JPH1072323A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH1072323A
JPH1072323A JP19062396A JP19062396A JPH1072323A JP H1072323 A JPH1072323 A JP H1072323A JP 19062396 A JP19062396 A JP 19062396A JP 19062396 A JP19062396 A JP 19062396A JP H1072323 A JPH1072323 A JP H1072323A
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和秀 葉山
Yasuo Kitani
安生 木谷
Tomoaki Hiwatari
智章 樋渡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セット力、コンディショニング力及び洗
髪性に優れ、べとつきのない毛髪化粧料を提供する。 【解決手段】 重量平均分子量5,000〜1,00
0,000の、アミンオキシド基含有水溶性樹脂を含有
する毛髪化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミンオキシド基
含有水溶性樹脂を含む毛髪化粧料に関する。本発明の毛
髪化粧料は、髪への密着性、各種基材との相溶性に優
れ、水溶性が良好であり、優れた毛髪のセット力及び風
合いを有する皮膜を与える。
【0002】
【従来の技術】頭髪を樹脂で固定して所望の形状を付与
することは周知である。このような毛髪化粧品用樹脂と
しては、ノニオン系、アニオン系及びカチオン系の樹脂
が使用されている。ノニオン系樹脂としてはポリビニル
メチルエーテル、ポリビニルピロリドン等が使用されて
いるが、ポリビニリピロリドンは湿度条件の影響を受け
やすい。即ち吸湿前のフィルムは硬くてフレーキング現
象を起こしやすいのに対し、高温多湿時には非常に柔軟
となってブロッキング現象を起こし、毛髪が互いに固着
してくし入れや、ブラッシングが不可能になる恐れがあ
る。ポリビニルメチルエーテルにおいては、このような
湿度による影響が更に著しい。
【0003】アニオン系樹脂としては、ビニルカルボン
酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸等をイオン性基と
し、これらビニルカルボン酸とスチレン、アクリル酸ア
ルキルエステル等との共重合体が挙げられる。このアニ
オン系樹脂はノニオン系樹脂とは異なり湿度による影響
は受けにくいが、頭髪と同じアニオン性であるため頭髪
に対する親和性が弱い。また、一般にアニオン系樹脂の
皮膜は硬く、整髪効果は高いが、逆にもろいため、フレ
ーキング現象が起こるおそれがある。更に、アニオン性
であることによりカチオン性物質の添加は制限され、洗
髪時のリンス剤(カチオン性)等による固化現象も懸念
される。
【0004】カチオン性樹脂は頭髪に対する親和性は前
二者よりも大であるが、ノニオン系樹脂と同様に湿度に
よる影響を受けやすい。また、カチオン性であることに
よる毒性や皮膚刺激性が懸念され、アニオン系物質の添
加が制限され、洗髪時のシャンプー(アニオン性)によ
る固化現象も問題である。また、洗髪により容易に除去
しうること、毛髪化粧料の調製時に水で希釈しやすいこ
と、環境問題の点からアルコールフリーの毛髪化粧料が
求められつつあること等の理由から、使用される樹脂は
水溶性であることが好ましい。しかし一般に、樹脂の水
溶性を上げるとセット力が低下するという問題があっ
た。これらアニオン系樹脂、カチオン系樹脂、ノニオン
系樹脂を含有する毛髪化粧料の欠点を改良するものとし
て、カルボキシベタイン部を親水基とする共重合体であ
る両性イオンポリマーを用いることが提案されている。
この両性イオンポリマーは、毛髪との親和性、及びセッ
ト力等の性能の面で優れた整髪用ポリマーとして知られ
ており、三級アミン含有(メタ)アクリル酸エステル
(以下、(メタ)アクリル酸とはアクリル酸とメタクリ
ル酸を総称して表現する語句である。)系不飽和単量体
(a)、炭素数が1〜4のアルキル基を有する(メタ)
アクリル酸アルキルエステル(b)と炭素数が12〜1
8のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル(c)との三元共重合体をハロゲン化酢酸塩で両
性イオン化してなる両性イオンポリマーよりなる整髪用
樹脂である(特開昭51−9732号公報、特開昭55
−104209号公報参照のこと。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この両性イオ
ンポリマーは、各種化粧用基材、例えばアニオン系界面
活性剤との相溶性が十分でない。特にジェルベース基材
とは相溶性が悪い。
【0006】この様に、従来の樹脂は必ずしも全ての性
能を満足しうるものではなかった。本発明は、従前の毛
髪用化粧基材、特に両性イオンポリマーの問題点を解決
するもので、毛髪化粧料を調製する際、水で希釈しにく
い問題を解決し、更に、組成物として毛髪と塗布使用し
た場合、十分な洗髪性を有し、良好な整髪性を有する毛
髪化粧料を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、重量平均分子
量が5,000〜1000,000のアミンオキシド基
含有水溶性樹脂を含有する毛髪化粧料を要旨とするもの
である。アミンオキシド基含有樹脂は、 (1).1種類の、アミンオキシド基含有単量体 (2).2種類以上の、アミンオキシド基含有単量体 (3).アミンオキシド基含有単量体と、他の親水性単量体 (4).(1)〜(3)と疎水性単量体 のいずれかを重合または共重合させることにより得られ
る。好ましくは、本発明の水溶性樹脂に供する全単量体
に占める、アミンオキシド基含有単量体の割合が、30
重量%以上である。(4)の場合、疎水性単量体は、樹脂
の水溶性を損なわない範囲で共重合させる。また、アミ
ンオキシド基含有単量体の代わりに、窒素含有前駆体単
量体を用いて、これを重合又は共重合させた後にオキシ
ド化する事によっても得られる。さらに、反応活性な官
能基を持つ単量体を重合した後、該官能基と反応しうる
活性基およびアミンオキシド基を、併せ持つ化合物を反
応させることによっても得られる。
【0008】本発明において、水溶性とは、アミンオキ
シド基含有樹脂1重量部と脱イオン水99重量部とを6
0℃、2時間加熱撹拌し、冷却後1日室温に放置した
後、水溶液が沈殿を形成することなく均一であり、この
水溶液の1cm×1cmのセル中での655nmにおけ
る透過率が、70%以上であるものをいう。 親水性単量体(A):本発明に用いられるアミンオキシ
ド基含有水溶性樹脂は、その重合に供される親水性単量
体(A)の30重量%以上がアミンオキシド基含有単量
体(a)であることが好ましく、アミンオキシド基含有
単量体(a)の親水性単量体(A)全体に占める割合が
50重量%以上であるものがより好ましい。
【0009】アミンオキシド基含有単量体(a):
(a)成分のアミンオキシド基含有単量体としては、例
えば式(I)〜(IV)で示される単量体が挙げられる。
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1 は水素原子又はメチル基を、
2 とR3 は同一又は異なっていても良いC1 〜C24
アルキル基、C6〜C24のアリール基、又はC7〜C24
アリールアルキル基を、R4とR5 はC1 〜C24のアル
キル基、C6〜C24のアリール基、又はC7〜C24のアリ
ールアルキル基を、Xは2価の結合基を、mは0〜1の
整数を、nは0〜4の整数を、pは0〜3の整数を、Y
【0012】
【化5】 他のR6 〜R13は水素原子又はC1 〜C24のアルキル
基、C6〜C24のアリール基、又はC7〜C24のアリール
アルキル基を、aとbは同一又は異なっていてもよい1
