JPH1071124A - 双眼鏡型間接検眼鏡 - Google Patents

双眼鏡型間接検眼鏡

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JPH1071124A
JPH1071124A JP9210708A JP21070897A JPH1071124A JP H1071124 A JPH1071124 A JP H1071124A JP 9210708 A JP9210708 A JP 9210708A JP 21070897 A JP21070897 A JP 21070897A JP H1071124 A JPH1071124 A JP H1071124A
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JP
Japan
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indirect ophthalmoscope
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operating
mirror
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JP9210708A
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Heine Helmut
ハイネ ヘルムート
Schneider Anton
シュナイダー アントン
Herr Schmidt Otto
ハー シュミット オットー
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Heine Optotechnik GmbH and Co KG
Heine Optotechnik KG
Original Assignee
Heine Optotechnik GmbH and Co KG
Heine Optotechnik KG
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/13Ophthalmic microscopes
    • A61B3/132Ophthalmic microscopes in binocular arrangement

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  • Biophysics (AREA)
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  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素かつ安価な構造で誤作動の発生を防止す
る。 【解決手段】 傾斜ミラー40を照明光路と直交する方
向へ直線的に変位させるべく検査者によって操作される
第1操作部材18と、傾斜ミラー40を前記照明光路と
直交し且つ第1操作部材18による変位方向と直交する
軸のまわりに独立して回転させるべく検査者によって操
作される第2操作部材28とをそなえ、第1操作部材1
8を操作しても第2操作部材28が常にハウジングに対
して固定された位置に保持されるように、第1操作部材
18と第2操作部材28とが相互に連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼底検査を行なう
べく、患者等の検査対象者の網膜上に照明光を照射する
傾斜ミラーを内蔵した双眼鏡型間接検眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、双眼鏡型間接検眼鏡は、眼底を
検査するために使用されるもので、この眼底検査を目的
とした器具には、白熱灯がそなえられ、この白熱灯から
の光が照明光学系(illumination optics) によって患者
の目(眼底)に照射されるようになっている。このと
き、医師等の検査者によって患者等の検査対象者の目の
前に保持された集光レンズを用いて、光が検査対象者の
瞳孔を通して眼底に集中照射される。これと同時に、検
査者は、照明光学系下部に位置する双眼鏡型観察レンズ
・システムを通して、集光レンズにより輪郭を描かれた
眼底像(aerial view) を観察する。
【0003】検査を行ないたい眼底の部分に充分な照明
