JPH1071505A - スピンドル - Google Patents

スピンドル

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JPH1071505A
JPH1071505A JP22822696A JP22822696A JPH1071505A JP H1071505 A JPH1071505 A JP H1071505A JP 22822696 A JP22822696 A JP 22822696A JP 22822696 A JP22822696 A JP 22822696A JP H1071505 A JPH1071505 A JP H1071505A
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shaft
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air
spindle
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Masahiro Yoshioka
正博 吉岡
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Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静圧エア軸受2,3を備えたスピンドルにお
いて、静圧エア軸受2,3から排出されるエアを有効に
活用できるようにする。 【構成】 ハウジング1の回転軸4先端部側に該先端部
側を覆うようにかつ回転軸4の先端部周りに環状の隙間
23aを形成するように設けられた第1カバー23と、
静圧エア軸受2,3から排出されるエアを第1カバー2
3内に導入するエア通路24とを備えるようにする。さ
らに、第1カバー23に重なるように設けられ、ドリル
tの軸部が挿通可能な開口部25aを有するとともに、
排塵ブロワSに接続可能な排気口25bを有する第2カ
バー25を備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静圧気体軸受を備
えたスピンドルに関し、特に、静圧気体軸受からの排気
を活用する対策に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスピンドルは、例えば特開平8
−11002号公報に記載されているように、外部から
供給された圧縮気体を、ハウジング内の給気通路を経由
して静圧気体軸受に導入し、そこで気体膜を形成させる
ことで回転軸を回転可能に支持するものであり、高速回
転が可能でかつ振れが極めて小さいことから、例えばプ
リント基板の孔明け加工等のような精密工作に用いられ
ている。
【0003】ところで、上記公報のものでは、静圧気体
軸受から排出された気体をハウジングの外部に直接に排
出する第1の排気通路とは別に、上記気体を回転軸先端
のチャックに導く第2の排気通路が設けられている。そ
して、チャックが閉じているときには第1の排気通路を
経由して排気する一方、チャックが開いているときには
第2の排気通路を経由して排気するようになされてお
り、このことで、上記チャックを開いているときに該チ
ャック内に異物が侵入するのを未然に防止できるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスピンドルでは、チャックを閉じているときには、
静圧気体軸受から排出された気体は第1の排気通路を経
由してそのまま外部に排出されるようになっており、し
たがって、静圧気体軸受からの排気を十分に活用してい
るとはいい難い。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その主な目的は、静圧気体軸受を備えたスピンド
ルにおいて、その構造に改良を加えることで、静圧気体
軸受からの排気を有効に活用できるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、静圧気体軸受を備えたスピンドルが
高速回転で使用されるものであることから、ドリル等の
回転工具が加工時に過熱して寿命が短くなり易いという
事情に着目し、上記回転工具の冷却に静圧気体軸受から
の排気を活用してその長寿命化を図るようにした。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、ハウジ
ングに静圧気体軸受を介して回転可能に支持されてい
て、先端部に回転工具が該回転工具の軸部基端側におい
て回転一体に取り付けられる回転軸を備え、気体供給源
からの気体の供給を受けて上記静圧気体軸受を作動させ
るようにしたスピンドルが前提である。
【0008】そして、上記ハウジングの回転軸先端部側
に該先端部側を覆うようにかつ回転軸の先端部周りに環
状の隙間を形成するように設けられたカバーと、上記静
圧気体軸受から排出される気体を上記カバー内に導入す
