JPH1070843A - 車両のバッテリ電源供給装置 - Google Patents
車両のバッテリ電源供給装置Info
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- JPH1070843A JPH1070843A JP22712796A JP22712796A JPH1070843A JP H1070843 A JPH1070843 A JP H1070843A JP 22712796 A JP22712796 A JP 22712796A JP 22712796 A JP22712796 A JP 22712796A JP H1070843 A JPH1070843 A JP H1070843A
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Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば車両輸送時のような長期間に亘り発電
が停止する際のバッテリ上がりを容易に防止できるバッ
テリ電源供給装置を提案する。 【解決手段】 電子制御ユニットや時計等の常時電源が
必要とされている負荷AYとバッテリ14とを接続する
電源線上に電源線開閉手段RYを設け、輸送開始を示す
操作信号S1が得られたとき開閉制御手段40−1によ
って電源線開閉手段RYを開放状態に制御するようにし
たことにより、車両輸送時にヒューズ抜き作業をしなく
ても、操作部を操作するだけで容易に暗電流に起因する
バッテリ上がりを防止することができるようになる。
が停止する際のバッテリ上がりを容易に防止できるバッ
テリ電源供給装置を提案する。 【解決手段】 電子制御ユニットや時計等の常時電源が
必要とされている負荷AYとバッテリ14とを接続する
電源線上に電源線開閉手段RYを設け、輸送開始を示す
操作信号S1が得られたとき開閉制御手段40−1によ
って電源線開閉手段RYを開放状態に制御するようにし
たことにより、車両輸送時にヒューズ抜き作業をしなく
ても、操作部を操作するだけで容易に暗電流に起因する
バッテリ上がりを防止することができるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のバッテリ電源
供給装置に関し、例えば車両輸送時のバッテリ上がりを
回避する場合に適用して好適なものである。
供給装置に関し、例えば車両輸送時のバッテリ上がりを
回避する場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電源供給装置では、一般に
図7に示すように、車体のエンジンルーム内に設けられ
たバッテリ1から出る電力は、バッテリ1の近傍に設け
られた図示しないヒューズボックスに収容されたヒュー
ジブルリンク2、及びエンジンルーム内に配索されたバ
ッテリ電源線L1を介して運転席のイグニッションキー
スイッチ3に至り、このイグニッションキースイッチ3
の各ポジションに応じて運転席のカウルサイド内側に配
された図示しないヒューズボックス内のヒューズ4a〜
4c及び電源線L1a〜L1cを介して車両内の各部に
設けられている各負荷に供給されると共に、バッテリ1
の近傍に設けられた図示しないヒューズボックスに収容
されたヒューズ5及びバッテリ電源線L2を介して常時
電源供給を必要とする例えば時計6や電子制御ユニット
(いわゆるECU(Electoronic Control Unit))7な
どの負荷にも供給されるようになっている。
図7に示すように、車体のエンジンルーム内に設けられ
たバッテリ1から出る電力は、バッテリ1の近傍に設け
られた図示しないヒューズボックスに収容されたヒュー
ジブルリンク2、及びエンジンルーム内に配索されたバ
ッテリ電源線L1を介して運転席のイグニッションキー
スイッチ3に至り、このイグニッションキースイッチ3
の各ポジションに応じて運転席のカウルサイド内側に配
された図示しないヒューズボックス内のヒューズ4a〜
4c及び電源線L1a〜L1cを介して車両内の各部に
設けられている各負荷に供給されると共に、バッテリ1
の近傍に設けられた図示しないヒューズボックスに収容
されたヒューズ5及びバッテリ電源線L2を介して常時
電源供給を必要とする例えば時計6や電子制御ユニット
(いわゆるECU(Electoronic Control Unit))7な
どの負荷にも供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年車両各
部の制御を電子制御により行うな技術が急速に進み、こ
れに伴って車両に搭載される電子制御ユニット7の数も
急速に増加している。電子制御ユニット7は一般に、各
種の演算処理を行うCPU(中央処理ユニット)と当該
CPUの処理プログラムが格納されたROM(read onl
y memory)とCPUが処理するデータやCPUによる処
理結果が格納されるRAM(random access memory)に
より構成されている。
部の制御を電子制御により行うな技術が急速に進み、こ
れに伴って車両に搭載される電子制御ユニット7の数も
急速に増加している。電子制御ユニット7は一般に、各
種の演算処理を行うCPU(中央処理ユニット)と当該
CPUの処理プログラムが格納されたROM(read onl
y memory)とCPUが処理するデータやCPUによる処
理結果が格納されるRAM(random access memory)に
より構成されている。
【0004】ここで電子制御ユニット7のRAMに格納
したデータを保持するためには電子制御ユニット7に常
時バッテリ電源を供給する必要があるため(いわゆるバ
ックアップ電源)、最近の車両では電子制御ユニット7
の増加に伴ってその電源供給量も増加する傾向にある。
したデータを保持するためには電子制御ユニット7に常
時バッテリ電源を供給する必要があるため(いわゆるバ
ックアップ電源)、最近の車両では電子制御ユニット7
の増加に伴ってその電源供給量も増加する傾向にある。
【0005】そのため、車両を長時間をかけて輸送する
場合には、当然イグニッションキースイッチ3をオフポ
ジションにしてヒューズ4a〜4c及び電源線L1a〜
L1cを介してバッテリ1に接続されている負荷へのバ
ッテリ電源の供給を停止させるのに加えて、例えば時計
6や電子制御ユニット7等の常時電源供給を必要とする
負荷に対してもバッテリ電源の供給を停止させる必要が
ある。
場合には、当然イグニッションキースイッチ3をオフポ
ジションにしてヒューズ4a〜4c及び電源線L1a〜
L1cを介してバッテリ1に接続されている負荷へのバ
ッテリ電源の供給を停止させるのに加えて、例えば時計
6や電子制御ユニット7等の常時電源供給を必要とする
負荷に対してもバッテリ電源の供給を停止させる必要が
ある。
【0006】そのため従来は、長時間の輸送前にバッテ
リ1と時計6及び電子制御ユニット7とを接続する電源
線L2上に設けられているヒューズ5を抜き取るいわゆ
るヒューズ抜き作業を行い、輸送終了時に再びヒューズ
5を元の位置に接続する作業を行うことにより輸送時の
バッテリ上がりを防止するようになされている。
リ1と時計6及び電子制御ユニット7とを接続する電源
線L2上に設けられているヒューズ5を抜き取るいわゆ
るヒューズ抜き作業を行い、輸送終了時に再びヒューズ
5を元の位置に接続する作業を行うことにより輸送時の
バッテリ上がりを防止するようになされている。
【0007】しかしながら、これから輸送しようとする
全ての車両にこのようなヒューズ抜き作業を行うと共に
輸送が終了した車両全てにヒューズの接続作業を行うこ
とは非常に煩雑であり、またその作業のために余分な時
間がかかる問題があった。
全ての車両にこのようなヒューズ抜き作業を行うと共に
輸送が終了した車両全てにヒューズの接続作業を行うこ
とは非常に煩雑であり、またその作業のために余分な時
間がかかる問題があった。
【0008】さらにヒューズ抜き作業を行うと、当然、
本来常時電源供給が必要である電子制御ユニット7や時
計6に電源が供給されなくなり当該電子制御ユニット7
や時計6に記憶されている保持情報が失われる問題があ
る。これを解決するため、バッテリ1とは別に例えば小
型の電池をバックアップ用電源として別途設けるといっ
た提案がされているが、このようにするとその分構成が
複雑になる問題がある。
本来常時電源供給が必要である電子制御ユニット7や時
計6に電源が供給されなくなり当該電子制御ユニット7
や時計6に記憶されている保持情報が失われる問題があ
る。これを解決するため、バッテリ1とは別に例えば小
型の電池をバックアップ用電源として別途設けるといっ
た提案がされているが、このようにするとその分構成が
複雑になる問題がある。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、例えば車両輸送時のような長期間に亘り発電が停止
する際のバッテリ上がりを容易に防止できると共に、そ
のとき常時電源供給が必要とされている負荷の情報消失
を簡易な構成により有効に防止できる車両のバッテリ電
