JPH1071648A - 情報記録媒体のオーバーコート装置 - Google Patents

情報記録媒体のオーバーコート装置

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JPH1071648A
JPH1071648A JP8248670A JP24867096A JPH1071648A JP H1071648 A JPH1071648 A JP H1071648A JP 8248670 A JP8248670 A JP 8248670A JP 24867096 A JP24867096 A JP 24867096A JP H1071648 A JPH1071648 A JP H1071648A
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JP8248670A
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Takehito Kobayashi
健仁 小林
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コートフィルムを情報カード等の情報記録媒
体の表裏に自動的にオーバコートさせることができるオ
ーバコート装置を提供することにある。 【解決手段】 記録媒体供給部2と記録媒体排出部3と
の間の搬送パス4に、情報カードXの表面を被ってオー
バコートフィルムYを重ね、その上方からヒートローラ
50により熱を与えてオーバコートフィルムを転写する
オーバコートユニット7を配設し、上記記録媒体供給部
2とオーバコートユニット7との間又はオーバコートユ
ニット7と記録媒体排出部3との間に、情報カードXを
受け入れて保持した後に情報カードXの表裏を反転して
送り出すことのできる反転ユニット5Aを含む転送部5
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば社員証、学
生証等のIDカード、銀行関連のキャッシュカード、も
しくは多目的のICカード等の情報カードや、画像形成
装置で出力された転写紙や原稿等の記録媒体(以下両者
を含めて「情報記録媒体」と称する)の両面に、保護用
のオーバコートフィルムを加熱転写してラミネート処理
する情報記録媒体のオーバコート装置に関する。
【従来の技術】周知のように、最近のコンピュータ画像
処理の分野においては、コンピュータから呼び出した画
像情報、文字情報等を用いて、昇華型フルカラープリン
タで身分証明証等の情報カードを発行することが行われ
ている。例えば、図28(a),(b)に示す身分証明
証を発行する場合、該情報カードXの表面には“会社
名”“所有者名”“所属”等のID文字X1と共に所有
者写真X2が印刷され、その裏面には磁気コード化され
た磁気記録層X3が記録処理されている。この身分証明
証のような情報カードXにおいては、情報カードXの印
刷内容の退色を防止すると共にその耐久性を向上させ、
更には情報カードXの表面のID文字X1や所有者写真
X2の改ざんを防止するため、情報カードXの表面を透
明なコートフィルム、例えば特定パターンを有するホロ
グラムコートフィルムで覆うことが必要となる。一方、
シート状の対象物の表裏をラミネートフィルムで包み込
むラミネート装置としては、特開平3−110127号
公報に開示されたものがある。これは、ラミネートフィ
ルムをロール状に巻き付けたシートロール、ラミネート
ヒータ及び加圧ローラを備えたオーバコートユニットを
2組用意し、両オーバコートユニットを互いに上下対称
に配置し、これによりシート状の対象物の表裏に同時に
オーバコートできるようにしたものである。
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報カードの
表裏を自動的にフィルムでオーバコートする簡易かつ実
用的なオーバコート装置は未だ知られていない。一方、
上記のようなラミネート処理装置では、2台のオーバコ
ートユニットを上下対称に配置する用意しなければなら
ないため、構造が複雑化すると共に、製造コストがかか
るため装置が高価になり、また2台分のスペースを確保
する必要上装置が大型になる等の問題がある。本発明
は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、コー
トフィルムを情報カード等の情報記録媒体の表裏に自動
的にオーバコートさせることができるオーバコート装置
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。 (1) 請求項1記載の発明は、装置本体(1)の一方側
に記録媒体供給部(2)を、またこれと対向する他方側に
記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体供給部(2)と記録
媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送パス(4)
を形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パス(4)を
送られてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ(9)で支
持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオーバコー
トフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(50)によ
り熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオーバコ
ートユニット(7)を配設した情報記録媒体のオーバコー
ト装置において、上記記録媒体供給部(2)とオーバコー
トユニット(7)との間に、情報記録媒体を受け入れて保
持した後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すこと
のできる反転ユニット(5A)を含む転送部(5)を設けたも
のである。 (2) また、請求項2記載の発明は、装置本体(1)の
一方側に記録媒体供給部(2)を、またこれと対向する他
方側に記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体供給部(2)
と記録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送
パス(4)を形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パ
ス(4)を送られてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ
(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオー
バコートフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(5
0)により熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオ
ーバコートユニット(7)を配設した情報記録媒体のオー
バコート装置において、上記オーバコートユニット(7)
と記録媒体排出部(3)との間に、情報記録媒体を受け入
れて保持した後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出
すことのできる反転ユニット(5A)を含む転送部(5)を設
けたものである。この請求項1及び請求項2において
は、情報記録媒体の表裏を反転する反転ユニット(5A)を
具備しているので、情報記録媒体の片面(表面)のみだ
けでなく、裏面にも自動的にオーバコートフィルム(Y)
を転写することができる。しかも、情報記録媒体がオー
バコート装置を出るときには表裏がオーバコートされて
いるので、操作者が情報記録媒体を装置本体に挿入し直
す等の煩わしさがなく、また、記録情報に対するセキュ
リティも確保されることになる。 (3) 請求項3記載の発明は、装置本体(1)の一方側
に記録媒体供給部(2)を、またこれと対向する他方側に
記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体供給部(2)と記録
媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する第1搬送パ
ス(4)を形成し、この第1搬送パス(4)の途中には、第1
搬送パス(4)を送られてくる情報記録媒体(X)をプラテン
ローラ(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被っ
てオーバコートフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱
手段(50)により熱を与えてオーバコートフィルムを転写
するオーバコートユニット(7)を配設した情報記録媒体
のオーバコート装置において、装置本体(1)の上記一方
側には上記記録媒体供給部(2)の下方に記録媒体のリジ
ェクト部(15)を設け、上記記録媒体供給部(2)とオーバ
コートユニット(7)との間に転送部(5)を設け、上記転送
部(5)は、上記第1搬送パス(4)の途中に位置し情報記録
媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を反
転して送り出すことのできる第1の反転ユニット(5A)
と、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス(16)に設け
られ、上記第1の反転ユニット(5A)との間で記録媒体を
受け渡しができ且つ受け取った記録媒体をリジェクト部
(15)に排出することができる第2の反転ユニット(5B)
とを含む構成としたものである。 (4) また、請求項4記載の発明は、装置本体(1)の
一方側に記録媒体供給部(2)を、またこれと対向する他
方側に記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体供給部(2)
と記録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する第1
搬送パス(4)を形成し、この第1搬送パス(4)の途中に
は、第1搬送パス(4)を送られてくる情報記録媒体(X)を
プラテンローラ(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表
面を被ってオーバコートフィルム(Y)を重ね、その上方
から加熱手段(50)により熱を与えてオーバコートフィル
ムを転写するオーバコートユニット(7)を配設した情報
記録媒体のオーバコート装置において、装置本体(1)の
上記他方側には上記記録媒体排出部(3)の下方に記録媒
体のリジェクト部(15)を設け、上記オーバコートユニッ
ト(7)と記録媒体排出部(3)との間に転送部(5)を設け、
上記転送部(5)は、上記第1搬送パス(4)の途中に位置し
情報記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の
表裏を反転して送り出すことのできる第1の反転ユニッ
ト(5A)と、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス(16)
に設けられ、上記第1の反転ユニット(5A)との間で記録
媒体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体を上記リ
ジェクト部(15)に排出することができる第2の反転ユニ
ット(5B)とを含む構成としたものである。この請求項
3及び請求項4の情報記録媒体のオーバコート装置は、
転送部が第1の反転ユニット(5A)と第2の反転ユニット
(5B)とで構成され、この第2の反転ユニット(5B)から
エラーした記録媒体を記録媒体リジェクト部(15)に排出
することができる点で、上記の請求項1及び請求項2の
ものと相違する。即ち、この請求項3及び請求項4の情
報記録媒体のオーバコート装置も、情報記録媒体の表裏
を反転する反転ユニット(5A)を具備しているので、上記
請求項1及び請求項2と同じ基本的な作用効果を有し、
情報記録媒体の片面(表面)のみだけでなく、裏面にも
自動的にオーバコートフィルム(Y)を転写することがで
きる。そして、追加的に、正常な記録媒体を排出する記
録媒体排出部(3)と区別して、エラーした記録媒体を記
録媒体リジェクト部(15)から排出することができるとい
う長所を有する。 (5) 請求項5に記載の発明は、装置本体(1)の一方
側に記録媒体受入口(19)を、またこれと対向する他方側
に記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体受入口(19)と
記録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送パ
ス(4)を形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パス
(4)を送られてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ
(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオー
バコートフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(5
0)により熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオ
ーバコートユニット(7)を配設した情報記録媒体のオー
バコート装置において、上記装置本体(1)には、プリン
タ(201)を前置し、該プリンタ(201)にはその一方側に記
録媒体供給部(2)を、またこれと対向する他方側に上記
記録媒体受入口(19)と接続される記録媒体排出口(20
3)を設け、該記録媒体供給部(2)と記録媒体排出口(20
3)との間に記録媒体を搬送する搬送パス(204)を形成
し、該プリンタ(201)の搬送パス(204)の途中には、記録
媒体の少なくとも片面上に画像、文字、その他の情報を
印刷記録するプリンタユニット(206)を設けると共に、
上記記録媒体供給部(2)とプリンタユニット(206)との間
に、情報記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒
体の表裏を反転して送り出すことのできる反転ユニット
(5A)を含む転送部(5)を設けた構成のものである。 (6) また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の
情報記録媒体のオーバコート装置において、前記転送部
(5)を、記録媒体供給部(2)とプリンタユニット(206)と
の間に設ける代わりに、プリンタユニット(206)と記録
媒体排出口(203)との間に設けたものである。上記請
求項5及び請求項6の発明では、オーバコート装置の装
置本体側には転送部を有しないものの、プリンタ側に転
送部を有するため、これをオーバコート装置における記
録媒体の表裏反転のために兼用することができる。従っ
て、オーバコート装置本体とプリンタの双方に転送部を
設ける場合に比べ、オーバコート装置を小型に構成する
ことができる。 (7) 請求項7の発明は、装置本体(1)の一方側に記録
媒体受入口(19)を、またこれと対向する他方側に記録媒
体排出部(3)を設け、該記録媒体受入口(19)と記録媒体
排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送パス(4)を形
成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パス(4)を送ら
れてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ(9)で支持
し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオーバコート
フィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(50)により
熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオーバコー
トユニット(7)を配設した情報記録媒体のオーバコート
装置において、上記装置本体(1)には、プリンタ(201)を
前置し、該プリンタ(201)にはその一方側に記録媒体供
給部(2)を、これと対向する他方側に上記記録媒体受入
口(19)と接続される記録媒体排出口(203)を設け、該
記録媒体受入口(19)と記録媒体排出口(203)との間に
記録媒体を搬送する搬送パス(204)を形成し、該プリン
タ(201)の搬送パス(204)の途中には、記録媒体の少なく
とも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録する
プリンタユニット(206)を設け、上記装置本体(1)の搬送
パス(4)には、記録媒体受入口(19)とオーバコートユニ
ット(7)との間に、情報記録媒体を受け入れて保持した
後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すことのでき
る反転ユニット(5A)を含む転送部(5)を設けた構成のも
のである。 (8) また、請求項8の発明は、装置本体(1)の一方
側に記録媒体受入口(19)を、またこれと対向する他方側
に記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体受入口(19)と
記録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送パ
ス(4)を形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パス
(4)を送られてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ
(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオー
バコートフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(5
0)により熱を与てえオーバコートフィルムを転写するオ
ーバコートユニット(7)を配設した情報記録媒体のオー
バコート装置において、上記装置本体(1)には、プリン
タ(201)を前置し、該プリンタ(201)はその一方側に記録
媒体供給部(2)を、またこれと対向する他方側に上記記
録媒体受入口(19)と接続される記録媒体排出口(203)
を設け、該記録媒体供給部(2)と記録媒体排出口(203)
との間に記録媒体を搬送する搬送パス(204)を形成し、
該プリンタ(201)の搬送パス(204)の途中には、記録媒体
の少なくとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷
記録するプリンタユニット(206)を設け、上記装置本体
(1)の搬送パス(4)には、オーバコートユニット(7)と記
録媒体排出部(3)との間に、情報記録媒体を受け入れて
保持した後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すこ
とのできる反転ユニット(5A)を含む転送部(5)を設けた
構成のものである。上記請求項7及び請求項8の発明で
は、プリンタ側には転送部を有しないものの、オーバコ
ート装置の装置本体に転送部を有するため、これをプリ
ンタ側における記録媒体の表裏反転のために兼用するこ
とができる。従って、オーバコート装置本体とプリンタ
の双方に転送部を設ける場合に比べ、オーバコート装置
を小型に構成することができる。 (9) 請求項9の発明は、装置本体(1)の一方側に記
録媒体受入口(19)を、またこれと対向する他方側に記録
媒体排出部(3)を設け、該記録媒体受入口(19)と記録媒
体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送パス(4)を
形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パス(4)を送
られてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ(9)で支持
し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオーバコート
フィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(50)により
熱を与えオーバコートフィルムを転写するオーバコート
ユニット(7)を配設した情報記録媒体のオーバコート装
置において、上記装置本体(1)には、プリンタ(201)を前