る気体通路とを備えるようにした。
【0009】上記の構成において、スピンドルの静圧気
体軸受から排出される気体は、気体通路を経由してハウ
ジング先端部のカバー内に導入される。そして、カバー
内の気体は、回転軸の先端部周りの環状の隙間から外部
に吐出される。このとき、上記隙間から吐出される気体
により回転軸の先端部が冷却されるので、そのことで、
上記回転軸の先端部に取り付けられている回転工具も結
果的に冷却されることになる。
【0010】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、カバーを第1のカバーとした上で、上記第1
カバーに重なるように設けられていて、回転工具の軸部
が挿通可能な開口部を有するとともに、第1カバー及び
回転軸先端部間の隙間から吐出される気体を吸引する吸
気手段に接続可能な排気口を有する第2カバーを備える
ようにした。
【0011】上記の構成において、第1カバーと、回転
軸の先端部との間の環状の隙間から吐出される気体は、
第2カバー内に導入されて該第2カバーの排気口から吸
引手段により外部に排出される。これにより、上記環状
隙間からの気体の吐出は円滑化されるので、その分だけ
回転工具に対する冷却作用は高くなる。また、上記気体
の吐出に起因する粉塵の周囲への飛散が防止されるよう
にもなる。
【0012】請求項3の発明では、上記請求項1の発明
の場合と同じ前提に立ち、ハウジングの回転軸先端部側
に該先端部側を覆うようにかつ回転軸先端部の回転工具
の軸部周りに環状の隙間を形成するように設けられたカ
バーと、静圧気体軸受から排出される気体を上記カバー
内に導入する気体通路とを備えるようにした。
【0013】上記の構成において、スピンドルの静圧気
体軸受から排出される気体は、気体通路を経由してハウ
ジング先端部のカバー内に導入される。そして、カバー
内の気体は、回転軸の先端部に取り付けられた回転工具
の軸部周りの環状の隙間から外部に吐出される。このと
き、上記隙間から吐出される気体により回転工具の軸部
自体が冷却されるので、上記請求項1の発明の場合より
も、回転工具に対する冷却作用は高くなる。また、上記
気体は回転工具の軸部周りから吐出されるので、回転工
具による加工に伴って発生する切粉等の粉塵の除去も行
われる。
【0014】請求項4の発明では、上記請求項3の発明
において、カバーを第1のカバーであるとした上で、上
記第1カバーに重なるように設けられていて、回転工具
の軸部が挿通可能な開口部を有するとともに、第1カバ
ー及び回転工具軸部間の隙間から吐出される気体を吸引
する吸気手段に接続可能な排気口を有する第2カバーを
備えるようにした。
【0015】上記の構成において、第1カバー及び回転
軸先端部間の隙間から吐出される気体は、第2カバー内
に導入されて該第2カバーの排気口から吸引手段により
外部に排出される。これにより、上記隙間からの気体の
吐出は円滑化されるので、その分だけ回転工具に対する
冷却作用は高くなる。また、上記気体の吐出により除去
される粉塵は気体と共に吸引手段により吸引されるの
で、粉塵の周囲への飛散は防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係るスピンドルAの全体構成を示し、このスピンド
ルAは、プリント基板の孔明け加工等に使用される。
【0018】上記スピンドルAは、図1の上下方向に延
びるように配置された略円筒状をなすハウジング1と、
そのハウジング1内に静圧気体軸受としてのスラストエ
ア軸受2及びラジアルエア軸受3,3を介して回転可能
に支持された回転軸4と、ハウジング1及び回転軸4間
に配置されていて、該回転軸4を回転駆動する電動モー
タ5とを備えている。
【0019】上記スラストエア軸受2は、ハウジング1
の上部に配置されていて、回転軸4に回転一体に設けら
れた円盤状のスラストカラー6と、このスラストカラー
6を所定間隔をおいて軸方向に挟む状態に設けられた上
下1対の軸受フランジ7,8とを有する。各軸受フラン
ジ7,8には、該各フランジ7,8を軸方向に貫通する
ように設けられた複数の給気孔7a,7a,…,8a,
8a,…が周方向に所定ピッチ間隔で配置されている。
また、上側フランジ7の上面には、該フランジ7の各給
気孔7a,7a,…に連通する第1環状路9が設けられ
ている。
【0020】一方、上記ラジアルエア軸受3,3は、ス
ラストエア軸受2の下方に上下2段に設けられていて、
各々、相対する回転軸4の部分に所定のクリアランスを
おいて外嵌合された状態でハウジング1に固定された軸
受スリーブ10を有する。そして、各軸受スリーブ10
には、各々、該各スリーブ10を半径方向に貫通するよ
うに設けられた複数の給気孔10a,10a,…が周方
向に所定ピッチ間隔で配置されている。尚、上側ラジア
ルエア軸受3の軸受スリーブ10の上端開口縁には、ス
ラストエア軸受2の下側フランジ8が一体に設けられて
いる。
【0021】上記電動モータ5は、上下両ラジアルエア