源供給装置を提案しようとするものである。
で、例えば車両輸送時のような長期間に亘り発電が停止
する際のバッテリ上がりを容易に防止できると共に、そ
のとき常時電源供給が必要とされている負荷の情報消失
を簡易な構成により有効に防止できる車両のバッテリ電
源供給装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明により成された請求項1に記載の車両のバッテ
リ電源供給装置は、図1の基本構成図に示すように、車
両に搭載されたバッテリ14から当該車両に搭載された
負荷にバッテリ電源を供給するバッテリ電源供給装置に
おいて、情報保持回路等の常時電源が必要とされている
負荷AYとバッテリ14とを接続する電源線上に設けら
れた電源線開閉手段RYと、オペレータが車両の所定の
操作部を操作したとき当該操作に応じた操作信号S1を
出力する操作信号出力手段と、操作信号S1の入力に応
じて電源線開閉手段RYを開放状態に制御する開閉制御
手段40−1とを備えるようにした。
め本発明により成された請求項1に記載の車両のバッテ
リ電源供給装置は、図1の基本構成図に示すように、車
両に搭載されたバッテリ14から当該車両に搭載された
負荷にバッテリ電源を供給するバッテリ電源供給装置に
おいて、情報保持回路等の常時電源が必要とされている
負荷AYとバッテリ14とを接続する電源線上に設けら
れた電源線開閉手段RYと、オペレータが車両の所定の
操作部を操作したとき当該操作に応じた操作信号S1を
出力する操作信号出力手段と、操作信号S1の入力に応
じて電源線開閉手段RYを開放状態に制御する開閉制御
手段40−1とを備えるようにした。
【0011】以上の構成において、操作信号S1の入力
に応じて開閉制御手段40−1が電源線開閉手段RYを
開放状態に制御するので、操作信号S1に応じて情報保
持回路等の常時電源が必要とされている負荷AYへのバ
ッテリ電源の供給を停止させることができるようにな
る。この結果、例えば車両輸送時にヒューズ抜き作業を
しなくても、操作部を操作するだけで容易に暗電流に起
因するバッテリ上がりを防止することができるようにな
る。
に応じて開閉制御手段40−1が電源線開閉手段RYを
開放状態に制御するので、操作信号S1に応じて情報保
持回路等の常時電源が必要とされている負荷AYへのバ
ッテリ電源の供給を停止させることができるようにな
る。この結果、例えば車両輸送時にヒューズ抜き作業を
しなくても、操作部を操作するだけで容易に暗電流に起
因するバッテリ上がりを防止することができるようにな
る。
【0012】また本発明により成された請求項2に記載
のバッテリ電源供給装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、請求項1に加えてさらに、操作信号S1が出力さ
れた後、車両の所定部位から出力される半ドア情報やド
アロック情報等の当該車両の状態を表す車両状態信号S
2を監視することにより、当該車両が輸送状態にあるこ
とを検知する輸送状態検知手段40−2を備え、開閉制
御手段40−1は、操作信号S1が入力され、かつ輸送
状態検知手段40−2により車両が輸送状態にあること
が検知されたとき、電源線開閉手段RYを開放状態に制
御するようにした。
のバッテリ電源供給装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、請求項1に加えてさらに、操作信号S1が出力さ
れた後、車両の所定部位から出力される半ドア情報やド
アロック情報等の当該車両の状態を表す車両状態信号S
2を監視することにより、当該車両が輸送状態にあるこ
とを検知する輸送状態検知手段40−2を備え、開閉制
御手段40−1は、操作信号S1が入力され、かつ輸送
状態検知手段40−2により車両が輸送状態にあること
が検知されたとき、電源線開閉手段RYを開放状態に制
御するようにした。
【0013】以上の構成において、操作信号S1が出力
されかつ車両が現実に輸送状態にされたとき初めて、情
報保持回路等の常時電源が必要とされている負荷AYへ
のバッテリ電源の供給が停止されるようになり、例えば
車両を船舶等へ積み込むときには負荷AYは通常通り作
動し、この結果このような積み込み時の作業性を向上し
得る。
されかつ車両が現実に輸送状態にされたとき初めて、情
報保持回路等の常時電源が必要とされている負荷AYへ
のバッテリ電源の供給が停止されるようになり、例えば
車両を船舶等へ積み込むときには負荷AYは通常通り作
動し、この結果このような積み込み時の作業性を向上し
得る。
【0014】また本発明により成された請求項3に記載
のバッテリ電源供給装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、請求項1に加えてさらに、操作信号S1が出力さ
れた後、車両の所定部位から出力される半ドア情報やド
アロック情報等の当該車両の状態を表す車両状態信号S
2を監視することにより、当該車両が輸送状態にあるこ
とを検知する輸送状態検知手段40−2と、車両の負荷
のうち、ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等の
イグニッションスイッチがオフの状態でも作動可能とさ
れている負荷A1〜Anとバッテリ14とを接続する電源
線上に設けられた電源線開閉手段R1〜Rnと、輸送状態
検知手段40−2により車両が輸送状態にあることが検
知されたとき電源線開閉手段R1〜Rnを開放状態に制御
する開閉制御手段40−1とを備えるようにした。
のバッテリ電源供給装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、請求項1に加えてさらに、操作信号S1が出力さ
れた後、車両の所定部位から出力される半ドア情報やド
アロック情報等の当該車両の状態を表す車両状態信号S
2を監視することにより、当該車両が輸送状態にあるこ
とを検知する輸送状態検知手段40−2と、車両の負荷
のうち、ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等の
イグニッションスイッチがオフの状態でも作動可能とさ
れている負荷A1〜Anとバッテリ14とを接続する電源
線上に設けられた電源線開閉手段R1〜Rnと、輸送状態
検知手段40−2により車両が輸送状態にあることが検
知されたとき電源線開閉手段R1〜Rnを開放状態に制御
する開閉制御手段40−1とを備えるようにした。
【0015】以上の構成において、開閉制御手段40−
1は輸送状態検知手段40−2により車両が輸送状態に
あることが検知されると、情報保持回路等の常時電源が
必要とされている負荷AYへのバッテリ電源の供給を停
止するのに加えて、ヘッドライト、テールランプ、室内
ランプ等のイグニッションスイッチがオフの状態でも作
動可能とされている負荷A1〜Anへのバッテリ電源の供
給を停止する。この結果、暗電流によるバッテリ上がり
が防止されると共に、ヘッドライト、テールランプ、室
内ランプ等の消し忘れによるバッテリ上がりも防止され
る。
1は輸送状態検知手段40−2により車両が輸送状態に
あることが検知されると、情報保持回路等の常時電源が
必要とされている負荷AYへのバッテリ電源の供給を停
止するのに加えて、ヘッドライト、テールランプ、室内
ランプ等のイグニッションスイッチがオフの状態でも作
動可能とされている負荷A1〜Anへのバッテリ電源の供
給を停止する。この結果、暗電流によるバッテリ上がり
が防止されると共に、ヘッドライト、テールランプ、室
内ランプ等の消し忘れによるバッテリ上がりも防止され
る。
【0016】また本発明により成された請求項4に記載
のバッテリ電源供給装置は、操作信号S1が出力された
後でも、車両の負荷のうちヘッドライト、テールラン
プ、室内ランプ等の車両を船舶等に積み込む際に必要と
なる負荷A1〜Anに対してはバッテリの電源供給を継続
するようにした。
のバッテリ電源供給装置は、操作信号S1が出力された
後でも、車両の負荷のうちヘッドライト、テールラン
プ、室内ランプ等の車両を船舶等に積み込む際に必要と
なる負荷A1〜Anに対してはバッテリの電源供給を継続
するようにした。
【0017】以上の構成において、車両積み込み時に、
ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等を作動させ
ることができるようになるので、当該積み込み時の作業
性を良くすることができる。
ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等を作動させ
ることができるようになるので、当該積み込み時の作業
性を良くすることができる。
【0018】また本発明により成された請求項5に記載
のバッテリ電源供給装置は、操作信号出力手段により操
作信号S1が出力されたとき、車両に搭載された複数の
電子制御ユニットのうちの少なくとも一つにはバッテリ
14の電源を供給することにより作動可能な状態とし、
当該作動可能とされている電子制御ユニット内の情報保
持回路に、情報保持回路等の常時電源が必要とされてい
