JPH1070612A - 音声処理システム - Google Patents

音声処理システム

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JPH1070612A
JPH1070612A JP9096254A JP9625497A JPH1070612A JP H1070612 A JPH1070612 A JP H1070612A JP 9096254 A JP9096254 A JP 9096254A JP 9625497 A JP9625497 A JP 9625497A JP H1070612 A JPH1070612 A JP H1070612A
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voice mail
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JP9096254A
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Leon Porter Lawrence
ローレンス・レオン・ポーター
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに互換性のないボイス・メール・システ
ム間で音声メッセージを転送でき、加入者ではない発呼
者がすべての機能を利用できるシステムを提供すること
である。 【解決手段】 ボイス・メール・システムへの通信リン
クを有する音声処理システムを使用してボイス・メール
・サービスを提供する方法を開示する。前記ボイス・メ
ール・システムの加入者への音声メッセージは、前記音
声処理システムで受信され、これによって、前記加入者
がボイス・メールボックスを有するボイス・メール・シ
ステムに関する判定が促される。音声メッセージは、前
記加入者がボイス・メールボックスを有するボイス・メ
ール・システムに送信される。好ましい実施例では、通
信リンクがインターネットの一部を形成し、受信したメ
ッセージは、冗長性を提供するために2つの別々の音声
処理システムによって独立に処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声処理システム
に関し、具体的には、1つまたは複数の他のボイス・メ
ール・システムへの通信リンクを有するボイス・メール
・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ボイス・メール・システム(音声メッセ
ージング・システムとも称する)は、しばしばPBX
(構内交換機)を介して、電話網に接続され、意図され
た受取側または加入者が不在または他の用件がある時
に、着呼を受信するのに使用される。通常、挨拶が発呼
者に向けて再生され、発呼者は、その加入者のボイス・
メールボックスに記憶されるメッセージを残すよう求め
られる。ほとんどのシステムでは、加入者ごとに挨拶を
個人化することができ、加入者の声で自分の氏名を含め
ることができる。呼の意図された受取側は、後の時点で
ボイス・メール・システムに電話をかけて、自分のメー
ルボックスから記憶されたメッセージを聞くことができ
る。このようなボイス・メール・システムでは、通常
は、ボイス・メール・システムのある加入者から別の加
入者へメッセージを送信または転送することも可能にな
っている。
【0003】ボイス・メール・システムは、一般に、専
用コンピュータ・ハードウェア上または適当な電話イン
ターフェースを備えた標準的なコンピュータ・ワークス
テーション上のいずれかで実施される。このようなボイ
ス・メール・システムは周知である。その1例が、IBM
Corporation社が市販するDirectTalkMailシステムであ
り、これは、DirectTalk/6000音声処理システム(やは
りIBM社が市販)と共に動作する。
【0004】やはり周知であるのが、Lotus Corporatio
n社が販売するLotus Notesなどのコンピュータ実施され
る電子メール(eメール)・システムである。この電子
メール・システムによって、主にテキストのコンピュー
タ・ファイルを、あるコンピュータ・ユーザから別のコ
ンピュータ・ユーザに送信できる。インターネットの最
近の開発から、このような電子メール・システムの使用
が非常に盛んになった。通常、コンピュータ電子メール
・システムは、ボイス・メール・システムから分離さ
れ、通常は、電子メールはデスクトップ・コンピュータ
を介してアクセスされ、ボイス・メールは電話を介して
アクセスされる。しかし、最近、テキスト・メッセージ
と音声メッセージの両方を処理できる統一化されたメー
ル・システムが開発された(このようなシステムを、マ
ルチメディア・システムと称する場合がある)。たとえ
ば、Lotus Notesには、電話を介して入力された音声情
報をノートに取り込むことができるPhone Notesが含ま
れる。本質的に、Phone Notesは開発環境であり、フル
スケールのマルチユーザ音声メッセージング・システム
を提供するものではない。
【0005】国際特許出願WO87/07801号に、ボイス・メ
ール・システムとコンピュータ電子メール・システムを
組み合わせた統合システムが開示されている。この統合
システムでは、ユーザは、すべてのメッセージの主受取
側として1つのメール・システム(すなわち、ボイス・
メールまたはコンピュータ・メール)を指定でき、この
システムで受信される音声メッセージと電子メール・メ
ッセージの両方の通知を受けることができる。このアプ
ローチは、米国特許第5333266号明細書で開発された
が、同明細書では、異なる媒体タイプ用の複数のサーバ
に基づく統合メッセージング・システムが教示されてい
る。統合メッセージングまたは統一されたメッセージン
グを提供する市販の製品には、Applied Voice Technolo
gy Incorporated社のCallXpress3 DeskTop for Windows
と、VMX Incorporated社(現在はOctel Communications
Corporation社の一部)のVMX DeskTop for Windowsが
含まれる。もう1つのマルチメディア・メッセージング
・システムが、AT&T社のIntuityである(必要であればC
omputer Reseller News紙、1994年11月28日、
第12ページを参照されたい)。
【0006】最近のインターネットの発展が、たとえば
「Dial 1-800-Internet」、Byte Magazine誌、1996
年2月、第83〜86ページ、「Nattering On」、New
Scientist誌、1996年3月2日、第38〜40ペー
ジなどに記載の電話としての使用をもたらした。このよ
うなインターネット電話は、ボイス・メールや留守番電
話タイプの機能を提供する場合がある。IBM Corporatio
n社による英国特許出願GB9604667.7(UK9-96-015)号
に、そのようなインターネット電話用の完全なボイス・
メール・サービスの提供が記載されている。
【0007】複数のボイス・メール・システムを互いに
接続することが既知である。これを行う理由の1つが、
余分の容量ならびに、冗長能力を提供してボイス・メー
ル・システムのうちの1つが使用不能になった場合にバ
ックアップを提供することである。たとえば、米国特許
第5029199号明細書には、物理バスを介して接続された
複数のボイス・メール・ユニットを有し、イーサネット
を介する音声通信およびデータ通信を提供するアーキテ
クチャが開示されている。各加入者には、「ホーム」・
ボイス・メール・ユニットが割り当てられる。着呼は、
被呼番号を含む情報と共に、制御ユニットに通知され
る。制御ユニットは、この情報を使用して、その加入者
の挨拶が記憶されている、その呼に対応するホーム・ボ
イス・メール・ユニットを判定する。その後、制御ユニ
ットは、その呼をホーム・ユニットへ経路指定するよう
に交換手段に指令する。しかし、たとえばすでに最大数
の呼を処理中であるなど、なんらかの理由でホーム・ユ
ニットが使用不能である場合には、制御ユニットは、こ
の加入者の正常なホーム・ユニットがどれであるかの表
示と共に、着呼を異なるボイス・メール・ユニット
(「遠隔」ユニット)に経路指定する。遠隔ユニット
は、その後、ホーム・ユニットからその加入者の挨拶の
取出しを試みることができる。遠隔ユニットは、呼を完
了した後に、その加入者のホーム・ユニットには記憶さ
れていない、その加入者へのメッセージを有することを
制御ユニットに知らせることができる。多少類似したシ
ステムが、米国特許第5301226号明細書および米国特許
第5394460号明細書に開示されている。
【0008】ボイス・メール・システム同士をリンクす
るもう1つの理由が、たとえばある会社が複数の位置に
あり、そのそれぞれがそれ自体のボイス・メール・シス
テムを有する時である。その場合、ある位置の加入者
が、ある位置から別の位置へボイス・メール・メッセー
ジを送信または転送できることが望ましい。この2つの
例が、米国特許第5287498号明細書と米国特許第5493607
号明細書であり、これらは、このような複数のボイス・
メール・システムと共に使用される論理アドレッシング
方式を提供する。もう1つの例が、国際特許出願WO95/1
5046号であり、同明細書では、音声メール・メッセージ
が遠隔ボイス・メール・システムに送信される時に、簡
単な個人化された挨拶(この場合、加入者が自分の氏名
を話す)を提供する方法の問題が述べられている。記述
されている1つの可能性は、各システムがネットワーク
内の各遠隔システムの各ユーザの情報と音声応答を含む
ディレクトリを維持することであるが、これは、記憶域
とシステム管理の要件から、魅力的ではないとみなされ
る。提案されている解決策は、メッセージが遠隔ボイス
・メール・システム上の加入者に送信される時に、この
システムが、その加入者の発話された氏名を返し、これ
が局所的に記憶され、したがって、次にメッセージをそ