置し、該プリンタ(201)にはその一方側に記録媒体供給
部(2)を、またこれと対向する他方側に上記記録媒体受
入口(19)と接続される記録媒体排出口(203)を設け、
上記プリンタ(201)の上記一方側には上記記録媒体供給
部(2)の下方に記録媒体のリジェクト部(15)を設け、上
記記録媒体供給部(2)と記録媒体排出口(203)との間に
記録媒体を搬送する第1搬送パス(204)を形成し、該プ
リンタ(201)の第1搬送パス(204)の途中には、記録媒体
の少なくとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷
記録するプリンタユニット(206)を設けると共に、上記
記録媒体供給部(2)とプリンタユニット(206)との間に転
送部(5)を設け、上記転送部(5)は、上記第1搬送パス
(4)の途中に位置し情報記録媒体を受け入れて保持した
後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すことのでき
る第1の反転ユニット(5A)と、上記第1搬送パスの下方
の第2搬送パス(16)に設けられ、上記第1の反転ユニッ
ト(5A)との間で記録媒体を受け渡しができ且つ受け取っ
た記録媒体を上記リジェクト部(15)に排出することがで
きる第2の反転ユニット(5B)とを含む構成としたもの
である。 (10) また、請求項10に記載の発明は、装置本体
(1)の一方側に記録媒体受入口(19)を、またこれと対向
する他方側に記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体受
入口(19)と記録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送
する第1搬送パス(4)を形成し、この第1搬送パス(4)の
途中には、該搬送パス(4)を送られてくる情報記録媒体
(X)をプラテンローラ(9)で支持し、当該情報記録媒体
(X)の表面を被ってオーバコートフィルム(Y)を重ね、そ
の上方から加熱手段(50)により熱を与てえオーバコート
フィルムを転写するオーバコートユニット(7)を配設し
た情報記録媒体のオーバコート装置において、上記装置
本体(1)には、プリンタ(201)を前置し、上記装置本体
(1)の上記他方側には上記記録媒体排出部(3)の下方に記
録媒体のリジェクト部(15)を設け、上記オーバコートユ
ニット(7)と記録媒体排出部(3)との間に転送部(5)を設
け、上記転送部(5)は、上記第1搬送パス(4)の途中に位
置し情報記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒
体の表裏を反転して送り出すことのできる第1の反転ユ
ニット(5A)と、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス
(16)に設けられ、上記第1の反転ユニット(5A)との間で
記録媒体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体を上
記リジェクト部(15)に排出することができる第2の反転
ユニット(5B)とを含む構成としたものである。この請
求項9及び請求項10の情報記録媒体のオーバコート装
置は、転送部が第1の反転ユニット(5A)と第2の反転ユ
ニット(5B)とで構成され、この第2の反転ユニット(5
B)からエラーした記録媒体を記録媒体リジェクト部(1
5)に排出することができる点で、上記の請求項7及び請
求項8のものと相違する。即ち、この請求項3及び請求
項4の情報記録媒体のオーバコート装置も、情報記録媒
体の表裏を反転する反転ユニット(5A)を具備しているの
で、情報記録媒体の片面(表面)のみだけでなく、裏面
にも自動的にオーバコートフィルム(Y)を転写すること
ができる、という基本的作用効果を有する。そして、追
加的に、正常な記録媒体の記録媒体排出部(3)と区別し
てエラーした記録媒体を記録媒体リジェクト部(15)から
排出することができるという長所を有する。 (11) 請求項11に記載の発明は、置本体(1)の一
方側に記録媒体受入口(19)を、これと対向する他方側に
記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体受入口(19)と記
録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する搬送パス
(4)を形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬送パス
(4)を送られてくる情報記録媒体(X)をプラテンローラ
(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被ってオー
バコートフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手段(5
0)により熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオ
ーバコートユニット(7)を配設した情報記録媒体のオー
バコート装置において、上記装置本体(1)には、プリン
タ(201)を前置し、該プリンタ(201)にはその一方側に記
録媒体供給部(2)を、これと対向する他方側に上記記録
媒体受入口(19)と接続される記録媒体排出口(203)を
設け、上記プリンタユニット(201)の一方側には上記記
録媒体供給部(2)の下方に記録媒体のリジェクト部(15)
を設け、上記記録媒体供給部(2)と記録媒体排出口(20
3)との間に記録媒体を搬送する第1搬送パス(204)を形
成し、該プリンタ(201)の第1搬送パス(204)の途中に
は、記録媒体の少なくとも片面上に画像、文字、その他
の情報を印刷記録するプリンタユニット(206)を設け、
上記プリンタユニット(206)の下方には、上記記録媒体
リジェクト部(15)に対応する第2搬送パス(16)を形成す
るように、記録媒体に電気的、磁気的又は光学的記録を
なすエンコーダユニット(207)を設け、上記記録媒体供
給部(2)とプリンタユニット(206)との間に転送部(5)を
設け、上記転送部(5)は、上記第1搬送パス(4)の途中に
位置し情報記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録
媒体の表裏を反転して送り出すことのできる第1の反転
ユニット(5A)と、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パ
ス(16)に設けられ、上記第1の反転ユニット(5A)との間
で記録媒体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体を
上記リジェクト部(15)に排出することができる第2の反
転ユニット(5B)とを含む構成のものである。 (12) また、請求項12に記載の発明は、装置本体
(1)の一方側に記録媒体受入口(19)を、これと対向する
他方側に記録媒体排出部(3)を設け、該記録媒体受入口
(19)と記録媒体排出部(3)との間に記録媒体を搬送する
搬送パス(4)を形成し、この搬送パス(4)の途中には、搬
送パス(4)を送られてくる情報記録媒体(X)をプラテンロ
ーラ(9)で支持し、当該情報記録媒体(X)の表面を被って
オーバコートフィルム(Y)を重ね、その上方から加熱手
段(50)により熱を与えてオーバコートフィルムを転写す
るオーバコートユニット(7)を配設した情報記録媒体の
オーバコート装置において、上記装置本体(1)には、プ
リンタ(201)を前置し、該プリンタ(201)にはその一方側
に記録媒体供給部(2)を、これと対向する他方側に上記
記録媒体受入口と接続される記録媒体排出口(203)を
設け、上記プリンタ(201)の一方側には上記記録媒体供
給部(2)の下方に記録媒体リジェクト部(15)を設け、上
記記録媒体供給部(2)と記録媒体排出口(203)との間に
記録媒体を搬送する第1搬送パス(204)を形成し、該プ
リンタ(201)の第1搬送パス(204)の途中には、記録媒体
の少なくとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷
記録するプリンタユニット(206)を設け、上記プリンタ
ユニット(206)の下方には、上記記録媒体リジェクト部
(15)に対応する第2搬送パス(16)を形成するように、記
録媒体に電気的、磁気的又は光学的記録をなすエンコー
ダユニット(207)を設け、上記プリンタユニット(206)と
記録媒体排出口(203)との間に転送部(5)を設け、上記
転送部(5)は、上記第1搬送パス(4)の途中に位置し情報
記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏
を反転して送り出すことのできる第1の反転ユニット(5
A)と、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス(16)に設
けられ、上記第1の反転ユニット(5A)との間で記録媒体
を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体をエンコーダ
ユニット(207)に対して受け渡しができる第2の反転ユ
ニット(5B)とを含む構成のものである。上記請求項1
1及び請求項12の情報記録媒体のオーバコート装置
は、情報を印刷記録するプリンタユニット(206)と記録
媒体に電気的、磁気的又は光学的記録をなすエンコーダ
ユニット(207)とを備えたプリンタとの接続を取り扱っ
ている。そして、このプリンタ側に転送部を有し、しか
も、この転送部は第1の反転ユニット(5A)と第2の反転
ユニット(5B)とで構成され、転送部を介して、エンコ
ーダユニット(207)に記録媒体を受け渡しすることがで
きると共に、エラーした記録媒体を記録媒体リジェクト
部(15)に排出することもできる。即ち、この請求項11
及び請求項12の情報記録媒体のオーバコート装置の場
合、転送部がプリンタ側で種々の目的に利用されると共
に、オーバコート装置本体の情報記録媒体の表裏反転の
ために兼用することができる。そして、オーバコート装
置本体でエラーした記録媒体をプリンタ側に送って記録
媒体リジェクト部(15)へ排出することができる。 (13) 尚、前記記録媒体としては情報カードを適用
することができる(請求項13)。 (14) また、請求項14記載の発明は、請求項3,
4,9,10,11又は12のいずれか記載の情報記録
媒体のオーバコート装置において、前記リジェクト部(1
5)には異常記録媒体を排出するようにしたものである。
これにより、正常な記録媒体と異常な記録媒体を分別し
て排出、集積することができる。 (15) 請求項15記載の発明は、請求項11又は1
2のいずれか記載の情報記録媒体のオーバコート装置に
おいて、前記リジェクト部(15)には、異常が検出された
情報記録媒体を、前記エンコーダユニット(207)にて一
旦書き込んだ記録データを消去した後に排出するように
したものである。これにより、機密保持といったセキュ
リティの向上を図ることができる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (1)第1の実施形態 図1はスタンドアローン型として構成した情報記録媒体
のオーバコート装置の構成図である。本例のオーバコー
ト装置は、装置本体1の一方側(右側)の上部に記録媒
体供給部2が、これと対向する他方側の上部に記録媒体
排出部3が設けられ、記録媒体供給部2と記録媒体排出
部3との間には、記録媒体たるカードを搬送する第1搬
送パス4の構成要素として、転送部5、入口側ローラ対
6、オーバコートユニット7の板第1キャプスタンロー
ラ対8、プラテンローラ9、第2キャプスタンローラ対
10、及び排出側ローラ対11が順に配列されている。
なお、7aはオーバコートユニット7の通路ガイド板で
ある。そして、装置本体1の他側には、この排出部3か
らオーバコート処理を終えて排出されて来る情報カード
Xを集積するための排出スタッカ12が設けてある。ま
た、記録媒体供給部2の下方には異常記録媒体(エラー
カード)を排出するリジェクト部15が設けられてい
る。このオーバコート装置は請求項3に対応する。即
ち、装置本体1の一方側に記録媒体供給部2を、またこ
れと対向する他方側に記録媒体排出部3を設け、該記録
媒体供給部2と記録媒体排出部3との間に記録媒体を搬
送する第1搬送パス4を形成し、この第1搬送パス4の
途中には、第1搬送パス4を送られてくる情報記録媒体
としての情報カードXをプラテンローラ9で支持し、当
該情報記録媒体としての情報カードXの表面を被ってオ
ーバコートフィルムYを重ね、その上方から加熱手段た
るヒートローラ50により熱を与えてオーバコートフィ
ルムを転写するオーバコートユニット7を配設した情報
記録媒体のオーバコート装置において、装置本体1の上
記一方側には上記記録媒体供給部2の下方に記録媒体の
リジェクト部15を設け、上記記録媒体供給部2とオー
バコートユニット7との間に転送部5を設け、上記転送
部5は、上記第1搬送パス4の途中に位置し情報記録媒
体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を反転
して送り出すことのできる第1の反転ユニット5Aと、
上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス16に設けら
れ、上記第1の反転ユニット5Aとの間で記録媒体を受
け渡しができ且つ受け取った記録媒体をリジェクト部1
5に排出することができる第2の反転ユニット5Bとを
含む構成となっている。次に上記各部の構造を具体的に
説明する。 (i) 記録媒体供給部 記録媒体供給部2は、情報が記録された情報カードXを
積層体の形で貯留するカードスタッカ13と、該スタッ
カ13の下部から1枚ずつ情報カードXを送り出すカー
ド供給ローラ14とを有する。上記情報カードXは、そ
のカード基材がプラスチック、紙等により形成され、比
較的撓み性に乏しく平面状態を維持するものであり、ま
た、少なくともその片面にはデータ記録部が設けられて
いる。このデータ記録部は、磁気ストライプ等の磁気記
録部または、ICカードの場合には接点で構成される。 (ii) 転送部 転送部5は、図4ないし図7にも示すように、上方のオ
ーバコートユニット7に対応する位置の第1反転ユニッ
ト5Aと、下方のリジェクト部15に対応する位置の第
2反転ユニット5Bとの2つの反転ユニットを備える。
第1反転ユニット5Aはカード供給ローラ14から送出
されたカードXを受け取り可能であり、第2反転ユニッ
ト5Bは第1反転ユニット5Aとの間で図2の如くカー
ドXが受け渡し可能であるとともに、リジェクト部15
にカードXが排出可能な第2搬送パス16を構成するよ
うに設定されている。上記第1反転ユニット5Aと第2
反転ユニット5Bとは基本構造は同一である。図4ない
し図7に示すように、第1反転ユニット5Aは、回転駆
動される搬送ローラ17と、これに圧接するウェイトロ
ーラ18とによってカードXを挟持して搬送するもので
あり、この搬送ローラ17とウェイトローラ18は両側
にそれぞれ1対ずつ配設されている。上記搬送ローラ1
7は中心を貫通するローラ軸17aによって支持され、
このローラ軸17aの2カ所に所定間隔でグリップロー
ラに構成された所定幅の搬送ローラ17が設けられてい
る。両側に2本平行に配設されたローラ軸17aは、前
後端部がそれぞれ回転枠20の前後の縦板20aに回転
自在に支承されている。両縦板20aは上下の連結部材
20b,20cによって相互に連結されて一体に回転す
る回転枠20が構成される。上方の連結部材20bに
は、ウェイトローラ18を回転自在に支承した加圧バネ
21が固着される。この加圧バネ21は基部が連結部材
20bに固定され、基部から両側に左右の搬送ローラ1
7に対して延びた延長部の先端部分にウェイトローラ1
8がピンによって回転可能に保持されている。これによ
り、ウェイトローラ18が加圧バネ21の弾性付勢力に
よって搬送ローラ17に押圧される。前記回転枠20の
前後の縦板20aの外面には、その中心部分に前記ロー
ラ軸17aと平行に前後方向に延びる反転軸22が固着
され、この反転軸22が装置本体1における前後の内部
フレーム1a,1bの軸受部に回転自在に支持されてい
る。これにより、上記反転軸22を中心として回転枠2
0が回転し、両側の搬送ローラ17とウェイトローラ1
8の対がともに回転して、上下方向に並んだり左右が逆
転した位置に転向可能である。後部側の反転軸22に
は、後内部フレーム1bより後方に突出した部分に、大
径の反転用第4伝達プーリP14が該反転軸22と一体
に回転するように固着されている。また、この後部側の
反転軸22における後内部フレーム1bより前側の部分
には、大径の搬送用第2伝達プーリP22およびこれと
一体の小径の搬送用第3伝達プーリP23が、上記反転
軸22に対して遊動自在に嵌挿されている。一方、前部
側の反転軸22には、前内部フレーム1aより後側の部
分に自由回転する中間プーリP27が遊嵌され、前内部
フレーム1aより前側の先端部分には円形の回転位置検
出板23が固着されている。上記回転位置検出板23に
は円周に90゜毎に3カ所に切欠き23a(図4参照)
が形成され、これに対応して外周部に90゜毎に回転位
置検出センサー24が配設されている。図4に示した状
態では各センサー24に切欠き23aが位置して、各セ
ンサー24の出力はON状態にあり、この状態から回転
位置検出板23が時計回りまたは反時計回りに90゜回
転した位置、および180゜回転した位置では、いずれ
か1つの回転位置検出センサー24には切欠き23aが
存在せず、このセンサー24の出力がOFFで他の2つ
のセンサー24の出力がONであることでその回転位置
の検出を行うように構成されている。また、一方のロー
ラ軸17a(図7で右側)の後端部には搬送用第4伝達
プーリP24が一体に回転するように取り付けられ、こ
れと前記反転軸22の搬送用第3伝達プーリP23との
間にタイミングベルトB4が掛けられる。さらに上記一
方のローラ軸17aの前端部には搬送用第5伝達プーリ
P25が、他方のローラ軸17aの前端部には搬送用第
6伝達プーリP26が固着され、両搬送用伝達プーリP
25,P26には両ローラ軸17aの回転の同期を図る
タイミングベルトB5が掛けられ、その背面には前記反
転軸22の中間プーリP27が当接する。上記構造は第
2反転ユニット5Bにおいても同様に構成され、同一部
分には同一符号を付している。なお、第2反転ユニット
5Bにおいては、前部側の反転軸22の先端部には前記
回転位置検出板23は設置されていない。そして、上記
第1反転ユニット5Aおよび第2反転ユニット5Bにお
ける搬送駆動並びに反転駆動の機構について説明する。
後内部フレーム1bには第1反転ユニット5Aと第2反
転ユニット5Bとの中間側方(図5参照)の一方に搬送
駆動モータ26(DCモータ)が設置され、後内部フレ
ーム1bの前側において上記搬送駆動モータ26の駆動
軸26aに取り付けられた搬送用第1伝達プーリP21
と、第1反転ユニット5Aおよび第2反転ユニット5B
における各反転軸22の大径の搬送用第2伝達プーリP
22との間にタイミングベルトB3が掛けられる。これ
により、搬送駆動モータ26の回転が減速されてローラ
軸17aに伝達されて搬送ローラ17の回転駆動が行わ
れる。なお、上記搬送駆動モータ26の駆動軸26aの
後端部には搬送量と搬送速度制御用の円形のクロック板
27が取り付けられ、その外周部に均等に開口されたス
リットに対応してクロック検出センサー28が設置され
る。さらに前記後内部フレーム1bに上記搬送駆動モー
タ26と反対側の側方に立設された中間軸31には、大
径の反転用第2伝達プーリP12および小径の反転用第
3伝達プーリP13(中間プーリ)が回転自在に支承さ
れている。さらに別部の内部フレームには反転駆動モー
タ32(ステッピングモータ)が設置され、この反転駆
動モータ32の駆動軸32aに取り付けられた反転用第
1伝達プーリP11と、上記大径の反転用第2伝達プー
リP12との間にタイミングベルトB1が掛けられる。
同様にその小径の反転用第3伝達プーリP13と、上下
の第1反転ユニット5Aおよび第2反転ユニット5Bに
おける各反転軸22の反転用第4伝達プーリP14,P
14との間にタイミングベルトB2が掛けられる。これ
により反転駆動モータ32の回転が減速されて反転軸2
2に伝達されて回転枠20の回転駆動が行われる。な
お、前記反転中心となる反転軸22には、搬送用第2お
よび第3伝達プーリP22,P23が設置されているこ
とで、反転駆動モータ32の作動によって上記反転軸2
2を回転させて第1反転ユニット5Aおよび第2反転ユ
ニット5Bを90゜もしくは180゜回転させた場合に
は、次のような問題を生ずる。即ち、搬送駆動モータ2
6、タイミングベルトB3等の負荷によって反転軸22
の搬送用第2および第3伝達プーリP22,P23は回
転しないが、この搬送用第3伝達プーリP23との間に
タイミングベルトB4が掛けられているローラ軸17a