〜10の整数をそれぞれ示す。) 一般式(I)で示される単量体には、N,N−ジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチ
ルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ
エチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、
N,N−ジメチルアミノプロピオン酸ビニル、p−ジメ
チルアミノメチルスチレン、p−ジメチルアミノエチル
スチレン、p−ジエチルアミノメチルスチレン、p−ジ
エチルアミノエチルスチレン等のアミンオキシド化物、
あるいは、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水クロ
トン酸等の不飽和基含有酸無水物と、N,N−ジメチル
−1,3−プロパンジアミン、アニリン等の酸無水物と
の反応活性基を含有した物との反応物、グリシジルメタ
クリレート等のエポキシ基含有単量体とN,N−ジメチ
ル−1,3−プロパンジアミン等のエポキシ基との反応
活性基を含有した物との反応物、等のアミンオキシド化
物が例示される。また、グリシジルメタクリレート等の
エポキシ基含有単量体とヒドロキシエチル−N,N−ジ
メチルアミンオキシドの様にエポキシ基と反応活性な基
を含有したアミンオキシド含有物との生成物、2−イソ
シアネートエチル(メタ)アクリレート等のイソシアネ
ート基含有単量体とヒドロキシエチル−N,N−ジメチ
ルアミンオキシド等のイソシアネート基と反応活性な基
を含有したアミンオキシド含有物との生成物が例示され
る。
【0013】一般式(II)で示される単量体には2−ビ
ニルピリジン、3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジ
ン、2−メチル−5−ビニルピリジン、3−メチル−5
−ビニルピリジン、4−メチル−5−ビニルピリジン、
6−メチル−5−ビニルピリジン、2−メチル−4−ビ
ニルピリジン、3−メチル−4−ビニルピリジン、2−
ラウリル−5−ビニルピリジン、2−ラウリル−4−ビ
ニルピリジン、2−(t−ブチル)−5−ビニルピリジ
ン、2−(t−ブチル)−4−ビニルピリジン、等のア
ルキル、アリール、アルキルアリール基の付加物等のア
ミンオキシド化物が例示される。
【0014】一般式(III )で示される単量体には1−
ビニルイミダゾール、2−メチル−1−ビニルイミダゾ
ール、4−メチル−1−ビニルイミダゾール、5−メチ
ル−1−ビニルイミダゾール、2−ラウリル−1−ビニ
ルイミダゾール、4−(t−ブチル)−1−ビニルイミ
ダゾール等のアミンオキシド化物が例示される。一般式
(IV)で示される単量体には4−ビニルモルホリン、2
−メチル−4−ビニルモルホリン、4−アリルモルホリ
ン、1−ビニルピペリジン、4−メチル−4−ビニルピ
ペリジン、2−ラウリル−1−ビニルピペラジン、2−
メチルピペラジノエチルメタクリレート、等のアミンオ
キシド化物が例示される。
【0015】これらの中でも、一般式(I)で示される
単量体が最も好ましく、特に一般式(I)のR2 とR3
がC1 〜C4 のアルキル基であるものが最も好ましい。 窒素含有前駆体単量体(b):オキシド化される前の窒
素含有単量体としては、次式(V)〜(VIII)の単量体が
挙げられる。
【0016】
【化6】
【0017】(式中のR1 〜R10、a、b、m、n、
p、X、Yの定義は、前記式(I)〜(IV)におけるの
と同じである。) 他の親水性単量体(c):かかる親水性単量体として
は、ノニオン性、アニオン性、カチオン性、又は同一分
子中にアニオン及びカチオン両イオン性を有する両性の
単量体がある。
【0018】そのような単量体のうち、ノニオン性単量
体の具体例を挙げればヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト、メトキシポリ(エチレングリコール/プロピレング
リコール)モノ(メタ)アクリレート、ポリエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、N−ポリアルキレン
オキシ(メタ)アクリルアミド等の(メタ)アクリル酸
又は(メタ)アクリルアミドと炭素数2〜4のアルキレ
ンオキシドとから誘導される単量体、および(メタ)ア
クリロニトリル、N−シクロヘキシルマレイミド、N−
フェニルマレイミド、N−ビニルピロリドン、N−(メ
タ)アクリロイルモルフォリン、アクリルアミド等の親
水性モノマーが例示される。
【0019】アニオン性単量体の具体例を挙げれば、
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イ
タコン酸、フマル酸、クロトン酸等の不飽和カルボン酸
単量体;不飽和多塩基酸無水物(例えば無水コハク酸、
無水フタル酸等)と、ヒドロキシ基含有(メタ)アクリ
レート(例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
等)とのハーフエステル;スチレンスルホン酸、スルホ
エチル(メタ)アクリレート等のスルホン酸基を有する
単量体;アシッドホスホオキシエチル(メタ)アクリレ
ート等のリン酸基を有する単量体等が例示される。
【0020】これらのアニオン性不飽和単量体は、酸の
まま若しくは部分中和又は完全中和して使用することが
でき、あるいは、酸のまま共重合に供してから部分中和
又は完全中和することもできる。中和に使用する塩基物
としては例えば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の
アルカリ金属水酸化物、アンモニア水、モノ、ジ、トリ
エタノールアミン、トリメチルアミン等のアミン化合物
がある。
【0021】カチオン性単量体の具体例を挙げれば、
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレ
ート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)ア
クリルアミド、N,N−ジエチルアミノプロピル(メ
タ)アクリルアミド、p−ジメチルアミノメチルスチレ
ン、p−ジメチルアミノエチルスチレン、p−ジエチル
アミノメチルスチレン、p−ジエチルアミノエチルスチ
レン等を、カチオン化剤、例えば塩化メチル、臭化メチ
ル、ヨウ化メチル等のハロゲン化アルキル類、ジメチル
硫酸等のジアルキル硫酸類、N−(3−クロロ−2−ヒ
ドロキシプロピル)−N,N,N−トリメチルアンモニ
ウムクロリド等の第3級アミン鉱酸塩のエピクロルヒド
リン付加物、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸等の無機
塩、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸等でカチ
オン化したカチオン性単量体が例示される。
【0022】両性不飽和単量体の具体例を挙げれば、前
述のカチオン性単量体を、変性化剤としてハロ酢酸ナト
リウム又はカリウム等の変性化剤を用いることにより両
性イオン系単量体として使用することができる。 疎水性単量体(B):疎水性単量体(B)としては、C
1 〜C24のアルコールの(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル、スチレン、p−メチルスチレン、p−クロロス
チレン、ビニルメチルエーテル、ビニルシクロヘキシル
エーテル、酢酸ビニル、マレイン酸ジエチル、マレイン
酸ジブチル等の疎水性ビニルモノマー、グリシジル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリル酸のフルオロアル
キルエステル、ラジカル重合性不飽和基含有シリコンマ
クロモノマー等の不飽和基含有マクロモノマー等が例示
される。
【0023】そして、上記炭素数1〜24のアルコール
の(メタ)アクリル酸エステルの例としては、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロ
ピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸
イソブチル、(メタ)アクリル酸セカンダリーブチル、
(メタ)アクリル酸ターシャリーブチル、(メタ)アク
リル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸セカンダリーペン
チル、(メタ)アクリル酸1−エチルプロピル、(メ
タ)アクリル酸2−メチルブチル、(メタ)アクリル酸
イソペンチル、(メタ)アクリル酸ターシャリーペンチ
ル、(メタ)アクリル酸3−メチルブチル、(メタ)ア
クリル酸ネオペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、
(メタ)アクリル酸2−メチルペンチル、(メタ)アク
リル酸4−メチルペンチル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルブチル、(メタ)アクリル酸シクロペンチル、(メ
タ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘ
プチル、(メタ)アクリル酸2−ヘプチル、(メタ)ア
クリル酸3−ヘプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、
(メタ)アクリル酸2−オクチル、(メタ)アクリル酸
2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチ
ル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸
3,3,5−トリメチルヘキシル、(メタ)アクリル酸
デシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アク
リル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸セチル、(メタ)
アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸エイコシ
ル、(メタ)アクリル酸ドコシル、(メタ)アクリル酸
テトラコシル、(メタ)アクリル酸メチルシクロヘキシ
ル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリ
ル酸ノルボルニル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メ
タ)アクリル酸フェネチル等が例示される。
【0024】これらの中でも、C1 〜C24のアルコール
の(メタ)アクリル酸エステル、とりわけC1 〜C18
のアルコールの(メタ)アクリル酸エステルが好まし
い。 (A)(B)成分の重合割合:(B)成分の疎水性単量
体の好ましい使用量は、(B)成分の疎水性の程度、得
られたアミンオキシド基含有水溶性樹脂の用途・使用形
態により異なる。一般に、重合に供される単量体全体の
85重量%以下で、且つ重合後の樹脂の水溶性が損なわ
れない範囲である。毛髪化粧料には大きく分けてセット
用とコンディショニング用がある。
【0025】セット用樹脂として使用する場合、(A)
成分が15〜90重量%、(B)成分が85〜10重量
%の共重合体であることが好ましい。(A)成分が15
重量%未満では共重合体皮膜の平滑性および透明性が悪
化し、水に難溶性となり、洗髪の際に洗浄除去が困難に
なる場合がある。また(A)成分が90重量%を超える
と、セット力が不十分になる場合がある。
【0026】セット用毛髪化粧料には、スプレー、ムー
ス、ジェル等の形態がある。例えばスプレー用樹脂とし
て使用する場合は、好ましくは(A)成分が15〜90
重量%、(B)成分が85〜10重量%、更に好ましく
は(A)成分が30〜80重量%、(B)成分が70〜
20重量%である。ムース用樹脂として使用する場合、
溶媒として使用される水の割合が多いため、比較的親水
性が高いことが要求され、好ましくは(A)成分が30
〜90重量%、(B)成分が10〜70重量%、更に好
ましくは(A)成分が40〜80重量%、(B)成分が
60〜20重量%である。
【0027】ジェル用樹脂として使用する場合は、ムー
スと同様に水の割合が多いため適度な親水性が求められ
ること、またジェルベースとの親和性の点から、好まし
くは(A)成分が40〜90重量%、(B)成分が60
〜10重量%、更に好ましくは(A)成分が50〜80
重量%、(B)成分が50〜20重量%である。一方、
コンディショニング用樹脂として使用する場合、髪のな
めらかな感触や、洗浄による除去の容易さのために、親
水性が高いことが要求され、好ましくは(A)成分が3
0〜100重量%、(B)成分が0〜70重量%、更に
好ましくは(A)成分が50〜100重量%、(B)成
分が0〜50重量%である。
【0028】重合方法:実際に、本発明のアミンオキシ
ド基含有水溶性樹脂を製造する場合は、 前記式(V)〜(VIII)で表わされる窒素含有前駆体
単量体をオキシド化し、得られたアミンオキシド基含有
単量体を重合又は共重合させる方法、 前記式(V)〜(VIII)で表わされる窒素含有前駆体
単量体を単独あるいは共重合させ、得られた窒素含有重
合体をオキシド化する方法 反応活性な官能基をもつ単量体を重合した後、当該官
能基と反応し得る活性基及びアミンオキシド基を合せ持
った物質を反応させる方法 等が採用できる。中でもの方法が好ましい。
【0029】アミンオキシド基含有樹脂は、上記単量体
成分を通常ラジカル重合開始剤の存在下に、溶液重合、
バルク重合、懸濁重合等の公知の方法で重合させること
により得られる。特に溶液重合により好適に得ることが
出来る。また、重合溶媒としては、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、メタノール、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、イソブタノール、セカンダリーブタノール、酢酸エ
チル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等の有機溶剤が単独ま
たは、2種以上を混合して使用される。
【0030】ラジカル重合開始剤としては、2,2′−
アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、2,2′−
アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,
2′−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)、ジメチル−2,2′−アゾビスイソブチ
レート、2,2′−アゾビス(2−メチルブチロニトリ
ル)、1,1′−アゾビス(1−シクロヘキサンカルボ
ニトリル)等のアゾ化合物、ベンゾイルパーオキシド、
ジクミルパーオキシド、ジーt−ブチルパーオキシド、
ラウロイルパーオキシド等の過酸化物等が用いられる。
これらの重合開始剤は(A)(B)成分に対して、通常
0.01〜5重量%用いられる。重合は通常窒素やアル
ゴン等の不活性ガス雰囲気下で30℃〜120℃、好ま
しくは40℃〜100℃で1〜20時間の範囲で行われ
る。
【0031】オキシド化:例えば上記の方法で、本発
明に用いられるアミンオキシド基含有水溶性樹脂を製造
する場合、単量体成分を重合させて得られた前駆体ポリ
マー溶液に、オキシド化剤を加えて20℃〜100℃の
範囲で0.1〜100時間、好ましくは1〜50時間オ
キシド化することによってアミンオキシド基含有水溶性
樹脂が得られる。
【0032】オキシド化剤としては過酸化物又はオゾン
等の酸化剤が用いられる。過酸化物は、過酸化水素、過
硫酸アンモニウム、過硫酸ソーダ、過酢酸、メタクロロ
過安息香酸、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチルハイ
ドロパーオキシド等が挙げられるが、一般的には過酸化