軸受3,3の間に配置されていて、回転軸4に所定のク
リアランスをおいて外嵌合された状態でハウジング1に
固定された電磁コイルからなるステータ5aと、このス
テータ5aの内周側に配置されていて、回転軸4の外周
側に回転一体に設けられた永久磁石からなるロータ5b
とを有する。
【0022】上記ハウジング1の上端部には、気体供給
源としての給気装置Fと接続可能に設けられていて該給
気装置Fからの気体の供給を受ける給気口1aと、この
給気口1aからスラストエア軸受2及びラジアルエア軸
受3,3に供給された後に該スラストエア軸受2及びラ
ジアルエア軸受3,3から排出されたエアをハウジング
1の外部に排出するための排気口1bとが設けられてい
る。
【0023】また、ハウジング1内には、スラストエア
軸受2の下側フランジ8の各給気孔8a,8a,…及び
上側ラジアルエア軸受3の軸受スリーブ10の各給気孔
10a,10a,…にそれぞれ連通する第2環状路11
と、下側ラジアルエア軸受3の軸受スリーブ10の各給
気孔10a,10a,…に連通する第3環状路12とが
設けられているとともに、上記給気口1aを第1環状路
9に、また第2及び第3環状路11,12にそれぞれ連
通する第1及び第2給気通路13,14が形成されてい
る。一方、上記排気口1bには、スラストエア軸受2及
びラジアルエア軸受3,3から排出されたエアを導くた
めの排気通路15が連通している。
【0024】上記回転軸4の下端部には、回転工具とし
てのドリルtをその軸部基端側において保持するチャッ
ク4aが設けられている。一方、ハウジング1の上端に
は、エアの供給を受けて上記チャック4aの開閉を行な
う開閉機構部16が設けられている。この開閉機構部1
6は、ハウジング1の上端面に開口部を下向きにした状
態で接合されたシリンダ17と、このシリンダ17内に
上下方向に摺動可能に嵌挿されたピストン18と、この
ピストン18の下面側に下方に向かって突出した状態に
一体に設けられたロッド19と、このロッド19とハウ
ジング1との間に介装されていて、該ロッド19を上方
に向かって常に押圧付勢する圧縮コイルばね20とを有
する。そして、上記シリンダ17の底部中央に設けられ
た給気口17aにエアが供給されると、ピストン18が
圧縮コイルばね20の付勢力に抗してロッド19を押し
下げ、このことで、上記チャック4aを開くようになっ
ている。
【0025】また、上記ハウジング1の電動モータ5の
外周側には、該モータ5の作動に伴う発熱を抑える環状
の水冷ジャケット21が形成されており、ハウジング1
の吸水口22aに供給された水を該ジャケット21に導
入した後に排水口22bから排出するようになされてい
る。
【0026】そして、本実施形態では、上記ハウジング
1の下端部に該下端部を覆うようにかつ回転軸4の下端
部周りに環状の隙間23aを形成するように設けられた
第1カバー23と、上記スラストエア軸受2及びラジア
ルエア軸受3,3から排気口1bに排出されるエアを上
記第1カバー23内に導入する気体通路としてのエア通
路24とを備えている。さらに、上記第1カバー23に
重なるように設けられていて、ドリルtの軸部が挿通可
能な開口部25aを有するとともに、第1カバー23か
ら吐出されるエアを吸引する吸気手段としての排塵ブロ
ワSに接続可能な排気口25bを有する第2カバーを備
えている。
【0027】具体的には、上記第1カバー23は、ハウ
ジング1と同じ外径を有しかつハウジング1からの回転
軸4の突出寸法と同じ高さ寸法を有する有底筒状をなし
ていて、その側周壁の上端面においてハウジング1の下
端面に気密状に接合されている。そして、その底壁中央
には回転軸4よりも大径の開口部が設けられていて、そ
の開口縁と回転軸4との間に半径方向に所定のクリアラ
ンスをおいた状態で上記隙間23aが形成されている。
また、第1カバー23の側周壁には、上記エア通路24
の下流端を接続するための導入口23bが設けられてい
る。
【0028】一方、上記第2カバー25も第1カバー2
3の場合と略同じ大きさの有底筒状をなしていて、その
側周壁の上端面において第1カバー23の底壁に気密状
に接合されている。そして、底壁中央に上記開口部25
aが設けられている一方、側周壁に上記排気口25bが
設けられている。
【0029】ここで、上記のように構成されたスピンド
ルAの作動について説明する。上記スピンドルAのスラ
ストエア軸受2及びラジアルエア軸受3,3から排出さ
れるエアは、エア通路24を経由して第1カバー23内
に導入される。そして、第1カバー23内のエアは、回
転軸4の先端部周りの環状の隙間23aから外部に吐出
される。このとき、上記隙間23aから吐出されるエア
により回転軸4の下端部が冷却されるので、そのこと
で、回転軸4に取り付けられているドリルtも結果的に
冷却されることになる。
【0030】次いで、上記第1カバー23から吐出され
るエアは、第2カバー25内に導入されて該第2カバー
25の排気口25bから排塵ブロワSにより外部に排出