が当たるようにするには、照明光線を鉛直方向(垂直方
向)に調節できるようにすると有利である。そこで、通
常の双眼鏡型間接検眼鏡では、その照明光学系に、傾斜
ミラー(tilted mirror)が、操作部材〔control(英),Be
dienungselement(独);後述する第2操作部材〕によっ
て水平軸まわりに回転駆動できるようにそなえられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、双眼鏡型間
接検眼鏡では、照明光路と観察光路(observation beamp
ath)とは検査対象者の瞳孔を通るときに近接していな
ければならないが、これにより、角膜上に集中した光か
ら強い反射(Mplフレアあるいはリフレクションズ)が
生じ、検査の妨げとなる。このような反射を防ぐために
は、照明光路が、双眼鏡部分の視軸〔visual axis(英),
Sehachse(独)〕、即ち、観察光路面からできるだけ離
れるように設計すればよい。しかし、このような光路配
置を行なうには、双眼鏡型間接検眼鏡による検査を行な
う前に、投薬によって検査対象者の瞳孔を拡げておかな
くてはならない。
【0005】様々な理由から、このような処置(瞳孔を
拡げる処置)をすべての検査対象者に施すことはでき
ず、従って、検査の機会は制限される。そこで、照明光
線と観察光路軸との距離を、拡大瞳孔の場合の位置と非
拡大瞳孔の場合の位置との間で調節できるようにした双
眼鏡型間接検眼鏡も提案されている。この場合、非拡大
瞳孔のための位置に設定した場合の角膜の反射は、拡大
瞳孔のための位置に設定した場合の反射よりも強い。
【0006】照明光線と観察光線との距離は、通常、簡
易なスライダ状の第1操作部材を用いて鉛直方向に変位
させることにより調節される。このように設計された双
眼鏡型間接検眼鏡では、傾斜ミラーが第1操作部材によ
り鉛直方向に移動案内される時に、傾斜ミラーを水平軸
まわりに回転させるために用いられる第2操作部材も鉛
直面内で移動してしまう。
【0007】つまり、既存の双眼鏡型間接検眼鏡では、
傾斜ミラーを変位させるための2つの操作部材のうち1
つが動かされると、もう1つの操作部材も誤って動いて
しまうことになる。さらに、上述のような変位を行なわ
せるための機構の設計には費用がかかる。具体的に言う
と、第2操作部材は双眼鏡型間接検眼鏡のハウジングか
ら外部へ突出するので、その第2操作部材が突出するた
めの開口部として、第1操作部材に伴う鉛直面内での移
動を考慮したスリット状のものを、ハウジングに形成し
なければならず、この開口部位置に高価なダスト・ガス
ケットを使用しなければならなくなる。
【0008】しかも、ハウジングから突出した第2操作
部材は、外部の物に当たって折れたり不意に操作された
りし易いため、装置が誤作動し易くなるなどの課題もあ
る。本発明は、このような課題に鑑み創案されたもの
で、簡素かつ安価な構造で誤作動の発生を防止した、双
眼鏡型間接検眼鏡を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の双眼鏡型間接検眼鏡(請求項1)は、眼底
検査を行なうべく、検査対象者の網膜上に照明光を照射
する傾斜ミラーを有する照明光学系をハウジングに内蔵
してなるものであって、傾斜ミラーを照明光路と直交す
る方向へ直線的に変位させるべく検査者によって操作さ
れる第1操作部材と、傾斜ミラーを前記照明光路と直交
し且つ第1操作部材による変位方向と直交する軸のまわ
りに独立して回転させるべく検査者によって操作される
第2操作部材とをそなえ、第1操作部材を操作しても第
2操作部材が常にハウジングに対して固定された位置に
保持されるように、第1操作部材と第2操作部材とが相
互に連結されていることを特徴としている。
【0010】上述のような双眼鏡型間接検眼鏡におい
て、傾斜ミラーを第1操作部材による変位方向へ案内す
べくその変位方向に案内溝を形成された案内部材を、第
2操作部材の操作によって傾斜ミラーの回転軸と平行な
軸まわりに回転可能にハウジングに対して取り付け、傾
斜ミラーに対して固定された可動部材を、案内部材に対
する移動を許容しながら案内溝に嵌め込み、傾斜ミラー
が、案内溝により可動部材を介して実質的に第1操作部
材による変位方向へ案内されるとともに、第2操作部材
の操作による案内部材の回転動作に伴い可動部材を介し
て回転駆動されるように構成してもよい(請求項2)。
【0011】このとき、案内部材を、第2操作部材の操