水素が、通常は水溶液の形で用いられる。オキシド化剤
の使用量は前駆体ポリマー中に含まれるオキシド化可能
な官能基に対して、0.2〜3倍モル当量の割合で使用
し、更に0.5〜2倍モル当量使用するのがより好まし
い。得られた樹脂溶液は、残存した過酸化物を未処理の
ままで毛髪化粧料に使用することもできるが、公知の方
法で処理した後、使用することもできる。具体的には還
元剤添加処理、イオン交換処理、活性炭処理、金属触媒
による処理等があげられる。
【0033】得られた樹脂溶液はそのまま使用すること
もできるが、必要に応じて再沈殿、溶媒留去等の公知の
方法でアミンオキシド基含有樹脂を単離して使用するこ
とも出来る。また、単離したアミンオキシド基含有樹脂
は、必要ならば再沈殿や、溶剤洗浄、膜分離、吸着処理
等によってさらに精製できる。この様にして得られる、
本願発明の樹脂は重量平均分子量5,000〜1,00
0,000、好ましくは10,000〜500,00
0、更に好ましくは20,000〜300,000であ
る。一般に毛髪化粧料用に使用される樹脂は、セット用
としては比較的分子量の小さいもの、コンディショニン
グ用としては比較的分子量の大きいものが好まれるが、
本願発明の樹脂についても同様で、セット用としては重
量平均分子量5,000〜300,000、コンディシ
ョニング用としては20,000〜1,000,000
のものが好ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明に使用するアミンオキシド
基含有水溶性樹脂は、毛髪化粧品用樹脂として、公知の
シャンプー、リンス、トリートメント、セット剤、パー
マネントウエーブ液等の毛髪化粧料中に、添加使用す
る。この時、従来使用されている公知のポリマーと併用
使用してもよい。添加使用される毛髪化粧料は、液体、
クリーム、エマルジョン、ゲル、ムース等いかなる形状
でもよい。このアミンオキシド基含有水溶性樹脂の添加
量は、毛髪化粧料の形態や目的、或いは併用するポリマ
ーの種類や量によって異なるが、毛髪化粧料に対し、ア
ミンオキシド基含有樹脂として0.01〜10重量%の
割合で添加することが好ましい。
【0035】1)セット商品に使用する場合 このセット商品とはエアゾールヘアスプレー、ポンプ式
ヘアスプレー、フォーム状ヘアスプレー、ヘアミスト、
セットローション、ヘアスタイリン、ヘアクリーム、ヘ
アーオイル等の、水及び/又はエタノール、イソプロパ
ノール等のアルコール類を溶媒とする公知の整髪料を含
む。アミンオキシド基含有樹脂単独で、或いは慣用のカ
チオン性、アニオン性、ノニオン性、及び両性の公知の
セット用ポリマーと併用して使用する。
【0036】例えば、泡沫状態で噴出可能な毛髪化粧料
(ムース)として用いる場合の組成は、アミンオキシド
基含有水溶性樹脂0.01〜10重量%、公知のセット
用ポリマー0〜15重量%、ノニオン性界面活性剤0.
1〜5重量%、液化ガス3〜25重量%及び水を主体と
する水溶性溶媒60重量%〜残余である。(但し、水は
毛髪化粧料中、60重量%以上含有される)。
【0037】ジェルとして使用する場合の組成は、アミ
ンオキシド基含有水溶性樹脂0.01〜10重量%、公
知のセット用ポリマー0〜15重量%、ジェルベース
0.1〜3重量%、水72重量%〜残余である。ヘアー
スプレーとして用いる場合の組成は、アミンオキシド基
含有樹脂0.01〜10重量%、公知のセット用ポリマ
ー0〜15重量%、溶剤30〜80重量%、噴射剤10
〜70重量%である。併用しうる公知のセット用ポリマ
ーとして、カチオン性ポリマーでは、例えばヒドロキシ
セルロースとグリシジルトリメチルアンモニウムクロラ
イドとのエーテル(商品名:レオガードG(ライオン社
製)、商品名:ポリマーJR−30M−125及び同−
400(ユニオンカーバイド社製))、ビニルピロリド
ン−ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体の4
級化物(商品名:GAFQUAT 734及び755
(GAF社製))、ジメチルジアリルアンモニウムクロ
ライド重合体(商品名:MERQUAT 100(メル
ク社製))、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド
アクリロアマイド共重合体(商品名:MERQUAT
550(メルク社製))等が挙げられる。
【0038】アニオン性ポリマーでは、例えば、(メ
タ)アクリル酸とメタクリル酸アルキルとの共重合体
(商品名:ダイヤホールド(三菱化学(株)社製)、商
品名:プラスサイズ(互応化学社製))、マレイン酸モ
ノアルキルエステルとメチルビニルエーテル共重合体
(商品名:GANTREZ(ISP社製))等が挙げら
れる。
【0039】ノニオン性ポリマーでは、例えば、ポリビ
ニルピロリドン重合体(商品名:PVP(ISP社
製))ビニルピロリドンと酢酸ビニル共重合体(商品
名:LUVISKOL(BASF社製))等が挙げられ
る。両性ポリマーでは、例えば、メタクリル酸エステル
共重合体(商品名:ユカフォーマ−AM−75W(三菱
化学(株)社製))等が挙げられる。
【0040】ムースに使用できるノニオン性界面活性剤
としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪酸
アルカノールアミド等が挙げられる。
【0041】また、スプレー又はムースに使用できる噴
射剤としては、液化石油ガス、ジメチルエーテル、ハロ
ゲン化炭化水素等の液化ガス及び空気、二酸化炭素ガ
ス、窒素ガス等の圧縮ガス等がある。 2)コンディショニング機能付与商品に使用する場合 コンディショニング機能の付与を目的とする毛髪化粧品
は、シャンプー、リンス、パーマネント液等の、溶媒が
水及び/又はエタノール、イソプロパノール等のアルコ
ール類である毛髪化粧品、又はヘアートリートメント等
の、溶媒が水及び(又は)エタノール、イソプロパノー
ル等のアルコール類、又はアルコール類及び/又は沸点
50℃〜300℃である炭化水素類からなる毛髪化粧品
がある。前述のセット商品と同様にアミンオキシド基含
有樹脂単独で、または慣用のカチオン性、アニオン性、
ノニオン性、及び両性の公知のコンディショニング用ポ
リマーと併用して使用する。
【0042】例えば、シャンプーとして使用する場合、
公知のアニオン性、両性またはノニオン性の界面活性剤
基材に、アミンオキシド基含有水溶性樹脂を添加使用す
る。界面活性剤基材の例を挙げると、アニオン性界面活
性剤としては、N−ココノイル−N−メチル−β−アラ
ニンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチル−β−
アラニンナトリウム等のN−脂肪酸アシル−N−メチル
−β−アラニン塩などが、両性界面活性剤基材として
は、ココアシドプロピルベタイン、ジメチルラウリルベ
タイン、ビス(2−ヒドロキシエチル)ラウリルベタイ
ン、シクロヘキシルラウリルアミンオキシド、ジメチル
ラウリルアミンオキシド、ビス(2−ヒドロキシエチ
ル)ラウリルアミンオキシドなどが、またノニオン性界
面活性剤基材としては、ステアリン酸ジエタノールアミ
ド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタンセス
キオレエート、ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル、などが挙げられる。
【0043】リンスとして使用する場合は、公知のカチ
オン性界面活性剤にアミンオキシド基含有水溶性樹脂を
添加使用する。カチオン性界面活性剤基材の例を挙げる
と、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジス
テアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチ
ルベンジルアンモニウムなどである。パーマネント液と
して使用する場合は、公知の臭素酸塩類、過ホウ素酸類
等の酸化剤、及びチオグリコール酸及びその塩、システ
イン等の還元剤に、アミンオキシド基含有水溶性樹脂を