の発呼者に送信する時に使用可能になるというものであ
る。これは、概念的には、コンピュータ・メモリ・シス
テムでのデータのキャッシュ記憶に類似しており、将来
に呼び出される可能性が最も高い加入者は、通常は過去
に呼び出された加入者であるという観察を利用してい
る。米国特許第5287498号明細書、米国特許第5493607号
明細書およびWO95/15046号では、異なるボイス・メール
・システム間の音声メッセージの送信に主に使用される
のが、公衆電話網であることに留意されたい。
【0009】欧州特許EP-A-504880号には、メール装置
間でメールを転送できるネットワークによって接続され
た第1および第2のメール装置を有する、メール・セン
ター管理システム(たとえばFAX用または音声メッセ
ージ用)が記載されている。
【0010】しかし、上記にもかかわらず、今日のボイ
ス・メール・システムの機能性が欠乏したままである情
況が多数存在する。たとえば、外国のボイス・メール・
システムに置かれたボイス・メールボックスにボイス・
メール・メッセージを残すには、通常は、国際電話が必
要である。一部のボイス・メール・システムでは、異な
る国にあるボイス・メール・システム間の国際メッセー
ジングが可能であるが、これは、そのボイス・メール・
ネットワークの加入者でない発呼者には使用不能であ
る。さらに、多数の国際企業が、異なる国で異なる供給
者からのボイス・メール・システムを有する場合がある
が、これらは、互いに互換性がない(たとえば、アドレ
ッシング方式が違う、音声圧縮形式が異なるなど)こと
がしばしばであり、このため、国境を越えた音声メッセ
ージングは不可能である。
【0011】もう1つの障害は、発呼者にボイス・メー
ル・システムの100%の可用性を提供することであ
る。通常の解決は、冗長性を組み込まれた複雑で高価な
ボイス・メール・システムを購入することであるが、ボ
イス・メール・システムが、電話網会社による公衆ボイ
ス・メール機能として運用される場合に必要となる、数
百万のボイス・メールボックスを供給する場合には、こ
れらのシステムであっても限界に達する可能性がある。
さらに、このような冗長性の要件があると、操作員がボ
イス・メール装置の1つのベンダに縛り付けられる可能
性があるが、これは必ずしも望ましくはない。
【0012】今日のシステムの制限のもう1つの例が、
たとえば、多国籍大企業が、複数の国で無料通話番号
(米国の800番)を提供し、従業員と顧客が、どの国
にいる従業員宛であってもいかなる企業の従業員にボイ
ス・メッセージを残せるようにしたい場合である。しか
し、その企業が異なる国で異なるボイス・メール・シス
テムを有し、これらが互いに互換性がない場合には、従
来技術ではそのようなサービスを実施する方法がない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上で
述べた制限および短所に対処するシステムを提供するこ
とである。
【0014】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
1つまたは複数のボイス・メール・システムへの通信リ
ンクを有し、前記1つまたは複数のボイス・メール・シ
ステムの加入者のために音声メッセージを受信する手段
と、前記加入者がボイス・メールボックスを有するボイ
ス・メール・システムを判定する手段と、前記判定に応
答して、前記加入者がボイス・メールボックスを有する
ボイス・メール・システムに音声メッセージを送信する
手段とを含む、音声処理システムを提供する。
【0015】好ましい実施例では、この音声処理システ
ムは、少なくとも2つの異なるボイス・メール・システ
ムに接続され、それらのうちのどれに被呼加入者のメー
ルボックスが常駐するかを判定しなければならない。こ
れは、前記1つまたは複数のボイス・メール・システム
にボイス・メールボックスを有する加入者をリストした
ディレクトリにアクセスすることによって達成される。
前記ディレクトリには、加入者ごとに、その加入者のボ
イス・メールボックスの識別、前記ボイス・メールボッ
クスが置かれるボイス・メール・システム、および、前
記1つまたは複数のボイス・メール・システムの少なく
とも一部の加入者のための、前記加入者によって話され
た、通常は前記加入者の氏名である個人化された録音と
が含まれる。この音声処理システムには、前記音声メッ
セージの送信者に対して前記録音を再生する手段が含ま
れる。
【0016】これによって、呼を受信し、被呼加入者の
ディレクトリ項目を検索できるようになる。その後、そ
の加入者の個人化された挨拶を、発呼者に対して再生で
き、メッセージを残すように促すことができる。発呼者
がメッセージを残すと仮定すると、このメッセージは、
音声処理システムに記録され、その後に、被呼加入者に
対応するディレクトリ項目内で示されるボイス・メール
・システムへ音声メッセージが送信される。
【0017】好ましい実施例では、前記ディレクトリ
に、少なくとも一部の加入者のために、加入者の電子メ
ール・アドレスが含まれ、前記音声処理システムに、さ
らに、前記電子メール・アドレスに音声メッセージを送
信するための手段が含まれる。前記音声メッセージは、
インターネットのSMTP/MIMEフォーマットのオ
ーディオ・ファイルとして前記電子メール・アドレスに
送信することができる。加入者は、任意選択として、受
信した音声メッセージを自分のボイス・メールボックス
に送信するか、自分の電子メール・アドレスに送信する
か、その両方を行うかを選択でき、これによって、加入
者に、自分の音声メッセージへの最大限の可能なアクセ
スが与えられる。
【0018】前記ディレクトリは、前記音声処理システ
ムと同一の計算機に含めることができ、また、音声処理
システムへの通信リンクを有する別の計算機に含めるこ
ともできる。音声処理システムには、加入者メールボッ
クスを含めることもできる(すなわち、音声処理システ
ムは、たとえばIBM社が販売するDirectTalk/6000とDire
ctTalkMailの組合せのように、ボイス・メール・システ
ムを兼ねることができる)。この情況では、前記音声処
理システムは、受信したメッセージの加入者メールボッ
クスが前記音声処理システム上に置かれていることの判
定に応答して、前記音声メッセージを記憶する。しか
し、その代わりに、前記音声処理システム自体に記憶さ
れる加入者メールボックスをなくすことができる。
【0019】好ましい実施例では、前記通信リンクが、
インターネットを介するか、インターネット上のアーキ
テクチャでモデル化されたイントラネットを介するかの
いずれかである。このようなマルチノード・ネットワー
クは、堅牢なメッセージ配送をもたらし、その結果、宛
先ボイス・メール・システムが使用不能の場合に、そこ
に送信される音声メッセージを、音声メッセージが再び
使用可能になるまでネットワーク内で緩衝記憶すること
ができる。前記音声メッセージは、VPIM(Voice Pr
ofile for Internet Mail)に適合するディジタル形式
で前記ボイス・メール・システムに送信されることが好
ましい。
【0020】本発明は、さらに、1つまたは複数の他の
ボイス・メール・システムへの通信リンクを有するボイ
ス・メール・システムであって、前記ボイス・メール・
システムの加入者または前記1つまたは複数の他のボイ
ス・メール・システムの加入者への音声メッセージを受
信する手段と、前記加入者がどのボイス・メール・シス
テム上にボイス・メールボックスを有するかを判定する
手段と、前記加入者が前記ボイス・メール・システム上
にボイス・メールボックスを有することの判定に応答し
て、前記音声メッセージをそこに記憶する手段と、前記
加入者が前記1つまたは複数の他のボイス・メール・シ
ステムのうちの1つにボイス・メールボックスを有する
ことの判定に応答して、前記1つまたは複数の他のボイ
ス・メール・システムのうちの前記1つに前記音声メッ
セージを送信する手段とを含む、ボイス・メール・シス
テムを提供する。
【0021】本発明はさらに、1つまたは複数のボイス
・メール・システムへの通信リンクを有する音声処理シ
ステムを使用してボイス・メール・サービスを提供する
方法であって、前記音声処理システムで前記1つまたは
複数のボイス・メール・システムの加入者への音声メッ
セージを受信するステップと、前記加入者がボイス・メ
ールボックスを有するボイス・メール・システムを判定
するステップと、前記加入者がボイス・メールボックス
を有するボイス・メール・システムへ音声メッセージを
送信するステップとを含む方法を提供する。
【0022】前記加入者がボイス・メールボックスを有
するボイス・メール・システムの判定は、前記加入者へ
の呼を音声処理システムが受信するや否や(すなわち、
音声メッセージ自体が実際に受信される前に)行うこと
ができることが諒解される。実際、発呼者が加入者から
の個人化された挨拶または、その代わりにおそらくはテ
キスト−音声変換システムによって発話される加入者の
氏名を聴く場合には、通常はこうなる。
【0023】好ましい実施例では、少なくとも2つの音
声処理システムがあり、これらは、複数のボイス・メー
ル・システムのフロント・エンドとして働く(やはり、
音声処理システム自体がボイス・メール・システムを兼
ねることができることに留意されたい)。各音声処理シ
ステムは、被呼加入者のボイス・メールボックスが置か
れるボイス・メール・システムを識別するディレクトリ
へのアクセスを有する。ディレクトリの少なくとも2つ
のコピーが存在し、これらは、複数の音声処理システム
と共に、冗長性をもたらし、したがって、高可用性が確
保される。通常、ディレクトリのコピーは、音声処理シ
ステムごとに設けられる。しかし、複数の音声処理シス
テムを有する密結合環境(通常は、単一の地理的位置に
ある)では、音声処理システムにネットワーク結合され
るかこれに含まれるディレクトリを、たとえば2つだけ
にすることができる。
【0024】ディレクトリの複数のコピーが存在する
と、更新情報をディレクトリのコピーのすべてに伝播さ