作に伴い作動するクランク部により回転駆動してもよい
(請求項3)。また、第2操作部材を、傾斜ミラーの回
転軸と平行に配設されるシャフトとして構成するととも
に、クランク部を、シャフト上に偏心して形成された偏
心部として構成し、この偏心部を案内部材に係合させて
もよい(請求項4)。さらに、シャフトの端部に取り付
けられた調節ノブのみを、ハウジングから外方へ突出さ
せることが望ましい(請求項5)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図4は、いずれも本発明の
一実施形態としての双眼鏡型間接検眼鏡を示すもので、
図1は本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡を後部壁外側か
ら見た斜視図、図2は本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡
の内部に傾斜ミラーを取り付けた様子を後部壁内側から
見た斜視図、図3は、本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡
の内部を、傾斜ミラーを取り外した状態で後部壁内側か
ら見た斜視図、図4(a)〜図4(c)は、いずれも、
本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡の動作(傾斜ミラーの
作動メカニズム)を説明すべく、その縦断面を示す図で
ある。
【0013】なお、図2〜図4では、説明に必要な要部
(本発明の特徴的な部分)のみを取り出して示してい
る。また、図1〜図4は異なる角度から見た双眼鏡型間
接検眼鏡の部分を示しているが、図1〜図4中において
同一の符号は同一もしくは略同一の部分を示している。
さらに、各図は必ずしも一定の割合で描かれている訳で
はなく、本発明の原理をより明確に示すために強調され
ている。また、図4(a)〜図4(c)では、本実施形
態の双眼鏡型間接検眼鏡の動作を分かりやすく説明する
ため、本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡の中から、説明
に必要な部分の断面や側面が適宜取り出されて図示され
ている。
【0014】本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡では、図
1に示すように、検眼鏡本体下部に配置され観察光路を
成す部材として、2つのアイピース(接眼レンズ)14
がハウジング10の後部壁12にそなえられている。検
査対象者の網膜上に照明光を照射するための、照明光路
を成す部材(照明光学系)は、観察光路面よりも上方に
配置されている。
【0015】ケーブル16は、ハウジング10内の上部
に配置される白熱灯(電球;図示せず)に接続されて電
力を供給するものである。その白熱灯の下方には、照明
光学系に含まれる傾斜ミラー40(図1では図示せず)
が配置されている。この傾斜ミラー40は、スライダ
(第1操作部材)18を用いて鉛直平面に沿って上下に
移動可能であり、且つ、調節ノブ(第2操作部材)20
を用いて水平軸まわりに回転可能になっている。ここ
で、スライダ18は、傾斜ミラー40を照明光路と直交
する方向へ直線的に変位させるべく検査者によって操作
されるものであり、調節ノブ20は、第2操作部材とし
てのシャフト28の両端部に取付・形成され、傾斜ミラ
ー40を照明光路と直交し且つスライダ18による変位
方向と直交する水平な軸のまわりに独立して回転させる
べく、検査者によって操作されるものである。
【0016】なお、傾斜ミラー40は、白熱灯の光を前
方の検査対象者(患者等)の眼(網膜)に照明光線とし
て照射するものであり、その照明光線の直径(口径:ap
erture)は、絞り装置(図示せず)により調節できるよ
うになっている。この絞り装置(口径)は、ハウジング
10から突出したレバー22により調節されるようにな
っている。
【0017】また、ハウジング10の後部壁12には、
2つのマウンティング(取付部)24,26が付設され
ている。下方のマウンティング(取付部)24は、検眼
鏡に2枚のガラスを取り付けるためのものであり、上方
のマウンティング(取付部)26は、検眼鏡にヘッド・
バンドを取り付けるためのものである。第2操作部材と
してのシャフト28は、ベアリング(図示省略)を介し
ハウジング10(図2では図示省略)に対して回転可能