の搬送用第4伝達プーリP24は回転枠20の回転に伴
い反転軸22に対して相対的に回転(旋回)することに
なり、これにより反転角度に対応した量だけ搬送ローラ
17が回転して保持しているカードXを移動させてしま
うことになる。この不都合を回避するため、第1反転ユ
ニット5Aにおいては、上記搬送用第3伝達プーリP2
3にワンウェイクラッチ内蔵のプーリを用いることで、
反転作動時には該搬送用第3伝達プーリP23は搬送方
向と逆方向に空転して搬送ローラ17は回転しないよう
に構成する。このワンウェイクラッチを採用することで
搬送方向は限定されるが、第1反転ユニット5Aは一方
向(図1において右から左方向)のみに搬送できれば所
望の機能が得られる。また、第2反転ユニット5Bにお
いては上記のようなワンウェイクラッチは設置していな
い。これは、第2反転ユニット5BではカードXを両方
向に搬送する必要があるとともに、この第2反転ユニッ
ト5B内にカードXが存在した状態での該ユニットの回
転は最大90゜であることから、この回転に対応してカ
ードXを移動させる距離(搬送用第3伝達プーリP23
の1/4回転に対応する距離)だけカードXの移動が許
容できる空間が存在すれば問題とならないためである。
ただしこの空間がない場合には、反転軸22と搬送用第
2伝達プーリP22との間に電磁クラッチ等の断接機構
を設置する。この電磁クラッチは、反転作動時に接続作
動して反転軸22と搬送用第2伝達プーリP22を一体
に回転するように制御することにより、上記の反転に伴
う搬送を防止できる。なお、このような電磁クラッチを
前記第1反転ユニット5Aに前記ワンウェイクラッチに
代えて設置するようにしてもよい。その他、上記第1反
転ユニット5Aおよび第2反転ユニット5Bには、カー
ド位置を検出するカード検出センサが設置されている
(図4参照)。まず、第1反転ユニット5Aの入口部に
は上下方向に発光器35および受光器36からなる第1
カード検出センサS1が、第1反転ユニット5Aおよび
第2反転ユニット5Bの中心を上下に貫通する位置には
発光器37および受光器38からなる第2カード検出セ
ンサS2が、そして第1反転ユニット5Aと第2反転ユ
ニット5Bとの間に左右方向には発光器39および受光
器40からなる第3カード検出センサS3がそれぞれ配
設されている。上記転送部5の構成により、反転駆動モ
ータ32が正転または逆転駆動されると、その駆動が反
転用第1伝達プーリP11から反転用第2伝達プーリP
12に伝達され、反転用第3伝達プーリP13から第1
反転ユニット5Aおよび第2反転ユニット5Bのそれぞ
れの反転用第4伝達プーリP14に伝達されて両ユニッ
ト5A,5Bの反転軸22が回転し、これにより上下の
回転枠20を同一方向に回転駆動する。一方、搬送駆動
モータ26が正転もしくは逆転駆動されると、その駆動
が搬送用第1伝達プーリP21から搬送用第2伝達プー
リP22に伝達され、搬送用第3伝達プーリP23から
第1反転ユニット5Aおよび第2反転ユニット5Bのそ
れぞれの搬送用第4伝達プーリP24に伝達されて一方
のローラ軸17aを回転し、その回転が搬送用第5およ
び第6伝達プーリP25,P26によって他方のローラ
軸17aにも伝達され、両方のローラ軸17aは同一方
向に回転し、搬送ローラ17を同一方向に駆動する(な
お、第1反転ユニット5Aにおいては前述のように正転
方向のみ駆動される)。また、第1反転ユニット5Aお
よび第2反転ユニット5Bの全ての搬送ローラ17は同
期して回転する。第1反転ユニット5Aは、記録媒体供
給部2から供給されたカードXを受け、そのままオーバ
コートユニット7に搬送するか、保持した状態で90゜
回転して同様に90゜回転している第2反転ユニット5
Bに転送するか、逆方向に90゜回転して第2反転ユニ
ット5Bから送り出されたカードXを受け取る。また、
第2反転ユニット5Bは90゜回転して第1反転ユニッ
ト5AとカードXの受け渡しが可能であるとともに、水
平状態で第2の記録部207にカードXを搬入出した
り、エラーカードをリジェクト部15に排出するもので
ある。さらに、第1反転ユニット5Aは、180゜回転
してカードXの表裏を反転して搬送可能である(前記電
磁クラッチを設置すれば第2反転ユニット5Bにおいて
も可能)。 (iii) オーバコートユニット (a) コートフィルムYの供給 図1及び図8〜図11において、上記搬送パス4の上方
には、プラテンローラ9よりカード搬送方向の上流側
に、コートフィルムYの供給を行う供給ボビン部41
が、またカード搬送方向の下流側には、コートフィルム
Yの巻き取りを行う巻取りボビン部42が配置されてい
る。この供給ボビン部41及び巻取りボビン部42は、
コートフィルムYを両端側からそれぞれボビン43に巻
き付けて、供給ロール及び巻取ロールの形に巻回したも
のから成る。そして、この供給ボビン部41及び巻取り
ボビン部42のボビン43は、図9に矢印44で示す方
向に装置正面側(ボビン軸方向)から差し込まれて、ボ
ビンホルダ45に着脱自在に取り付けられており、容易
にコートフィルムYを交換できるようになっている。交
換されるコートフィルムYの種類は、通常ホログラムコ
ートフィルムY1や強化保護コートフィルムY2(図1
9(b))や特定画像入りホログラムフィルムY3(図
20)等であり、それらのフィルムの幅D2は予め同じ
に定められている。プラテンローラ9の上方の前後2箇
所(図13の左右2箇所)には案内ピン46,47が設
けられており、供給ボビン部41から引き出されたコー
トフィルムYは、この案内ピン46,47によりプラテ
ンローラ9の上方に横に拡げた状態に案内される。ま
た、供給ボビン部41と案内ピン46との間には案内ピ
ン48が設けられ、該案内ピン48によりコートフィル
ムYが位置決めされるようになっている。 (b) 加熱定着手段 上記搬送パス4の上方において、供給ボビン部41と巻
取りボビン部42との間には、プラテンローラ9に対向
させて、加熱定着手段としてのヒートローラ50が位置
されている。このヒートローラ50は、図8及び図11
に示すように、ヒータとしてのハロゲンランプ51を内
蔵しており、その周囲のアルミニウム製の金属芯体50
Aの周面に弾性体であるゴム50Bを被覆したものから
成り、両端部は門状の支持ブラケット52の脚部に遊転
可能に支持されている。このヒートローラ50の周面に
は、サーミスタから成る温度検出器49が弾性的に当接
されており、その基部は支持ブラケット52の門状中間
部に取り付けられている。また、このヒートローラ50
は、次のようにして、吊下揺動機構53により弾性的に
上下に揺動可能に上方から吊下げられ且つ昇降駆動機構
60により上下位置が可変となっている。吊下揺動機構
53を構成するため、摺動台54が支持ブラケット52
と上方のフレーム1dとの間に配設され、その下面に支
持ブラケット52が取り付けられている。また装置の前
後の内部フレーム1a,1bには、各1本のガイドロッ
ド55が上下方向に配設され、これに摺動台54の前後
の側部に設けた半円状の切欠部(図示せず)が上下に摺
動可能に嵌合しており、該ガイドロッド55に沿って摺
動台54が上下方向に円滑に移動できるようになってい
る。摺動台54の面内には、ガイド突起54aが複数個
形成され、該ガイド突起には圧縮バネ59が嵌装されて
いる。これら圧縮バネ59の頂部に載せられて、板金か
ら成る可動台56が摺動台54と上方のフレーム1dと
の間に配設されている。この可動台56の下面にはガイ
ドロッド58が突設され、該ガイドロッド58は、摺動
台54を貫通し、その下端には抜け止めワッシャが設け
られると共に、該ガイドロッド58はガイド突起54a
に同軸に設けた軸受穴に挿入されて上下に摺動可能に案
内支持されている。そして、可動台56は、該可動台5
6と上方のフレーム1dとの間に設けた第1の弾性体と
しての引張りバネ57により吊り下げられ、該引張りバ
ネ57で後述する制御カム61に向かって上向きに付勢
されている。摺動台54は、該摺動台54と上方の可動
台56との間に設けた第2の弾性体としての圧縮バネ5
9により、常時下方に向かう力(圧着力)を受けてい
る。この可動台56と摺動台54との間に介装した圧縮
バネ59は、ヒートローラ50を情報カードXの表面に
向かって押圧する働きをする。昇降駆動機構60を構成
するため、可動台56の上方には制御カム61が設けら
れ、この制御カム61に対するカムフォロア62が可動
台56の上面に設けられている。制御カム61の軸63
は、カム駆動モータ65により回転駆動される。この制
御カム61の軸63には、周縁の3箇所に切欠64a,
64b,64cを有する回転円板64が取り付けられて
おり、そして、この回転円板64には、その周囲に、互
いに並置した2個のフォトインタラプタ66a,66b
から成る光センサ66が設けられている。上記回転円板
64と光センサ66とは、互いに共働して、3つの異な
る停止位置“頭出し”“転写”“交換”を検出する昇降
位置検出器を構成する。なお、切欠64aは回転円板6
4の周方向にセンサエリア2個分の大きさで設けられ、
切欠64b,64cはセンサエリア1個分の大きさで設
けられている(図13参照)。制御カム61は、カム駆
動モータ65によりギヤ列を介して回転駆動され、回転
円板64がこれら3つの位置のいずれかが検出される位
置にて停止可能となっている。この制御カム61の回転
運動により、ヒートローラ50が、引張りバネ57の力
に抗して上下動される。制御カム61の形状は、上記
“頭出し”“転写”“交換”の停止位置に静止されたと
き、ヒートローラ50を図12に示す3つの異なる高さ
位置50a,50b,50cに規制する。即ち、ヒート
ローラ50がコートフィルムYに接触せず、従ってコー
トフィルムYが案内ピン46,47間に張られるだけの
状態となる最上位の位置(交換位置)50cと、ヒート
ローラ50が案内ピン46,47間に入り込んでコート
フィルムYをプラテンローラ9上の情報カードX上に圧
接する最下位の位置(転写位置)50bと、そしてヒー
トローラ50が案内ピン46,47間に入り込んでコー
トフィルムYを少し押し下げプラテンローラ9の手前
(約3mm)で停止する中間の位置(頭出し位置)50
aとである。図13(a)(b)(c)に、“頭出し”
“転写”“交換”の停止位置が検出された状態を示す。
図13(c)の“交換”位置は、回転円板64の切欠6
4cがフォトインタラプタ66aの直下に来て、フォト
インタラプタ66aがON,フォトインタラプタ66b
がOFFとなることで検出される。制御カム61は図に
示す回転角度位置に在り、可動台56は引張りバネ57
の復帰力により最上位の位置、つまりコートフィルムY
に接触しない位置まで上昇した状態となる。図13
(a)の“頭出し”位置は、回転円板64の周囲に設け
たセンサエリア2個分の切欠64aが2個の互いに並置
されたフォトインタラプタ66a,66bの直下に来
て、フォトインタラプタ66a,66bが共にONする
ことで検出される。つまり、制御カム61は上記“交
換”位置から図13に示す回転角度位置まで回動し、引
張りバネ57に抗しながら、カムフォロア62を介して
可動台56を中間位置まで押し下げ、ヒートローラ50
をプラテンローラ9に距離d1まで接近させた位置(図
13の頭出し位置50a)にする。図13(b)の“転
写”位置は、回転円板64の切欠64bがフォトインタ
ラプタ66bの直下に来て、フォトインタラプタ66a
がOFF,フォトインタラプタ66bがONとなること
で検出される。制御カム61は、上記“交換”位置又は
“頭出し”位置から、引張りバネ57に抗しながら図に
示す回転角度位置まで回動し、カムフォロア62を介し
て可動台56を最下位の位置まで押し下げる。これによ
り、ヒートローラ50がプラテンローラ9に当接する。
制御カム61は、更に若干の押し下げ力をヒートローラ
50に加え、圧縮バネ59を圧縮させる。この圧縮バネ
59の働きにより、ヒートローラ50に、プラテンロー
ラ9に対する所定の押圧力が付与される。 (c)フィルム駆動系 巻取りボビン部42は、そのボビンホルダ45の軸45
Aが、図9に示すように、プーリ及びベルトによる力伝
系67、トルクリミッタ58、プーリ及びベルトによる
力伝系69を介してフィルム巻取モータ70に連結され
ており、該フィルム巻取モータ70により、図1及び図
8に示す矢印71方向に回転駆動力が与えられる。ま
た、供給ボビン部41は、そのボビンホルダ45の軸4
5Bが、図9に示すようにトルクリミッタ72に接続さ
れており、該トルクリミッタ72を介してコートフィル
ムYの供給ボビン43に対して制動力が与えられるよう
になっている。従って、上記巻取りボビン部42と供給
ボビン部41との間に配置されたコートフィルムYを、
複数の案内ピン46,47,48に沿って案内すると、
巻取りボビン部42と供給ボビン部41の間に掛け渡さ
れるコートフィルムYを緊張状態におくことができる。
供給ボビン部41のボビンホルダ45の軸45Bの一端
には、スリット円板74が固定され、このスリット円板
74にはフォトインタラプタから成るフィルム巻き取り
センサ75が付設されている。このフィルム巻き取りセ
ンサ75は、供給ボビン部41が回転するか否か、つま
り巻取りボビン部42と供給ボビン部41の間にコート
フィルムYが張架されているか否かのチェックに使用さ
れる。 (d) カード駆動系 図8において、76は、パルスモータから成るカード搬
送用の駆動モータである。このカード搬送モータ76の
出力軸77は、ギヤ列G1〜G3を介してプラテンロー
ラ9に伝達されている。更に、プラテンローラ9から、
図示してないベルトを介して第1キャプスタンローラ対
8に伝達されていると共に、第1キャプスタンローラ対
8からベルト78を介して入口側ローラ対6に伝達され
ている。また、プラテンローラ9から、ベルト79を介
して第2キャプスタンローラ対10に伝達されている。
従って、入口側ローラ対6にくわえられた情報カードX
は、順次、通路ガイド板7a上を、第1キャプスタンロ
ーラ対8、第2キャプスタンローラ対10、排出側ロー
ラ対11へと引き渡して行くことができる。上記搬送パ
ス4の通路ガイド板7a上には、その側部に、情報カー
ドXの側部の辺の位置を規制するカードスキュー補正ガ
イド7bが、少なくとも上記第1キャプスタンローラ対
8と第2キャプスタンローラ対10の間の区間を含んで
配設されている。オーバコート装置本体1内に受け渡さ
れた情報カードXは、このカードスキュー補正ガイド7
bにより、その側部を徐々に正しい位置になるよう修正
される。入口側ローラ対6にくわえられた情報カードX
は、順次、通路ガイド板7a上を、第1キャプスタンロ
ーラ対8、第2キャプスタンローラ対10、排出側ロー
ラ対11へと引き渡して行く。オーバコート装置本体1
内に受け渡された情報カードXは、このカードスキュー
補正ガイド7bにより、その側部を徐々に正しい位置に
なるよう修正される。上記搬送パス4内に受け入れられ
スキュー補正された情報カードXは、当該カード後端
が、入口カードセンサS21を通過するに至る。その
後、情報カードXは、搬送パス4を逆送して、当該情報
カードXの後端が入口カードセンサS21を完全に遮光
する位置まで戻される。その後、再び情報カードXはヒ
ートローラ50方向に送られる。これにより搬送系のバ
ックラッシュ等の誤差が除去され、情報カードXの後端
が入口カードセンサS21の位置に正確に合わせられ
る。従って、カードセンサS21が情報カードXの後端
を検出した位置を基準として、情報カードXを正確にコ
ートフィルムYの転写開始位置に送ることができる。 (e) コートフィルムYの種類と判別 上記巻取りボビン部42と供給ボビン部41の間に張架
されたコートフィルムYの種類を判別するため、案内ピ
ン46と48との間には、フィルムの両側端部を検出す
る形態でマークセンサS23,S24が配置されてい
る。このマークセンサS23,S24は、発光素子81
及び受光素子82を対向配置した透過形光センサから構
成されている。本装置において、交換して使用できるコ
ートフィルムYの種類は、通常ホログラムコートフィル
ムY1(図19(a))、強化保護コートフィルムY2
(図9、図19(b))、特定画像入りホログラムフィ
ルムY3(図20)、及びホログラム層を持たない通常
のコートフィルムY4(図示せず)である。ホログラム
コートフィルムY1は、通常、図21に示すように、透
明501上に、厚さが約0.006mm程度の薄い略透
明なホログラム熱溶着フィルム502を設けたものから
構成される。ホログラム熱溶着フィルム502は、表面
保護層502a、ホログラム層502b及び接着層50
2cをこの順序で設けたものから成る。この通常のホロ
グラムコートフィルムY1は、図19(a)に示すよう
に、情報カードXの幅寸法D1よりも大きな幅D2を有
するフィルムリボンの形で提供される。そして、この通
常のホログラムコートフィルムY1の特徴は、図21
(a)(b)に示すように、情報カードXに重ね合わせ
た状態で、該ホログラムコートフィルムY1を加熱手段
で加熱すると、その加熱された領域Aについては、透明
501からホログラム熱溶着フィルム502が熱的破断
をして剥がれ、接着層502cにて情報カードXの表面
に接着する、という点にある。つまり情報カードXの表
面全体に、上記ホログラム熱溶着フィルム502だけが
シート状に熱的にカットされて転写されるという点であ
る。この通常のホログラムコートフィルムY1は、その
ホログラム層502bに、例えば会社のロゴマークのよ
うな特定パターンのホログラムが、面全体に散点状に繰
り返し具備されているのが普通である。従って、フィル
ムリボンの任意の位置で希望区間を熱溶着しても、当該
区間内に少なくとも1つのホログラム部分が含まれるた
め、情報カードXに重ね合わせる際に、ホログラム熱溶
着フィルム502を熱的にカットする位置を、位置決め
をする必要がないという特質がある。要するに、この通
常のホログラムコートフィルムY1は、情報カードXに
重ね合わせた状態で加熱手段で加熱したとき、その加熱
された領域Aについてのホログラム熱溶着フイルム層5
02が熱的破断をして、カード表面に溶着するタイプの
フィルムである。但し、薄いフィルムであるため熱溶着
が容易である反面、耐久年数が短いという欠点がある。
フィルムの種類の識別上の特徴としては、通常のホログ
ラムコートフィルムY1には位置決め用マークがないと
いう点にある。図19(b)に示す強化保護コートフィ
ルムY2は、情報カードXの幅寸法D1よりも大きな幅
D2の透明キャリア(ベースフィルム)301の表面
に、情報カードXの幅寸法D1よりも僅かに小さな幅D
3と、該情報カードXの長さL1よりも僅かに小さな長
さL2とを有する透明な強化熱溶着フィルム302を1
コマ(長方形画面)として区画形成し、これを所定の隙
間303を介在させて一定ピッチPで配列したものであ
る。このように隙間303を設けて予め切断された強化
熱溶着フィルム302をコマの形で配設しておく理由
は、強化保護コートフィルムY2は、通常のホログラム
コートフィルムY1よりも厚いため、加熱手段で加熱し
ただけでは、熱的に強化熱溶着フィルム302を切り離
すことができないためである。しかし、強化熱溶着フィ
ルム302の情報カードXに対する位置決めを必要とす
ることから、該強化フィルム302の位置を示す位置決
め用マーク304が、透明キャリア301の一側又は両
側に印刷してある。したがって、上記強化保護コートフ
ィルムY2を用いる場合、情報カードXの表面に強化保
護コートフィルムY2を重ねて、上記のホログラムコー
トフィルムY1を加熱するよりも大きな熱エネルギーで
加熱溶着すると、情報カードXの外形よりも一回り小さ
な面積の強化フィルム302が透明キャリア301から
剥離されて、当該強化フィルム302のみが情報カード
Xの表面に溶着され、該強化フィルム302で情報カー
ドXの表面のID文字X1や所有者写真X2が保護され
ることになる。特定画像入りホログラムフィルムY3
は、通常のホログラムコートフィルムY1と同程度の薄
さのもので、ホログラム熱溶着フイルム層502の熱的
破断ができるものであるが、図20に示すように、情報
カードXの特定の位置、例えば所有者写真x2の領域の
一部に重なる位置(割印する形となる位置)に溶着され
ることとなるように、熱容着ホログラムコートフィルム
上の予め決まった位置に特定ホログラムパターン401
が設けられているものである。図20の場合、情報カー
ドXの幅寸法D1よりも大きな幅D2の略透明な熱容着
ホログラムコートフィルム上の中央付近に、小エリアの
特定ホログラムパターン401が一定ピッチPで配され
ており、これらが情報カードXの表面の所有者写真x2
の領域の一部を割印するように、情報カードXの表面に
加熱溶着される。この特定画像入りホログラムフィルム
Y3は、図9の強化保護コートフィルムY2の場合と同
様に、この特定ホログラムパターン401を情報カード
上の所定位置に正しく重ねる必要があるため、位置決め
用のマーク402が透明キャリア上の両側又は一側に設
けられる。図20は、フィルムの幅D2全体に亘るスト
ライプ状のマーク402aを位置決め用のマーク402