添加使用する。
【0044】ヘアートリートメントとして使用する場合
には、公知のカチオン性界面活性剤基材、及び/又はカ
チオン性ポリペプタイド、カチオン性セルロース、カチ
オン性ポリシロキサンなどのカチオン化ポリマーと併用
または代換してアミンオキシド基含有水溶性樹脂を添加
使用する。カチオン性界面活性剤基材としては、例えば
リンス用に使用できるとして例示したものが、ヘアート
リートメントにも使用できる。
【0045】任意成分:セット商品及びコンディショニ
ング機能付与商品のいずれの場合も、前述した各種成分
の他に、必要に応じて、本発明の効果に影響のない範囲
で、他の任意成分を配合しても良い。任意成分として
は、例えば、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィ
ン、スクワラン、オレフィンオリゴマーなどの炭化水素
類、エタノール、ラウリルアルコール、セチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリ
スチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリ
ルアルコール等の直鎖アルコール;モノステアリルグリ
セリンエーテル、2−デシルテトラデシノール、ラノリ
ンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘ
キシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オク
チルドデカノール等の分枝アルコール等のアルコール
類、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン(ベヘニル)酸、オレイン酸、1,2−
ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、
ラノリン脂肪酸、イソステアリン酸、リノール酸、リノ
レイン酸、γ−リノレン酸、エイコサペンタエン酸等の
高級脂肪酸類およびその誘導体、
【0046】カラギーナン、ペクチン、カンテン、クイ
ンスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエ
キス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、
コムギ)、グリチルリチン酸等の植物系高分子;キサン
タンガム、デキストラン、プルラン等の微生物系高分
子;コラーゲン、ゼラチン等の動物系高分子などの天然
水溶性高分子、メチルセルロース、エチルセルロース、
メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナト
リウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等の
セルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン
酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分
子などの半合成水溶性高分子、
【0047】ポリビニルアルコール、ポリビニルメチル
エーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポ
リマー(カーボポール)等のビニル系高分子;ポリエチ
レングリコール20,000、4,000,000、6
00,000等のポリオキシエチレン系高分子;ポリエ
チレンイミンなどの合成水溶性高分子、ベントナイト、
ケイ酸AlMg(ビーガム)、ラボナイト、ヘクトライ
ト、無水ケイ酸等の無機の水溶性高分子、揮発性シリコ
ーン油、シリコーン樹脂、シリコーンガム、アルキル変
性シリコーン等のシリコーン類、N−ラウリル−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸−L−グ
ルタミン酸モノトリエタノールアミン、N−ミリスチル
酸アシル−L−グルタミン酸モノナトリウム、N−混合
脂肪酸アシル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN
−脂肪酸アシル−L−グルタミン酸塩、
【0048】ラウリン酸メチルタウリンナトリウム、ヤ
シ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム等のN−脂肪酸−
N−メチルタウリン塩、ラウロイルサルコシンナトリウ
ム、ココイルサルコシンナトリウム等のN−脂肪酸サル
コシン縮合物の塩、アシルサルコシンナトリウム、アシ
ルグルタミン酸塩、アシル−β−アラニンナトリウム、
アシルタウレート、ラウリル硫酸塩、ラウリルジメチル
アミノ酢酸ベタイン、塩化アルキルトリメチルアンモニ
ウム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の界面活性
剤、
【0049】1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォス
ホン酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジフォスホン
酸四ナトリウム塩、エデト酸二ナトリウム、エデト酸三
ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウ
ム、ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、グ
ルコン酸等の金属イオン封鎖剤、3−(4′−メチルベ
ンジリデン)−d,1−カンファー、3−ベンジリデン
−d,1−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エ
チルエステル、2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾ
ール、2,2′−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベン
ゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−t−
オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−
ヒドロキシ−5′−メチルフェニルベンゾトリアゾー
ル、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−メトキ
シ−4′−t−ブチルジベンゾイルメタン、5−(3,
3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン
−2−オン、安息香酸系、アントラニル酸系、サリチル
酸系、桂皮酸系、ベンゾフェノン系等、各種紫外線吸収
剤、
【0050】グリセリルモノステアレート、ソルビタン
モノパルミテート、ポリオキシエチレンセチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等の
乳化剤、 (ポリ)エチレングリコール、(ポリ)プロ
ピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリ
コール、マルチトール、ソルビトール、コンドロイチン
硫酸、ヒアルロン酸、アテロコラーゲン、コレステリル
−1,2−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、
胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可溶性
コラーゲン等の保湿剤、ヒノキチオール、ヘキサクロロ
フェン、ベンザルコニウムクロリド、トリクロロカルバ
ニリド及びピチオノール等の抗菌剤、塩化カルプロニウ
ム等の血管拡張剤、メントール類等の清涼感付与剤、ニ
コチン酸ベンジル等の刺激感付与剤、ビタミンA、B、
C、D、E等のビタミン類、グルコン酸クロルヘキシジ
ン、イソプロピルメチルフェノール、パラオキシ安息香