に取り付けられ、両端に取り付けられた2つの調節ノブ
20を除いて、その全長に亘ってほぼ完全にハウジング
10の内側に収納されている。このようにハウジング1
0から外方に突出した2つの調節ノブ20をその軸まわ
りに回転操作することにより、検査者(医師等)は左右
どちらの手でも傾斜ミラー40の角度(回転位置)を調
節することができる。
【0018】一方、図2,図3および図4(a)〜図4
(c)に示すように、シャフト28よりも上方の後部壁
12の中央内側面には、左右一対の案内レール30,3
0が取り付けられ、これらの案内レール30,30が、
グライダ(摺動部材)32の両側を保持して、このグラ
イダ32を後部壁12の内側面に沿って上下方向に案内
する。
【0019】そして、スライダ18は、後部壁12の中
央に形成された開口部34を貫通して、グライダ32に
形成された開口部36に嵌合・固定されている。開口部
34は、開口部36よりも上下方向に長く形成されてお
り、グライダ32は、スライダ18の上下移動に伴って
このスライダ18と一体的に上下方向に移動する。グラ
イダ32の内側面には、左右一対のアーム部(ジブ)5
4,54が突設され、これらのアーム部54,54の間
にピン56が配設され、このピン56に、連結ロッド5
8がその上端側を回転可能に取り付けられている。ま
た、傾斜ミラー40を支持するミラー支持部38にもピ
ン59がピン56と平行に取り付けられ、このピン59
に、連結ロッド58がその下端側を回転可能に取り付け
られている。これにより、傾斜ミラー40は、スライダ
18の上下移動に伴い連結ロッド58を介して上下方向
に移動可能に、且つ、シャフト28と平行なピン59の
まわりに数度だけ回転可能になっている。なお、ピン5
9が、傾斜ミラー40の直接の回転軸である。
【0020】さらに、グライダ32よりも下方の、後部
壁12の内側面には、左右一対のアーム部(ジブ)4
2,42が突設され、これらのアーム部42,42に、
図3に示すごとく、左右一対の案内部材46,46が対
向するようにピン44,44により枢着されている。各
ピン44はシャフト28やピン59と平行に配置されて
おり、各案内部材46は、各ピン44のまわりに回転可
能に後部壁12(ハウジング10側)に取り付けられて
いる。
【0021】これらの案内部材46,46の対向面に
は、傾斜ミラー40をスライダ18による変位方向(上
下方向)へ案内すべく、その変位方向に案内溝48,4
8がそれぞれ形成されている。なお、図4(a)に示す
ごとく、スライダ18(グライダ32)を最も高い位置
に配置した状態で、これらの案内溝48,48は、スラ
イダ18の移動案内方向に沿い、後部壁12とほぼ平行
に配置されている。
【0022】また、案内部材46,46の下部にはU字
形スリット50,50がそれぞれ形成されており、これ
らのU字形スリット50,50内には、シャフト28上
に偏心して形成された偏心部(クランク部)52が係合
している。そして、図4(a)〜図4(c)を参照しな
がら後述するごとく、シャフト28の回転に伴って偏心
部52の位置が変動することにより、この偏心部52と
係合している各案内部材46はピン44まわりに数度だ
け回転駆動されるようになっている。
【0023】そして、ミラー支持部38の左右両側面に
は、それぞれ、スライダ(可動部材)60,60が上下
方向に沿って形成され(もしくは取り付けられ)、傾斜
ミラー40に対して固定されている。これらのスライダ
60,60は、それぞれ、案内部材46,46の案内溝
48,48に、各案内部材46に対する移動を許容され
ながら嵌め込まれている。
【0024】これにより、傾斜ミラー40が、案内溝4
8,48によりスライダ60,60を介して実質的にス
ライダ18による変位方向へ案内されるとともに、シャ
フト28(調節ノブ20)の操作による案内部材46,
46の回転動作に伴いスライダ60,60を介して回転
駆動されるように構成されている。なお、可動部材とし
て、ミラー支持部38の両側にスライダ60,60を取
り付ける代わりに、単一の案内部材に形成された案内溝
(もしくは穿孔)を移動しうるカムを用いてもよい。
【0025】上述のような案内部材46等を用いること
により、本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡では、スライ
ダ18を操作してもシャフト28は常にハウジング10
に対して固定された位置に保持されるように、スライダ