せる必要が生じる。通常、このような更新は、ボイス・
メール・システム自体で生成される。というのは、たと
えば加入者に対する変更が、そのようなボイス・メール
・システム上で行われるからである。その後、これらの
変更は、ボイス・メール・システムからディレクトリの
コピーのすべてに転送される。密結合環境では、このよ
うな転送を直接に行うことができるが、地理的に分散し
た構成では、すべての更新がまず中央データベースに適
用され、その後、音声処理システムのディレクトリのそ
れぞれにこれを複写することが望ましい。後者の配置で
は、中央データベースを単一の障害点とみなすことがで
きるが、このデータベースが使用不能な場合でも、シス
テムの動作に支障はなく、ディレクトリの最近の変更が
使用不能になるに過ぎないことに留意されたい。
【0025】通常は同一の電話番号を介してアクセスさ
れる(冗長性と余分の容量を提供するため)少なくとも
2つの音声処理システムがある場合、前記1つまたは複
数のボイス・メール・システムの加入者への前記音声メ
ッセージは、前記複数の音声処理システムのどれかで受
信でき、前記少なくとも2つの音声処理システムは、前
記判定ステップと前記送信ステップを互いに独立に実行
して、冗長能力を提供することができる。呼は、(たと
えばPBX、中央局または、音声処理システムを接続で
きるなんらかの装置によって)たとえばどのシステムが
現在最も少ない呼を処理しているかなどに基づいて、少
なくとも2つの音声処理システムから選択された1つに
経路指定できる。もう1つの可能性は、特定の加入者へ
の呼を、前記少なくとも2つの音声処理システムのうち
の1つによって優先的に受信することである。たとえ
ば、音声処理システム自体に加入者メールボックスがあ
る場合、前記少なくとも2つの音声処理システムのうち
の1つにメールボックスを有する特定の加入者への呼
を、メールボックスがある音声処理システムによって優
先的に受信することができる。
【0026】本発明の重要な態様は、前記ボイス・メー
ル・メッセージを、前記1つまたは複数のボイス・メー
ル・システムの加入者ではない発呼者から受信する可能
性があることである。したがって、従来技術のシステム
では、加入者があるボイス・メール・システムから別の
ボイス・メール・システムへメッセージを転送または送
信することができるが、本発明では、複数のボイス・メ
ール・システムが実際に使用される可能性があるにもか
かわらず、外部の発呼者(どのボイス・メール・システ
ムにもボイス・メールボックスを有しない可能性があ
る)に統一された音声メッセージ・システムの外見を提
示できる。これは、前記音声処理システムが前記少なく
とも1つまたは複数のボイス・メール・システムのうち
の少なくとも1つとは異なる国にある時でも、おそらく
は地理的に非常に離れた複数のボイス・メール・システ
ムがある場合でも、成立する可能性がある。
【0027】本発明はさらに、それぞれがボイス・メー
ル・サービスの加入者のディレクトリを含むデータベー
スを関連付けられた少なくとも2つの音声処理システム
と、前記ボイス・メール・サービスの加入者のボイス・
メールボックスを記憶するための少なくとも1つのボイ
ス・メール・システムとを含む、前記ボイス・メール・
サービスを提供するシステムであって、前記少なくとも
2つの音声処理システムおよび前記少なくとも1つのボ
イス・メール・システムが、通信リンクによって互いに
結合され、加入者への着呼を前記音声処理システムのう
ちの選択された1つに経路指定する手段と、前記選択さ
れた音声処理システムで、前記ボイス・メール・サービ
スの加入者への音声メッセージを受信する手段と、前記
選択された音声処理システムで、前記加入者がボイス・
メールボックスを有するボイス・メール・システムを判
定するために、前記関連付けられたディレクトリを使用
する手段と、前記判定に応答して、前記加入者がボイス
・メールボックスを有するボイス・メール・システムへ
前記通信リンクを介して音声メッセージを送信する手段
とを含むシステムを提供する。
【0028】好ましい実施例では、少なくとも2つの音
声処理システムが、通常は十分な帯域幅を提供するため
にディジタル中継線接続によって、音声メッセージの受
信のために公衆電話網に接続される。もちろん、この接
続は、PBXの先であってもよいことが諒解される。
【0029】前記少なくとも1つのボイス・メール・シ
ステムのうちの少なくとも1つのボイス・メールボック
スは、ワールドワイドウェブ・ブラウザによってインタ
ーネットを介してアクセスできることが好ましい。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、システム・ユニット2
0、表示画面12およびキーボード14を含む通常のコ
ンピュータ・ワークステーションに基づくボイス・メー
ル・システムを簡略化した図である。システム・ユニッ
トには、バス28を介して互いに接続された、マイクロ
プロセッサ22、ROM/RAM24およびディスク記
憶装置26が含まれる。ボイス・メール・ユニットとし
て動作するために、このコンピュータ・ワークステーシ
ョンは、ディジタル中継線プロセッサ64およびディジ
タル中継線アダプタ・カード62を介して電話回線66
に接続される。このボイス・メール・システムには、ボ
イス・メール・システムをコンピュータ・ネットワーク
(たとえばLAN)に接続するために、ネットワーク・
アダプタ・カード30も含まれる。このボイス・メール
・システムには、オーディオ・キャプチャ再生カード、
CD−ROMおよびマウスなど(図示せず)、他の既知
の構成要素も含めることができる。
【0031】図1に示されたボイス・メール・システム
は、IBM Corporation社が販売するDirectTalk/6000音声
処理システム(または音声応答装置)に基づく。このシ
ステムのハードウェア構成要素は、RISC System/6000コ
ンピュータ・ワークステーションに、ディジタル中継線
プロセッサおよびディジタル中継線アダプタを加えたも
のである。DirectTalk/6000システムは、T1またはE
1ディジタル中継線である電話回線66を介して(ほと
んどの導入先ではPBX経由で)電話網に接続される。
ディジタル中継線プロセッサは、中継線上の着信信号の
多重化解除および発信信号の多重化に使用され、対数線
形変換を適宜実行する。ディジタル中継線プロセッサ
は、圧縮伸長の実行にも使用される。ディジタル中継線
アダプタは、ワークステーション自体とディジタル中継
線プロセッサの間のインターフェースとして効果的に働
く。DirectTalk/6000音声処理システムに関するこれ以
上の詳細は、マニュアル「IBM AIX DirectTalk/6000, G
eneral Information and Planning」(資料番号GC22-17
20-00)および本明細書で参照される他のマニュアルに
ある。
【0032】図2は、図1のボイス・メール・システム
上で走行する主要なソフトウェア構成要素の簡単なブロ
ック図である。RISC System/6000上で走行するのは、ま
ず、ワークステーションのオペレーティング・システム
(この場合にはAIX110)であり、次に、DirectTa
lk/6000ソフトウェア120自体である。これは、たと
えば、発呼者にプロンプトまたは他の情報を再生し、発
呼者からDTMF入力を受信し、発呼者の音声入力を録
音するのに使用できる。やはりRISC System/6000ワーク
ステーション上で、DirectTalk/6000上のアプリケーシ
ョンとして効果的に走行するのが、標準的な音声メッセ
ージング能力を提供するDirectTalkMail130である。
【0033】AIXオペレーティング・システムは、多
数の通信機能を提供し、これによって、DirectTalk/600
0やDirectTalkMailなどのアプリケーション・プログラ
ムが、遠隔計算機とコンピュータ・メッセージを交換で
きるようになる。このような通信機能は、当技術分野で
周知であり、マニュアル「AIX V4.1 System User's Gui
de: Communication and Network」(資料番号SC23-2545
-01)および「AIX V4.1 Communications Programming C
oncepts」(資料番号SC23-2610-01)に詳細に記載され
ている。
【0034】図1および図2に示されたものなどのボイ
ス・メール・システムは周知であり、図示のシステムに
対する多数の変形も周知であることが諒解される。たと
えば、電話回線66をアナログとすることができ、ま
た、ディジタル中継線プロセッサを省略し、適当な場合
には適当な電話アダプタ・カードによってその機能を実
行することができる。ボイス・メール・システムに使用
される正確なハードウェア構成は、本発明の理解に関連
せず、したがって、これ以上説明しない。
【0035】DirectTalkMail音声処理システム自体は、
メールボックスに基づくデータベース・システムの1形
態とみなすことができる。したがって、各ユーザは、メ
ールボックスを有し、このメールボックスには、そのユ
ーザに関するすべての情報、たとえば内線番号、パスワ
ード、新しいメッセージの数、現在の挨拶などが関連付
けられる。メールボックスには、そのユーザのために記
憶されるディジタル化されたメッセージも、論理的に含
まれる(ただし、物理的には、録音を他の情報と異なる
位置に記憶することができる)。各メールボックスは、
番号や名前などの独自の識別子を有し、たとえば、各メ
ールボックスに、そのメールボックスに関連するユーザ
の内線番号を割り振ることができる。DirectTalkMail音
声処理システムには、発呼者が電話からメッセージをデ
ータベースに入れられるようにするルーチン、ユーザが
電話を介して聴くためにデータベースからメッセージを
抽出できるようにするルーチン、ならびに、メッセージ
転送などの他の機能も含まれる。このような形でのボイ
ス・メール・システムの動作は、周知であり、これ以上
説明しないが、DirectTalkMailボイス・メール・システ