酸エステル等の殺菌防腐剤、
【0051】タンパク加水分解物、アミノ酸、植物抽出
エキス、EDTA−Na等のキレート化剤、コハク酸、
コハク酸ナトリウム、トリエタノールアミン等のpH調
製剤、増泡剤、発泡剤、泡安定剤、エアゾール製品の場
合は液化石油ガス、ジメチルエーテル等の噴射剤、金属
イオン捕獲剤、防黴剤、殺菌剤、乳濁剤、コンディショ
ニング剤、増粘剤、酸化防止剤、可溶化剤、ロジン、ハ
イドロトロープ、養毛剤、生薬、色素、香料、等が挙げ
られる。
【0052】
【実施例】以下、実施例を挙げて、更に本発明を具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。 製造例1 環流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び
撹拌装置付きの反応器にN,N−ジメチルアミノエチル
メタクリレート70重量部、N−ビニルピロリドン20
重量部、t−ブチルメタクリレート10重量部、及び無
水エタノール150重量部を入れ、2,2′−アゾビス
イソブチロニトリル0.6重量部を仕込み、窒素雰囲気
下80℃で8時間反応後、60℃に冷却した。次に、
N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートと当モル
の過酸化水素の31%水溶液を滴下ロートにて重合溶液
に1時間で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることに
よってジメチルアミノ基のオキサイド化を行った。オキ
サイド化反応の終了は、反応液のアミン価測定により確
認した。得たポリマーを「P−1」とする。尚、得たポ
リマー重量平均分子量は110,000であった。ま
た、赤外吸収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、
アミンオキシド基の生成を確認した。
【0053】製造例2 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート30重量部、ステアリルメタクリレー
ト70重量部、及び無水エタノール150重量部を入
れ、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.6重量
部を仕込み、窒素雰囲気下80℃で8時間反応後、60
℃に冷却した。
【0054】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの当モルの過酸化水素31%水溶液を1時間
で滴下し、更に20時間撹拌を続けることによってジメ
チルアミノ基のオキサイド化を行った。オキサイド化反
応の終了は、反応液のアミン価測定により確認した。得
たポリマーを「P−2」とする。尚、得たポリマーの重
量平均分子量は100,000であった。また、赤外吸
収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、アミンオキ
シド基の生成を確認した。
【0055】製造例3 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノプロ
ピルメタクリルアミド40重量部、メチルメタクリレー
ト30重量部、t−ブチルメタクリレート25重量部、
ポリシロキサンFM0721 5重量部、2,2−アゾ
ビスイソブチロニトリル0.6重量部、及び無水エタノ
ール150重量部を加え窒素雰囲気下80℃で加熱還流
し更に10時間重合を行った。
【0056】次に、N,N−ジメチルアミノプロピルメ
タクリルアミドの1.2倍モルの過酸化水素の31%水
溶液を滴下ロートにて重合溶液に1時間で滴下し、さら
に10時間撹拌を続けることによってジメチルアミノ基
のオキサイド化を行った。オキサイド化反応の終了は、
反応液のアミン価測定により確認した。得たポリマーを
「P−3」とする。尚、得たポリマーの重量平均分子量
は80,000であった。また、赤外吸収スペクトルよ
りN−Oの吸収が認められ、アミンオキシド基の生成を
確認した。
【0057】製造例4 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート50重量部、t−ブチルメタクリレー
ト50重量部、及び無水エタノール150重量部を入
れ、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.6重量
部を仕込み、窒素雰囲気下、40分で80℃に昇温し、
80℃で8時間反応後、60℃に冷却した。
【0058】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの当モルの過酸化水素31%水溶液を1時間
で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることによってジ
メチルアミノ基のオキサイド化を行った。オキサイド化
反応の終了は、反応液のアミン価測定により確認した。
得たポリマーを「P−4」とする。尚、得たポリマーの
重量平均分子量は100,000であった。また、赤外
吸収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、アミンオ
キシド基の生成を確認した。
【0059】製造例5 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート100重量部、及び無水エタノール1
50重量部を入れ、2,2′−アゾビスイソブチロニト
リル0.1重量部を仕込み、窒素雰囲気下、40分で8
0℃に昇温し、80℃で8時間反応後、60℃に冷却し
た。
【0060】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの1.2倍モルの過酸化水素31%水溶液を
1時間で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることによ
ってジメチルアミノ基のオキサイド化を行った。オキサ
イド化反応の終了は、反応液のアミン価測定により確認
した。得たポリマーを「P−5」とする。尚、得たポリ
マーの重量平均分子量は200,000であった。ま
た、赤外吸収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、
アミンオキシド基の生成を確認した。
【0061】製造例6 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート80重量部、ブチルメタクリレート2
0重量部、及び無水エタノール150重量部を入れ、
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.6重量部を
仕込み、窒素雰囲気下、80℃で8時間反応後、60℃
に冷却した。
【0062】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの0.5倍モルの過酸化水素31%水溶液を
1時間で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることによ
ってジメチルアミノ基のオキサイド化を行った。オキサ
イド化反応の終了は、反応液のアミン価測定により確認
した。得たポリマーを「P−6」とする。尚、得たポリ
マーの重量平均分子量は110,000であった。ま
た、赤外吸収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、
アミンオキシド基の生成を確認した。
【0063】製造例7 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート45重量部、オクチルメタクリレート
35重量部、ブチルアクリレート20重量部、及び無水
エタノール150重量部を入れ、2,2′−アゾビスイ
ソブチロニトリル0.6重量部を仕込み、窒素置換下、
80℃で8時間反応後、60℃に冷却した。