る負荷に記憶されている保持情報を記憶させた後、当該
負荷へのバッテリ電源の供給を遮断するようにした。
のバッテリ電源供給装置は、操作信号出力手段により操
作信号S1が出力されたとき、車両に搭載された複数の
電子制御ユニットのうちの少なくとも一つにはバッテリ
14の電源を供給することにより作動可能な状態とし、
当該作動可能とされている電子制御ユニット内の情報保
持回路に、情報保持回路等の常時電源が必要とされてい
る負荷に記憶されている保持情報を記憶させた後、当該
負荷へのバッテリ電源の供給を遮断するようにした。
【0019】ここで、操作信号S1が入力されたときに
全ての電子制御ユニットへの電源供給を停止してしまう
と、当該電子制御ユニット内の情報保持手段に記憶され
ている全ての保持情報が消失してしまう。しかしながら
この請求項の構成においては、電源供給が停止される電
子制御ユニットの情報保持回路に記憶されている情報
が、電源供給が停止されない電子制御ユニットの情報保
持回路にまとめて記憶保持されるようになるので、バッ
テリ電源を供給しなければならない電子制御ユニットの
数を有効に減らしてバッテリ上がりの可能性を低減でき
ると共にこのときの保持情報の消失を防ぐことができる
ようになる。
全ての電子制御ユニットへの電源供給を停止してしまう
と、当該電子制御ユニット内の情報保持手段に記憶され
ている全ての保持情報が消失してしまう。しかしながら
この請求項の構成においては、電源供給が停止される電
子制御ユニットの情報保持回路に記憶されている情報
が、電源供給が停止されない電子制御ユニットの情報保
持回路にまとめて記憶保持されるようになるので、バッ
テリ電源を供給しなければならない電子制御ユニットの
数を有効に減らしてバッテリ上がりの可能性を低減でき
ると共にこのときの保持情報の消失を防ぐことができる
ようになる。
【0020】また本発明により成された請求項6に記載
のバッテリ電源供給装置は、操作信号出力手段により操
作信号S1が出力されたとき、作動可能とされている電
子制御ユニットの動作速度を通常の動作速度よりも遅く
するようにした。
のバッテリ電源供給装置は、操作信号出力手段により操
作信号S1が出力されたとき、作動可能とされている電
子制御ユニットの動作速度を通常の動作速度よりも遅く
するようにした。
【0021】以上の構成において、作動可能とされてい
る(すなわち電源供給が停止されない)電子制御ユニッ
トの動作速度が通常の動作速度よりも遅くなれば、当該
電子制御ユニットで消費される電気量が減るため、一段
とバッテリ上がりの可能性が低減される。
る(すなわち電源供給が停止されない)電子制御ユニッ
トの動作速度が通常の動作速度よりも遅くなれば、当該
電子制御ユニットで消費される電気量が減るため、一段
とバッテリ上がりの可能性が低減される。
【0022】また本発明により成された請求項7に記載
のバッテリ電源供給装置は、開閉制御手段40−1は、
第1回目の操作信号が入力されたとき電源線開閉手段R
Yを開放状態に制御すると共に、その後第2回目の操作
信号S1が入力されたとき第1回目の操作信号S1に基
づいて開放した電源線開閉手段RYを閉成状態に復帰さ
せるようにした。
のバッテリ電源供給装置は、開閉制御手段40−1は、
第1回目の操作信号が入力されたとき電源線開閉手段R
Yを開放状態に制御すると共に、その後第2回目の操作
信号S1が入力されたとき第1回目の操作信号S1に基
づいて開放した電源線開閉手段RYを閉成状態に復帰さ
せるようにした。
【0023】以上の構成において、オペレータは、電源
線開閉手段RYを閉成状態から開放状態にしたときに操
作した同じ操作部の同様の操作で電源線開閉手段RYを
開放状態から閉成状態に復帰させることができるように
なるため、当該操作を簡単化できる。
線開閉手段RYを閉成状態から開放状態にしたときに操
作した同じ操作部の同様の操作で電源線開閉手段RYを
開放状態から閉成状態に復帰させることができるように
なるため、当該操作を簡単化できる。
【0024】また本発明により成された請求項8に記載
のバッテリ電源供給装置は、開閉制御手段40−1は、
オペレータにより車両に予め設けられている複数の操作
部が所定の組み合わせで操作されることにより操作信号
出力手段から所定の組み合わせの操作信号S1が入力さ
れたとき、電源線開閉手段RYを開放状態に制御するよ
うにした。
のバッテリ電源供給装置は、開閉制御手段40−1は、
オペレータにより車両に予め設けられている複数の操作
部が所定の組み合わせで操作されることにより操作信号
出力手段から所定の組み合わせの操作信号S1が入力さ
れたとき、電源線開閉手段RYを開放状態に制御するよ
うにした。
【0025】以上の構成において、開閉制御手段40−
1は、既存の操作部が操作されたとき、当該操作部の操
作の組み合わせから容易に電源線開閉手段RYを開放状
態に制御することを指令する操作がされたことを識別で
きるようになる。
1は、既存の操作部が操作されたとき、当該操作部の操
作の組み合わせから容易に電源線開閉手段RYを開放状
態に制御することを指令する操作がされたことを識別で
きるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (1)全体構成 図2において、10は全体として本発明による車両のバ
ッテリ電源供給装置の一実施形態を示す。バッテリ電源
供給装置10は車両の離れた部位に設けられた3つのジ
ャンクションボックス11、12及び13を有する。ジ
ャンクションボックス11はエンジンルーム内のバッテ
リ1近傍に配されており、ジャンクションボックス12
及び13は例えば運転席近傍のカウルサイド等に配され
ている。
に基づいて説明する。 (1)全体構成 図2において、10は全体として本発明による車両のバ
ッテリ電源供給装置の一実施形態を示す。バッテリ電源
供給装置10は車両の離れた部位に設けられた3つのジ
ャンクションボックス11、12及び13を有する。ジ
ャンクションボックス11はエンジンルーム内のバッテ
リ1近傍に配されており、ジャンクションボックス12
及び13は例えば運転席近傍のカウルサイド等に配され
ている。
【0027】ここでジャンクションボックス11と、ジ
ャンクションボックス12及び13とはそれぞれ電源線
によって接続されており、バッテリ14や発電機(オル
タネータ)15で発生された電源が電源線を通じてジャ
ンクションボックス12及び13に供給される。また電
源線にはヒュージブルリンクFL1及びFL2が接続され
ており、電源線がショートした際の電源線の発火が当該
ヒュージブルリンクFL1及びFL2により防止される。
またバッテリ14にはスタータモータ16が接続されて
いる。
ャンクションボックス12及び13とはそれぞれ電源線
によって接続されており、バッテリ14や発電機(オル
タネータ)15で発生された電源が電源線を通じてジャ
ンクションボックス12及び13に供給される。また電
源線にはヒュージブルリンクFL1及びFL2が接続され
ており、電源線がショートした際の電源線の発火が当該
ヒュージブルリンクFL1及びFL2により防止される。
またバッテリ14にはスタータモータ16が接続されて
いる。
【0028】ジャンクションボックス11には複数のリ
レーで構成されているスイッチ群200が設けられてお
り、当該スイッチ群200の各リレーがジャンクション
ボックス制御ユニット20の演算制御部20Aからのス
イッチング信号によりオンオフ制御されることにより、
各リレーに接続されている各負荷に選択的に電源が供給
される。
レーで構成されているスイッチ群200が設けられてお
り、当該スイッチ群200の各リレーがジャンクション
ボックス制御ユニット20の演算制御部20Aからのス
イッチング信号によりオンオフ制御されることにより、
各リレーに接続されている各負荷に選択的に電源が供給
される。
【0029】ジャンクションボックス11とジャンクシ
ョンボックス12を接続する電源線L1は、そのままジ
ャンクションボックス12内のスイッチ群(複数のリレ
ーでなる)201のうちの所定のリレーに接続されてい
ると共にイグニッションスイッチ34を介して所定のリ
レー及びジャンクションボックス制御ユニット21に接
続されている。
ョンボックス12を接続する電源線L1は、そのままジ
ャンクションボックス12内のスイッチ群(複数のリレ
ーでなる)201のうちの所定のリレーに接続されてい
ると共にイグニッションスイッチ34を介して所定のリ
レー及びジャンクションボックス制御ユニット21に接
続されている。
【0030】また電源線L2はイグニッションスイッチ
34を介してスイッチ群201のうちの所定のリレー及
びジャンクションボックス制御ユニット21に接続され
ており、当該スイッチ群201の各リレーがジャンクシ
ョンボックス制御ユニット21の演算制御部21Aから
のスイッチング信号によりオンオフ制御されることによ
り、各リレーに接続されている各負荷に選択的に電源が
供給される。このとき演算制御部21Aはイグニッショ
ンスイッチ34がどのスイッチングポジションにあるか
に応じて各負荷への電源供給を切り換える。