ムの動作に関する追加の情報は、マニュアル「IBM AIX
DirectTalkMail Administration」(資料番号SC33-173
3)にある。
【0036】図3は、本発明の簡単な第1の実施例を示
す図であり、この実施例では、システム300に、PB
X320に接続される第1および第2のボイス・メール
・システム330および340が含まれる。2つのボイ
ス・メール・システムは、ローカル・エリア・ネットワ
ーク(LAN)とすることができる通信リンク350に
よって互いに接続される。好ましい実施例では、2つの
ボイス・メール・システムは、TCP/IPプロトコル
を使用して互いにメッセージを交換する。
【0037】各ボイス・メール・システムは、関連する
データベース335および345を有する。これらは本
質的に同一であり、各データベースには、システム30
0の加入者をリストしたディレクトリが含まれる。この
加入者は、通常は、PBX320に接続された内線を有
する人物である(内線自体は図3に示されていないこと
に留意されたい)。リストされた人物のそれぞれについ
て、データベースには、その人物のメールボックス番号
と、メールボックスが置かれるホスト・ボイス・メール
計算機の表示が含まれる。好ましい実施例では、メール
ボックス番号が、特定の人物の実際の電話番号に対応
し、ボイス・メール計算機の表示に、その計算機のIP
アドレスが含まれる。ただし、他の適当な命名方式およ
びアドレッシング方式を使用することができる。さら
に、データベースには、各加入者の個人的な挨拶、たと
えば加入者が自分の氏名を話す声の録音と、現在位置
や、折り返し電話するであろう時刻に関する情報の録音
も含まれる。
【0038】図3のシステムの動作を、これから説明す
る。外線または内線のどちらの発呼者でもよい発呼者3
10がPBX上の内線を呼び出す時に、PBXは、被呼
者が現在応答できないのでその呼をボイス・メールに転
送する必要があるかどうかを、通常の形で判定する。そ
の場合に、呼は、ボイス・メール・システム330およ
び340のうちの1つに転送される。PBXは、さまざ
まな方法に従ってこの選択を行うことができる。たとえ
ば、呼を、現在最も少ない数の電話回線が活動状態にな
っているボイス・メール・システムに送ることができ、
また、おそらくは、ある範囲の内線番号に対する呼が、
特定のボイス・メール・システムに優先的に転送され
る。このような経路指定戦略は、当技術分野で周知であ
る。しかし、たとえばすべての回線が使用中であるなど
の理由で、好ましいボイス・メール・システムが呼を受
け入れられない場合には、その呼が他のボイス・メール
・システムに送られることを諒解することが重要であ
る。これによって、外部の観点からはこのシステム全体
の可用性が極度に高くなる。というのは、ボイス・メー
ル・システム330および340のうちの1つだけが現
在動作している場合であっても、必ず着信メッセージを
受け入れることができるからである。
【0039】したがって、呼は、図4のステップ410
に示されるように、ボイス・メール・システムのうちの
1つに経路指定され、そこで受信される。図4は、図3
のシステム300の呼処理を表す流れ図である。呼は、
簡単なDirectTalkMailアプリケーションによって、その
ボイス・メール・システムで処理される。好ましい実施
例では、ボイス・メール・システムは、PBXからDN
IS(着信番号表示)情報も受け取る。DNISは、呼
の元々の宛先の内線番号を指定する情報である。しか
し、この情報を自動的に入手できない場合には、小さい
DirectTalkアプリケーションを呼び出して、DTMFキ
ーパッドを使用して内線番号を再入力するよう発呼者に
促す。
【0040】意図された被呼者の内線を識別した後に、
DirectTalkMailアプリケーションは、局所ディレクトリ
(適切なデータベース335または345)にアクセス
して、指定された内線を突き止める(ステップ42
0)。これによって、その加入者(すなわち意図された
被呼者)に関連する詳細、具体的には、メールボックス
番号、ホスト計算機および個人的な挨拶を取り出せるよ
うになる。その後、ホスト計算機の識別を、その呼を処
理しているボイス・メール・システムの識別と比較する
(ステップ430)。一致する場合には、その加入者の
メールボックスがそのボイス・メール計算機に置かれて
おり、したがって、その呼を通常の形で処理することが
できる(ステップ440)。通常、これには、発呼者に
対する加入者の挨拶の再生と、発呼者からの加入者への
メッセージの録音が含まれる。特定の内線への呼をその
内線に関連するボイス・メールボックスがあるボイス・
メール・システムへ優先的に送るようにPBXに指示す
る場合、呼の大部分が、この従来の形で処理されること
に留意されたい。
【0041】しかし、ホスト計算機の識別が、呼を処理
している現在のボイス・メール・システムの識別と異な
る(すなわち、後者が、おそらくはシステム300の他
のボイス・メール計算機に対応する)場合には、その呼
は、やはり通常の形で処理されるが、メッセージは、特
殊な一時メールボックスに記憶される(ステップ45
0)。好ましい実施例では、この一時メールボックス
は、他の加入者に割り当てられていない通常のメールボ
ックスである。一部のシステムでは、複数の一時メール
ボックスを使用して、他のボイス・メール・システムに
あてられた音声メッセージのための十分な記憶容量を確
保できることに留意されたい。
【0042】一時メールボックスに記憶されたメッセー
ジは、別のDirectTalkアプリケーションによって処理さ
れ、このアプリケーションは、図4の破線ボックス49
9に囲まれた動作を実行する。このアプリケーション
は、DirectTalkシステムのカスタム・サーバ・インター
フェースを利用するが、これを利用すると、Cプログラ
ミング言語で記述されたユーザ・プログラムで、音声デ
ータベース(メールボックスのメッセージと関連情報を
含む)にアクセスできるようになる。DirectTalkシステ
ムのカスタム・サーバ・インターフェースに関するこれ
以上の詳細は、出版物「IBM AIX DirectTalk/6000 Voic
e Application Development」(資料番号SC33-1722-0
0)にある。
【0043】基本的に、このDirectTalkアプリケーショ
ンは、連続したループとして動作し、このループでは、
一時メールボックスを反復的に検査して、メッセージが
そこに記憶されたかどうかを判定する(ステップ46
0)。そのようなメッセージがそこにある場合には、カ
スタム・サーバ・インターフェースを使用してこのメッ
セージを取り出し、他のボイス・メール・システムに送
信する(ステップ470)。最後に、他のボイス・メー
ル・システムのDirectTalkMailアプリケーションは、送
信された音声メッセージを受信する責任を負い、その計
算機のカスタム・サーバ・インターフェースを使用し
て、適当な加入者のメールボックスに音声メッセージを
追加する(図4には図示せず)。
【0044】好ましい実施例では、音声メッセージは、
基礎となるAIXオペレーティング・システムによって
提供される通信機能を使用して、インターネット・メー
ルの通常の部分としてパッケージ化される。具体的に言
うと、音声メッセージは、VPIMを使用して送信され
る。VPIMについては、インターネットRFC191
1(現在はhttp://www/cis/ohio-state.educ/htbin/rfc
/rfc1911.htmlで公開)を参照されたい。これに付随し
て、このようなインターネット送信は、DirectTalkMail
が、完全な通信サポートを有する通常の汎用ワークステ
ーション上にあるならば、DirectTalkMailを用いて、専
用計算機に基づく他の多数のボイス・メール・システム
よりはるかに簡単に実行されることを諒解されたい。
【0045】したがって、音声メッセージは、呼を受信
したボイス・メール・システムから、メッセージの最終
的な宛先を表すボイス・メール・システムへ、通信リン
ク350を介し、使用されるメッセージ・ヘッダなどを
定義するVPIMならびに実際のメッセージ送信のフォ
ーマットを使用して転送される。VPIMでは、オーデ
ィオ情報が適応差動パルス符号変調(ADPCM)を使
用して毎秒32Kビットで符号化されることが指定され
る。CCITT勧告G.721に、ADPCMとA法則
またはADPCMとμ法則の間の変換の技法が記載され
ている。A法則またはμ法則は、オーディオ情報が電話
網によって供給される際のフォーマットであり、A法則
は欧州で使用され、μ法則は米国および日本で使用され
ている。VPIMでは、ADPCMがサポートされるな
らば、任意選択として独自フォーマットを使用すること
が許容されることに留意されたい。図3に示された好ま
しい実施例では、ボイス・メール・システム330およ
び340の両方が、DirectTalkMailシステムであり、し
たがって、音声メッセージは、DirectTalkの標準圧縮フ
ォーマットを使用して計算機間で転送される。
【0046】図4の動作は、多くの点で音声メッセージ
受信時の標準的なボイス・メール動作に対応し、ステッ
プ430でのテストとメッセージ送信機能499が追加
されていることが諒解される(一部の実施態様では、ス
テップ430でのテストが明示的に実行されない可能性
があることに留意されたい。たとえば、この動作全体
が、メインのボイス・メール・アプリケーションとって
透過的であり、ディレクトリは単にある加入者への呼に
ついて特定のメールボックス(一時メールボックス)を
指定し、このメールボックスのメッセージが、メインの
ボイス・メール・アプリケーション側の処置または認識
なしに他のボイス・メール・システムに送信されるもの
とすることができる)。
【0047】上で述べた動作は、データベース335お
よび345が一致するか、少なくともこれらに他のボイ
ス・メール・システム上の加入者に関する情報が含まれ
ることを必要とすることが諒解される。好ましい実施例
では、この2つのデータベースは、実際に、本質的にも