【0064】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの0.5倍モルの過酸化水素31%水溶液を
1時間で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることによ
ってジメチルアミノ基のオキサイド化を行った。次に、
あらかじめ用意しておいたモノクロル酢酸の水酸化カリ
ウム中和物を、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レートの0.5倍モル量、滴下ロートにてフラスコに滴
下した。さらに窒素雰囲気下にて20時間80℃に保っ
て両性化反応を行った。反応の終了は、反応液のアミン
価測定により確認した。得たポリマーを「P−7」とす
る。尚、得たポリマーの重量平均分子量は110,00
0であった。また、赤外吸収スペクトルよりN−Oの吸
収が認められ、アミンオキシド基の生成を確認した。
【0065】製造例8 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート80重量部、ステアリルアクリレート
20重量部、及び無水エタノール150重量部を入れ、
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル1.0重量部を
仕込み、窒素雰囲気下、80℃で8時間反応後、60℃
に冷却した。次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの1.5倍モルの過酸化水素31%水溶液を
1時間で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることによ
ってジメチルアミノ基のオキサイド化を行った。オキサ
イド化反応の終了は、反応液のアミン価測定により確認
した。得たポリマーを「P−8」とする。尚、得たポリ
マーの重量平均分子量は50,000であった。また、
赤外吸収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、アミ
ンオキシド基の生成を確認した。
【0066】製造例9 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート5重量部、ステアリルメタクリレート
80重量部、エチルメタクリレート15重量部、及びブ
タノール150重量部を入れ、2,2′−アゾビスイソ
ブチロニトリル0.6重量部を仕込み、窒素雰囲気下、
80℃で8時間反応後、60℃に冷却した。次に、N,
N−ジメチルアミノエチルメタクリレートの1.0倍モ
ルの過酸化水素31%水溶液を1時間で滴下し、さらに
20時間撹拌を続けることによってジメチルアミノ基の
オキサイド化を行った。オキサイド化反応の終了は、反
応液のアミン価測定により確認した。得たポリマーを
「P−9」とする。尚、得たポリマーの重量平均分子量
は150,000であった。また、赤外吸収スペクトル
よりN−Oの吸収が認められ、アミンオキシド基の生成
を確認した。
【0067】製造例10 製造例1と同様な反応器にN,N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート20重量部、ラウリルメタクリレート
30重量部、メタクリル酸フルオロアルキル(商品名
「ライトエステルFM−108」共栄社化学株式会社
製)50重量部及びブタノール150重量部を入れ、
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル0.6重量部を
仕込み、窒素雰囲気下、80℃で8時間反応後、60℃
に冷却した。
【0068】次に、N,N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレートの1.2倍モルの過酸化水素31%水溶液を
1時間で滴下し、さらに20時間撹拌を続けることによ
ってジメチルアミノ基のオキサイド化を行った。オキサ
イド化反応の終了は、反応液のアミン価測定により確認
した。得たポリマーを「P−10」とする。尚、得たポ
リマーの重量平均分子量は100,000であった。ま
た、赤外吸収スペクトルよりN−Oの吸収が認められ、
アミンオキシド基の生成を確認した。
【0069】製造例1〜10にて得られた「P−1」〜
「P−10」の水溶性を測定し、結果を表1にまとめ
た。測定方法と評価基準は、下記の通りである。 <水溶性>ポリマー1重量部と脱イオン水99重量部と
60℃で2時間加熱撹拌し、冷却後1日放置した水溶液
の、1cm×1cmセル中での655nmの波長におけ
る透過率が70〜100%:○、30〜70%:△、0
〜30%:×とする。
【0070】
【表1】
【0071】実施例1 次のシャンプー組成物を調製した。 (重量%) ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウム(3EO付加物) 16% ラウロイルジエタノールアミド 2% 「P−1」 1.5% 香料 0.2% 防腐剤 0.1% 色素 微量 純水 バランス ─────────────────────────────────── 100%
【0072】この組成物をシャンプーとして使用したと
ころ、洗髪後の毛髪は容易に櫛通しをすることができ、
乾燥後の毛髪は優れた光沢と艶を有し、なめらかな感触
で容易に櫛通しをすることができた。また、シャンプー
を繰り返しても、べとつき等の悪い影響はなかった。ま
た、「P−4」「P−5」「P−6」「P−8」のポリ
マーを用いた組成物でも上記と同様な結果が得られた。
【0073】比較例1 「P−9」「P−10」を用いて実施例1と同様な組成
物をシャンプーとして使用したところ、水に溶解しにく
い為、乾燥後の毛髪は光沢、艶、なめらかな感触が無
く、櫛通しも悪かった。
【0074】実験例2 次のリンス組成物を調製した。 (重量%) 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.5% セタノール 2% 「P−2」 1.5% 香料 0.2% 純水 バランス ─────────────────────────────────── 100%
【0075】この組成物をリンスに使用したところ、リ
ンス後の毛髪は容易に櫛通しをすることができ、乾燥後
の毛髪は優れた光沢と艶を有し、なめらかな感触で容易
に櫛通しをすることができた。また、リンスを繰り返し
ても、べとつき等の悪い影響はなかった。また、「P−
1」「P−3」「P−4」「P−5」「P−6」「P−
8」のポリマーを用いた組成物でも上記と同様な結果が
得られた。
【0076】比較例2 「P−9」「P−10」を用いて実施例2と同様な組成
物をリンスとして使用したところ、水に溶解しにくい
為、乾燥後の毛髪は光沢、艶、なめらかな感触が無く、
櫛通しも悪かった。
【0077】実施例3 次の希釈原液をスプレー缶に入れ、液化石油ガスを充填
することにより、ヘアスプレー組成物を調製した。 希釈原液 (重量%) 「P−2」 4% 無水エタノール 46% ─────────────────────────────────── 50% 液化石油ガス(3kg/cm2 G,20℃) 50%
【0078】この組成物を毛髪にスプレー塗布して使用
したところ、毛髪に対して優れたセット保持力を与え、
更に、毛髪に優れた光沢と艶、及びなめらかな感触を与
えた。また、「P−1」「P−3」「P−4」「P−
6」「P−7」「P−8」のポリマーを用いた組成物で
も上記と同様な結果が得られた。
【0079】比較例3 「P−9」「P−10」を用いて実施例3と同様な組成
物をスプレー塗布して使用したところ、毛髪に対してセ
ット保持力が弱く、更に、塗布後の毛髪は光沢、艶、な
めらかな感触を与えなかった。
【0080】実施例4 実施例3と同様にして、フォーム状エアゾール組成物を