34を介してスイッチ群201のうちの所定のリレー及
びジャンクションボックス制御ユニット21に接続され
ており、当該スイッチ群201の各リレーがジャンクシ
ョンボックス制御ユニット21の演算制御部21Aから
のスイッチング信号によりオンオフ制御されることによ
り、各リレーに接続されている各負荷に選択的に電源が
供給される。このとき演算制御部21Aはイグニッショ
ンスイッチ34がどのスイッチングポジションにあるか
に応じて各負荷への電源供給を切り換える。
【0031】また演算制御部21Aはイグニッションス
イッチ34のポジション情報を信号伝送線100を介し
て他の演算制御部20A、22Aにも伝送し、演算制御
部20A、22Aもイグニッションスイッチ34のポジ
ションに応じて各負荷への電源供給を切り換える。
イッチ34のポジション情報を信号伝送線100を介し
て他の演算制御部20A、22Aにも伝送し、演算制御
部20A、22Aもイグニッションスイッチ34のポジ
ションに応じて各負荷への電源供給を切り換える。
【0032】ジャンクションボックス11とジャンクシ
ョンボックス13を接続する電源線L3はジャンクショ
ンボックス13内のスイッチ群(複数のリレーでなる)
202及びジャンクションボックス制御ユニット22に
接続されており、演算制御部22Aによってスイッチ群
202の中のリレーのオンオフが切り換えられることに
より、当該スイッチ群202に接続されている複数の負
荷に選択的に電源が供給される。
ョンボックス13を接続する電源線L3はジャンクショ
ンボックス13内のスイッチ群(複数のリレーでなる)
202及びジャンクションボックス制御ユニット22に
接続されており、演算制御部22Aによってスイッチ群
202の中のリレーのオンオフが切り換えられることに
より、当該スイッチ群202に接続されている複数の負
荷に選択的に電源が供給される。
【0033】ここでジャンクションボックス11〜13
に設けられているジャンクションボックス制御ユニット
20〜22はいわゆる電子制御ユニットであり、例えば
RAMやROMなどの記憶部と当該ROMに格納されて
いる予め定められたプログラムに従って動作するCPU
(中央処理ユニット)とからなるマイクロコンピュータ
構成の演算制御部20A、21A、22Aと、他のジャ
ンクションボックスの送受信部20B、21B、22B
との間で多重通信ラインとしての信号伝送線100を介
して信号、データの授受を行う送受信部20B、21
B、22Bとを有する。
に設けられているジャンクションボックス制御ユニット
20〜22はいわゆる電子制御ユニットであり、例えば
RAMやROMなどの記憶部と当該ROMに格納されて
いる予め定められたプログラムに従って動作するCPU
(中央処理ユニット)とからなるマイクロコンピュータ
構成の演算制御部20A、21A、22Aと、他のジャ
ンクションボックスの送受信部20B、21B、22B
との間で多重通信ラインとしての信号伝送線100を介
して信号、データの授受を行う送受信部20B、21
B、22Bとを有する。
【0034】具体的には、各演算制御部20A、21
A、22A内のRAMには、監視機能によって自身のボ
ックスについて得られたデータと、送受信部20B、2
1B、22Bを通じて得られた他のボックスについての
データとを格納する所定エリアが形成され、この所定エ
リアに格納されたデータがCPUでの各種の処理に供さ
れる。
A、22A内のRAMには、監視機能によって自身のボ
ックスについて得られたデータと、送受信部20B、2
1B、22Bを通じて得られた他のボックスについての
データとを格納する所定エリアが形成され、この所定エ
リアに格納されたデータがCPUでの各種の処理に供さ
れる。
【0035】なお信号伝送線100を伝送されるデータ
は、各ジャンクションボックス11、12、13の送受
信部20B、21B、22Bやカーコンピュータを構成
している電子制御ユニット構成の制御部30、31、3
2、33の送受信部30B、31B、32B、33Bに
よって予め定めたフォーマットに従って時分割方式によ
り形成された時分割多重データである。
は、各ジャンクションボックス11、12、13の送受
信部20B、21B、22Bやカーコンピュータを構成
している電子制御ユニット構成の制御部30、31、3
2、33の送受信部30B、31B、32B、33Bに
よって予め定めたフォーマットに従って時分割方式によ
り形成された時分割多重データである。
【0036】ここで制御部30はアンチロックブレーキ
システムを良好に制御するために設けられたものであ
り、具体的には、車速情報を入力し、CPU30Aによ
って当該車速情報に基づいて車体の減速度とタイヤの回
転を検知し両方の減速度を比較して、タイヤの減速度が
大きくなるとホイルシリンダにかかる油圧を減らすこと
を指令する制御信号をホイルシリンダ駆動部に送出する
ことによりタイヤのロックを防ぐ。
システムを良好に制御するために設けられたものであ
り、具体的には、車速情報を入力し、CPU30Aによ
って当該車速情報に基づいて車体の減速度とタイヤの回
転を検知し両方の減速度を比較して、タイヤの減速度が
大きくなるとホイルシリンダにかかる油圧を減らすこと
を指令する制御信号をホイルシリンダ駆動部に送出する
ことによりタイヤのロックを防ぐ。
【0037】また制御部31はメータ類を良好に制御す
るために設けられたものであり、具体的には、車速情報
や燃料情報を入力し、これらの情報に基づいてスピード
メータやフューエルゲージ等の各種メータを駆動するた
めのメータ駆動指令信号を形成しこれをメータ駆動部に
送出する。
るために設けられたものであり、具体的には、車速情報
や燃料情報を入力し、これらの情報に基づいてスピード
メータやフューエルゲージ等の各種メータを駆動するた
めのメータ駆動指令信号を形成しこれをメータ駆動部に
送出する。
【0038】制御部32はエアサスペンションを良好に
制御するために設けられたものであり、具体的には、ホ
イルシリンダから油圧情報を入力し、当該情報に基づい
てコンプレッサ制御信号を形成しこれをコンプレッサに
送出する。また制御部33はエアコンを良好に制御する
ために設けられたものであり、具体的には、操作パネル
からの温度設定情報等の操作信号を入力すると共に室内
温度情報を入力し、室内温度を設定温度に近づかせるよ
うなエアコン制御信号を形成する。
制御するために設けられたものであり、具体的には、ホ
イルシリンダから油圧情報を入力し、当該情報に基づい
てコンプレッサ制御信号を形成しこれをコンプレッサに
送出する。また制御部33はエアコンを良好に制御する
ために設けられたものであり、具体的には、操作パネル
からの温度設定情報等の操作信号を入力すると共に室内
温度情報を入力し、室内温度を設定温度に近づかせるよ
うなエアコン制御信号を形成する。
【0039】そして制御部30〜33で形成された制御
信号は各制御対象に直接送出されると共に信号伝送線1
00を介してジャンクションボックス制御ユニット20
〜22にも送出され、各ジャンクションボックス11〜
12内のスイッチが当該制御信号に応じてオンオフされ
ることにより制御対象への電源の供給が制御される。
信号は各制御対象に直接送出されると共に信号伝送線1
00を介してジャンクションボックス制御ユニット20
〜22にも送出され、各ジャンクションボックス11〜
12内のスイッチが当該制御信号に応じてオンオフされ
ることにより制御対象への電源の供給が制御される。
【0040】ここで図3に、ジャンクションボックス1
1の詳細構成と、当該ジャンクションボックス11に接
続されている負荷の様子を示す。ジャンクションボック
ス制御ユニット20はレギュレータ44により電源を安
定化し、これを演算制御部20Aに与える。
1の詳細構成と、当該ジャンクションボックス11に接
続されている負荷の様子を示す。ジャンクションボック
ス制御ユニット20はレギュレータ44により電源を安
定化し、これを演算制御部20Aに与える。
【0041】演算制御部20Aは、CPU40と、当該
CPU40の処理プログラムが格納されたROM41
と、CPU40の処理結果や送受信部21Bを通じて得
られた受信データを格納するRAMとを有する。また演
算制御部20Aは制御電圧発生回路43を有し、当該制
御電圧発生回路43はCPU40により制御されて後段
に接続された各トランジスタTr1〜TrYの各制御入力
端子にそれぞれCPU40の命令に応じた制御電圧を印
加する。
CPU40の処理プログラムが格納されたROM41
と、CPU40の処理結果や送受信部21Bを通じて得
られた受信データを格納するRAMとを有する。また演
算制御部20Aは制御電圧発生回路43を有し、当該制
御電圧発生回路43はCPU40により制御されて後段
に接続された各トランジスタTr1〜TrYの各制御入力
端子にそれぞれCPU40の命令に応じた制御電圧を印
加する。
【0042】各トランジスタTr1〜TrYの入力端子に
はレギュレータ44によって安定化された電源が入力さ
れると共に、出力端子にはそれぞれ電源線開閉手段とし