として設けた例であり、フィルムの両側部を検出してい
るセンサS23,S24が同時にONしたとき特定画像
入りホログラムフィルムY3と判断される。しかし、セ
ンサと共働してフィルムの種類が判別できれば良く、種
々のマークを扶養しておくことができる。例えば透明キ
ャリアの一側に、センサの読み取り幅2個分の長さで位
置決め用のマークを設け、これをフィルムの長さ方向に
並置した2個のセンサで検知するようにし、両センサが
同時にONしたとき特定画像入りホログラムフィルムY
3と判断してもよい。本実施形態では、図20の特定画
像入りホログラムフィルムY3を用いる。マークセンサ
S23,S24は、巻取りボビン部42と供給ボビン部
41の間に張架されたコートフィルムYの幅方向両側に
配置されており(図9参照)、両マークセンS23,S
24の検知信号の有無の組合せにより、上記コートフィ
ルムYの種類Y1,Y2,Y3等が判別される。また、
このマークセンサS23の信号は、コートフィルムYの
加熱定着工程において強化フィルム302の位置出し信
号としても兼用される。 (f) 制御装置 図14に、前述したオーバコート装置本体1における制
御装置83の概略構成を示す。制御装置83は、マイク
ロプロセッサCPU85及びメモリROM86,メモリ
RAM87を備えてマイクロコンピュータとして構成さ
れた制御部84を主体として構成されており、不揮発性
メモリである、電気的に消去・書込みが可能なプログラ
マブルROM(EEPROM)88と、ライン89を介
して接続された操作入力手段90とを具備する。なお、
操作入力手段90は、入力器91及び液晶表示器92を
具備する。制御部84の入力ポートには、操作入力手段
90、マークセンサS23,S24、カードセンサS2
1,S22、フィルム巻き取りセンサ75、ヒートロー
ラ50の温度検出器49、昇降位置検出器66等からの
信号が入力されていると共に、転送部5の第1,第2,
第3カード検出器S1,S2,S3、回転位置検出セン
サ24、クロック検出センサ28からの信号が入力され
ている。また、制御部84の出力ポートには、ヒートロ
ーラ50のハロゲンランプ51、カム駆動モータ65、
フィルム巻取モータ70、カード搬送モータ76等が接
続されていると共に、転送部5の搬送駆動モータ26と
反転駆動モータ32が接続されている。 (iv) 使用されるコートフィルムYの種類の設定 (a) 構成 図15に、使用されるコートフィルムYの種類の設定に
関し、制御部84によりソフト的に構成される機能部の
詳細をブロック図で示す。図15において、90は使用
されるコートフィルムYの種類に応じた加熱手段の加熱
温度及び情報カードの送り速度を記憶する記憶制御部で
あり、ROM86の中に記憶した温度設定テーブル94
及び速度設定テーブル95を有する。この温度設定テー
ブル94と速度設定テーブル95の中には、コートフィ
ルムYの種類毎に、適切なヒートローラ50の加熱温度
Tと、情報カードXの適切な送り速度Vとが記憶されて
いる。また、記憶制御部93は、フィルムの種類設定手
段96からリボンタイプ(フィルムの種類)についての
設定指令を受けて、温度設定テーブル94と速度設定テ
ーブル95から、設定されたコートフィルムYの種類に
応じた加熱温度Tと送り速度Vとを呼び出す。フィルム
の種類設定手段96は、呼び出した加熱温度Tと送り速
度Vのデータを、それを中心としてある比率で±5段階
に加減する微調整値97を含んでおり、この微調整値9
7は、個々のフィルムタイプ毎に操作入力手段90で設
定することができる。上記記憶制御部93は、呼び出し
た加熱温度Tと送り速度Vのデータに上記微調整値97
に対応した微調整値データ98を加えることで、最適な
加熱溶着を実現することができる。微調整値97を設け
ている理由は、同じ種類のコートフィルムYであっても
メーカの相違、或いは環境の変化により、実際に適用す
る加熱温度Tと送り速度Vの値を微妙に加減する場合が
生ずること、また新しいフィルムに対応できるようにす
るためである。 (b) フィルムの種類(フィルムタイプ)の設定 フィルムの種類は、次のような手順で設定される。 電源投入時においては先ず、EEPROM88に保持
されているデフォルト、又は前回設定されたフィルムタ
イプ、及び個々のフィルムタイプの微調整値97等がフ
ィルムの設定手段96に転送される。次に、操作入力手
段90の操作パネルにおいて、ヒートローラフィルムタ
イプ設定モードに入る。 上記転送されたフィルムタイプが、プリンタ201側
の液晶表示器92の画面内に表示される。 希望するフィルムリボンの種類(タイプ)を選択すべ
く、入力器91を操作する。 入力操作に連動して、フィルムの種類設定手段96
が、ROM86から、当該リボンタイプについてのヒー
トローラ50の加熱温度Tと、情報カードXの適切な送
り速度Vのデータを読み出す。読み出されたデータは、
通信でプリンタ201側に転送される。この時、変更さ
れたフィルムタイプと微調整値97がフィルムの種類設
定手段96に格納される。上記フィルムタイプと微調整
値97は同様にEEPROM88にも格納される。 上記ステップ〜が繰り返され、選択画面中の選択
状態が希望するフィルムタイプになるまで選択状態が巡
回される。尚、、液晶表示器92の画面内でフィルムリ
ボンYの1つのタイプを選択した状態下で、当該タイプ
の詳細画面へ移行させることができ、そこで上記選択さ
れた「フィルムタイプ」を表すデータに±5段階の「微
調整データ」を付加することができる。 CPU85は、フィルムの種類設定手段96に格納さ
れたフィルムタイプに基づいて、ROM86の温度設定
テーブル94と速度設定テーブル95より、当該フィル
ムタイプについてのヒートローラ50の加熱温度Tと、
情報カードXの適切な送り速度Vのデータ(設定温度、
設定速度)を読み出す。ここで読み出される設定温度T
は、通常ホログラムコートフィルムY1,特定画像入り
ホログラムコートフィルムY3及びY4の場合、設定温
度T1(=135℃)であるが、強化保護コートフィル
ムY2の場合はこれより高温の設定温度T2(=145
℃)である。また、読み出される設定速度Vは、強化保
護コートフィルムY2の場合に最もゆっくりの平均速度
V1であり、通常ホログラムコートフィルムY1及び特
定画像入りホログラムコートフィルムY3の場合は、こ
れより早い平均速度V2、Y4の場合は若干早めのV3
である。ここで平均速度と称したのは、カード及びフィ
ルムリボンの搬送は実際には連続的な送りではなく、カ
ード搬送モータ76を構成するステッピングモータの搬
送と停止の繰り返しで行われるからである。即ち、本実
施形態においてROM86の温度設定テーブル94と速
度設定テーブル95に記憶されているデータは、このス
テッピングモータ66の搬送区間と停止区間の長さであ
る。その具体的数値は、強化保護コートフィルムY2の
場合(平均速度V1)は搬送区間250pps,24step、停止
区間が60stepである。通常ホログラムコートフィルムY
1及び特定画像入りホログラムコートフィルムY3の場
合(平均速度V2)は搬送区間400pps,24step、停止区
間60stepであり、Y4の場合(平均速度V3)は搬送区
間400pps,24step、停止区間40stepである。また、CP
U85は、微調整値97により、上記のROM86の設
定テーブル94及び95より読み出された加熱温度Tと
送り速度Vのデータを加減する。即ち、加熱温度Tと送
り速度Vのフィルム毎の微調整値97に対応した微調整
値データ98がROM86に格納されており、その値に
従って、上記読み出された加熱温度Tと送り速度Vに修
正が加えられる。本実施形態では、1ステップで1℃の
温度微調整と、1ステップで40msの速度微調整とが
できる。 (c) フィルムの有無及び種類の判定 図15において、100はフィルムの種類を判定する手
段であり、フィルムの有無を判定する手段101とマー
クの種類を判定する手段102とを有する。フィルムの
有無を判定する手段101は次のように動作する。即
ち、フィルム巻取モータ70が起動して巻取りボビン部
42が矢印71方向に回転したとき、もしコートフィル
ムYが存在すれば、これが引っ張られ、供給ボビン部4
1が回転する。既に述べたように、供給ボビン部41の
軸45Bには、トルクリミッタ72を介してスリット円
板74が固定されているので、このスリット円板74が
回転する。この回転がフィルム巻き取りセンサ75にて
検出される。要するに、フィルム有無判定手段101
は、このフィルム巻き取りセンサ75からの信号を受
け、供給ボビン部41が回転しているときは、コートフ
ィルムYが存在すると判断し、その旨の信号を出力す
る。また、巻取りボビン部42と供給ボビン部41の間
にコートフィルムYが張架されていると判断する。マー
クの種類判定手段102は、コートフィルムYにマーク
が存在しないか、コートフィルムYの幅方向片側にマー
クが存在するか、又はコートフィルムYの幅方向両側に
マークが存在するのかを検出する。そして、フィルムの
種類判定手段100は、上記フィルムの有無判定手段1
01と上記マークの種類判定手段102との両出力か
ら、フィルムの種類を次のように判定する。即ち、フィ
ルムの有無判定手段101からフィルム有りの検知信号
が出力されている状態下で、コートフィルムYの幅方向
両側に配置されたマークセンサS23,S24(図9参
照)のうちのS23のみがマーク304を検出(ON)
したときは、図9の“強化保護コートフィルムY2”と
判断する。また、フィルムの有無判定手段101からフ
ィルム有りの検知信号が出力されている状態下で、セン
サS23,S24がマーク402aを検出して同時にO
Nしたときは図20の“特定画像入りホログラムフィル
ムY3”と判断する。フィルム有無判定手段101から
フィルム有りの出力信号を受けていない条件下におい
て、マークセンサS23,S24のいずれもマークを検
出しない場合は、“通常ホログラムコートフィルムY
1”又は“ホログラム層を持たない通常のコートフィル
ムY4”と判断し、フィルム有無判定手段101からフ
ィルム有りの出力信号が入力されない場合は“フィルム
無し”と判断する。CPU85は、フィルムの種類設定
手段96に格納されたフィルムタイプと、フィルムの種
類判定手段100で判定されたフィルムタイプを照合手
段99により照合する。この照合手段99による照合結
果が一致した場合、コートフィルムYの種類Y1,Y
2,Y3、Y4等に対応した温度及び速度の設定データ
が、温度制御器103、昇降制御器104、カード送り
制御器105、フィルム送り制御器106に継続して与
えられる。また、照合手段99による照合結果が一致し
ない場合は、操作入力手段90の入力器91において再
度フィルムの種類の設定をやり直す。 (d) 温度制御器及び昇降制御器の動作 温度制御器103は、上記のようにして与えられた温度
の設定値に基づき、温度検出器49から検出されるヒー
トローラ50の表面温度を監視し、ハロゲンランプ51
をON,OFF制御することにより、与えられた設定値
温度Tにヒートローラ50の表面温度を維持する。維持
される温度Tは、通常ホログラムコートフィルムY1,
特定画像入りホログラムコートフィルムY3及びY4の
場合、T1=135℃、強化保護コートフィルムY2の
場合はT2=145℃である。但し、この温度制御器1
03の通電は、昇降駆動可変機構50の光センサ(昇降
位置検出器)66が“転写”、“頭出し”又は“交換”
位置を検出している場合にのみ許される。即ち、この温
度制御器103は、ヒートローラ50が移動している場
合には、ハロゲンランプ51の破損を防ぐため通電をO
FFするものである。情報カードXがコートフィルムY
の転写開始位置に位置付けられた後、CPUから転写開
始信号STが、昇降制御器104,カード送り制御器1
05,フィルム送り制御器106に与えられる。昇降制
御器104は、光センサ(昇降位置検出器)66と共働
してカム駆動モータ65の起動及び停止を制御する。即
ち、定着動作時には、制御カム61を駆動するモータ6
5に回転指令を与え、該制御カム61よりヒートローラ
50を次のように上下方向に移動させる。まず、強化保
護コートフィルムY2を取り扱う場合は、ヒートローラ
50を、予め中間の頭出し位置50aにおき、定着作動
時には転写位置50bまで下降させ、そして、転写終了
後は、頭出し位置50aに戻す。ヒートローラ50の上
下移動に伴って繰り出されるコートフィルムYの量を最
小限に止め、情報カードXに対する強化保護コートフィ
ルムY2の位置ずれ誤差を低減するためであり、且つ、
強化保護コートフィルムY2に予備加熱を与えるためで
ある。また、特定画像入りホログラムコートフィルムY
3を取り扱う場合は、ヒートローラ50を、予め中間の
頭出し位置50aにおき、転写作動時には転写位置50
bまで下降させ、そして、転写終了後は最上位の交換位
置50cに戻す。強化保護コートフィルムY2の場合の
ように頭出し位置50aに戻さない理由は、特定画像入
りホログラムコートフィルムY3は強化保護コートフィ
ルムY2よりも薄いため、中間の頭出し位置50aに戻
しておくと、特定画像入りホログラムコートフィルムY
3に熱ストレスによる伸びやしわが発生したり、ホログ
ラム部分が変質したりする。そこで、ヒートローラ50
を特定画像入りホログラムコートフィルムY3から離す
ことによりこれを防止するものである。ホログラムコー
トフィルムY1又はホログラム層を持たない通常のコー
トフィルムY4を取り扱う場合は、正確な位置決めを行
う必要がないため、ヒートローラ50を、最上位の交換
位置50cから最下位の転写位置50bまで下降させ、
転写終了後は最上位の交換位置50cに戻す。フィルム
無しの場合は、上記ホログラムコートフィルムY1と同
様な動作を行う。 (e) カード送り制御器及びフィルム送り制御器の動作 情報カードXがコートフィルムYの転写開始位置に位置
付けられた後、CPUから転写開始信号STが、カード
送り制御器105,フィルム送り制御器106に与えら
れる。カード送り制御器105は、転写時においては、
上記の如く読み出されて与えられる搬送速度データ(平
均速度V1,V2,V3)に基づいて、カード搬送モー
タ76を制御し、情報カードXを平均速度Vで搬送す
る。そして、転写領域が全て転写された時点で、転写を
終了する。フィルム送り制御器106は、所定の1コマ
分が送れるように巻取モータ70を制御し、コートフィ
ルムYの送りを制御する。 (v) カード両面オーバコート処理 (a) 概要 図16に、カードの両面オーバコート処理方法の概要を
示す。オーバコート装置の制御部84は、電源投入後、
装置本体1内の光学式センサーにより、カードの有無を
検知し(ステップ(1))、カードが有ればエラー処理を
行う。ここでチェックの対象となる光学式センサーは、
カード搬送方向に見て、入口側ローラ対6の直後に設け
た入口カードセンサS21と、排出側ローラ対11の直
後に設けた出口カードセンサS22とがある。またカー
ド反転ユニット5A,5Bについては、入口側の第1カ
ード検出センサセンサS1,中間の第2カード検出セン
サS2、反転ユニット5A,5B間の第3カード検出セ
ンサS3がある。ジャムが発生していなければ、次のよ
うに処理する。まずカードの片面(表面)に対して、オ
ーバコートユニット7にて所定のコートフィルムYによ
る転写を行い(ステップ(2))、エラーの発生をチェッ
クする(ステップ(3))。ここで、ステップ(3)における
エラー発生を検知する手段は、カードのジャム検知手段
とコートフィルムYの巻取エラー検知手段である。この
実施例の場合、カードのジャム検知は、カード検出セン
サS21又はS22により、所定搬送パルス以内又は所
定時間内にカードが通過し終えるか否かを監視すること
により行う。またフィルムの巻取エラー検知手段は、マ
ークセンサS23,S24により構成され、所定の送り
パルス数で次の面(コマ)のマークが検出されるか否か
を監視することによりエラーが検知される。表面のオー
バコートが済んだカードは、転送部5にてその表裏が反
転され(ステップ(4))、同様にエラーの発生をチェッ
クする(ステップ(5))。そして、当該カードの裏面
に、オーバコートユニット7にて所定のコートフィルム
Yによる転写を行い(ステップ(6))、エラーの発生を
チェックする(ステップ(7))。エラーがなければ、排
出スタッカ12に送って正常終了したカードとしてスタ
ックする(ステップ(8))。エラーが発生した場合は、
そのカート位置から転送部5まで異常カードを送り(ス
テップ(9))、転送部5により当該異常カードを第2搬
送パス16に引き渡し(ステップ(10))、リジェクト部
15からリジェクトする(ステップ(11))。 (b) 表面へのオーバコート処理 図17〜図18に、カードの両面オーバコート処理方法
の詳細を示す。記録媒体供給部2からカード供給ローラ
14で送り出され、搬送パス4内に受け入れられた情報
カードXは、スキュー補正されつつ順方向に搬送され
(ステップS1)、カードの基準位置の決定がなされる
(ステップS2)。図18に、このカードの基準位置の
決定の仕方を、サブルーチンとして示す。即ち、まず情
報カード後端が、入口カードセンサS21を通過するに
至る(ステップS31)。その後、情報カードXは、搬送
パス4を逆送して、当該情報カードXの後端が入口カー
ドセンサS21を完全に遮光する位置まで戻される(ス
テップS32,S33,S34)。次に、情報カードXは再び
ヒートローラ50方向に送られ、この入口カードセンサ
S21がカード後端を検知した位置を基準位置とする
(ステップS3)。これにより搬送系のバックラッシュ
等の誤差が除去され、情報カードXの後端が入口カード
センサS21の位置に正確に合わせられる。そこで、こ
のカードセンサS21が情報カードXの後端を検出した
位置を基準位置として、情報カードの転写すべき位置、
ここでは情報カードXの先端エッジまでカードを送るの
に要するカウント値を計数し始める。そして、この所定
のカウント値に達する点までカードを送ることにより、
カードをコートフィルムYの転写開始位置に合わせる
(ステップS4,S5)。情報カードXが正確にコート
フィルムYの転写開始位置に送られたならば、そこから
コートフィルムYを、当該フィルムに適合した上述の熱
エネルギー条件(温度及び速度)で、カードに溶着転写
する(ステップS6)。そして、当該カード全域に対し
てオーバコートできたこと、つまり上記基準位置から計
算したカウント値が所定のパルス数値に達したことを確
認して(ステップS7)、転写を禁止し、モータを停止
させる(ステップS8,S9)。 (c) カードの表裏反転 次に、カード裏面に転写をすべく、まず、カードを逆方
向に搬送する(ステップS10)。カードが転送部5まで
送られて、第1反転ユニット5Aの中央部に位置する第
2カード検出センサS2によりカード後端(逆送方向先
端)が検知されたならば(ステップS11)、そこからカ
ードを所定量だけ更に送って、カード中央部を第1反転
ユニット5Aの中央部に一致させた状態で、カードを第
1反転ユニット5Aで保持させる(ステップS12)。そ
の際、上記第1反転ユニット5Aは180゜回転した状
態、すなわち、搬送ローラ17が上方に位置する状態で
カードを受け取る。(但し、電磁クラッチを使用する場
合は、この動作を必要としない。)ここで、反転駆動モ
ータ32を作動させ、回転位置検出センサー24と共働
して、第1反転ユニット5Aを正面から見て反時計方向
に180゜回転させ、カードの表裏を反転する(ステッ
プS13)。 (d) 裏面へのオーバコート処理 次いで、この表裏が反転されたカードを、順方向に搬送
し(ステップS14)、かつそのカードの位置を算出する
ための基準位置を決定した後(ステップS15,S31〜S
34)、該基準位置からカードを順方向に搬送する(ステ
ップS16)。そして、この基準位置より、情報カードの
転写すべき位置(ここでは情報カードXの先端エッジ)
までカードを送るのに要するカウント値を計数し始める
(ステップS17)。そして、この所定のカウント値に達
する点より、当該カードに対するコートフィルムYの転
写を開始する(ステップS18,S19)。この転写も、使
用するコートフィルムYに適合した上述の熱エネルギー
条件(温度及び速度)の下で行われる。当該カード全域
に対するオーバコートが終了した時点、つまり上記基準
位置から計算したカウント値が所定のパルス数値に達し
た時点で(ステップS20)、転写を停止する(ステップ
S21)。そして、カードを順方向に搬送し、排出スタッ
カ12に排出して処理を終了する(ステップS22)。か
くして、両面がコートフィルムYで被われた情報カード
が自動的に得られた。 (2)第2の実施形態 上記図、図2、図4〜図21に示した第1の実施形態で
は、転送部5をオーバコートユニット7の入口側に設け
たが、本発明はこれに限定されるものではない。図3
は、転送部5をオーバコートユニット7の出口側に設け
た実施形態を示すものであり、請求項4に対応するもの
ある。リジェクト部15も、装置本体1の記録媒体排出
部3が設けられている側において、排出スタッカ12よ
り下方に設けられている。そして、記録媒体排出部3に