調製した。 希釈原液 (重量%) 「P−3」 2% カルボキシベタイン型両性ポリマー (商品名「ユカフォーマーAM-75R 205S」三菱化学社製) 2% ポリオキシエチレンセチルエーテル(10EO付加物) 0.3% ポリオキシエチレンセチルエーテル(2EO付加物) 0.1% 純水 バランス(83.6%) ─────────────────────────────────── 88% 液化石油ガス(3kg/cm2 G,20℃) 12%
【0081】この組成物を毛髪にスプレー塗布して使用
したところ、実施例3と同様の優れた結果が得られた。
また、「P−1」「P−2」「P−4」「P−6」「P
−7」「P−8」のポリマーを用いた組成物でも上記と
同様な結果が得られた。
【0082】比較例4 「P−9」「P−10」を用いて実施例4と同様な組成
物をスプレー塗布して使用したところ、水への溶解性が
悪いため、セット保持力は評価できず、また毛髪は光
沢、艶、なめらかな感触を与えなかった。
【0083】実施例5 次のセットローション組成物を調製した。 (重量%) 「P−4」 3% 純水 60% 無水エタノール バランス(37%) ─────────────────────────────────── 100%
【0084】この組成物を毛髪に塗布使用したところ、
実施例4同様の優れた結果が得られた。また、「P−
1」「P−2」「P−3」「P−6」「P−7」「P−
8」のポリマーを用いた組成物でも上記と同様な結果が
得られた。
【0085】比較例5 「P−9」「P−10」を用いて実施例5と同様な組成
物をセットローションとして使用したところ、毛髪に対
してセット保持力が弱く、更に、毛髪は光沢、艶、なめ
らかな感触を与えなかった。
【0086】実施例6 次のジェル組成物を調製した。 (重量%) 「P−4」 2% ジェルベース(商品名「カーボポール940」B.F. 0.5% Goodrich Chemical社製) 純水 バランス(97.5%) ─────────────────────────────────── 100%
【0087】この組成物を毛髪にジェルとして使用した
ところ、毛髪に対して優れたセット保持力を与え、更
に、毛髪に優れた光沢と艶、及びなめらかな感触を与え
た。また、このジェル組成物の塗布使用と洗髪を繰り返
した場合、べとつき、蓄積等による違和感等の悪い影響
はなかった。また、「P−1」「P−2」「P−3」
「P−6」「P−7」「P−8」のポリマーを用いた組
成物でも上記と同様な結果が得られた。
【0088】比較例6 「P−9」「P−10」を用いて実施例6と同様な組成
物をジェルとして使用したところ、水への溶解性が悪い
ため、セット保持力は評価できず、また毛髪は光沢、
艶、なめらかな感触を与えなかった。
【0089】比較例7 還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素置換ガラス管及
び撹拌装置を取付けた5つ口フラスコにN,N−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレート90重量部、ブチルメタ
クリレート70重量部、ラウリルメタクリレート40重
量部、及びエチルアルコール200重量部を入れ、α,
α′−アゾビスイソブチロニトリル1.2重量部を加
え、窒素置換下80℃で還流加熱して4時間重合を行っ
た。
【0090】次にモノクロル酢酸54重量部をエタノー
ル110重量部に溶かした溶液にシクロヘキシルアミン
56重量部を加え、モノクロル酢酸を中和後、この溶液
を滴下ロートにてフラスコに滴下した。さらに窒素気流
下にて4時間80℃に保って両性化反応を行わせ樹脂含
有率50重量部の高粘稠溶液を得た。得られたポリマー
の水溶性を製造例1〜10と同様の方法で測定したとこ
ろ、透過率は70%以上と良好であった。
【0091】この高粘稠溶液4重量%、ジェルベース
0.5重量%、純水バランス量(95.5重量%)より
なる毛髪用ジェルを調製し、実施例6のものと同様に評
価した。結果を表2に示す。なお、評価法は次の通りで
ある。
【0092】(1)セット力 長さ23cmの毛髪束2.0gをジェル組成物に浸漬後
引き出し、軽く絞り、直径1cmのロッドに巻き付け乾
燥させた後、ロッドから取り出して、カールしたものを
得た。この毛束を予め20℃、80%湿度で3時間かけ
て調湿してある恒温恒湿機内に30分間垂直に吊るした
後の毛束の伸び具合からセット力を評価した。 ○=殆ど変化無し。 △=やや伸びが見られる。 ×=明らかに伸びが認められる。 (2)透過率 ジェル組成物の1cm×1cmセル中での655nmの
波長における透過率を測定した。 (3)強度 ジェル組成物の粘度を、B8H型粘度計を用いて、ロー
ターはNo.6、回転数は10rpm、20rpmにて
測定した。
【0093】
【表2】 表2より、本願発明のジェル組成物の方が、従来の両性
イオン性ポリマーを使用したジェル組成物より、透過率
が高いことが分かる。これは本願発明のアミンオキシド
基含有水溶性樹脂は、従来の両性イオン性ポリマーよ
り、ジェルベース(化粧品基材)との相溶性が高く、ジ
ェル組成物にしたときに濁りを生じないからである。
【0094】
【発明の効果】本発明は、毛髪への密着性に優れ、良好
なセット力又はコンディショニング効果と風合を有す
る、ヘアースプレー、ムース、セットローション、ジェ
ル等、各種の毛髪化粧料を提供することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量が5,000〜1,00
    0,000のアミンオキシド基含有水溶性樹脂を含有す
    る毛髪化粧料。
  2. 【請求項2】 該水溶性樹脂が、 (A)アミンオキシド基含有単量体を含む、親水性単量
    体:15〜100重量% (B)疎水性単量体:85〜0重量% を重合させて得られたものである、請求項1記載の毛髪
    化粧料。
  3. 【請求項3】 (A)成分のアミンオキシド基含有単量
    体が、アミンオキシド基含有エチレン性不飽和単量体で
    ある、請求項2記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 (A)成分のアミンオキシド基含有単量
    体が、式(I)〜(VI)から選ばれる、少なくとも1種
    の化合物である、請求項2記載の毛髪化粧料。 【化1】 (式中、R1 は水素原子又はメチル基を、R2 とR3
    同一又は異なっていてもよいC1 〜C24のアルキル基、
    6〜C24のアリール基、又はC7〜C24のアリールアル
    キル基を、R4とR5はC1 〜C24のアルキル基、C6
    24のアリール基、又はC7〜C24のアリールアルキル
    基を、Xは2価の結合基を、mは0〜1の整数を、nは
    0〜4の整数を、pは0〜3の整数を、Yは 【化2】 他のR6 〜R13は水素原子又はC1 〜C24のアルキル
    基、C6〜C24のアリール基、又はC7〜C24のアリール
    アルキル基を、aとbは同一又は異なっていてもよい1
    〜10の整数をそれぞれ示す。)
  5. 【請求項5】 該水溶性樹脂に供する全単量体中に占め
    る、アミンオキシド基含有単量体の割合が30重量%以
    上である、請求項2記載の毛髪化粧料。
  6. 【請求項6】 該水溶性樹脂が、窒素含有前駆体単量体
    を含む単量体を重合した後、これをオキシド化すること
    によって得られたものである、請求項1記載の毛髪化粧
    料。
  7. 【請求項7】 該窒素含有前駆体単量体が、エチレン性
    不飽和単量体である、請求項6記載の毛髪化粧料。
  8. 【請求項8】 該窒素含有前駆体単量体が、式(V)〜
    (VIII)から選ばれる少なくとも1種の化合物である、
    請求項6記載の毛髪化粧料。 【化3】 (式中のR1〜R10、a、b、m、n、p、X、Yの定義
    は、前記式(I)〜(IV)におけるのと同じである。)
  9. 【請求項9】 該水溶性樹脂に供する全単量体中に占め
    る、窒素含有前駆体単量体の割合が30重量%以上であ
    る、請求項6記載の毛髪化粧料。
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