てのリレーR1、R2、R3、……、Rn、r1、……、r
m、RYが接続されており、これらリレーR1、R2、R
3、……、Rn、r1、……、rm、RYの制御コイルにそ
れぞれトランジスタTr1〜TrYの出力電圧が印加され
る。
はレギュレータ44によって安定化された電源が入力さ
れると共に、出力端子にはそれぞれ電源線開閉手段とし
てのリレーR1、R2、R3、……、Rn、r1、……、r
m、RYが接続されており、これらリレーR1、R2、R
3、……、Rn、r1、……、rm、RYの制御コイルにそ
れぞれトランジスタTr1〜TrYの出力電圧が印加され
る。
【0043】これにより各リレーR1、R2、R3、…
…、Rn、r1、……、rm、RYは対応するトランジスタ
Tr1〜TrYがオン制御されているときに閉成状態とさ
れ、後段に接続されている負荷A1、A2、A3、……、
An、B1、……、Bm、AYに電源を供給する。これに対
して各リレーR1、R2、R3、……、Rn、r1、……、
rm、RYは対応するトランジスタTr1〜TrYがオフ制
御されているときに開放状態とされ、後段に接続されて
いる負荷A1、A2、A3、……、An、B1、……、Bm、
AYへの電源供給を停止する。
…、Rn、r1、……、rm、RYは対応するトランジスタ
Tr1〜TrYがオン制御されているときに閉成状態とさ
れ、後段に接続されている負荷A1、A2、A3、……、
An、B1、……、Bm、AYに電源を供給する。これに対
して各リレーR1、R2、R3、……、Rn、r1、……、
rm、RYは対応するトランジスタTr1〜TrYがオフ制
御されているときに開放状態とされ、後段に接続されて
いる負荷A1、A2、A3、……、An、B1、……、Bm、
AYへの電源供給を停止する。
【0044】ここで各リレーR1、R2、R3、……、R
n、r1、……、rmの後段には負荷A1、A2、A3、…
…、An、B1、……、Bmとしてそれぞれ、ヘッドライ
ト、テールランプ、フォグランプ、……、室内灯、エア
コン(A/C)、……、デフロスタ(DEF)が接続さ
れている。
n、r1、……、rmの後段には負荷A1、A2、A3、…
…、An、B1、……、Bmとしてそれぞれ、ヘッドライ
ト、テールランプ、フォグランプ、……、室内灯、エア
コン(A/C)、……、デフロスタ(DEF)が接続さ
れている。
【0045】ここで図中A群として表される負荷A1、
A2、A3、……、Anはイグニッションスイッチ34が
OFFポジションでも作動可能な負荷(すなわちイグニ
ッションスイッチ34がOFFポジションでもリレーR
1、R2、R3、……、Rnが閉成状態に制御される)を表
し、B群として表される負荷B1、……、Bmはイグニッ
ションスイッチ34がOFFポジションのときは作動不
可能な負荷(すなわちイグニッションスイッチ34がO
FFポジションのときはリレーR1、R2、R3、……、
Rnが開放状態に制御される)を表す。
A2、A3、……、Anはイグニッションスイッチ34が
OFFポジションでも作動可能な負荷(すなわちイグニ
ッションスイッチ34がOFFポジションでもリレーR
1、R2、R3、……、Rnが閉成状態に制御される)を表
し、B群として表される負荷B1、……、Bmはイグニッ
ションスイッチ34がOFFポジションのときは作動不
可能な負荷(すなわちイグニッションスイッチ34がO
FFポジションのときはリレーR1、R2、R3、……、
Rnが開放状態に制御される)を表す。
【0046】またリレーRYの後段には負荷AYが接続さ
れている。ここで負荷AYは、情報保持機能を有する負
荷や時計等の常時電源供給が必要とされている負荷を一
括して表したものである。ここで情報保持機能を有する
負荷とは、具体的には例えば図2中のジャンクションボ
ックス制御ユニット21、22や制御部30〜33、ラ
ジオ(図示せず)等である。
れている。ここで負荷AYは、情報保持機能を有する負
荷や時計等の常時電源供給が必要とされている負荷を一
括して表したものである。ここで情報保持機能を有する
負荷とは、具体的には例えば図2中のジャンクションボ
ックス制御ユニット21、22や制御部30〜33、ラ
ジオ(図示せず)等である。
【0047】このようにこの実施形態では、本来常時供
給が必要とされている負荷AYとバッテリ14とを接続
する電源線上にもリレーRYを設け、後述するように、
車両輸送時には当該リレーRYを開放状態とすることに
より、従来のようなヒューズ抜き作業を行わなくとも車
両輸送時のバッテリ上がりを容易に防止し得るようにな
されている。
給が必要とされている負荷AYとバッテリ14とを接続
する電源線上にもリレーRYを設け、後述するように、
車両輸送時には当該リレーRYを開放状態とすることに
より、従来のようなヒューズ抜き作業を行わなくとも車
両輸送時のバッテリ上がりを容易に防止し得るようにな
されている。
【0048】(2)輸送時の処理 実際上バッテリ電源供給装置10は、ジャンクションボ
ックス制御ユニット11の演算制御部20Aにおいて、
図4に示すようなバッテリ上がり防止処理ルーチンRT
1を実行することで、輸送時のバッテリ上がりを防止す
る。
ックス制御ユニット11の演算制御部20Aにおいて、
図4に示すようなバッテリ上がり防止処理ルーチンRT
1を実行することで、輸送時のバッテリ上がりを防止す
る。
【0049】すなわち演算制御部20AのCPU40は
ステップSP1において信号伝送線100及び送受信部
20Bを介してオペレータからの輸送開始信号S1を入
力するとステップSP2に進む。ここでこの実施形態の
場合、インストルメントパネル(図示せず)上に設けら
れた、オドメータとトリップメータとの表示を切り換え
る切換操作ボタンと、トリップメータの表示を零にリセ
ットするためのリセットボタンが同時に2秒間以上押し
続けられたときに、輸送開始信号S1がパネル制御ユニ
ット(図示せず)から出力されるようになされている。
このようにこの実施形態では、新たな部品を追加するこ
となく、既存の操作ボタンの操作によって輸送開始時期
を指定し得るようになされている。
ステップSP1において信号伝送線100及び送受信部
20Bを介してオペレータからの輸送開始信号S1を入
力するとステップSP2に進む。ここでこの実施形態の
場合、インストルメントパネル(図示せず)上に設けら
れた、オドメータとトリップメータとの表示を切り換え
る切換操作ボタンと、トリップメータの表示を零にリセ
ットするためのリセットボタンが同時に2秒間以上押し
続けられたときに、輸送開始信号S1がパネル制御ユニ
ット(図示せず)から出力されるようになされている。
このようにこの実施形態では、新たな部品を追加するこ
となく、既存の操作ボタンの操作によって輸送開始時期
を指定し得るようになされている。
【0050】CPU40はステップSP2において保持
情報の記憶処理を行う。この保持情報の記憶処理とは、
各電子制御ユニットのメモリに記憶されている保持情報
やラジオの選局情報、時計のアラーム情報等の記憶保持
情報S5を信号伝送線100を介してRAM42に一括
して記憶することをいう。
情報の記憶処理を行う。この保持情報の記憶処理とは、
各電子制御ユニットのメモリに記憶されている保持情報
やラジオの選局情報、時計のアラーム情報等の記憶保持
情報S5を信号伝送線100を介してRAM42に一括
して記憶することをいう。
【0051】すなわちバッテリ電源供給装置10では、
車両輸送中に暗電流を必要とする負荷AYへの電源供給
を停止するため、輸送中にこれら暗電流を必要とする負
荷AYに記憶されている記憶保持情報S5が消失してし
まうおそれがある。そのためバッテリ電源供給装置10
においては、上述したような保持情報の記憶処理(ステ
ップSP2)を行うことにより、電源供給が停止される
負荷の記憶保持情報の消失を回避するようになされてい
る。
車両輸送中に暗電流を必要とする負荷AYへの電源供給
を停止するため、輸送中にこれら暗電流を必要とする負
荷AYに記憶されている記憶保持情報S5が消失してし
まうおそれがある。そのためバッテリ電源供給装置10
においては、上述したような保持情報の記憶処理(ステ
ップSP2)を行うことにより、電源供給が停止される
負荷の記憶保持情報の消失を回避するようになされてい
る。
【0052】実際上、保持情報の記憶処理(ステップS
P2)は、図5に示すようにして行われる。すなわちC
PU40は、ステップSP2−1において他の電子制御
ユニット(図3の負荷AYのことを示す)に自身のメモ
リに記憶している記憶保持情報S5を信号伝送線100
を介して転送することを指令し、ステップSP2−2に
おいて転送されてきた記憶保持情報S5をRAM42に
記憶させ、ステップSP2−3において当該保持情報の
記憶処理を終了してメインルーチンに戻る。
P2)は、図5に示すようにして行われる。すなわちC
PU40は、ステップSP2−1において他の電子制御
ユニット(図3の負荷AYのことを示す)に自身のメモ
リに記憶している記憶保持情報S5を信号伝送線100
を介して転送することを指令し、ステップSP2−2に
おいて転送されてきた記憶保持情報S5をRAM42に
