロセッサ115は、ステップ311で、その受
信側ポート・カードへの第2優先順位ビット・ストリー
ムの送信停止を特定するメッセージを先行ステップ30
9で確定された上記1個の或いは一組の論理宛先アドレ
スに対応するソースへ送信する。ステップ312で、受
信側ポート・カードへの、最高のビット転送レートを有
する1個の或いは一組の第2優先順位ビット・ストリー
ムの送信が非動作状態にされ、本手順は図8のステップ
302へループ・バックする。
【0053】ステップ314はステップ303で肯定応
答状態が出現したときに実行される。ステップ314
で、受信側ポート・カードのプロセッサ115は、第2
優先順位ビット・ストリームの1個或いは複数個の論理
宛先アドレスに対応するソースへ、そのソースに第2優
先順位のデータの受信側ポート・カードへの送信を再開
するよう指示するメッセージを送信する。ステップ31
5の時点で受信側ポート・カードへの、最高のビット転
送レートを有する1個の或いは一組の第2優先順位ビッ
ト・ストリームの上記送信が動作可能にされる。続い
て、本手順は図8のステップ302へループ・バックす
る。
【0054】図8のステップ306からの肯定応答分岐
は図11のステップ320へ進み、該ステップでは受信
側ポート・カードのプロセッサ115がその受信側ポー
ト・カードによって受信されている全第1優先順位ビッ
ト・ストリームのビット転送レートを比較する。ステッ
プ321で、受信側ポート・カードのプロセッサ115
は先行ステップ320で識別された1個或いは一組のビ
ット・ストリームを送信しているポート・カードの論理
宛先アドレス或いはポート・カード組の各論理宛先アド
レスを確定する。受信側ポート・カードのプロセッサ1
15は、続いてステップ322で、その受信側ポート・
カードへの第1優先順位ビット・ストリームの送信停止
を特定するメッセージを、先行ステップ321で確定さ
れた上記1個の或いは一組の論理宛先アドレスに対応す
るソースへ送信する。ステップ323で、受信側ポート
・カードへの、最高のビット転送レートを有する1個の
或いは一組の第2優先順位ビット・ストリームの送信が
非動作状態にされる。本手順は図8のステップ302へ
ループ・バックする。
【0055】図12のステップ324の動作は、図8の
ステップ305からの肯定応答分岐の出現時に実行され
る。ステップ324で、受信側ポート・カードのプロセ
ッサ115は、第1優先順位ビット・ストリームの1個
或いは複数個の論理宛先アドレスに対応するソースへメ
ッセージを送信する。このメッセージによって、受信側
ポート・カードへの、最高のビット転送レートを有する
1個の或いは一組の第1優先順位ビット・ストリームの
送信が動作可能にされる。本手順は図8のステップ30
2へループ・バックする。
【0056】もし図8のステップ307で肯定応答状態
が見つかると、本手順はステップ327へ進み、このス
テップ327で受信側ポート・カードのプロセッサ11
5がその受信側ポート・カードへのビット・ストリーム
の送信停止を指示するメッセージを交換組織102へ送
信する。ステップ328で、受信側ポート・カードへ宛
てて送信された全ビット・ストリームが非動作状態にさ
れる。続いて、本手順は図8のステップ302へループ
・バックする。
【0057】図8乃至図13に記述される動作手順は、
論理フロー制御を物理フロー制御と組み合わせたハイブ
リッド・フロー制御方法を実行する。複数優先データの
背景情況では、高優先順位データ・ストリームは、それ
らストリームが受信側ポート・カードであいにく高いバ
ッファ占有率、即ち、輻輳の原因ではない限り、制御さ
れず、従って遅延されない。他方、低優先順位のストリ
ームは、何れかの上位優先順位のストリームが制御され
ていれば、高バッファ占有率を生じるためのそれらスト
リームの責務とは無関係に制御される。このようにし
て、上位優先順位のストリームは輻輳の原因となって下
位優先順位のストリームから有効に分離される。そのう
え、高優先順位のストリームのフローは、少なくとも受
信側バッファがその高優先順位のストリームを受信する
ために利用可能な容量を有する程度に、範囲で完全な状
態のままに保持される。
【0058】実質上、図8乃至図13の方法は、最初は
下位優先順位ビット・ストリームを遮断し、上位優先順
位ビット・ストリームの制御をそれが必要になるまで遅
延させる。この方法は、図2に示される、第1閾値21
1と第2閾値209のペア及び第3閾値207と第4閾
値205のペアのような、バッファ占有率閾値の複数の
ペアに基づいている。第1閾値211と第2閾値209
のペアは第2優先順位のバッファ閾値に対応し、第3閾
値207と第4閾値205のペアは第1優先順位のバッ
ファ閾値に対応する。ここで、第5閾値203は、物理
フロー制御と違って論理フロー制御が実行されるときを
定める閾値に対応することに注目しなければならない。
これらの閾値は交換組織102を通って伝達されるデー
タ・ストリームに関して規定されている。図2及び図8
乃至図13の例は単に例示目的で2優先順位データ・ス
トリーム、即ち、第1優先順位のストリーム及び第2優
先順位のストリームの背景情況で記述されたものであ
り、事実上どのような所望数の優先順位を使用すること
も可能であることが理解される筈である。例えば、第3
優先順位は、第6閾値とこの第6閾値より高く上記第1
閾値より低い第7閾値のペアを用いて規定される。
【0059】図1のハードウエア構成は、ここに開示さ
れるフロー制御方法を実行するために使用されるものと
想定する。最初に、全データ・ストリームが同一優先順
位を有する一組の場合を検討する。4Gbpsの交換機が交
換組織102に使用される。総数で20個のポート・カ
ードが使用され、それらのうちの3個だけが実際に図1
に、ポート・カード108、109及び113として示
されている。各ポート・カード108、109、113
での低速メモリ116からBIC110へのデータ転送
レートは、取り出しレート(FR)として定義され、本
実施例のために200 Mbpsとして特定される。BIC
110から低速メモリ116へのデータ転送レートは待
ち行列処理レート(drain rate;DR)として定義さ
れ、やはり200Mbpsに設定される。各ポート・カード
108、109、113は20の論理宛先アドレスを有
し、これらの宛先ポート・カードは各々交換組織102
に結合されている他のポート・カード108、109、
113の何れかからもデータを受信することが可能であ
ると想定される。分かり易くするため、各ポート・カー
ド108、109、113の低速メモリ116のサイズ
は無限大であると想定される。
【0060】本解析における1つの関心事は高速FIF