う一方のコピー(ミラー)である。したがって、挨拶の
変更や新規ユーザの追加など、データベースの一方で更
新が行われると、その更新が他方のデータベースへ送信
される。このデータベースのミラーリングは、理論的に
はシステム管理者によって手作業で実行できるが、好ま
しい実施例では、当技術分野で周知のデータベースの自
動複写を利用する。
【0048】図3の実施例に対する多数の可能な変形が
存在する。たとえば、システム300全体に、容量を増
やすために3つ以上のボイス・メール・システムを含め
ることができる。もう1つの選択肢は、ボイス・メール
・システムのそれぞれに関連するデータベースを有する
のではなく、両方のボイス・メール・システムが必要な
時(通常は呼を受信した時)に通信リンク350を介し
てアクセスする単一の別のデータベースを設けることで
ある。おそらく、この単一のデータベースは、ボイス・
メール・システムのうちの1つに常駐するか、両方のボ
イス・メール・システムに分散させることができる。こ
のアプローチによれば、データベース項目を複写する必
要がなくなるが、アクセス時間が増加し、したがって、
全体的な応答時間が増加する可能性がある。単一データ
ベースの使用に関するもう1つの短所は、図3に示され
たシステムの冗長能力が提供されないことである。その
一方で、システム全体が3つ以上のボイス・メール・シ
ステムを有する場合、システム全体がデータベースのコ
ピーを2つだけ有する場合であっても、冗長能力は保存
される(すなわち、ボイス・メール・システムのそれぞ
れに1つのデータベースのコピーを含む必要はない)。
ボイス・メール・システムと同一の計算機上にデータベ
ースを有すると、通常はスケーラビリティが高まる。
【0049】図3のシステムは、PBX経由で電話網に
接続される必要はなく、ネットワークへのより直接的な
接続を有することができることが諒解される。また、こ
の配置は、顧客前提装置(CPE)またはサービス・プ
ロバイダ装置(SPE)のいずれかとして使用できる。
【0050】図3に示された配置は、通常は、単一の位
置にある密結合された導入システムである。図5は、一
般により分散した環境に適した本発明の第2の実施例を
示す図であり、単一の電話番号を使用して企業ネットワ
ーク内のすべてのボイス・メール計算機へのアクセスを
提供する情況を表す図である。この電話番号は、たとえ
ば他の従業員や顧客が従業員に簡単に連絡を取れるよう
にするために、企業が提供する800(無料電話)番号
とすることができる。その代わりに、このサービスは、
第三者のサービス・プロバイダ(おそらくは電話会社の
1つ)によってその企業に提供される可能性があり、こ
の場合には、アクセス番号は、おそらくは通常の番号
か、900(特別料金)番号となる可能性がある。
【0051】したがって、図5を参照すると、この企業
は、複数のボイス・メール・システム542、544お
よび546を有し、これらのボイス・メール・システム
は、すべてがインターネット530に接続される。これ
らのボイス・メール・システムは、異なる国に置かれる
可能性があり、異なるベンダによって供給された可能性
がある。やはりインターネットに接続されるのが、音声
処理システム520である。音声処理システムに関連す
るのが、データベース525であり、これには、ボイス
・メール・システム542、544および546の全加
入者のディレクトリが含まれる。
【0052】したがって、動作中には、呼は、音声処理
システム520で電話網510を介して発呼者505か
ら受信される。その後、音声処理システムは、たとえば
意図された被呼者の電話番号または氏名を尋ねることに
よって、発呼者に問い合わせて意図された被呼者の識別
を判定する。その代わりに、いくつかの情況では、DN
IS情報が、意図された被呼者を識別するのに十分であ
る場合がある(たとえば、発呼者が800−ABC−X
XXXをダイアルした場合、ABCによって関連企業が
指定され、XXXXは意図された被呼者に固有であ
る)。もう1つの可能性は、人間の操作員が、被呼者の
番号を集めるのを助けることである。
【0053】その後、音声処理システムは、被呼者の識
別を利用してデータベース525にアクセスする。好ま
しい実施例では、このディレクトリに、加入者ごとに下
記の情報が含まれる。
【0054】 表1 電話/メールボックス番号: 441962816369 氏名: Davies, Simon R 電子メール・アドレス: simon_davies@uk.ibm.com ボイス・メール・アドレス: 441962816369@dtmail.hursley.ibm.com 電子メール・アドレスへ送信: しない ボイス・メール・アドレスへ送信: する 音声氏名: <オーディオ・データ>
【0055】好ましい実施例では、メールボックス番号
は、加入者の直通内線番号(国際電話用)と同一であ
る。完全なボイス・メール・アドレスには、メールボッ
クス番号だけでなく、メールボックスが常駐するボイス
・メール計算機のインターネット(IP)アドレスも含
まれる。「電子メール・アドレスへ送信」または「ボイ
ス・メール・アドレスへ送信」フィールドは、下で詳細
に説明する。「音声氏名」は、送信者が自分の氏名を話
すのを録音したものである。
【0056】発呼者が意図した被呼者が識別され、表1
にリストされた情報が取り出された後に、音声処理シス
テム520は、発呼者に対して音声氏名を再生すること
ができ、標準的な形で加入者へのメッセージを残すよう
に発呼者に促すことができる。発呼者がメッセージを残
すと仮定すると、音声処理システム520は、そのメッ
セージを録音し、発呼者は、この時点で回線を切断す
る。
【0057】その後、音声処理システムは、表1にリス
トされた情報を利用して、録音されたメッセージの処理
方法を決定する。「ボイス・メール・アドレスに送信」
フラグがセットされている(表1に示されているよう
に)と仮定すると、受信され録音されたメッセージは、
上で述べたVPIMフォーマットでパッケージ化され、
インターネット530を介して、表1でその加入者につ
いて識別されたボイス・メール・システムへ送信され
る。受信側のボイス・メール・システムは、着信メッセ
ージを処理し(たとえば、正しいオーディオ・フォーマ
ットに変換し、ヘッダ情報をはぎ取る)、好ましい実施
例ではDirectTalk/6000のカスタム・サーバ・インター
フェースを使用して、そのボイス・メール・メッセージ
を識別された加入者の適当なメールボックスに挿入す
る。その後、加入者は、通常の形で自分のメールボック
スからボイス・メール・メッセージにアクセスできる。
【0058】音声処理システムまたはボイス・メール・
システムへもしくはこのどちらかからメッセージを送信
するのにインターネット530を使用することは、これ
まで主に実行されてきた公衆電話網を介する送信よりも
はるかに効率的である。たとえば、ディジタル送信を使
用することによって、データ圧縮を使用できるようにな
り、さらに、インターネットは、電話回線上で使用可能
な帯域幅よりはるかに広い帯域幅を提供できる。さら
に、メッセージ転送にコンピュータ・メッセージングを
使用することによって、音声処理システムまたはボイス
・メール・システムの電話ポートの1つが占有されなく
なり、したがって、発呼者に対するシステムの可用性が
最大になる。
【0059】インターネットのもう1つの長所は、通常
の電話網と比較して拡張されたメッセージ送信機能が提
供されることである。たとえば、インターネットの中間
ノードは、メッセージを記憶し、使用可能な経路に沿っ
て転送する責任を負う。したがって、宛先ボイス・メー
ル・システムが一時的に使用不能な場合には、そのボイ
ス・メール・システムが再び使用可能になるまで、メッ
セージがインターネットで待ち行列化される。したがっ
て、メッセージをインターネットにディスパッチした後
には、送信側システムは、宛先ボイス・メール・システ
ムへの配送にそれ以上関与する必要がない。これは、末
端間の直接接続を取得しなければならない電話網と好対
照をなす(もちろん、1つの可能性として、正式の肯定
応答が宛先ボイス・メール・システムから受信されるま
で送信側の音声処理システム520でメッセージを保存
し、肯定応答の後に音声処理システム520からメッセ
ージを削除することがあげられる。所定の時間までに肯
定応答が受信されない場合には、メッセージの再送を試
みることができる)。インターネットのもう1つの機能
は、複数のアドレスにメッセージを送信することが非常
に簡単であることである。したがって、同一のメッセー
ジを簡単に複数のボイス・メールボックスに送信できる
システムを実施することが可能である。
【0060】音声メッセージの経路指定にインターネッ
トを使用することのもう1つの利点は、汎用アドレッシ
ング方式があり、その結果、所与のアドレスが世界中の
どこからでも有効である(したがって、情況は電話より
はるかに単純になる)ことである。したがって、図5の
システムは、通信をサポートするネットワーク構造の知
識(たとえば使用されるゲートウェイなど)を全く必要
とせずに、本質的に透過的にインターネットを使用でき
る。また、インターネット・アクセスは、本質的に全世
界から使用可能であることに留意されたい。さらに、イ
ンターネット基盤の利用は、2地点間の通信の非常にコ
スト効率の良い方法であることが諒解される。
【0061】表1の「電子メールアドレスに送信」フィ
ールドに関して、図5のブロック550によって概略的
に示されるように、インターネットには、さまざまな電
子メール・アドレスも接続されることに留意されたい。
大きな地理的な広がりを伴う、非常に多数の異なる計算
機上でこれらのアドレスを突き止めることができること
が諒解される。データベース525のディレクトリに
は、各加入者の電子メール・アドレスもリストされる。
好ましい実施例では、加入者は、着信音声メッセージを
ボイス・メールボックスに送るか、電子メール・アドレ
スに送るか、その両方に送るかを指定できる(表1を参
照されたい)。そのようなメッセージが、ボイス・メー
ルボックスの代わりにまたはそれと共に、電子メール・