記憶させ、ステップSP2−3において当該保持情報の
記憶処理を終了してメインルーチンに戻る。
【0053】CPU40はステップSP3においてリレ
ーRYを開放制御することにより負荷AYへのバッテリ電
源の供給を停止する。これにより輸送時の暗電流が完全
に遮断される。続くステップSP4では、信号伝送線1
00を介して入力される半ドア情報やドアロック情報等
の車両状態信号S2に基づいて長期輸送が開始されたか
否か判断する。
ーRYを開放制御することにより負荷AYへのバッテリ電
源の供給を停止する。これにより輸送時の暗電流が完全
に遮断される。続くステップSP4では、信号伝送線1
00を介して入力される半ドア情報やドアロック情報等
の車両状態信号S2に基づいて長期輸送が開始されたか
否か判断する。
【0054】すなわち半ドアであったりドアロックが解
除状態である場合には、当該車両は未だ長期輸送が開始
されていないと判断しステップSP6に移り、半ドアで
なくかつドアロックがかかっている場合には長期輸送が
開始されたと判断してステップSP5に移る。
除状態である場合には、当該車両は未だ長期輸送が開始
されていないと判断しステップSP6に移り、半ドアで
なくかつドアロックがかかっている場合には長期輸送が
開始されたと判断してステップSP5に移る。
【0055】ステップSP6ではエンジンが作動してい
るか否か判断し、作動している場合にはステップSP7
に移ってリレーR1〜Rnを閉成制御することによりヘッ
ドライトA1、テールランプA2、フォグランプA3、…
…、室内灯An等を作動可能な状態とする。ここでステ
ップSP4−SP6−SP7のような処理を行うのは、
ステップSP1において輸送開始信号S1の入力が確認
された後であっても、例えば車両を走行させて船舶に積
み込むような作業が行われることがあり、このような場
合、ヘッドライトA1、テールランプA2、フォグランプ
A3、……、室内灯An等を作動させる必要があるためで
ある。
るか否か判断し、作動している場合にはステップSP7
に移ってリレーR1〜Rnを閉成制御することによりヘッ
ドライトA1、テールランプA2、フォグランプA3、…
…、室内灯An等を作動可能な状態とする。ここでステ
ップSP4−SP6−SP7のような処理を行うのは、
ステップSP1において輸送開始信号S1の入力が確認
された後であっても、例えば車両を走行させて船舶に積
み込むような作業が行われることがあり、このような場
合、ヘッドライトA1、テールランプA2、フォグランプ
A3、……、室内灯An等を作動させる必要があるためで
ある。
【0056】CPU40はステップSP5において、例
えばCPU40の動作クロックを下げることにより自身
をスリープモードに切り換えることにより消費電流を節
約する。因みにステップSP5の段階ではバッテリ電源
が供給されている負荷は演算制御部20Aのみとなって
いる。
えばCPU40の動作クロックを下げることにより自身
をスリープモードに切り換えることにより消費電流を節
約する。因みにステップSP5の段階ではバッテリ電源
が供給されている負荷は演算制御部20Aのみとなって
いる。
【0057】CPU40は続くステップSP8において
輸送終了信号S4を待ち受け、輸送終了信号S4が入力
されるとステップSP9に進む。ここでこの実施形態の
場合、上述した輸送開始信号S1が再び入力されたとき
これを輸送終了信号S4として検知するようになされて
いる。すなわち再びオペレータによってオドメータとト
リップメータとの表示を切り換える切換操作ボタンと、
トリップメータの表示を零にリセットするためのリセッ
トボタンが同時に2秒間以上押し続けられたときに輸送
終了が通知されたと判断する。
輸送終了信号S4を待ち受け、輸送終了信号S4が入力
されるとステップSP9に進む。ここでこの実施形態の
場合、上述した輸送開始信号S1が再び入力されたとき
これを輸送終了信号S4として検知するようになされて
いる。すなわち再びオペレータによってオドメータとト
リップメータとの表示を切り換える切換操作ボタンと、
トリップメータの表示を零にリセットするためのリセッ
トボタンが同時に2秒間以上押し続けられたときに輸送
終了が通知されたと判断する。
【0058】CPU40はステップSP9において自身
の動作クロックを元の周波数に戻すことによりスリープ
モードを解除し、続くステップSP10においてリレー
RYを閉成制御することにより負荷AYへのバッテリ電源
の供給を再開させる。
の動作クロックを元の周波数に戻すことによりスリープ
モードを解除し、続くステップSP10においてリレー
RYを閉成制御することにより負荷AYへのバッテリ電源
の供給を再開させる。
【0059】次にCPU40はステップSP11におい
て記憶情報の転送処理を行う。この記憶情報の転送処理
とは、上述のステップSP2で一括してRAM42に記
憶した他の電子制御ユニットのメモリに記憶されていた
保持情報やラジオの選局情報、時計のアラーム情報等の
記憶保持情報S5を信号伝送線100を介して元の記憶
部に転送することをいう。
て記憶情報の転送処理を行う。この記憶情報の転送処理
とは、上述のステップSP2で一括してRAM42に記
憶した他の電子制御ユニットのメモリに記憶されていた
保持情報やラジオの選局情報、時計のアラーム情報等の
記憶保持情報S5を信号伝送線100を介して元の記憶
部に転送することをいう。
【0060】実際上、記憶情報の転送処理(ステップS
P11)は、図6に示すようにして行われる。すなわち
CPU40は、ステップSP11−1においてRAM4
2に記憶された記憶保持情報S5を読出し、続くステッ
プSP11−2において当該記憶保持情報S5を信号伝
送線100を介して転送し、続くステップSP11−3
において転送先の電子制御ユニット、ラジオ、時計等に
自分がもっていた記憶保持情報S5を自身のメモリに記
憶させることを指令し、ステップSP11−4で当該記
憶情報の転送処理(ステップSP11)を終了する。
P11)は、図6に示すようにして行われる。すなわち
CPU40は、ステップSP11−1においてRAM4
2に記憶された記憶保持情報S5を読出し、続くステッ
プSP11−2において当該記憶保持情報S5を信号伝
送線100を介して転送し、続くステップSP11−3
において転送先の電子制御ユニット、ラジオ、時計等に
自分がもっていた記憶保持情報S5を自身のメモリに記
憶させることを指令し、ステップSP11−4で当該記
憶情報の転送処理(ステップSP11)を終了する。
【0061】(3)実施形態の動作及び効果 以上の構成において、この実施形態のバッテリ電源供給
装置10は、オペレータによりオドメータとトリップメ
ータとの表示を切り換える切換操作ボタンと、トリップ
メータの表示を零にリセットするためのリセットボタン
が同時に2秒間以上押し続けられると、操作信号出力手
段としてのパネル制御部(図示せず)から輸送開始信号
S1が出力される。
装置10は、オペレータによりオドメータとトリップメ
ータとの表示を切り換える切換操作ボタンと、トリップ
メータの表示を零にリセットするためのリセットボタン
が同時に2秒間以上押し続けられると、操作信号出力手
段としてのパネル制御部(図示せず)から輸送開始信号
S1が出力される。
【0062】そしてこの輸送開始信号S1が信号伝送線
100を介して演算制御部20Aに入力されると、演算
制御部20Aは信号伝送線100を介して、情報保持機
能を有する負荷や時計等の常時電源供給が必要とされて
いる負荷を一括して表した負荷AYにより保持されてい
る情報を受信し、当該保持情報をRAM42に記憶す
る。
100を介して演算制御部20Aに入力されると、演算
制御部20Aは信号伝送線100を介して、情報保持機
能を有する負荷や時計等の常時電源供給が必要とされて
いる負荷を一括して表した負荷AYにより保持されてい
る情報を受信し、当該保持情報をRAM42に記憶す
る。
【0063】この保持情報記憶処理が終了すると演算制
御部20AはリレーRYを開放制御することにより負荷
AYへのバッテリ電源の供給を停止させる。この結果、
車両輸送時にヒューズ抜き作業をしなくても、操作部を
操作するだけで容易に暗電流に起因するバッテリ上がり
を防止することができると共に、このとき暗電流の供給
が停止された負荷AYの保持情報の消失を防ぐことがで
きる。
御部20AはリレーRYを開放制御することにより負荷
AYへのバッテリ電源の供給を停止させる。この結果、
車両輸送時にヒューズ抜き作業をしなくても、操作部を
操作するだけで容易に暗電流に起因するバッテリ上がり
を防止することができると共に、このとき暗電流の供給
が停止された負荷AYの保持情報の消失を防ぐことがで
きる。
【0064】またバッテリ電源供給装置10では、車両
輸送時に唯一バッテリ電源が供給されているジャンクシ
ョンボックス20の演算制御部20Aの動作速度を通常
の動作速度よりも遅くするようにしたことにより、輸送
中に当該演算制御部20Aで消費される電流量が減るた
め、輸送中のバッテリ容量の減少を一段と抑制できる。
輸送時に唯一バッテリ電源が供給されているジャンクシ