Oバッファ114、即ち、受信側でのデータ待ち行列特
性であるから、FIFOステージング・バッファ11
2、即ち、送信側でのトラヒック・パターンは関わりが
低く、従って他に特定されない限り総入信トラヒックは
全送信側ポート・カード108,109,113の間に
一律に分配されているものと想定される。FIFOステ
ージング・バッファ112の機能は交換組織102へ送
信されるべきエンベロープに対するステージング領域と
して働くことにある。FIFOステージング・バッファ
112の容量はデータ・フローを維持し、それによって
所定のバス調停メカニズムに対する交換組織102のス
ループットを最大化するために充分大きくなければなら
ない。
【0061】図14乃至図17(従来技術)は、フロー
制御が適用されていないとき、即ち、図1のシステムが
従来のデータ交換を実行するように使用されているとき
の、図1のハードウエア構成に対する種々のシステム動
作パラメータを示している。従って、図14乃至図17
はここに開示される方法が比較されることとなる特性ベ
ースラインとして働く。図14は、設定負荷が交換組織
102のスピードと同等であるとき、バス・スループッ
トをデータ・エンベロープの単位でFIFOステージン
グ・バッファ112のサイズの関数として示す。FIF
Oステージング・バッファ112の容量が2エンベロー
プより大きくなるか或いは等しくなると、そのデータ・
トラヒック・フローが維持され、従って、交換組織10
2の帯域幅の完全使用が達成される。他方、FIFOス
テージング・バッファ112の容量が増大するので、受
信側の高速FIFOバッファ114ファフロー制御が動
作可能にされている間、数が増大したデータ・エンベロ
ープを取り扱うように装備されなければならないことは
明白である。これはフロー制御が低速メモリ116とF
IFOステージング・バッファ112との間で実行され
るからである。従って、FIFOステージング・バッフ
ァ112、即ち、送信側バッファのサイズは本解析のた
め、エンベロープの単位で2であると想定されることと
なろう。
【0062】高速FIFOバッファ114とFIFOス
テージング・バッファ112との総容量及び高速FIF
Oバッファ114単独での容量はエンベロープの単位で
2でそれぞれB及びRBで表される。なお、ここでRB
=(B−2)である。
【0063】高速FIFOバッファ114に対するトラ
ヒック・パターンはBIC110のデータ待ち行列に最
大の影響を有する。所定の高速FIFOバッファ114
中へのトラヒック集中が大きくなる程、データ輻輳が深
刻になる。ここで受信側ポート・カードでのトラヒック
・パターンが基本的に2種類の相関、即ち時間相相関及
び空間相相関によって確定されることに注目しなければ
ならない。前者、即ち、時間相相関は、1個のポート・
カードがエンベロープを、宛先相関長と呼ばれる長期間
に渡って、特定の論理宛先へ送信し続けることを意味
し、従ってその宛先が属する受信側ポート・カードが圧
迫(stress)される。後者、即ち、空間相相関は、多数
のポート・カードがデータ・エンベロープを同時に同一
の論理宛先へ送信し続けることを意味する。
【0064】図15及び図16は従来のデータ交換シス
テムのデータ損失特性を示す。第1のシナリオでは、図
15に示される結果によって、損失が設定負荷と宛先相
関長さの関数として調べられ、エンベロープの単位でR
B= 98であることが想定される。予期されたように、
設定負荷が増加するにつれ、データ損失が実質的に増加
する。2.4乃至3.92Gbpsの設定負荷は、DR =
200Mbpsを有する20個の受信側ポート・カードの間
に総負荷が均等に分配されているので、各受信側ポート
・カードの使用がそれぞれ、0.6乃至0.98である
ことを意味している。所定の負荷においては、より多く
のエンベロープが宛先相関の平均長さをエンベロープの
単位で1から40に増加することによって同一の宛先へ
連続的に経路選択されるので、損失特性が大幅に劣化す
る。
【0065】図16に示される第2のシナリオでは、高
速FIFOバッファ114のサイズがデータ損失を減少
させる影響が調べられる。このシナリオと次のシナリオ
では、設定負荷は3.92Gbpsに固定されているものと
想定される。図16は、高速FIFOバッファ114の
サイズを増加することによって、データ損失が或る程度
までに低減される。しかし、この向上は、特に送信側ポ
ート・カードに強い宛先相関が生じる場合には、制限さ
れる。高速FIFOバッファ114を実行するために使
用される高速メモリのコストを考えると、受信バッファ
容量を増加することはデータ損失の防止に対して万能薬
ではないことが明白である。
【0066】図17のシナリオでは、データがデータ・
バッチの形でポート・カードに着信することが、バッチ
・サイズが損失に与える影響に的を絞ることによって調
べられる。バッチ状着信の従来技術例は、実際にATM
(非同期転送モード) 搬送回線を通って着信するTCP
/IPに基づくアプリケーションを用いて起きる。当業
者に"ATMによる伝統的インターネット・プロトコル
・サービス("Classical IP over ATM" service)"とし
て知られ、且つ、IETF(Internet Engineering Tas
k Force)によって規定されているサービスでは、IP
パケットの最大サイズが9.18Kbytesであり、このこ
とによって交換組織102が190エンベロープより以
上のバッチ状着信を受けることができることが意味され
る。本実施例のために、大きなサイズのIPパケットの
出現によって生成されたエンベロープ・バッチが各送信
側ポート・カードに着信し、且つ、同一の宛先ポート・
カードへ宛てられているものと想定する。しかし、ここ
で実際には区分されたバッチが独立に且つ一律に分配さ
れた宛先を有するであろうことに注目しなければならな
い。更にまた、バッチのサイズが一律分配によって決定
されることが想定される。
【0067】図17は損失確率を種々の受信バッファ容
量を有する平均バッチ・サイズの関数として示す。予期
されるように、損失特性は、バッチ・サイズが減少する
につれ、即ち、図1の高速FIFOバッファ114の容
量が増加されるにつれ、向上する。しかし、増加された
バッファ・サイズを使用することによって得られる向上
は、図16に関連して記述された前述のシナリオの場合
がそうであったように、著しく制限される。フロー制御
は、データ待ち行列をBIC110の受信側から送信側
ポート・カードの大きな低速メモリ116へシフトする
ことによって損失を低減するために使用することが可能
であるが、フロー制御を実行している間、他の性能評価
規準を犠牲にしないことが重要である。