アドレスに送られる場合には、一般に、別のインターネ
ット・メッセージを関連電子メール・アドレスに送信す
る必要がある。
【0062】したがって、好ましい実施例では、「電子
メール・アドレスに送信」フラグがセットされている場
合に、音声処理システム520は、インターネットRF
C1521「Mechanism for Specifying and Describin
g the Format of Internet Message Bodies」に適合す
るSMPT/MIMEメール(SMTPはSimple MailT
ransfer Protocol(シンプル・メール転送プロトコル)
の略、MIMEはMultipurpose Internet Mail Extensi
ons(インターネット・メール拡張機構)の略)の一部
として、音声メッセージをパッケージ化する。この標準
規格は、当技術分野で周知である。その結果、メッセー
ジのオーディオ・ファイルが、加入者の電子メール・ア
ドレスで受け取られる。Lotus Notesなど、一般的なパ
ーソナル・コンピュータ用メール・プログラムのほとん
どに、そのようなオーディオ・メッセージを受け取り、
ユーザに対して再生することのできるソフトウェアが含
まれる(ワークステーションでボイス・メール・メッセ
ージを聞くことができるためには、なんらかの音声認識
機能を使用しない限りは適当なオーディオ・ハードウェ
アが必要であるが、オーディオ・ハードウェアを備えた
マルチメディア計算機は、今では非常に一般的であ
る)。
【0063】さらに、好ましい実施例では、ボイス・メ
ール・メッセージが受信され、ボイス・メール・システ
ム542、544および546に記憶される場合に、通
常の電話網か、コンピュータ・ワークステーションまた
は他の適当なプラットフォーム上で走行する標準的なウ
ェブ・ブラウザを使用してインターネット530のいず
れかを介して、そのボイス・メール・メッセージにアク
セスできる。これは、特許出願PCT/GB95/02009号に詳細
に記載されている。やはり、そのようなメッセージにア
クセスするには、一般に適当なオーディオ・ハードウェ
アが必要であるが、Netscape Corporation社のブラウザ
などの標準的なウェブ・ブラウザには、すでにこのオー
ディオ出力をサポートするソフトウェアが含まれてい
る。この態様では、ワールド・ワイド・ウェブ(WW
W)フロント・エンドが、市販の重要なプラットフォー
ムのすべてについてすでに広範囲に使用可能であり、W
WWへの一般的なアクセスのため新しい計算機のすべて
に備えられ、したがって、特化されたクライアント・ソ
フトウェアを開発または保守する必要がないという事実
が利用される。さらに、ユーザは、すでにWWWになれ
ており、その結果、追加の訓練はほとんど必要ない。こ
のようなアプローチが、電子メール・アドレスに音声メ
ッセージを直接送信することとあいまって、加入者に非
常にすばやくわかりやすいボイス・メール・メッセージ
へのアクセスが与えられる。
【0064】図5に示された配置は、ボイス・メール・
システム542、544および546をすべて異なるベ
ンダからのものとすることができ、同様に、ブロック5
50の電子メール・システムも、異なるプラットフォー
ム上の異なるソフトウェア・パッケージによって提供で
きるという点で、異種構成とすることができることが諒
解される。ボイス・メール・システムと電子メール・シ
ステムが関連する標準規格(電子メールの場合はRFC
1521、ボイス・メールの場合はRFC1911)を
サポートしさえすれば、このような異質性をサポートで
きることが、本発明の具体的な長所の1つである。これ
によって、加入者は、望みのボイス・メール・システム
または電子メール・システムを使用できるようになり、
たとえば、音声処理システム520を複数の独立の顧客
へのサービスとしてサービス・プロバイダが動作させ、
顧客のすべてがそれぞれ独自の別個のボイス・メール・
ソリューションまたは電子メール・ソリューションを有
する可能性がある時に、特に有益である。通常、このよ
うな加入者は、インターネット(WWW)上で入手でき
る単純なフォームに必要事項を書き込み、登録料を支払
い、自分の音声氏名を録音することによって、サービス
・プロバイダに登録することができる。その後、加入者
の詳細が、次の適当な更新の際にデータベース・ディレ
クトリに追加される。
【0065】やはり、図5に示されたシステムに対し
て、多数の修正および変形が可能であることを、当業者
は理解するであろう。たとえば、インターネットを介し
て計算機を接続する代わりに、イントラネットを使用す
ることができる。イントラネットは、全般的にインター
ネットに類似しており、同一のプロトコル(すなわちM
IME/SMTP、VPIMなど)が使用され、インタ
ーネットに関して上で述べた長所のほとんどが提供され
るが、範囲が限られ、通常は1企業内に限られる。もう
1つの可能性は、図3に関して述べた情況に類似してい
るが、音声処理システム520自体をボイス・メール・
システムとし、その計算機にメールボックスが置かれる
加入者のために受信ボイス・メッセージを局所的に記憶
することである。また、図5に示されたアプローチは、
CPE(たとえばPBXの先の)またはSPE(たとえ
ば中央局に接続される)のいずれかのために採用できる
ことが諒解される。
【0066】図からわかるように、図5のシステムは、
冗長性を有しない。冗長性は、音声処理システム520
の複製を設けることによって簡単に取り込むことができ
る。この情況では、データベースも、通常は第2の音声
処理システムのために複製される。その場合、情況は、
着呼が使用可能または好ましい音声処理システムに経路
指定されるという点で、やはり図3に多少類似すること
になる。もちろん、いくつかの情況では、十分な呼処理
能力を提供するために複数の音声処理システムを設ける
ことができる。図3に関連して述べたように、複数の音
声処理システムを利用する場合には、データベース(と
そのコピー)を維持する方法と位置に関して、広範囲の
可能性がある。
【0067】複数の冗長な音声処理システムを使用する
と、少なくとも1つのそのような音声処理システムが、
着呼の受信に必ず使用可能になるので、極端に高い可用
性を有するシステムを提供できる。さらに、加入者のボ
イス・メール・システムまたは電子メール・システム
が、呼の受信時点でダウンしている場合であっても、転
送されるメッセージは、そのシステムが再び使用可能に
なるまでインターネットに保存される。したがって、こ
のようなシステムは、特にメッセージの受信と記録に関
して、極度に高い可用性を有する単一のボイス・メール
・システムの外見を与えることができる。
【0068】従来技術では、高可用性は、加入者のメー
ルボックスが高い可用性を有することが必要であるとい
う前提に基づいていた。しかし、本発明では、メッセー
ジ受信機能がメッセージ記憶機構から分離され、これに
よって、より安価で堅牢な解決策が提供される。加入者
のボイス・メール・システムが使用不能であると、そこ
に記憶されたメッセージを取り出せなくなるが、この問
題は、音声メッセージを加入者のボイス・メール・アド
レスだけでなく、電子メール・アドレスにも送信するこ
とによって克服できる。その代わりに(またはこれに追
加して)、加入者のボイス・メール計算機へのアクセス
を、高可用性オプションによってさらに保護することが
できる。
【0069】好ましい実施例では、国ごとのボイス・メ
ール・ネットワークへの別々の音声処理システムの入口
点またはゲートウェイがある(言い換えると、それぞれ
がインターネットへの独自の接続を有するボイス・メー
ル・システム542、544および546の所有者にと
って問題の国ごとに、別の電話網510と音声処理シス
テム520がある)。これによって、発呼者は、発呼者
または関連ボイス・メール・システムがある国に無関係
に、国際通話を行う必要なしに、ボイス・メール・シス
テム542、544および546へアクセスできるよう
になる。実際、1つの国の中であっても、インターネッ
ト530と分散したボイス・メール・システム542、
544および546へのゲートウェイとして働く複数の
音声処理システムを設けて、やはり、おそらくは料金コ
ストを下げることができる(たとえば、長距離電話では
なく市内電話で音声処理システムに到達できるようにな
る)。
【0070】これまで、従来技術は、ボイス・メール・
システムにログオン(通常はパスワード保護付きで)し
た実際の加入者に、国際またはベンダ間の音声メッセー
ジ送信を許可するだけであった。しかし、図5のシステ
ムは、音声処理システム520に到達するすべての発呼
者に、この機能を提供する。
【0071】複数の分散した音声処理システムを利用す
るので、すべての位置で同等のデータベース・ディレク
トリを維持する作業には、多少余分の調整が必要にな
る。好ましい実施例では、インターネットに接続された
集中データベースがある。ボイス・メール・システム5
42、544または546が更新される時には必ず、こ
の更新のコピーが、この中央ディレクトリに送信され
る。その後、これらの更新は、収集され、受取側の音声
処理システムによって利用されるデータベースのすべて
に徹夜で配送され、受取側の音声処理システムでは、対
応する更新が各データベースに適用される。明らかに、
これに代わるアプローチは、各ボイス・メール・システ
ムが、ディレクトリのすべての更新についてすべてのデ
ータベース・ディレクトリに直接通知することである。
このアプローチでは、全体の効率が低下するが、応答時
間は改善されるはずである。
【0072】ディレクトリのサイズを減らすために、音
声氏名の録音を省略することができる。この情況では、
音声処理システムは、すべての発呼者に対して標準メッ
セージ(たとえば「お掛けになった相手は現在電話に出
られません」)を再生するだけになる。その代わりに、
加入者の氏名に対してテキスト−音声変換を行うことが
できる(たとえば、マニュアル「IBM AIX DirectTalk/6
000 Text-to-Speech」資料番号SC33-1735に記載のよう