続く第2搬送パス16を構成するように第2反転ユニッ
ト5Bが配設されている。即ち、図3に示す情報記録媒
体のオーバコート装置は、装置本体1の一方側に記録媒
体供給部2を、またこれと対向する他方側に記録媒体排
出部3を設け、該記録媒体供給部2と記録媒体排出部3
との間に記録媒体を搬送する第1搬送パス4を形成し、
この第1搬送パス4の途中には、第1搬送パス4を送ら
れてくる情報記録媒体Xをプラテンローラ9で支持し、
当該情報記録媒体たるカードXの表面を被ってオーバコ
ートフィルムYを重ね、その上方から加熱手段たるヒー
トローラ50により熱を与えてオーバコートフィルムを
転写するオーバコートユニット7を配設した情報記録媒
体のオーバコート装置において、装置本体1の上記一方
側には上記記録媒体供給部2の下方にカードXのリジェ
クト部15を設け、上記記録媒体供給部2とオーバコー
トユニット7との間に転送部5を設け、上記転送部5
は、上記第1搬送パス4の途中に位置しカードXを受け
入れて保持した後にカードXの表裏を反転して送り出す
ことのできる第1の反転ユニット5Aと、上記第1搬送
パスの下方の第2搬送パス16に設けられ、上記第1の
反転ユニット5Aとの間でカードXを受け渡しができ且
つ受け取ったカードXをリジェクト部15に排出するこ
とができる第2の反転ユニット5Bとを含む構成とした
ものである。なお、第1搬送パス4には、転送部5と記
録媒体排出部3との間に搬送ローラ対11bが追加され
ている。この図3の実施形態の場合も、図16のカード
表面のオーバコート処理、カードの表裏反転、カード裏
面のオーバコート処理、スタックという動作を行う。但
し、図3の場合、カード表面のオーバコート処理の後、
カードはそのまま順方向に送られて転送部5で表裏が反
転される。その後、搬送パス4を逆送してカード後端と
入口カードセンサS21との関係にてカード基準位置の
位置決め処理がなされる。そして、順方向にカードが送
られて、所定の転写位置からオーバコートフィルムの転
写処理がなされ、排出スタッカ12に排出される。また
ジャム等したエラーカードは、転送部5で第2搬送パス
16に移され、リジェクト部15より排出される。 (3)第3の実施形態 上記図1〜図21の実施形態では、転送部5として、第
1反転ユニット5A及び第2反転ユニット5Bを有する
構成のものを用いたが、第1反転ユニット5Aだけから
成る転送部5として構成することもできる。図22は、
第1反転ユニット5Aだけから成る転送部5を、オーバ
コートユニット7の入口側に設けた例であり、請求項1
に対応する。即ち、装置本体1の一方側に記録媒体供給
部2を、またこれと対向する他方側に記録媒体排出部3
を設け、該記録媒体供給部2と記録媒体排出部3との間
に記録媒体を搬送する搬送パス4を形成し、この搬送パ
ス4の途中には、搬送パス4を送られてくる情報記録媒
体Xをプラテンローラ9で支持し、当該情報記録媒体X
の表面を被ってオーバコートフィルムYを重ね、その上
方から加熱手段50により熱を与えてオーバコートフィ
ルムを転写するオーバコートユニット7を配設した情報
記録媒体のオーバコート装置において、上記記録媒体供
給部2とオーバコートユニット7との間に、情報記録媒
体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を反転
して送り出すことのできる反転ユニット(5A)を含む転送
部(5)を設けたものである。カード両面のオーバコート
処理は図17で説明した通りである。第1反転ユニット
5Aだけから成る転送部5は、次のように構成するとよ
い。即ち、第1の搬送ローラ対と第2の搬送ローラ対を
搬送方向の前後に並置して搬送路を構成した回転体を、
その回転体の両側から突出する回転中心軸により支持枠
に回転自在に支承すると共に、この回転中心軸を反転用
モータで回転駆動する反転駆動系と、上記回転中心軸に
回転自在に支承した回転部材に搬送用モータの回転力を
伝達し更に該回転部材から上記第1及び第2の搬送ロー
ラに回転力を伝達する搬送駆動系であって、反転動作時
に上記第1及び第2の搬送ローラが共廻りしないように
途中に一方向クラッチを介在させた搬送駆動系とを設け
る。 (4)第4の実施形態 図23は、第1反転ユニット5Aだけから成る転送部5
を、オーバコートユニット7の出口側に設けた例でり、
請求項2に対応する。即ち、装置本体1の一方側に記録
媒体供給部2を、またこれと対向する他方側に記録媒体
排出部3を設け、該記録媒体供給部2と記録媒体排出部
3との間に記録媒体を搬送する搬送パス4を形成し、こ
の搬送パス4の途中には、搬送パス4を送られてくる情
報記録媒体としての情報カードXをプラテンローラ9で
支持し、当該情報カードXの表面を被ってオーバコート
フィルムYを重ね、その上方から加熱手段たるヒートロ
ーラ50により熱を与えてオーバコートフィルムを転写
するオーバコートユニット7を配設した情報記録媒体の
オーバコート装置において、上記オーバコートユニット
7と記録媒体排出部3との間に、情報カードXを受け入
れて保持した後に情報カードXの表裏を反転して送り出
すことのできる反転ユニット5Aを含む転送部5を設け
たものである。カード両面のオーバコート処理は図3の
場合に準ずる。第2搬送パス16及びリジェクト部15
を持たないため、ジャム等したエラーカードを正常なカ
ードと区別して排出させることはできないが、転送部5
が第1反転ユニット5Aだけから成るため、構成が簡単
であるという利点がある。 (5)第5の実施形態 図24から図41に示す実施形態における情報カードの
オーバコート装置は、昇華型フルカラープリンタ201
に装置本体1をオプション装置として接続した構成もの
であり、全体として情報カード発行システムを構築して
いる。 (i)プリンタの作用 まず昇華型フルカラープリンタ201で、図19に示し
た身分証明証の情報カードXを発行するための未記録カ
ードの表面に、必要なID文字x1や所有者写真x2が
印刷され、同未記録カードの裏面に設けられた磁気記録
層x3に磁気コード化された情報が書き込まれる。そし
て、得られた情報カードXは、同プリンタ201に続く
オプション装置即ち情報カードのオーバコート装置本体
1に送られ、ここで、情報カードXの表面が、ホログラ
ムコートフィルムY1や強化保護コートフィルムY2等
のコートフィルムYで覆われる。 (a) 構成の概要 図24に示す実施形態は、図35の場合と同様に、第1
の記録部(プリンタユニット)206の他に第2の記録
部(エンコーダユニット)をも具備するプリンタ(情報
記録装置)201を、オーバコート装置本体1に前置し
たものである。図24において、プリンタ201には、
記録媒体供給部2と排出口203との間の第1搬送パス
204に、転送部5と第1の記録部206が設置されて
いる。上記第1の記録部206の下方には第2の記録部
207が設置されている。さらに、記録媒体供給部2の
下方には異常記録媒体(エラーカード)を排出するリジ
ェクト部15が、設けられている。また装置本体1の記
録媒体排出部3の外部には、正常に作成された情報カー
ドXを収納するスタッカ12が設けられている。この図
24の実施形態は請求項11に対応する。即ち、装置本
体1の一方側に記録媒体受入口19を、これと対向する
他方側に記録媒体排出部3を設け、該記録媒体受入口1
9と記録媒体排出部3との間に記録媒体を搬送する搬送
パス4を形成し、この搬送パス4の途中には、搬送パス
4を送られてくる情報記録媒体としての情報カードXを
プラテンローラ9で支持し、当該情報カードXの表面を
被ってオーバコートフィルムYを重ね、その上方から加
熱手段たるヒートローラ50により熱を与えてオーバコ
ートフィルムを転写するオーバコートユニット7を配設
した情報記録媒体のオーバコート装置において、上記装
置本体1には、プリンタ201を前置し、該プリンタ2
01にはその一方側に記録媒体供給部2を、これと対向
する他方側に上記記録媒体受入口19と接続される記録
媒体排出口203を設け、上記プリンタ201の一方側
には上記記録媒体供給部2の下方に記録媒体のリジェク
ト部15を設け、上記記録媒体供給部2と記録媒体排出
口203との間に記録媒体を搬送する第1搬送パス20
4を形成し、該プリンタ201の第1搬送パス204の
途中には、記録媒体の少なくとも片面上に画像、文字、
その他の情報を印刷記録するプリンタユニット206を
設け、上記プリンタユニット206の下方には、上記記
録媒体リジェクト部15に対応する第2搬送パス16を
形成するように、記録媒体に電気的、磁気的又は光学的
記録をなすエンコーダユニット207を設け、上記記録
媒体供給部2とプリンタユニット206との間に転送部
5を設け、上記転送部5は、上記第1搬送パス4の途中
に位置し情報カードXを受け入れて保持した後に情報カ
ードXの表裏を反転して送り出すことのできる第1の反
転ユニット5Aと、上記第1搬送パスの下方の第2搬送
パス16に設けられ、上記第1の反転ユニット5Aとの
間で記録媒体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体
を上記リジェクト部15に排出することができる第2の
反転ユニット5Bとを含むものである。前記第1の記録
部206は、記録媒体としてのカードXに顔写真等のカ
ラー画像を転写印刷するとともに黒色印字を行い、さら
に保護層を被覆するプリンタユニットで構成されてい
る。しかし、プリンタ側で保護層を被覆することは必ず
しも必要ではない。第2の記録部207は、カードXの
データ記録部(磁気記録部またはIC記録部)に情報を
磁気的または電気的に記録するエンコーダユニットで構
成されている。しかし、記録媒体に電気的、磁気的又は
光学的記録のいずれかにより記録をなすエンコーダユニ
ットであればよい。 (b) 第1の記録部(プリンタユニット) 第1の記録部206は、カードXの搬送路を構成する要
素として、カードXの搬送方向に順次、第1キャプスタ
ンローラ261、プラテンローラ263、第2キャプス
タンローラ262、および記録媒体排出部3に臨む送出
ローラ266が配設され、これらによって搬送ユニット
が構成されるとともに、プラテンローラ263に対して
サーマルヘッド209が転写フィルムFを介して圧接可
能である。これらの具体的構造を図26から図29に沿
って説明する。上記第1キャプスタンローラ261およ
び第2キャプスタンローラ262は、その両端に延びる
第1キャプスタン軸261aおよび第2キャプスタン軸
262aによって前記内部フレーム1a,1bに回転自
在に支持される。この第1キャプスタンローラ261お
よび第2キャプスタンローラ262(グリップローラ)
は略カードXの幅に匹敵する長さを有し、その中心部分
の上方には幅の小さい第1ピンチローラ264および第
2ピンチローラ265が、前後方向に延びる第1ピンチ
軸264aおよび第2ピンチ軸265aに回転自在に支
持されている。両ピンチローラ264,265は金属製
であるとともに、カードXとの接触面積の小さい樽型に
形成され、後述の固定ガイド276および可動ガイド2
77によるカードXの整列移動を許容している。また、
前記第1ピンチ軸264aおよび第2ピンチ軸265a
はスプリング68が掛けられて下方に付勢され、第1ピ
ンチローラ264および第2ピンチローラ265を第1
キャプスタンローラ261および第2キャプスタンロー
ラ262側に付勢している。両者は圧接せずカードXの
厚みより小さい間隔で離れている。また、送出ローラ2
66は前後方向に延びる送出軸266aによって支持さ
れるとともに、その上方には第3ピンチローラ267が
両端軸部267aに掛けられたスプリング269によっ
て下方に付勢されて配設されている。一方、前記プラテ
ンローラ263は前後方向に延びるプラテン軸263a
によって回転自在に支持され、プラテンモータ270の
駆動力が伝達されて印刷時に高精度にカードXを搬送す
る。またこのプラテンローラ263を介して第1および
第2キャプスタンローラ261,262、送出ローラ2
66の駆動が行われる。この駆動系を説明すれば、プラ
テン軸263aの後端部には第4駆動ギヤG4が、さら
に後端には第2キャプスタンローラ駆動用の第1伝達プ
ーリP31が固着されるとともに、該プラテン軸263
aの前端部には第1キャプスタンローラ駆動用の第2伝
達プーリP32が固着されている。また、第1キャプス
タン軸261aの前端部には第3伝達プーリP33が固
着されプラテン軸263aの前端第2伝達プーリP32
との間にタイミングベルトB6が掛けられる。この第1
キャプスタン軸261aの後端部にはクリーニングロー
ラ駆動用伝達プーリP34が固着され、前記クリーニン
グローラ45に対する伝達プーリP38との間にタイミ
ングベルトB9が掛けられる。一方、第2キャプスタン
軸262aには後端部に第5伝達プーリP35が固着さ
れ、前記プラテン軸263aの後端第1伝達プーリP3
1との間にタイミングベルトB7が掛けられる。されに
第2キャプスタン軸262aの前端部には送出ローラ駆
動用伝達プーリP36が固着され、送出軸266aの前
端部に設けられた伝達プーリP37との間にタイミング
ベルトB8が掛けられる。そして、前記後内部フレーム
1bの補助フレーム1cにはプラテンモータ270(ス
テッピングモータ)が取り付けられ、このプラテンモー
タ270の駆動軸270aには第1駆動ギヤG1が固着
されている。また、プラテンモータ270とプラテン軸
263aとの間には中間軸272が配設され、この中間
軸272に第1駆動ギヤG1と噛合する第2駆動ギヤG
2および前記第4駆動ギヤG4と噛合する第3駆動ギヤ
G3が一体に回転するように支持されている。このギヤ
列により減速されてプラテンローラ263に回転が伝達
される。なお、プラテンローラ263と第1キャプスタ
ンローラ261との間には、カードXの位置検出用にフ
ォトインタラプタによるカード検出センサ274(図2
7)が設置されている。また、搬送路の後方側には第1
キャプスタンローラ261および第2キャプスタンロー
ラ262の近傍においてカードXの一方側を案内する固
定ガイド276が配設されるとともに、前側にはカード
Xの他側を案内する可動ガイド277が配設されてい
る。可動ガイド277は左右両端が搬送路から離れる前
方向に屈曲し、この両端の下端部がピン278によって
中央フレーム280に回動自在に支持されている。さら
に、可動ガイド277の中央下端部にスプリング279
(図28参照)の一端が連結されて、該可動ガイド27
7は上端部が搬送路側に傾動し、カードXの他側を押し
て一側を前記固定ガイド276に接触させる。なお、前
記第1および第2プラテンローラ261,262の両側
には、搬送路に沿って下面を形成する端部プレート28
1,281が設置されている。次に、前記プラテンロー
ラ263の上にはサーマルヘッド209を内装したサー
マルヘッドユニット290(図25参照)が接離移動可
能に設けられている。このサーマルヘッドユニット29
0はホルダー291の先端部にプラテンローラ263に
圧接可能なサーマルヘッド209(ラインヘッド)を有
し、該サーマルヘッド209とプラテンローラ263と
の間に転写フィルムFが介装される。サーマルヘッドユ
ニット290は、ホルダー291が図示しないガイドに
沿って上下動自在に配設されるとともにスプリングによ
って上方に付勢され、上端部が昇降アーム292の先端
に当接して停止する。昇降アーム292は軸292aに
よって揺動自在に支持され、ねじりバネ293によって
先端部が下方に付勢されている。また、その中間ホロア
部292bが昇降用カム294のカム面に当接するもの
であり、昇降用カム294の回転に応じて昇降アーム2
92が上下揺動しそれに応じてサーマルヘッド209が
昇降移動するように構成されている。なお、上記サーマ
ルヘッド209に隣接して冷却用の空冷ファン295が
設置されている。前記転写フィルムFは、繰出し部と巻
取り部をサーマルヘッド挿入部分を挟んで両側に有する
カセット297の繰出し軸297aに巻かれて収容さ
れ、先端は反対側の巻取り軸297bに巻かれ、巻取り
軸297b側の巻取りローラ298の駆動によってフィ
ルム送りが行われる。この転写フィルムFはカラー印刷
と黒字印刷と保護膜の形成が可能なように、カードXの
大きさに相当する転写層が面順次に形成されている。上
記転写層は、例えば、3色の熱昇華性インクで構成され
たカラー印刷用のイエロー転写部、マゼンタ転写部、シ
アン転写部と、黒色転写部と、保護膜形成用のオーバー
コート転写部とが、順次繰り返して形成されている。上
記第1の記録部206による印刷は、まず、送られてき
たカードXに転写フィルムFを介してサーマルヘッド2
09を当て、プラテンモータ270の駆動によってプラ
テンローラ263および両キャプスタンローラ261,
262を回転させてカードXを高精度に搬送しつつ、パ
ソコンからの画像信号に応じて所定のパターンでサーマ
ルヘッド209の加熱制御を行い、カードXの往復移動
と転写フィルムFの送りと、サーマルヘッド209の上
下動とを連係して作動制御する。 (c) 第2の記録部(エンコーダユニット) 次に、第2の記録部207としての磁気エンコーダユニ
ットの例について説明する。第2の記録部207は、例
えば3対の搬送ローラ99を内装して図24,図25の
右から左方向に、逆に左から右方向にカードXを搬送可
能であり、この搬送経路に沿ってカードXの磁気ストラ
イプに接して情報を磁気記録する図示しない磁気記録ヘ
ッドと、記録された情報を読み取る読取りヘッドとを備
えている。また、その制御回路には書き込んだ情報と読
み取った情報とを照合し、所定の情報が書き込まれてい
るか否かの記録状態の異常を判別する判別手段を備えて
いる。この判別手段によって書込みエラーが生じた場合
には、その信号に基づき第2の記録部207から第2反
転ユニット5Bに送出されたカードX(異常記録媒体)
は、この第2反転ユニット5Bの右方向への搬送によっ
てリジェクト部15に排出される。上記第2の記録部2
07によるエンコーダ書込み処理のフローチャートを図
30に示す。第2の記録部207にカードXが搬入され
ると、パソコンから送出されたデータに基づき、これを
変換したエンコードデータを磁気記録ヘッドによってカ
ードXのデータ記録部(磁気ストライプ)に書き込む
(ステップS1)。次に上記データ記録部に書き込まれ
たデータを読取りヘッドによって読み込む(S2)。そ
して、記録状態を判別する判別手段として、ステップS
3で読み込んだデータと書き込んだデータとを比較照合
し、両データが一致しているときには正常判定によりそ
のままエンコーダ書込みを終了して、カードXを第2反
転ユニット5Bに搬送し、次の工程に移行する。一方、
上記照合が不一致で書込み不良が生じている場合には、
ステップS4を経て前記ステップS1に戻り、再度エン
コードデータの書込みを行う。この書込みを所定回数
(例えば3回)繰り返してもステップS3の照合が不一
致の場合にはステップS4のYES判定で、エラーカー
ドとしてエンコーダ異常の終了処理を行う。なお、第2
の記録部207によってカードXに正常にデータの書込
みを行った後に、搬送系統でエラーが発生してエラーカ
ードとなった場合には、機密保持の観点から上記データ
記録部に書き込んだ磁気データは消去した後にカードX
をリジェクト部15に排出するものである。上記のよう
に構成された情報記録装置たるプリンタの作用を説明す
る。本例においては、第1の記録部206および第2の
記録部207ともに右側に搬入口が設定され、記録媒体
供給部2と搬入口との間には転送部5が設置されている
が、第2の記録部207の左側には記録媒体排出部3が
設置されていない。そこで、この情報記録装置を使用し
てカードXに印刷記録を行うとともに、第2の記録部2
07においては、情報記録を行うについて、前記転送部
5によってスイッチバック方式のカード搬送を行う。こ
のカードXの搬送経路の例を図31〜図34に示す。 (d) 搬送例1 この搬送経路は図31に示し、本例はカードXの片面に
印刷し、情報記録を印刷より先に行うものである。まず
記録媒体供給部2からのカードXは転送部5の第1反転
ユニット5Aに送られ、搬送駆動モータ26の駆動によ
って搬送され、第2センサーS2によってカードXの先
端を検出後、この検出に基づき所定量搬送して第1反転
ユニット5Aのセンターで停止する。この後、反転駆動
モータ32の駆動により、第1反転ユニット5Aを正面
から見て反時計回りに90゜回転させた状態で、カード
Xを搬送して第2反転ユニット5Bに渡す。搬送された
カードXは、第3センサーS3によって先端が検出され
て、第2反転ユニット5Bのセンタで停止する。続い
て、第2反転ユニット5Bを時計回りに90゜回転させ
て元の状態に戻してから、カードXを搬送して第2の記
録部207に送り込む。そして、この第2の記録部20
7で情報書込みを行い、書込みが終わったカードXを逆
方向に搬送して、第2反転ユニット5BがカードXを受
け取る。次に第2反転ユニット5Bを時計回りに90゜
回転させた状態で第1反転ユニット5AにカードXを渡
してセンタに停止した後、反時計回りに90゜回転させ
て元の位置に回転してから、第1反転ユニット5Aから