【0068】ここに開示されるデータ・フロー制御技術
の性能を従来技術の技術と比較するために、図18の例
を検討する。第1グループのポート・カード(グループ
1)500には10個のポート・カードが包含され、そ
のうちポート・カード501とポート・カード510と
が示されている。第2グループのポート・カード(グル
ープ2)530にも10個のポート・カードが包含さ
れ、そのうちポート・カード511とポート・カード5
20とが示されている。更に受信側ポート・カード52
1も具備されている。全ポート・カード501、51
0、520、521が4Gbpsのバス524に結合されて
いる。第1グループ500及び第2グループ530のポ
ート・カードは送信側ポート・カードであり、これらポ
ート・カードが全て受信側ポート・カード521へデー
タを送信している。このようにして、受信側ポート・カ
ード521は"ホット・スポット(hot spot)"と呼ばれ
ることがある。従って、図18の例は、FR = DR =
500 Mbpsである、4Gbps、21ポート・カード間デ
ータ交換機における"ホット・スポット・シナリオ(hot
-spot scenario)"を示している。総合の設定負荷は6
00Mbpsに設定され、第1グループ500と第2グルー
プ530とによって生成される総負荷の一部ファパラメ
ータとして変化される。
【0069】各送信側ポート・カードがN個の独立デー
タ・ストリームを供給し、且つ、データ・ストリームが
ばらばらに分かれた論理宛先を有することが想定され
る。各グループ、即ち第1グループ500及び第2グル
ープ530内では、負荷が論理データ・ストリーム間に
一律に分配されている。高速FIFOバッファ114の
サイズは、エンベロープの単位でB= 45で、積極的に
小さい値になるように選択される。一例として、論理デ
ータ・フロー制御技術が単独で使用される場合、図2の
第1閾値211及び第3閾値207が5エンベロープに
等しく、第2閾値209及び第4閾値205が10エン
ベロープに等しくなるようにバッファ占有率閾値を規定
する。物理データ・フロー制御技術が単独で使用される
場合も、第1閾値211及び第3閾値207が5エンベ
ロープに等しく、第2閾値209及び第4閾値205が
10エンベロープに等しくなるようにバッファ占有率閾
値を規定する。ハイブリッド・フロー制御方法では、第
1閾値211及び第3閾値207が0エンベロープに等
しく、第2閾値209及び第4閾値205が16エンベ
ロープに等しくなるようにバッファ占有率閾値を規定す
る。
【0070】1図19乃至図22は、図18のホット・
スポット・シナリオにおいて、物理フロー制御の単独使
用、論理フロー制御の単独使用、及びここに開示される
ハイブリッド・フロー制御方法の3個の制御技術の性能
を纏めて示している。図19乃至図22の標本では、第
1グループ500上の負荷が0Mbpsから600Mbpsまで
変化し、従って、第2グループ530上の負荷が負荷が
600Mbpsから0Mbpsまで変化する。図19では、論理
方式だけが、制御が受信された論理アドレス毎のベース
で漸増するように起動されるので、データ損失を容易に
制御することができないことが観測される。図19はま
た、多重伝送される論理ストリームの数が20(N=
1)から40(N=2)へ増加するときデータ損失が増
加することを示している。別の観測では、第1グループ
500のポート・カードと第2グループ530のポート
・カードのデータ転送レートが比較にならない程かけ離
れるとき、損失が減少傾向に転じる。このことは、この
例では一組のデータ・ストリームが支配的なレートを有
し、従って フロー制御が恐らくこのデータ・ストリー
ム組にのみ作用するので真実である。
【0071】他方、物理フロー制御技術の場合は、第1
グループ500の負荷と第2グループ530の負荷とが
どのように組み合わされても損失は生じない。この物理
フロー制御技術では、フロー制御がONの期間中、ポー
ト・カード521のホット・スポット・バッファに収容
される必要が有る "伝送" エンベロープの総数は、
(a)バスへ送信されているエンベロープと(b)送信
側ポート・カードのFIFOステージング・バッファ1
12内で送信待機中のエンベロープとの総合計である。
【0072】論理フロー制御のケースに比して、物理フ
ロー制御のケースは対応するバッファ占有率閾値を越え
る占有率オーバシュートは極めて小さい値を示し、従っ
てFIFOバッファ114のオーバフローは起こらな
い。同様に、物理フロー制御のケースでは、その物理宛
先での輻輳からの回復を示している共通制御メッセージ
を4Gbpsのバス524の送信側で 送信 することによっ
て占有率が第1閾値へ低下した殆ど直後に全ストリーム
が動作可能にされるので、最小占有率は(第1閾値−
1)に等しくなる。対照的に、論理フロー制御のケース
では、ソースが個々に輻輳状態にないメッセージを受信
するので、全ソースが動作可能にされるために更に時間
を要し、従って占有率は第1閾値より更に非常に低くな
る。ストリームの数が大きい場合、従って、高速FIF
Oバッファ114の占有率は論理フロー制御のケースで
は時々零に下がり、その結果待ち行列処理 帯域幅を充
分に使用することができなくなる。
【0073】図20において、バス帯域幅及び制御バッ
ファ空間要件の使用が種々のフロー制御技術の背景情況
でダミー・エンベロープを送信するために比較される。
図20、図21及び図22の結果は20個のデータ・ス
トリームを使用して得られたものである。ダミー・エン
ベロープの送信には、このシナリオでは、物理方式を用
いて、平均で25乃至46Mbpsのバス帯域幅が使用され
ると共に単に1エンベロープの価値が有るバッファ作用
が要求されたが、しかるに論理方式では216乃至24
0Mbpsのバス帯域幅が使用されると共に20エンベロー
プまでのバッファが要求された。論理方式では、該論理
方式がフロー制御されたストリームの数と同等の多くの
ダミー・エンベロープを生成するので、物理方式より遙
かに多くの交換組織資源が使用されることが明白であ
る。
【0074】グループ 1と 2のグッドプット (goodpu
t;good data throughput) 性能が図21に与えられて
いる。第1に論理方式と物理方式との双方の下では、総
合グッドプットは総負荷の何れの部分に対しても図18
のホット・スポット・ポート・カード521の待ち行列
処理レートと殆ど同等であり、そのことによって帯域幅
が浪費されることが無くなることを意味している。第2
に論理方式と物理方式との双方によって、各ストリーム
の間の帯域幅配分にMAX-MINの均等性が達成され
る。更に1つの組内のストリームがその組に配分された
MAX-MIN配分と等しい配分を得る。重要な注目点