に)。
【0073】逆に、ディレクトリ・サイズが問題ではな
い場合には、個人化された挨拶の録音を、音声氏名と共
に記憶することもできる。これによって、たとえば、加
入者の現在位置と、折り返し電話する時刻の予想を示す
ことができる。個人化された挨拶を変更する際には、加
入者は、ディレクトリが更新される頻度を意識しなけれ
ばならないことに留意されたい。たとえば、データベー
スが1日に1回だけ更新される場合、このデータベース
は、加入者が休暇で2週間不在であることを示すために
挨拶を更新するには十分敏感だが、加入者がその日の午
後に会議に出席することを示すために挨拶を更新するに
は不十分である。
【0074】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0075】(1)1つまたは複数のボイス・メール・
システムへの通信リンクを有し、前記1つまたは複数の
ボイス・メール・システムの加入者への音声メッセージ
を受信する手段と、前記加入者がボイス・メールボック
スを有するボイス・メール・システムを判定する手段
と、前記判定に応答して、前記加入者がボイス・メール
ボックスを有するボイス・メール・システムに音声メッ
セージを送信する手段とを含む、音声処理システム。 (2)受信された音声メッセージが、前記加入者がボイ
ス・メールボックスを有するボイス・メール・システム
への送信の前に、前記音声処理システムに記憶されるこ
とを特徴とする、上記(1)に記載のシステム。 (3)前記システムが、少なくとも2つのボイス・メー
ル・システムへの通信リンクを有することを特徴とす
る、上記(1)または(2)に記載のシステム。 (4)前記判定手段が、前記1つまたは複数のボイス・
メール・システム上にボイス・メールボックスを有する
加入者をリストしたディレクトリにアクセスする手段を
含むことを特徴とする、上記(1)ないし(3)のいず
れか一項に記載のシステム。 (5)前記ディレクトリが、加入者ごとに、加入者のボ
イス・メールボックスの識別と、前記ボイス・メールボ
ックスが置かれるボイス・メール・システムとを含むこ
とを特徴とする、上記(4)に記載のシステム。 (6)前記ディレクトリが、前記1つまたは複数のボイ
ス・メール・システムの少なくとも一部の加入者のため
の個人化された録音を含み、前記システムが、前記音声
メッセージの送信者に対して前記録音を再生するための
手段を含むことを特徴とする、上記(5)に記載のシス
テム。 (7)前記個人化された録音が、前記加入者によって話
された前記加入者の氏名を含むことを特徴とする、上記
(6)に記載のシステム。 (8)前記ディレクトリが、少なくとも一部の加入者に
ついて、加入者の氏名を含むことを特徴とし、前記シス
テムが、前記音声メッセージの送信者に対して前記氏名
を再生するためのテキスト−音声変換手段を含むことを
特徴とする、上記(5)に記載のシステム。 (9)前記ディレクトリが、少なくとも一部の加入者に
ついて、加入者の電子メール・アドレスを含むことを特
徴とし、前記システムが、さらに、前記電子メール・ア
ドレスに音声メッセージを送信する手段を含む、上記
(4)ないし(8)のいずれか一項に記載のシステム。 (10)前記音声メッセージが、オーディオ・ファイル
として前記電子メール・アドレスに送信されることを特
徴とする、上記(9)に記載のシステム。 (11)前記オーディオ・ファイルが、インターネット
のSMTP/MIMEフォーマットであることを特徴と
する、上記(10)に記載のシステム。 (12)加入者が、任意選択として、受信した音声メッ
セージを自分のボイス・メールボックスに送信するか、
自分の電子メール・アドレスに送信するか、その両方を
行うかを選択できることを特徴とする、上記(9)、
(10)または(11)のいずれか一項に記載のシステ
ム。 (13)前記ディレクトリが、前記音声処理システムと
同一の計算機に含まれることを特徴とする、上記(4)
ないし(12)のいずれか一項に記載のシステム。 (14)前記通信リンクが、メッセージ配送を提供する
マルチノード・ネットワークを介することを特徴とす
る、上記(1)ないし(13)のいずれか一項に記載の
システム。 (15)前記メッセージ配送が、ボイス・メール・シス
テムが使用不能な場合に前記音声処理システムから前記
ボイス・メール・システムへ送信される音声メッセージ
のネットワーク内での記憶を含むことを特徴とする、上
記(14)に記載のシステム。 (16)前記通信リンクが、インターネットを含むこと
を特徴とする、上記(1)ないし(15)のいずれか一
項に記載のシステム。 (17)前記通信リンクが、コンピュータ・イントラネ
ットを含むことを特徴とする、上記(1)ないし(1
5)のいずれか一項に記載のシステム。 (18)前記音声メッセージが、ディジタル形式で前記
ボイス・メール・システムに送信されることを特徴とす
る、上記(1)ないし(17)のいずれか一項に記載の
システム。 (19)前記送信される音声メッセージが、Voice Prof
ile for Internet Mailに適合することを特徴とする、
上記(18)に記載のシステム。 (20)加入者メールボックスが、前記音声処理システ
ム上に記憶されないことを特徴とする、上記(1)ない
し(19)のいずれか一項に記載のシステム。 (21)前記音声処理システムが、加入者メールボック
スを含むボイス・メール・システムを含むことを特徴と
し、前記音声処理システムが、前記音声メッセージのそ
こへの記憶のため受信したメッセージの加入者メールボ
ックスが前記音声処理システム上に置かれていることの
判定に応答することを特徴とする、上記(1)ないし
(19)のいずれか一項に記載のシステム。 (22)1つまたは複数の他のボイス・メール・システ
ムへの通信リンクを有するボイス・メール・システムに
おいて、前記ボイス・メール・システムの加入者または
前記1つまたは複数のボイス・メール・システムの加入
者への音声メッセージを受信する手段と、前記加入者が
どのボイス・メール・システム上にボイス・メールボッ
クスを有するかを判定する手段と、前記加入者が前記ボ
イス・メール・システム上にボイス・メールボックスを
有することの判定に応答して、前記音声メッセージをそ
こに記憶する手段と、前記加入者が前記1つまたは複数
のボイス・メール・システムのうちの1つにボイス・メ
ールボックスを有することの判定に応答して、前記1つ
または複数の他のボイス・メール・システムのうちの前
記1つに前記音声メッセージを送信する手段とを含む、
ボイス・メール・システム。 (23)1つまたは複数のボイス・メール・システムへ
の通信リンクを有する音声処理システムを使用してボイ
ス・メール・サービスを提供する方法において、前記音
声処理システムで前記1つまたは複数のボイス・メール
・システムの加入者への音声メッセージを受信するステ
ップと、前記加入者がボイス・メールボックスを有する
ボイス・メール・システムを判定するステップと、前記
加入者がボイス・メールボックスを有するボイス・メー
ル・システムへ音声メッセージを送信するステップとを
含む方法。 (24)それぞれがボイス・メール・サービスの加入者
のディレクトリを含むデータベースを関連付けられた少
なくとも2つの音声処理システムと、前記ボイス・メー
ル・サービスの加入者のボイス・メールボックスを記憶
するための少なくとも1つのボイス・メール・システム
とを含む、前記ボイス・メール・サービスを提供するシ
ステムにおいて、前記少なくとも2つの音声処理システ
ムおよび前記少なくとも1つのボイス・メール・システ
ムが、通信リンクによって互いに結合され、加入者への
着呼を前記音声処理システムのうちの選択された1つに
経路指定する手段と、前記選択された音声処理システム
で、前記ボイス・メール・サービスの加入者への音声メ
ッセージを受信する手段と、前記選択された音声処理シ
ステムで、前記加入者がボイス・メールボックスを有す
るボイス・メール・システムを判定するために、前記関
連付けられたディレクトリを使用する手段と、前記判定
に応答して、前記加入者がボイス・メールボックスを有
するボイス・メール・システムへ前記通信リンクを介し
て音声メッセージを送信する手段とを含むシステム。 (25)前記少なくとも1つのボイス・メール・システ
ムのうちの少なくとも1つのボイス・メールボックス
に、ワールドワイドウェブ・ブラウザによってインター
ネットを介してアクセスできることを特徴とする、上記
(24)に記載のシステム。 (26)前記少なくとも2つの音声処理システムが、音
声メッセージの受信のために公衆電話網に接続されるこ
とを特徴とする、上記(24)または(25)に記載の
システム。 (27)前記少なくとも2つの音声処理システムが、公
衆電話網へのディジタル中継線接続を有することを特徴
とする、上記(26)に記載のシステム。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボイス・メール・システムを簡略化して示す図
である。
【図2】図1のボイス・メール・システムの主要ソフト
ウェア構成要素を簡略化して示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例の概略図である。
【図4】図3の実施例の動作を示す流れ図である。
【図5】本発明の第2の実施例の概略図である。
【符号の説明】
12 表示画面 14 キーボード 20 システム・ユニット 22 マイクロプロセッサ 24 ROM/RAM 26 ディスク記憶装置 28 バス 30 ネットワーク・アダプタ・カード 62 ディジタル中継線アダプタ・カード 64 ディジタル中継線プロセッサ 66 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/50 9744−5K H04L 11/20 101B 11/00 302

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つまたは複数のボイス・メール・システ
    ムへの通信リンクを有し、 前記1つまたは複数のボイス・メール・システムの加入