搬送ローラ対246を介して第1の記録部206にカー
ドXを送り込む。この第1の記録部206でカードXの
片面(上面)に印刷を行う。印刷後のカードXは記録媒
体排出部203から装置本体1側に引き渡される。 (e) 搬送例2 この搬送経路は図32に示し、本例は上記搬送例1にお
いて両面印刷を行う場合である。まず、上記と同様に記
録媒体供給部2からのカードXは第1反転ユニット5A
に送られ、これを90゜回転させて第2反転ユニット5
Bに渡し、第2の記録部207に送り込む。そして、こ
の第2の記録部207で情報書込みを行い、書込みが終
わったカードXを第2反転ユニット5Bに戻し、次に第
2反転ユニット5Bを90゜回転させて第1反転ユニッ
ト5AにカードXを渡して、元の位置に回転してから第
1反転ユニット5Aから第1の記録部206にカードX
を送り込む。この第1の記録部206でカードXの表面
に印刷を行い、印刷の終わったカードXを逆方向に搬送
して第1反転ユニット5Aに戻す。その際、上記第1反
転ユニット5Aは180゜回転させた状態、すなわち、
搬送ローラ17が上方に位置する状態でカードXを受け
取り、センタに停止させるものであり、その後、第1反
転ユニット5Aを反時計回りに180゜回転させてカー
ドXの表裏を反転させて、裏面が上に向いた状態のカー
ドXをクリーニング手段8を介して第1の記録部206
に搬送し、同様に裏面の印刷を行う。この印刷後のカー
ドXは、そのまま記録媒体排出部203からオーバコー
ト装置本体1に排出するか、両面のデータ記録部に情報
書込みを行う場合には、前記と同様にして第2の記録部
207に搬送して情報記録した後に第1の記録部206
を介して排出するものである。なお、両面のデータ記録
部に情報記録を行う場合に、片面の情報書込みと印刷を
終了した時点で、第1反転ユニット5A(または第2反
転ユニット5B)によってカードXを反転させ、再び第
2の記録部207に転送して裏面のデータ記録部に書込
みを行った後に、第1の記録部206に搬送して裏面の
印刷を行うようにしてもよい。また、印刷処理の前に、
第2反転ユニット5Bの反転作動によって第2の記録部
207で両面のデータ記録部に書込み処理を行った後、
第1の記録部206で両面印刷を行って排出するように
してもよい。 (f) 搬送例3 この搬送経路は図33に示し、本例はカードXの片面に
先に印刷してから情報記録を行うものである。まず記録
媒体供給部2からのカードXは転送部5の第1反転ユニ
ット5Aに送られ、この第1反転ユニット5Aから第1
の記録部206にカードXを送り込む。この第1の記録
部206でカードXの片面に印刷を行う。印刷後のカー
ドXは逆方向に搬送して第1反転ユニット5Aに戻し、
これを90゜回転させて第2反転ユニット5Bに渡し、
第2反転ユニット5Bをもとの状態に戻してから第2の
記録部207に送り込む。そして、この第2の記録部2
07で情報書込みを行い、書込みが終わったカードXを
第2反転ユニット5Bに戻し、次に第2反転ユニット5
Bを90゜回転させて第1反転ユニット5AにカードX
を渡して、第1の記録部206を介して排出口203か
らオーバコート装置本体1に排出する。 (g) 搬送例4 この搬送経路は図34に示し、本例は上記搬送例3にお
いて両面印刷を行う場合である。まず、記録媒体供給部
2からのカードXは、同様に第1反転ユニット5Aから
第1の記録部206に送られ、この第1の記録部206
でカードXの表面に印刷を行ってから第1反転ユニット
5Aに戻し、第2反転ユニット5Bに渡して第2の記録
部207に送り込む。そして、この第2の記録部207
で表面に情報書込みを行ったカードXを第2反転ユニッ
ト5Bに戻し、第1反転ユニット5AにカードXを渡し
て、この第1反転ユニット5Aを180゜反転した状態
で第1の記録部206に送って裏面の印刷を行う。この
印刷後のカードXは、そのまま記録媒体排出部203か
らオーバコート装置本体1に排出するか、両面のデータ
記録部に情報書込みを行う場合には、前記と同様にして
第2の記録部207に搬送して情報記録した後に第1の
記録部206を介して排出するようにしてもよい。な
お、両面のデータ記録部に情報記録を行う場合に、片面
の印刷と情報書込みを終了した時点で、第2の反転ユニ
ットを180゜回転させてカードXを反転させて再び第
2の記録部207に送って裏面のデータ記録部に書込み
を行った後に、第1の記録部206に搬送して裏面の印
刷を行うようにしてもよい。また、第1反転ユニット5
Aの反転作動により第1の記録部206で両面印刷を先
に行ってから、第2の記録部207に搬送し、同様に第
2反転ユニット5Bの反転作動によって第2の記録部2
07で両面のデータ記録部に書込み処理を行った後、第
1の記録部206を介して排出するようにしてもよい。 (ii) 両面のオーバコート 上記第1記録部206及び第2記録部207で片面又は
両面にID文字や所有者写真又は磁気コードを記録され
た情報カードXは、オーバコート装置本体1に引き渡さ
れる。オーバコート装置本体1は、これらの情報カード
を受け入れ、まず、カードの片面に対して上記オーバコ
ートフィルムYの転写を行う。この片面にオーバコート
の施された情報カードXは、その後、裏面のオーバコー
トを行う目的で、第1搬送パス4を逆送してプリンタ2
01側に戻され、更に第1搬送パス204を逆送して、
転送部5の第1反転ユニット5Aに把持される。ここで
第1反転ユニット5Aが、カードXを抱いた状態で18
0度方向を変換して、カードの表裏を反転させる。反転
した情報カードXは、第1搬送パス204上を順方向に
送られ、第1記録部206を通過して、オーバコート装
置本体1へ再び引き渡される。オーバコート装置本体1
にて、上記情報カードの裏面に対し、オーバコートフィ
ルムYの転写が行われる。情報カードの表面と裏面の両
方にオーバコートフィルムが施された情報カードは、カ
ードスタッカ12に排出される。かくして、プリンタ2
01の転送部5を装置本体1と兼用して、情報カードの
表面と裏面の両方にオーバコートフィルムを施し、情報
カードの表裏を自動的にフィルムでラミネートすること
ができる。なお、オーバコート装置本体1においてジャ
ム等のエラーが生じた場合、そのカードはその位置から
搬送パス4及びプリンタ201の第1搬送パス204を
逆送され、転送部5にて第2搬送パス216に引き渡さ
れ、第2反転ユニット5Bにより第2リジェクト部15
へ排出される。この図24の実施形態の利点は、プリン
タ201に存する転送部5、つまり印刷をカードの表と
裏に行う目的や、エラーとなったカードを正常なものと
区別して排出させる目的等で設けられている転送部5
を、オーバコート装置本体1のカードの表裏反転のため
に兼用することができる点にある。 (6)第6の実施形態 図35の情報記録装置は、装置本体1の一方側の上部の
記録媒体供給部2と、他方側の上部の記録媒体排出部2
03との間に、第1の記録部206と転送部5が図24
の実施形態と逆の順に設置されている。上記第1の記録
部206の下方に第2の記録部207が、記録媒体供給
部2の下方にリジェクト部15が設置されている点は同
じである。また、第2の記録部207(エンコーダユニ
ット)についても、基本構造は前例と同様のものである
が、その搬入口は反対側に位置し、搬入口と反対側のリ
ジェクト部15に面する部分には、エラーカードの排出
口が設けられている。また、転送部5は、前例と同様に
上方の第1反転ユニット5Aと下方の第2反転ユニット
5Bとを備え、搬送ローラ17によるカードXの搬送
と、回転枠20の回転によるカードXの90゜回転と1
80゜回転とが行えるように設けられている。この図3
5の実施形態は、請求項12に対応する。即ち、装置本
体1の一方側に記録媒体受入口19を、これと対向する
他方側に記録媒体排出部3を設け、該記録媒体受入口1
9と記録媒体排出部3との間に記録媒体を搬送する搬送
パス4を形成し、この搬送パス4の途中には、搬送パス
4を送られてくる情報記録媒体としての情報カードXを
プラテンローラ9で支持し、当該情報カードXの表面を
被ってオーバコートフィルムYを重ね、その上方から加
熱手段たるヒートローラ50により熱を与えてオーバコ
ートフィルムを転写するオーバコートユニット7を配設
した情報記録媒体のオーバコート装置において、上記装
置本体1には、プリンタ201を前置し、該プリンタ2
01にはその一方側に記録媒体供給部2を、これと対向
する他方側に上記記録媒体受入口と接続される記録媒体
排出口203を設け、上記プリンタ201の一方側には
上記記録媒体供給部2の下方に記録媒体のリジェクト部
15を設け、上記記録媒体供給部2と記録媒体排出口2
03との間に記録媒体を搬送する第1搬送パス204を
形成し、該プリンタ201の第1搬送パス204の途中
には、記録媒体の少なくとも片面上に画像、文字、その
他の情報を印刷記録するプリンタユニット206を設
け、上記プリンタユニット206の下方には、上記記録
媒体リジェクト部15に対応する第2搬送パス16を形
成するように、記録媒体に電気的、磁気的又は光学的記
録をなすエンコーダユニット207を設け、上記プリン
タユニット206と記録媒体排出口203との間に転送
部5を設け、上記転送部5は、上記第1搬送パス4の途
中に位置し情報カードXを受け入れて保持した後に情報
カードXの表裏を反転して送り出すことのできる第1の
反転ユニット5Aと、上記第1搬送パスの下方の第2搬
送パス16に設けられ、上記第1の反転ユニット5Aと
の間で記録媒体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒
体をエンコーダユニット207に対して受け渡しができ
る第2の反転ユニット5Bとを含むものである。 (i) プリンタの作用 このように構成された本例のプリンタ201側について
の作用を説明する。プリンタ201においては、第1の
記録部206は右側に搬入口が設定され、第2の記録部
207は左側に搬入口が設定され、第1の記録部206
の搬出口と第2の記録部207の搬入口とを連結するよ
うに転送部5が設置されていることで、この記録装置を
使用してカードXに印刷記録を行うとともに、第2の記
録部207で情報記録を行うについて、前記転送部5に
よってUターン方式のカード搬送を行うものであり、こ
のカードXの搬送経路の例を示す。 (a) 搬送例5 この搬送経路は図36に示し、本例はカードXの片面に
先に印刷してから情報記録を行うものである。記録媒体
供給部2からのカードXは、まず第1の記録部206に
送られ、この第1の記録部206でカードXの片面に印
刷を行う。印刷後のカードXは、転送部5の第1反転ユ
ニット5Aに送られ、第1反転ユニット5Aを90゜回
転させて第2反転ユニット5Bに渡し、第2反転ユニッ
ト5Bをもとの状態に回転を戻してから第2の記録部2
07に送り込む。そして、この第2の記録部207で情
報書込みを行い、書込みが終わったカードXを第2反転
ユニット5Bに戻し、次に第2反転ユニット5Bを90
゜回転させて第1反転ユニット5AにカードXを渡し
て、元の位置に回転してオーバコート装置本体1に排出
する。 (b) 搬送例6 この搬送経路は図43に示し、本例は上記搬送例5にお
いて両面印刷を行う場合である。まず、記録媒体供給部
2からのカードXは、同様に第1の記録部206に送ら
れ、この第1の記録部206でカードXの表面に印刷を
行ってから第1反転ユニット5Aに送られ、第2反転ユ
ニット5Bに渡して第2の記録部207に送り込む。そ
して、この第2の記録部207で表面に情報書込みを行
ったカードXを第2反転ユニット5Bに戻し、第1反転
ユニット5AにカードXを渡して、この第1反転ユニッ
ト5Aを180゜回転してカードXの表裏を反転した状
態で再び第1の記録部206に送って裏面の印刷を行
う。この印刷後のカードXは、第1反転ユニット5Aを
介してそのままスタッカ11に排出するか、両面のデー
タ記録部に情報書込みを行う場合には、前記と同様にし
て第2の記録部207に搬送して情報記録した後に、第
2反転ユニット5Bから第1反転ユニット5Aにより排
出するようにしてもよい。なお、両面のデータ記録部に
情報記録を行う場合に、片面の印刷と情報書込みを終了
した時点で、第2の反転ユニットを180゜回転させて
カードXを反転させて再び第2の記録部207に送って
裏面のデータ記録部に書込みを行った後に、第1の記録
部206に搬送して裏面の印刷を行うようにしてもよ
い。また、第2の記録部207による情報書込みの前
に、第1反転ユニット5Aの反転作動によって第1の記
録部206で両面の印刷を行った後、第2の記録部20
7に搬送して両面のデータ記録部に書込み処理を行うよ
うにしてもよい。 (ii) 両面のオーバコート 上記第1記録部206及び第2記録部207で片面又は
両面にID文字や所有者写真又は磁気コードを記録され
た情報カードXは、オーバコート装置本体1に引き渡さ
れる。オーバコート装置本体1は、これらの情報カード
を受け入れ、まず、カードの片面に対して上記オーバコ
ートフィルムYの転写を行う。この片面にオーバコート
の施された情報カードXは、その後、裏面のオーバコー
トを行う目的で、第1搬送パス4を逆送してプリンタ2
01側に戻され、転送部5の第1反転ユニット5Aに把
持される。ここで第1反転ユニット5Aが、カードXを
抱いた状態で180度方向を変換して、カードの表裏を
反転させる。反転した情報カードXは、オーバコート装
置本体1へ再び引き渡される。オーバコート装置本体1
にて、上記情報カードの裏面に対し、オーバコートフィ
ルムYの転写が行われる。情報カードの表面と裏面の両
方にオーバコートフィルムが施された情報カードは、カ
ードスタッカ12に排出される。かくして、プリンタ2
01の転送部5を、装置本体1の反転部として兼用し
て、情報カードの表面と裏面の両方にオーバコートフィ
ルムを施し、情報カードの表裏を自動的にフィルムでラ
ミネートすることができた。なお、オーバコート装置本
体1においてジャム等のエラーが生じた場合、そのカー
ドはその位置から第1搬送パス4を逆送され、転送部5
にて第2搬送パス216に引き渡され、第2反転ユニッ
ト5Bによりエンコーダユニット207を通過して第2
リジェクト部15へ排出される。この図35の実施形態
の利点は、プリンタ201に存する転送部5を、オーバ
コート装置本体1のカードの表裏反転のために兼用する
ことができる点にある。 (7)第7の実施形態 図38〜図43に示す実施形態は、第1の記録部(プリ
ンタユニット)206のみを具備し、第2の記録部(エ
ンコーダユニット)207は具備しないプリンタ201
を、オーバコート装置本体1に前置したものである。こ
のうち図38は、プリンタ201の入口側に転送部5を
設けた形態のものであり、請求項9に対応する。即ち、
装置本体1の一方側に記録媒体受入口19を、またこれ
と対向する他方側に記録媒体排出部3を設け、該記録媒
体受入口19と記録媒体排出部3との間に記録媒体を搬
送する搬送パス4を形成し、この搬送パス4の途中に
は、搬送パス4を送られてくる情報記録媒体としての情
報カードXをプラテンローラ9で支持し、当該情報カー
ドXの表面を被ってオーバコートフィルムYを重ね、そ
の上方から加熱手段たるヒートローラ50により熱を与
えオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
ト7を配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
て、上記装置本体1には、プリンタ201を前置し、該
プリンタ201にはその一方側に記録媒体供給部2を、
またこれと対向する他方側に上記記録媒体受入口19と
接続される記録媒体排出口203を設け、上記プリンタ
201の上記一方側には上記記録媒体供給部2の下方に
記録媒体のリジェクト部15を設け、上記記録媒体供給
部2と記録媒体排出口203との間に記録媒体を搬送す
る第1搬送パス204を形成し、該プリンタ201の第
1搬送パス204の途中には、記録媒体の少なくとも片
面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録するプリン
タユニット206を設けると共に、上記記録媒体供給部
2とプリンタユニット206との間に転送部5を設け、
上記転送部5は、上記第1搬送パス4の途中に位置し情
報カードXを受け入れて保持した後に情報カードXの表
裏を反転して送り出すことのできる第1の反転ユニット
5Aと、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス16に
設けられ、上記第1の反転ユニット5Aとの間で記録媒
体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体を上記リジ
ェクト部15に排出することができる第2の反転ユニッ
ト5Bとを含むものである。詳述するに、図38に示す
プリンタ201は、その一側に、上下に記録媒体供給部
2と、カードリジェクト部15とを有する。また、この
カードスタッカ13の給送部及びリジェクト部15の各
高さ位置に対応して、プリンタ201は、その内部に、
上下に2つのカード搬送パス204,216を備えてい
る。一つは、カードスタッカ13の直下に位置にする供
給ローラ14から、他側の連結口として構成された排出
口203まで続く第1搬送パス204であり、他の一つ
は、第1搬送パス204の下方に配置され、リジェクト
部15と連続された第2搬送パス216である。これら
のうち、第1搬送パス204は、搬送部5の第1反転ユ
ニット5A、搬送ローラ246、搬送ローラ対246、
搬送ローラ対261、プラテンローラ263、搬送ロー
ラ対262、搬送ローラ対266を順次間隔を置いて配
設することにより構成される。そして、記録媒体供給部
2と排出口203との間には、転送部5と第1の記録部
206が設置されている。なお、第2搬送パス216
は、搬送部5の第2反転ユニット5B、及びリジェクト
部15により構成されている。転送部5の構成は、既に
図4〜図7について述べたものと同じである。即ち、第
1反転ユニット5Aは、記録媒体供給部2から供給され
たカードXを受け、そのまま第1の記録部206に搬送
するか、保持した状態で90゜回転して同様に90゜回
転している第2反転ユニット5Bに転送するか、逆方向
に90゜回転して第2反転ユニット5Bから送り出され
たカードXを受け取る。また、第2反転ユニット5Bは
90゜回転して第1反転ユニット5AとカードXの受け
渡しが可能であるとともに、エラーカードをリジェクト
部15に排出するものである。さらに、第1反転ユニッ
ト5Aは、180゜回転してカードXの表裏を反転して
搬送可能である。 (a) プリンタの作用 カードスタッカ13に堆積状態に置かれた未だ記録処理
がなされていないカードXは、該カードスタッカ13の
直下に位置にする供給ローラ14により、1枚ずつ第1
搬送パス204に送り出される。第1反転ユニット5A
を通ってプリンターユニット206に至った未処理カー
ドXには、プリンターユニット206において、画像情
報に基づいて駆動されるサーマルヘッド209と昇華型
カラーリボン(転写フィルム)Fとにより、未処理カー
ドXの表面にID文字x1が黒色で、所有者写真x2が
カラーで印刷記録される。第1記録部206で片面にI
D文字や所有者写真を記録された情報カードXは、片面
印刷で印刷を終了してよい場合は、そのまま順方向に送
られてオーバコート装置本体1に引き渡される。また、
他方の片面にも印刷記録したい場合は、第1搬送パス2
04を逆方向に送られて、転送部5の第1反転ユニット
5Aに入り、該第1反転ユニット5Aが180゜回転す
ることにより表裏を反転される。しかる後、順方向に搬
送されて第1記録部206で裏面に対して同様の印刷記
録がなされる。そして、順方向に送り出され、オーバコ
ート装置本体1に引き渡される。 (b) 両面のオーバコート オーバコート装置本体1は、これら情報記録が既になさ
れた情報カードXを受け入れ、まず、その片面に対して
上記オーバコートフィルムYの転写を行う。この片面に
オーバコートが施された情報カードXは、その後、裏面
のオーバコートを行う目的で、第1搬送パス4を逆送し
てプリンタ201側に戻され、更に第1搬送パス204
を逆送し第1記録部206を通過して、転送部5の第1
反転ユニット5Aに把持される。ここで第1反転ユニッ
ト5Aが、カードXを抱いた状態で180度方向を変換
して、カードの表裏を反転させる。反転した情報カード
Xは、第1搬送パス204上を順方向に送られ、第1記
録部206を通過して、オーバコート装置本体1へ再び
引き渡される。オーバコート装置本体1にて、上記した
情報カードの裏面に対し、オーバコートフィルムYの転
写が行われ。かくして、情報カードの表面と裏面の両方
にオーバコートフィルムが施され、情報カードの表裏を
自動的にフィルムでラミネートすることができた。な
お、エンコーダユニット13やオーバコート装置本体1
においてジャム等のエラーが生じた場合、そのカードは
その位置から第1搬送パス4、204を逆送され、転送
部5にて第2搬送パス216に引き渡され、第2反転ユ