として、論理方式では、ストリームがランダムな順序で
動作可能にされない限り、ストリーム間で不均等帯域幅
配分が起きる。不均等帯域幅配分、即ち帯域幅配分にお
ける偏りの例が図21に示される。この例では、ストリ
ームが図18のポート・カード501からポート・カー
ド520へ連続的な順序で意図的に動作可能にされた
が、都度高速FIFOバッファ114での占有率は第1
閾値へ低下した。結局、第1グループ500内のストリ
ームがMAX-MIN均等配分によって要求されたもの
より多くの配分を受け取り、それによって第2グループ
530内のストリームを欠乏させることとなる。
【0075】最後に、図22において、制御方式によっ
て招来された交換遅延が比較される。交換遅延は、送信
側ポート・カードの低速メモリ116への着信時から受
信側ポート・カードの高速FIFOバッファ114から
の発信時までにエンベロープによって費やされる時間で
あるように規定される。第1グループ500は250Mb
psを超える帯域幅を得ることができないので、交換遅延
は第1グループ500の負荷が250Mbpsに近づくにつ
れ増加する。ストリームがその必要レートを受け取って
いる平均交換遅延量は数十マイクロ秒の台であり、制御
方式間の差異は些細である。論理フロー制御技術では、
物理フロー制御技術よりも交換遅延に比較的に大きな変
動がもたらされる。しかし、その差異は遅延の絶対値が
かなり低いので、無視可能である。
【0076】次に、図23に示されるデータ・フロー・
シナリオについて検討し、低いレートのストリームのス
ループットの維持における論理フロー制御の固有の利点
を明らかにする。このシナリオでは、2個の論理ストリ
ーム、即ち、高い転送レートを有する第1論理ストリー
ム801と第1論理ストリーム801より低いレートを
有する第2論理ストリーム802とが示される。第1論
理ストリーム801は第1ポート・カード803から送
信され、0の宛先アドレスを有する。第2論理ストリー
ム802は第2ポート・カード805から送信され、1
の宛先アドレスを有する。しかし、ここで第2ポート・
カード805は第2論理ストリーム802の外に別の
(N−1)個の残存ストリーム809を送出することが
要求されていることに注目しなければならない。第1論
理ストリーム801と第2論理ストリーム802とは、
本実施例では受信側ポート・カードである第3ポート・
カード807で200Mbpsの待ち行列処理レートを共有
する。500Mbpsの取り出しレートが第2ポート・カー
ド805で使用され、周知のラウンド・ロビン規律を介
して第2論理ストリーム802と上記(N−1)個の残
存ストリーム809とによって共有されている。上記
(N−1)個のストリーム809は残存ストリームであ
ると想定されるので、第2ポート・カード805の低速
メモリ116にアドレス2乃至Nを宛てられたエンベロ
ープが常に存在する。第1論理ストリーム801のレー
トは(300−500/N)Mbpsに設定され、第2論理
ストリーム802のレートは500/NMbpsに設定され
る。
【0077】図24は、種々のフロー制御技術におい
て、図23の第2論理ストリーム802の入力データ・
レートが20から100Mbpsまで変化するときの、第2
論理ストリーム802のグッドプット(goodput;good
data throughput)性能を示す。理想的に言えば、この
範囲の入力レートに対しては、第2論理ストリーム80
2は、該第2論理ストリーム802が入力レートでの取
り出しが可能にされ、且つ、最大データ輻輳の点での等
配分された帯域幅が入力レートより以上か或いは同等の
100Mbpsであるので、導入レートを拡充すべきであ
る。しかし、第1論理ストリーム801が第2論理スト
リーム802を大幅に欠乏させ、第2論理ストリーム8
02の最小 グッドプットが入力レートの25%乃至4
0%になることが分かる。この理由は、第2論理ストリ
ーム802のトラヒックは、もしフロー制御が停止され
ていると、その間だけ図23の第2ポート・カード80
5の低速メモリ116からFIFOステージング・バッ
ファ112へ移動することができ、それによって多分周
期的に生じる取り出し機会が喪失する結果になる。
【0078】もし上記(N−1)個の残存ストリーム8
09の全てが図23から除去されるべきであった場合に
は、第2論理ストリーム802が(a)フロー制御が停
止状態にあり、且つ、(b)取り出し機会が入力ビット
・ストリームの着信レートに追い付くのに充分であると
き、全取り出し帯域幅を拡充することとなろう。命令取
り出し制約を有するストリームは制御停止期間中、取り
出しのためにそれらの入力レートよりも高い転送レート
を必要とするので、何れかのON/OFFタイプのフロ
ー制御が、それらストリームを場合によっては欠乏させ
ることができる。そのような欠乏は輻輳の原因である上
記ストリームに制限されなければならない。
【0079】物理フロー制御の1つの問題は、低いレー
トのストリームが帯域幅を配分する際に高いレートのス
トリームが圧倒することであるが、低いレートのストリ
ームは輻輳に対する責任は低い。論理制御方式は、高い
レートのストリームが多分低いレートのストリームより
も多く制御される筈であるので、そのようなシナリオで
は固有の利点を有する。図24に示されるように、論理
方式に関して、圧迫された低いレートのストリームは、
より低いレートのストリーム対高いレートのストリーム
の帯域幅比が減少するにつれて広い帯域幅が得られ、
0.2(即ち、50Mbpsの第2ストリーム802と25
0Mbpsの第1ストリーム801との比)以下の比によっ
て殆ど100%の入力レートが達成される。
【0080】図18及び図23のホット・スポット・シ
ナリオに開示されているハイブリッド・データ・フロー
制御技術の性能を調べるとき、これらハイブリッド方法
は物理フロー制御技術と論理フロー制御技術との双方の
望ましい特性同士を組み合せていることが明らかであ
る。例えば、物理方式に関しては、それらストリームが
物理的意味合いで急速に動作可能にされるので、図18
のポート・カード521のホット・スポット・バッファ
での占有率は図2の第1閾値211よりも極めて低い下
降傾向を有する。この観測により、単一優先順位方式に
関して、図2の第1閾値211、第3閾値207が1エ
ンベロープに設定され第2閾値209、第4閾値205
が6エンベロープに設定され、且つ、第5閾値203が
16エンベロープに設定されるように、ハイブリッド・
フロー制御のための一組の例示的な閾値の設定が為され
る。もし第5閾値203が第4閾値205へ低下される
と、上記ハイブリッド方式が物理制御方式と一致するの
に対し、もし第5閾値203が高速FIFOバッファ1