される。これにより、上記隙間23aからのエアの吐出
は円滑化されるので、その分だけドリルtに対する冷却
作用は高くなる。また、第1カバー23からのエアの吐
出に起因する粉塵としての切粉の周囲への飛散が防止さ
れるようにもなる。
【0031】したがって、本実施形態によれば、スラス
トエア軸受2及びラジアルエア軸受3,3を備えたスピ
ンドルAにおいて、ハウジング1の下端部に該下端部を
覆うようにかつ回転軸4の下端部周りに環状の隙間23
aを形成するように設けられた第1カバー23と、上記
エア軸受2,3から排出されるエアを上記第1カバー2
3内に導入するエア通路24とを備えるようにしたの
で、上記エア軸受2,3から排気されるエアを利用して
ドリルtを冷却することができ、ドリルtの長寿命化を
図ることができる。
【0032】さらに、上記第1カバー23に第2カバー
25を重ねるように設け、その第2カバー25内のエア
を排塵ブロワSで吸引するようにしたので、第1カバー
23及び回転軸4間の隙間23aからのエアの吐出を円
滑化してドリルtに対する冷却作用を高めることができ
るとともに、上記エアの吐出に起因する切粉の周囲への
飛散を防止することができる。
【0033】尚、上記実施形態1では、ドリルtが取り
付けられた場合について説明しているが、その他の回転
工具を取り付けるようにしてもよい。
【0034】また、上記実施形態1では、エア軸受2,
3から排出されるエアの全てを第1カバー23内に導入
させるようにしているが、その導入量は回転工具に対す
る冷却効果に応じて適宜設定することができる。
【0035】さらに、上記実施形態1では、第1及び第
2の2つのカバー23,25を設けるようにしている
が、例えば第1カバー23のみで十分な冷却効果が得ら
れる場合等には、第2カバー25を省略してもよい。
【0036】(実施形態2)図2は、本発明の実施形態
2に係るスピンドルAの全体構成を示しており、上記実
施形態1の場合と同じ部分には同じ符号を付して示して
いる。
【0037】本実施形態では、第1カバー23は、回転
軸4の下端部に取り付けられたドリルtの軸部周りに環
状の隙間23aを形成するように設けられている。つま
り、第1カバー23は、上記実施形態1の場合よりも高
さ寸法が大きくなされている。そして、その底壁中央に
はドリルtの軸部よりも大径の開口部が設けられてい
て、その開口縁とドリルtの軸部との間に半径方向に所
定のクリアランスをおいた状態で上記隙間23aが形成
されている。尚、その他の部分は実施形態1の場合と同
じであるので説明は省略する。
【0038】次に、上記のように構成されたスピンドル
Aの作動について説明する。上記スピンドルAのスラス
トエア軸受2及びラジアルエア軸受3,3から排出され
るエアは、エア通路24を経由して第1カバー23内に
導入される。そして、第1カバー23内のエアは、ドリ
ルtの軸部周りの環状の隙間23aから外部に吐出され
る。このとき、上記隙間23aから吐出されるエアによ
りドリルtの軸部自体が冷却されるので、上記実施形態
1の場合よりも、ドリルtに対する冷却作用は高くな
る。また、上記エアはドリルtの軸部周りから吐出され
るので、ドリルtによる加工に伴って発生する切粉の除
去も行われる。
【0039】上記隙間23aから吐出されるエアは、第
2カバー25内に導入されて該第2カバー25の排気口
25bから排塵ブロワSにより外部に排出される。これ
により、上記エアの吐出は円滑化されるので、その分だ
けドリルtに対する冷却作用は高くなる。また、上記エ
アの吐出により除去される切粉は該エアと共に排塵ブロ
ワSにより吸引されるので、切粉の周囲への飛散は防止
される。
【0040】したがって、本実施形態によれば、第1カ
バー23を、回転軸1の下端部のみならずドリルtの軸
部をも覆うようにし、該軸部との間の隙間23aからエ
アを吐出させるようにしたので、上記実施形態1の場合
よりも効率よくドリルtを冷却することができるのみな
らず、該ドリルtによる加工に伴って発生する切粉の除
去を行なうこともできる。
【0041】さらに、上記第1カバー23に第2カバー
25を重ねるように設け、その第2カバー25内のエア
を排塵ブロワSで吸引するようにしたので、第1カバー
23及びドリルt間の隙間23aからのエアの吐出を円
滑化してドリルtに対する冷却作用を高めることができ
るとともに、除去される切粉が周囲に飛散するのを防止
することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ハウジングに静圧気体軸受を介して回転可能に
支持され、先端部に回転工具が該回転工具の軸部基端側
において回転一体に取り付けられる回転軸を備えたスピ
ンドルにおいて、上記ハウジングの回転軸先端部側に該
先端部側を覆うようにかつ回転軸の先端部周りに環状の
隙間を形成するように設けられたカバーと、上記静圧気
体軸受から排出される気体を上記カバー内に導入する気
体通路とを備えるようにしたので、上記静圧気体軸受か