ニット5Bにより第2リジェクト部15へ排出される。
この図38の実施形態の利点は、プリンタ201に存す
る転送部5を、オーバコート装置本体1のカードの表裏
反転のために兼用することができる点にある。 (8)第8の実施形態 図39は、本発明の情報カードのオーバコート装置を、
図38のようにプリンタ201に装置本体1を接続した
情報カード発行システム全体として見た場合に、そのシ
ステム中の転送部5の位置を、プリンタユニット206
の入口側からオーバコートユニット7の出口側に移した
ものである。結果的には、図3に示した装置本体1に、
転送部5を持たない昇華型フルカラープリンタ201を
前置した形態と同じになっている。この図39の実施形
態は、請求項10に対応する。即ち、装置本体1の一方
側に記録媒体受入口19を、またこれと対向する他方側
に記録媒体排出部3を設け、該記録媒体受入口19と記
録媒体排出部3との間に記録媒体を搬送する第1搬送パ
ス4を形成し、この第1搬送パス4の途中には、該搬送
パス4を送られてくる情報記録媒体としての情報カード
Xをプラテンローラ9で支持し、当該情報カードXの表
面を被ってオーバコートフィルムYを重ね、その上方か
ら加熱手段たるヒートローラ50により熱を与てえオー
バコートフィルムを転写するオーバコートユニット7を
配設した情報記録媒体のオーバコート装置において、上
記装置本体1には、プリンタ201を前置し、上記装置
本体1の上記他方側には上記記録媒体排出部3の下方に
記録媒体のリジェクト部15を設け、上記オーバコート
ユニット7と記録媒体排出部3との間に転送部5を設
け、上記転送部5は、上記第1搬送パス4の途中に位置
し情報カードXを受け入れて保持した後に情報カードX
の表裏を反転して送り出すことのできる第1の反転ユニ
ット5Aと、上記第1搬送パスの下方の第2搬送パス1
6に設けられ、上記第1の反転ユニット5Aとの間で記
録媒体を受け渡しができ且つ受け取った記録媒体を上記
リジェクト部15に排出することができる第2の反転ユ
ニット5Bとを含むものである。この形態においては、
片面に印刷及びオーバコート処理が行われたカードを、
順方向に送って転送部5に引き渡す。そして、その第1
反転ユニット5Aにてカードの表裏を反転したのち、第
1搬送パス4を逆方向に搬送させてオーバコートユニッ
ト7に戻し、該オーバコートユニット7にて裏面のオー
バコート処理を行う。しかる後、両面にオーバコートが
施されたカードXを、排出スタッカ12に排出する。も
し途中でジャム等下場合は、転送部5に送り、第1搬送
パス4から第2搬送パス16へ引き渡し、リジェクト部
15から排出させる。図38の場合とは逆の関係に立
ち、装置本体1側に用意した転送部5、つまりカード両
面にオーバコートすべくカードの表裏を反転させる目的
で用意した転送部5を、プリンタ201にカードを戻し
て裏面側に再プリントする用途に兼用できる、という利
点を有する。なお、装置本体1の他側に設けたリジェク
ト部15からエラーカードを他の正常なものと区別して
排出させることができるという利点も有する。 (9)第9の実施形態 上記図38、図39の実施形態では、転送部5として、
第1反転ユニット5A及び第2反転ユニット5Bを有す
る構成のものを用いたが、第1反転ユニット5Aだけか
ら成る転送部5を用いて構成することもできる。図40
は、第1反転ユニット5Aだけから成る転送部5を、プ
リンタ201の入口側に設けた例であり、請求項5に対
応する。即ち、装置本体1の一方側に記録媒体受入口1
9を、またこれと対向する他方側に記録媒体排出部3を
設け、該記録媒体受入口19と記録媒体排出部3との間
に記録媒体を搬送する搬送パス4を形成し、この搬送パ
ス4の途中には、搬送パス4を送られてくる情報記録媒
体としての情報カードXをプラテンローラ9で支持し、
当該情報カードXの表面を被ってオーバコートフィルム
Yを重ね、その上方から加熱手段たるヒートローラ50
により熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオー
バコートユニット7を配設した情報記録媒体のオーバコ
ート装置において、上記装置本体1には、プリンタ20
1を前置し、該プリンタ201にはその一方側に記録媒
体供給部2を、またこれと対向する他方側に上記記録媒
体受入口19と接続される記録媒体排出口203を設
け、該記録媒体供給部2と記録媒体排出口203との間
に記録媒体を搬送する搬送パス204を形成し、該プリ
ンタ201の搬送パス204の途中には、記録媒体の少
なくとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録
するプリンタユニット206を設けると共に、上記記録
媒体供給部2とプリンタユニット206との間に、情報
カードXを受け入れて保持した後に情報カードXの表裏
を反転して送り出すことのできる反転ユニット5Aを含
む転送部5を設けたものである。カード両面のオーバコ
ート処理は図38の場合に準ずる。この図40の構成
は、転送部5がプリンタ201側にあり、これをオーバ
コート装置本体1が兼用する形となっているので、転送
部5を具備しない分だけオーバコート装置本体1の小型
化を図ることができる。更に、第2搬送パス16及びリ
ジェクト部15を持たないため、構成が簡単であるとい
う利点を有する。 (10)第10の実施形態 図41は、第1反転ユニット5Aだけから成る転送部5
を、プリンタ201の出口側に設けた例であり、請求項
6に対応する。即ち、上記転送部5を、図40のように
記録媒体供給部2とプリンタユニット206との間に設
ける代わりに、プリンタユニット206と記録媒体排出
口203との間に設けたものである。これはオーバコー
トユニット7とプリンタユニット206との中間位置に
転送部5を設けたことに相当するので、プリンタ201
側からも本体装置1側からも、転送部5に達するまでの
距離が均等的になる。従って、カード両面のオーバコー
ト処理のため、カードを転送部5に移動させる時間が図
40の場合よりも短縮され、効率の良い搬送が行えるこ
とになる。また、図41の構成は、転送部5がプリンタ
201側にあり、これをオーバコート装置本体1が兼用
する形となっているので、オーバコート装置本体1の小
型化を図ることができる。更に、第2搬送パス16及び
リジェクト部15を持たないため、構成が簡単となると
いう利点を有する。 (11) 第11の実施形態 上記図40,図41では、第1反転ユニット5Aのみか
ら成る転送部5を、プリンタ201の内部に具備せしめ
た。しかし、図42,図43に示すように、第1反転ユ
ニット5Aだけから成る転送部5を、オーバコート装置
本体1の内部に設けることもできる。図42は、第1反
転ユニット5Aだけから成る転送部5を、オーバコート
ユニット7の入口側に設けた例であり、請求項7に対応
する。即ち、装置本体1の一方側に記録媒体受入口19
を、またこれと対向する他方側に記録媒体排出部3を設
け、該記録媒体受入口19と記録媒体排出部3との間に
記録媒体を搬送する搬送パス4を形成し、この搬送パス
4の途中には、搬送パス4を送られてくる情報記録媒体
としての情報カードXをプラテンローラ9で支持し、当
該情報カードXの表面を被ってオーバコートフィルムY
を重ね、その上方から加熱手段たるヒートローラ50に
より熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオーバ
コートユニット7を配設した情報記録媒体のオーバコー
ト装置において、上記装置本体1には、プリンタ201
を前置し、該プリンタ201にはその一方側に記録媒体
供給部2を、これと対向する他方側に上記記録媒体受入
口19と接続される記録媒体排出口203を設け、該記
録媒体受入口19と記録媒体排出口203との間に記録
媒体を搬送する搬送パス204を形成し、該プリンタ2
01の搬送パス204の途中には、記録媒体の少なくと
も片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録するプ
リンタユニット206を設け、上記装置本体1の搬送パ
ス4には、記録媒体受入口19とオーバコートユニット
7との間に、情報カードXを受け入れて保持した後に情
報カードXの表裏を反転して送り出すことのできる反転
ユニット5Aを含む転送部5を設けたものである。カー
ド両面のオーバコート処理は図22の場合に準ずる。第
2搬送パス16及びリジェクト部15を持たないため、
ジャム等したエラーカードを正常なカードと区別して排
出させることはできないが、転送部5が第1反転ユニッ
ト5Aだけから成るため、構成が簡単であるという利点
がある。また、転送部5は必要ならばプリンタ201の
ために利用することができる。 (12) 第12の実施形態 図43は、第1反転ユニット5Aだけから成る転送部5
を、オーバコートユニット7の出口側に設けた例であ
り、請求項8に対応する。即ち、装置本体1の一方側に
記録媒体受入口19を、またこれと対向する他方側に記
録媒体排出部3を設け、該記録媒体受入口19と記録媒
体排出部3との間に記録媒体を搬送する搬送パス4を形
成し、この搬送パス4の途中には、搬送パス4を送られ
てくる情報記録媒体としての情報カードXをプラテンロ
ーラ9で支持し、当該情報カードXの表面を被ってオー
バコートフィルムYを重ね、その上方から加熱手段たる
ヒートローラ50により熱を与てえオーバコートフィル
ムを転写するオーバコートユニット7を配設した情報記
録媒体のオーバコート装置において、上記装置本体1に
は、プリンタ201を前置し、該プリンタ201はその
一方側に記録媒体供給部2を、またこれと対向する他方
側に上記記録媒体受入口19と接続される記録媒体排出
口203を設け、該記録媒体供給部2と記録媒体排出口
203との間に記録媒体を搬送する搬送パス204を形
成し、該プリンタ201の搬送パス204の途中には、
記録媒体の少なくとも片面上に画像、文字、その他の情
報を印刷記録するプリンタユニット206を設け、上記
装置本体1の搬送パス4には、オーバコートユニット7
と記録媒体排出部3との間に、情報カードXを受け入れ
て保持した後に情報カードXの表裏を反転して送り出す
ことのできる反転ユニット5Aを含む転送部5を設けた
ものである。カード両面のオーバコート処理は図23の
場合に準ずる。第2搬送パス16及びリジェクト部15
を持たないため、ジャム等したエラーカードを正常なカ
ードと区別して排出させることはできないが、転送部5
が第1反転ユニット5Aだけから成るため、構成が簡単
であるという利点がある。また、転送部5は必要ならば
プリンタ201のために利用することができる。
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のオーバコート装置によれば、次のような優れた効果を
得ることができる。 (1) 上記した請求項1及び請求項2に記載の情報記
録媒体のオーバコート装置によれば、情報記録媒体の表
裏を反転する反転ユニットを具備しているので、情報記
録媒体の片面(表面)のみだけでなく、裏面にも自動的
にオーバコートフィルムを転写することができる。しか
も、情報記録媒体がオーバコート装置を出るときには表
裏がオーバコートされているので、操作者が情報記録媒
体を装置本体に挿入し直す等の不便がなく、また、記録
情報に対するセキュリティも確保されることになる。 (2) 請求項3、請求項4及び請求項14に記載の情
報記録媒体のオーバコート装置によれば、転送部が第1
の反転ユニットと第2の反転ユニットとで構成され、こ
の第2の反転ユニットからエラーした記録媒体を記録媒
体リジェクト部に排出することができる点で、上記の請
求項1及び請求項2のものと相違する。即ち、この請求
項3及び請求項4の情報記録媒体のオーバコート装置
も、上記請求項1及び請求項2と同じ基本的な作用効果
を有し、情報記録媒体の表裏を反転する反転ユニットを
具備しているので、情報記録媒体の片面(表面)のみだ
けでなく、裏面にも自動的にオーバコートフィルム(Y)
を転写することができる。そして、追加的に、正常な記
録媒体の記録媒体排出部と区別してエラーした記録媒体
をリジェクト部から排出することができるという長所を
有する。 (3) 上記請求項5及び請求項6に記載の情報記録媒
体のオーバコート装置によれば、オーバコート装置の装
置本体側には転送部を有しないものの、プリンタ側に転
送部を有するため、これをオーバコート装置における記
録媒体の表裏反転のために兼用することができる。従っ
て、オーバコート装置本体とプリンタの双方に転送部を
設ける場合に比べ、オーバコート装置を小型に構成する
ことができる。 (4) 上記請求項7及び請求項8に記載の情報記録媒
体のオーバコート装置によれば、プリンタ側には転送部
を有しないものの、オーバコート装置の装置本体に転送
部を有するため、これをプリンタ側における記録媒体の
表裏反転のために兼用することができる。従って、オー
バコート装置本体とプリンタの双方に転送部を設ける場
合に比べ、オーバコート装置を小型に構成することがで
きる。 (5) 請求項9、請求項10及び請求項14の情報記
録媒体のオーバコート装置によれば、転送部が第1の反
転ユニットと第2の反転ユニットとで構成され、この第
2の反転ユニットからエラーした記録媒体を記録媒体リ
ジェクト部に排出することができる。即ち、このオーバ
コート装置も、情報記録媒体の表裏を反転する反転ユニ
ットを具備しているので、情報記録媒体の片面(表面)
のみだけでなく、裏面にも自動的にオーバコートフィル
ムを転写することができる、という基本的作用効果が得
られるのみならず、正常な記録媒体の記録媒体排出部と
区別してエラーした記録媒体を記録媒体リジェクト部か
ら排出することができるという長所を有する。 (6) 請求項11、請求項12及び請求項14の情報
記録媒体のオーバコート装置によれば、情報を印刷記録
するプリンタユニットと記録媒体に電気的、磁気的又は
光学的記録をなすエンコーダユニットとを備えたプリン
タとの接続を取り扱い、転送部は第1の反転ユニットと
第2の反転ユニットとで構成しているので、転送部を介
して、エンコーダユニットに記録媒体を受け渡しするこ
とができると共に、エラーした記録媒体を記録媒体リジ
ェクト部に排出することもできる。即ち、この請求項1
1及び請求項12の情報記録媒体のオーバコート装置の
場合、転送部がプリンタ側で種々の目的に利用されると
共に、オーバコート装置本体の情報記録媒体の表裏反転
のために兼用することができる。そして、オーバコート
装置本体でエラーした記録媒体をプリンタ側に送って記
録媒体リジェクト部へ排出することができる。 (7) 請求項15の情報記録媒体のオーバコート装置
によれば、前記エンコーダユニットにて記録媒体に正常
なデータの書き込みを行った後、異常が検出された情報
記録媒体は、前記エンコーダユニットにて一旦書き込ん
だ記録データを消去した後に前記リジェクト部に排出さ
れるので、機密保持といったセキュリティの向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報カードのオ
ーバコート装置を示した図である。
【図2】図1の2つの反転ユニットが90度転向された
状態を示した断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る情報カードのオ
ーバコート装置を示す図である。
【図4】転送部の概略構造を示す要部正面図である。
【図5】転送部の駆動系統を示す要部背面図である。
【図6】転送部の右側面図である。
【図7】転送部の平面図である。
【図8】図1に示した本発明によるオーバコート装置の
部分拡大背面図である。
【図9】図1に示した本発明によるオーバコート装置の
平面図である。
【図10】図1に示した本発明によるオーバコート装置
の右側面図である。
【図11】図1に示した本発明によるオーバコート装置
の昇降部を示した拡大縦断面図である。
【図12】本発明によるオーバコート装置における転写
動作とコートフィルムの張架状態との関係を示した図で
ある。
【図13】本発明におけるヒートローラの頭出し、転
写、交換の各検出位置と制御カムの姿態を示した図であ
る。
【図14】本発明によるオーバコート装置の制御部のブ
ロックダイヤグラムである。
【図15】本発明に係るオーバコート装置における転写
動作の構成を示す概念図である。
【図16】本発明に係るオーバコート装置において情報
カードの表裏をオーバコートする処理の概要を示すフロ
ー図である。
【図17】本発明に係るオーバコート装置において情報
カードの表裏をオーバコートする処理の詳細を示すフロ
ーの部分図である。
【図18】図17の情報カードの表裏をオーバコートす
る処理におけるカード基準位置の定めるカード位置決め
処理を示すフロー図である。
【図19】コートフィルムと情報カードとの関係を示し
た説明図であり、(a)は通常のホログラムコートフィ
ルムの場合を、(b)は強化保護コートフィルムの場合
を示す図である。
【図20】特定画像入りホログラムコートフィルムを例
示した図である。
【図21】コートフィルムの説明図であり、(a)はコ
ートフィルムの断面構造を、(b)は熱的破断の状態を
示した断面図である。
【図22】本発明の第3の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示す図である。
【図23】本発明の第4の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示す図である。
【図24】本発明の第5の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示した図である。
【図25】図24のオーバコート装置におけるプリンタ
部分を拡大して示した図である。
【図26】第1の記録部の搬送ユニットを示す概略正面
図である。
【図27】同第1の記録部の平面図である。
【図28】同第1の記録部の送出ローラを除いた左側面
図である。
【図29】同第1の記録部の駆動系を示す概略背面図で
ある。
【図30】第2の記録部のエンコーダ書込み処理を示す
フローチャート図である。
【図31】本発明の第5の実施の形態における第1の搬
送例を示す経路図である。
【図32】本発明の第5の実施の形態における第2の搬
送例を示す経路図である。
【図33】本発明の第5の実施の形態における第3の搬
送例を示す経路図である。
【図34】本発明の第5の実施の形態における第4の搬
送例を示す経路図である。
【図35】本発明の第6の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示した図である。
【図36】本発明の第6の実施形態に係る第1の搬送例
(搬送例5)を示す経路図である。
【図37】本発明の第6の実施の形態に係る第2の搬送
例(搬送例6)を示す経路図である。
【図38】本発明の第7の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示した図である。
【図39】本発明の第8の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示した図である。
【図40】本発明の第9の実施形態に係る情報カードの
オーバコート装置を示した図である。
【図41】本発明の第10の実施形態に係る情報カード
のオーバコート装置を示した図である。
【図42】本発明の第11の実施形態に係る情報カード
のオーバコート装置を示した図である。
【図43】本発明の第12の実施形態に係る情報カード
のオーバコート装置を示した図である。
【符号の説明】