14の最大容量に増大されると、上記ハイブリッド方式
は論理フロー制御と等価になる。
【0081】上述の特定の値の閾値は単に例示目的で付
与されている。図2の特定の値の閾値を確定する際に、
物理フロー制御方法と論理フロー制御方法の有益な特性
同士の間の使い分けが常時可能である。図18のホット
・スポット・シナリオでは、図2の特別の物理制御能力
と低下された論理閾値との双方のため、ハイブリッド方
式は前のパラグラフで述べられているパラメータを使用
して論理方式よりも遙かに良好な損失性能が得られる
(図19参照)。他方、データ・ストリームの数が20
から40へ増大されると、ハイブリッド方式は損失の防
止の実行が物理方式よりも悪化する可能性がある。しか
し、実際にはデータ損失を防止するために第5閾値20
3を所定セットの現実の状態に常時調整することが可能
である。
【0082】交換組織102(図1)の使用の観点から
して、バス使用環境ではソースが物理方式で再開され、
且つ、制御の起動/停止が物理方式に関してよりも低頻
度であるので、ハイブリッド方式は最小のバッファ容量
(図20参照)のみならず最小のバス帯域幅を使用す
る。ハイブリッド方式はまた、送信側(図21参照)で
利用できる十分な取り出しレートが有るとき各ストリー
ムの間の帯域幅配分におけるMAX-MINの均等性と
低交換遅延(図22参照)とを達成する。上記望ましい
特性の外に、ハイブリッド方式は命令取り出し制約が存
在するとき 論理方式に関してできるだけ有効により低
いレートのストリームのスループットを維持する。
【0083】図25及び図26は、図5乃至図6の標本
で使用された複数優先データの動作環境及びハードウエ
ア構成で適用されたような、ここに開示されるハイブリ
ッド・データ・フロー制御技術の性能を纏めて示すグラ
フである。特に、図25及び図26は、それらデータ・
フロー制御技術を、前に図6及び図7に関連して記述さ
れている4優先順位システムの背景情況で示されてい
る。高速FIFOバッファ114(図2参照)の容量は
147エンベロープに設定されている。一例として、第
1閾値が55に設定され、第2閾値が60に設定され、
第3閾値が95に設定され、第4閾値が100に設定さ
れ、第5閾値がプロセッサ115に設定され、第6閾値
が15に設定され、第7閾値が20に設定され、第8閾
値が5に設定され、第9閾値が10に設定されるように
バッファ占有率の各閾値が規定される。FIFOステー
ジング・バッファ112のサイズは各優先順位等級当た
り2であると想定される。上記グラフはマイクロ秒台の
平均交換遅延量をGbps台の設定負荷の関数として示す。
宛先相関の平均 長さは20エンベロープに設定され
た。
【0084】上記4つの優先順位等級の負荷が総負荷の
等しい大きさを持つ部分である図25について検討する
と、優先順位が1及び優先順位が2のデータ・ストリー
ムはシステム容量に近い設定負荷に対して十分に保護さ
れ、システム容量 限界に近づくときの最大平均遅延量
は約100マイクロ秒である。優先順位が1及び優先順
位が2のデータ・ストリームの遅延性能は、総合設定負
荷に対するそれらデータ・ストリームの負荷部分が増大
するにつれて僅かに劣化し、その結果が図26に示され
ている。図26の例では、優先順位が1のストリームは
依然として十分に保護されているが、優先順位が2のス
トリームはシステム容量 限界に近づくとき、約200
マイクロ秒に増大する。しかし、ここで200マイクロ
秒は実際的見地から比較的に僅かな遅延であることに注
目しなければならない。
【0085】そのような交換遅延優先順位は特にATM
サービスの部類の背景情況で有益である。CBRクラス
及びリアル・タイム VBR (variable bit rate)クラ
スを優先順位が1の等級及び優先順位が2の等級に写像
することによって、最少量の遅延及びジッタを持つ遅延
の影響を受けるトラヒックを伝達することが可能であ
る。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、次の効
果、即ち、データ優先順位及びそれらデータ優先順位に
写像されたアプリケーションの独特の特性を考慮しつ
つ、ポート・カードからの一方のデータ転送レートと受
信バスからそれらポート・カードへの他方のデータ転送
レートとの間の何らかの不均衡を適切に補償することが
できるデータ・フロー制御技術が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ・フロー制御技術の動作環境を示すハ
ードウエア・ブロック・ダイヤグラムである。
【図2】 図8乃至図13の手順で使用されるときの、
図1のバッファに対するバッファ占有率レベルの例示的
な編成階層を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図3】 図1の低速メモリに対する1つの例示的な編
成配列を示すデータ構造図である。
【図4】 図1の低速メモリに対する別の例示的な編成
配列を示すデータ構造図である。
【図5】 図1の高速FIFOバッファ及びFIFOス
テージング・バッファに対する1つの例示的な編成配列
を示すデータ構造図である。
【図6】 図1の高速FIFOバッファ及びFIFOス
テージング・バッファに対する別の例示的な編成配列を
示すデータ構造図である。
【図7】 図1の高速FIFOバッファ及びFIFOス
テージング・バッファに対する更に別の例示的な編成配
列を示すデータ構造図である。
【図8】 例示的な複数優先データ・フロー制御方法を
示すソフトウエア・フローチャートの一部である。
【図9】 例示的な複数優先データ・フロー制御方法を
示すソフトウエア・フローチャートの別の一部である。
【図10】 例示的な複数優先データ・フロー制御方法
を示すソフトウエア・フローチャートの更に別の一部で
ある。
【図11】 例示的な複数優先データ・フロー制御方法
を示すソフトウエア・フローチャートの更に別の一部で
ある。
【図12】 例示的な複数優先データ・フロー制御方法
を示すソフトウエア・フローチャートの更に別の一部で
ある。
【図13】 例示的な複数優先データ・フロー制御方法
を示すソフトウエア・フローチャートの更に別の一部で
ある。
【図14】 データ・フロー制御技術が適用されていな
いときの図1のハードウエア構成に対する1つのシステ
ム動作パラメータを示すグラフである。
【図15】 データ・フロー制御技術が適用されていな
いときの図1のハードウエア構成に対する別のシステム
動作パラメータを示すグラフである。
【図16】 データ・フロー制御技術が適用されていな
いときの図1のハードウエア構成に対する更に別のシス
テム動作パラメータを示すグラフである。