18とシャフト28とが相互に連結されることになる。
さて、次に、図4(a)〜図4(c)を参照しながら、
本実施形態の双眼鏡形間接検眼鏡において傾斜ミラー4
0を移動案内するための作動メカニズムについて説明す
る。
【0026】図4(a)では、スライダ18が最上部に
ある状態が示されており、この状態では、傾斜ミラー4
0は観察光路の平面から最も離れた距離にある。瞳孔が
拡大している場合、この位置に傾斜ミラー40を配置す
るのが好ましい。また、図4(b)では、スライダ18
が最下部にある状態が示されており、この状態では、傾
斜ミラー40は観察光路の平面に最も近い距離にある。
瞳孔が正常な大きさの場合、この位置で検査を行なうこ
とができる。
【0027】ここで、図4(a)に示す状態からスライ
ダ18を下方へ移動させる場合、本実施形態では、スラ
イダ18の移動に伴い、グライダ32および連結ロッド
58を介してミラー支持部38に下方向への力が伝達さ
れ、ミラー支持部38(即ち傾斜ミラー40)は、案内
溝48およびスライダ60によって案内されながら、下
方へ直線的に移動する。
【0028】このとき、ミラー支持部38とシャフト2
8とを連結する案内部材46では、スライダ60が案内
部材46に対し案内溝48に沿って下方へ摺動するだけ
であるので、スライダ18の操作が、案内部材46に係
合されたシャフト28に対して何らかの作用を及ぼすこ
とは一切無く、シャフト18は常にハウジング10に対
して固定された位置に保持することが可能である。ここ
では詳細に説明しないが、図4(b)に示す状態からス
ライダ18を上方へ移動させる場合も同様である。
【0029】図4(c)では、シャフト28を図4
(b)における位置に対して180°回転した状態が示
されている。つまり、調節ノブ20,20の少なくとも
一方を検査者が回転操作し、シャフト28における偏心
部52を図4(b)に示す状態から180°回転させる
と、偏心部52の水平面内における位置が変動し〔図4
(c)では右側に移動し〕、シャフト28の偏心部52
により、案内部46,46は、ピン44のまわりに矢印
A方向へ数度だけ回転した位置でホールドされる。
【0030】これにより、ミラー支持部38(即ち傾斜
ミラー40)は、案内溝48およびスライダ60を介し
て力を受け、ピン59まわりに矢印A方向へ数度だけ回
転し、傾斜ミラー40の角度が調節される。このとき、
図4(c)では詳細に図示しないが、ミラー支持部38
の回転に伴い、連結ロッド58もピン56のまわりに微
小量だけ回動することになる。このように調節ノブ20
(シャフト28)を操作した場合も、その操作が、スラ
イダ18に対して何らかの作用を及ぼすことは一切無
い。
【0031】このように、本発明の一実施形態としての
双眼鏡型間接検眼鏡によれば、2つの操作部材であるス
ライダ18とシャフト28との間の距離が変化しうるた
め、スライダ18による傾斜ミラー40の移動案内操作
が、シャフト28に伝達されることはない。従って、こ
れらのスライダ18およびシャフト28は、それぞれ独
立して移動案内操作され、特に、シャフト28の位置は
ハウジング10に対して変化することがないので、ハウ
ジング10を通る開口部内のダスト・ガスケットのデザ
インを単純化できるので、設計上必要なコストを大幅に
削減することができる。
【0032】また、傾斜ミラー40を変位させるための
スライダ18およびシャフト28のうちの一方を動かし
ても、他方が誤って動くことがなく、装置が誤動作する
のを確実に防止できる。さらに、シャフト28が、ハウ
ジング10から突出している短い調節ノブ20を除い
て、ほぼ全長に亘ってハウジング10内にほぼ完全に納
まっているので、シャフト28が、外部の物に当たって
折れたり不意に操作されたりすることがなくなり、誤作
動の発生をより確実に防止できる。
【0033】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の双眼鏡型
間接検眼鏡(請求項1〜5)によれば、2つの操作部材
の間の距離が変化しうるため、第1操作部材による傾斜
ミラーの移動案内が、第2操作部材に伝達されることが
なく、それぞれ独立して移動案内される。従って、第2
操作部材の位置はハウジングに対して変化することがな
く、ハウジングを通る開口部内のダスト・ガスケットの
デザインを単純化して設計上必要なコストを大幅に削減
することができる。
【0035】また、傾斜ミラーを変位させるための2つ