ョンボックス20の演算制御部20Aの動作速度を通常
の動作速度よりも遅くするようにしたことにより、輸送
中に当該演算制御部20Aで消費される電流量が減るた
め、輸送中のバッテリ容量の減少を一段と抑制できる。
【0065】(4)他の実施形態 なお上述の実施形態においては、本発明によるバッテリ
電源供給装置を車両輸送時に適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば長期間の駐車を行
う場合でも上述の実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。この場合ユーザは長期駐車開始時に、上述の輸送
開始時と同様にオドメータとトリップメータとの表示を
切り換える切換操作ボタンと、トリップメータの表示を
零にリセットするためのリセットボタンが同時に2秒間
以上押し続けるようにすればよい。
電源供給装置を車両輸送時に適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば長期間の駐車を行
う場合でも上述の実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。この場合ユーザは長期駐車開始時に、上述の輸送
開始時と同様にオドメータとトリップメータとの表示を
切り換える切換操作ボタンと、トリップメータの表示を
零にリセットするためのリセットボタンが同時に2秒間
以上押し続けるようにすればよい。
【0066】また上述の実施形態においては、オペレー
タがオドメータとトリップメータとの表示を切り換える
切換操作ボタンと、トリップメータの表示を零にリセッ
トするためのリセットボタンが同時に2秒間以上押し続
けたときに操作信号出力手段としてのパネル制御部から
輸送開始信号S1を出力する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、既存の操作部を用いるのであれ
ば、オペレータにより車両に予め設けられている複数の
操作部が所定の組み合わせで操作されることにより操作
信号出力手段から所定の組み合わせの操作信号が入力さ
れたとき、電源線開閉手段を開放状態に制御するように
すればよい。また本発明はこれに限らず、新たに輸送開
始を指令するための操作部を設け、当該操作部が操作さ
れたときにリレーRYを開放するようにしてもよい。
タがオドメータとトリップメータとの表示を切り換える
切換操作ボタンと、トリップメータの表示を零にリセッ
トするためのリセットボタンが同時に2秒間以上押し続
けたときに操作信号出力手段としてのパネル制御部から
輸送開始信号S1を出力する場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、既存の操作部を用いるのであれ
ば、オペレータにより車両に予め設けられている複数の
操作部が所定の組み合わせで操作されることにより操作
信号出力手段から所定の組み合わせの操作信号が入力さ
れたとき、電源線開閉手段を開放状態に制御するように
すればよい。また本発明はこれに限らず、新たに輸送開
始を指令するための操作部を設け、当該操作部が操作さ
れたときにリレーRYを開放するようにしてもよい。
【0067】また上述の実施形態においては、車両輸送
時に、常時電源が必要とされている負荷AYへのバッテ
リ電源の供給を停止させることにより車両輸送時の暗電
流に起因するバッテリ上がりを防止する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、これに加えて車両輸送
時に、ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等のイ
グニッションスイッチがオフの状態でも作動可能とされ
ている負荷A1〜Anへの電源の供給を停止するようにす
れば、暗電流によるバッテリ上がりが防止されると共
に、ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等の消し
忘れによるバッテリ上がりも防止することができるよう
になる。
時に、常時電源が必要とされている負荷AYへのバッテ
リ電源の供給を停止させることにより車両輸送時の暗電
流に起因するバッテリ上がりを防止する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、これに加えて車両輸送
時に、ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等のイ
グニッションスイッチがオフの状態でも作動可能とされ
ている負荷A1〜Anへの電源の供給を停止するようにす
れば、暗電流によるバッテリ上がりが防止されると共
に、ヘッドライト、テールランプ、室内ランプ等の消し
忘れによるバッテリ上がりも防止することができるよう
になる。
【0068】また上述の実施形態においては、電源線開
閉手段としてリレーを用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えば半導体スイッチやインテリ
ジェントパワースイッチ等の種々の電源線開閉手段を用
いることができる。
閉手段としてリレーを用いた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、例えば半導体スイッチやインテリ
ジェントパワースイッチ等の種々の電源線開閉手段を用
いることができる。
【0069】
【発明の効果】上述のように請求項1に記載の発明によ
れば、車両輸送時や車両の長期駐車の暗電流によるバッ
テリ上がりを容易に防止できるようになる。
れば、車両輸送時や車両の長期駐車の暗電流によるバッ
テリ上がりを容易に防止できるようになる。
【0070】また請求項2に記載の発明によれば、車両
を輸送する際、例えば車両を船舶等へ積み込むときには
負荷AYは通常通り作動するので、その積み込み時の作
業性を向上し得る。
を輸送する際、例えば車両を船舶等へ積み込むときには
負荷AYは通常通り作動するので、その積み込み時の作
業性を向上し得る。
【0071】また請求項3に記載の発明によれば、暗電
流によるバッテリ上がりが防止できるのに加えて、ヘッ
ドライト、テールランプ、室内ランプ等の消し忘れによ
るバッテリ上がりも防止できる。
流によるバッテリ上がりが防止できるのに加えて、ヘッ
ドライト、テールランプ、室内ランプ等の消し忘れによ
るバッテリ上がりも防止できる。
【0072】また請求項4に記載の発明によれば、車両
積み込み時に、ヘッドライト、テールランプ、室内ラン
プ等を作動させることができるようになるので、当該積
み込み時の作業性を良くすることができる。
積み込み時に、ヘッドライト、テールランプ、室内ラン
プ等を作動させることができるようになるので、当該積
み込み時の作業性を良くすることができる。
【0073】また請求項5に記載の発明によれば、バッ
テリ電源を供給しなければならない電子制御ユニットの
数を有効に減らしてバッテリ上がりの可能性を低減でき
ると共にこのときの保持情報の消失を防ぐことができる
ようになる。
テリ電源を供給しなければならない電子制御ユニットの
数を有効に減らしてバッテリ上がりの可能性を低減でき
ると共にこのときの保持情報の消失を防ぐことができる
ようになる。
【0074】また請求項6に記載の発明によれば、輸送
時に作動している電子制御ユニットで消費される電気量
が減るため、輸送時のバッテリ残量の減少を一段と抑制
し得る。
時に作動している電子制御ユニットで消費される電気量
が減るため、輸送時のバッテリ残量の減少を一段と抑制
し得る。
【0075】また請求項7に記載の発明によれば、オペ
レータによる輸送時の暗電流カットの作業を一段と簡単
化できる。
レータによる輸送時の暗電流カットの作業を一段と簡単
化できる。
【0076】さらに請求項8に記載の発明によれば、既
存の操作部を用いて輸送が開始されることを指令できる
ようになるため、部品点数の増加を抑制できる。
存の操作部を用いて輸送が開始されることを指令できる
ようになるため、部品点数の増加を抑制できる。
【図1】本発明による車両のバッテリ電源供給装置の基
本構成を示すブロック図である。
本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるバッテリ電源供給装置の一実施形
態を示す接続図である。
態を示す接続図である。
【図3】図2中のジャンクションボックス11と当該ジ
ャンクションボックス11に接続されている負荷の詳細
構成を示す接続図である。
ャンクションボックス11に接続されている負荷の詳細
構成を示す接続図である。
【図4】図3の演算制御部20Aによる輸送時のバッテ
リ上がり処理ルーチンを示すフローチャートである。
リ上がり処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】保持情報記憶処理サブルーチンを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】記憶情報転送サブルーチンを示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】従来のバッテリ電源供給装置の一例を示す接続