【図17】 データ・フロー制御技術が適用されていな
いときの図1のハードウエア構成に対する更に別のシス
テム動作パラメータを示すグラフである。
【図18】 多くの入信データ・ストリームが1個のポ
ート・カードへ宛てて送信されている第1の動作環境を
示すハードウエア・ブロック・ダイヤグラムである。
【図19】 図18の構成において、物理データ・フロ
ー制御技術、論理データ・フロー制御技術及びハイブリ
ッド・データ・フロー制御技術の性能を纏めて示す1つ
のグラフである。
【図20】 図18の構成において、物理データ・フロ
ー制御技術、論理データ・フロー制御技術及びハイブリ
ッド・データ・フロー制御技術の性能を纏めて示す別の
グラフである。
【図21】 図18の構成において、物理データ・フロ
ー制御技術、論理データ・フロー制御技術及びハイブリ
ッド・データ・フロー制御技術の性能を纏めて示す更に
別のグラフである。
【図22】 図18の構成において、物理データ・フロ
ー制御技術、論理データ・フロー制御技術及びハイブリ
ッド・データ・フロー制御技術の性能を纏めて示す更に
別のグラフである。
【図23】 2つの入信データ・ストリームが1個のポ
ート・カードへ宛てて送信され、それらの一方が取り出
し制約を受けている第2の動作環境を示すハードウエア
・ブロック・ダイヤグラムである。
【図24】 図23のシステムの背景情況でここに開示
されているデータ・フロー制御技術の性能を示すグラフ
である。
【図25】 複数優先データ・フロー制御の動作環境に
適用されたときにおける、ここに記述されているデータ
・フロー制御技術の性能を纏めて示す1つのグラフであ
る。
【図26】 複数優先データ・フロー制御の動作環境に
適用されたときにおける、ここに記述されているデータ
・フロー制御技術の性能を纏めて示す別のグラフであ
る。
【符号の説明】
102 交換組織 104 送信バス 106 受信バス 108 109 ポート・カード 110 バス・インタフェース・チップ 111 ループバック回路 112 FIFOステージング・バッファ 113 ポート・カード 114 高速FIFOバッファ 115 プロセッサ 116 低速メモリ 117 フロー制御ポイント 203 第5閾値 205 第4閾値 207 第3閾値 209 第2閾値 211 第1閾値 220 第7閾値 222 第6閾値 224 第9閾値 226 第8閾値 500 第1グループ 501 510 511 520 521 ポート・カ
ード 524 4Gbpsバス 530 第2グループ 801 第1論理ストリーム 802 第2論理ストリーム 803 第1ポート・カード 805 第2ポート・カード 807 第3ポート・カード 809 (N−1)個の残存ストリーム 2006 送信待ち行列 2008 受信待ち行列 2010 2012 論理アドレスN宛てパケットの待
ち行列 2014 優先順位1の待ち行列 2016 優先順位2の待ち行列 2018 優先順位3の待ち行列 2020 優先順位4の待ち行列 2022 優先順位1の待ち行列 2024 優先順位2の待ち行列 2026 優先順位3の待ち行列 2028 優先順位4の待ち行列 2030 優先順位1の待ち行列 2032 優先順位2の待ち行列 2034 優先順位3の待ち行列 2036 優先順位4の待ち行列 2038 優先順位1の待ち行列 2040 優先順位2の待ち行列 2042 優先順位3の待ち行列 2044 優先順位4の待ち行列 3002 送信側メモリ間データ移送待ち行列 3004 受信側メモリ間データ移送待ち行列 3006 優先順位1の待ち行列 3008 優先順位2の待ち行列 3010 優先順位3の待ち行列 3012 優先順位4の待ち行列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 マーク カッツェ アメリカ合衆国,10314 ニューヨーク, ステイタン アイランド,ロアノーク ス トリート 52 (72)発明者 デヴィッド エー.モラノ アメリカ合衆国,07748 ニュージャージ ー,ミドルタウン,ノルウッド ドライブ 202 (72)発明者 ラメッシュ ナガラジャン アメリカ合衆国,07747 ニュージャージ ー,アバーディーン,ストラスモア ガー デンズ 103 (72)発明者 ウォルター マイケル ピティオ アメリカ合衆国,07747 ニュージャージ ー,マタワン,ローリー コート 53 (72)発明者 ドナルド ディー.シュガード アメリカ合衆国,07748 ニュージャージ ー,ミドルタウン,デヴォン ロード 27 (72)発明者 ユン−ターン ウォン アメリカ合衆国,07746 ニュージャージ ー,マルボロ,ピーチ ツリー コート 7

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換組織及びポート・カードを有するデ
    ータ通信システムに使用され、各ポート・カードがバッ
    ファを有するか若しくはバッファに結合され、該バッフ
    ァが前記交換組織に結合されるように適応されるか若し
    くは前記交換組織に組み入れられており、前記バッファ
    が、そのバッファ内の記憶場所の総数と入信データを保
    存するためにそのバッファ内で利用できる記憶場所の数
    との比として定義されたバッファ占有率を有し、前記ポ
    ート・カードから出入りする複数優先データ・フローを
    制御する交換組織とポート・カードを有するシステムに
    おけるデータ通信の方法において、 前記複数優先データは、第1優先順位を有する第1デー
    タ・タイプ及び前記第1優先順位より低い第2優先順位
    を有する第2データ・タイプを包含する複数データ・タ
    イプから成り、前記第1データ・タイプが第1優先順位
    ビット・ストリームを包含し、前記第2データ・タイプ
    が第2優先順位ビット・ストリームを包含し、 (a)第1閾値より高い第2閾値以上のバッファ占有率
    を有するポート・カードに宛てられた全第2優先順位ビ
    ット・ストリームの送信を非動作状態にするステップ
    と、 (b)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、第2優先順位ビット・ストリームの前記ステップ
    (a)での前記ポート・カードへの送信を動作可能にす
    るステップと、 (c)前記第2閾値より高く、第3閾値より高い第4閾
    値以上のバッファ占有率を有するポート・カードに宛て
    られた全第1優先順位ビット・ストリームの送信を非動
    作状態にするステップと、 (d)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、第1優先順位ビット・ストリームの前記ステップ