    者への音声メッセージを受信する手段と、 前記加入者がボイス・メールボックスを有するボイス・
    メール・システムを判定する手段と、 前記判定に応答して、前記加入者がボイス・メールボッ
    クスを有するボイス・メール・システムに音声メッセー
    ジを送信する手段とを含む、音声処理システム。
  2. 【請求項2】受信された音声メッセージが、前記加入者
    がボイス・メールボックスを有するボイス・メール・シ
    ステムへの送信の前に、前記音声処理システムに記憶さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】前記システムが、少なくとも2つのボイス
    ・メール・システムへの通信リンクを有することを特徴
    とする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】前記判定手段が、前記1つまたは複数のボ
    イス・メール・システム上にボイス・メールボックスを
    有する加入者をリストしたディレクトリにアクセスする
    手段を含むことを特徴とする、請求項1ないし3のいず
    れか一項に記載のシステム。
  5. 【請求項5】前記ディレクトリが、加入者ごとに、加入
    者のボイス・メールボックスの識別と、前記ボイス・メ
    ールボックスが置かれるボイス・メール・システムとを
    含むことを特徴とする、請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】前記ディレクトリが、前記1つまたは複数
    のボイス・メール・システムの少なくとも一部の加入者
    のための個人化された録音を含み、前記システムが、前
    記音声メッセージの送信者に対して前記録音を再生する
    ための手段を含むことを特徴とする、請求項5に記載の
    システム。
  7. 【請求項7】前記個人化された録音が、前記加入者によ
    って話された前記加入者の氏名を含むことを特徴とす
    る、請求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】前記ディレクトリが、少なくとも一部の加
    入者について、加入者の氏名を含むことを特徴とし、前
    記システムが、前記音声メッセージの送信者に対して前
    記氏名を再生するためのテキスト−音声変換手段を含む
    ことを特徴とする、請求項5に記載のシステム。
  9. 【請求項9】前記ディレクトリが、少なくとも一部の加
    入者について、加入者の電子メール・アドレスを含むこ
    とを特徴とし、前記システムが、さらに、前記電子メー
    ル・アドレスに音声メッセージを送信する手段を含む、
    請求項4ないし8のいずれか一項に記載のシステム。
  10. 【請求項10】前記音声メッセージが、オーディオ・フ
    ァイルとして前記電子メール・アドレスに送信されるこ
    とを特徴とする、請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】前記オーディオ・ファイルが、インター
    ネットのSMTP/MIMEフォーマットであることを
    特徴とする、請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】加入者が、任意選択として、受信した音
    声メッセージを自分のボイス・メールボックスに送信す
    るか、自分の電子メール・アドレスに送信するか、その
    両方を行うかを選択できることを特徴とする、請求項
    9、10または11のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 【請求項13】前記ディレクトリが、前記音声処理シス
    テムと同一の計算機に含まれることを特徴とする、請求
    項4ないし12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 【請求項14】前記通信リンクが、メッセージ配送を提
    供するマルチノード・ネットワークを介することを特徴
    とする、請求項1ないし13のいずれか一項に記載のシ
    ステム。
  15. 【請求項15】前記メッセージ配送が、ボイス・メール
    ・システムが使用不能な場合に前記音声処理システムか
    ら前記ボイス・メール・システムへ送信される音声メッ
    セージのネットワーク内での記憶を含むことを特徴とす
    る、請求項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】前記通信リンクが、インターネットを含
    むことを特徴とする、請求項1ないし15のいずれか一
    項に記載のシステム。
  17. 【請求項17】前記通信リンクが、コンピュータ・イン
    トラネットを含むことを特徴とする、請求項1ないし1
    5のいずれか一項に記載のシステム。
  18. 【請求項18】前記音声メッセージが、ディジタル形式
    で前記ボイス・メール・システムに送信されることを特
    徴とする、請求項1ないし17のいずれか一項に記載の
    システム。
  19. 【請求項19】前記送信される音声メッセージが、Voic
    e Profile for Internet Mailに適合することを特徴と
    する、請求項18に記載のシステム。
  20. 【請求項20】加入者メールボックスが、前記音声処理
    システム上に記憶されないことを特徴とする、請求項1
    ないし19のいずれか一項に記載のシステム。
  21. 【請求項21】前記音声処理システムが、加入者メール
    ボックスを含むボイス・メール・システムを含むことを
    特徴とし、前記音声処理システムが、前記音声メッセー
    ジのそこへの記憶のため受信したメッセージの加入者メ
    ールボックスが前記音声処理システム上に置かれている
    ことの判定に応答することを特徴とする、請求項1ない
    し19のいずれか一項に記載のシステム。
  22. 【請求項22】1つまたは複数の他のボイス・メール・
    システムへの通信リンクを有するボイス・メール・シス
    テムにおいて、 前記ボイス・メール・システムの加入者または前記1つ
    または複数のボイス・メール・システムの加入者への音
    声メッセージを受信する手段と、 前記加入者がどのボイス・メール・システム上にボイス
    ・メールボックスを有するかを判定する手段と、 前記加入者が前記ボイス・メール・システム上にボイス
    ・メールボックスを有することの判定に応答して、前記
    音声メッセージをそこに記憶する手段と、 前記加入者が前記1つまたは複数のボイス・メール・シ
    ステムのうちの1つにボイス・メールボックスを有する
    ことの判定に応答して、前記1つまたは複数の他のボイ
    ス・メール・システムのうちの前記1つに前記音声メッ
    セージを送信する手段とを含む、ボイス・メール・シス
    テム。
  23. 【請求項23】1つまたは複数のボイス・メール・シス
    テムへの通信リンクを有する音声処理システムを使用し
    てボイス・メール・サービスを提供する方法において、 前記音声処理システムで前記1つまたは複数のボイス・
    メール・システムの加入者への音声メッセージを受信す
    るステップと、 前記加入者がボイス・メールボックスを有するボイス・
    メール・システムを判定するステップと、 前記加入者がボイス・メールボックスを有するボイス・
    メール・システムへ音声メッセージを送信するステップ
    とを含む方法。
  24. 【請求項24】それぞれがボイス・メール・サービスの
    加入者のディレクトリを含むデータベースを関連付けら
    れた少なくとも2つの音声処理システムと、前記ボイス
    ・メール・サービスの加入者のボイス・メールボックス
    を記憶するための少なくとも1つのボイス・メール・シ
    ステムとを含む、前記ボイス・メール・サービスを提供
    するシステムにおいて、前記少なくとも2つの音声処理
    システムおよび前記少なくとも1つのボイス・メール・
    システムが、通信リンクによって互いに結合され、 加入者への着呼を前記音声処理システムのうちの選択さ
    れた1つに経路指定する手段と、 前記選択された音声処理システムで、前記ボイス・メー
    ル・サービスの加入者への音声メッセージを受信する手
    段と、 前記選択された音声処理システムで、前記加入者がボイ
    ス・メールボックスを有するボイス・メール・システム
    を判定するために、前記関連付けられたディレクトリを
    使用する手段と、 前記判定に応答して、前記加入者がボイス・メールボッ
    クスを有するボイス・メール・システムへ前記通信リン
    クを介して音声メッセージを送信する手段とを含むシス
    テム。
  25. 【請求項25】前記少なくとも1つのボイス・メール・
    システムのうちの少なくとも1つのボイス・メールボッ
    クスに、ワールドワイドウェブ・ブラウザによってイン
    ターネットを介してアクセスできることを特徴とする、
    請求項24に記載のシステム。
  26. 【請求項26】前記少なくとも2つの音声処理システム
    が、音声メッセージの受信のために公衆電話網に接続さ
    れることを特徴とする、請求項24または25に記載の
    システム。
  27. 【請求項27】前記少なくとも2つの音声処理システム
    が、公衆電話網へのディジタル中継線接続を有すること
    を特徴とする、請求項26に記載のシステム。
JP9096254A 1996-04-26 1997-04-14 音声処理システム Pending JPH1070612A (ja)

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