の操作部材のうちの一方を動かしても、他方が誤って動
くことがなく、装置が誤動作するのを確実に防止できる
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての双眼鏡型間接検眼
鏡を後部壁外側から見た斜視図である。
【図2】本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡の内部に傾斜
ミラーを取り付けた様子を後部壁内側から見た斜視図で
ある。
【図3】本実施形態の双眼鏡型間接検眼鏡の内部を、傾
斜ミラーを取り外した状態で後部壁内側から見た斜視図
である。
【図4】(a)〜(c)は、いずれも、本実施形態の双
眼鏡型間接検眼鏡の動作(傾斜ミラーの作動メカニズ
ム)を説明すべく、その縦断面を示す図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 後部壁 14 アイピース(接眼レンズ) 16 ケーブル 18 スライダ(第1操作部材) 20 調節ノブ(第2操作部材) 22 レバー 24 マウンティング(取付部) 26 マウンティング(取付部) 27 観察窓 28 シャフト(第2操作部材) 30 案内レール 32 グライダ(摺動部材) 36 開口部 38 ミラー支持部 40 傾斜ミラー 42 アーム部(ジブ) 44 ピン 46 案内部材 48 案内溝 50 U字形スリット 52 偏心部(クランク部) 54 アーム部(ジブ) 56 ピン 58 連結ロッド 59 ピン 60 スライダ(可動部材)
フロントページの続き (72)発明者 アントン シュナイダー ドイツ連邦共和国 82205 ガイゼンブル ン グリースベルク シュトラーセ 14番 地 (72)発明者 オットー ハー シュミット ドイツ連邦共和国 82211 ヘルシング シュッツェン ヴェッグ 3b

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼底検査を行なうべく、検査対象者の網
    膜上に照明光を照射する傾斜ミラーを有する照明光学系
    をハウジングに内蔵してなる双眼鏡型間接検眼鏡であっ
    て、 該傾斜ミラーを照明光路と直交する方向へ直線的に変位
    させるべく、検査者によって操作される第1操作部材
    と、 該傾斜ミラーを前記照明光路と直交し且つ該第1操作部
    材による変位方向と直交する軸のまわりに独立して回転
    させるべく、前記検査者によって操作される第2操作部
    材とがそなえられ、 該第1操作部材を操作しても該第2操作部材が常に該ハ
    ウジングに対して固定された位置に保持されるように、
    該第1操作部材と該第2操作部材とが相互に連結されて
    いることを特徴とする、双眼鏡型間接検眼鏡。
  2. 【請求項2】 該傾斜ミラーを該第1操作部材による変
    位方向へ案内すべく該変位方向に案内溝を形成された案
    内部材が、該第2操作部材の操作によって該傾斜ミラー
    の回転軸と平行な軸まわりに回転可能に、該ハウジング
    に対して取り付けられ、 該傾斜ミラーに対して固定された可動部材が、該案内部
    材に対する移動を許容されながら該案内溝に嵌め込ま
    れ、 該傾斜ミラーが、該案内溝により該可動部材を介して実
    質的に該第1操作部材による変位方向へ案内されるとと
    もに、該第2操作部材の操作による該案内部材の回転動
    作に伴い該可動部材を介して回転駆動されることを特徴
    とする、請求項1記載の双眼鏡型間接検眼鏡。
  3. 【請求項3】 該案内部材が、該第2操作部材の操作に
    伴い作動するクランク部により回転駆動されることを特
    徴とする、請求項2記載の双眼鏡型間接検眼鏡。
  4. 【請求項4】 該第2操作部材が、該傾斜ミラーの回転
    軸と平行に配設されるシャフトとして構成されるととも
    に、該クランク部が、該シャフト上に偏心して形成され
    た偏心部として構成され、該偏心部が該案内部材に係合
    していることを特徴とする、請求項3記載の双眼鏡型間
    接検眼鏡。
  5. 【請求項5】 該シャフトの端部に取り付けられた調節
    ノブのみが、該ハウジングから外方へ突出していること
    を特徴とする、請求項4記載の双眼鏡型間接検眼鏡。
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