    (c)での前記ポート・カードへの送信を動作可能にす
    るステップと、 から成ることを特徴とする交換組織とポート・カードを
    有するシステムにおけるデータ通信の方法。
  2. 【請求項2】 交換組織及びポート・カードを有するデ
    ータ通信システムに使用され、各ポート・カードがバッ
    ファを有するか若しくはバッファに結合され、該バッフ
    ァが前記交換組織に結合されるように適応されるか若し
    くは前記交換組織に組み入れられており、前記バッファ
    が、そのバッファ内の記憶場所の総数と入信データを保
    存するためにそのバッファ内で利用できる記憶場所の数
    との比として定義されたバッファ占有率を有し、前記ポ
    ート・カードから出入りするデータフローを制御する交
    換組織とポート・カードを有するシステムにおけるデー
    タ通信の方法において、 (a)第1閾値より高い第2閾値以上のバッファ占有率
    を有するポート・カードに宛てられた全ビット・ストリ
    ームの送信を非動作状態にするステップと、 (b)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、ビット・ストリームの前記ステップ(a)での前記
    ポート・カードへの送信を動作可能にするステップと、
    を有することを特徴とする交換組織とポート・カードを
    有するシステムにおけるデータ通信の方法。
  3. 【請求項3】 交換組織及びポート・カードを有するデ
    ータ通信システムに使用され、各ポート・カードがバッ
    ファを有するか若しくはバッファに結合され、該バッフ
    ァが前記交換組織に結合されるように適応されるか若し
    くは前記交換組織に組み入れられており、前記バッファ
    が、そのバッファ内の記憶場所の総数と入信データを保
    存するためにそのバッファ内で利用できる記憶場所の数
    との比として定義されたバッファ占有率を有し、前記ポ
    ート・カードから出入りする複数優先データ・フローを
    制御する交換組織とポート・カードを有するシステムに
    おけるデータ通信の方法において、 前記複数優先データは、第1優先順位を有する第1デー
    タ・タイプ及び前記第1優先順位より低い第2優先順位
    を有する第2データ・タイプを包含する複数データ・タ
    イプから成り、前記第1データ・タイプが第1優先順位
    ビット・ストリームを包含し、それぞれの第1優先順位
    ビット・ストリームが対応するビット転送レートを有
    し、且つ前記第2データ・タイプが第2優先順位ビット
    ・ストリームを包含し、それぞれの第2優先順位ビット
    ・ストリームが対応するビット転送レートを有し、 (a)前記ポート・カード上の前記バッファの前記バッ
    ファ占有率を監視するステップと、 (b)前記バッファ占有率が第1閾値より高い第2閾値
    を上回ったとき、前記ポート・カードに宛てて送信され
    る前記各第2優先順位ビット・ストリームのビット転送
    レートを比較し、最高のビット転送レートを持つ1個の
    第2優先順位ビット・ストリーム或いは最高のビット転
    送レートを持つ一組の第2優先順位ビット・ストリーム
    の送信を、前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回る
    まで非動作状態にするステップと、 (c)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、最高のビット転送レートを持つ1個の第2優先順位
    ビット・ストリーム或いは最高のビット転送レートを持
    つ一組の第2優先順位ビット・ストリームの送信を動作
    可能にするステップと、 (d)前記バッファ占有率が第3閾値より高い第4閾値
    を上回ったとき、前記ポート・カードに宛てて送信され
    る前記各第1優先順位データ・ストリームのビット転送
    レートを比較し、最高のビット転送レートを持つ1個の
    第2優先順位ビット・ストリーム或いは最高のビット転
    送レートを持つ一組の第2優先順位ビット・ストリーム
    の送信を、前記バッファ占有率が前記第3閾値を下回る
    まで非動作状態にするステップと、 (e)前記バッファ占有率が前記第3閾値を下回ったと
    き、最高のビット転送レートを持つ1個の第2優先順位
    ビット・ストリーム或いは最高のビット転送レートを持
    つ一組の第2優先順位ビット・ストリームの送信を動作
    可能にするステップと、を有することを特徴とする交換
    組織とポート・カードを有するシステムにおけるデータ
    通信の方法。
  4. 【請求項4】 交換組織及びポート・カードを有するデ
    ータ通信システムに使用され、各ポート・カードがバッ
    ファを有するか若しくはバッファに結合され、該バッフ
    ァが前記交換組織に結合されるように適応されるか若し
    くは前記交換組織に組み入れられており、前記バッファ
    が、そのバッファ内の記憶場所の総数と入信データを保
    存するためにそのバッファ内で利用できる記憶場所の数
    との比として定義されたバッファ占有率を有し、前記ポ
    ート・カードから出入りするデータフローを制御する交
    換組織とポート・カードを有するシステムにおけるデー
    タ通信の方法において、 前記データがそれぞれが対応するビット転送レートを有
    するビット・ストリームを包含し、 (a)前記ポート・カード上の前記バッファの前記バッ
    ファ占有率を監視するステップと、 (b)前記バッファ占有率が第1閾値より高い第2閾値
    を上回ったとき、前記ポート・カードに宛てて送信され
    る前記各ビット・ストリームのビット転送レートを比較
    し、最高のビット転送レートを持つ1個のビット・スト
    リーム或いは最高のビット転送レートを持つ一組の第2
    優先順位ビット・ストリームの前記ポート・カードへの
    送信を、前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回るま
    で非動作状態にするステップと、 (c)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、最高のビット転送レートを持つ1個のビット・スト
    リーム或いは最高のビット転送レートを持つ一組のビッ
    ト・ストリームの前記ポート・カードへの送信を動作可