図である。
図である。
14 バッテリ 40−1 開閉制御手段(CPU) 40−2 輸送状態検知手段(CPU) AY 負荷(電子制御ユニット、時計、
ラジオ、……) A1〜An 負荷(ヘッドライト、テールラン
プ、フォグランプ、室内灯、……) RY、R1〜Rn 電源線開閉手段(リレー) S1 操作信号(輸送開始信号) S2 車両状態信号
ラジオ、……) A1〜An 負荷(ヘッドライト、テールラン
プ、フォグランプ、室内灯、……) RY、R1〜Rn 電源線開閉手段(リレー) S1 操作信号(輸送開始信号) S2 車両状態信号
Claims (8)
- 【請求項1】 車両に搭載されたバッテリから当該車両
に搭載された負荷にバッテリ電源を供給するバッテリ電
源供給装置において、 情報保持回路等の常時電源が必要とされている負荷と前
記バッテリとを接続する電源線上に設けられた電源線開
閉手段と、 オペレータが前記車両の所定の操作部を操作したとき当
該操作に応じた操作信号を出力する操作信号出力手段
と、 前記操作信号の入力に応じて前記電源線開閉手段を開放
状態に制御する開閉制御手段とを具えることを特徴とす
る車両のバッテリ電源供給装置。 - 【請求項2】 前記バッテリ電源供給装置は、さらに、 前記操作信号が出力された後、車両の所定部位から出力
される半ドア情報やドアロック情報等の当該車両の状態
を表す車両状態信号を監視することにより、当該車両が
輸送状態にあることを検知する輸送状態検知手段を具
え、 前記開閉制御手段は、前記操作信号が入力され、かつ前
記輸送状態検知手段により前記車両が輸送状態にあるこ
とが検知されたとき、前記電源線開閉手段を開放状態に
制御することを特徴とする請求項1に記載の車両のバッ
テリ電源供給装置。 - 【請求項3】 前記バッテリ電源供給装置は、さらに、 前記操作信号が出力された後、車両の所定部位から出力
される半ドア情報やドアロック情報等の当該車両の状態
を表す車両状態信号を監視することにより、当該車両が
輸送状態にあることを検知する輸送状態検知手段と、 前記車両の負荷のうち、ヘッドライト、テールランプ、
室内ランプ等のイグニッションスイッチがオフの状態で
も作動可能とされている負荷と前記バッテリとを接続す
る電源線上に設けられた電源線開閉手段と、 前記輸送状態検知手段により前記車両が輸送状態にある
ことが検知されたとき当該電源線開閉手段を開放状態に
制御する開閉制御手段とを具えることを特徴とする請求
項1に記載の車両のバッテリ電源供給装置。 - 【請求項4】 前記バッテリ電源供給装置は、前記操作
信号が出力された後でも、前記車両の負荷のうちヘッド
ライト、テールランプ、室内ランプ等の前記車両を船舶
等に積み込む際に必要となる負荷に対しては前記バッテ
リの電源供給を継続するようにしたことを特徴とする請
求項1に記載の車両のバッテリ電源供給装置。 - 【請求項5】 前記バッテリ電源供給装置は、 前記操作信号出力手段により前記操作信号が出力された
とき、前記車両に搭載された複数の電子制御ユニットの
うちの少なくとも一つには前記バッテリの電源を供給す
ることにより作動可能な状態とし、 当該作動可能とされている電子制御ユニット内の情報保
持回路に、前記情報保持回路等の常時電源が必要とされ
ている負荷に記憶されている保持情報を記憶させた後、
当該負荷へのバッテリ電源の供給を遮断するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の車両のバッテリ電源
供給装置。 - 【請求項6】 前記操作信号出力手段により前記操作信
号が出力されたとき、当該作動可能とされている電子制
御ユニットの動作速度を通常の動作速度よりも遅くする
ようにしたことを特徴とする請求項5に記載の車両のバ
ッテリ電源供給装置。 - 【請求項7】 前記開閉制御手段は、第1回目の前記操
作信号が入力されたとき前記電源線開閉手段を開放状態
に制御すると共に、その後第2回目の前記操作信号が入
力されたとき第1回目の操作信号に基づいて開放した前
記電源線開閉手段を閉成状態に復帰させることを特徴と
する請求項1に記載の車両のバッテリ電源供給装置。 - 【請求項8】 前記開閉制御手段は、オペレータにより
前記車両に予め設けられている複数の操作部が所定の組
み合わせで操作されることにより前記操作信号出力手段
から所定の組み合わせの前記操作信号が入力されたと
き、前記電源線開閉手段を開放状態に制御することを特
徴とする請求項1に記載の車両のバッテリ電源供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22712796A JP3316791B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 車両のバッテリ電源供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22712796A JP3316791B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 車両のバッテリ電源供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1070843A true JPH1070843A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3316791B2 JP3316791B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=16855909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22712796A Expired - Fee Related JP3316791B2 (ja) | 1996-08-28 | 1996-08-28 | 車両のバッテリ電源供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316791B2 (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040003244A (ko) * | 2002-07-02 | 2004-01-13 | 기아자동차주식회사 | 불휘발성 메모리를 이용한 차량의 암전류 관리장치 및관리방법 |
| KR20040008958A (ko) * | 2002-07-20 | 2004-01-31 | 현대자동차주식회사 | 차량용 배터리 보호장치 |
| KR100545131B1 (ko) * | 2001-08-10 | 2006-01-24 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 제어시스템 |
| JP2007060791A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Toyota Motor Corp | 車両用電源供給装置 |
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| US7688031B2 (en) | 2005-06-06 | 2010-03-30 | Yazaki Corporation | Power supply interrupting apparatus using a contact unit to switch between an interrupted and non-interrupted state |
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| WO2012153562A1 (ja) | 2011-05-12 | 2012-11-15 | 日産自動車株式会社 | 暗電流遮断装置及び暗電流遮断方法 |
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| US11752960B2 (en) | 2017-07-19 | 2023-09-12 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus and power source supply circuit |
| JP2023148396A (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-13 | 株式会社Subaru | 車両用制御装置 |
-
1996
- 1996-08-28 JP JP22712796A patent/JP3316791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3316791B2 (ja) | 2002-08-19 |
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