らの排気を利用して回転工具を冷却することができ、回
転工具の長寿命化を図ることができる。
【0043】請求項2の発明によれば、上記カバーを第
1のカバーとした上で、上記第1カバーに重なるように
設けられ、回転工具の軸部が挿通可能な開口部を有する
とともに、第1カバー及び回転軸間の隙間から吐出され
る気体を吸引する吸気手段に接続可能な排気口を有する
第2カバーを備えるようにしたので、回転工具に対する
冷却効果をさらに高くすることができるとともに、上記
隙間からの気体の吐出に起因する粉塵の周囲への飛散を
防止することができる請求項3の発明によれば、上記ス
ピンドルにおいて、ハウジングの先端部に該先端部を覆
うようにかつ回転軸先端部の回転工具の軸部周りに環状
の隙間を形成するように設けられたカバーと、静圧気体
軸受から排出される気体を上記カバー内に導入する気体
通路とを備えるようにしたので、上記請求項1の発明の
場合よりも効率よく回転工具を冷却することができるの
みならず、該回転工具による加工に伴って発生する切粉
等の粉塵を除去することができる。
【0044】請求項4の発明によれば、上記カバーを第
1のカバーとした上で、上記第1カバーに重なるように
設けられ、回転工具の軸部が挿通可能な開口部を有する
とともに、第1カバー及び回転工具軸部間の隙間から吐
出される気体を吸引する吸気手段に接続可能な排気口を
有する第2カバーを備えるようにしたので、回転工具に
対する冷却効果をさらに高くすることができるととも
に、上記気体の吐出により除去される粉塵の周囲への飛
散を防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るスピンドルの全体構
成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施形態2に係るスピンドルの全体構
成を示す図1相当図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 スラストエア軸受(静圧気体軸受) 3 ラジアルエア軸受(静圧気体軸受) 4 回転軸 23 第1カバー 23a 隙間 24 エア通路(気体通路) 25 第2カバー 25a 開口部 25b 排気口 A スピンドル t ドリル(回転工具) F 給気装置(気体供給源) S 排塵ブロワ(給気手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに静圧気体軸受を介して回転
    可能に支持され、先端部に回転工具が該回転工具の軸部
    基端側において回転一体に取り付けられる回転軸を備
    え、気体供給源からの気体の供給を受けて上記静圧気体
    軸受を作動させるようにしたスピンドルにおいて、 上記ハウジングの回転軸先端部側に該先端部側を覆うよ
    うにかつ回転軸の先端部周りに環状の隙間を形成するよ
    うに設けられたカバーと、 上記静圧気体軸受から排出される気体を上記カバー内に
    導入する気体通路とを備えていることを特徴とするスピ
    ンドル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスピンドルにおいて、 カバーは、第1のカバーであり、 上記第1カバーに重なるように設けられ、回転工具の軸
    部が挿通可能な開口部を有するとともに、第1カバー及
    び回転軸先端部間の隙間から吐出される気体を吸引する
    吸気手段に接続可能な排気口を有する第2カバーを備え
    ていることを特徴とするスピンドル。
  3. 【請求項3】 ハウジングに静圧気体軸受を介して回転
    可能に支持され、先端部に回転工具が該回転工具の軸部
    基端側において回転一体に取り付けられる回転軸を備
    え、気体供給源からの気体の供給を受けて上記静圧気体
    軸受を作動させるようにしたスピンドルにおいて、 上記ハウジングの回転軸先端部側に該先端部側を覆うよ
    うにかつ回転軸先端部の回転工具の軸部周りに環状の隙
    間を形成するように設けられたカバーと、 上記静圧気体軸受から排出される気体を上記カバー内に
    導入する気体通路とを備えていることを特徴とするスピ
    ンドル。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスピンドルにおいて、 カバーは、第1のカバーであり、 上記第1カバーに重なるように設けられ、回転工具の軸
    部が挿通可能な開口部を有する一方、第1カバー及び回
    転工具軸部間の隙間から吐出される気体を吸引する吸気
    手段に接続可能な排気口を有する第2カバーを備えてい
    ることを特徴とするスピンドル。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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