    能にするステップと、を有することを特徴とする交換組
    織とポート・カードを有するシステムにおけるデータ通
    信の方法。
  5. 【請求項5】 交換組織及びポート・カードを有するデ
    ータ通信システムに使用され、各ポート・カードがバッ
    ファを有するか若しくはバッファに結合され、該バッフ
    ァが前記交換組織に結合されるように適応されるか若し
    くは前記交換組織に組み入れられており、前記バッファ
    が、そのバッファ内の記憶場所の総数と入信データを保
    存するためにそのバッファ内で利用できる記憶場所の数
    との比として定義されたバッファ占有率を有し、前記バ
    ッファを通る複数優先データ・フローを制御する交換組
    織とポート・カードを有するシステムにおけるデータ通
    信の方法において、 前記複数優先データは、第1優先順位を有する第1デー
    タ・タイプ及び前記第1優先順位より低い第2優先順位
    を有する第2データ・タイプを包含する複数データ・タ
    イプから成り、前記第1データ・タイプが第1優先順位
    ビット・ストリームを包含し、それぞれの第1優先順位
    ビット・ストリームが対応するビット転送レートを有
    し、且つ前記第2データ・タイプが第2優先順位ビット
    ・ストリームを包含し、それぞれの第2優先順位ビット
    ・ストリームが対応するビット転送レートを有し、 (a)前記ポート・カード上の前記バッファの前記バッ
    ファ占有率を監視するステップと、 (b)前記バッファ占有率が第1閾値より高い第2閾値
    を上回ったとき、前記ポート・カードに宛てて送信され
    る前記各第2優先順位ビット・ストリームのビット転送
    レートを比較し、最高のビット転送レートを持ち且つ前
    記ポート・カードに宛てられた1個の第2優先順位ビッ
    ト・ストリーム或いは最高のビット転送レートを持ち且
    つ前記ポート・カードに宛てられた一組の第2優先順位
    ビット・ストリームの送信を、前記バッファ占有率が前
    記第1閾値を下回るまで非動作状態にするステップと、 (c)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、前記ポート・カードに宛てられた全第2優先順位ビ
    ット・ストリームの送信を動作可能にするステップと、 (d)前記バッファ占有率が第3閾値より高い第4閾値
    を上回ったとき、前記ポート・カードに宛てて送信され
    る前記各第1優先順位データ・ストリームのビット転送
    レートを比較し、最高のビット転送レートを持ち且つ前
    記ポート・カードに宛てられた1個の第2優先順位ビッ
    ト・ストリーム或いは最高のビット転送レートを持ち且
    つ前記ポート・カードに宛てられたつ一組の第2優先順
    位ビット・ストリームの送信を、前記バッファ占有率が
    前記第3閾値を下回るまで非動作状態にするステップ
    と、 (e)前記バッファ占有率が前記第3閾値を下回ったと
    き、前記ポート・カードに宛てられた全第1優先順位ビ
    ット・ストリームの前記ポート・カードへの送信を動作
    可能にするステップと、 (f) ポート・カードに宛てられた全第1優先順位ビ
    ット・ストリーム及び全第2優先順位ビット・ストリー
    ムの送信を非動作にするステップを包含し、第5閾値よ
    り高いバッファ占有率を有する前記ポート・カードに宛
    てられた全ビット・ストリームの送信を非動作状態にす
    るステップとを有することを特徴とする交換組織とポー
    ト・カードを有するシステムにおけるデータ通信の方
    法。
  6. 【請求項6】 交換組織及びポート・カードを有するデ
    ータ通信システムに使用され、各ポート・カードがバッ
    ファを有するか若しくはバッファに結合され、該バッフ
    ァが前記交換組織に結合されるように適応されるか若し
    くは前記交換組織に組み入れられており、前記バッファ
    が、そのバッファ内の記憶場所の総数と入信データを保
    存するためにそのバッファ内で利用できる記憶場所の数
    との比として定義されたバッファ占有率を有し、前記バ
    ッファを通るデータ・フローを制御する交換組織とポー
    ト・カードを有するシステムにおけるデータ通信の方法
    において、 前記データは、それぞれが対応するビット転送レートを
    有するビット・ストリームを包含し、 (a)前記ポート・カード上の前記バッファの前記バッ
    ファ占有率を監視するステップと、 (b)前記バッファ占有率が第1閾値より高い第2閾値
    を上回ったとき、前記ポート・カードに宛てて送信され
    る前記各ビット・ストリームのビット転送レートを比較
    し、最高のビット転送レートを持ち且つ前記ポート・カ
    ードに宛てられた1個のビット・ストリーム或いは最高
    のビット転送レートを持ち且つ前記ポート・カードに宛
    てられた一組のビット・ストリームの送信を、前記バッ
    ファ占有率が前記第1閾値を下回るまで非動作状態にす
    るステップと、 (c)前記バッファ占有率が前記第1閾値を下回ったと
    き、前記ポート・カードに宛てられた全ビット・ストリ
    ームの送信を動作可能にするステップと、 (d)前記第2閾値より高い第3閾値以上のバッファ占
    有率を有するポート・カードへの全ビット・ストリーム
    の送信を非動作状態にするステップと、を有することを
    特徴とする交換組織とポート・カードを有するシステム
    におけるデータ通信の方法。
  7. 【請求項7】 フロー制御を適用する1個のビット・ス
    トリーム或いは一組のビット・ストリームを選択するス
    テップをさらに有し、 それらビット・ストリームの各々と対応するパケットの
    着信順序を調べ、前記パケット着信の順序で前記1個の
    ビット・ストリーム或いは一組のビット・ストリームを
    制御することを特徴とする請求項3,4,5,6のいず
    れかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 "ダミー"パケットをそれ自体へ送信する
    前記ポート・カードによりフロー制御を非動作状態にす
    るステップを更に有することを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5のいずれかに記載の方法。
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