1 装置本体 1a 前内部フレーム 1b 後内部フレーム 1c 補助フレーム 1d 上方のフレーム 2 記録媒体供給部 3 記録媒体排出部 4 第1搬送パス 5 転送部 5A 第1反転ユニット 5B 第2反転ユニット 6 入口側ローラ対 7 オーバコートユニット 7a 通路ガイド板 7b カードスキュー補正ガイド 8 第1キャプスタンローラ対 9 プラテンローラ 10 第2キャプスタンローラ対 11 排出側ローラ対 11b 搬送ローラ対 12 排出スタッカ 13 カードスタッカ 14 カード供給ローラ 15 リジェクト部 16 第2搬送パス 17 搬送ローラ 17a ローラ軸 18 ウェイトローラ 20 回転枠 20a 縦板 20b,20c 連結部材 21 加圧バネ 22 反転軸 23 回転位置検出板 23a 切欠き 24 回転位置検出センサー 26 搬送駆動モータ(DCモータ) 26a 駆動軸 27 クロック板 28 クロック検出センサー 31 中間軸 32 反転駆動モータ(ステッピングモータ) 32a 駆動軸 35 発光器(第1カード検出センサS1) 36 受光器(第1カード検出センサS1) 37 発光器(第2カード検出センサS2) 38 受光器(第2カード検出センサS2) 39 発光器(第3カード検出センサS3) 40 受光器(第3カード検出センサS3) 41 供給ボビン部 42 巻取りボビン部 43 ボビン 44 矢印 45 ボビンホルダ 46,47,48 案内ピン 49 温度検出器 50 ヒートローラ(加熱手段) 50a 中間の頭出し位置 50b 最下位の転写位置 50c 最上位の交換位置 50A 金属芯体 50B ゴム 51 ハロゲンランプ(ヒータ) 52 支持ブラケット 53 吊下揺動機構 54 摺動台 54a ガイド突起 55 ガイドロッド 56 可動台 57 引張りバネ(第1の弾性体) 58 ガイドロッド 59 圧縮バネ(第2の弾性体) 60 昇降駆動可変機構 61 制御カム 62 カムフォロア 63 軸 64 回転円板 64a,64b,64c 切欠 65 カム駆動モータ 66 光センサ(昇降位置検出器) 66a,66b フォトインタラプタ 67,69 プーリ及びベルトによる力伝系 68 トルクリミッタ 70 フィルム巻取モータ 71 矢印 72 トルクリミッタ 74 スリット円板 75 フィルム巻き取りセンサ 76 カード搬送モータ 77 出力軸 78,79 ベルト 81 発光素子 82 受光素子 83 制御装置 84 制御部(マイクロコンピュータ) 85 CPU 86 ROM 87 RAM 88 EEPROM(不揮発性メモリ) 89 ライン 90 操作入力手段 91 入力器 92 液晶表示器 93 記憶制御部 94 温度設定テーブル 95 速度設定テーブル 96 フィルムの種類設定手段 97 微調整値 98 微調整値データ 99 照合手段 100 フィルムの種類判定手段 101 フィルムの有無判定手段 102 マークの種類判定手段 103 温度制御器 104 昇降制御器 105 カード送り制御器 106 フィルム送り制御器 201 昇華型フルカラープリンタ 203 排出口(連結口) 204 第1搬送パス 206 第1の記録部(プリンタユニット) 207 第2の記録部(エンコーダユニット) 209 サーマルヘッド 216 第2搬送パス 246 搬送ローラ 261 第1キャプスタンローラ(グリップローラ) 261a 第1キャプスタン軸 262 第2キャプスタンローラ(グリップローラ) 262a 第2キャプスタン軸 263 プラテンローラ 263a プラテン軸 264 第1ピンチローラ 264a 第1ピンチ軸 265 第2ピンチローラ 265a 第2ピンチ軸 266 送出ローラ 266a 送出軸 267 第3ピンチローラ 267a 両端軸部 68, 69 スプリング 270 プラテンモータ 270a 駆動軸 274 カード検出センサ 276 固定ガイド 277 可動ガイド 278 ピン 279 スプリング 280 中央フレーム 281 プレート 290 サーマルヘッドユニット 291 ホルダー 292 昇降アーム 292a 軸 292b 中間ホロア部 293 ねじりバネ 294 昇降用カム 297 転写フィルムカセット 297a 繰出し軸 297b 巻取り軸 301 透明キャリア(ベースフィルム) 302 強化熱溶着フィルム 303 隙間 304 マーク 401 特定ホログラムパターン 402 位置決め用のマーク 402a ストライプ 501 透明キャリア 502 ホログラム熱溶着フイルム層 502a 表面保護層 502b ホログラム層 502c 接着層 A 加熱領域 B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7, B8, B
9 タイミングベルト D1 情報カードXの幅寸法 D2 フィルムの幅 F 転写フィルム L3 コマの端からの距離 L4 マークの長さ S1 第1カード検出センサ S2 第2カード検出センサ S3 第3カード検出センサ S21 入口カードセンサ S22 出口カードセンサ S23,S24 マークセンサ P11 反転用第1伝達プーリ P12 反転用第2伝達プーリ P13 反転用第3伝達プーリ(中間プーリ) P14 反転用第4伝達プーリ P21 搬送用第1伝達プーリ P22 搬送用第2伝達プーリ P23 搬送用第3伝達プーリ P24 搬送用第4伝達プーリ P25 搬送用第5伝達プーリ P26 搬送用第6伝達プーリ P27 中間プーリ X 情報カード x1 ID文字 x2 所有者写真 x3 磁気記録層 Y コートフィルム Y1 ホログラムコートフィルム Y2 強化保護コートフィルム Y3 特定画像入りホログラムコートフィルム Y4 ホログラム層を持たない通常のコートフィルム

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の一方側に記録媒体供給部を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体供給部と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    てオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記記録媒体供給部とオーバコートユニットとの間に、
    情報記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の
    表裏を反転して送り出すことのできる反転ユニットを含
    む転送部を設けたことを特徴とする情報記録媒体のオー
    バコート装置。
  2. 【請求項2】 装置本体の一方側に記録媒体供給部を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体供給部と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    てオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記オーバコートユニットと記録媒体排出部との間に、
    情報記録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の
    表裏を反転して送り出すことのできる反転ユニットを含
    む転送部を設けたことを特徴とする情報記録媒体のオー
    バコート装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の一方側に記録媒体供給部を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体供給部と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する第1搬送パスを形成し、この第1搬送パスの途中
    には、第1搬送パスを送られてくる情報記録媒体をプラ
    テンローラで支持し、当該情報記録媒体の表面を被って
    オーバコートフィルムを重ね、その上方から加熱手段に
    より熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオーバ
    コートユニットを配設した情報記録媒体のオーバコート
    装置において、 装置本体の上記一方側には上記記録媒体供給部の下方に
    記録媒体のリジェクト部を設け、 上記記録媒体供給部とオーバコートユニットとの間に転
    送部を設け、 上記転送部は、上記第1搬送パスの途中に位置し情報記
    録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を
    反転して送り出すことのできる第1の反転ユニットと、
    上記第1搬送パスの下方の第2搬送パスに設けられ、上
    記第1の反転ユニットとの間で記録媒体を受け渡しがで
    き且つ受け取った記録媒体をリジェクト部に排出するこ
    とができる第2の反転ユニットとを含むことを特徴とす
    る情報記録媒体のオーバコート装置。
  4. 【請求項4】 装置本体の一方側に記録媒体供給部を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体供給部と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する第1搬送パスを形成し、この第1搬送パスの途中
    には、第1搬送パスを送られてくる情報記録媒体をプラ
    テンローラで支持し、当該情報記録媒体の表面を被って
    オーバコートフィルムを重ね、その上方から加熱手段に
    より熱を与えてオーバコートフィルムを転写するオーバ
    コートユニットを配設した情報記録媒体のオーバコート
    装置において、 装置本体の上記他方側には上記記録媒体排出部の下方に
    記録媒体のリジェクト部を設け、 上記オーバコートユニットと記録媒体排出部との間に転
    送部を設け、 上記転送部は、上記第1搬送パスの途中に位置し情報記
    録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を
    反転して送り出すことのできる第1の反転ユニットと、
    上記第1搬送パスの下方の第2搬送パスに設けられ、上
    記第1の反転ユニットとの間で記録媒体を受け渡しがで
    き且つ受け取った記録媒体を上記リジェクト部に排出す
    ることができる第2の反転ユニットとを含むことを特徴
    とする情報記録媒体のオーバコート装置。
  5. 【請求項5】 装置本体の一方側に記録媒体受入口を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    てオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 該プリンタにはその一方側に記録媒体供給部を、またこ
    れと対向する他方側に上記記録媒体受入口と接続される
    記録媒体排出口を設け、該記録媒体供給部と記録媒体排
    出口との間に記録媒体を搬送する搬送パスを形成し、 該プリンタの搬送パスの途中には、記録媒体の少なくと
    も片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録するプ
    リンタユニットを設けると共に、上記記録媒体供給部と
    プリンタユニットとの間に、情報記録媒体を受け入れて
    保持した後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すこ
    とのできる反転ユニットを含む転送部を設けたことを特
    徴とする情報記録媒体のオーバコート装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報記録媒体のオーバコ
    ート装置において、 前記転送部を、記録媒体供給部とプリンタユニットとの
    間に設ける代わりに、プリンタユニットと記録媒体排出
    口との間に設けたことを特徴とする情報記録媒体のオー
    バコート装置。
  7. 【請求項7】 装置本体の一方側に記録媒体受入口を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    てオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 該プリンタにはその一方側に記録媒体供給部を、これと
    対向する他方側に上記記録媒体受入口と接続される記録
    媒体排出口を設け、該記録媒体受入口と記録媒体排出口
    との間に記録媒体を搬送する搬送パスを形成し、該プリ
    ンタの搬送パスの途中には、記録媒体の少なくとも片面
    上に画像、文字、その他の情報を印刷記録するプリンタ
    ユニットを設け、 上記装置本体の搬送パスには、記録媒体受入口とオーバ
    コートユニットとの間に、情報記録媒体を受け入れて保
    持した後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すこと
    のできる反転ユニットを含む転送部を設けたことを特徴
    とするオーバコート装置。
  8. 【請求項8】 装置本体の一方側に記録媒体受入口を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与て
    えオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 該プリンタはその一方側に記録媒体供給部を、またこれ
    と対向する他方側に上記記録媒体受入口と接続される記
    録媒体排出口を設け、該記録媒体供給部と記録媒体排出
    口との間に記録媒体を搬送する搬送パスを形成し、該プ
    リンタの搬送パスの途中には、記録媒体の少なくとも片
    面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録するプリン
    タユニットを設け、 上記装置本体の搬送パスには、オーバコートユニットと
    記録媒体排出部との間に、情報記録媒体を受け入れて保
    持した後に情報記録媒体の表裏を反転して送り出すこと
    のできる反転ユニットを含む転送部を設けたことを特徴
    とするオーバコート装置。
  9. 【請求項9】 装置本体の一方側に記録媒体受入口を、
    またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    オーバコートフィルムを転写するオーバコートユニット
    を配設した情報記録媒体のオーバコート装置において、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 該プリンタにはその一方側に記録媒体供給部を、またこ
    れと対向する他方側に上記記録媒体受入口と接続される
    記録媒体排出口を設け、 上記プリンタの上記一方側には上記記録媒体供給部の下
    方に記録媒体のリジェクト部を設け、 上記記録媒体供給部と記録媒体排出口との間に記録媒体
    を搬送する第1搬送パスを形成し、 該プリンタの第1搬送パスの途中には、記録媒体の少な
    くとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録す
    るプリンタユニットを設けると共に、上記記録媒体供給
    部とプリンタユニットとの間に転送部を設け、 上記転送部は、上記第1搬送パスの途中に位置し情報記
    録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を
    反転して送り出すことのできる第1の反転ユニットと、
    上記第1搬送パスの下方の第2搬送パスに設けられ、上
    記第1の反転ユニットとの間で記録媒体を受け渡しがで
    き且つ受け取った記録媒体を上記リジェクト部に排出す
    ることができる第2の反転ユニットとを含むことを特徴
    とする情報記録媒体のオーバコート装置。
  10. 【請求項10】 装置本体の一方側に記録媒体受入口
    を、またこれと対向する他方側に記録媒体排出部を設
    け、該記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒
    体を搬送する第1搬送パスを形成し、この第1搬送パス
    の途中には、該搬送パスを送られてくる情報記録媒体を
    プラテンローラで支持し、当該情報記録媒体の表面を被
    ってオーバコートフィルムを重ね、その上方から加熱手
    段により熱を与てえオーバコートフィルムを転写するオ
    ーバコートユニットを配設した情報記録媒体のオーバコ
    ート装置において、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 上記装置本体の上記他方側には上記記録媒体排出部の下
    方に記録媒体のリジェクト部を設け、 上記オーバコートユニットと記録媒体排出部との間に転
    送部を設け、 上記転送部は、上記第1搬送パスの途中に位置し情報記
    録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を
    反転して送り出すことのできる第1の反転ユニットと、
    上記第1搬送パスの下方の第2搬送パスに設けられ、上
    記第1の反転ユニットとの間で記録媒体を受け渡しがで
    き且つ受け取った記録媒体を上記リジェクト部に排出す
    ることができる第2の反転ユニットとを含むことを特徴
    とする情報記録媒体のオーバコート装置。
  11. 【請求項11】 装置本体の一方側に記録媒体受入口
    を、これと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    てオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 該プリンタにはその一方側に記録媒体供給部を、これと
    対向する他方側に上記記録媒体受入口と接続される記録
    媒体排出口を設け、 上記プリンタユニットの一方側には上記記録媒体供給部
    の下方に記録媒体のリジェクト部を設け、 上記記録媒体供給部と記録媒体排出口との間に記録媒体
    を搬送する第1搬送パスを形成し、 該プリンタの第1搬送パスの途中には、記録媒体の少な
    くとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録す
    るプリンタユニットを設け、 上記プリンタユニットの下方には、上記リジェクト部に
    対応する第2搬送パスを形成するように、記録媒体に電
    気的、磁気的又は光学的記録をなすエンコーダユニット
    を設け、 上記記録媒体供給部とプリンタユニットとの間に転送部
    を設け、 上記転送部は、上記第1搬送パスの途中に位置し情報記
    録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を
    反転して送り出すことのできる第1の反転ユニットと、
    上記第1搬送パスの下方の第2搬送パスに設けられ、上
    記第1の反転ユニットとの間で記録媒体を受け渡しがで
    き且つ受け取った記録媒体を上記リジェクト部に排出す
    ることができる第2の反転ユニットとを含むことを特徴
    とする情報記録媒体のオーバコート装置。
  12. 【請求項12】 装置本体の一方側に記録媒体受入口
    を、これと対向する他方側に記録媒体排出部を設け、該
    記録媒体受入口と記録媒体排出部との間に記録媒体を搬
    送する搬送パスを形成し、この搬送パスの途中には、搬
    送パスを送られてくる情報記録媒体をプラテンローラで
    支持し、当該情報記録媒体の表面を被ってオーバコート
    フィルムを重ね、その上方から加熱手段により熱を与え
    てオーバコートフィルムを転写するオーバコートユニッ
    トを配設した情報記録媒体のオーバコート装置におい
    て、 上記装置本体には、プリンタを前置し、 該プリンタにはその一方側に記録媒体供給部を、これと
    対向する他方側に上記記録媒体受入口と接続される記録
    媒体排出口を設け、 上記プリンタの一方側には上記記録媒体供給部の下方に
    記録媒体のリジェクト部を設け、 上記記録媒体供給部と記録媒体排出口との間に記録媒体
    を搬送する第1搬送パスを形成し、 該プリンタの第1搬送パスの途中には、記録媒体の少な
    くとも片面上に画像、文字、その他の情報を印刷記録す
    るプリンタユニットを設け、 上記プリンタユニットの下方には、上記記録媒体リジェ
    クト部に対応する第2搬送パスを形成するように、記録
    媒体に電気的、磁気的又は光学的記録をなすエンコーダ
    ユニットを設け、 上記プリンタユニットと記録媒体排出口との間に転送部
    を設け、 上記転送部は、上記第1搬送パスの途中に位置し情報記
    録媒体を受け入れて保持した後に情報記録媒体の表裏を
    反転して送り出すことのできる第1の反転ユニットと、
    上記第1搬送パスの下方の第2搬送パスに設けられ、上
    記第1の反転ユニットとの間で記録媒体を受け渡しがで
    き且つ受け取った記録媒体をエンコーダユニットに対し
    て受け渡しができる第2の反転ユニットとを含むことを
    特徴とする情報記録媒体のオーバコート装置。
  13. 【請求項13】 前記記録媒体が情報カードから成るこ
    とを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9,10,11又は12のいずれか記載の情報記録
    媒体のオーバコート装置。
  14. 【請求項14】 前記リジェクト部には、異常記録媒体
    を排出することを特徴とする請求項3,4,9,10,
    11又は12のいずれか記載の情報記録媒体のオーバコ
    ート装置。
  15. 【請求項15】 前記リジェクト部には、異常が検出さ
    れた情報記録媒体を、前記エンコーダユニットにて一旦
    書き込んだ記録データを消去した後に排出することを特
    徴とする請求項11又は12のいずれか記載の情報記録
    媒体のオーバコート装置。
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